JP3853128B2 - Rotary kiln waste input device - Google Patents

Rotary kiln waste input device Download PDF

Info

Publication number
JP3853128B2
JP3853128B2 JP2000036002A JP2000036002A JP3853128B2 JP 3853128 B2 JP3853128 B2 JP 3853128B2 JP 2000036002 A JP2000036002 A JP 2000036002A JP 2000036002 A JP2000036002 A JP 2000036002A JP 3853128 B2 JP3853128 B2 JP 3853128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water pipe
pipe wall
hood
furnace body
chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000036002A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2001227721A (en
Inventor
保夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP2000036002A priority Critical patent/JP3853128B2/en
Publication of JP2001227721A publication Critical patent/JP2001227721A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3853128B2 publication Critical patent/JP3853128B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物を焼却処理または焼却、溶融処理するロータリーキルンの廃棄物投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転される炉体の入口に、固定して設置された燃焼フッドには、廃棄物の投入シュートが取り付けられている。この投入シュートは、炉体内の輻射熱を受けるため底面と左右側面にそれぞれ水管を内蔵した冷却構造に形成されており、またこの燃焼フッドは耐火材により耐火構造に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の投入シュートは、特に炉体内から多くの輻射熱を受ける場合、シュートに熱変形が生じやすいという問題があった。また投入シュート下方の下面フッド部に、溶融物が固化してクリンカーを生じやすく、廃棄物の供給に支障を来すことがあり、炉の運転を停止して付着物を除去する必要があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決して、熱変形を防止でき、また投入シュート下部の燃焼フッドへのクリンカーの付着を防止できるロータリーキルンの廃棄物投入装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、円筒形炉体を水平方向または出口側下方となる傾斜方向の回転軸心周りに回転自在に配置したロータリーキルンの廃棄物投入装置であって、炉体入口で固定して配置された燃焼フッドのシュート装着部に廃棄物の投入シュートを装着し、前記投入シュートの底部および左右側部ならびに天井部を、冷却用の水管を有する水管壁により構成し、前記燃焼フッドのシュート装着部上の炉体入口に臨む上面フッド部を、シュート装着部下の炉体入口に臨む下面フッド部より炉体内側に所定量突出させ、前記上面フッド部内に、前記天井部水管壁の水管を延長して内蔵したものである。
【0006】
上記構成によれば、投入シュートの底部および左右側部ならびに天井部を水管壁により構成し、さらに上面フッド部を天井部水管壁から水管を延長して冷却するので、炉体内からの輻射熱を効果的に吸収できて熱変形を防止することができる。また、下面フッド部では、上面フッド部に付着した溶融物が下方に垂れ落ち、これが下面フッド部に付着して固化しクリンカーを成長させる要因となるが、上面フッド部が下面フッド部より突出されるので、上面フッド部から垂れ落ちた溶融物は炉内に落下して下部フッドに付着することがない。したがって、下面フッド部でクリンカーの付着成長を未然防止することができる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記構成において、燃焼フッドの下面フッド部に、底部水管壁の水管を延長して内蔵したものである。
上記構成によれば、下面フッド部に、底部水管壁から延長した水管を内蔵したので、別途水管を内蔵させるのに比べて、配管が容易でかつ低コストに実施することができる。また下面フッド部を冷却することにより、溶融物の付着力を小さくすることができ、クリンカーの成長を防止することができる。
【0008】
さらに請求項3記載の発明は、上記構成において、水管壁の冷却水を、輻射熱を多く受ける底部水管壁から少なくなる順に、左右の側部水管壁、天井部水管壁に循環させるように構成したものである。
【0009】
上記構成によれば、冷却水をより高温に加熱される底部から順に流すことにより、少ない冷却水量で効果的に投入シュートを冷却することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係るロータリー式溶融キルンの実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0011】
この溶融キルンは、図4に示すように、床面1に設置された架台2上に円筒形の炉体11が配置され、炉体11は回転支持装置3を介して小さい傾斜角θで炉体出口11b側下方に傾斜する回転軸O(水平方向も可)を中心に回転自在に支持されている。そして、この炉体11は、回転駆動装置4によりリングギヤとピニオンを具備した公知の回転機構5を介して一定速度で回転駆動される。さらに、この炉体入口11a側の燃焼フッド6に設けられた廃棄物投入シュート7から供給された廃棄物が入口側の燃焼ゾーンCで加熱燃焼される。そして焼却残滓(焼却灰)が溶融ゾーンMに送られて加熱溶融され、生成された溶融スラグが炉体出口11bからスラグ冷却装置8に排出され水砕スラグが生成される。また炉体11の出口11bから排出された燃焼排ガスは二次燃焼室9に導入され、二次空気により未燃分が二次燃焼される。そして二次燃焼室9から排出された排ガスは熱回収された後、無害化処理装置により有害物質が除去されて大気中に排出される。
【0012】
図1に示すように、炉体入口11aで架台2に設置された燃焼フッド6には、シュート装着部6aが貫通形成され、このシュート装着部6aに投入シュート7が装着されている。
【0013】
この投入シュート7は、入口側の垂直部7aと、シュート装着部6aに取付けられる出口側の傾斜部7bからなり、輻射熱を受ける傾斜部7bは、鋼板の外面に水管群25〜28を固定した底面水管壁(底部水管壁)21および左右側面水管壁(左右側部水管壁)22,23ならびに天井面水管壁(天井部水管壁)24からなる四角筒状にそれぞれ形成されている。
【0014】
また前記燃焼フッド6のシュート装着部6a上の炉体入口11aに臨む上面フッド部6bが、投入シュート7の出口開口面7cおよびシュート装着部6a下の炉体入口11aに臨む下面フッド部6cより炉体11の内側に所定の突出量dだけ突出され、上面フッド部6bから落ちた溶融物が下面フッド部6cに付着しないように構成されている。
【0015】
