JP3868908B2 - Hot water storage water heater - Google Patents
Hot water storage water heater Download PDFInfo
- Publication number
- JP3868908B2 JP3868908B2 JP2003015325A JP2003015325A JP3868908B2 JP 3868908 B2 JP3868908 B2 JP 3868908B2 JP 2003015325 A JP2003015325 A JP 2003015325A JP 2003015325 A JP2003015325 A JP 2003015325A JP 3868908 B2 JP3868908 B2 JP 3868908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heat
- reheating
- temperature
- water storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 413
- 238000003303 reheating Methods 0.000 claims description 105
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 26
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 12
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical group O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 7
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 230000001846 repelling effect Effects 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 6
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N Nitric oxide Chemical compound O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 3
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 3
- KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N chloro(fluoro)methane Chemical compound F[C]Cl KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- OTMSDBZUPAUEDD-UHFFFAOYSA-N Ethane Chemical compound CC OTMSDBZUPAUEDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
- Control For Baths (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱手段により加熱した給湯用の湯を貯える貯湯タンクを備える貯湯式給湯装置に関するものであり、特に貯えられた湯の熱量を用いて浴槽内の浴水を追い焚きに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内の給湯水を循環させて沸き上げて、この給湯水を貯湯タンク内に貯め、少なくとも浴槽に給湯可能に構成したこの種のヒートポンプ式の貯湯式給湯装置では、浴槽内の浴水を循環させて追い焚き可能に構成した追い焚き用熱交換器を貯湯タンク内に設け、この貯湯タンク内の給湯水の熱を浴水の追い焚きの熱源としている。
【0003】
しかも、上記追い焚き用熱交換器を二重管構造として、外管または内管のいずれか一方に浴槽内の浴水を循環させ、他方に上記給湯水の熱の他に、ガスまたは石油を燃料とした別体の熱源機で生成される温水を循環させる構成としている。これにより、貯湯タンク内の給湯水の熱量が低下したときや冬場などの外気温度の低いときにも、ヒートポンプを構成する凝縮器以外からの熱源装置によって、浴水の水温を高めることができるので能力不足がなく充分な追い焚きが実行できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−22266号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1によれば、浴水の追い焚きの熱源として、ヒートポンプを構成する凝縮器以外にガスまたは石油を燃料とした熱源装置を設けることは、給湯装置が複雑、かつ大掛かりとなるとともに、設備費および維持費が高くなる問題がある。
【0006】
そこで、貯湯タンク内に追い焚き用熱交換器を設けて貯湯タンク内の湯の熱量を利用する簡素な構成が望ましい。また、この種の貯湯式給湯装置は、概して一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク1内に貯湯量として貯えている。
【0007】
ところが、浴水を追い焚きするときには、浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。このときの貯湯タンク内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が追い焚き用熱交換器近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の貯湯温度の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0008】
また、上記特許文献1のほかにも浴水の追い焚き機能を備える貯湯式給湯装置として、電力料金が昼間より安い深夜電力を用いて、ヒートポンプからなる加熱手段を深夜時間帯に沸き上げ運転して貯湯タンク内に高温の給湯水を蓄えておく貯湯式給湯装置が知られている。
【0009】
ところで、深夜電力を用いる加熱手段では、沸き上げ運転した後のときに、給湯水の使用量が多くなってくると貯湯温度が低下してくる。つまり、貯湯温度が低下すると給湯および追い焚きするための必要熱量分が不足することがある。このときには、深夜時間帯以外の昼間時間帯による加熱手段の運転が課せられ電力の維持費が割高となる。また、所望する給湯温度による給湯水が得られず湯切れを起こすなどの問題がある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、上記点に鑑みたものであり、浴水の追い焚きに必要とする追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段を配設させることで、維持費が安くしかも湯切れを防止する貯湯式給湯装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項7に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(1)と、この貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段(2)と、貯湯タンク(1)内に熱交換器(41)を配設し、この熱交換器(41)に浴槽内の浴水を循環させて追い焚きする浴水追い焚き手段(40)と、この浴水追い焚き手段(40)および加熱手段(2)を制御する制御手段(200)とを備える貯湯式給湯装置において、
浴水追い焚き手段(40)には、熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)が設けられるとともに、制御手段(200)は、熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有し、制御手段(200)は、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることを特徴としている。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、この種の貯湯式給湯装置では、一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク(1)内に貯湯量として貯えている。ところが、浴水を追い焚きするときは、概して浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。
【0013】
このときの貯湯タンク(1)内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が熱交換器(41)近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の湯温の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0014】
そこで、本発明では、貯湯タンク(1)内に配設される熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)を設けて、この熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有することにより、追い焚き熱量が熱交換器(41)の受熱量から容易に求めることができるため、浴水を加熱するための熱量のほか、例えば、浴水を循環する配管からの漏洩熱量なども含めた精度の高い追い焚き熱量を求めることができる。
