JP3870476B2 - Side knock type pencil - Google Patents

Side knock type pencil Download PDF

Info

Publication number
JP3870476B2
JP3870476B2 JP09648997A JP9648997A JP3870476B2 JP 3870476 B2 JP3870476 B2 JP 3870476B2 JP 09648997 A JP09648997 A JP 09648997A JP 9648997 A JP9648997 A JP 9648997A JP 3870476 B2 JP3870476 B2 JP 3870476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inclined surface
engaging
rotor
core
shaft set
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09648997A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH10272887A (en
Inventor
寿郎 辺見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP09648997A priority Critical patent/JP3870476B2/en
Publication of JPH10272887A publication Critical patent/JPH10272887A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3870476B2 publication Critical patent/JP3870476B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸筒の内部に芯繰り出し機構を有する中軸セットを摺動可能に配置した出没式のシャ−プペンシルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1例として、実開昭53−156639号公報がある。シャ−プペンシル本体の後端に配置されているノックカバ−を押圧せしめることによって芯繰り出し機構を有する内部機構を先端より突出せしめるとともに、また、ノックカバ−を押圧せしめることによって芯繰り出し機構を作動させ芯を繰り出すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術にあっては、筆記の時の把持方法と、内部機構を出没させる場合や芯を繰り出す場合の時との把持方法を変えなければならず、非常に煩わしいものであった。つまり、筆記の時には親指、人さし指、中指などでシャ−プペンシル本体を把持するのが、内部機構を出没させたり芯を繰り出したりするときには、親指でノックカバ−を押圧するために、他の4本の指でシャ−プペンシル本体を握るようになってしまうのである。ここに、シャ−プペンシル本体の「持ち直し」動作が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、軸筒の内部に少なくとも弾撥部材を構成要素とする芯繰り出し機構を有する中軸セットを摺動可能に配置した出没式のシャ−プペンシルであって、前記軸筒の側壁に窓孔を形成し、その窓孔に前記中軸セットを出没させ、また、芯繰り出し機構をも作動させるノック駒を配置するとともに、前記中軸セットの出・没状態を維持又は解除する係合・解除手段を配置し、その係合・解除手段の前方に前記弾撥部材を配置し、また、前記係合・解除手段を前記中軸セットに設けられているスライド部材の山形傾斜面と回転子の山形傾斜面との係合によって構成するか、或いは、回転子のハート型の溝と軸筒の突起との係合によって構成したことを要旨とするものである。
【0005】
【実施例】
図1〜図5に第1例を示し説明する。軸筒1の側壁の中間部には、後方(以下、図中上方を後方という)が楕円形状に形成された透孔2が形成されており、その透孔2には、断面形状がコ字型で、後方が楕円形状に形成されたノック駒3が、前記軸筒1に対して垂直方向の径方向に移動可能に取り付けられている。
また、前記ノック駒3の押圧操作面部は、平面部3aと隆起部3bとより構成されており、押圧操作する際のノック駒3の全体形状が確認できるようになっている。つまり、隆起部3bが押圧時の指のストッパ−となり、ノック駒3の中心部分を押圧できるようになっている。
更に、ノック駒3と軸筒1との押圧操作による位置関係は、図4に示すように、ノック駒3を押圧しきった際においても、軸筒1内に没入しないようになっている。具体的には、ノック駒3を押圧しきった際には、ノック駒3の平坦部3aと軸筒1の外径の面とが同一になっている。
【0006】
そのノック駒3の側壁4の中間部には、切欠き部5が形成されており、また、ノック駒3の側壁4の前端部には、前部傾斜面6が形成されている。そして、これら、切欠き部5と前部傾斜面6とによって形成されるノック駒3の側壁が第1の係合部7となっている。また、前記切欠き部5の後方面にも後部傾斜面8が形成されており、この後部傾斜面8とノック駒3の楕円形状の後端部9によって形成されるノック駒3の側壁が第2の係合部10となっている。
