JP3860621B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はLEDを用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような分野の表示装置として従来ブラウン管を用いていた。図9はブラウン管方式の表示装置の外形図を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のブラウン管を用いた表示装置は図9に示したような構成をとっており、以下のような問題点がある。ブラウン管方式では、画面サイズを40インチ程度しか大型化出来ない。また、大型化に伴いブラウン管厚の増加、重量増加もある。組立、設置についても、ほぼ1体型の形成のため、分割して、移動し、設置場所にて組立てるということは出来ない。また、ブラウン管には画面の曲面性に自由度がなく凸面のみであり、凹面型、平坦型等の自由な平面がとれない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明では以下の手段をとった。第1手段として、色の3原色である赤(R)、青(B)、緑(G)の3色をそれぞれ発光するLEDを同一樹脂内に有する単位画素。
【0005】
第2の手段として、前記LEDチップ内に無線用アンテナを有する。また、チップ内にもたずに表示装置全体で共通アンテナにすることに出来る。第3の手段として、前記LEDチップ内の3種類のLEDの発光制御用回路を有する。
【0006】
第4の手段として、上記制御用回路の中に無線用RF Radio Frequency とIDチェックと信号デコーダとID記憶用メモリ等の制御回路を持つ半導体回路チップを有する。第5の手段として、前記半導体回路チップは、LEDチップ内のアンテナにて受けとれる周波数帯域を数種類の周波数でも受けとれる様に帯域幅を広く設定する。
【0007】
第6の手段として、LEDチップは、チップ1個で1画素を形成する。第7の手段として、LEDチップは側面に凹凸があり、凹凸の形は同じであるパッケージにする。第8の手段として、パッケージの側面にはVdd端子とGND端子を有する。
【0008】
第9の手段として、配列されたランダムなアドレスIDをもったLEDチップのアドレスを認識するためのIDアドレス設定器を有する。第10の手段として、IDアドレス設定器は、受像部としてCCDと画像認識と基準信号発生部を有する。
【0009】
第11の手段として、電波で各画素に表示信号を送出する表示コントローラを有する。第12の手段として、表示コントローラは入力信号(NTSC、MUSE、アナログRGB信号等)を受ける入力信号処理回路とデコーダと出力信号発生回路とIDvsアドレス対応用メモリー回路とRF回路と無線用アンテナを有する。
【0010】
第13の手段として、該第1の手段に加えて、該単位画素のステム表面を黒色とし、パネル壁構造体を黒色とし、該パネル壁開孔角度を45°以下とするものである。第14の手段として、アナログRGB信号入力端子を有し、NTSC信号入力端子を有し、該NTSC入力端子に続いてNTSC信号をRGB信号に変換する回路ブロックを有し、該アナログRGB入力端子と該NTSCをRGBに変換する回路ブロックに続いて、複数のアナログマルチプレクサと垂直同期信号分離回路とビデオ信号スイッチ回路からなる信号識別自動切換器回路ブロック部を有し、該信号識別自動切換器回路ブロック部に続いて、マルチシンク用PLL回路ブロック部を有し、該信号識別自動切換器回路ブロックおよび、該マルチシンク用PLL回路ブロック部に続いて、ホワイトバランス調整部と複数チャネルのアナログデマルチプレクサ回路部と複数チャネルのサンプルホールド&行ドライバ回路部とLINEデコーダ回路部と列ドライバ回路部とからなるLEDディスプレイドライブユニット部を有し、該行ドライバと該列ドライバに接続されたR,G,B3原色のLEDチップを同一樹脂中に有する画素が複数配列された構成のディスプレイ部を有する。
【0011】
第15の手段として、前記サンプルホールド&行ドライバ回路が配列された複数のNチャネル型MOSトランジスタで構成するというものである。ここで該Nチャネル型MOSトランジスタのゲートとソース間容量を200PF以上有する構造とし、該MOSトランジスタの各々のVgs・Ids特性がバラツキ±10%以内であるというものである。
【0012】
第16の手段として、前記第14の手段に加えて該信号識別自動切換器ブロック部と該LEDディスプレイドライブユニット部との間にフレームバッファ回路ブロック部を有する構成とするというものである。なおかつ該フレームバッファ回路ブロック部はR,G,Bそれぞれ用に8bits以上の分解能のフラッシュA/D変換器を有し、該A/D変換器に続いてフレームバッファを有し、該フレームバッファに続いてE2 PROMによる補正値格納部を有し、該格納部に続いて比較および補正値書き込み回路部を有し、続いて表示情報入力端子を有する構成とするというものである。
【0013】
第17の手段として、前記第14の手段に加えて、複数の部分表示装置部が集まって、ひとつの全体の表示装置(ディスプレイ)を構成するというものである。ここで部分、部分の表示装置部は全体の画像のうち分割された一部を担当するというものであり、かつ部分、部分の表示装置部の回路における該マルチシンク用PLL回路ブロックは、前記画面分割に応じた分割情報を入力する手段を有し、該入力情報を格納する手段を有し該分割情報は該PLL回路に作用し、該回路は部分スキャンを発生する部分スキャン発生マルチシンク用PLLブロック部を構成するというものである。
【0014】
第18の手段として、前記第14の手段に加えて、該入力信号の前段に変調器と、送信回路と、アンテナとからなる信号送信器を有し、該表示装置部にアンテナと受信回路と復調器を有する構成をとるというものである。第19の手段として、前記第14の手段に加えて、該表示装置回路部のディスプレイ部と該フレームバッファ部の間にパルス巾変調回路部を有する構成をとるというものである。ここで表示部の各単位画素の各RGB用LEDは直列に定電流要素を有する構成をとるというものである。
【0015】
第20の手段として、前記第14の手段に加え、該マルチシンク用PLLブロック部のPLL回路は2重ループ構成をとるというものである。以上のような手段を取ることで、以下のような作用か得られる。第1〜3の手段をとることで、LEDにて、全ての色を出力が得られる。
【0016】
第2〜4の手段をとることで、遠かく的に無線によりLEDを発光させることが出来る。第6、7の手段をとることで、簡単にパッケージの凹部と凸部を組み合せるだけで、平面的な大画面を得ることが出来る。第6、7の手段をとることで、曲面上でも配列することが可能となる。第6、7の手段をとることで、画面の大きさによらず、厚みがかわらず軽量化可能である。第6、7の手段をとることで、簡単にバラすことが出来るので、移動、組立、設置が容易である。
【0017】
第8の手段をとることで、パッケージを配列するだけでVdd(電源)とGNDの結線が可能となる。第9、1Oの手段をとることで、ランダムに配列されたチップ(1画素)のIDとCCDカメラにより、読みとった画面上のアドレスの対応をとることが出来る。第11、12の手段をとることで、NTSC、MUSE、RGB、アナログRGB等々の入力信号を無線信号として、各画素にデータを送出することが出来る。
【0018】
第9〜12の手段をとることで、IDアドレス設定器と表示コントローラーを接続することで各画素のIDとアドレスの対応を表示コントローラーのメモリー内に記憶させることができる。このデータをもとに出力信号を発生させることで、大画面上に正確に映像を映し出すことが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明第1実施例の1画素の構成の例である。第1の赤色発光のLED1001と第2の緑色発光のLED1002と第3の青色発光のLED1003を有し、全てのLEDは制御回路1004に接続さている。また制御回路には電波信号受信用アンテナ1005接続されている。画素全体にはVdd端子1006とGND端子1007があり、パッケージ外部とつなげるように出来ている。
【0020】
図2は、本発明第1実施例の制御回路の半導体回路の構成の例である。外部信号(電波)を受信したアンテナ1005からの信号をRF2001で受ける。受けた信号は、IDメモリー2002に記憶されているIDによりチェックを行う。IDにあった信号のみ、信号デコーダー2003にて信号にかえ、タイマー回路2004、ドライバー回路2005に信号を送り、このタイマー回路2004、ドライバー回路2005はLEDに配線されており、タイマー回路2004、ドライバー回路2005より送出される信号にて任意のLEDが発光する。この信号により色、輝度、解調が調整される。また制御回路全体はVdd端子1006とGND端子1007を有する。
【0021】
図3(A)は、本発明第1実施例の1画素の外形図の例である。1画素は凸部3001、3002、凹部3003、3004を2カ所づつ有し、凸部3001、3002と凹部3003、3004はそれぞれ同形をしている。1つの凸部3001と凹部3004はVdd電極部3005をもち、残りの凸部3002と凹部は3003GND電極部3006を持つ。パッケージ3007の表面には表示部の3008を有し、表示部内にLED3009が実装されている。図3(B)に示すようにLED3009は表示部3008の裏面にてGND端子に接続、表示部3008の表面よりワイヤー3010ボンドにより信号ラインに配線3011にて接続されている。また表示部表面3012は乳白色の光散乱材を使用する。図3(C)に示すようにパッケージの裏面3013には、制御回路用半導体回路チップの入ったICパッケージ3014とアンテナ3015を実装してあり、アンテナ3015はICパッケージ3014に接続され、表示部表面積3012のLED3009はICパッケージ3014につながっている。パッケージ全体は、防水処理がされていることがのぞましい。
【0022】
図4は、本発明第1実施例の組み上がった様子を示す大画面の外形部分図である。パッケージ4001の凹部3001、3002と凸部3003、3004を組み込んで、大画面にする。縦300〜900個、横400〜1200個程度までは大画面化出来る。
【0023】
また、Vdd端子4002とGND端子4003を有し、各画素と連続的につながっている。図5(A)、(B)は、本発明第1実施例の画面の結線を示す摸式回路図である。Vdd端子5001と、GND端子5002と各画素5003の結線を示している。
【0024】
図6は、本発明第1実施例の表示コントローラーの外形図の例である。入力信号用の入力端子6001と、表示信号を各画素を送出するためのアンテナ6002を有する。図7は、本発明第1実施例のIDアドレス設定器の外形図の例である。CCDカメラの付いた受像部7001を有し、表示コントローラにデータを送るためのコード7002がある。
【0025】
図8は、本発明第1実施例の表示コントローラとIDアドレス設定器の構成の例である。表示コントローラー8001は入力信号8002をまず入力信号処理回路8003にて処理し、次にデコーダー8004にて出力信号成生する。この時、IDアドレス対応メモリー8005に記憶されているデータを出力信号と合成する。最後にRF回路8006を通してアンテナ8007より表示信号を各画素に送出する。IDアドレス設定器8008は、デコーダー8004よりID信号8011をもらい、カメラ(CCD)8009にて画像認識8010したアドレスと対応をつけ、そのデーターを表示コントローラー8001のIDアドレス対応メモリー8005に送る。この操作は1画面に対して、1度実施するだけでIDとアドレスの対応は全てとれることになる。
【0026】
図10は本発明第2実施例の表示装置を示す回路ブロック図である。アナログ(Analog)RGB信号入力端子10001を有し、NTSC信号入力端子10010を有し、該NTSC入力端子に続いてNTSC信号をRGB信号に変換する回路ブロック10009を有し、該アナログRGB入力端子と該NTSCをRGBに変換する回路ブロックに続いて、複数のアナログマルチプレクサ(MPX)1008と垂直同期信号分離回路(Vsync,Sep)10012とビデオ信号スイッチ回路(VIDEO SW)10013からなる信号識別自動切換器回路ブロック部10014を有し、該信号識別自動切換器回路ブロック部に続いて、マルチシンク(マルチSync)用PLL(Phase Lock Loop)回路ブロック部10019を有し、該信号識別自動切換器回路ブロックおよび該マルチシンク用PLL回路ブロック部に続いて、ホワイトバランス調整部10002と30ch(チャネル)アナログデマルチプレクサ回路部10015と30chサンプルホールド&行ドライバ回路部10016と4LINE to10LINEデコ−ダ(4ビットデータを10列分データに変換する)回路部10020と列ドライバ(SINKドライバ、シンクドライバ)回路部10018とからなるLEDディスプレイドライブユニット部10003を有し、該行ドライバと該列ドライバに接続されたR,G,B3原色のLEDチップを同一樹脂中に有する画素が複数配列された構成のディスプレイ部(表示部)10017を有するものである。ここで10011はSync(同期)信号線、10021は水平(H)アドレス(Address)4ビット(bits)信号線、10022は垂直アドレス(V Address)4ビット信号線、10023は水平同期(Hsync)信号線、10024は垂直周期(Vsync)信号線、VR1、VR2、VR3はホワイトバランス調整用抵抗、1007はビデオアンプ回路を示している。
【0027】
今ここでは簡単のため画素数として10×10=100画素の表示を実施例として示しているので列ドライバは10ライン、行ドライバは10×3(R,G,B)=30ライン(30ch、チャネル)の構成をとっているがもちろん必要な表示品位(分解能)に応じて増減させた構成をとるのが良いが本実施例で示した回路の基本構成は変わらない。
【0028】
図11は本発明第2実施例の表示装置のディスプレイ部(表示部)の各画素の回路結線図である。図10におけるディスプレイ部10017の実際の中味の回路図である。11001は単位画素記号を示し、コネクタ部11002は行ドライバ10016と列ドライバ10018との接続部である。
【0029】
図12(a)は本発明第2実施例の表示装置のディスプレイ部の各単位画素12001が配列された表示パネルの平面図である。図12(b)は、図12(a)のA−A'断面図である。図13は本発明第2実施例の表示装置のディスプレイ部の単位画素13001のLEDチップの結線図である。R(赤)、B(青)のLEDチップは1個づつ、G(緑)は直列に2個使用し、同一樹脂中に組み込まれている。
【0030】
図14は本発明第2実施例の表示装置のディスプレイ部の単位画素の断面図である。各3原色(R,G,B)のLEDチップは同一透明樹脂14003(半透明でも良い、乳白色などにして光散乱させても良い:拡散剤)中に封入され、黒色のステム表面材14006を介してステム(台座)14005に固定されている。パネル壁構造体14004は同様黒色としその開孔角度14001は45°以下とするものである。このようにステム表面およびパネル壁構造体表面を黒色とすることで暗色をキチンと暗色表示できるものである。また開孔角度を45°以下とすることで輝度の視野角度依存性を低減するものである。
【0031】
図15〜21は本発明第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。図16の15001は11002へと接続されるコネクタ部である。図20において、ホワイトバランスはホワイトバランス調整部10002の可変抵抗(ボリューム)VR1,VR3, VR5で行う。図19R>9の30chアナログデマルチプレクサ部10015と図1515〜17のサンプルホールド&行ドライバ部10016からなる水平方向駆動部は該アナログマルチプレクサからの5μsecのパルスを該サンプルホールド&行ドライバ部10016は14倍の時間保持して各LEDを駆動する動作を行う。ここで与えられるパルスの波高値が輝度等を決定するアナログ駆動(デューティ駆動ではないということ)であるから原理的には階調は無段階(実質10ビット以上の能力)であり、サンプルホールド時間を14倍と列ドライブの10chに対して充分長い時間とすることでスタティック駆動となる。したがってフレームバッファを有さない構成ながら点順次走査とは異なり、輝度低下や走査同期ムラが見えてしまうなどの表示品位低下が起きないものである。画素数が増えた場合はホールド時間を長くすれば良い。列ライン数×1.4倍以上とすれば良いだろう。
【0032】
ここで垂直方向駆動部である列ドライバはダイナミック駆動であるが、画素数を増やした場合やあるいは後述するように本ユニットが全体画面の分割された部分を担当する場合輝度低下が走査ムラが見えてしまうのを避けたいなら、列ドライバも水平方向駆動部同様に図は同じなので図示しないがサンプルホールド回路を有しスタティック駆動にすれば良い。ホールド時間設定は画素数や分割数に応じて行う。そうすると完全スタティック動作になり、例えばTV画面をTVカメラで撮影した時に見えてしまうような走査同期ムラなどが完全になくなり非常に高品位の画面が得られるものとなる。本実施例において図15〜21に示すように水平方向をスタティック駆動、垂直方向をダイナミックとした場合、LEDのドライブ電流値的にはピークでは単位画素あたり80〜100mA(RGBの比ではR:G:B=3:7:3)の設定となっているが列側が10chダイナミックなので平均するとその10分の1の電流値となっている。このまま画素数を増やして輝度の低下が心配ならピークの電流値設定を上げてやればよい。その場合列側がやはりダイナミックなら平均電流は増えないことになる。体感的には100×100画素ぐらいまでなら本設定で異和感はない。一方、前述したように両側スタティック駆動にした場合、平均電流はものすごい値に増えてしまうことになるが今度はスタティックなので体感的輝度が大巾に高くなるので逆にピーク電流を下げてやれば良いことになる。いずれにしても画素数や分割数、使用環境(屋外か屋内かなど)と体感輝度に応じた設定を行うことが重要である。また、いずれにしても該LEDディスプレイドライブユニット部における本発明の新規のところはRGB3原色LEDを画素とするディスプレイにおいて少なくも水平方向はサンプルホールドを有するスタティック駆動であるという点であり、また該駆動信号はアナログ値(デューティではない)であるという点である。
【0033】
図22、23は本発明第2実施例の表示装置のマルチシンク用PLL(PhaseLock Loop)ブロック部の中味を示す詳細回路図である。回路から判るとおり入力される垂直方向同期信号とロックさせる分周前の原振周波数を1500Hzとし入力される水平方向同期信号とロックさせる分周前の原振周波数を600kHzとし、それぞれ分周した後入力したビデオ信号とロックさせ、その後プリセッタブルカウンタで取り出す(取り出すのは、切り出された原振の部分)という構成を取るものである。こうすることでどんな同期信号を持ったビデオ信号でも同期させ(マルチシンク仕様)ディスプレイ表示できるというものである。本構成では垂直55〜150Hz,水平12k〜60kHzの範囲で動作可能である。本マルチシンクにおいては該PLL回路を有し、かつ原振を想定される入力信号の最大周波数の10倍以上にとっておく点がポイントである。
【0034】
図24、25は本発明第2実施例の表示装置の信号識別自動切換器ブロック部の中味を示す詳細回路図である。本構成ではNTSC信号優先の構成を取っている。図26、27は本発明第2実施例の表示装置のNTSC信号をRGB信号に変換する回路ブロックの中味を示す詳細回路図である。
【0035】
以上説明してきたように本実施例のような回路構成とディスプレイ部の構成を取ることで今までにない高性能、低コストの表示装置が実現できるわけである。図28(a)は本発明第3実施例の表示装置のサンプルホールド&行ドライバ部を示す回路図である。第2実施例で説明してきた表示装置の時にはサンプルホールド&行ドライバ回路は図15、16、17の10016に示すようにオペアンプを有し、NPNトランジスタを有し帰還用のシリーズ抵抗を介してLEDをエミッタフォロワ駆動するものであったが、それを改良したのが本実施例である。
【0036】
図19のアナログデマルチプレクサ10015と同様のアナログデマルチプレクサ(R,G,B)19001からの出力は配列されたNチャネル型MOSトランジスタ(トランジスタアレイ)で構成されるICの各トランジスタのゲート(G)をたたき、ソーズ(S)からの出力はシリーズ抵抗Rs(19002)(これはなくても良い)を介してLED19003を駆動する(ソースフォロワ)というものである。図中のDはドレインを示す。つまりサンプルホールド機能とLEDドライブ機能の両方を該NチャネルMOSトランジスタが果たすというものである。
【0037】
ここで重要なことは、該Nチャネル型MOSトランジスタのゲート(G)とソース(S)間の寄生容量[図28(b)、19005]が200PF以上有する構成とすることである。ゲート絶縁膜の構成で必要な容量を確保しても良いし、対静電気破壊用のダイオードやオフ型MOSトランジスタを有する場合はそれの接合容量を利用しても良い。さらには該配列されたNチャネル型MOSトランジスタのそれぞれのVgs・Ids特性(ドレイン電流のゲートで電圧依存性、ドライバビリティ、K値、gm等と称される特性)が±10%以内におさまっていなければならないということがあげられる。
【0038】
図28(b)は本発明第3実施例の表示装置のサンプルホールド&行ドライバ部のMOSトランジスタアレイICの単位MOSトランジスタを表すシンボル図である。以上説明してきたように本実施例のMOSトランジスタアレイICをサンプルホールド&行ドライバ部に用いることで小型簡便かつ低コストのLEDディスプレイドライブユニット部を有する表示装置が実現可能となるわけである。
【0039】
図29は本発明第4実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。第2実施例で説明してきた表示装置の回路に加えて、該信号識別自動切換器ブロック部10014と該LEDディスプレイドライブユニット部10003との間にフレームバッファ回路ブロック部20001を有する構成をとったものである。このフレームバッファ回路ブロック部20001はR,G,Bそれぞれ用に8bitsフラッシュA/D変換器20003を有し、該A/D変換器に続いてフレームバッファ20002を有し、該フレームバッファに続いてD/A変換器2004を有し、該フレームバッファに続いて補正値格納部(E2 PROM)2005を有し、該格納部に続いて比較および補正値書き込み回路部20006を有し、続いてNTSC信号(この場合RGBデコーダ回路部も必要になってくる)あるいはRGB信号が入力される表示情報入力端子20007を有する構成となっている。表示部の画素数が増えたり画面の分割数(後述する)が増えた場合、前述してきたように輝度低下や走査同期ムラが見えてしまうことが懸念されるが、それに加えて表示部の端と反対の端の画素では例えば配線の長さによるシリーズ抵抗分の差が輝度の差となって表れてくることが心配される。
【0040】
しかしながら、本実施例によれば、第1実施例で説明したように例えばCCDカメラで表示を撮影しそれを入力(該入力端子20007より)することで、今本体が認識し表示しているつもりの画像と比較し、差があればそれを補正する値を算出し、その補正値を1回フレームバッファに与えて再度表示の比較を行いOKなら補正値格納部(E2 PROM)20005へ格納(該比較および補正値書き込み回路20006)し、以降は再び表示情報が入力されるまではそのOKだった補正値で動作を続けるというものである。こうすることで前記懸念は解消される。
【0041】
図30(a)(b)は本発明第5実施例の表示装置を示す表示部の模式的平面図である。これまで第2実施例から第4実施例まで説明してきたような表示装置の表示部が図中部分A(21002)に相当する。該部分が例えば9個集まってこのディスプレイ(表示部)全体21001を構成するものである。
【0042】
図30(b)は部分B(21004)が100個集まって表示部全体21003を構成するものである。図31は本発明第5実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。本実施例の特徴は上述したように複数の表示部が集まってひとつの表示(ディスプレイ)を構成するというものであるからだ。部分、部分の表示部は全体の画像のうち分割された一部を担当するというものである。そこでこれまで第2実施例から第4実施例まで説明してきた回路の中でマルチシンク用PLL回路ブロックを図31に示すような構成とするというものである。
【0043】
すなわち、これまでの構成に加えて前記画面分割に応じた分割情報(座標とか)を入力する部分である入力部22002を有し、該PLL回路に作用する該情報に応じた分割領域アドレス設定手段(ディップSWとかE2 PROMとかの格納手段)22003を有する構成の部分スキャン発生マルチシンク用PLLブロック部22001を有する表示装置を複数有するものとしたということである。
【0044】
分割画面方式そのものは従来より存在したかもしれないが元の画像信号を分割したものを部分、部分与えていたため回路が複数になったり部分、部分間で同期ズレが発生していた。しかしながら、このように分割された部分、部分が部分スキャン発生マルチシンク用PLL回路ブロックを有することで全体画面に与えるNTSCなどの画像信号は1本で良くなり、さらには同期ズレの心配とかがなくなり高品位の表示装置が実現できるものである。今、例えば各部分表示装置が単位画素を10mmピッチでタテ×ヨコ=24画素×32画素(ドット)有していたとすると、図30(a)のように9分割なら全体では72cm×96cmの大きさで72×96ドットの分解能の表示となる。これだとNTSCやVGAフル品位の表示はむずかしいわけだが屋外広告表示や競技場での計時表示には充分といえる。一方同様に同じ寸法で図30(b)のように100分割すると全体では240cm×320cmの大きさで、240×320ドットの分解能の表示となる。これぐらいだとNTSCにはもう充分でありVGA(パソコンレベル)品位だったらもう少し分割数を増やしてやれば良いことになる。これだとホールや集会所での表示に非常に向いている。つまり屋内ホールでのTV画面の中継表示やセミナー、講演会でのOHPやスライドのかわりになる表示に向いていると言える。本発明のRGB3原色のLEDチップを同一樹脂中に封入したものを単位画素とした方式ではどうしてもブラウン管や液晶やPDP(プラズマ)方式に比べて画素単位のコストが不利となるので単位画素を5mm以下にするような面積あたりの高解像度化を企る意味はない。一方、野球場等でのアストロビジョンTMに代表される超大画面表示においては各単位画素は冷極管であったりブラウン管であったりして、単位画素あたりのピッチが数cmから数10mと大きくかつ輝度も必要であり本発明の方式は単位画素面積はLEDチップが1mm角以下でありいかに光拡散材で拡がらせても数cmが限度である。
【0045】
単位画素あたり複数単位画素を持たすことになりやはりコスト的には冷極管やブラウン管にかなわない。したがって本発明の単位画素のピッチは5mmから20mmを範囲としドット数もせいぜい数10×数10ドットで1枚の単位分割パネルを構成しそれを組み合わせることで大きさと解像度を決定していく前述したような方式及びアプリケーション(小型、低解像度の広告表示や計時表示や大型、高解像度のホールのTV表示とか)が最も適しているものである。さらに本発明の優れた点としては前述した分割領域アドレス設定機能があるため、ある計時表示に使用したパネル(表示装置)でもそのイベントなりが終了したら領域設定を変更することで今度は大型、高解像度用に使用できるという点である。分割しているため取りつけ、取り外し運搬も楽である。
【0046】
該PLL回路をさらには2重ループ構成とすることでジッタの発生を防止することができ有益である。その場合、画素数が増えた場合や分割数が増えた場合により効果的である。図32は本発明第6実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。これまで第2実施例から第5実施例まで説明してきた表示装置回路に加えて、該入力信号23002すなわちNTSC、R,G,B、Vsync、Hsyncの前段に変調器23010と送信回路(TX回路)23006とCH1〜CH3の3つのチャネル(これは必要な場合)とアンテナ23004とからなる信号送信器23001が介在し、表示装置部23003に含まれてアンテナ23007と受信回路(RX回路)23008と復調器23009を有する構成をとるものである。要するに入力信号はなんであれ本発明表示装置までは電波で飛ばしてやろうというものである。 電波としてはキャリア100M〜400MHzで帯域6MHz程度でFM変調あたりが適しているであろう。電力的には微弱領域を使用すれば自由度も高くて便利である。そんなに遠隔から操作する必要もなく微弱で充分であろう。耐ノイズ性を考慮するとSS(スペクトラム拡散)方式を用いても良い。要するに例えばホールの天井近くにあるディスプレイに何種類もの信号値を持っていかなくて済むということである。電源ラインだけ来ていれば良いというものである。第5実施例で説明したような分割方式の場合(というかこの方式が本発明では最も実現して効果の高いものだが)に最も有効となる。各パネルに信号線をいちいち持っていかなくて済むからだ。どんなに分割数が多くても電波も1波で済む(RGBだと3チャネル23005必要な場合が考えられるが)からだ。
【0047】
図33は本発明第7実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。これまで第2実施例から第6実施例まで説明してきた表示装置回路のディスプレイ部10017とフレームバッファ部24001の間にPWM回路部24002(パルス巾変調回路部)を設けた例である。
【0048】
図34(a)は本発明第7実施例のPWM波型を示す図である。図34(b)は本発明第7実施例の表示装置の単位画素を表す等価回路である。本発明ではこれまでLED駆動に関してはアナログ駆動(デューティ駆動ではない)で説明してきたが、これがデューティ駆動すなわちPWM駆動の例である。PWM駆動(パルス巾変調)とは図34(a)に示すように駆動パルス巾Wで輝度を変化させてやろうというものである。この方式の場合アナログ駆動とは大きく異なり輝度対パルス巾特性においてクレストファイターという補正係数をフレームバッファ内に設けて補正しながら駆動しなければならなかった。加えてディスプレイ面内の画素間のシリーズ抵抗の違いも補正しようとすると位置による補正データも持たなければならなくなり制御がとても複雑になってしまうという問題があった。そこで本発明ではこれまでアナログ駆動で説明してきたわけである。ところが各画素内に図34(b)に示すように各LED25002に直列に定電流要素を入れるという構成にすることで前記ディスプレイ面内の画素間のシリーズ抵抗の違いによる補正が不要となり、PWM駆動が現実的なものとなってきた。定電流要素はある範囲で印加電圧によらず一定の電流を流すからだ。
【0049】
【発明の効果】
以上説明してきたように、LEDを用いた表示装置および周辺装置により軽量で、分解組立が簡単であり、曲面上でも組立可能な大画面のディスプレイ装置が可能となった。また、1画素づつ独立しているのでメンテナンスは画素の交換だけと非常に簡単である。本発明はディスプレイのみならす、景観照明とか、駅のプラットフォームとか、歩道、駐車場のえん石の照明などへの応用も効果的である。従来のブラウン管の様に電子ビーム走査ではないので、磁界中でも画像が鮮明である。電波は複数周波数でIDデータと表示データの送信(走査)行っても良いし、TDMAやCDMA方式で符号化して、送ればさらに多重化でき、結果的に走査スピードが上り、HDTV対応も容易となる。各画素は受信アンテナの換りに赤外線に感度のあるPINダイオードとその信号処理回路を有し、信号送信ユニットは電波の換りに赤外線でデータを送ることもさらに便利である。この場合、完全に他の電界、磁界の影響を排除できる。もちろん、多重化して、走査スピードが上がることは、電波の場合同様有効である。各画素の発光サイドに赤、緑、青のLEDに加えて赤外発光ダイオードを入れて、普通の画像に重畳させて、他の画像データを表示させたり(字幕、サブリミナル効果、有害鳥獣排除)、高並列の光通信に利用したりするのも便利である。車のテールランプ等に使用しても便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の1画素の構成例を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の制御回路の半導体回路の構成例を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例の1画素外形図の例を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の組上った様子を示す外形部分図である。
【図5】本発明の第1実施例の結線の様子を示す模式回路図である。
【図6】本発明の第1実施例の表示コントローラの外形図の例である。
【図7】本発明の第1実施例のIDアドレス設定器の外形図の例である。
【図8】本発明の第1実施例の表示コントローラとIDアドレス設定器の構成例を示す説明図である。
【図9】従来のブラウン管方式の表示装置の外形図である。
【図10】本発明の第2実施例の表示装置を示す回路ブロック図である。
【図11】本発明の第2実施例の表示装置のディスプレイ部(表示部)の各画素の回路結線図である。
【図12】本発明の第2実施例の表示装置のディスプレイ部の各単位画素12001が配列された表示パネルの平面図である。
【図13】本発明の第2実施例の表示装置のディスプレイ部の単位画素13001のLEDチップの結線図である。
【図14】本発明の第2実施例の表示装置のディスプレイ部の単位画素の断面図である。
【図15】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図16】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図17】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図18】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図19】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図20】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図21】本発明の第2実施例の表示装置のLEDディスプレイドライブユニット部の中味を示す詳細回路図である。
【図22】本発明の第2実施例の表示装置のマルシンク用PLL(Phase LockLoop)ブロック部の中味を示す詳細回路図である。
【図23】本発明の第2実施例の表示装置のマルシンク用PLL(Phase LockLoop)ブロック部の中味を示す詳細回路図である。
【図24】本発明の第2実施例の表示装置の信号識別自動切換器ブロック部の中味を示す詳細回路図である。
【図25】本発明の第2実施例の表示装置の信号識別自動切換器ブロック部の中味を示す詳細回路図である。
【図26】本発明の第2実施例の表示装置のNTSC信号とRGB信号に変換する回路ブロックの中味を示す詳細回路図である。
【図27】本発明の第2実施例の表示装置のNTSC信号とRGB信号に変換する回路ブロックの中味を示す詳細回路図である。
【図28】本発明の第3実施例の表示装置のサンプルホールド&行ドライバ部を示す回路図である。
【図29】本発明の第4実施例の表示装置を示す回路図の部分のブロック図である。
【図30】本発明の第5実施例の表示装置を示す表示部の模式的平面図である。
【図31】本発明の第5実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。
【図32】本発明の第6実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。
【図33】本発明の第7実施例の表示装置を示す回路の部分のブロック図である。
【図34】(a)、(b)は本発明の第7実施例のPWM波形および表示装置の単位画素を表す等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1001 赤色発光のLED
1002 緑色発光のLED
1003 青色発光のLED
1004 制御回路
1005 アンテナ

Claims (15)

  1. LEDを用いた表示装置において、色の3原色である、赤、緑、青の3色を各々発光するLEDを同一樹脂内に有するチップを備え、チップが画面の1画素を形成しており、前記チップ周辺ないしチップ裏面に無線用のアンテナを有し、外部信号により、各チップの3色のLEDの発光をコントロールし、カラー表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記チップ周辺ないしチップ裏面に、RF (Radio Frequency) 及びIDチェック用の信号デコーダと、IDメモリー用EPROMとからなる制御回路を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記チップ及び制御回路とアンテナは、側面に凸部凹部のあるパッケージにパッケージされていることを特徴とする請求項記載の表示装置。
  4. 前記パッケージごとにパッケージ側面に2ケ所づつVdd端子とGND端子を有することを特徴とする請求項記載の表示装置。
  5. 前記パッケージを縦横配列することにより、パッケージの凹部と凸部が結合し、大画面を形成することを特徴とする請求項記載の表示装置
  6. 前記パッケージは縦横配列することにより、隣接するパッケージ間においてVdd端子はVdd端子に、GND端子はGND端子にそれぞれ接続出来る構造を有することを特徴とする請求項記載の表示装置。
  7. 縦横配列されたパッケージにより形成された表示装置の各画素に、画像信号をアンテナを介して送出するための表示コントローラを有することを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  8. 前記表示コントローラは、外部からの画像信号を処理して出力信号に変換し、RF回路を通して電波にて前記アンテナより信号を送出することを特徴とする請求項記載の表示装置
  9. 前記表示コントローラは、ランダムにならべられた各画素のIDと画面全体の中でのアドレスの対応を記憶するIDアドレス対応メモリーを有し、これにより各画素に的確な信号を送出出来るようにしたことを特徴とする請求項記載の表示装置。
  10. LEDを用いた表示装置において、色の3原色である、赤、緑、青の3色を各々発光するLEDを同一樹脂内に有するチップを備え、チップが画面の1画素を形成しており、ランダムに配列された各画素のIDと画面全体の中でのアドレスの対応をとるためのIDアドレス設定器を有することを特徴とする表示装置
  11. 前記IDアドレス設定器は表示コントローラに接続し、前記表示コントローラから個々の画素に信号を送出し、前記信号に応じて発光した画素による画像をCCDカメラにて画像認識し、画面全体の中でのアドレスを割り出すことを特徴とする請求項7に記載の表示装置
  12. 該単位画素のステム表面を黒色とし、パネル壁構造体を黒色とし、該パネル壁開孔確度を45°以下とすることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  13. 配列された該単位画素同士の配列ピッチ間隔が5mmから20mmの間の距離であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  14. アナログRGB信号入力端子を有し、NTSC信号入力端子を有し、該NTSC入力端子に続いてNTSC信号をRGB信号に変換する回路ブロックを有し、該RGB入力端子と該NTSCをRGBに変換する回路ブロックに続いて、複数のアナログマルチプレクサと垂直周期信号分離回路とビデオ信号スイッチ回路からなる信号識別自動切換器回路ブロック部を有し、該信号識別自動切換器回路ブロック部に続いて、マルチシンク用PLL回路ブロック部を有し、該信号識別自動切換器回路ブロックおよび該マルチシンク用PLL回路ブロック部に続いて、ホワイトバランス調整部と複数チャネルのアナログデマルチプレクサ回路部と複数チャネルのサンプルホールド&行ドライバ回路部とLINEデコーダ回路部と列ドライバ回路部とからなるLEDディスプレイドライブユニット部を有し、該行ドライバ回路部と該列ドライバ回路部に接続されていることを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  15. 複数の該表示装置を有し、個々の表示装置は全体画像の分割された部分を表示する構成を特徴とし、各々の該表示装置の回路における該マルチシンク用PLL回路ブロックは前記画面分割に応じた座標等の分割情報を入力する手段を有し、該入力情報を格納する手段を有し、該分割情報は該PLL回路に作用し、該PLL回路は部分スキャンを発生する部分スキャン発生マルチシンク用PLLブロック部を構成することを特徴とする請求項14の表示装置。
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