JP3860127B2 - Optical amplifier and optical communication system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、光のスペクトルの測定及びその測定の光増幅及び光通信への適用に関し、更に詳しくは、入力光のスペクトルの重心波長をモニタする方法を適用した光増幅器及び光通信システムに関する。
【0002】
近年、光増幅器の光通信システムへの適用に関する研究及び開発が精力的に進められている。例えば、エルビウムドープファイバ光増幅器(EDFA)を有するブースターアンプ、リピータ及びプリアンプの重要性が明らかになっている。
【0003】
【従来の技術】
従来、信号光を受ける光増幅媒体と、光増幅媒体が信号光の波長を含む増幅帯域を有するように光増幅媒体をポンピングする手段とを備えた光増幅器が公知である。
【0004】
光増幅媒体が第1端及び第2端を有するエルビウムドープファイバ(EDF)である場合、ポンピング手段は、適切な波長のポンプ光を出力するポンプ光源と、ポンプ光を第1端及び第2端の少なくともいずれか一方からドープファイバへ供給する手段とを含む。また、半導体材料からなる光増幅媒体が知られている。この場合、ポンピング手段は、媒体に電流注入する手段を含む。
【0005】
一方、伝送容量を飛躍的に増大するために、波長分割多重(WDM)システムが提案されている。WDMシステムは、互いに異なる波長の複数の信号光を波長分割多重してなるWDM信号光を送り出す送信局と、送り出されたWDM信号光を伝送する光伝送路と、伝送されたWDM信号光を受ける受信局とを備える。WDMシステムにおける伝送距離を長くするために、光増幅器を有するリピータが光伝送路の途中に1つ又は複数設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光増幅器をWDMシステムに適用する場合、考慮すべき点は、光増幅器に見られるゲインチルトである。ゲインチルトはゲインの波長依存性に基づくものである。
【0007】
例えばEDFAにおいては、エルビウムドープファイバにおける均一広がり(homogeneous broadening)の特性から、トータル入力パワーの変化によりゲインチルトも変化する。
【0008】
従って、WDMシステム或いはリピータを設計し或いは運用する場合には、ゲインチルトを把握しておくことが重要である。
【0009】
ゲインチルトを把握するための技術として光スペクトルアナライザを用いるものがある。しかし、光スペクトルアナライザは構成が複雑で高信頼性が要求される全ての光増幅器に光スペクトルアナライザを組み込むことは現実的ではない。
【0010】
よって、本発明の目的は、ゲインチルトの評価に代替可能な新規なモニタリングの方法及び装置を提供することにある。モニタリングの対象として、本発明では、与えられた光のスペクトルの重心波長が提案される。
【0011】
本発明の他の目的は、このモニタリング技術が適用される光増幅器を提供することにある。
【0012】
本発明の更に他の目的は、このモニタリング技術が適用される光通信システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のある側面によると、与えられた波長帯域において入力光のスペクトルの複数波長の各波長位置および各光パワーにより決定される面積を二等分する波長位置を重心波長としてモニタする装置が提供される。第1の検出手段は、入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する。
【0014】
入力光の全部又は一部は重み付け手段へ供給される。重み付け手段の入力及び出力は、波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる。
【0015】
第2の検出手段は、重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する。
【0016】
演算手段は第1及び第2の検出手段に動作的に接続される。演算手段は、第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する。
【0017】
入力光のスペクトルがP(λ)で与えられるときに、重心波長λcgは、式
λcg=∫λP(λ)dλ/∫P(λ)dλ
で定義することができる。
【0018】
望ましくは、演算手段は、第2の値を第1の値で除する手段を含む。これにより、上述の式に基づいて容易に重心波長λcgを得ることができる。
【0019】
得られた重心波長によって例えば光増幅器のゲインチルトを評価することができる。
【0020】
本発明は波長による定義によって限定されない。波長の変化は、限られた範囲内では実質的に周波数の変化に比例する。即ち、波長の変化Δλと周波数変化Δνの間には次式で表される関係があり、20nm(例えば1.54−1.56μm)程度の波長帯域では、よい近似で波長変化と周波数変化は比例関係にあると言える。
【0021】
Δλ=(λ2/c)Δν
ここでλは該当する波長であり、cは光速である。本願明細書では、慣習に従って波長による定義を採用しているが、以上のことから、「波長」という語は全て「周波数」に置き換えることができる。
【0022】
本発明の他の側面によると、主光路上に設けられ、該主光路上を伝搬する信号光を受ける光増幅媒体と、該光増幅媒体が上記信号光の波長を含む増幅帯域を有するように該光増幅媒体をポンピングするポンピング手段と、上記主光路上に設けられ、上記信号光を含む入力光のスペクトルの重心波長をモニタするモニタリング手段と、該モニタされた重心波長に基づき、上記増幅帯域におけるゲインチルト特性が依存するパラメータを制御する制御手段とを備えた光増幅器が提供される。
【0023】
本発明の更に他の側面によると、光通信システムが提供される。送信局は波長分割多重信号光を送出する。受信光は波長分割多重信号光を受ける。
【0024】
送信局及び受信局は光伝送路により結ばれる。光伝送路の途中には光中継器が設けられる。光中継器は、光伝送路に動作的に接続される主光路を有する。
【0025】
光中継器は、本発明による光増幅器を含む。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の望ましい実施形態を添付図面に沿って詳細に説明する。
【0027】
図1は本発明のモニタリング装置の基本構成を示すブロック図である。このモニタリング装置は、入力光が与えられたときにそのスペクトルの重心波長をモニタする。
【0028】
第1の検出手段2は、入力光のトータルパワーに対応する第1の値S1を検出する。
【0029】
重み付け手段4の入力及び出力は、波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる。重み付け手段4には、入力光の全部又は一部が供給される。
【0030】
第2の検出手段6は、重み付け手段4から出力される光のパワーに対応する第2の値S2を検出する。
【0031】
演算手段8は、第1の値S1及び第2の値S2を受け、これらの値に基づく演算を行って重心波長λcgを得る。
【0032】
図2は図1に示される装置における重心波長λcgのモニタリングの原理説明図である。
【0033】
今、入力光のスペクトルが、与えられた帯域内でP(λ)で表されるものとする。λ1及びλ2は上記与えられた帯域におけるそれぞれ最短波長及び最長波長であり、λcは上記与えられた帯域の中心波長である。
【0034】
また、モニタリングの原理の理解を容易にするために、重み付け関数T(λ)は波長λの一次関数で与えられ、T(λ1)=0, T(λ2)=1であるとする。即ち、重み付け関数は次式で与えられる。
【0035】
【数1】
【0036】
入力光のスペクトルが存在する帯域が与えられている場合、本発明では重心波長λcgは次のように定義される。
【0037】
【数2】
【0038】
幾何学的には、重心波長λcgは、与えられた帯域においてスペクトルP(λ)によって決定される面積を二等分する波長として定義される。
【0039】
図1において検出された第1の値S1及び第2の値S2は(3)及び(4)式を満足する。
【0040】
【数3】
【0041】
(1)式を(4)式に代入して、(2)式を考慮しながらS2/S1を求めると、(5)式が得られる。
【0042】
【数4】
【0043】
特に、図1において、入力光の半分が第1の検出手段2へ供給され、残りの半分が重み付け手段4へ供給されており、且つ、重み付け手段4の損失を無視し得る場合、(5)式の左辺及び右辺は等しくなり、この場合、重心波長λcgは次式で与えられる。
【0044】
【数5】
【0045】
このように特定の重み付け関数或いはそれに近似される関数を用いることによって、第2及び第1の値の比S2/S1に基づいて容易に重心波長λcgを算出することができる。
【0046】
尚、図2において破線で示されるのは、R(λ)=1−T(λ)で定義される他の重み付け関数であり、このような重み付け関数によっても容易に重心波長λcgを得ることができる。重み付け関数T(λ)及びR(λ)の組み合わせの効果的な使用については後述する。
【0047】
図3はEDFAにおけるゲインチルトの一例を説明するための図である。波長1548,1551,1554及び1557nmの4チャネルのWDM信号光を同じ入力パワー(−35dBm/ch)で、ポンピングされているEDF(エルビウムドープファイバ)に入力したときの出力光のスペクトルが示されている。縦軸は出力パワー(dBm)であり、横軸は波長(nm)である。Aで示されるスペクトルはポンプ光のパワーが比較的大きいときに対応しており、負のゲインチルトが生じている。即ち、ゲインの波長微分は負である(dG/dλ<0)。
【0048】
Cで示されるスペクトルはポンプ光のパワーが比較的小さいときに対応しており、正のゲインチルトが得られている(dG/dλ>0)。
【0049】
Bで示されるスペクトルは、ゲインチルトを生じさせないための最適なポンプ光パワーに対応しており、ゲインの波長微分は零である(dG/dλ=0)。
【0050】
何れのスペクトルも、ASE光(増幅された自然放出光)のスペクトルに各チャネルの信号光に対応する4つの鋭いスペクトルが重畳された形状を有している。
【0051】
ところで、光増幅器においては、ASE光のスペクトルには小信号に対する利得特性が反映される。ここでは、ASE光はSE光(自然放出光)を含むものとする。従って、ある光増幅器が与えられたときに、与えられた帯域内におけるASE光のスペクトルの重心波長をモニタすることによって、ゲインチルトを把握することができる。一方、図3に示されるような、ASE光のスペクトルにWDM信号光のスペクトルが重畳されたスペクトルについても、その重心波長のモニタリングは光増幅器の特性について有用な情報を与える。具体的には次の通りである。
【0052】
図4の(A)を参照すると、与えられた帯域においてASE光のスペクトルP(λ)がP(λ)=aλ+b (0<a)で表される場合における重心波長のモニタリングが示されている。この場合、スペクトルは波長軸に対して右上がりになるので、重心波長λcgは与えられた帯域の中心波長λcよりも大きくなる。
【0053】
図4の(B)を参照すると、与えられた帯域内において、ASE光のスペクトルP(λ)が、P(λ)=cλ+d (c<0)で表されるときの重心波長のモニタリングが示されている。この場合、スペクトルは波長軸に対して右下がりとなるので、重心波長λcgは中心波長λcよりも小さくなる。
【0054】
図4の(C)を参照すると、与えられた帯域内においてASE光のスペクトルが平坦である場合における重心波長のモニタリングが示されている。この場合、重心波長λcgは中心波長λcに一致する。
【0055】
このように、与えられた帯域におけるスペクトルの傾斜の傾向は重心波長に反映されるので、重心波長のモニタリング値に基づいてポンプ光パワー等のゲインチルト特性が依存するパラメータを制御することによって、光増幅器の所要の特性を得ることができる。この種の制御の詳細については後述する。
【0056】
次に、WDM信号光における各信号光のスペクトルが線スペクトルで近似される場合、各チャネルの波長は離散的な値をとるので、重心波長λcgは次のように簡単に求めることができる。
【0057】
【数6】
【0058】
図5の(A)は波長軸上に等間隔で並んだ3チャネルのWDM信号光の離散スペクトルを示す図である。第1,第2及び第3チャネルの波長はそれぞれλ0,λ0+Δλ及びλ0+2Δλであり、スペクトルの大きさP(λ)はそれぞれP0,2P0及び3P0である。この場合、(7)式に基づいて重心波長λcgを求めると、λcg=λ0+4Δλ/3となる。
【0059】
図5の(B)を参照すると、第1、第2及び第3チャネルのスペクトルの大きさP(λ)がそれぞれ3P0,2P0及びP0の場合が示されている。この場合、重心波長λcgは、λcg=λ0+2Δλ/3で与えられる。
【0060】
図5の(C)を参照すると、各チャネルのスペクトルの大きさP(λ)がP0で同じ場合が示されている。この場合、重心波長は第2チャネルの波長に一致する。即ち、λcg=λ0+Δλである。
【0061】
このように、離散スペクトルが与えられている場合にも、本発明のモニタリング技術により離散スペクトルの集合における重心波長を容易に求めることができる。これは、離散スペクトルの集合における重心波長は、スペクトル配置及び各スペクトルの大きさによって決定されるからである。
【0062】
逆言すれば、各スペクトルの大きさ等が判明している場合、重心波長のモニタリング値に基づいて、欠落しているチャネル等に関する情報を得られることがわかる。
【0063】
図6は本発明のモニタリング装置の第1実施形態を示すブロック図である。この装置は、入力光の帯域を制限する光帯域通過フィルタ10を有している。フィルタ10は、図2に示される波長λ1及びλ2にそれぞれ対応する通過帯域の最短波長及び最長波長を有している。
【0064】
フィルタ10を通過した光は、光カプラ12により第1及び第2の分岐光に分岐される。第1の分岐光はフォトディテクタ14へ供給され、フォトディテクタ14は第1の値S1に対応する電気信号を出力する。
【0065】
第2の分岐光は重み付けエレメント16を通ってフォトディテクタ18へ供給される。フォトディテクタ18は第2の値S2に対応する電気信号を出力する。
【0066】
重み付けエレメント16の挿入損失を無視し得る場合には、第1及び第2の分岐光のパワーが等しくなるように光カプラ12が設計される。即ち、この場合光カプラ12は3dBカプラである。
【0067】
重み付けエレメント16の挿入損失を無視し得ない場合には、その損失を補償するように光カプラ12における分岐比が調整される。
【0068】
また、フォトディテクタ14及び18の受光感度が異なる場合にも、光カプラ12の分岐比の調整によりこれを補償することができる。分岐比の調整によらず、フォトディテクタ14及び18の出力電気信号の個々の調整によってバランスをとってもよい。
【0069】
フォトディテクタ14及び18の出力信号は、重心波長の算出や得られた重心波長に基づく制御に供される演算ユニット20へ供給される。演算ユニット20は、フォトディテクタ14及び18の出力信号をアナログ/デジタル変換するためのA/Dコンバータ21及び23を有している。
【0070】
演算手段20は、更に、A/Dコンバータ21及び23からのデジタルデータを取り込むためのI/Oポート24と、予め定められたプログラムに従って演算を行うCPU28と、演算のためのプログラムやデータテーブルが記憶されるROM(リードオンリーメモリ)30と、計算結果を一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)32とを有している。
【0071】
I/Oポート24、CPU28、ROM30及びRAM32はデータバス34によって相互に接続されている。
【0072】
符号36はI/Oポート24に接続される制御用入力端子を表している。この端子36は、このモニタリング装置が光増幅器における制御に供される場合に、重心波長の目標値や監視情報を取り込むために使用される。
【0073】
図7を参照すると、図6の装置の動作を示すフローチャートが示されている。ここでは、重み付けエレメント16が図2に示される重み付け関数T(λ)を実質的に有しているものとする。
【0074】
まず、フォトディテクタ14及び18からの信号に基づき、第1の値S1と第2の値S2とが読み込まれる(ステップ201)。
【0075】
次いで、(6)式に基づいて、重心波長λcgが算出される。ここで、λ1及びλ2は図2に示されており、或いは光帯域通過フィルタ10(図6参照)のカットオフ波長(通過帯域の最短波長及び最長波長)である。
【0076】
そしてステップ203では、算出された重心波長λcgが読み出される。
【0077】
尚、モニタリング値に基づく制御が行われる場合には、ステップ203に代えて制御のフローが行われる。
【0078】
図6の装置へ供給される入力光のトータルパワーPtotはフォトディテクタ14の出力信号に対応しているので、第1の値S1に基づいてトータルパワーPtotのモニタリング値を読み出すこともできる。
【0079】
図8は本発明のモニタリング装置の第2実施形態を示すブロック図である。ここでは、入力ポート38A並びに出力ポート38B及び38Cを有する重み付けエレメント38が用いられている。
【0080】
光帯域通過フィルタ10を通過した光は、光カプラ12により第1及び第2の分岐光に分岐される。第1の分岐光は、図6の装置と同様入力光のトータルパワーを検出するためのフォトディテクタ14へ供給される。第2の分岐光は、重み付けエレメント38の入力ポート38Aに供給される。
【0081】
重み付けエレメント38は、入力ポート38Aに供給された第2の分岐光を更に第1及び第2の重み付け分岐光に分岐する。第1及び第2の重み付け分岐光の分岐比は、重み付け関数T(λ)に従うパラメータaを用いてa:(1−a)で与えられる。
【0082】
即ち、入力ポート38Aと出力ポート38Bは重み付け関数T(λ)により関係づけられており、一方、入力ポート38Aと出力ポート38Cは1−T(λ)(=R(λ))により関係づけられている。
【0083】
第1及び第2の重み付け分岐光はそれぞれフォトディテクタ40及び42へ供給される。フォトディテクタ40及び42の出力信号は、それぞれA/Dコンバータ22及び26を介してI/Oポート24へ供給される。
【0084】
演算ユニット20′のハードウェアは図6の第1実施形態とほぼ同様であるのでその説明は省略する。
【0085】
図8の第2実施形態は、演算ユニット20′がフォトディテクタ40及び42のうち出力レベルが大きい方のフォトディテクタを選択する機能を有している点で特徴づけられる。選択されたフォトディテクタ40または42の出力に基づき、第2の値S2が求められる。これにより、第2及び第1の値の比S2/S1に基づいて算出される重心波長のモニタリング精度が向上する。
【0086】
以下の説明では、フォトディテクタ40及び42のそれぞれの出力レベルが対応する第3の値S3と第4の値S4とが用いられる。
【0087】
図9は図8の装置の動作を示すフローチャートである。まずステップ301では、フォトディテクタ14,40及び42の出力信号に基づいて、第1の値S1と第3の値S3と第4の値S4とが読み込まれる。
【0088】
ステップ302では、値S3及びS4の大小関係が判断され、値S3が値S4に等しいかそれよりも大きい場合にはステップ303へ進み、値S3が値S4よりも小さい場合にはステップ304へ進む。
【0089】
ステップ303では、より大きい第3の値S3が(6)式の第2の値S2として採用され、式
λcg=(λ2−λ1)S3/S1+λ1
により重心波長λcgが算出される。
【0090】
ステップ304では、より大きい第4の値S4(重み付けエレメントの出力ポート38Cに対応)が第2の値S2として採用されるので、重み付け関数はR(λ)=1−T(λ)となり、(6)式は変更される。そして、式
λcg=(λ1−λ2)S4/S1+λ2
により重心波長λcgが算出される。
【0091】
続いてステップ305では、ステップ303又は304で算出された重心波長λcgが読み出される。
【0092】
図10は本発明のモニタリング装置の第3実施形態を示すブロック図である。この装置は、図8の第2実施形態と対比して、光カプラ12及びフォトディテクタ14が省略され、これにより演算ユニット(20′′)のA/Dコンバータ21が省略されている点で特徴づけられる。
【0093】
光帯域通過フィルタ10の出力光は全て重み付けエレメント38の入力ポート38Aに供給される。そして、演算ユニット20′′が第3の値S3と第4の値S4とに基づき入力光のトータルパワーPtotを求めている。具体的には次の通りである。
【0094】
図11は図10の装置の動作を示すフローチャートである。ステップ401では、フォトディテクタ40及び42の出力信号に基づいて、第3の値S3と第4の値S4とが読み込まれる。
【0095】
ステップ402では、値S3及び値S4の大小関係が判断され、値S3が値S4に等しいかそれよりも大きい場合にはステップ403へ進む。
【0096】
ステップ403では、値S3に値S4を加算してこれを第1の値S1とし、また、より大きい第3の値S3を第2の値S2とする。続いてステップ404では、(6)式に基づいて重心波長λcgが算出される。
【0097】
ステップ402で第3の値S3が第4の値S4よりも小さいと判断された場合にはステップ405へ進む。
【0098】
ステップ405では値S3にS4を加算してこれを第1の値S1とし、また、より大きい第4の値S4を第2の値S2とする。
【0099】
続いてステップ406では、重み付け関数R(λ)に従って、式
λcg=(λ1−λ2)S2/S1+λ2
により重心波長λcgが算出される。
【0100】
ステップ404または406で求められた重心波長λcgはステップ407で読み出される。
【0101】
このように本実施形態によると、モニタリング精度が高く且つ簡単な構成のモニタリング装置の提供が可能になる。
【0102】
次に、図6の重み付けエレメント16並びに図8及び図10の重み付けエレメント38として用いることができる光コンポーネントの具体例を説明する。エレメント16の機能はエレメント38の機能に包含されるので、エレメント38の機能に基づいて具体例を説明する。
【0103】
図12は重み付けエレメントの第1実施形態を示す図である。
【0104】
この重み付けエレメントは、透明基板44と、透明基板44上に形成された誘電体多層膜46とを有している。多層膜46は低屈折率層及び高屈折率層を交互に積層して作製される。
【0105】
低屈折率層及び高屈折率層は例えばそれぞれSiO2及びTiO2からなる。
入力ポート38Aからの光は予め定められた入射角で多層膜46へ入射する。透過光路は出力ポート38Bに対応し、反射光路は出力ポート38Cに対応する。
【0106】
図13は図12の重み付けエレメントの特性の一例を示すグラフである。実線で示されるのは透過率の波長特性であり、破線で示されるのは反射率の波長特性である。
【0107】
ある特定の波長が与えられると、その波長における透過率及び反射率の和は、原理的には100%となる。
【0108】
図13から明らかなように、比較的リニアリティーが確保されているクロスポイントの近傍で重み付け関数を定義することによって、重心波長を求めることができる。
【0109】
これまでに説明したモニタリングの原理においては、与えられた帯域の最短波長及び最長波長のいずれかにおいて重み付け関数の値が0であり且つ他方において1であるとしたが、これは重心波長の算出の理解を簡単にするための配慮である。従って、このような条件が必ずしも満たされない図13のような特性を用いた場合であっても、(6)式を改良することにより重心波長を求めることができる。
【0110】
あるいは、フォトディテクタにより変換された電気信号を処理する回路において、オフセット及び/またはゲインを調整することにより、等価的に、最短波長及び最長波長の何れかにおいて0であり且つ他方において1である重み付け関数を得ることができる。
【0111】
図14は重み付けエレメントの第2実施形態を示す図である。このエレメントは、第1のファイバ48と第2のファイバ50とを側面融着し、融着部分を延伸することによって作製される。符号52は融着/延伸部を示している。
【0112】
第1のファイバ48の両端がそれぞれ入力ポート38A及び出力ポート38Cに対応し、第2のファイバ50の出力ポート38Cの一端が出力ポート38Bに対応している。第2のファイバ50の他端は、不要な反射が生じないように無反射終端とされる。
【0113】
融着/延伸部52においては、各ファイバのコアが極めて接近し且つ各コアの径が光パワーを閉じ込めておくには不十分な程度に小さくなっているのでエバネッセント波結合が生じ、これにより第1のファイバ48を伝搬する光パワーは第2のファイバ50へカップリングする。そしてそのカップリング比は、融着/延伸部52の形状パラメータの適切な設定によって波長依存性を有するようになる。
【0114】
図15は図14の重み付けエレメントの特性の一例を示すグラフである。実線で示されているのは、出力ポート38Bから出力される光のパワーの入力ポート38Aへ入力する光のパワーに対する比(カップリング比)の波長特性を示している。カップリング比が波長の増大に従って正弦波的に変化していることがわかる。
【0115】
破線で示されるのは、ポート38Cから出力される光のパワーのポート38Aへ供給される光のパワーに対する比の波長特性を示している。特定の与えられた波長においては、両比の和は原理的には100%である。
【0116】
従って、このようなファイバ融着型光カプラを用いることによっても、容易に重心波長を得ることができる。望ましくは、図15における特性曲線のクロスポイントを与える波長が図2の中心波長λcに対応するように融着/延伸部52の形状パラメータが設定される。
【0117】
重み付けエレメントとしてファブリ・ペロ光共振器を用いることもできる。ファブリ・ペロエタロンの厚み及び両端面反射率を適切に設定することにより、図13の特性に似た特性を得ることができるので、良好なリニアリティーを与える領域において重み付けを行うのである。
【0118】
図16は本発明の光増幅器の基本構成を示す図である。この光増幅器は、増幅すべき信号光が入力される入力ポート54と、増幅された信号光が出力される出力ポート56とを有している。入力ポート54と出力ポート56の間には主光路が設定されている。
【0119】
主光路上には、信号光を受ける光増幅媒体58が設けられる。ポンピング手段60は、光増幅媒体58が信号光の波長を含む増幅帯域を有するように光増幅媒体58をポンピングする。
【0120】
主光路上にはまたモニタリング手段62が設けられており、モニタリング手段62は例えば信号光を含む入力光のスペクトルの重心波長をモニタする。
【0121】
制御手段64はモニタされた重心波長に基づき、光増幅媒体58の増幅帯域におけるゲインチルト特性が依存するパラメータを制御する。
【0122】
光増幅媒体58としては、EDF等の希土類元素がドープされたドープファイバを用いることができる。ドープファイバの代表的な母材材質はシリカやフッ化物である。また、半導体材料からなる光増幅媒体58を用いることもできる(半導体光増幅器)。この場合、ポンピング手段60は、媒体へ電流を注入する手段を含む。具体的には、半導体光増幅器の電極対にポンピング電圧が印加される。
【0123】
光増幅媒体58は、主光路上における信号光の伝搬方向のそれぞれ上流側及び下流側に対応する第1端及び第2端を有している。ドープファイバに適したポンピング手段60は、ポンプ光を出力するポンプ光源と、光増幅媒体58の第1端及び第2端の少なくともいずれか一方に動作的に接続されポンプ光を光増幅媒体58へ供給する光結合手段とを含む。
【0124】
本明細書において、光学部品同士が動作的に接続されるというのは、ファイバ接続或いはコリメートビームを用いた空間接続により直接接続される場合を含み、更に光フィルタ等の他の光学部品を介して接続される場合を含む。
【0125】
このようにポンピング手段がポンプ光源を含む場合には、制御手段64の制御対象となるパラメータとしては、ポンプ光パワーを採用することができる。この場合、出力ポート56から出力される信号光のパワーを一定にするためのALC(自動レベルコントロール)のフィードバックループにポンプ光源を含ませることができないので、ALCを行うためには、減衰率可変の光アッテネータを含むフィードバックループを構成するとよい。
【0126】
増幅帯域に含まれる波長を有するダミー光を光増幅媒体58へ供給するダミー光源66をこの光増幅器が有している場合には、制御手段64の制御対象となるパラメータはダミー光のパワーであってもよい。この場合、ポンプ光源をALCのためのフィードバックループに含ませることができる。
【0127】
この光増幅器をWDMシステムに適用する場合には、WDM信号光が入力ポート54へ供給される。この光増幅器においては、モニタされた重心波長に基づいて光増幅媒体58の増幅帯域におけるゲインチルト特性を把握して、それに基づく制御を行っているので、所要の特性を得ることができる。
【0128】
図17は本発明の光増幅器の第1実施形態を示すブロック図である。入力ポート54と出力ポート56の間の主光路上には、光カプラ68、光アイソレータ70、EDF72、WDMカプラ74、光アイソレータ76、光帯域通過フィルタ78、光カプラ80及び光アッテネータ82が信号光伝搬方向に向かってこの順に設けられている。
【0129】
入力ポート54へ供給された信号光は、光カプラ68により2分岐され、その一方は光アイソレータ70を通ってEDF72の第1端へ供給される。光カプラ68で分岐された他方の光は、信号光の波長が含まれる通過帯域を有する光帯域通過フィルタ84を通ってフォトディテクタ86へ供給される。フォトディテクタ86は後述する監視情報をモニタするためのものである。
【0130】
フォトディテクタ86の出力信号は、復調器88へ供給され、その出力信号は、A/Dコンバータ90によりデジタル信号に変換されてI/Oポート24へ供給される。
【0131】
ポンプ光源としてのレーザダイオード92からのポンプ光は、WDMカプラ74を介してEDF72の第2端へ供給される。レーザダイオード92は駆動回路94により駆動される。
【0132】
EDF72内において増幅された光は、WDMカプラ74及び光アイソレータ76をこの順に通って光帯域通過フィルタ78へ供給される。光帯域通過フィルタ78は、信号光の波長が含まれる通過帯域を有している。特にこの光増幅器がWDMシステムに適応される場合には、通過帯域の最短波長は最短波長チャネルよりも僅かに短く設定され、通過帯域の最長波長は最長波長チャネルよりも僅かに長く設定される。
【0133】
WDMにおける最短波長チャネル及び最長波長チャネルにより信号帯域が定義される。信号帯域は光増幅媒体の増幅帯域に含まれるので、以下の説明では信号帯域が増幅帯域を意味することもある。
【0134】
光帯域通過フィルタ78から出力された光は、光カプラ80で2分岐され、その一方は減衰率が可変な光アッテネータ82を通って出力ポート56に到達する。
【0135】
光カプラ80で分岐された他方の光は、本発明の重心波長モニタリング装置へ供給される。ここでは、図10のモニタリング装置のハードウェアが採用されている。但し、重み付けエレメント38への入力光は光帯域通過フィルタ78を通ってきているので、図10の光フィルタ10は省略されている。
【0136】
この実施形態では、モニタされた重心波長が予め定められた値になるようにポンプ光のパワーが制御される。望ましくは、重心波長の目標値は、光帯域通過フィルタ78の通過帯域の中心波長、即ち信号帯域の中心波長である。
【0137】
ポンプ光のパワーの制御を具体的に説明する。重心波長が中心波長よりも長い場合には、右上がりのゲインチルト(図3参照)が生じていると判断し、これを補正するためにポンプ光のパワーを増大させる。一方、重心波長が中心波長よりも短い場合には、右下がりのゲインチルトが生じていると判断し、ポンプ光のパワーを減少させる。このようなポンプ光のパワーの制御によって、重心波長を中心波長に一致させることができ、ゲインチルトを抑制することができる。
【0138】
重み付けエレメント38へ供給される光は、ASE成分と信号光成分とからなる。従って、この合成により、重心波長が中心波長に一致していることとゲインチルトがないこととが正確に対応しない場合には、中心波長に正または負のオフセット波長を加えた値を目標値としてもよい。
【0139】
また、図5の(A)或いは図5の(B)に示されるようにWDM信号光が分布している場合にも、これを補正するために、オフセットされた目標値は有効である。
【0140】
光アッテネータ82は、出力ポート56から出力される光のパワーが一定になるようにフィードフォワード制御される。即ち、フォトディテクタ40及び42の出力信号に基づいて算出されるトータルパワーと減衰率とを関係づけるテーブルをROM30に記憶させておき、予め定められたプログラムに基づいて光アッテネータ82の減衰率が制御されるのである。
【0141】
勿論、光アッテネータ82の出力光パワーをモニタする手段を設け、そのモニター値が一定になるように減衰率をフィードバック制御してもよい。このようなフィードバックループによるALCの実施形態については後述する。
【0142】
図18は本発明の光増幅器が適用される光通信システムのブロック図である。送信局96はWDM信号光を送出する。受信局98はWDM信号光を受ける。
【0143】
送信局96及び受信局98は光伝送路100により結ばれている。光伝送路100の途中には、複数の光中継器102(#1,#2,・・・,#N)が設けられている。ここでNは全光中継器の数である。
【0144】
光中継器102(#1,#2,・・・,#N)は、それぞれ、光伝送路100に動作的に接続される主光路を有しており、各主光路には本発明の光増幅器が設けられている。例えば図17の光増幅器が採用可能である。
【0145】
一般に光増幅器においては、光増幅媒体において生じるASE光のパワーは波長依存性を有している。従って、図18の光通信システムにおいては、送信局96から受信局98に向かうに従って光中継器102(#1,#2,・・・,#N)における各重心波長の目標値をシフトさせていくのが望ましい。これを具体的に説明する。
【0146】
図19によりプリエンファシスの概念が説明される。図19においては、4つのチャネルは短波長側から長波長側に向かって#1,#2,#3及び#4で表されている。EDFAにおいては、短波長になるのに従ってASE光のパワーが大きくなるので、短波長側のチャネルにおいて所要のSNR(信号対雑音比)を確保するために、短波長側のチャネルの信号光出力が比較的大きく設定されることが望ましい。なぜならば、各チャネルの信号光のSNRは、光中継器の段数が増えるに従って劣化し、その劣化の度合いは短波長側のチャネルの方が長波長側のチャネルよりも大きいからである。
【0147】
今、最短波長λ1及び最長波長λ2によって与えられる信号帯域内に4チャネルの信号光を波長分割多重してなるWDM信号光を想定すると、送信局96における重心波長は帯域の中心波長λcよりも僅かに短い波長λ0に設定されるのである。これが送信局96におけるプリエンファシスである。
【0148】
この場合、各光増幅器104の重心波長をプリエンファシスされた重心波長λ0に制御することによって、短波長側チャネルの所要のSNRを確保することができる。
【0149】
送信局96においてプリエンファシスがなされていない場合には、光中継器の段数が増えるに従って、重心波長の目標値を短波長側にシフトさせるとよい。
【0150】
一区間における重心波長の目標値のシフト量をΔλとすると、光中継器102(#1,#2,・・・,#N)における重心波長の目標値は、それぞれ、(λ0−Δλ),(λ0−2Δλ),・・・,(λ0−NΔλ)で与えられる。
【0151】
ここではλ0は送信局96における重心波長の目標値という意味でのみ用いられており、中心波長λcよりも短いことに限定されない。例えば、目標波長λ0を中心波長λcに一致させてもよい。
【0152】
このような重心波長の目標値のシフトにより、短波長側のチャネルにおいて所要のSNRを得ることができる。勿論このようなシフトを送信局96におけるプリエンファシスと併用してもよい。
【0153】
図18の光通信システムは、望ましくは、WDM信号光に関する監視情報を光中継へ送る手段を更に備えている。監視情報は、例えば、送信局96から光伝送路100を介して各光中継器102(#1,#2,・・・,#N)へ送られる。これによると各光中継器102(#1,#2,・・・,#N)においては、受けた監視情報及びモニタされた重心波長に基づき所望の特性が得られるような制御を行うことができる。
【0154】
例えば監視情報がWDM信号光の重心波長或いはその目標値を含む場合、各光中継器においてそれぞれ所望のゲインチルト特性が得られるような制御を行うことができる。
【0155】
監視情報がWDM信号光の各チャネルの波長及び運用されているチャネルを特定するためのデータを含む場合、前述した原理に従って各光中継器において容易に重心波長の目標値を算出することができる。
【0156】
図20を参照すると、このような監視情報を伝送するための方法が示されている。WDM信号光の1つに伝送データよりも十分低速なトーン成分108を重畳する。そしてこのトーン成分をサブキャリアとして監視情報に基づいた変調を行うのである。トーン成分の周波数は、各周波数成分が光増幅器で減衰しないように、例えば1kHz乃至1MHzに設定される。
【0157】
トーン成分により監視情報を伝送するのではなく、特定チャネルの信号光を伝送データでは変調せずに、この信号光により監視情報を伝送するようにしてもよい。監視情報の再生は例えば次のようにしてなされる。
【0158】
図17において、分岐されたWDM信号光は、光帯域通過フィルタ84で信号帯域が抽出された後にフォトディテクタ86により電気信号に変換され、その電気信号は復調器88へ供給される。復調器88はトーン成分を抽出する帯域通過フィルタと抽出されたトーン成分に基づき監視情報を復調する手段とを含む。
【0159】
これにより、例え全チャネルのWDM信号光がフォトディテクタ86に供給されたとしても、監視情報の再生が可能になるのである。
【0160】
得られた監視情報はA/Dコンバータ90を介してI/Oポート24へ供給される。
【0161】
図21は本発明の光通信システムを適用可能な他の光通信システムのブロック図である。このシステムでは、信号光の波長とは異なる波長λsvを有する監視光を用いて、監視情報を伝送している。光伝送路100の途中には複数の光中継器102が設けられている。
【0162】
各光中継器102は、監視光を受けて監視情報を再生するために、本発明が適用される光増幅器104の他に監視装置110を有している。
【0163】
光増幅器104の上流側でWDMカプラ112により分岐された監視光は、監視装置110へ供給される。
【0164】
監視装置110は、監視光に基づいて復調した監視情報を光増幅器104へ送り、場合によっては光増幅器104からの監視情報の付加情報を受ける。監視情報の復調を行うために、監視装置110は光/電気変換器を有している。また、監視装置110は、復調により得られた監視情報或いは付加情報を付加した監視情報を後段へ送るために、電気/光変換器を有している。
【0165】
電気/光変換器からの新たな監視光は、光増幅器104の下流側でWDMカプラ114によりWDM信号光に合流される。
【0166】
このシステムによると、各光中継器102においてモニタされた重心波長を下流側の光中継器または受信局98に通知することができる。これにより、ある光中継器における重心波長が故障等の原因により変化したときに、当該光中継器を特定することができるようになる。
【0167】
図21のシステムに双方向通信を適用して、監視光が受信局98から送信局96へ送られるようにしてもよい。
【0168】
図22は本発明の光増幅器の第2実施形態を示すブロック図である。この光増幅器は、EDF72の第1端及び第2端にそれぞれ動作的に接続されるモニタユニット116及び118を有している点で特徴づけられる。
【0169】
モニタユニット116には光カプラ68で分岐された光が入力され、モニタユニット118には光カプラ80で分岐された光が入力される。
【0170】
モニタユニット118は、入力光のスペクトルの重心波長をモニタするために、図17におけるのと同様に重み付けエレメント38並びにフォトディテクタ40及び42を有している。
【0171】
モニタユニット116は、ユニット118の構成に加えて入力光の帯域を制限するための光帯域通過フィルタ10を有している。
【0172】
このように2つのモニタユニットを用いることによって、入力ポート54に入力される光に対応するスペクトルの第1の重心波長と、出力ポート56から出力される光に対応するスペクトルの第2の重心波長とをそれぞれモニタすることができる。
【0173】
望ましくは、第1の重心波長が第2の重心波長に実質的に一致するように、レーザダイオード92から出力されるポンプ光のパワーが制御される。
【0174】
前述したようなプリエンファシスに基づく重心波長のシフトを行う場合には、第1の重心波長が第2の重心波長に所定のオフセットを加えた値に一致するように、ポンプ光のパワーが制御される。
【0175】
ところで、重み付けエレメント38における重み付け関数は環境温度に対して敏感であることが多い。例えば、図12の誘電体多層膜46や図14の融着/延伸部52の温度が変化すると、重み付け関数は波長軸方向にシフトする。よって、重心波長のモニタリング精度を向上するためには、重み付け関数のシフトが生じないように重み付けエレメント38の温度を制御することが望ましい。
【0176】
このような温度制御に関して、図22のモニタユニット116について説明する。モニタユニット116の重み付けエレメント38には、温度コントローラ120が付加的に設けられている。その制御の態様は次の通りである。
【0177】
WDM信号光の1つをパイロット光とし、その波長を厳密に制御しておく。このようなパイロット光が与えられると、パイロット光は線スペクトル或いは極めて狭い帯域の急峻なスペクトルを有しているので、重み付けエレメント38からフォトディテクタ40へ供給されるパイロット光のパワーは、例えば図2における重み付け関数T(λ)及びパイロット光の波長により決定され、重み付けエレメント38からフォトディテクタ42へ供給されるパイロット光のパワーは、重み付け関数R(λ)及びパイロット光の波長により決定される。もし、これらのパワーの比が一定に保たれているとすれば、重み付け関数も一定に保たれることになり、重み付け関数のシフトが防止されるのである。
【0178】
このようなパワーの比は、図20により説明したトーン成分を用いて検出することができる。即ち、パイロット光を一定振幅のトーン成分で変調しておくのである。そして、重み付けエレメント38の2つの分岐出力光からそれぞれ得られるトーン成分の振幅の比を求めれば、それが前述のパワーの比に対応するのである。
【0179】
そのために、図22の実施形態では、フォトディテクタ40及び42の出力信号をそれぞれ帯域通過フィルタ122及び126へ供給している。フィルタ122及び126はトーン成分の周波数を含む通過帯域を有している。
【0180】
フィルタ122及び126をそれぞれ通過したトーン成分は、A/Dコンバータ124及び128を介してI/Oポート24に取り込まれる。
【0181】
そして、フォトディテクタ40及び42に基づいてそれぞれ得られるトーン成分の比が一定になるように、重み付けエレメント38の温度が制御される。
【0182】
図示はしないが、モニタユニット118においても同様に重み付けエレメント38の温度が制御されている。
【0183】
ここでは、パイロット光の波長が絶対波長に安定化されていることを前提に重み付けエレメントの温度制御を説明したが、この温度制御技術は、絶対波長の安定化がなされていないWDMシステムにも適用可能である。
【0184】
例えば、各信号光の波長間隔のみが制御される場合がある。即ち、WDM信号光の相対的な波長安定化である。この場合にも上述の温度制御によって、重み付け関数のシフトによる不都合がなくなる。
【0185】
図23は本発明の光増幅器の第3実施形態を示すブロック図である。入力ポート54と出力ポート56の間に設定される主光路上には、それぞれ図16に示される基本構成を有する第1の光増幅器130と第2の光増幅器132とが信号光伝搬方向にこの順に設けられている。
【0186】
第1の光増幅器130で増幅された光は、減衰率が可変な光アッテネータ134により減衰させられて分散補償ファイバ(DCF)136により第2の光増幅器132へ送られる。
【0187】
分散補償ファイバ136は、伝送路において信号光が受けた色分散(波長分散)を相殺するような分散値を有している。
【0188】
この実施形態において光増幅器を2段構成にしている第1の理由は、一般にDCFの損失は大きく、DCF136の上流側において信号光のレベルをある程度まで引き上げておく必要があるからである。
【0189】
第2の理由は、DCF136の上流側における光増幅の利得をあまり大きくし過ぎて各信号光のパワーが大きくなると、DCF136において非線形効果が生じ易くなるところにある。
【0190】
WDMが適用されているシステムにおいて、DCF136で非線形効果の1つである4光波混合(FWM)が生じると、チャネル間クロストークが悪くなる。また、自己位相変調(SPM)も信号品質の劣化を招く。
【0191】
光増幅器130及び132においては、モニタされた重心波長に基づいてポンプ光のパワーが制御されている。そこで、ALCを行うために、第2の光増幅器132のモニタリング手段62においてモニタされるトータルパワーが一定になるように光アッテネータ134における減衰率がフィードバック制御される。
【0192】
光増幅器130及び132における重心波長の制御は例えば次の通りである。前段の光増幅器130の重心波長は中心波長λcよりも短くなるように制御され、これにより左上がりのゲインチルトが得られるようにする。
【0193】
後段の光増幅器132の重心波長は中心波長λcよりも長くなるように制御され、これにより右上がりのゲインチルトが得られるようにする。そして、両光増幅器130及び132のトータルのゲインチルトが平坦になるようにされる。このような重心波長の制御によって、光増幅器の低雑音化及び高効率化が可能になる。
【0194】
ところで、図16の本発明の光増幅器の基本構成を示す図においては、モニタリング手段62は光増幅媒体58の信号光伝搬方向下流側に位置するように示されているが、本発明はこれに限定されない。
【0195】
例えばモニタリング手段62は光増幅媒体58の上流側、即ち入力ポート54と光増幅媒体58の間に設けられていてもよい。この場合、モニタリング手段62は、図22のモニタユニット116のように入力光の重心波長をモニタリングする他、バックワードASE光の重心波長をモニタリングすることもできる。
【0196】
光増幅媒体58においては、信号光と同じ方向に伝搬するフォワードASE光の他、信号光と逆向きに伝搬するバックワードASE光が発生する。従って、このバックワードASE光を主光路から抽出する手段を付加することによって、上述のようなモニタリングが可能になるのである。抽出する手段としては、例えば図22のEDF72の上流側に設けられる光カプラ68を用いることができる。この場合、バックワードASE光の伝搬の邪魔になる光アイソレータ70は入力ポート54と光カプラ68との間に移され、光カプラ68の1つ残っているポートからバックワードASE光が抽出される。
【0197】
抽出されたバックワードASE光は、モニタユニット116と同じように構成されるモニタリング手段に供給される。
【0198】
また、図16において、モニタリング手段62は、光増幅媒体58に沿って設けられていてもよい。光増幅媒体58がEDFのように光導波路構造を有している場合には、自然放出光(SE光)が光増幅媒体58の側方に漏れ出す。従って、この漏れ出したSE光の重心波長をモニタリング手段62がモニタリングするのである。具体的には、次の通りである。
【0199】
図24は本発明の光増幅器の第4実施形態を示す主要部のブロック図である。光増幅媒体としてEDF72が用いられており、これをポンピングする手段の図示は省略されている。
【0200】
EDF72は外部から光が入らないように構成される積分球等のケース138に収容されている。EDF72の被覆は部分的に除去されており、そこからSE光が側方に漏れ出す。
【0201】
SE光は光バンドパスフィルタ140に供給される。フィルタ140の通過帯域は例えば信号帯域に設定される。フィルタ140を通過したSE光の一部は、重み付けエレメント142(例えば図12の誘電体多層膜46)を通ってフォトディテクタ144に入射する。フィルタ140を通過したSE光の残りはフォトディテクタ146に入射する。
【0202】
フォトディテクタ144及び146がフォトダイオードを含む場合、その出力信号は電流信号として与えられるので、電流/電圧(I/V)変換される。
【0203】
フォトディテクタ146の出力信号はI/Vコンバータ148に供給される。フォトディテクタ144の出力信号はI/Vコンバータ150に供給される。I/Vコンバータ148及び150の出力電圧はそれぞれ演算ユニット152に供給される。
【0204】
演算ユニット152は、例えば図2の原理に従った演算を行って、SE光の重心波長λcgを算出する。
【0205】
SE光のスペクトルには、EDFAのゲインチルトが反映されるので、このSE光の重心波長のλcgに基づいてこれまでに例示したような種々の制御を行うことができる。
【0206】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ゲインチルトの評価に代替可能なモニタリング方法及び装置の提供が可能になるという効果が生じる。
【0207】
また、このモニタリング方法及び装置の光増幅器及び光通信システムへの効果的な適用が可能になるという効果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモニタリング装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】重心波長のモニタリングの原理説明図である。
【図3】ゲインチルトの説明図である。
【図4】ASE光の重心波長のモニタ例を示す図である。
【図5】WDM信号光の重心波長のモニタ例を示す図である。
【図6】本発明のモニタリング装置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図7】図6の装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明のモニタリング装置の第2実施形態を示すブロック図である。
【図9】図8の装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明のモニタリング装置の第3実施形態を示すブロック図である。
【図11】図10の装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】重み付けエレメントの第1実施形態を示す図である。
【図13】図12における重み付け特性の一例を示すグラフである。
【図14】重み付けエレメントの第2実施形態を示す図である。
【図15】図14における重み付け特性の一例を示すグラフである。
【図16】本発明の光増幅器の基本構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の光増幅器の第1実施形態を示すブロック図である。
【図18】本発明の光増幅器が適用される光通信システムのブロック図である。
【図19】プリエンファシスの説明図である。
【図20】トーン成分の説明図である。
【図21】本発明の光増幅器が適用される他の光通信システムのブロック図である。
【図22】本発明の光増幅器の第2実施形態を示すブロック図である。
【図23】本発明の光増幅器の第3実施形態を示すブロック図である。
【図24】本発明の光増幅器の第4実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 第1の検出手段
4 重み付け手段
6 第2の検出手段
8 演算手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention generally relates to measurement of optical spectrum and application of the measurement to optical amplification and optical communication, and more particularly, to an optical amplifier and optical communication using a method for monitoring the centroid wavelength of the spectrum of input light. About the system.
[0002]
In recent years, research and development relating to the application of optical amplifiers to optical communication systems have been vigorously advanced. For example, the importance of booster amplifiers, repeaters and preamplifiers with erbium-doped fiber optical amplifiers (EDFAs) has become apparent.
[0003]
[Prior art]
Conventionally, an optical amplifier including an optical amplification medium that receives signal light and means for pumping the optical amplification medium so that the optical amplification medium has an amplification band including the wavelength of the signal light is known.
[0004]
When the optical amplifying medium is an erbium-doped fiber (EDF) having a first end and a second end, the pumping means includes a pump light source that outputs pump light of an appropriate wavelength, and the pump light is transmitted to the first end and the second end. And means for supplying the doped fiber from at least one of the above. Further, an optical amplification medium made of a semiconductor material is known. In this case, the pumping means includes means for injecting current into the medium.
[0005]
On the other hand, wavelength division multiplexing (WDM) systems have been proposed to dramatically increase transmission capacity. The WDM system receives a transmission station that sends out a WDM signal light obtained by wavelength division multiplexing a plurality of signal lights having different wavelengths, an optical transmission line that transmits the sent WDM signal light, and a transmitted WDM signal light A receiving station. In order to increase the transmission distance in the WDM system, one or more repeaters having optical amplifiers are provided in the middle of the optical transmission line.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When applying an optical amplifier to a WDM system, a consideration is the gain tilt found in the optical amplifier. The gain tilt is based on the wavelength dependence of gain.
[0007]
For example, in EDFA, the gain tilt also changes with the change of the total input power due to the characteristic of homogenous spreading in the erbium-doped fiber.
[0008]
Therefore, it is important to know the gain tilt when designing or operating a WDM system or repeater.
[0009]
As a technique for grasping the gain tilt, there is a technique using an optical spectrum analyzer. However, it is not practical to incorporate an optical spectrum analyzer in all optical amplifiers that have a complicated configuration and require high reliability.
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to provide a novel monitoring method and apparatus that can be substituted for gain tilt evaluation. As an object to be monitored, the present invention proposes the barycentric wavelength of a given light spectrum.
[0011]
Another object of the present invention is to provide an optical amplifier to which this monitoring technique is applied.
[0012]
Still another object of the present invention is to provide an optical communication system to which this monitoring technique is applied.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
According to one aspect of the present invention,In a given wavelength bandOf the spectrum of the input lightWavelength position that bisects the area determined by each wavelength position and each optical power of multiple wavelengthsCentroid wavelengthAsAn apparatus for monitoring is provided. The first detection means detects a first value corresponding to the total power of the input light.
[0014]
All or part of the input light is supplied to the weighting means. The input and output of the weighting means are related by a weighting function T (λ) approximated by a linear function of wavelength λ.
[0015]
The second detection means detects a second value corresponding to the light power output from the weighting means.
[0016]
The computing means is operatively connected to the first and second detection means. The computing means is based on the first and second values and the centroid wavelength λcgIs calculated.
[0017]
When the spectrum of the input light is given by P (λ), the centroid wavelength λcgIs the formula
λcg= ∫λP (λ) dλ / ∫P (λ) dλ
Can be defined in
[0018]
Preferably, the calculation means includes means for dividing the second value by the first value. This makes it easy to calculate the center of gravity wavelength λ based on the above formula.cgCan be obtained.
[0019]
For example, the gain tilt of the optical amplifier can be evaluated based on the obtained barycentric wavelength.
[0020]
The present invention is not limited by the definition by wavelength. The change in wavelength is substantially proportional to the change in frequency within a limited range. That is, there is a relationship expressed by the following equation between the change in wavelength Δλ and the change in frequency Δν, and in a wavelength band of about 20 nm (for example, 1.54 to 1.56 μm), the wavelength change and the frequency change are good approximations. It can be said that there is a proportional relationship.
[0021]
Δλ = (λ2/ C) Δν
Here, λ is the corresponding wavelength, and c is the speed of light. In the specification of the present application, the definition by wavelength is adopted in accordance with the custom. From the above, the term “wavelength” can be replaced by “frequency”.
[0022]
According to another aspect of the present invention, an optical amplifying medium provided on the main optical path and receiving the signal light propagating on the main optical path, and the optical amplifying medium has an amplifying band including the wavelength of the signal light. Pumping means for pumping the optical amplification medium; monitoring means provided on the main optical path for monitoring the centroid wavelength of the spectrum of the input light including the signal light; and the amplification band based on the monitored centroid wavelength There is provided an optical amplifier comprising control means for controlling a parameter on which the gain tilt characteristic depends on.
[0023]
According to still another aspect of the present invention, an optical communication system is provided. The transmitting station transmits wavelength division multiplexed signal light. Received light receives wavelength division multiplexed signal light.
[0024]
The transmitting station and the receiving station are connected by an optical transmission path. An optical repeater is provided in the middle of the optical transmission line. The optical repeater has a main optical path operatively connected to the optical transmission path.
[0025]
The optical repeater includes an optical amplifier according to the present invention.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0027]
FIG. 1 is a block diagram showing the basic configuration of the monitoring apparatus of the present invention. The monitoring device monitors the centroid wavelength of the spectrum when input light is given.
[0028]
The first detection means 2 has a first value S corresponding to the total power of the input light.1Is detected.
[0029]
The input and output of the weighting means 4 are related by a weighting function T (λ) approximated by a linear function of the wavelength λ. The weighting means 4 is supplied with all or part of the input light.
[0030]
The second detection means 6 has a second value S corresponding to the power of the light output from the weighting means 4.2Is detected.
[0031]
The calculation means 8 uses the first value S1And the second value S2The center of gravity wavelength λ is calculated based on these values.cgGet.
[0032]
FIG. 2 shows the center of gravity wavelength λ in the apparatus shown in FIG.cgIt is a principle explanatory view of monitoring.
[0033]
Now, it is assumed that the spectrum of input light is represented by P (λ) within a given band. λ1And λ2Are the shortest and longest wavelengths, respectively, in the given band, λcIs the center wavelength of the given band.
[0034]
In order to facilitate understanding of the principle of monitoring, the weighting function T (λ) is given as a linear function of the wavelength λ, and T (λ1) = 0, T (λ2) = 1. That is, the weighting function is given by the following equation.
[0035]
[Expression 1]
[0036]
In the present invention, when the band where the spectrum of the input light exists is given, the centroid wavelength λcgIs defined as:
[0037]
[Expression 2]
[0038]
Geometrically, the centroid wavelength λcgIs defined as the wavelength that bisects the area determined by the spectrum P (λ) in a given band.
[0039]
First value S detected in FIG.1And the second value S2Satisfies the expressions (3) and (4).
[0040]
[Equation 3]
[0041]
Substituting equation (1) into equation (4) and considering equation (2), S2/ S1Is obtained, equation (5) is obtained.
[0042]
[Expression 4]
[0043]
In particular, in FIG. 1, when half of the input light is supplied to the first detection means 2 and the other half is supplied to the weighting means 4, and the loss of the weighting means 4 can be ignored (5) The left and right sides of the equation are equal, in this case the centroid wavelength λcgIs given by:
[0044]
[Equation 5]
[0045]
Thus, by using a specific weighting function or a function approximate thereto, the ratio S between the second and first values is obtained.2/ S1Easily based on the center of gravity wavelength λcgCan be calculated.
[0046]
2 shows another weighting function defined by R (λ) = 1−T (λ), and the center of gravity wavelength λ can be easily determined by such a weighting function.cgCan be obtained. Effective use of the combination of the weighting functions T (λ) and R (λ) will be described later.
[0047]
FIG. 3 is a diagram for explaining an example of gain tilt in the EDFA. The spectrum of the output light when four channels of WDM signal light of wavelengths 1548, 1551, 1554 and 1557 nm are input to the pumped EDF (erbium doped fiber) with the same input power (−35 dBm / ch) is shown. Yes. The vertical axis represents output power (dBm), and the horizontal axis represents wavelength (nm). The spectrum indicated by A corresponds to when the power of the pump light is relatively large, and a negative gain tilt occurs. That is, the wavelength differentiation of the gain is negative (dG / dλ <0).
[0048]
The spectrum indicated by C corresponds to when the power of the pump light is relatively small, and a positive gain tilt is obtained (dG / dλ> 0).
[0049]
The spectrum indicated by B corresponds to the optimum pump light power for preventing the gain tilt, and the wavelength differentiation of the gain is zero (dG / dλ = 0).
[0050]
Each spectrum has a shape in which four sharp spectra corresponding to the signal light of each channel are superimposed on the spectrum of ASE light (amplified spontaneous emission light).
[0051]
By the way, in the optical amplifier, the gain characteristic for a small signal is reflected in the spectrum of the ASE light. Here, the ASE light includes SE light (spontaneously emitted light). Therefore, when a certain optical amplifier is given, the gain tilt can be grasped by monitoring the centroid wavelength of the spectrum of the ASE light within the given band. On the other hand, for the spectrum in which the spectrum of the WDM signal light is superimposed on the spectrum of the ASE light as shown in FIG. 3, the monitoring of the centroid wavelength provides useful information on the characteristics of the optical amplifier. Specifically, it is as follows.
[0052]
Referring to FIG. 4A, monitoring of the centroid wavelength is shown when the spectrum P (λ) of the ASE light is represented by P (λ) = aλ + b (0 <a) in a given band. . In this case, the spectrum rises to the right with respect to the wavelength axis, so the centroid wavelength λcgIs the center wavelength λ of a given bandcBigger than.
[0053]
Referring to FIG. 4B, monitoring of the centroid wavelength when the spectrum P (λ) of the ASE light is expressed by P (λ) = cλ + d (c <0) within a given band is shown. Has been. In this case, since the spectrum falls to the right with respect to the wavelength axis, the center of gravity wavelength λcgIs the center wavelength λcSmaller than.
[0054]
Referring to FIG. 4C, centroid wavelength monitoring is shown when the spectrum of ASE light is flat within a given band. In this case, the center of gravity wavelength λcgIs the center wavelength λcMatches.
[0055]
In this way, since the tendency of the spectrum tilt in a given band is reflected in the centroid wavelength, the optical amplifier is controlled by controlling the parameter on which the gain tilt characteristic such as the pump light power depends on the monitoring value of the centroid wavelength. The required characteristics can be obtained. Details of this type of control will be described later.
[0056]
Next, when the spectrum of each signal light in the WDM signal light is approximated by a line spectrum, the wavelength of each channel takes a discrete value.cgCan be easily obtained as follows.
[0057]
[Formula 6]
[0058]
FIG. 5A is a diagram showing a discrete spectrum of three-channel WDM signal light arranged at equal intervals on the wavelength axis. The wavelengths of the first, second and third channels are each λ0, Λ0+ Δλ and λ0+ 2Δλ, and the spectrum size P (λ) is P0, 2P0And 3P0It is. In this case, the centroid wavelength λ based on the equation (7)cgΛcg= Λ0+ 4Δλ / 3.
[0059]
Referring to FIG. 5B, the spectrum size P (λ) of the first, second, and third channels is 3P.0, 2P0And P0The case of is shown. In this case, the center of gravity wavelength λcgIs λcg= Λ0It is given by + 2Δλ / 3.
[0060]
Referring to FIG. 5C, the spectrum size P (λ) of each channel is P0Shows the same case. In this case, the barycentric wavelength matches the wavelength of the second channel. That is, λcg= Λ0+ Δλ.
[0061]
Thus, even when a discrete spectrum is given, the barycentric wavelength in the set of discrete spectra can be easily obtained by the monitoring technique of the present invention. This is because the barycentric wavelength in the set of discrete spectra is determined by the spectral arrangement and the size of each spectrum.
[0062]
In other words, if the size of each spectrum is known, it can be seen that information on the missing channel and the like can be obtained based on the monitoring value of the barycentric wavelength.
[0063]
FIG. 6 is a block diagram showing a first embodiment of the monitoring apparatus of the present invention. This apparatus has an
[0064]
The light that has passed through the
[0065]
The second branched light is supplied to the photodetector 18 through the weighting element 16. The photodetector 18 has a second value S2The electrical signal corresponding to is output.
[0066]
When the insertion loss of the weighting element 16 can be ignored, the
[0067]
When the insertion loss of the weighting element 16 cannot be ignored, the branching ratio in the
[0068]
Further, even when the light receiving sensitivities of the
[0069]
The output signals of the
[0070]
The calculation means 20 further includes an I /
[0071]
The I /
[0072]
[0073]
Referring to FIG. 7, a flowchart illustrating the operation of the apparatus of FIG. 6 is shown. Here, it is assumed that the weighting element 16 substantially has the weighting function T (λ) shown in FIG.
[0074]
First, based on the signals from the
[0075]
Next, based on the equation (6), the gravity center wavelength λcgIs calculated. Where λ1And λ2Is the cutoff wavelength (shortest wavelength and longest wavelength of the passband) of the optical bandpass filter 10 (see FIG. 6).
[0076]
In
[0077]
When control based on the monitoring value is performed, a control flow is performed instead of
[0078]
Total power P of input light supplied to the apparatus of FIG.totCorresponds to the output signal of the
[0079]
FIG. 8 is a block diagram showing a second embodiment of the monitoring apparatus of the present invention. Here, a
[0080]
The light that has passed through the
[0081]
The
[0082]
That is, the
[0083]
The first and second weighted branched lights are supplied to the
[0084]
Since the hardware of the arithmetic unit 20 'is almost the same as that of the first embodiment shown in FIG.
[0085]
The second embodiment of FIG. 8 is characterized in that the
[0086]
In the following description, the third value S to which each output level of the
[0087]
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the apparatus of FIG. First, at step 301, based on the output signals of the
[0088]
In
[0089]
In
λcg= (Λ2−λ1) SThree/ S1+ Λ1
Centroid wavelength λcgIs calculated.
[0090]
In step 304, a larger fourth value SFour(Corresponding to the
λcg= (Λ1−λ2) SFour/ S1+ Λ2
Centroid wavelength λcgIs calculated.
[0091]
Subsequently, at step 305, the gravity center wavelength λ calculated at
[0092]
FIG. 10 is a block diagram showing a third embodiment of the monitoring apparatus of the present invention. In contrast to the second embodiment of FIG. 8, this apparatus is characterized in that the
[0093]
All the output light of the
[0094]
FIG. 11 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG. In step 401, based on the output signals of the
[0095]
In
[0096]
In step 403, the value SThreeValue SFourAnd add this to the first value S1And a larger third value SThreeTo the second value S2And Subsequently, at
[0097]
In
[0098]
In step 405, the value SThreeSFourAnd add this to the first value S1And a larger fourth value SFourTo the second value S2And
[0099]
Subsequently, at step 406, the equation is applied according to the weighting function R (λ).
λcg= (Λ1−λ2) S2/ S1+ Λ2
Centroid wavelength λcgIs calculated.
[0100]
Centroid wavelength λ determined in
[0101]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to provide a monitoring device having a high monitoring accuracy and a simple configuration.
[0102]
Next, specific examples of optical components that can be used as the weighting element 16 in FIG. 6 and the
[0103]
FIG. 12 is a diagram showing a first embodiment of the weighting element.
[0104]
This weighting element has a
[0105]
For example, the low refractive index layer and the high refractive index layer are each made of SiO.2And TiO2Consists of.
The light from the
[0106]
FIG. 13 is a graph showing an example of the characteristics of the weighting element of FIG. The solid line indicates the wavelength characteristic of the transmittance, and the broken line indicates the wavelength characteristic of the reflectance.
[0107]
Given a specific wavelength, the sum of transmittance and reflectance at that wavelength is in
[0108]
As is apparent from FIG. 13, the center-of-gravity wavelength can be obtained by defining a weighting function in the vicinity of the cross point where relatively linearity is ensured.
[0109]
In the monitoring principle described so far, the value of the weighting function is 0 at one of the shortest wavelength and the longest wavelength of a given band and 1 at the other. This is a consideration to simplify understanding. Therefore, even if the characteristic shown in FIG. 13 is used, which does not necessarily satisfy such a condition, the center-of-gravity wavelength can be obtained by improving the expression (6).
[0110]
Alternatively, in a circuit that processes the electrical signal converted by the photodetector, by adjusting the offset and / or gain, it is equivalently a weighting function that is 0 at either the shortest wavelength or the longest wavelength and 1 at the other Can be obtained.
[0111]
FIG. 14 is a diagram showing a second embodiment of the weighting element. This element is manufactured by fusing the first fiber 48 and the
[0112]
Both ends of the first fiber 48 correspond to the
[0113]
In the fusion / extension section 52, the core of each fiber is very close and the diameter of each core is small enough to confine the optical power, so that evanescent wave coupling occurs. The optical power propagating through the first fiber 48 is coupled to the
[0114]
FIG. 15 is a graph showing an example of characteristics of the weighting element of FIG. The solid line indicates the wavelength characteristic of the ratio (coupling ratio) of the power of light output from the
[0115]
A broken line indicates the wavelength characteristic of the ratio of the light power output from the
[0116]
Accordingly, the center-of-gravity wavelength can be easily obtained by using such a fiber fusion type optical coupler. Preferably, the wavelength that gives the cross point of the characteristic curve in FIG. 15 is the center wavelength λ in FIG.cThe shape parameter of the fusion / extension part 52 is set so as to correspond to the above.
[0117]
A Fabry-Perot optical resonator can also be used as the weighting element. By appropriately setting the thickness and reflectance of both end faces of the Fabry-Perot etalon, characteristics similar to those in FIG. 13 can be obtained, and weighting is performed in a region that gives good linearity.
[0118]
FIG. 16 is a diagram showing a basic configuration of an optical amplifier according to the present invention. This optical amplifier has an input port 54 to which signal light to be amplified is input and an output port 56 to which amplified signal light is output. A main optical path is set between the input port 54 and the output port 56.
[0119]
An optical amplification medium 58 that receives signal light is provided on the main optical path. The pumping means 60 pumps the optical amplifying medium 58 so that the optical amplifying medium 58 has an amplification band including the wavelength of the signal light.
[0120]
Monitoring means 62 is also provided on the main optical path, and the monitoring means 62 monitors the center-of-gravity wavelength of the spectrum of input light including signal light, for example.
[0121]
The control means 64 controls the parameter on which the gain tilt characteristic in the amplification band of the optical amplifying medium 58 depends on the monitored center-of-gravity wavelength.
[0122]
As the optical amplifying medium 58, a doped fiber doped with a rare earth element such as EDF can be used. Typical base material materials of the doped fiber are silica and fluoride. An optical amplification medium 58 made of a semiconductor material can also be used (semiconductor optical amplifier). In this case, the pumping means 60 includes means for injecting current into the medium. Specifically, a pumping voltage is applied to the electrode pair of the semiconductor optical amplifier.
[0123]
The optical amplifying medium 58 has a first end and a second end corresponding to the upstream side and the downstream side in the propagation direction of the signal light on the main optical path, respectively. The pumping means 60 suitable for the doped fiber is operatively connected to a pump light source that outputs pump light and at least one of the first end and the second end of the optical amplifying medium 58, and the pump light to the optical amplifying medium 58. Optical coupling means to be supplied.
[0124]
In this specification, optical components are operatively connected to each other including a case where they are directly connected by a fiber connection or a spatial connection using a collimated beam, and further via other optical components such as an optical filter. Including when connected.
[0125]
Thus, when the pumping means includes a pump light source, the pump light power can be adopted as a parameter to be controlled by the control means 64. In this case, the pump light source cannot be included in the feedback loop of ALC (automatic level control) for making the power of the signal light output from the output port 56 constant. A feedback loop including a plurality of optical attenuators may be configured.
[0126]
When this optical amplifier has a dummy light source 66 for supplying dummy light having a wavelength included in the amplification band to the optical amplification medium 58, the parameter to be controlled by the control means 64 is the power of the dummy light. May be. In this case, the pump light source can be included in the feedback loop for ALC.
[0127]
When this optical amplifier is applied to a WDM system, WDM signal light is supplied to the input port 54. In this optical amplifier, the gain tilt characteristic in the amplification band of the optical amplifying medium 58 is grasped based on the monitored center-of-gravity wavelength, and the control based on the gain tilt characteristic is performed, so that the required characteristic can be obtained.
[0128]
FIG. 17 is a block diagram showing a first embodiment of the optical amplifier of the present invention. On the main optical path between the input port 54 and the output port 56, an
[0129]
The signal light supplied to the input port 54 is branched into two by the
[0130]
The output signal of the photodetector 86 is supplied to the demodulator 88, and the output signal is converted into a digital signal by the A /
[0131]
Pump light from a laser diode 92 as a pump light source is supplied to the second end of the EDF 72 via a
[0132]
The light amplified in the EDF 72 is supplied to the
[0133]
A signal band is defined by the shortest wavelength channel and the longest wavelength channel in WDM. Since the signal band is included in the amplification band of the optical amplification medium, the signal band may mean the amplification band in the following description.
[0134]
The light output from the
[0135]
The other light branched by the
[0136]
In this embodiment, the power of the pump light is controlled so that the monitored center-of-gravity wavelength becomes a predetermined value. Desirably, the target value of the barycentric wavelength is the center wavelength of the pass band of the optical
[0137]
The control of the power of the pump light will be specifically described. If the centroid wavelength is longer than the center wavelength, it is determined that a gain tilt (see FIG. 3) that rises to the right has occurred, and the power of the pump light is increased to correct this. On the other hand, when the center-of-gravity wavelength is shorter than the center wavelength, it is determined that a downward-rightward gain tilt has occurred, and the power of the pump light is reduced. By controlling the power of the pump light as described above, the center of gravity wavelength can be matched with the center wavelength, and the gain tilt can be suppressed.
[0138]
The light supplied to the
[0139]
Further, when the WDM signal light is distributed as shown in FIG. 5A or FIG. 5B, the offset target value is effective to correct this.
[0140]
The optical attenuator 82 is feedforward controlled so that the power of light output from the output port 56 is constant. That is, a table that associates the total power calculated based on the output signals of the
[0141]
Of course, a means for monitoring the output optical power of the optical attenuator 82 may be provided, and the attenuation rate may be feedback controlled so that the monitored value becomes constant. An embodiment of ALC using such a feedback loop will be described later.
[0142]
FIG. 18 is a block diagram of an optical communication system to which the optical amplifier of the present invention is applied. The transmission station 96 transmits WDM signal light. The receiving
[0143]
The transmitting station 96 and the receiving
[0144]
Each of the optical repeaters 102 (# 1, # 2,..., #N) has a main optical path that is operatively connected to the
[0145]
In general, in an optical amplifier, the power of ASE light generated in an optical amplifying medium has wavelength dependency. Therefore, in the optical communication system of FIG. 18, the target values of the center-of-gravity wavelengths in the optical repeaters 102 (# 1, # 2,..., #N) are shifted from the transmitting station 96 toward the receiving
[0146]
FIG. 19 explains the concept of pre-emphasis. In FIG. 19, the four channels are represented by # 1, # 2, # 3 and # 4 from the short wavelength side toward the long wavelength side. In the EDFA, the power of the ASE light increases as the wavelength becomes shorter. Therefore, in order to secure a required SNR (signal-to-noise ratio) in the short wavelength side channel, the signal light output of the short wavelength side channel is increased. It is desirable to set it relatively large. This is because the SNR of the signal light of each channel deteriorates as the number of stages of the optical repeater increases, and the degree of the deterioration is larger in the short wavelength side channel than in the long wavelength side channel.
[0147]
Now, the shortest wavelength λ1And the longest wavelength λ2Assuming a WDM signal light obtained by wavelength-division-multiplexing four channels of signal light within the signal band given by, the center-of-gravity wavelength at the transmitting station 96 is the center wavelength λ of the band.cSlightly shorter wavelength λ0It is set to. This is pre-emphasis at the transmitting station 96.
[0148]
In this case, the center-of-gravity wavelength λ pre-emphasized for the center-of-gravity wavelength of each
[0149]
When pre-emphasis is not performed in the transmission station 96, the target value of the center of gravity wavelength may be shifted to the short wavelength side as the number of optical repeaters increases.
[0150]
When the shift amount of the target value of the center of gravity wavelength in one section is Δλ, the target values of the center of gravity wavelength in the optical repeaters 102 (# 1, # 2,..., #N) are (λ0−Δλ), (λ0-2Δλ), ..., (λ0−NΔλ).
[0151]
Where λ0Is used only in the sense of the target value of the center of gravity wavelength at the transmitting station 96, and is not limited to being shorter than the center wavelength λc. For example, target wavelength λ0The center wavelength λcMay be matched.
[0152]
By such a shift of the target value of the center of gravity wavelength, a required SNR can be obtained in the channel on the short wavelength side. Of course, such a shift may be used in combination with pre-emphasis at the transmission station 96.
[0153]
The optical communication system of FIG. 18 preferably further includes means for sending monitoring information regarding the WDM signal light to the optical repeater. The monitoring information is sent from the transmitting station 96 to each optical repeater 102 (# 1, # 2,..., #N) via the
[0154]
For example, when the monitoring information includes the center-of-gravity wavelength of the WDM signal light or its target value, it is possible to perform control such that a desired gain tilt characteristic can be obtained in each optical repeater.
[0155]
When the monitoring information includes data for identifying the wavelength of each channel of WDM signal light and the channel being operated, the target value of the center of gravity wavelength can be easily calculated in each optical repeater according to the principle described above.
[0156]
Referring to FIG. 20, a method for transmitting such monitoring information is shown. A
[0157]
Instead of transmitting the monitoring information by the tone component, the monitoring information may be transmitted by this signal light without modulating the signal light of the specific channel with the transmission data. The monitoring information is reproduced as follows, for example.
[0158]
In FIG. 17, the branched WDM signal light has its signal band extracted by the optical bandpass filter 84, converted to an electric signal by the photodetector 86, and the electric signal is supplied to the demodulator 88. The demodulator 88 includes a band pass filter for extracting tone components and means for demodulating monitoring information based on the extracted tone components.
[0159]
As a result, even if the WDM signal light of all channels is supplied to the photodetector 86, the monitoring information can be reproduced.
[0160]
The obtained monitoring information is supplied to the I /
[0161]
FIG. 21 is a block diagram of another optical communication system to which the optical communication system of the present invention can be applied. In this system, the wavelength λ is different from the wavelength of the signal light.svMonitoring information is transmitted using monitoring light having A plurality of
[0162]
Each
[0163]
The monitoring light branched by the WDM coupler 112 on the upstream side of the
[0164]
The monitoring device 110 sends the monitoring information demodulated based on the monitoring light to the
[0165]
New monitoring light from the electrical / optical converter is combined with the WDM signal light by the
[0166]
According to this system, the center-of-gravity wavelength monitored in each
[0167]
The monitoring light may be transmitted from the receiving
[0168]
FIG. 22 is a block diagram showing a second preferred embodiment of the optical amplifier according to the present invention. This optical amplifier is characterized in that it has monitor units 116 and 118 operatively connected to a first end and a second end of EDF 72, respectively.
[0169]
The light branched by the
[0170]
The monitor unit 118 has a
[0171]
In addition to the configuration of the unit 118, the monitor unit 116 has an
[0172]
Thus, by using two monitor units, the first centroid wavelength of the spectrum corresponding to the light input to the input port 54 and the second centroid wavelength of the spectrum corresponding to the light output from the output port 56 are used. And can be monitored respectively.
[0173]
Desirably, the power of the pump light output from the laser diode 92 is controlled so that the first centroid wavelength substantially coincides with the second centroid wavelength.
[0174]
When shifting the centroid wavelength based on pre-emphasis as described above, the power of the pump light is controlled so that the first centroid wavelength matches the value obtained by adding a predetermined offset to the second centroid wavelength. The
[0175]
By the way, the weighting function in the
[0176]
Regarding such temperature control, the monitor unit 116 of FIG. 22 will be described. A temperature controller 120 is additionally provided in the
[0177]
One of the WDM signal lights is used as pilot light, and its wavelength is strictly controlled. When such pilot light is given, the pilot light has a line spectrum or a steep spectrum of a very narrow band. Therefore, the power of the pilot light supplied from the
[0178]
Such a power ratio can be detected using the tone component described with reference to FIG. That is, the pilot light is modulated with a tone component having a constant amplitude. Then, if the ratio of the amplitudes of the tone components respectively obtained from the two branched output lights of the
[0179]
Therefore, in the embodiment of FIG. 22, the output signals of the
[0180]
The tone components that have passed through the filters 122 and 126 are taken into the I /
[0181]
Then, the temperature of the
[0182]
Although not shown, the temperature of the
[0183]
Here, the temperature control of the weighting element has been explained on the assumption that the wavelength of the pilot light is stabilized to the absolute wavelength. However, this temperature control technique is also applied to a WDM system in which the absolute wavelength is not stabilized. Is possible.
[0184]
For example, only the wavelength interval of each signal light may be controlled. That is, relative wavelength stabilization of the WDM signal light. Also in this case, the above-described temperature control eliminates inconvenience due to shifting of the weighting function.
[0185]
FIG. 23 is a block diagram showing a third preferred embodiment of the optical amplifier according to the present invention. On the main optical path set between the input port 54 and the output port 56, the first optical amplifier 130 and the second optical amplifier 132 each having the basic configuration shown in FIG. It is provided in order.
[0186]
The light amplified by the first optical amplifier 130 is attenuated by an optical attenuator 134 having a variable attenuation rate, and is sent to the second optical amplifier 132 by a dispersion compensating fiber (DCF) 136.
[0187]
The dispersion compensating fiber 136 has a dispersion value that cancels chromatic dispersion (wavelength dispersion) received by the signal light in the transmission path.
[0188]
The first reason that the optical amplifier has a two-stage configuration in this embodiment is that the loss of DCF is generally large and the level of signal light needs to be raised to some extent upstream of the DCF 136.
[0189]
The second reason is that if the gain of optical amplification on the upstream side of the DCF 136 is too large and the power of each signal light is increased, a nonlinear effect is likely to occur in the DCF 136.
[0190]
In a system to which WDM is applied, if four-wave mixing (FWM), which is one of nonlinear effects, occurs in the DCF 136, the inter-channel crosstalk deteriorates. Self-phase modulation (SPM) also causes signal quality degradation.
[0191]
In the optical amplifiers 130 and 132, the power of the pump light is controlled based on the monitored barycentric wavelength. Therefore, in order to perform ALC, the attenuation rate in the optical attenuator 134 is feedback controlled so that the total power monitored by the monitoring means 62 of the second optical amplifier 132 is constant.
[0192]
The control of the center of gravity wavelength in the optical amplifiers 130 and 132 is as follows, for example. The center of gravity wavelength of the optical amplifier 130 in the previous stage is the center wavelength λ.cSo that the gain tilt is increased to the left.
[0193]
The center of gravity wavelength of the subsequent optical amplifier 132 is the center wavelength λ.cSo as to obtain a gain tilt that rises to the right. Then, the total gain tilt of both optical amplifiers 130 and 132 is made flat. Such control of the barycentric wavelength makes it possible to reduce the noise and increase the efficiency of the optical amplifier.
[0194]
By the way, in the figure showing the basic configuration of the optical amplifier of the present invention in FIG. 16, the monitoring means 62 is shown to be located downstream of the optical amplification medium 58 in the signal light propagation direction. It is not limited.
[0195]
For example, the monitoring unit 62 may be provided on the upstream side of the optical amplifying medium 58, that is, between the input port 54 and the optical amplifying medium 58. In this case, the monitoring unit 62 can monitor the barycentric wavelength of the backward ASE light as well as monitoring the barycentric wavelength of the input light as in the monitor unit 116 of FIG.
[0196]
In the optical amplifying medium 58, backward ASE light propagating in the opposite direction to the signal light is generated in addition to the forward ASE light propagating in the same direction as the signal light. Therefore, by adding means for extracting the backward ASE light from the main optical path, the monitoring as described above can be performed. As the extracting means, for example, an
[0197]
The extracted backward ASE light is supplied to monitoring means configured in the same manner as the monitor unit 116.
[0198]
In FIG. 16, the monitoring means 62 may be provided along the optical amplification medium 58. When the optical amplification medium 58 has an optical waveguide structure like EDF, spontaneous emission light (SE light) leaks to the side of the optical amplification medium 58. Therefore, the monitoring means 62 monitors the gravity center wavelength of the leaked SE light. Specifically, it is as follows.
[0199]
FIG. 24 is a block diagram of the main part showing a fourth embodiment of the optical amplifier of the present invention. An EDF 72 is used as the optical amplifying medium, and illustration of means for pumping this is omitted.
[0200]
The EDF 72 is accommodated in a
[0201]
The SE light is supplied to the
[0202]
When the photodetectors 144 and 146 include photodiodes, their output signals are supplied as current signals, so that they are subjected to current / voltage (I / V) conversion.
[0203]
The output signal of the photodetector 146 is supplied to the I /
[0204]
For example, the
[0205]
Since the gain tilt of the EDFA is reflected in the spectrum of the SE light, the centroid wavelength λ of the SE light is reflected.cgBased on the above, various controls as exemplified above can be performed.
[0206]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a monitoring method and apparatus that can be substituted for gain tilt evaluation.
[0207]
In addition, the monitoring method and apparatus can be effectively applied to an optical amplifier and an optical communication system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a basic configuration of a monitoring apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of the principle of monitoring of the barycentric wavelength.
FIG. 3 is an explanatory diagram of gain tilt.
FIG. 4 is a diagram illustrating a monitor example of a barycentric wavelength of ASE light.
FIG. 5 is a diagram illustrating a monitor example of a barycentric wavelength of WDM signal light.
FIG. 6 is a block diagram showing a first embodiment of the monitoring device of the present invention.
7 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG.
FIG. 8 is a block diagram showing a second embodiment of the monitoring apparatus of the present invention.
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG.
FIG. 10 is a block diagram showing a third embodiment of the monitoring apparatus of the present invention.
11 is a flowchart showing the operation of the apparatus shown in FIG.
FIG. 12 is a diagram showing a first embodiment of a weighting element.
13 is a graph showing an example of weighting characteristics in FIG.
FIG. 14 is a diagram showing a second embodiment of a weighting element.
15 is a graph showing an example of weighting characteristics in FIG.
FIG. 16 is a block diagram showing a basic configuration of an optical amplifier according to the present invention.
FIG. 17 is a block diagram showing a first embodiment of an optical amplifier according to the present invention.
FIG. 18 is a block diagram of an optical communication system to which the optical amplifier of the present invention is applied.
FIG. 19 is an explanatory diagram of pre-emphasis.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a tone component.
FIG. 21 is a block diagram of another optical communication system to which the optical amplifier of the present invention is applied.
FIG. 22 is a block diagram showing a second preferred embodiment of the optical amplifier according to the present invention.
FIG. 23 is a block diagram showing a third preferred embodiment of the optical amplifier according to the present invention.
FIG. 24 is a block diagram showing a fourth preferred embodiment of the optical amplifier according to the present invention.
[Explanation of symbols]
2 First detection means
4 Weighting means
6 Second detection means
8 Calculation means
Claims (24)
該光増幅媒体が上記信号光の波長を含む増幅帯域を有するように該光増幅媒体をポンピングするポンピング手段と、
上記主光路上に設けられ、与えられた波長帯域において入力光のスペクトルの複数波長の各波長位置および各光パワーにより決定される面積を二等分する波長位置を重心波長としてモニタするモニタリング手段と、
該モニタされた重心波長に基づき、上記増幅帯域におけるゲインチルト特性が依存するパラメータを制御する制御手段とを備えた光増幅器。An optical amplification medium provided on the main optical path and receiving the signal light propagating on the main optical path;
Pumping means for pumping the optical amplification medium so that the optical amplification medium has an amplification band including the wavelength of the signal light;
Monitoring means provided on the main optical path for monitoring, as a centroid wavelength, a wavelength position that bisects each wavelength position of a plurality of wavelengths of an input light spectrum and an area determined by each optical power in a given wavelength band ; ,
An optical amplifier comprising: control means for controlling a parameter on which the gain tilt characteristic in the amplification band depends on the monitored center-of-gravity wavelength.
上記ポンピング手段は、ポンプ光を出力するポンプ光源と、上記光増幅媒体の第1端及び第2端の少なくともいずれか一方に動作的に接続され上記ポンプ光を上記光増幅媒体へ供給する光結合手段とを含む請求項1に記載の光増幅器。The optical amplification medium has a first end and a second end corresponding to the upstream side and the downstream side, respectively, in the propagation direction of the signal light on the main optical path,
The pumping means includes a pump light source that outputs pump light, and an optical coupling that is operatively connected to at least one of the first end and the second end of the optical amplifying medium and supplies the pump light to the optical amplifying medium. The optical amplifier according to claim 1, further comprising: means.
該モニタ装置は、
上記入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する第1の検出手段と、
上記入力光の全部又は一部を供給され、その入力及び出力は波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる重み付け手段と、
該重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する第2の検出手段と、
上記第1及び第2の検出手段に動作的に接続され、上記第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する演算手段とを備え、
上記制御手段は、該モニタ装置によりモニタされた重心波長λcgが予め定められた値になるように上記ポンプ光のパワーを制御する請求項2に記載の光増幅器。The monitoring means includes a monitoring device operatively connected to the second end of the optical amplification medium;
The monitor device
First detecting means for detecting a first value corresponding to the total power of the input light;
Weighting means supplied with all or part of the input light, whose input and output are related by a weighting function T (λ) approximated by a linear function of wavelength λ;
Second detection means for detecting a second value corresponding to the power of light output from the weighting means;
Operatively connected to the first and second detection means, and calculating means for calculating the centroid wavelength λ cg based on the first and second values,
3. The optical amplifier according to claim 2, wherein the control means controls the power of the pump light so that the center-of-gravity wavelength λ cg monitored by the monitoring device becomes a predetermined value.
該第1及び第2のモニタ装置は、それぞれ、
上記入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する第1の検出手段と、
上記入力光の全部又は一部を供給され、その入力及び出力は波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる重み付け手段と、
該重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する第2の検出手段と、
上記第1及び第2の検出手段に動作的に接続され、上記第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する演算手段とを備えた請求項2に記載の光増幅器。The monitoring means includes first and second monitoring devices operatively connected to the first end and the second end of the optical amplification medium, respectively.
The first and second monitoring devices are respectively
First detecting means for detecting a first value corresponding to the total power of the input light;
Weighting means supplied with all or part of the input light, whose input and output are related by a weighting function T (λ) approximated by a linear function of wavelength λ;
Second detection means for detecting a second value corresponding to the power of light output from the weighting means;
The optical amplifier according to claim 2, further comprising: an arithmetic unit that is operatively connected to the first and second detection units and calculates a centroid wavelength λ cg based on the first and second values.
上記主光路上に設けられる減衰率が可変な光アッテネータと、
上記光増幅器から出力される光のパワーが一定になるように上記光アッテネータの減衰率を制御する手段とを更に備えた光増幅器。The optical amplifier according to claim 2, wherein
An optical attenuator having a variable attenuation rate provided on the main optical path;
Means for controlling the attenuation factor of the optical attenuator so that the power of the light output from the optical amplifier is constant.
上記モニタリング手段は上記増幅された自然放出光が上記入力光として供給されるモニタ装置を含み、
該モニタ装置は、上記入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する第1の検出手段と、上記入力光の全部又は一部を供給され、その入力及び出力は波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる重み付け手段と、該重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する第2の検出手段と、上記第1及び第2の検出手段に動作的に接続され、上記第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する演算手段とを備えた請求項2に記載の光増幅器。Means for extracting amplified spontaneous emission light operatively connected to the first end of the optical amplification medium and propagating in the optical amplification medium in a direction opposite to the signal light;
The monitoring means includes a monitor device to which the amplified spontaneous emission light is supplied as the input light,
The monitoring device is supplied with first detection means for detecting a first value corresponding to the total power of the input light and all or part of the input light, and the input and output thereof are linear functions of wavelength λ. Weighting means related by a weighting function T (λ) approximated by: a second detection means for detecting a second value corresponding to the power of light output from the weighting means; 3. The optical amplifier according to claim 2, further comprising: an arithmetic unit that is operatively connected to the two detection units and calculates a centroid wavelength λ cg based on the first and second values.
上記モニタリング手段は上記自然放出光が上記入力光として供給されるモニタ装置を含み、
該モニタ装置は、上記入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する第1の検出手段と、上記入力光の全部又は一部を供給され、その入力及び出力は波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる重み付け手段と、該重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する第2の検出手段と、上記第1及び第2の検出手段に動作的に接続され、上記第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する演算手段を備えた請求項1に記載の光増幅器。The optical amplification medium has an optical waveguide structure, and spontaneously emitted light leaks from the optical waveguide structure toward its side,
The monitoring means includes a monitor device to which the spontaneous emission light is supplied as the input light,
The monitoring device is supplied with first detection means for detecting a first value corresponding to the total power of the input light and all or part of the input light, and the input and output thereof are linear functions of wavelength λ. Weighting means related by a weighting function T (λ) approximated by: a second detection means for detecting a second value corresponding to the power of light output from the weighting means; 2. The optical amplifier according to claim 1, further comprising a calculation unit that is operatively connected to the two detection units and calculates the centroid wavelength λ cg based on the first and second values.
上記パラメータは上記ダミー光のパワーである請求項1に記載の光増幅器。A dummy light source for supplying dummy light having a wavelength included in the amplification band to the optical amplification medium;
The optical amplifier according to claim 1, wherein the parameter is a power of the dummy light.
該波長分割多重信号光を受ける受信局と、
上記送信局及び上記受信局を結ぶ光伝送路と、
該光伝送路の途中に設けられ、該光伝送路に動作的に接続される主光路を有する光中継器とを備え、
該光中継器は、
上記主光路上に設けられて上記波長分割多重信号光を受ける光増幅媒体と、
該光増幅媒体が上記信号光の波長を含む増幅帯域を有するように該光増幅媒体をポンピングするポンピング手段と、
上記主光路上に設けられ、与えられた波長帯域において入力光のスペクトルの複数波長 の各波長位置および各光パワーにより決定される面積を二等分する波長位置を重心波長としてモニタするモニタリング手段と、
該モニタされた重心波長に基づき、上記増幅帯域におけるゲインチルト特性が依存するパラメータを制御する制御手段とを備えた光通信システム。A transmitting station for transmitting wavelength division multiplexed signal light;
A receiving station receiving the wavelength division multiplexed signal light;
An optical transmission line connecting the transmitting station and the receiving station;
An optical repeater provided in the middle of the optical transmission path and having a main optical path operatively connected to the optical transmission path;
The optical repeater is
An optical amplification medium provided on the main optical path and receiving the wavelength division multiplexed signal light;
Pumping means for pumping the optical amplification medium so that the optical amplification medium has an amplification band including the wavelength of the signal light;
Monitoring means provided on the main optical path for monitoring, as a centroid wavelength, a wavelength position that bisects each wavelength position of a plurality of wavelengths of an input light spectrum and an area determined by each optical power in a given wavelength band ; ,
An optical communication system comprising: control means for controlling a parameter on which the gain tilt characteristic in the amplification band depends on the monitored center-of-gravity wavelength.
上記制御手段は、上記監視情報及び上記モニタされた重心波長に基づき上記パラメータを制御する請求項15に記載の光通信システム。Means for sending monitoring information relating to the wavelength division multiplexed signal light to the optical repeater;
16. The optical communication system according to claim 15, wherein the control unit controls the parameter based on the monitoring information and the monitored centroid wavelength.
上記モニタリング手段は、
上記入力光のトータルパワーに対応する第1の値を検出する第1の検出手段と、
上記入力光を供給され、その入力及び出力は波長λの一次関数で近似される重み付け関数T(λ)で関係付けられる重み付け手段と、
該重み付け手段から出力される光のパワーに対応する第2の値を検出する第2の検出手段と、
上記第1及び第2の検出手段に動作的に接続され、上記第1及び第2の値に基づき重心波長λcgを算出する演算手段とを備え、
上記重み付け手段は入力ポート並びに第1及び第2の出力ポートを有し、
上記入力ポートには上記入力光が供給され、上記第1及び第2の出力ポートはそれぞれ第1及び第2の分岐光を出力し、
該第1及び第2の分岐光の分岐比は、上記重み付け関数T(λ)に従うパラメータaを用いてa:(1−a)で与えられ、
上記光中継器は、上記第1及び第2の分岐光からそれぞれ得られる上記トーン成分の比が一定になるように上記重み付け手段を制御する手段を更に備えた請求項15に記載の光通信システム。The wavelength division multiplexed signal light includes pilot light modulated with a tone component sufficiently slower than transmission data,
The monitoring means is
First detecting means for detecting a first value corresponding to the total power of the input light;
Weighting means supplied with said input light, whose input and output are related by a weighting function T (λ) approximated by a linear function of wavelength λ;
Second detection means for detecting a second value corresponding to the power of light output from the weighting means;
Operatively connected to the first and second detection means, and calculating means for calculating the centroid wavelength λ cg based on the first and second values,
The weighting means has an input port and first and second output ports;
The input light is supplied to the input port, and the first and second output ports output first and second branched lights, respectively.
The branching ratio of the first and second branched lights is given by a: (1-a) using the parameter a according to the weighting function T (λ),
16. The optical communication system according to claim 15, wherein the optical repeater further includes means for controlling the weighting means so that a ratio of the tone components obtained from the first and second branched lights is constant. .
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