JP3855293B2 - Antioxidant composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲食品、香料、色素、香粧品、医薬品等の広い範囲の利用分野で使用しうる酸化防止剤に関し、更に詳しくは、(a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸及びコーヒー生豆抽出物から選ばれる少なくとも1種の抗酸化性物質と、(b)アミノ酸、メイラード反応物及びペプタイドから選ばれる少なくとも1種の成分からなる酸化防止剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲食品、香粧品などの製造工程中又は保存中において、それに配合されている香料、色素、その他の素材は通常酸化されて劣化するので、その劣化防止が飲食品、香粧品の品質を保持する上で重要である。そのため、例えば、天然香料、合成香料、それらを適当に配合した調合香料、エッセンス、油性香料、乳化香料、粉末香料など(以下、これらを香料と総称する)は、飲食品、香粧品などに使用されているが、従来から、これら香料の劣化を可能な限り軽減しようとする努力が種々がなされている。
【0003】
例えば、本願出願人はクロロゲン酸、カフェー酸等がもつ抗酸化性を利用した飲食品のフレーバー又は香料の劣化防止方法を提案した(特開平4−27374号公報、特開平6−38723号公報)。また、近年になって生の食品材料を真空包装し、その袋ごと低温で加熱調理した真空調理食品は、香気香味の逸散がなく且つ又酸化されることも殆どなく、食品素材の持味を長期間にわたり保存できるという点で注目されているが、材料の適用範囲に限界があり、また、細菌の残存の問題など未解決の問題が多くあり、未だ汎用されるに至っていない。
【0004】
さらに、香粧品の分野において、使用される香料その他の素材の劣化を防止するため、従来、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)などが使用されているが、これらは合成化学物質であるため敬遠される傾向にある。
【0005】
一方、色素が飲食品、香粧品などの着色に使用されるが、特に飲食品においては、天然物由来の色素の使用が望まれているが、天然色素は変色しやすい。色素の褪色または褐変等の変色防止に関してはこれまでに幾つかの提案がなされており、例えば、クロロゲン酸、カフェー酸等がもつ抗酸化性を利用したアントシアニン系色素の褪色防止剤(特公平1−22872号公報)、アントシアニン系色素含有飲食物(特開平1−132344号公報)及びパプリカ色素の褪色防止方法(特公昭59−50265号公報);カフェー酸、フェルラ酸、クロロゲン酸等による糖類の褐変防止方法(特開昭57−115147号公報)、糖類の褐変防止効果を利用した褐変のないキャンディーの製造法(特公昭58−32855号公報)等が提案されている。
【0006】
また、ぶどう果実の搾汁粕または種子等の植物体から採取されるプロアントシアニジン少量体を有効成分とする酸化防止剤が食品、医薬品、化粧品などの酸化による劣化を防止するに有用であることが提案されている(特公平3−7232号公報、特開平3−200781号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
飲食品、香料、色素、香粧品、医薬品等における品質の劣化に係わる成分の酸化防止については、上記した如く種々の提案がなされているが、未だ十分満足のできる解決法は見いだされていない。例えば、香料、色素、その他の素材は、飲食品又は香粧品の加工又は保存中に熱、光、空気、酵素等の作用を受け易く、それによって変質し、飲食品又は香粧品の品質の低下を招くことはよく知られている。
【0008】
従来提案されているクロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸等の抗酸化性物質は、加熱による香料の変質を抑制する効果は比較的大きいが、光照射による香料の劣化防止効果は必ずしも充分ではない。また、同様の目的で使用されるプロアントシアニジン少量体は、光による香料の劣化を抑制する効果はあるが、加熱による香料変質防止効果は必ずしも十分とは言いがたく、更なる改善方法の開発が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記のごとき従来提案の方法の欠点を解決すべく鋭意研究を重ねてきた結果、今回、(a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸及びコーヒー生豆抽出物から選ばれる少なくとも1種の抗酸化性物質と、(b)アミノ酸、メイラード反応物及びペプタイドから選ばれる少なくとも1種の成分からなる酸化防止剤組成物を、例えば、飲食品や香粧品などに添加すると、それぞれの単独の作用によっては達成し得ない飛躍的な相乗効果により、香料の劣化、香気の変調、色素の退色、異味異臭の発生等による製品の品質劣化を顕著に抑制することができることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0010】
