JP3872029B2 - Stopper and jewelry - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネックレス、ブレスレット等の紐状部材を用いた装身具、及び、それら装身具に用いられる止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ネックレス、ブレスレット等の紐状部材を用いた装身具において、その両端を連結するため、種々の止め具が用いられている。
【0003】
この種の止め具は、着脱操作の間、視界内に位置するか、視界外に位置するかに関わらず、最少の手間で簡単に操作できることが重要なポイントとなる。
【0004】
また、止め具は、金、銀やプラチナ等の貴金属により構成された高価な装身具に用いられるから、掛止効果の信頼性も重要なポイントとなる。
【0005】
さらに、止め具は、装身具の一部であるから、見栄えがよいものでなければならない。
【0006】
従来の止め具は、一般にリング状であって、本体と可動片からなり、可動片が円周に沿って移動し、リングの円周状の一部に開口部分が生じ、止める相手となるリングを開口部分から挿入する。この可動片は、止め具の本体に内蔵されている細い蔓巻状の押しばねにより、リング状の止め具が常に閉じられた状態になっており、可動片に設けられた小さな突起に人間の指の爪を掛けて、可動片をリングの円周状に沿って蔓巻状の押しばねと共に押さえ込むことにより、リングに開口部分を生じさせる。
【0007】
しかし、従来の止め具は、可動片に設けられた突起が小さいこともあり、操作が容易ではなかった。
【0008】
また、特許文献1は、外殻体と、弾性体とを含む止め具であって、前記外殻体は、孔と、中空部とを有し、前記孔は、前記外殻体の外部から前記中空部へ通じており、前記中空部は、内壁面が球面状であり、前記弾性体は、通孔部を有し、前記中空部に内蔵されており、前記弾性体は、外周が円形状であって、その外周面が前記中空部の前記球面状の内壁面に面で圧接し、前記外周面と前記球面状の内壁面との前記圧接によってのみ前記内壁面によって支持されており、前記通孔部は前記孔に通じている止め具を開示している。
【0009】
しかし、特許文献1では、掛け止める際に、外殻体内部に配置された弾性体の通孔部に、化粧鎖等の紐状部材の開放端を挿通しなければならないという煩わしさがあった。一方、取り外す際には、止め具を、紐状部材上の設置位置から開放端まで操作しなければならないという煩わしさがあった。
【0010】
【特許文献1】
特許第3367651号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、着脱操作が容易な止め具、及び、これを用いた装身具を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る止め具は、第1の部材と、第2の部材と、弾性体とを有する。前記第1の部材は、軸を有している。前記第2の部材は、軸受け孔を有している。前記第1の部材と、前記第2の部材とは、前記軸と、前記軸受け孔との軸止めにより回転可能に組み合わされている。前記第1の部材、又は、前記第2の部材の少なくとも一方は、掛止空間と、開口部とを有し、前記開口部は、前記掛止空間に開口している。前記弾性体は、前記軸受け孔の内周面と、前記軸の外周面との間に配置されている。
【0013】
上述した止め具は、紐状部材と組み合わされて装身具を構成する。前記紐状部材は、掛止空間に挿入され、掛け止められる。
【0014】
ここで、本発明に係る止め具は、第1の部材と、第2の部材とを有しており、第1の部材、又は、第2の部材の少なくとも一方は、掛止空間を有する。しかも、第1の部材と、第2の部材とは、軸と、軸受け孔との軸止めにより回転可能に組み合わされている。従って、第1の部材または第2の部材を回転させて掛止空間を開口させ、紐状部材を掛止空間に挿入し、掛け止めることができる。止め具が、装身具に用いられた場合、視界内に位置するか、視界外に位置するかに関わらず、掛止空間の開閉操作、及び、紐状部材の掛け止め操作を、極めて、円滑に、且、容易に実行することができる。
【0015】
第1の部材、又は、第2の部材の少なくとも一方は、開口部を有し、開口部は掛止空間に開口しているから、掛止空間内に掛け止められた紐状部材を、止め具の外部に導くことができる。
【0016】
本発明に係る止め具は、弾性体を含んでおり、弾性体は、軸受け孔の内周面と、軸の外周面との間に配置されている。従って、軸受け孔の内周面と、軸の外周面との間で、弾性体の弾力性が働き、軸の遊びをなくし、適度の摩擦力で軸を回転させることができるので、開閉操作を円滑に行なうことができる。
【0017】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る止め具の斜視図、図2は図1に示した止め具において、第1の部材のうち、軸16を残し、その他の大部分を除去して内部構造を示す図、図3は図2に示した3−3線に沿った断面図、図4は図2に示した4−4線に沿った断面図である。図1乃至図4を参照すると、止め具は、第1の部材10と、第2の部材20と、弾性体30とを有する。
【0019】
第1の部材10は、楕円形状の板状体であって、好ましくは、金、銀、プラチナ等の貴金属材料によりなる。第1の部材10は、開閉機構14と、軸16とを有する。図示する開閉機構14は、突片である。軸16は、好ましくは円柱状であって、外周面160を有する。開閉機構14と、軸16とは、第1の部材10において、第2の部材20との相対向面側に設けられている。
【0020】
第2の部材20は、少なくとも一部に開放面を有する箱状体であって、掛止空間200と、開口部22とを有する。開口部22は、掛止空間200に開口している。
【0021】