符号11は、ノック駒3の底面部の側面に形成された係合爪であり、軸筒1からの脱落を防止している。
【0007】
前記軸筒1の前方には、コイルスプリングなどの弾撥部材12によって後方に付勢された中軸セット13が摺動自在に配置されており、その中軸セット13の後方には、スライド部材14が固定されている。そのスライド部材14の中間部には、切欠き部15が形成されており、その切欠き部15より前方が、前記ノック駒3の第1の係合部7と係合する第1の係合受部16となっている。その第1の係合受部16の後端には、中間傾斜面17が形成されており、前記第1の係合部7の前方傾斜面6と係合している。また、前記切欠き部15より後方が、前記ノック駒3の第2の係合部11と係合する第2の係合受部18となっている。その第2の係合受部18の後端には、後端傾斜面19が形成されており、前記ノック駒3の第2の係合部10の中間傾斜面8と係合している。
ここで、更に詳述すると、前記ノック駒3の第1の係合部7は、切欠き部15に挟み込まれた状態で位置しており、また、第2の係合受部18は、前記ノック駒3の第1の係合部7と第2の係合部10により挟み込まれた状態で位置している。ノック駒3を押圧操作した際の、ノック駒3の回転を防止すると共に、各々の係合部に押圧力を分散させることにより押圧操作を行うための力を軽くしたのである。
【0008】
前記スライド部材14の後方には、軸筒1の内形と略同形の外形を有する芯受け部材20が圧入されている。その芯受け部材20の内側は、芯が落下しやすいようにロ−ト状に形成されており、そのロ−ト状部の下端には芯挿通孔が形成されている。この芯挿通孔の内径は、芯の外径と略同径である。つまり、芯受け部材20を境に軸筒1の後方内側は、芯タンク部21となっている。
一方、前記スライド部材14の前端には、連続的に山形傾斜面22が複数形成されている。また、その山形傾斜面22の頂部に位置する外周面には、突起23が形成されており、その突起23の後端にも山形傾斜面24が形成されている。
また、前記スライド部材14の前方には、軸筒1内を摺動し、回転する回転子25が配置されている。そして、その回転子25の後端にも山形傾斜面26の形成されており、前記スライド部材14の山形傾斜面22と係合し得るようになっている。さらに、回転子25の外周面には、前記山形傾斜面に対して1つおきに突起27が形成されており、その突起27の後端は傾斜面28となっている(図2参照)。
【0009】
ここで、前記軸筒1のスライダ−部材14より前方に位置する内面には、順に高さの高い縦突起29、低い縦突起30、高い縦突起29、溝部31、高い縦突起29……が形成されており、それらの縦突起29、30の前端には傾斜面29a、30aが形成されている。
【0010】
次に、前記中軸セット13について説明する。前記回転子25の前方には、スプリング12によって後方に付勢された外筒32が当接した状態で配置されている。そして、その外筒32の内側には、前端にチャックリング33を被嵌したチャック体34が固定され、後端がスライド部材14に固定された芯案内部材35が配置されている。云うまでもなく、前記チャック体34は、芯の解放、把持を行なうものであり、チャックリング33はチャック体34の開閉を行なうものである。また、前記外筒32の前端には、内部に芯戻り止め部材36を内設した先部材37が着脱自在に固定されている。
符号38は、前記チャック体34などを後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
また、符号28は、軸筒1の前端に着脱自在に固定された先部材である。
【0011】
次ぎに、動作について説明する。図1の状態(中軸セット13没状態)よりノック駒3を径方向に押圧すると、スライド部材14が弾撥部材12の弾撥力に抗して前進すると共に、回転子25並びに中軸セット13が前進する。この時前記回転子25の突起27は、縦溝31を摺動しながら前進し、やがて縦突起29の頂部(傾斜面29a)に達する(図4参照)。そして、傾斜面29aに達したときに、回転子27は傾斜面によって回転せしめられ、縦突起30の傾斜面30aに回転・後退しながら導かれ当接する。これで、前記中軸セット13が突出した状態となり、前記の当接により没入が阻止される(図5参照)。
次に、芯を繰り出す場合には、再度、前記ノック駒3を押圧する。この押圧操作は少なくて良い。そして、この少ない押圧操作によって、案内部材35が前進すると共に、チャック体34が前進・拡開し、芯が繰り出される。
【0012】
ここで、前記中軸セット13を軸筒1内に没入(収納)したい場合には、再度、前記ノック駒3を大きく押圧する。すると、前記スライダ−部材14が回転子25と中軸セット13とを再び前進せしめ、やがて、回転子25の突起27は突起29の傾斜面29aに達する。そしてこの時回転子25は回転し、突起27が溝31と同軸上になり、弾撥部材12によって後方に押し戻される。これで、中軸セット13が没入状態となる。
【0013】
