JP3855624B2 - 水処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,膜状の水に超音波によるキャビテーションを発生させ,キャビテーションの作用によって,水中の微生物などの殺菌を行なう水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水処理において,従来広く採用されている塩素処理はクリプトスポリジウムなどの耐塩素性に優れた病原性微生物の殺菌にはあまり有効ではないことが指摘されている。病原性微生物の殺菌が可能な手段として,例えばヨーロッパ公開特許567225号により,20kHz以上の超音波によるキャビテーションを利用した水処理方法が公知である。
【0003】
超音波による水処理方法において殺菌効果の原因となるキャビテーションは,圧力の変動により水中に存在する酸素などの気体が核となって,気泡が生じる現象である。「超音波技術便覧(新訂版):日刊工業新聞社,1991年,p.844−p.858」に記載されているように,キャビテーションによって発生した気泡が圧壊する際に生じる衝撃圧によって水中の微生物は機械的に破壊されることが広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
キャビテーションの作用を高い確率で水中の微生物に与え殺菌効率を向上させるために,特願平11−182903号,特願2000−163137において本発明者により,膜状の水にキャビテーションを発生させる水処理装置が示されている。
【0005】
超音波キャビテーションは100kHz以下の比較的低い周波数を用いると少ないエネルギーでキャビテーションを発生させることができ,更にキャビテーションの機械的破壊作用も強い。上述のような超音波による水処理装置においても,100kHz以下の超音波を用いることが望ましいと考えられるが,何れも単一の周波数の超音波が用いられている。
【0006】
通常,水中には大きさの異なる気泡が数多く存在しており,数十μmの半径を有する気泡が最も多く存在している。このような水中に100kHz以下の超音波を照射してキャビテーションを発生させると,半径が数μmから数百μmの気泡は効率よく圧壊して強い衝撃波が発生するが,径の小さいや径の大きい気泡は圧壊した際の衝撃力が小さくなるか,あるいは圧壊しなくなる。
【0007】
上述の水処理装置では,単一の周波数の超音波を用いているため,水中に含まれる様々な大きさの気泡の一部を圧壊している。水中の微生物を効率的に破壊するには,なるべく多くの気泡を圧壊させて,大きな衝撃圧を数多くの場所で発生させた方が良い。
【0008】
本発明の目的は,膜状の水にキャビテーションを発生させ,水中の微生物を殺菌する水処理装置において,水中に含まれる様々な大きさの気泡を圧壊させ,強い衝撃圧を数多くの場所で発生させることによって,水中の微生物を効率的に殺菌する水処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
「超音波技術便覧(新訂版):日刊工業新聞社,1991年,p.1085−p.1086」に記載されているように,気泡が振動する際にはrectified diffusionにより,気泡が成長して大きくなる。この作用は,共振気泡において最も顕著である。そこで本発明の水処理装置では,100kHz以上の周波数の超音波を照射し,rectified diffusionによって小さな気泡を成長させ,100kHz以下の周波数で圧壊し得る数μm〜数百μmの気泡の存在頻度(密度)を増大させる。その後,100kHz以下の超音波を照射することにより,水中に存在する気泡の多くを圧壊させる。
【0010】
本発明の水処理装置は,回転対称軸を持つ第1,第2の部分を有し,回転対称軸を持つ反応容器を具備する。反応容器の第1の部分の側の開口部は,水の入口を持つ第1の蓋で覆われ,反応容器の第2の部分の側の開口部は,水の出口を持つ第2の蓋で覆われている。
【0011】
第1の超音波振動子と第1の振動伝送体と第1の円柱とを順に結合してなる回転対称軸を持つ第1の超音波振動体の第1の円柱が,第1の超音波振動体の回転対称軸と反応容器の回転対称軸とを一致させて,反応容器の第1の部分に内包され第1の蓋に支持される。
【0012】
第2の超音波振動子と第2の振動伝送体と第2の円柱とを順に結合してなる回転対称軸を持つ第2の超音波振動体の第2の円柱が,第2の超音波振動体の回転対称軸と反応容器の回転対称軸とを一致させて,第1の円柱の一方の端面と第2の円柱の一方の端面とを対向させて,反応容器の第2の部分に内包され第2の蓋に支持される。
【0013】
第1の超音波振動体は100kHz以上の周波数で駆動され,第2の超音波振動体は100kHz以下の周波数で駆動される。第1の部分を構成する反応容器の内面と第1の円柱の側面との間隔を,第1の超音波振動体の振動の周波数によって定まる水中での音波の波長の(1/4)以下とし,第2の部分を構成する反応容器の内面と第2の円柱の側面との間隔を,第2の超音波振動体の振動の周波数によって定まる水中での音波の波長の(1/4)以下とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施例図を用いて詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の水処理装置の実施例を示す断面図である。反応容器10は回転対称軸を有し,回転対称軸をそれぞれ有し隣接する第1の部分11,第2の部分12を持つ。反応容器10の第1の部分11,第2の部分12の回転対称軸に垂直な断面は円である。反応容器10内を水密にするため,第1の部分11の開口部は第1の蓋21により閉じられ,第2の部分12の開口部は第2の蓋22により閉じられている。
【0016】
第1の蓋21には,図示しない駆動電源につながれた第1の超音波振動子313と振動伝送体312と円柱311とを順に結合してなる第1の超音波振動体31が,振動伝送体312に設けられたフランジによって結合されている。第1の超音波振動体31は,反応容器10及び第1の蓋12と同軸に配置され,円柱311が反応容器10の第1の部分11に内包されるように配置される。
【0017】
第2の蓋22には,図示しない駆動電源につながれた第2の超音波振動子321と振動伝送体322と円柱323とを順に結合してなる第2の超音波振動体32が,振動伝送体322に設けられたフランジによって結合されている。第2の超音波振動体32は反応容器10及び第2の蓋22と同軸に配置され,円柱323が反応容器10の第2の部分12に内包されるように配置される。
【0018】
配水管411及び412を通り,反応容器10に入水した水は,第1の蓋21に設けられた配水管413を通り,先ず反応容器10の第1の部分11に入水される。超音波振動体31は100kHz以上の周波数で振動しており,第1の部分11に入水した水は特に円柱311の側面と反応容器10の内面の間で第1の超音波振動体31の振動を受け,水中に存在する様々な大きさの気泡も呼吸振動をする。
【0019】
「超音波技術便覧(新訂版):日刊工業新聞社,1991年,p.1085−p.1086」に記載されているように,この気泡の呼吸振動は非線形振動であり,比較的小さい大きさの気泡はrectified diffusionの効果によって,大きな気泡に成長する。従って,水が第1の部分11から第2の部分12へ移行する際には,数μm〜数百μmの気泡を多く含む水になっている。
【0020】
このようにして第2の部分12に流れた水に,第2の超音波振動体32の振動によって,特に円柱323の側面と反応容器10の内面の間で100kHz以下の超音波振動が与えられる。第2の部分12内の水は100kHz以下の超音波で圧壊し,強い衝撃圧を発し得る数μm〜数百μmの気泡を数多く含んでいる。このため,水中に存在する微生物は高い確率で効率よく衝撃圧の作用を受け,機械的に破壊される。
【0021】
このようにして,第2の部分12で殺菌処理された水は,第2の蓋22に設けられた配水管423を介して,配管422及び421へと排水される。
【0022】
次に,第1の超音波振動体31及び32の周波数について,図2〜図6を用いて説明する。図2〜図6は,気泡を球対称と仮定した際の理論解析結果である。気泡の運動方程式は,気泡内の圧力を一様とし,水の蒸気圧を一定,気泡内外の気体の拡散が無いと仮定とすると,(数1)となる(「J.B.Kellerand M.Miksis:Bubble oscillation of large amplitude,Journal of AcousticsSociety of America,68巻,2号,1980年,p.628−p.633」を参照)。
【0023】
【数1】
Figure 0003855624
(数1)で,Rは気泡の半径,R0は気泡の初期半径,tは時間,Pは音場の圧力振幅,wは音場の各周波数である。r0(=1000kg/m3)は水の密度,m(=1.31×10-3Pa・s)は水の粘性係数,s(=7.2×10-2N/m)は水の表面張力,Pv(=1.227kPa)は水の蒸気圧,c0(=1466m/s)は水中の音速,k(=1.33)は気体の比熱比,M(=(dR/dt)/c0)はマッハ数である。
【0024】
例えば,殺菌作用を目的とした反応容器10の第2の部分12における超音波の周波数を20kHz(w=3.14×105rad/s),音場の圧力振幅をP=1.2×105Paと仮定する。
【0025】
図2(A)に示した音圧変化に対し,半径10μmを初期にもつ気泡の半径の時間的変動は図2(B)のようになり,その時の気泡壁の移動速度は図2(C)のようになる。図2に示す結果から,気泡は半周期程度で圧壊し,その時生じる大きな気泡壁の移動速度の変化により,衝撃波パルスが発生することがわかる。
【0026】
同様の解析を,気泡の初期の半径を5μm,3μm,2μmと変化させて行ない,得られた結果をそれぞれ図3(A)〜図3(C),図4(A)〜4(C),図5(A)〜図5(C)に示す。
【0027】
図2から図5に示す結果から,半径10μmを初期にもつ気泡と半径5μmを初期にもつ気泡とでは,気泡の圧壊の時の衝撃圧に余り変化は無い。
【0028】
半径3μmを初期にもつ気泡では衝撃圧が小さくなり,更に半径2μmを初期にもつ気泡では気泡の圧壊が見られなくなることがわかる。
【0029】
従って,反応容器10の第2の部分12に20kHzの超音波を照射する場合,第1の部分11で半径3μm以下であった気泡を半径5μm程度の気泡に成長させれば,第2の部分12で圧壊する気泡の存在頻度(密度)を増大させることができ,殺菌の効率がよくなる。
【0030】
図6(A)〜図6(C)は,音場の圧力振幅をP=1.2×105Paとし,上述の解析と同様に仮定し,周波数900kHz,気泡の初期の半径3μmとした場合の解析結果である。この条件下では,気泡は徐々に大きくなり,最大半径が7μm程度になる。また,音場の音圧変化と気泡の半径の変化が同位相になっている。このような状態は気泡が共振している状態であり,一周期当たりの気泡の半径の変化を見ると,初期の半径よりも大きな半径となっている時間が,初期半径より小さくなっている時間よりも長い。従って,気泡内には水中から気体が拡散してきて,気泡内の圧力が徐々に上昇し,結果として初期の半径が増加する,いわゆるrectified diffusionが生じる。
【0031】
以上のことから,例えば,第1の部分11では第1の超音波振動体31を900kHzで振動させ,5μm程度の初期の半径を有する気泡の存在頻度(密度)を増大させて,第2の部分12で第2の超音波振動体32を20kHzで振動させ5μm以上の気泡を圧壊させることにより,効率的な殺菌効果を得ることができる。
【0032】
第1の部分11では比較的小さな気泡を成長させるので,第1の超音波振動体31の周波数は第2の超音波振動体32の周波数よりも必然的に高くなる。第2の超音波振動体32の周波数はキャビテーションの機械的破壊作用が高い100kHz以下とした方が望ましいので,第1の超音波振動体31の周波数は100kHz以上とするのが良い。
【0033】
第1の部分11及び第2の部分では気泡が存在しており,その気泡の振動が激しくなると,水の一部が気体に変わるため見掛けの水の固有音響インピーダンスが変化する。上述した気泡の理論解析をもとに,例えば,気泡の初期の半径を4μmとし,この気泡の存在頻度(密度)が1010個/m3であると仮定して,周波数25kHzの時の水と気泡との混合流体の時間平均的な固有音響インピーダンス(ρc)の実部と虚部の値を音響パワーに対してそれぞれ示すと図7のようになる。
【0034】
音響パワーの変化に伴い,水と気泡の混合体の固有音響インピーダンス(ρc)は実部,虚部とも大きく変化する。本発明の実施例の水処理装置では,反応容器10内の第1の部分11と第2の部分12では,気泡の成長と気泡の圧壊という別々の役割分担がされている。第1の部分では気泡を圧壊させる必要はないので,音響パワーは少なくてよく,第2の部分12では,比較的大きな音響パワーが必要である。従って,第1の部分11に存在する水と気泡との混合体の固有音響インピーダンスと,第2の部分12に存在する水と気泡との混合体の固有音響インピーダンスは大きく異なっている。従って,第1の超音波振動体31及び第2の超音波振動体32を駆動させるための図示しない駆動電源は,別々にするのが望ましい。
【0035】
キャビテーションは音圧の変動が大きいところで発生するため,通常は超音波振動面の近傍や定在波音場の音圧の腹で発生が顕著になるが,水中の気泡は一様に分布していると考えられるため,円柱311及び円柱323の側面と反応容器10の内面との間隔はそれぞれ,第1の超音波振動体31及び第2の超音波振動体32のそれぞれの周波数における水の波長の(1/4)以下にすることが望ましい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明の水処理装置では,第1の部分で比較的小さな気泡が成長し,第2の部分で圧壊して強い衝撃圧を発生し得る気泡の密度が高くなった水が,第2の部分に流れ,更に超音波振動を照射されるので,水中の微生物に高い確率でキャビテーションの機械的破壊作用を与えることになり,効率的な殺菌作用を得ることができる。また,小さな気泡を成長させるので,また,微生物を殺菌する領域の音圧分布が一様なので,気泡の成長する領域の音圧分布と殺菌領域中のキャビテーションの発生分布にも斑が無く,効率的に気泡を成長させ,より効率的に微生物を破壊することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水処理装置の実施例を示す断面図。
【図2】本発明の実施例に於いて気泡の半径方向の運動の解析結果を示した図。
【図3】本発明の実施例に於いて気泡の半径方向の運動の別の解析結果を示した図。
【図4】本発明の実施例に於いて気泡の半径方向の運動の別の解析結果を示した図。
【図5】本発明の実施例に於いて気泡の半径方向の運動の別の解析結果を示した図。
【図6】本発明の実施例に於いて気泡の半径方向の運動の別の解析結果を示した図。
【図7】本発明の実施例に於いて水と気泡との混合体の固有音響インピーダンスと音響パワーとの関係を示す図。
【符号の説明】
10…反応容器,11…第1の部分,12…第2の部分,21…第1の蓋,22…第2の蓋,31…第1の超音波振動体,311…第1の円柱,312…第1の振動伝送体,313…第1の超音波振動子,32…第2の超音波振動体,321…第2の超音波振動子,322…第2の振動伝送体,323…第2の円柱,411〜413,421〜423…配管。

Claims (1)

  1. 第1,第2の部分を有し回転対称軸を持つ反応容器と,水の入口を有し前記反応容器の前記第1の部分の側の開口部を覆う第1の蓋と,水の出口を有し前記反応容器の前記第2の部分の側の開口部を覆う第2の蓋と,第1の超音波振動子と第1の振動伝送体と第1の円柱とを順に結合してなる回転対称軸を持つ第1の超音波振動体と,第2の超音波振動子と第2の振動伝送体と第2の円柱とを順に結合してなる回転対称軸を持つ第2の超音波振動体とを有し,前記第1の超音波振動体の前記回転対称軸と前記反応容器の前記回転対称軸とを一致させ,前記第1の円柱が前記第1の部分に内包されて前記第1の蓋に支持され,前記第2の超音波振動体の前記回転対称軸と前記反応容器の前記回転対称軸とを一致させ,前記第1の円柱の一方の端面と前記第2の円柱の一方の端面とを対向させ,前記第2の円柱が前記第2の部分に内包されて前記第2の蓋に支持され,前記第1の超音波振動体は100kHz以上の周波数で駆動され,前記第2の超音波振動体は20kHzの周波数で駆動されることを特徴とする水処理装置。
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