JP3871138B2 - 映像装置及びスイッチ - Google Patents

映像装置及びスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP3871138B2
JP3871138B2 JP2003397435A JP2003397435A JP3871138B2 JP 3871138 B2 JP3871138 B2 JP 3871138B2 JP 2003397435 A JP2003397435 A JP 2003397435A JP 2003397435 A JP2003397435 A JP 2003397435A JP 3871138 B2 JP3871138 B2 JP 3871138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
rotation
shaft
intensity
rotation angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003397435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005156439A (ja
Inventor
勉 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2003397435A priority Critical patent/JP3871138B2/ja
Publication of JP2005156439A publication Critical patent/JP2005156439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3871138B2 publication Critical patent/JP3871138B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Description

本発明は、映像装置、特に、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置に関する。また、本発明は、スイッチ、特に、ユーザからの操作を受け付けるスイッチに関する。
機械的な摩耗を抑制するためにスイッチに対する操作量を光学的に検知する方法が従来から提案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザからの操作を受け付ける車両のハンドルの回転角を光学的に検出する検出装置が記載されている。この装置では、ハンドルの回転軸に固定された筒状カムの外周面に反射部パターンと非反射パターンとが繰り返す検知パターンを形成し、外周面に対向する位置に発光素子・受光素子からなる光フォトセンサを2対配置している。そして、検知パターンで反射された反射光を各光フォトセンサの受光素子で検知して電気信号に変換し、各受光素子から得られる電気信号の位相差から回転方向を求めるとともに、電気信号のパルスの数を計数することにより回転角を算出している。
また、特許文献2には、測定装置本体の傾きを検出する検出構造が記載されている。測定装置本体は、軸方向に沿ってレーザ光を出射する半導体レーザを有しており、可動台に固定されている。可動台は、装置本体を回転させることにより装置本体の傾きを変更可能である。また、可動台には、装置本体の回転方向に沿って一端を装置本体側に向けた複数の光ファイバーが配置されている。この検出構造では、装置本体の傾きに応じてレーザ光が入射される光ファイバが変更されるので、どの光ファイバがレーザ光を受光したかを検知すれば、装置本体の傾きを検出することができる。
特開平1−173806号公報(第2−3頁、第1−5、9図) 実開昭63−17405号公報(第4−5頁、第1図)
特許文献1に記載の検出装置では、受光素子からの電気信号に含まれるパルスの数を計数して回転角の大きさを求めることに加え、各受光素子からの電気信号の位相差を比較して回転方向を求める必要があり、複雑な演算を要する。また、回転方向を求めるためには2対の光フォトセンサが必要であり、コストダウンが困難である。特許文献2に記載の検出構造では、装置本体の傾き(回転角)のサンプリング値の数だけ光ファイバを設ける必要があり、検出精度を向上させるためにサンプリング値を増加させると、それに伴って光ファイバの数が増えるので、大幅なコストアップを招くおそれがある。従って、特許文献1及び2に記載された構成を映像装置等の電気機器のスイッチに適用すると、コストアップを招くおそれがある。
本発明は、簡易な構成で光学的に操作量を検出できるとともにコストアップを抑制できるスイッチ及び当該スイッチを有する映像装置を提供することにある。
第1発明に係る映像装置は、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、スイッチ本体と、スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定された操作軸と、回転軸に固定された光透過部材と、光透過部材に光を出力する発光素子と、光透過部材を通過した透過光を検知して透過光の強度に対応した電気的な信号に変
