JP3879544B2 - Gate handle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、門扉用取手に関し、詳しくは、屋外側と屋内側との外観の異和感をなくした自然なものとし、屋外側からも屋内側からも開閉操作もスムーズに自然なものとすることができる門扉用取手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の門扉用取手1’として、図16に示す打掛け方式が知られている。この打掛け方式は、回動扉3’に打掛棒30を回動自在に取り付け、回動扉3’から突出する打掛棒30を固定側扉2’に設けた受け台座31にて受けるようにしたものであるが、屋内側Bの面に打掛棒30び受け台座31がそれぞれ突出しているため、コストが安い反面、屋内側Bからの見栄えが悪いという問題があった。
【0003】
他の従来例として、図17に示すラッチ方式が知られている。このラッチ方式は、回動扉3’側のラッチ部33からラッチ33aを突出させて、固定側扉2’側のストライク孔(図示せず)を備えたストライク部32に挿入係止させるものであるが、ラッチ部33及びストライク部32がそれぞれ屋内側Bに突出しているため、屋外側Aと屋内側Bとで外観の相違による不自然さが生じ、意匠性に劣るうえに、ラッチ部33等を鋳物等を用いて加工する必要があるなど、コストも高くつくという問題があった。
【0004】
更に他の従来例として、図18に示すように、固定側扉2’の側面部に錠機構34を挿入し、台座5’及びレバーハンドル4’,4”を前後に取り付けたレバーハンドルラッチ方式が知られている。このレバーハンドルラッチ方式は、見栄え良くなる反面、錠機構34を鋳物等を用いて加工する必要があるなど、コストが高くつくという問題があった。
【0005】
更に他の従来例として、特開平11−152977号公報には、図19に示す打掛け内蔵方式が提案されている。この打掛け内蔵方式は、一対の台座5”間に構成された空間内に打掛棒30を内蔵したものであり、外観が良くしかもコストが安くつくという利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記図16の打掛け方式、及び図19の打掛け内蔵方式では、いずれも、打掛棒30の突出方向が決まっており、また図17のラッチ方式や図18のレバーハンドルラッチ方式では、いずれも、ラッチ33aの突出方向が決まっている。これに伴い、門扉の配置角度が一定範囲に制限されるという問題がある。例えば、柱間の開口幅は現場によって異なり、このため門扉の配置角度を現場によって変化させる必要が生じた場合にあっては、打掛棒30やラッチ33aの突出角度が変化するため、複数種の門扉用取手1’を予め用意しなければならないという問題が生じる。このため従来の門扉用取手1’では、門扉の配置の変化に十分に対応できないという問題があった。
【0007】
さらに従来では、回動扉のラッチのバラツキ等によって固定側扉に対して回動扉の閉じ位置にバラツキが生じ、回動扉を閉じているにもかかわらず、回動扉が固定側扉に対して屋外側或いは屋内側にずれて見えるという問題や、固定側扉に対して回動扉のがたつきが発生するという問題もあった。
【0008】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、簡単な構造で外観性と開閉操作性とを向上させることができるものでありながら、門扉の配置角度が様々に変化した場合でも、その角度の変化に十分に対応できるようにした門扉用取手を提供することにあり、他の目的とするところは、回動扉に戸当たり部材を設けることによって、回動扉が固定側扉に対して屋外側或いは屋内側にずれて見えるという問題をなくして門扉の外観性を向上させることができ、また戸当たり部材の取り付け強度が大幅に高められることができ、また戸当たり部材の部品数を削減して部材の合理化を図ると共に、戸当たり部材の取り付け状態を変更するのみで回動扉の開き勝手に対応でき、さらに、固定側扉に対する回動扉のがたつきの発生を確実に防止できる門扉用取手を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、屋外側A及び屋内側Bに配置される一対の操作部4,4及び一対の台座5,5と、一対の台座5,5の内部を回転自在に貫通して上記一対の操作部4,4を互いに連結する回転軸6と、操作部4の操作に連動して固定側扉2の枠部分2aに着脱可能に係止される係止手段7とを備えると共に、上記係止手段7は、先端が前方に開いた平面視コ字形に形成され上記固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むコ字形挟持片8により構成され、上記コ字形挟持片8は、屋外側A又は屋内側Bのいずれか一方の操作部4に連動して回転する可動側打掛け片8aと、操作部4とは連動せずに屋外側A又は屋内側Bのいずれか他方の台座5に対して固定される固定側打掛け片8bとに分離されており、少なくとも固定側打掛け片8bに固定側扉2の枠部分2aに当たる戸当たり9が設けられていることを特徴としており、このように構成することで、現場において門扉12の配置角度を変えたときに、固定側扉2の枠部分2aに対するコ字形挟持片8の係止方向が変化しても、コ字形挟持片8によって枠部分2aを任意の角度から確実に挟み込むことが可能となる。つまり係止方向の自由度が広がるので、現場によって門扉12の配置角度が変わる場合であっても、その角度の変化に十分に対応できるようになる。しかも、コ字形挟持片8は屋外側Aから見ても屋内側Bから見ても同じ外観とすることができるので、屋外側Aから見える外観と屋内側Bから見える外観とで不自然さを感じることがなくなり、そのうえ、屋内側Bから回動扉3を開閉する場合、屋外側Aから回動扉3を開閉する場合のいずれの場合も、操作部4を持って自然な開閉操作ができるようになる。
【0010】
また上記コ字形挟持片8は、屋外側A又は屋内側Bのいずれか一方の操作部4に連動して回転する可動側打掛け片8aと、操作部4とは連動せずに屋外側A又は屋内側Bのいずれか他方の台座5に対して固定される固定側打掛け片8bとに分離されており、少なくとも固定側打掛け片8bに固定側扉2の枠部分2aに当たる戸当たり9が設けられているので、コ字形挟持片8を構成する固定側打掛け片8bと可動側打掛け片8aとを屋外側Aから見ても屋内側Bから見ても同じ外観とすることができるものでありながら、可動側打掛け片8aのみを回転させて固定側扉2の枠部分2aとの係止を外すことができるようになり、また少なくとも固定側扉2に戸当たり9を設けておくことで、回動扉3を閉じるときに戸当たり9によって回動扉3の位置が決まり、コ字形挟持片8による固定側扉2と回動扉3との係止が容易にできるようになる。
【0011】
また上記コ字形挟持片8によって挟み込まれる固定側扉2の枠部分2aの平面視形状を丸い形状にしたことを特徴とするのが好ましく、この場合、門扉12の配置角度が異なっても、任意の角度から固定側扉2の枠部分2aをコ字形挟持片8によって挟み込むことが可能となる。
【0012】
また上記戸当たり9をコ字形挟持片8に対して着脱可能としたことを特徴とするのが好ましく、この場合、戸当たり9が劣化したときは戸当たり9だけの交換が容易となり、コ字形挟持片8全体を取替えなくて済むようになる。
【0013】
また上記固定側扉2に対して回動する回動扉3には、回動扉3を閉じたときに固定側扉2に当接する戸当たり部材60が設けられ、上記戸当たり部材60は、平面から見て回動扉3の中心Nよりも回動扉3の開き側に偏心して配置されていることを特徴とするのが好ましく、この場合、戸当たり部材60が固定側扉2に当接した状態で固定側扉2の中心Mと回動扉3の中心Nとがずれることなく回動扉3と固定側扉2とを突き合わせることが可能となり、固定側扉2に対して回動扉3が屋外側A或いは屋内側Bにずれて見えるという不都合がなくなり、門扉12の外観性が向上する。
【0014】
また上記戸当たり部材60には請求項1記載の一対の台座5に跨って装着される取付プレート61が一体に設けられており、一方の台座5には取付プレート61の一端61a側が取り付けられる取付部62が設けられ、他方の台座5には取付プレート61の他端61b側がネジ締めされるネジ螺合孔62aが設けられ、取付プレート61のネジ締めによって一対の台座5が互いに締め付けられる方向Pに押圧されるように構成されていることを特徴とするのが好ましく、この場合、戸当たり部材60の取付プレート61を台座5にネジ締めしたときに一対の台座5が互いに締め付けられる方向Pに押圧されることで、台座5に対する戸当たり部材60の取り付け強度が大幅に高められることとなり、戸当たり部材60の強度を容易に高めることができる。
【0015】
また上記戸当たり部材60は、平面から見て回動扉3の中心Nよりも屋外側Aに偏心して配置される状態と、戸当たり部材60を反転して平面から見て回動扉3の中心Nよりも屋内側Bに偏心して配置される状態とのいずれかの状態に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするのが好ましく、この場合、回動扉3が屋外側Aに開く場合は戸当たり部材60を回動扉3の中心Nよりも屋外側Aに偏心して配置した状態で取り付け、逆に屋内側Bに開く場合は、戸当たり部材60を反転して回動扉3の中心Nよりも屋内側Bに偏心して配置した状態で取り付けることによって、1つの戸当たり部材60を回動扉3の開き勝手に応じて使い分けることが可能となり、戸当たり部材60の部品数を削減でき、施工の効率も良くなる。
【0016】
また上記戸当たり部材60を請求項1記載のコ字形挟持片8の内側に配置し、戸当たり部材60と対向するコ字形挟持片8の一片側にアタッチメント63を取り付け、戸当たり部材60とアタッチメント63とで固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むようにしたことを特徴とするのが好ましく、この場合、固定側扉2に対する回動扉3のがたつきの発生を戸当たり部材60とアタッチメント63とで防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0018】
図1は固定側扉2の枠部分2aを挟持するコ字形挟持片8が一体部品からなる場合の一例を示し、図2はコ字形挟持片8によって枠部分2aを挟持する場合の一例を示し、図3は上記コ字形挟持片8が2つに分離されている他の一例を示している。ここでは、門扉12は、平面視で平らな面状の回動扉3と、平面視で屋内側Bに突曲するように平面視円弧状(或いはく字状)に形成された固定側扉2とで構成されており、これにより、固定側扉2が屋内側Bに突曲した分だけ門扉の屋外側AにスペースSが生じ、このスペースSを来客者との応対ができるアプローチ空間として使用できるようになっている。このアプローチ空間は道路上で応対する危険をなくすことができて安全性を高めるのに役立つ。また回動扉3と固定側扉2の面材の材質は特に限定されず、アルミ鋳物、形材、スチール、ステンレス、天然木等が使用される。なお、固定側扉2の吊元側はヒンジを介して一方の門柱54に吊り込まれ、手先側は図7に示す落とし棒51によって固定されている。図7中の50は固定側扉2に設けられる戸当たりである。回動扉3の吊元側はヒンジを介して他方の門柱55に吊り込まれ、回動扉3の手先側には本発明の門扉用取手1が取り付けられている。
【0019】
本実施形態の門扉用取手1は、図1に示すように、屋外側A及び屋内側Bに配置される一対の操作部4,4と、屋外側A及び屋内側Bに固定される一対の台座5,5と、一対の台座5,5の内部を回転自在に貫通して上記一対の操作部4,4を互いに連結する回転軸(図示せず)と、一方の操作部4の操作に連動して固定側扉2の枠部分2aに着脱可能に係止される係止手段7とを備えていると共に、この係止手段7は、先端が前方に開口した平面視コ字形に形成され上記固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むコ字形挟持片8にて構成されている。固定側扉2の枠部分2aの平面視形状は、図1、図2に示すように、円形状、楕円形状などの丸い形状とするのが好ましい。このようにすることで、固定側扉2の枠部分2aに対するコ字形挟持片8の係止方向の自由度が広がり、門扉12の配置角度の変化に十分に対応できるようになる。なお固定側扉2の枠部分2aの材質は、特に限定されず、鋳物製、樹脂製を問わない。なお図中の52は施錠用鍵である。
【0020】
また、コ字形挟持片8の先端内面には、固定側扉2の枠部分2aに当たる戸当たり9が設けられている。この戸当たり9は例えば、樹脂或いはゴム等からなり、コ字形挟持片8と一体型又は別体型のいずれであってもよい。
【0021】
しかして、屋外側A(又は屋内側B)から一方の操作部4を下に回すと、コ字形挟持片8が操作部4に連動して下に回転して固定側扉2の枠部分2aから外れ、これにより回動扉3を開くことができる。また回動扉3を閉じて操作部4を下から横に回すと、コ字形挟持片8が操作部4に連動して下から横に回転して固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込む形となり、これにより回動扉3が固定側扉2に対して係止された状態となる。
【0022】
ここで、固定側扉2の枠部分2aに着脱可能に係止される係止手段7を、コ字形挟持片8によって構成し、このコ字形挟持片8によって固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むようにしたので、枠部分2aに対するコ字形挟持片8の係止方向の自由度が広がる。つまり図2(a)、(b)に示すように、現場において門扉12の配置角度が変わることによって、固定側扉2の枠部分2aに対するコ字形挟持片8の係止方向が変化しても、コ字形挟持片8によって枠部分2aを任意の角度から確実に挟み込むことが可能となり、門扉12の配置角度の変化に十分に対応できるようになる。しかも、コ字形挟持片8は屋外側Aから見ても屋内側Bから見ても同じ外観とすることができると共に、操作部4及び台座5も同じ外観とすることができるので、屋外側A、つまり道路側から見える外観と、屋内側B、つまり家屋側から見える外観とが同じになって、不自然さを感じることがなくなり、特に門扉面体が格子状の場合であっても、門扉用取手1の外観が揃うことで意匠性が向上する結果、不自然さを感じることもなくなる。そのうえ、屋内側Bから回動扉3を開閉する場合、屋外側Aから回動扉3を開閉する場合のいずれの場合も、操作部4を持って自然な開閉操作ができるようになるので、従来のような屋内側Bから打掛棒を手に持って開閉操作しなければならないというような不自然な操作を強いられることがなくなり、そのうえ操作部4の操作も一般の打掛け方式と同じで、その操作方法も容易に判別できるようになるので、操作性が向上する。この結果、簡単な構造で外観性と開閉操作性とを向上させることができるものでありながら、門扉12の配置角度が様々に変化した場合でも、その角度の変化に十分に対応できるものとなる。
【0023】
なお、固定側扉2の枠部分2aの平面視形状は角形であってもよいが、丸くする方法の一例として例えば図5(b)に示すように、例えば樹脂製或いはダイキャスト製からなる一対の半割れ筒10,10を枠部分2aの屋外側Aと屋内側Bとから挟んで、ネジ11で固定する方法がある。これにより、枠部分2aの角形を変えずに、コ字形挟持片8によって挟持される部分だけを丸く形成することができるようになり、比較的に低コストで門扉12の配置角度に対応できるものとなる。
【0024】
