JP3874458B2

JP3874458B2 - Vehicle seat

Info

Publication number: JP3874458B2
Application number: JP18736296A
Authority: JP
Inventors: 美勝柘植; 喜生三崎
Original assignee: Chuo Hatsujo KK
Current assignee: Chuo Hatsujo KK
Priority date: 1996-07-17
Filing date: 1996-07-17
Publication date: 2007-01-31
Anticipated expiration: 2016-07-17
Also published as: JPH1029449A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート部と背凭部とを２つ折りにし、床に対して直立させることのできる車両用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
シート部と背凭部とを２つ折りにし、床に対して直立させる従来の技術を、図９を用いて説明する。
従来の技術では、座っている状態での操作を容易とするとともに、機構の簡素化の目的で、車両用シート１００の腰部分に背凭解除レバー１０１（所謂、リクライニングレバー）が設けられており、このレバー１０１を回動操作することで、リクライニング操作、およびシート部１０２と背凭部１０３とを２つ折りにする操作ができる。
【０００３】
また、従来の技術では、乗車時、ドアを開けた状態の車両外部からの操作を容易とする目的で、シート部１０２の側面にシートロック解除レバー１０４が設けられており、このレバー１０４を操作することで、シート部１０２を床に対して回動させ、２つ折りとなった車両用シート１００を直立させることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、上記で示した従来の車両用シート１００が、ＲＶ車両の２列目であった場合、３列目に乗車した乗員が外へ出るためには、２列目の車両用シート１００を２つ折りにし、さらに直立させる必要があるが、３列目の乗員から、２列目の車両用シート１００のシートロック解除レバー１０４は、手が届かない（あるいは、届きにくい）ため、大変不便であった。
【０００５】
また、従来の車両用シート１００は、背凭ロックの解除と、シートロックの解除とが、それぞれ別々に行われていたため、背凭部１０３がロックした状態であるが、シート部１０２の回動ロックが解除されている可能性があった。このような場合、図１０に示すように、子供など軽量な乗員が乗車している状態で、急ブレーキ操作された場合など、慣性力で車両用シート１００が回動し、乗員が負傷する可能性がある。
【０００６】
【発明の目的】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、第１の目的は、後部の乗員からシート部と背凭部とを２つ折りにし、床に対して直立させる操作を容易に行うことができる操作性に優れた車両用シートの提供にあり、第２の目的は、シートロックが解除されている時は、背凭ロックも解除されて乗員が座ることのできない安全性の高い車両用シートの提供にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用シートは、次の技術的手段を採用した。
〔請求項１の手段〕
車両用シートは、
乗員が座る座面を備えたシート部と、
このシート部を車両の床に対して回動可能に支持するシート回動支持部と、
前記シート部が前記床に対して回動するのを阻止するシートロックと、
このシートロックを解除するシートロック解除機構と、
乗員が凭れる背面を備えた背凭部と、
この背凭部を前記シート部に対して回動可能に支持する背凭回動支持部と、
前記背凭部を、前記シート部の座面に向けて付勢する背凭付勢手段と、
前記背凭部が前記シート部に対して回動するのを阻止する背凭ロックと、
この背凭ロックを解除する背凭ロック解除機構とを備える。
【０００８】
そして、前記背凭ロック解除機構は、前記背凭ロックを解除する背凭解除レバーを備え、この背凭解除レバーは、前記背凭回動支持部を中心に回動操作されるとともに、
前記シートロック解除機構は、前記シートロックを解除するシートロック解除レバーを備え、このシートロック解除レバーも、前記背凭回動支持部を中心に回動操作されることを特徴とする。
【０００９】
さらに、請求項１の車両用シートにおいて、
前記シートロック解除レバーは、前記背凭解除レバーの回動操作に連動して回動するように設けられ、
前記シートロック解除機構には、前記シートロック解除レバーの回動量が所定範囲以上となることによって前記シートロックを解除する空振り機構が設けられ、
前記背凭ロックの解除時における前記シートロック解除レバーの回動量は、前記空振り機構の空振り量である前記所定範囲以内に設けられていることにより、前記背凭解除レバーの操作により前記背凭ロックを解除し前記背凭部が前記シート部の座面に前倒した後に限り、前記シートロック解除レバーの操作によって前記シートロックを解除して前記シート部が床に対して直立することを特徴とする。
【００１０】
〔請求項２の手段〕
請求項１の車両用シートにおいて、
前記シートロック解除レバーは、前記背凭解除レバーが前記背凭ロックを解除する際の回動を受けて、前記シート部および前記背凭部の側面から後方外部へ移動することを特徴とする。
【００１１】
〔請求項３の手段〕
請求項１または請求項２の車両用シートは、
前記シートロックによって回動が阻止された前記シート部を、前記床に対して直立する方向へ付勢するシート付勢手段を備えることを特徴とする。
【００１２】
【発明の作用および発明の効果】
〔請求項１の作用および効果〕
背凭ロックを解除する背凭解除レバーも、シートロックを解除するシートロック解除レバーも、ともに背凭回動支持部を中心に回動操作される。つまり、車両用シートの腰部付近に、背凭解除レバーおよびシートロック解除レバーが配置される。このため、後部の乗員によって、シート部と背凭部とを２つ折りにし、床に対して直立させる操作を容易に行うことができる。
【００１３】
さらに、背凭解除レバーが背凭ロックを解除する際、シートロック解除レバーが背凭解除レバーに連動して回動するが、その際のシートロック解除レバーの回動量は所定範囲内であってシートロックは解除されない。そして、それ以上にシートロック解除レバーを回動操作することにより、シートロックが解除される。
【００１４】
このように、背凭ロックが解除された状態で、初めてシートロックが解除されるように設けられているため、従来のように、背凭がロックした状態でシートロックが解除される可能性がない。つまり、シートロックが解除されている時は、背凭ロックも解除されて乗員は座ることができず、乗員が座ったまま車両用シートが回動する不具合を確実に回避でき、安全性が高い。
【００１５】
〔請求項２の作用および効果〕
背凭解除レバーが背凭ロックを解除する際、シートロック解除レバーがシート部および背凭部の側面から後方外部へ移動する。つまり、車両走行時等の通常時は、シートロック解除レバーが、車両用シートの側方に収納されており、シート部と背凭部とを２つ折りにした状態で、初めてシートロック解除レバーが車両用シートの後方へ出て来る。
【００１６】
このように、通常時はシートロック解除レバーが車両用シートの横にあるため、後部の乗員の邪魔にならず、かつシートロック解除レバーを操作する際に、車両用シートの後部に出ているため操作性に優れる。
【００１７】
〔請求項３の作用および効果〕
シートロックによって回動が阻止されたシート部は、シート付勢手段によって、床に対して直立する方向へ付勢されている。このため、シートロックが解除されると、シート付勢手段の付勢力によって、シート部が直立する方向にアシストされる。つまり、シート付勢手段の付勢力が大きい場合は、シートロックが解除されると、シート付勢手段の付勢力でシート部が自動的に直立する。
【００１８】
このように、シートロックが解除されると、シート付勢手段の付勢力でシート部が直立する方向にアシストされるため、子供、老人、女性、病人など、力の弱い乗員であっても、２つ折りになった車両用シートを、容易に直立させることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。
〔第１実施例の構成〕
図１ないし図８は実施例を示すもので、図１ないし図５は車両用シートの要部説明図、図６ないし図８は車両用シートの作動説明図である。
【００２０】
本実施例に示す自動車は、図６に示すように、前列（１列目）、中列（２列目）、後列（３列目）にそれぞれ車両用シートを搭載するもので、この車両の２列目の車両用シート１に、本発明が適用されている。３列目は、後部ドアから乗り込んだ乗員が使用するもので、２列目の車両用シート１の横に設けられた後部ドアから乗り込んだ乗員が３列目に座るには、２列目の車両用シート１を２つ折りにし（図７参照）、それを前方に倒して直立させ（図８参照）、後部ドアから３列目の車両用シート１へ向かう空間を確保する必要がある。
【００２１】
このように、２列目の車両用シート１には、シート部２と背凭部３とを２つ折りにし、床４に対して直立させる機構が設けられており、この機構を図１ないし図５を用いて説明する。なお、これ以降、実施例中に示す断りのない車両用シート１は、本発明が適用された２列目の車両用シート１を示すものとする。
【００２２】
車両用シート１は、乗員が座る座面２ａを備えたシート部２と、このシート部２を車両の床４に対して回動可能に支持するシート回動支持部５と、シート部２が床４に対して回動するのを阻止するシートロック６と、このシートロック６を解除するシートロック解除機構７とを備える。
【００２３】
また、車両用シート１は、乗員が凭れる背面３ａを備えた背凭部３と、この背凭部３をシート部２に対して回動可能に支持する背凭回動支持部８と、背凭部３を、シート部２の座面２ａに向けて付勢する背凭付勢手段９と、背凭部３がシート部２に対して回動するのを阻止する背凭ロック１０と、この背凭ロック１０を解除する背凭ロック解除機構１１とを備える。
【００２４】
次に、上記車両用シート１の要部を詳細に説明する。
シート部２の下面には、図１に示すように、略矩形形状の枠体１２が取り付けられている。シート回動支持部５は、枠体１２の前枠と車両の床４とに連結され、シートロック６が解除された状態において、シート部２を前倒し（床４に対して直立する方向の一例）可能としている。
【００２５】
また、枠体１２の前枠と、車両の床４との間には、シートロック６が解除された状態のシート部２を、前倒し方向（床４に対して直立する方向の一例）へ付勢するシート付勢手段１３が設けられている。この実施例のシート付勢手段１３は、渦巻きバネあるいはコイルバネ等のバネ手段によって構成されており、シートロック６が解除された状態のシート部２を自重に打ち勝って自動的に撥ね上げるように設けられている。