従って、本発明は、(a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸及びコーヒー生豆抽出物から選ばれる少なくとも1種の抗酸化性物質と、(b)アミノ酸、メイラード反応物及びペプタイドから選ばれる少なくとも1種の成分からなる酸化防止剤組成物を提供するものである。本発明の酸化防止剤組成物は、飲食品はもとより、香料、色素、香粧品、医薬品等の各種の製品の品質劣化を防止するのに有用である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の酸化防止剤組成物についてさらに詳細に説明する。
【0012】
抗酸化性物質(a):
本発明の組成物に配合しうるクロロゲン酸、カフェー酸及びフェルラ酸としては、市販品をそのまま用いることもできるが、例えば、コーヒー生豆、南天の葉、サツマイモ、ナスなどの天然物から抽出採取したものを用いることもできる。これらのクロロゲン酸、カフェー酸及びフェルラ酸は必ずしも純品である必要はなく、例えば下記の如くして得られる、クロロゲン酸、カフェー酸及び/又はフェルラ酸を含むコーヒー生豆の抽出物を使用することもできる。
【0013】
粉砕したコーヒー生豆に、約0.05〜約20倍重量のエタノールもしくは含水エタノールを添加し、例えば、約60℃〜約100℃の温度で約1時間乃至約10時間加熱する。冷却後、不溶性固形分を分離、除去し、得られる抽出液に塩酸濃度が例えば約3〜10%になるように塩酸を添加し、例えば、約50℃〜約100℃の温度で、約30分〜約5時間加熱撹拌する。次いで濃縮後、該濃縮液を例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基を用いて中和し、さらに例えば多孔性重合樹脂で処理して該樹脂に吸着させ、次いで該樹脂を例えばエタノールで溶出処理する。これにより、クロロゲン酸、カフェー酸等を含有するコーヒー生豆の抽出物を得ることができる。
【0014】
或いは上記抽出液を加水分解処理することなくそのまま溶媒を回収して濃縮し、次いで塩化メチレンなどで洗浄した後、上記と同様に多孔性重合樹脂で吸着処理することにより本発明で使用しうるコーヒー生豆抽出物を得ることができる。本発明において、クロロゲン酸、カフェー酸及びフェルラ酸又はこれらを含有するコーヒー生豆抽出物はそのまま使用してもよいし、或いは、これらの有効成分の少なくとも1種と適当な希釈剤もしくは担体との組成物の形態で用いてもよい。このような希釈剤もしくは担体の例としては、アラビアガム、デキストリン、グルコース、サイクロデキストリン、シュークロース等の如き固体希釈剤もしくは担体;水、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、界面活性剤等の如き液体希釈剤もしくは担体を挙げることができる。クロロゲン酸、カフェー酸及びフェルラ酸又はこれらを含有するコーヒー生豆抽出物は、かかる希釈剤もしくは担体を用いて、液状、乳液状、ペースト状、粉末状、顆粒状その他適宜の剤形に加工することができる。
【0015】
成分(b):
本発明の組成物において、上記抗酸化性物質と組み合わせて使用されるアミノ酸として、例えば、チロシン、トリプトファン、ヒスチジン、システイン、スレオニン、アルギニン等の一般に抗酸化活性のあるアミノ酸を挙げることができ、これらはいずれも市販されているものを購入して使用することができる。
【0016】
また、本発明において成分(b)として使用しうるメイラード反応物は、アミノ酸とグルコース、フラクトースなどの還元糖が反応してできるメラノイジンとよばれる褐色の物質であり、例えば、グルコースとアラニンに水を加えて溶解後、加熱反応させることにより得られるものを例示することができる。
【0017】
さらに、本発明において成分(b)として使用しうるペプタイドは、同種または異種のα−アミノ酸の2個またはそれ以上がアミノ基の水素原子とカルボキシル基の水酸基とで脱水縮合した形の化合物であり、該化合物としては、例えば、大豆蛋白やホエー蛋白を部分的に加水分解したものが好適に用いられるが、市販の大豆蛋白加水分解物やホエー蛋白加水分解物を使用することもできる。該ペプタイドはアミノ酸を含んでいてもよい。
【0018】
酸化防止剤組成物の調製:
本発明の酸化防止剤組成物は、以上に述べた抗酸化性物質(a)と成分(b)を常法に従って混合することにより調整することができる。その際の両者の混合割合は特に制限されるものではなく、用いる抗酸化性物質(a)及び成分(b)の種類や、本発明の組成物の用途に応じて広い範囲にわたって変えることができるが、通常は(a):(b)の重量比で約1:10乃至約10:1、好ましくは約1:1乃至約1:2の範囲内が適当である。
【0019】
以上に述べた本発明の酸化防止剤組成物は、例えば、飲食品、香料、色素、香粧品、医薬品等に配合することにより、これらの材料の酸化劣化を防止することができる。
【0020】
本発明の組成物を使用して劣化を防止しうる飲食品の具体例としては、例えば、瓶類、缶類、紙カートン容器、PETボトル、レトルト用ラミネート袋、プラスチックカップ等に充填される無果汁飲料、果汁入り飲料、乳酸菌飲料、茶類飲料、コーヒー飲料、豆乳飲料、スープ類等の飲料類;アイスクリーム、シャーベット、みぞれ等の冷菓類;プリン、ババロア、ゼリー、ヨーグルト等の如きデザート食品類及びその他のインスタント食品などを挙げることができる。
【0021】
本発明の組成物のこれら飲食品に対する添加量は、特に制限されるものではなく、飲食品の種類等に応じて幅広く選択することができるが、一般的には飲食品の約0.005〜約1.0重量%程度の範囲内で添加するのが適当である。
本発明の組成物を用いて劣化を防止しうる香料の具体例としては、例えば、天然香料、合成香料、調合香料、エッセンス、油性香料、乳化香料、粉末香料などを挙げることができる。
【0022】
本発明の組成物のこれら香料に対する添加量もまた特に制限されるものではなく、香料の種類等に応じて幅広く選択することができるが、一般的には香料の約0.1〜約10.0重量%程度の範囲内で添加するのが適当である。
本発明の組成物を使用して劣化を防止しうる色素の具体例としては、例えば、カロチノイド系色素、アントシアニン系色素、アントキサンチン系色素などの水溶性色素、油性色素を挙げることができる。
【0023】
本発明の組成物のこれら色素に対する添加量は特に制限されるものではなく、色素の種類等に応じて幅広く選択することができるが、一般的には色素の約0.1〜約10.0重量%程度の範囲内で添加するのが適当である。
本発明の組成物用いて劣化を防止しうる香粧品の具体例としては、例えば、頭髪用、顔用、皮膚用等の化粧品や香水、コロン等のフレグランス製品、マウスウオッシュ、歯磨き等の口腔用製品を挙げることができる。
【0024】
本発明の組成物のこれら香粧品に対する添加量もまた特に制限されるものではなく、香粧品の種類等に応じて幅広く選択することができるが、一般的には香粧品の約0.1〜約10.0重量%程度の範囲内で添加するのが適当である。
【0025】
【実施例】
以下、参考例、実施例及び比較例によって本発明をさらに具体的に説明する。
参考例1
コーヒー生豆300gをコーヒーミルにて粉砕し、この粉砕物に1500gの70%エタノール水溶液を加えて、90℃、2時間撹拌加熱した。冷却後不溶性固形分を除去して、抽出液1100gを得た。次いでこれに35%塩酸180gを加えて、抽出液中の塩酸濃度が約5%になるように調整し、70℃で1時間撹拌加熱した。冷却後減圧下で300gになるまで濃縮し、得られた濃縮液に20%水酸化ナトリウムを添加してpH11以上に調整し、次いで塩化メチレン600gを加えて充分混合撹拌した。水層を分離し、これに10%塩酸を加えてpHを6〜7に調整し、このpH調整液をダイヤイオンHP−20樹脂500mlを充填したカラム中に徐々に流した。次いで樹脂を充分に水洗した後95%エタノール300gを流して樹脂に吸着した物質を溶出させた。得られた溶液を減圧濃縮後、乾燥してクロロゲン酸及びカフェー酸の混合物12gを得た。
【0026】
参考例2
グルコース90g、L−グルタミン酸100g及びL−バリン30gからなる糖−アミノ酸混合物に水200gを加え、水酸化ナトリウム水溶液にて該混合物のpHを11に調整する。この混合物を100℃で6時間加熱反応を行った後、冷却、濾別し430nmの吸光度が250のメイラード反応物420gを得た。
実施例1
参考例1で得られたクロロゲン酸及びカフェー酸の混合物10重量部と、市場で入手した大豆蛋白加水分解物(不二製油製)20重量部を混合して酸化防止剤組成物(本発明品1)を得た。
【0027】
実施例2
参考例2で得られたメイラード反応物10重量部と、市場で入手したカフェー酸(東京化成製)10重量物を混合して酸化防止剤組成物(本発明品2)を得た。
【0028】
実施例3
市場で入手したクロロゲン酸(東京化成製)10重量部と、同じく市場で入手したヒスチジン(味の素製)10重量部を混合して酸化防止剤組成物(本発明品3)を得た。
【0029】
参考例3
しょ糖160g、ゲル化剤14.0g、クエン酸ナトリウム1.0g及びクエン酸1.6gに水を足して1000gにしたゼリーベースにパプリカ色素乳化液を0.1重量%添加して着色ゼリーベースを調製した。このゼリーベースに本発明品1(本発明1)150ppm、参考例1で得られたクロロゲン酸及びカフェー酸の混合物(参考例1)を150ppm、及び大豆蛋白加水分解物(大豆)150ppmをそれぞれ添加し、ゼリーを調製した。これらを無添加の対照品と共にそれぞれ冷蔵庫及び35℃の恒温槽に入れ、所定期間毎にサンプリングして日本電色社製色差計にて色調(L,a,b)を測定した。それぞれについて恒温槽保管品と冷蔵庫保管品との色差を算出した。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
上記の結果より、本発明の組成物を添加した着色ゼリーの退色度は、15日後、1ヶ月後ともに小さく、本発明の組成物が酸化防止剤として優れていることが明らかである。
【0032】
参考例4
レモンオイル50gに65%(v/v)エタノール500gを加え、室温下で10分間攪拌した後静置し、上層のテルペン層を除去し、下層のエタノール層を濾紙濾過してレモンフレーバー490gを得た。このものに本発明品2(本発明2)を100ppm、参考例2で得られたメイラード反応物(参考例2)を100ppm及びカフェー酸100ppmを添加して37℃で3週間及び2ヶ月間保存した。これらを4℃の冷蔵庫に保管しておいた試料を標準として、それに対する変質劣化の程度について、良く訓練された10名のパネラーにより官能評価を行った。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
上記の結果から明らかなように、本発明の組成物を添加したレモンフレーバーは、37℃で3週間及び2ヶ月保存した後でも清涼感が失われることがなく、また、不快なオフフレーバーもなく良好であり、本発明の組成物が酸化防止剤として優れている。
【0035】
参考例5
グラニュー糖140g、クエン酸4g及びドコサヘキサエン酸(DHA)2%を含む乳化物0.4gを水に溶解し、DHA含有シロップ1,000gを調製した。このシロップに本発明品3(本発明3)を100ppm、クロロゲン酸を100ppm及びヒスチジンを100ppm添加した後、比較品として無添加のものと共にガラスビンに90℃でホットパック充填した。このようにして得た各飲料を40℃で14日間保存し、風味の経時変化を官能的に観察した。その結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
上記の結果より、本発明の組成物を添加したDHA含有シロツプは、40℃で14日間保存後でもわずかに劣化を感じる程度で、本発明の組成物が酸化防止剤として優れていることが明らかである。
【0038】
参考例6 (抗酸化性比較例)
本発明品2及び3とその他の酸化防止剤について、下記の抗酸化性試験方法によりその抗酸化能を比較検討した。その結果を図1に示す。この図から本発明品2及び3が酸化防止剤として優れていることがわかる。
【0039】
抗酸化性試験方法:
リノール酸(Sigma社製)を2.5%含有するエタノール溶液5ml、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)10ml及び50%含水エタノール10mlを100ml容共栓付三角フラスコに入れる。この溶液に抗酸化剤を添加し、密栓して50℃にて振盪保存する。リノール酸の劣化を示すPOV(過酸化物価)の測定はHPLCにてリノール酸ペルオキシドの量を測定し、その測定値からPOVを計算することにより行った(参考:油化学 No.33(1) 1984.11〜19)。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、飲食品、香料、色素、香粧品、医薬品等の広い範囲の利用分野で、品質の劣化を防止するための、(a)クロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸及びコーヒー生豆抽出物から選ばれる少なくとも1種の抗酸化性物質と、(b)アミノ酸、メイラード反応物及びペプタイドから選ばれる少なくとも1種の成分からなる酸化防止剤組成物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組成物と他の抗酸化剤の抗酸化性能の比較を示すグラフである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an antioxidant that can be used in a wide range of applications such as foods and drinks, fragrances, pigments, cosmetics, and pharmaceuticals. More specifically, (a) chlorogenic acid, caffeic acid, ferulic acid, and green coffee beans The present invention relates to an antioxidant composition comprising at least one antioxidant selected from extracts and (b) at least one component selected from amino acids, Maillard reactants and peptides.
[0002]
[Prior art]
During the production process or storage of foods and beverages, cosmetics, etc., the fragrances, pigments and other materials incorporated in them are usually oxidized and deteriorated, so that the prevention of deterioration retains the quality of foods and beverages and cosmetics. Is important above. Therefore, for example, natural fragrances, synthetic fragrances, blended fragrances appropriately blended with them, essences, oily fragrances, emulsified fragrances, powdered fragrances and the like (hereinafter collectively referred to as fragrances) are used for foods and drinks, cosmetics, etc However, various efforts have been made to reduce the deterioration of these fragrances as much as possible.
[0003]
For example, the applicant of the present application has proposed a method for preventing the deterioration of flavors and fragrances of foods and drinks using the antioxidant properties of chlorogenic acid, caffeic acid, etc. (JP-A-4-27374, JP-A-6-38723). . In recent years, vacuum-cooked foods that are made by vacuum packaging raw food materials and cooking them at a low temperature with the bag have little fragrance and flavor and are hardly oxidized. Has been attracting attention in that it can be stored for a long period of time, but there are limits to the application range of materials, and there are many unresolved problems such as the problem of residual bacteria, and it has not yet been widely used.
[0004]
Furthermore, in the field of cosmetics, butylhydroxytoluene (BHT), butylhydroxyanisole (BHA), and the like have been conventionally used in order to prevent deterioration of fragrances and other materials used. These are synthetic chemical substances. Therefore, it tends to be avoided.
[0005]
On the other hand, pigments are used for coloring foods and drinks, cosmetics and the like. Particularly in foods and beverages, use of pigments derived from natural products is desired, but natural pigments are likely to change color. Several proposals have been made so far regarding the prevention of discoloration or browning of pigments. For example, an anthocyanin pigment fading preventive agent using the antioxidant properties of chlorogenic acid, caffeic acid, etc. -22872), foods and drinks containing anthocyanin pigments (Japanese Patent Laid-Open No. 1-132344) and methods for preventing fading of paprika pigments (Japanese Examined Patent Publication No. 59-50265); sugars by caffeic acid, ferulic acid, chlorogenic acid, etc. A method for preventing browning (Japanese Patent Laid-Open No. 57-115147), a method for producing a candy without browning utilizing the browning preventing effect of sugars (Japanese Patent Publication No. 58-32855), and the like have been proposed.
[0006]
In addition, an antioxidant containing a small amount of proanthocyanidin collected from plant bodies such as grape fruit juice or seeds as an active ingredient is useful for preventing deterioration of foods, pharmaceuticals, cosmetics and the like due to oxidation. It has been proposed (Japanese Patent Publication No. 3-7232, Japanese Patent Laid-Open No. 3-2000781).
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Various proposals have been made for the prevention of oxidation of components relating to quality deterioration in foods, beverages, fragrances, pigments, cosmetics, pharmaceuticals, etc., but no satisfactory solution has yet been found. For example, fragrances, pigments, and other materials are easily affected by heat, light, air, enzymes, etc. during processing or storage of foods and beverages or cosmetics, thereby changing the quality and lowering the quality of foods and beverages or cosmetics. It is well known that
[0008]
Conventionally proposed antioxidant substances such as chlorogenic acid, caffeic acid, and ferulic acid have a relatively large effect of suppressing deterioration of the fragrance by heating, but the effect of preventing deterioration of the fragrance by light irradiation is not always sufficient. The proanthocyanidin minor body used for the same purpose has the effect of suppressing the deterioration of the fragrance due to light, but the effect of preventing the fragrance deterioration due to heating is not necessarily sufficient. It has been demanded.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the drawbacks of the conventional methods as described above, the present inventors have now obtained (a) at least selected from chlorogenic acid, caffeic acid, ferulic acid and green coffee bean extract. When an antioxidant composition comprising one kind of antioxidant substance and (b) at least one component selected from amino acids, Maillard reactants and peptides is added to, for example, foods and drinks and cosmetics, It has been found that a dramatic synergistic effect that cannot be achieved by a single action can remarkably suppress deterioration of product quality due to deterioration of fragrance, modulation of fragrance, fading of pigment, generation of off-flavor, and other odors. It came to complete.
[0010]
Accordingly, the present invention provides (a) at least one antioxidant selected from chlorogenic acid, caffeic acid, ferulic acid and green coffee bean extract, and (b) at least selected from amino acids, Maillard reactants and peptides. An antioxidant composition comprising one component is provided. The antioxidant composition of the present invention is useful for preventing quality deterioration of various products such as fragrances, pigments, cosmetics and pharmaceuticals as well as foods and beverages.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the antioxidant composition of the present invention will be described in more detail.
[0012]
Antioxidant (a) :
As chlorogenic acid, caffeic acid, and ferulic acid that can be blended in the composition of the present invention, commercially available products can be used as they are, but for example, extracted from natural products such as green coffee beans, southern sky leaves, sweet potatoes, eggplants, etc. It is also possible to use what has been done. These chlorogenic acid, caffeic acid and ferulic acid do not necessarily have to be pure products. For example, an extract of green coffee beans containing chlorogenic acid, caffeic acid and / or ferulic acid obtained as follows is used. You can also.
[0013]
About 0.05 to about 20 times the weight of ethanol or hydrous ethanol is added to the ground coffee beans, and the mixture is heated at a temperature of about 60 ° C. to about 100 ° C. for about 1 hour to about 10 hours, for example. After cooling, insoluble solids are separated and removed, and hydrochloric acid is added to the resulting extract so that the hydrochloric acid concentration becomes, for example, about 3 to 10%. For example, about 30 ° C. at a temperature of about 50 ° C. to about 100 ° C. Stir with heat for about 5 hours. Then, after concentration, the concentrated solution is neutralized with a base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide, further treated with a porous polymer resin, for example, and adsorbed on the resin, and then the resin is treated with ethanol, for example. Elution treatment. Thereby, an extract of green coffee beans containing chlorogenic acid, caffeic acid and the like can be obtained.
[0014]
Alternatively, the extract can be used for the present invention by recovering and concentrating the solvent without hydrolysis, washing with methylene chloride, and then adsorbing with a porous polymer resin in the same manner as described above. A green bean extract can be obtained. In the present invention, chlorogenic acid, caffeic acid and ferulic acid or green coffee bean extract containing these may be used as they are, or at least one of these active ingredients and a suitable diluent or carrier. It may be used in the form of a composition. Examples of such diluents or carriers include solid diluents or carriers such as gum arabic, dextrin, glucose, cyclodextrin, sucrose, etc .; liquid dilutions such as water, ethanol, propylene glycol, glycerin, surfactants, etc. Agents or carriers can be mentioned. Chlorogenic acid, caffeic acid and ferulic acid or green coffee bean extract containing these are processed into liquid, emulsion, paste, powder, granule and other appropriate dosage forms using such diluent or carrier. be able to.
[0015]
Component (b) :
In the composition of the present invention, examples of amino acids used in combination with the antioxidant substance include amino acids having generally antioxidant activity such as tyrosine, tryptophan, histidine, cysteine, threonine, and arginine. Can be purchased and used commercially.
[0016]
In addition, the Maillard reaction product that can be used as the component (b) in the present invention is a brown substance called melanoidin formed by a reaction between an amino acid and a reducing sugar such as glucose or fructose. For example, water is added to glucose and alanine. In addition, what can be obtained by making it heat-react after melt | dissolution can be illustrated.
[0017]
Furthermore, the peptide that can be used as component (b) in the present invention is a compound in which two or more of the same or different α-amino acids are dehydrated and condensed with a hydrogen atom of an amino group and a hydroxyl group of a carboxyl group. As the compound, for example, a partially hydrolyzed soy protein or whey protein is preferably used, but a commercially available soy protein hydrolyzate or whey protein hydrolyzate can also be used. The peptide may contain an amino acid.
[0018]
Preparation of antioxidant composition :
The antioxidant composition of the present invention can be prepared by mixing the antioxidant substance (a) and component (b) described above according to a conventional method. The mixing ratio of both is not particularly limited, and can be varied over a wide range depending on the types of the antioxidant substance (a) and component (b) used and the application of the composition of the present invention. However, the weight ratio of (a) :( b) is usually within the range of about 1:10 to about 10: 1, preferably about 1: 1 to about 1: 2.
[0019]
The antioxidant composition of the present invention described above can prevent oxidative deterioration of these materials, for example, by blending with foods and drinks, fragrances, pigments, cosmetics, pharmaceuticals and the like.
[0020]
Specific examples of foods and beverages that can prevent deterioration using the composition of the present invention include, for example, bottles, cans, paper carton containers, PET bottles, laminating bags for retorts, plastic cups, and the like. Fruit juice beverages, juice-containing beverages, lactic acid bacteria beverages, tea beverages, coffee beverages, soy milk beverages, soup beverages, etc .; frozen desserts such as ice cream, sherbet, sleet; dessert foods such as pudding, bavaroa, jelly, yogurt And other instant foods.
[0021]
The amount of the composition of the present invention to be added to these foods and drinks is not particularly limited, and can be selected widely depending on the type of food or drink, etc. It is appropriate to add in the range of about 1.0% by weight.
Specific examples of the fragrance that can prevent deterioration using the composition of the present invention include natural fragrance, synthetic fragrance, blended fragrance, essence, oily fragrance, emulsified fragrance, and powder fragrance.
[0022]
The amount of the composition of the present invention to be added to these fragrances is not particularly limited, and can be widely selected depending on the kind of the fragrance, but generally about 0.1 to about 10. It is appropriate to add within the range of about 0% by weight.
Specific examples of the dye that can prevent deterioration using the composition of the present invention include water-soluble dyes such as carotenoid dyes, anthocyanin dyes, anthoxanthine dyes, and oily dyes.
[0023]
The amount of the composition of the present invention to be added to these dyes is not particularly limited, and can be selected widely depending on the kind of the dye and the like, but generally about 0.1 to about 10.0 of the dye. It is appropriate to add within the range of about% by weight.
Specific examples of cosmetics capable of preventing deterioration using the composition of the present invention include, for example, cosmetics for hair, face, skin and the like, perfumes, fragrance products such as colon, mouthwash, toothpaste and other oral products. Product can be mentioned.
[0024]
The amount of the composition of the present invention to be added to these cosmetic products is not particularly limited, and can be selected widely depending on the type of cosmetic product. It is appropriate to add in the range of about 10.0% by weight.
[0025]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference examples, examples and comparative examples.
Reference example 1
300 g of green coffee beans were pulverized with a coffee mill, 1500 g of 70% ethanol aqueous solution was added to the pulverized product, and the mixture was stirred and heated at 90 ° C. for 2 hours. After cooling, the insoluble solid content was removed to obtain 1100 g of an extract. Next, 180 g of 35% hydrochloric acid was added thereto to adjust the hydrochloric acid concentration in the extract to about 5%, and the mixture was stirred and heated at 70 ° C. for 1 hour. After cooling, the mixture was concentrated to 300 g under reduced pressure, 20% sodium hydroxide was added to the resulting concentrated solution to adjust to pH 11 or more, and then 600 g of methylene chloride was added and sufficiently mixed and stirred. The aqueous layer was separated, 10% hydrochloric acid was added thereto to adjust the pH to 6-7, and this pH adjusting solution was gradually passed through a column packed with 500 ml of Diaion HP-20 resin. Next, after thoroughly washing the resin with water, 300 g of 95% ethanol was poured to elute the substance adsorbed on the resin. The resulting solution was concentrated under reduced pressure and dried to obtain 12 g of a mixture of chlorogenic acid and caffeic acid.
[0026]
Reference example 2
200 g of water is added to a sugar-amino acid mixture consisting of 90 g of glucose, 100 g of L-glutamic acid and 30 g of L-valine, and the pH of the mixture is adjusted to 11 with an aqueous sodium hydroxide solution. The mixture was heated at 100 ° C. for 6 hours, then cooled and filtered to obtain 420 g of Maillard reaction product having an absorbance at 430 nm of 250.
Example 1
10 parts by weight of the mixture of chlorogenic acid and caffeic acid obtained in Reference Example 1 and 20 parts by weight of a soy protein hydrolyzate (Fuji Oil Co., Ltd.) obtained on the market were mixed to produce an antioxidant composition (the product of the present invention). 1) was obtained.
[0027]
Example 2
10 parts by weight of the Maillard reaction product obtained in Reference Example 2 and 10 parts by weight of caffeic acid (manufactured by Tokyo Chemical Industry) obtained on the market were mixed to obtain an antioxidant composition (
[0028]
Example 3
10 parts by weight of chlorogenic acid (manufactured by Tokyo Chemical Industry) obtained on the market and 10 parts by weight of histidine (manufactured by Ajinomoto Co., Inc.) obtained on the market were mixed to obtain an antioxidant composition (
[0029]
Reference example 3
A colored jelly base was prepared by adding 0.1% by weight of paprika pigment emulsion to 160 g of sucrose, 14.0 g of gelling agent, 1.0 g of sodium citrate and 1.6 g of citric acid to make 1000 g of water. Prepared. To this jelly base, 150 ppm of the product of the present invention 1 (present invention 1), 150 ppm of the mixture of chlorogenic acid and caffeic acid obtained in Reference Example 1 (Reference Example 1), and 150 ppm of soy protein hydrolyzate (soybean) are added. And jelly was prepared. These were placed in a refrigerator and a constant temperature bath of 35 ° C. together with an additive-free control product, sampled every predetermined period, and color tone (L, a, b) was measured with a color difference meter manufactured by Nippon Denshoku Co., Ltd. The color difference between the thermostatic storage product and the refrigerator storage product was calculated for each. The results are shown in Table 1.
[0030]
[Table 1]
[0031]
From the above results, the fading degree of the colored jelly to which the composition of the present invention is added is small after 15 days and 1 month, and it is clear that the composition of the present invention is excellent as an antioxidant.
[0032]
Reference example 4
Add 500 g of 65% (v / v) ethanol to 50 g of lemon oil, stir at room temperature for 10 minutes and leave to stand, remove the upper terpene layer and filter the lower ethanol layer with filter paper to obtain 490 g of lemon flavor. It was. 100 ppm of the
[0033]
[Table 2]
[0034]
As is clear from the above results, the lemon flavor added with the composition of the present invention does not lose a refreshing feeling even after being stored at 37 ° C. for 3 weeks and 2 months, and there is no unpleasant off-flavor. It is good and the composition of the present invention is excellent as an antioxidant.
[0035]
Reference Example 5
An emulsion containing 140 g of granulated sugar, 4 g of citric acid and 2% of docosahexaenoic acid (DHA) was dissolved in water to prepare 1,000 g of DHA-containing syrup. To this syrup, 100 ppm of
[0036]
[Table 3]
[0037]
From the above results, it is clear that the DHA-containing syrup added with the composition of the present invention is slightly deteriorated even after storage at 40 ° C. for 14 days, and the composition of the present invention is excellent as an antioxidant. It is.
[0038]
Reference Example 6 (Antioxidant Comparative Example)
The antioxidant ability of the
[0039]
Antioxidant test method :
5 ml of an ethanol solution containing 2.5% linoleic acid (manufactured by Sigma), 10 ml of 0.1 M phosphate buffer (pH 7.0) and 10 ml of 50% aqueous ethanol are put into a 100 ml conical stoppered flask. Add an antioxidant to this solution, seal tightly and store at 50 ° C with shaking. The measurement of POV (peroxide value) indicating deterioration of linoleic acid was carried out by measuring the amount of linoleic acid peroxide by HPLC and calculating POV from the measured value (Reference: Oil Chemistry No.33 (1) 1984.11-19).
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, (a) chlorogenic acid, caffeic acid, ferulic acid and green coffee beans for preventing deterioration of quality in a wide range of application fields such as foods and drinks, fragrances, pigments, cosmetics and pharmaceuticals There is provided an antioxidant composition comprising at least one antioxidant selected from extracts and (b) at least one component selected from amino acids, Maillard reactants and peptides.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph showing a comparison of the antioxidant performance of a composition of the present invention and other antioxidants.
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