換する受光素子と、信号に対応する回転角を算出する移動量算出手段とを備えている。
光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、第1面と第2面との間の厚さが回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されている。光透過部材は、回転軸の回転によって厚さ方向に沿って回転する。発光素子と受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、操作軸の回転に連動して光透過部材が回転することによって透過光の強度が変化する。移動量算出手段は、信号と操作軸の回転角とを対応付けたテーブルを参照し、信号に対応する回転角を算出することを特徴とする。
この装置では、光透過部材は、透過率の異なる複数の光透過板を積層して構成されており、回転軸の回転に連動して回転する。これにより、回転軸の回転に連動して、光が通過する光透過板の組み合わせや数が変わるため、光透過部材から出力される透過光の強度も変化する。従って、操作軸の回転角と透過光強度とを対応させることができ、透過光強度を検知して操作軸の回転角を光学的に求めることができる。
また、透過率の異なる複数の光透過板を積層して光透過部材を構成する場合、透過率を適切に選択することによって、操作軸の回転角に応じて透過光の強度が適切に変化するように、言い換えれば、透過光の強度から精度良く回転角を検出できるように光透過部材を構成することができる。このような構成は、操作軸の回転に連動して移動する光透過部材と、光軸が光透過部材を通過するように配置された一対の発光素子及び受光素子によって構成することができるので、簡易に構成することができるとともにコストアップを抑制することができる。
また、回転角と透過光強度に対応する信号とを対応付けたテーブルを予め用意しておき、テーブルを参照して信号に対応する回転角を算出すれば良いので、簡易な処理によって操作軸の回転角を算出することができる。
このような構造は、例えばレバースイッチに適用することができる。
第2発明に係る映像装置は、ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、スイッチ本体と、スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定された操作軸と、回転軸に固定された光透過部材と、光透過部材に光を出力する発光素子と、光透過部材を通過した透過光を検知して透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、信号に対応する回転角を算出する移動量算出手段とを備えている。
光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、第1面と第2面との間の厚さが回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されている。光透過部材は、回転軸の回転によって厚さ方向に沿って回転する。発光素子と受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、操作軸の回転に連動して光透過部材が回転することによって透過光の強度が変化する。移動量算出手段は、信号と操作軸の回転角とを対応付けたテーブルを参照し、信号に対応する回転角を算出することを特徴とする。
この装置では、光透過部材は、透過率の異なる複数の光透過板を積層して構成されており、回転軸の回転に連動して回転する。これにより、回転軸の回転に連動して、光が通過する光透過板の組み合わせや数が変わるため、光透過部材から出力される透過光の強度も変化する。従って、操作軸の回転角と透過光強度とを対応させることができ、透過光強度を検知して操作軸の回転角を光学的に求めることができる。
また、透過率の異なる複数の光透過板を積層して光透過部材を構成する場合、透過率を適切に選択することによって、操作軸の回転角に応じて透過光の強度が適切に変化するように、言い換えれば、透過光の強度から精度良く回転角を検出できるように光透過部材を構成することができる。このような構成は、操作軸の回転に連動して移動する光透過部材と、光軸が光透過部材を通過するように配置された一対の発光素子及び受光素子によって
構成することができるので、簡易に構成することができるとともにコストアップを抑制することができる。
このような構造は、例えばレバースイッチに適用することができる。
第3発明に係るスイッチは、ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、スイッチ本体と、スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定された操作軸と、回転軸に固定された光透過部材と、光透過部材に光を出力する発光素子と、光透過部材を通過した透過光を検知して透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、信号に対応する回転角を算出する移動量算出手段とを備えている。
光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、第1面と第2面との間の厚さが回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されている。光透過部材は、回転軸の回転によって厚さ方向に沿って回転する。発光素子と受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、操作軸の回転に連動して光透過部材が回転することによって透過光の強度が変化する。移動量算出手段は、信号と操作軸の回転角とを対応付けたテーブルを参照し、信号に対応する回転角を算出することを特徴とする。
このスイッチでは、光透過部材は、透過率の異なる複数の光透過板を積層して構成されており、回転軸の回転に連動して回転する。これにより、回転軸の回転に連動して、光が通過する光透過板の組み合わせや数が変わるため、光透過部材から出力される透過光の強度も変化する。従って、操作軸の回転角と透過光強度とを対応させることができ、透過光強度を検知して操作軸の回転角を光学的に求めることができる。
また、透過率の異なる複数の光透過板を積層して光透過部材を構成する場合、透過率を適切に選択することによって、操作軸の回転角に応じて透過光の強度が適切に変化するように、言い換えれば、透過光の強度から精度良く回転角を検出できるように光透過部材を構成することができる。このような構成は、操作軸の回転に連動して移動する光透過部材と、光軸が光透過部材を通過するように配置された一対の発光素子及び受光素子によって構成することができるので、簡易に構成することができるとともにコストアップを抑制することができる。
また、回転角と透過光強度に対応する信号とを対応付けたテーブルを予め用意しておき、テーブルを参照して信号に対応する回転角を算出すれば良いので、簡易な処理によって操作軸の回転角を算出することができる。
第4発明に係るスイッチは、ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、スイッチ本体と、スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定された操作軸と、回転軸に固定された光透過部材と、光透過部材に光を出力する発光素子と、光透過部材を通過した透過光を検知して透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、信号に対応する回転角を算出する移動量算出手段とを備えている。
光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、第1面と第2面との間の厚さが回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されている。光透過部材は、回転軸の回転によって厚さ方向に沿って回転する。発光素子と受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、操作軸の回転に連動して光透過部材が回転することによって透過光の強度が変化する。移動量算出手段は、信号と操作軸の回転角とを対応付けたテーブルを参照し、信号に対応する回転角を算出することを特徴とする。
このスイッチでは、光透過部材は、透過率の異なる複数の光透過板を積層して構成されており、回転軸の回転に連動して回転する。これにより、回転軸の回転に連動して、光が通過する光透過板の組み合わせや数が変わるため、光透過部材から出力される透過光の強度も変化する。従って、操作軸の回転角と透過光強度とを対応させることができ、透過光強度を検知して操作軸の回転角を光学的に求めることができる。
また、透過率の異なる複数の光透過板を積層して光透過部材を構成する場合、透過率を適切に選択することによって、操作軸の回転角に応じて透過光の強度が適切に変化するように、言い換えれば、透過光の強度から精度良く回転角を検出できるように光透過部材を構成することができる。このような構成は、操作軸の回転に連動して移動する光透過部材と、光軸が光透過部材を通過するように配置された一対の発光素子及び受光素子によって構成することができるので、簡易に構成することができるとともにコストアップを抑制することができる。
本発明によれば、簡易な構成で光学的に操作量を検出できるとともにコストアップを抑制できるスイッチ及び当該スイッチを有する映像装置を提供することができる。
(1)第1実施形態
〔構造〕
図1は、第1実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図である。このスイッチは、ユーザからの操作によって操作軸2が傾くことによって、ユーザからの操作を検出する例えば、レバースイッチである。このスイッチは、映像装置等の電気機器の本体に設けられ、ユーザからの操作を受け付けるスイッチに適用できるとともに、映像装置等の電気機器のリモコンにも適用することができる。
このスイッチは、スイッチ本体1と、操作軸2と、回転軸3と、光透過部材4と、発光素子5と、受光素子6とを備えている。
スイッチ本体1は、本体部分1aと本体部分1bとから構成されている。本体部分1aの上面には孔が形成されており、この孔には支持部材7が設けられている。支持部材7は、例えばスポンジ状の弾性部素材から構成されており、操作軸2の周囲に接触して配置されている。支持部材7は、操作軸2の軸方向が略鉛直方向になるように操作軸2を付勢している。
図2は、操作軸2、回転軸3及び光透過部材4の斜視図である。図1において本体部分1a及び1bの前方側及び後方側の内壁1d及び1eには、軸受部8a及び8bがそれぞれ形成されている。なお、図2では、本体部分1a及び1bの後方側の内壁1d及び1eのみを図示しているが、本体部分1a及び1bの後方側の内壁も同様の構成である。これらの軸受部8a及び8bの軸受面が回転軸3の各端部を挟み込んで、回転軸3を回転自在に支持している。回転軸3の略中央部には操作軸2の一端が固定されており、操作軸2は回転軸3を中心に回転可能になっている。回転軸3の軸受部8a及び8bへの固定は、本体部分1a及び1bを密着して固定する工程に先立って、回転軸3に固定された操作軸2及び光透過部材4の操作軸2を本体部分1aの支持部材7に挿入し、回転軸3の各端部を各内壁の軸受部8bの軸受面に配置した状態で、本体部分1bの軸受部1aを軸受部1bに合わせるように本体部分1bを本体部分1aに固定する。これにより、回転軸3の各端部は、軸受部8a及び8bの軸受面に挟まれて、回転自在にスイッチ本体1に支持される。
光透過部材4は、図1及び図2に示すように、側面視扇形であり、複数の光透過板s1〜s17が積層されて構成されている。各光透過板s1〜s17は、それぞれ異なる光の透過率を有している。各光透過板s1〜s17は、互いに対向する面sx及びsyを有し
ており、面sxと面syとの間の厚さは、一端側から他端側に向かって大きく形成されている。ここでは、厚さが小さい側で回転軸3に固定されているので、面sxと面syとの間の厚さは、回転軸3から離れるほど大きくなる。各光透過板s1〜s17は、面sxまたはsyにおいて互いに積層されている。ここでは、透過率は、s1〜s17に向かって次第に大きくなるように選択されている。
発光素子5は、指向性の高い半導体レーザが好ましいが、LED等であっても良い。発光素子5は、軸受部8aが形成されていない本体部分1aの内壁に設けられている。受光素子6は、発光素子5が配置された本体部分1aの内壁に対向する内壁に、発光素子5と同一の高さの位置に配置されている。発光素子5と受光素子6とは、発光素子5から出射される光の光軸が、光透過板s1〜s17の面sx及びsyを横切るように配置されている。図1では、光軸を破線矢印で示している。
以上説明したスイッチでは、操作軸2が傾けられると、回転軸3の回転に連動して光透過部材4が厚さ方向に回転し、発光素子5からの光が通過する光透過板s1〜s17の組み合わせや数が変化する。これによって、光透過部材4から出力される透過光の強度が変化する。
図5は、透過光強度に基づいて操作軸2の回転角θを求めるための回路の構成例である。受光素子6は、透過光を検知し、透過光強度に対応した電気信号Pを出力する。信号Pは、アンプ21で増幅された後、A/D変換器22でアナログ信号からディジタル信号に変換され、回転角算出部23に入力される。回転角検出部23は、テーブル24を参照して、電気信号Pのディジタル信号に対応する回転角θを算出し、出力する。
操作軸2に力が加えられていない状態では、操作軸2は支持部材7によって図1の状態に付勢されており、この状態で操作軸2の回転角θ=0°とする。発光素子5からの光は光透過部材s4〜s14を通り、透過光が受光素子6で検知される。このとき、透過光強度に対応する電気信号をP=P(0)とする。
図3(A)に示すように、操作軸2がθ=0°から紙面に向かって左方向(正方向とする)にθ=θ(1)だけ回転したとすると、光透過部材4が逆方向(負方向とする)にθ=θ(1)だけ回転する。発光素子5からの光は、光透過板s3〜s11を通り、透過光が受光素子6で検知される。このとき、透過光強度に対応する電気信号はP=P(1)である。光透過板s1〜s17の透過率は、s1に向かって順次小さくなるので、P(1)<P(0)である。
一方、図3(B)に示すように、操作軸2がθ=0°から紙面に向かって右方向に回転角θ=θ(−1)<0回転したとすると、操作軸2の回転に連動して、光透過部材4が正方向に回転する。発光素子5からの光は、光透過板s6〜s14を通り、透過光が受光素子6で検知される。このとき、受光素子6から出力される透過光強度に対応する電気信号はP=P(−1)である。光透過板s1〜s17の透過率は、s17に向かって順次大きくなるので、P(―1)>P(0)である。
従って、操作軸2がθ=0°の状態から正方向に回転するほど透過光強度(信号P)が小さくなり、負方向に回転するほど透過光強度(信号P)が大きくなるので、透過光強度に対応する信号Pと回転角θとを一対一に対応させることができる。図4は、透過光強度に対応する信号Pと回転角θとを対応させたテーブル24であり、予め実験によって求め、保持しておく。同図では、回転角θ=0°の場合の信号P(0)を基準にして、θがθ(1)、θ(2)、θ(3)・・・と正方向に大きくなるほど信号Pの値P(1)、P(2)、P(3)・・・・の値が順次小さくなり、逆に、θがθ(−1)、θ(―2)、θ
(―3)・・・と負方向に大きくなるほど信号Pの値P(―1)、P(―2)、P(―3)・・・・の値が順次大きくなる。テーブル24における信号Pの値は、アンプ21で増幅され、A/D変換されたディジタル信号である。
〔作用効果〕
透過光強度の検出に基づいて操作軸2の回転角θを算出する処理を以下に説明する。例えばユーザからの操作によって操作軸2が回転されると、その回転角θに応じて光透過部材4も回転し、このときの光透過部材4を透過する透過光強度を受光素子6で検知する。受光素子6からは、透過光強度に対応する電気信号Pが出力され、増幅及びA/D変換されて回転角算出部23に入力される。回転角算出部23は、テーブル24を参照し、取得した信号に対応する回転角θを算出し、出力する。
このスイッチによれば、操作軸2の回転角を光学的に検出するため、機械的に検出する場合に比較して摩耗等による部品の劣化が少ない。また、操作軸2の回転に連動して回転する光透過部材4と、一対の発光素子5及び受光素子6とによって回転角の検出構造を構成することができるので、簡易に構成することができるとともにコストアップを抑制することができる。
また、このスイッチによれば、透過率の異なる複数の光透過板s1〜s17を積層して光透過部材4を構成するので、透過率を適切に選択することによって、操作軸2の回転角θに応じて透過光の強度が適切に変化するように、言い換えれば、透過光の強度から精度良く回転角θを検出できるように光透過部材4を構成することができる。上記では、各光透過板s1〜s17が順次大きくなるように光透過部材4を構成したが、順次小さくなるように光透過部材4を構成しても良い。また、回転角θの変化に対応して透過光強度が十分に変化するような透過率の組み合わせであれば、上記の組み合わせに限られない。
また、回転角θと信号Pとを対応付けたテーブルを予め用意しておき、テーブルを参照して信号に対応する回転角θを算出すれば良いので、簡易な処理によって操作軸の移動量を算出することができる。
上記では、操作軸2が上向きになるように配置した場合を説明したが、操作軸2が横向きになるように配置しても良いし、下向きになるように配置しても良い。
(2)第2実施形態
図6(A)は、第2実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図であり、同図(B)は、同図(A)のB―Bにおける断面図である。本実施形態では、上記第1実施形態と発光素子5及び受光素子6の配置が異なるが、他の構成については第1実施形態と同様の構成である。
発光素子5及び受光素子6は、図6(B)に示すように、光透過部材4の各光透過板s1〜s17の面sx及びsyで挟まれた側面に対向する本体部分1aの各内壁にそれぞれ配置されている。また、発光素子5と受光素子6とは、光軸が光透過部材4の各光透過板s1〜s17の面sx及びsyに沿うように配置されている。言い換えれば、発光素子5から出射された光は、各光透過板s1〜s17の片方の側面に入射し、他方の側面から出射されて受光素子6に入射する。各光透過板s1〜s17の透過率は、s1からs17に向かって順次大きくなるように選択しても良いし、順次小さくなるように選択しても良い。各透過率の違いによって透過光の強度が検出可能な程度に異なれば、各透過率は他の組み合わせであっても良い。
このように発光素子5及び受光素子6を配置すると、発光素子5からの光は、以下に説
明するように光透過部材4を通って受光素子6で検知される。
図6に示すように操作軸2に力が加えられていない状態では、発光素子5からの光は、同図に点x(0)で示すように、光透過板s9を通り、受光素子6で検知される。また、図7(A)に示すように操作軸2が正方向にθ(1)だけ回転した場合には、発光素子5からの光は、点x(1)で示すように光透過板s8を通り、受光素子6で検知される。一方、図7(B)に示すように操作軸2が負方向にθ(−1)だけ回転した場合には、発光素子5からの光は、点x(―1)で示すように光透過板s10を通り、受光素子6で検知される。各光透過板s1〜s17の透過率は互いに異なるように選択されているので、回転角θと透過光強度に対応する信号Pとを一対一に対応させることができる。従って、図4に示すテーブルと同様に、回転角θと透過光強度に対応する信号Pとの対応を予め保持しておけば、第1実施形態と同様にして、透過光強度に対応する信号Pから回転角θを検出できる。
(3)第3実施形態
〔構成〕
図8は、第3実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図である。本実施形態に係るスイッチは、操作軸2がその軸方向に沿って往復移動可能な押しボタンスイッチに適用される。
本実施形態では、本体部分1bの上面に孔1fが形成されており、この孔1fに操作軸2が挿入されている。操作軸2の本体部分1bから外側に位置する端部は、付勢部材としてのバネ10に挿入されている。この端部には、バネ10を本体部分1bの上面との間で挟むようにボタン9が固定されている。操作軸2の反対側の端部は、固定部3aに固定されている。この固定部3aは、図2に示す回転軸3と類似の構成であるが、本体部分1a及び1bの内壁に接触しない長さに形成され、操作軸2の軸方向に沿った往復移動とともに上下方向に移動可能な状態で操作軸2に固定されている。固定部3aを本体部分1a及び1bに回転可能に支持する必要がないので、軸受部8a及び8bを形成する必要はない。また、固定部3aには光透過部材4が固定されている。本実施形態では、各光透過板s1〜s17の透過率は全て同一の透過率であることが好ましい。
発光素子5及び受光素子6は、光軸が各光透過板s1〜s17の面sx及びxyを横切るように配置されている。従って、操作軸2が上下方向に往復移動すると、図8に示すように、光が透過する光透過板s1〜s17の数が変化し、透過光の強度が変化する。操作軸2が上下方向に移動するストロークが短い場合には、光が透過する光透過板の数が変化しない場合があるが、この場合でもストロークの変化によって光が光透過板中を通る合計の行路長が変化するため、透過光の強度が変化する。
図10は、受光素子6での透過光強度に基づいてストロークを算出する回路構成例である。受光素子6は、透過光を検知し、その透過光強度に対応した電気信号Pを出力する。信号Pは、アンプ21で増幅され、A/D変換器22にアナログ信号からディジタル信号に変換された後にストローク算出部25に入力される。ストローク算出部25は、テーブル26を参照して、ディジタル信号に対応する操作軸2のストロークを算出し、出力する。
図9は、操作軸2のストローク(0、Δy1、Δy2、Δy3・・・)と、透過光強度に対応する信号(P0、P1、P2、P3・・・)とを対応させたテーブル26のデータ構成例である。テーブル26は、実験により求め予め用意しておく。ここで、信号(P0、P1、P2、P3・・・)は、増幅、A/D変換されてストローク算出部25に入力されるディジタル信号の値である。
〔作用効果〕
以上説明したスイッチでは、ボタン9に力を加えられていない場合には、図8(A)に示すような位置にボタン9及び操作軸2がバネ10によって付勢され、操作軸2のストロークはΔy=0である。このとき、発光素子5からの光は、同図(A)に示すように光透過板s5〜s13を通り、受光素子6で受光される。受光素子6からは透過光強度に対応する電気信号P=P0が出力され、増幅、A/D変換されてストローク算出部25に入力される。ストローク算出部25は、テーブル26を参照し、信号P0に対応するストロークΔy=0を算出し、出力する。
ボタン9が例えばユーザによって押下され、ボタン9及び操作軸2がバネ10の付勢力に逆らって同図(B)に示すようにΔy=Δy1まで移動すると、光透過部材4も操作軸2と同一方向に同一ストロークΔy=Δy1だけ移動する。このとき、発光素子5からの光は、同図(B)に示すように光透過板s4〜s14を通り、受光素子6で受光される。受光素子6からは透過光強度に対応する電気信号P=P1が出力され、増幅、A/D変換されてストローク算出部25に入力される。同図(A)の場合よりも光が通過する光透過板の数が増加しているので、透過光強度に対応する信号P1<P0である。ストローク算出部25は、テーブル26を参照し、信号P1に対応するストロークΔy=Δy1を算出し、出力する。
本実施形態に係るスイッチによれば、押しボタンスイッチ等のように操作軸2が軸方向に往復移動する構造において、ストロークに応じて光透過部材4の位置が変化し、光が透過する光透過板s1〜s17の組み合わせ又は行路長が変化するので、透過光の強度から操作軸2のストロークを検出することができる。
また、光透過板s1〜s17の数及び形状を適切に選択することによって、ストローク変化に対する透過光強度の変化を調整することができる。
(4)応用例
上記スイッチを映像装置に用いる場合、スイッチによって実行される機能が例えば音量アップ又はダウン、チャンネルアップ又はダウン、早送り又は巻き戻し、画面の輝度調整である場合には、操作軸2の回転角θ又はストロークΔyを検知し、それに基づいて各機能の実行をよりきめ細やかに制御することが可能になる。例えば、ユーザからの操作量が回転角θ=θ(1)である場合には音量アップ又はダウンのスピードをv1とし、θ=θ(2)でv2(>v1)、θ=θ(3)でv3(>v2)というように、操作量θの増加に従い音量アップ又はダウンのスピードを増加させるようにしても良い。チャンネルアップ又はダウン等についても同様である。
また、ユーザの操作量θによって機能実行の感度を変化させたい場合には、θ=θ(2)では機能実行のスピードをv1からv2に緩やかに増加させるか又はほとんど変化させないようにし、θ=θ(3)で機能実行のスピードv3をv2から大幅に増加させるようにしても良い。以上の説明は、ストロークΔyについても同様である。
第1実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図。 操作軸2、回転軸3及び光透過部材4の斜視図。 回転角θと透過光強度との関係を説明するための図。 回転角θと透過光強度に対応する信号Pとを対応させたテーブル。 透過光強度の検出に基づいて回転角θを算出する回路の構成例。 第2実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図及びそのB−Bにおける断面図。 回転角θと透過光強度との関係を説明するための図。 第3実施形態に係るスイッチの一部切欠き側面図であり、ストロークΔyと透過光強度との関係を説明するための図。 ストロークΔyと透過光強度に対応する信号Pとを対応させたテーブル。 透過光強度の検出に基づいてストロークΔyを算出する回路の構成例。
符号の説明
1 スイッチ本体
1a,1b 本体部分
1d,1e 内壁
1f 孔
2 操作軸
3 回転軸
3a 固定部
4 光透過部材
s1〜s17 光透過板
5 発光素子
6 受光素子
7 支持部材
8a,8b 軸受部
9 ボタン
10 バネ
21 アンプ
22 A/D変換器
23 回転角検出部
24,26 テーブル
25 ストローク算出部

Claims (4)

  1. ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸に固定された操作軸と、
    前記回転軸に固定された光透過部材と、
    前記光透過部材に光を出力する発光素子と、
    前記光透過部材を通過した透過光を検知して前記透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、
    前記信号に基づいて前記操作軸の回転角を算出する移動量算出手段と
    を備え、
    前記光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間の厚さが前記回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されており、前記回転軸の回転によって前記厚さ方向に沿って回転し、
    前記発光素子と前記受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、前記操作軸の回転に連動して前記光透過部材が回転することによって前記透過光の強度が変化し、
    前記移動量算出手段は、前記信号と前記回転角とを対応付けたテーブルを参照し、前記信号に対応する前記回転角を算出することを特徴とする映像装置
  2. ユーザからの操作を受け付けるスイッチを有する映像装置であって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸に固定された操作軸と、
    前記操作軸に固定された光透過部材と、
    前記光透過部材に光を出力する発光素子と、
    前記光透過部材を通過した透過光を検知して前記透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、
    前記信号に基づいて前記操作軸の移動量を算出する移動量算出手段と、
    を備え
    前記光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間の厚さが前記回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されており、前記回転軸の回転によって前記厚さ方向に沿って回転し、
    前記発光素子と前記受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、前記操作軸の回転に連動して前記光透過部材が回転することによって前記透過光の強度が変化することを特徴とする映像装置。
  3. ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸に固定された操作軸と、
    前記回転軸に固定された光透過部材と、
    前記光透過部材に光を出力する発光素子と、
    前記光透過部材を通過した透過光を検知して前記透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、
    前記信号に基づいて前記操作軸の回転角を算出する移動量算出手段と、
    を備え、
    前記光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間の厚さが前記回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されており、前記回転軸の回転によって前記厚さ方向に沿って回転し、
    前記発光素子と前記受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、前記操作軸の回転に連動して前記光透過部材が回転することによって前記透過光の強度が変化し、
    前記移動量算出手段は、前記信号と前記回転角とを対応付けたテーブルを参照し、前記信号に対応する前記回転角を算出することを特徴とするスイッチ。
  4. ユーザからの操作を受け付けるスイッチであって、
    スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸に固定された操作軸と、
    前記回転軸に固定された光透過部材と、
    前記光透過部材に光を出力する発光素子と、
    前記光透過部材を通過した透過光を検知して前記透過光の強度に対応した電気的な信号に変換する受光素子と、
    前記信号に基づいて前記操作軸の回転角を算出する移動量算出手段と、
    を備え、
    前記光透過部材は、互いに対向する第1及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間の厚さが前記回転軸から離れるほど大きくかつ光の透過率がそれぞれ異なる複数の光透過板が積層されて構成されており、前記回転軸の回転によって前記厚さ方向に沿って回転し、
    前記発光素子と前記受光素子とは、光軸が光透過板の第1面及び第2面を横切るように配置されており、前記操作軸の回転に連動して前記光透過部材が回転することによって前記透過光の強度が変化することを特徴とするスイッチ。
JP2003397435A 2003-11-27 2003-11-27 映像装置及びスイッチ Expired - Fee Related JP3871138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397435A JP3871138B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 映像装置及びスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003397435A JP3871138B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 映像装置及びスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005156439A JP2005156439A (ja) 2005-06-16
JP3871138B2 true JP3871138B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=34722593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003397435A Expired - Fee Related JP3871138B2 (ja) 2003-11-27 2003-11-27 映像装置及びスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3871138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6106537B2 (ja) * 2013-06-25 2017-04-05 リンテック株式会社 位置認識装置および位置認識方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005156439A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8711093B2 (en) Input device with photodetector pairs
US7081884B2 (en) Computer input device with angular displacement detection capabilities
US8212794B2 (en) Optical finger navigation utilizing quantized movement information
JP4739932B2 (ja) 光学式多入力スイッチ
EP2629049B1 (fr) Palpeur
JP2002023945A (ja) ポインティング・デバイス、ポインティング・デバイスを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上に表示された画像の操作方法
KR20210086574A (ko) 통합된 광학 푸시-버튼을 갖춘 광학 회전 인코더
US20190152242A1 (en) Automatic width detection
US5296838A (en) Wireless input system for computer
JP2007033100A (ja) 光学式位置検出装置
JP3871138B2 (ja) 映像装置及びスイッチ
US6307535B1 (en) Pointing device for use in a computer system
CN107727004B (zh) 角度传感器
JPH1185378A (ja) ディジタイザ装置
TWI505141B (zh) 光學導航裝置及其製造方法,以及追蹤光學導航裝置與導航表面之間之相對移動的方法
US8405614B2 (en) Ambidextrous computer mouse
JP2006226854A (ja) 距離設定型光電センサー
JP4075060B2 (ja) 映像装置
JP2006226853A (ja) 距離設定型光電センサー
EP1450500A3 (en) Optical axis adjusting device
CN109728803B (zh) 按键部件和电子设备
CA2303629C (en) Differential displacement optical sensor - ii
WO2011151855A1 (ja) 操作位置検出装置
CN116724275A (zh) 用于检测沿轴线的运动的仪器和方法
JP2019186760A (ja) 原稿検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees