JP3875107B2 - パケット交換システム、パケット交換方法、ルーティング装置、パケットデータ及びその生成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じてパケットデータを送受信するパケット交換システム、パケット交換方法、ルーティング装置、パケットデータ及びその生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターネット等のパケット交換網では、端末の物理的な位置を表すために各端末にIPアドレスを付与し、網内の転送装置であるルーティング装置が、宛先IPアドレスとネクストホップルーティング装置の関係を示すルーティングテーブルを参照することで、宛先端末への順次転送するいわゆるルーティングを行っている。
【0003】
ルーティング装置ではこれらのルーティングテーブルを作成するため、通常はRIPやOSPF等、種々のダイナミックルーティングプロトコルを用いている。これらの各プロトコルは、所定のアルゴリズムに則ってルーティング装置内のルーティングテーブルを生成または更新するものであり、主な違いはルーティングテーブルの持たせ方の違い(ルーティングポリシー)である。
【0004】
図5に従来のルーティング装置の内部構造を示す。同図に示すように、従来のルーティング装置110は、入力インターフェース111と、パケットフォワーディング部112と、出力I/F113と、ルーティングプロトコル処理部116と、ルーティングテーブル106aとを備えている。入力インタフェース11は、パケット受信部114と、ルーティングテーブル検索部115と、ルーティングテーブルキャッシュ106とを有している。
【0005】
このような従来のルーティング装置110では、パケット受信部114で、パケットが受信されると、自機宛のパケットは、ルーティングプロトコル処理部110へ割り振られ、自機宛以外のパケットは、ルーティングテーブル検索部115に出力される。ルーティングプロトコル処理部116では、受信した自機宛パケットの内容に応じてルーティングテーブル106aを更新し、この更新されたルーティングテーブルをルーティングテーブルキャッシュ106に書き込む。自機宛以外のパケットについては、ルーティングテーブル検索部115においてルーティングテーブルキャッシュ106を検索し、転送先の出力ポートを解決し、パケットフォワーディング部112を通じて出力インターフェース113のパケット送信部に入力し、このパケット送信部を介して、外部機器に対してパケットを転送する。
【0006】
このような一般的なルーティング装置では、複数のルーティングプロトコルをサポートすることで、複数のルーティングテーブルを保持することが可能になっているが、実際にルーティング装置内でルーティングを行うルーティング検索部115では、ルーティング装置内で保持されている、複数のルーティングテーブルの中から一つのルーティングポリシーを持つルーティングテーブルを選択することになっているため、ルーティング装置としては入力トラヒックに対して一つのルーティングポリシーを持ったルーティング処理しか行えない。
【0007】
図6に従来技術におけるルーティング装置内のルーティングテーブルの持たせ方を表す。図6に示すように、ルーティング装置110は、BGP107や、OSPF108、RIP109やといった各種のルーティングプロトコルをサポートし、これらの各プロトコルのアルゴリズムに応じた複数のルーティングテーブル102a〜104aを生成し、ルーティング装置内のルーティングテーブルキャッシュ102〜104に保持することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際のパケットをルーティングさせるためのルーティングテーブル106aを保持するルーティングテーブルキャッシュ106では、それら複数のルーティングテーブル102a〜104aの中から、例えば保守者が手動によって一つのルーティングテーブルを設定するか、或いは、所定の優先順位を各ルーティングテーブルに対応させておき、保守者がその優先順位を手動で設定し、この設定に応じて一つのルーティングテーブルが選択されることになっているため、結局は使用するルーティングテーブル自体は一つのみとなり、ネットワーク上のルーティングポリシーは1種類に限定されてしまう惧れがある。
【0009】
そのため、網内において局所的に最適なルーティングポリシーが異なる場合でも、一つのルーティングポリシーを選択せざるを得なくなり、パケット単位、もしくはパケットのフロー単位等によって、ルーティングポリシーを動的に選択できないという問題があった。
【0010】
また、既存のIP網ではIPアドレスの構造上、基本的にエンド端末や網内の各サーバの物理的なアドレスによって網内をルーティングする構造になっており、そのアルゴリズムは従来のRIPやOSPF等のルーティングアルゴリズムによって決定されてしまうため、網内において必要なパケットのみをある目的に応じて、特定のパスにルーティングさせることは出来ない。
【0011】
更に、従来の技術では、一つのルーティングポリシーによりパケットのルーティング処理が行われてしまうため、網内において、同一IPアドレスを用いて複数ルートの同時指定や、エンド端末に隠蔽した形で、パケット単位、パケットのフロー単位、トラヒックのブロック単位で網内の特定装置等へルーティングさせるといったトラヒックのルート制御や、あるトリガーを契機に動的にパケットのルーティングを網側が操作することは出来なかった。
