JP3876576B2 - Electromagnetic relay - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、継鉄、これに巻回されるコイル部、継鉄に対して揺動自在に設けられる接極子、この接極子の揺動に応じて接離状態になる可動接点および固定接点などにより構成される電磁リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9はこのような従来の電磁リレーを示す一部切欠斜視図、図10は図9に示す接極子ブロックの平面図、図11は図9に示す電磁石ブロックおよび接極子ブロックの平面図である。
【0003】
図9に示す電磁リレーは、固定接点バネブロック91と、可動接点バネブロック92と、継鉄931、ボビン(コイルボビン)932、コイル部933およびコイル端子934により成る電磁石ブロック(コイルブロック)93と、永久磁石941、一対の接極子942およびこれらを一体に固定する成形部材943により成る接極子ブロック94と(図10参照)、カード95と、ボディ961および図略のカバーにより構成される器体とを備えている。
【0004】
上記構成の電磁リレーにおける接極子ブロック94は、図10に示すように、一対の接極子942の間に永久磁石941を挟み、それらの周りを樹脂製の成形部材943で囲む構造になっており、成形部材943にはレバー943aおよび支点943bが設けられている。そして、図11に示すように、一対の接極子942の間に継鉄931の両端部が入り込むように、電磁石ブロック93および接極子ブロック94が配置され、支点943bにより接極子ブロック94とボディ961との位置決めがなされる。なお、ボディ961には支点受け961aが設けられている(図9参照)。
【0005】
一方、固定接点バネブロック91および可動接点バネブロック92の各接点の開閉は、接極子ブロック94が支点943bを中心に回動し、これに応じて、接極子ブロック94のレバー943aと可動接点バネブロック92との間に設けられたカード95を介して、レバー943aが可動接点バネブロック92を駆動することにより行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の電磁リレーでは、図11に示したように、両接極子942を磁極位置B1,B2で継鉄931の両端部に確実に吸着させれば、耐衝撃性に優れた磁気回路を構成することができる。
【0007】
しかしながら、上記構造では、接極子ブロック94が磁極位置B1,B2および支点943bの3点で位置決めされるため、部品寸法のばらつきなどで、図12に示すように、磁極位置B1,B2のいずれかで(図12の例ではB2側)、継鉄931の端部と接極子ブロック94の接極子942との間に隙間が生じ、この結果、磁気特性の変動が大きくなり、耐衝撃性が劣化してしまう。また、感度調整が非常に難しくなる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上し、感度調整が容易な電磁リレーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明の電磁リレーは、一の方向に屈曲する両端部を有して成る継鉄と、前記継鉄における両端部間の中央部に巻回されるコイル部と、前記継鉄の両端部間に配置される永久磁石と、前記継鉄の両端部間の長さよりも長めに形成され、前記永久磁石に対して前記一の方向側に配置される接極子と、前記継鉄の両端部に対してそれぞれ前記接極子の両端側を揺動自在にして、前記永久磁石および接極子を一体に固定するヒンジバネとを備え、前記永久磁石と前記接極子との間に突部が設けられ、前記継鉄の両端部間の長さと同程度の長さの板状に形成されて成り、前記永久磁石に対して前記一の方向と逆の方向側に配置される補助継鉄を備え、前記永久磁石は前記継鉄の両端部間の長さよりも短い板状に形成され、前記接極子は、板状に形成され、前記永久磁石との対向面に前記突部を有し、前記ヒンジバネは、前記接極子における前記一の方向側の面に取着される中央部と、この中央部から前記一の方向と逆の方向に延びて前記補助継鉄の両側面にそれぞれ取着されるとともに前記永久磁石を狭持する両側部とを有する形状に形成され、前記永久磁石、接極子および補助継鉄は前記ヒンジバネにより一体に固定されるのである。
【0010】
この構成では、接極子の位置が突部とどちらか一方の磁極位置との2点で決まるので、不要な隙間が生じなくなって磁気ギャップが生じなくなる。この結果、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【0011】
また、一の方向に屈曲する両端部を有して成る継鉄と、前記継鉄における両端部間の中央部に巻回されるコイル部と、前記継鉄の両端部間に配置される永久磁石と、前記継鉄の両端部間の長さよりも長めに形成され、前記永久磁石に対して前記一の方向側に配置される接極子と、前記継鉄の両端部に対してそれぞれ前記接極子の両端側を揺動自在にして、前記永久磁石および接極子を一体に固定するヒンジバネとを備え、前記永久磁石と前記接極子との間に突部が設けられ、前記継鉄の両端部間の長さと同程度の長さの板状に形成されて成り、前記永久磁石に対して前記一の方向と逆の方向側に配置される補助継鉄を備え、前記永久磁石は前記継鉄の両端部間の長さよりも短い板状に形成され、前記接極子は、板状に形成され、前記永久磁石との対向面に前記突部を有し、前記ヒンジバネは、前記接極子における前記一の方向と逆の方向側の面に取着される中央部と、この中央部から前記逆の方向に延びて前記補助継鉄の両側面にそれぞれ取着されるとともに前記永久磁石を狭持する両側部とを有する形状に形成され、前記永久磁石、接極子および補助継鉄は前記ヒンジバネにより一体に固定される構成でもよい(請求項2)。この構成によれば、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。さらに、永久磁石、接極子および補助継鉄をヒンジバネにより一体に固定して成る接極子ブロックにおける揺動による摩耗を好適に防止することができる。
【0012】
また、請求項1または2記載の電磁リレーにおいて、ボディおよびカバーにより成る器体を備え、前記補助継鉄は前記ボディとの固定部を有する構成でもよい(請求項3)。この構成によれば、組立てが容易になる。
【0013】
また、請求項3記載の電磁リレーにおいて、前記固定部は複数の突起であり、前記ボディには前記各突起が嵌入される溝が形成されている構成でもよい(請求項4)。この構成によれば、組立てが容易になる。
【0014】
さらに、請求項1〜4のいずれかに記載の電磁リレーにおいて、固定側端子、この固定側端子に締結される板バネ、およびこの板バネに設けられる固定接点により成る固定接点バネブロックと、可動側端子、この可動側端子に締結される板バネ、およびこの板バネに設けられる可動接点により成る可動接点バネブロックと、前記接極子および可動接点バネブロックの双方に取り付けられ、前記接極子の揺動に応じて前記固定接点および可動接点の接離を行うためのカードとを備える構成でもよい(請求項5)。この構成によれば、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態に係る電磁リレーの一部切欠斜視図、図2は図1に示す固定接点バネブロック、可動接点バネブロック、継鉄およびカードの斜視図、図3は図1に示す接極子ブロックの組立および分解斜視図、図4は図1に示す電磁石ブロックおよび接極子ブロックを前方および右方から見た図、図5は図1の一部前面図およびそのA−A線断面図で、これらの図を用いて以下に第1実施形態の説明を行う。なお、図4(a)において、Bは磁極位置を示し、Cは回転中心を示す。また、図4(b)のヒンジバネにおけるDはねじれ部分を示す。
【0016】
図1に示す電磁リレーは、いわゆるラッチ型に属し、大別すると、固定接点バネブロック11と、可動接点バネブロック12と、電磁石ブロック13と、接極子ブロック14と、カード15と、これら各部品を内部に収納する器体16とを備えている。
【0017】
固定接点バネブロック11は、図2(a)に示すように、金属板を屈曲して成る固定側端子111と、この固定側端子111の上端にリベットで下端が締結される金属製の板バネ112と、この板バネ112の上部に固着される金属製の固定接点とにより構成される。ただし、固定接点は、板バネ112の左側の面(図2(a)では背面)に形成された有底で円筒状の溝に固着され、接点部が左方に突出している。
【0018】
可動接点バネブロック12は、図2(b)に示すように、金属板により成る可動側端子121と、この可動側端子121の上端にリベットで下端が締結される金属製の板バネ122と、この板バネ122の上部に固着される金属製の可動接点123とにより構成されている。また、板バネ122の上端にはカード15装着用の突片122aが上方に突設されている。
【0019】
電磁石ブロック13は、図1に示すように、右方に屈曲するT字状の両端部131aを有する形状に形成される継鉄131と(図2(c)参照)、樹脂製のボビン132と、このボビン132を介して継鉄131における両端部131a間の中央部にコイル電線を巻回して成るコイル部133と、ボビン132の下端側に一体に固着され、コイル部133の両端がそれぞれ接続(例えば半田接続)される一対のコイル端子134とにより構成されている。また、ボビン132の後面側には、継鉄131挿入用の溝(図示せず)が形成されている。
【0020】
ここで、電磁石ブロック13の製造手順を説明すると、まず、ボビン132の上記溝に継鉄131を挿入し、コイル電線をボビン132に巻回してコイル部133を設け、続いて、コイル部133の両端を一対のコイル端子134にそれぞれ接続する。これにより、電磁石ブロック13が得られる。
【0021】
接極子ブロック14は、図1および図3に示すように、永久磁石141、接極子142、補助継鉄143およびヒンジバネ144により構成されている。
【0022】
永久磁石141は、図4(a)に示すように、上下方向の長さが継鉄131の両端部131a間の長さよりも短い板状(図3(b)の例では直方体)に形成され、右面側が継鉄131の両端部131aよりも右方に若干突出するように配置される。また、永久磁石141は、本電磁リレーの組立ての前/後に、右面側がS極となり左面側がN極となるように、または右面側がN極となり左面側がS極となるように着磁される。例えば、本電磁リレーの組立後に永久磁石141を着磁すれば、本電磁リレー内部への鉄粉などの付着および混入を防止することができる。
【0023】
接極子142は、上下方向の長さが継鉄131の両端部131a間の長さよりも長い板状に形成され、図3(b)に示すように、上端に突設されたカード15装着用の突部142aと、左面中央に突設された突部142bと(図4(a)参照)、リベット締結用であって右面における上下側にそれぞれ突設された一対の軸部142cとを有し、図4に示すように、永久磁石141に対して右側に配置される。
【0024】
補助継鉄143は、上下方向の長さが継鉄131の両端部131a間の長さと同程度で若干短い長さの板状に形成され、図3(b)に示すように、ヒンジバネ144の固定用であって前方および後方の各側壁中央に突設された突起143aと、当該補助継鉄143を器体16に固定するためのものであって後方の側壁の両端側にそれぞれ突設された一対の突起143bと、左右方向に貫通された2つの孔143cとを有し、図4(a)に示すように、永久磁石141に対して左側に配置される。
【0025】
ヒンジバネ144は、永久磁石141、接極子142および補助継鉄143を一体に固定するもので、弾性を有する薄手の金属板により形成され、図3(b)に示すように、前後上下に伸びるクロス状に形成され接極子142の右面に取着される中央部144aと、上下左右に伸びるクロス状に形成され中央部144aの前後端からそれぞれ左方に延びて補助継鉄143の前後両側面に取着される両側部144bとを有している。また、中央部144aの上下に伸びる各部には、接極子142の軸部142cが挿入される孔144dが穿設されている。また、各側部144bの左方に伸びる部分には、補助継鉄143の突起143aが嵌入される孔144eが穿設されている。さらに、各側部144bの上下端には、永久磁石141の上下動を阻止するための突片144fが形成されている。
【0026】
ここで、接極子ブロック14の組立手順を説明する。まず、ヒンジバネ144の各孔144dに、接極子142の対応する軸部142cを挿入し、続いて、各軸部142cの先端側をかしめる。これにより、接極子142とヒンジバネ144とが締結される。この後、永久磁石141を両側部144bで狭持させ、続いて、ヒンジバネ144の各孔144eに、補助継鉄143の対応する突起143aを嵌入する。これにより、永久磁石141、接極子142および補助継鉄143をヒンジバネ144で一体に固定した接極子ブロック14が得られる。
【0027】
カード15は、図2(d)に示すように、樹脂などにより板状に形成され、可動接点バネブロック12の突片122aの嵌入用であって右端側に穿設された孔15aと、接極子142の突部142aの嵌入用であって左端側に穿設された孔15bと、左右方向に伸びる孔15cとを有している。
【0028】
器体16は、図1に示すように、樹脂製のボディ161およびカバー162により構成される。ボディ161は、固定接点バネブロック11および可動接点バネブロック12を収納固定するためのものであって右側の部分から前方に突設された隔壁161a〜161eと、補助継鉄143の各突起143bが嵌入される溝161fと(図5(b)参照)、継鉄131の各端部131aの下端側が嵌入される溝161gと(図5(b)参照)、カード15の孔15cに挿入してカード15の左右方向の動きを規制するものであって隔壁161eの上面に突設された突部(図示せず)と、電磁石ブロック13の一対のコイル端子134が挿通される一対の孔(図示せず)とを有している。ここで、嵌入用の溝161fおよび溝161gを設け、それぞれを例えば突起143bおよび端部131aの嵌入部分の外形に対応する形状に形成することで、電磁石ブロック13と接極子ブロック14との配置関係を所定の精度で管理することができる。一方、カバー162は、ボディ161の前面側を閉塞する箱状に形成されている。
【0029】
次に、このように構成される電磁リレーの組立手順の一例を説明する。まず、固定接点バネブロック11および可動接点バネブロック12をボディ161の所定位置に収納固定する。このとき、さらに接着剤を使用するのが望ましい。
【0030】
この後、接極子ブロック14の各突起143bをボディ161の対応する溝161fに嵌入して、接極子ブロック14をボディ161に固定する。このとき、さらに接着剤を使用するのが望ましい。
【0031】
この後、電磁石ブロック13の各コイル端子134をボディ161の対応する孔に挿入し、続いて、継鉄131の各端部131aの下端側を対応する溝161gに嵌入して、電磁石ブロック13をボディ161に固定する。このとき、さらに接着剤を使用するのが望ましい。
【0032】
この後、カード15の孔15aおよび15bにそれぞれ可動接点バネブロック12の突片122aおよび接極子142の突部142aを嵌入する。続いて、ボディ161にカバー162を被せて固定すれば、本電磁リレーが得られる。
【0033】
このようにして組み立てられた本電磁リレーでは、図4(a)に示すように、接極子142の位置が突部142bと磁極位置(図4(a)の例ではB)との2点で決まるので、不要な隙間が生じなくなって磁気ギャップが生じなくなる。これにより、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【0034】
さらに、接極子ブロック14を一体構造にしたことに加えて、補助継鉄143に、磁束を流すための磁路の機能以外に、接極子ブロック14をボディ161に固定するための突起143bを設けたことにより、電磁リレーの組立てが容易になる。
【0035】
なお、第1実施形態では、補助継鉄にヒンジバネを取り付けるために、補助継鉄143に一対の突起143aが設けられる構造になっているが、例えば、突起143aを設けずに、補助継鉄にヒンジバネを取り付けるための別の構造を採用しても構わない。この構造例を図6に示す。この図6において、補助継鉄243は、突起143aが除去されている以外は補助継鉄143と同様の形状に形成されている。一方、ヒンジバネ244は、各孔144eの左方に、補助継鉄243との係止突起244gが形成されている以外はヒンジバネ144と同様の形状に形成されている。
【0036】
図7は本発明の第2実施形態に係る電磁リレーにおける電磁石ブロックおよび接極子ブロックを前方および右方から見た図、図8は図7のヒンジバネを前方および右方から見た図で、これら図を用いて以下に第2実施形態の説明を行う。なお、図7(a)のEは回転中心を示す。
【0037】
本電磁リレーは、固定接点バネブロック11、可動接点バネブロック12、電磁石ブロック13、カード15および器体16を第1実施形態と同様に備えるほか、第1実施形態との相違点として接極子ブロック44を備える。
【0038】
この接極子ブロック44は、図7に示すように、第1実施形態と同様の永久磁石141および補助継鉄143と、第1実施形態と異なる接極子442およびヒンジバネ444とにより構成されている。
【0039】
接極子442は、上下方向の長さが継鉄131の両端部131a間の長さよりも長い板状に形成され、突部142aおよび突部142bを第1実施形態と同様に有しているほか、リベット締結用であって左面における上下側にそれぞれ突設された一対の軸部442cを第1実施形態との相違点として有し、永久磁石141に対して右側に配置される。
【0040】
ヒンジバネ444は、永久磁石141、接極子442および補助継鉄143を一体に固定するもので、弾性を有する薄手の金属板により形成され、図8に示すように、前後上下に伸びるクロス状に形成され接極子442の左面に取着される中央部444aと、この中央部444aの前後端からそれぞれ左方に延びて補助継鉄143の前後両側面に取着されるT字状の両側部444bとを有している。また、中央部444aの上下に伸びる各部には、接極子442の軸部442cが挿入される孔444dが穿設されている。また、各側部444bには、補助継鉄143の突起143aが嵌入される孔444eが穿設されている。さらに、各側部444bの上下端には、永久磁石141の上下動を阻止するための突片444fが形成されている。
【0041】
ここで、接極子ブロック44の組立手順を説明する。まず、ヒンジバネ444の各孔444dに、接極子442の対応する軸部442cを挿入し、続いて、各軸部442cの先端側をかしめる。これにより、接極子442とヒンジバネ444とが締結される。この後、永久磁石141を両側部444bで狭持させ、続いて、ヒンジバネ444の各孔444eに、補助継鉄143の対応する突起143aを嵌入する。これにより、永久磁石141、接極子442および補助継鉄143をヒンジバネ444で一体に固定した接極子ブロック44が得られる。
【0042】
このように構成される電磁リレーは第1実施形態と同様の手順で組み立てられる。また、本電磁リレーにおいても、接極子442の位置が突部142bとどちらか一方の磁極位置との2点で決まるので、不要な隙間が生じなくなって磁気ギャップが生じなくなる。これにより、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【0043】
さらに、接極子ブロック44における揺動による摩耗を好適に防止することができる。第1実施形態では、図4に示すように、ヒンジバネ144がねじれ部分Dでねじれることにより、接極子142の回転運動を作り出しているが、回転中心Cと突部142bとが高さ方向(左右方向)にずれているので、接極子142の突部142bが永久磁石141上で滑り運動を行う。このため、接極子142の突部142bと永久磁石141との間の摩擦が大きくなり、それら双方が摩耗しやすくなる。これに対して、第2実施形態では、図7に示すように、接極子442の回転中心Eと接極子442の突部142bとの高さ方向のずれがほとんどないので、接極子442の突部142bがヒンジバネ444または永久磁石141上でころがり運動を行う。これにより、接極子442の突部142bとヒンジバネ444または永久磁石141との間に生じる摩擦力が小さくなり、それらの摩耗を防止することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、一の方向に屈曲する両端部を有して成る継鉄と、前記継鉄における両端部間の中央部に巻回されるコイル部と、前記継鉄の両端部間に配置される永久磁石と、前記継鉄の両端部間の長さよりも長めに形成され、前記永久磁石に対して前記一の方向側に配置される接極子と、前記継鉄の両端部に対してそれぞれ前記接極子の両端側を揺動自在にして、前記永久磁石および接極子を一体に固定するヒンジバネとを備え、前記永久磁石と前記接極子との間に突部が設けられ、前記継鉄の両端部間の長さと同程度の長さの板状に形成されて成り、前記永久磁石に対して前記一の方向と逆の方向側に配置される補助継鉄を備え、前記永久磁石は前記継鉄の両端部間の長さよりも短い板状に形成され、前記接極子は、板状に形成され、前記永久磁石との対向面に前記突部を有し、前記ヒンジバネは、前記接極子における前記一の方向側の面に取着される中央部と、この中央部から前記一の方向と逆の方向に延びて前記補助継鉄の両側面にそれぞれ取着されるとともに前記永久磁石を狭持する両側部とを有する形状に形成され、前記永久磁石、接極子および補助継鉄は前記ヒンジバネにより一体に固定されるので、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、一の方向に屈曲する両端部を有して成る継鉄と、前記継鉄における両端部間の中央部に巻回されるコイル部と、前記継鉄の両端部間に配置される永久磁石と、前記継鉄の両端部間の長さよりも長めに形成され、前記永久磁石に対して前記一の方向側に配置される接極子と、前記継鉄の両端部に対してそれぞれ前記接極子の両端側を揺動自在にして、前記永久磁石および接極子を一体に固定するヒンジバネとを備え、前記永久磁石と前記接極子との間に突部が設けられ、前記継鉄の両端部間の長さと同程度の長さの板状に形成されて成り、前記永久磁石に対して前記一の方向と逆の方向側に配置される補助継鉄を備え、前記永久磁石は前記継鉄の両端部間の長さよりも短い板状に形成され、前記接極子は、板状に形成され、前記永久磁石との対向面に前記突部を有し、前記ヒンジバネは、前記接極子における前記一の方向と逆の方向側の面に取着される中央部と、この中央部から前記逆の方向に延びて前記補助継鉄の両側面にそれぞれ取着されるとともに前記永久磁石を狭持する両側部とを有する形状に形成され、前記永久磁石、接極子および補助継鉄は前記ヒンジバネにより一体に固定されるので、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。さらに、永久磁石、接極子および補助継鉄をヒンジバネにより一体に固定して成る接極子ブロックにおける揺動による摩耗を好適に防止することができる。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の電磁リレーにおいて、ボディおよびカバーにより成る器体を備え、前記補助継鉄は前記ボディとの固定部を有するので、組立てが容易になる。
【0047】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の電磁リレーにおいて、前記固定部は複数の突起であり、前記ボディには前記各突起が嵌入される溝が形成されているので、組立てが容易になる。
【0048】
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の電磁リレーにおいて、固定側端子、この固定側端子に締結される板バネ、およびこの板バネに設けられる固定接点により成る固定接点バネブロックと、可動側端子、この可動側端子に締結される板バネ、およびこの板バネに設けられる可動接点により成る可動接点バネブロックと、前記接極子および可動接点バネブロックの双方に取り付けられ、前記接極子の揺動に応じて前記固定接点および可動接点の接離を行うためのカードとを備えるので、磁気特性の変動が小さくなり、耐衝撃性が向上する。また、感度調整が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電磁リレーの一部切欠斜視図である。
【図2】 (a)〜(d)はそれぞれ図1に示す固定接点バネブロック、可動接点バネブロック、継鉄およびカードの斜視図である。
【図3】 (a),(b)はそれぞれ図1に示す接極子ブロックの組立および分解斜視図である。
【図4】 (a),(b)はそれぞれ図1に示す電磁石ブロックおよび接極子ブロックを前方および右方から見た図である。
【図5】 (a),(b)はそれぞれ図1の一部前面図およびA−A線断面図である。
【図6】 補助継鉄にヒンジバネを取り付けるための別の構造例を示す図である。
【図7】 (a),(b)はそれぞれ本発明の第2実施形態に係る電磁リレーにおける電磁石ブロックおよび接極子ブロックを前方および右方から見た図である。
【図8】 (a),(b)はそれぞれ図8のヒンジバネを前方および右方から見た図である。
【図9】 従来の電磁リレーを示す一部切欠斜視図である。
【図10】 図9に示す接極子ブロックの平面図である。
【図11】 図9に示す電磁石ブロックおよび接極子ブロックの平面図である。
【図12】 図9に示す電磁リレーの不具合の説明図である。
【符号の説明】
11 固定接点バネブロック
12 可動接点バネブロック
13 電磁石ブロック
14,34,44 接極子ブロック
15 カード
16 器体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a yoke, a coil portion wound around the yoke, an armature provided so as to be swingable with respect to the yoke, a movable contact and a fixed contact that are brought into and out of contact with the swing of the armature, etc. It is related with the electromagnetic relay comprised by these.
[0002]
[Prior art]
Figure 9 Is a partially cutaway perspective view showing such a conventional electromagnetic relay, FIG. 10 Is a figure 9 Plan view of the armature block shown in Fig. 11 Is a figure 9 It is a top view of the electromagnet block and armature block which are shown in FIG.
[0003]
Figure 9 The electromagnetic relay shown in FIG. 1 includes a fixed
[0004]
The
[0005]
On the other hand, when the contacts of the fixed
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the above conventional electromagnetic relay, 11 As shown in FIG. 2, if the both
[0007]
However, in the above structure, the
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an electromagnetic relay in which fluctuations in magnetic properties are reduced, impact resistance is improved, and sensitivity adjustment is easy.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, an electromagnetic relay according to a first aspect of the present invention is wound around a yoke having both ends bent in one direction and a central portion between both ends of the yoke. A coil portion, a permanent magnet disposed between both end portions of the yoke, and a length longer than the length between both end portions of the yoke, and disposed on the one direction side with respect to the permanent magnet. An armature, and a hinge spring for integrally fixing the permanent magnet and the armature so that both end sides of the armature can swing with respect to both ends of the yoke, and the permanent magnet and the armature. Protrusions are provided between The auxiliary yoke is formed in the shape of a plate having the same length as the length between both ends of the yoke, and is arranged on the opposite side to the one direction with respect to the permanent magnet. The permanent magnet is formed in a plate shape shorter than the length between both end portions of the yoke, the armature is formed in a plate shape, has the protrusion on the surface facing the permanent magnet, and the hinge spring Is attached to both sides of the auxiliary yoke extending from the central portion in a direction opposite to the one direction, and being attached to the surface on the one direction side of the armature. In addition, the permanent magnet, the armature and the auxiliary yoke are integrally fixed by the hinge spring. It is.
[0010]
In this configuration, since the position of the armature is determined by two points of the protrusion and one of the magnetic pole positions, an unnecessary gap is not generated and a magnetic gap is not generated. As a result, fluctuations in magnetic properties are reduced and impact resistance is improved. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy.
[0011]
Also, A yoke having both end portions bent in one direction, a coil portion wound around a central portion between both end portions of the yoke, and a permanent magnet disposed between both end portions of the yoke An armature formed longer than the length between both ends of the yoke, and disposed on the one direction side with respect to the permanent magnet, and the armature with respect to both ends of the yoke, respectively. A hinge spring for integrally fixing the permanent magnet and the armature so that both end sides are swingable, and a protrusion is provided between the permanent magnet and the armature; It is formed in the shape of a plate having the same length as the length between both end portions of the yoke, and includes an auxiliary yoke disposed on the opposite side to the one direction with respect to the permanent magnet, The permanent magnet is formed in a plate shape shorter than the length between both end portions of the yoke, the armature is formed in a plate shape, has the protrusion on the surface facing the permanent magnet, and the hinge spring is A central portion attached to a surface of the armature opposite to the one direction, and extending from the central portion in the opposite direction and attached to both side surfaces of the auxiliary yoke. The permanent magnet, the armature, and the auxiliary yoke may be integrally fixed by the hinge spring. 2 ). According to this configuration, fluctuations in magnetic characteristics are reduced, and impact resistance is improved. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy. Furthermore, it is possible to suitably prevent wear due to rocking in the armature block in which the permanent magnet, armature and auxiliary yoke are integrally fixed by a hinge spring.
[0012]
[0013]
Claims 3 In the electromagnetic relay described above, the fixing portion may be a plurality of protrusions, and the body may be formed with grooves into which the protrusions are inserted. 4 ). According to this configuration, assembly is facilitated.
[0014]
Furthermore, claims 1 to 4 In the electromagnetic relay according to any one of the above, a fixed contact spring block including a fixed terminal, a plate spring fastened to the fixed terminal, and a fixed contact provided on the plate spring, a movable terminal, and the movable terminal A fixed spring is attached to both the armature and the movable contact spring block, and the fixed contact according to the swing of the armature. And a card for performing contact and separation of the movable contact (claim) 5 ). According to this configuration, fluctuations in magnetic characteristics are reduced, and impact resistance is improved. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 is a partially cutaway perspective view of an electromagnetic relay according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view of a fixed contact spring block, a movable contact spring block, a yoke and a card shown in FIG. 1, and FIG. 4 is a front view and a right side view of the electromagnet block and the armature block shown in FIG. 1, and FIG. 5 is a partial front view of FIG. The first embodiment will be described below with reference to the A-line cross-sectional views. In FIG. 4A, B represents the magnetic pole position, and C represents the center of rotation. Further, D in the hinge spring in FIG. 4B indicates a twisted portion.
[0016]
The electromagnetic relay shown in FIG. 1 belongs to a so-called latch type, and is roughly classified into a fixed
[0017]
As shown in FIG. 2A, the fixed
[0018]
As shown in FIG. 2B, the movable
[0019]
As shown in FIG. 1, the
[0020]
Here, the manufacturing procedure of the
[0021]
As shown in FIGS. 1 and 3, the
[0022]
As shown in FIG. 4A, the
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Here, the assembly procedure of the
[0027]
As shown in FIG. 2 (d), the
[0028]
As shown in FIG. 1, the
[0029]
Next, an example of an assembly procedure of the electromagnetic relay configured as described above will be described. First, the fixed
[0030]
Thereafter, each
[0031]
Thereafter, each
[0032]
Thereafter, the projecting
[0033]
In this electromagnetic relay assembled in this way, as shown in FIG. 4A, the position of the
[0034]
Further, in addition to the
[0035]
In addition, in 1st Embodiment, in order to attach a hinge spring to an auxiliary yoke, it has the structure where a pair of
[0036]
FIG. Is the first of the present invention 2 The figure which looked at the electromagnet block and armature block in the electromagnetic relay which concerns on embodiment from the front and the right 8 Is a figure 7 This figure shows the hinge spring from the front and right side. 2 The embodiment will be described. Figure 7 E in (a) indicates the center of rotation.
[0037]
This electromagnetic relay includes a fixed
[0038]
This
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
Here, the assembly procedure of the
[0042]
The electromagnetic relay configured as described above is assembled in the same procedure as in the first embodiment. Also in this electromagnetic relay, since the position of the
[0043]
Furthermore, wear due to swinging in the
[0044]
【The invention's effect】
As is clear from the above, according to the first aspect of the present invention, a yoke having both ends bent in one direction and a central portion between both ends of the yoke are wound. Coil portion, a permanent magnet disposed between both ends of the yoke, and a length longer than the length between both ends of the yoke, and disposed on the one direction side with respect to the permanent magnet. And a hinge spring for integrally fixing the permanent magnet and the armature so that both end sides of the armature can swing with respect to both ends of the yoke. Protrusions are provided between the poles The auxiliary yoke is formed in the shape of a plate having the same length as the length between both ends of the yoke, and is arranged on the opposite side to the one direction with respect to the permanent magnet. The permanent magnet is formed in a plate shape shorter than the length between both end portions of the yoke, the armature is formed in a plate shape, has the protrusion on the surface facing the permanent magnet, and the hinge spring Is attached to both sides of the auxiliary yoke extending from the central portion in a direction opposite to the one direction, and being attached to the surface on the one direction side of the armature. In addition, the permanent magnet, the armature and the auxiliary yoke are integrally fixed by the hinge spring. Therefore, fluctuations in magnetic properties are reduced and impact resistance is improved. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy.
[0045]
Claim 2 According to the described invention, A yoke having both end portions bent in one direction, a coil portion wound around a central portion between both end portions of the yoke, and a permanent magnet disposed between both end portions of the yoke An armature formed longer than the length between both ends of the yoke, and disposed on the one direction side with respect to the permanent magnet, and the armature with respect to both ends of the yoke, respectively. A hinge spring for integrally fixing the permanent magnet and the armature so that both end sides are swingable, and a protrusion is provided between the permanent magnet and the armature; It is formed in a plate shape having a length similar to the length between both end portions of the yoke, and includes an auxiliary yoke arranged on the opposite side to the one direction with respect to the permanent magnet, The permanent magnet is formed in a plate shape shorter than the length between both end portions of the yoke, the armature is formed in a plate shape, has the protrusion on the surface facing the permanent magnet, and the hinge spring is A central portion attached to a surface of the armature opposite to the one direction and extending from the central portion in the reverse direction and attached to both side surfaces of the auxiliary yoke. The permanent magnet, the armature and the auxiliary yoke are integrally fixed by the hinge spring, so that fluctuations in magnetic properties are reduced and impact resistance is reduced. improves. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy. Furthermore, it is possible to suitably prevent wear due to rocking in the armature block in which the permanent magnet, armature and auxiliary yoke are integrally fixed by a hinge spring.
[0046]
Claim 3 According to the described invention, the
[0047]
Claim 4 According to the described invention, the claims 3 In the electromagnetic relay described above, the fixing portion is a plurality of protrusions, and the body is formed with grooves into which the protrusions are inserted. Therefore, assembly is facilitated.
[0048]
Claim 5 According to the described invention, 4 In the electromagnetic relay according to any one of the above, a fixed contact spring block including a fixed terminal, a plate spring fastened to the fixed terminal, and a fixed contact provided on the plate spring, a movable terminal, and the movable terminal A fixed spring is attached to both the armature and the movable contact spring block, and the fixed contact according to the swing of the armature. And a card for performing contact and separation of the movable contact, variation in magnetic characteristics is reduced, and impact resistance is improved. Moreover, sensitivity adjustment becomes easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view of an electromagnetic relay according to a first embodiment of the present invention.
FIGS. 2A to 2D are perspective views of a fixed contact spring block, a movable contact spring block, a yoke, and a card shown in FIG. 1, respectively.
3A and 3B are assembly and exploded perspective views of the armature block shown in FIG. 1, respectively.
4A and 4B are views of the electromagnet block and the armature block shown in FIG. 1 as viewed from the front and the right, respectively.
5A and 5B are a partial front view and a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, respectively.
FIG. 6 is a view showing another structural example for attaching a hinge spring to the auxiliary yoke.
7A and 7B are views of an electromagnet block and an armature block in an electromagnetic relay according to a second embodiment of the present invention as viewed from the front and the right, respectively.
[Figure 8] (a) and (b) are respectively The figure which looked at the hinge spring of FIG. 8 from the front and right side It is.
FIG. 9 Partially cutaway perspective view showing a conventional electromagnetic relay It is.
FIG. 10 Plan view of the armature block shown in FIG. It is.
FIG. 11 9 Shown in Electromagnetic block and It is a top view of an armature block.
FIG. 12 9 Shown in Illustration of electromagnetic relay malfunction It is.
[Explanation of symbols]
11 Fixed contact spring block
12 Movable contact spring block
13 Electromagnet block
14, 34, 44 Armature block
15 cards
16 body
Claims (5)
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