JP3853296B2

JP3853296B2 - Drainage float structure

Info

Publication number: JP3853296B2
Application number: JP2003028482A
Authority: JP
Inventors: 雅宣内田; 孝志松井
Original assignee: Yamaha Living Tech Co Ltd
Current assignee: Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority date: 2003-02-05
Filing date: 2003-02-05
Publication date: 2006-12-06
Anticipated expiration: 2023-02-05
Also published as: JP2004238896A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目皿の上方から下方に水を通過させる一方、目皿の下方から上方への水の流れは遮断する排水フロート構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、例えば、ユニット型の浴室の中には、浴槽設置用の防水パンである浴槽側フロアの上面に浴槽を設置し、浴槽と浴槽側フロアとに排水のための排水フロート構造を設けたものがある（例えば、特許文献１）。このような浴室ユニットでは、浴槽の底部には、浴槽内の水を排出するための排水口が設けられており、この排水口から排出される水は排水口に接続された排水管から外部に送られる。
【０００３】
また、浴槽側フロアには、浴槽側フロアに溜まる水を排出するための開口が、浴槽の排水口を構成する排水口部材の周囲に設けられており、この開口から排出される水は開口に接続された排水管から外部に送られる。この場合の両排水管は同じものが共用され、浴槽から排出される水と浴槽側フロアから排出される水は、同じ排水管によって外部に排出される。
【０００４】
そして、浴槽の排水口には、排水口を開閉するための排水栓が設けられ、浴槽側フロアの開口には排水孔を有する目皿が設けられ、この目皿に排水孔を開閉するためのフロート弁が設けられている。このフロート弁は、水よりも比重の小さな材料で構成されており、排水管側から浴槽側フロアに水が流れ込もうとしたときに、浮力によって上昇し目皿の排水孔を閉じる。また、目皿は、浴槽の排水口に連通する穴部を有する軸部と、前述した排水孔を有する弁座部とを備えており、排水孔は弁座部を上下に貫通して浴槽側フロアの上面と下面を連通させている。
【０００５】
このため、排水栓を開けて浴槽内の水を排出する際に、排水管に流れ出た水が浴槽側フロア側に流れ込もうとしても、フロート弁が排水孔を閉じるため、浴槽側フロアへの水の浸入は阻止される。また、排水管内の水が少量である場合には、フロート弁は自重によって下降し下方に位置しているため、排水孔が開き浴槽側フロアに溜まった水は、排水孔から排水管へと排出される。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−２２０７９７号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の排水フロート構造では、フロート弁に水垢等の汚れが付着して、フロート弁の作動が鈍くなったり、作動しなくなったりすることがある。この場合、フロート弁や目皿を洗浄する必要が生じるが、目皿は、浴槽側の排水口部材の下方に押さえ付けられた状態で設けられているため、取り外すことが困難で、洗浄作業がしづらいという問題がある。このため、目皿とフロートとが汚れにより付着するとその都度面倒な洗浄作業をしなければならないという問題がある。
【０００８】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、フロート弁が目皿に付着しにくくすることによりメンテナンスを容易にすることのできる排水フロート構造を提供することである。
【０００９】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる排水フロート構造の構成上の特徴は、上面と下面とを連通する複数の排水孔が円周方向に沿って設けられたリング状の弁座部を有する目皿と、弁座部の下方に上下移動可能に設置されて、常時は弁座部の上方から流れてくる水が排水孔内に入り込むように下方に位置し、弁座部の下方から水が流れてくると上昇して排水孔を閉塞するリング状のフロート弁とを備えた排水フロート構造であって、弁座部の下面における排水孔を結ぶ円周に沿った部分に溝状の凹部が設けられ、フロート弁の弁座部との対向面における内周側部分と外周側部分とで弁座部に接触するシール部を構成して、フロート弁の円周に沿った幅方向における中央部が弁座部に対して非接触になるようにしたことにある。
【００１０】
前記のように構成した本発明の排水フロート構造では、排水孔が設けられた弁座部とフロート弁との対向面の一部に設けられたシール部だけが、弁座部とフロート弁との接触面となり他の部分は非接触面に構成されている。したがって、弁座部とフロート弁との接触面積を小さくすることができ、これによって、弁座部とフロート弁との間に水垢等が溜まってフロート弁が作動しなくなることを抑制することができる。
【００１１】
