JP3865285B2 - fishing rod - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、継合部を改良した釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来釣竿の継合部の嵌合孔の仕上げが容易で長期にわたる使用においても嵌合精度を低下させること無く嵌合の解除も簡単に行えるように構成した釣竿が例えば、特開平5−37号公報で提案されている。
この公報の構成は、手元側に配置される第1竿材を炭素繊維、ガラス繊維等の高強度繊維を含んだ樹脂で筒状に成形し、この第1竿材の先端に形成される嵌合孔の内面に綿、ポリエステル等の非高強度繊維を含んだ樹脂層を形成している。 上記により継合部は合成樹脂含浸高強度繊維層に較べると、樹脂層は変形し易くなる。
【0003】
しかし、上記技術は、単に綿、ポリエステル等の非高強度繊維を含んだ樹脂層で継合部の竿管内面全体が形成されているため、
(1)高強度繊維より軟質な強化繊維を用いた程度で、実際には嵌合操作時の感触を良好に出来ない。
(2)又、逆に、樹脂層をより軟質にすれば、嵌合操作時の感触は良好にできるが、使用時の負荷で軟質層が変形して継合部がへの字に曲がりになったり、嵌合状態が抜け易くなったりする。
等の欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、単に綿、ポリエステル等の非高強度繊維を含んだ樹脂層で継合部の竿管内面全体が形成されているため、
(1)高強度繊維より軟質な強化繊維を用いた程度で、実際には嵌合操作時の感触を良好に出来ない。
(2)又、逆に、樹脂層をより軟質にすれば、嵌合操作時の感触は良好にできるが、使用時の負荷で軟質層が変形して継合部がへの字に曲がりになったり、嵌合状態が抜け易くなったりすることである。
【0005】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、嵌合操作時の感触を良好にすると共に、嵌合状態が抜け易くなることを防止し、安定した釣竿操作が出来るようにした釣竿を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係わる本発明は、前後の竿管を継合してなる継合部の少なくとも一方の竿管の継合部の継合面に、硬質部と、この硬質部より柔軟性を有すると共に該硬質部より0.5mm以下の範囲で突出した柔軟層とを形成し、前記柔軟層は、前記竿管本体の繊維強化合成樹脂のマトリックス材よりも柔軟性の高いゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテープを芯金に巻回するか或いは貼り付け、その上にプリプレグシートを巻回して常法に従って前記プリプレグシートと一体成形されているか、又は竿管本体継合部の継合面に凹溝を形成して、該凹溝に前記テープを接着固定して形成していることを要旨とするものである。
【0007】
請求項2に係わる本発明は、何れかの竿管継合部の継合面に、周方向指向の凹溝を軸方向に複数条形成し、該各凹溝に前記テープを接着固定して、前記硬質部と前記柔軟層とが交互に形成されていることを要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1の本発明により、嵌合操作又は、釣竿使用時の負荷に対して、わずかに伸縮する軟質層3、7、8、9と硬質部a、b、c、dとの組合せからなる継合面により、嵌合操作時の感触を良好にできる。
又、圧入代が確保でき、確実に継合できる。
更に釣竿に負荷が掛かっても大径竿管本体1の継合部1aに対して小径竿管の継合部2aがへの字に曲がることを防止でき、嵌合状態の抜け防止ができ、安定した釣竿操作が出来る。
また、軟質層3、7、8、9の伸縮量を一定量の範囲にでき、安定した嵌合操作や釣竿操作が出来る。
【0009】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明すると、図1から図3は第1実施例で、図1は釣竿の要部断面側面図、図2は大径竿管本体の断面側面図、図3は大径竿管本体成形時の工程説明図である。
【0010】
釣竿は大径竿管本体1の先端内側の先細テ−パ−の継合部1aに小径竿管2の後端外周の先細テ−パ−の継合部2aが嵌合されて振出式に継合されている。
大径竿管本体1は、先端内側の先細テ−パ−の継合部1aと、先細テ−パ−の継合部1aの後部に大径部1bが形成されている。
継合部1aの内周継合面には軸方向に複数条で周方向の硬質部aと軸方向に複数条で周方向の軟質層3が交互に形成されている。
小径竿管2は、後端外周面に先細テ−パ−の継合部2aと、先細テ−パ−の継合部2aの前側竿管部2bとで形成されている。
【0011】
釣竿の大径竿管本体1は図3のように、芯金4に軟質層3が形成されるゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5が巻回され、その上にテ−プ状の長方形に裁断されたプリプレグシ−ト6が芯金4に適宜回数巻回された後、その外側にテ−ピングが施され、加熱炉の中に入れられて常法に従って熱硬化処理で一体に形成されている。
プリプレグシ−ト6は例えば炭素繊維やガラス繊維やアラミド繊維やアルミナ繊維やケプラ繊維及びその他の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維を横方向に織り込んだシ−トにエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂が含浸されて形成されている。
前記説明では、複数本のテ−プ5が芯金4に巻回されるように述べたが、螺旋状に巻回してもよい。
【0012】
小径竿管2はテ−プ状の長方形に裁断された図示しないプリプレグシ−トが図示しない芯金に適宜回数巻回された後、その外側にテ−ピングが施され、加熱炉の中に入れられて常法に従って熱硬化処理で一体に形成されている。
プリプレグシ−トは例えば炭素繊維やガラス繊維やアラミド繊維やアルミナ繊維やケプラ繊維及びその他の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維を横方向に織り込んだシ−トにエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂が含浸されて形成されている。
【0013】
前記のように大径竿管本体1が形成されると、ゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5で形成された軟質層3は、プリプレグシ−ト6で形成される大径竿管本体1の繊維強化合成樹脂のマトリックス材よりも柔軟性が高いので、成形後継合部1aの硬質部aに対し軟質層3は突出し、その突出量は0.5mm以下(0.5mm〜0.001mm)が望ましい。
硬質部aの硬度に対して軟質層3の硬度を夫々えんぴつ硬度6H以下と3H以下にすることが好ましい。
前記硬質部aと軟質層3の割合は55%〜90%と軟質層3の割合を多くすることが好ましい。
【0014】
軟質層3の表面は平滑面でも粗面でもよい。
軟質層3は前記のように大径竿管本体1が加熱成形される時、ゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5を芯金4の外周に巻回して一体的に加熱成形してもよいし、大径竿管本体1の継合部1a内周に凹溝を形成してゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5を接着固定して形成してもよい。
【0015】
釣竿の大径竿管本体1と小径竿管2が前記のように形成されて大径竿管本体1の中に小径竿管2が収納状態から引き出されて大径竿管本体1の先端内側の先細テ−パ−の継合部1aに小径竿管2の後端外周の先細テ−パ−の継合部2aが嵌合される時は、嵌合時に力を入れて嵌合すると、軟質層3のわずかな変形で圧入代が確保できるので、嵌合操作時の感触を良好にすることが出来る。
又、使用時の釣り竿に掛かる負荷で継合部1aと継合部2aがへの字に曲がることを硬質部aで防止し、安定した釣竿操作ができる。
【0016】
前記のように釣竿が構成されると、嵌合操作又は、釣竿使用時の負荷に対して、わずかに伸縮する軟質層3と硬質部aとの組合せからなる継合面により、嵌合操作時の感触を良好にできる。
又、圧入代が確保でき、確実に継合できる。
更に釣竿に負荷が掛かっても大径竿管本体1の継合部1aに対して小径竿管の継合部2aがへの字に曲がることを防止でき、嵌合状態の抜け防止ができ、安定した釣竿操作が出来る。
又、軟質層3の伸縮量を一定量の範囲にでき、安定した嵌合操作や釣竿操作が出来る。
【0017】
図4は第2実施例で、図4は大径竿管本体の断面側面図である。
この第2実施例では、大径竿管本体1は、先端内側の先細テ−パ−の継合部1aと、先細テ−パ−の継合部1aの後部に大径部1bが形成されている。
継合部1aの内周継合面には周方向に複数条で軸方向の硬質部bと周方向に複数条で軸方向の軟質層7が交互に形成されている。
軟質層7は前記第1実施例と同様に大径竿管本体1が加熱成形される時、ゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プを芯金外周に貼り付け一体的に加熱成形してもよいし、大径竿管本体1の継合部1a内周に凹溝を形成してゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プを接着固定して形成してもよい。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0018】
図5は第3実施例で、図5は釣竿の要部断面側面図である。
この例では、小径竿管2は、後端外周面に先細テ−パ−の継合部2aと、先細テ−パ−の継合部2aの前側竿管部2bとで形成されている。
継合部2aの外周継合面には軸方向に複数条で周方向の硬質部cと軸方向に複数条で周方向の軟質層8が交互に形成されている。
軟質層8は小径竿管2の継合部2aが加熱成形される時、ゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プを継合部2aとなるプリプレグの外周に巻回して一体的に加熱成形してもよいし、小径竿管2の継合部2a外周に凹溝を形成してゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プを接着固定して形成してもよい。
更に軟質層8を形成するゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プは螺旋状に巻回してもよい。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】
図6から図9は第4実施例で、図6は大径竿管本体の断面側面図、図7は図6のF7−F7断面線の背面図、図8は図6のF8−F8断面線の背面図、図9は大径竿管本体成形時の工程説明図である。
この第4実施例では大径竿管本体1の継合部1aの内周継合面に軟質層9が固定されて軟質層9は縦・横の網目9aが穿設されて網目9a内に硬質部dが形成されている。
釣竿の大径竿管本体1は図9のように、芯金4に軟質層9が形成されるゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5′が巻回され、その上にテ−プ状の長方形に裁断されたプリプレグシ−ト6′が芯金4に適宜回数巻回された後、その外側にテ−ピングが施され、加熱炉の中に入れられて常法に従って熱硬化処理で一体に形成されている。
プリプレグシ−ト6′は例えば炭素繊維やガラス繊維やアラミド繊維やアルミナ繊維やケプラ繊維及びその他の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維を横方向に織り込んだシ−トにエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂が含浸されて形成されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0020】
前記第4実施例では、大径竿管本体1の継合部1aの内周継合面に縦・横の網目9aが穿設された軟質層9が形成されたが、軟質層9の網目9aは傾斜した網目としてもよい。
前記第4実施例では、芯金4に軟質層9が形成されるゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5′が巻回されたが、高強度繊維の網目空きプレ−トを芯金4に巻回し、その上に軟質層9が形成されるゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテ−プ5′を巻回してその上にプリプレグシ−ト6′を巻回してもよい。
前記第4実施例では、大径竿管本体1の継合部1aの内周継合面に縦・横の網目9aが穿設された軟質層9が形成されたが、小径竿管2の継合部2aの後端外周面に網目が穿設された軟質層と硬質部を形成してもよい。
【0021】
前記説明の釣竿では、大径竿管本体1の先端内側の先細テ−パ−の継合部1aに小径竿管2の後端外周の先細テ−パ−の継合部2aが嵌合される振出式の釣竿で述べたが、並継ぎ釣竿の継合部に実施してもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
嵌合操作又は、釣竿使用時の負荷に対して、わずかに伸縮する軟質層と硬質部との組合せからなる継合面により、嵌合操作時の感触を良好にできる。
又、圧入代が確保でき、確実に継合できる。
更に釣竿に負荷が掛かっても大径竿管本体の継合部に対して小径竿管の継合部がへの字に曲がることを防止でき、嵌合状態の抜け防止ができ、安定した釣竿操作が出来る。
また、軟質層の伸縮量を一定量の範囲にでき、安定した嵌合操作や釣竿操作が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例で、釣竿の要部断面側面図である。
【図2】 同大径竿管本体の断面側面図である。
【図3】 同大径竿管本体成形時の工程説明図である。
【図4】 第2実施例で、大径竿管本体の断面側面図である。
【図5】 第3実施例で、釣竿の要部断面側面図である。
【図6】 第4実施例で、大径竿管本体の断面側面図である。
【図7】 同図6のF7−F7断面線の背面図である。
【図8】 同図6のF8−F8断面線の背面図である。
【図9】 同大径竿管本体成形時の工程説明図である。
【符号の説明】
1 大径竿管本体
1a、2a 継合部
2 小径竿管
3、7、8、9 軟質層
a、b、c、d 硬質部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing rod having an improved joint.
[0002]
[Prior art]
A fishing rod constructed so that the fitting hole of the connecting portion of the conventional fishing rod can be easily finished and can be easily released without lowering the fitting accuracy even when used for a long time is disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 5-37 Proposed in the gazette.
The structure of this gazette is a fitting that is formed at the tip of the first saddle member by molding the first saddle member arranged on the hand side into a cylindrical shape with a resin containing high-strength fibers such as carbon fiber and glass fiber. A resin layer containing non-high-strength fibers such as cotton and polyester is formed on the inner surface of the joint hole. As described above, the joint layer is more easily deformed than the synthetic resin-impregnated high-strength fiber layer.
[0003]
However, the above technique is simply formed by the resin layer containing non-high strength fibers such as cotton, polyester, etc.
(1) To the extent that reinforced fibers that are softer than high-strength fibers are used, the feel during the fitting operation cannot actually be improved.
(2) Conversely, if the resin layer is made softer, the feel during fitting operation can be improved, but the soft layer will be deformed by the load during use, and the joint part will bend into a letter. Or the fitted state can be easily removed.
There are disadvantages such as.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved is because the entire inner surface of the joint pipe is formed of a resin layer containing non-high-strength fibers such as cotton and polyester.
(1) To the extent that reinforced fibers that are softer than high-strength fibers are used, the feel during the fitting operation cannot actually be improved.
(2) Conversely, if the resin layer is made softer, the feel during fitting operation can be improved, but the soft layer will be deformed by the load during use, and the joint part will bend into a letter. Or the fitting state is easily removed.
[0005]
In view of the above-described drawbacks, an object of the present invention is to provide a fishing rod that has a good feel during fitting operation, prevents the fitting state from being easily removed, and enables stable fishing rod operation. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention relating to
[0007]
In the present invention according to
[00 08 ]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the present invention of
In addition, the press-fitting allowance can be ensured and can be reliably joined.
Further, even when a load is applied to the fishing rod, the
Further, it the amount of expansion and contraction of the
[00 09 ]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIGS. 1 to 3 are first embodiments, FIG. 1 is a sectional side view of a main part of a fishing rod, and FIG. FIG. 3 is an explanatory diagram of a process when forming a large-diameter vertical pipe body.
[00 10 ]
The fishing rod is a swing-out type in which a joint 2a of a tapered taper on the outer periphery of the rear end of the small-
The large-diameter soot tube
On the inner circumferential joining surface of the joining
The small-
[00 11 ]
As shown in FIG. 3, a large diameter rod
The
In the above description, it has been described that the plurality of tapes 5 are wound around the cored bar 4, but may be wound spirally.
[00 12 ]
The small-
The prepreg sheet includes, for example, an epoxy resin, a phenol resin, a sheet in which high-strength fibers such as carbon fiber, glass fiber, aramid fiber, alumina fiber, Kepla fiber, and other organic fibers and inorganic fibers are woven in the transverse direction. It is formed by impregnating a thermosetting synthetic resin such as a polyester resin.
[00 13 ]
When the large-diameter soot tube
The hardness of the
The ratio of the hard part a and the
[00 14 ]
The surface of the
The
[00 15 ]
The large-diameter rod
In addition, the rigid portion a prevents the
[00 16 ]
When the fishing rod is configured as described above, when the fitting operation is performed by the joining surface formed by the combination of the
In addition, the press-fitting allowance can be ensured and can be reliably joined.
Further, even when a load is applied to the fishing rod, the
Further, the amount of expansion and contraction of the
[00 17 ]
FIG. 4 is a second embodiment, and FIG. 4 is a cross-sectional side view of a large-diameter soot tube body.
In this second embodiment, the large-diameter soot tube
A plurality of axially hard portions b in the circumferential direction and a plurality of axially
As in the first embodiment, the
Other configurations are substantially the same as those of the first embodiment.
[00 18 ]
FIG. 5 is a third embodiment, and FIG. 5 is a cross-sectional side view of an essential part of a fishing rod.
In this example, the small-
A plurality of circumferentially hard portions c in the axial direction and a plurality of circumferentially
When the
Further, the rubber material, elastomer resin or soft resin tape forming the
Other configurations are substantially the same as those of the first embodiment.
[00 19 ]
6 to 9 show a fourth embodiment, FIG. 6 is a cross-sectional side view of the large-diameter rod main body, FIG. 7 is a rear view of the F7-F7 cross-sectional line of FIG. 6, and FIG. FIG. 9 is a process explanatory diagram when molding a large-diameter soot tube main body.
In the fourth embodiment, the
As shown in FIG. 9, a large diameter rod tube
The prepreg sheet 6 'is, for example, a sheet in which high strength fibers such as carbon fiber, glass fiber, aramid fiber, alumina fiber, Kepla fiber and other organic fibers and inorganic fibers are woven in the lateral direction, and epoxy resin or phenol. It is formed by being impregnated with a thermosetting synthetic resin such as resin or polyester resin.
Other configurations are substantially the same as those of the first embodiment.
[00 20 ]
In the fourth embodiment, the
In the fourth embodiment, a rubber material, an elastomer resin, or a soft resin tape 5 'on which a
In the fourth embodiment, the
[00 21 ]
In the fishing rod described above, the
[00 22 ]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above, and has the following effects.
The feel at the time of the fitting operation can be improved by the joint surface composed of the combination of the soft layer and the hard part that slightly expands and contracts with respect to the fitting operation or the load at the time of using the fishing rod.
In addition, the press-fitting allowance can be ensured and can be reliably joined.
Furthermore, even when a load is applied to the fishing rod, the joint portion of the small-diameter rod pipe can be prevented from bending into a U-shape with respect to the joint portion of the large-diameter rod body, and the fitting state can be prevented from coming off. Can be operated.
In addition , the amount of expansion and contraction of the soft layer can be within a certain range, and stable fitting operation and fishing rod operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional side view of an essential part of a fishing rod in a first embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional side view of the large-diameter soot tube main body.
FIG. 3 is a process explanatory diagram when molding the same large-diameter vertical pipe body.
FIG. 4 is a sectional side view of a large-diameter soot tube body in the second embodiment.
FIG. 5 is a sectional side view of an essential part of a fishing rod in a third embodiment.
FIG. 6 is a sectional side view of a large-diameter soot tube main body in the fourth embodiment.
7 is a rear view taken along the line F7-F7 in FIG. 6;
8 is a rear view taken along the line F8-F8 in FIG. 6;
FIG. 9 is a process explanatory view when molding the large-diameter vertical pipe main body.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記柔軟層は、前記竿管本体の繊維強化合成樹脂のマトリックス材よりも柔軟性の高いゴム材又はエラストマ−樹脂又は軟質樹脂のテープを芯金に巻回するか或いは貼り付け、その上にプリプレグシートを巻回して常法に従って前記プリプレグシートと一体成形されているか、又は竿管本体継合部の継合面に凹溝を形成して、該凹溝に前記テープを接着固定して形成している
ことを特徴とする釣竿。The engagement surface of the engagement portion of at least one of the rod tube in the joint portion formed by engagement of the front and rear rod tube, and the rigid portion, 0.5 mm or less than the hard portion and having a flexibility than the hard portion forming a flexible layer protruding in the range of,
The flexible layer is formed by winding or sticking a rubber material, an elastomer resin, or a soft resin tape having a higher flexibility than the matrix material of the fiber reinforced synthetic resin of the main tube body on a metal core, and a prepreg thereon. The sheet is wound and formed integrally with the prepreg sheet according to a conventional method, or a concave groove is formed on the joining surface of the tubule body joining portion, and the tape is adhered and fixed to the concave groove. ing
A fishing rod characterized by that.
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