JP3866018B2 - Molding method and molding device for cored elastic material coated ball - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、芯金をゴム等の弾性材料で被覆した芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法とその成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内部に芯金を有し、その周囲をゴムで被覆した芯金入り被覆ボールは、各種のものに使われており、例えば、弁箱の内部に挿入したボール状の弁体の移動によって流体の逆流を防止するようにしたボール型逆止弁の弁体として使用されている。この弁体は、金属製の芯金を中心部に配置し、その周囲をゴムによって被覆して球形状に成形するようにしたものである。
【0003】
このボール型逆止弁は、例えば、マンホール用のポンプシステムに用いる場合、水中ポンプの吐出側にこの逆止弁を設け、マンホール内に貯槽される汚水等の流体が常時一定量になるようにポンプ動作によって揚送され、ポンプ停止後は、この逆止弁が閉止状態となって逆流を防止するようにしたものである。
【0004】
通常、マンホール用のポンプシステム用のボール逆止弁は、流路径の大きいものを使用しており、弁体の芯金は、ゴム被覆部位が消耗してボール径が小になったときに弁体内の着座部や二次側のボールガイドから流路に飛び出さないような径に成形している。
【0005】
逆止弁の使用時には、水中ポンプで汚水を揚送するなどの劣悪な環境で使用しているため、汚水に含まれる小石等の異物が弁体と接触したりしてゴム被覆部位が傷ついたり摩耗したりして徐々に劣化し、メンテナンスが難しい箇所に設置されている。
このため、弁体には、特に耐久性が求められ、成形時にはゴム被覆部位を厚肉にしたり、劣化を防ぐためにゴム被覆部位を均一に成形する必要がある。
【0006】
このボール状弁体の成形方法としては、予め内部の芯金の表面に放射線状、或は適宜の形状に分割したゴム生地を仮着しておき、その後、圧縮加硫成形して成形するようにした成形手段がある。
【0007】
一方、プレス成形の一つであるトランスファー(注入式)成形によってボール22を成形する場合には、図11に示すように、成形型20のキャビティ内の下部付近に支持棒22を設け、この支持棒22によってキャビティ内の中心部位に球状の芯金23を支持しておき、この状態で圧入口24を介してゴム生地25をキャビティ内に圧入して成形している。このトランスファー成形法は、ゴム生地25が配合ゴム等の予備成形の複雑なものや、或は、金属との加硫接着製品などに効果的な成形法であり、球状弁体を成形する際において従来より一般に使用されている。この場合、トランスファー成形時において支持棒22で芯金23をキャビティ内に支持する際には、少なくとも3点支持以上の支持箇所によって芯金23を支えるようにしてゴム生地25の圧入時に芯金23が安定した状態を保つようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の圧縮加硫成形による加工手段によると、分割したゴム生地を合わせるようにして芯金を被覆しているため、ゴム生地の肉厚を均一にすることが難しかったり、芯金をボールの中心部位に設けることが難しく、手間がかかり、延いてはコストアップの要因となっていた。
【0009】
また、この方法によると、圧縮加硫成形後において、仮着時にゴム生地同志の間に侵入した空気が抜けないことがあり、これを原因として製品としての精度が悪くなったり、更には、不良品が発生することがあった。
【0010】
一方、後者における従来のトランスファー成形による成形手段によると、ゴム生地25を圧入する際には、成形上型20aと成形下型20bとの接触位置付近までは比較的ゴム生地25が流れやすいが、芯金23の中心部位より下側の成形下型20bより下方になるとゴム生地25の粘性によって芯金23の下側に周り込み難くなり、いわゆるオーバーハング現象が生じることがある。このため、キャビティの底面付近の支持棒22付近までは確実にゴム生地25が流れ込み難くなり、成形後のボール21内部に空隙が生じたり、表面が完全に被覆されないことがあった。
【0011】
また、図示しない別の支持部材を使用して芯金23を支持した場合においても、オーバーハング現象が生じるために、図13に示すように、芯金23全体を均一に被覆することは困難であり、また、支持部材とキャビティとの接触位置において支持部材を除去した後に跡が残ることを避けるのは困難であった。
【0012】
本発明は、上記の課題点に鑑みて発明に至ったものであり、その目的とするところは、芯金入り弾性材被覆ボールの成形に際して、高精度な弾性材被覆ボールを成形することができ、しかも、コストを抑えて量産することができる芯金入り弾性材被覆ボールとこのボールを用いたボール逆止弁を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、半球状の上空隙部を有する上型と半球状の下空隙部を有する下型より成る型枠にゴム等の弾性材料を充填して成形する方法であって、半球状の芯金受け用の受部と前記空隙部内に密接させる半球状の外周面を有する治具を前記球状の空隙部内に略同心状態に配設すると共に、前記治具の受部に装入した球状の芯金を前記治具とともに空隙部内に略同心状態に配設し、次いで、上下型の何れか一方の空隙部内に弾性材料を充填した後に、前記治具を空隙部内より取り外して空隙部内の半成形品を装入した状態で、残りの空隙部内に弾性材料を充填して前記半成形品とともに芯金の外周囲を弾性材料で均等に被覆するようにした芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法である。
