JP3877487B2 - Paper discharge device and image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙を装置外に排出する排紙装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置では、給紙部から給紙される用紙に対して画像を形成した後、排出部より排出している。画像形成装置で用いる用紙の中には、その一端側に、同端部から突出する耳部を有する所謂タブ紙と称するものがある。このようなタブ紙を給紙して画像をプリントする場合、タブ紙に形成されている耳部の個数やタブ紙の向きにより給紙ローラ等の給紙部材に対する耳部の位置が異なり、耳部を挟んで給紙する場合と耳部のない部位を挟んで給紙する場合とで給紙タイミングにズレが生じる。このため、タブ紙を給紙する場合、耳部のない端部側が用紙の搬送方向に対して先頭となるように給紙搬送するのが一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
耳部が形成されていないタブ紙の端部側を先頭にして搬送すると、耳部が後方となって排出部より排出されることになるが、タブ紙の向きや耳部の個数により耳部の位置が変わるので、耳部が排紙部材に挟まれる場合と挟まれない場合がある。タブ紙の搬送方向に対する全長は、耳部の部位で最長となるので、耳部を挟持して搬送しないとタブ紙に対して搬送力が十分に伝達されず、排出後に用紙をスタックする場合にバラツキが生じてしまう。また、タブ紙の耳部は、搬送方向に対する長さが種類によって異なるので、この点を考慮しないと良好なスタック性を得られないという課題がある。
本発明は、用紙がタブ紙の場合でも良好に排出してスタック不良などの不具合を回避できる排紙装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は用紙が耳部を有するタブ紙である場合の問題点を解決するために、耳部の位置や長さに着目したものである。請求項1記載の発明は、駆動源で回転駆動される排紙部材を用いて用紙を排出部から排出する排紙装置において、用紙がその一端から突出する耳部を有するタブ紙であり、この耳部を後方にして上記用紙が排紙される場合に、上記排紙部材による上記耳部の挟持の有無に応じて上記駆動源の駆動が制御されて上記用紙の排出速度が排紙部材により耳部を除く用紙を挟持搬送しているときの速度を基準として変更可能であることを特徴としている。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、耳部が排紙部材で挟持されない場合に、駆動源の駆動が制御されて排出速度が増速されることを特徴としている。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、耳部が排紙部材で挟持される場合に、駆動源の駆動が制御されて排出速度が減速されることを特長としている。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の排紙装置において、耳部の搬送方向における長さが基準長よりも長い場合に、駆動源の駆動が制御されて排出速度が減速されることを特長としている。
【0009】
請求項5記載の発明は、駆動源で回転駆動される排紙部材を用いて用紙を排出部から排出する排紙装置において、用紙がその一端から突出する耳部を有するタブ紙であり、耳部が排紙部材で挟持されず、同耳部を後方にして用紙が排紙される場合に、用紙の搬送方向における耳部の長さに応じて駆動源の駆動が制御されて用紙の排出速度が排紙部材により耳部を除く用紙を挟持搬送しているときの速度を基準として変更可能であることを特徴としている。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の排紙装置において、耳部の長さが基準長よりも長いときに、駆動源の駆動が制御されて排出速度が増速されることを特長としている。
【0011】
請求項7記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置において、画像形成された用紙を請求項1ないし7の何れか1つに記載の排紙装置を用いて装置外へ排出することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した画像形成装置の一例であるデジタルプリント機の全体を示す概略構成図である。このデジタルプリント機は、読み取りユニット50、自動原稿読み取り装置20、書き込みユニット57、排紙装置100を備えており、用紙の一例であるタブ紙4に対して両面プリントできるように構成されている。
【0013】
