JP3879678B2 - 移動端末の帯域確保方法及び該方法を用いた通信システム - Google Patents

移動端末の帯域確保方法及び該方法を用いた通信システム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動端末がインターネットプロトコル(IP)を有する網(以下IP網)にアクセスする際の帯域確保方法及びこの方法を用いた通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術においては、固定アクセス回線からアクセスする端末に対しては、IP通信網内の経路情報を事前に収集して保持し、ユーザからの帯域確保要求時に発着端末/装置の識別子から、発着端末/装置間の経路情報を特定し、また、IP通信網内の各通信路の最大帯域情報と、帯域確保時に各通信路の帯域を積み上げることにより管理する各通信路の使用帯域情報とから、経路中の各通信路の残帯域を算出し、これと通信を行う発着端末/装置間に要求される帯域とを比較して、残帯域が要求帯域よりも大きい場合は、帯域確保を応答し、経路中の各通信路の帯域の積み上げを行うことにより、帯域が確保された通信を提供可能としていた(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
即ち、従来の帯域確保方法は、端末/装置のユーザ識別子と収容装置の識別子の情報とを事前に管理し、帯域確保要求時に発着端末/装置のユーザ識別子から収容装置の識別子を検出して、通信網内の経路情報を特定し、管理している各通信路の最大帯域と使用帯域情報から算出した残帯域と要求された帯域とを比較し、残帯域が要求帯域よりも大きい場合、帯域確保を応答し、経路中の各通信路の帯域の積み上げを行うことにより、帯域確保を実現するものである。
【0004】
【非特許文献1】
増田暁生、矢口優、廣中智浩、島雅浩、黒川章「ストリーム配信サービスのための帯域制御方式」,電子情報通信学会技術研究報告,VOL.102,NO.49,pp37−40(2002)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アクセスする端末が固定端末ではなく移動端末である場合は、ユーザが移動した場所から不特定のユーザ収容装置を介して発信するため、ユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを事前に管理することができない。よって、ユーザ識別子からユーザ収容装置の識別子を検出することができないため、発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置/中継装置から構成される、経路情報を特定することができない。
【0006】
従って本発明の目的は、移動によりユーザ収容装置を事前に特定できない移動端末に対する帯域確保を実現することができる移動端末の帯域確保方法及びこの方法を用いた通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、IP通信網と、移動端末と、移動端末が直接接続されるユーザ収容装置と、移動端末のユーザ識別子及びパスワードを管理し、移動端末の該通信網へのアクセス認証を行う認証サーバと、ユーザ位置情報管理データベースと、帯域管理手段と、を備えた通信システムにおける移動端末の帯域確保方法であって、認証サーバが、アクセス認証の成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とをユーザ位置情報管理データベースへ通知し、ユーザ位置情報管理データベースが、通知されたユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを管理し、帯域管理手段が、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせを行うことにより、移動端末が収容される前記ユーザ収容装置の識別子を検出し、検出した識別子を用いて経路情報を特定し、各通信路の最大帯域と使用帯域とから残帯域を算出することにより、経路中の各通信路の帯域確保を行う移動端末の帯域確保方法が提供される。
【0008】
このように、本発明では、移動端末が直接接続されるユーザ収容装置を特定する方法として、IP通信網内のアプリケーション機能からの要求に対し、ユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子を通知する機能を有するユーザ位置情報管理DBで管理されている移動端末のユーザ収容装置の情報を利用する。この方法を用いることで端末へ機能を追加することなく、移動端末が直接接続するユーザ収容装置の識別子を検出することが可能となる。即ち、本発明では、移動端末を含む端末/装置間の通信における帯域確保要求時に、移動端末が直接接続するユーザ収容装置の識別子を帯域確保機能からユーザ位置情報管理DBへ問合せ、検出することにより、経路情報を特定することを可能としている。
【0009】
従って、移動端末がIP通信網にアクセスする場合において、移動端末のユーザ収容装置を検出することが可能となり、移動端末に対しても帯域確保を行うことが可能となるため、IP通信網におけるコンテンツ配信やVoIP(ボイスオーバーIP)などの通信サービスにおいて、帯域を確保した高品質サービスの提供を実現できる。
【0010】
本発明によれば、移動端末からのアクセス要求を受信し、IP通信網へアクセス制御するべくアクセス認証を行うために認証サーバと通信を行う認証クライアント機能と、アクセス認証が成功した際に移動端末に対してデータパケットを転送する機能とを有するユーザ収容装置と、アクセス認証を行うためのユーザ識別子とパスワードとを管理しており、アクセス認証サーバ機能と、アクセス認証が成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とをユーザ位置情報管理DBへ通知する機能とを有する認証サーバと、認証サーバからユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを受信して管理し、通信網内のアプリケーションサービス機能又は通信網外の第3者のアプリケーションサービス機能からの要求に対し、ユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを通知する機能を有するユーザ位置情報管理DBと、IP通信網内において、通信を行う発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子の組合せにより決まる経路情報、並びに通信網内のユーザ収容装置及び中継装置の間の各通信路の最大帯域及び使用帯域情報を管理しており、通信を行う際の帯域確保要求において発信端末により通知される発着端末/装置のユーザ識別子と、要求帯域情報を元に、発着端末/装置のユーザ識別子から、発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子を検出して、発着端末/装置間の経路情報を特定する機能と、各通信路の最大帯域と使用帯域とから残帯域を算出する残帯域算出機能と、経路中の各通信路の帯域確保の可否を判断して発信側端末/装置に通知する機能とを有する帯域管理手段とを備えた通信システムであって、移動端末からのアクセス要求に応答したアクセス認証により認証サーバ側で保持され、ユーザ位置情報管理DBへ通知されたユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを、ユーザ位置情報管理DBへ問い合わせて検出することにより、該移動端末が収容されるユーザ収容装置の識別子を検出し、帯域管理手段により、帯域を確保する発着端末/装置間の経路情報を特定する移動端末の帯域確保方法及びこの方法を用いる通信システムが提供される。
【0011】
経路中の各通信路の残帯域を算出し、経路の帯域確保の可否を判断して通知することが好ましい。
【0012】
移動端末からの帯域確保要求時に通知される発着端末のユーザ識別子から、該発着端末が直接接続するユーザ収容装置の識別子を検出できない場合に、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせて発着端末のユーザ収容装置の識別子を検出することにより、発着端末/装置間の経路情報を特定することも好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態における通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。
【0014】
この通信システムは、無線アクセスポイント(AP1)11と、無線アクセスポイント(AP2)12とを有するサブネット(A)1とサブネット(B)2とから構成されるアクセス機構と、IP通信網3のコア機構とから主として構成されている。
【0015】
アクセス機構の無線アクセスポイント(AP1)11及び無線アクセスポイント(AP2)12の各々は、移動端末4からのアクセス要求を受信し、アクセス認証用の認証サーバ9と通信を行うための認証クライアント機能と、アクセス認証が成功した場合い移動端末4に対してデータパケットを転送することでアクセス制御を行う機能とを有している。
【0016】
コア機構は、エッジルータ(ER)5と、ルータ(R)6と、認証サーバ9と、ユーザ位置情報管理データベース(DB)10と、帯域管理手段8とから主として構成される。
【0017】
エッジルータ(ER)5は、IP通信網3とサブネットとの境界に位置しており、IP通信網3からの下りパケットのレイヤ3を終端し、移動端末に対しレイヤ2フレームを送出する。
【0018】
ルータ(R)6は、IP通信網3内に位置しており、IP通信網内のパケットを中継する。
【0019】
認証サーバ9は、アクセス認証を行うためのユーザ識別子及びパスワードを管理しており、アクセス認証サーバ機能と、アクセス認証を成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置のIPアドレスとをユーザ位置情報管理DB10へ通知する機能とを有している。
【0020】
ユーザ位置情報管理DB10は、認証サーバ9からユーザ識別子とユーザ収容装置のIPアドレスとを受信して管理しており、通信網内のアプリケーションサービス機能又は通信網外の第3者のアプリケーションサービス機能からの要求に対し、ユーザ識別子とユーザ収容装置のIPアドレスとを通知する機能を有している。
【0021】
帯域管理手段8は、通信を要求する発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置や通信網内の中継装置の識別子(IPアドレス)の組合せにより決まる経路情報と、通信網内の中継装置間の各通信路の最大帯域情報と、帯域確保時に積み上げを行うことにより管理する使用帯域情報とを管理しており、通信における帯域確保要求により与えられる発着端末/装置のユーザ識別子と、要求帯域情報を元に、発着端末/装置のユーザ識別子から、発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置や通信網内の中継装置の識別子を検出して、発着端末/装置間の経路情報を検索し、各通信路の残帯域を算出し、経路の帯域確保の可否を判断して応答する機能を有している。
【0022】
移動端末4は、本実施形態においては、DS−CDMA(直接拡散方式符号分割多元接続)技術を使用する第3世代移動体通信方式やFH−CDMA(周波数ホッピング方式符号分割多元接続)技術を使用する無線LAN(ローカルエリアネットワーク)方式などの無線アクセス方式や、FTTH(ファイバツーザホーム)やxDSL(デジタル加入者線)などの有線アクセス方式を利用することが可能な移動端末である。
【0023】
以下の説明では、この移動端末4がIP通信網3内に存在するユーザからの要求により、帯域確保型の動画像を配信する配信サーバ7に画像配信要求を行う場合を例として取り上げる。
【0024】
図2及び図3は帯域確保型コンテンツ配信における移動端末に対する帯域確保方法の一例の手順及びシーケンスを示す図であり、図4はユーザ位置情報管理DB10の管理テーブルを示す図、図5は帯域管理手段8の管理テーブルを示す図である。
【0025】
今、移動端末4が、無線アクセスポイント(AP2)12の配下に移動したとする。
【0026】
ステップS1
この移動端末4が、IP通信網3ヘアクセスするためにアクセス認証を要求すると、認証サーバ9から、移動端末4のユーザ識別子と無線アクセスポイント(AP2)12のIPアドレスとがユーザ位置情報管理DB10に通知される(図4に示すユーザ位置情報管理DBの管理テーブルを参照)。
【0027】
このステップS1の処理を以下に詳細に示す(ステップS101〜S106)。
【0028】
ステップS101
移動端末4は、無線アクセスポイント(AP2)12にアクセス認証要求を行い、アクセス認証に利用するユーザ識別子とパスワードとをこの無線アクセスポイント(AP2)12に通知する。
【0029】
ステップS102
無線アクセスポイント(AP2)12は、認証用のIPアドレスを利用することで、認証サーバ9と認証メッセージを通信することが可能であり、双方間でユーザ識別子とパスワードとに基づいたアクセス認証を行う。
【0030】
ステップS103
認証サーバ9は、ユーザ位置情報管理DB10へ、移動端末4のユーザ識別子と無線アクセスポイント(AP2)12の識別子(IPアドレス)とを通知する。
【0031】
ステップS104
ユーザ位置情報管理DB10は、認証サーバ9へ情報登録応答を行う。
【0032】
ステップS105
認証サーバ9は、エリア登録応答を受信し、無線アクセスポイント(AP2)12ヘエリア登録応答を行う。
【0033】
ステップS106
無線アクセスポイント(AP2)12は、アクセス認証応答を受信し、移動端末4ヘアクセス認証応答を行う。
【0034】
ステップS2
ユーザ位置情報管理DB10は、前述した移動端末4のユーザ識別子と無線アクセスポイント(AP2)12のIPアドレスとを管理している。
【0035】
ステップS3
移動端末4が、配信サーバ7へ帯域確保型の動画像の配信を要求する。
【0036】
ステップS4
配信サーバ7は、移動端末4のユーザ識別子、配信サーバ7のユーザ識別子及び確保要求帯域を帯域管理手段8へ通知する。
【0037】
ステップS5
帯域管理手段8では、移動端末4のユーザ識別子と配信サーバ7のユーザ識別子とから各々が直接接続するユーザ収容装置/中継装置を検索する(図5(A)に示す帯域管理手段8の管理テーブルを参照)。
【0038】
ステップS6
帯域管理手段8は、検出できなかった移動端末4のユーザ収容装置(無線アクセスポイント)の識別子をユーザ位置情報管理DB10に問合せる。
【0039】
ステップS7
問い合わせを受けたユーザ位置情報管理DB10は、移動端末4のユーザ収容装置(無線アクセスポイント(AP2)12)の識別子を帯域管理手段8に応答する。
【0040】
ステップS8
帯域管理手段8は、ユーザ位置情報管理DB10からの応答をもとに、移動端末4のユーザ収容装置(無線アクセスポイント(AP2)12)の識別子と、配信サーバ7が直接接続する中継装置6の識別子とから、無線アクセスポイント(AP2)12と中継装置6との経路情報を検索する(図5(B)に示す帯域管理手段8の管理テーブルを参照)。
【0041】
ステップS9
帯域管理手段8は、経路情報中の各通信路に対して、管理している最大帯域情報と使用帯域情報と(図5(C)に示す帯域管理手段8の管理テーブルを参照)から残帯域を算出し、確保要求帯域と比較する。なお、図5(C)に示すように、WAP12及びwAP12は無線アクセスポイント(AP2)12とエッジルータ(ER)5との間の通信路における最大帯域及び使用帯域、WER5及びwER5はエッジルータ(ER)5とルータ(R)6との間の通信路における最大帯域及び使用帯域、WR6及びwR6はルータ(R)6と配信サーバ7との間の通信路における最大帯域及び使用帯域をそれぞれ表している。
【0042】
ステップS10
帯域管理手段8は、各通信路の残帯域が確保要求よりも大きい場合に、各通信路に対して確保要求帯域の積み上げを行う。
【0043】
ステップS11
帯域管理手段8は、配信サーバ7に、帯域確保を応答する。なお、ステップS10とステップS11との順序はこの逆であっても良い。
【0044】
このように、移動端末4がIP通信網3にアクセスする場合において、移動端末4のユーザ収容装置である無線アクセスポイント(AP2)12を検出することが可能となり、移動端末4に対しても帯域確保を行うことが可能となる。このため、IP通信網におけるコンテンツ配信やVoIP(ボイスオーバーIP)などの通信サービスにおいて、帯域を確保した高品質サービスの提供を実現することができる。
【0045】
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、移動端末がIP通信網にアクセスする場合において、移動端末のユーザ収容装置を検出することが可能となり、移動端末に対しても帯域確保を行うことが可能となるため、IP通信網におけるコンテンツ配信やVoIPなどの通信サービスにおいて、帯域を確保した高品質サービスの提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】帯域確保型コンテンツ配信における移動端末に対する帯域確保方法の一例の手順を示す図である。
【図3】帯域確保型コンテンツ配信における移動端末に対する帯域確保方法の一例のシーケンスを示す図である。
【図4】ユーザ位置情報管理DBの管理テーブルを示す図である。
【図5】帯域管理手段の管理テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 サブネットA
2 サブネットB
3 IP通信網
4 移動端末
5 サブネットとIP通信網の境界に位置するエッジルータ
6 IP通信網内のルータ
7 配信サーバ
8 帯域管理機能
9 認証サーバ
10 ユーザ位置情報管理DB
11 無線アクセスポイントAP1
12 無線アクセスポイントAP2

Claims (7)

  1. インターネットプロトコルを有する通信網と、移動端末と、該移動端末が直接接続されるユーザ収容装置と、移動端末のユーザ識別子及びパスワードを管理し、移動端末の該通信網へのアクセス認証を行う認証サーバと、ユーザ位置情報管理データベースと、帯域管理手段と、を備えた通信システムにおける移動端末の帯域確保方法であって、
    認証サーバが、アクセス認証の成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とをユーザ位置情報管理データベースへ通知し、
    ユーザ位置情報管理データベースが、通知されたユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを管理し、
    帯域管理手段が、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせを行うことにより、前記移動端末が収容される前記ユーザ収容装置の識別子を検出し、該検出した識別子を用いて経路情報を特定し、各通信路の最大帯域と使用帯域とから残帯域を算出することにより、経路中の各通信路の帯域確保を行うことを特徴とする移動端末の帯域確保方法。
  2. 移動端末からのアクセス要求を受信し、インターネットプロトコルを有する通信網へアクセス制御するべくアクセス認証を行うために認証サーバと通信を行う認証クライアント機能と、アクセス認証が成功した際に移動端末に対してデータパケットを転送する機能とを有するユーザ収容装置と、
    アクセス認証を行うためのユーザ識別子とパスワードとを管理しており、アクセス認証サーバ機能と、アクセス認証が成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とをユーザ位置情報管理データベースへ通知する機能とを有する認証サーバと、
    認証サーバからユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを受信して管理し、通信網内のアプリケーションサービス機能又は通信網外の第3者のアプリケーションサービス機能からの要求に対し、ユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを通知する機能を有するユーザ位置情報管理データベースと、
    インターネットプロトコルを有する通信網内において、通信を行う発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子の組合せにより決まる経路情報、並びに通信網内のユーザ収容装置及び中継装置の間の各通信路の最大帯域及び使用帯域情報を管理しており、通信を行う際の帯域確保要求において発信端末により通知される発着端末/装置のユーザ識別子と、要求帯域情報を元に、発着端末/装置のユーザ識別子から、発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子を検出して、発着端末/装置間の経路情報を特定する機能と、各通信路の最大帯域と使用帯域とから残帯域を算出する残帯域算出機能と、経路中の各通信路の帯域確保の可否を判断して発信側端末/装置に通知する機能とを有する帯域管理手段と
    を備えた通信システムにおける移動端末の帯域確保方法であって、
    移動端末からのアクセス要求に応答したアクセス認証により認証サーバ側で保持され、ユーザ位置情報管理データベースへ通知されたユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせて検出することにより、該移動端末が収容されるユーザ収容装置の識別子を検出し、前記帯域管理手段により、帯域を確保する発着端末/装置間の経路情報を特定することを特徴とする移動端末の帯域確保方法。
  3. 経路中の各通信路の残帯域を算出し、経路の帯域確保の可否を判断して通知することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 移動端末からの帯域確保要求時に通知される発着端末のユーザ識別子から、該発着端末が直接接続するユーザ収容装置の識別子を検出できない場合に、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせて発着端末のユーザ収容装置の識別子を検出することにより、発着端末/装置間の経路情報を特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 移動端末からのアクセス要求を受信し、インターネットプロトコルを有する通信網へアクセス制御するべくアクセス認証を行うために認証サーバと通信を行う認証クライアント機能と、アクセス認証が成功した際に移動端末に対してデータパケットを転送する機能とを有するユーザ収容装置と、
    アクセス認証を行うためのユーザ識別子とパスワードとを管理しており、アクセス認証サーバ機能と、アクセス認証が成功した移動端末の認証メッセージ内に含まれるユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とをユーザ位置情報管理データベースへ通知する機能とを有する認証サーバと、
    認証サーバからユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを受信して管理し、通信網内のアプリケーションサービス機能又は通信網外の第3者のアプリケーションサービス機能からの要求に対し、ユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを通知する機能を有するユーザ位置情報管理データベースと、
    インターネットプロトコルを有する通信網内において、通信を行う発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子の組合せにより決まる経路情報、並びに通信網内のユーザ収容装置及び中継装置の間の各通信路の最大帯域及び使用帯域情報を管理しており、通信を行う際の帯域確保要求において発信端末により通知される発着端末/装置のユーザ識別子と、要求帯域情報を元に、発着端末/装置のユーザ識別子から、発着端末/装置が直接接続するユーザ収容装置及び通信網内の中継装置の識別子を検出して、発着端末/装置間の経路情報を特定する機能と、各通信路の最大帯域と使用帯域とから残帯域を算出する残帯域算出機能と、経路中の各通信路の帯域確保の可否を判断して発信側端末/装置に通知する機能とを有する帯域管理手段と
    を備えた通信システムであって、
    移動端末からのアクセス要求に応答したアクセス認証により認証サーバ側で保持され、ユーザ位置情報管理データベースへ通知されたユーザ識別子とユーザ収容装置の識別子とを、前記ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせて検出することにより、該移動端末が収容されるユーザ収容装置の識別子を検出し、前記帯域管理手段により、帯域を確保する発着端末/装置間の経路情報を特定するように構成したことを特徴とする通信システム。
  6. 経路中の各通信路の残帯域を算出し、経路の帯域確保の可否を判断して通知するように構成したことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 移動端末からの帯域確保要求時に通知される発着端末のユーザ識別子から、該発着端末が直接接続するユーザ収容装置の識別子を検出できない場合に、ユーザ位置情報管理データベースへ問い合わせて発着端末のユーザ収容装置の識別子を検出することにより、発着端末/装置間の経路情報を特定するように構成したことを特徴とする請求項5又は6に記載の通信システム。
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