【0012】
また、上記に示すように、従来のIP網におけるルーティング装置(ルーティング装置)内では、複数のルーティングプロトコルをサポートしていたとしても、実際にパケットを転送する際のルーティングテーブルは一つしか持てず、パケットルーティング処理部におけるルーティングポリシーは一意に決められてしまう。
【0013】
ところが、例えば、パケット単位、パケットのフロー単位、ある入力インタフェース単位で動的にパケットのルーティングポリシーを変更したい場合や、あるルーティングドメインの集合体で構成されている網においてルーティングドメイン単位で異なるルーティングポリシーを適用したい場合でも、網全体としては一つのルーティングポリシーで統一しなければならないという問題があった。
【0014】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じてパケットデータを送受信するパケット交換において、同時に複数のルーティングポリシーに対応可能とすることにより、網側における柔軟かつ、高機能なルーティング制御を行うことのできるパケット交換システム、パケット交換方法及びルーティング装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて、パケットデータを送受信する際に、各ルーティング装置に、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを同時に保持させるとともに、パケットデータに、複数のルーティングテーブルを特定する識別子を付加し、ルーティング装置において、受信したパケットデータの識別子に基づいてルーティングテーブルを選択し、選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送し、パケット交換網内において識別子を変更するものである。
【0016】
本発明において、前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルを有し、ルーティング装置は、隣接するルーティングドメインの境界、始端または終端に位置され、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて識別子を変更することが好ましい。
【0017】
本発明において、前記識別子の変更処理は、パケットデータの種別に応じて、所定のパケットデータ群に対し、同様の変更を行うことが好ましい。なお、ここにいうパケットデータ群とは、パケットのフロー単位、入力インターフェース単位、全入力トラヒック単位等、パケット内の情報(例えば、ポート番号、TOSフィールド、ソースアドレス等)に応じて、種々の条件により定められる単位である。
【0018】
本発明において、前記パケット交換網の通信状態を監視し、通信状態の変化に応じて、該当するルーティング装置に対して、識別子の変更を指示することが好ましい。なお、この監視は、パケット交換網上に、ルーティングとは別途独立に設けられた装置で行ってもよいし、ルーティング装置内で行ってもよい。
【0019】
ここで、ルーティングポリシーとは、ルーティング制御を行うルーティングテーブルを生成する際の、設計方針であり、例えば、「ディスタンスベクタ経路制御」や、「リンクステート経路制御」、「Host Address経路制御」、「負荷分散型経路制御」、「特定機能転送型経路制御」等がある。
【0020】
「ディスタンスベクタ経路制御」とは、宛先(目的地)間での物理的なHop数を最小化させてルートでパケット転送を行うための方針であり、ネットワークの階層構造を簡略化して平面構造化を図る制御である。
【0021】
「リンクステート経路制御」とは、通信コスト(I/F種別、帯域等)のMetric値によりルート選択を行ったり、階層(バックボーン/エリア)構造化、大規模化を図ったり、使用可能帯域、伝播遅延、ホップ数等のパラメータをMetric計算のパラメータとして制御するものである。
【0022】
「Host Address経路制御」とは、例えば端末の移動性を確保するために、ネットワークのトポロジー非依存型の宛先アドレスにより、出力I/F(Next Hop)を決定する制御である。
【0023】
「負荷分散型経路制御」とは、同一IPアドレス上の網内における同時複数ルートの指定を可能としたり、トラヒック変動に応じて、ルートをダイナミックに切り替える制御方法である。
【0024】
「特定機能転送型経路制御」とは、宛先アドレスの変更なしに、何らかのトリガーを契機に網内の特定ルーティング装置へ転送する制御方法である。
【0025】
また、本発明において「識別子の変更」とは、識別子を付加、更新、削除する処理を含む。
【0026】
本発明によれば、最小単位をパケット単位とし、例えば、IPアドレス単位、パケットフロー単位、IPv6のフローラベルやTOSフィールド等の他のヘッダ内外の情報、入力IF単位、全トラヒックといった単位で送受信されるトラヒックに対して、網の複数のルーティングポリシーを動的に使い分けることが可能になり、高機能なトラヒック制御及びルーティング制御が可能になる。