【0015】
追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。
【0016】
請求項2に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の下流に設けられ、この熱交換器(41)の受熱情報を検出する熱量計(49)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、熱量計(49)より検出された受熱情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、熱交換器(41)の下流に熱量計(49)を設け、この熱量計(49)より検出された受熱情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0018】
請求項3に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の上下流にそれぞれ設けられ、熱交換器(41)の出入口温度情報を検出する温度検出手段(45、46)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、温度検出手段(45、46)より検出された温度情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1で述べた熱量計(49)の他に、温度検出手段(45、46)により検出された出入口温度情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0020】
請求項4に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の上流もしくは下流に設けられ、熱交換器(41)を流通する流量情報を検出する流量検出手段(48)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、流量検出手段(48)より検出された流量情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0021】
請求項4に記載の発明によれば、上述した熱量計(49)、温度検出手段(45、46)の他に、流量検出手段(48)により検出された流量情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0022】
請求項5に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)を流通する浴水温を検出する温度検出手段(46)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、温度検出手段(46)より検出された浴水温および追い焚き設定温度に基づいて求めることを特徴としている。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、また、温度検出手段(46)より検出された浴水温および追い焚き設定温度に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に求めることができる。
【0024】
請求項6に記載の発明では、加熱手段(2)は、電源に深夜電力を用いて貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段であって、制御手段(200)は、浴水を追い焚きする前日の深夜時間帯に、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることを特徴としている。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。
【0026】
また、追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱することにより、深夜時間帯以外において加熱手段(2)が作動することがないのでランニングコストの低減が図れる。
【0027】
請求項7に記載の発明では、加熱手段(2)は、ヒートポンプサイクルからなるヒートポンプユニット(2)であって、冷媒が二酸化炭素であることを特徴としている。
【0028】
請求項7に記載の発明によれば、冷媒に二酸化炭素を用いることで、超臨界ヒートポンプサイクルを形成できる。これによれば、フロン系の冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、80〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができるため追い焚き時間を短縮できる。
【0029】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態の貯湯式給湯装置を図1および図2に基づいて説明する。図1は、貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。本実施形態の貯湯式給湯装置は、図1に示すように、1は耐食性に優れた金属製(例えば、ステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用の湯を長時間に渡って保温することができるようになっている。貯湯タンク1は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内および後述する混合弁16に水道水を導入する給水経路である導入管12が接続されている。
【0031】
また、この導入管12には、導入管12を流れる水道水の水温を検出する図示しない給水サーミスタ、および導入される水道水の水圧が所定圧となるように調節するとともに、断水などにおける湯の逆流を防止する図示しない減圧逆止弁が設けられている。
【0032】
なお、給水サーミスタは導入管12を流れる水道水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。そして、導入管12の途中には給水分岐点12aが設けられ、この給水分岐点12aと後述する混合弁16とはバイパス経路である給水配管15により繋がれている。
【0033】
一方、貯湯タンク1の最上部には導出口13が設けられ、導出口13には貯湯タンク1内の湯を導出するための給湯経路である導出管14が接続されている。導出管14の経路途中には逃がし弁53が配設された排出配管52を接続しており、貯湯タンク1内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、貯湯タンク1内の湯を外部に排出して、貯湯タンク1等にダメージを与えないようになっている。
【0034】
16は混合手段である混合弁であり、導出管14と給水配管15との合流点に配置されている。そして、混合弁16は開口面積比(導出管14に連通する湯側の開度と給水配管15に連通する水側の開度の比率)を調節することにより、導出管14からの湯と給水配管15からの水道水との混合比を調節できるようになっている。
【0035】
なお、混合弁16はサーボモータ等の駆動源により弁体を駆動して各経路の開度を調節する電動弁であり、後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
【0036】
混合弁16の出口側には、混合湯経路である配管17aとその配管17bから分岐した配管17bが接続されている。一方の配管17aは、下流端に図示しない給湯水栓、シャワー水栓等へ混合された給湯水を導く配管であり、他方の配管17bは後述する浴水追い焚き手段40に繋がれている。そして、配管17aには、混合された給湯水の温度を検出する図示しない給湯サーミスタと混合された給湯水の流量を検出する図示しない流量カウンタとが設けられている。そして、これらの給湯サーミスタ(図示せず)は配管17a内に流れる給水の温度情報および流量カウンタ(図示せず)は配管17b内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0037】
なお、図示しない流量カウンタが配管17a内の水の流れを検出したときには、給湯水栓、シャワー水栓等のいずれかで湯が使用されようとしているということである。このとき制御装置200は、給湯設定温度に応じて、まず上述した給水サーミスタ(図示しない)からの温度情報と後述する出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の開口面積比を概略調節し、その後給湯サーミスタ(図示せず)からの温度情報に基づいて給湯温度が設定温度となるように混合弁16の開口面積比を微細制御するようになっている。
【0038】
また、貯湯タンク1の下部には、貯湯タンク1内の水を吸入するための吸入口18が設けられ、貯湯タンク1の上部には、貯湯タンク1内に湯を吐出する吐出口19が設けられている。吸入口18と吐出口19とは循環回路20で接続されており、循環回路20の一部はヒートポンプユニット2内に配置されている。
【0039】
循環回路20のヒートポンプユニット2内に配置された部分には、図示しない熱交換器が設けられており、吸入口18から吸入した貯湯タンク1内の水を高温冷媒との熱交換により加熱し、吐出口19から貯湯タンク1内に戻すことにより貯湯タンク1内の水を沸き上げることができるようになっている。
【0040】