すなわち、弁座部とフロート弁との水垢等による付着は、逆流によって、水に濡れたフロート弁が上昇して弁座部と接触した際に弁座部と密着し、逆流による水の流れが無くなったのちにもその状態が維持されることによる。このため、弁座部とフロート弁との接触面積が小さければ、水の流れが無くなったのちには、フロート弁は自重で下降するようになり、弁座部と付着した状態が維持されることが抑制される。この場合、シール部の面積を小さくするほどより大きな効果を得ることができ、たとえば、Ｏリングのような極めて接触面積を小さくすることのできる部材を用いることもできる。
【００１２】
また、本発明にかかる排水フロート構造では、弁座部に溝状の凹部を設けることによって非接触面を形成しているため、弁座部とフロート弁との非接触面を容易に形成することができる。
【００１３】
また、本発明にかかる排水フロート構造では、弁座部およびフロート弁をリング状に形成し、溝状の凹部の全体形状を弁座部のリング状形状の円周に沿ったリング状にしているため、非接触面を弁座部の全体にバランスよく設けることができる。
【００１４】
また、本発明にかかる排水フロート構造の他の構成上の特徴は、弁座部における溝状の凹部の幅を排水孔における弁座部の直径方向に沿った長さと略等しい長さに設定したことにある。この場合の弁座部の直径方向とは、弁座部の円周方向に対して直交する方向であり、これによって、凹部の幅を適切な長さにできる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図１は、本発明の排水フロート構造を備えた浴室ユニットＹを示している。この浴室ユニットＹは、浴槽１０を備えており、浴槽１０は、浴槽側フロア２０の上面に設置されている。そして、浴槽側フロア２０の長手方向に沿った一方の縁部には、洗い場側フロア３０が接続され、図示しない壁パネルや天井パネル等が設置されて構成される。浴室ユニットＹを構成する浴槽１０、浴槽側フロア２０および洗い場側フロア３０等の各本体部分は、それぞれ樹脂の成形体で構成されている。
【００１７】
浴槽１０には、湯を溜めるための凹部１０ａが設けられ、その底部に凹部１０ａ内の湯や水を排出するための金属製の排水栓１１が設けられている。また、浴槽１０の上面縁部１０ｂにおける一方の角部に凹部１０ａ内に湯や水を入れるための水栓１２と、排水栓１１を開閉操作するための押しボタン式の操作スイッチ１３とが設けられている。操作スイッチ１３は、図２に示したレリースケーブル１４および収容ボックス（図示せず）を介して排水栓１１に接続されている。収容ボックス内には、操作スイッチ１３の操作に応じて、排水栓１１を上下移動させるための駆動装置が収容されている。
【００１８】
また、排水栓１１が取り付けられた浴槽１０の底部には、穴部１５が設けられその穴部１５に円筒状の排水口部１６が固定されている。この排水口部１６の上端部は、上面の中央部が凹部１６ａに形成された段付きのフランジ状に形成されており、その凹部１６ａに対して排水栓１１が進退可能になっている。そして、排水口部１６の下部に、排水口部１６を浴槽側フロア２０側に接続するための接続部材１７が取り付けられている。この接続部材１７の一側部には、レリースケーブル１４を挿通させるための挿通筒１７ａが突出している。
【００１９】
浴槽側フロア２０における接続部材１７の下方の部分には、開口部２１が設けられ、この開口部２１に排水口部２２が取り付けられている。この排水口部２２は、略円筒状の部材で構成されており、その上端外周部に外側に延びるフランジ状突起２２ａが設けられ、下端内周部に内側に延びるフランジ状突起２２ｂが設けられている。そして、排水口部２２は、断面形状がＵ字状で全体形状がリング状に形成されたシール２３を介して排水管２４の開口縁部に連結されている。
【００２０】
すなわち、このシール材２３は、開口部２１の周縁部２１ａに沿って、その周縁部２１ａの上下面および内周面を被覆するように取り付けられている。そして、シール材２３の上面にフランジ状突起２２ａの下面が押し付けられ、シール材２３の下面に排水管２４の開口縁部に設けられたフランジ状突起２４ａが押し付けられている。また、排水口部２２の外周面と排水管２４の開口縁部の内周面には、互いに螺合可能なねじが設けられており、このねじの螺合により、排水口部２２と排水管２４とはシール材２３を介して周縁部２１ａを挟んだ状態で固定されている。
【００２１】
また、排水口部２２の内周面上部には、リング状の固定部材２５を介して、略リング状の目皿４０が取り付けられ、目皿４０内にフロート弁４１が取り付けられている。目皿４０は、図３ないし図５に示すように、円筒状の内周部４２と、内周部４２との間にフロート弁４１を収容する保持部４３とで構成されている。内周部４２の内周面は、排水口部１６および接続部材１７の内周面と連通して、浴槽１０内の水を排水するための流路を構成している。
【００２２】
保持部４３は、筒状の外周部４４と、内周部４２と外周部４４との上端部間を連結する弁座部４５とで構成されている。そして、弁座部４５には、複数の排水孔４６が円周に沿って一定間隔で形成されている。また、弁座部４５の下面における排水孔４６が設けられた部分には、円周に沿って溝状の凹部４７が設けられている。この凹部４７の幅は、排水孔４６の幅（弁座部４５の直径方向に沿った長さ）と略等しい長さに設定されている。
【００２３】
また、内周部４２の下端外周面には円周に沿ってフランジ状の小突起４２ａが設けられており、この小突起４２ａと、弁座部４５との間で、図６に示したフロート弁４１が上下移動可能に収容されている。なお、排水口部２２と固定部材２５および固定部材２５と目皿４０とは、それぞれねじの螺合によって互いに連結されている。
【００２４】
フロート弁４１は、外径が目皿４０の外周部４４の内径よりもやや小さく、内径が内周部４２の外径よりもやや大きく設定されたリング状に形成され、比重が水の比重よりも小さなシリコンゴムで構成されている。このフロート弁４１における弁座部４５との対向面は、フロート弁４１の内周側部分と外周側部分とだけが弁座部４６に接触可能になり、フロート弁４１の幅方向における中央部は弁座部４６に対して非接触になる。
【００２５】
そして、フロート弁４１と弁座部４５との接触可能な部分で本発明のシール部が構成される。また、フロート弁４１における弁座部４５との非接触の面は、フロート弁４１の上面のうちの大部分を占めるように設定されている。したがって、フロート弁４１は、浴槽１０から排水された水が逆流して、浴槽側フロア２０側に流れ込もうとすると上昇し、水の逆流がなくなれば自重によって下降する。
【００２６】
この際、フロート弁４１が上昇すると、排水孔４６は閉塞されて、浴槽側フロア２０と排水管２４とは遮断され、フロート弁４１が下降すると、排水孔４６は開放されて、浴槽側フロア２０と排水管２４とは連通する。したがって、フロート弁４１が下降した状態では、浴槽側フロア２０に溜まった水は排水孔４６から排水管２４に排出される。この排水管２４は、洗い場側フロア３０に設けられた排水口の下方を通過して外部に延びており、洗い場側フロア３０で使用される湯や水も排水管２４を通って外部に排出される。
【００２７】
浴槽側フロア２０と洗い場側フロア３０との対向する縁部には、互いに係合できる係合片（図示せず）が上方に向って設けられており、この係合片を係合させることによって、浴槽側フロア２０と洗い場側フロア３０は接続されている。そして、洗い場側フロア３０の所定部分に、穴部３１が設けられ、この穴部３１に排水口を構成する排水口部３２が取り付けられている。この排水口部３２は、排水口部２２と略同様の形状に形成されており、シール材２３と同様の構成からなるシール材３３を介して排水管２４の上部開口部に設けられた固定部２４ｂにねじの螺合によって連結されている。そして、排水口部３２の下面に設けられた穴部に、水を通過させる挿通孔を有する金属製の挿通板３４が着脱可能に取り付けられている。
【００２８】
この構成において、入浴のために、浴槽１０内に湯を入れる場合には、まず、操作スイッチ１３を押して、駆動装置を作動させることにより、排水栓１１を下降させる。これによって、排水栓１１は、図２に実線で示した状態になり、排水口部１６は閉塞状態になる。ついで、水栓１２の給湯操作部１２ａと給水操作部１２ｂとを開閉調節して、適温の湯を凹部１０ａ内に入れ、湯面が適当な高さになったときに給湯を停止して入浴する。
【００２９】
そして、洗い場で、洗髪や体の洗浄をして、湯や水を使用した場合には、その使用後の湯や水は、排水口部材３２の穴部から排水管２４内に流れ、排水管２４を通過して外部に排出される。また、浴槽側フロア２０側に湯や水が浸入した場合には、その湯や水は、排水孔４６から排水管２４内に流れ、洗い場の湯や水と同様、外部に排出される。この場合、フロート弁４１は、図２に実線で示した位置に移動する。
【００３０】
入浴後に、凹部１０ａ内の湯または水を排出する場合には、再度、操作スイッチ１３を押す。これによって、駆動装置が作動して、排水栓１１が上昇し、図２に二点鎖線で示した状態になる。その結果、排水口部１６は開放状態になり、凹部１０ａ内の湯または水は、排水口部１６、接続部材１７および内周部４２の穴部を通過して排水管２４に流れ、排水管２４から外部に排出される。
【００３１】
その際、多量の湯または水が一度に排水管２４内に流れることによって、逆流が生じて、浴槽側フロア２０側に浸入しようとすると、フロート弁４１は、図２に二点鎖線で示した位置に上昇して排水孔４６を閉塞する。この場合、フロート弁４１を構成するシリコンゴムは比重が小さいため、フロート弁４１は、浴槽１０からの排水の逆流に対して敏感に作動するようになり、確実な逆流防止ができる。
【００３２】
この結果、浴槽１０から排出される湯または水は、排水管２４の形状や穴径に応じた量にしたがって徐々に排出される。また、配水管２４内を流れる湯または水の量が減少して水位が低下してくるとフロート弁４１は図２に二点鎖線で示した上昇した位置から実線で示した位置に下降する。この場合、フロート弁４１における弁座部４５との接触面は僅かであるため、濡れたフロート弁４１が弁座部４５に付着した状態のままとなるようなことはなく、自重によりすぐに下降する。
【００３３】
また、この排水の際に、水位の上昇と低下が繰り返し行われても、フロート弁４１は、水位に追従して敏感に上下移動する。このため、フロート弁４１が水垢等によって弁座部４５に付着して、移動しなくなったり、動きが鈍くなったりすることを抑制でき、フロート弁４１は長時間の使用によっても常時適正に作動する。
【００３４】
このように、本発明にかかる排水フロート構造では、弁座部４５の下面に凹部４７が設けられて、弁座部４５の下面とフロート弁４１の上面との接触面積が小さくなっている。このため、フロート弁４１が弁座部４５に付着した状態のままとなるようなことがなくなり、水の逆流がないときには、フロート弁４１は弁座部４５から離れた下方に位置するようになる。これによって、弁座部４５とフロート弁４１との間に水垢等が溜まってフロート弁４１が作動しなくなることを防止できる。
【００３５】
また、図７は、参考例としての実施形態による排水フロート構造で用いられるフロート弁５１を示している。このフロート弁５１の上面には、幅方向における中央部分に円周に沿った溝状の凹部５２が設けられている。そして、このフロート弁５１が取り付けられる目皿（図示せず）の弁座部下面は平面状に形成されて、凹部は設けられてない。このフロート弁５１は、弁座部に設けられた排水孔の部分に凹部５２を対向させて目皿に取り付けられる。この排水フロート構造のそれ以外の部分の構成については、前述した実施形態と同一である。また、この排水フロート構造の作用効果についても、前述した実施形態と同様である。
【００３６】
また、図８は、他の参考例としての実施形態による排水フロート構造で用いられるフロート弁６１を示している。このフロート弁６１の上面には、フロート弁５１の凹部５２に代えて格子状の切り欠き部６２が設けられている。この排水フロート構造のそれ以外の部分の構成については、前述したフロート弁５１を備えた実施形態と同一である。また、この排水フロート構造の作用効果については、前述した各実施形態と同様である。また、この変形例として、格子状の切り欠き部を弁座部に設けて、フロート弁は、切り欠き部のないフロート弁４１と同じ構成にすることもできる。
【００３７】
図９は、さらに他の参考例としての実施形態による排水フロート構造で用いられるフロート弁７１を示している。このフロート弁７１の上面には、フロート弁５１の凹部５２やフロート弁６１の切り欠き部６２に代えて凹凸部７２が設けられている。この凹凸部７２は、凸部７３と凹部７４とが交互に形成されて全体が格子状に形成されている。この排水フロート構造のそれ以外の部分の構成については、前述したフロート弁５１，６１を備えた実施形態と同一である。また、この排水フロート構造の作用効果については、前述した各実施形態と同様である。
【００３８】
また、この場合、変形例として、凹凸部を弁座部に設けて、フロート弁は、切り欠き部のないフロート弁４１と同じ構成にすることもできる。また、凹凸部は、格子状のような規則正しいものでなくランダムに配置された凹凸にすることができその凹凸の大きさも適宜変更することができる。また、弁座部とフロート弁との対向面における非接触面は、対向面に複数の小さな凹部を形成したり対向面を粗面に形成したりすることによって構成することもでき、その対向面は、弁座部であってもフロート弁であてもよい。さらに、フロート弁の外周縁部と内周縁部とに堰きのような突部を設けたり、その突部を弁座部に設けたりすることもできる。また、その突部に代えて別部材からなるＯリングを取り付けることもできる。
【００３９】
また、本発明による排水フロート構造は、前述した実施形態以外についても技術的範囲内で適宜変更実施が可能であり、各部材についても同様の作用効果を奏することのできるものであれば置き換えて使用したり設計変更したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態による排水フロート構造を備えた浴槽ユニットを示した斜視図である。
【図２】排水フロート構造を示した縦断面図である。
【図３】目皿を示した斜視図である。
【図４】目皿と目皿に取り付けられたフロート弁とを示した断面図である。
【図５】目皿と目皿に取り付けられたフロート弁とを示した底面図である。
【図６】フロート弁を示した斜視図である。
【図７】他の実施形態による排水フロート構造が備えるフロート弁を示した斜視図である。
【図８】さらに他の実施形態による排水フロート構造が備えるフロート弁を示した斜視図である。
【図９】さらに他の実施形態による排水フロート構造が備えるフロート弁を示した斜視図である。
【符号の説明】
４０…目皿、４１，５１，６１，７１…フロート弁、４５…弁座部、４６…排水孔、４７，５２…凹部、６２…切り欠き部、７２…凹凸部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a drainage float structure that allows water to pass from the upper side to the lower side of the eye plate while blocking the flow of water from the lower side to the upper side of the eye plate.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, in a unit-type bathroom, a bathtub is installed on the upper surface of the bathtub-side floor, which is a waterproof pan for installing a bathtub, and a drainage float structure for drainage is provided on the bathtub and the bathtub-side floor. There is a thing (for example, patent document 1). In such a bathroom unit, a drain outlet for discharging water in the bathtub is provided at the bottom of the bathtub, and the water discharged from the drain outlet is externally discharged from a drain pipe connected to the drain outlet. Sent.