【0027】
さらに、従来方式のように1つのルーティング装置、もしくはネットワーク全体でルーティングポリシーが一意に決められるのではなく、識別子を変更することにより、複数のルーティングのルーティングポリシーを動的に変更可能になるため、局所的に最適なルーティング処理を行うことが可能になり、また、エンド端末には意識させない(隠蔽した形)で、パケットデータを網内の特定のルーティング装置へ転送させるなどの柔軟かつ、高機能なルーティングが可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係るパケット交換システムの実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るパケット交換システムの全体構成を示す概略図である。ここでは、パケット交換網100におけるエンド端末1から、宛先のエンド端末2へ、経路▲1▼〜▲7▼までを経て、パケットデータをルーティングする場合の動作を例に説明する。
【0029】
同図に示すように、本実施形態に係るパケット交換網100は、複数のルーティングドメイン10,20,30,40が相互に接続されて構成されており、各ルーティングドメインは、複数のルーティング装置(11〜13,21〜22,31〜34,41〜43)で構成され、各ルーティングドメイン内のドメイン境界ルーティング装置21,31,41を通じて、隣接する他のルーティングドメインに接続されている。
【0030】
本実施形態において、パケット交換網100上で送受信されるパケットデータは、各ルーティング装置(11〜13,21〜22,31〜34,41〜43)に備えられた複数のルーティングテーブル#0,#1,#2…を選択するための識別子(RTI:Routing Table Identifier)を、パケット交換網100内において変更可能に、付加されることで生成されるものである。このRTIは、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて変更可能であり、パケット交換網100の通信状態の変化に応じて、変更処理が行われる。なお、RTIは、本実施形態では、パケットのヘッダ内のフィールドに保持されており、例えばIPv6ヘッダ内のフローラベルフィールドを利用する。また、このRTIは、パケットの外部ヘッダに付与してもよいし、ネットワーク100内の境界装置で付与してもよい。
【0031】
また、RTIは、パケットデータの種別に応じて、所定数のパケットデータ群を一単位(例えば、パケットのフロー単位、入力インターフェース単位、全入力トラヒック単位等、パケット内の情報(例えば、ポート番号、TOSフィールド、ソースアドレス等)に応じて、種々の条件により定められる単位)とし、一括して同様の変更処理が行われる。
【0032】
エンド端末1は、エッジルーティング装置11を介してルーティングドメイン10に接続され、宛先のエンド端末2は、エッジルーティング装置33を介してルーティングドメイン30に接続されている。
【0033】
各ルーティング装置11〜13,21〜22,31〜34,41〜43は、図2に示すように、それぞれ複数のルーティングテーブル#0,#1,#2…を有しており、RTIに基づいて、ルーティングテーブル#0,#1,#2…の中からいずれかを選択し、選択されたルーティングテーブルについてDA(宛先アドレス)を参照し、次の転送先のルーティング装置を特定し、パケットデータを順次転送するものである。
【0034】
ルーティングテーブル#0,#1,#2…は、各ルーティングポリシーに基づいて、それぞれ生成されるものであり、ルーティングテーブルID(RTI:Xi)により特定され、宛先アドレス(IPx)に対応付けられた次のルーティング装置のアドレス(IPy0〜2)を検索するものである。
【0035】
なお、各ルーティングテーブル#0,#1,#2…は、本実施形態では、通常のRIPやOSPF等のルーティングプロトコルによって生成されるような、宛先IPアドレスのネットワークプレフィックスと、次ホップルーティング装置のアドレス等で構成されるルーティングテーブルである。なお、このルーティングテーブルとしては、例えば、IPアドレス全てに対する次ホップルーティング装置のアドレスで構成してもよいし、その他の新たなアルゴリズムを持つルーティングテーブルでもよく、また、ルーティング処理として、宛先アドレスだけではなく、パケットヘッダを含むパケット内の様々な情報(例えば、TOS値、ポート番号、IPv6ヘッダのフローラベル等)や、ルーティング装置内の他の情報(例えば、入力IF単位のパケット全てや網内のリソース状況、更にはルーティング装置内の全ての入力パケット等)に対しての次ホップルーティング装置のアドレスを対応付けて構成することもできる。
【0036】
また、本実施形態において、上記ドメイン境界ルーティング装置21,31,41やエッジルーティング装置11,33は、パケットに付加されたRTIを付加・変更する機能を備えている。図3は、RTI付加・変更機能を備えたルーティング装置の内部構成を示すブロック図である。
【0037】
同図に示すように、ドメイン境界ルーティング装置は、入力インターフェース111と、パケットフォワーディング部112と、出力インターフェース113と、ルーティングプロトコル処理部203a,203b,203c…と、ネットワーク監視部204と、ルーティングポリシー受信部205とを備えている。