なお、本実施形態の加熱手段であるヒートポンプユニット2は、図示しない圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器などのヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプであり、電源に深夜時間帯の深夜電力を用いて貯湯タンク1内の水を沸き上げて貯湯させるようにしている。
【0041】
超臨界ヒートポンプとは、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となるヒートポンプサイクルを言い、例えば、二酸化炭素、エチレン、エタン、酸化窒素などを冷媒とするヒートポンプサイクルである。
【0042】
因みに、超臨界ヒートポンプによれば、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、85℃〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができる。また、ヒートポンプユニット2は後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
【0043】
次に、貯湯タンク1の上部外壁面には、貯湯タンク1内上部の水温を検出する出湯サーミスタ32が設けられており、導出口13から導出される水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0044】
また、貯湯タンク1の外壁面には複数の(本例では6つの)水位サーミスタ33が縦方向にほぼ等間隔に配置され、貯湯タンク1内に満たされた水の各水位レベルでの温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。従って、後述する制御装置200は、水位サーミスタ33からの温度情報に基づいて、貯湯タンク1内上方の沸き上げられた湯と貯湯タンク1内下方の沸き上げられる前の水との温度境界位置を検出できるようになっている。
【0045】
次に、浴水追い焚き手段40は、熱交換器41、循環ポンプ43、三方弁47および浴槽3内の浴水を熱交換器41に循環させて浴槽3内に戻す浴水循環水経路42から構成されている。熱交換器41は、貯湯タンク1内の上方に配設され、浴水を加熱するための熱交換器であって、ヒートポンプユニット2により沸き上げられた湯を熱源としている。
【0046】
循環ポンプ43は電動ポンプであり、後述する制御装置200により制御され、ハウジング内のインペラを回転させることにより浴水を浴槽3から熱交換器41に圧送して浴槽3内に戻すために用いられている。三方弁47は、後述する制御装置200により制御され、浴槽3内の浴水を熱交換器41に流通する流れ方向(図中に示す矢印a)と、熱交換器41を迂回する流れ方向(図中に示す矢印b)とのいずれか一方に切り換えるための三方弁である。
【0047】
また、浴水循環水経路42の上流側には、浴槽3内に湯張りされた浴水の湯量、言い換えれば、浴槽3内の浴水の水位レベルを求めるための水圧を検出する水圧スイッチ44が設けられている。この水圧スイッチ44は、浴槽3内の浴水の流量情報として後述する制御装置200に出力されるように構成している。
【0048】
循環ポンプ43の下流側には、浴水循環水経路42を循環する浴水の浴水温を検出する温度検出手段である第1浴水温サーミスタ46が設けられている。さらに、熱交換器41の下流側に、この熱交換器41を流通した後の浴水温を検出する温度検出手段である第2浴水温サーミスタ45が設けられている。因みに、本実施形態では、第1浴水温サーミスタ46により検出された浴水温が熱交換器41の往き温度(T1)であって、一方の第2浴水温サーミスタ45により検出された浴水温が熱交換器41の戻り温度(T2)である。
【0049】
そして、これらの第1、第2浴水温サーミスタ46、45は浴槽3内の浴水の温度情報として後述する制御装置200に出力するようになっている。なお、第1、第2浴水温サーミスタ46、45は本発明の熱量検出手段である。
【0050】
次に、配管17bは浴槽3内へのお湯張り、差し湯、たし湯するための混合湯が流れる配管であって浴水循環水経路42に繋げられている。そして、この配管17bには、湯張り弁51および図示しない流量カウンタが設けられている。
【0051】
この湯張り弁51は、後述する制御装置200により制御され、配管17bに流れる混合湯を開閉する電磁弁である。図示しない流量カウンタは配管17b内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0052】
次に、200は制御手段である制御装置であり、各サーミスタ32、33、45、46からの温度情報、流量カウンタ(図示しない)からの流量情報、水圧スイッチ44からの流量情報および図示しない操作盤に設けられた操作スイッチからの操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット2、混合弁16、循環ポンプ43、三方弁47、および湯張り弁51等を制御するように構成されている。
【0053】
また、制御装置200には、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵のROM(図示せず)には、予め設定された本発明による追い焚き熱量演算手段である追い焚き制御手段200aが設けられており、この追い焚き制御手段200aによりヒートポンプユニット2および浴水追い焚き手段40を制御して浴槽3内の浴水を追い焚きするようにしている。
【0054】
なお、図示しない操作盤には、操作スイッチとして、電源スイッチ、給湯設定温度スイッチ、湯張りスイッチ、湯張り設定温度スイッチ、追い焚きスイッチ、追い焚き設定温度スイッチなどが設けられている。また、図示しない操作盤は、浴室内や台所等の湯を使用する場所の近傍に設置され、操作盤以外は、屋外等の適所に設置されている。
【0055】
次に、上記構成による貯湯式給湯装置の作動について説明する。まず、図示しない電源スイッチがオンされると、制御装置200は、ヒートポンプユニット2を制御させて通常の温調給湯制御を行なう。この温調給湯制御が実行されると、制御装置200は、貯湯タンク1に設けられた各サーミスタ32、33からの温度情報等や、図示しない操作盤により設定された時刻情報(例えば、深夜時間帯)等に基づいて、適宜ヒートポンプサイクル2を作動させ貯湯タンク1内の水を加熱して高温(例えば85℃の湯)の給湯水を貯えておく。
【0056】
そして、貯えられた高温の給湯水を水と混合させて台所、洗面所、浴槽3などの給湯対象個所に給湯するとともに、給湯水の熱量を用いて浴水を追い焚きするものである。ところで、貯湯式給湯装置の作動は、給湯の用途に供するときと、浴水を追い焚きするときでは制御装置200および各構成部品の作動が異なるため、給湯の用途に供する一例として、浴槽3内に湯張りするときと、浴水を追い焚きするときの作動について述べる。
【0057】
まず、浴槽3内に給湯水を湯張りするときには、湯張りスイッチ(図示せず)を操作することにより、制御装置200は、湯張り弁51を開弁させるとともに、湯張り設定温度に応じて、給水サーミスタ(図示せず)からの温度情報と出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の開口面積比を概略調節し、その後第1浴水温サーミスタ46からの温度情報に基づいて出湯温度が湯張り設定温度となるように混合弁16の開口面積比を微細制御する。
【0058】
これにより、貯湯タンク1内の高温の給湯水と給水配管15からの水との混合された混合湯が配管17bおよび浴水循環水経路42を介して浴槽3内に出湯する。そして、浴槽3内の浴水の水位が予め設定した水位レベルに達すると、この水位レベルを水圧スイッチ44が検出することにより湯張り弁51を閉弁させて所定量の湯張りが完了するものである。なお、流量カウンタ(図示せず)は、湯張り弁51が開弁している間のときの浴槽3内に出湯した湯量が検出されている。
【0059】
この湯張りにより、貯湯タンク1内は、上部から高温の給湯水が導出されることにより、導入管12より水道水が貯湯タンク1の下方に導入される。従って、温度境界位置が貯湯タンク1内上方に移動する。つまり、給湯の用途に供するときには、順次温度境界位置が上方に変動するとともに、貯湯タンク1内の貯湯量が低下していく。
【0060】
次に、浴水を追い焚きするときの作動を図2に基づいて説明する。図2は、制御装置200の追い焚き制御手段200aの制御処理を示すフローチャートである。まず、スタートによりデータ処理用メモリー(RAM)の記憶内容などの初期化を行う。そして、ステップ201にて、追い焚きスイッチ(図示せず)が操作しているか否かを判定する。追い焚きスイッチ(図示せず)が操作しておれば、ステップ202にて、三方弁47の流れ方向をb方向(図1参照)に切り換えるとともに循環ポンプ43を作動させる。これにより、浴槽3内の浴水が熱交換器41を迂回して循環水経路42を循環する。
【0061】
そして、次のステップ203にて、所定時間後に浴水の往き温度(T1)が追い焚き設定温度より低いか否かを判定する。ここで、YESであれば、ステップ204に移行し、三方弁47の流れ方向をa方向(図1参照)に切り換えることで追い焚き温度制御を開始する。これにより、浴水が熱交換器41に流通されて加熱される。
【0062】
そして、次のステップ205にて追い焚き温度制御を開始した直後の温度情報、つまり、熱交換器41の往き温度(T1)および熱交換器41の戻り温度(T2)を読み込んで記憶しておく。そして、次のステップ206にて往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したか否かを判定するまでは、所定時間毎に上記温度情報を読み込みこんで記憶することを継続させる。