水管壁21〜24に冷却水を供給する冷却ユニットは、図3に示すように、冷却水ポンプから供給された冷却水を、一番多くの輻射熱を受けて温度が高くなる底面水管壁21から、温度が順次低くなる左側面水管壁22→右側面水管壁23→天井水管壁24の順に送るように構成される。そして使用される冷却水は、100℃で蒸発しないように加圧されて循環使用され、露点以上に水管壁が加熱されることにより腐食が防止されている。
【0016】
すなわち、最初に冷却水が供給される底面水管壁21の水管群25は、下面フッド部6cの外側に配置された入口ヘッダー管25aと、投入シュート7の傾斜部7bの前辺部に配置された出口ヘッダー管25cとを具備し、入口ヘッダー管25aに接続された複数の冷却水管25bは燃焼フッド6内を通って下面フッド部6cに至り、さらに下面フッド部6cに沿う立上げ部25dから底面壁に沿って斜め上方に延長され、出口ヘッダー管25cに接続されている。
【0017】
また、底面水管壁21の出口ヘッダー管25cから冷却水が供給される左側面水管壁22の水管群26は、出口開口面7cの垂直左辺部に沿って配置された入口ヘッダー管26aと、傾斜部7b入口の水平左辺部に沿って配置された出口ヘッダー管26cとを具備し、入口ヘッダー管26aに接続された複数本の冷却水管26bが傾斜部7bの左側面に沿って並列配置され出口ヘッダー管26cに接続されている。
【0018】
さらに、左側面水管壁22の出口ヘッダー管26cから冷却水が供給される右側面水管壁23の水管群27は、出口開口面7cの垂直右辺部に沿って配置された入口ヘッダー管27aと、傾斜部7b入口の水平右辺部に沿って配置された出口ヘッダー管27cとを具備し、入口ヘッダー管27aに接続された複数本の冷却水管27bが傾斜部7bの右側面に沿って並列配置され出口ヘッダー管27cに接続されている。
【0019】
さらにまた、右側面水管壁23の出口ヘッダー管27cから冷却水が供給される天井面水管壁24の水管群28は、出口開口面7cの上辺部に沿って配置された入口ヘッダー管28aと、傾斜部7b入口の後辺部に沿って配置された出口ヘッダー管28cとを具備し、入口ヘッダー管28aに接続された複数本の冷却水管28bが傾斜部7bの天井面に沿って並列配置され出口ヘッダー管28cに接続され、出口ヘッダー管28cから冷却水が排水される。
【0020】
上記実施の形態によれば、投入シュート7の出口側傾斜部7bを底面水管壁21および左右側面水管壁22,23ならびに天井面水管壁24により構成し、さらに上面フッド部6bに天井部水管壁24の入口ヘッダー管28aと冷却水管28bと配設して冷却するように構成したので、炉体1内からの輻射熱を効果的に吸収できて投入シュート7の熱変形を防止することができる。
【0021】
また下面フッド部6cでは、上面フッド部6bに付着した溶融物が下方に垂れ落ち、これが下面フッド部6cに付着して固化しクリンカーを成長させる要因となる。しかし、上記実施の形態では、上面フッド部6bが下面フッド部6cより炉体11内に突出されるので、上面フッド部6bから垂れ落ちた溶融物が炉体11内に落下して下面フッド部6cに付着することがない。したがって、下面フッド部6cに生じやすいクリンカーの発生を未然防止することができる。
【0022】
さらに、燃焼フッド6の下面フッド部6cに、底面水管壁21の冷却水管25bの立上げ部25dを設けたので、別途水管を内蔵させるのに比べて配管を容易かつ低コストに実施でき、また下面フッド部6cを冷却することにより、溶融物の付着力を小さくすることができて、クリンカーの成長を防止することができる。
【0023】
さらにまた、投入シュート7の冷却ユニットは、冷却水を底面水管壁21、左右の側面水管壁22,23、天井面水管壁24の順に循環させるように構成したので、冷却水をより高温に加熱される順に流すことができ、各面水管壁21〜24にそれぞれ冷却水を送るのに比較して、約1/4の少ない冷却水量で効果的に冷却することができる。
【0024】
なお、上記実施の形態では、廃棄物の焼却と溶融処理とを連続して行う溶融キルンとしたが、焼却処理のみを行うロータリーキルンであってもよい。
また、廃棄物投入シュート7を四角形断面の筒状に形成したが、円形や多角形断面の筒状であっても差し支えない。
【0025】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、投入シュートの底部および左右側部ならびに天井部を水管壁により構成し、さらに上面フッド部を天井部水管壁から水管を延長して冷却するので、炉体内からの輻射熱を効果的に吸収できて熱変形を防止することができる。また、下面フッド部では、上面フッド部に付着した溶融物が下方に垂れ落ち、これが下面フッド部に付着して固化しクリンカーを成長させる要因となるが、上面フッド部が下面フッド部より突出されるので、上面フッド部から垂れ落ちた溶融物は炉内に落下して下部フッドに付着することがない。したがって、下面フッド部でクリンカーの付着成長を未然防止することができる。
【0026】
また請求項2記載の発明によれば、下面フッド部に、底部水管壁から延長した水管を内蔵したので、別途水管を内蔵させるのに比べて、配管が容易でかつ低コストに実施することができる。また下面フッド部を冷却することにより、溶融物の付着力を小さくすることができ、クリンカーの成長を防止することができる。
【0027】
さらに請求項3記載の発明によれば、冷却水をより高温に加熱される底部から順に流すことにより、少ない冷却水量で効果的に投入シュートを冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリー式溶融キルンの実施の形態を示し、廃棄物投入シュートを説明する側面断面図である。
【図2】同投入シュートを説明する概略正面図である。
【図3】同投入シュートの冷却ユニットを示す説明図である。
【図4】同ロータリー式溶融キルンの全体構成を示す側面図である。
【符号の説明】
6 燃焼フッド
6b 上面フッド部
6c 下面フッド部
7 廃棄物投入シュート
7b 傾斜部
11 炉体
11a 炉体入口
21 底面水管壁
22 左側面水管壁
23 右側面水管壁
24 天井面水管壁
25〜28 水管群
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a waste charging device for a rotary kiln that incinerates or incinerates and melts waste.
[0002]
[Prior art]
A waste chute is attached to the combustion hood fixedly installed at the inlet of the rotating furnace body. This charging chute is formed in a cooling structure in which water pipes are incorporated in the bottom surface and the left and right side surfaces, respectively, in order to receive radiant heat in the furnace body, and this combustion hood is constructed in a fireproof structure with a refractory material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned conventional throwing chute has a problem that the chute is likely to be thermally deformed particularly when it receives a lot of radiant heat from the furnace body. Also, in the lower surface hood below the charging chute, the melt is likely to solidify and clinker is generated, which may hinder the supply of waste, and it was necessary to stop the operation of the furnace and remove the deposits. .
