JP3855926B2 - Antenna cooling device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェーズドアレイアンテナを収容した筐体内に取り込む外気(冷却空気)の温度をフェーズドアレイアンテナ自身の排熱により調整し、筐体内が結露することを防止するアンテナ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空中線の結露を防止する従来の装置は、レドーム内に配設された湿度センサの検出した湿度が、予め定められた基準値を超えるとペルチェ冷却素子を動作させる。このペルチェ冷却素子にレドーム内の空気中に含まれる水分が結露することにより、レドーム内の空中線に結露することが防止される。なお、ペルチェ冷却素子に結露した水滴は一旦受け皿に集められた後、排水路によりレドーム外部に排水される(特開平8−274519号公報参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−274519号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアンテナ装置は、レドーム内部の結露を防ぐための発熱装置や空調装置を設ける必要があった。これらの発熱装置や空調装置を動作させるための電源も必要であった。さらに、レドーム内部のモジュールに耐湿処理を施す必要があり、加工工数が増えるという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、外部電力を用いて動作する発熱装置や空気調和機を用いずに、アンテナモジュール自体の排熱を利用して、アンテナモジュール冷却用の空気を調和することにより機器の結露や着氷を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、筐体に接続して筐体内部の加熱空気を排気する排気ダクトと、筐体に接続して筐体内部に冷却空気を取り込む吸気ダクトと、前記排気ダクトおよび前記吸気ダクトに接続して前記加熱空気を前記吸気ダクトに供給するバイパスダクトと、筐体内に取り込まれる冷却空気の温度を検出して温度情報を出力する温度検出器と、筐体内部に設けられ筐体内部の温度を検出する第1の温度センサと、筐体外部に設けられ筐体外部の温度を検出する第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度との温度差が筐体内部に結露を生じさせない許容範囲より大きくなった場合に、加熱空気を冷却空気に混合するとともに温度検出器からの温度情報に基づいて冷却空気への加熱空気の混合量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたものである。
また、この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、アンテナモジュールごとに対応するように筐体に設けられた複数の吹き出し口と、筐体内部の加熱空気を排気するように一端が筐体に接続するとともに吹き出し口に加熱空気を供給するように他端が吹き出し口に接続した排気ダクトと、吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が吹き出し口に接続した吸気ダクトと、アンテナモジュールの温度を検出するアンテナモジュール温度検出器と、アンテナモジュールの温度に基づいて吹き出し口から供給する加熱空気および冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたものである。
さらに、この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、アンテナモジュールごとに対応するように筐体に設けられた複数の吹き出し口と、筐体内部の加熱空気を排気するように一端が筐体に接続するとともに吹き出し口に加熱空気を供給するように他端が吹き出し口に接続した排気ダクトと、吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が吹き出し口に接続した吸気ダクトと、アンテナ制御部のビーム走査の制御信号を分析して筐体内のアンテナモジュールの温度を検出するとともに、アンテナモジュールの温度に基づいて吹き出し口から供給する加熱空気および冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1を参照しながら説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係るアンテナ冷却装置の構成を示す斜視図である。以下、構成について説明する。アレイアンテナ筐体1の内部にはアンテナモジュール2が収納されている。図1にはアンテナモジュール2が1つしか図示されていないが、通常は複数のアンテナモジュール2が収納されている。アンテナ筐体1には、アンテナ筐体1内部に冷却空気を取り込む吸気ダクト3が接続されている。また、アンテナ筐体1には、アンテナモジュール2の発する熱により加熱されたアンテナ筐体1内部の空気(加熱空気)を外部に排気するための排気ダクト4が接続されている。
【0008】
排気ダクト4の端部にはブロア5が設けられている。このブロア5がアンテナ筐体1内部に冷却空気を吸気するとともに、アンテナ筐体1内部の加熱空気を排気する。筐体内部に供給する冷却空気の温度を検出する温度検出器6が吸気ダクト3とアンテナ筐体1の境目に設けられている。ブロア5の一端部には排気ダクト4が接続されており、他端部にはさらに冷却空気温度調整装置である制御弁ユニット11が設けられる。この制御弁ユニット11と吸気ダクト3間にはバイパスダクト12が設けられている。制御弁ユニット11はブロア5により排気された加熱空気のうち一部を外部に排気し、残りの加熱空気を吸気ダクト3に供給する。この制御弁ユニット11は外部に排気する空気量とバイパスダクト12を介して吸気ダクト3に供給する空気量を制御することにより、冷却空気の温度を調整する。
【0009】
図2は、素子アンテナへの給電線路の途中に移相器を挿入し、各素子アンテナの励振位相を変化させることによりビーム走査(位相走査)を行うフェーズドアレイアンテナ装置の一般的な構成を示す説明図である。図2に示すように、電波放射面には素子アンテナ32がマトリクス状に配列されている。これらの素子アンテナ32にはそれぞれ可変移相器33が接続されている。そして、可変移相器33は、可変移相器33を介して送信信号の分配及び合成を行う分配・合成回路34に接続されている。分配・合成回路34は送受信信号の送受信処理を行う送受信部36に接続されている。一方、可変移相器33は電波放射面から放射されるビームの方向を制御するアンテナ制御部35に接続されている。アンテナ制御部35は、例えば、ビームを指向させるべき方向のデータに基づいて、各可変移相器33が設定するべき移相量を設定する設定位相信号を算出するとともに、各可変移相器33に出力する。
【0010】
素子アンテナ32は、ビーム走査を制御するアンテナ制御部35、送受信部36のような送受信制御モジュール、図示されない電源モジュールと接続される。これらのように、素子アンテナ32を励振させる装置であるアンテナモジュールが熱源となり、筐体内部の温度を上昇させる。アンテナ制御部35からの制御によりフェーズドアレイアンテナが稼動し、ビーム走査が開始されると筐体内部の温度はおよそ50-70℃程度まで上昇する。内部温度が50-70℃に達した筐体内部に外気をそのまま導入すると、外気温によっては筐体内部に結露を発生せしめるという問題がある。
【0011】
次に動作について説明する。ブロア5が動作すると、吸気ダクト3を介して冷却空気がアンテナ筐体1内部に吸気される。アンテナ筐体1内部に吸気された冷却空気はアンテナモジュール2の排熱により加熱されて温度が上昇する。アンテナ筐体1内部において加熱された加熱空気は排気ダクト4を介して外部に排気される。制御弁ユニット11は、筐体1内部と外部の温度差が許容範囲にあるときには、筐体内部の加熱空気を筐体外部の冷却空気に混合せず、そのまま筐体1外部に排気する。つまり、筐体1内部と外部の温度差が許容範囲にあるときには、筐体内部には筐体外部の空気がそのまま冷却空気として取り込まれる。
【0012】
なお、制御弁ユニット11は、図示しない筐体1内部に設けられた温度センサと筐体1外部に設けられた温度センサにより筐体1内部と外部の温度を認識している。あるいは、筐体1内部の温度の検出については、アンテナ制御部35から出力される制御情報に基づいてアレイアンテナの稼動状況を認識することで筐体1内部の温度を推測しても良い。
【0013】
一方、筐体1内部と外部の温度差が許容範囲を超えて大きくなった状況下で、筐体1外部の空気をそのまま筐体1内部に吸気すると、筐体1内部に結露が生じる。そこで、結露を防止すべく、制御弁ユニット11は加熱空気をバイパスダクト12を介して冷却空気に混合する。この時、冷却空気の温度を検知して温度情報を制御弁ユニット11に出力する温度検出器6からの出力に応じて、制御弁ユニット11は、冷却空気筐体1内部に結露を発生させないのに充分な温度になるように、冷却空気に混合する加熱空気の量を制御する。このように、アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を冷却空気に混合することにより、アンテナ筐体1に吸気される冷却空気の温度を上昇させているので、アンテナ筐体1内部と外部の温度差が大きい環境下においても、アンテナ筐体1内部に結露が発生することを防止できる。
【0014】
アンテナ筐体1内部の結露は、アンテナ筐体1の内部と外部の温度差が大きい環境下において、比較的高温なアンテナ筐体1の内部に著しく低温な冷却空気がそのまま供給されることにより発生する。このような問題を解消するべく、例えば、図3に示すような一般的なアンテナ冷却装置は、冷却空気を加熱する専用の発熱装置7を設け、アンテナ筐体1内部と外部の温度差が著しく大きくなった場合に、アンテナ筐体1に供給される冷却空気を適当な温度まで加熱することで、アンテナ筐体1内部に結露が生じることを防止していた。また、切替スイッチ8により制御される、吸気ダクト3および排気ダクト4に設けられたシート状発熱装置9、10が配管を加熱することで配管の凍結を防止していた。
【0015】
図1に示す本願発明に係るアンテナ冷却装置は、アンテナモジュール2の排熱により加熱された加熱空気を冷却空気に混合することで、冷却空気の温度を上げているので、図3に示すアンテナ冷却装置に設けられている、冷却空気加熱用の発熱装置7は不要である。したがって、本願発明にかかるアンテナ冷却装置は図3に示すアンテナ冷却装置に対して発熱装置7を設ける費用を削減でき、かつ、発熱装置7を動作させる電力も不要であるので省電力化を実現できる。
【0016】
実施の形態2.
上記実施の形態1に係る発明は、アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を冷却空気に混合することで、アンテナ筐体1に供給される冷却空気の温度を上げていた。以下説明する実施の形態2に係る発明は、(1)アンテナモジュール近傍に設けられた温度検出器からの温度情報、(2)アンテナ制御部からのビーム制御信号を用いてアンテナ筐体1内部に発熱分布が発生したことを検出し、冷却空気の温度をアンテナモジュールごとに調整するものである。
【0017】
フェーズドアレイアンテナは、直線状、平面状、あるいは曲面状に配列された複数個の素子アンテナの全部あるいは一部を励振して所要の放射指向性を得るアンテナである。したがって、形成すべきビーム走査のパターンによっては、一部の素子アンテナが頻繁に励振されることになり、その素子アンテナの制御モジュール、電源モジュールが過熱する。また、アレイアンテナが稼動されると、電波放射面にマトリクス状に配列された複数の素子アンテナ間に相互結合が発生し、ビーム走査により各素子アンテナの結合量が変化するという性質がある。各素子アンテナの結合量が変化すると、相互結合の電力の一部が熱に変換されるため、アレイアンテナの熱分布も変化する。つまり、マトリクス状に配列された複数の素子アンテナのうち、一部の素子アンテナのアンテナモジュールが加熱される。この様に、フェーズドアレイアンテナがビーム走査を行うことにより熱分布が生じる。
【0018】
以下、この発明の実施の形態2を図4を参照しながら説明する。図4はこの発明の実施の形態2に係るアンテナ冷却装置の構成を示す断面図である。図4において、アンテナ筐体1内部には複数のアンテナモジュール2、アンテナモジュール27が設けられている。このアンテナモジュール2、27はアンテナ制御部35からの制御信号により所要のビームパタンを形成するように動作する。アンテナモジュール2、27がビーム走査を行うことにより発生する熱は、アンテナモジュール2、27の近傍に配設されたアンテナモジュール温度検出器37により検出される。アンテナモジュール温度検出器37は検出した温度情報を冷却空気温度調整装置38に出力する。アンテナモジュール2、27に対応した冷却空気の吹き出し口を有する吸気ダクト3がアンテナ筐体1に接続されている。さらに、排気ダクト4がバルブ26、28を介して吸気ダクト3と接続されている。このバルブ26、28は冷却空気温度調整装置38からの制御信号に基づいて、吸気ダクト3の冷却空気に混合する排気ダクト4の加熱空気の量を調整する。
【0019】
次に動作について説明する。アンテナモジュール2は発熱量が比較的小さく、アンテナモジュール27は発熱量が大きい場合には、アンテナ筐体1内部に発熱分布が生じるため、例えば、発熱量が小さいアンテナモジュール2の近傍で結露が発生しないにもかかわらず、発熱量が大きいアンテナモジュール27の近傍で結露が発生する可能性がある。発熱量の異なるアンテナモジュールそれぞれに対して結露が発生するのを防止するためには、筐体内の発熱分布が不均一になったことを検出するとともに、各アンテナモジュールの発熱量を考慮して冷却空気の温度を調整する必要がある。
【0020】
図4に示すアンテナ冷却装置は、冷却空気温度調整装置38が、アンテナモジュール温度検出器37からの温度情報に基づいて、各アンテナモジュール2、27の温度と各アンテナモジュールを冷却する冷却空気の温度が結露を生じない程度の温度差になるように、加熱空気を吸気ダクト3の冷却空気に混合して、アンテナ筐体1内部に供給される冷却空気の温度を調整している。発熱量の小さなアンテナモジュール2に供給する冷却空気は、その温度が低くなっても筐体内に結露を発生させる可能性は少ないので、冷却空気温度調整装置38は、冷却空気に混合する加熱空気の量を絞るようにバルブ26を調整する。一方、発熱量の大きなアンテナモジュール27に供給する冷却空気は、その温度を高めておかなければ結露を発生させる可能性が高いので、冷却空気温度調整装置38は、冷却空気に混合する加熱空気の量を増やすようにバルブ28を調整する。
【0021】
また、冷却空気温度調整装置38は、アンテナ制御部35からの制御信号を分析することでも筐体1内部の発熱分布が不均一になったことを検出できる。アンテナ制御部35は各アンテナモジュール2、27を制御することで所望のビームパタンを形成するが、アンテナ制御部35から出力される制御信号を分析することで、過熱したアンテナモジュールを推測することが可能である。冷却空気温度調整装置38は、過熱したアンテナモジュール、例えば、アンテナモジュール27に供給する冷却空気は、その温度を高めるために、冷却空気に混合する加熱空気の量を増やすようにバルブ28を調整する。発熱量の小さなアンテナモジュール2に対しては、その温度が低くても問題ないため、冷却空気に混合する加熱空気の量を絞るようにバルブ26を調整する。
【0022】
上記説明によるアンテナ冷却装置によると、発熱量の異なるアンテナモジュールそれぞれに対して結露が生じないように、冷却空気に混合する加熱空気の量を調整するバルブを設け、発熱量の異なるアンテナモジュールに供給する冷却空気の温度を調整しているので、発熱量の異なる複数のアンテナモジュールにより、アンテナ筐体1内部に発熱分布にむらがある場合でも、吸気した冷却空気により結露が発生することを防止することができる。
【0023】
なお、上記説明においては、バルブ26、28を排気ダクト4に設け、吸気ダクト3の冷却空気に混合する加熱空気の量を制御していた。しかし、バルブ26、28を吸気ダクト3に設け、排気ダクト4の加熱空気に混合する冷却空気の量を制御するようにしてもよい。
【0024】
実施の形態3.
上記実施の形態2に係る発明は、バルブ26、28を排気ダクト4に設け、吸気ダクト3の冷却空気に混合する加熱空気の量を制御することで、発熱量の異なる複数のアンテナモジュールを有するアンテナ筐体に結露が生じることを防止していた。以下説明する実施の形態3に係る発明は、バルブの代わりに吸気ダクトに形成された穴の大きさを変えることにより、冷却空気に混合する加熱空気の量を制御するものである。なお、発熱分布の不均一が発生したことは、実施の形態2に係る発明と同様の方法、(1)アンテナモジュール近傍に設けられた温度検出器からの温度情報、または(2)アンテナ制御部からのビーム制御信号を用いて検出する。
【0025】
以下、この発明の実施の形態3を図5を参照しながら説明する。図5はこの発明の実施の形態3に係るアンテナ冷却装置の構成を示す断面図である。図5において、ブロア5により排気された加熱空気をアンテナ筐体1の背面に導く分散ダクト29が排気ダクト4に接続されている。この分散ダクト29にはさらに吸気ダクト3が接続されている。吸気ダクト3には、分散ダクト29とアンテナ筐体1を連通するモジュール冷却穴30、31が形成されている。分散ダクト29によりアンテナ筐体1の背面に導かれた加熱空気は、このモジュール冷却穴30、31を経て吸気ダクト3において冷却空気と混合された後、アンテナ筐体1内部に供給されてアンテナモジュール2、27を冷却する。
【0026】
発熱量の異なる各アンテナモジュールの冷却に適した冷却空気を供給するため、各アンテナモジュールの温度と各アンテナモジュールを冷却する冷却空気の温度が結露を生じない程度の温度差になるように、加熱空気を吸気ダクト3の冷却空気に混合して、アンテナ筐体1内部に供給される冷却空気の温度を調整するのは、上記実施の形態2にて説明したアンテナ冷却装置と同様である。しかし、図4に示すアンテナ冷却装置は、バルブの代わりにモジュール冷却穴30、31の大きさを変えることにより、各アンテナモジュールに対して供給する冷却空気に混合する加熱空気の量を制御して冷却空気の温度を調整している。穴の大きさや径が可変のモジュール冷却穴30、31の具体的な構成としては、例えば、シャッターを用いることが考えられる。
【0027】
このように、上記説明によるアンテナ冷却装置によると、発熱量の異なるアンテナモジュールそれぞれに対して結露が生じないように、モジュール冷却穴の大きさを変えることにより、冷却空気に混合する加熱空気の量を調整する。したがって、発熱量の異なる複数のアンテナモジュールにより、アンテナ筐体1内部に発熱分布に不均一がある場合でも、吸気した冷却空気により結露が発生することを防止することができる。
【0028】
実施の形態4.
実施の形態1〜3に係るアンテナ冷却装置は、アンテナ筐体1内部のアンテナモジュールの排熱を利用してアンテナ筐体1の内部における結露の発生を抑制することを目的としていた。以下説明するアンテナ冷却装置は、アンテナ筐体1内部のアンテナモジュールの排熱を利用して吸気ダクトや排気ダクトなどの配管の凍結防止を行うことを目的とするものである。
【0029】
図6は実施の形態4にかかるアンテナ冷却装置の構成を示す断面図である。図6において、アンテナ筐体1には、アンテナ筐体1内部に冷却空気を取り込む吸気ダクト3が接続されている。また、アンテナ筐体1には、アンテナモジュール2の発する熱により加熱されたアンテナ筐体1内部の空気(加熱空気)を外部に排気するための排気ダクト4が接続されている。排気ダクト4の端部にはブロア5が設けられている。このブロア5がアンテナ筐体1内部に冷却空気を吸気するとともに、アンテナ筐体1内部の加熱空気を排気する。加熱空気を所望の箇所に導く分岐ダクト14がブロア5に接続されている。
【0030】
ブロア5が動作すると、アンテナ筐体1内部より、アンテナモジュール2により加熱された加熱空気が排気ダクト4を介して排気されるとともに、アンテナ筐体1の内部に吸気ダクト3を介して冷却空気が吸気される。アンテナ筐体1より排気された加熱空気は分岐ダクト14により所望の配管箇所まで導かれ、図6においては吸気ダクト3および排気ダクト4に吹き付けられる。アンテナモジュール2の排熱によって加熱された加熱空気を配管に吹き付けることで、外気温が著しく低い場合でも、外部配管の凍結を防止することができる。加熱空気はアンテナモジュール2の排熱により加熱されているので、凍結防止用の発熱装置やこれを動作させる電力も不要である。
【0031】
なお、上記説明によるアンテナ冷却装置は、アンテナ筐体1の内部に収納されたアンテナモジュールの排熱により加熱されたのち、アンテナ筐体1の外部に排気された加熱空気を配管に吹き付けることにより、配管の凍結を防止していた。しかし、アンテナモジュールにより加熱された加熱空気を用いてアンテナの電波放射面やアンテナ駆動機構の凍結防止を図ることも可能である。詳細は図7を参照しながら説明する。
【0032】
図7はアンテナとアンテナ駆動機構の構成を示す説明図である。図7において、アンテナ筐体1は、方位角方向にアンテナ筐体1を回転させる回転台15に取り付けられ、方位角固定ピン17により固定されている。そしてこの回転台15上には、仰角方向にアンテナ筐体1を駆動する仰角調整機構16が設けられており、仰角固定ピン18により固定されている。そして、アンテナ筐体1内部に吸気されて、アンテナ筐体1内部のアンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を、仰角調整機構16、方位角固定ピン17、仰角固定ピン18を含むアンテナ駆動部に導く分岐ダクト14がアンテナ筐体1に設けられている。さらに、加熱空気を電波放射面に導くダクト19もまたアンテナ筐体1に設けられている。
【0033】
アンテナ筐体1内部でアンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気は、分岐ダクト14より仰角調整機構16、方位角固定ピン17、仰角固定ピン18を含むアンテナ駆動部に吹き付けられる。また、加熱空気はダクト19より電波放射面に吹き付けられる。このように、アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気をアンテナ駆動部に吹き付けることにより凍結を防止し、厳寒環境においても安定したアンテナの動作が保証される。また、加熱空気が電波放射面に吹き付けられるので、電波放射面に着氷することを防止することが可能となり、厳寒環境において電波特性が劣化することを防止することができる。
【0034】
また、図7に示すアンテナ冷却装置はアンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を利用して、アンテナ駆動部や電波放射面の凍結防止、着氷防止を行っていたが、図8に示すように、加熱空気を利用して減速機20や駆動モータ21の潤滑油を保温し、暖めることで、低温環境下で潤滑油の粘性が増加することを防止してもよい。図8に図示されるように、アンテナ筐体1は回転台15に取り付けられ、減速機20を介して駆動モータ21により方位角方向に回転される。減速機20の内部には潤滑油が充填されている。アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気は、分岐ダクト14により減速機20まで導かれ、減速機20に吹き付けるように外部に排気される。このように、アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を減速機に吹き付けることで、低温環境下でも潤滑油の粘性が増すことを防止でき、駆動モータ、減速機の大型化を抑制することが可能である。また、潤滑油は低温特性に優れたものを採用する必要がないので、潤滑油のコストダウンを実現できる。
【0035】
また、アンテナモジュールの排熱により加熱された加熱空気を利用して、アンテナ筐体内部の結露防止、アンテナ駆動部や電波放射面の凍結、着氷防止、潤滑油の保温を行うほか、居住区の暖房用の熱源として用いることも可能である。図9において、アンテナ筐体1はアレイ局舎22の壁面に設置されている。アレイ局舎22には暖房装置23が設けられ、ダクト24によりアレイ局舎22内に送風されている。アンテナ筐体1内部のアンテナモジュールにより加熱された加熱空気もまた分岐ダクト25によりアレイ局舎22内の各階に送風されて、暖房装置23の補助をする。その結果、暖房装置の規模縮小、使用電力の削減が実現される。
【0036】
【発明の効果】
この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、筐体に接続して筐体内部の加熱空気を排気する排気ダクトと、筐体に接続して筐体内部に冷却空気を取り込む吸気ダクトと、前記排気ダクトおよび前記吸気ダクトに接続して前記加熱空気を前記吸気ダクトに供給するバイパスダクトと、筐体内に取り込まれる冷却空気の温度を検出して温度情報を出力する温度検出器と、筐体内部に設けられ筐体内部の温度を検出する第1の温度センサと、筐体外部に設けられ筐体外部の温度を検出する第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度との温度差が筐体内部に結露を生じさせない許容範囲より大きくなった場合に、加熱空気を冷却空気に混合するとともに温度検出器からの温度情報に基づいて冷却空気への加熱空気の混合量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたので、筐体内部に供給される冷却空気の温度をアンテナモジュールの廃熱を用いて調整することにより、冷却空気の温度と筐体内部の温度との温度差を小さくし、筐体内部に結露が生じることを抑制することが可能になる。
また、この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、アンテナモジュールごとに対応するように筐体に設けられた複数の吹き出し口と、筐体内部の加熱空気を排気するように一端が筐体に接続するとともに吹き出し口に加熱空気を供給するように他端が吹き出し口に接続した排気ダクトと、吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が吹き出し口に接続した吸気ダクトと、アンテナモジュールの温度を検出するアンテナモジュール温度検出器と、アンテナモジュールの温度に基づいて吹き出し口から供給する加熱空気および冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたので、発熱量の異なる複数のアンテナモジュールによりアンテナ筐体内部に発熱分布のむらがある場合でも、吸気した冷却空気により結露が発生することを防止することができる。
さらに、この発明に係るアンテナ冷却装置は、電波放射面にマトリクス状に配列された素子アンテナ、この素子アンテナを励振させるアンテナモジュール、このアンテナモジュールを制御してビーム走査を制御するアンテナ制御部を有するアレイアンテナ装置を収容する筐体と、アンテナモジュールごとに対応するように筐体に設けられた複数の吹き出し口と、筐体内部の加熱空気を排気するように一端が筐体に接続するとともに吹き出し口に加熱空気を供給するように他端が吹き出し口に接続した排気ダクトと、吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が吹き出し口に接続した吸気ダクトと、アンテナ制御部のビーム走査の制御信号を分析して筐体内のアンテナモジュールの温度を検出するとともに、アンテナモジュールの温度に基づいて吹き出し口から供給する加熱空気および冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置とを設けたので、発熱量の異なる複数のアンテナモジュールによりアンテナ筐体内部に発熱分布のむらがある場合でも、吸気した冷却空気により結露が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るアンテナ冷却装置の構造を示す斜視図である。
【図2】 フェーズドアレイアンテナ装置の一般的な構成を示す説明図である。
【図3】 アンテナ冷却装置の一例を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るアンテナ冷却装置の構造を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係るアンテナ冷却装置の構造を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係るアンテナ冷却装置の構造を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係るアンテナ冷却装置の一例を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るアンテナ冷却装置の一例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係るアンテナ冷却装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 アレイアンテナ筐体、2 アンテナモジュール、3 吸気ダクト、
4 排気ダクト、5 ブロア、6 温度検出器、7 発熱装置、
8 切替スイッチ、9 シート状発熱装置、10 シート状発熱装置、
11 制御弁ユニット、12 バイパスダクト、13 分岐ダクト、
14 分岐ダクト、15 回転台、16 仰角調整機構、
17 方位角固定ピン、18 仰角固定ピン、19 ダクト、20 減速機、
21 駆動モータ、22 アレイ局舎、23 暖房装置、24 ダクト、
25 分岐ダクト、26 バルブ、27 モジュール、28 バルブ、
29 分散ダクト、30 モジュール冷却穴、31モジュール冷却穴
32 素子アンテナ、33 可変移相器、34 分配・合成回路、
35 アンテナ制御部、36 送受信部、
37 アンテナモジュール温度検出器、38 冷却空気温度調整装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an antenna cooling apparatus that adjusts the temperature of outside air (cooling air) taken into a housing that houses a phased array antenna by exhaust heat of the phased array antenna itself, and prevents condensation inside the housing.
[0002]
[Prior art]
The conventional apparatus for preventing the dew condensation of the antenna operates the Peltier cooling element when the humidity detected by the humidity sensor disposed in the radome exceeds a predetermined reference value. Condensation of moisture contained in the air in the radome on the Peltier cooling element prevents the dew condensation from occurring on the antenna line in the radome. The water droplets condensed on the Peltier cooling element are once collected in a receiving tray and then drained outside the radome through a drainage channel (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-274519).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-8-274519
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional antenna device has to be provided with a heat generating device and an air conditioner for preventing condensation inside the radome. A power source for operating these heat generators and air conditioners was also required. In addition, the module inside the radome needs to be subjected to moisture resistance treatment, which increases the number of processing steps.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and without using a heat generating device or an air conditioner that operates using external power, the antenna module utilizes the exhaust heat of the antenna module itself. The purpose is to prevent equipment condensation and icing by harmonizing the cooling air.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An antenna cooling apparatus according to the present invention includes an element antenna arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module that excites the element antenna, and an antenna antenna that controls the antenna module to control beam scanning. EquipmentA housing to be accommodated, an exhaust duct that is connected to the housing and exhausts heated air inside the housing, an intake duct that is connected to the housing and takes cooling air into the housing, and the exhaust duct and the intake duct A bypass duct for connecting the heated air to the intake duct and a housingA temperature detector that detects the temperature of the cooling air taken into the body and outputs temperature information;A first temperature sensor that is provided inside the casing and detects the temperature inside the casing, a second temperature sensor that is provided outside the casing and detects the temperature outside the casing, and a detection temperature of the first temperature sensor And the detected temperature of the second temperature sensorTemperature differenceDoes not cause condensation inside the housingWhen it exceeds the allowable range,Mixing heated air with cooling airBased on temperature information from temperature detectorColdRejection airToControl the mixing amount of heated airControlCooling air temperature control deviceWhenIs provided.
An antenna cooling apparatus according to the present invention includes element antennas arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module that excites the element antenna, and an antenna control unit that controls the antenna module to control beam scanning. A housing that houses the array antenna device, a plurality of air outlets provided in the housing so as to correspond to each antenna module, and one end connected to the housing and exhausted to exhaust the heated air inside the housing An exhaust duct with the other end connected to the outlet to supply heated air to the outlet, an intake duct with one end connected to the outlet to supply cooling air to the outlet, and an antenna for detecting the temperature of the antenna module Module temperature detector and heated air supplied from the air outlet based on the temperature of the antenna module It is provided with a cooling air temperature regulating device for controlling the amount of pre-cooling the air.
Furthermore, an antenna cooling apparatus according to the present invention includes element antennas arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module for exciting the element antennas, and an antenna control unit for controlling beam scanning by controlling the antenna modules. A housing that houses the array antenna device, a plurality of air outlets provided in the housing so as to correspond to each antenna module, and one end connected to the housing and exhausted to exhaust the heated air inside the housing An exhaust duct with the other end connected to the outlet to supply heated air to the outlet, an intake duct with one end connected to the outlet to supply cooling air to the outlet, and beam scanning control of the antenna controller Analyzing the signal to detect the temperature of the antenna module in the enclosure and based on the temperature of the antenna module To control the amount of heated air and cooling air supplied from the outlet Te is provided with a cooling air temperature regulating device.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0008]
A
[0009]
FIG. 2 shows a general configuration of a phased array antenna apparatus that performs beam scanning (phase scanning) by inserting a phase shifter in the middle of the feed line to the element antenna and changing the excitation phase of each element antenna. It is explanatory drawing. As shown in FIG. 2, the
[0010]
The
[0011]
Next, the operation will be described. When the
[0012]
The
[0013]
On the other hand, when the temperature difference between the inside of the
[0014]
Condensation inside the
[0015]
The antenna cooling device according to the present invention shown in FIG. 1 raises the temperature of the cooling air by mixing the heated air heated by the exhaust heat of the
[0016]
In the invention according to the first embodiment, the temperature of the cooling air supplied to the
[0017]
A phased array antenna is an antenna that obtains a required radiation directivity by exciting all or part of a plurality of element antennas arranged in a straight line, a plane, or a curved surface. Therefore, depending on the beam scanning pattern to be formed, some of the element antennas are frequently excited, and the control module and power supply module of the element antenna are overheated. When the array antenna is operated, mutual coupling occurs between a plurality of element antennas arranged in a matrix on the radio wave radiation surface, and the amount of coupling of each element antenna is changed by beam scanning. When the coupling amount of each element antenna changes, a part of the mutual coupling power is converted into heat, so that the thermal distribution of the array antenna also changes. That is, among a plurality of element antennas arranged in a matrix, the antenna modules of some element antennas are heated. As described above, the phased array antenna performs the beam scanning to generate a heat distribution.
[0018]
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG. 4 is a cross-sectional view showing a configuration of an antenna cooling apparatus according to
[0019]
Next, the operation will be described. When the
[0020]
In the antenna cooling device shown in FIG. 4, the cooling air
[0021]
In addition, the cooling air
[0022]
According to the antenna cooling device according to the above description, a valve for adjusting the amount of heated air mixed with the cooling air is provided so as to prevent dew condensation on each antenna module having a different heat generation amount, and supplied to the antenna modules having different heat generation amounts. Since the temperature of the cooling air to be adjusted is adjusted, the plurality of antenna modules having different heat generation amounts prevent condensation from being generated by the sucked cooling air even when the heat distribution in the
[0023]
In the above description, the
[0024]
The invention according to the second embodiment includes a plurality of antenna modules having different heating values by providing
[0025]
The third embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view showing a configuration of an antenna cooling apparatus according to
[0026]
In order to supply cooling air suitable for cooling each antenna module with different heat generation, heating is performed so that the temperature of each antenna module and the temperature of the cooling air that cools each antenna module have a temperature difference that does not cause condensation. The temperature of the cooling air supplied to the inside of the
[0027]
As described above, according to the antenna cooling device described above, the amount of heated air mixed with the cooling air is changed by changing the size of the module cooling hole so that condensation does not occur for each of the antenna modules having different heat generation amounts. Adjust. Therefore, the plurality of antenna modules having different heat generation amounts can prevent dew condensation from being generated by the sucked cooling air even when the heat distribution is uneven in the
[0028]
The antenna cooling device according to the first to third embodiments aims to suppress the occurrence of dew condensation inside the
[0029]
FIG. 6 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the antenna cooling device according to the fourth embodiment. In FIG. 6, an
[0030]
When the
[0031]
The antenna cooling device according to the above description is heated by exhaust heat of the antenna module housed inside the
[0032]
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the configuration of the antenna and the antenna driving mechanism. In FIG. 7, the
[0033]
Heated air heated by the exhaust heat of the antenna module inside the
[0034]
The antenna cooling device shown in FIG. 7 uses the heated air heated by the exhaust heat of the antenna module to prevent freezing and icing of the antenna driving unit and the radio wave radiation surface. As described above, the lubricating oil of the
[0035]
In addition, the heated air heated by the exhaust heat of the antenna module is used to prevent condensation inside the antenna housing, freeze the antenna drive unit and radio wave radiation surface, prevent icing, and keep the lubricating oil warm. It can also be used as a heat source for heating. In FIG. 9, the
[0036]
【The invention's effect】
An antenna cooling apparatus according to the present invention includes an element antenna arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module that excites the element antenna, and an antenna antenna that controls the antenna module to control beam scanning. EquipmentA housing to be accommodated, an exhaust duct that is connected to the housing and exhausts heated air inside the housing, an intake duct that is connected to the housing and takes cooling air into the housing, and the exhaust duct and the intake duct A bypass duct for connecting the heated air to the intake duct,A temperature detector that detects the temperature of the cooling air taken into the housing and outputs temperature information;A first temperature sensor that is provided inside the casing and detects the temperature inside the casing, a second temperature sensor that is provided outside the casing and detects the temperature outside the casing, and a detection temperature of the first temperature sensor And the detected temperature of the second temperature sensorTemperature differenceDoes not cause condensation inside the housingWhen it exceeds the allowable range,Mixing heated air with cooling airBased on temperature information from temperature detectorColdRejection airToControl the mixing amount of heated airControlCooling air temperature control deviceWhenBy adjusting the temperature of the cooling air supplied to the inside of the housing using the waste heat of the antenna module, the temperature difference between the temperature of the cooling air and the temperature inside the housing is reduced, and the housing It is possible to suppress the occurrence of condensation inside.
An antenna cooling apparatus according to the present invention includes element antennas arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module that excites the element antenna, and an antenna control unit that controls the antenna module to control beam scanning. A housing that houses the array antenna device, a plurality of air outlets provided in the housing so as to correspond to each antenna module, and one end connected to the housing and exhausted to exhaust the heated air inside the housing An exhaust duct with the other end connected to the outlet to supply heated air to the outlet, an intake duct with one end connected to the outlet to supply cooling air to the outlet, and an antenna for detecting the temperature of the antenna module Module temperature detector and heated air supplied from the air outlet based on the temperature of the antenna module And a cooling air temperature control device that controls the amount of cooling air, even if there is uneven distribution of heat generation inside the antenna housing due to a plurality of antenna modules with different heat generation amounts, condensation is generated by the intake cooling air This can be prevented.
Furthermore, an antenna cooling apparatus according to the present invention includes element antennas arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module for exciting the element antennas, and an antenna control unit for controlling beam scanning by controlling the antenna modules. A housing that houses the array antenna device, a plurality of air outlets provided in the housing so as to correspond to each antenna module, and one end connected to the housing and exhausted to exhaust the heated air inside the housing An exhaust duct with the other end connected to the outlet to supply heated air to the outlet, an intake duct with one end connected to the outlet to supply cooling air to the outlet, and beam scanning control of the antenna controller Analyzing the signal to detect the temperature of the antenna module in the enclosure and based on the temperature of the antenna module And a cooling air temperature control device that controls the amount of heated air and cooling air supplied from the air outlet, even if there is uneven heat distribution inside the antenna housing due to multiple antenna modules with different heat generation It is possible to prevent condensation from occurring due to the cooled air.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a structure of an antenna cooling apparatus according to
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a general configuration of a phased array antenna apparatus.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of an antenna cooling device.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the structure of an antenna cooling device according to
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the structure of an antenna cooling device according to
FIG. 6 is a perspective view showing a structure of an antenna cooling apparatus according to
FIG. 7 is a diagram showing an example of an antenna cooling apparatus according to
FIG. 8 shows an example of an antenna cooling apparatus according to
FIG. 9 is a diagram showing an example of an antenna cooling apparatus according to
[Explanation of symbols]
1 Array antenna housing, 2 Antenna module, 3 Air intake duct,
4 exhaust duct, 5 blower, 6 temperature detector, 7 heating device,
8 changeover switch, 9 sheet heating device, 10 sheet heating device,
11 Control valve unit, 12 Bypass duct, 13 Branch duct,
14 branch duct, 15 turntable, 16 elevation angle adjustment mechanism,
17 Azimuth angle fixing pin, 18 Elevation angle fixing pin, 19 Duct, 20 Reducer,
21 drive motor, 22 array station, 23 heating system, 24 duct,
25 branch ducts, 26 valves, 27 modules, 28 valves,
29 distributed ducts, 30 module cooling holes, 31 module cooling holes
32 element antenna, 33 variable phase shifter, 34 distribution / synthesis circuit,
35 antenna control unit, 36 transmission / reception unit,
37 Antenna module temperature detector, 38 Cooling air temperature adjustment device
Claims (6)
前記アレイアンテナ装置を収容した筐体、
前記筐体に接続して前記筐体内部の加熱空気を排気する排気ダクト、
前記筐体に接続して前記筐体内部に冷却空気を取り込む吸気ダクト、
前記排気ダクトおよび前記吸気ダクトに接続して前記加熱空気を前記吸気ダクトに供給するバイパスダクト、
前記筐体内に取り込まれる冷却空気の温度を検出して温度情報を出力する温度検出器、
前記筐体内部に設けられ前記筐体内部の温度を検出する第1の温度センサ、
前記筐体外部に設けられ前記筐体外部の温度を検出する第2の温度センサ、
前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度との温度差が前記筐体内部に結露を生じさせない許容範囲より大きくなった場合に、前記加熱空気を前記冷却空気に混合するとともに、前記温度情報に基づいて前記冷却空気に混合する前記加熱空気の量を制御する冷却空気温度調整装置を設けたことを特徴とするアンテナ冷却装置。In an antenna cooling device for cooling an array antenna device having an element antenna arranged in a matrix on a radio wave radiation surface, an antenna module for exciting the element antenna, and an antenna control unit for controlling beam scanning by controlling the antenna module,
A housing containing the array antenna device;
An exhaust duct for connecting to the housing and exhausting heated air inside the housing;
An intake duct that connects to the housing and takes cooling air into the housing;
A bypass duct connected to the exhaust duct and the intake duct for supplying the heated air to the intake duct;
A temperature detector for detecting temperature of cooling air taken into the housing and outputting temperature information ;
A first temperature sensor provided inside the housing for detecting the temperature inside the housing;
A second temperature sensor provided outside the housing for detecting a temperature outside the housing;
When the temperature difference between the detected temperature of the first temperature sensor and the detected temperature of the second temperature sensor becomes larger than an allowable range that does not cause dew condensation inside the housing , the heated air is used as the cooling air. An antenna cooling device comprising a cooling air temperature adjusting device for mixing and controlling the amount of the heated air mixed with the cooling air based on the temperature information .
前記アレイアンテナ装置を収容した筐体、A housing containing the array antenna device;
前記アンテナモジュールごとに対応するように前記筐体に設けられた複数の吹き出し口、A plurality of outlets provided in the housing to correspond to each antenna module;
前記筐体内部の加熱空気を排気するように一端が前記筐体に接続するとともに前記吹き出し口に前記加熱空気を供給するように他端が前記吹き出し口に接続した排気ダクト、An exhaust duct having one end connected to the housing to exhaust the heated air inside the housing and the other end connected to the outlet to supply the heated air to the outlet;
前記吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が前記吹き出し口に接続した吸気ダクト、An intake duct having one end connected to the outlet so as to supply cooling air to the outlet;
前記アンテナモジュールの温度を検出するアンテナモジュール温度検出器、An antenna module temperature detector for detecting the temperature of the antenna module;
前記アンテナモジュールの温度に基づいて前記吹き出し口から供給する前記加熱空気および前記冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置を設けたことを特徴とするアンテナ冷却装置。An antenna cooling apparatus, comprising: a cooling air temperature adjusting device that controls the amount of the heated air and the cooling air supplied from the outlet based on the temperature of the antenna module.
前記アレイアンテナ装置を収容した筐体、A housing containing the array antenna device;
前記アンテナモジュールごとに対応するように前記筐体に設けられた複数の吹き出し口、A plurality of outlets provided in the housing to correspond to each antenna module;
前記筐体内部の加熱空気を排気するように一端が前記筐体に接続するとともに前記吹き出し口に前記加熱空気を供給するように他端が前記吹き出し口に接続した排気ダクト、An exhaust duct having one end connected to the housing to exhaust the heated air inside the housing and the other end connected to the outlet to supply the heated air to the outlet;
前記吹き出し口に冷却空気を供給するように一端が前記吹き出し口に接続した吸気ダクト、An intake duct having one end connected to the outlet so as to supply cooling air to the outlet;
前記アンテナ制御部のビーム走査の制御信号を分析して前記筐体内の前記アンテナモジュールの温度を検出するとともに、前記アンテナモジュールの温度に基づいて前記吹き出し口から供給する前記加熱空気および前記冷却空気の量を制御する冷却空気温度調整装置を設けたことを特徴とするアンテナ冷却装置。A beam scanning control signal of the antenna control unit is analyzed to detect the temperature of the antenna module in the housing, and the heating air and the cooling air supplied from the outlet based on the temperature of the antenna module An antenna cooling device comprising a cooling air temperature adjusting device for controlling the amount.
吸気ダクトの一端は前記吹き出し口ごとに分岐して前記吹き出し口に接続し、One end of the intake duct is branched for each outlet and connected to the outlet,
冷却空気温度調整装置は冷却空気に混合する加熱空気の量を前記バルブで制御することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載のアンテナ冷却装置。4. The antenna cooling device according to claim 2, wherein the cooling air temperature adjusting device controls the amount of heated air mixed with the cooling air with the valve. 5.
吸気ダクトの一端は前記吹き出し口ごとに分岐してバルブを介して前記吹き出し口に接続し、One end of the intake duct is branched for each outlet and connected to the outlet through a valve.
冷却空気温度調整装置は加熱空気に混合する冷却空気の量を前記バルブで制御することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載のアンテナ冷却装置。4. The antenna cooling device according to claim 2, wherein the cooling air temperature adjusting device controls the amount of cooling air mixed with the heated air by the valve.
冷却空気温度調整装置は冷却空気に混合する加熱空気の量を前記モジュール冷却穴の大きさを変えて制御することを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載のアンテナ冷却装置。4. The antenna cooling device according to claim 2, wherein the cooling air temperature adjusting device controls the amount of heated air mixed with the cooling air by changing the size of the module cooling hole. 5.
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