第2例を図6、図7に示し説明する。中軸セット13の出没手段を変えた例である。前記第1例では、一般的に称されているデビットカ−ン式の回転カム機構によって、中軸セットを出没させたが、この第2例においては、回転子39の外周にハ−ト型の溝40を形成すると共に、その溝40に係合する突起41を軸筒1の内面に形成してある。
中軸セット13の没入状態からノック駒3を押圧すると、スライダ−部材14が、前記回転子39を前進せしめる。この回転子39は、前進しながらも溝40と突起41との係合によって回転し、やがて、回転子39の凹部42が突起41に係合する。これで、中軸セット13の突出、後退防止がなされる。芯の繰り出し操作は、前記第1例と同様である。
【0014】
第3例を図8に示し説明する。第1例のシャ−プペンシルの後端に繰り出し式の消しゴム43を取り付けた例である。その繰り出し式の消しゴム43は、軸筒1の後端に着脱自在に固定された棒状体案内部材44や内面に螺旋溝45が形成された外キャップ46、並びに、螺旋溝45に沿って上下動する消しゴム47が取り付けられた消しゴム受け部材48などから構成されている。軸筒1と外キャップ46とを相対的に回転させると、消しゴム受け部材48が上下動し、これに伴って消しゴム47も上下動するというものである。
特に、この様に後端に消しゴムを配置しているシャ−プペンシルに対しては、サイドノック式のシャ−プペンシルは有効である。消しゴムに指を触れずしてノック操作が可能なためである。
【0015】
第4例を図9〜図14に示し説明する。第1例のシャ−プペンシルを、所謂、ノックバック式にした例である。チャック体34の前方には、チャックリング33が囲繞しており、そのチャッリング33の前方には、チャックリング33の前進を規制する段部49が形成されている。これらの構成は、前記第1例と同様である。本例においては、その段部49の前方であって芯戻り止め部材38の後方に、弾撥部材50によって後方に付勢した第2リング51が配置されている(図9参照)。
この状態より、ノック操作を行うとチャック体34は、芯を把持しながら前進し、やがて、チャックリング33が前記段部49に当接する(図10参照)。さらに押圧操作を行うと、チャックリング33の前進が規制されているため、チャック体34が拡開し芯を開放する。ここで、ノック操作を解除すると、チャック体34は、再び芯を把持し、芯の後退が阻止されることになる(図9参照)。
筆記終了後、芯を収納したい場合には、前記のノック操作を多く行う。ノック操作量を多くすることによって、チャック体34が大きく前進する。そしてこの前進によって、チャック体34の頭部が前記第2リング51に嵌入し、芯を把持した状態となる(図12参照)。この状態で、ノック操作を解除すると、チャック体34は芯を把持したまま後退し、芯が収納される(図13参照)。そして、チャック体34は、途中、第2リング51から開放させるが、最終的には、チャックリングによって閉鎖せしめられる(図14参照)。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、軸筒の内部に少なくとも弾撥部材を構成要素とする芯繰り出し機構を有する中軸セットを摺動可能に配置した出没式のシャ−プペンシルであって、前記軸筒の側壁に窓孔を形成し、その窓孔に前記中軸セットを出没させ、また、芯繰り出し機構をも作動させるノック駒を配置するとともに、前記中軸セットの出・没状態を維持又は解除する係合・解除手段を配置し、その係合・解除手段の前方に前記弾撥部材を配置し、また、前記係合・解除手段を前記中軸セットに設けられているスライド部材の山形傾斜面と回転子の山形傾斜面との係合によって構成するか、或いは、回転子のハート型の溝と軸筒の突起との係合によって構成したので、筆記の時と同じ把持方法で中軸セットの出没、並びに、芯の繰り出し操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を示す1部外観縦断面図。
【図2】 図1の要部外観斜視図。
【図3】 図1の要部縦断面図。
【図4】 動作を示す縦断面図。
【図5】 動作を示す縦断面図。
【図6】 第2例を示す1部外観縦断面図。
【図7】 図7の要部外観斜視図。
【図8】 第3例を示す1部外観縦断面図。
【図9】 第4例を示す要部縦断面図。
【図10】 図9の動作を示す要部縦断面図。
【図11】 図9の動作を示す要部縦断面図。
【図12】 図9の動作を示す要部縦断面図。
【図13】 図9の動作を示す要部縦断面図。
【図14】 図9の動作を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 軸筒
2 透孔
3 ノック駒
3a 平坦部
3b 隆起部
4 側壁
5 切欠き部
6 前部傾斜面
7 第1の係合部
8 後部傾斜面
9 後端部
10 第2の係合部
11 係合爪
12 弾撥部材
13 中軸セット
14 スライド部材
15 切欠き部
16 第1の係合受部
17 中間傾斜面
18 第2の係合受部
19 後端傾斜面
20 芯受け部材
21 芯タンク部
22 山形傾斜面
23 突起
24 山形傾斜面
25 回転子
26 山形傾斜面
27 突起
28 傾斜面
29 縦突起
30 縦突起
31 縦溝
32 外筒
33 チャックリング
34 チャック体
35 芯案内部材