【0038】
入力インターフェース111は、パケットを受信するパケット受信部114と、ルーティングテーブルを検索するルーティングテーブル検索部115と、RTI識別部201と、ルーティンテーブルを記憶するルーティングテーブルキャッシュ部202a〜202cとを有している。
【0039】
パケットフォワーディング部112は、ルーティングテーブル検索部115が検索したルーティングテーブルに基づいて、転送先である次のルーティング装置のアドレスを決定し、決定されたアドレスにパケットを転送する旨の指示を出力インターフェース113に送出するものである。
【0040】
ルーティングプロトコル処理部203a,203b,203c…は、ルーティングプロトコル#0,#1,#2…に従って、各ルーティングテーブル#0,#1,#2…を更新するものである。更新されたルーティングテーブル#0,#1,#2…は、それぞれルーティングテーブルキャッシュ202a〜202cに格納される。
【0041】
出力インターフェース113は、パケット送信部116と、RTI変更処理部206を備えており、パケット送信部116は、パケットフォワーディング部112の指示に従ってパケットを送出するものである。
【0042】
RTI変更処理部206は、転送されるパケットに付加されているRTIを変更するものであり、ネットワーク監視部204とルーティングポリシー受信部205からの変更指示に従って、RTIを変更する。
【0043】
このRTIの変更に際し、いずれのパケットのRTIをいずれの値にするかは、エッジルーティング装置やルーティングドメイン境界ルーティング装置内のスタティックな設定(例えばトラヒック状況、ルーティングポリシーの優先順位、パケットのIPアドレス単位、ポート番号、上位APL毎等の様々な条件)及び、網内の他装置であるマネジメント装置3からの動的な指示によって、適宜決定される。
【0044】
なお、本実施形態では、網内においてRTIの付与/変更/削除機能を持たないルーティング装置、もしくはルーティング装置内において複数のルーティングテーブルを保持できない従来のルーティング装置が介在する場合は、RTIの値を無視し(或いは、デフォルト値である”0”として扱い)、従来のRIPやOSPF等で作成されるルーティングテーブルにより、ルーティングする。これによって、既存の通信網との相互接続性を維持することが可能になる。
【0045】
ネットワーク監視部204は、ルーティングドメイン内のルーティングポリシーの優先度や、ネットワーク上のトラフィック状況、システムリソースの使用状況、転送速度、サポートルーティングプロトコルの状況を測定し、ネットワーク上の負荷を解析し、ルーティングポリシーの優先度を決定するものである。
【0046】
ルーティングポリシー受信部205は、ネットワーク上のマネジメント装置3等の他の装置に接続されており、他の装置からの要求に応じて、RTI変更処理部206に対して変更指示を出力する。この他の装置からの要求としては、ネットワークのマネジメントレイヤ層(マネジメント装置3を含む)からのトリガー(例えば、特定アドレスによる指示、入力I/F、その他、ポート番号、IPv6等のフローラベル、TOS値等の単位での指示)や、他のルーティング装置とのネゴシエーション等がある。
【0047】
そして、このRTI変更処理部206は、ルーティングポリシーテーブルT1を有しており、このルーティングポリシーテーブルT1に基づいて、ネットワーク監視部204及びポリシー受信部205からの指示により該当パケットに対して、RTIの変更処理を行う。図4は、本実施形態に係るルーティングポリシーテーブルT1の内容を示す図である。
【0048】
このルーティングポリシーテーブルT1は、各ルーティングテーブルが、いずれのルーティングポリシー、すなわち、ルーティングプロトコルを用いて作成されたかを識別するため、RTI、ルーティングポリシー(ルーティングプロトコル)及びルーティングテーブルの対応関係を表すものであり、具体的には、同図に示すように、ルーティングテーブルIDと、ルーティングポリシーIDと、RTIとから構成される。なお、このルーティングポリシーテーブルT1には、これらのID以外の情報を含ませてもよい。
【0049】
ルーティングテーブルIDは、複数のルーティングドメインで構成されるパケット網におけるルーティングドメイン境界、ルーティング装置、及びエンド端末が接続されているエッジルーティング装置、若しくはエンド端末に持たせるルーティングポリシーテーブルIDである。
【0050】
ルーティングポリシーIDは、それらのルーティングテーブルを生成させるためのルーティングプロトコルや各種制御プロトコル、もしくは、あるルーティングポリシーに基づくスタティック設定を識別するための識別子である。
【0051】
ルーティングテーブル識別子は、ユーザデータ内に付与され、参照ルーティングテーブルの識別を行うルーティングテーブル識別子(RTI)である。なお、本実施形態では、ルーティングテーブル番号と、これらの各ルーティングテーブルを特定する識別子は同一番号で管理されている。
【0052】