さらにコ字形挟持片8には戸当たり9が設けられているので、回動扉3を閉じた状態で戸当たり9が固定側扉2の枠部分2aに当たることによって、門扉12のガタツキがなくなり、さらにガタツキ音の発生を防止できると共に、固定側扉2の枠部分2aの塗装が戸当たり9によって剥がれたりするのを防止できるという利点があり、そのうえ、固定側打掛け片8bが戸当たり9を兼用するので、固定側扉2側に戸当たり50(図7)を別途取り付ける必要がなくなり、部品点数を削減でき、しかも固定側扉2に戸当たり50(図7)を固定するための固定孔を設けたりする必要がなく、これに伴い孔加工を省略でき、コストを低減でき、そのうえ固定側扉2の外観デザインの向上を図ることができるという利点もある。
【0025】
図3は、上記係止手段7を構成するコ字形挟持片8を屋外側Aと屋内側Bとの2部品に分離した場合の一例を示している。図3の例では、コ字形挟持片8は、屋内側Bの操作部4に連動して回転する可動側打掛け片8aと、操作部4とは連動せずに屋外側Aの台座5に対して固定される固定側打掛け片8bとの2つに分離されている。可動側打掛け片8a及び固定側打掛け片8bの先端には戸当たり9がそれぞれ設けられ、これら可動側打掛け片8aと固定側打掛け片8bとが固定側扉2の枠部分2aに当たる戸当たり部材を兼用した構造となっている。また図3の例では、台座5の開口部13の内部を断面角形をした角芯からなる1本の回転軸6が回転自在に貫通しており、回転軸6の両端部は、各操作部4の軸部4a,4a’に設けられた角孔14にそれぞれ挿入され、操作部4の下方からネジ15にて締結固定されており、これにより屋外側Aの操作部4と屋内側Bの操作部4とが回転軸6を介して一体に回転できるように連結されている。なお台座5の開口部13の大きさは回転軸6よりも大きく設定され、これにより台座5に対する操作部4の取り付け位置を上下方向Dに調整可能となっている。
【0026】
ここで、屋外側Aに配置される固定側打掛け片8bの軸部8cは、屋外側Aの操作部4の軸部4cと屋外側Aの台座5との間に挟み込まれると共に、ネジ18によって屋外側Aの台座5に対して固定されており、これにより固定側扉2は操作部4とは連動して動かず、固定側扉2の枠部分2aに対して常に対向配置されている。一方、屋内側Bに配置される可動側打掛け片8aの軸部8c’は、屋内側Bの操作部4の軸部4c’と屋内側Bの台座5との間に挟み込まれていると共に、ネジ16によって屋内側Bの操作部4の軸部4c’に対して固定されており、これにより、可動側打掛け片8aは操作部4と連動して動くようになり、固定側扉2の枠部分2aに対して係脱自在となっている。なお本例では、可動側打掛け片8aと固定側打掛け片8bの両方に戸当たり9が設けられているが、可動側打掛け片8aの戸当たり9は省略可能である。なお図3中の17は台座組み立て用ネジである。
【0027】
図4(a)を参照して動作を説明する。屋外側A(屋内側Bからも同様)から操作部4を開操作すると、可動側打掛け片8aのみがそれに連動して開かれ、図4(a)の矢印イで示すように、可動側打掛け片8aが固定側扉2の枠部分2aから外れた状態となり、回動扉3を屋外側Aに向かって開くことができる。また回動扉3を閉じると固定側打掛け片8bが固定側扉2の枠部分2aに当たった状態となり、この状態で、操作部4を閉操作すると、可動側打掛け片8aが連動して閉じて図4の矢印ロで示す方向に可動側打掛け片8aが突出して、可動側打掛け片8aと固定側打掛け片8bとで固定側扉2の枠部分2aを挟み込んだ形となり、回動扉3が係止状態となる。なお、図4(b)は可動側打掛け片8aを屋内側B、固定側打掛け片8bを屋外側Aに配置した例を示しており、回動扉3が屋内側Bに向かって開閉されるものである。また、図4(a)(b)は回動扉3が右開きの場合を示しているが、図4(c)(d)のように左開きしてもよいものである。なお図中のSはアプローチ空間となるスペースである。
【0028】
しかして、上記コ字形挟持片8を可動側打掛け片8aと固定側打掛け片8bとに分離することで、コ字形挟持片8を屋外側Aから見ても屋内側Bから見ても同じ外観とすることができるものでありながら、可動側打掛け片8aのみを回転させて固定側扉2の枠部分2aとの係止を外すことができるようになる。また少なくとも固定側扉2に戸当たり9を設けておくことで、回動扉3を閉じるときに戸当たり9によって回動扉3を静かに位置決めでき、コ字形挟持片8による係止がスムーズにできるようになり、開閉操作が一層良好なものとなる。
【0029】
なお上記各実施形態において、戸当たり9を固定側打掛け片8b(可動側打掛け片8aも同様)に一体に設けてもよいが、戸当たり9を交換するときには固定側打掛け片8b全体を交換する必要があるため、図6に示すように、固定側打掛け片8bの先端に、戸当たり9を着脱可能に取り付けるようにするのが好ましい。図6の例では、固定側打掛け片8bの先端に凸台部19を設け、凸台部19の上下両端に固定側打掛け片8bの先端方向に開放された上下一対のガイド溝20を設けると共に、凸台部19の奥側に係止溝21を設けてあり、一方、戸当たり9の内面には上記ガイド溝20にスライド挿入される上下一対のガイド爪22が突設されていると共に、上記係止溝21に係止される係止爪24が突設されている。これにより、戸当たり9を固定側打掛け片8bの先端部から差し込むだけで着脱可能に係止させることができ、これにより戸当たり9だけの交換が可能となり、固定側打掛け片8b全体を取替えなくて済むため、交換にかかるコストも安価となると共に、様々な種類の戸当たりを選択して取り付け可能となる。
【0030】
本発明の更に他の実施形態を図8〜図15に示す。図8は戸当たり部材60とアタッチメント63とで固定側扉2の枠部分2aを挟持する場合の一例を示す平面断面図、図9は正面断面図、図10は戸当たり部材60が設けられる側のレバーの正面図、図11はアタッチメント63が設けられる側のレバーの正面図、図12〜図15は取手の取り付け態様を示す図である。門扉用取手1のうち、戸当たり部材60とアタッチメント63を除く他の構成は図1〜図3の実施形態と基本的に同じであり、対応する部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。なお図9中の91はサムターンツマミ、92はツマミ取付ビス、93はスプリング、94はシリンダー、95はシリンダーキーである。
【0031】
本例では、図8に示すように、固定側扉2に対して回動する回動扉3に、回動扉3を閉じたときに固定側扉2に当接する戸当たり部材60が設けられている。戸当たり部材60は平面から見て回動扉3の中心Nよりも回動扉3の開き側に偏心して配置されている。ここでは、固定側扉2の枠部分2aと回動扉3の枠部分3aは、略同じ太さの円柱状に形成され、戸当たり部材60の戸当たり面60aは、平面から見て回動扉3の中心Nよりも回動扉3の枠部分3aの半径寸法L分だけ回動扉3の開き側に向けて片寄せ配置されている。これにより、戸当たり部材60が固定側扉2の枠部分2aに当接した状態で平面から見て固定側扉2の中心Mと回動扉3の中心Nとがずれることなく回動扉3と固定側扉2とを突き合わせることが可能となる。また本例では、戸当たり部材60を、係止手段7を構成するコ字形挟持片8の内側に配置している。さらに戸当たり部材60と対向するコ字形挟持片8の一片側にはアタッチメント63を取り付けるアタッチメント取付基台64が突設され、このアタッチメント取付基台64にアタッチメント63が着脱可能に取り付けられており、戸当たり部材60とアタッチメント63とで固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むようにしている。アタッチメント63の戸当たり面は、平面から見て回動扉3の中心Nよりも回動扉3の枠部分3aの半径寸法L分だけ回動扉3の閉じ側に向かって片寄せ配置されている。これにより、取手の操作部4を垂直に開いたときでもアタッチメント63が枠部分3aに衝突するのを防止できるようになっている。なおアタッチメント63は、例えば硬質樹脂等で構成されるが、これに限らず、ゴム弾性体等で構成されてもよい。またアタッチメント取付基台64はコ字形挟持片8の両片にそれぞれ設けられ、いずれか一方にアタッチメント63がアタッチメント取付基台64に対してネジ止めされるようになっている。
【0032】
しかして、戸当たり部材60が固定側扉2に当接した状態で平面から見て固定側扉2の中心Mと回動扉3の中心Nとがずれることなく回動扉3と固定側扉2とを突き合わせることが可能となる。しかも、回動扉3と固定側扉2の平面視形状が平面又は曲面のいずれであっても、またどのような形状であっても、回動扉3を閉じたときには戸当たり部材60によって固定側扉2と回動扉3とを中心合わせした形で係止できることとなり、この結果、回動扉3が固定側扉2に対して屋外側A或いは屋内側Bにずれて見えるという不都合がなくなり、門扉12の外観性を向上させることができる。しかも、戸当たり部材60とこれに対向するアタッチメント63とで固定側扉2の枠部分2aを屋外側Aと屋内側Bとから挟み込むようにしたので、固定側扉2に対する回動扉3のがたつきの発生を戸当たり部材60とアタッチメント63とで防止することができ、門扉12の性能向上を図ることができる。また、取手の操作部4を垂直に開いたときにアタッチメント63が枠部分3aに衝突するのを防止できる構造となっているので、取手の開閉操作性を向上させることができる。また、門扉12の位置や形態等が変化して、戸当たり部材60とアタッチメント63とによる固定側扉2の枠部分2aを挟み込む角度が変化しても、固定側扉2の枠部分2aは円柱状をしているため、任意の角度から確実に挟み込むことが可能となる。この結果、門扉12の位置等の変化に容易に対応し得るものとなる。また戸当たり部材60はコ字形挟持片8の内側に配置されるため、戸当たり部材60は屋外側Aから見ても屋内側Bから見ても大きく目立つことがないものであり、しかも最初に戸当たり部材60が固定側扉2の枠部分2aの片面に当ることによってアタッチメント63を固定側扉2の枠部分2aの反対側の片面に対してスムーズに係止させることができ、開閉操作性が一層良くなる。さらに、戸当たり部材60が劣化したときは戸当たり部材60だけを台座5から取り外して交換できるようになる。さらにアタッチメント63が劣化したときはアタッチメント取付基台64からアタッチメント63を取り外して交換できるので、コ字形挟持片8全体を取替えなくて済み、交換にかかるコストを低減でき、メンテナンスも容易となる。
【0033】
また本例では、上記戸当たり部材60には一対の台座5に跨って装着される取付プレート61が一体に設けられており、一対の台座5には取付部62がそれぞれ設けられている。本例では、取付部62は、一対の台座5の前側面にそれぞれ設けられるネジ螺合孔62aと、一対の台座5の外側面にそれぞれ設けられる引掛け凹所62bとで構成される。一対のネジ螺合孔62aは互いに平行ではなく、ネジ螺合孔62aの入側が最も離れ、ネジ螺合孔62aの奥側が最も接近するように平面から見てハ字状に傾斜しており、後述のように取付プレート61のネジ締めによって一対の台座5が互いに締め付けられる方向Pに押圧されるように構成されている。一方、戸当たり部材60の取付プレート61は一対の台座5の前側面を覆うようにして取り付けられるものであり、一端61aに略L字状の引掛け片が設けられ、他端側にはネジ挿入孔が設けられている。
【0034】
ここで、図12(a)、図14(a)に示すように、回動扉3が屋外側Aに開くタイプの場合は、戸当たり部材60を回動扉3の中心Nよりも平面から見て屋外側Aに偏心した位置にくるように、取付プレート61を一対の台座5に装着する。このとき取付プレート61の一端61aの引掛け片を屋内側Bの台座5の引掛け凹所62bに引掛け、取付プレート61の他端61bを屋外側Aの台座5の外側面に沿わせた状態とし、この状態でネジ65を取付プレート61の他端61b側を貫通して屋外側Aの台座5に設けたネジ螺合孔62aに螺入する。このとき、ネジ螺合孔62aはその入側が屋内側Bの台座5から最も離れ、奥側が屋内側Bの台座5に最も接近するように傾斜しているので、ネジ65をネジ螺合孔62aに螺合すると取付プレート61のネジ螺合孔62aが屋外側Aに引っ張られた状態となる。つまり一対の台座5が互いに締め付けられる方向Pに押圧された状態となり、この状態で屋外側Aの台座5に対してネジ締めされるようになっている。
【0035】
なお、図12(b)、図14(b)、に示すように、回動扉3が屋内側Bに開くタイプの場合は、戸当たり部材60を反転して回動扉3の中心Nよりも平面から見て屋内側Bに偏心した位置にくるように、取付プレート61を一対の台座5に装着すればよく、このとき取付プレート61の一端61aの引掛け片を屋外側Aの台座5の引掛け凹所62bに引掛け、取付プレート61の他端61bを屋内側Bの台座5にネジ締めする。
【0036】
しかして、回動扉3が屋外側Aに開く場合、屋内側Bに開く場合のいずれにおいても、戸当たり部材60の取付プレート61を台座5にネジ締めしたときに一対の台座5が互いに締め付けられる方向Pに押圧されることで、台座5に対する戸当たり部材60の取り付け強度が大幅に高められることとなり、しかも、取付プレート61の一端61aを引掛け、他端をネジ締めするだけでよいので、簡単な構造で戸当たり部材60を強度面で強くすることができる。また、図13、図15に示すように、戸当たり部材60の戸当たり面60aにゴム等の弾性シート90を貼着するのが望ましい。この場合、固定側扉2の枠部分2aと戸当たり部材60との間にクッション性の弾性シート90が介在されることで、隙間Sを一層生じにくくすることができる。
【0037】
さらに本例では、一対の台座5にそれぞれ引掛け凹所62bとネジ螺合孔62aを設けているので、戸当たり部材60を反転して回動扉3が屋内側Bに開く場合と屋外側Aに開く場合とに応じて取り付け可能となっている。つまり、戸当たり部材60は、平面から見て回動扉3の中心Nよりも屋外側Aに偏心して配置される状態と、戸当たり部材60を反転して平面から見て回動扉3の中心Nよりも屋内側Bに偏心して配置される状態とのいずれかの状態に着脱可能に取り付けられるので、回動扉3が屋外側Aに開く場合は戸当たり部材60を回動扉3の中心Nよりも屋外側Aに偏心して配置した状態で取り付け、逆に屋内側Bに開く場合は、戸当たり部材60を反転して回動扉3の中心Nよりも屋内側Bに偏心して配置した状態で取り付けることによって、1つの戸当たり部材60を回動扉3の開き勝手に応じて使い分けることが可能となり、戸当たり部材60の部品数を削減でき、部材の合理化を図ることができる。また戸当たり部材60を屋外側Aに偏心して配置したときはアタッチメント63をコ字形挟持片8の屋内側Bのアタッチメント取付基台64に取り付けるようにし、逆に戸当たり部材60を屋内側Bに偏心して配置したときはアタッチメント63をコ字形挟持片8の屋外側Aのアタッチメント取付基台64に取り付けるようにするだけで、回動扉3の開き勝手に容易に対応できるようになり、施工の効率が一層良くなるという利点もある。
【0038】
なお前記各実施形態では、固定側扉2を平面視で円弧状(或いはく字状等)の面材により形成し、回動扉3を平面視で平らな面材により形成した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、固定側扉2と回動扉3の両方を平面視で平らな面材としてもよく、或いは両方を平面視で円弧状の面材としてもよく、現場に応じて様々な門扉形状が選択自在である。
【0039】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、屋外側及び屋内側に配置される一対の操作部及び一対の台座と、一対の台座の内部を回転自在に貫通して上記一対の操作部を互いに連結する回転軸と、操作部の操作に連動して固定側扉の枠部分に着脱可能に係止される係止手段とを備えると共に、上記係止手段は、先端が前方に開いた平面視コ字形に形成され上記固定側扉の枠部分を屋外側と屋内側とから挟み込むコ字形挟持片により構成され、上記コ字形挟持片は、屋外側又は屋内側のいずれか一方の操作部に連動して回転する可動側打掛け片と、操作部とは連動せずに屋外側又は屋内側のいずれか他方の台座に対して固定される固定側打掛け片とに分離されており、少なくとも固定側打掛け片に固定側扉の枠部分に当たる戸当たりが設けられているので、現場において門扉の配置角度が変わることによって、固定側扉の枠部分に対するコ字形挟持片の係止方向が変化しても、コ字形挟持片によって枠部分を任意の角度から確実に挟み込むことが可能となる。つまり係止方向の自由度が広がるので、現場によって門扉の配置角度が変わる場合であっても、その角度の変化に十分に対応できるようになる。しかも、コ字形挟持片は屋外側から見ても屋内側から見ても同じ外観とすることができるので、屋外側から見える外観と屋内側から見える外観とが同じになって、不自然さを感じることがなく、意匠性が向上する。さらに、屋内側から回動扉を開閉する場合、屋外側から回動扉を開閉する場合のいずれの場合も、操作部を持って自然な開閉操作ができて操作性が向上する。この結果、簡単な構造で外観性と開閉操作性とを向上させることができるものでありながら、門扉の配置角度が様々に変化した場合でも、その角度の変化に十分に対応できる門扉用取手を提供することができる。
【0040】
また、上記コ字形挟持片は、屋外側又は屋内側のいずれか一方の操作部に連動して回転する可動側打掛け片と、操作部とは連動せずに屋外側又は屋内側のいずれか他方の台座に対して固定される固定側打掛け片とに分離されており、少なくとも固定側打掛け片に固定側扉の枠部分に当たる戸当たりが設けられているので、つまり、コ字形挟持片を可動側打掛け片と固定側打掛け片とに分離することで、コ字形挟持片を屋外側から見ても屋内側から見ても同じ外観とすることができるものでありながら、可動側打掛け片のみを回転させて固定側扉の枠部分との係止を外すことができるようになり、このとき少なくとも固定側扉に戸当たりを設けておくことで、回動扉を閉じるときに戸当たりによって回動扉の位置が決まり、コ字形挟持片による固定側扉と回動扉との係止が容易にできるようになり、開閉操作性が一層向上するようになる。
【0041】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記コ字形挟持片によって挟み込まれる固定側扉の枠部分の平面視形状を丸い形状にしたので、門扉の配置角度が異なっても、その角度の変化にかかわらず、任意の角度から固定側扉の枠部分をコ字形挟持片によって挟み込むことが可能となり、門扉の配置角度の変化に一層対応できるようになる。
【0042】
また請求項3記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記戸当たりをコ字形挟持片に対して着脱可能としたので、戸当たりが劣化したときは戸当たりだけの交換が容易となり、コ字形挟持片全体を取替えなくて済むため、交換にかかるコストも安価となる。
【0043】
また請求項4記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記固定側扉に対して回動する回動扉に、回動扉を閉じたときに固定側扉に当接する戸当たり部材が設けられ、上記戸当たり部材は、平面から見て回動扉の中心よりも回動扉の開き側に偏心して配置されているので、戸当たり部材が固定側扉に当接した状態で平面から見て固定側扉の中心と回動扉の中心とがずれることなく回動扉と固定側扉とを突き合わせることが可能となり、回動扉が固定側扉に対して屋外側或いは屋内側にずれて見えるという不都合がなくなり、門扉の外観性を向上させることができる。
【0044】
また請求項5記載の発明は、請求項4記載の効果に加えて、上記戸当たり部材には請求項1記載の一対の台座に跨って装着される取付プレートが一体に設けられており、一方の台座には取付プレートの一端側が取り付けられる取付部が設けられ、他方の台座には取付プレートの他端側がネジ締めされるネジ螺合孔が設けられ、取付プレートのネジ締めによって一対の台座が互いに締め付けられる方向に押圧されるように構成されているので、戸当たり部材の取付プレートを台座にネジ締めしたときに一対の台座が互いに締め付けられる方向に押圧されることで、台座に対する戸当たり部材の取り付け強度が大幅に高められることとなり、しかも、取付プレートの一端を取り付け、他端をネジ締めするだけで、戸当たり部材の強度を容易に高めることができる。
【0045】
また請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の効果に加えて、上記戸当たり部材は、平面から見て回動扉の中心よりも屋外側に偏心して配置される状態と、戸当たり部材を反転して平面から見て回動扉の中心よりも屋内側に偏心して配置される状態とのいずれかの状態に着脱可能に取り付けられているので、回動扉が屋外側に開く場合は戸当たり部材を回動扉の中心よりも屋外側に偏心して配置した状態で取り付け、逆に屋内側に開く場合は、戸当たり部材を反転して回動扉の中心よりも屋内側に偏心して配置した状態で取り付けることによって、1つの戸当たり部材を回動扉の開き勝手に応じて使い分けることが可能となり、戸当たり部材の部品数を削減でき、部材の合理化を図ることができる。また、戸当たり部材の取り付け状態を変更するのみで回動扉の開き勝手に対応できるので、施工の効率も良くなる。
【0046】
また請求項7記載の発明は、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の効果に加えて、上記戸当たり部材を請求項1記載のコ字形挟持片の内側に配置し、戸当たり部材と対向するコ字形挟持片の一片側にアタッチメントを取り付け、戸当たり部材とアタッチメントとで固定側扉の枠部分を屋外側と屋内側とから挟み込むようにしたので、固定側扉に対する回動扉のがたつきの発生を戸当たり部材とアタッチメントとで防止することができ、門扉性能を一層向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す一部省略した斜視図である。
【図2】(a)(b)は同上の門扉の配置角度が異なる場合の一例を示す平面図である。
【図3】同上のコ字形挟持片を2つに分離した場合の実施形態を説明する分解斜視図である。
【図4】(a)は同上の門扉用取手を右開き方式で且つ屋外側に開閉できる仕様の一例を示し、(b)は右開き方式で且つ屋内側に開閉できる仕様の一例を示し、(c)は左開き方式で且つ屋外側に開閉できる仕様の一例を示し、(d)は左開き方式で且つ屋内側に開閉できる仕様の一例を示す図である。
【図5】(a)は同上の固定側扉の枠部分の平面視形状が丸い形状の場合の斜視図、(b)は角形状の枠部分に一対の半割れ筒を取り付ける場合の一例を示す斜視図である。
【図6】(a)は同上の戸当たりをコ字形挟持片に着脱可能とする場合の一例を示す斜視図、(b)は戸当たりを裏面側から見た斜視図である。
【図7】同上の門扉用取手を取り付けた門扉の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施形態であり、戸当たり部材とアタッチメントとで固定側扉の枠部分を挟持する場合の平面断面図である。
【図9】同上の正面断面図。
【図10】同上の戸当たり部材が設けられる側のレバーの正面図である。
【図11】同上のアタッチメントが設けられる側のレバーの正面図である。
【図12】(a)は同上の戸当たり部材が設けられる回動扉が屋内側に開き、この戸当たり部材が左側の固定側扉に当接する場合の平面図、(b)は戸当たり部材が設けられる回動扉が屋外側に開き、この戸当たり部材が左側の固定側扉に当接する場合の平面図である。
【図13】図12(a)の拡大図である。
【図14】(a)は同上の戸当たり部材が設けられる回動扉が屋内側に開き、この戸当たり部材が右側の固定側扉に当接する場合の平面図、(b)は戸当たり部材が設けられる回動扉が屋外側に開き、この戸当たり部材が右側の固定側扉に当接する場合の平面図である。
【図15】図14(b)の拡大図である。
【図16】従来の打掛け方式を説明する斜視図である。
【図17】従来のラッチ方式を説明する分解斜視図である。
【図18】従来のレバーハンドルラッチ方式を説明する分解斜視図である。
【図19】従来の打掛け内蔵方式を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 門扉用取手
2 固定側扉
2a 枠部分
3 回動扉
4 操作部
5 台座
6 回転軸
7 係止手段
8 コ字形挟持片
8a 可動側打掛け片
8b 固定側打掛け片
9 戸当たり
60 戸当たり部材
61 取付プレート
61a 一端
61b 他端
62 取付部
62a ネジ螺合孔
63 アタッチメント
A 屋外側
B 屋内側
M 固定側扉の中心
N 回動扉の中心
P 台座の締め付け方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gate handle, and more specifically, it is natural to eliminate the sense of discomfort between the outdoor side and the indoor side, and the opening / closing operation is smooth and natural from both the outdoor side and the indoor side. It relates to a door handle that can be used.
[0002]
[Prior art]
As a conventional gate handle 1 ′, a hitting method shown in FIG. 16 is known. In this striking method, a
[0003]
As another conventional example, a latch system shown in FIG. 17 is known. In this latch system, a latch 33a is protruded from a
[0004]
As another conventional example, as shown in FIG. 18, a lever handle latch system in which a
[0005]
As another conventional example, Japanese Patent Laid-Open No. 11-152977 proposes a driving built-in method shown in FIG. This built-in driving system has a built-in hitting
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in both the hooking method of FIG. 16 and the hooking built-in method of FIG. 19, the protruding direction of the
[0007]
Furthermore, in the past, due to variations in the latching of the revolving door, the closing position of the revolving door with respect to the stationary door has varied, and even though the revolving door is closed, the revolving door becomes a fixed side door. On the other hand, there is a problem that it appears to be shifted to the outdoor side or the indoor side, and there is a problem that rattling of the rotary door occurs with respect to the fixed side door.
[0008]
The present invention was invented in view of the problems of the above-described conventional example, and the object of the present invention is to improve the appearance and opening / closing operability with a simple structure, The purpose of the present invention is to provide a gate handle that can cope with changes in the angle of the gate even when the gate angle changes. By providing, it is possible to improve the appearance of the gate without the problem that the revolving door appears to be shifted to the outdoor side or the indoor side with respect to the fixed side door, and the attachment strength of the door contact member is greatly increased. It is possible to reduce the number of parts of the door stop member and rationalize the member, and it is possible to cope with the opening of the revolving door only by changing the mounting state of the door stop member. Times To provide a gate door handle for that can reliably prevent the occurrence of rattling of the door.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention of claim 1, a pair of
[0010]
The U-shaped
[0011]
The
[0012]
Further, it is preferable that the
[0013]
The revolving
[0014]
Further, the
[0015]
Further, the
[0016]
Further, the
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0018]
FIG. 1 shows an example in which the
[0019]
As shown in FIG. 1, the gate handle 1 of the present embodiment includes a pair of
[0020]
Further, a
[0021]
Thus, when one
[0022]
Here, the locking means 7 that is detachably locked to the
[0023]
Note that the
[0024]
Further, since the
[0025]
FIG. 3 shows an example in which the
[0026]
Here, the shaft portion 8c of the fixed-
[0027]
The operation will be described with reference to FIG. When the
[0028]
Thus, by separating the
[0029]
In each of the above embodiments, the
[0030]
Still another embodiment of the present invention is shown in FIGS. 8 is a plan sectional view showing an example of the case where the
[0031]
In this example, as shown in FIG. 8, the
[0032]
Accordingly, the center M of the fixed
[0033]
Moreover, in this example, the
[0034]
Here, as shown in FIGS. 12A and 14A, in the case where the
[0035]
In addition, as shown in FIG.12 (b) and FIG.14 (b), when the
[0036]
Thus, in both cases where the
[0037]
Furthermore, in this example, since the hook recess 62b and the
[0038]
In each of the above embodiments, the fixed
[0039]
【The invention's effect】
As described above, in the first aspect of the invention, the pair of operation portions and the pair of pedestals disposed on the outdoor side and the indoor side, and the pair of operations are rotatably penetrated through the inside of the pair of pedestals. A rotating shaft that connects the parts to each other, and a locking means that is detachably locked to the frame portion of the stationary door in conjunction with the operation of the operating part. It is formed by a U-shaped sandwiching piece that is formed in a U shape in plan view and sandwiches the frame portion of the fixed side door from the outdoor side and the indoor side. The U-shaped sandwiching piece includes a movable side hanging piece that rotates in conjunction with either the outdoor side or indoor side operation part, and either the outdoor side or indoor side without interlocking with the operation part. It is separated from the fixed side hanging piece fixed to the pedestal, and at least the fixed side hanging piece is provided with a door stop that hits the frame portion of the fixed side door Therefore, even if the locking direction of the U-shaped sandwiching piece with respect to the frame part of the fixed door changes due to a change in the gate layout angle at the site, the U-shaped sandwiching piece ensures that the frame part can be reliably secured from an arbitrary angle. It becomes possible to pinch. In other words, the degree of freedom in the locking direction is widened, so that even when the gate layout angle changes depending on the site, it is possible to sufficiently cope with the change in the angle. Moreover, since the U-shaped sandwiching piece can have the same appearance when viewed from the outdoor side or from the indoor side, the appearance seen from the outdoor side is the same as the appearance seen from the indoor side. There is no feeling and the design is improved. Furthermore, in both cases of opening and closing the revolving door from the indoor side and opening and closing the revolving door from the outdoor side, a natural opening and closing operation can be performed with the operation unit, and operability is improved. As a result, it is possible to improve the appearance and opening / closing operability with a simple structure, but even when the gate layout angle changes variously, the gate handle that can sufficiently handle the change in the angle is provided. Can be provided.
[0040]
Ma The top The U-shaped sandwiching piece consists of a movable side hanging piece that rotates in conjunction with either the outdoor side or indoor side operating part, and the other pedestal on the outdoor side or indoor side that does not interlock with the operating part The fixed-side hook piece is separated from the fixed-side hook piece, and at least the fixed-side hook piece is provided with a door stop that hits the frame portion of the fixed-side door, that is, the U-shaped sandwiching piece is moved to the movable side hook piece. The U-shaped sandwiching piece can be made the same appearance when viewed from the outdoor side or the indoor side, but only the movable side hanging piece is rotated. It becomes possible to unlock the frame part of the fixed side door. At this time, by providing a door stop on at least the fixed side door, the position of the rotary door is determined by the door stop when the door is closed. Fixed side door with U-shaped clamping piece Engagement between Kaidotobira is able to facilitate opening and closing operability becomes further improved.
[0041]
Also Claim 2 The described invention Claim 1 In addition to the effects described above, the frame shape of the fixed-side door sandwiched by the U-shaped sandwiching pieces has a round shape when viewed from the top, so even if the gate door is disposed at a different angle, it is optional regardless of the change in the angle. From this angle, the frame portion of the fixed side door can be sandwiched by the U-shaped sandwiching piece, and the change in the arrangement angle of the gate can be further dealt with.
[0042]
Also Claim 3 The described invention Claim 1 In addition to the effects described above, the door stop is detachable from the U-shaped sandwiching piece, so that when the door stop deteriorates, it is easy to replace only the door stop, and the entire U-shaped sandwiching piece does not have to be replaced. Therefore, the cost for replacement is also low.
[0043]
Also Claim 4 According to the invention described above, in addition to the effect described in claim 1, the door that contacts the fixed door when the rotating door is closed is provided on the rotating door that rotates with respect to the fixed door. The door stop member is arranged eccentrically on the opening side of the pivot door from the center of the pivot door when viewed from the plane, so that the door stop member is in contact with the fixed door when viewed from the plane. It is possible to abut the revolving door and the fixed door without the center of the fixed door and the revolving door being misaligned, and the revolving door is displaced to the outdoor side or indoor side with respect to the fixed side door. The inconvenience of being visible is eliminated, and the appearance of the gate can be improved.
[0044]
Also Claim 5 The described
[0045]
Also Claim 6 The described
[0046]
Also Claim 7 The described
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially omitted perspective view showing an example of an embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are plan views showing an example in which the gate doors are arranged at different angles.
FIG. 3 is an exploded perspective view for explaining an embodiment when the U-shaped sandwiching piece is separated into two.
FIG. 4A shows an example of a specification that can open and close the door handle of the above-mentioned with a right opening method and outdoors, and FIG. 4B shows an example of a specification that can be opened and closed with a right opening method indoors. (C) is an example of a specification that can be opened and closed on the outdoor side with the left opening method, and (d) is a diagram that shows an example of a specification that can be opened and closed on the indoor side with the left opening method.
5A is a perspective view when the shape of the frame portion of the fixed-side door is round, and FIG. 5B is an example of attaching a pair of half-cracked cylinders to the square frame portion. It is a perspective view shown.
6A is a perspective view showing an example of the case where the above-mentioned door stop can be attached to and detached from the U-shaped sandwiching piece, and FIG. 6B is a perspective view of the door stop as viewed from the back side.
FIG. 7 is a perspective view of the gate door to which the gate door handle is attached.
FIG. 8 is a plan cross-sectional view of another embodiment of the present invention when a frame portion of a stationary door is sandwiched between a door stop member and an attachment.
FIG. 9 is a front sectional view of the same.
FIG. 10 is a front view of the lever on the side where the door stop member is provided.
FIG. 11 is a front view of the lever on the side where the attachment is provided.
FIG. 12A is a plan view when the revolving door provided with the door contact member is opened indoors and the door contact member abuts the left fixed door, and FIG. 12B is the door contact member. It is a top view in case the rotation door in which this is provided opens to the outdoor side, and this door stop member contacts the fixed door on the left side.
FIG. 13 is an enlarged view of FIG.
FIG. 14A is a plan view when the revolving door provided with the door contact member is opened indoors, and the door contact member abuts on the right fixed door, and FIG. 14B is the door contact member. It is a top view in case the rotation door in which this is provided opens to the outdoor side, and this door contact member contacts the right stationary door.
FIG. 15 is an enlarged view of FIG. 14 (b).
FIG. 16 is a perspective view for explaining a conventional driving method.
FIG. 17 is an exploded perspective view illustrating a conventional latch system.
FIG. 18 is an exploded perspective view illustrating a conventional lever handle latch system.
FIG. 19 is a plan view for explaining a conventional hammering built-in method.
[Explanation of symbols]
1 Gate handle
2 Fixed door
2a Frame part
3 Revolving door
4 Operation part
5 pedestal
6 Rotating shaft
7 Locking means
8 U-shaped clamping piece
8a Movable side hanging piece
8b Fixed side impact piece
9 per door
60 Per-door components
61 Mounting plate
61a one end
61b The other end
62 Mounting part
62a Screw screw hole
63 Attachment
A Outdoor side
B Indoor side
M Center of fixed door
N Center of revolving door
P Base tightening direction
Claims (7)
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