36 芯戻り止め部材
37 先部材
38 弾撥部材
39 回転子
40 溝
41 突起
42 凹部
43 消しゴム
44 棒状体案内部材
45 螺旋溝
46 外キャップ
47 消しゴム
48 消しゴム受け部材
49 段部
50 弾撥部材
51 第2リング
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a retractable sharp pencil in which a middle shaft set having a core feeding mechanism is slidably disposed inside a shaft cylinder.
[0002]
[Prior art]
One example is Japanese Utility Model Publication No. 53-15639. By pushing the knock cover arranged at the rear end of the sharp pencil main body, the internal mechanism having the core feeding mechanism is protruded from the tip, and by pushing the knock cover, the core feeding mechanism is operated to move the core. It is something to pay out.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art as described above, the gripping method at the time of writing and the gripping method at the time of retracting the internal mechanism or when feeding the core must be changed, which is very troublesome. there were. In other words, when writing, holding the sharp pencil body with the thumb, forefinger, middle finger, etc., while pushing the knock cover with the thumb when the internal mechanism is raised or lowered or the core is extended, the other four The finger will grip the sharp pencil body. Here, a “pick up” operation of the sharp pencil body occurs.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above problems, and is a retractable sharp pencil in which a central shaft set having a core feeding mechanism having at least a resilient member as a constituent element is slidably disposed inside the shaft tube. In addition, a window hole is formed in the side wall of the shaft tube, the middle shaft set is projected and retracted in the window hole, a knock piece for operating the core feeding mechanism is disposed, and the middle shaft set is projected and retracted. An engaging / releasing means for maintaining or releasing the state is disposed, the elastic member is disposed in front of the engaging / releasing means, and the engaging / releasing means is provided on the middle shaft set. The gist is that it is configured by engaging the angled inclined surface of the member and the angled inclined surface of the rotor, or by engaging the heart-shaped groove of the rotor and the projection of the shaft cylinder. .
[0005]
【Example】
A first example will be described with reference to FIGS. A through hole 2 is formed in the middle portion of the side wall of the shaft cylinder 1 in the rear (hereinafter, the upper side in the drawing is referred to as the rear) in an elliptical shape. A knock piece 3 which is a mold and has an elliptical shape at the back is attached to the shaft tube 1 so as to be movable in a radial direction perpendicular thereto.
Further, the pressing operation surface portion of the knock piece 3 is composed of a flat portion 3a and a raised portion 3b so that the entire shape of the knock piece 3 when the pressing operation is performed can be confirmed. That is, the raised portion 3b serves as a finger stopper when pressed, and the center portion of the knock piece 3 can be pressed.
Further, as shown in FIG. 4, the positional relationship between the knock piece 3 and the shaft cylinder 1 does not immerse into the shaft cylinder 1 even when the knock piece 3 is completely pressed. Specifically, when the knock piece 3 is fully pressed, the flat portion 3a of the knock piece 3 and the surface of the outer diameter of the shaft tube 1 are the same.
[0006]
A notch 5 is formed in the middle of the side wall 4 of the knock piece 3, and a front inclined surface 6 is formed at the front end of the side wall 4 of the knock piece 3. The side wall of the knock piece 3 formed by the notch portion 5 and the front inclined surface 6 serves as the first engagement portion 7. A rear inclined surface 8 is also formed on the rear surface of the notch 5, and the side wall of the knock piece 3 formed by the rear inclined surface 8 and the elliptical rear end portion 9 of the knock piece 3 is the first. 2 engaging portions 10.
Reference numeral 11 denotes an engaging claw formed on the side surface of the bottom surface portion of the knock piece 3 and prevents the shaft piece 1 from falling off.
[0007]
A middle shaft set 13 urged rearward by a resilient member 12 such as a coil spring is slidably disposed in front of the shaft cylinder 1, and a slide member 14 is disposed behind the middle shaft set 13. It is fixed. A notch portion 15 is formed in an intermediate portion of the slide member 14, and a first engagement that engages with the first engagement portion 7 of the knock piece 3 is forward of the notch portion 15. It is a receiving part 16. An intermediate inclined surface 17 is formed at the rear end of the first engagement receiving portion 16 and is engaged with the front inclined surface 6 of the first engaging portion 7. Further, a rear side of the notch 15 is a second engagement receiving portion 18 that engages with the second engagement portion 11 of the knock piece 3. A rear end inclined surface 19 is formed at the rear end of the second engagement receiving portion 18 and is engaged with the intermediate inclined surface 8 of the second engaging portion 10 of the knock piece 3.
More specifically, the first engagement portion 7 of the knock piece 3 is positioned in a state of being sandwiched by the notch portion 15, and the second engagement receiving portion 18 is The knock piece 3 is located in a state of being sandwiched between the first engagement portion 7 and the second engagement portion 10. In addition to preventing the knock piece 3 from rotating when the knock piece 3 is pressed, the force for performing the pressing operation is reduced by distributing the pressing force to the respective engaging portions.
[0008]
A core receiving member 20 having an outer shape substantially the same as the inner shape of the shaft tube 1 is press-fitted behind the slide member 14. The inner side of the core receiving member 20 is formed in a funnel shape so that the core can easily fall, and a core insertion hole is formed at the lower end of the funnel-shaped portion. The inner diameter of the core insertion hole is substantially the same as the outer diameter of the core. In other words, the inner side of the shaft cylinder 1 with respect to the core receiving member 20 serves as a core tank portion 21.
On the other hand, a plurality of angled inclined surfaces 22 are continuously formed at the front end of the slide member 14. Further, a protrusion 23 is formed on the outer peripheral surface located at the top of the angled inclined surface 22, and an angled inclined surface 24 is also formed at the rear end of the protrusion 23.
In addition, a rotor 25 that slides and rotates in the shaft cylinder 1 is disposed in front of the slide member 14. Further, a mountain-shaped inclined surface 26 is also formed at the rear end of the rotor 25 so that it can engage with the mountain-shaped inclined surface 22 of the slide member 14. Further, every other protrusion 27 is formed on the outer peripheral surface of the rotor 25 with respect to the angled inclined surface, and the rear end of the protrusion 27 is an inclined surface 28 (see FIG. 2).
[0009]
Here, on the inner surface located in front of the slider-member 14 of the shaft cylinder 1, there are a high vertical projection 29, a low vertical projection 30, a high vertical projection 29, a groove 31, a high vertical projection 29. Inclined surfaces 29a and 30a are formed at the front ends of the vertical projections 29 and 30, respectively.
[0010]
Next, the middle shaft set 13 will be described. An outer cylinder 32 urged rearward by the spring 12 is disposed in front of the rotor 25 in a contact state. A chuck body 34 having a front end fitted with a chuck ring 33 is fixed inside the outer cylinder 32, and a core guide member 35 having a rear end fixed to the slide member 14 is disposed. Needless to say, the chuck body 34 releases and grips the core, and the chuck ring 33 opens and closes the chuck body 34. A front member 37 having a core detent member 36 provided therein is detachably fixed to the front end of the outer cylinder 32.
Reference numeral 38 denotes an elastic member such as a coil spring that urges the chuck body 34 and the like backward.
Reference numeral 28 denotes a tip member that is detachably fixed to the front end of the barrel 1.
[0011]
Next, the operation will be described. When the knock piece 3 is pressed in the radial direction from the state shown in FIG. 1 (in the state where the middle shaft set 13 is immersed), the slide member 14 moves forward against the resilience of the resilient member 12, and the rotor 25 and the middle shaft set 13 are moved. Advance. At this time, the protrusion 27 of the rotor 25 advances while sliding in the vertical groove 31 and eventually reaches the top (inclined surface 29a) of the vertical protrusion 29 (see FIG. 4). When the inclined surface 29a is reached, the rotor 27 is rotated by the inclined surface, and is guided to abut against the inclined surface 30a of the vertical protrusion 30 while rotating and retracting. As a result, the middle shaft set 13 is in a protruding state, and immersion is prevented by the contact (see FIG. 5).
Next, when the lead is extended, the knock piece 3 is pressed again. This pressing operation may be small. Then, by this small pressing operation, the guide member 35 moves forward, the chuck body 34 moves forward / expands, and the lead is fed out.
[0012]
Here, when it is desired to immerse (store) the middle shaft set 13 in the shaft cylinder 1, the knock piece 3 is largely pressed again. Then, the slider member 14 advances the rotor 25 and the middle shaft set 13 again, and the protrusion 27 of the rotor 25 eventually reaches the inclined surface 29a of the protrusion 29. At this time, the rotor 25 rotates, the projection 27 is coaxial with the groove 31, and is pushed back by the elastic member 12. Thus, the middle shaft set 13 is in an immersive state.
[0013]
A second example will be described with reference to FIGS. This is an example in which the intruding means of the middle shaft set 13 is changed. In the first example, the center shaft set is projected and retracted by a generally called deviant cam rotation cam mechanism. In the second example, a heart-shaped groove is formed on the outer periphery of the rotor 39. 40, and a protrusion 41 that engages with the groove 40 is formed on the inner surface of the shaft tube 1.
When the knock piece 3 is pressed from the state where the middle shaft set 13 is immersed, the slider member 14 advances the rotor 39. The rotor 39 is rotated by the engagement between the groove 40 and the protrusion 41 while moving forward, and the concave portion 42 of the rotor 39 is engaged with the protrusion 41 in due course. This prevents the middle shaft set 13 from protruding and retreating. The lead feeding operation is the same as in the first example.
[0014]
A third example will be described with reference to FIG. This is an example in which a feeding-type eraser 43 is attached to the rear end of the sharp pencil of the first example. The feed-out type eraser 43 moves up and down along the spiral groove 45, a rod-shaped body guide member 44 that is detachably fixed to the rear end of the barrel 1, an outer cap 46 in which a spiral groove 45 is formed on the inner surface, and the spiral groove 45. An eraser receiving member 48 to which an eraser 47 to be attached is attached. When the shaft cylinder 1 and the outer cap 46 are relatively rotated, the eraser receiving member 48 moves up and down, and the eraser 47 moves up and down accordingly.
In particular, the side knock type sharp pencil is effective for the sharp pencil in which the eraser is arranged at the rear end. This is because the knocking operation can be performed without touching the eraser.
[0015]
A fourth example will be described with reference to FIGS. This is an example in which the sharp pencil of the first example is a so-called knockback type. A chuck ring 33 is surrounded in front of the chuck body 34, and a step portion 49 that restricts the advance of the chuck ring 33 is formed in front of the chucking 33. These configurations are the same as those in the first example. In this example, a second ring 51 urged rearward by the elastic member 50 is disposed in front of the stepped portion 49 and behind the core detent member 38 (see FIG. 9).
In this state, when a knocking operation is performed, the chuck body 34 moves forward while gripping the core, and the chuck ring 33 eventually contacts the stepped portion 49 (see FIG. 10). When the pressing operation is further performed, the forward movement of the chuck ring 33 is restricted, so that the chuck body 34 expands and opens the core. Here, when the knocking operation is released, the chuck body 34 again grips the lead and prevents the lead from moving backward (see FIG. 9).
When it is desired to store the lead after the writing, the above knocking operation is frequently performed. By increasing the knocking operation amount, the chuck body 34 advances greatly. By this advancement, the head of the chuck body 34 is fitted into the second ring 51 and the core is gripped (see FIG. 12). When the knocking operation is released in this state, the chuck body 34 moves backward while holding the lead, and the lead is stored (see FIG. 13). The chuck body 34 is released from the second ring 51 halfway, but is finally closed by the chuck ring (see FIG. 14).
[0016]
【The invention's effect】
The present invention is a retractable sharp pencil in which a central shaft set having a core feeding mechanism having at least a resilient member as a constituent element is slidably disposed inside a shaft cylinder, and a window hole is formed in a side wall of the shaft cylinder. And an engaging / releasing means for maintaining or releasing the protruding and retracting state of the center shaft set, and arranging a knock piece for operating the core feeding mechanism. And the elastic member is arranged in front of the engaging / releasing means, and the engaging / releasing means is mounted on the central shaft set with the angled inclined surface of the slide member and the angled inclined surface of the rotor. Or by engaging the heart-shaped groove of the rotor with the projection of the shaft cylinder, so that the middle shaft set is moved in and out and the core is extended by the same gripping method as in writing. Can do the operation .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical sectional view of a part of the present invention showing the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of a main part of FIG.
3 is a longitudinal sectional view of the main part of FIG.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing an operation.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing the operation.
FIG. 6 is an external vertical sectional view of a part showing a second example.
7 is an external perspective view of the main part of FIG. 7. FIG.
FIG. 8 is an external vertical sectional view of a part showing a third example.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of an essential part showing a fourth example.
