JP3859445B2

JP3859445B2 - File backup system and recording medium

Info

Publication number: JP3859445B2
Application number: JP2000349589A
Authority: JP
Inventors: 尚治山田
Original assignee: NEC Software Chubu Ltd
Current assignee: NEC Software Chubu Ltd
Priority date: 2000-11-16
Filing date: 2000-11-16
Publication date: 2006-12-20
Anticipated expiration: 2020-11-16
Also published as: JP2002149461A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置が作成するファイルのバックアップに関し、特に情報処理装置の運転開始からアプリケーションプログラムのファイルアクセスをウオッチしバックアップの対象となるファイルの選出を自動的に行なっておき、必要時纏めてこれらの写しファイルを作成するファイルバックアップシステム及び記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の情報処理装置に於けるファイルのバックアップ方式の一例が、特開平９−２１８８１３号公報に記載されている。
【０００３】
この従来のバックアップ方式は、ホストコンピュータと、システムファイル及びユーザファイルを記憶した大容量記憶装置と、大容量外部記憶装置内のファイル管理情報とシステムファイル情報を参照して、その差分であるユーザファイルのファイル情報を求めて、自動的にバックアップを作成するプログラムと、バックアップを作成するバックアップ作成用大容量外部記憶装置とから構成されている。
【０００４】
この様な構成を有する従来のバックアップ方式は次の様に動作する。即ち、ファイル管理情報から１ファイル分のファイル管理情報を得て、システムファイル情報であるか否かを判断して、そのファイル管理情報がシステムファイル情報でない場合、ユーザファイルのファイル情報とみなし、ファイル情報をバックアップ対象ファイルに加えることと、ユーザファイルのファイル情報を参照してバックアップを作成することを全ファイル分実行してバックアップする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術では、ファイル管理情報がシステムファイル情報であるか否かを判断し、否の場合ユーザファイルとし無条件にバックアップ対象としており、ユーザファイル内でバックアップが必要なファイルと不要なファイルの選別が出来ないと言う問題点があった。
【０００６】
又、従来よりパーソナルコンピュータやサーバクラスの装置で、ディスク装置等の障害の影響を回避して信頼性を向上するには、これらの装置に搭載するアプリケーションプログラムがそれぞれファイルバックアップを行う方法もあるが、各プログラムにファイルバックアップ処理を備えるのは、開発工数上、又装置のリソース利用上無駄がある。
【０００７】
従って各プログラムが共通に利用できしかも自分のバックアップファイル作成を自在に制御できるファイルバックアップ手段があればこの問題は解決できる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明による第１のファイルバックアップシステムは、アプリケーションプログラムがファイルアクセス要求をファイル管理部に発行する際に添付するメッセージの内、前記ファイルアクセスのアクセス先ファイルをバックアップ作成対象とするメッセージを保持するバックアップ対象メッセージテーブルと、プログラムからバックアップ対象メッセージと指示を受け前記メッセージテーブルを更新するバックアップ対象メッセージテーブル更新手段と、アプリケーションプログラムがファイルアクセスを行う都度前記ファイル管理部より、前記添付メッセージとアクセス先のファイル識別情報の通知を受け、前記添付メッセージが前記メッセージテーブルに登録されたメッセージであるか判定し、該判定されると前記ファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に登録するバックアップ対象ファイル情報取得手段と、プログラムから指示を受けるとバックアップ対象ファイル情報に登録されているファイルについて写しファイルを指定された格納装置に作成するバックアップ手段とを有するファイルバックアップ処理手段を備えたことを特徴とする。
【０００９】
本発明による第２のファイルバックアップシステムは、前記バックアップ対象ファイル情報取得手段が、前記ファイル管理部からの前記通知として、ファイルアクセスの終了ステータスも受け、前記添付メッセージが前記メッセージテーブルに登録されたメッセージであると判定されると、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に無ければ終了ステータスが異常終了でないことを条件として前記ファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に追加し、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に登録済みで終了ステータスが異常終了であればバックアップ対象ファイル情報の当該ファイル識別情報に対応した禁止フラグをセットし、前記バックアップ手段が、バックアップ対象ファイル情報に登録されその禁止フラグがオフのファイルをバックアップすることを特徴とする。
【００１０】
本発明による第３のファイルバックアップシステムは、ユーザの操作入力情報に従ってバックアップ対象メッセージテーブルやバックアップ対象ファイル情報や登録された定期のバックアップ指示を表示し、前記ファイルバックアップ処理手段へバックアップ対象メッセージテーブル更新指示やファイルバックアップ指示を発行するバックアップ処理設定用アプリケーションプログラムも備えたことを特徴とする。
【００１２】
本発明による第４のファイルバックアップシステムは、アプリケーションプログラムがファイルアクセスをファイル管理部に発行する際のコマンド情報の内、前記ファイルアクセスのアクセス先ファイルをバックアップ作成対象とするコマンド情報を保持するバックアップ対象コマンドテーブルと、プログラムからバックアップ対象コマンド情報と指示を受け前記コマンドテーブルを更新するバックアップ対象コマンドテーブル更新手段と、アプリケーションプログラムがファイルアクセスを行う都度前記ファイル管理部より、アクセスコマンドとそのアクセス先のファイル識別情報の通知を受け、コマンドが前記コマンドテーブルに登録されたコマンド情報であるか判定し、該判定されるとそのファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に登録するバックアップ対象ファイル情報取得手段と、プログラムから指示を受けると、バックアップ対象ファイル情報に登録されているファイルの写しファイルを指定された格納装置に作成するバックアップ手段とを有するファイルバックアップ処理手段を備え、前記バックアップ対象ファイル情報取得手段が、前記ファイル管理部からの前記通知として、ファイルアクセスの終了ステータスも受け、前記コマンドが前記コマンドテーブルに登録されたコマンドであると判定されると、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に無ければ終了ステータスが異常終了でないことを条件として前記ファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に追加し、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に登録済みで終了ステータスが異常終了であればバックアップ対象ファイル情報の当該ファイル識別情報に対応した禁止フラグをセットし、前記バックアップ手段が、バックアップ対象ファイル情報に登録されその禁止フラグがオフのファイルをバックアップすることを特徴とする。
【００１４】
本発明による第１の記録媒体は、プログラムからバックアップ対象メッセージと指示を受けメッセージテーブルの更新を行うバックアップ対象メッセージテーブル更新手順と、アプリケーションプログラムからファイルアクセス要求を受け、要求に添付されたメッセージとアクセス先のファイル識別情報を通知する手順と、前記通知を受け添付メッセージが前記テーブルに登録されたメッセージであるか判定し、該判定されるとそのファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に登録するバックアップ対象ファイル情報取得手順と、プログラムから指示を受けると、バックアップ対象ファイル情報に登録されているファイルについて写しファイルを指定された格納装置に作成するバックアップ手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とする。
【００１５】
本発明による第２の記録媒体は、プログラムから対象メッセージと指示を受けメッセージテーブルの更新を行うメッセージテーブル更新手順と、アプリケーションプログラムからファイルアクセス要求を受け、アクセス要求に添付されたメッセージと前記ファイルアクセスのアクセス先のファイル識別情報とアクセスの終了ステータスを通知する手順と、前記通知を受け添付メッセージが前記テーブルに登録されたメッセージであると判定されると、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に無ければ終了ステータスが異常終了でないことを条件として前記ファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に追加し、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に登録済みで終了ステータスが異常終了であればバックアップ対象ファイル情報の当該ファイル識別情報に対応した禁止フラグをセットするバックアップ対象ファイル情報取得手順と、プログラムから指示を受けバックアップ対象ファイル情報に登録されその禁止フラグがオフのファイルについて写しファイルを指定された格納装置に作成するバックアップ手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とする。