読み取りユニット50は、装置本体10内に配置された像担持体としてのドラム状の感光体15の上方に配置され、圧板上におかれた原稿をスキャンするためのユニットである。このユニットは、図示しない原稿を載置する圧板としてのコンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光学走査系は、露光ランプ51、第1,第2,第3の各ミラー52,55,56、レンズ53、CCDイメージセンサ54等の周知の要素で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
【0014】
読み取りユニット50は、原稿の画像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータによって駆動される。走査された原稿の画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0015】
自動原稿読み取り装置20は、装置本体10の上部に任意に装着されるものであって、画像形成装置の必須な構成要件ではなく、必ずしも装着されていなくても良い。自動原稿読み取り装置20は、図示しないシート状原稿を自動的に読み取るもので、原稿台21におかれたシート状原稿を給送ローラ対22によって原稿読み取り位置へと送り込んで原稿の画像を読み取るものである。読み取られた画像データは、MTF補正、フィルタ処理、圧縮等の周知の画像処理を行われた後に、画像メモリーに蓄えられる。
【0016】
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成されている。レーザ出力ユニット58の内部には、図示を省略しているが、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラーとしてのポリゴンミラー等の周知の構成が備わっている。書き込みユニット57から出力されるレーザ光は、感光体15の周面に照射される。
【0017】
感光体15を有する画像形成部で作像される画像をプリントする手順の概略を以下に説明する。
装置本体10内に配置された第1トレイ8には、タブ紙4が積載収納されている。この収納されたタブ紙4は、給紙装置11によって給紙され、給紙方向に配置された縦搬送ユニット14によって感光体15からの画像転写が行われる転写部を通る本体搬送路25へと搬送される。
【0018】
図示しないメインモータによって定速で回転駆動される感光体15の表面には、書き込みユニット57からのレーザー光によって潜像が書き込まれる。この潜像は、感光体15に近接対向配置された現像ユニット17上を通過することによってトナー像として現像される。本体搬送路25へ搬送されたタブ紙4は、感光体15の回転と等速で回転駆動される転写搬送ベルト16で搬送されながら、転写搬送ベルト16と感光体15の対向位置に形成される転写部を通過することで、感光体15上のトナー像が転写される。その後、タブ紙4は、転写搬送ベルト16で、転写搬送ベルト16よりも下流側に配置された定着ユニット17へと搬送され、ここでトナー像を定着された後、排紙装置100へと搬送される。
【0019】
画像定着後のタブ紙4は、分岐部18から排紙装置100に取り込まれ、その後のタブ紙4に対する処理の仕方やプリントモードによって搬送先が異なる。例えば、タブ紙4に対して両面プリントする場合には、分岐部18につながる両面入口搬送路37から搬送手段としての反転搬送装置3のスイッチバック搬送路39に搬送され、両面中間搬送路45、縦搬送ユニット14を介して転写部へと再給紙され、分岐部18を通過して装置本体10の左側に設けられた排出部5から排紙トレイ19へと排出される。タブ紙4が片面プリントの場合には、定着ユニット17を通過した後に本体搬送路25上を直線的に搬送して排出部5から排紙トレイ19へと排出する。また、片面プリントの場合でも、タブ紙4の搬送方向aに対する向きを換える場合には、定着ユニット17通過後のタブ紙4を反転搬送装置3のスイッチバック搬送路39に取り込んで、タブ紙4の前後端を入れ換えて反転排紙搬送路38を介して分岐部18へと搬送し、排出部5から排紙トレイ19へと排出する。
【0020】
排紙装置100の構成と動作について説明する。排紙装置100は、駆動源となる排紙駆動モータ46で回転駆動される排紙部材1を用いてタブ紙4を排出部5から排出するものであり、分岐部18、反転搬送装置3を備えている。分岐部18には、排出部5の直前に排紙部材1が、定着ユニット17と排紙部材1の間に搬送ローラ対2とタブ紙4の両サイドを案内するガイド部材69とがそれぞれ配設されている。排紙部材1は、駆動軸67に固定された排紙駆動ローラ47と、固定軸68に回転可能に支持されて排紙駆動ローラ47の外周面に圧接する排紙従動ローラ48とから構成されている。排紙駆動モータ46は、図示しない駆動力伝達機構を介して駆動軸67と連結されている。排紙駆動モータ46には、排紙駆動ローラ47の周速度を増減するために、その回転速度を増減可能なモータが採用されている。
【0021】
反転搬送装置3と分岐部18とは、両面入口搬送路37及び反転排紙搬送路38を介してそれぞれ接続しており、タブ紙4を分岐部18から両面入口搬送路37を通して反転搬送装置3に導入し、反転搬送装置3からの反転排紙搬送路38を通して分岐部18に搬送できるように構成されている。
【0022】
図2に示すように、両面入口搬送路37は、ガイド部材7Aと中間ガイド部材9、及びこれら部材の下方に配置された反転入口ガイド部材12,13の間に形成されている。両面入口搬送路37の一端は、搬送ローラ対2の直後の分岐部18で開口し、他端は略水平に配設された反転搬送ガイド部材30で構成されるスイッチバック搬送路39と連通している。
【0023】
スイッチバック搬送路39は、定着後のタブ紙4の表面と裏面とを反転させて、タブ紙4の搬送方向aに対する前後端部の位置が反転するように構成されている。スイッチバック搬送路39には、中間ガイド部材9と排紙案内部材7Bとの間に形成され、排紙部材1の手前で分岐部18に開口する反転排紙搬送路38と、スイッチバック搬送路39の下方に配置されたガイド部材34,35の間に形成される両面中間搬送路45とが、両面入口搬送路37の他端よりも再給紙方向側でそれぞれ接続されている。両面中間搬送路45と縦搬送ユニット14の搬送ローラ対14Aとの間には、搬送ローラ対14Aへタブ紙4を案内する湾曲したガイド部材36が配置されている。
【0024】
両面入口搬送路37の一端側には、タブ紙4の搬送経路を切り替える排紙分離爪43が配置されている。排紙分離爪43は、定着ユニット17を通過したタブ紙4を両面入口搬送路37に案内する実線で示す案内位置と、両面入口搬送路37に侵入して定着ユニット17を通過したタブ紙4を排出部5へと直接案内する仮想線で示す侵入位置とに回動可能であって、オペレータで選択されるモードに応じて適宜その位置が切り替えられるように構成されている。
【0025】
両面入口搬送路37の他端側には、反転ローラ27と、反転分離爪44が配置されている。反転ローラ27は、両面入口搬送路37に案内されたタブ紙4を、スイッチバック搬送路39に向って搬送する向きに図示しない駆動源で回転駆動される。反転ローラ27は、その母線方向に複数個間隔をもって配置されている。反転分離爪44は、反転ローラ27間に侵入するように櫛歯状に形成されて反転ローラ27と対向配置されており、タブ紙4を反転ローラ27へ押し付けながら反転ローラ27との間を通過させるようになっている。
【0026】
スイッチバック搬送路39には、搬送されてきたタブ紙4の両サイドを揃えるサイドフェンス42と、揃えられたタブ紙4を再給紙方向に搬送する逆転駆動ローラ29と、これに接離自在な従動ローラ28とが配置されている。従動ローラ28は、図示しない接離機構で回転自在に支持されていて、ガイド部材12に設けた通過検知手段の一例である通過検知センサ26によって、タブ紙4の後端が通過したことが検知されると、逆転駆動ローラ29へと圧接される。
【0027】
スイッチバック搬送路39と両面中間搬送路45との接続部には、駆動ローラ32と、これと圧接する従動ローラ31と、両面分岐爪33とが配置されている。両面分岐爪33は、スイッチバック搬送路39から給紙されたタブ紙4を、反転排紙搬送路38へ案内する実線で示す排出位置と、両面中間搬送路45へ案内する仮想線で示す両面案内位置とに回動可能とされていて、選択されるモードに応じて適宜その位置が切り替えられるように構成されている。
【0028】
両面中間搬送路45には、タブ紙4を搬送ローラ対14Aに向って搬送する搬送ローラ対40,41が配置されている。分岐部18と反転排紙搬送路38には、タブ紙4の後端通過を検知する通過検知手段の一例である通過検知センサ70,71がそれぞれ配置されている。
【0029】
排紙駆動モータ46は、図3に示すようにドライバ65aを介して制御装置61に接続している。排紙部材1を除く各搬送ローラや反転ローラ27、逆転駆動ローラ29を回転駆動したり、各分岐爪をそれぞれ回動させる駆動系66は、ドライバ65bを介して制御装置61と接続している。制御装置61には、用紙がタブ紙4の場合に用いる情報入力手段62,63,64と、通過検知センサ26,70,71が接続されている。情報入力手段62は用紙がタブ紙4であることを入力する紙種入力装置であり、情報入力手段63は耳部49の個数を入力して耳部の位置からもも耳部49の挟持状態の有無を制御装置61に認識させる耳部情報入力装置であり、情報入力手段64は耳部49の用紙の搬送方向aに対する長さを入力する長さ入力装置である。
【0030】
(第1の実施の形態)
タブ紙4には、図4に示すように、その一端4aの端部から突出する耳部49が形成されている。タブ紙4は、耳部49が形成されていない端部4bが給紙装置11側に位置して搬送されるときに搬送方向aの先頭側に位置するように、すなわち、耳部49が搬送方向aの後方側に位置するように図1に示す給紙トレイ8に収納されている。このような状態でタブ紙4が給紙されると、排出部5から排出する際に耳部49と排紙部材1との関係で、排紙トレイ19上でのスタック性に問題がある。
【0031】
本形態では、図3に示す情報入力手段62で用紙がタブ紙4である情報が制御装置61に入力されると、排紙分離爪43を図2に実線で示す案内位置にして定着後のタブ紙4を反転搬送装置3に送り込んで反転させて耳部49の位置を搬送方向aの先頭側にし、分離爪33を実線で示す排紙位置に切り替えて、逆転駆動ローラ29以外のローラ類を回転させる。転写後のタブ紙4は、図2に示すように両面入口搬送路37からスイッチバック搬送路39に、耳部49が反転駆動ローラ29側に位置する状態で搬送される。
【0032】
タブ紙4の後端通過が通過検知センサ26で検知されると、従動ローラ28が逆転駆動ローラ29に圧接され、反転駆動ローラ29が図2において反時計回りで回転駆動される。このため、タブ紙4は、図4に示すように耳部49を有する端部4a側を先頭にして排出部5へ向って搬送され、図7に示すように排紙駆動モータ46でその周速度が定速で回転される排紙駆動ローラ47と排紙従動ローラ48に挟持されて排紙速度Vで排出される。よって、用紙排出時の後半において、耳部49が排紙部材1に挟持されることがないので、タブ紙4を十分に排出部5から排出することができ、スタック不良などの不具合を回避することができ、良好な排紙性能を得ることができる。
【0033】
(第2の実施の形態)
本形態は、図5に示すように、耳部49を搬送方向aの後方にしてタブ紙4が排紙される場合に、排紙部材1による耳部49の挟持の有無に応じて排紙駆動モータ46の駆動を制御して排出速度Vを変更可能としたものである。本形態は、耳部49が排紙部材1で挟持されない場合に、排紙駆動モータ46の駆動を増速制御して排出速度Vを増速するものである。
【0034】
耳部49が排紙部材1で挟持されるか否かは、タブ紙4に形成されている耳部49の個数を図3に示す情報入力手段63で入力する。耳部49の位置は、図5に示すように、タブ紙4に形成される耳部49の個数で略決まっている。このため、耳部49の個数が情報入力手段63で制御装置61に入力されたときに、その入力情報が耳部49を挟持しない位置に相当する個数であれば排紙駆動モータ46の駆動を制御して、排紙駆動ローラ47の周速度を速めて排出速度Vを速めれば良い。
【0035】
例えば、図8に示すように、耳部49を排紙部材1で挟持するときの排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV1とし、耳部49を挟持しないときの排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV2としたとき、V1<V2となるように排紙駆動モータ46の駆動を制御する。
【0036】
このように、耳部49が排紙駆動ローラ47と排紙従動ローラ48とで挟持されない場合に搬送速度を速めると、タブ紙4に対する搬送力が増すので、タブ紙4を十分に排出部5から排出することができ、スタック不良などの不具合を回避することができ、良好な排紙性能を得ることができる。
【0037】
(第3の実施の形態)
本形態は、耳部49が排紙部材1で挟持されない場合に、図6に示すように、搬送方向aにおける耳部49の長さに応じて排出速度Vを制御するようにしたもので、特に、耳部49の長さが基準長さLよりも長いときに、排紙駆動モータ46の駆動を増速制御して排出速度Vを増速するものである。
【0038】
耳部49の長さ情報は、図3に示す情報入力手段64、例えばテンキーなどで入力する。また、耳部49の基準長さLは予め制御装置61に設定しておく。そして、耳部49の長さを情報入力手段64で制御装置61に入力し、この入力された長さ情報L1を基準長さL情報と比較して、L1>Lであれば排紙駆動モータ46の駆動を制御して、排紙部材1による排出速度Vを速める。
【0039】
例えば、図8に示すように、耳部49の長さが基準長さLである場合の排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV3とし、耳部49の長さが基準長さLよりも長い場合の排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV4としたとき、V3<V4となるように排紙駆動モータ46の駆動を制御する。
【0040】
このように、耳部49の長さが基準長さLよりも長い場合に、搬送速度Vを速めることで、耳部49の長いタブ紙4に対する搬送力が増すので、タブ紙4を十分に排出部5から排出することができ、スタック不良などの不具合を回避することができ、良好な排紙性能を得ることができる。
【0041】
(第4の実施の形態)
本形態は、耳部49が排紙部材1で挟持される場合に、排紙駆動モータ46の駆動を制御して排出速度Vを減速するもので、特に耳部49の長さが基準長Lよりも長い場合に、排紙駆動モータ46の駆動を制御して排出速度Vを減速するものである。
【0042】
耳部49が排紙部材1で挟持されるか否かは、第2の実施の形態同様、情報入力手段63で入力する耳部49の個数から判断し、耳部49の長さは第3の実施の形態同様、テンキーなどの情報入力手段64から入力する。そして、情報入力手段63からの入力情報が、排紙部材1で耳部49を挟持できる位置に相当する個数であり、かつ情報入力手段64からの耳部49の長さ情報L1と基準長さL情報との関係がL1>Lであれば排紙駆動モータ46の駆動を制御して、排紙部材1による排出速度Vを減速する。
【0043】
例えば、図9に示すように、耳部49を排紙部材1で挟持するときの、耳部49の長さが基準長さLである場合の排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV5とし、入力された耳部49の長さ情報L1が基準長さLよりも長い場合の排出速度となる排紙駆動ローラ47の外周面47aの周速度をV6としたとき、V5>V6となるように排紙駆動モータ46の駆動を制御する。
【0044】
このように、耳部49が排紙部材1で挟持される場合において、搬送されるタブ紙4の耳部49の長さが基準長さLよりも長い場合に搬送速度Vを遅くすると、タブ紙4に対する搬送力が小さくなる。このため、タブ紙4が排紙され過ぎるのを防止することができ、スタック不良などの不具合を回避することができ、良好な排紙性能を得ることができる。すなわち、耳部49を挟持して搬送する場合、耳部49を挟持しないで搬送する場合よりもタブ紙4に対して搬送力が長く与えられる。耳部49が長ければ、その分だけ長くタブ紙4に対して搬送力が与えられる。このため、排紙部材1による搬送速度Vが耳部49の長さや、耳部49の挟持状態が変化しても一緒であると、耳部49の分だけタブ紙4が長く排紙トレイ19上を移動して、スタック位置にバラツキがでやすいくなるが、耳部49の長さや排紙部材1による挟持の有無により搬送速度Vを制御することで、安定してタブ紙4を排紙トレイ19上に排出することができる。
【0045】
耳部49の位置や長さに応じて排紙駆動モータ46の駆動を制御する時期、すなわち、速度切換えの時期は、耳部49の個数や長さを入力して画像形成動作が開始したときから行っても良い。タブ紙4が給紙トレイ8から給紙されて排紙トレイ19上に排紙されるまでの時間は選択されるモードによって異なる。このため、画像形成開始時から排紙駆動モータ46の増速あるいは減速制御をしなくても良く、排出部5からタブ紙4が排紙されるときにだけ排紙駆動モータ46に対する制御が行われる方が、消費電力やモータの回転に伴う音を低減させるという点では好ましい。したがって、排紙駆動モータ46に対する速度可変制御は、図2に示すように、通過検知センサ70あるいは通過検知センサ71によってタブ紙4の後端通過がされたときから行うことで、消費電力や音の発生を低減して省エネルギーで静粛な装置となり、より好ましい制御形態となる。
【0046】
第3、第4の実施の形態では、L1>Lの場合に排出速度Vを増速あるいは減速するようにしているが、耳部49の長さが長くなるのに従い、排紙部材1による排出速度Vを除々に増速あるいは減速するようにしても良い。例えば、図10に示すように、耳部49の長さや排出速度Vが変化しても、排紙トレイ19に排紙されるタブ紙4の位置が略一定となる関係を試験的に求めておき、その情報を予め制御装置61に記憶しておく。そして、情報入力手段63で入力される長さ情報L1と対応する排出速度Vとなるように排紙駆動モータ46の駆動を制御するようにしても良い。この場合、例えば耳部49の長さが1mm増減する毎に排出速度Vを増減制御する。
【0047】
各実施の形態では、搬送されるタブ紙4の耳部49の位置を、入力される耳部49の個数情報で認識し、耳部49の長さは情報入力手段63による入力情報で認識しているが、耳部49の位置や長さの入力はこれら手段に限定されるものではない。例えば図4、図5に示すように、排紙部材18の用紙幅方向bにおける位置に対応する搬送路上の部位に、耳部位置検知手段としての光学的な通過検知センサ72を設ける。そしてこの通過検知センサ72でタブ紙4の全長を検知し、図11に示すように、通過検知センサ72からの出力信号の長さを比較して耳部49の位置や長さを検知するようにしても良い。すなわち、タブ紙4において、耳部49の存在しない部位の搬送方向aに対する全長は最短となるので、この最短に対応する情報P(センサのオン時間)を制御装置61に記憶しておく。この記憶された情報Pと通過検知センサ72からの実際の情報P1(センサのオン時間)とを比較し、P<P1であれば、耳部49が排紙部材1で挟持されるものとし、P=P1であれば耳部49が挟持されていないものと判断し、この判断に結果に基づき排紙駆動モータ46の駆動を制御して排出速度を変更する。あるいはP−P1から耳部49の長さを算出し、この算出値に基づき排紙駆動モータ46の駆動を制御して排出速度Vを変更しても良い。
【0048】
このように通過検知センサ72を装置内の何れかの搬送路上に配置して、その情報に基づき排紙駆動モータ46の駆動を制御するように構成すると、耳部49の位置や長さを情報入力手段63,64を用いて入力しなくて済み、操作性の面で優れた装置となる。
【0049】
