JP3857264B2 - 電動機の駆動システム - Google Patents

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本発明は、2回路巻線電動機を2系統の電力変換器で駆動する電動機の駆動システムに関する。
図1は、2重化システムで構成された従来の電動機の駆動システムを示す構成図である。従来の電動機の駆動システムは、図1に示すように、駆動制御装置(自系)21−1と駆動制御装置(他系)21−2の2つの駆動系を備える。通常時は自系の駆動制御装置21−1が電動機22を駆動し、自系の駆動制御装置21−1に障害が発生した際は、切換器23により自系から他系に切り換えて、他系の駆動制御装置21−2が自系の駆動制御装置21−1をバックアップする。
上述した従来の電動機の駆動システムは、2つの駆動系とも分離独立して運転可能な能力が必要であり、そのため2台の駆動制御装置を必要とするため、駆動システムが大きくなる上にコスト高となり、また、自系の駆動制御装置から他系の駆動制御装置への切り換えは、障害発生を検知した後に行われるため、予防的な対応ができないという問題がある。
さらに、電動機本体に関しては、2重化システムが構築されていないため、電動機に障害が発生した際のバックアップは行われず、負荷・機械側に関しては、システムとして考慮されていないため、負荷・機械側の障害については対応できないという問題がある。
本発明の目的は、システムを小さくでき、コストを低減でき、さらに障害を検知したときに予防的な対応ができるとともに、電動機および負荷・機械側の障害についても対応できる電動機の駆動システムを提供することにある。
本発明は、2回路巻線電動機と、2回路巻線電動機の2巻線にそれぞれ接続された自系および他系の電力変換器と、2回路巻線電動機の位置検出信号および速度検出信号と自系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する主制御回路と、他系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する監視用制御回路とを備え、主制御回路と監視用制御回路とが、各検出信号を互いに高速通信し、監視用制御回路が、負荷/機械を含むシステム全体のモデリングを行い、主制御回路が、主制御回路に入力される検出信号と、監視用制御回路から高速通信で転送される検出信号とを比較し、自系および他系の電力変換器に制御信号を出力して2回路巻線電動機の制御を行う電動機の駆動システムであって、監視用制御回路が、主制御回路の制御状態と常に比較を行い、制御状態の相違を検知した際は、アラーム表示もしくは電動機の停止動作を行うことを特徴とする。
また、本発明は、2回路巻線電動機と、2回路巻線電動機の2巻線にそれぞれ接続された自系および他系の電力変換器と、2回路巻線電動機の位置検出信号および速度検出信号と自系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する主制御回路と、他系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する監視用制御回路とを備え、主制御回路と監視用制御回路とが、各検出信号を互いに高速通信し、監視用制御回路が、自系および他系の電力変換器に制御信号を出力する機能を有するとともに、負荷/機械を含むシステム全体のモデリングを行い、主制御回路が、主制御回路に入力される検出信号と、監視用制御回路から高速通信で転送される検出信号とを比較し、自系および他系の電力変換器に制御信号を出力して2回路巻線電動機の制御を行う電動機の駆動システムであって、監視用制御回路が、主制御回路の制御状態を常に監視し、主制御回路の障害を検知した際は、自系および他系の電力変換器に出力される制御信号を、監視用制御回路から出力される制御信号に切り換えることを特徴とする。
主制御回路は、主制御回路に入力される各検出信号と、前記監視用制御回路から高速通信で転送される各検出信号とをそれぞれ比較し、比較した結果、各検出信号間に相違があれば検出信号に障害があると判断し、障害がある検出信号を不使用として、正常な検出信号のみで制御を行うことが望ましい。
また、主制御回路は、2回路巻線電動機の2巻線のいずれかの巻線に障害を検知した際は、障害を検知しない巻線に対応する電力変換器のみに制御信号を出力することが望ましい。
また、主制御回路は、自系の電力変換器または他系の電力変換器のいずれかの電力変換器に障害を検知した際は、正常な電力変換器のみに制御信号を出力することが望ましい。
本発明は、自系の電力変換器と他系の電力変換器を1つの駆動装置内に備えるので、システムを小さくでき、またコストを低減できる。
また、本発明は、各検出信号に障害を検出した際、正常な検出信号のみで電動機の制御を行ってアラーム表示等を行い、さらに監視用制御回路において、主制御回路と常に比較を行い、制御状態の相違を検知した際にアラーム表示等を行うので、予防的な対応ができる。
さらに、本発明は、電動機および負荷に位置・速度検出器を備えるので、電動機および負荷・機械側の障害についても対応できる。
次に、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明に係る電動機の駆動システムの最良の形態を示すシステム構成図である。本発明に係る電動機の駆動システムは、駆動制御装置1と、2回路巻線電動機5の回転子の位置と速度を検出する位置・速度検出器8と、2回路巻線電動機5の回転軸に連結された負荷11の位置と速度を検出する位置・速度検出器9により構成され、駆動制御装置1は、主制御回路3と、監視用制御回路4と、ゲート信号切換器6と、自系のゲート信号開閉器7−1と、他系のゲート信号開閉器7−2と、自系の電力変換器2−1と、他系の電力変換器2−2により構成されている。
また、電力変換器2−1は、コンバータ、平滑コンデンサ、インバータを有し、さらに電力変換器の障害検出回路12−1を備えている。電力変換器2−2は、コンバータ、平滑コンデンサ、インバータを有し、さらに電力変換器の障害検出回路12−2を備えている。
本発明では、電動機に2回路巻線電動機を使用する。電動機の2巻線15−1,15−2は、1つのフレーム内に納められており、それぞれ互いに独立して回転子を駆動することができる。2巻線に駆動電力を供給するために、巻線15−1には自系の電力変換器2−1が接続され、巻線15−2には他系の電力変換器2−2が接続されている。電力変換器2−1および電力変換器2−2は、両方の同時動作および片方ずつの動作が可能である。
2回路巻線電動機5の位置と速度を検出する位置・速度検出器8からの位置検出信号と速度検出信号は、主制御回路3へ出力される。負荷11は、減速機10を介して電動機の回転軸に連結され、負荷11の位置と速度を検出する位置・速度検出器9からの位置検出信号と速度検出信号は、監視用制御回路4へ出力される。
電力変換器2−1の出力側に備える電流検出器により検出された3相の内の2相の出力電流検出信号は、主制御回路3へ出力され、電力変換器2−2の出力側に備える電流検出器により検出された3相の内の2相の出力電流検出信号は、監視用制御回路4へ出力される。
また、電力変換器2−1により検出された出力電圧検出信号は、主制御回路3へ出力され、電力変換器2−2により検出された出力電圧検出信号は、監視用制御回路4へ出力される。
また、電力変換器2−1内部の障害検出回路12−1からの電力変換器障害検出信号は、主制御回路3へ出力され、電力変換器2−2内部の障害検出回路12−2からの電力変換器障害検出信号は、監視用制御回路4へ出力される。
上述のように、制御回路へのフィードバック信号である位置検出信号、速度検出信号、出力電流検出信号、出力電圧検出信号は2重化されている。
また、主制御回路3と監視用制御回路4とは、各検出信号を互いに高速通信にて転送している。主制御回路3は、フィードバックされた信号から得られる位置情報、速度情報、電流情報、電圧情報と、監視用制御回路4から高速通信で転送される位置情報、速度情報、電流情報、電圧情報とを比較し、電力変換器2−1,2−2にゲート信号を出力して2回路巻線電動機5の制御を行う。
監視用制御回路4は、主制御回路3と同様の機能を備えるとともに、主制御回路3から高速通信で転送される位置情報、速度情報、電流情報、電圧情報の電動機情報から、負荷/機械を含む駆動システム全体をモデリング(同定)し、駆動制御装置および負荷/機械の制御状態を監視する。
ゲート信号切換器6は、主制御回路3からのゲート信号と監視用制御回路からのゲート信号を切り換える。主制御回路3から出力されたゲート信号は、ゲート信号切換器6の一方の端子に送られ、監視用制御回路43から出力されたゲート信号は、ゲート信号切換器6の他方の端子に送られる。ゲート信号切換器6からのゲート信号は、ゲート信号開閉器7−1を介して電力変換器2−1に送られ、ゲート信号開閉器7−2を介して電力変換器2−2に送られる。
通常時には、2回路巻線電動機5の制御は主制御回路3で行い、主制御回路3から出力されるゲート信号によって、自系の電力変換器2−1と他系の電力変換器2−2が動作する。
ゲート信号開閉器7−1は、主制御回路3から出力されたゲート信号停止信号により、電力変換器2−1に入力するゲート信号を遮断する。ゲート信号開閉器7−2は、監視用制御回路4から出力されたゲート信号停止信号により、電力変換器2−2に入力するゲート信号を遮断する。
障害検出回路12−1は、電力変換器2−1自体の障害を検出すると、電力変換器障害検出信号を主制御回路3へ出力する。主制御回路3は、この信号を受けるとゲート信号開閉器7−1にゲート信号停止信号を出力して、電力変換器2−1に入力するゲート信号を遮断する。
障害検出回路12−2は、電力変換器2−2自体の障害を検出すると、電力変換器障害検出信号を監視用制御回路4へ出力する。監視用制御回路4は、この信号を受けるとゲート信号開閉器7−2にゲート信号停止信号を出力して、電力変換器2−2に入力するゲート信号を遮断する。
本発明の電動機の駆動システムは、次のようなシステム動作を行う。
主制御回路3は、2重化された位置検出信号、速度検出信号、出力電流検出信号、出力電圧検出信号同士を比較し、比較した結果、各検出信号間に相違があれば検出信号に障害があると判断し、障害がある検出信号を不使用として、正常な検出信号のみで電動機の制御を行う。また、検出信号に障害があると判断した際は、障害検出のアラーム表示もしくは電動機の停止動作を行う。停止動作過程においては、電動機の無制御状態は無く、制御的に電動機を停止させる。
監視制御回路4は、負荷/機械を含む駆動システム全体のモデリング(同定)を行い、主制御回路3の制御状態と常に比較を行い、制御状態の相違を検知した際は、アラーム表示もしくは電動機の停止動作を行う。停止動作過程においては、電動機の無制御状態は無く、電動機を制御的に停止させる。
また、主制御回路3は、2回路巻線電動機5の巻線15−1または巻線15−2の障害を検知した際は、障害を検知しない巻線に対応する電力変換器のみにゲート信号を出力する。この時、電動機出力を1巻線で出力可能な範囲として電動機の駆動を継続し、もしくは片側電力変換器の短時間負荷出力での電動機駆動もしくは電動機停止の動作を行う。停止動作過程においては、電動機の無制御状態は無く、電動機を制御的に停止させる。
また、主制御回路3は、自系の電力変換器2−1または他系の電力変換器2−2の障害を検知した際は、正常な電力変換器のみにゲート信号を出力する。この時、電動機出力を1巻線で出力可能な範囲として電動機の駆動を継続し、もしくは片側電力変換器の短時間負荷出力での電動機駆動もしくは電動機の停止の動作を行う。停止動作過程においては、電動機の無制御状態は無く、電動機を制御的に停止させる。
また、監視用制御回路4は、主制御回路の制御状態を常に監視し、主制御回路3の障害を検知した際は、電力変換器2−1,2−2に送られるゲート信号を、監視用制御回路4から出力されるゲート信号に切り換えて電動機を制御して停止する。
図3および図4は、主制御回路系の動作を説明するブロック線図であり、図5は、監視用制御回路系の動作を説明するブロック線図であり、図6は、異常検出処理を示すフローチャートである。
ここで、レギュレータ1、電力変換器1、電動機巻線1は、自系のレギュレータ、電力変換器、電動機巻線を表し、レギュレータ2、電力変換器2、電動機巻線2は、他系のレギュレータ、電力変換器、電動機巻線を表すものとする。
図3において、まず、レギュレータ1が正常か否かを判断する(ステップ1)。レギュレータ1が正常でない場合は、レギュレータ2による異常処理を行う。
レギュレータ1が正常である場合は、レギュレータ2が正常か否かを判断する(ステップ2)。レギュレータ2が正常でない場合は、レギュレータ1による異常処理を行う。
レギュレータ2が正常である場合は、図4に示す電力変換器1の出力電圧V1 と、電力変換器2の出力電圧V2 とを比較する(ステップ3)。V1 =V2 でない場合は、電力変換器1または電力変換器2のいずれかが異常である。この場合は、電力変換器1の出力電圧V1 と、図5に示すモデル電力変換器VMDL とを比較し(ステップ4)、V1 =VMDL でない場合は、電力変換器1の異常であるから、主制御回路3からゲート信号開閉器7−1へゲート信号停止信号を出力して電力変換器1へのゲート信号を遮断する。V1 =VMDL である場合は、電力変換器2の異常であるから、監視用制御回路4からゲート信号開閉器7−2へゲート信号停止信号を出力して電力変換器2へのゲート信号を遮断する。
ステップ3において、V1 =V2 である場合は、図4に示す電動機巻線1の電流i1 と電動機巻線2の電流i2 とを比較する(ステップ5)。i1 =i2 でない場合は、自系側または他系側のいずれかの電動機巻線、電流検出器が異常である。この場合は、電動機巻線1の電流i1 と、図5に示すモデル電動機巻線の電流iMDL とを比較し(ステップ6)、i1 =iMDL /2でない場合は、自系側の電動機巻線1または電流検出器1の異常であるから、主制御回路3からゲート信号開閉器7−1へゲート信号停止信号を出力して電力変換器1へのゲート信号を遮断する。i1 =iMDL /2である場合は、他系側の電動機巻線2または電流検出器2の異常であるから、監視用制御回路4からゲート信号開閉器7−2へゲート信号停止信号を出力して電力変換器2へのゲート信号を遮断する。
ステップ5において、i1 =i2 である場合は、トルクT* とトルクT* MDLとを比較する(ステップ7)。このとき電動機速度ωとモデル速度ωMDLとを比較しても良い。T* =T* MDLでない場合は、電動機速度検出器か負荷のいずれかが異常である。この場合は、負荷速度ωL と電動機速度ωとを比較し(ステップ8)、ωL =ωでない場合は、電動機速度検出器に異常があり、ωL =ωである場合は、負荷に異常があることになる。
ステップ7において、T* =T* MDLである場合は、すべて正常である。
なお、上述した実施の形態では、負荷11に位置・速度検出器9を設けるようにしているが、負荷11に位置・速度検出器9を設けないようにしてもよい。電動機に設けられる位置・速度検出器8からの位置検出信号、速度検出信号だけでも、制御精度は幾分落ちるが、主制御回路および監視用制御回路による制御は可能である。
また、上述した実施の形態では、フィードバック信号は、位置検出信号、速度検出信号、出力電流検出信号、出力電圧検出信号であったが、位置検出信号、速度検出信号、出力電流検出信号だけでもよい。出力電圧検出信号は含まず、位置検出信号、速度検出信号、出力電流検出信号だけでも、主制御回路および監視用制御回路による制御は可能である。
従来の電動機の駆動システムを示す構成図である。 本発明に係る電動機の駆動システムの最良の形態を示すシステム構成図である。 主制御回路系の動作を説明するブロック線図である。 主制御回路系の動作を説明するブロック線図である。 監視用制御回路系の動作を説明するブロック線図である。 異常検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,21−1,21−2 駆動制御装置
2−1,2−2 電力変換器
3 主制御回路
4 監視用制御回路
5 2回路巻線電動機
6 ゲート信号切換器
7−1,7−2 ゲート信号開閉器
8,9 位置・速度検出器
10 減速機
11 負荷
12−1,12−2 障害検出回路
15−1,15−2 巻線
22 電動機
23 切換器

Claims (8)

  1. 2回路巻線電動機と、前記2回路巻線電動機の2巻線にそれぞれ接続された自系および他系の電力変換器と、前記2回路巻線電動機の位置検出信号および速度検出信号と前記自系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する主制御回路と、前記他系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する監視用制御回路とを備え、
    前記主制御回路と前記監視用制御回路とは、前記各検出信号を互いに高速通信し、前記監視用制御回路は、負荷/機械を含むシステム全体のモデリングを行い、前記主制御回路は、主制御回路に入力される検出信号と、前記監視用制御回路から高速通信で転送される検出信号とを比較し、前記自系および他系の電力変換器に制御信号を出力して前記2回路巻線電動機の制御を行う電動機の駆動システムであって、
    前記監視用制御回路は、前記主制御回路の制御状態と常に比較を行い、制御状態の相違を検知した際は、アラーム表示もしくは電動機の停止動作を行うことを特徴とする電動機の駆動システム。
  2. 2回路巻線電動機と、前記2回路巻線電動機の2巻線にそれぞれ接続された自系および他系の電力変換器と、前記2回路巻線電動機の位置検出信号および速度検出信号と前記自系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する主制御回路と、前記他系の電力変換器の出力電流検出信号を入力する監視用制御回路とを備え、
    前記主制御回路と前記監視用制御回路とは、前記各検出信号を互いに高速通信し、前記監視用制御回路は、前記自系および他系の電力変換器に制御信号を出力する機能を有するとともに、負荷/機械を含むシステム全体のモデリングを行い、前記主制御回路は、主制御回路に入力される検出信号と、前記監視用制御回路から高速通信で転送される検出信号とを比較し、前記自系および他系の電力変換器に制御信号を出力して前記2回路巻線電動機の制御を行う電動機の駆動システムであって、
    前記監視用制御回路は、前記主制御回路の制御状態を常に監視し、前記主制御回路の障害を検知した際は、前記自系および他系の電力変換器に出力される制御信号を、監視用制御回路から出力される制御信号に切り換えることを特徴とする電動機の駆動システム。
  3. 前記主制御回路は、主制御回路に入力される各検出信号と、前記監視用制御回路から高速通信で転送される各検出信号とをそれぞれ比較し、比較した結果、各検出信号間に相違があれば検出信号に障害があると判断し、障害がある検出信号を不使用として、正常な検出信号のみで制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電動機の駆動システム。
  4. 前記主制御回路は、前記2回路巻線電動機の2巻線のいずれかの巻線に障害を検知した際は、障害を検知しない巻線に対応する前記電力変換器のみに制御信号を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動機の駆動システム。
  5. 前記主制御回路は、前記自系の電力変換器または他系の電力変換器のいずれかの電力変換器に障害を検知した際は、正常な電力変換器のみに制御信号を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電動機の駆動システム。
  6. 前記監視用制御回路に入力される検出信号に、前記2回路巻線電動機に連結された負荷の位置検出信号および速度検出信号を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動機の駆動システム。
  7. 前記主制御回路に入力される検出信号に、前記自系の電力変換器の出力電圧検出信号を含み、前記監視用制御回路に入力される検出信号に、前記他系の電力変換器の出力電圧検出信号を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動機の駆動システム。
  8. 前記主制御回路に入力される検出信号に、前記自系の電力変換器の出力電圧検出信号を含み、前記監視用制御回路に入力される検出信号に、前記他系の電力変換器の出力電圧検出信号および前記2回路巻線電動機に連結された負荷の位置検出信号および速度検出信号を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動機の駆動システム。
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