JP3874979B2 - 情報標示板の設置方法、この設置方法に用いられる情報標示板及びこの情報標示板を用いた路線標示方法 - Google Patents

情報標示板の設置方法、この設置方法に用いられる情報標示板及びこの情報標示板を用いた路線標示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばドライバーへの道路情報の提供、注意喚起、視線誘導を行うため等に道路等に好適に設置することのできる情報標示板の設置方法、この設置方法に用いられる情報標示板及びこの情報標示板を用いた路線標示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドライバーへの道路情報の提供や注意喚起を促すため、又視線誘導を行うために、道路に情報標示板が設置されている。かかる情報標示板は、一般には道路側縁に立設した支柱等に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる情報標示板は、新設の道路においては、その道路の新設の際に設置されるものと、既設の道路において、新たに情報標示が必要になって設置されるものとがあるが、いずれも新たに情報標示板を設置しようとすると、まずこの情報標示板を取付けるべき支柱等を立設する必要があることから、設置に手間を要し、費用も高価となっていた。
【0004】
本来、道路使用者に対しては、かかる情報標示板はできるだけ多く設置するのが好ましいが、前記の如く設置に手間を要し且つ費用も高価であったので、必要な最小限度の範囲で設置せざるを得なかった。しかしながら、特に情報標示として路線を認識させる標示内容が施された情報標示板によって国道や県道等の路線標示を行う場合には、短距離ごとに、路線を標示した多くの情報標示板を連続的に設置すれば、道路使用者に路線を明瞭に認識させることができることから、数多くの情報標示板を手間を要することなく又費用も安価に設置でき、且つ路線を明瞭に認識させることができるうにした路線標示方法が要望されていた。
【0005】
そこで本発明は、上記の如き問題点を解決し、手間を軽減し且つ費用も安価にした情報標示板の設置方法、及びこの設置方法に用いられる情報標示板、及び数多くの情報標示板を手間を要することなく又費用も安価に設置でき、且つ路線を明瞭に認識させることができるようにした路線標示方法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明者は鋭意研究した結果、道路に既に設置されている例えばデリニェーターやガードレール、標識柱、防護柵等の既設の道路付帯設備に注目し、これらに情報標示板を取付けるようにすれば、新たに支柱等を立設する必要がないので、情報標示板の設置に要する手間を軽減し、且つ費用も安価にできること、さらに道路に沿って設置されたこれら既設の各道路付帯設備に、路線を標示した情報標示板をそれぞれ取付けて行くことにより、数多くの情報標示板を手間を要することなく又費用も安価に設置でき、且つ路線を明瞭に認識させることができる路線標示が得られること等を知得し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち本発明に係る情報標示板の設置方法は、情報標示が施された再帰反射性を有する前面部と、取付部が設けられた背面部とを備えた情報標示板を、前記取付部により既設の道路付帯設備に備えられた支柱に後付けする情報標示板の設置方法であって、前記取付部は取付溝を有し、該取付溝に取付ボルトの頭部を挿入し、支柱の外形に対応したバンド金具を支柱に外嵌すると共に該バンド金具の両端に穿設した取付孔に前記取付ボルトの螺子部を挿通して突出させ、取付孔より突出した螺子部にナットを締結することにより情報表示板を支柱に取付けることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、既設の道路付帯設備を利用し、この既設の道路付帯設備に情報標示板を後付けするので、従来の如く情報標示板を設置するための支柱等を新たに立設する必要がなく、情報標示板の設置に要する手間を軽減し、且つ費用も安価にできる。
【0009】
本発明により既設の道路付帯設備に後付けされる情報標示板は、その前面部は車両に対する夜間の視認性を高めるための再帰反射性が付与されると共に情報を標示するための情報標示が施され、且つ背面部に取付部が設けられ前記取付部により既設の道路付帯設備に備えられた支柱に後付けされるようになされ、前記取付部は取付溝を有し、該取付溝に取付ボルトの頭部を挿入し、支柱の外形に対応したバンド金具を支柱に外嵌すると共に該バンド金具の両端に穿設した取付孔に前記取付ボルトの螺子部を挿通して突出させ、取付孔より突出した螺子部にナットを締結することにより情報表示板を支柱に取付けられるようになされたものであり、かかる構成を具備していれば、その他の形態は特に限定されるものではないが、以下のような形態の情報標示板が好適に用いられる。
【0010】
すなわちこの発明において、情報標示板が取付けられる既設の道路付帯設備としては、特に限定されず、例えばデリニェーターやガードレール、標識柱、防護柵等であるが、これら既設の道路付帯設備には、一般にはその道路付帯設備を道路に設置するための支柱が立設されているので、情報標示板の取付部を前記既設の道路付帯設備の支柱に対応した取付形状とし、この既設の道路付帯設備の支柱に情報標示板を後付けするものである
【0011】
又既設の道路付帯設備に後付けされる情報標示板の前面部に再帰反射性を付与するには、情報標示板の前面部に、裏面に微細な多数のプリズム面が形成されたプリズム板を付設し、このプリズム板によって再帰反射性を付与してもよく、前面部に、裏面に微細な多数のプリズム面を形成したシート状物又は微細なガラスビーズを埋設したシート状物からなる反射シートを付設し、この反射シートによって再帰反射性を付与してもよい。
【0012】
又既設の道路付帯設備に後付けされる情報標示板の前面部に、二酸化チタン等の光触媒を含む光触媒含有層を形成していてもよい。かような光触媒含有層を形成しておけば、その光触媒によって表面が親水化されるため、塵埃や車両の排気ガス等の汚染物質が付着しにくくなる。すなわち二酸化チタン等の光触媒は、紫外線を照射することにより活性化されて強い酸化力を発現すると共にその表面は親水化され、塵埃や車両の排気ガス等の汚染物質が表面に付着しても、強い酸化力によって汚染物質が分解されると共に、親水化された表面によって、表面に付着する汚染物質と表面との間に水が割り込んで汚染物質を浮かせるために付着しにくく、また付着しても降雨等により容易に洗い流されて除去されるため、汚染物質が堆積しにくくなる。
【0013】
次に、本発明に係る路線標示方法は、情報標示の少なくとも一部が路線を認識させる標示内容である前記の如き情報標示板を、道路に沿って複数設置された既設の各道路附帯設備に、それぞれ取付け、その取付けられた複数の情報標示板によって、前記道路の路線を標示するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
本発明においても、道路に沿って複数設置された既設の道路付帯設備を利用し、この既設の道路付帯設備に情報標示板を次々と後付けして行けばよく、従来の如く情報標示板を設置するための支柱等を立設する必要がないので、路線標示のための情報標示板の設置に要する手間が軽減され、且つ費用も安価にできる。
【0015】
この発明において、路線を認識させる標示内容は、国道番号や県道番号、又はそれらを表す識別記号であってもよいし、色彩標示であってもよい。例えば一の路線に沿って設置される情報標示板に全て同じ色彩の色彩標示を施し、他の路線に沿って設置される他の情報標示板の全てには、前記情報標示板と異なる色彩の色彩標示を施すことにより、道路利用者はその色彩を目で追っていけばよいので、各々の路線が容易且つ明瞭に認識されるようになる。
【0016】
前記色彩標示は、前記国道番号や県道番号等と組み合わされ、路線を認識させる標示内容の一部として施されていてもよいし、路線を認識させる標示内容として色彩標示のみが施されていてもよい。
【0017】
さらに色彩標示を施す場合は、路面に標示を施し、この路面の標示と同一の色彩による色彩標示を施すようにすれば、路線がより明瞭に認識されるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の一形態につき図面に基づき具体的に説明する。
まず図1は本発明に係る情報標示板の設置方法によって情報標示板が設置された状態を示す正面図、図2はその主要部の側面図、図3はその主要部の断面図である。
【0019】
図1〜3において、1は既設の道路付帯設備であり、2はこの既設の道路付帯設備1に後付けされた情報標示板である。
【0020】
既設の道路付帯設備1は、本形態では支柱11と反射体12とからなるデリニェーターとして道路側縁等に設置されたものであるが、既設の道路付帯設備1は、このデリニェーターに特に限定されるものではなく、道路に既に設置されている例えばガードレール、標識柱、防護柵等やその他のものであってもよい。
【0021】
情報標示板2は、その前面部21は車両に対する夜間の視認性を高めるための再帰反射性が付与されると共に情報を標示するための、例えば国道番号等の情報標示22が施され、且つ背面部23に取付部24が設けられたものであって、前記取付部24によって、情報標示板2は前記既設の道路付帯設備1の支柱11に後付けされるものである。
【0022】
前記取付部24は、既設の道路付帯設備1に、この情報標示板2を取付けるための機能を有していれば、特にその形態は限定されるものではないが、本形態における取付部24は、支柱11に取付けるための取付溝25を有しており、この取付溝25に取付ボルト3の頭部を挿入し、次いで支柱11の外形に対応した湾曲形状のバンド金具4を支柱11に外嵌すると共にバンド金具4の両端に穿設した取付孔41に前記取付ボルト3の螺子部を挿通して突出させ、しかる後、取付孔41より突出した螺子部にナット31を締着することにより、情報標示板1は支柱11に取付けられるようになされている。
【0023】
前記情報標示板2の前面部21に付与された再帰反射性は、前面部21全体に付与されていてもよいが、部分的に付与されていてもよい。この前面部21に再帰反射性を付与するには、例えばプリズム板26を用いることができる。図4は、プリズム板26を用いた情報標示板2が示されており、情報標示板2を構成する基板27の前面側に、裏面に微細な多数のプリズム面が形成されたプリズム板26を付設し、このプリズム板26に透明板28を被着すると共に、プリズム板26と透明板28との間に、プリズム板26の再帰反射性を損なわないような透明の着色顔料等によって情報標示22が施されている。透明板28は、プリズム板26の損傷を防止すると共に、情報標示22を保護している。
【0024】
前面部21に再帰反射性を付与するには、反射シート29を用いることもできる。図5は、反射シート29を用いて前面部21に再帰反射性を付与した情報標示板2の実施の一形態を示す部分断面図であり、情報標示板2を構成する基板27の前面側に、裏面に微細な多数のプリズム面を形成したシート状物や微細なガラスビーズを埋設したシート状物からなる反射シート29を被着し、この反射シート29に、反射シート29の再帰反射性を損なわないような透明の着色顔料等によって情報標示22を施したものである。
【0025】
その他、前面部21に再帰反射性を付与するには、情報標示板2を構成する基板27等に、直接ガラスビーズ等の再帰反射体を埋め込む等により、付与してもよい。
【0026】
前面部21に施される情報標示22の内容は、案内標識や警戒標識、指示標識等の任意の標示であって、特に限定されるものではない。なお情報標示22によって国道や県道等の路線を認識させる場合は、前記情報標示22の標示内容は、国道番号や県道番号、又はそれらを表す識別記号であってもよいし、色彩標示221であってもよく、前記国道番号や県道番号等と色彩標示221とが組み合わされていてもよい。
【0027】
また、情報標示板2の形状は、特に限定されず、例えば三角形状、四角形状、六角形状等の多角形状、丸形状、楕円形状等、任意の形状が採用できる。なお、図1には略三角状の情報標示板2の形態が、図6には四角形状の情報標示板2の形態がそれぞれ示され、さらに図6の情報標示板2の情報標示22の内容は、路線を認識させるための、県道等の番号標示と色彩標示221とが組み合わされているものである。
【0028】
又図4に示される如く、情報標示板2の前面部21に、二酸化チタン等の光触媒を含む光触媒含有層5を形成してもよい。かような光触媒含有層5を形成しておけば、その光触媒によって表面が親水化されるため、塵埃や車両の排気ガス等の汚染物質が付着しにくくなり、また付着しても降雨等により容易に洗い流されて除去されるため、汚染物質が堆積しにくくなる。
【0029】
図7は、ガードレールからなる既設の道路付帯設備1の支柱11に、情報標示板2を、背面部23に設けた取付部24によって後付けした例を示している。この例では上下にバンド金具4が配置され、既設の道路付帯設備1がガードレールである以外は、ほぼ前記した例と同じである。
【0030】
次に図8は、前記の如き情報標示板2を、道路に沿って複数設置された支柱11と反射体12とからなるデリニェーターである既設の道路付帯設備1の前記支柱11に、それぞれ取付け、その取付けられた複数の情報標示板2によって、前記道路Rの路線を標示するようにした状態を示す説明図である。
【0031】
この場合、一の路線R1に沿って設置される複数の情報標示板2aには同じ色彩の色彩標示221が施され、他の路線R2に沿って設置される他の複数の情報標示板2bには、前記情報標示板2aと異なる色彩の色彩標示221が施されており、道路利用者はその色彩を目で追っていくことにより、各々の路線R1,R2が容易且つ明瞭に認識されるようになされている。なお、一の路線R1と他の路線R2との分岐点には、一の路線R1を示す色彩標示221が施された情報標示板2aと、他の路線R2を示す色彩標示221が施された情報標示板2bとが取付けられている。
【0032】
なお、路線を認識させるためには、前記の如き情報標示板2のみであってもよいが、図8に示される如く、路面にも路線を認識させるための路面標示6を施してもよい。路面にも路面標示6を施す場合は、この路面標示6と前記各路線R1,R2の色彩標示221の色彩とをそれぞれ同色とすれば、 路面標示6と色彩標示221とにより、路線の認識がよりいっそう容易且つ明確になる。
【0033】
なお、図8の情報標示板2には色彩標示221のみが施されているが、前記した如く、標示内容は、国道番号や県道番号、又はそれらを表す識別記号であってもよいし、これら国道番号や県道番号等と色彩標示221とが組み合わされていてもよく、情報標示22に路線を認識させる標示内容がその少なくとも一部に含まれていればよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る情報標示板の設置方法によれば、既設の道路付帯設備を利用し、この既設の道路付帯設備に情報標示板を後付けするので、従来の如く情報標示板を設置するための支柱等を新たに立設する必要がなく、情報標示板の設置に要する手間を軽減し、且つ費用も安価にできる。
【0035】
又本発明に係る情報標示板によれば、情報標示板の設置に際して、設置に要する手間を軽減し、且つ費用も安価にできる。
【0036】
さらに本発明に係る路線標示方法によれば、道路に沿って複数設置された既設の道路付帯設備を利用し、この既設の道路付帯設備に情報標示板を次々と後付けして行けばよく、従来の如く情報標示板を設置するための支柱等を立設する必要がないので、路線標示のための情報標示板の設置に要する手間が軽減され、且つ費用も安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報標示板の設置方法によって情報標示板が設置された状態を示す正面図である。
【図2】図1の主要部の側面図である。
【図3】図1の主要部の断面図である。
【図4】情報標示板の実施の一形態を示す断面図である。
【図5】情報標示板の実施の他の形態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る情報標示板の設置方法によって情報標示板が設置された他の状態を示す正面図である。
【図7】本発明に係る情報標示板の設置方法によって情報標示板が設置されたさらに他の状態を示す側面図である。
【図8】本発明に係る路線標示方法によって路線標示が行われた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 既設の道路付帯設備
11 支柱
12 反射体
2 情報標示板
2a 情報標示板
2b 情報標示板
2c 情報標示板
21 前面部
22 情報標示
221 色彩標示
23 背面部
24 取付部
25 取付溝
26 プリズム板
27 基板
28 透明板
29 反射シート
3 取付ボルト
31 ナット
4 バンド金具
41 取付孔
5 光触媒含有層
6 路面標示

Claims (9)

  1. 再帰反射性が付与された前面部に情報標示が施されると共に背面部に取付部が設けられた情報標示板を、前記取付部により既設の道路付帯設備に備えられた支柱に後付けする情報標示板の設置方法であって、前記取付部は取付溝を有し、該取付溝に取付ボルトの頭部を挿入し、支柱の外形に対応したバンド金具を支柱に外嵌すると共に該バンド金具の両端に穿設した取付孔に前記取付ボルトの螺子部を挿通して突出させ、取付孔より突出した螺子部にナットを締結することにより情報表示板を支柱に取付けることを特徴とする情報標示板の設置方法。
  2. 前記請求項1に記載の情報標示板の設置方法に用いられる情報標示板であって、再帰反射性が付与された前面部に情報標示が施されると共に背面部に取付部が設けられ、前記取付部により既設の道路付帯設備に備えられた支柱に後付けされるようになされ、前記取付部は取付溝を有し、該取付溝に取付ボルトの頭部を挿入し、支柱の外形に対応したバンド金具を支柱に外嵌すると共に該バンド金具の両端に穿設した取付孔に前記取付ボルトの螺子部を挿通して突出させ、取付孔より突出した螺子部にナットを締結することにより情報表示板を支柱に取付けられるようになされたことを特徴とする情報標示板。
  3. 前面部は、裏面に微細な多数のプリズム面が形成されたプリズム板が付設され、該プリズム板によって再帰反射性が付与されていることを特徴とする請求項2に記載の情報標示板。
  4. 前面部は、裏面に微細な多数のプリズム面を形成したシート状物又は微細なガラスビーズを埋設したシート状物等からなる反射シートが付設され、該反射シートによって再帰反射性が付与されていることを特徴とする請求項2に記載の情報標示板。
  5. 基板の前面側に、裏面に微細な多数のプリズム面が形成されたプリズム板、又は裏面に微細な多数のプリズム面を形成したシート状物又は微細なガラスビーズを埋設したシート状物等からなる反射シートが付設され、前記プリズム板上又は反射シート上に情報標示が施されたことを特徴とする請求項2に記載の情報標示板。
  6. 前面部は、光触媒含有層が形成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の情報標示板。
  7. 情報標示の少なくとも一部が路線を認識させる標示内容である前記請求項2〜6のいずれか1項に記載の情報標示板を、道路に沿って複数設置された既設の各道路附帯設備に、それぞれ取付け、その取付けられた複数の情報標示板によって、前記道路の路線を標示するようにしたことを特徴とする路線標示方法。
  8. 路線を認識させる標示内容の少なくとも一部が、色彩標示であることを特徴とする請求項7に記載の路線標示方法。
  9. 路面に標示が施され、該路面の標示と同一の色彩による色彩標示が情報標示板に付されていることを特徴とする請求項8に記載の路線標示方法。
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