【0063】
そして、次のステップ206の判定手段において、往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したときには、次のステップ207に移行して三方弁47の流れ方向をb方向(図1参照)に切り換える。なお、ステップ206において、往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したと判定したときが追い焚き温度制御が終了したものである。
【0064】
そして、次のステップ208では、ステップ205において、記憶された温度情報(T2−T1)および予め循環ポンプ43の仕様値から求めた所定の流量値(Gr)に基づいて追い焚き熱量(Q)を求めるとともに、求めた追い焚き熱量(Q)を記憶するものである。因みに本実施形態では、この追い焚き熱量(Q)を下記、数式(1)よって求めた。
【0065】
【数式1】
Q=(T2−T1)×Gr
ここで、T2およびT1は、追い焚き制御を開始した直後の温度情報(T1、T2)と、追い焚き制御が終了した直前の温度情報(T1、T2)から平均値を求めたものである。この追い焚き熱量(Q)は、熱交換器41が貯湯タンク1内の貯湯熱量から受熱した受熱量である。
【0066】
なお、その後、暫くして往き温度(T1)が低下して追い焚き設定温度よりも下回ると再びステップ203の判定により追い焚き温度制御が開始され、ステップ204〜ステップ208が繰り返されて次の追い焚き熱量(Q)が求められる。従って、ステップ208では、先に求めた追い焚き熱量(Q)に今回の追い焚き熱量(Q)が加算されて記憶されるようになっている。
【0067】
そして、追い焚きスイッチ(図示せず)が停止操作されることにより、ステップ201において、NOと判定されてステップ209にて循環ポンプ43が停止されるとともに、ステップ210において累計された追い焚き累計熱量(QT)が記憶するようにしている。これにより、追い焚きスイッチ(図示せず)を操作して浴水を追い焚きしたときの追い焚き累計熱量(QT)が記憶されている。
【0068】
ところで、本実施形態のヒートポンプユニット2は、浴水を追い焚きする前日の深夜時間帯に稼動させて給湯の用途に供する必要給湯熱量と、追い焚きするために必要とする追い焚き熱量とを見込んで貯湯タンク1内に貯湯熱量として貯える貯湯式給湯装置においては、追い焚きに消費する一日あたりの追い焚き熱量を求めて記憶させることにより、その後の深夜時間帯に作動するヒートポンプユニット2の沸き上げ運転において、上記求められた一日あたりの追い焚き熱量相当分を沸き上げるように制御することが可能となる。
【0069】
なお、本実施形態では、ステップ208において、T2およびT1が追い焚き制御を開始した直後の温度情報(T1、T2)と、追い焚き制御が終了した直前の温度情報(T1、T2)から平均値から求めたが、これに限らず、温度情報(T1、T2)を時間あたりの変化量を積分などによって求めて平均値を算出しても良い。これによれば、精度の高い追い焚き熱量(Q)が求めることができる。
【0070】
以上の第1実施形態の貯湯式給湯装置によれば、この種の貯湯式給湯装置では、一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク1内に貯湯量として貯えている。ところが、浴水を追い焚きするときは、概して浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。
【0071】
このときの貯湯タンク1内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が熱交換器41近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の湯温の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0072】
そこで、本発明では、貯湯タンク1内に配設される熱交換器41の受熱量を求めるための第1浴水温サーミスタ46と第2浴水温サーミスタ45とを設けて、この第1、第2浴水温サーミスタ46、45により温度情報(T1、T2)および流量情報(Gr)に基づいて追い焚き熱量(Q)を求める追い焚き熱量演算手段である追い焚き制御手段200aを有することにより、追い焚き熱量(Q)が熱交換器(41)の受熱量から容易に求めることができる。
【0073】
従って、追い焚き制御手段200aにより求められた追い焚き熱量相当分を予めこの求められた追い焚き熱量を見込んで深夜時間帯に貯湯タンク1内に蓄熱するようにヒートポンプユニット2を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。さらに、消費する追い焚き熱量が深夜電力を用いて貯湯することが可能なため維持費が安くできる。
【0074】
また、上記追い焚き熱量相当分を貯湯タンク1内に蓄熱することにより、深夜時間帯以外においてヒートポンプユニット2が作動することがないのでランニングコストの低減が図れる。
【0075】
また、ヒートポンプユニット2の冷媒に二酸化炭素を用いることで、超臨界ヒートポンプサイクルを形成できる。これによれば、フロン系の冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、80〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができるため追い焚き時間を短縮できる。
【0076】
なお、第1、第2浴水温サーミスタ46、45は、できるだけ熱交換器41の近傍に設けることで、浴水を循環する配管からの漏洩熱量なども含めた精度の高い追い焚き熱量を求めることができる。
【0077】
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるために熱交換器41への往き温度(T1)を検出する第1浴水温サーミスタ46および戻り温度(T2)を検出する第2浴水温サーミスタ45を設けたが、これに限らず、熱交換器41を流通した後の浴水の受熱量を検出する熱量計を設けても良い。
【0078】
具体的には、図3に示すように、浴水循環経路42において、熱交換器41の下流に、第1実施形態では第2浴水温サーミスタ45が設けられた部位に熱量検出手段である熱量計49を設けたものである。なお、第1実施形態と同様の構成は同一の符合を付して説明は省略する。以上の構成によれば、熱交換器41を流通した直後の浴水循環水経路42を流れる浴水の熱量を熱量計49により直接検出できるので精度の高い追い焚き熱量(Q)が容易に求めることができる。
【0079】
(他の実施形態)
以上の第1実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるための流量情報を循環ポンプ43の仕様値から求めた所定の流量値(Gr)と設定したが、図4に示すように、浴水循環水経路42の循環ポンプ43の下流に、浴水循環水経路42を流れる流量を検出する熱量検出手段である流量検出手段48を設け、流量検出手段48より検出された流量情報に基づいて追い焚き熱量(Q)を求めても良い。
【0080】
これによれば、流量情報の検出が第1実施形態よりも精度が高いので、精度の高い追い焚き熱量(Q)が容易に求めることができる。
【0081】
また、以上の実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるための熱量検出手段である第2浴水温サーミスタ45、熱量計49または流量検出手段48などを浴水循環水経路42に設けたが、水圧センサ44より検出される流量情報および追い焚き開始時に第1浴水温サーミスタ46より検出される往き温度(T1)と追い焚き設定温度とに基づいて追い焚き熱量(Q)を演算しても良い。
【0082】
因みに、Q=(設定温度―追い焚き開始時T1)×浴水量により求めることができる。なお、このときには、配管などの漏洩熱量を係数として加算することにより精度の高い追い焚き熱量(Q)を求めることができる。以上の構成によれば、追い焚き熱量(Q)を求めるための熱量検出手段が最小限となるため部品点数を増加しなくても良い。
【0083】
また、以上の実施形態では、本発明を圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器などのヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプからなるヒートポンプユニット2に適用したが、これに限らず、一般のヒートポンプサイクルを構成する加熱手段に適用しても良い。さらに、貯湯タンク1内に電気ヒータが配設され、深夜電力を用いて給湯水を蓄える電気温水器に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態における制御装置200の追い焚き制御手段の制御処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】他の実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1…貯湯タンク
2…ヒートポンプユニット(加熱手段)
40…浴水追い焚き手段
41…熱交換器
45…第2浴水温サーミスタ(熱量検出手段、温度検出手段)
46…第1浴水温サーミスタ(熱量検出手段、温度検出手段)
48…流量検出手段(熱量検出手段)
49…熱量計(熱量検出手段)
200…制御装置(制御手段)
