JP3861065B2

JP3861065B2 - Rug

Info

Publication number: JP3861065B2
Application number: JP2003055508A
Authority: JP
Inventors: 稔木村
Original assignee: 株式会社キムラ
Priority date: 2003-03-03
Filing date: 2003-03-03
Publication date: 2006-12-20
Anticipated expiration: 2023-03-03
Also published as: JP2004261425A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、籐、竹、ココヤシ、サイザル麻、マニラ麻の等の敷物用木材、又は無垢材で形成した敷物に係り、詳しくは、その構造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
籐、竹、ココヤシ、サイザル麻等の木材は、広く家具や敷物に用いられている。天然の肌触りとともに、軽量で、しかも強いからである。その利点の内、肌触りの良さという点では、特に、敷物としての需要が多い。その敷物の素材として、我が国で最も広く普及しているのが籐であり、５ｍｍ〜１６ｍｍの径のセガ籐やロンティ籐が用いられている。
【０００３】
図３（ａ）に示す籐の敷物１０は、素材の籐から切り出した複数本のビラ１を幅方向に並置して、糸２で結合して形成している。各ビラ１は、図３（ｂ）に示すような断面形状を成し、それは、図３（ｃ）に示すように、断面が円形の「丸籐」の素材３から、「割り付け」、「巾取り」、「裏挽き」の工程を経て切り出したものである。このビラ１の断面の下側の部分は、素材３の時の中心部に対応し、多数の導管４が長さ方向に走っている。そして、このビラ１の下側が、敷物１０にした場合の裏面１０ｂとなるので、籐の敷物１０は、その裏面１０ｂの方が水分を良く吸収し、水分を吸収した場合、表面に対して裏面１０ｂの方が伸びる。従って、図３（ｄ）に示すように、敷物１０全体では表面が凹となる向きの「反り」Ｈを生じる。
【０００４】
このような反りＨが生じると、一枚の単独の敷物１０の場合には見栄えが悪く、複数の敷物１０を床の表面に敷きつめた場合には、各単位の敷物１０同士の境界で床に隙間を生じるようになり、敷物１０が剥がれ易くなる。このようなことは、籐以外にも、竹、ココヤシ、サイザル麻、マニラ麻のビラを用いて形成した敷物の場合にも起こる。但し、この内、後者の麻類のビラは水分の吸収により縮むので、反りの向きは前記した籐の場合とは反対（敷物１０の表面が凸）となる。
【０００５】
そこで、従来は、このように湿気が原因で伸縮する敷物１０の裏面１０ｂにコ−ティング材を塗布し、湿気を遮断するようにしている。
【０００６】
また、敷物１０の裏面１０ｂに合板、ハードボード、パーチクルボード等の剛性板を貼り合わせ、敷物１０を長さ方向に拘束して、「反り」を機械的に押さえつけて抑制しようとしているものもある（例えば、特許文献１参照）。
【０００７】
【特許文献１】
特開２００２−０４５２８９号公報（段落〔０００６〕）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような方法では、先ず、前者の方法については、コーティング材が経年変化によってひび割れたり朽ちたりするので、実効が上がっていない。また、空気中の湿気を調整する天然素材本来の特性を殺すことになる。
【０００９】
さらに、後者の方法についても、敷物と剛性板とを貼り合わせる接着材が、コーティング材の場合と同様、経年変化によってひび割れたり朽ちたりして、実効が上がっていない。
【００１０】
そこで、この発明の課題は、籐、竹、ココヤシ、サイザル麻等、敷物用木材で形成した敷物が、湿度により「反り」を生ずることを、その本来の特性を損なわない形で、確実に防ぐようにすることにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、籐、竹、ココヤシ、サイザル麻、マニラ麻等の敷物用木材のビラ、あるいは無垢材から切り出した帯状の板を、多数、幅方向に並置して結合した敷物において、前記ビラ、あるいは帯板の厚み方向における湿気の吸収による伸縮の度合いの大きい面を裏面とし、その裏面に、その長さ方向に直交する溝を、長さ方向に所定間隔で複数設けたのである。
【００１２】
このようにしたことにより、その敷物は、湿度の高い環境下で、各ビラの裏面が湿気（水分）を吸収して伸びても、その長さ方向に交差して形成された前記溝が、ビラの伸びた分を吸収する緩衝地帯の役割を果たすので、伸びの影響が殆ど現れず、敷物全体として「反り」を生ずることがない。
【００１３】
また、上記溝は、後の実施形態の説明においても示すように、それを深くすれば、ビラの「伸び」の吸収が敷物の厚み方向（溝の深さ方向）に沿って均一に吸収できるので有利となるが、他方、溝を深くしすぎると、その部分が折れ目となって敷物の強度が低下する。その欠点を補うために、溝内に、弾性を有する充填材を充填することにより、ビラ又は帯板の強度の低下を補いつつ、その「伸び」を吸収することができる。
【００１４】
以上のことは上記敷物用木材で形成した敷物に限らず、無垢材から切り出した帯状の板を、多数、幅方向に並置して結合した敷物においても、その帯板の厚み方向において、湿気の吸収による伸縮の度合いの大きい面を裏面とし、その裏面に、その長さ方向に直交する溝を、長さ方向に所定間隔で複数設けた場合、上記と同じ原理で伸びの影響が殆ど現れず、敷物全体として「反り」を生ずることがない。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、この発明の実施の形態を説明する。この発明では、上記したように、敷物用の木材で形成した敷物の裏面に、ビラ又は帯板の長さ方向に直交する向きに溝を形成して、その溝で、ビラ又は帯板の伸びた分を吸収して、「反り」を抑制するのであるが、この実施形態では、そのことを検証するため、敷物用木材の一つの籐を用いて実験を行った。
【００１６】
先ず、素材の丸籐から、図１（ａ）に示したような断面形状で、長さ５００ｍｍのビラ１を切り出した。ビラ１の幅は６ｍｍ、厚みは３．８ｍｍである。そして、図１（ｂ）に示すように、その裏面１ｂに、ビラ１の長さ方向に直交する向きの溝５を形成した。
【００１７】
溝５は、図２（ａ）に一本のビラ１を抜き出して示したように、ビラ１の端部から１００ｍｍの等間隔で四つ設けた場合と、図２（ｂ）に示したように、ビラ１の中央と、中央から両側に２００ｍｍ離れた位置とに三つ設けた場合の二種類にした。さらに、それぞれのビラ１について、溝幅ｗが１、２ｍｍの二種類、および、溝の深さｄが１、２、３ｍｍの三種類のものを作製した。
【００１８】
そして、これらのビラ１の裏面１ｂを、水を含ませたタオルで覆って加湿した。タオルの含水量は５０ｇ、１００ｇ、１５０ｇの三通りにして実験した。いずれの場合も、４時間以内に「伸び」が最大値に達した。以上のような実験方法で行ったビラ１の裏面１ｂの「伸び」のデータを表に示す。
【００１９】
表１には、溝５を形成しなかったビラ１について、表２には、溝５が四つのビラ１について、表３には、溝５が三つのビラ１について、それぞれ、溝の形状（溝幅ｗ、溝の深さｄ）を変えた場合の伸びのデータを示している。
【００２０】
【表１】

【００２１】
【表２】

【００２２】
【表３】

【００２３】
表から読み取れることは、先ず、溝５を形成したビラ１（表１参照）と形成していないもの（表２、表３参照）とを比べると、溝５を形成したものの方が、溝５を形成していないものよりも、伸びの値が格段に小さくなっており、溝５を形成したものは、その部分がビラ１の伸びた分を吸収する緩衝地帯の役割を果たしていることが確認できる。
【００２４】
また、溝５を形成したもの同士では、その溝５の個数（配設間隔）、溝幅ｗ、深さｄの異なるものについて比較すると、溝５の個数や幅は、伸びには殆ど影響せず、伸びは、溝５が深い程小さくなっていることが判る。これは、溝５が深いと、厚み方向（溝５の深さ方向）に沿って、伸びが均等に吸収できるからである。ただし、溝５を深くし過ぎると、その溝５が折れ目となってビラ１の強度が低下するので、溝５の深さｄの設定には注意が必要である。
【００２５】
この溝５を深くした際のビラ１の強度の低下を補うには、溝５内に充填材を充填する方法があるが、その充填材の、固まった際の固さがビラ１の伸びに抗するようなものであれば、ビラ１の伸びの緩衝地帯としての溝５の役割が相殺されるので、充填材としては、それが固まった際、ビラ１の強度を補なうとともに、ビラ１の伸びを吸収できるような弾性を有するものを選定する必要がある。固まった際、そのような弾性を有した充填材として、この実施形態では、シリコーン変性ポリマー系の弾性接着材を用いた。
【００２６】
以上、この発明の実施形態を示したが、このような実験結果は、籐と同じく、湿気を吸収して大きな反りを生じる他の敷物用木材、すなわち、竹、ココヤシ、サイザル麻、マニラ麻の場合にも得られることを確認しており、裏面に溝を設けることにより、反りを抑制することができる。
【００２７】
また、無垢材から切り出した帯板を多数、幅方向に並置して結合した敷物においても、その帯板の厚み方向において、湿気の吸収による伸縮の度合いの大きい面を裏面とし、その裏面に、その長さ方向に直交する溝を、長さ方向に所定間隔で複数設けた場合のものも同じ効果を得ることができる。
【００２８】
なお、この実施形態では、上記各ビラや帯板を結合して敷物を形成した後、さらに、それを完成品とするのに、その溝を設けた裏面に、バックアップ材として、ＥＶＡのクッション材を張り合わせている。
【００２９】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、籐、竹、ココヤシ、サイザル麻、マニラ麻のビラ、あるいは、無垢材から切り出した帯板の湿気の吸収による伸縮の度合いの大きい面を裏面として形成した敷物において、そのビラや帯板の長さ方向に沿って、その方向に直交する方向に複数の溝を形成したので、ビラや帯板が湿気を吸収してその長さ方向に伸びても、その溝が、ビラや帯板の伸びた分について、寸法上の緩衝地帯の役割を果たすので、裏面の伸びが格段に抑制され、敷物全体としても殆ど「反り」を生じない、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）に、実施形態の敷物を構成する単位のビラの断面の寸法形状を示し、（ｂ）に溝が形成された裏面を示したものである。
【図２】（ａ）、（ｂ）それぞれに、敷物の裏面に形成する溝の形態を、単位のビラの裏面で示したものである。
【図３】（ａ）に、籐の敷物を全体斜視図で示し、（ｂ）に、その一部を拡大図で示し、（ｃ）に、丸籐からの単位のビラの成り立ちと、その断面形状を示し、（ｄ）に、「反り」の定義を示したものである。
【符号の説明】
１ビラ
１ｂビラの裏面
２糸
３丸籐の素材
４導管
５溝
１０敷物
１０ｂ敷物の裏面
ｗ溝幅
ｄ溝の深さ
Ｈ反り[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rug for rugs such as rattan, bamboo, coconut palm, sisal hemp, and manila hemp, or a rug formed of a solid material, and more particularly to improvement of the structure.
[0002]
[Prior art]
Wood such as rattan, bamboo, coconut palm and sisal hemp is widely used for furniture and rugs. This is because it is light and strong with a natural touch. Among the advantages, in particular, there is a great demand for rugs in terms of good touch. As a material for the rug, rattan is most widely used in Japan, and SEGA rattan and ronti rattan having a diameter of 5 mm to 16 mm are used.
[0003]
A rattan rug 10 shown in FIG. 3 (a) is formed by juxtaposing a plurality of flyers 1 cut out from a material rattan in the width direction and connecting them with a thread 2. Each leaf 1 has a cross-sectional shape as shown in FIG. 3 (b), and as shown in FIG. It is cut out through the steps of “drawing” and “back grinding”. The lower part of the cross section of the leafer 1 corresponds to the central part of the material 3 and a large number of conduits 4 run in the length direction. And since the lower side of this leaflet 1 becomes the back surface 10b when the rug 10 is used, the rattan rug 10 absorbs moisture better when the back surface 10b absorbs moisture. 10b is extended. Therefore, as shown in FIG. 3D, a “warp” H having a concave surface is generated in the entire rug 10.
[0004]
When such a warp H occurs, it looks bad in the case of a single rug 10, and when a plurality of rugs 10 are laid on the surface of the floor, they are placed on the floor at the boundary between the rugs 10 of each unit. A gap is generated, and the rug 10 is easily peeled off. Such a situation also occurs in the case of a rug formed by using bamboo, coconut palm, sisal hemp, and Manila hemp leaf. However, among these, since the latter hemp leaf shrinks due to the absorption of moisture, the direction of warping is opposite to that of the rattan described above (the surface of the rug 10 is convex).
[0005]
Therefore, conventionally, a coating material is applied to the back surface 10b of the rug 10 that expands and contracts due to moisture in this way, thereby blocking the moisture.
[0006]
In addition, there is a case where a rigid board such as a plywood, a hard board, a particle board or the like is bonded to the back surface 10b of the rug 10, and the rug 10 is restrained in the length direction to suppress the “warping” by mechanically pressing ( For example, see Patent Document 1).
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2002-045289 A (paragraph [0006])
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above method, first, the former method is not effective because the coating material is cracked or decayed due to secular change. It also kills the natural properties of natural materials that regulate moisture in the air.
[0009]
Further, in the latter method, the adhesive material for bonding the rug and the rigid plate is cracked or decayed due to secular change as in the case of the coating material, and the effectiveness has not been improved.
[0010]
Accordingly, the object of the present invention is to reliably prevent a rug formed of wood for rugs such as rattan, bamboo, coconut palm, sisal hemp, etc. from causing "warping" due to humidity in a form that does not impair its original characteristics. There is in doing so.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention combines a large number of strip-like plates cut out from timber for rugs such as rattan, bamboo, coconut palm, sisal hemp, and manila hemp, or from solid wood, in parallel in the width direction. In the rug, a surface having a large degree of expansion and contraction due to moisture absorption in the thickness direction of the leaf or strip is defined as the back surface, and a plurality of grooves perpendicular to the length direction are formed on the back surface at predetermined intervals in the length direction. It was provided.
[0012]
By doing in this way, even if the back of each villa absorbs moisture (moisture) and extends under a high humidity environment, the groove formed by intersecting the length direction of the rug, Since it plays the role of a buffer zone that absorbs the stretch of the leaflet, the influence of the stretch hardly appears, and the entire rug will not be warped.
[0013]
Further, as will be described later in the description of the embodiment, if the groove is deepened, absorption of the “elongation” of the leaf can be absorbed uniformly along the thickness direction of the rug (depth direction of the groove). On the other hand, if the groove is too deep, the portion becomes a crease and the strength of the rug decreases. In order to make up for the drawback, by filling the groove with an elastic filler, it is possible to absorb the “elongation” while compensating for the decrease in the strength of the leaflet or the strip.
[0014]
The above is not limited to the rug formed from the above-mentioned rug wood, but also in a rug in which a large number of strip-like plates cut out from solid wood are juxtaposed in the width direction in the thickness direction of the strip. When the back surface has a large degree of expansion / contraction due to absorption and a plurality of grooves perpendicular to the length direction are provided on the back surface at predetermined intervals in the length direction, the influence of elongation hardly appears on the same principle as above. The rug as a whole will not be warped.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the present invention, as described above, a groove is formed on the back surface of the rug formed of wood for the rug in a direction perpendicular to the length direction of the leaflet or the strip, and the extension of the leaflet or the strip is formed in the groove. In this embodiment, in order to verify this, an experiment was conducted using one rattan of rug wood.
[0016]
First, from the raw round rattan, a leafer 1 having a length of 500 mm having a cross-sectional shape as shown in FIG. The width of the leaflet 1 is 6 mm and the thickness is 3.8 mm. And as shown in FIG.1 (b), the groove | channel 5 of the direction orthogonal to the length direction of the pillar 1 was formed in the back surface 1b.
[0017]
As shown in FIG. 2A, four grooves 5 are provided at equal intervals of 100 mm from the end of the blade 1, as shown in FIG. 2A, and as shown in FIG. In addition, two types are provided in the case where three are provided at the center of the leafer 1 and at positions 200 mm away from the center on both sides. Further, for each flyer 1, two types having a groove width w of 1, 2 mm and three types having a groove depth d of 1, 2, 3 mm were prepared.
[0018]
Then, the back surface 1b of the leaf 1 was covered with a towel soaked with water and humidified. The experiment was performed with the water content of the towels in three ways: 50 g, 100 g, and 150 g. In either case, the “elongation” reached the maximum value within 4 hours. The data of “elongation” of the back surface 1b of the flyer 1 performed by the above experimental method is shown in the table.
[0019]
Table 1 shows the shape of the groove 1 for each of the pillars 1 in which the groove 5 is not formed. Data of elongation when the groove width w and the groove depth d) are changed are shown.
[0020]
[Table 1]

[0021]
[Table 2]

[0022]
[Table 3]

[0023]
What can be read from the table is that when the flyer 1 in which the groove 5 is formed (see Table 1) and the one in which the groove 1 is not formed (see Table 2 and Table 3) are compared, the one in which the groove 5 is formed is the groove 5 It is confirmed that the elongation value is much smaller than those not forming the groove, and that the groove 5 is formed to serve as a buffer zone that absorbs the extension of the leaf 1 it can.
[0024]
Further, in the case where the grooves 5 are formed, the number and width of the grooves 5 hardly affect the elongation when the number of the grooves 5 (arrangement interval), the groove width w and the depth d are different. It can be seen that the elongation becomes smaller as the groove 5 becomes deeper. This is because, when the groove 5 is deep, the elongation can be absorbed uniformly along the thickness direction (the depth direction of the groove 5). However, if the groove 5 is made too deep, the groove 5 becomes a crease and the strength of the flyer 1 decreases, so care must be taken in setting the depth d of the groove 5.
[0025]
In order to compensate for the decrease in the strength of the leafer 1 when the groove 5 is deepened, there is a method of filling the groove 5 with a filler, but the hardness of the filler when solidified becomes the elongation of the leafer 1. If it resists, the role of the groove 5 as a buffer zone for the extension of the leaf 1 is offset, so that as a filler, when it hardens, the strength of the leaf 1 is supplemented, and the leaf It is necessary to select an elastic material that can absorb the elongation of 1. In this embodiment, a silicone-modified polymer-based elastic adhesive was used as the filler having such elasticity when solidified.
[0026]
As described above, the embodiment of the present invention has been shown. However, as in the case of the rattan, such experimental results show that other rug wood that absorbs moisture and causes a large warp, that is, bamboo, coconut palm, sisal hemp, and Manila hemp. Further, it is confirmed that warpage can be suppressed by providing a groove on the back surface.
[0027]
In addition, in the rug which is a large number of strips cut out from solid wood and juxtaposed in the width direction, in the thickness direction of the strip, the surface with a large degree of expansion and contraction due to moisture absorption is used as the back surface, The same effect can be obtained when a plurality of grooves perpendicular to the length direction are provided at predetermined intervals in the length direction.
[0028]
In addition, in this embodiment, after forming a rug by combining the above-mentioned respective bills and strips, an EVA cushioning material is used as a backup material on the back surface provided with the groove to make it a finished product. Are stuck together.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a rug formed with the back surface of the ratchet, bamboo, coconut palm, sisal hemp, Manila hemp leaf, or a surface having a large degree of expansion and contraction due to moisture absorption of a strip cut out from solid wood. Since a plurality of grooves are formed in the direction perpendicular to that direction along the length direction of the leaflet or strip, the groove is absorbed even if the leaflet or strip absorbs moisture and extends in the length direction. However, since it plays the role of a buffer zone in terms of the extension of the leaflet and the strip, the back surface is remarkably suppressed, and there is an effect that almost no “warping” occurs in the entire rug.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) shows the size and shape of the cross section of a unit leafer constituting the rug of the embodiment, and FIG. 1 (b) shows the back surface on which grooves are formed.
FIGS. 2A and 2B show the form of grooves formed on the back surface of a rug on the back surface of a unit leaflet. FIG.
FIG. 3A is a perspective view of a rattan rug, FIG. 3B is an enlarged view of a portion thereof, and FIG. The cross-sectional shape is shown, and (d) shows the definition of “warp”.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Villa 1b Back side of thread 2 Yarn 3 Round rattan material 4 Conduit 5 Groove 10 Rug 10b Rug reverse side w Groove width d Groove depth H Warp

Claims

The thickness of the leaflet or the strip in the tile of the wood for rugs such as rattan, bamboo, coconut palm, sisal hemp, manila hemp, etc. a surface with a greater degree of stretching due to the absorption of moisture definitive direction to the rear surface, the rear surface thereof, rug, characterized in that the grooves perpendicular to the length direction, and a plurality at predetermined intervals in the longitudinal direction.