【0014】
請求項2に係る発明は、下型の下空隙部内に配置した上記治具を介して球状芯金を上下空隙部内に略同心状態に配設し、次いで、上型の上空隙部内に弾性材料を充填し、その後、この治具を取り除いた後に、下空隙部内に上空隙部内の半成形品を装入し、更に、上空隙部内に弾性材料を充填して芯金の外周囲を前記半成形品とともに弾性材料で被覆した芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法である。
【0015】
請求項3に係る発明は、下型の下空隙部内に配置した上記治具を介して球状芯金を上下空隙部内に略同心状態に配設し、次いで、上型の上空隙部内に弾性材料を充填し、その後、型枠を反転させ、この治具を取り除いた状態で、残りの空隙部内に弾性材料を充填して前記半成形品とともに芯金の外周囲を弾性材料で被覆した芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法である。
【0016】
請求項4に係る発明は、上型と下型とからなる型枠と押圧部材からなる芯金入り弾性材被覆ボールの成形装置であって、上型と下型に半球形状の上空隙部と下空隙部を夫々形成して球状の空隙部を構成し、半球状の芯金受け用の受部と前記空隙部内に密接させる半球状の外周面を有する治具を介して球状芯金を球状の空隙部内に略同心状態に配設し、上下型の何れか一方の空隙部内に弾性材料を充填すると共に、前記治具を空隙部内より取り外した状態で前記半成形品とともに芯金の外周囲に弾性材料を充填・被覆して球形状の弾性材被覆ボールを成形する芯金入り弾性材被覆ボールの成形装置である。
【0018】
【実施例】
以下、本発明における芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法とその成形装置の実施例を図面に従って具体的に説明する。
図1において、1は、上型2a、下型2bからなる型枠2と、突状の押部3aを有する押圧部材3からなるトランスファー型の成形装置本体である。上型2aにおいて、4は、押部3aが装入可能になるように凹状に設け、弾性材料たるゴム10や樹脂などを注入するために設けたポット、5は、ポット4より垂下するように複数箇所に設けたゲートであり、このゲート5は、ポット4から上型2aの下面に半球状で凹状に設けた上空隙部6aに貫通するように設けられている。
【0019】
ポット4に未加硫状態のゴム10等の弾性材料(以下、ゴムとして説明する。)を注入した後に、押部3aをポット4に装入するようにして押圧部材3を押圧すると、ゲート5を介して上空隙部6aからゴム10を圧入することができる。
【0020】
下型2bには、上面側に半球状で凹状に形成した下空隙部6bを設け、上型2aと下型2bの上下空隙部6a,6bを合わせた際に球状の空隙部6を型枠2内に成形されるように設け、この空隙部6により球状成形を行うことができる。
【0021】
7は、金属等によって球状に成形した球状芯金であり、この芯金7を空隙部6の内部に配設する際には、芯金7の球面状の表面部位に密接可能な半球状の受部8aを有する金属等の耐熱材製で形成され、芯金保持用治具8に芯金7を取り付け、この芯金7を載置した治具8を下空隙部6bに同心状態に装着するようにしている。この芯金保持用の治具8の内外周面によって球状芯金7は、球状の空隙部6内に同心状態に配置するようにし、受部8aは、芯金7を着脱可能な形状に設け、芯金7を治具8に載置した際に芯金7の下半球の外周面を保持するようにしている。このように、治具8は、球状芯金7を球状の空隙部6内に同心状態に保持するように構成する。
【0022】
図8は、仕上げ加工用の成形金型11を示す参考断面図であり、成形装置1によって成形した芯金入りゴム被覆ボール9を上型枠11aと下型枠11bからなる成形金型11によって挟持し、略真球状に加硫成形して、ボール弁体としての精度を向上するようにしている。
【0023】
なお、ボール9の成形は、成形する弁体の球径及び個数等の各種の要因に応じて手作業、或はコンピュータ制御による自動化等の手段によって適宜加工するようにすればよく、また、トランスファー成形だけでなく、インジェクション(射出)成形にも応用できることは勿論である。
【0024】
本例における芯金入りのボール9は、例えば、図10における流路13を有するボール逆止弁12の弁体として使用すると望ましい効果を得ることができる。
【0025】
次に、上記の実施例における作用を説明する。
本例においては、例えば、流路の呼び径が150mmである場合の逆止弁12のボール9を挙げて、その製造工程の一例を説明する。このときのボール9の球径は、およそ180〜190mm程度であり、また、ボール9内部の金属製の芯金7の直径は、およそ130〜140mm程度にしている。
【0026】
ボール9の成形時には、先ず、予め芯金7を治具8の受部8aに載置するようにし、この状態で下型2bの下空隙部6bに対して治具8を下側にした状態で取付け、その後、上型2aを下型2bに合わせて型枠2を成形するようにする。この場合、型枠2内の空隙部6の直径は、ボール9の直径となる約180mm〜190mm程度に設けている。
【0027】
次いで、上型2aのポット4内に未加硫状態のゴム10を注入して押圧部材3を押圧すると、ゴム10がゲート5より空隙部6内に圧入され、図2に示すように空隙部6内に充填される。この際のゴム10の温度は、未加硫状態である温度、例えば約110℃である。なお、ゴム10の注入を容易にするため、空隙部6内の空気を抜くよう、型枠2に空気抜き孔を設けてもよい。
【0028】
図3は、図2の成形装置1本体を分離した状態を示す参考断面図であり、一旦成形装置1を上型2aと下型2bに分離して治具8を下空隙部6bから取外し、更に、上空隙部6a内の成形品が下側になるよう回転し、空隙部6内に装入する。
【0029】
この状態で再度空隙部6にゴム10を充填させると、略球形状のゴム被覆ボール9を得ることができる。なお、ゴム10のポット4への注入量は、適宜調節するようにして押圧部材3の押圧後にゴム10が残ったり、或は、ボール9を成形するに必要な量が足りなくなることがないようにする。
【0030】
次に、成形後のボール9を型枠2から取り出し、成形金型11に挿入し、仕上げ成形を行う。この仕上げ成形では、ゴム10を加硫状態にし、ボール9がボール型逆止弁の弁体として十分な弾性・強度を有するようにすると共に、真球度等の精度を高め、また、上型2aと下型2bの型の割り面(パーティングライン)の処理も行う。この際のゴム10の温度は、加硫状態になる温度、例えば約160℃である。なお、成形時間は、成形されるボール9の大きさやゴム10の厚み等により適宜選択される。
【0031】
本例の成形装置1によるボール9の成形方法によると、ゴム10の充填量を上空隙部6内に充填するように設置し、しかも、治具8を下空隙部6bに密接するように設けているので、ゲート5からゴム10を圧入した際には空隙部6の上空隙部位6a側に充填され、空隙部6の下側に流れ込むことがない。従って、ゴム10の粘性によってオーバーハングが発生することがなく、また、無理のない自然な方向にのみゴム10を流し込んでいるためボール9の全体に亘って均一に成形することができ、内部や表面に機能上影響する空隙や跡等の欠陥を生じ難くすることができる。
【0032】
また、芯金7を装着したときに、芯金7の中心が空隙部6の中心に位置するように治具8を形成しておけば、容易に芯金7を確実にボール9の中央部位に配置させるようにすることができ、ゴム10の肉厚を均一にすることができるので精度が高いボール9を成形することができる。
なお、略皿状の治具8が空隙部6内に同心円状に配置されているため、治具8が円周方向に多少ずれたりしても、依然として、芯金7を空隙部6内に同心状態に保持することができ、精度良くボール9を成形することができる。
更には、コンピュータ制御による自動生産が可能であるから、歩留まりをよくしつつボール9を大量生産でき、低コストにて製造することができる。
【0033】
また、本発明における成形方法は、本例の形態に限ることなく、例えば、図6及び図7に示すように、上型2aと下型2bの両方にポット4及びゲート5を設け、ゴム10を上型2aのゲート5から圧入した後に型枠2の天地を反転するようにして、下型2bを分離して治具8を取外すようにすれば、充填したゴム10及び芯金7に接触することなく、また、これらを取出すことなく成形することができる。
なお、上記の例は、一例を示したものであり、逆止弁やボール等の大きさは実施に応じて適宜に設けるものとし、本発明の範囲内において各種の実施態様を採用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、本発明によると、高精度な弾性材被覆ボールを成形することができる芯金入り弾性材被覆ボールの成形方法とその成形装置を提供することができる。
【0035】
更には、成形加工が容易であり、かつ均一な弾性材被覆ボールを製造でき、耐久性を有した芯金入り弾性材被覆ボールを得ることができるとともにゴム等の弾性材料の粘性によってオーバーハングが発生することなく、また、無理のない自然な方向にのみ弾性材料を流し込んでいるため、ボールの全体に亘って均一に芯金入りのボールを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における芯金入り弾性材被覆ボールの成形装置の一例を示す断面図である。
【図2】 図1の押圧部材を押圧した状態を示す参考断面図である。
【図3】 図2の成形装置を分離した状態を示す参考断面図である。
【図4】 治具を取外した状態を示す参考断面図である。
【図5】 図4の押圧部材を押圧した状態を示す参考断面図である。
【図6】 本発明における他の成形方法を示した参考断面図である。
【図7】 図6の工程を示した参考断面図である。
【図8】 成形金型を示す断面図である。
【図9】 治具の取付け状態を示す参考斜視図である。
【図10】 本発明の芯金入り弾性材被覆ボールをボール逆止弁に適用した例を示す断面図である。
【図11】 従来の成形装置の一例を示した断面図である。
【図12】 従来の成形装置の一例を示した断面図である。
【図13】 従来の被覆ボールを示す底面図である。
【符号の説明】
1 成形装置本体
2 型枠
2a 上型
2b 下型
3 押圧部材
3a 押部
6 空隙部
6a 上空隙部
6b 下空隙部
7 芯金
8 治具
8a 受部
9 ボール
10 ゴム
11 成形金型[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to metal core and the molding method of the core containing the elastic material-coated balls coated with an elastic material such as rubber to the forming equipment.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, cored coated balls that have a cored bar inside and are covered with rubber have been used for various types, for example, the movement of a ball-shaped valve element inserted inside a valve box Therefore, it is used as a valve body of a ball type check valve that prevents back flow of fluid. In this valve body, a metal cored bar is arranged at the center, and the periphery thereof is covered with rubber so as to be formed into a spherical shape.
[0003]
For example, when this ball type check valve is used in a manhole pump system, this check valve is provided on the discharge side of the submersible pump so that the amount of fluid such as sewage stored in the manhole is always constant. The check valve is closed after the pump is stopped and stopped after the pump is stopped to prevent backflow.
[0004]
Normally, the ball check valve for the manhole pump system uses a valve with a large flow path diameter, and the core of the valve body is a valve when the rubber-coated part is consumed and the ball diameter becomes small. The diameter is set so as not to jump out from the seating portion in the body or the ball guide on the secondary side into the flow path.
[0005]
When the check valve is used, it is used in a poor environment such as pumping sewage with a submersible pump, so foreign matter such as pebbles contained in the sewage may come into contact with the valve body and damage the rubber-coated part. It is installed in places where it is difficult to maintain due to wear and deterioration.
For this reason, the valve body is particularly required to have durability. At the time of molding, it is necessary to thicken the rubber-coated part or to uniformly mold the rubber-coated part in order to prevent deterioration.
[0006]
As a method for forming this ball-shaped valve body, a rubber cloth divided into a radial shape or an appropriate shape is temporarily attached to the surface of an inner core bar in advance, and then molded by compression vulcanization molding. There is a molding means.
[0007]
On the other hand, when the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the former processing means by compression vulcanization molding, the cored bar is covered with the divided rubber dough, so it is difficult to make the thickness of the rubber dough uniform, It was difficult to provide at the central portion of the, and it took time and was a factor of cost increase.
[0009]
Also, according to this method, after compression vulcanization molding, the air that has entered between the rubber fabrics during temporary attachment may not escape, which may lead to inaccuracy as a product, or Non-defective products may occur.
[0010]
On the other hand, according to the latter molding means by conventional transfer molding, when the
[0011]
Further, even when the
[0012]
The present invention has led to the present invention in view of the above problems point, it is an object during the molding of the core containing the elastic material covering the ball, it can be molded with high precision elastic material-coated ball Furthermore, an object of the present invention is to provide an elastic material-coated ball containing a mandrel that can be mass-produced at a reduced cost, and a ball check valve using this ball .
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0014]
According to a second aspect of the present invention, a spherical cored bar is arranged in a substantially concentric state in the upper and lower gaps via the jig arranged in the lower gap of the lower mold, and then an elastic material is placed in the upper gap of the upper mold After that, after removing the jig, a semi-molded product in the upper gap is inserted into the lower gap, and an elastic material is further filled in the upper gap to surround the outer periphery of the core This is a method of molding an elastic material-coated ball containing a cored bar coated with an elastic material together with a molded product.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, a spherical cored bar is arranged in a substantially concentric state in the upper and lower gaps via the jig arranged in the lower gap of the lower mold, and then an elastic material is placed in the upper gap of the upper mold. After that, after reversing the mold and removing this jig, the remaining gap is filled with an elastic material and the outer periphery of the core metal is covered with the elastic material together with the semi-molded product. This is a method for forming an elastic ball covered with an elastic material.
[0016]
The invention according to
[0018]
【Example】
It will be specifically described below molding method of the core containing the elastic material-coated ball of the present invention as an embodiment of the forming equipment according to the drawings.
In FIG. 1,
[0019]
After injecting an elastic material such as unvulcanized rubber 10 (hereinafter referred to as rubber) into the
[0020]
The
[0021]
7 is a spherical metal core formed into a spherical shape with metal or the like. When the
[0022]
FIG. 8 is a reference cross-sectional view showing a
[0023]
The ball 9 may be formed by appropriate processing by means such as manual operation or automation by computer control according to various factors such as the ball diameter and the number of valve bodies to be formed, and transfer. Of course, it can be applied not only to molding but also to injection (injection) molding.
[0024]
When the ball 9 with a cored bar in this example is used as a valve body of the
[0025]
Next, the operation of the above embodiment will be described.
In this example, for example, the ball 9 of the
[0026]
At the time of molding the ball 9, first, the
[0027]
Next, when the
[0028]
FIG. 3 is a reference cross-sectional view showing a state in which the main body of the
[0029]
If the
[0030]
Next, the molded ball 9 is taken out from the
[0031]
According to the molding method of the ball 9 by the
[0032]
Further, if the
In addition, since the substantially dish-shaped
Furthermore, since automatic production by computer control is possible, the balls 9 can be mass-produced while improving the yield, and can be manufactured at low cost.
[0033]
Further, the molding method according to the present invention is not limited to the form of the present example. For example, as shown in FIGS. 6 and 7, a
In addition, said example shows an example, The magnitude | size of a non-return valve, a ball | bowl etc. shall be provided suitably according to implementation, and various embodiments are employable within the scope of the present invention. it can.
[0034]
【The invention's effect】
As apparent from the above, according to the present invention, it is possible to provide a molding method of the core containing the elastic material-coated ball can be molded with high precision elastic material covering the ball and its molding equipment.
[0035]
Furthermore, the molding process is easy and a uniform elastic material-coated ball can be manufactured, and a durable cored elastic material-coated ball can be obtained and overhang is caused by the viscosity of an elastic material such as rubber. Since the elastic material is poured only in a natural direction that does not occur, it is possible to uniformly form a cored ball over the entire ball.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of an apparatus for forming an elastic material-coated ball containing a cored bar according to the present invention.
FIG. 2 is a reference cross-sectional view showing a state in which the pressing member of FIG. 1 is pressed.
FIG. 3 is a reference cross-sectional view showing a state where the molding apparatus of FIG. 2 is separated.
FIG. 4 is a reference cross-sectional view showing a state where a jig is removed.
FIG. 5 is a reference cross-sectional view showing a state where the pressing member of FIG. 4 is pressed.
FIG. 6 is a reference cross-sectional view showing another molding method in the present invention.
FIG. 7 is a reference cross-sectional view showing the process of FIG. 6;
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a molding die.
FIG. 9 is a reference perspective view showing how the jig is attached.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing an example in which the cored elastic material-coated ball of the present invention is applied to a ball check valve.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing an example of a conventional molding apparatus.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing an example of a conventional molding apparatus.
FIG. 13 is a bottom view showing a conventional covered ball.
[Explanation of symbols]
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