200a…追い焚き制御手段(追い焚き熱量演算手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hot water storage type hot water supply apparatus including a hot water storage tank for storing hot water for hot water supply heated by a heating means, and particularly relates to replenishing bath water in a bathtub using the amount of heat of the stored hot water.
[0002]
[Prior art]
In this type of heat pump type hot water storage type hot water supply device, the hot water in the hot water storage tank is circulated and boiled up in the condenser that constitutes the heat pump, the hot water is stored in the hot water storage tank, and at least the hot water can be supplied to the bathtub. In addition, a reheating heat exchanger configured to circulate the bath water in the bathtub so as to be reheated is provided in the hot water storage tank, and the heat of the hot water in the hot water storage tank is used as a heat source for reheating the bath water.
[0003]
In addition, the reheating heat exchanger has a double-pipe structure, and the bath water in the bathtub is circulated in either the outer pipe or the inner pipe, and in addition to the heat of the hot water, gas or oil is supplied to the other. It is configured to circulate hot water generated by a separate heat source machine as fuel. As a result, even when the amount of hot water in the hot water storage tank decreases or when the outside air temperature is low such as in winter, the water temperature of the bath water can be increased by the heat source device other than the condenser that constitutes the heat pump. There is no shortage of capability so that sufficient chasing can be performed (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-22266 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-mentioned Patent Document 1, providing a heat source device using gas or petroleum as a fuel other than the condenser constituting the heat pump as a heat source for replenishing the bath water is complicated and large-scale. In addition, there is a problem that the equipment cost and the maintenance cost become high.
[0006]
Therefore, a simple configuration in which a reheating heat exchanger is provided in the hot water storage tank and the amount of hot water in the hot water storage tank is used is desirable. In addition, this type of hot water storage type hot water supply apparatus generally stores in the hot water storage tank 1 a hot water storage amount corresponding to a necessary heat amount for hot water supply to a hot water supply target area and a replenishment of bath water as hot water storage amount in advance. ing.
[0007]
However, when the bath water is replenished, it is often executed after a large amount of hot water is supplied by hot water filling a bathtub. At this time, if the temperature boundary position that forms the boundary between hot water and water reaches the vicinity of the reheating heat exchanger due to the decrease in the amount of stored hot water, the amount of stored hot water becomes insufficient and the reheating time becomes shorter. There is a problem that the hot water supply runs out due to a very long time or a decrease in hot water storage temperature.
[0008]
In addition to the above-mentioned Patent Document 1, as a hot water storage type hot water supply device having a function of replenishing bath water, the heating means consisting of a heat pump is heated up at midnight hours using midnight power, which is cheaper than the daytime. A hot water storage type hot water supply device that stores hot hot water in a hot water storage tank is known.
[0009]
By the way, in the heating means using midnight power, the hot water storage temperature decreases when the amount of hot water used increases after the boiling operation. In other words, when the hot water storage temperature is lowered, there may be a shortage of the necessary amount of heat for hot water supply and chasing. At this time, the heating means is operated in the daytime period other than the midnight time period, and the maintenance cost of the electric power is higher. In addition, there is a problem that hot water supply due to a desired hot water supply temperature cannot be obtained and hot water runs out.
[0010]
Accordingly, an object of the present invention has been made in view of the above points, and by providing a reheating heat amount calculation means for obtaining reheating heat amount required for reheating the bath water, the maintenance cost is low and the hot water runs out. It is an object of the present invention to provide a hot water storage type hot water supply apparatus that prevents the above.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the technical means described in claims 1 to 7 are employed. That is, according to the first aspect of the present invention, a hot water storage tank (1) for storing hot water for hot water supply therein, a heating means (2) for boiling up water in the hot water storage tank (1), a hot water storage tank ( 1) A heat exchanger (41) is disposed in the bath, and a bath water replenishing means (40) for circulating the bath water in the bathtub through the heat exchanger (41) and retreating the bath water. In a hot water storage type hot water supply apparatus comprising a control means (200) for controlling the means (40) and the heating means (2),
The bath water replenishing means (40) is provided with heat amount detection means (45, 46, 48, 49) for detecting temperature information and flow rate information or heat reception information for obtaining the heat reception amount of the heat exchanger (41). At the same time, the control means (200) has a reheating heat amount calculating means (200a) for obtaining reheating heat quantity based on the temperature information and flow rate information or heat receiving information detected by the heat quantity detection means (45, 46, 48, 49).And the control means (200) causes the heating means (2) to boil up so that the amount corresponding to the reheating heat quantity obtained by the reheating heat quantity calculation means (200a) is stored in the hot water storage tank (1).It is characterized by that.
[0012]
According to the first aspect of the present invention, in this type of hot water storage type hot water supply apparatus, a hot water storage amount corresponding to a necessary heat amount for hot water supply to a hot water supply target area and replenishment of bath water consumed per day is stored in advance. It is stored in the tank (1) as hot water storage. However, when the bath water is replenished, it is generally executed after a large amount of hot water supplied by hot water filling a bathtub or the like is discharged.
[0013]
In the hot water storage tank (1) at this time, if the temperature boundary position that forms the boundary between hot water and water reaches the vicinity of the heat exchanger (41) due to a decrease in the amount of stored hot water, the amount of stored hot water becomes insufficient and will follow up. There are problems such as a very long burning time and running out of hot water due to a decrease in hot water temperature.
[0014]
Therefore, in the present invention, the heat amount detection means (45, 46, 48) for detecting temperature information and flow rate information or heat reception information for obtaining the heat reception amount of the heat exchanger (41) disposed in the hot water storage tank (1). 49) and a reheating heat amount calculating means (200a) for obtaining a reheating heat amount based on temperature information and flow rate information or heat receiving information detected by the heat amount detecting means (45, 46, 48, 49). Therefore, the amount of reheating heat can be easily obtained from the amount of heat received by the heat exchanger (41). In addition to the amount of heat for heating the bath water, for example, the amount of heat leaked from the piping through which the bath water is circulated It is possible to determine the amount of reheating heat with high accuracy.
[0015]
ChaseBy heating up the heating means (2) so that the amount equivalent to the amount of reheating heat determined by the amount of heat calculating means (200a) is stored in the hot water storage tank (1), the hot water supply runs out during reheating. It is possible to refill the bathing water without causing trouble.Become.
[0016]
In the invention according to claim 2, the calorimeter is provided at the downstream of the heat exchanger (41) and the heat quantity detecting means (45, 46, 48, 49) detects heat reception information of the heat exchanger (41). (49), and the reheating calorie calculating means (200a) is characterized in that the reheating calorie calculating means (200a) obtains it based on the heat receiving information detected by the calorimeter (49) when reheating the bath water.
[0017]
According to invention of Claim 2, a calorimeter (49) is provided in the downstream of a heat exchanger (41), and it calculates | requires based on the heat-receiving information detected from this calorimeter (49), By reheating heat amount Can be obtained easily and accurately.
[0018]
In the invention according to claim 3, the heat quantity detection means (45, 46, 48, 49) is provided on the upstream and downstream sides of the heat exchanger (41), respectively, and detects the inlet / outlet temperature information of the heat exchanger (41). The temperature detection means (45, 46), the reheating heat amount calculation means (200a), obtains the temperature based on the temperature information detected by the temperature detection means (45, 46) when reheating the bath water. It is characterized by.
[0019]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the calorimeter (49) described in the first aspect, the determination is made based on the inlet / outlet temperature information detected by the temperature detecting means (45, 46). The amount of heat can be determined easily and accurately.
[0020]
In the invention according to claim 4, the heat quantity detection means (45, 46, 48, 49) is provided upstream or downstream of the heat exchanger (41) and detects flow rate information flowing through the heat exchanger (41). A flow rate detecting means (48) for reheating, wherein the reheating heat amount calculating means (200a) obtains based on flow rate information detected by the flow rate detecting means (48) when reheating the bath water. Yes.
[0021]
According to the invention described in claim 4, in addition to the calorimeter (49) and the temperature detection means (45, 46) described above, by obtaining based on the flow rate information detected by the flow rate detection means (48), The amount of reheating heat can be determined easily and accurately.
[0022]
In the invention according to claim 5, the calorific value detecting means (45, 46, 48, 49) is a temperature detecting means (46) for detecting the temperature of the bath water flowing through the heat exchanger (41), and is a reheating heat quantity. The calculating means (200a) is characterized in that, when bathing water, the calculating means (200a) obtains it based on the bath water temperature and the chasing set temperature detected by the temperature detecting means (46).
[0023]
According to the fifth aspect of the present invention, the amount of reheating heat can be easily obtained by obtaining it based on the bath water temperature and the reheating set temperature detected by the temperature detecting means (46).
[0024]
In the invention described in claim 6, the heating means (2) is a heating means for boiling up water in the hot water storage tank (1) using midnight power as a power source, and the control means (200) is a bath. The heating means (2) is heated up so that the reheating heat amount equivalent to the reheating heat quantity calculation means (200a) is stored in the hot water storage tank (1) during the midnight time the day before the water is reclaimed. It is characterized by letting.
[0025]
According to the sixth aspect of the present invention, the heating means (2) is caused to boil up so that the reheating heat amount equivalent to the reheating heat quantity calculation means (200a) is stored in the hot water storage tank (1). Thus, it is possible to reliably reheat the bath water without running out of hot water during reheating.
[0026]
Further, by storing the amount corresponding to the amount of reheating heat in the hot water storage tank (1), the heating means (2) does not operate except in the midnight time zone, so that the running cost can be reduced.
[0027]
In the invention according to claim 7, the heating means (2) is a heat pump unit (2) comprising a heat pump cycle, and the refrigerant is carbon dioxide.
[0028]
According to invention of Claim 7, a supercritical heat pump cycle can be formed by using a carbon dioxide for a refrigerant | coolant. According to this, hot water supply water having a higher temperature (for example, about 80 to 90 ° C.) than a general heat pump cycle using a chlorofluorocarbon refrigerant can be boiled, so that the reheating time can be shortened.
[0029]
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows a corresponding relationship with the specific means of embodiment mentioned later.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a hot water storage type hot water supply apparatus according to a first embodiment to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. 1 and 2. FIG. 1 is a schematic diagram showing an overall configuration of a hot water storage type hot water supply apparatus. In the hot water storage type hot water supply apparatus of the present embodiment, as shown in FIG. 1, reference numeral 1 is a metal (for example, stainless steel) hot water storage tank excellent in corrosion resistance, and a heat insulating material (not shown) is arranged on the outer periphery. Hot water for hot water supply can be kept warm for a long time. The hot water storage tank 1 has a vertically long shape, and an
[0031]
In addition, the
[0032]
The water supply thermistor outputs temperature information of tap water flowing through the
[0033]
On the other hand, a lead-out
[0034]
[0035]
The mixing
[0036]
Connected to the outlet side of the mixing
[0037]
Note that when a flow counter (not shown) detects the flow of water in the
[0038]
A
[0039]
A heat exchanger (not shown) is provided in a portion of the
[0040]
In addition, the heat pump unit 2 which is a heating means of the present embodiment is a supercritical heat pump composed of refrigerant functional parts constituting a heat pump cycle such as a compressor, a condenser, a decompressor, and an evaporator (not shown), and the power source is midnight The water in the hot water storage tank 1 is boiled and stored using the midnight power of the belt.
[0041]
The supercritical heat pump refers to a heat pump cycle in which the refrigerant pressure on the high pressure side is equal to or higher than the critical pressure of the refrigerant. For example, the heat pump cycle uses carbon dioxide, ethylene, ethane, nitrogen oxide, or the like as the refrigerant.
[0042]
Incidentally, according to the supercritical heat pump, hot water can be boiled at a higher temperature (for example, about 85 ° C. to 90 ° C.) than a general heat pump cycle. The heat pump unit 2 is operated by a control signal from a
[0043]
Next, a
[0044]
In addition, a plurality of (six in this example)
[0045]
Next, the bath water replenishing means 40 circulates the
[0046]
The
[0047]
Further, on the upstream side of the bath water
[0048]
On the downstream side of the
[0049]
And these 1st, 2nd bath
[0050]
Next, the
[0051]
The hot
[0052]
Next,
[0053]
The
[0054]
The operation panel (not shown) is provided with a power switch, a hot water supply set temperature switch, a hot water switch, a hot water set temperature switch, a reheating switch, a reheating set temperature switch, and the like as operation switches. An operation panel (not shown) is installed in the vicinity of a place where hot water is used such as in a bathroom or kitchen, and the operation panel other than the operation panel is installed in a suitable place such as outdoors.
[0055]
Next, the operation of the hot water storage type hot water supply apparatus having the above configuration will be described. First, when a power switch (not shown) is turned on, the
[0056]
Then, the stored hot water supply water is mixed with water to supply hot water to the hot water supply target places such as the kitchen, the washroom, and the bathtub 3, and the hot water is used to replenish the bath water. By the way, the operation of the hot water storage type hot water supply apparatus is different from the operation of the
[0057]
First, when hot water is filled in the bathtub 3, by operating a hot water switch (not shown), the
[0058]
As a result, the hot water mixed with the hot hot water in the hot water storage tank 1 and the water from the
[0059]
Due to this hot water filling, hot water in the hot water storage tank 1 is led out from the upper part, so that tap water is introduced below the hot water storage tank 1 from the
[0060]
Next, the operation when chasing the bath water will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a flowchart showing the control processing of the chase control means 200a of the
[0061]
Then, in the
[0062]
Then, the temperature information immediately after starting the reheating temperature control in the
[0063]
Then, in the determination means in the
[0064]
In the
[0065]
[Formula 1]
Q = (T2-T1) × Gr
Here, T2 and T1 are average values obtained from the temperature information (T1, T2) immediately after the start-up control and the temperature information (T1, T2) immediately before the end-up control is finished. This reheating heat amount (Q) is the amount of heat received by the
[0066]
After that, when the forward temperature (T1) decreases for a while and falls below the reheating set temperature, the reheating temperature control is started again by the determination at
[0067]
When the reheating switch (not shown) is stopped, NO is determined in
[0068]
By the way, the heat pump unit 2 of the present embodiment expects the required amount of hot water to be used for hot water supply by operating in the midnight time the day before the bath water is replenished, and the amount of reheating heat necessary for reheating. In the hot water storage type hot water storage device that stores hot water in the hot water storage tank 1 as a heat source, the boiling heat of the heat pump unit 2 that operates in the later midnight time period is obtained by determining and storing the reheating heat amount per day consumed for reheating. In the raising operation, it is possible to control so as to boil up the amount equivalent to the calculated amount of reheating heat per day.
[0069]
In the present embodiment, in
[0070]
According to the hot water storage type hot water supply apparatus of the first embodiment described above, in this type of hot water storage type hot water supply apparatus, hot water storage corresponding to the amount of heat necessary for hot water supply to the hot water supply target area and replenishment of the bath water consumed per day. The amount of heat is stored in advance in the hot water storage tank 1 as a hot water storage amount. However, when the bath water is replenished, it is generally executed after a large amount of hot water supplied by hot water filling a bathtub or the like is discharged.
[0071]
At this time, if the temperature boundary position that forms the boundary between hot water and water reaches the vicinity of the
[0072]
Therefore, in the present invention, a first bath
[0073]
Accordingly, the heat pump unit 2 is heated up so as to store heat in the hot water storage tank 1 in the late-night time period in consideration of the reheating heat amount calculated in advance by the reheating control means 200a. Accordingly, it is possible to reliably recharge the bath water without running out of hot water during reheating. Furthermore, since the amount of additional heat consumed can be stored using late-night power, maintenance costs can be reduced.
[0074]
Further, by storing the amount corresponding to the amount of reheating heat in the hot water storage tank 1, the heat pump unit 2 does not operate outside the midnight time zone, so that the running cost can be reduced.
[0075]
Moreover, a supercritical heat pump cycle can be formed by using carbon dioxide as the refrigerant of the heat pump unit 2. According to this, hot water supply water having a higher temperature (for example, about 80 to 90 ° C.) than a general heat pump cycle using a chlorofluorocarbon refrigerant can be boiled, so that the reheating time can be shortened.
[0076]
The first and second bath
[0077]
(Second Embodiment)
In the first embodiment described above, the first bath
[0078]
Specifically, as shown in FIG. 3, in the bath
[0079]
(Other embodiments)
In the first embodiment described above, the flow rate information for obtaining the reheating heat quantity (Q) is set as the predetermined flow rate value (Gr) obtained from the specification value of the
[0080]
According to this, since the detection of flow rate information is more accurate than in the first embodiment, it is possible to easily obtain a recurring heat quantity (Q) with high accuracy.
[0081]
In the above embodiment, the second bath
[0082]
Incidentally, it can be obtained by Q = (set temperature−starting time T1) × the amount of bath water. At this time, it is possible to obtain a recurring heat quantity (Q) with high accuracy by adding the amount of heat leaked from the piping or the like as a coefficient. According to the above configuration, the heat quantity detecting means for obtaining the reheating heat quantity (Q) is minimized, so that it is not necessary to increase the number of parts.
[0083]
In the above embodiment, the present invention is applied to the heat pump unit 2 composed of a supercritical heat pump composed of refrigerant functional parts constituting a heat pump cycle such as a compressor, a condenser, a decompressor, and an evaporator. Instead, it may be applied to heating means constituting a general heat pump cycle. Furthermore, an electric heater may be provided in the hot water storage tank 1 and applied to an electric water heater that stores hot water using late-night power.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an overall configuration of a hot water storage type hot water supply apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a control process of a chase control unit of the
FIG. 3 is a schematic diagram showing an overall configuration of a hot water storage type hot water supply apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an overall configuration of a hot water storage type hot water supply apparatus according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
1 ... Hot water storage tank
2 ... Heat pump unit (heating means)
40. Bathing water pursuit means
41 ... Heat exchanger
45. Second bath water temperature thermistor (heat quantity detection means, temperature detection means)
46. First bath water temperature thermistor (heat quantity detection means, temperature detection means)
48 ... Flow rate detection means (heat quantity detection means)
49 ... Calorimeter (heat quantity detection means)
200: Control device (control means)
200a ... reheating control means (reheating calorie calculating means
Claims (7)
前記貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段(2)と、
前記貯湯タンク(1)内に熱交換器(41)を配設し、前記熱交換器(41)に浴槽内の浴水を循環させて追い焚きする浴水追い焚き手段(40)と、
前記浴水追い焚き手段(40)および前記加熱手段(2)を制御する制御手段(200)とを備える貯湯式給湯装置において、
前記浴水追い焚き手段(40)には、前記熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)が設けられるとともに、
前記制御手段(200)は、前記熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有し、
前記制御手段(200)は、前記追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を前記貯湯タンク(1)内に蓄熱するように前記加熱手段(2)を沸き上げ運転させることを特徴とする貯湯式給湯装置。A hot water storage tank (1) for storing hot water for hot water supply inside,
Heating means (2) for boiling water of the hot water storage tank (1);
A heat exchanger (41) disposed in the hot water storage tank (1), and bath water replenishing means (40) for circulating the bath water in the bathtub through the heat exchanger (41) and repelling it;
In the hot water storage type hot water supply apparatus comprising the bath water replenishing means (40) and the control means (200) for controlling the heating means (2).
The bath water replenishing means (40) is provided with heat quantity detection means (45, 46, 48, 49) for detecting temperature information and flow rate information or heat reception information for obtaining the amount of heat received by the heat exchanger (41). As well as
The control means (200) includes a reheating heat amount calculation means (200a) for obtaining a reheating heat amount based on the temperature information and flow rate information or heat receiving information detected by the heat amount detection means (45, 46, 48, 49). Have
The control means (200) causes the heating means (2) to boil up so that the amount corresponding to the reheating heat quantity obtained by the reheating heat quantity calculation means (200a) is stored in the hot water storage tank (1). This is a hot water storage type hot water supply device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015325A JP3868908B2 (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Hot water storage water heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015325A JP3868908B2 (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Hot water storage water heater |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004226010A JP2004226010A (en) | 2004-08-12 |
JP3868908B2 true JP3868908B2 (en) | 2007-01-17 |
Family
ID=32903115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003015325A Expired - Fee Related JP3868908B2 (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Hot water storage water heater |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3868908B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226664A (en) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | Storage type hot water supply system |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4688649B2 (en) * | 2005-11-22 | 2011-05-25 | 中国電力株式会社 | Water heater |
JP2009270755A (en) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Heat-transfer pipe for heat exchanger and heat exchanger using the same |
JP5343398B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-11-13 | パナソニック株式会社 | Water heater |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003015325A patent/JP3868908B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226664A (en) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | Storage type hot water supply system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004226010A (en) | 2004-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7021073B2 (en) | Heat pump hot water supply system of hot water storage type | |
JP4688586B2 (en) | Hot water storage type heat pump water heater | |
JP4294624B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP2008020100A (en) | Hot water storage type hot water supply heating device | |
JP4407643B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP4034254B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP3868908B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP3868909B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP3855938B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP5115294B2 (en) | Water heater | |
JP4779878B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP5087417B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP2004020013A (en) | Hot water storage type hot water supply device | |
JP3869426B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP5979042B2 (en) | Water heater | |
JP5023607B2 (en) | Hot water supply apparatus and control method thereof | |
JP2005043000A (en) | Bath water reheating device for hot water storage type water heater | |
JP3868924B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP4207867B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP4155162B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP3901108B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP3855942B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP4515883B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP2019184132A (en) | Storage water heater | |
JP5329363B2 (en) | Hot water storage water heater |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060301 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060301 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |