JP3868110B2

JP3868110B2 - Vine treatment machine

Info

Publication number: JP3868110B2
Application number: JP12691798A
Authority: JP
Inventors: 穣桑原; 智之黒田
Original assignee: セイレイ工業株式会社
Priority date: 1998-04-20
Filing date: 1998-04-20
Publication date: 2007-01-17
Anticipated expiration: 2018-04-20
Also published as: JPH11299321A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植生する甘藷の蔓等を根部から分離させ、後方へ移動させる蔓処理機に関する。
【０００２】
【従来技術】
機体の前部から後部に亘って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置を配設し、各切断装置の前下部から前方へ張出し状に配設されたデバイダを備え、機体の進行中、各切断装置がデバイダにより案内された植生茎葉部を茎葉搬送処理部の左右で切断し、茎葉搬送処理部がこの切断された茎葉部を前部で掻き込み、続いて斜め後方へ搬送し、この搬送過程でその根部から分離させ、後部から排出するように作動する蔓処理機は存在している。
【０００３】
この処理機をその保管場所から離れた場所で使用するようなときは、自力走行より移動していたのでは時間がかかるため、例えば、軽トラックの荷台に積載して所要の場所まで移動させることが行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記した蔓処理機は比較的機体が長いため、軽トラックの荷台に載せる際に前方へ張り出しているデバイダが障害をなすことがある。
また、デバイダは細長棒状のものであるから他物と接触することにより曲がる等の損傷を受け易いのである。
本発明は、斯かる実情に簡便に対処し得る蔓処理機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、機体の前部から後部に亘って茎葉搬送処理部Ｅを上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部Ｅの左右各側の前方に切断装置２１，２１を配設し、この切断装置２１，２１の上部に細棒で形成した上部案内棒２６，２６を前向き上り傾斜に設け、且つ揺動されて収納可能となされると共に、前記各切断装置２１，２１の前下部から前方へ張出し状に配設された細棒で形成したデバイダ２５，２５を備え、機体の進行中、前記各切断装置２１，２１で前記デバイダ２５，２５により案内された植生茎葉部ｗを前記茎葉搬送処理部Ｅの左右で切断し、この切断された前記茎葉部ｗを前記茎葉搬送処理部の前部で掻き込み、続いて斜め後方へ搬送し、この搬送過程でその根部から分離させ、後部から排出するように作動する蔓処理機において、前記デバイダ２５，２５を支持用条部材７５と結合部材８６とを介して上下揺動および前後向きに摺動変位自在に構成し、前記各デバイダ２５，２５を前方張出し姿勢から前方非張出し姿勢へ或いはこの逆へ姿勢変更操作可能に装着したものである。
【０００６】
上記蔓処理機において、デバイダを前方非張出し姿勢にすると、機体全長がその張出し長さ分短くなり、またデバイダは他物と接触し難くなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、図１〜図１５を参照して、本発明の一実施例を説明する。
図１は本発明に係る茎葉処理機の右側面図、図２は前記処理機の平面図である。
【０００８】
本実施例の茎葉処理機は、走行車両Ａ、畝押さえ機構部Ｂ、回動中心伝動機構部Ｃ、分草切断部Ｄ、及び茎葉搬送処理部Ｅを備えている。
このさい、分草切断部Ｄは走行車両Ａに装設され、また畝押さえ機構部Ｂ、回動中心伝動機構部Ｃ及び茎葉搬送処理部Ｅは一体状に結合されると共に、走行車両Ａに対して支点Ｏ廻りの揺動変位可能となされている。
【０００９】
先ず走行車両Ａについて図１、図２、図３及び図４により説明する。
図３は茎葉搬送処理部Ｅを省略した前記処理機の平面図、図４は前記処理機の上部機構を省略した平面図である。
【００１０】
１はエンジンであり、これの左側にはミッションケース２が固設してある。
２ａはミッションケース２に装設された変速レバーである。
【００１１】
ミッションケース２の左側面とエンジン１の右側面とに走行駆動ケース３、３を配設してあり、各走行駆動ケース３、３の後端部はミッションケース２に水平横軸４廻りの揺動調整可能に結合してある。
そして各走行駆動ケース３、３の前端部に走行車輪５、５が設けてある。
【００１２】
６はエンジン１の前部からこれの左右各側の前方へ向けて延出させた前側車両フレームである。
左右各側の前側車両フレーム６の長さ途中には、上記回動中心伝動機構部Ｃ及び茎葉搬送処理部Ｅを支持するための枢支部７、７が固設してある。
【００１３】
各枢支部７近傍に位置した前側車両フレーム６、６個所には下向き支持部材８が固設してある。
各支持部材８は複数の固定孔をその長手方向へ列設されており、この固定孔の任意なものに各走行駆動ケース３の前端部がボルト固定されている。
各走行車輪４の高さを調整するさいは、走行駆動ケース３の前端部を固定させる固定孔を変更する。
【００１４】
前側車両フレーム６の後部同体個所からは操縦ハンドル９がエンジン１の上方を経てその後方へ張り出した状態に設けてあり、この操縦ハンドル９には各種の操縦レバーが装着されている。
また、上記枢支部７、７よりも前方の左右の前側車両フレーム６、６にはゲイジ輪１０、１０が高さ調整可能に装着してある。
【００１５】
このような構成とした走行車両Ａにおいて、上記エンジン１の動力はミッションケース２に伝達され、ここで変速され、左右の走行駆動ケース３、３を経て各走行車輪５、５に伝達される。
【００１６】
次に畝押さえ機構部Ｂについて、図１、図３及び図５により説明する。
図５は前記処理機の使用状態を示す正面図である。
【００１７】
１１ａ及び１１ｂは左右一対のローラユニットであり、各ローラユニット１１ａ、１１ｂは複数の鼓形ローラ１２を前後方向へ配列し、これらローラ１２の各々を支持枠１３に回転自在に軸着し、この支持枠１３を後述の回動中心伝動機構部Ｃの回動中心伝動ケース１４に固定されたＵ形支持フレーム１３１に位置調整機構１３ａを介して固定した構成となしてある。
【００１８】
これら左右一対のローラユニット１１ａ、１１ｂは前面視ハ字状に配置されると共に、高さ及び左右位置の調整可能に装着されている。
【００１９】
このような構成となされた畝押さえ機構部Ｂは、ローラ１２により畝面Ｕの左右を適当に押さえるように作用する。
【００２０】
次に回動中心伝動機構部Ｃについて、図１〜図３、図４及び図６により説明する。
図６は前記処理機の側面視断面図である。
【００２１】
１４は左右一対の枢支部７、７の間に架装された回動中心伝動ケースで、これに貫通され前記支点Ｏに合致された横向き支点軸１５を介して支持されると共に、この軸１５廻りの揺動自在となされている。
【００２２】
回動中心伝動ケース１４の後面には回転入力軸１６ａが設けてあり、この回転入力軸１６ａは上記ミッションケース２の前面に突出された回転取出軸１６ｂに結合軸１６を介して連動連結させてある。
【００２３】
回動中心伝動ケース１４の上面からは左右一対の駆動軸１７、１７が突出されており、駆動軸１７、１７及び横向き支点軸１５は歯車及びチェーン等の伝動機構を介して上記回転入力軸１６ａと連動連結されている。
【００２４】
回動中心伝動ケース１４と同体のＵ形支持フレーム１３１と走行車両フレーム６との間にはネジ式伸縮作動体１８が架装してあり、このネジ式伸縮作動体１８の入力部に、走行車両フレーム６の右側に前後向きに配設された回転操作軸１９の先端を結合させてある。
この回転操作軸１９は長手方向途中を走行車両フレーム６と同体に固定された軸受片２０を介して回転自在に支持されると共に、後端部をクランク形に屈曲されて操作部１９ａとなされている。
【００２５】
ネジ式伸縮作動体１８は操作部１９ａの回転操作により上下方向へ伸縮作動され、これに連動して回動中心伝動ケース１４が水平横軸１５廻りへ揺動される。
【００２６】
次に分草切断部Ｄについて、図１、図２、図３、図６、図７及び図８により説明する。
図７は前記処理機の使用状態を示す斜視図、図８は一部を拡大した側面視説明図である。
【００２７】
２１及び２１は左右各側の前側車両フレーム６、６に装着された蔓切断装置であり、各切断装置２１は前部に縦向きのバリカン式切り刃２２を設けると共に、外周囲を装置フレーム２３で被った構成としている。
この装置フレーム２３の外側部２３ａは、切断装置２１を作動させるための図示しない切断操作レバー（例えば、クラッチレバー）の操作により、図１及び図２に示す閉鎖状態から図７に示すような開放状態に変位され、この開放により切り刃２２が露出される。
このさい、前記切断操作レバーは二つ設け、各々を左右の各切断装置２１、２１に専属的に対応させる。
【００２８】
各切断装置２１の下部には前下がり状の上縁を具備した掘り起こし板２４が縦向きに固定してあり、また堀り起こし板２４にはデバイダ２５が固定してある。
このデバイダ２５は堀り起こし板２４から前方へ突出された突出棒２５ａとこれの先端に後向き上り傾斜状に固定された持上げ用案内棒２５ｂと、突出棒２５ａから外側へ張り出させた付加棒２５ｃとからなっている。
このさい、左右の各案内棒２５ｂは突出棒２５ａの先端から後述する掻込み部ｘの左右の各最外箇所へ及ぶものとなされる。
【００２９】
一方、各切断装置２１の上部には上側案内棒２６が前向き上り傾斜に設けてある。
この案内棒２６は矢印方向ｆ１へ揺動されて図８に仮想線ｋ１で示す状態に収納可能となされている。
【００３０】
また、左右の切断装置２１、２１の切り刃２２は前記横向き支点軸１５により駆動されるようになすのであり、このため横向き支点軸１５の左右各端部にクランク部２７を形成し、左右各側で、このクランク部２７と切り刃２２の入力部材２２ａとをリンク部材２８で連結させてある。
【００３１】
次に茎葉搬送処理部Ｅについて説明する。
この処理部Ｅは図１及び図２に示すように下部挟持搬送経路機構２９と上部挟持搬送経路機構３０とを具備した茎葉搬送装置３１を主体としている。
この茎葉搬送装置３１は走行車両Ａの前部から後部上方に及ぶものであり、また、上部挟持搬送経路機構３０は前側と後側とに分割し、前側の上部挟持搬送経路機構３０Ａを掻込み装置と兼用させてある。
【００３２】
上記下部挟持搬送経路機構２９を、図１、図３、図４、図６及び図９により説明すると次のとおりである。
図９は前記処理機の一部を省略した状態の平面図である。
【００３３】
これらの図に示すように左右一対の駆動軸１７、１７の各々に前側中間プーリ３２及びスプロケット３３が固定してあり、また、切断装置２１よりも少し後方箇所に回動中心伝動機構部Ｃと同体で駆動軸１７廻りの若干の揺動変位可能となされたチェーンケース３８を介して、左右一対の回転軸３４、３４を装設し、これら各軸３４に前部プーリ３５及びスプロケット３６を固定している。
【００３４】
そして、左右各側においてスプロケット３３とスプロケット３４との間に無端状のチェーン３７が掛け回してあり、このチェーン３７の外周囲を前記チェーンケース３８で被っている。
【００３５】
各駆動軸１７にはアーム部材３９、３９が一定範囲内の水平揺動可能に枢着してあり、また、各アーム部材３９の後端部に支持軸４０が固定してある。
この各支持軸４０には後側中間プーリ４１を回転自在に装着すると共に付勢アーム部材４２を一定範囲内の水平揺動可能に装着している。
【００３６】
このさい、付勢アーム部材４２は二本の筒部材４２ａ、４２ｂを伸縮可能に嵌合させると共にこれらの筒部材４２ａ、４２ｂ間にスプリング４３を介装し、このスプリング４３の弾力で二本の筒部材４２ａ、４２ｂが伸張変位するように付勢したものとなし、また、左右の付勢アーム部材４２、４２間にはスプリングｓ１、ｓ２（図１）を張架し、これらアーム部材４２、４２を互いに近接する側に付勢してある。
また、各アーム部材４２にはこれを左右へ振り回すための把手４４が固定されている。
【００３７】
各付勢アーム部材４２の後端には回転軸４５が一定位置での回転自在に装着してあり、この回転軸４５の下端に後部プーリ４６が固定してある。
そして、左右各側の上記した四つのプーリ３２、３５、４１、４６に無端状のゴム質材からなる挟持搬送ベルト４７が掛け回してある。
【００３８】
前部プーリ３５と前側中間プーリ３２との間の左右各側で挟持搬送ベルト４７の内方には二つのテンションプーリ４９ａ、４９ｂがチェーンケース３８を介して装着され、左右のテンションプーリ４９ａ、４９ｂが左右各側の挟持搬送ベルト４７、４７の内面側を前後方向の互い違いに押圧し、これらベルト４７、４７を圧接させている。
また、前部プーリ３５と前側中間プーリ３２との間の左右各側で各挟持搬送ベルト４７の外方側特定位置にも二つのテンションプーリ５０、５１がチェーンケース３８を介して装着され、各ベルト４７の外面を押圧してこれを緊張させるものとなしてある。
【００３９】
さらに、前側中間プーリ３２と後側中間プーリ４１の間の左右各側で各挟持搬送ベルト４７の外方後側にもテンションプーリ５２が設けてある。
このテンションプーリ５２は、テンションプーリ５１の回転中心軸に水平揺動可能に枢着された前側リンク部材５３と、支持軸４０に水平揺動可能に枢着された後側リンク部材５４とを結合させ、この結合箇所に回転自在に軸着してある。
【００４０】
また、後側中間プーリ４１と後部プーリ４６との間の左右各側で各挟持搬送ベルト４７の内方には３連テンションプーリ５５ａ、５５ｂ、５５ｃが設けてある。
これらテンションプーリ５５ａ、５５ｂ、５５ｃは結合部材５６に軸着されており、この結合部材５６はこれに対応した各側の付勢アーム部材４２に水平揺動可能に装着された二つの湾曲アーム部材５７ａ、５７ｂの先端部に軸着され、図示しないスプリングの弾力により対応した左右各側の挟持搬送ベルト４７の内面を押圧され、左右の挟持搬送ベルト４７、４７の前後方向部をこれら左右のテンションプーリ５５ａ、５５ｂ、５５ｃで互い違いに圧接させている。
【００４１】
かくして左右の挟持搬送ベルト４７、４７は走行車両Ａの前部から後部上方に亘ってこれらの対向部が圧接された状態となり、これら対向部間が下部の挟持搬送経路ｋ１をなしている。
【００４２】
上記掻込み装置３０Ａを図１、図２、図６、図７及び図９を参照して説明すると、次のとおりである。
即ち、左右各側のチェーンケース３８の先端部から支持部材５８が延長させてあり、支持部材５８には二つのプーリ５９、６０を設け、外側のプーリ５９を内側のプーリ６０よりも前方下部に位置させている。
このさい、外側のプーリ５９はその前後位置を調整可能となされている。
【００４３】
左右の各駆動軸１７の上端部にはプーリ６１が固定してある。
そして、左右各側において三つのプーリ５９、６０、６１に無端状の突起付ベルト６２が掛け回してある。
このさい、左右の突起付ベルト６２、６２の突起は図９に示すように同一位置で対向させてもよいし、或いは左右で位置をずらして互い違いに対向させるようになすことも差し支えない。
【００４４】
左右の突起付ベルト６２、６２の対向部は図示しない案内部材を介して前後方向の直線状に移動するようになされ、この対向部間が前側の上側挟持搬送経路ｋ２をなしている。
【００４５】
また、左右の突起付ベルト６２、６２の前縁は平面視前拡がりのハ字形をなす掻込み部ｘとなしてある。
さらに各突起付ベルト６２の上面には、前部案内覆い板６８がこのベルト６２を被った状態となされ且つチェーンケース３８と同体に固定されている。
【００４６】
次に後側の上部挟持搬送経路機構３０Ｂを図１、図２、図６及び図９により説明する。
図６及び図９に示すように、左右各側の付勢アーム部材４２の筒部材４２ｂ前部上面に支持部材６４が固定してあり、この支持部材６４の下方にプーリ６５が回動自在で前後位置の調整可能に軸着してある。
一方、付勢アーム部材４２の後端部に設けた回転軸４５上端部にプーリ６６が固定してある。
【００４７】
そして、左右各側において、前後の二つのプーリ６５、６６に無端状の突起付ベルト６７が掛け回されている。
左右の突起付ベルト６７、６７の対向部は掻込み装置３０Ａの場合と同様に図示しない案内部材を介して前後方向の直線状に移動するようになされており、この対向部間が後側の上側挟持搬送経路ｋ３をなしている。
【００４８】
各突起付ベルト６７の上面には、後部案内覆い板６８がこのベルト６７上を被った状態となされ且つ、後側アームフレーム４２を構成した筒部材４２ｂと同体に固定させてある。
【００４９】
この上部挟持搬送経路機構３０Ｂの上部特定位置、即ち後部案内覆い板６８、６８の前部上面でプーリ６５、６５の概ね中心上に図１及び図２に示すように縦軸６９、６９が固設してあり、これら各縦軸６９、６９に案内ローラ７０、７０が回転自在に装着してある。
【００５０】
上記のように構成した茎葉搬送処理部Ｅの作動及び取扱いを説明する。
左右の駆動軸１７、１７の回転は前側中間プーリ３２、３２を回転させると共に、チェーン３７、３７を介して前部プーリ３５、３５をも回転させ、これらのプーリ３２、３５の回転が下側の左右の挟持搬送ベルト４７、４７を回転させる。