なお、このルーティングポリシーテーブルT1はパケット交換網における全てのルーティング装置で共通に持ってもよいし、一部のルーティングドメイン内でサポートできないルーティングプロトコル等があった場合には、全てのルーティング装置で共通とする必要はなく、各ルーティングドメインで個別のものを有するようにしてもよい。
【0053】
そして、このような構成のパケット交換網100では、パケットデータの送信端末であるエンド端末1からエンド端末2に向け、パケットデータが送信されると(図1中▲1▼)、先ず、そのパケットを受信したエッジルーティング装置11が、受信パケットデータのRTI及び宛先アドレス(DA)を取得する。そして、その取得したRTI及びDAに基づいて、ルーティングポリシーテーブルT1を参照し、ルーティングドメイン10で使用すべきルーティングポリシーを特定する。この際、受信したパケットデータにRTIが付与されていない場合若しくはRTI=0の場合は、ルーティングドメイン10内で定められたデフォルトのルーティングポリシーに基づいてRTI(図中では”1”)を付与する。
【0054】
そして、エッジルーティング装置11では、RTIによって、特定されたルーティングポリシーに則ったルーティングテーブルを参照し、次のルーティング装置(ここでは、ルーティング装置13)に対して、パケットをルーティングする。
【0055】
次いで、ルーテーィングドメイン10内のルーティング装置13は、受信したパケットのRTIを参照し、同様にルーティングテーブルを選択し、次のルーティング装置(ここでは、ドメイン境界ルーティング装置21)へ転送する(図中▲2▼)。
【0056】
そのパケットを受信したドメイン境界ルーティング装置21では、次のルーティングドメイン20内で使用すべきルーティングポリシーを、RTIに基づいて決定し、ルーティングポリシーが異なる場合はRTIの付け替えを行い、次のルーティング装置(ここでは、ルーティング装置22)へ転送する(図中▲4▼)。
【0057】
このような処理を繰り返し行うことで、▲5▼〜▲7▼の経路で転送を行う。この際、▲7▼におけるエッジルーティング装置33では、エンド端末2へパケットを転送する際、RTIの削除を行ってもよい。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、パケット交換網において、複数のルーティングポリシーに対応可能とすることにより、網側における柔軟かつ高機能なルーティング制御を行うことができる。すなわち、本発明によれば、例えば、エンド端末には隠蔽した形で、特定のパケットのみ、あるトリガー等を契機として、網内の特定装置へのルーティングを行うことが可能になったり、複数のルーティングポリシーの動的な使い分けが可能になったり、同一IPアドレスによる複数ルートの同時指定等が可能になったり等、網側におけるルーティング制御を高機能化させることが可能になる。
【0059】
また、本発明を用いることで、様々な応用が可能であり、本発明を応用したルーティング制御方式を本発明は全てを包含することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパケット交換システムの全体を示す概略図である。
【図2】実施形態に係るルーティング装置内に保持されるルーティングテーブルの説明図である。
【図3】実施形態に係るルーティング装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】実施形態に係るルーティングポリシーテーブルの説明図である。
【図5】従来方式におけるルーティング装置の内部構造を示すブロック図である。
【図6】従来方式におけるルーティング装置の動作を示す模式図である。
【符号の説明】
1,2…エンド端末
3…マネジメント装置
10,20,30,40…ルーティングドメイン
12,13,22,32〜34,42,43…ルーティング装置
11,33…エッジルーティング装置
21,31,41…ドメイン境界ルーティング装置
Claims (19)
- 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて、パケットデータを送受信するパケット交換システムであって、
前記各ルーティング装置に備えられ、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルと、
前記パケットデータに付加され、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子と、
前記パケット交換網内において前記識別子を変更する識別子変更手段とを有し、
前記ルーティング装置は、受信したパケットデータの前記識別子に基づいてルーティングテーブルを選択し、選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送し、
前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、
各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルをそれぞれ有し、
前記ルーティング装置は、隣接するルーティングドメインの境界、始端または終端に位置され、
前記識別子変更手段は、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて前記識別子を変更することを特徴とするパケット交換システム。 - 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて、パケットデータを送受信するパケット交換システムであって、