[0003]
In addition, an opening for discharging water accumulated on the bathtub-side floor is provided on the bathtub-side floor around the drain outlet member that constitutes the drain outlet of the bathtub. It is sent to the outside from the connected drain pipe. In this case, the same drain pipe is shared, and the water discharged from the bathtub and the water discharged from the bathtub side floor are discharged to the outside through the same drain pipe.
[0004]
The drain of the bathtub is provided with a drain plug for opening and closing the drain, and the opening of the bathtub side floor is provided with a pan having a drain hole for opening and closing the drain. A float valve is provided. This float valve is made of a material having a specific gravity smaller than that of water, and when water tries to flow from the drain pipe side to the bathtub side floor, it rises by buoyancy and closes the drain hole of the eye plate. The eye plate includes a shaft portion having a hole communicating with a drain outlet of the bathtub, and a valve seat portion having the drain hole described above, and the drain hole penetrates the valve seat portion up and down to the bathtub side. The upper and lower surfaces of the floor are in communication.
[0005]
For this reason, when the drain plug is opened and the water in the bathtub is drained, the float valve closes the drain hole even if the water that has flowed into the drain pipe flows into the bathtub side floor. Water ingress is prevented. In addition, when the amount of water in the drain pipe is small, the float valve descends due to its own weight and is positioned below. Therefore, the water that has opened the drain hole and has accumulated on the bathtub side floor is discharged from the drain hole to the drain pipe. Is done.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-220797
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional drainage float structure, dirt such as scale adheres to the float valve, and the operation of the float valve may become dull or inoperable. In this case, it is necessary to wash the float valve and the eye plate. However, the eye plate is provided in a state of being pressed below the drain port member on the bathtub side, so that it is difficult to remove and the washing work is difficult. There is a problem that it is difficult. For this reason, there is a problem that a troublesome cleaning operation must be performed each time the eye plate and the float adhere to each other due to dirt.
[0008]
Summary of the Invention
The present invention has been made to cope with the above problem, and an object of the present invention is to provide a drainage float structure that can facilitate maintenance by making the float valve difficult to adhere to the eye plate.
[0009]
To achieve the above object, features in configuration of the flush float structure according to the present invention, that passes communication between the upper and lower surfaces a plurality of discharge water holes in the circumferential direction setting eclipse was ring-shaped valve a perforated plate having a seat portion, is installed vertically movably below the valve seat, normally positioned below so that water flowing from above the valve seat enters the drainage hole, the valve seat a flush float structure water from below and a ring-shaped float valve you close the incoming and rising to the drain hole flows parts, along a circumference connecting the drainage holes in the bottom surface of the valve seat portion A groove-like recess is provided in the part, and a seal part that contacts the valve seat part is formed by the inner peripheral part and the outer peripheral part on the surface facing the valve seat part of the float valve, and the circumference of the float valve The central part in the width direction along the line is not in contact with the valve seat part .
[0010]
In the drainage float structure of the present invention configured as described above, only the seal portion provided on a part of the opposed surface between the valve seat portion provided with the drainage hole and the float valve is provided between the valve seat portion and the float valve. It becomes a contact surface and the other part is comprised by the non-contact surface. Therefore, the contact area between the valve seat portion and the float valve can be reduced, and thereby, it is possible to prevent the float valve from operating due to accumulation of water scale between the valve seat portion and the float valve. .
[0011]
In other words, the adhesion of the valve seat part and the float valve due to scales, etc., due to the back flow, when the float valve wet with water rises and comes into contact with the valve seat part, the valve seat part comes into close contact with the water flow due to the back flow. It is because the state is maintained after it disappears. For this reason, if the contact area between the valve seat and the float valve is small, after the flow of water has ceased, the float valve will descend by its own weight, and the state of adhering to the valve seat should be maintained. Is suppressed. In this case, as the area of the seal portion is reduced, a greater effect can be obtained. For example, a member that can extremely reduce the contact area such as an O-ring can be used.
[0012]
Further, in the flush float structure according to the present invention, because it forms a non-contact surface by providing a groove-like recess in the valve seat portion, readily form non-contact surface of the valve seat portion and the float valve be able to.
[0013]
Further, in flush float structure according to the present invention, the valve seat and the float valve is formed in a ring shape, and a groove-like ring shape along the circumference of the ring shape of the overall shape valve seat of the recess Therefore , the non-contact surface can be provided on the entire valve seat portion with a good balance.