【００２６】
シートロック６は、図２に示すように、車両の床４に固定されたロック金具１４と、枠体１２の横枠後部に固定されてロック金具１４と係合するロック機構１５とから構成される。
このロック機構１５は、枠体１２の横枠後部に固定されるロックケース１６と、このロックケース１６内で回動可能に支持され、ロック金具１４に嵌まり合う切欠１７ａが形成された第１回動係合子１７と、この第１回動係合子１７をロック解除する方向に付勢するバネ１８と、ロック金具１４に嵌まり合った第１回動係合子１７と係合し、ロック状態を維持する第２回動係合子１９とから構成される。
【００２７】
この第２回動係合子１９は、シートロック解除機構７によって、図２の左回動方向に回動操作されると、第１回動係合子１７との係合が解除される。なお、この係合が解除されると、第１回動係合子１７は、バネ１８の力でシートロック６が解除される方向（図２の左回動方向）に回動し、シートロック６が解除される。
【００２８】
背凭回動支持部８は、シート部２の側面後部に固定されたシートプレート２０と、背凭部３の側面下部に固定された背凭プレート２１とを、回動自在に連結したもので、背凭ロック１０が解除された状態において、背凭部３はシート部２に対して前後に回動可能になる。
【００２９】
背凭付勢手段９は、図２に示すように、背凭回動支持部８と一体的に設けられた渦巻きバネ等のバネで、その一端がシートプレート２０に作用し、他端が背凭プレート２１に作用するように設けられて、背凭ロック１０が解除されている状態において、背凭部３をシート部２の座面２ａに向けて自動的に前倒して、シート部２と背凭部３とを２つ折りにする。
【００３０】
背凭ロック１０は、背凭回動支持部８と一体的に設けられたもので、図４の（ａ）、（ｂ）に示すように、シートプレート２０に固定された固定歯２２と、背凭プレート２１と一体に回動し、固定歯２２に噛み合い可能な回動歯２３とを備え、回動歯２３が固定歯２２に噛み合うことで、背凭部３の回動がロックされる。
【００３１】
背凭ロック解除機構１１は、背凭回動支持部８の回動軸を中心に回動操作される背凭解除レバー２４を備える。この背凭解除レバー２４は、回動中心部に設けられた回動カム２５と一体的に回動するもので、この回動カム２５の回動位置に応じて、回動歯２３が固定歯２２と係合、あるいは離脱する。
【００３２】
この背凭解除レバー２４は、図２に示す戻しバネ２６の作用で、回動歯２３が固定歯２２に噛み合う側に付勢されており、この戻しバネ２６の作用に抗して背凭解除レバー２４を図２の左側へ回動操作することで、図４の（ｂ）に示すように回動カム２５が回動して回動歯２３が固定歯２２から外れ、背凭部３を前倒ししたり、リクライニングしたりできる。
【００３３】
シートロック解除機構７は、図２に示すように、上述した背凭解除レバー２４と同様、背凭回動支持部８の回動軸を中心に回動操作されるシートロック解除レバー２７と、シートロック解除レバー２７の操作力をシートロック６の第２回動係合子１９へ伝えるワイヤー２８とを備える。
【００３４】
シートロック解除レバー２７は、その回動量が所定範囲以上となることによってシートロック６を解除できる空振り機構が設けられている。それは、シートロック解除レバー２７が、背凭解除レバー２４の回動操作（背凭ロック１０の解除操作）に連動して回動するように設けられているためで、背凭解除レバー２４によって背凭ロック１０を解除したのみでは、シートロック６は解除されずに、シートロック解除レバー２７を車両用シート１の側方から後方へ突出させるように設けられている。
【００３５】
この構造を具体的に説明する。
シートロック解除レバー２７は、背凭解除レバー２４に対して所定の範囲内で回動可能なもので、図２に示すように、引き戻しバネ２９の作用で図示右回動側に引かれている。このため、背凭解除レバー２４が図示左回動側に操作されると、背凭解除レバー２４と一体的に図示左回動側に回動する。
【００３６】
シートロック解除レバー２７側のワイヤー２８の端２８ａは、背凭解除レバー２４の操作を受けてシートロック解除レバー２７が図２の破線の位置に移動して初めてシートロック解除レバー２７に係合するもので、図２の破線の位置よりさらにシートロック解除レバー２７を図示左回動させることで、ワイヤー２８に操作力が伝わり、シートロック６を解除できる。
【００３７】
一方、シートロック解除レバー２７は、背凭ロック１０により背凭部３がロックされている状態では、図２に示すように、引き戻しバネ２９の作用で、車両用シート１の側面（つまり、シート部２および背凭部３の側面）に隠れる位置（図２の実線参照）に配置されており、上述のように、背凭解除レバー２４が背凭ロック１０を解除する際の回動を受けて、車両用シート１の側面から後方外部へ移動する（図２の２点鎖線参照）。
【００３８】
なお、背凭ロック１０が解除された状態では、背凭部３が無負荷の場合、背凭部３は図３に示すように前倒しになり、シートロック解除レバー２７が前後から操作し易い位置になる。また、背凭ロック１０が解除され、シート部２が前倒しの状態では、図５に示すように、回動歯２３が固定歯２２に噛み合わず、背凭解除レバー２４が解除状態で停止し、シートロック解除レバー２７がワイヤー２８の端２８ａにほぼ係止する状態になる。
【００３９】
〔実施例の作動〕
次に、図６に示す車両用シート１を２つ折りにし、それを床４に対して直立させる作動を説明する。