また、第2の部材20は、軸受け孔26を有する。軸受け孔26は、筒形状であって、中空部261と、内周面262と、外周面263とを有する。第2の部材20は、好ましくは、金、銀、プラチナ等の貴金属材料によりなる。
【0022】
図示する第2の部材20は、開閉機構24を有する。開閉機構24は、凹形状であって、第1の部材10との相対向面側に設けられている。開閉部材24は、前記開閉機構14と凹凸嵌合する。
【0023】
図示する止め具は、複数の弾性体30を含む。弾性体30のそれぞれは、通孔部31を有するOリング状であって、好ましくは、弾性の高い合成樹脂材料、または、ゴム材料でなる。
【0024】
一般に「Oリング」とは、「断面が円形のリング状のスクィーズパッキン」(JIS工業用語辞典第5版)を指す。但し、本明細書の記載において、「Oリング状」は、平面形状がO字形状であるものを指し、リング状体の他に、筒状体を含む。また、断面形状も、円形形状に限られず角形形状のものを含む。
【0025】
複数の弾性体30は、軸受け孔26の中空部261において、隣接する通孔部31が、垂直方向に連続して貫通するように積層されている。
【0026】
第1の部材10と、第2の部材20とは、軸16と、軸受け孔26との軸止めにより回転可能に組み合わされている。より詳細に説明すると、第1の部材10は、軸16が、軸受け孔26の中空部261において、弾性体30の通孔部31を貫通し、且、軸16の先端部が、軸止めねじ161により回転可能に固定されることにより、第2の部材20と組み合わされる。弾性体30は、軸16の外周面160と、軸受け孔26の内周面262との間に複数配置されている。隣接する弾性体30の間には潤滑材32を注入することが好ましい。掛止空間200は、第1及び第2の部材10、20の組み合わせにより閉塞されている。
【0027】
上述した軸止めねじ160は、必ずしもねじ山を有するねじである必要はない。例えば、凹凸嵌合による軸止め具等を用いることができる。また、潤滑材32は、一般的な油、グリースを用いることができるが、特にシリコン油を用いることが好ましい。
【0028】
図示する止め具は、ばね部材40を有する。ばね部材40は、金属材料でなる線状部材であって、固定端41、42とを有する。固定端41は第1の部材10に固定され、固定端42は第2の部材20に固定される。図示するばね部材40は、軸受け孔26の外周面263に固定されている。上述したばね部材40の固定は、溶接や、接着剤の塗布等、周知の方法により行われている。
【0029】
図示するばね部材40は、線状部材の折り曲げ構造であるが、板バネや、蔓巻ばねを用いることもできる。
【0030】
止め具は、開口部22の付近に掛止具5を有する。図示する掛止具5は、磁石であるが、その他、鉤状部材、凸状部材を用いることができる。
【0031】
更に、止め具は、連結リング6を含む。これらは、当該技術分野において、周知の構成部分であるから、詳細は省略する。
【0032】
上述した構造によると、止め具は、第1の部材10、又は、第2の部材20それ自体を操作することにより、軸16を支点とした軸回転を行うことができる。図示する止め具において、第1又は第2の部材10、20は、従来技術に係る止め具の可動片に設けられた突起より大きいから、視界内に位置するか、視界外に位置するかに関わらず、掛止空間200の開閉操作が容易である。
【0033】
弾性体30は、予め寸法が適宜設定されており、軸受け孔26の中空部261において、軸16と、軸受け孔26との隙間を埋めている。その結果、止め具の軸回転時に、第1の部材10と、第2の部材20との間で発生するがたつきが防止されるから、掛止空間200の開閉操作を円滑に行うことができる。
【0034】
また、弾性体30は、軸受け孔26の中空部261において、垂直方向に積層して内蔵されているから、隣接する弾性体30の間には潤滑材32を保持する空間が広く形成されている。従って、軸16を支点とした第1又は第2の部材10、20の回転操作を円滑に行うことができる。
【0035】
上述したように、弾性体30は、軸16を支点とした第1又は第2の部材10、20の回転操作を円滑に行うために用いられる。図示する弾性体30は、所謂Oリングであるが、一部不連続なC字状リングを用いることができる。同様に、弾性体30には、板状体、筒状体、薄膜状体を複数組み合わせて用いることもできる。この構造の更なる利点は、弾性体30の個数を選択することにより、軸16の長さ又は軸受け孔26の深さに追従できることである。
【0036】
さらに、図5を参照すると、弾性体30には、筒状体を単数用いることもできる。その場合、弾性体30には、保油性又は吸油性を付与することにより、その内部に潤滑材32を保持することが好ましい。この場合には、部品点数が減少すると共に、組立てが容易になる。弾性体30は、薄膜状体であってもよい。
【0037】
図1乃至図5に示す止め具において、第1及び第2の部材10、20は、ばね部材40の弾性により押し広げられており、開閉機構14が、開閉部材24に押し付けられている。上述した構造によると、開閉機構14、24は、掛け止め時には第2の部材20上に第1の部材10を確実に固定し、掛止空間200が不用意に露出することを防止する。一方、ばね部材40の弾性を解除することにより、第1又は第2の部材10、20を容易に軸回転して、掛止空間200を容易に露出することができる。
【0038】
図示する開閉機構14、24は、凹凸嵌合構造であるが、第1の部材10を第2の部材20上に安定して配置し得れば、磁石を用いた所謂マグネットキャッチ構造や、鉤形状による掛け止め構造であっても良い。
【0039】
本発明に係る止め具においては、特に外形形状に関する制約はない。図示する止め具は、平面楕円状の円柱形状に形成されているが例示に過ぎず、角柱状や、さらには球形状に形成することもできる(後述図23、図24参照)。同様に、止め具の表面には、塗装、メッキ、彫刻等を施すことができる。従って、装身具として用いられた場合に、見栄えの良い止め具を提供することができる。
【0040】
図6は、図1乃至図5に示した止め具とは別の実施例を示す斜視図である。図示において、図1乃至図5に図示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
【0041】
図6に示す止め具は、第1の部材10と、第2の部材20とに同一の箱状体を用いている他は、図1乃至図5と同様の構造を有する。即ち、第1及び第2の部材10、20は、軸16と、軸受け孔26との軸止めにより回転可能に組み合わされており、且、第1又は第2の部材10、20の少なくとも一方は、掛止空間200と、掛止空間200に開口する開口部22とを有する。
【0042】
本発明の利点は、軸16と軸受け孔26とを用いた軸止め機構により、第1又は第2の部材10、20それ自体を操作することにより、掛止空間200の開閉操作を簡単、且、円滑に行う点にある。従って、止め具は、掛止空間200を有する構造であれば、第1又は第2の部材10、20の何れに掛止空間200が形成されるかは問わない。同様に、軸止めできれば、第1又は第2の部材10、20の何れに軸16、または、軸受け孔26が設けられているかは問わない。
【0043】
従って、止め具は、図1乃至図5に示すように、平板状の第1の部材10が掛止空間200を閉塞する構造であっても良いし、図6に示すように、第1及び第2の部材10、20に同一の箱状体を用い、相互に相対向して組み合わせることで掛止空間200を閉塞する構造であっても良い。
【0044】
図6に示した止め具によると、第1の部材10も掛止空間100(図示しない)を有するから、掛止空間200とともに、より広い掛け止め空間を確保することができ、且、製造コストを低減することもできる。
【0045】
図7は、図6に示した止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。図6において説明したように、本発明の課題は、軸16と軸受け孔26とを用いた軸止め機構により、掛止空間200の開閉操作を簡単、且、円滑に行う点にある。
【0046】
図7に示すように、止め具において、開口部は、掛止空間200に連続していれば、第1及び第2の部材10、20の双方に設けられていても良い。第1及び第2の部材10、20が、相互に一致するように位置決めした開口部12、22を有するから、開口部を広く形成することができる。上述した構造によると、止め具は、装身具に用いられた場合、様々な径寸法、又は、外形形状を有する紐状部材を掛け止めることができる。
【0047】
また、図示しないが、開口部12、22を相互に不一致であるように位置決めした場合、多用途に用いることができる止め具を提供することができる。
【0048】
上述した止め具は、紐状部材と組み合わされて、装身具を構成する。次に、本発明に係る止め具を用いた装身具について説明する。
【0049】
図8は本発明に係る装身具の斜視図、図9は図8に示した装身具の内部構造を示す図である。図8及び図9において、図1乃至図7図示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
【0050】
図8及び図9に示す装身具は、止め具1と、紐状部材70とを有する。紐状部材70には、周知の部材を用いることができる。本明細書において、「紐状部材」には、金属繊維、合成繊維、天然繊維等を長く寄り合わせた縄状部材、紐状部材、綱状部材を含む。更に、線状部材、棒状部材、又は、それらを連結して形成したものを含む。
【0051】
紐状部材70は、一端に連結具71を有し、他端が止め具1の連結リング6に連結されている。連結具71は、掛止空間200に挿入され、開口部22で掛け止められている。即ち、連結具71は、掛止空間200の内部において、連結具71の端部が、第2の部材20の内壁に当接し、紐状部材70の脱落を防止している。連結具71は、止め具1の開口部22の形状、及び、掛止具5の構造に適応するように製造される。
【0052】
図示する装飾具は、好ましい例として、掛止具5と、連結具71とが磁石を有している。上述した構造によると、開口部22に対する連結具71の案内操作を容易に実行することができる。
【0053】
図10は図8に示した装身具の動作を説明する図、図11は図10の後の動作を示す図である。
【0054】
まず、図10を参照すると、止め具1は、第1の部材10が、ばね部材40の弾性により、矢印Mで示す方向とは反対方向に押し広げられていると同時に、開閉機構14が、開閉機構24に突き当たっており、第2の部材20上に安定して配置され、掛止空間200を閉塞し続けている。
【0055】
紐状部材70は、一端が連結リング6に繋がれており、掛止具71を有する他端側は、自由端となっている。紐状部材70の掛止具71を、止め具1に掛け止める操作を行う場合、第1の部材10それ自体を、矢印Mで示す回転方向に回転させ、掛止空間200を露出させる。
【0056】
次に、図11を参照すると、露出させた掛止空間200において、紐状部材70の連結具71を開口部22に位置決めして、設置する。開口部22付近には掛止具5が配されており、掛止具5と、連結具71とは磁石を有するから、連結具71は容易に開口部22に誘導され、掛止具5により仮止めされるとともに、掛止空間200内に配置される。
【0057】
図示してはいないが、図11に示す操作の後、第1の部材10は、矢印Mで示した回転方向とは逆方向に回転されて、再び第2の部材20上に戻されることにより、掛止空間200を閉塞する。上述した閉め操作は、ばね部材40の弾性により自動的に実行され、且、第1の部材10の開閉機構14が、第2の部材20の開閉機構24に突き当たることにより完了する。
【0058】