[0014]
The feature on another configuration of the flush float structure according to the present invention is to set the length of the width of the groove-like recess along the diameter direction of the valve seat portion of the drainage hole substantially equal to the length of the valve seat That is . In this case, the diameter direction of the valve seat portion is a direction orthogonal to the circumferential direction of the valve seat portion, whereby the width of the concave portion can be set to an appropriate length.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a bathroom unit Y provided with the drainage float structure of the present invention. The bathroom unit Y includes a bathtub 10, and the bathtub 10 is installed on the upper surface of the bathtub-side floor 20. And the washroom side floor 30 is connected to one edge part along the longitudinal direction of the bathtub side floor 20, and the wall panel, ceiling panel, etc. which are not shown in figure are installed and comprised. Each body part, such as the bathtub 10, the bathtub side floor 20, and the washroom side floor 30 which comprises the bathroom unit Y, is each comprised with the molded object of resin.
[0017]
The bathtub 10 is provided with a recess 10a for storing hot water, and a metal drain plug 11 for discharging hot water and water in the recess 10a at the bottom thereof. Further, a water tap 12 for putting hot water or water into the recess 10 a and a push button type operation switch 13 for opening and closing the drain plug 11 are provided at one corner of the upper surface edge 10 b of the bathtub 10. It has been. The operation switch 13 is connected to the drain plug 11 via the release cable 14 and the storage box (not shown) shown in FIG. A drive device for moving the drain plug 11 up and down according to the operation of the operation switch 13 is housed in the housing box.
[0018]
Further, a hole 15 is provided at the bottom of the bathtub 10 to which the drain plug 11 is attached, and a cylindrical drain port 16 is fixed to the hole 15. The upper end portion of the drain port portion 16 is formed in a stepped flange shape in which the central portion of the upper surface is formed in the concave portion 16a, and the drain plug 11 can be advanced and retracted with respect to the concave portion 16a. And the connection member 17 for connecting the drain outlet 16 to the bathtub side floor 20 side is attached to the lower part of the drain outlet 16. An insertion tube 17 a for allowing the release cable 14 to pass therethrough projects from one side of the connection member 17.
[0019]
An opening 21 is provided in a portion of the bathtub-side floor 20 below the connecting member 17, and a drain port 22 is attached to the opening 21. The drain port portion 22 is formed of a substantially cylindrical member, and is provided with a flange-like protrusion 22a extending outward at the outer periphery of the upper end and a flange-like protrusion 22b extending inward at the inner periphery of the lower end. Yes. And the drain port part 22 is connected with the opening edge part of the drain pipe 24 through the seal | sticker 23 in which the cross-sectional shape was U-shaped and the whole shape was formed in the ring shape.
[0020]
That is, the sealing material 23 is attached along the peripheral edge 21 a of the opening 21 so as to cover the upper and lower surfaces and the inner peripheral surface of the peripheral edge 21 a. The lower surface of the flange-shaped protrusion 22 a is pressed against the upper surface of the sealing material 23, and the flange-shaped protrusion 24 a provided at the opening edge of the drain pipe 24 is pressed against the lower surface of the sealing material 23. In addition, screws that can be screwed to each other are provided on the outer peripheral surface of the drain port portion 22 and the inner peripheral surface of the opening edge of the drain tube 24, and the drain port portion 22 and the drain tube are screwed together. 24 is fixed in a state where the peripheral edge portion 21a is sandwiched through the seal material 23.
[0021]
Further, a substantially ring-shaped eye plate 40 is attached to the upper part of the inner peripheral surface of the drain port portion 22 via a ring-shaped fixing member 25, and a float valve 41 is attached to the inside of the eye plate 40. As shown in FIGS. 3 to 5, the eye plate 40 includes a cylindrical inner peripheral portion 42 and a holding portion 43 that accommodates the float valve 41 between the inner peripheral portion 42. The inner peripheral surface of the inner peripheral portion 42 communicates with the drain port portion 16 and the inner peripheral surface of the connection member 17 to constitute a flow path for draining water in the bathtub 10.
[0022]
The holding portion 43 includes a cylindrical outer peripheral portion 44 and a valve seat portion 45 that connects the upper end portions of the inner peripheral portion 42 and the outer peripheral portion 44. A plurality of drain holes 46 are formed in the valve seat portion 45 at regular intervals along the circumference. Further, a groove-like recess 47 is provided along the circumference in a portion where the drain hole 46 is provided on the lower surface of the valve seat 45. The width of the recess 47 is set to be approximately equal to the width of the drain hole 46 (the length along the diameter direction of the valve seat 45).
[0023]
Further, a flange-like small protrusion 42a is provided along the circumference on the outer peripheral surface of the lower end of the inner peripheral portion 42. Between the small protrusion 42a and the valve seat portion 45, the float shown in FIG. The valve 41 is accommodated so as to be movable up and down. The drain port 22 and the fixing member 25 and the fixing member 25 and the eye plate 40 are connected to each other by screwing.
[0024]
The float valve 41 is formed in a ring shape in which the outer diameter is slightly smaller than the inner diameter of the outer peripheral portion 44 of the eye plate 40 and the inner diameter is set slightly larger than the outer diameter of the inner peripheral portion 42, and the specific gravity is greater than the specific gravity of water. Even made up of small silicone rubber. The float valve 41 faces the valve seat portion 45 so that only the inner peripheral portion and the outer peripheral portion of the float valve 41 can contact the valve seat portion 46, and the central portion of the float valve 41 in the width direction is It becomes non-contact with respect to the valve seat part 46. FIG.
[0025]
And the seal | sticker part of this invention is comprised in the part which the float valve 41 and the valve seat part 45 can contact. Further, the non-contact surface of the float valve 41 with the valve seat 45 is set so as to occupy most of the upper surface of the float valve 41. Therefore, the float valve 41 rises when the water drained from the bathtub 10 flows backward and flows into the bathtub side floor 20 side, and descends by its own weight when the water does not flow backward.
[0026]
At this time, when the float valve 41 rises, the drain hole 46 is closed and the bathtub-side floor 20 and the drain pipe 24 are shut off. When the float valve 41 descends, the drain hole 46 is opened and the bathtub-side floor 20 is closed. And the drain pipe 24 communicate with each other. Therefore, in the state where the float valve 41 is lowered, the water accumulated on the bathtub side floor 20 is discharged from the drain hole 46 to the drain pipe 24. The drainage pipe 24 extends to the outside through a drainage port provided on the washing ground side floor 30, and hot water and water used on the washing ground side floor 30 are also discharged to the outside through the drainage pipe 24. The
[0027]
Engagement pieces (not shown) that can be engaged with each other are provided on the opposite edges of the bathtub-side floor 20 and the washing-room-side floor 30 by engaging the engagement pieces. The bathtub side floor 20 and the washroom side floor 30 are connected. And the hole part 31 is provided in the predetermined part of the washing floor side floor 30, and the drain port part 32 which comprises a drain port is attached to this hole part 31. As shown in FIG. The drain port portion 32 is formed in substantially the same shape as the drain port portion 22, and is a fixed portion provided in the upper opening portion of the drain pipe 24 via a seal material 33 having the same configuration as the seal material 23. It is connected to 24b by screwing. And the metal insertion board 34 which has the insertion hole which lets water pass is detachably attached to the hole provided in the lower surface of the drain port part 32. As shown in FIG.
[0028]
In this configuration, when hot water is poured into the bathtub 10 for bathing, first, the operation switch 13 is pushed to activate the drive device, thereby lowering the drain plug 11. As a result, the drain plug 11 is in the state shown by the solid line in FIG. 2, and the drain port 16 is closed. Next, the hot water supply operation unit 12a and the water supply operation unit 12b of the faucet 12 are adjusted to open and close, and hot water of an appropriate temperature is put into the recess 10a. To do.
[0029]
When hot water or water is used after washing the hair or body at the washing place, the hot water or water after use flows from the hole of the drain port member 32 into the drain pipe 24, and the drain pipe. 24 is discharged to the outside. In addition, when hot water or water enters the bathtub side floor 20 side, the hot water or water flows into the drain pipe 24 from the drain hole 46 and is discharged to the outside in the same manner as hot water or water at the washing place. In this case, the float valve 41 moves to the position indicated by the solid line in FIG.
[0030]
When the hot water or water in the recess 10a is discharged after bathing, the operation switch 13 is pressed again. As a result, the driving device is activated, the drain plug 11 is raised, and the state indicated by the two-dot chain line in FIG. As a result, the drain port 16 is in an open state, and the hot water or water in the recess 10a flows through the drain port 16, the connecting member 17, and the holes in the inner peripheral portion 42 to the drain pipe 24, and the drain pipe. 24 is discharged to the outside.
[0031]
At that time, when a large amount of hot water or water flows into the drain pipe 24 at a time, a reverse flow occurs, and the float valve 41 is indicated by a two-dot chain line in FIG. The position is raised to close the drain hole 46. In this case, since the specific gravity of the silicon rubber constituting the float valve 41 is small, the float valve 41 operates sensitively to the backflow of drainage from the bathtub 10 and can reliably prevent backflow.
[0032]
As a result, the hot water or water discharged from the bathtub 10 is gradually discharged according to the amount corresponding to the shape and the hole diameter of the drain pipe 24. When the amount of hot water or water flowing through the water distribution pipe 24 decreases and the water level decreases, the float valve 41 descends from the raised position indicated by the two-dot chain line in FIG. 2 to the position indicated by the solid line. In this case, since the contact surface of the float valve 41 with the valve seat portion 45 is small, the wet float valve 41 does not remain attached to the valve seat portion 45 and immediately descends due to its own weight. To do.
[0033]
Further, even when the water level is repeatedly raised and lowered during this drainage, the float valve 41 moves up and down sensitively following the water level. For this reason, it is possible to suppress the float valve 41 from adhering to the valve seat portion 45 due to water scale and the like so that it does not move or slows down, and the float valve 41 always operates properly even when used for a long time. .
[0034]
Thus, in the drainage float structure concerning this invention, the recessed part 47 is provided in the lower surface of the valve seat part 45, and the contact area of the lower surface of the valve seat part 45 and the upper surface of the float valve 41 is small. For this reason, the float valve 41 does not remain attached to the valve seat 45, and when there is no backflow of water, the float valve 41 is positioned below the valve seat 45. . As a result, it is possible to prevent the float valve 41 from operating due to accumulation of water scale between the valve seat portion 45 and the float valve 41.
[0035]
Further, FIG. 7 shows a float valve 51 for use in the flush float structure according to the embodiment of the reference example. On the upper surface of the float valve 51, a groove-like recess 52 along the circumference is provided at the center in the width direction. And the valve seat part lower surface of the eye plate (not shown) to which this float valve 51 is attached is formed in planar shape, and the recessed part is not provided. The float valve 51 is attached to the eye plate with the recess 52 facing the drain hole provided in the valve seat. About the structure of the other part of this drainage float structure, it is the same as embodiment mentioned above. Further, the effect of the drainage float structure is the same as that of the above-described embodiment.
[0036]
Further, FIG. 8 shows the float valve 61 to be used in the flush float structure according to the embodiment as another reference example. On the upper surface of the float valve 61, a lattice-shaped cutout portion 62 is provided instead of the concave portion 52 of the float valve 51. About the structure of the other part of this drainage float structure, it is the same as embodiment provided with the float valve 51 mentioned above. Moreover, about the effect of this drainage float structure, it is the same as that of each embodiment mentioned above. In addition, as a modification, a lattice-shaped cutout portion may be provided in the valve seat portion, and the float valve may have the same configuration as the float valve 41 without the cutout portion.
[0037]
Figure 9 further illustrates the float valve 71 to be used in the flush float structure according to the embodiment as another reference example. An uneven portion 72 is provided on the upper surface of the float valve 71 in place of the recess 52 of the float valve 51 and the notch 62 of the float valve 61. As for this uneven | corrugated | grooved part 72, the convex part 73 and the recessed part 74 are formed alternately, and the whole is formed in the grid | lattice form. About the structure of the other part of this drainage float structure, it is the same as embodiment provided with the float valves 51 and 61 mentioned above. Moreover, about the effect of this drainage float structure, it is the same as that of each embodiment mentioned above.
[0038]
In this case, as a modification, the uneven portion may be provided in the valve seat portion, and the float valve may have the same configuration as the float valve 41 having no notch. Further, the uneven portion is not regular like a lattice shape but can be unevenly arranged at random, and the size of the uneven portion can be appropriately changed. Moreover , the non-contact surface in the opposing surface of a valve seat part and a float valve can also be comprised by forming a some small recessed part in an opposing surface, or forming an opposing surface in a rough surface, The opposing surface May be a valve seat or a float valve. Furthermore, a protrusion such as a dam can be provided on the outer peripheral edge and the inner peripheral edge of the float valve, or the protrusion can be provided on the valve seat. Moreover, it can replace with the protrusion and can also attach the O-ring which consists of another member.
[0039]
Also, flush float structure according to the present invention can be appropriately modified embodiment within the technical scope even with the addition implementation embodiment described above, replacing long as it can provide a similar effect also each section member Can be used or redesigned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a bathtub unit having a drainage float structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a drainage float structure.
FIG. 3 is a perspective view showing an eye plate.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an eye plate and a float valve attached to the eye plate.
FIG. 5 is a bottom view showing an eye plate and a float valve attached to the eye plate.
FIG. 6 is a perspective view showing a float valve.
FIG. 7 is a perspective view showing a float valve provided in a drainage float structure according to another embodiment.
FIG. 8 is a perspective view showing a float valve provided in a drainage float structure according to still another embodiment.
FIG. 9 is a perspective view showing a float valve provided in a drainage float structure according to still another embodiment.
[Explanation of symbols]
40 ... Eye plate, 41, 51, 61, 71 ... Float valve, 45 ... Valve seat part, 46 ... Drain hole, 47, 52 ... Recessed part, 62 ... Notch part, 72 ... Uneven part.

Claims

A perforated plate having a plurality of discharge water holes that pass communication between the upper and lower surfaces have a ring-shaped valve seat portion was set vignetting along the circumferential direction, vertically movably installed below the valve seat portion Normally, it is located below so that water flowing from above the valve seat part enters the drain hole, and when water flows from below the valve seat part, it rises and closes the drain hole a flush float structure with a ring-shaped float valve that groove-like recess is provided at a portion along a circumference connecting the drainage hole in the bottom surface of the valve seat portion, the said float valve A seal portion that comes into contact with the valve seat portion is formed by an inner peripheral portion and an outer peripheral portion on a surface facing the valve seat portion, and a central portion in the width direction along the circumference of the float valve is the valve seat Drainage float structure characterized by non-contact with the part .

Flush float structure according to claim 1 in which the width of the groove-like recess is set to the valve seat portion length along the diameter direction substantially equal length in the drainage hole in the front Kiben seat.