図４の（ａ）、（ｂ）に示すように、背凭解除レバー２４を前方へ回動操作する。すると、回動歯２３が固定歯２２から外れ、背凭部３がシート部２に対して回動可能になる。この時、背凭部３に後方へ向かう負荷がかかっていない状態では、背凭付勢手段９の作用によって、図７に示すように背凭部３が自動的に前倒しになり、シート部２と背凭部３とが２つ折りになる。
【００４０】
背凭部３が前倒しになると、図５に示すように、背凭解除レバー２４が解除状態で停止する。つまり、背凭解除レバー２４と連動して回動したシートロック解除レバー２７と、ワイヤー２８の端２８ａとがほぼ係止する状態になる。
この状態のシートロック解除レバー２７を前方へ回動操作すると、その操作力がワイヤー２８を介して第２回動係合子１９を図示左回動させる。すると、第２回動係合子１９と第１回動係合子１７との係合が解除され、第１回動係合子１７がバネ１８の力で図示左回動方向に回動し、切欠１７ａからロック金具１４が外れてシートロック６が解除される。
すると、シート付勢手段１３の作用によってシート部２が自動的に前倒しとなり、図８に示すように、２つ折りになった車両用シート１が、床４に対して直立する。
【００４１】
〔実施例の効果〕
車両用シート１は、背凭ロック１０を解除する背凭解除レバー２４も、シートロック６を解除するシートロック解除レバー２７も、ともに背凭回動支持部８を中心に回動操作される。つまり、車両用シート１の腰部付近に、背凭解除レバー２４およびシートロック解除レバー２７が配置される。このため、後部の乗員によって、シート部２と背凭部３とを２つ折りにし、床４に対して直立させる操作を容易に行うことができる。
【００４２】
車両用シート１は、背凭ロック１０が解除された状態で、初めてシートロック６が解除されるように設けられているため、従来のように、背凭部３がロックした状態でシートロック６が解除される可能性がない。つまり、シートロック６が解除されている時は、背凭ロック１０も解除されて乗員は座ることができない。このため、乗員が座ったまま車両用シート１が回動する不具合を確実に回避でき、安全性が高い。
【００４３】
車両用シート１は、通常使用時はシートロック解除レバー２７が車両用シート１の横に隠れているため、後部の乗員の邪魔にならない。また、シートロック解除レバー２７を操作する際には、車両用シート１の後部に出るため、操作性に優れる。
【００４４】
さらに、車両用シート１は、シートロック６が解除されると、シート付勢手段１３の付勢力でシート部２が自動的に直立するため、子供、老人、女性、病人など、力の弱い乗員であっても、２つ折りになった車両用シート１を直立させることができる。
【００４５】
〔変形例〕
上記の実施例では、前後に席がある中間の車両用シート１に本発明を適用した例を示したが、運転席や助手席など、他の車両用シートに本発明を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両用シートの要部斜視図である（実施例）。
【図２】車両用シートの要部側面図である（実施例）。
【図３】車両用シートの要部側面図である（実施例）。
【図４】車両用シートの要部側面図である（実施例）。
【図５】車両用シートの要部側面図である（実施例）。
【図６】車両用シートの通常状態を示す側面図である（実施例）。
【図７】車両用シートの２つ折り状態を示す側面図である（実施例）。
【図８】２つ折りとなった車両用シートの直立状態を示す側面図である（実施例）。
【図９】車両用シートの側面図である（従来技術）。
【図１０】車両用シートの不具合を示す側面図である（従来技術）。
【符号の説明】
１車両用シート
２シート部
２ａ座面
３背凭部
３ａ背面
４車両の床
５シート回動支持部
６シートロック
７シートロック解除機構
８背凭回動支持部
９背凭付勢手段
１０背凭ロック
１１背凭ロック解除機構
１３シート付勢手段
２４背凭解除レバー
２７シートロック解除レバー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat that can be folded up in two with respect to a seat portion and a backrest portion and can stand upright with respect to a floor.
[0002]
[Prior art]
A conventional technique for folding the seat portion and the backrest portion in half and standing upright with respect to the floor will be described with reference to FIG.
In the conventional technology, a backrest release lever 101 (so-called reclining lever) is provided on the waist portion of the vehicle seat 100 for the purpose of facilitating the operation while sitting and simplifying the mechanism. By rotating the lever 101, a reclining operation and an operation for folding the seat portion 102 and the backrest portion 103 in half can be performed.
[0003]
Further, in the prior art, a seat lock release lever 104 is provided on the side surface of the seat portion 102 for the purpose of facilitating the operation from the outside of the vehicle with the door opened when the user gets on the vehicle. By doing so, the seat part 102 can be rotated with respect to the floor, and the vehicle seat 100 folded in half can be erected.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
For example, in the case where the conventional vehicle seat 100 shown above is in the second row of the RV vehicle, in order for an occupant riding in the third row to go outside, the vehicle seat 100 in the second row is set to 2 Although it is necessary to fold and further upright, the seat lock release lever 104 of the second row of vehicle seats 100 from the third row of occupants is out of reach (or difficult to reach), which is very inconvenient. It was.
[0005]
Further, in the conventional vehicle seat 100, since the release of the dorsal lock and the release of the seat lock are performed separately, the dorsal part 103 is locked. The lock may have been released. In such a case, as shown in FIG. 10, the vehicle seat 100 may be rotated by the inertial force and the passenger may be injured when a sudden braking operation is performed while a lightweight passenger such as a child is on the vehicle. There is sex.
[0006]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made in view of the above circumstances, and a first object is to easily perform an operation of folding a seat part and a back part from a rear occupant and standing upright on a floor. The second purpose is to provide a highly safe vehicle seat that cannot be seated by a passenger when the seat lock is released and the dorsal lock is also released. Is in the provision of.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The vehicle seat of the present invention employs the following technical means.
[Means of Claim 1]
The vehicle seat
A seat portion having a seat surface on which an occupant sits;
A seat rotation support portion that rotatably supports the seat portion with respect to the vehicle floor;
A seat lock that prevents the seat portion from rotating relative to the floor;
A seat lock release mechanism for releasing the seat lock;
A dorsal part with a back where crew members can drown;
A dorsal turn support part for supporting the dorsal part so as to be rotatable with respect to the seat part;
Dorsal urging means for urging the dorsal part toward the seating surface of the seat part;
A dorsal lock for preventing the dorsal part from rotating relative to the seat part;
A dorsal lock release mechanism for releasing the dorsal lock.
[0008]
The dorsal lock release mechanism includes a dorsal release lever that releases the dorsal lock, and the dorsal release lever is operated to rotate about the dorsal turn support portion.
The seat lock release mechanism includes a seat lock release lever that releases the seat lock, and the seat lock release lever is also rotated about the dorsal turn support portion.
[0009]
Furthermore, in the vehicle seat of claim 1,
The seat lock release lever is provided to rotate in conjunction with the rotation operation of the dorsal release lever,
The seat lock release mechanism is provided with an idling mechanism that releases the seat lock when the rotation amount of the seat lock release lever is a predetermined range or more,
Rotation amount of the seat lock release lever when releasing the seat back locking, by provided within the predetermined range is a whiff of the air shot mechanism, the backrest locking by manipulation of the back凭release lever The seat lock is released by the operation of the seat lock release lever and the seat portion stands upright with respect to the floor only after the back is released and the backrest portion is forwardly tilted to the seat surface of the seat portion. .
[0010]
[Means of claim 2 ]
The vehicle seat according to claim 1 ,
The seat lock release lever moves to the outside from the side of the seat portion and the back portion in response to the rotation when the back release lever releases the back lock.
[0011]
[Means of claim 3 ]
The vehicle seat of claim 1 or claim 2 is:
A sheet urging means for urging the sheet portion, the rotation of which has been blocked by the sheet lock, in a direction standing upright with respect to the floor is provided.
[0012]
Operation and effect of the invention
[Operation and effect of claim 1]
Both the back release lever for releasing the back lock and the seat lock release lever for releasing the seat lock are both rotated around the back support portion. That is, the backrest release lever and the seat lock release lever are disposed near the waist of the vehicle seat. For this reason, it is possible to easily perform the operation of folding the seat portion and the back portion into two and standing upright with respect to the floor by the rear passenger.
[0013]
In addition, when the back release lever releases the back lock, the seat lock release lever rotates in conjunction with the back release release lever, and the amount of rotation of the seat lock release lever at that time is within a predetermined range. The seat lock is not released. Then, the seat lock is released by further rotating the seat lock release lever.
[0014]
As described above, since the seat lock is provided for the first time when the dorsal lock is released, there is a possibility that the seat lock may be released with the doggy locked as in the prior art. Absent. In other words, when the seat lock is released, the dorsal lock is also released so that the occupant cannot sit, and the vehicle seat can be reliably prevented from rotating while the occupant is sitting, which is highly safe. .
[0015]
[Operation and effect of claim 2 ]
When the dorsal hook release lever releases the dowel lock, the seat lock release lever moves rearward and outward from the side surfaces of the seat part and the dorsal hook part. In other words, during normal times such as when the vehicle is running, the seat lock release lever is housed on the side of the vehicle seat, and the seat lock release lever is not operated for the first time with the seat part and the back part folded in half. It comes out behind the vehicle seat.
[0016]
As described above, since the seat lock release lever is normally located next to the vehicle seat, it does not interfere with the occupant at the rear portion, and when the seat lock release lever is operated, it comes out at the rear portion of the vehicle seat. Therefore, it is excellent in operability.
[0017]
[Operation and effect of claim 3 ]
The seat portion whose rotation is prevented by the seat lock is urged in a direction standing upright with respect to the floor by the seat urging means. For this reason, when the seat lock is released, the urging force of the sheet urging means assists in the direction in which the seat portion stands upright. That is, when the urging force of the sheet urging means is large, the seat portion is automatically upright by the urging force of the sheet urging means when the seat lock is released.
[0018]
In this way, when the seat lock is released, the seat portion is assisted by the urging force of the seat urging means in the upright direction, so children, elderly people, women, sick people, etc. The vehicle seat folded in half can be easily erected.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described based on examples.
[Configuration of the first embodiment]
FIGS. 1 to 8 show an embodiment, FIGS. 1 to 5 are explanatory views of main parts of a vehicle seat, and FIGS. 6 to 8 are operation explanatory views of the vehicle seat.
[0020]
As shown in FIG. 6, the automobile shown in this embodiment is equipped with vehicle seats in the front row (first row), the middle row (second row), and the rear row (third row). The present invention is applied to the vehicle seat 1 in the second row. The third row is used by occupants who have entered from the rear door. The occupant who has entered from the rear door provided beside the second row of vehicle seats 1 can sit in the third row. It is necessary to fold the vehicle seat 1 in half (see FIG. 7), and tilt it forward to make it stand up (see FIG. 8) to secure a space from the rear door toward the third row of vehicle seats 1.
[0021]
Thus, the second row of vehicle seats 1 is provided with a mechanism in which the seat portion 2 and the backrest portion 3 are folded in two so as to stand upright with respect to the floor 4. 5 will be described. In the following, the vehicle seat 1 with no notice shown in the examples is the second row of vehicle seats 1 to which the present invention is applied.
[0022]
The vehicle seat 1 includes a seat portion 2 having a seat surface 2a on which an occupant sits, a seat rotation support portion 5 that rotatably supports the seat portion 2 with respect to a vehicle floor 4, and a seat portion 2 A seat lock 6 that prevents rotation with respect to the floor 4 and a seat lock release mechanism 7 that releases the seat lock 6 are provided.
[0023]
In addition, the vehicle seat 1 includes a dorsal portion 3 having a back surface 3a on which an occupant can lean, a dorsal turn support portion 8 that supports the dorsal portion 3 with respect to the seat portion 2, and A dorsal urging means 9 for urging the dorsal part 3 toward the seating surface 2a of the seat part 2, and a dorsal lock 10 for preventing the dorsal part 3 from rotating relative to the seat part 2. And a dorsal lock release mechanism 11 for releasing the dorsal lock 10.
[0024]
Next, the main part of the vehicle seat 1 will be described in detail.
As shown in FIG. 1, a substantially rectangular frame 12 is attached to the lower surface of the sheet portion 2. The seat rotation support portion 5 is connected to the front frame of the frame body 12 and the vehicle floor 4, and in the state where the seat lock 6 is released, the seat portion 2 is tilted forward (an example of a direction standing upright with respect to the floor 4). ) It is possible.
[0025]
In addition, between the front frame of the frame body 12 and the vehicle floor 4, the seat portion 2 in a state in which the seat lock 6 is released is attached to the forward tilt direction (an example of a direction standing upright with respect to the floor 4). A sheet urging means 13 is provided. The seat urging means 13 of this embodiment is constituted by a spring means such as a spiral spring or a coil spring, and is provided so that the seat portion 2 in a state where the seat lock 6 is released is automatically repelled by overcoming its own weight. It has been.
[0026]
As shown in FIG. 2, the seat lock 6 includes a lock fitting 14 fixed to the vehicle floor 4, and a lock mechanism 15 fixed to the rear portion of the horizontal frame of the frame body 12 and engaged with the lock fitting 14. The
The lock mechanism 15 includes a lock case 16 that is fixed to the rear portion of the horizontal frame of the frame body 12, and a first notch 17 a that is rotatably supported in the lock case 16 and fits into the lock fitting 14. The rotary engagement element 17 is engaged with the first rotation engagement element 17 fitted in the lock fitting 14 and the spring 18 that urges the first rotation engagement element 17 in the unlocking direction. It is comprised from the 2nd rotation engagement element 19 which maintains this.
[0027]
When the second rotation engagement element 19 is rotated in the left rotation direction in FIG. 2 by the seat lock release mechanism 7, the engagement with the first rotation engagement element 17 is released. When this engagement is released, the first turning engagement member 17 is turned in the direction (the left turning direction in FIG. 2) in which the seat lock 6 is released by the force of the spring 18, and the seat lock 6 Is released.
[0028]
The dorsal turn support section 8 is a structure in which a seat plate 20 fixed to the rear side portion of the seat portion 2 and a dorsal plate 21 fixed to the lower side portion of the back portion 3 are rotatably connected. In a state where the dorsal lock 10 is released, the dorsal part 3 can be rotated back and forth with respect to the seat part 2.
[0029]
As shown in FIG. 2, the dorsal urging means 9 is a spring such as a spiral spring provided integrally with the dorsal turn support portion 8, one end of which acts on the seat plate 20, and the other end is the back. In the state in which the dowel lock 10 is released and is provided so as to act on the heel plate 21, the dorsal hook portion 3 is automatically moved forward toward the seat surface 2 a of the seat portion 2, so Fold the heel part 3 in half.
[0030]
The dorsal lock 10 is provided integrally with the dorsal turn support portion 8, and as shown in FIGS. 4A and 4B, fixed teeth 22 fixed to the seat plate 20, A rotation tooth 23 that rotates integrally with the dorsal plate 21 and can mesh with the fixed tooth 22 is provided. When the rotation tooth 23 meshes with the fixed tooth 22, the rotation of the dorsal part 3 is locked. .
[0031]
The dorsal lock release mechanism 11 includes a dorsal release lever 24 that is rotated about the rotation axis of the dorsal turn support portion 8. The dorsal fin release lever 24 rotates integrally with a rotation cam 25 provided at the center of rotation, and the rotation teeth 23 are fixed teeth according to the rotation position of the rotation cam 25. 22 is engaged or disengaged.
[0032]
The backrest release lever 24 is biased toward the side where the rotating tooth 23 meshes with the fixed tooth 22 by the action of the return spring 26 shown in FIG. 2, and the backrest is released against the action of the return spring 26. When the lever 24 is turned to the left in FIG. 2, the turning cam 25 is turned as shown in FIG. 4B, and the turning tooth 23 is disengaged from the fixed tooth 22 so that the dorsal portion 3 is removed. You can move forward or recline.
[0033]
As shown in FIG. 2, the seat lock release mechanism 7 includes a seat lock release lever 27 that is rotated around the rotation axis of the dorsal turn support portion 8, as with the above-described backpad release lever 24. And a wire 28 that transmits an operation force of the seat lock release lever 27 to the second rotation engagement element 19 of the seat lock 6.
[0034]
The seat lock release lever 27 is provided with an idling mechanism that can release the seat lock 6 when the amount of rotation thereof exceeds a predetermined range. This is because the seat lock release lever 27 is provided so as to rotate in conjunction with the rotation operation of the backpad release lever 24 (release operation of the backpack lock 10). The seat lock release lever 27 is provided so as to protrude rearward from the side of the vehicle seat 1 without releasing the seat lock 6 only by releasing the heel lock 10.
[0035]
This structure will be specifically described.
The seat lock release lever 27 is rotatable within a predetermined range with respect to the dorsal release lever 24, and as shown in FIG. . For this reason, when the dorsal pad release lever 24 is operated to the left turn side in the figure, the dorsal pad release lever 24 integrally rotates to the left turn side in the figure.
[0036]
The end 28a of the wire 28 on the side of the seat lock release lever 27 is engaged with the seat lock release lever 27 only after the seat lock release lever 27 moves to the position of the broken line in FIG. Accordingly, the seat lock release lever 27 is further rotated counterclockwise from the position of the broken line in FIG. 2, whereby the operating force is transmitted to the wire 28 and the seat lock 6 can be released.
[0037]
On the other hand, the seat lock release lever 27 is in a state in which the back portion 3 is locked by the back lock 10 as shown in FIG. 2 (side surfaces of the back portion 3 and the back portion 3) are arranged at a position hidden (see the solid line in FIG. 2), and as described above, the back portion release lever 24 receives the rotation when the back portion lock 10 is released. Thus, the vehicle seat 1 moves from the side surface to the rear outside (see the two-dot chain line in FIG. 2).
[0038]
In the state in which the dorsal lock 10 is released, when the dorsal fin portion 3 is unloaded, the dorsal fin portion 3 is tilted forward as shown in FIG. 3, and the seat lock release lever 27 is easily operated from the front and rear. become. Further, when the dorsal lock 10 is released and the seat portion 2 is in the forward-turned state, as shown in FIG. 5, the rotating teeth 23 do not mesh with the fixed teeth 22, and the dorsal release lever 24 stops in the released state, The seat lock release lever 27 is almost locked to the end 28 a of the wire 28.
[0039]
[Operation of Example]
Next, the operation | movement which folds the vehicle seat 1 shown in FIG. 6 and makes it stand upright with respect to the floor | bed 4 is demonstrated.
As shown in FIGS. 4A and 4B, the dorsal fin release lever 24 is rotated forward. Then, the rotating tooth 23 is disengaged from the fixed tooth 22, and the back portion 3 can be rotated with respect to the seat portion 2. At this time, in a state in which the load toward the back is not applied to the back portion 3, the back portion 3 is automatically moved forward as shown in FIG. And the back 3 are folded in half.
[0040]
When the dorsal fin portion 3 is brought forward, as shown in FIG. 5, the dorsal fin release lever 24 stops in the released state. That is, the seat lock release lever 27 rotated in conjunction with the dorsal release lever 24 and the end 28a of the wire 28 are almost locked.
When the seat lock release lever 27 in this state is turned forward, the operating force turns the second turning engagement element 19 leftward through the wire 28. Then, the engagement between the second rotation engagement element 19 and the first rotation engagement element 17 is released, and the first rotation engagement element 17 is rotated in the left rotation direction shown in the drawing by the force of the spring 18, and the notch 17a. Then, the lock fitting 14 is removed and the seat lock 6 is released.
Then, the seat portion 2 is automatically moved forward by the action of the seat urging means 13, and the vehicle seat 1 folded in half stands upright with respect to the floor 4 as shown in FIG.
[0041]
[Effects of Examples]
In the vehicle seat 1, both the back release lever 24 that releases the back lock 10 and the seat lock release lever 27 that releases the seat lock 6 are operated to rotate around the back rotation support portion 8. That is, the backrest release lever 24 and the seat lock release lever 27 are disposed near the waist of the vehicle seat 1. For this reason, it is possible to easily perform an operation of folding the seat portion 2 and the backrest portion 3 in half and standing upright with respect to the floor 4 by the rear passenger.
[0042]
Since the vehicle seat 1 is provided so that the seat lock 6 is released for the first time in a state where the dorsal lock 10 is released, the seat lock 6 can be provided in a state where the dorsal portion 3 is locked as in the prior art. May not be released. That is, when the seat lock 6 is released, the dorsal lock 10 is also released and the occupant cannot sit. For this reason, the malfunction which the vehicle seat 1 rotates with a passenger | crew sitting can be avoided reliably, and safety is high.
[0043]
Since the seat lock release lever 27 is hidden beside the vehicle seat 1 during normal use, the vehicle seat 1 does not interfere with the rear passenger. Further, when the seat lock release lever 27 is operated, since it comes out to the rear part of the vehicle seat 1, the operability is excellent.
[0044]
Further, the seat 1 for the vehicle is automatically erected by the urging force of the seat urging means 13 when the seat lock 6 is released, so that a passenger having a weak force such as a child, an elderly person, a woman, a sick person, etc. Even so, the vehicle seat 1 folded in half can be erected.
[0045]
[Modification]
In the above-described embodiment, an example in which the present invention is applied to an intermediate vehicle seat 1 having front and rear seats has been described. However, the present invention may be applied to other vehicle seats such as a driver seat and a passenger seat. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a main part of a vehicle seat (Example).
FIG. 2 is a side view of a main part of a vehicle seat (Example).
FIG. 3 is a side view of a main part of a vehicle seat (Example).
FIG. 4 is a side view of a main part of a vehicle seat (Example).
FIG. 5 is a side view of a main part of a vehicle seat (Example).
FIG. 6 is a side view showing a normal state of the vehicle seat (Example).
FIG. 7 is a side view showing a folded state of the vehicle seat (Example).
FIG. 8 is a side view showing an upright state of the vehicle seat folded in half (Example).
FIG. 9 is a side view of a vehicle seat (prior art).
FIG. 10 is a side view showing a problem of a vehicle seat (prior art).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Vehicle seat 2 Seat part 2a Seat surface 3 Back part 3a Back surface 4 Vehicle floor 5 Seat rotation support part 6 Seat lock 7 Seat lock release mechanism 8 Back rotation support part 9 Back support urging means 10 Lock 11 Backrest unlocking mechanism 13 Seat biasing means 24 Backrest release lever 27 Seat lock release lever

Claims

A seat portion having a seat surface on which an occupant sits;
A seat rotation support portion that rotatably supports the seat portion with respect to the vehicle floor;
A seat lock that prevents the seat portion from rotating relative to the floor;
A seat lock release mechanism for releasing the seat lock;
A dorsal part with a back where crew members can drown;
A dorsal turn support part for supporting the dorsal part so as to be rotatable with respect to the seat part;
Dorsal urging means for urging the dorsal part toward the seating surface of the seat part;
A dorsal lock for preventing the dorsal part from rotating relative to the seat part;
In a vehicle seat provided with a dorsal lock release mechanism for releasing the dorsal lock,
The dorsal lock release mechanism includes a dorsal release lever that releases the dorsal lock, and the dorsal release lever is operated to rotate around the dorsal turn support portion,
The seat lock release mechanism includes a seat lock release lever that releases the seat lock via a wire, and the seat lock release lever is also operated to rotate around the dorsal turn support portion ,
The seat lock release lever is provided to rotate in conjunction with the rotation operation of the dorsal release lever,
The seat lock release mechanism is provided with an idling mechanism that releases the seat lock when the rotation amount of the seat lock release lever is a predetermined range or more,
The amount of rotation of the seat lock release lever when releasing the dorsal lock is provided within the predetermined range, which is the amount of idle swing of the idle swing mechanism. The seat lock is released by the operation of the seat lock release lever and the seat portion stands upright with respect to the floor only after the back is released and the backrest portion is forwardly tilted to the seat surface of the seat portion. Vehicle seat.

The vehicle seat according to claim 1 ,
The vehicle is characterized in that the seat lock release lever moves rearward from the side surface of the seat portion and the back portion in response to the rotation when the back release lever releases the back lock. Sheet.

The vehicle seat of claim 1 or claim 2 is:
A vehicle seat, comprising: a seat urging unit that urges the seat portion whose rotation is prevented by the seat lock in a direction standing upright with respect to the floor.