上述した構造によると、止め具1は、軸16を支点とした軸回転を行う場合、第1又は第2の部材10、20それ自体を操作するから、視界内に位置するか、視界外に位置するかに関わらず、掛止空間200の開閉操作が容易である。
【0059】
また、弾性体30は、軸受け孔26に内蔵されており、且、軸受け孔26の内周面262と、軸16の外周面263との間に配置されている。従って、軸16を支点とした第1又は第2の部材10、20の回転操作を円滑に行うことができるから、紐状部材70の着脱操作が容易である。
【0060】
更に、装身具は、ばね部材40の弾性を適宜調節することにより、止め具1の開放操作を容易に行い、且、止め具1の閉塞操作を自動的に行うことができるから、紐状部材70の着脱を容易に実行することができる。
【0061】
止め具1は、第1の部材10が、ばね部材40の弾性により、第2の部材20上に安定して配置され、掛止空間200を閉塞している。連結具71は掛止具5により仮止めされているとともに、連結具71は、掛止空間200の内部において、連結具71の端部が、第2の部材20の内壁に当接し、紐状部材70の脱落を防止している。従って、止め具1は、金、銀やプラチナ等の貴金属により構成された高価な装身具に用いられたとしても、掛止効果について優れた信頼性を有している。
【0062】
図12は図8に示した装身具とは別の実施例を示す斜視図、図13は図12に示した装身具の内部構造を示す平面図、図14は図13とは異なる内部構造を示す実施例の平面図である。
【0063】
図13に示す装身具を参照すると、止め具1は、紐状部材70の任意の一部分が、掛止空間200に挿入され、飾玉が、開口部22の内壁に当接し、紐状部材70の脱落を防止している。この場合、簡易な掛け止め構造を有する一方、多様な使用態様を採り得る装身具が得られる。
【0064】
図14に示す装身具を参照すると、止め具1は、紐状部材70の任意の一部分が、掛止空間200に挿入され、掛止具5により保持されて掛け止められている。掛止具5は、半割り状の弾性管であって、掛止空間200内に配置されており、弾性管状体と、飾玉との間で発生する摩擦力を利用して、止め具1に、紐状部材70を掛け止めている。この場合、紐状部材70の掛け止め効果の信頼性が向上する。
【0065】
図12乃至図14に示した装身具によると、紐状部材70の任意の箇所で掛け止める、及び、取り外しを行うことができる。従って、特許文献1で問題となった、掛け止め、及び、取り外しに係る煩わしさが解消される。
【0066】
上述した掛止具5の有無、又は、具体的構造に関し、図6において説明したように、本発明の課題は、軸16と軸受け孔26とを用いた軸止め機構により、掛止空間200の開閉操作を簡単、且、円滑に行う点にある。従って、軸回転操作により掛止空間200を開閉し、これに紐状部材70を挿入して、掛け止めることができれば、その他の止め具1の構造について、例えば、開口部22の設置場所や設置数、及び、掛止具5の具体的な掛止機構は、装飾効果や掛け止め効果を勘案して適宜に設定することができる。
【0067】
図15は本発明に係る止め具の別の実施例を示す斜視図、図16は図15に示した16−16線に沿った断面図である。図15及び図16において、図1乃至図14に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
【0068】
図15及び図16に示す止め具において、第1の部材10は開閉機構14、15を有し、第2の部材20は開閉機構24、25を有する。開閉機構14、15は、突片である。開閉機構24、25は、凹形状である。第1の部材10は、開閉機構14が開閉機構24と凹凸嵌合し、開閉機構15が開閉機構25と凹凸嵌合することにより、第2の部材20上に安定して配置されている。
【0069】
図示する開閉機構14、15、24、25は、凹凸嵌合であるが、磁石や、鉤状嵌合等であっても良い。また、開閉機構14、15、24、25を、複数設けることで、動作不良をより確実に防止することもできる。
【0070】
また、図示する止め具1は、複数の開口部22、23を有する。複数の開口部22、23は、それぞれ掛止空間200に開口している。更に、止め具1は、中心点付近に軸16と、軸受け孔26との軸止め構造を有する。その利点については、後に詳細に説明する。
【0071】
図17は、図15に示した止め具とは別の実施例を示す斜視図である。図6で説明したように、図17に示した止め具によると、掛止空間をより広く確保することができるとともに、製造コストを低減することができる。
【0072】
図18は、図15に示した止め具1のさらに別の実施例を示す斜視図である。図18に示すように、第1の部材10の開口部12、13と、第2の部材20の開口部22、23とが相互に一致するように位置決めされている場合、開口部を広く形成することができる。
【0073】
図19は本発明に係る装身具の別の実施例を示す斜視図、図20は図19に示した装身具の内部構造を示す図である。
【0074】
図19及び図20に示した装身具は、止め具1と、紐状部材70とを含む。止め具1は、図15及び図16に示した止め具であるから、図示の同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
【0075】
図19及び図20に示す装身具の利点は、軸16及び軸受け孔26が止め具1の中心付近に設けられている構造により、第1の部材10の両端を操作し、それぞれの端部付近で閉塞されていた掛止空間200を露出することができる点にある。
【0076】
図示する装身具は、止め具1が、一本の紐状部材70上の任意の2箇所を、開口部22、23それぞれで掛け止めることにより、環状部を形成している。従って、図示する止め具1を用いた装身具によると、紐状部材70の装飾効果を向上することができる。
【0077】
また、止め具1は、開口部22、23それぞれに、異なる紐状部材70を挿入して連結することも可能である。装身具において、複数の紐状部材70を用いた場合、多様なデザインを演出することができる。
【0078】
図21は図19に示した止め具の動作を説明する図、図22は図21の後の動作を示す図である。
【0079】
まず、図21を参照すると、止め具1は、第1の部材10が、開閉機構14及び24、開閉機構15及び25の凹凸嵌合により、第2の部材20上に安定して配置され、掛止空間200を閉塞されている。紐状部材70を止め具1に掛け止める操作を行う場合、第1の部材10それ自体の両端を、矢印Mで示す回転方向に回転させ、掛止空間200を露出させる。
【0080】
次に、図22に示すように、掛止空間200を露出させた後、紐状部材70を開口部22、23に位置決めして、掛止空間200内部に設置する。
【0081】
図示してはいないが、図21及び図22に示す操作の後、第1の部材10を再び第2の部材20上に戻し、開閉機構14及び24、開閉機構15及び25をそれぞれ凹凸嵌合して掛止空間200を閉塞する。
【0082】
上述した構造によると、装身具は、第1の部材10を軸回転させる開閉操作を容易に行うことができるから、止め具1に対する紐状部材70の着脱が容易である。
【0083】
開閉機構14、15、24、25は、凹凸嵌合構造を有するから、掛止時には第1の部材10を第2の部材20上に確実に固定し、掛止空間200が不用意に露出することを防ぐ。一方、着脱時には、第1の部材10を軸回転して、掛止空間200を容易に露出することができる。従って、掛け止め効果の信頼性に優れている。
【0084】
図21及び図22に示す止め具1は、軸16及び軸受け孔26が止め具1の中心付近に設けられているから、第1の部材10の開閉態様が、図1乃至図14に示した止め具1と異なる。従って、止め具が様々な用途に用いうることにより、装飾効果に優れた装身具を提供することができる。
【0085】
図23及び図24は、本発明に係る止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。上述したように、本発明に係る止め具は、外形形状に特に制約はなく、角柱状や、さらには球形状に形成することもできる。
【0086】
図示からは必ずしも明らかではないが、図23及び図24に示す止め具において、第1及び第2の部材10、20は、軸止め構造を有し、その相対向面には、掛止空間が形成されている。
【0087】
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
【0088】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、着脱操作が容易な止め具、及び、これを用いた装身具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る止め具の斜視図である。
【図2】図1に示した止め具の内部構造を示す図である。
【図3】図2に示した3−3線に沿った断面図である。
【図4】図2に示した4−4線に沿った断面図である。
【図5】図1乃至図4に示した止め具とは別の実施例を示す断面図である。
【図6】図1乃至図5に示した止め具とは別の実施例を示す斜視図である。
【図7】図1乃至図5に示した止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明にかかる装身具の斜視図である。
【図9】図8に示した装身具の内部構造を示す図である。
【図10】図8に示した装身具の動作を説明する図である。
【図11】図10の後の動作を示す図である。
【図12】図8に示した装身具とは別の実施例を示す斜視図である。
【図13】図12に示した装身具の内部構造を示す平面図である。
【図14】図13とは異なる内部構造を示す実施例の平面図である。
【図15】本発明に係る止め具の別の実施例を示す斜視図である。
【図16】図15に示した16−16線に沿った断面図である。
【図17】図15に示した止め具とは別の実施例を示す斜視図である。
【図18】図15に示した止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。
【図19】本発明に係る装身具の別の実施例を示す斜視図である。
【図20】図19に示した装身具の内部構造を示す平面図である。
【図21】図19に示した装身具の動作を説明する図である。
【図22】図21の後の動作を示す図である。
【図23】本発明に係る止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。
【図24】本発明に係る止め具のさらに別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 止め具
10 第1の部材
12、13 開口部
16 軸
160 外周面
20 第2の部材
200 掛止空間
22、23 開口部
26 軸受け孔
262 内周面
263 外周面
30 弾性体
40 ばね部材
70 紐状部材
71 連結具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an accessory using a string-like member such as a necklace or a bracelet, and a stopper used for these accessories.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various accessories are used to connect both ends of an accessory using a string-like member such as a necklace or a bracelet.
[0003]
It is important that this type of stopper can be easily operated with a minimum of effort, regardless of whether it is located within the field of view or outside the field of view during the attachment / detachment operation.
[0004]
In addition, since the stopper is used for an expensive accessory made of a noble metal such as gold, silver or platinum, the reliability of the latching effect is also an important point.
[0005]
Furthermore, since the stop is part of the accessory, it must be attractive.
[0006]
Conventional stoppers are generally ring-shaped, consisting of a main body and a movable piece, the movable piece moves along the circumference, and an opening is created in a part of the circumferential shape of the ring, which is the partner to be stopped Is inserted from the opening. This movable piece is in a state where the ring-shaped stopper is always closed by a thin vine-like push spring built in the body of the stopper, and the small protrusion provided on the movable piece is An opening portion is generated in the ring by hooking a fingernail and pressing the movable piece along with the ring-shaped push spring along the circumference of the ring.
[0007]
However, the conventional stopper is not easy to operate because the protrusion provided on the movable piece may be small.
[0008]
Patent Document 1 is a stopper including an outer shell body and an elastic body, and the outer shell body has a hole and a hollow portion, and the hole is formed from the outside of the outer shell body. The hollow part communicates with the hollow part, and the hollow part has a spherical inner wall surface, the elastic body has a through-hole part and is built in the hollow part, and the elastic body has a circular outer periphery. The outer peripheral surface is in pressure contact with the spherical inner wall surface of the hollow portion by a surface, and is supported by the inner wall surface only by the pressure contact between the outer peripheral surface and the spherical inner wall surface, The through-hole portion discloses a stopper that communicates with the hole.
[0009]
However, in Patent Document 1, there is an inconvenience that an open end of a string-like member such as a decorative chain must be inserted into a through-hole portion of an elastic body arranged inside the outer shell body when hooking. . On the other hand, when removing, there is a trouble that the stopper must be operated from the installation position on the string-like member to the open end.
[0010]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3367651
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a stopper that can be easily attached and detached, and a jewelry using the same.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, a stopper according to the present invention includes a first member, a second member, and an elastic body. The first member has a shaft. The second member has a bearing hole. The first member and the second member are combined so as to be rotatable by a shaft stop between the shaft and the bearing hole. At least one of the first member or the second member has a latching space and an opening, and the opening opens into the latching space. The elastic body is disposed between the inner peripheral surface of the bearing hole and the outer peripheral surface of the shaft.
[0013]
The above-mentioned stopper is combined with a string-like member to constitute an accessory. The string-like member is inserted into the latching space and latched.
[0014]
Here, the stopper according to the present invention has a first member and a second member, and at least one of the first member or the second member has a latching space. And the 1st member and the 2nd member are combined so that rotation is possible by the axis stop of a shaft and a bearing hole. Therefore, the first member or the second member can be rotated to open the latching space, and the string-like member can be inserted into the latching space and latched. When the stopper is used for jewelry, it is extremely smooth to open and close the latching space and to latch the string-like member regardless of whether it is located within the field of view or outside the field of view. And can be easily implemented.
[0015]
Since at least one of the first member or the second member has an opening, and the opening is open to the latching space, the string-like member latched in the latching space is stopped. Can lead to the outside of the tool.
[0016]
The stopper according to the present invention includes an elastic body, and the elastic body is disposed between the inner peripheral surface of the bearing hole and the outer peripheral surface of the shaft. Therefore, the elasticity of the elastic body works between the inner peripheral surface of the bearing hole and the outer peripheral surface of the shaft, so that play of the shaft can be eliminated and the shaft can be rotated with an appropriate frictional force. It can be done smoothly.
[0017]
Other objects, configurations and advantages of the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying drawings. The accompanying drawings are merely examples.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view of a stopper according to the present invention, and FIG. 2 is a view showing the internal structure of the stopper shown in FIG. 1 with the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The illustrated
[0023]
The illustrated stopper includes a plurality of
[0024]
In general, the “O-ring” refers to “a ring-shaped squeeze packing having a circular cross section” (JIS Industrial Glossary 5th Edition). However, in the description of the present specification, the “O-ring shape” indicates that the planar shape is an O-shape, and includes a cylindrical body in addition to the ring-shaped body. Further, the cross-sectional shape is not limited to a circular shape but includes a square shape.
[0025]
The plurality of
[0026]
The
[0027]
The above-described shaft set
[0028]
The illustrated stop has a
[0029]
The illustrated
[0030]
The stopper has the
[0031]
Further, the stop includes a connecting
[0032]
According to the structure described above, the stopper can perform shaft rotation about the
[0033]
The
[0034]
Further, since the
[0035]
As described above, the
[0036]
Furthermore, referring to FIG. 5, a single cylindrical body may be used as the
[0037]
In the stopper shown in FIGS. 1 to 5, the first and
[0038]
Although the open /
[0039]
In the stopper according to the present invention, there is no restriction regarding the outer shape. The stopper shown in the figure is formed in a planar elliptical cylindrical shape, but is merely an example, and may be formed in a prismatic shape or a spherical shape (see FIGS. 23 and 24 described later). Similarly, the surface of the stopper can be painted, plated, engraved, or the like. Therefore, when used as an accessory, it is possible to provide a stop that looks good.
[0040]
FIG. 6 is a perspective view showing another embodiment different from the stopper shown in FIGS. In the figure, the same components as those illustrated in FIGS. 1 to 5 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0041]
The stopper shown in FIG. 6 has the same structure as that shown in FIGS. 1 to 5 except that the same box-like body is used for the
[0042]
The advantage of the present invention is that the opening and closing operation of the latching
[0043]
Accordingly, the stopper may have a structure in which the flat plate-like
[0044]
According to the fastener shown in FIG. 6, since the
[0045]
FIG. 7 is a perspective view showing still another embodiment of the stopper shown in FIG. As described with reference to FIG. 6, the subject of the present invention is that the opening and closing operation of the latching
[0046]
As shown in FIG. 7, in the stopper, the opening may be provided in both the first and
[0047]
Although not shown, when the
[0048]
The above-described stopper is combined with a string-like member to constitute a clothing accessory. Next, a description will be given of an accessory using the stopper according to the present invention.
[0049]
FIG. 8 is a perspective view of the accessory according to the present invention, and FIG. 9 is a diagram showing the internal structure of the accessory shown in FIG. 8 and 9, the same components as those illustrated in FIGS. 1 to 7 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0050]
The accessory shown in FIGS. 8 and 9 includes a stopper 1 and a string-
[0051]
The string-
[0052]
In the illustrated decorative tool, as a preferred example, the hooking
[0053]
FIG. 10 is a view for explaining the operation of the accessory shown in FIG. 8, and FIG. 11 is a view showing the subsequent operation of FIG.
[0054]
First, referring to FIG. 10, in the stopper 1, the
[0055]
One end of the string-
[0056]
Next, referring to FIG. 11, the
[0057]
Although not shown, after the operation shown in FIG. 11, the
[0058]
According to the above-described structure, the stopper 1 operates the first or
[0059]
The
[0060]
Further, the accessory can adjust the elasticity of the
[0061]
In the stopper 1, the
[0062]
12 is a perspective view showing an embodiment different from the accessory shown in FIG. 8, FIG. 13 is a plan view showing the internal structure of the accessory shown in FIG. 12, and FIG. 14 is an embodiment showing an internal structure different from FIG. It is a top view of an example.
[0063]
Referring to the accessory shown in FIG. 13, in the stopper 1, an arbitrary part of the string-
[0064]
Referring to the accessory shown in FIG. 14, in the stopper 1, an arbitrary part of the string-
[0065]
According to the accessory shown in FIGS. 12 to 14, the string-
[0066]
As described with reference to FIG. 6 regarding the presence / absence of the above-described
[0067]
15 is a perspective view showing another embodiment of the stopper according to the present invention, and FIG. 16 is a sectional view taken along the line 16-16 shown in FIG. 15 and 16, the same components as those illustrated in FIGS. 1 to 14 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0068]
15 and 16, the
[0069]
The open /
[0070]
The illustrated stopper 1 has a plurality of
[0071]
FIG. 17 is a perspective view showing another embodiment different from the stopper shown in FIG. As described with reference to FIG. 6, according to the stopper shown in FIG. 17, it is possible to secure a wider latching space and reduce manufacturing costs.
[0072]
18 is a perspective view showing still another embodiment of the stopper 1 shown in FIG. As shown in FIG. 18, when the
[0073]
19 is a perspective view showing another embodiment of the jewelry according to the present invention, and FIG. 20 is a diagram showing the internal structure of the jewelry shown in FIG.
[0074]
The jewelry shown in FIGS. 19 and 20 includes a stopper 1 and a string-
[0075]
The advantage of the accessory shown in FIGS. 19 and 20 is that the
[0076]
In the illustrated accessory, the stopper 1 hooks arbitrary two places on one string-
[0077]
The stopper 1 can also be connected by inserting different string-
[0078]
21 is a view for explaining the operation of the stopper shown in FIG. 19, and FIG. 22 is a view showing the operation after FIG.
[0079]
First, referring to FIG. 21, the stopper 1 is configured such that the
[0080]
Next, as shown in FIG. 22, after the latching
[0081]
Although not shown, after the operation shown in FIGS. 21 and 22, the
[0082]
According to the structure described above, the accessory can easily perform an opening / closing operation for rotating the
[0083]
Since the opening /
[0084]
Since the stopper 1 shown in FIGS. 21 and 22 is provided with the
[0085]
23 and 24 are perspective views showing still another embodiment of the stopper according to the present invention. As described above, the stopper according to the present invention is not particularly limited in the outer shape, and can be formed in a prismatic shape or a spherical shape.
[0086]
Although not necessarily clear from the drawings, in the stoppers shown in FIGS. 23 and 24, the first and
[0087]
Although the contents of the present invention have been specifically described above with reference to the preferred embodiments, it is obvious that those skilled in the art can take various modifications based on the basic technical idea and teachings of the present invention. It is.
[0088]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a stopper that can be easily attached and detached, and a jewelry using the same.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a stopper according to the present invention.
FIG. 2 is a view showing an internal structure of the stopper shown in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line 3-3 shown in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 shown in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing another embodiment different from the stopper shown in FIGS. 1 to 4;
6 is a perspective view showing another embodiment different from the stopper shown in FIGS. 1 to 5. FIG.
FIG. 7 is a perspective view showing still another embodiment of the stopper shown in FIGS. 1 to 5;
FIG. 8 is a perspective view of a jewelry according to the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing an internal structure of the jewelry shown in FIG.
FIG. 10 is a diagram for explaining the operation of the accessory shown in FIG. 8;
FIG. 11 is a diagram illustrating an operation after FIG. 10;
12 is a perspective view showing another embodiment different from the accessory shown in FIG. 8. FIG.
13 is a plan view showing an internal structure of the jewelry shown in FIG.
14 is a plan view of an embodiment showing an internal structure different from FIG. 13. FIG.
FIG. 15 is a perspective view showing another embodiment of a stopper according to the present invention.
16 is a cross-sectional view taken along line 16-16 shown in FIG.
FIG. 17 is a perspective view showing another embodiment different from the stopper shown in FIG. 15;
FIG. 18 is a perspective view showing still another embodiment of the stopper shown in FIG. 15;
FIG. 19 is a perspective view showing another embodiment of the accessory according to the present invention.
20 is a plan view showing the internal structure of the jewelry shown in FIG.
FIG. 21 is a diagram for explaining the operation of the accessory shown in FIG. 19;
FIG. 22 is a diagram showing an operation after FIG. 21;
FIG. 23 is a perspective view showing still another embodiment of a stopper according to the present invention.
FIG. 24 is a perspective view showing still another embodiment of the stopper according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Stopper
10 First member
12, 13 opening
16 axes
160 Outer surface
20 Second member
200 hanging space
22, 23 opening
26 Bearing hole
262 inner circumference
263 outer peripheral surface
30 Elastic body
40 Spring member
70 String member
71 connector
Claims (5)
前記第1の部材は、一面に軸が立設されており、
前記第2の部材は、開放面を有する箱状体であって、軸受け孔を有しており、
前記軸受け孔は、突き抜け状態の筒孔であり、前記開放面に相対向する内部底面に立設されており、
前記第1の部材と、前記第2の部材とは、前記一面と、前記開放面とが相対向して組み合わされ、前記軸が前記軸受け孔の内部に配置され、且、前記軸の先端部が、軸止め具により回転可能に保持されており、
前記弾性体は、前記軸受け孔の内部において、前記軸の外周面と、前記軸受け孔の内周面との間に配置されている、
止め具。A stopper having a first member, a second member, and an elastic body,
The first member has a shaft erected on one side,
The second member is a box-shaped body having an open surface, and has a bearing hole.
The bearing hole is a through-holed cylindrical hole , and is erected on the inner bottom surface facing the open surface,
In the first member and the second member, the one surface and the open surface are combined so as to face each other, the shaft is disposed inside the bearing hole, and a tip portion of the shaft Is held rotatably by the shaft stopper,
The elastic body is disposed between the outer peripheral surface of the shaft and the inner peripheral surface of the bearing hole in the bearing hole.
Stopper.
前記弾性体は、Oリング状であって、複数個が用いられ、前記軸受け孔の内部に積層されている、止め具。 The stop device according to claim 1 ,
The elastic body has an O-ring shape, and a plurality of the elastic bodies are used and are stacked inside the bearing hole.
前記ばね部材は、中間部分が前記軸受け孔の外周面に固定されているとともに、一端が前記第1の部材に固定され、他端が前記第2の部材に固定されている、止め具。 The stopper according to claim 1 or 2 , further comprising a spring member,
The spring member has a middle portion fixed to the outer peripheral surface of the bearing hole, one end fixed to the first member, and the other end fixed to the second member.
前記止め具は、請求項1乃至3の何れかに記載されたものでなり、
前記紐状部材は、掛止空間に挿入され、掛け止められている、
装身具。An accessory having a stopper and a string-like member,
The stopper is described in any one of claims 1 to 3 ,
The string-like member is inserted into the latching space and latched.
Trinkets.
前記止め具は、請求項1乃至3の何れかに記載されたものでなり、
前記紐状部材は、一端に連結具を有し、他端が止め具に連結されており、
前記連結部は、掛止空間に挿入され、掛け止められている、
装身具。An accessory having a stopper and a string-like member,
The stopper is described in any one of claims 1 to 3 ,
The string-like member has a connecting tool at one end, and the other end is connected to a stopper,
The connecting portion is inserted into the latching space and latched.
Trinkets.
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