10 is a longitudinal sectional view of a main part showing the operation of FIG. 9;
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of an essential part showing the operation of FIG. 9;
12 is a longitudinal sectional view of a main part showing the operation of FIG. 9;
13 is a longitudinal sectional view of the main part showing the operation of FIG. 9;
14 is a longitudinal sectional view of the main part showing the operation of FIG. 9;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shaft cylinder 2 Through-hole 3 Knock piece 3a Flat part 3b Raised part 4 Side wall 5 Notch part 6 Front inclined surface 7 First engaging part 8 Rear inclined surface 9 Rear end part 10 Second engaging part 11 Engagement Joint nail 12 Repellent member 13 Middle shaft set 14 Slide member 15 Notch portion 16 First engagement receiving portion 17 Intermediate inclined surface 18 Second engagement receiving portion 19 Rear end inclined surface 20 Core receiving member 21 Core tank portion 22 Angled surface 23 Projection 24 Angled surface 25 Rotor 26 Angled surface 27 Projection 28 Angled surface 29 Vertical projection 30 Vertical projection 31 Vertical groove 32 Outer cylinder 33 Chuck ring 34 Chuck body 35 Core guide member 36 Core detent member 37 Tip Member 38 Repellent member 39 Rotor 40 Groove 41 Protrusion 42 Recess 43 Eraser 44 Rod-shaped body guide member 45 Spiral groove 46 Outer cap 47 Eraser 48 Eraser receiving member 49 Part 50 Tamabachi member 51 the second ring

Claims (1)

軸筒の内部に少なくとも弾撥部材を構成要素とする芯繰り出し機構を有する中軸セットを摺動可能に配置した出没式のシャ−プペンシルであって、前記軸筒の側壁に窓孔を形成し、その窓孔に前記中軸セットを出没させ、また、芯繰り出し機構をも作動させるノック駒を配置するとともに、前記中軸セットの出・没状態を維持又は解除する係合・解除手段を配置し、その係合・解除手段の前方に前記弾撥部材を配置し、また、前記係合・解除手段を前記中軸セットに設けられているスライド部材の山形傾斜面と回転子の山形傾斜面との係合によって構成するか、或いは、回転子のハート型の溝と軸筒の突起との係合によって構成したことを特徴とするサイドノック式シャ−プペンシル。A retractable sharp pencil in which a middle shaft set having a core feeding mechanism having at least a resilient member as a constituent element is slidably disposed inside the shaft tube, and a window hole is formed in a side wall of the shaft tube, The middle shaft set is projected and retracted in the window hole, and a knock piece for operating the core feeding mechanism is disposed, and engagement / release means for maintaining or canceling the projected and retracted state of the middle shaft set is disposed, The elastic member is disposed in front of the engaging / releasing means, and the engaging / releasing means is engaged with the angled inclined surface of the slide member provided on the center shaft set and the angled inclined surface of the rotor. Or a side knock type sharp pencil characterized in that it is formed by engaging the heart-shaped groove of the rotor and the projection of the shaft cylinder .
JP09648997A 1997-03-31 1997-03-31 Side knock type pencil Expired - Fee Related JP3870476B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09648997A JP3870476B2 (en) 1997-03-31 1997-03-31 Side knock type pencil

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09648997A JP3870476B2 (en) 1997-03-31 1997-03-31 Side knock type pencil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10272887A JPH10272887A (en) 1998-10-13
JP3870476B2 true JP3870476B2 (en) 2007-01-17

Family

ID=14166499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09648997A Expired - Fee Related JP3870476B2 (en) 1997-03-31 1997-03-31 Side knock type pencil

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3870476B2 (en)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10272887A (en) 1998-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4227822A (en) Composite writing instrument
US5702193A (en) Side knock type mechanical pencil
JP3882272B2 (en) Sharp pencil
JP3885315B2 (en) Sharp pencil
JP3870476B2 (en) Side knock type pencil
JP4643426B2 (en) Telescopic writing instrument
JPH01110199A (en) Propelling pencil
JPH1148680A (en) Mechanical pencil
US5882132A (en) Side knock-type mechanical pencil
JPH10329484A (en) Side knock-type writing utensil
WO1998033662A1 (en) Retractable-lead mechanical pencil
EP4253078A1 (en) Writing instruments
JP3761504B2 (en) Side knock mechanical pencil
JP3829406B2 (en) Sharp pencil
JP2003220793A (en) Side-push type mechanical pencil
JP2003039884A (en) Side push button type mechanical pencil
JP3935411B2 (en) Knock-type writing instrument
JP7210843B2 (en) mechanical pencil
JP3788341B2 (en) Side knock mechanical pencil
JP2018108662A (en) Thermochromic writing tool
JP2000043474A (en) Spring structure of retracting and extending type writing utensil
JP4278837B2 (en) Side knock type writing instrument mounting device
JP2003118293A (en) Side push type propelling pencil
JPH11309984A (en) Rear end knocking type writing utensil
JP2002011992A (en) Mechanical pencil

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees