JP3874182B2 - 棒状物品のホッパ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シガレット用のフィルタロッド等の棒状物品を供給するホッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フィルタシガレットのフィルタにはデュアルフィルタが多用され、この種のデュアルフィルタはデュアルフィルタロッドを切断して得られる。デュアルフィルタロッドはシガレットロッドを製造する巻上機と同様な構成の巻上機にて製造され、この巻上機にはプレーンプラグとチャコールプラグとを交互に連続して並べた棒状のプラグ列が供給される。巻上機内にて、プラグ列は巻紙により包み込まれることで、連続ロッドに成形され、この後、連続ロッドを所定の長さ毎に切断することでデュアルフィルタロッドが得られる。
【0003】
上述したデュアルフィルタロッドを成形するにあたり、巻上機はプラグの移送経路を介して一対のホッパに接続されて、これらホッパ内にプレーンフィルタロッド及びチャコールフィルタロッドがそれぞれ蓄えられている。各ホッパからはホッパドラムによりフィルロッドが1本ずつ取り出され、そして、取出したフィルタロッドを所定の長さに切断することによりプレーンプラグ又はチャコールプラグが得られる。
【0004】
より詳しくは、ホッパドラムはその外周面に多数の取出し溝を有し、これら取出し溝はホッパドラムの周方向に等間隔を存して配置されている。各取出し溝はフィルタロッドを1本ずつ受取り可能な大きさを有し、ホッパドラムの回転に伴い、各取出し溝に受け取られたフィルタロッドが1本ずつホッパから取り出され、そして、取り出されたフィルタロッドはホッパドラム上にて所定長さのプレーン又はチャコールプラグに切断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、フィルタシガレットの製造速度が益々高速化するに連れて、デュアルフィルタロッドの巻上機にも高速性が要求され、このような巻上機の高速性を確保するにはホッパドラムの回転速度を速くすればよい。
しかしながら、ホッパドラムの回転速度が高速になると、ホッパドラムの各取出し溝はフィルタロッドを確実に受け取ることができず、ホッパからフィルタロッドを1本ずつ連続して取出すことができない。つまり、フィルタロッドの取出しに抜けが生じることになる。
【0006】
このようなフィルタロッドの抜けは、この後の過程にて、プラグ列の形成を不完全なものにするから、巻上機は不良のデュアルフィルタロッドを成形してしまい、その生産効率の悪化を招く。
また、前述したフィルタロッドの抜けはそのフィルタロッドがノンラップフィルタロッドである場合に頻発し易い。より詳しくは、ノンラップフィルタロッドはアセテート繊維からなる繊維束の外周面を熱成形して得られているため、繊維束を巻紙により包み込んだ通常のフィルタロッドに比べて、柔らかく且つ撓み易い。また、ノンラップフィルタロッドは巻紙を有していないので、通常のフィルタロッドに比べても軽い。
【0007】
このため、ホッパ内にノンラップフィルタロッドが蓄えられていると、ノンラップフィルタロッドに曲りや反り等の変形が生じ易く、このような曲りや反り等はホッパドラムの取出し溝内へのノンラップフィルタロッドの円滑な受け入れを阻害することがある。
しかも、ノンラップフィルタロッドはその外周面が熱成形により得られているため、外周面に凹凸があり、しかも、ホッパ内にて互いに擦れ合うことで、その外周面に毳立ちが生じ易い。このため、隣接するノンラップフィルタロッド同士は互いに引っ掛かり易く、このことも、ホッパドラムの取出し溝内へのノンラップフィルタロッドの円滑な受け入れを阻害する要因となっている。
【0008】
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、高速化に対応でき、しかも、ノンラップフィルタロッド等の棒状物品であっても、ホッパから棒状物品を1本ずつ確実に取出すことができる棒状物品のホッパ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の棒状物品のホッパ装置(請求項1)は、下端面にホッパ口を有したホッパと、このホッパのホッパ口を下方から閉塞した状態で一方向に回転可能に配置され、ホッパ内に棒状物品を蓄え可能とするホッパドラムと、このホッパドラムの外周面に所定間隔を存して設けられ、ホッパドラムの回転に伴い、ホッパ内に進入して棒状物品を1本ずつ受取り、受取った棒状物品をホッパから取出す取出し溝と、ホッパドラム近傍のホッパ内に設けられ、ホッパドラムの回転回入側に位置する一方のホッパ側壁と協働してホッパドラムに向けて延びる棒状物品の流下通路を形成し、且つ、流下通路内の棒状物品にホッパドラムに向かう流下力を付与すべく一方向に走行される無端状の駆動ベルトを有した駆動ユニットとを備えている。
【0010】
上述のホッパ装置によれば、ホッパ内にて流下通路に進入した棒状物品は駆動ベルトの走行により、ホッパドラムに向けて強制的に流下通路内を流下し、ホッパドラムの取出し溝に受け入れられる。つまり、ホッパドラムの取出し溝はホッパドラムの回転に伴い、ホッパ口に進入すると直ちに棒状物品を流下通路から受取ることで、ホッパ口内に位置する取出し溝の全てに棒状物品が受け入れられ、この結果、棒状物がホッパから1本ずつ取り出される。
【0011】
具体的には、駆動ベルトは、ホッパ内を水平方向に延びる横進行部と、この横進行部の一端から下方に延び、一方のホッパ側壁との間にて流下通路を形成する下降進行部と、この下降進行部の下端から横進行の他端に戻る戻り部とを有し、そして、駆動ユニットは、横進行部に向けて戻り部を変形させ、駆動ベルトに所定の張力を付与するテンションローラを更に含んでいる(請求項2)。
【0012】
駆動ベルトの横進行部はその上方に位置する棒状物品を流下通路に導き、流下通路内を下降する棒状物品の流れが積極的に作り出される。
駆動ユニットは、駆動ベルトにおける下降進行部の下端と横進行部の他端との間に亘って前記ホッパドラムの外周に沿って延び、テンションローラを下方から覆うガイドプレートを更に含む(請求項3)。
【0013】
ガイドプレートはホッパドラムの周方向に沿って棒状物品の流れを案内し、ガイドプレートと駆動ベルトの戻り部との間のスペースへの棒状物品の侵入を阻止する。
好ましくは、駆動ベルトの下降進行部はその一部が一方のホッパ側壁に対して接離可能に設けられている(請求項4)。この場合、流下通路の幅が駆動ベルトの走行速度に応じて適切に設定可能となる。
【0014】
流下通路は、垂直に延びる上部と、この上部からホッパドラムの回転方向に向けて斜め下方に延びる下部とを有する(請求項5)。この場合、棒状物品が流下通路の下部を通過したとき、棒状物品にホッパドラムの回転方向に向かう運動成分が付与され、棒状物品はホッパドラムの取出し溝に円滑に導かれる。
前述した一方のホッパ側壁は、流下通路の下部を形成する無端状の斜行ベルトを含んでおり、この斜行ベルトは、流下通路内の棒状物品をホッパドラムに向けて導くべく一方向に走行される(請求項6)。この場合、斜行ベルトは棒状物品に前記運動成分を積極的に付与する。
【0015】
一方のホッパ側壁は、その一部が流下通路の上部を規定する無端状の垂直ベルトを含み、この垂直ベルトは、ホッパ内の棒状物品を流下通路に導き且つ流下通路内の棒状物品を斜行ベルトに向けて導くべく一方向に走行される(請求項7)。この場合、一方のホッパ側壁に沿って並ぶ1列の棒状物品は垂直ベルト及び斜行ベルトの走行より、ホッパドラムに向けて積極的に移動する。
【0016】
一方のホッパ側壁は、その一部が流下通路の上部を規定し且つ駆動ベルトの下降進行部に対して接離可能な垂直壁を含み、この垂直壁の下端部は斜行ベルトに滑らかに連なっている(請求項8)。この場合にも、流下通路の幅が駆動ベルト及び斜行ベルトの走行速度に応じて適切に設定可能となる。
流下通路は、斜行ベルトとホッパドラムとの間を接続する水平ガイドを更に含むことができる(請求項9)。この場合、流下通路を通過した棒状物品はホッパドラムの外周に向けて水平方向に移動し、取出し溝に受け取られる。
【0017】
ホッパドラムの回転回出側に位置する他方のホッパ側壁の下端とホッパドラムとの間を閉塞すべく一方向に走行する無端状のリフューザベルトを更に含む(請求項10)。リフューザベルトはその走行により、他方のホッパ側壁の下端部に位置する棒状物品を上方に向けて押し上げ、リフューザベルトとホッパドラムとの間への棒状物品の噛込みを防止する。
【0018】
更に、ホッパドラムとガイドプレートとの間に少なくとも1個の揺動ガイドを更に設けることもでき、この揺動ガイドはホッパドラムの外周に向けて凸の円弧形状をなし、その円弧方向に揺動可能である(請求項11)。このような揺動ガイドの揺動はガイドプレートとホッパドラムとの間における棒状物品の流れを円滑にし、また、ホッパドラムの取出し溝に棒状物品を円滑に導く。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、例えば棒状物品としてのデュアルフィルタロッドを成形する巻上機の一方のホッパ装置、即ち、第1実施例のホッパ装置を示している。
ホッパ装置はホッパ2を備え、このホッパ2は左右のホッパ側壁4,6と、前壁(図示しない)及び後壁8からなり、その下端にホッパ開口を有する。
【0020】
ホッパ開口は回転可能なホッパドラム10により閉塞され、これにより、ホッパ2内にプレーンフィルタロッドが蓄え可能となっている。ここで、プレーンフィルタロッドはアセテート繊維束の外周面を熱成形したノンラップフィルタロッドであり、以下、単にロッドRPと称する。
ホッパドラム10はその外周面に多数の取出し溝12を有し、これら取出し溝12はホッパドラム10の周方向に等間隔を存して配置されている。各取出し溝12は1本のロッドRPを受け入れ可能な大きさを有し、ホッパドラム10の回転(図1中の矢印CC参照)に伴いホッパ口に進入したとき、ロッドRPを受け入れることができる。
【0021】
より詳しくは、各取出し溝12の底には複数の吸引孔(図示しない)が開口しており、これら吸引孔はその取出し溝12がホッパ開口に進入する直前の回転角位置からサクションの供給を受け、ホッパ2内のロッドRPを吸引することで取出し溝12に受け入れさせる。なお、各取出し溝12の吸引孔がサクションの供給を受けるサクション域は図1中、参照符号Sで示されており、このサクション域Sは取出し溝12がホッパ開口を抜け出し、後述するリフューザローラ46に達するまでホッパドラム10の周方向に延びている。
【0022】
ホッパ2内にはその上下方向でみた中間域に仕切プレート14が配置され、この仕切プレート14はホッパドラム10の回転回出側に位置するホッパ側壁4からホッパ側壁6に向けて斜め下方に延び、ホッパ2内を上下のアッパ室16とロア室18とに仕切り、これらアッパ室16及びロア室18は仕切プレート14とホッパ側壁6との間にて形成された開口域20を通じて相互に連通している。従って、ホッパ2の上端開口からアッパ室16に投入されたRPは、開口域20を通じてロア室18に供給される。
【0023】
ロア室18内にはギヤベルトからなる無端状の駆動ベルト22がホッパドラム10の近傍に配置され、この駆動ベルト22は3つのギヤプーリに掛け回されている。
より詳しくは、これらギヤプーリは、ホッパ側壁4側に位置した駆動プーリ24と、ホッパ側壁6側に上下に離間した一対の従動プーリ26,28からなり、駆動プーリ24はそのプーリ軸が動力伝達系に接続され、図1でみて時計方向に回転される。なお、駆動プーリ24の回転速度は調整可能であってもよい。
【0024】
従って、駆動ベルト22は、駆動プーリ24と上側の従動プーリ26との間を水平方向に延びる横進行部22aと、この横進行部22aの一端から従動プーリ26,28間をホッパドラム10に向けて上下方向に延びる下降進行部22bと、この下降進行部22bの下端から横進行部22aの一端に至る戻り部22cとを有する。
【0025】
更に、駆動ベルト22の戻り部22cはテンションローラ30により上方に押し上げられ、これにより、駆動ベルト22に所定の張力が付与されている。なお、テンションローラ30は上下方向に移動可能に支持され、これにより、駆動ベルト22に付与すべき張力は調整可能である。
図1から明らかなようにテンションローラ30は、駆動ベルト22をL字が時計方向に90°回転したような形状とし、これにより、駆動ベルト22の下降進行部22bは、ホッパドラム10の回転回入側に位置するホッパ側壁6との間にロッドRPの流下通路32を形成する。より詳しくは、流下通路32は上下方向に延びる上部と、この上部からホッパドラム10の回転方向に向け、斜め下方に延びる下部とを有する。
【0026】
即ち、ホッパ側壁6の下部はホッパドラム10に向けて斜め下方に延びる階段状をなし、駆動ベルト22の下降進行部22bと略平行な垂直壁部6aと、この垂直部6aからホッパドラム10に向けて延びる斜行壁部6bとを有する。
更に、斜行壁部6bには無端状の斜行ベルト34の一部が露出し、この斜行ベルト34の一部は斜行壁部6bを実質的に構成する。即ち、斜行ベルト34もまたギヤベルトからり、一対のギヤプーリ36間に掛け回されている。一方のギヤプーリ36のプーリ軸は可変速モータに接続され、図1でみて反時計方向に回転される。従って、斜行壁部6bを構成する斜行ベルト34の部位は垂直壁部6aからホッパドラム10に向けて所望の速度にて走行する。
【0027】
なお、斜行ベルト34の張力は他方のギヤプーリ36を一方のギヤプーリ36に対して接離させることが調整可能となっている。
一方、駆動ベルト22の直下にはガイドプレート38が配置されており、このガイドプレート38は駆動プーリ24と下側の従動プーリ28との間に亘り、ホッパドラム10の外周に沿って延びている。従って、ガイドプレート38はテンションローラ30及び駆動ベルト22の戻り部22cを下側から覆い、そして、ガイドプレート38とホッパドラム10との間にホッパドラム10の外周に沿って延びる円弧状通路40が形成されている。この円弧状通路40の一端は前述した流下通路32の下端に連通している。
【0028】
ここで、駆動ベルト22の従動プーリ28と斜行ベルト34との間の間隔、即ち、流下通路32における下端の開口幅、並びに、ガイドプレート38とホッパドラム10の外周との間隔、即ち、円弧状通路40の通路幅はそれぞれ、ロッドRPの直径の3〜4倍に設定されている。
更に、ホッパ側壁4の下端部はホッパドラム10の回転方向とは逆方向に向けて斜めに傾斜した斜行壁部4aとして形成され、この斜行壁部4aの上端と前述した仕切プレート14との間は、ホッパ側壁4に向けて凸となる円弧プレート42により接続されている。従って、ホッパ側壁4の斜行壁部4a、円弧プレート42及び仕切プレート14もまた駆動ベルト22と協働して円弧状通路44を形成する。この円弧状通路44は円弧状通路40の他端に連通し、これより、これら円弧状通路40,44は流下通路32の上端と下端との間を接続するU字状の還流通路を形成している。
【0029】
なお、ホッパ側壁4の斜行壁部4aとホッパドラム10との間にはリフューザローラ46が配置されている。このリフューザローラ46は、斜行壁部4aの下端とホッパドラム10との間の間隙を閉塞し、図1でみて反時計方向に回転される。
上述したホッパ装置によれば、ホッパドラム10の回転に伴い、各取出し溝12がホッパ口に進入すると、各取出し溝12はその吸引孔にサクションが供給され、そして、ホッパ口の近傍、つまり、流下通路32の下端から流出したロッドRPを吸引して受け入れる。ここで、流下通路32内のロッドRPは、駆動ベルト22及び斜行ベルト34が共に走行し、そして、流下通路32における下端開口幅がロッドRPの直径の3〜4倍に設定されているので、流下通路32内のロッドRP、即ち、流下通路32の下端部にあるロッドRPはホッパドラム10に向かう流下力を強制的に受ける。このことから、ロッドRPに多少の曲りや反り等の変形が生じていても、このような変形はそのロッドRPが流下通路32の下端開口を通過する際に矯正され、また、隣接するロッドRP同士がその外周面の凹凸に起因し、互いに引っ掛かり合っても、この引っ掛かりは強制的に解除される。この結果、ロッドRPは流下通路32を円滑に通過して、ホッパ口内に高速で進入する全ての取出し溝12に確実に受け入れられ、そして、ホッパ2から1本ずつ取り出される。
【0030】
より具体的に説明すると、斜行ベルト34上にて1列に並ぶロッドRPが斜行ベルト34の走行によりホッパドラム10の外周に向けて押し出される結果、ホッパ口内に取出し溝12が進入すると直ちに、その取出し溝12にロッドRPが受け入れられる。また、この際、ロッドRPにはホッパドラム10の回転方向に沿う運動成分が与えられ、しかも、ロッドRPは取出し溝12側からのサクションを受けることで、その取出し溝12に円滑に受け入れられる。
【0031】
流下通路32の下端開口から流出したロッドRPのうち、ホッパドラム10の取出し溝12に受け入れられない余剰のロッドRPは、ホッパドラム10の回転及び駆動ベルト22の横進行部22aの走行に伴い、前述した還流通路つまり円弧状通路40,44を通じて流下通路32の上端に還流される。この結果、流下通路32内に向けてロッドRPが円滑に補給される。
【0032】
上述したロッドRPの還流量は駆動ベルト22及び斜行ベルト34、特に斜行ベルト34の走行速度を調整することで、最小限に抑制することができる。従って、駆動ベルト22の外側を周回するロッドRPの量を少なくでき、ロッドRPが前述したノンラップフィルタロッドであっても、その外周面の毳立ちが低減される。
【0033】
また、円弧状通路40を流れるロッドRPの量が少ないと、これらロッドRPに加わる圧力もまた低減でき、ロッドRPの変形を増加できるばかりでなく、ロッドRPがリフューザローラ46とホッパドラム10との間に噛み込むこともない。
更にまた、円弧状通路40内を移動するロッドRPはガイドプレート38の存在により、駆動ベルト22のテンションローラ30側に侵入することがないので、ロッドRPがテンションローラ30と駆動ベルト22の戻り部22cとの間に噛み込んでしまうこともない。
【0034】
上述したようにホッパ2からホッパドラム10の各取出し溝12により1本ずつ取り出されたロッドRPは、この後、ホッパドラム10上にて所定の長さ毎に切断され、複数のフィルタプラグPPに形成される。より詳しくは、ホッパドラム10にはその回転方向でみてリフューザローラ46の下流側に複数のロータリナイフ48が備えられており、これらロータリナイフ48はロッドRPが通過する際、ロッドRPを個々のプレーンフィルタプラグPPに切断する。
【0035】
なお、取出し溝12がリフューザローラ46を通過すると、その取出し溝12はサクション域Sから外れ、サクションの供給を受けることができないが、ホッパドラム10の外周には複数本のロッドガイド(図示しない)がホッパドラム10の周方向に延びており、これらロッドガイドは取出し溝12からのロッドRPやフィルタプラグPPの脱落を防止する。
【0036】
この後、プレーンフィルタプラグPPはその取出し溝12がホッパドラム10の最下位に規定された排出位置を通過する際、取出し溝12から移送経路50に排出され、この移送経路50内を移送される。移送経路50は集合経路52に接続され、そして、この集合経路52には別の移送経路54もまた接続されている。この移送経路54は他のホッパ装置のホッパドラムから延びている。
【0037】
ここで、他のホッパ装置は上述したホッパ装置と同様な構成を備え、そのホッパにはプレーンフィルタロッドではなく、チャコールフィルタロッドが蓄えられている。ここで、チャコールフィルタロッドはそのアセテート繊維束中に活性炭の粒子を混入したフィルタロッドである。従って、他のホッパ装置側の移送経路54上を移送されてくるフィルタプラグはチャコールフィルタロッドを切断して得たチャコールフィルタプラグPCである。
【0038】
プレーンフィルタプラグPP及びチャコールフィルタプラグPCが集合経路52に供給されると、これらプラグPP及びPCは交互に並び、そして、互いに密着したプラグ列として前述した巻上機に供給され、この巻上機にてプラグ列は巻紙により包み込まれ、これにより、図2に示されるようなデュアルフィルタロッドの連続ロッドが成形され、そして、連続ロッドは所定長さのデュアルフィルタロッドに切断される。
【0039】
このようにして成形されたデュアルフィルタロッドはこの後、シガレット巻上機のフィルタアタッチメントに供給され、このフィルタアタッチメント内にてデュアルフィルタロッドを切断した得たダブルフィルタプラグと2本のシガレットとがチップペーパにより互いに接続されてダブルフィルタシガレットが成形され、このダブルフィルタシガレットは等分に切断されて個々のフィルタシガレットになる。なお、図2中、矢印で示した部分がダブルフィルタプラグDFPとなる。
【0040】
本発明は、上述の第1実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
図3は第2実施例のホッパ装置の一部を示す。
この第2実施例の場合、斜行ベルト34の一対のギヤプーリ36間に調整プーリ56が配置されており、この調整プーリ56は回動レバー58の先端に回転自在に支持され、回転レバー58の基端は他方のギヤプーリ36のプーリ軸に回動可能に取付けられている。なお、ギヤプーリ36自体はそのプーリ軸に回転自在に支持されている。
【0041】
調整プーリ56は回動レバー58の回動角を可変することで上下に変位し、これにより、前述した流下通路32の途中に、その開度が調整可能な絞りを形成することができる。流下通路32の絞りの存在により、流下通路32内を通過するロッドRPに適切な流下力を付加することができる。
図4は第3実施例のホッパ装置の一部を示す。
【0042】
この第3実施例の場合、駆動ベルト22に関し、その上下の従動プーリ26,28間に更に別の従動プーリ60が付加されている。この従動プーリ60は、駆動ベルト22における下降進行部22bの下部に斜行ベルト34と平行な部位22dを付加し、これにより、流下通路32はその通路幅が上端から下端に亘って一定となっている。なお、第3実施例にあっても、流下通路32の通路幅はロッドRPの直径の3〜4倍であり、また、ホッパ側壁6における垂直壁部6aの下端は斜行ベルト34に滑らかに連なるように湾曲されている。
【0043】
図5は第4実施例のホッパ装置の一部を示す。
この第5実施例の場合、駆動ベルト22に関して、その従動プーリ26,28間に上下に離間した一対の可動プーリ62が更に配置されており、これら可動プーリ62は互いに連動して、ホッパ側壁6に対して接離可能でとなっている。この場合、上下の可動プーリ62を移動させることで、流下通路32における上部の通路幅を可変することができる。
【0044】
また、第4実施例の場合、ホッパ側壁6の垂直壁部6aはその一部が無端状の垂直ベルト64に置換され、この垂直ベルト64もまたギヤベルトからなり、上下のギヤプーリ66に掛け回され、垂直壁部6aの一部を下方に向けて走行する可動壁として構成している。この場合、流下通路32を規定する両側壁が共に可動壁となり、流下通路32内のロッドRPにより確実に流下力を付与することができる。
【0045】
図6は第5実施例のホッパ装置の一部を示す。
この第5実施例の場合、駆動ベルト22は図4に示した第3実施例の駆動ベルト22と同様であり、そして、ホッパ側壁6の垂直壁部6aが可動壁66として構成され、この可動壁66は上下の送りねじ機構68により、駆動ベルト22に対して接離可能となっている。この場合にも、流下通路32における上部の通路幅を可変することができる。
【0046】
また、第5実施例の場合、前述のリフューザローラ46に代えて、無端状のリフューザベルト70が使用されている。このリフューザベルト70もまたギヤベルトからなり、上下のギヤプーリ72間に掛け回されている。リフューザベルト70は図6でみて反時計方向に走行し、リフューザベルト70とホッパドラム10との間へのロッドRPの噛込みを防止する一方、リフューザベルト70に隣接するロッドRPを上方に押し上げ、ロッドRPの還流を促進する。
【0047】
更に、第5実施例の場合、ホッパ側壁6における斜行壁部6bの下端部は水平に折曲された水平ガイドとなっている。これにより、駆動ベルト22側の従動プーリ28と斜行壁部6bの下端部との間の間隔が減少され、ロッドRPに付与された流下力が斜行ベルト34を通過した際に弱まることはない。
なお、第5実施例の場合、ホッパ2のアッパ室18には山形をなした振り分けガイド74が配置され、この振り分けガイド74はアッパ室18内のロッドRPを両側に振り分けた後、ロア室18に導く。
【0048】
図7は第6実施例のホッパ装置の一部を示す。
この第6実施例の場合、ホッパドラム10とガイドプレート38との間には複数の揺動ガイド74が設けられている。これら揺動ガイド74はホッパドラム10の周方向に離間しているとともに、ホッパドラム10に向けて僅かに凸となる円弧形状をなしている。各揺動ガイド74はその円弧方向に往復動可能に支持されており、 揺動ガイド74の中央部分とホッパドラム10との間にはロッドの直径でみて2本分の間隔が確保されている。
【0049】
より詳しくは、各揺動ガイド74は複数のピン76により取り付けられ、これらピン76はホッパ2における後壁8の円弧状ガイド孔(図示しない)を摺動自在に貫通している。円弧状ガイド孔はその揺動ガイド74と同様な円弧形状をなし、そして、ピン76はホッパドラム10の後壁8の外側に配置された駆動部(図示しない)に連結されている。駆動部はピン76を介して揺動ガイド74を駆動し、これにより、揺動ガイド74は円弧状ガイド孔に沿って往復動することができる。なお、駆動部は、揺動ガイド74の往復ストローク、即ち、その揺動幅を任意に可変することができる。
【0050】
上述した各揺動ガイド74の揺動により、揺動ガイド74の両端がホッパドラム10に対して接離することで、ホッパドラム10とガイドプレート38との間のロッドの流れがより円滑になる。また、円弧形状をなすガイドプレート38の一部を平坦にすると、このようなガイドプレート38は揺動ガイド74の作用と協奏し、ホッパドラム10における取出し溝12へのロッドの送り込みがより確実にする。
【0051】
なお、揺動ガイド74に代えて、ホッパドラム10に対して接離する円弧状の可動ガイドを使用しても同様な効果が得られる。また、図7には2つの揺動ガイド74が設けられているが、このような揺動ガイド74は1個であってもよいし、また、3個であってもよい。
更に、本発明は、上述した第1〜第6実施例の構成を種々に組み合わせても実施可能であり、また、棒状物品としてはシガレット用のフィルタロッドに限らず、種々の棒状物品にも同様にして適用可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の棒状物品のホッパ装置によれば(請求項1,2)、ホッパ内に無端状の駆動ベルトを有した駆動ユニットを配置し、駆動ベルトと一方のホッパ側壁との間に棒状物品の流下通路を形成しているから、この流下通路を通じ、ホッパドラムに向けて棒状物品を強制的に流下させることができる。この結果、ホッパドラムの回転速度が高速化しても、ホッパドラムの各取出し溝は棒状物品を確実に受け入れ、ホッパから棒状物品を1本ずつ連続して取出すことができる。
【0053】
駆動ユニットにガイドプレートが備えられていると(請求項3)、駆動ベルトの戻り部とテンションローラとの間への棒状物品の噛込みを確実に防止できるばかりでなく、棒状物品の還流を円滑に導くことができる。
駆動ベルトの下降進行部又は一方のホッパ側壁の垂直壁部が可動であれば(請求項4,8)、流下通路の通路幅を適切に調整することができる。
【0054】
流下通路の下部が斜めに延びていると(請求項5)、棒状物品にホッパドラムの回転方向に向かう運動成分を付与でき、取出し溝はより確実に棒状物品を受け入れることができる。
一方のホッパ側壁の下部が斜行ベルトから構成されていると(請求項6)、棒状物品はより積極的にホッパドラムに向けて押し出され、取出し溝内に確実に受け入れられる。
【0055】
一方のホッパ側壁の一部が無端状の垂直ベルトから構成されていると(請求項7)、流下通路内に円滑な棒状物品の流れを作り出すことができる。
一方のホッパ側壁における斜行壁部の下端が水平ガイドとして形成されていると(請求項9)、棒状物品が流下通路から流出しても、その流下力が弱められることはない。
【0056】
そして、他方のホッパ側壁とホッパドラムとの間が無端状のリフューザベルトにより閉塞されていると(請求項10)と、棒状物品の噛込みを確実に防止できるばかでなく、棒状物品の還流を円滑に導くことができる。
更に、ホッパドラムとガイドプレートとの間に揺動ガイドが設けられていると(請求項11)、この揺動ガイドの揺動は、ガイドプレートとホッパドラムとの間での棒状物品の流れを円滑にし、また、ホッパドラムの取出し溝に棒状物品を確実に送り込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のホッパ装置を示した概略構成図である。
【図2】デュアルフィルタロッドを形成する連続ロッドの一部を示した断面図である。
【図3】第2実施例のホッパ装置の一部を示した概略図である。
【図4】第3実施例のホッパ装置の一部を示した概略図である。
【図5】第4実施例のホッパ装置の一部を示した概略図である。
【図6】第5実施例のホッパ装置の一部を示した概略図である。
【図7】第6実施例のホッパ装置の一部を示した概略図である。
【符号の説明】
2 ホッパ
4,6 ホッパ側壁
10 ホッパドラム
12 取出し溝
22 駆動ベルト
32 流下通路
34 斜行ベルト
38 ガイドプレート
62 可動プーリ
64 垂直ベルト
66 可動壁
70 リフューザベルト
74 揺動ガイド
Claims (11)
- 下端面にホッパ口を有したホッパと、
前記ホッパの前記ホッパ口を下方から閉塞した状態で一方向に回転可能に配置され、前記ホッパ内に棒状物品を蓄え可能とするホッパドラムと、
前記ホッパドラムの外周面に所定間隔を存して設けられ、前記ホッパドラムの回転に伴い、前記ホッパ内に進入して棒状物品を1本ずつ受取り、受取った前記棒状物品を前記ホッパから取出す取出し溝と、
前記ホッパドラム近傍の前記ホッパ内に設けられ、前記ホッパドラムの回転回入側に位置する一方のホッパ側壁と協働して、前記ホッパドラムに向かって延びる棒状物品の流下通路を形成し、且つ、前記流下通路内の棒状物品に前記ホッパドラムに向かう流下力を付与すべく一方向に走行される無端状の駆動ベルトを有した駆動ユニットと
を具備したことを特徴とする棒状物品のホッパ装置。 - 前記駆動ベルトは、
前記ホッパ内を水平方向に延びる横進行部と、
前記横進行部の一端から下方に延び、前記一方のホッパ側壁との間にて前記流下通路を形成する下降進行部と、
前記下降進行部の下端から前記横進行部の他端に戻る戻り部と
を有し、
前記駆動ユニットは、前記横進行部に向けて前記戻り部を変形させ、前記駆動ベルトに所定の張力を付与するテンションローラを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 駆動ユニットは、
前記下降進行部の下端と前記横進行部の他端との間に亘って前記ホッパドラムの外周に沿って延び、前記テンションローラを下方から覆うガイドプレートを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 前記駆動ベルトの前記下降進行部はその一部が前記一方のホッパ側壁に対して接離可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の棒状物品のホッパ装置。
- 前記流下通路は、
垂直に延びる上部と、
前記上部から前記ホッパドラムの回転方向に向けて斜め下方に延びる下部と
を有することを特徴とする請求項2に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 前記一方のホッパ側壁は、前記流下通路の前記下部を形成する無端状の斜行ベルトを含み、
前記斜行ベルトは、前記流下通路内の棒状物品を前記ホッパドラムに向けて導くべく一方向に走行されることを特徴とする請求項5に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 前記一方のホッパ側壁は、その一部が前記流下通路の前記上部を規定する無端状の垂直ベルトを含み、
前記垂直ベルトは、前記ホッパ内の棒状物品を前記流下通路に導き且つ前記流下通路内の棒状物品を前記斜行ベルトに向けて導くべく一方向に走行されることを特徴とする請求項6に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 前記一方のホッパ側壁は、その一部が前記流下通路の前記上部を規定し且つ前記駆動ベルトの前記下降進行部に対して接離可能な垂直壁を含み、
前記垂直壁の下端部は前記斜行ベルトに滑らかに連なっていることを特徴とする請求項6に記載の棒状物品のホッパ装置。 - 前記流下通路は、前記斜行ベルトと前記ホッパドラムとの間を接続する水平ガイドを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の棒状物品のホッパ装置。
- 前記ホッパドラムの回転回出側に位置する他方のホッパ側壁の下端と前記ホッパドラムとの間を閉塞すべく一方向に走行する無端状のリフューザベルトを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の棒状物品のホッパ装置。
- 前記ホッパドラムと前記ガイドプレートとの間に設けられ、前記ホッパドラムの外周に向けて凸の円弧形状をなし且つその円弧方向に揺動可能な揺動ガイドを更に含むことを特徴とする請求項3に記載の棒状物品のホッパ装置。
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