前記各ルーティング装置に備えられ、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルと、
前記パケットデータに付加され、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子と、
前記パケット交換網内において前記識別子を変更する識別子変更手段とを有し、
前記ルーティング装置は、受信したパケットデータの前記識別子に基づいてルーティングテーブルを選択し、選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送し、
前記識別子変更手段は、パケットデータの種別に応じて、所定のパケットデータ群に対し、同様の変更処理を行うことを特徴とするパケット交換システム。 - 前記パケット交換網の通信状態を監視し、該通信状態の変化に応じて前記識別子変更手段に対し、識別子の変更を指示する監視部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のパケット交換システム。
- 前記監視部は、前記パケット交換網上において前記ルーティング装置とは別途独立して設けられるものであることを特徴とする請求項3に記載のパケット交換システム。
- 前記監視部は、前記各ルーティング装置内に備えられるものであることを特徴とする請求項3に記載のパケット交換システム。
- 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて、パケットデータを送受信するパケット交換方法であって、
前記各ルーティング装置に、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを保持させる処理 (1) と、
前記パケットデータに、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子を付加する処理 (2) と、
前記ルーティング装置において、受信したパケットデータの前記識別子に基づいてルーティングテーブルを選択し、選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送する処理 (3) と、
前記パケット交換網内において前記識別子を変更する処理 (4) とを有し、
前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、
各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルをそれぞれ有し、
前記ルーティング装置は、隣接するルーティングドメインの境界、始端または終端に位置され、
前記処理(4)において、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて前記識別子を変更することを特徴とするパケット交換方法。 - 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて、パケットデータを送受信するパケット交換方法であって、
前記各ルーティング装置に、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを保持させる処理 (1) と、
前記パケットデータに、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子を付加する処理 (2) と、
前記ルーティング装置において、受信したパケットデータの前記識別子に基づいてルーティングテーブルを選択し、選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送する処理 (3) と、
前記パケット交換網内において前記識別子を変更する処理 (4) とを有し、
前記処理(4)では、パケットデータの種別に応じて、所定のパケットデータ群に対し、同様の変更処理を行うことを特徴とするパケット交換方法。 - 前記パケット交換網の通信状態を監視し、該通信状態の変化に応じて、該当するルーティング装置に対して、前記識別子の変更を指示する処理(5)をさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載のパケット交換方法。
- 前記処理(5)は、前記パケット交換網上において前記ルーティング装置とは別途独立して設けられた装置により行われることを特徴とする請求項8に記載のパケット交換方法。
- 前記処理(5)は、前記各ルーティング装置内において行われることを特徴とする請求項8に記載のパケット交換方法。
- パケットデータを送受信するためのパケット交換網を形成するルーティング装置であって、
異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを記憶する記憶手段と、
前記パケットデータに付加され、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子に基づいてルーティングテーブルを選択するルーティングテーブル検索手段と
選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送する転送手段と、
前記識別子を変更する識別子変更手段とを有し、
前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、
各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルをそれぞれ有し、
前記識別子変更手段は、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて前記識別子を変更することを特徴とするルーティング装置。 - パケットデータを送受信するためのパケット交換網を形成するルーティング装置であって、
異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを記憶する記憶手段と、
前記パケットデータに付加され、前記複数のルーティングテーブルを特定する識別子に基づいてルーティングテーブルを選択するルーティングテーブル検索手段と
選択されたルーティングテーブルで特定される宛先に該パケットデータを転送する転送手段と、
前記識別子を変更する識別子変更手段とを有し、
前記識別子変更手段は、パケットデータの種別に応じて、所定パケットデータ群に対し、同様の変更処理を行うことを特徴とするルーティング装置。 - 前記パケット交換網の通信状態を監視し、該通信状態の変化に応じて前記識別子変更手段に対して、識別子の変更を指示する監視部を有することを特徴とする請求項11または12に記載のルーティング装置。
- 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて送受信されるパケットデータの生成方法であって、
前記各ルーティング装置に、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを保持させ、
前記ルーティング装置において、受信したパケットデータに、前記ルーティングテーブルを選択するための識別子を、前記パケット交換網内において変更可能に、付加することを含み、
前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、
各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルをそれぞれ有し、
前記ルーティング装置は、隣接するルーティングドメインの境界、始端または終端に位置され、
前記識別子は、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて変更可能に付加されることを特徴とするパケットデータの生成方法。 - 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて送受信されるパケットデータの生成方法であって、
前記各ルーティング装置に、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを保持させ、
前記ルーティング装置において、受信したパケットデータに、前記ルーティングテーブルを選択するための識別子を、前記パケット交換網内において変更可能に、付加することを含み、
前記識別子は、パケットデータの種別に応じて、所定のパケットデータ群に対し、同様の変更処理を行えるように付加されることを特徴とするパケットデータの生成方法。 - 前記識別子は、前記パケット交換網の通信状態の変化に応じて、変更処理を行えるように付加されることを特徴とする請求項14または15に記載のパケットデータの生成方法。
- 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて送受信されるパケットデータであって、
前記各ルーティング装置に保持され、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを選択するための識別子を、前記パケット交換網内において変更可能に有し、
前記パケット交換網は、所定領域内で形成されるルーティングドメインを複数接続して構成され、
各ルーティングドメインでは、それぞれ個別のルーティングポリシーに基づいて生成された複数のルーティングテーブルをそれぞれ有し、
前記ルーティング装置は、隣接するルーティングドメインの境界、始端または終端に位置され、
前記識別子は、転送先のルーティングドメインのルーティングポリシーに応じて変更可能であることを特徴とするパケットデータ。 - 複数のルーティング装置を相互に接続して形成されるパケット交換網を通じて送受信されるパケットデータであって、
前記各ルーティング装置に保持され、異なるルーティングポリシーに則って生成された複数のルーティングテーブルを選択するための識別子を、前記パケット交換網内において変更可能に有し、
前記識別子は、パケットデータの種別に応じて、所定のパケットデータ群と同様の変更処理が行われるものであることを特徴とするパケットデータ。 - 前記識別子は、前記パケット交換網の通信状態の変化に応じて、変更処理が行われるものであることを特徴とする請求項17または18に記載のパケットデータ。
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