図12,図13は、画像形成装置の画像形成モードと耳部49の位置関係を示すものである。
図12は片面プリントの場合を示す。図12(a)に示すように、給紙トレイ8内に耳部49を後方にしてセットされているタブ紙4は、図12(b)に示すように、耳部49が後方側に位置している向きでプリントされる。プリント後、タブ紙4の向きを替えないで排紙するのであれば、そのままの向きで図1に示す排出部5へ直接搬送し、耳部49の位置や長さに応じて排出速度Vの制御を行えば良い。耳部49を先頭にして排紙するのであれば、図1に示す反転搬送装置3に送り込んでタブ紙4の表裏反転させて、図12(c)に示すように耳部49を搬送方向aの先頭側に位置させる。そして、その向きで排出部5に向って搬送して排出部5から排出すればよい。
【0050】
図13は両面プリント時の場合を示す。図13(a)に示すように、給紙トレイ8内に耳部49を後方にしてセットされているタブ紙は、図13(b)に示すように、耳部49が後方側に位置している向きで片面にプリントされる。そして、反転搬送装置3に送り込まれて表裏反転され、図13(c)に示すように耳部49が搬送方向aの先頭側になるようにその向きを変えられる。この状態から両面中間搬送路45を介して再度転写部に向って再給紙すると、図13(d)に示すように、耳部49が先頭に位置した状態で画像の形成されていない面に画像がプリントされて、耳部49を先頭にして排紙部5から排紙される。
【0051】
上述した画像形成装置は、画像形成モードによって耳部49の搬送方向aに対する位置が前後するので、画像形成モードに応じて各形態で説明した排紙駆動モータ46に対するの速度制御を適宜行うことで、タブ紙4を良好に排出することができ、スタック不良などの不具合を回避することができ、良好な排紙性能を得ることができる。
【0052】
各実施の形態で説明した制御装置61は、排紙装置100を単体で用いる場合には排紙装置100が装備する構成とし、画像形成装置内に排紙装置100を組み込んで用いる場合には画像形成装置側に装備する構成であっても良く、排紙装置100が必ずしも制御装置61を備える必要はなく、排紙駆動モータ46が速度制御可能なモータであれば良い。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、耳部を後方にしてタブ紙が排紙される場合に、排紙部材による耳部の挟持の状態に応じて排出速度が変更されるので、耳部が挟持される場合とされない場合におけるタブ紙の排紙のバラツキが低減し、スタック不良などの不具合を回避して良好な排紙性能を得ることができる。
【0055】
本発明によれば、耳部を後方にしてタブ紙が排紙される場合に、耳部の長さ状態に応じて排出速度が変更されるので、耳部の長さの違いによるタブ紙の排紙のバラツキが低減し、スタック不良などの不具合を回避して良好な排紙性能を得ることができる。
【0056】
本発明によれば、位置や長さが異なり変動要素となる耳部を有するタブ紙を用いてプリントする場合でも、耳部の位置や長さに対応して排出速度が制御されるので、変動要素を起因とするタブ紙の排紙のバラツキが低減し、スタック不良などの不具合を回避して良好な排紙性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された排紙装置を有する画像形成装置の概略を示す全体構成図である。
【図2】本発明の要部である排紙装置の構成を示す拡大図である。
【図3】排紙装置を制御する制御装置とそれにつながる部材のブロック図である。
【図4】タブ紙の耳部が先頭で排出されるときの排紙部近傍の概略構成を示す平面図である。
【図5】タブ紙の耳部が後方で排出されるときの排紙部近傍の概略構成を示す平面図である。
【図6】耳部の長さの関係を示す拡大図である。
【図7】耳部が先頭で排出されるときのタブ紙と排紙部材の状態を示す拡大側面図である。
【図8】耳部が後方に位置して挟持されないときのタブ紙と排紙部材の状態を示す拡大側面図である。
【図9】耳部が後方に位置して挟持されるときのタブ紙と排紙部材の状態を示す拡大側面図である。
【図10】耳部の長さと排紙速度の関係を示す線図である。
【図11】通過検知センサを用いて耳部の長さと位置を検知する場合のセンサの出力状態を示す図である。
【図12】片面プリント時における耳部の向きの変化を示す図である。
【図13】両面プリント時における耳部の向きの変化を示す図である。
【符号の説明】
1 排紙部材
3 搬送手段
4 用紙(タブ紙)
4a 用紙の一端
5 排出部
46 駆動源
49 耳部
100 排紙装置
V 排出速度
L 基準長[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a paper discharge device for discharging paper out of the apparatus and an image forming apparatus including the paper discharge device.