【００１６】
本発明による第３の記録媒体は、ユーザの操作入力情報に従ってバックアップ対象メッセージテーブルやバックアップ対象ファイル情報や登録された定期のバックアップ指示を表示し、前記ファイルバックアップ処理手順へバックアップ対象メッセージテーブル更新指示やファイルバックアップ指示を発行するバックアップ処理設定用手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とする。
【００１８】
本発明による第４の記録媒体は、プログラムからバックアップ対象コマンド情報と指示を受けバックアップ対象コマンドテーブルの更新を行うバックアップ対象コマンドテーブル更新手順と、アプリケーションプログラムからファイルアクセス要求を受け、アクセスコマンドと前記ファイルアクセスのアクセス先のファイル識別情報とアクセスの終了ステータスを通知する手順と、前記通知を受けアクセスコマンドが前記テーブルに登録されたメッセージであると判定されると、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に無ければ終了ステータスが異常終了でないことを条件として前記ファイル識別情報をバックアップ対象ファイル情報に追加し、前記ファイル識別情報がバックアップ対象ファイル情報に登録済みで終了ステータスが異常終了であればバックアップ対象ファイル情報の当該ファイル識別情報に対応した禁止フラグをセットするバックアップ対象ファイル情報取得手順と、プログラムから指示を受けバックアップ対象ファイル情報に登録されその禁止フラグがオフのファイルについて写しファイルを指定された格納装置に作成するバックアップ手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とする。
【００２０】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。先ず図１は、本発明のファイルバックアップシステム及び方法が適用された情報処理装置の全体構成を示したブロック図である。
【００２１】
本図を参照し、情報処理装置は主処理部６と、キーボード及び表示装置等の入出力デバイス８と、通信処理デバイス７と、ファイル格納装置９、１１とリムーバル媒体を用いるファイル格納装置１０を備えている。
【００２２】
主処理部６はＯＳ（オペレーティングシステム）１とＡＰ（アプリケーションプログラム）５１〜５３と設定用ＡＰ４を有している。
【００２３】
ＯＳ１は、ファイル管理及びファイルＩ／Ｏ処理部２とＩ／Ｏ処理部３を含む。ファイル管理及びファイルＩ／Ｏ処理部２はＡＰやＯＳ自身が使用するファイルとそれへのアクセスを管理し、又ファイルへの書込や読出処理をする基本処理部２０と、ファイルバックアップ処理部２１を含む。
【００２４】
基本処理部２０はＡＰ５１〜５３よりメッセージを伴ってファイルアクセス要求を受けるとそれを処理すると共にアクセス先のファイル識別と前記メッセージをファイルバックアップ処理部２１に流す。
【００２５】
ファイルバックアップ処理部２１は前記アクセス情報を受け、それがバックアップ対象となるアクセス情報かを前記メッセージで取捨選択し対象であればファイル識別情報をピックアップし、未登録であれば追加する。即ちバックアップ対象ファイル情報９１を作成する。又ＡＰ５１〜５３、設定用ＡＰ４からのバックアップ指示を受け、バックアップ対象ファイル情報９１に従ってバックアップファイル９２を作成する。
【００２６】
図２を参照し、本実施形態のファイルバックアップシステムの第１実施例は、基本処理部２０或いはＡＰ５１〜５３、設定用ＡＰ４から情報、指示を受け、受けた内容により振り分け先手段を決めるアプリケーション情報振り分け手段２１１と、振り分け先となる３つの手段、即ち、バックアップ対象ファイル情報取得手段２１２と、バックアップ対象メッセージテーブル更新手段２１３と、バックアップ手段２１４と、バックアップ対象となるアプリケーションからのメッセージを格納するバックアップ対象メッセージテーブル２１３１と、バックアップ対象ファイル情報９１を含む。
【００２７】
バックアップ対象ファイル情報９１は、バックアップ対象となるファイルの識別情報（例えばカタログ名−ファイル名）のリストであり、ファイル格納装置９に格納されている。
【００２８】
又、ＡＰ５１〜５３が使用する各種ファイル１１１はローカルディスク等の一般的なファイル格納装置１１に格納される。
【００２９】
アプリケーション情報振り分け手段２１１は、基本処理部２０或いはＡＰ５１〜５３、設定用ＡＰ４からの情報、指示を受けるとその内容により以下の３つの手段の何れかに受信情報を送る。
【００３０】
▲１▼ファイルアクセス通知の場合
バックアップ対象ファイル情報取得手段２１２
▲２▼バックアップ対象メッセージ更新指示の場合
バックアップ対象メッセージテーブル更新手段２１３
▲３▼バックアップ指示の場合
バックアップ手段２１４
基本処理部２０からファイルアクセス通知を受けると、アプリケーション情報振り分け手段２１１はバックアップ対象ファイル情報取得手段２１２に通知情報を渡す。通知情報はアクセス先のファイル識別情報とそのファイルに対して行われる処理のメッセージ（アクセス元ＡＰが基本処理部２０にファイルアクセス要求する際に添付したメッセージで、基本処理部２０が単に持ち回りアクセス終了時にファイルバックアップ処理部２１に流す）から構成される。
【００３１】
バックアップ対象ファイル情報取得手段２１２は通知情報を解析し、情報内のメッセージがバックアップ対象メッセージテーブル２１３１に登録されているか否かを検索する。
【００３２】
検索した結果、登録されているメッセージの場合、通知情報内のファイル識別情報（カタログ名−ファイル名）をバックアップ対象ファイル情報９１に登録する。
【００３３】
ＡＰ５１〜５３、設定用ＡＰ４から「バックアップ対象メッセージ更新」指示であれば、アプリケーション情報振り分け手段２１１はバックアップ対象メッセージ更新手段２１３にアプリケーションからの指示情報を通知する。通知情報は更新モードと、更新されるメッセージから構成され、修正であれば修正後のメッセージも含む。
【００３４】
バックアップ対象メッセージ更新手段２１３は通知されたアプリケーションからの情報を解析し、情報内の更新モードが「追加」の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１に情報内の追加対象となるメッセージを登録する。
【００３５】
情報内の更新モードが「修正」の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１より情報内の修正対象となるメッセージと一致するメッセージを検索し修正する。
【００３６】
情報内の更新モードが「削除」の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１より情報内の削除対象となるメッセージと一致するメッセージを検索し削除する。
【００３７】
アプリケーションからの指示が「バックアップ指示」の場合、アプリケーション情報振り分け手段２１１からバックアップ手段２１４にアプリケーションからの指示情報が通知される。通知される情報は「バックアップ指示」の要求コマンドから構成される。
【００３８】
バックアップ手段２１４はアプリケーションから本通知を受け取ったら、定期バックアップ指示登録パラメータがオフであれば通常のバックアップ指示と見なしファイル格納装置９のバックアップ対象ファイル情報９１よりバックアップ対象となるファイルの識別情報を取得する。
【００３９】
取得したバックアップ対象ファイルの情報を基にファイル格納装置１１のバックアップ対象ファイルを複写しファイル格納装置９に保存する。
【００４０】
バックアップ対象メッセージテーブル２１３１は、本システムにおいてファイルをバックアップ対象ファイルとして処理する基になる操作等のメッセージを格納する。
【００４１】
ファイル格納装置１１はアプリケーションプログラムが使用する各種ファイル１１１を格納する。
【００４２】
ファイル格納装置９はバックアップ対象ファイル情報９１とバックアップファイル９２を格納する。又、格納先指定がファイル格納装置１０であれば、バックアップファイル９２はファイル格納装置９でなくこちらのファイル格納装置に格納される。
【００４３】
設定用ＡＰ４は、ユーザの操作指示でファイルバックアップ処理部２１の設定をする為のＡＰである。即ち、ユーザが入出力デバイス８を操作し入力する指示情報に従ってバックアップ対象メッセージテーブル２１３１やバックアップ対象ファイル情報９１や登録された定期バックアップ指示情報２１４１を表示し、又バックアップ対象メッセージテーブル２１３１の更新指示やファイルバックアップ指示を発行する。
【００４４】
定期バックアップ指示情報２１４１は、ディリーバックアップ指示と時刻情報やウィークリーバックアップ指示と曜日及び時刻情報を含む定期のバックアアップ指示情報である。
【００４５】
所定ファイルにセーブしていた最新の設定値が情報処理装置の立ち上げ設定で定期バックアップ指示情報２１４１にロードされると、バックアップ手段２１４はこの情報のバックアップ開始時刻或いは曜日及び時刻をタイマーに設定し、対応するタイマー割込処理に自手段を起動する様に設定する。そして自身が、タイマー割込処理から起動されるとバックアップ対象ファイル情報９１を読出しこれに登録されたファイルのバックアップファイルを作成する。
【００４６】
ＡＰ５１〜５３はファイルを使用する一般的なＡＰであり、例えばそれぞれオンライショッピング用のプログラムであるネットセールス、文書作成プログラムであるワードプロセッサ、端末用の電子メール送受信プログラムであるメーラである。
【００４７】
本実施例のバックアップ対象メッセージテーブル２１３１の具体例を図３（１）に示す。「控え更新」はネットセールスがユーザの発注指示の訂正操作に呼応しメモリ上の発注情報で先に控えたファイルを訂正（上書き）する場合添付するメッセージである。又、「控え保存」はネットセールスがユーザの発注操作に呼応しメモリ上の発注情報を控えるファイルを作成する場合に添付するメッセージである。
【００４８】
これらのメッセージは、ネットセールスが起動された際にファイルバックアップ処理部２１に指示し登録されたものである。
【００４９】
「上書き保存」、「名前を付けて保存」についても同様にワードプロセッサが事前登録し、使用するメッセージである。
【００５０】
「メール受信」、「メール送信」はそれぞれメーラが受信メールをＩＮＢＯＸカタログの生成ファイルに控える場合、送信メールをＯＵＴＢＯＸカタログの生成ファイルに控える場合に添付するメッセージである。これらのバックアップ対象メッセージテーブル２１３１への事前登録はメーラが起動された際に行う。
【００５１】
尚、メッセージのバックアップ対象テーブル２１３１への事前登録は、ＡＰ５１〜５３の起動時でなくこれらのインストールでのセットアップで行う様にしてもよい。
【００５２】
図３（２）はバックアップ対象ファイル情報９１の具体例を示したものである。ユーザがネットセールスを使用して発注操作を行うと、このＡＰがファイル管理及びファイルＩ／Ｏ処理部２に注文控えファイル１、２の生成書込を要求することで本図の１、２行目の情報が登録される。
【００５３】
同様にメーラが受信メールを控えることで３、５行目の情報が登録され、送信メールを控えることで６行目の情報が登録される。
【００５４】
次に、図２及び図４〜図７のフローチャートを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明する。
【００５５】
先ず図４を参照し、アプリケーション情報振り分け手段２１１の動作を説明する。ＡＰ５１〜５３、設定ＡＰ４、基本処理部２０からの情報や指示はアプリケーション情報振り分け手段２１１に通知される。（図４のステップＡ１）。
【００５６】
次に、アプリケーション情報振り分け手段２１１は受けた情報、指示を解析する（ステップＡ２）。
【００５７】
基本処理部２０からの情報の内容が「ファイルアクセス通知」の場合、バックアップ対象ファイル情報取得手段２１２に受けたアクセス情報を通知する（ステップＡ３）。
【００５８】
アプリケーションからの指示内容が「バックアップ対象メッセージ更新」の場合、バックアップ対象メッセージテーブル更新手段２１３にアプリケーションからの指示情報を通知する（ステップＡ４）。
【００５９】
アプリケーションからの情報の内容が「バックアップ指示」の場合、バックアップ手段２１４にアプリケーションからの情報を通知する（ステップＡ５）。
【００６０】
次に図５を参照し、バックアップ対象ファイル情報取得手段２１２の動作を説明する。先ず、アクセス情報内のメッセージを取得し（図５のステップＡ６）、取得したメッセージがバックアップ対象メッセージテーブル２１３１に登録されているか否かを検索する（ステップＡ７）。検索した結果、登録されている場合アクセス情報のファイル識別情報、終了ステータスを取得する（ステップＡ８）。
【００６１】
取得したファイル識別情報でバックアップ対象ファイル情報９１を検索する（ステップＡ９−１）。ファイル識別情報が登録済みかチェックし（ステップＡ９−２）、登録済みであれば終了ステータスがデータ破壊を伴う異常終了かをチェックし（ステップＡ９−３）、前記異常終了であればバックアップ対象ファイル情報９１の当該ファイル識別情報を含むエントリの禁止フラグをセットする（ステップＡ９−４）。
【００６２】
取得したファイル識別情報でバックアップ対象ファイル情報９１に無ければ、終了ステータスがデータ破壊を伴う異常終了ではないという条件でファイル識別情報を追加する（図５のステップＡ９−６）。
【００６３】
次に図６を参照し、バックアップ対象メッセージテーブル更新手段２１３の動作を説明する。先ず、アプリケーション情報振り分け手段２１１より受け取ったアプリケーションからの情報より更新モードとメッセージを取得する（図６のステップＡ１１）。
【００６４】
次に、更新モードを解析する（ステップＡ１２）。更新モードが追加の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１に該当メッセージが有るか否かを検索する（ステップＡ１３）。
【００６５】
検索した結果、無い場合はメッセージを追加する（ステップＡ１４）。有る場合は何もせず終了する。
【００６６】
更新モードが修正の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１より該当メッセージが有るか否かを検索する（ステップＡ１５）。検索した結果、有る場合は修正後メッセージに置換する（ステップＡ１６）。無い場合は何もせず終了する。
【００６７】
更新モードが削除の場合、バックアップ対象メッセージテーブル２１３１より該当メッセージが有るか否かを検索する（ステップＡ１７）。検索した結果、有る場合はメッセージを削除する（ステップＡ１８）。無い場合は何もせず終了する。
【００６８】
次に図７を参照し、バックアップ手段２１４の動作を説明する。まず、バックアップ手段２１４はアプリケーション情報振り分け手段２１１を通じアプリケーションからの指示情報を受け取ったら（図７のステップＡ１９）、パラメータによりバックアップ指示であるか、定期バックアップ指示登録か判定する（ステップＡ２０）。
【００６９】
バックアップ指示であればファイル格納装置９よりバックアップ対象ファイル情報９１を取得する（図７ステップＡ２１）。
【００７０】
次に、取得したバックアップ対象ファイル情報に記録されたファイルで、禁止フラグがオフのファイルをバックアップ対象とする。ファイル格納装置１１よりバックアップ対象ファイルのコピーファイルを作成する（ステップＡ２２）。コピーファイルは指示と同時に指定されたバックアップ先へ格納する。
【００７１】
この際、バックアップ指示でコピー元ファイルに関するカタログ名の特定があれば、バックアップ対象ファイル情報９１に登録されたファイル名の内、この情報で該当のカタログ名が併記されたファイルのみコピーし、バックアップファイルを作成する。バックアップ先とは、ファイル格納装置のドライブ名指定（ファイル格納装置９或いは１０）であり、必要に応じドライブ内のカタログ名を指定してもよい。
【００７２】
この様にしてバックアップファイルの個々は最新の状態に更新され、又、元ファイルの書込エラーでデータの破壊があった場合そのコピーは抑止しているのでアプリケーション或いはユーザの読出し要求に応じ、元ファイルをバックアップ出来る。
【００７３】
定期バックアップ指示登録であれば、付随する情報で定期バックアップ指示情報２１４１を更新する（ステップＡ２３）。これにより次ぎの情報処理装置の立ち上げ時に更新後のタイマー設定がされる。尚、即日バックアップ時刻を変更するためのパラメータがオンであれば（ステップＡ２４）定期バックアップ指示情報２１４１の更新直後にタイマー設定も変更する（ステップＡ２５）。
【００７４】
次に、本実施形態の第２実施例について図８を参照して詳細に説明する。本実施例では、前記実施例と異なりＡＰ５１〜５３はファイルアクセスに伴って、ファイル管理及びＩ／Ｏ処理部２にアクセス要求する際、メッセージを添付せず、基本処理部２０もファイルアクセス終了時にファイルバックアップ処理部２１Ａにアクセス情報を流すがこれにメッセージは含まない。即ちアクセス情報はＡＰ５１〜５３がファイルアクセスする際のコマンド、アクセス先と、終了ステータスである。
【００７５】
従って、アクセスがバックアップ対象であるか否かを判定するキー情報は、コマンド情報そのものを用い、これをバックアップ対象コマンドテーブル２１３１Ａに保持する。又、ＡＰ５１〜５３、設定用ＡＰ４は、このテーブルを更新する場合、ファイルアクセス用のコマンドを指定し、バックアップ対象コマンドテーブル更新手段２１３Ａがテーブルを更新する。
【００７６】
図９は第２実施例のバックアップ対象コマンドテーブル２１３１Ａの具体例を示したものである。コマンド情報としては動作コマンドを指定し必要に応じ書込先カタログ名やファイルの記述子を指定する。
【００７７】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明のファイルバックアップシステム及び方法は、「上書き保存」などユーザが行う操作をバックアップ対象メッセージとして登録し、ＡＰが起源となったメッセージを伴ないファイル管理部にアクセスし、ファイルバックアップ処理部がメッセージによりバックアップ対象となるファイル名を逐次蓄積するので、バックアップを行う時にバックアップが必要なファイルのみを自動的に選出して実行できる効果を有す。
【００７８】
又、ＡＰがファイルアクセスの際ファイル管理部に発行するコマンドの内、バックアップ対象となるコマンド情報をキーとして登録し、ファイルバックアップ処理部がファイル管理部から受けるアクセス情報から、前記キー情報を用いバックアップ対象となるファイル名を抽出し、逐次蓄積するので、バックアップを行う時にバックアップが必要なファイルのみを自動的に選出して実行できる効果を有す。
【００７９】
又、ＡＰでバックアップ対象としたいファイルへの操作をバックアップ対象メッセージとして登録することで、或いはバックアップ対象としたいファイルアクセスコマンドを登録することで、ＡＰが内部的に使用するファイルのバックアップの要、不要を動的に設定することが出来る。
【００８０】
即ち、ＡＰが内部的に使用するファイル（ユーザにはバックアップの必要性が認識出来ないが、ＡＰにとってバックアップの必要性があるファイル）を自動的にバックアップ出来る効果も有す。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のファイルバックアップシステム及び方法が適用された情報処理装置の全体構成を示したブロック図。
【図２】本発明の実施形態のファイルバックアップシステム及び方法の第１実施例の全体構成を示したブロック図。
【図３】（１）は図２のバックアップ対象メッセージテーブル２１３１の具体例を示した図で、（２）は図２のバックアップ対象ファイル情報９１の具体例を示した図。
【図４】図２のアプリケーション情報振り分け手段２１１の動作を示したフローチャート。
【図５】図２のバックアップ対象ファイル情報取得手段２１２の動作を示したフローチャート。
【図６】図２のバックアップ対象メッセージテーブル更新手段２１３の動作を示したフローチャート。
【図７】図２のバックアップ手段２１４の動作を示したフローチャート。
【図８】本発明の実施形態のファイルバックアップシステム及び方法の第２実施例の、全体構成を示したブロック図。
【図９】図８のバックアップ対象コマンドテーブル２１３１Ａの具体例を示した図。
【符号の説明】
１ＯＳ
２ファイル管理及びファイルＩ／Ｏ処理部
２０基本処理部
２１ファイルバックアップ処理部
２１１アプリケーション情報振り分け手段
２１２バックアップ対象ファイル情報取得手段
２１３バックアップ対象メッセージテーブル更新手段
２１３Ａバックアップ対象コマンドテーブル更新手段
２１３１バックアップ対象メッセージテーブル
２１３１Ａバックアップ対象コマンドテーブル
２１４バックアップ手段
２１４１定期バックアップ指示情報
３Ｉ／Ｏ処理部
４設定用ＡＰ
５１〜５３ＡＰ
６主処理部
７通信処理デバイス
８入出力デバイス
９、１０、１１ファイル格納装置
９１バックアップ対象ファイル情報
９２バックアップファイル
１１１各種ファイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to backup of a file created by an information processing device, and in particular, from the start of operation of the information processing device, the file access of an application program is watched to automatically select files to be backed up and collected when necessary. File backup system to create these duplicate files andrecoding mediaAbout.
[0002]
[Prior art]
An example of a file backup method in a conventional information processing apparatus is described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-218813.
[0003]
This conventional backup method refers to a host computer, a mass storage device storing system files and user files, and file management information and system file information in the mass external storage device, and a user file that is the difference between them. File information, and a program for automatically creating a backup, and a backup creating mass external storage device for creating a backup.
[0004]
The conventional backup method having such a configuration operates as follows. That is, file management information for one file is obtained from the file management information, and it is determined whether the file management information is system file information. If the file management information is not system file information, it is regarded as file information of the user file, Perform backup for all files by adding information to the backup target file and creating a backup by referring to the file information of the user file.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this prior art, it is determined whether or not the file management information is system file information. If the file management information is not, the user file is unconditionally backed up, and the user file that needs to be backed up and the unnecessary file There was a problem that it was not possible to sort.
[0006]
Conventionally, in order to avoid the influence of a failure of a disk device or the like in a personal computer or a server class device and improve the reliability, there is a method in which application programs installed in these devices each perform file backup. The provision of a file backup process in each program is wasteful in terms of development man-hours and in using resources of the apparatus.
[0007]
Therefore, this problem can be solved if there is a file backup means in which each program can be used in common and the creation of the backup file can be freely controlled.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The first file backup system according to the present invention isAApplication program requests file accessTheWhen publishing to the file management departmentAttach toMessageOf the file accessAccessDestination fileBackup creation targetYouMessage table to be backed up,Backup target message table update means for receiving the backup target message and instructions from the program and updating the message table, and from the file management unit each time the application program performs file access,AttachmentmessageAndReceive notification of the file identification information of the access destination,AttachmentIt is determined whether the message is a message registered in the message table.SaidBackup target file information acquisition means for registering file identification information in backup target file information;,When receiving instructions from the program, the file information to be backed upIn the newsBackup means to create a copy file for the registered file in the specified storage device.ToA file backup processing means is provided.
[0009]
The second file backup system according to the present inventionRecordingBack upGet target file informationMeans from the file managerAs the notification, a file access completion status is also received, and if it is determined that the attached message is a message registered in the message table, the termination status is abnormally terminated if the file identification information is not included in the backup target file information. If the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the file identification information corresponding to the backup target file information is supported. The prohibition flag is set, and the backup means backs up the file that is registered in the backup target file information and the prohibition flag is off.It is characterized by that.
[0010]
The third file backup system according to the present invention isYuBackup processing setting that displays the backup target message table, backup target file information and registered periodic backup instructions according to the user's operation input information, and issues backup target message table update instructions and file backup instructions to the file backup processing means An application program is also provided.
[0012]
According to the present invention4File backup systemAmong the command information when the application program issues a file access to the file management unit, a backup target command table that holds command information whose backup destination is the file access destination file, and backup target command information from the program The backup target command table updating unit that updates the command table in response to the instruction and the file management unit receives a notification of the access command and the file identification information of the access destination each time the application program performs file access, and the command is Determine whether the command information is registered in the command table, and if it is determined, acquire the backup target file information to register the file identification information in the backup target file information And the step, when receiving an instruction from the program, includes a file backup process means and a backup means for creating the storage device a copy file specified in the file registered in the backup target file information, beforeWhen the backup target file information acquisition means also receives a file access end status as the notification from the file management unit and determines that the command is a command registered in the command table, the file identification information Is not included in the backup target file information, the file identification information is added to the backup target file information on condition that the end status is not abnormal end, and the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end. If there is, a prohibition flag corresponding to the file identification information of the backup target file information is set, and the backup means backs up a file registered in the backup target file information and whose prohibition flag is off.
[0014]
The first according to the present inventionrecoding mediaReceives the backup target message and instructions from the program, updates the backup target message table, receives the file access request from the application program, and notifies the message attached to the request and the file identification information of the access destination Determining whether the attached message is a message registered in the table in response to the notification, and, if determined, a backup target file information acquisition procedure for registering the file identification information in the backup target file information; When the instruction is received, the computer executes a backup procedure for creating a copy file for the file registered in the backup target file information in the specified storage device.A computer-readable recording medium on which a program for recording is recorded.
[0015]
Second according to the inventionrecoding mediaA message table update procedure for updating a message table in response to a target message and an instruction from a program, a message attached to an access request in response to a file access request from an application program, and a file identification information of an access destination of the file access The procedure for notifying the end status of access, and if it is determined that the attached message is a message registered in the table upon receipt of the notification, the end status is not an abnormal end if the file identification information is not in the backup target file information. If the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the backup target file information is added. A backup target file information acquisition procedure that sets a prohibition flag corresponding to the file identification information, and a copy file for a file that is registered in the backup target file information in response to an instruction from the program and whose prohibition flag is off is created in the specified storage device The computer to perform backup proceduresA computer-readable recording medium on which a program for recording is recorded.
[0016]
Third according to the inventionrecoding mediaDisplays backup target message table, backup target file information and registered periodic backup instruction according to user operation input information, and issues backup target message table update instruction and file backup instruction to the file backup processing procedure Let the computer execute the setup procedureA computer-readable recording medium on which a program for recording is recorded.
[0018]
The fourth according to the present inventionrecoding mediaThe backup target command table update procedure for updating the backup target command table in response to the backup target command information and instructions from the program, and the file identification information of the access command and the access destination of the file access in response to the file access request from the application program If the file identification information is not included in the backup target file information, the termination status is abnormally terminated if the access command is determined to be a message registered in the table. If the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the file identification information is added to the backup target file information. The backup target file information acquisition procedure that sets the prohibition flag corresponding to the file identification information of the backup target file information, and a copy file that is registered in the backup target file information in response to an instruction from the program and the prohibition flag is off is specified. The computer to execute the backup procedure to createA computer-readable recording medium on which a program for recording is recorded.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of an information processing apparatus to which a file backup system and method according to the present invention is applied.
[0021]
Referring to this figure, the information processing apparatus includes a main processing unit 6, an input / output device 8 such as a keyboard and a display device, a communication processing device 7, file storage devices 9 and 11, and a file storage device 10 using a removable medium. I have.
[0022]
The main processing unit 6 includes an OS (operating system) 1, APs (application programs) 51 to 53, and a setting AP 4.
[0023]
The OS 1 includes a file management and file I / O processing unit 2 and an I / O processing unit 3. The file management and file I / O processing unit 2 manages a file used by the AP or the OS itself and access to the file, and a basic processing unit 20 that performs writing and reading processing on the file, and a file backup processing unit 21. including.
[0024]
When the basic processing unit 20 receives a file access request from the APs 51 to 53 with a message, the basic processing unit 20 processes the request and sends the file identification of the access destination and the message to the file backup processing unit 21.
[0025]
The file backup processing unit 21 receives the access information and picks up the file identification information if it is the target to select whether it is the access information to be backed up, and adds it if it is not registered. That is, the backup target file information 91 is created. In response to a backup instruction from the APs 51 to 53 and the setting AP 4, a backup file 92 is created according to the backup target file information 91.
[0026]
Referring to FIG. 2, the first example of the file backup system of this embodiment is an application information that receives information and instructions from the basic processing unit 20 or APs 51 to 53 and the setting AP 4 and determines the distribution destination means according to the received contents. The distribution unit 211, the three units that are the distribution destination, that is, the backup target file information acquisition unit 212, the backup target message table update unit 213, the backup unit 214, and the backup that stores messages from the backup target application A target message table 2131 and backup target file information 91 are included.
[0027]
The backup target file information 91 is a list of identification information (for example, catalog name-file name) of a file to be backed up, and is stored in the file storage device 9.
[0028]
Various files 111 used by the APs 51 to 53 are stored in a general file storage device 11 such as a local disk.
[0029]
Upon receiving information and instructions from the basic processing unit 20 or the APs 51 to 53 and the setting AP 4, the application information distribution unit 211 sends received information to one of the following three units depending on the contents.
[0030]
(1) File access notification
Backup target file information acquisition unit 212
(2) In case of backup target message update instruction
Backup target message table update means 213
(3) In case of backup instruction
Backup means 214
Upon receiving a file access notification from the basic processing unit 20, the application information distribution unit 211 passes the notification information to the backup target file information acquisition unit 212. The notification information is the file identification information of the access destination and the message of the processing to be performed on the file (the message attached when the access source AP makes a file access request to the basic processing unit 20, and the basic processing unit 20 simply ends the access. (Sometimes sent to the file backup processing unit 21).
[0031]
The backup target file information acquisition unit 212 analyzes the notification information and searches whether the message in the information is registered in the backup target message table 2131.
[0032]
As a result of the search, in the case of a registered message, the file identification information (catalog name−file name) in the notification information is registered in the backup target file information 91.
[0033]
If it is an instruction “update backup target message” from the APs 51 to 53 and the setting AP 4, the application information distribution unit 211 notifies the backup target message update unit 213 of instruction information from the application. The notification information is composed of an update mode and a message to be updated, and if corrected, includes a message after correction.
[0034]
The backup target message update unit 213 analyzes the information from the notified application, and registers the message to be added in the information in the backup target message table 2131 when the update mode in the information is “addition”.
[0035]
When the update mode in the information is “correction”, the backup target message table 2131 is searched for a message that matches the message to be corrected in the information and corrected.
[0036]
When the update mode in the information is “delete”, the backup target message table 2131 is searched for a message that matches the message to be deleted in the information and deleted.
[0037]
When the instruction from the application is “backup instruction”, the application information distribution unit 211 notifies the backup unit 214 of the instruction information from the application. The notified information includes a request command for “backup instruction”.
[0038]
When the backup unit 214 receives this notification from the application, if the regular backup instruction registration parameter is OFF, the backup unit 214 regards it as a normal backup instruction and acquires the identification information of the file to be backed up from the backup target file information 91 of the file storage device 9. .
[0039]
Based on the acquired information of the backup target file, the backup target file of the file storage device 11 is copied and stored in the file storage device 9.
[0040]
The backup target message table 2131 stores messages such as operations to be a basis for processing a file as a backup target file in this system.
[0041]
The file storage device 11 stores various files 111 used by the application program.
[0042]
The file storage device 9 stores backup target file information 91 and a backup file 92. If the storage destination designation is the file storage device 10, the backup file 92 is stored not in the file storage device 9 but in this file storage device.
[0043]
The setting AP 4 is an AP for setting the file backup processing unit 21 in accordance with a user operation instruction. That is, the backup target message table 2131, the backup target file information 91, and the registered regular backup instruction information 2141 are displayed according to the instruction information input by the user operating the input / output device 8, and the backup target message table 2131 is updated. Issue file backup instructions.
[0044]
The periodic backup instruction information 2141 is periodic backup instruction information including a daily backup instruction, time information, a weekly backup instruction, day of the week, and time information.
[0045]
When the latest setting value saved in the predetermined file is loaded into the periodic backup instruction information 2141 by the startup setting of the information processing apparatus, the backup unit 214 sets the backup start time or day of the week and time of this information in the timer. Then, the corresponding timer interrupt processing is set to activate its own means. When it starts from the timer interrupt process, it reads the backup target file information 91 and creates a backup file of the file registered in it.
[0046]
APs 51 to 53 are general APs that use files, for example, online sales as a program for online shopping, a word processor as a document creation program, and a mailer as an e-mail transmission / reception program for terminals.
[0047]
A specific example of the backup target message table 2131 of this embodiment is shown in FIG. “Reserve update” is a message to be attached when the net sales corrects (overwrites) a previously reserved file in the order information on the memory in response to a user's order instruction correction operation. “Save” is a message attached when the net sales creates a file that saves the order information on the memory in response to the user's ordering operation.
[0048]
These messages are instructed and registered to the file backup processing unit 21 when the net sales are activated.
[0049]
Similarly, “overwrite” and “save as” are pre-registered and used by the word processor.
[0050]
“Mail reception” and “mail transmission” are messages attached when the mailer refrains the received mail in the INBOX catalog generation file and when the mailer refrains the transmission mail in the OUTBOX catalog generation file. Pre-registration in the backup target message table 2131 is performed when the mailer is activated.
[0051]
It should be noted that the prior registration of the message in the backup target table 2131 may be performed not by the activation of the APs 51 to 53 but by the setup of these installations.
[0052]
FIG. 3 (2) shows a specific example of the backup target file information 91. When the user performs an ordering operation using the net sales, this AP requests the file management and file I / O processing unit 2 to generate and write the order copy files 1 and 2 to display the first and second lines in FIG. Eye information is registered.
[0053]
Similarly, the information on the third and fifth lines is registered when the mailer refrains from the received mail, and the information at the sixth line is registered when the mailer refrains from the sent mail.
[0054]
Next, the overall operation of this embodiment will be described in detail with reference to the flowcharts of FIGS. 2 and 4 to 7.
[0055]
First, the operation of the application information distribution unit 211 will be described with reference to FIG. Information and instructions from the APs 51 to 53, the setting AP4, and the basic processing unit 20 are notified to the application information sorting unit 211. (Step A1 in FIG. 4).
[0056]
Next, the application information distribution unit 211 analyzes the received information and instructions (step A2).
[0057]
When the content of the information from the basic processing unit 20 is “file access notification”, the backup target file information acquisition unit 212 is notified of the received access information (step A3).
[0058]
When the instruction content from the application is “update backup target message”, the backup target message table update unit 213 is notified of the instruction information from the application (step A4).
[0059]
When the content of the information from the application is “backup instruction”, the information from the application is notified to the backup means 214 (step A5).
[0060]
Next, the operation of the backup target file information acquisition unit 212 will be described with reference to FIG. First, a message in the access information is acquired (step A6 in FIG. 5), and it is searched whether or not the acquired message is registered in the backup target message table 2131 (step A7). If it is registered as a result of the search, the file identification information and the end status of the access information are acquired (step A8).
[0061]
The backup target file information 91 is searched with the acquired file identification information (step A9-1). Check whether the file identification information has been registered (step A9-2). If it has been registered, check whether the end status is abnormal termination with data destruction (step A9-3). The prohibition flag of the entry including the file identification information of information 91 is set (step A9-4).
[0062]
If the acquired file identification information does not exist in the backup target file information 91, the file identification information is added under the condition that the termination status is not abnormal termination with data destruction (step A9-6 in FIG. 5).
[0063]
Next, the operation of the backup target message table updating unit 213 will be described with reference to FIG. First, an update mode and a message are acquired from information from the application received from the application information distribution unit 211 (step A11 in FIG. 6).
[0064]
Next, the update mode is analyzed (step A12). When the update mode is addition, it is searched whether or not there is a corresponding message in the backup target message table 2131 (step A13).
[0065]
If there is no search result, a message is added (step A14). If yes, exit without doing anything.
[0066]
When the update mode is correction, the backup target message table 2131 is searched for a corresponding message (step A15). If there is a result of the search, the message is replaced with a corrected message (step A16). If there is not, the process ends without doing anything.
[0067]
When the update mode is deletion, the backup target message table 2131 is searched for a corresponding message (step A17). If there is a result of the search, the message is deleted (step A18). If there is not, the process ends without doing anything.
[0068]
Next, the operation of the backup unit 214 will be described with reference to FIG. First, when the backup unit 214 receives the instruction information from the application through the application information distribution unit 211 (step A19 in FIG. 7), the backup unit 214 determines whether it is a backup instruction or a regular backup instruction registration based on the parameters (step A20).
[0069]
If it is a backup instruction, the backup target file information 91 is acquired from the file storage device 9 (step A21 in FIG. 7).
[0070]
Next, a file recorded in the acquired backup target file information and having a prohibition flag turned off is set as a backup target. A copy file of the backup target file is created from the file storage device 11 (step A22). The copy file is stored in the specified backup destination at the same time as the instruction.
[0071]
At this time, if the catalog name related to the copy source file is specified in the backup instruction, only the file in which the corresponding catalog name is written in this information among the file names registered in the backup target file information 91 is copied, and the backup file Create The backup destination is a drive name specification (file storage device 9 or 10) of the file storage device, and a catalog name in the drive may be specified as necessary.
[0072]
In this way, each of the backup files is updated to the latest state, and if there is data corruption due to a write error in the original file, the copy is suppressed, so that the original file is suppressed according to the read request of the application or user. You can back up files.
[0073]
If it is regular backup instruction registration, the regular backup instruction information 2141 is updated with the accompanying information (step A23). As a result, the updated timer is set when the next information processing apparatus is started up. If the parameter for changing the backup time on the same day is ON (step A24), the timer setting is also changed immediately after the regular backup instruction information 2141 is updated (step A25).
[0074]
Next, a second example of the present embodiment will be described in detail with reference to FIG. In the present embodiment, unlike the previous embodiment, the APs 51 to 53 do not attach a message when requesting access to the file management and I / O processing unit 2 along with file access, and the basic processing unit 20 also ends when the file access ends. Access information is sent to the file backup processing unit 21A, but this does not include a message. That is, the access information includes a command, an access destination, and an end status when the APs 51 to 53 access the file.
[0075]
Accordingly, the command information itself is used as key information for determining whether or not the access is a backup target, and this is stored in the backup target command table 2131A. In addition, when updating this table, the APs 51 to 53 and the setting AP 4 designate a file access command, and the backup target command table updating unit 213A updates the table.
[0076]
FIG. 9 shows a specific example of the backup target command table 2131A of the second embodiment. As command information, an operation command is specified, and a writing destination catalog name and a file descriptor are specified as necessary.
[0077]
【The invention's effect】
As described above, the file backup system and method of the present invention registers an operation performed by the user such as “overwrite” as a backup target message, accesses the file management unit accompanied by the message originating from the AP, Since the file backup processing unit sequentially accumulates the names of files to be backed up by messages, there is an effect that only files that need to be backed up can be automatically selected and executed when performing backup.
[0078]
Also, the command information to be backed up is registered as a key among the commands issued by the AP to the file management unit when accessing the file, and the file backup processing unit backs up using the key information from the access information received from the file management unit. Since the target file names are extracted and stored sequentially, only the files that need to be backed up can be automatically selected and executed when performing backup.
[0079]
Also, by registering operations to files to be backed up by AP as backup target messages, or by registering file access commands to be backed up, it is necessary or unnecessary to back up files used internally by AP. Can be set dynamically.
[0080]
In other words, there is an effect that a file used internally by the AP (a file that the user cannot recognize the necessity of backup but needs to be backed up by the AP) can be automatically backed up.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of an information processing apparatus to which a file backup system and method according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram showing the overall configuration of a first example of the file backup system and method according to the embodiment of the present invention;
3 is a diagram showing a specific example of the backup target message table 2131 in FIG. 2, and (2) is a diagram showing a specific example of the backup target file information 91 in FIG.
4 is a flowchart showing the operation of the application information distribution unit 211 of FIG.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the backup target file information acquisition unit 212 in FIG. 2;
6 is a flowchart showing the operation of the backup target message table updating unit 213 in FIG. 2;
7 is a flowchart showing the operation of the backup unit 214 of FIG.
FIG. 8 is a block diagram showing the overall configuration of a second example of the file backup system and method according to the embodiment of the present invention.
9 is a diagram showing a specific example of the backup target command table 2131A of FIG.
[Explanation of symbols]
1 OS
2 File management and file I / O processor
20 Basic processing part
21 File backup processing part
211 Application information distribution means
212 Backup target file information acquisition means
213 Backup target message table update means
213A Backup target command table update means
2131 Message table for backup
2131A Backup target command table
214 Backup means
2141 Regular backup instruction information
3 I / O processing section
4 Setting AP
51-53 AP
6 Main processing part
7 Communication processing devices
8 I / O devices
9, 10, 11 File storage device
91 Backup target file information
92 Backup file
111 Various files

Claims

Among the messages attached when the application program issues a file access request to the file management unit, a backup target message table that holds a message for which the access destination file of the file access is a backup creation target, and a backup target message from the program The backup target message table updating unit that receives the instruction and updates the message table, and each time the application program accesses the file, receives the notification of the attached message and the file identification information of the access destination from the file management unit. It is determined whether or not the message is registered in the message table. A file backup processing unit comprising: a file information acquisition unit; and a backup unit that creates a copied file in a designated storage device for a file registered in the backup target file information when receiving an instruction from the program. File backup system.

When the backup target file information acquisition means also receives a file access end status as the notification from the file management unit, and determines that the attached message is a message registered in the message table, the file identification If the information is not in the backup target file information, the file identification information is added to the backup target file information on condition that the end status is not abnormal end, and the file identification information is already registered in the backup target file information and the end status is abnormal end. If so, a prohibition flag corresponding to the file identification information of the backup target file information is set, and the backup means backs up a file that is registered in the backup target file information and the prohibition flag is off. File backup system of claim 1, wherein.

For backup processing setting that displays backup target message table, backup target file information and registered periodic backup instruction according to user operation input information, and issues backup target message table update instruction and file backup instruction to the file backup processing means The file backup system according to claim 1, further comprising an application program.

Of the command information when the application program issues file access to the file management unit, a backup target command table that holds command information for which the access destination file of the file access is a backup creation target, and the backup target command information from the program The backup target command table updating unit that receives the instruction and updates the command table, and each time the application program accesses the file, the file management unit receives a notification of the access command and the file identification information of the access destination. It is determined whether the command information is registered in the table, and when it is determined, the backup target file information acquisition procedure for registering the file identification information in the backup target file information is determined. And a backup means for creating a copy file of the file registered in the backup target file information in the designated storage device upon receiving an instruction from the program, the backup target file information acquisition means However, if the file management unit receives a file access end status as the notification from the file management unit and determines that the command is a command registered in the command table, the file identification information is not included in the backup target file information. If the end status is not abnormal end, the file identification information is added to the backup target file information, and if the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the backup is performed. File backup system sets a prohibition flag corresponding to the file identification information of the elephant file information, the backup unit, the prohibition flag is registered in the backup target file information is characterized in that to back up the files off.

A backup target message table update procedure for updating the message table in response to a backup target message and instructions from the program; a procedure for receiving a file access request from the application program and notifying the message attached to the request and the file identification information of the access destination; Receiving the notification, determining whether the attached message is a message registered in the table, and when the determination is made, a backup target file information acquisition procedure for registering the file identification information in the backup target file information, and an instruction from the program receiving the, computer which records a program for executing the backup procedure on the computer to create the storage device to the specified copy files for files that are registered in the backup target file information Readable recording medium.

A message table update procedure for updating a message table in response to a target message and instruction from a program, a file access request from an application program, a message attached to the access request, file identification information of the access destination of the file access, and access A procedure for notifying the end status, and if it is determined that the attached message is a message registered in the table in response to the notification, the end status is not abnormal end if the file identification information is not in the backup target file information. As a condition, the file identification information is added to the backup target file information. If the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the backup target file information A backup target file information acquisition procedure for setting a prohibition flag corresponding to file identification information, and a copy file for a file registered in backup target file information with the prohibition flag turned off in response to an instruction from the program is created in the specified storage device a computer-readable recording medium programs for executing the backup procedure on the computer.

7. The recording medium according to claim 5, wherein the message table, the backup target file information and the registered periodic backup instruction are displayed according to user operation input information, and the message table is updated to the file backup processing procedure. a computer-readable recording medium programs for executing the steps for backup processing setting for issuing a command or file backup instruction to the computer.

Backup target command table update procedure for receiving backup target command information and instructions from the program and updating the backup target command table, file access request from the application program, access command and file identification information of the access destination of the file access and access If the file identification information is not included in the backup target file information, the termination status is not abnormal termination if the access command is determined to be a message registered in the table. If the file identification information is registered in the backup target file information and the end status is abnormal end, the file identification information is added to the backup target file information. Backup target file information acquisition procedure that sets a prohibition flag corresponding to the file identification information of the backup target file information, and a copy file is specified for a file that is registered in the backup target file information in response to an instruction from the program and the prohibition flag is off It has been stored device and computer readable recording medium programs for executing the backup procedure on a computer to create.