【００５１】
各駆動軸１７と同体に回転されるプーリ６１、６１は掻込み装置３０Ａの突起付ベルト６２、６２を回転させる。
そして、各挟持搬送ベルト４７と連動して回転される後部プーリ４６、４６はプーリ６６を介し後側の上部搬送経路３０Ｂを形成した突起付ベルト６７、６７を回転させる。
【００５２】
掻込み装置３０Ａの前縁をなす掻込み部ｘは芋蔓等を下部挟持搬送経路ｋ１及び前側の上部挟持搬送経路ｋ２の前部に掻き集め、これら挟持搬送経路ｋ１、ｋ２は掻き集められた芋蔓等を後方上り傾斜状に挟持搬送する。
そして、芋蔓等が前側の上部挟持搬送経路ｋ２を経た後は、下部挟持搬送経路ｋ１及び後側の上部挟持搬送経路ｋ３が継続して後方上り傾斜状に挟持搬送する。
【００５３】
挟持搬送装置３１の後部を左右へ振り回すさいは把手４４等を持って行うのであり、これにより、左右のアーム部材３９、３９が各駆動軸１７、１７廻りへ揺動されると共に、左右の付勢アーム部材４２、４２が各支持軸４０、４０廻りへ揺動される。
このさい、茎葉搬送装置３１の折れ曲がり角度は図示しない適宜な係止機構を介して複数の任意な大きさに択一的に設定されるものとなる。
【００５４】
次に本実施例における分草切断部Ｄの特徴的構成を図８及び、図１０〜図１４により説明する。
図１０は切断装置の要部を示す拡大側面図、図１１は図１０のｘ−ｘ部を示す図、図１２は前記要部の部品を示す図、図１３はデバイダを示す側面図、図１４は前記要部の部品を示す図である。
【００５５】
前側車両フレーム６の先端部と同体に固定された鈎状パイプフレーム７１の下端に角筒部材７２が前後向きに固着してある。
そして、鈎状パイプフレーム７１の先部と角筒部材７２の先部を結合板７３で連結し、この結合板７３を介して切り刃２２が装着されている。
【００５６】
角筒部材７２の内方には図１０に示すようにバネ受け片７４が固着してあり、このバネ受け片７４の前方側となる角筒部材７２内には断面が鈎形の支持用条部材７５が摺動変位自在に内挿されている。
この支持用条部材７５は、図１２に示すように上辺部７５ａに透孔ｈを形成すると共に、上辺部７５ａ及び側辺部７５ｂの各端縁に段差部ｄ１、ｄ２を形成し、且つ、側辺部７５ｂの先部に軸孔ｈ１を形成し、この軸孔ｈ１に合致して軸受部材７６を固着するほか、先端縁ｅを円弧状に形成したものとなしてある。
【００５７】
支持用条部材７５の基端部にはネジ部材７７が張出し状に固着してあり、このネジ部材７７はバネ受け片７４の透孔ｈ２に挿通される。
また、バネ受け片７４の後側となるネジ部材７７部分にはスプリング７８が外嵌され、ネジ部材７７の後部にはスプリング７８を圧縮状態に保持するためのナット７９が螺着されている。
【００５８】
角筒部材７２の上面にはコ字形片８０が固着してあり、このコ字形片８０にはこれの上下辺部に形成された透孔を通じて鈎形の係止ピン８１が上下摺動可能に装着されると共に、コ字形片８０の内方に配置したスプリング８２により下方へ付勢されている。
この係止ピン８１は、下端部を図１０に図示した位置にある支持用条部材７５の透孔ｈに嵌入され支持用条部材７５の変位を規制するものである。
【００５９】
一方、突出棒２５ａを固着された掘り起こし板２４には図１３に示すように、支点孔８３が形成されると共に、この支点孔８３を中心とした円弧孔８４、８５が前後に形成されている。
この掘り起こし板２４と支持用条部材７５とは断面が鈎形となされた結合部材８６を介して結合されている。
【００６０】
結合部材８６は図１４に示すように、側辺部８６ａの端縁に段差部ｄ３を形成すると共に、側辺部８６ａの長さ途中に支点ネジ軸８７を固着している。
また、支点ネジ軸８７の前後位置にナット８８を固着してネジ孔ｈ２、ｈ３を形成したものとなす。
【００６１】
結合部材８６には掘り起こし板２４を固定させるのであり、この固定にさいしては、支点ネジ軸８７の頭部を円弧孔８４内に位置させて掘り起こし板２４を側辺部８６ａの外面に当接させ、支点孔８３及び円弧孔８５を通じてネジ孔ｈ２、ｈ３にボルトを螺着する。
このさい、突出棒２５ａは支点孔８３を中心として円弧孔８５の長さ範囲内でその傾斜が変化されるものとなる。
【００６２】
このようにして掘り起こし板２４に対し位置決めされた支点ネジ軸８７が図１１等に示すように軸受部材７６に挿通され、その先部にナット８９を螺着されている。
上記構成とすることにより、デバイダ２５，２５を回動操作可能に装着すると共に、前後向きに摺動変位可能に保持するための位置保持手段としている。
この位置保持手段により、簡易な構造によりデバイダ２５，２５を姿勢変更できる。
また、デバイダ２５，２５が前方張出し姿勢と前方非張出し姿勢の各姿勢に安定的に保持されるため、各姿勢で奏すべき作用を確実に発揮し得るものとなる。
さらにデバイダ２５，２５の先端を任意高さに簡便に変更調整でき、圃場条件の変化にも拘わらずデバイダに所要の機能を発揮させることができる。
【００６３】
次に本実施例における畝押さえ機構部Ｂの特徴的構成を図１、図３、図５及び図１５により説明する。
図１５は一方のローラユニットを示す平面図である。
各ローラユニット１１ａ、１１ｂの支持枠１３は、機体内方側の側面に鈎形の支持板９０が図１５に示すようにこれの長孔ｈ４を介して左右方向ｆ２の位置調整可能にボルト９１固定されている。
そして各支持板９０の側面部の前後二個所に筒部材９２が斜状に固着されている。
【００６４】
この筒部材９２には支持棒９３が摺動変位自在に挿入されており、この支持棒９３は各筒部材９２に装着された締結ボルト９４により任意位置に固定されるものとなされている。
【００６５】
左右のローラユニット１１ａ、１１ｂの各々に対応した二本の支持棒９３、９３の下端には前後向きの案内規制棒９５が一本ずつ固着されており、これら一対の案内規制棒９５、９５が芋の抜け上がり規制具をなすものである。
これにより、芋抜けを圃場条件の変化に応じた最適状態で規制することができる。
【００６６】
一対の案内規制棒９５、９５は前後方向において、前端を挟持搬送装置３１の最前方のプーリ３５の回転中心直下の近傍に位置させ、後端を挟持搬送装置３１の前後長さの概ね中央個所の直下近傍、即ち回動中心伝動機構部Ｃの直下近傍に位置させると共に、前部の間隔を前方へ向け漸次拡大させた構成としている。
これにより、茎元に対し長い機体進行距離に亘って芋抜け規制作用を及ぼすことができるものとなる。
【００６７】
次に、上記のように構成した本発明に係る茎葉処理機の使用例及び作動について説明する。
この処理機を遠隔地で使用する場合は、機体を軽トラック等の荷台に積載して目的地まで運搬する。
【００６８】
荷台への積載に際しては、デバイダ２５及び上側案内棒２６を図８に仮想線ｋ１、ｋ２で示すような前方非張出し姿勢にする。
このようにすれば、機体全長が数十ｃｍ程度短くなって積載が容易となる。
また、デバイダ２５が荷台等と接触して曲がる等の損傷を防止される。
【００６９】
図８に実線で示した前方張出し姿勢となっているデバイダ２５を前方非張出し姿勢にするときの操作は、次のように行われる。
【００７０】
即ち、ピン８１を引き上げてこれの下端部を条部材７５の透孔ｈから抜き出す。この状態の下で、デバイダ２５を前方へ引っ張る。
これにより、デバイダ２５及び掘り起こし板２４は結合部材８６及び支持用条部材７５と一緒にスプリング７８の弾力に抗して前方ｆ３へ変位され、結合部材８６の側辺部８６ａの後端部ｄ３は角筒部材７２内から外方へ出た状態となる。
【００７１】
この引っ張り状態の下でデバイダ２５を支点ネジ軸８７廻りの上方へ回動させ、結合部材８６の側辺部８６ａの後端部ｄ３の位置が角筒部材７２の前方から外れた後は、単にデバイダ２５を支点ネジ軸８７廻りへ回動させる。
【００７２】
この回動操作中、結合部材８６や掘り起こし板２４はデバイダ２５と一緒に回動され、且つ支持用条部材７２を介してスプリング７８力で後方へ引張される。
従って、掘り起こし板２４の周縁２４ａはこれの回動中、常に角筒部材７２の先端に圧接された状態で移動する。
【００７３】
デバイダ２５が完全に非張出し姿勢へ回動されたとき、デバイダ２５の回動操作力を解放する。
このデバイダ２５の位置はスプリング７８力により掘り起こし板２４の周縁２４ａと角筒部材７２の先端が圧接されて発生する摩擦により保持される。
【００７４】
目的地に到着したならば、機体を荷台から降ろし、上側案内棒２６を図８に実線で示す前方張出し姿勢に変化させると共に、デバイダ２５を上記の逆の手順で同様に前方張出し姿勢に変化させる。
【００７５】
このさい、デバイダ２５の支点ネジ軸８７廻りの下方への回動は結合部材８６の下辺部８６ｂが支持用条部材７５の段差部ｄ２に衝接することにより係止される。
また、デバイダ２５の前方張出し姿勢は、結合部材８６の側辺部８６ａの後端部ｄ３が角筒部材７２内に嵌入され、この嵌入状態がスプリング７８力で維持されることにより確保される。
【００７６】
この状態となされた機体は、畝Ｕ（高畝或いは平畝）に列状に甘藷が植えられた圃場において左右の走行車輪５、５が一つの畝Ｕを跨ぐように位置される。
これにより左右の分草切断部Ｄは図５及び図７に示すように左右の畝溝ｍ、ｍ内に位置される。
【００７７】
この状態の下で、分草切断部Ｄの高さが最適となるようにゲイジ輪１０、１０の高さを必要に応じて調整する。
【００７８】
また、必要に応じ操作部１９ａを回転させて、茎葉搬送処理部Ｅを支点Ｏ廻りへ揺動させ、その前部の畝面からの高さを調整する。
かくして茎葉搬送処理部Ｅの前部は畝Ｕの上面から凡そ数ｃｍ程度離れた状態となされる。
【００７９】
この後に位置調整機構１３ａを操作する等して、左右の畝押さえローラユニット１１ａ、１１ｂの高さ及び巾を調整し、畝押さえ機構部Ｂを畝Ｕの上面に適合させる。
このさい、必要に応じボルト９１、９４を操作して、各ローラユニット１１ａ、１１ｂにおける案内規制棒９５、９５の左右位置及び高さを変更調整する。
【００８０】
次にエンジン１を作動させ、各部を作動状態として機体を前進させる。
これにより、デバイダ２５、２５の突出棒２５ａは地面の１〜３ｃｍ程度の深さを進行して、畝溝ｍ内に根付いた芋蔓ｗを地面から浮上させ、続いて持上げ用案内棒２５ｂ、２５ｂが徐々に高く持ち上げる。
また、掘り起こし板２４や付加棒２５ｃも根付いた蔓を上方へ持ち上げる。
これにより、案内棒２５ｂ、２５ｂや付加棒２５ｃ及び掘り起こし板２４は芋蔓ｗを後方へ案内しつつ抜き上げ、切断装置２１の切り刃２２や掻込み部ｘへ案内するものとなる。
【００８１】
このさい、デバイダ２５の突出棒２５ａの先端高さが適当でなければ、ネジ孔ｈ２、ｈ３に螺着されたボルトを操作して掘り起こし板２４を結合部材８６に対し支点孔８３廻りへ揺動させてその高さを調整する。
【００８２】
芋蔓ｗは各切断装置２１の切り刃２２に達したとき切断され、切断装置２１、２１間の内外に分離される。
さらに、切断装置２１、２１の内方に存在するものとなった芋蔓等ｗは持上げ用案内棒２５ｂに案内されて掻込み部ｘに円滑に移動される。
【００８３】
掻込み部ｘは左右の切断装置２１、２１の間の畝面上に繁茂した芋蔓ｗや、案内棒２５ｂが案内してきた芋蔓ｗを中央へ掻き集めて自身の搬送経路、即ち前側の上部搬送経路ｋ２内に移動させ、且つこれと同時に下部挟持搬送経路ｋ１の前部に供給する。
【００８４】
前側の上部搬送経路ｋ２及び、下部搬送経路ｋ１はこのように移動され或いは供給された芋蔓ｗを後方上り傾斜方向へ挟持搬送する。
このさい、芋蔓ｗは上部搬送経路ｋ２の上方へ大きく盛り上がった嵩張り状態で移動されるが、上部搬送経路ｋ２及び下部搬送経路ｋ１により上下の二カ所を挟持され、しかも掻込みフレーム６３の上面で支持されるため安定的に搬送されるものとなる。
【００８５】
この搬送中、下部搬送経路ｋ１は特に強い力で芋蔓ｗを挟み付けて上方へ移動させるため、やがて芋蔓ｗの茎元に強大な引上げ力を付与するのである。
この茎元は芋抜け上がり規制具をなす左右の案内規制棒９５、９５間を後方へ移動しつつ、やがて引きちぎられて芋部と分離される。
【００８６】
このさい、芋蔓と一緒に芋が抜き上げられることがあるが、この芋は左右の案内規制棒９５、９５で上昇を規制されるため茎元から分離され地中に残されるものとなる。
この規制作用は回動中心伝動機構部Ｃの直下近傍まで発生し得るので芋の抜け上がりは確実に規制されるのである。
【００８７】
このように分離されて自由状態となった芋蔓ｗの放出位置は挟持搬送装置３１の後端部の左右位置で決定されるのである。
例えば、処理中の畝Ｕ上に放出する場合は挟持搬送装置３１を前後方向の直線状に保持し、また、この畝Ｕから離れた左右側位置に放出する場合は把手４４を持って挟持搬送装置３１の後部を左右へ振り回して下部挟持搬送経路ｋ１及び上部挟持搬送経路ｋ２、ｋ３を適当角度に折り曲げた状態に保持する。
【００８８】
下部挟持搬送経路Ｋ１及び前側の上部搬送経路ｋ２で搬送されている自由状態の芋蔓ｗはやがては挟持搬送装置３１の折れ曲がり位置ｐ（図３）に達する。
この位置に達した芋蔓ｗの上部は、挟持搬送装置３１が左右へく字形に折り曲げられていると、折り曲げ半径の内方側へ、その自重によりこぼれ落ちようとするが、案内ローラ７０がこれを支持して上方へ円滑に案内するため、芋蔓ｗはこの折れ曲がり位置ｐを支障なく安定的に通過するものとなる。
【００８９】
この後は、下部挟持搬送経路ｋ１及び後側の上部搬送経路ｋ３がこの芋蔓ｗをその搬送終端まで搬送し落下させる。かくして芋蔓ｗは畝単位で能率的且つ的確に除去されるのであり、甘藷の収穫は省力的に行われる。
【００９０】
上記実施例は、図１６に示すような簡易な構造に変形できる。
図１６は変形例の側面図である。
角筒部材７２からこれと一体の支持アーム９６を延出させ、この支持アーム９６に掘り起こし板２４を支点軸８７１により回転可能に装着する。
そして、支持アーム９６の軸着個所の前後にネジ孔ｈ６、ｈ７を形成する。
一方、掘り起こし板２４の前部には長孔８５１を形成し、後部上方には透孔ｈ５を形成する。
【００９１】
そして、デバイダ２５を前方張出し姿勢に固定する際は、掘り起こし板２４の長孔８５１にボルトを通して支持アーム９６先端のネジ孔ｈ６に締結し、逆にデバイダ２５を前方非張出し姿勢に固定する際はデバイダ２５を支点軸８７１廻りへ回動させて透孔ｈ５と、支持アーム９６の後側のネジ孔ｈ７とを合致させ、ネジ孔ｈ６から外したボルトを透孔ｈ５に通してネジ孔ｈ７に締結し得る構成とする。
【００９２】
【発明の効果】
上記した本発明によれば、機体の前部から後部に亘って茎葉搬送処理部Ｅを上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部Ｅの左右各側の前方に切断装置２１，２１を配設し、この切断装置２１，２１の上部に細棒で形成した上部案内棒２６，２６を前向き上り傾斜に設け、且つ揺動されて収納可能となされると共に、前記各切断装置２１，２１の前下部から前方へ張出し状に配設された細棒で形成したデバイダ２５，２５を備え、機体の進行中、前記各切断装置２１，２１で前記デバイダ２５，２５により案内された植生茎葉部ｗを前記茎葉搬送処理部Ｅの左右で切断し、この切断された前記茎葉部ｗを前記茎葉搬送処理部の前部で掻き込み、続いて斜め後方へ搬送し、この搬送過程でその根部から分離させ、後部から排出するように作動する蔓処理機において、前記デバイダ２５，２５を支持用条部材７５と結合部材８６とを介して上下揺動および前後向きに摺動変位自在に構成し、前記各デバイダ２５，２５を前方張出し姿勢から前方非張出し姿勢へ或いはこの逆へ姿勢変更操作可能に装着したことにより、デバイダの張出し分だけ機体全長を短くできて軽トラックの荷台等に積載し易いものとなり、また、デバイダが他物と接触して曲がる等といった損傷を受けるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す茎葉処理機の右側面図である。
【図２】前記処理機の平面図である。
【図３】前記処理機の茎葉搬送処理部を省略した状態の平面図である。
【図４】前記処理機の上部挟持搬送経路機構を省略した状態の平面図である。
【図５】前記処理機の使用状態を示す正面図である。
【図６】前記処理機の側面視断面図である。
【図７】前記処理機の使用状態を示す一部斜視図である。
【図８】前記処理機の一部を拡大した側面視説明図である。
【図９】前記処理機の一部を省略した状態の平面図である。
【図１０】前記処理機の切断装置の要部を示す拡大側面図である。
【図１１】図１０のｘ−ｘ部を示す図である。
【図１２】前記要部の部品を示す図である。
【図１３】前記処理機のデバイダを示す側面図である。
【図１４】前記要部の部品を示す図である。
【図１５】前記処理機の一方のローラユニットを示す平面図である。
【図１６】前記処理機の要部の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
Ｂ畝押さえ機構部
Ｅ茎葉搬送処理部
ｗ植生茎葉部
２１切断装置
２５デバイダ
２６上部案内棒
７５支持用条部材
８６結合部材
８７支点軸（支点ネジ軸）
９５案内規制棒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a vine treatment machine that separates vegetation vines and the like from vegetation and moves them backward.
[0002]
[Prior art]
  From the front of the aircraft to the rearAcrossA foliage transport processing unit is provided in an upwardly inclined manner, a cutting device is disposed in front of each of the left and right sides of the foliage transport processing unit, and a divider is provided in a protruding manner from the front lower part of each cutting device, While the aircraft is in progress, each cutting device cuts the vegetation foliage guided by the divider on the left and right of the foliage transfer processing unit, and the foliage transfer processing unit scrapes the cut foliage at the front, then obliquely backward There are vine treatment machines that operate to be transported to, separated from their roots during this transport process, and discharged from the rear.
[0003]
  When using this processing machine at a place away from its storage location, it would take time to move it from self-traveling. For example, it should be loaded on a light truck bed and moved to the required location. Has been done.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
  Since the above-mentioned vine treatment machine is relatively long, the divider protruding forward may be an obstacle when it is placed on the platform of a light truck.
  Further, since the divider is in the shape of an elongated bar, it is easily damaged by being bent by contact with another object.
  An object of the present invention is to provide a vine treatment machine that can easily cope with such a situation.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, in the present invention, from the front part of the aircraft to the rear part.AcrossThe foliage conveyance processing unit E is provided in an upwardly inclined manner, and cutting devices 21 and 21 are disposed in front of the left and right sides of the foliage conveyance processing unit E,The upper guide rods 26 and 26 formed of thin rods are provided on the upper portions of the cutting devices 21 and 21 so as to be inclined upward and can be swung to be housed.The cutting devices 21 and 21 are arranged in a protruding manner from the front lower part to the front.Formed with thin barsDividers 25, 25 are provided, and the vegetation foliage w guided by the dividers 25, 25 is cut by the cutting devices 21, 21 at the left and right of the foliage conveyance processing unit E while the aircraft is in progress. In the vine treatment machine that operates to scrape the foliage part w at the front part of the foliage conveyance processing part, then convey it obliquely backward, separate from the root part in this conveyance process, and discharge from the rear part,The dividers 25, 25 are configured to be vertically swingable and slidable in the front-rear direction via a support strip member 75 and a coupling member 86,Each of the dividers 25, 25 is mounted so that the posture can be changed from the forward projecting posture to the forward non-extending posture or vice versa.
[0006]
  In the above vine treatment machine, when the divider is in the forward non-extending posture, the entire length of the aircraft is shortened by the overhanging length, and the divider is difficult to come into contact with other objects.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
  FIG. 1 is a right side view of a foliage processor according to the present invention, and FIG. 2 is a plan view of the processor.
[0008]
  The foliage processing machine of the present embodiment includes a traveling vehicle A, a hull presser mechanism B, a rotation center transmission mechanism C, a weed cutting unit D, and a foliage transport processing unit E.
  At this time, the weed cutting section D is installed in the traveling vehicle A, and the heel holding mechanism section B, the rotation center transmission mechanism section C, and the foliage transport processing section E are integrally coupled to the traveling vehicle A. On the other hand, the rocking displacement around the fulcrum O is possible.
[0009]
  First, the traveling vehicle A will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3 and 4.
  FIG. 3 is a plan view of the processing machine in which the foliage conveyance processing unit E is omitted, and FIG. 4 is a plan view in which the upper mechanism of the processing machine is omitted.
[0010]
  Reference numeral 1 denotes an engine, and a mission case 2 is fixed on the left side of the engine.
  Reference numeral 2 a denotes a transmission lever installed in the transmission case 2.
[0011]
  Travel drive cases 3, 3 are arranged on the left side of the mission case 2 and the right side of the engine 1, and the rear ends of the travel drive cases 3, 3 are swung around the transmission case 2 around the horizontal horizontal axis 4. It is coupled so that it can be adjusted dynamically.
  Traveling wheels 5 and 5 are provided at the front ends of the traveling drive cases 3 and 3.
[0012]
  Reference numeral 6 denotes a front vehicle frame extending from the front portion of the engine 1 toward the front of the left and right sides thereof.
  In the middle of the length of the front vehicle frame 6 on each of the left and right sides, pivot support portions 7 and 7 for supporting the rotation center transmission mechanism C and the foliage conveyance processing unit E are fixed.
[0013]
  Downward supporting members 8 are fixedly provided at six locations on the front vehicle frame 6 located in the vicinity of each pivotal support 7.
  Each support member 8 has a plurality of fixing holes arranged in the longitudinal direction, and the front end portion of each traveling drive case 3 is bolted to an arbitrary one of the fixing holes.
  When the height of each traveling wheel 4 is adjusted, the fixing hole for fixing the front end portion of the traveling drive case 3 is changed.
[0014]
  A steering handle 9 is provided in a state of projecting from the rear rear part of the front vehicle frame 6 over the engine 1 to the rear thereof, and various steering levers are mounted on the steering handle 9.
  Further, gage wheels 10 and 10 are mounted on the left and right front vehicle frames 6 and 6 in front of the pivot portions 7 and 7 so as to be adjustable in height.
[0015]
  In the traveling vehicle A configured as described above, the power of the engine 1 is transmitted to the transmission case 2, where it is shifted and transmitted to the traveling wheels 5, 5 through the left and right traveling drive cases 3, 3.
[0016]
  Next, the heel presser mechanism B will be described with reference to FIGS.
  FIG. 5 is a front view showing a usage state of the processor.
[0017]
  11a and 11b are a pair of left and right roller units. Each roller unit 11a, 11b has a plurality of hourglass rollers 12 arranged in the front-rear direction, and each of these rollers 12 is rotatably mounted on a support frame 13, The support frame 13 is configured to be fixed to a U-shaped support frame 131 fixed to a rotation center transmission case 14 of the rotation center transmission mechanism C described later via a position adjustment mechanism 13a.
[0018]
  The pair of left and right roller units 11a and 11b are arranged in a C shape when viewed from the front, and are mounted so that the height and the left and right positions can be adjusted.
[0019]
  The heel presser mechanism B having such a configuration acts so as to appropriately press the left and right sides of the heel surface U by the rollers 12.
[0020]
  Next, the rotation center transmission mechanism C will be described with reference to FIGS. 1 to 3, 4, and 6.
  FIG. 6 is a side sectional view of the processor.
[0021]
  Reference numeral 14 denotes a rotation center transmission case mounted between a pair of left and right pivots 7, 7, which is supported through a lateral fulcrum shaft 15 that passes through this case and matches the fulcrum O. It can be swung freely.
[0022]
  A rotation input shaft 16 a is provided on the rear surface of the rotation center transmission case 14, and this rotation input shaft 16 a is linked to a rotation extraction shaft 16 b protruding from the front surface of the transmission case 2 via a coupling shaft 16. is there.
[0023]
  A pair of left and right drive shafts 17, 17 project from the upper surface of the rotation center transmission case 14, and the drive shafts 17, 17 and the lateral fulcrum shaft 15 are connected to the rotary input shaft 16a via a transmission mechanism such as a gear and a chain. It is linked with.
[0024]
  A screw-type telescopic operating body 18 is mounted between the U-shaped support frame 131 and the traveling vehicle frame 6, which are the same as the rotation center transmission case 14, and the traveling portion is connected to the input portion of the screw-type telescopic operating body 18. The tip of a rotary operation shaft 19 disposed in the front-rear direction is coupled to the right side of the vehicle frame 6.
  thisThe rotary operation shaft 19 is supported in the middle of the longitudinal direction through a bearing piece 20 fixed to the same body as the traveling vehicle frame 6, and the rear end portion is bent into a crank shape to form an operation portion 19a. .
[0025]
  The screw-type telescopic operating body 18 is expanded and contracted in the vertical direction by the rotation operation of the operation portion 19a, and the rotation center transmission case 14 is swung around the horizontal horizontal axis 15 in conjunction with this.
[0026]
  Next, the weed cutting part D will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, 6, 7 and 8.
  FIG. 7 is a perspective view showing a usage state of the processor, and FIG. 8 is an enlarged side view explanatory view.
[0027]
  21 and 21 are vine cutting devices mounted on the front vehicle frames 6 and 6 on the left and right sides. Each cutting device 21 is provided with a vertical clipper-type cutting blade 22 at the front and a device frame 23 around the outer periphery. The structure covered by
  thisThe outer portion 23a of the device frame 23 is opened from the closed state shown in FIGS. 1 and 2 to the open state shown in FIG. 7 by operation of a cutting operation lever (not shown) for operating the cutting device 21 (for example, a clutch lever). The cutting blade 22 is exposed by this opening.
  At this time, two cutting operation levers are provided, each of which corresponds exclusively to the left and right cutting devices 21, 21.
[0028]
  A digging with an upper edge at the bottom of each cutting device 21RThe raising plate 24 is fixed vertically and the moatRA divider 25 is fixed to the raising plate 24.
  This divider 25 is a moatRA projecting bar 25a projecting forward from the raising plate 24, a lifting guide bar 25b fixed to the tip of the projecting bar 25 in an upwardly inclined manner, and an additional bar 25c projecting outward from the projecting bar 25a. .
  At this time, the left and right guide bars 25b are described later from the tip of the protruding bar 25a.DoIt extends to the left and right outermost portions of the scraping portion x.
[0029]
  On the other hand, an upper guide rod 26 is provided on the upper portion of each cutting device 21 so as to be inclined forward.
  The guide rod 26 is swung in the arrow direction f1 and can be stored in a state indicated by an imaginary line k1 in FIG.
[0030]
  Further, the cutting blades 22 of the left and right cutting devices 21 and 21 are driven by the lateral fulcrum shaft 15, and for this reason, crank portions 27 are formed at the left and right ends of the lateral fulcrum shaft 15, On the side, the crank portion 27 and the input member 22 a of the cutting blade 22 are connected by a link member 28.
[0031]
  Next, the foliage conveyance processing unit E will be described.
  As shown in FIGS. 1 and 2, the processing unit E mainly includes a foliage transport device 31 that includes a lower clamping transport path mechanism 29 and an upper clamping transport path mechanism 30.
  The foliage transport device 31 extends from the front to the rear upper part of the traveling vehicle A, and the upper clamping conveyance path mechanism 30 is divided into a front side and a rear side, and the front upper clamping conveyance path mechanism 30A is scraped. Also used as a device.
[0032]
  The lower clamping conveyance path mechanism 29 will be described with reference to FIGS. 1, 3, 4, 6, and 9. FIG.
  FIG. 9 is a plan view showing a state where a part of the processor is omitted.
[0033]
  As shown in these drawings, a front intermediate pulley 32 and a sprocket 33 are fixed to each of the pair of left and right drive shafts 17, 17, and the rotation center transmission mechanism C and the cutting device 21 are located slightly behind the cutting device 21. A pair of left and right rotating shafts 34 and 34 are installed via a chain case 38 which is made of the same body and can be slightly swung around the drive shaft 17, and a front pulley 35 and a sprocket 36 are fixed to each shaft 34. is doing.
[0034]
  An endless chain 37 is looped between the sprocket 33 and the sprocket 34 on the left and right sides, and the chain case 38 covers the outer periphery of the chain 37.
[0035]
  Arm members 39, 39 are pivotally attached to each drive shaft 17 so as to be horizontally swingable within a certain range, and a support shaft 40 is fixed to the rear end portion of each arm member 39.
  thisA rear intermediate pulley 41 is rotatably mounted on each support shaft 40, and a biasing arm member 42 is mounted so as to be horizontally swingable within a certain range.
[0036]
  At this time, the urging arm member 42 fits the two cylindrical members 42 a and 42 b so as to extend and contract, and interposes a spring 43 between the cylindrical members 42 a and 42 b. The cylindrical members 42a and 42b are biased so as to be extended and displaced, and springs s1 and s2 (FIG. 1) are stretched between the left and right biasing arm members 42 and 42. 42 are biased to the sides close to each other.
  Each arm member 42 is fixed with a handle 44 for swinging it to the left and right.
[0037]
  A rotating shaft 45 is rotatably mounted at a fixed position at the rear end of each urging arm member 42, and a rear pulley 46 is fixed to the lower end of the rotating shaft 45.
  A sandwiching and conveying belt 47 made of an endless rubber material is wound around the four pulleys 32, 35, 41, and 46 on the left and right sides.
[0038]
  Two tension pulleys 49a and 49b are mounted on the inner side of the holding and conveying belt 47 on the left and right sides between the front pulley 35 and the front intermediate pulley 32 via the chain case 38, and the left and right tension pulleys 49a and 49b. Presses the inner surfaces of the nipping and conveying belts 47 and 47 on the left and right sides alternately in the front-rear direction so that the belts 47 and 47 are pressed against each other.
  In addition, two tension pulleys 50 and 51 are attached via chain case 38 to specific positions on the outer side of each holding and conveying belt 47 on the left and right sides between the front pulley 35 and the front intermediate pulley 32, respectively. The outer surface of the belt 47 is pressed to tension it.
[0039]
  Further, tension pulleys 52 are also provided on the outer rear sides of the nipping and conveying belts 47 on the left and right sides between the front intermediate pulley 32 and the rear intermediate pulley 41.
  The tension pulley 52 combines a front link member 53 pivotally attached to the central axis of rotation of the tension pulley 51 so as to be horizontally swingable and a rear link member 54 pivotally attached to the support shaft 40 so as to be horizontally swingable. It is pivotally attached to this joint location.
[0040]
  In addition, triple tension pulleys 55a, 55b, and 55c are provided on the inner sides of the nipping and conveying belts 47 on the left and right sides between the rear intermediate pulley 41 and the rear pulley 46, respectively.
  These tension pulleys 55a, 55b, and 55c are pivotally attached to a coupling member 56. The coupling member 56 is provided with two curved arm members that are mounted on the urging arm member 42 on each side so as to be horizontally swingable. The inner surfaces of the left and right holding and conveying belts 47 corresponding to the left and right sides are pressed by the elastic force of springs (not shown), and the front and rear direction parts of the left and right holding and conveying belts 47 and 47 are attached to the left and right tensions. The pulleys 55a, 55b, and 55c are alternately pressed against each other.
[0041]
  Thus, the left and right nipping and conveying belts 47 and 47 are moved upward from the front part of the traveling vehicle A to the rear part.AcrossThese opposed parts are brought into pressure contact with each other, and a lower holding conveyance path k1 is formed between these opposed parts.
[0042]
  The scraping device 30A will be described with reference to FIGS. 1, 2, 6, 7, and 9. FIG.
  That is, the support member 58 is extended from the front end of the chain case 38 on each of the left and right sides. The support member 58 is provided with two pulleys 59 and 60, and the outer pulley 59 is located at a lower front side than the inner pulley 60. It is located.
  At this time, the front and rear positions of the outer pulley 59 can be adjusted.
[0043]
  A pulley 61 is fixed to the upper ends of the left and right drive shafts 17.
  In each of the left and right sides, an endless protruding belt 62 is wound around three pulleys 59, 60, 61.
  At this time, the protrusions of the left and right protrusion-provided belts 62 and 62 may be opposed to each other at the same position as shown in FIG.
[0044]
  Opposing portions of the left and right protruding belts 62, 62 are moved in a straight line in the front-rear direction via a guide member (not shown), and a space between the opposing portions forms a front upper holding conveyance path k2.
[0045]
  Further, the front edges of the left and right protrusion-provided belts 62, 62 are formed as a scraping portion x having a C-shape that expands in a plan view.
  Further, on the upper surface of each protruding belt 62, a front guide cover plate68Is covered with the belt 62 and fixed to the same body as the chain case 38.
[0046]
  Next, the rear upper clamping conveyance path mechanism 30B will be described with reference to FIG. 1, FIG. 2, FIG. 6, and FIG.
  As shown in FIGS. 6 and 9, a support member 64 is fixed to the upper surface of the front portion of the cylindrical member 42 b of the urging arm member 42 on each of the left and right sides, and a pulley 65 is rotatable below the support member 64. It is pivotally attached so that the front and rear position can be adjusted.
  On the other hand, the rear end portion of the biasing arm member 42Provided inA pulley 66 is fixed to the upper end of the rotating shaft 45.
[0047]
  Then, on each of the left and right sides, an endless protruding belt 67 is wound around two front and rear pulleys 65 and 66.
  The opposing portions of the left and right protruding belts 67, 67 are configured to move linearly in the front-rear direction via a guide member (not shown) as in the case of the scraping device 30A. An upper nipping and conveying path k3 is formed.
[0048]
  A rear guide cover plate 68 is placed on the upper surface of each protrusion-provided belt 67 so as to cover the belt 67 and is fixed to the same body as the cylindrical member 42 b constituting the rear arm frame 42.
[0049]
  As shown in FIG. 1 and FIG. Guide rollers 70 and 70 are rotatably mounted on the longitudinal axes 69 and 69, respectively.
[0050]
  The operation and handling of the foliage conveyance processing unit E configured as described above will be described.
  The rotation of the left and right drive shafts 17, 17 rotates the front intermediate pulleys 32, 32 and also the front pulleys 35, 35 via the chains 37, 37. The left and right nipping and conveying belts 47 and 47 are rotated.
[0051]
  The pulleys 61 and 61 rotated in the same body as each drive shaft 17 rotate the belts 62 and 62 with protrusions of the scraping device 30A.
  Then, the rear pulleys 46 and 46 rotated in conjunction with the respective holding and conveying belts 47 rotate the belts 67 and 67 with protrusions forming the rear upper conveying path 30 </ b> B via the pulleys 66.
[0052]
  The scratching part x that forms the front edge of the scraping device 30A scrapes the vines and the like on the front part of the lower clamping transport path k1 and the upper clamping transport path k2 on the front side, and these clamping transport paths k1 and k2 collect the collected vines and the like. It is nipped and transported in an upwardly inclined manner.
  After the vine or the like passes through the front upper holding conveyance path k2, the lower holding conveyance path k1 and the rear upper holding conveyance path k3 continue to be nipped and conveyed in a rearward upward inclined manner.
[0053]
  When the rear portion of the nipping / conveying device 31 is swung to the left and right, the grip 44 and the like are held, whereby the left and right arm members 39 and 39 are swung around the drive shafts 17 and 17 and the left and right attachments are attached. The force arm members 42 and 42 are swung around the support shafts 40 and 40.
  At this time, the bending angle of the foliage conveying device 31 is alternatively set to a plurality of arbitrary sizes via an appropriate locking mechanism (not shown).
[0054]
  Next, the characteristic structure of the weed cutting part D in a present Example is demonstrated with reference to FIG. 8 and FIGS.
  10 is an enlarged side view showing the main part of the cutting device, FIG. 11 is a view showing the xx part of FIG. 10, FIG. 12 is a view showing the parts of the main part, FIG. 13 is a side view showing the divider, and FIG. 14 is a diagram showing components of the main part.
[0055]
  A square tube member 72 is fixed in the front-rear direction to the lower end of the bowl-shaped pipe frame 71 fixed to the front end portion of the front vehicle frame 6.
  And the front part of the bowl-shaped pipe frame 71 and the front part of the square tube member 72 are connected by a connecting plate 73, and the cutting blade 22 is mounted via the connecting plate 73.
[0056]
  As shown in FIG. 10, a spring receiving piece 74 is fixed to the inside of the rectangular tube member 72, and a supporting strip having a bowl-shaped cross section is formed in the rectangular tube member 72 on the front side of the spring receiving piece 74. The member 75 is inserted so that sliding displacement is possible.
  As shown in FIG. 12, the supporting strip member 75 has a through hole h in the upper side portion 75a, and stepped portions d1 and d2 are formed at the end edges of the upper side portion 75a and the side side portion 75b, and A shaft hole h1 is formed at the tip of the side portion 75b, and the bearing member 76 is fixed in conformity with the shaft hole h1, and the tip edge e is formed in an arc shape.
[0057]
  A screw member 77 is fixed to the base end portion of the supporting strip member 75 in an overhang shape, and the screw member 77 is inserted into the through hole h2 of the spring receiving piece 74.
  A spring 78 is externally fitted to a screw member 77 portion on the rear side of the spring receiving piece 74, and a nut 79 for screwing the spring 78 in a compressed state is screwed to the rear portion of the screw member 77.
[0058]
  A U-shaped piece 80 is fixed to the upper surface of the rectangular tube member 72, and a hook-shaped locking pin 81 is slidable up and down through a through-hole formed in the upper and lower sides of the U-shaped piece 80. It is mounted and biased downward by a spring 82 disposed inside the U-shaped piece 80.
  thisLockingThe pin 81 is inserted into the through hole h of the supporting strip member 75 at the position shown in FIG. 10 at the lower end, and restricts the displacement of the supporting strip member 75.
[0059]
  On the other hand, as shown in FIG. 13, the digging plate 24 to which the protruding rod 25a is fixed is formed with a fulcrum hole 83, and arc holes 84 and 85 around the fulcrum hole 83 are formed in the front and rear. .
  The digging plate 24 and the supporting strip member 75 are coupled to each other via a coupling member 86 having a hook-shaped cross section.
[0060]
  As shown in FIG. 14, the coupling member 86 forms a stepped portion d3 at the edge of the side portion 86a, and a fulcrum screw shaft 87 is fixed in the middle of the length of the side portion 86a.
  Further, the nuts 88 are fixed to the front and rear positions of the fulcrum screw shaft 87 to form the screw holes h2 and h3.
[0061]
  The digging plate 24 is fixed to the coupling member 86. In this fixing, the head of the fulcrum screw shaft 87 is positioned in the arc hole 84 and the digging plate 24 is brought into contact with the outer surface of the side portion 86a. Then, bolts are screwed into the screw holes h2 and h3 through the fulcrum hole 83 and the arc hole 85.
  At this time, the inclination of the protruding rod 25a is changed within the length range of the arc hole 85 with the fulcrum hole 83 as the center.
[0062]
  The fulcrum screw shaft 87 positioned with respect to the digging plate 24 in this way is inserted into the bearing member 76 as shown in FIG. 11 and the like, and a nut 89 is screwed to the tip thereof.
  With the above-described configuration, the dividers 25 and 25 are mounted so as to be capable of rotating, and serve as position holding means for holding the dividers 25 so as to be slidable in the front-rear direction.
  By this position holding means, the postures of the dividers 25 and 25 can be changed with a simple structure.
  In addition, since the dividers 25 and 25 are stably held in the respective postures of the forward projecting posture and the forward non-projecting posture, the action to be performed in each posture can be surely exhibited.
  Furthermore, the tips of the dividers 25 and 25 can be easily changed and adjusted to an arbitrary height, so that the divider can exhibit a required function regardless of changes in the field conditions.
[0063]
  Next, the characteristic configuration of the heel holding mechanism B in the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1, 3, 5, and 15. FIG.
  FIG. 15 is a plan view showing one roller unit.
  Support frame 13 of each roller unit 11a, 11bIsAs shown in FIG. 15, a hook-shaped support plate 90 is fixed to the side surface on the inner side of the machine body through a long hole h4 so that the position of the bolt 91 can be adjusted in the left-right direction f2.
  A cylindrical member 92 is fixed obliquely at two positions on the front and rear sides of each support plate 90.
[0064]
  A support bar 93 is inserted into the cylindrical member 92 so as to be slidable and displaceable. The support bar 93 is fixed at an arbitrary position by a fastening bolt 94 attached to each cylindrical member 92.
[0065]
  One guide restriction bar 95 is provided at the lower end of the two support bars 93, 93 corresponding to each of the left and right roller units 11a, 11b.ZThe pair of guide restricting rods 95, 95 form a rod lifting-up restricting tool.
  Thereby, the omission can be regulated in an optimum state according to the change in the field conditions.
[0066]
  A pair of guide regulating rods 95, 95 are,The front end is positioned near the rotation center of the frontmost pulley 35 of the nipping and conveying apparatus 31, and the rear end is almost directly below the center of the front and rear length of the nipping and conveying apparatus 31, that is, the rotation center transmission mechanism C. In addition to being positioned in the immediate vicinity, the interval between the front portions is gradually enlarged forward.
  Thereby, it becomes possible to exert a punching-out restricting action over a long airframe traveling distance with respect to the stem.
[0067]
  Next, the usage example and operation | movement of the foliage processing machine which concerns on this invention comprised as mentioned above are demonstrated.
  When this processor is used at a remote location, the aircraft is loaded onto a loading platform such as a light truck and transported to the destination.
[0068]
  When loading on the carrier, the divider 25 and above~ sideThe guide rod 26 is set to a forward non-extending posture as indicated by phantom lines k1 and k2 in FIG.
  In this way, the entire length of the fuselage is shortened by several tens of centimeters, and loading becomes easy.
  Further, damage such as bending when the divider 25 comes into contact with the loading platform or the like is prevented.
[0069]
   The operation for setting the divider 25 in the forward projecting posture indicated by the solid line in FIG. 8 to the forward non-projecting posture is performed as follows.
[0070]
  That is, the pin 81 is pulled up and the lower end thereof is extracted from the through hole h of the strip member 75. Under this condition, the divider 25 is pulled forward.
  Thereby, the divider 25 and the digging plate 24 are displaced together with the coupling member 86 and the supporting strip member 75 to the front f3 against the elasticity of the spring 78, and the rear end d3 of the side portion 86a of the coupling member 86 is It will be in the state where it came out from the inside of the square tube member 72.
[0071]
  After the divider 25 is rotated upward around the fulcrum screw shaft 87 under this tension state, the position of the rear end portion d3 of the side portion 86a of the coupling member 86 is disengaged from the front of the rectangular tube member 72. The divider 25 is rotated around the fulcrum screw shaft 87.
[0072]
  During this turning operation, the coupling member 86 and the digging plate 24 are turned together with the divider 25 and pulled backward by the spring 78 force through the supporting strip member 72.
  Therefore, the peripheral edge 24a of the digging plate 24 always moves while being pressed against the tip of the rectangular tube member 72 during rotation.
[0073]
  When the divider 25 is completely turned to the non-extending posture, the turning operation force of the divider 25 is released.
  The position of the divider 25 is held by the friction generated by the pressure of the peripheral edge 24a of the plate 24 and the tip of the rectangular tube member 72 by the spring 78 force.
[0074]
  When you arrive at your destination, unload the aircraft from the loading platform and~ sideThe guide rod 26 is changed to the forward projecting posture shown by the solid line in FIG. 8, and the divider 25 is similarly changed to the forward projecting posture in the reverse procedure described above.
[0075]
  At this time, the downward rotation of the divider 25 around the fulcrum screw shaft 87 is stopped by the lower side portion 86b of the coupling member 86 coming into contact with the step portion d2 of the supporting strip member 75.
  Further, the forwardly projecting posture of the divider 25 is ensured by the rear end d3 of the side portion 86a of the coupling member 86 being fitted into the rectangular tube member 72, and this fitted state being maintained by the spring 78 force.
[0076]
  The aircraft in this state is positioned so that the left and right traveling wheels 5 and 5 straddle one ridge U in a field where sweet pods are planted in rows in a ridge U (high ridge or flat ridge).
  As a result, the left and right weed cutting portions D are positioned in the left and right ridges m, m as shown in FIGS.
[0077]
  Under this condition, the heights of the gage wheels 10 and 10 are adjusted as necessary so that the height of the weed cutting part D is optimum.
[0078]
  Further, if necessary, the operation unit 19a is rotated to swing the foliage conveyance processing unit E around the fulcrum O to adjust the height of the front part from the ridge surface.
  In this way, the front part of the foliage conveyance processing part E is about a few centimeters away from the upper surface of the ridge U.
[0079]
  Thereafter, the height and width of the left and right eyelid presser roller units 11a and 11b are adjusted by operating the position adjusting mechanism 13a, etc., so that the eyelid presser mechanism B is adapted to the upper surface of the eyelid U.
  At this time, the bolts 91 and 94 are operated as necessary to change and adjust the left and right positions and heights of the guide regulating bars 95 and 95 in the roller units 11a and 11b.
[0080]
  Next, the engine 1 is operated, and the machine body is advanced with each part in an operating state.
  As a result, the protruding rods 25a of the dividers 25 and 25 travel about 1 to 3 cm deep from the ground, so that the vines w rooted in the ridges m rise from the ground, and then the lifting guide rods 25b and 25b. Lift gradually higher.
  Further, the digging plate 24 and the additional rod 25c also lift the vine rooted upward.
  As a result, the guide rods 25b, 25b, the additional rod 25c, and the digging plate 24 are pulled out while guiding the vine w backward, and are guided to the cutting blade 22 and the scraping portion x of the cutting device 21.
[0081]
  At this time, if the tip height of the protruding bar 25a of the divider 25 is not suitable, the bolt 24 screwed into the screw holes h2 and h3 is operated to swing the plate 24 around the fulcrum hole 83 with respect to the coupling member 86. And adjust its height.
[0082]
  The vine vine w is cut when it reaches the cutting blade 22 of each cutting device 21, and is separated into the inside and outside between the cutting devices 21, 21.
  further,The vines and the like w that exist inside the cutting devices 21 and 21 are guided to the lifting guide rod 25b and smoothly moved to the take-in portion x.
[0083]
  The scraping portion x is a transport path of its own, that is, the upper transport path on the front side, by scraping to the center the persimmon vine w that has grown on the surface between the left and right cutting devices 21 and 21 and the persimmon vine w guided by the guide rod 25b. At the same time, it is moved into k2 and supplied to the front part of the lower clamping conveyance path k1.
[0084]
  The upper transport path k2 and the lower transport path k1 on the front side sandwich and transport the vines w moved or supplied in this way in the backward upward tilt direction.
  At this time, the vines w are moved in a bulky state that is greatly raised above the upper conveyance path k 2, but the upper and lower portions are sandwiched between the upper conveyance path k 2 and the lower conveyance path k 1, and the upper surface of the scraping frame 63 is Therefore, it can be stably transported.
[0085]
  During the conveyance, the lower conveyance path k1 sandwiches the vine vine w with a particularly strong force and moves the vine vine w upward, so that a strong pulling force is applied to the stem of the vine vine w before long.
  This stem stem is torn apart and separated from the heel portion while moving backward between the left and right guide regulating rods 95, 95 that constitute the rod lifting control tool.
[0086]
  At this time, the cocoon may be pulled out together with the vine, but this heel is separated from the stem and left in the ground because its rise is restricted by the left and right guide restriction rods 95,95.
  This restricting action can occur up to the vicinity of the rotation center transmission mechanism C, so that the lifting of the heel is reliably restricted.
[0087]
  Thus, the release position of the vine vine w separated and free is determined by the left and right positions of the rear end portion of the nipping and conveying apparatus 31.
  For example, the holding and conveying device 31 is held in a straight line in the front-rear direction when discharging onto the bag U being processed, and the holding and holding device 44 is held when discharging to the left and right positions away from the bag U. The rear portion of the apparatus 31 is swung left and right to hold the lower holding and conveying path k1 and the upper holding and conveying paths k2 and k3 in a state bent at an appropriate angle.
[0088]
  The vine vine w in the free state being conveyed by the lower nipping and conveying path K1 and the front upper conveying path k2 eventually reaches the bending position p (FIG. 3) of the nipping and conveying apparatus 31.
  The upper part of the vine vine w that has reached this position tends to spill out due to its own weight toward the inner side of the bending radius when the holding and conveying device 31 is bent in the left and right shape. In order to support and smoothly guide upward, the vine w will pass through the bent position p stably without any trouble.
[0089]
  After this, the lower clamping transport path k1 and the rear upper transport path k3 transport this vine w to its transport end and drop it. Thus, the persimmon vine w is efficiently and accurately removed per persimmon and the sweet potato harvesting is labor-saving.
[0090]
  The above embodiment can be modified to a simple structure as shown in FIG.
  FIG. 16 is a side view of a modified example.
  A support arm 96 integral therewith is extended from the rectangular tube member 72, and the excavating plate 24 is mounted on the support arm 96 so as to be rotatable by a fulcrum shaft 871.
  Then, screw holes h6 and h7 are formed on the front and rear sides of the support arm 96 where the shaft is attached.
  On the other hand, a long hole 851 is formed in the front portion of the digging plate 24, and a through hole h5 is formed above the rear portion.
[0091]
  And when fixing the divider 25 in the forward projecting posture,Long hole 851 of the digging plate 24InBoltthroughWhen the divider 25 is fastened to the screw hole h6 at the tip of the support arm 96, and the divider 25 is fixed to the forward non-extending posture, the divider 25 is rotated around the fulcrum shaft 871 and the rear hole h5 and the rear side of the support arm 96 are rotated. Align the screw hole h7 and remove the bolt removed from the screw hole h6.InThroughShiThus, the screw hole h7 can be fastened.
[0092]
【The invention's effect】
  According to the present invention described above, from the front part of the aircraft to the rear part.AcrossThe foliage conveyance processing unit E is provided in an upwardly inclined manner, and cutting devices 21 and 21 are disposed in front of the left and right sides of the foliage conveyance processing unit E,The upper guide rods 26 and 26 formed of thin rods are provided on the upper portions of the cutting devices 21 and 21 so as to be inclined upward and can be swung to be housed.The cutting devices 21 and 21 are arranged in a protruding manner from the front lower part to the front.Formed with thin barsDividers 25, 25 are provided, and the vegetation foliage w guided by the dividers 25, 25 is cut by the cutting devices 21, 21 at the left and right of the foliage conveyance processing unit E while the aircraft is in progress. In the vine treatment machine that operates to scrape the foliage part w at the front part of the foliage conveyance processing part, then convey it obliquely backward, separate from the root part in this conveyance process, and discharge from the rear part,The dividers 25, 25 are configured to be vertically swingable and slidable in the front-rear direction via a support strip member 75 and a coupling member 86,Each of the dividers 25 and 25 is mounted so that the posture can be changed from the forwardly projecting posture to the forward non-extending posture or vice versa.ByThe entire length of the fuselage can be shortened by the amount of extension of the divider so that it can be easily loaded on the loading platform of a light truck, and damage such as bending of the divider in contact with other objects can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a right side view of a foliage processing machine showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the processor.
FIG. 3 is a plan view of a state in which a foliage conveyance processing unit of the processing machine is omitted.
FIG. 4 is a plan view showing a state in which an upper clamping conveyance path mechanism of the processor is omitted.
FIG. 5 is a front view showing a usage state of the processor.
FIG. 6 is a side sectional view of the processor.
FIG. 7 is a partial perspective view showing a usage state of the processor.
FIG. 8 is an enlarged side view illustrating a part of the processor.
FIG. 9 is a plan view showing a state where a part of the processor is omitted.
FIG. 10 is an enlarged side view showing a main part of the cutting device of the processor.
FIG. 11 is a diagram illustrating an xx portion of FIG. 10;
FIG. 12 is a diagram showing parts of the main part.
FIG. 13 is a side view showing a divider of the processor.
FIG. 14 is a diagram showing parts of the main part.
FIG. 15 is a plan view showing one roller unit of the processor.
FIG. 16 is a side view showing a modification of the main part of the processor.
[Explanation of symbols]
      B heel holding mechanism
      E Foliage handling section
      w Vegetation foliage
      21 Cutting device
      25 Divider
      26 Upper guide bar
      75 Supporting strip
      86 Connecting members
      87 fulcrum shaft(Fulcrum screw shaft)
      95 Guide restriction bar

Claims

From the front of the fuselage over the rear provided foliage conveying unit E to the upstream sloped, arranged a cutting device 21, 21 in front of the left and right sides of the foliage conveying unit E, the cutting device 21, 21 Upper guide rods 26, 26 formed of thin rods are provided on the upper part of the upper part of the cutting device 21 so as to be inclined upward and swingable so that they can be stored. Dividers 25 and 25 formed by thin rods provided, and the vegetation foliage w guided by the dividers 25 and 25 by the respective cutting devices 21 and 21 during the progress of the machine body The cut foliage part w is scraped at the front part of the foliage conveyance processing part, then conveyed obliquely backward, separated from the root part in this conveyance process, and discharged from the rear part in vine processor of the device Da 25 via the support ridge member 75 and the coupling member 86 slidably displaced freely configured to swing vertically and the front-rear direction, or the respective divider 25, 25 from the front overhang posture forwardly non overhanging position A vine treatment machine that is mounted so that the posture can be changed in the opposite direction.