[0002]
[Prior art]
In the image forming apparatus, an image is formed on a sheet fed from a sheet feeding unit and then discharged from a discharge unit. Among the sheets used in the image forming apparatus, there is a sheet referred to as a so-called tab sheet having an ear portion protruding from the end portion on one end side thereof. When an image is printed by feeding such tab paper, the position of the ear portion relative to the paper feed member such as the paper feed roller differs depending on the number of tab portions formed on the tab paper and the orientation of the tab paper. Deviations occur in the paper feed timing between the case where the paper is fed with the part sandwiched and the case where the paper is fed with the part without the ears interposed. For this reason, when tab sheets are fed, it is common to feed and transport such that the end side without the ears is at the head in the sheet transport direction.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When transported with the end side of the tab paper on which the ears are not formed leading, the ears will be rearward and will be ejected from the ejection part, but depending on the direction of the tab paper and the number of ears, the ears Therefore, the ear portion may or may not be pinched by the paper discharge member. The total length of the tab paper in the transport direction is the longest at the ears, so if you do not pinch and transport the tabs, the transport force will not be sufficiently transmitted to the tab paper, and the paper will be stacked after ejection. Variations will occur. Further, since the tab sheet ears have different lengths in the transport direction depending on the type, there is a problem that good stackability cannot be obtained unless this point is taken into consideration.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a paper discharge device and an image forming apparatus that can discharge properly even when the paper is a tab paper and can avoid problems such as a stack failure.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention focuses on the position and length of the ears in order to solve the problem when the paper is a tab paper having ears. The invention according to
[0006]
[0007]
[0008]
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an entire digital printing machine as an example of an image forming apparatus to which the present invention is applied. This digital printing machine includes a
[0013]
The
[0014]
When reading an image of a document, the
[0015]
The automatic
[0016]
The
[0017]
An outline of a procedure for printing an image formed by the image forming unit having the
[0018]
A latent image is written on the surface of the
[0019]
The
[0020]
The configuration and operation of the
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 2, the double-sided
[0023]
The
[0024]
On one end side of the double-sided
[0025]
A
[0026]
In the
[0027]
A
[0028]
In the double-sided
[0029]
The paper
[0030]
(First embodiment)
As shown in FIG. 4, the
[0031]
In this embodiment, when information indicating that the paper is
[0032]
When passage of the rear end of the
[0033]
(Second Embodiment)
In the present embodiment, as shown in FIG. 5, when the
[0034]
Whether or not the
[0035]
For example, as shown in FIG. 8, the peripheral speed of the outer
[0036]
In this way, when the conveyance speed is increased when the
[0037]
(Third embodiment)
In this embodiment, when the
[0038]
The length information of the
[0039]
For example, as shown in FIG. 8, the peripheral speed of the outer
[0040]
As described above, when the length of the
[0041]
(Fourth embodiment)
In this embodiment, when the
[0042]
Whether or not the
[0043]
For example, as shown in FIG. 9, the outer peripheral surface of the paper
[0044]
As described above, when the
[0045]
The timing for controlling the driving of the paper
[0046]
In the third and fourth embodiments, when L1> L, the discharge speed V is increased or decreased. However, as the length of the
[0047]
In each embodiment, the position of the
[0048]
As described above, when the
[0049]
12 and 13 show the positional relationship between the image forming mode of the image forming apparatus and the
FIG. 12 shows the case of single-sided printing. As shown in FIG. 12 (a), the
[0050]
FIG. 13 shows the case of duplex printing. As shown in FIG. 13 (a), the tab paper set in the paper feed tray 8 with the
[0051]
In the above-described image forming apparatus, the position of the
[0052]
The control device 61 described in each embodiment has a configuration in which the
[0054]
【The invention's effect】
Book According to the invention, when the tab sheet is ejected with the ears at the rear, the ejection speed is changed according to the state of the pinching of the ears by the paper ejection member. In this case, the variation in the discharge of the tab sheet is reduced, and it is possible to avoid problems such as a stack failure and obtain a good discharge performance.
[0055]
Book According to the invention, when the tab sheet is ejected with the ear portion rearward, the ejection speed is changed according to the length state of the ear portion. Paper variations can be reduced, and problems such as defective stacking can be avoided and good paper discharge performance can be obtained.
[0056]
Book According to the invention, even when printing is performed using tab sheets having ears that have different positions and lengths and become variable elements, the discharge speed is controlled according to the position and length of the ear parts. As a result, the variation in the discharge of the tab sheet due to the above is reduced, and it is possible to avoid problems such as a stack defect and obtain a good discharge performance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing an outline of an image forming apparatus having a paper discharge device to which the present invention is applied.
FIG. 2 is an enlarged view showing a configuration of a paper discharge device which is a main part of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram of a control device that controls the paper discharge device and members connected thereto.
FIG. 4 is a plan view showing a schematic configuration in the vicinity of a paper discharge unit when a tab sheet ear is discharged at the head.
FIG. 5 is a plan view illustrating a schematic configuration in the vicinity of a paper discharge unit when tab tab ears are discharged rearward.
FIG. 6 is an enlarged view showing the relationship between the lengths of the ears.
FIG. 7 is an enlarged side view showing a state of a tab sheet and a discharge member when the ear portion is discharged at the head.
FIG. 8 is an enlarged side view showing a state of the tab sheet and the sheet discharge member when the ear portion is positioned rearward and is not sandwiched.
FIG. 9 is an enlarged side view showing a state of the tab sheet and the sheet discharge member when the ear portion is positioned rearward and is sandwiched.
FIG. 10 is a diagram showing the relationship between the length of the ear and the paper discharge speed.
FIG. 11 is a diagram illustrating an output state of a sensor when a length and a position of an ear are detected using a passage detection sensor.
FIG. 12 is a diagram illustrating a change in the direction of the ear during single-sided printing.
FIG. 13 is a diagram illustrating a change in the direction of an ear during double-sided printing.
[Explanation of symbols]
1 Paper discharge member
3 Transport means
4 paper (tab paper)
4a One end of paper
5 discharge section
46 Drive source
49 Ear
100 Paper discharge device
V discharge speed
L Reference length
Claims (7)
上記用紙がその一端から突出する耳部を有するタブ紙であり、この耳部を後方にして上記用紙が排紙される場合に、上記排紙部材による上記耳部の挟持の有無に応じて上記駆動源の駆動が制御されて上記用紙の排出速度が排紙部材により耳部を除く用紙を挟持搬送しているときの速度を基準として変更可能な排紙装置。In a paper discharge device that discharges paper from a discharge unit using a paper discharge member that is rotationally driven by a drive source,
When the paper is a tab paper having an ear protruding from one end of the paper, and the paper is discharged with the ear as the back, the paper is discharged depending on whether the ear is pinched by the paper discharge member. A paper discharge device in which the drive of the drive source is controlled so that the paper discharge speed can be changed based on the speed when the paper excluding the ears is nipped and conveyed by the paper discharge member .
上記耳部が上記排紙部材で挟持されない場合に、上記駆動源の駆動が制御されて上記排出速度が増速される排紙装置。The paper discharge device according to claim 1.
A paper discharge device in which the drive speed of the drive source is controlled to increase the discharge speed when the ear is not sandwiched between the paper discharge members .
上記耳部が上記排紙部材で挟持される場合に、上記駆動源の駆動が制御されて上記排出速度が減速される排紙装置。The paper discharge device according to claim 1.
A paper discharge device that controls the driving of the drive source and decelerates the discharge speed when the ear is sandwiched between the paper discharge members.
上記耳部の、上記用紙の搬送方向における長さが基準長よりも長い場合に、上記駆動源の駆動が制御されて上記排出速度が減速される排紙装置。The paper discharge device according to claim 3 .
A paper discharge device in which the drive speed of the drive source is controlled to reduce the discharge speed when the length of the ear portion in the conveyance direction of the paper is longer than a reference length .
上記耳部の長さが基準長よりも長いときに、上記駆動源の駆動が制御されて上記排出速度が増速される排紙装置。The paper discharge device according to claim 5.
A paper discharge device in which the drive speed of the drive source is controlled to increase the discharge speed when the length of the ear is longer than a reference length .
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