JP3856287B2 - 電解液漏れ遅延自動車用バッテリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用バッテリに関し、特に電解液漏れを遅延することができる自動車用バッテリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に用いるために、自由に動く電解液を有するバッテリは、主に、製造の容易性と低価格とによって当業界では今でも優位な立場を維持している。更に、液充満型バッテリは、液不足型バッテリに比べてある技術的な利点を有することが知られているが、この液充満型バッテリの限度は、内部圧力の確立によって、処理中、移送中及び充電中に、液漏れの固有の怖れがあることにある。その結果、少数の自動車用バッテリは、相当の価格を犠牲にして吸水性ガラスマット(AGM)型セパレータと組み合わされた弁制御型の電解液洩れ防止バッテリに変換されている。
【0003】
上記の事情から、特に、自動車の用途に最適な自由に動くことができる電解液を収納した低価格で漏れ遅延/抵抗型のバッテリを開発する強い需要があることは明らかである。
【0004】
今まで、バッテリカバーの特別設計を利用して電解液が自由に動く漏れ抵抗型バッテリを開発しようとする多くの試みがあった。これに関連して提出された幾つかの特許のうち、その幾つかを、関連する重要性に鑑みて、以下に引用する。
米国特許第5,843,593号 (1998年12月1日発行)
米国特許第5,683,830号 (1997年11月4日発行)
米国特許第5,424,146号 (1995年6月13日発行)
米国特許第5,380,604号 (1995年1月10日発行)
欧州特許第639862 B1号 (1996年9月18日発行)
【0005】
上記に引用した多くの特許では、通常上下の蓋からなる比較的複雑な設計のバッテリカバーを用いることによって漏れ遅延特性が達成される。即ち、バッテリカバーは、熱シール法か超音波法かのいずれかによって主カバーに固定されている第2の部分を備えている。バッテリが斜めに傾いたり、逆さまになったりした場合に、容器からバッテリカバーの2つの部分の間の空間に電解液が流出することがあり、この電解液は、次に、バッテリが直立位置を復帰すると、逆流する。
【0006】
しかし、2つの部分からなるバッテリカバーに基づく設計は、比較的高価であり、また製造段階が一層複雑となり、これは、自動車用バッテリを高価にする欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、製造工程を複雑にすることなく、1つの部分から成る簡単な構造のバッテリカバーを有し、従って安価に製造することができる電解液洩れ遅延型バッテリを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、側部排気装置を備えた多セル構造体(12V)は、バッテリ容器の中間仕切りに相応する位置でバッテリカバーを通る共通の排気通路を遮断することによって2つの独立した室に分けられる。このようにすると、微孔性ガスフィルタを封入した特別の形式の排気通路(排気チューブ)が嵌め込まれた単一の排気口をそれぞれ備えた各3セルバッテリ室が形成される。
【0009】
バッテリがいずれかの方向に傾くと、電解液の自由な流れを阻止する有益なエアロックを生ずるほかに、バッテリが排気通路に沿って短い側に傾くと、上方のセルから下方のセルに電解液が移動するのを最小限にする付加的な利点が生ずる。これは、バッテリカバーの中間の排気通路の遮断によって電解液が上方の3つのセルから下方の3つのセルに電解液が移動するのが阻止されることによる。その結果、所定の期間の傾き後、バッテリが元の直立状態に復帰したときに、カバーを貫通して共通の排気通路を有する通常の側部排気の形態のものと比較すると、電解液のレベル(液位)のセル間の変動を無視できる程度とすることができることが解る。
【0010】
本発明では、微孔性フィルタを含む排気キャップは、電解液が周壁の螺旋通路に沿って垂直方向に上昇して移動し、次いで微孔性ガスフィルタと接触する前に中央位置に下降せしめられるように設計されている。この構造は、バッテリが種々の方向に傾いたときに電解液の流れに大きな抵抗を示す。
【0011】
本発明の他の顕著な特徴は、別個の熱シール法や超音波シール法を必要とすることなく、排気キャップ組み立て体を容易に押し込んで取り付けて側部排気通路内にロックすることができることである。
【0012】
更に、本発明では、プラスチックアロイから作られ、撥水特性を示すように化学的に処理された微粒子(約70ミクロン)微孔性ガスフィルタが用いられる。これは、排気孔を通って電解液が漏れるのに大きな抵抗を示す。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明による電解液洩れ遅延型自動車用バッテリは、図1乃至図6に示されており、図示の実施の形態では、このバッテリ10は、図6に示すように、6つのセルC1乃至C6が設けられたハウジング12を有する。
【0014】
バッテリカバー14は、その下面がセルC1乃至C6の上面と同じ高さ位置となるように、ハウジング12に嵌合し、熱シールされて取り付けられている。バッテリ端子T1及びT2は、これらのセルC1乃至C6に接続されている。
【0015】
バッテリカバー14は、図6から解るように、2つのカバー仕切室14P及び14P’に分割され、仕切室14Pは、セルC1乃至C3を覆い、仕切室14P’は、セルC4乃至C6を覆っている。
【0016】
バッテリカバー14の仕切室14Pでは、側部排気通路16がセルC1乃至C3の上方の空間を相互に接続している。同様にして、仕切室14P’では、側部排気通路16’がセルC4乃至C6の上方の空間を相互に接続している。
【0017】
各セルC1乃至C6は、それぞれ液口栓18を備え、各液口栓18は、図5に示すように、バッテリカバー14内を延びバッテリカバー14の頂面と同じ高さ位置にある。図5から解るように、この液口栓18は、バッテリカバー14を貫通して相応するセルC6内に入り込み、このセルC6内に収納された電解液が漏出することがないように、Oリング20によってバッテリカバー14に嵌め込まれている。他のセルに相応する液口栓18も同様にしてバッテリカバー14に嵌め込まれている。この液口栓18は、電解液注入後、閉じられる。
【0018】
バッテリカバー14には、液口栓18を経由してガスを排気するようにセルを跨いでバッテリの長い方の側部に平行に設けられた側部排気通路16、16’が設けられており、セルからのガスは、液口栓18を介してこれらの排気通路16、16’に到達するようになっている。
【0019】
図示の実施の形態では、バッテリカバー14は、その中間で、その側部排気通路16、16’を遮断する中央遮断手段22を有する。この中央遮断手段22は、図6のX部分を拡大して示した図7に詳細に示されている。この中央遮断手段22は、バッテリカバー14に着座されたブロック体24から成っている。このブロック体24は、側部排気通路16の一端が入り込む孔26と側部排気通路16’の一端が入り込む孔26’とを有する。これらの2つの孔26及び26’は、ブロック体24の仕切壁28によって相互に隔離されている。ブロック体24は、Oリング20によってバッテリカバー14に嵌め込まれている。従って、排気通路16及び16’は、この仕切壁28によって相互に隔離されている。
【0020】
各側部排気通路16、16’の他端には排気キャップ組立体32、32’が押し込まれている。1つの排気キャップ組立体32が図6のY部分を拡大して示した図8に詳細に示されている。各側部排気通路16,16’の他端にはバッテリカバー14の側部でこれらの排気キャップ組立体32、32’が押し込まれる円筒孔34H、34’Hが設けられている。
【0021】
図9乃至図11は、排気キャップ組立体32、32’を一層詳細に示している。排気キャップ組立体32、32’は、側部排気通路16、16’の他端に嵌め込まれた排気キャップ36から成っている。この排気キャップ36は、側部排気通路16、16’に連通するように排気キャップ36の軸線方向に延びるように設けられた排気孔38と、この排気孔38の奥から排気キャップ36の径方向に上向きに延びて排気孔38を排気キャップ36の外周に連通する第1の垂直孔40と、この垂直孔40の上端から排気キャップ36の外端側に向けて排気キャップ36の外周に沿って設けられた螺旋通路42と、この螺旋通路42の下流端で第1の垂直孔40と逆の径方向の下向きに延びる第2の垂直孔44とを有する。
【0022】
図9及び図11から解るように、この排気孔38、第1の垂直孔40、螺旋通路42及び第2の垂直孔44は、排気キャップ36の内側半部36H1に設けられ、排気キャップ36の外側半部36H2には、図11に詳細に示すように、内側開口48を介して第2の垂直孔44に連通し、排気キャップ36の外側端部が外気に開口するフィルタ充填室46を有する。
【0023】
撥水性微孔質ガスフィルタ50は、このフィルタ充填室46に嵌め込まれて充填されており、中央孔52aを有するフィルタカバー52が外側開口48’を閉じるように嵌め込まれている。撥水性微孔質ガスフィルタ50は、プラスチックアロイから作られ、撥水特性を示すように化学的に処理された微粒子(約70ミクロン)から成っている。
【0024】
バッテリ10のいずれかのセルによってガスが排気される際に、ガスは、中央遮断手段22によって一方の仕切室14Pから他方の仕切室14P’に逃げることができない。ガスは、それぞれの側部排気通路16、16’の他端を経て排気孔38に逃れさせられる。次いで、このガスは、図9に矢印で示すように、第1の垂直孔40を経て螺旋通路42に沿って移動し、第2の垂直孔44に入る。その後、ガスは、フィルタ50によって濾過され、フィルタカバー52の孔52aを経て大気に排気される。この構造によって、電解液とフィルタとの直接の接触が防止される。
【0025】
本発明のバッテリにおいて、図7に示された中央遮断手段22は、電解液のセル間の動きを少なくして液洩れに抵抗することができ、また図9乃至図10に示される螺旋通路を有する排気キャップ36も液洩れに抵抗することができるが、図6に示すように、中央遮断手段22と図9乃至図10の排気キャップ36とを併用すると、液洩れを一層有効に達成することができる。
【0026】
本発明のバッテリは、前面で90°回転し又は180°回転して逆さになると、液洩れに高度に抵抗する。12時間の試験時間中、上記の傾き位置で液洩れが観察されなかった。
【0027】
従来技術の側部排気型バッテリは、排気通路の方向にバッテリの短い側に沿って90°回転すると、液洩れする傾向がある。排気通路の中央遮断手段22の効能が表れるのはこの方向である。中央遮断手段22がないと、空気は、排気通路を自由に移動し、その結果、排気通路の方向に90°傾くと、側部排気通路から酸が連続的に漏れるが、本発明による排気通路の中央遮断手段22があると、バッテリが排気通路16、16’に沿って90°傾いたときに、電解液の洩れを大きく減少するエアロックが有効に形成される。
【0028】
バッテリが傾いたときに、電解液が自由に流動するのを防止するエアロックを形成するほかに、中央ブロックは、一方の組のセルから他方の組のセルに電解液が移動するのを防止することによって、バッテリが傾いたときに、電解液のセル間の変動を少なくする。
【0029】
排気キャップ組立体32、32’は、バッテリが異なった方向に傾いたときに、電解液の流れに大きな抵抗を示す。更に、排気キャップ36は、側部排気通路16、16’に容易に嵌め込むことができ、従って別個の熱シールや超音波シールを避けることができる。
【0030】
排気通路の中央遮断構造の効果は、図12及び図13から想見することができる。図12に示すように、従来の側部排気型バッテリ(排気通路に中央遮断構造を有しないバッテリ)は、排気通路に方向に短い側に沿って傾いている間、電解液が上方セルから下方セルに連続的に移動しており、その結果、電解液が上方セルから下方セルに顕著に移動する。更に、排気キャップ組立体32、32’は、バッテリのほぼ全長に相応する流体圧力を受け、その結果、バッテリは、側部排気開口を通して連続的に漏れを一層生じ易い。
【0031】
一方、図13に示すように、バッテリカバー14の排気通路の中央遮断構造を有すると、そのブロック体24によって電解液が上方の3つのセル、例えば、セルC1が下向きになるように傾くと、中央遮断構造のブロック体24によって電解液が上方のセルC4乃至C6から下方のセルC1乃至C3に移送するのが阻止される。更に重要なことは、排気キャップ組立体32、32’にかかる流体圧力は、半分以下に減少され、それとともに撥水材を含む特別設計の排気キャップ36を用いると、微粒子微孔性フィルタ50は、側部排気通路16、16’から電解液の漏れを有効に遅延させることができる。
【0032】
上記したように、排気通路の中央遮断構造は、排気通路の方向に短い側部に沿った90度の長期の傾き後に、電解液がセル間でのレベル(液位)の変化を大きく減少する。従来の側部排気型バッテリで短い側での2時間の90度の傾き後の電解液レベルの変化は大きいが、本発明による新規の漏れ遅延バッテリでは、同じ90度の2時間の傾き後の安定状態での電解液のレベルの変化は無視できる程度に過ぎなかった。
【0033】
図14は、排気通路に沿って90°傾いたときの傾斜テストの比較分析を示すが、その比較分析は、本発明の排気キャップを備えたバッテリと従来の側部排気バッテリとの電解液の漏洩の分析結果と、エアブロックを形成し、従って酸洩れをほとんど無視できる程度まで実質的に遅らせる排気通路の中央遮断手段の効能とを示す。図14において、△印は、従来の側部排気型バッテリの電解液洩れ特性、□印は、本発明の新規な排気キャップを有する側部排気型バッテリの電解液洩れ特性を示し、また◇印は、本発明の新規な排気キャップと共通の排気通路に設けられた中央遮断手段とを有する本発明による電解液洩れ遅延型バッテリの電解液洩れ特性を示す。
【0034】
図14から解るように、図9乃至図11に示す構造の排気キャップ組立体32、32’を用いると、この組立体を用いない場合に比べて、液洩れが小さく、また、中央遮断手段22を用いると、電解液の洩れ量は一層減少する。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、上記のように、バッテリカバーの排気通路に螺旋通路を含む排気キャップ組立体や排気通路の途中を遮断して電解液が相互に移動することができない中央遮断手段によって電解液の洩れに大きな抵抗を示すことができ、従って大きな振動を受けて傾く傾向がある自動車用バッテリの液洩れ防止に好適である。
【0036】
特に、螺旋通路を含む排気キャップ組立体と排気通路の中央遮断構造とを併用すると、電解液の洩れ抵抗は一層向上し、バッテリが長時間に渡って傾いても液洩れを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるバッテリの正面図である。
【図2】 図1のバッテリの上面図である。
【図3】 図1のバッテリの背面図である。
【図4】 図1のバッテリの側面図である。
【図5】 図2のV−V線拡大断面図である。
【図6】 図2のVI−VI線断面図である。
【図7】 本発明に用いられるバッテリカバーの中央遮断手段の拡大断面図である。
【図8】 本発明に用いられる排気キャップ組立体がバッテリカバーに取り付けられた状態の拡大断面図である。
【図9】 図8の排気キャップ組立体の排気キャップの拡大斜視図である。
【図10】 図8の排気キャップ組立体の排気キャップの拡大正面図である。
【図11】 図10のXI−XI線断面図である。
【図12】 図8の排気キャップ組立体を用いたが、中央遮断手段を有しないバッテリの90°傾いた時の電解液の動きを示す水平断面図である。
【図13】 図8の排気キャップ組立体と中央遮断手段との両方を備えたバッテリの90°傾いた時の電解液の動きを示す水平断面図である。
【図14】 バッテリを排気通路に沿って90度傾けたときの試験比較分析結果を示す線図である。
【符号の説明】
10 バッテリ
12 ハウジング
C1乃至C6 6つのセル
T1及びT2 バッテリ端子
14 バッテリカバー
14P及び14P’ 2つのカバー仕切室
16及び16’ 側部排気通路
18 液口栓
20 Oリング
22 中央遮断手段
24 ブロック体
26及び26’ ブロック体24の両端孔
28 仕切壁
32、32’ 排気キャップ組立体
34H、34’H 円筒孔
36 排気キャップ
36H1及び36H2 排気キャップの各半部
38 排気孔
40 第1の垂直孔
42 螺旋通路
44 第2の垂直孔
46 フィルタ充填室
48 排気キャップ36の内側開口
48’ 排気キャップ36の外側開口
50 撥水性微孔質ガスフィルタ
52 フィルタカバー
52a フィルタカバー52の中央孔
Claims (9)
- 複数のセルを収納したハウジングと、前記複数のセルに跨ってその上方で前記ハウジングに液密に固定されたバッテリカバーと、前記バッテリカバーに取り付けられ前記セルに接続された1対の端子とから成り、前記バッテリカバーは、セル相互を連通する排気通路の端部に液密に設けられた排気キャップ組立体を有し、また前記バッテリカバーは、各セルに対応して嵌め込まれた液口栓を有する自動車用バッテリにおいて、前記排気キャップ組立体は、前記排気通路の端部に連通する螺旋通路を外周面に有する排気キャップから成り、前記排気キャップは、前記螺旋通路の下流端に連通してガスを濾過する撥水性ガスフィルタを内蔵していることを特徴とする電解液漏れ遅延自動車用バッテリ。
- 複数のセルを収納したハウジングと、前記セルの上方を横たわって前記ハウジングに嵌着し熱シールされたバッテリカバーと、前記バッテリカバーに取り付けられ前記セルに接続された1対の端子とから成り、前記バッテリカバーは、各セルに相応して嵌め込まれた液口栓を有する自動車用バッテリにおいて、前記バッテリカバーは、ブロックによってそれぞれ1組のセルの上を横たわる2つの仕切室に分割され、各組毎にセルが相互に連通するように、各組のセルの上を横たわるバッテリカバーの排気孔が排気通路によって接続され、前記排気通路は、前記2つの仕切室を隔離するように、それぞれの端部で前記ブロックに接続され、また各排気通路の他端には排気ガスを逃す排気キャップ組立体が設けられていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項2に記載の自動車用バッテリであって、前記ブロックは、前記2つの排気通路を隔離する追加の分離壁を有し、前記液口栓のまわりには前記バッテリカバー内で前記ブロックをシールするシール用リングが設けられていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項2又は3に記載の自動車用バッテリであって、前記排気キャップ組立体は、前記排気通路の前記他端に嵌め込まれた排気キャップから成り、前記排気キャップには排気ガスを逃すのを許すためにガスフィルターが嵌め込まれていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項4に記載の自動車用バッテリであって、前記排気キャップは、前記排気通路の前記他端に連通する排気孔と、前記排気孔から前記排気キャップの外周まで上向きに延びる第1の垂直孔と、前記排気キャップの外周に設けられ、一端が前記第1の垂直孔に接続され、他端が下向きに延びる第2の垂直孔に接続された螺旋通路とを有し、前記第2の垂直孔は、前記ガスフィルターに連通するように前記排気キャップの中央まで延びていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項4又は5に記載の自動車用バッテリであって、前記ガスフィルターは、撥水性を有する微孔質ガスフィルタであることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項6に記載の自動車用バッテリであって、前記微孔質ガスフィルタは、約70ミクロンの粒子寸法を有することを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項4乃至7のいずれかに記載の自動車用バッテリであって、前記ガスフィルターは、排気ガスを逃す孔を有するフィルターカバーによって覆われていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
- 請求項2乃至8のいずれかに記載の自動車用バッテリであって、各液口栓は、Oリングシールによって前記バッテリカバーに嵌め込まれていることを特徴とする電解液洩れ遅延自動車用バッテリ。
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