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a rotary kiln waste charging apparatus capable of solving the above-described problems and preventing thermal deformation and preventing clinker from adhering to a combustion hood below the charging chute.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a waste charging device for a rotary kiln in which a cylindrical furnace body is rotatably arranged around a rotation axis in a tilt direction which is a horizontal direction or an outlet side lower side. A waste water charging chute is mounted on a chute mounting portion of a combustion hood fixedly disposed at the furnace body inlet, and a water pipe wall having a cooling water pipe at the bottom, left and right sides, and the ceiling of the charging chute The upper surface hood portion facing the furnace body inlet on the chute mounting portion of the combustion hood is protruded by a predetermined amount from the lower surface hood portion facing the furnace body inlet below the chute mounting portion to the inside of the furnace body, and in the upper surface hood portion. The water pipe of the ceiling water pipe wall is extended and built in.
[0006]
According to the above configuration, the bottom part, the left and right side parts of the charging chute and the ceiling part are constituted by the water pipe wall, and the upper surface hood part is cooled by extending the water pipe from the ceiling water pipe wall, so that the radiant heat from the furnace body Can be absorbed effectively and thermal deformation can be prevented. In addition, in the lower surface hood part, the melt adhering to the upper surface hood drips downward, which adheres to the lower surface hood part and solidifies to cause the clinker to grow, but the upper surface hood part protrudes from the lower surface hood part. Therefore, the melt dripping from the upper surface hood portion does not fall into the furnace and adhere to the lower hood. Therefore, it is possible to prevent the clinker from growing on the lower surface hood portion.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the above configuration, the water pipe of the bottom water pipe wall is extended and incorporated in the lower surface hood part of the combustion hood.
According to the above configuration, since the water pipe extending from the bottom water pipe wall is built in the lower surface hood part, piping can be performed easily and at a lower cost than the case where the water pipe is separately built. Further, by cooling the lower surface hood portion, the adhesion of the melt can be reduced, and the growth of the clinker can be prevented.
[0008]
Furthermore, the invention according to claim 3 circulates the cooling water of the water pipe wall to the left and right side water pipe walls and the ceiling water pipe wall in the order as it decreases from the bottom water pipe wall receiving much radiant heat. It is comprised as follows.
[0009]
According to the above configuration, the charging chute can be effectively cooled with a small amount of cooling water by flowing cooling water in order from the bottom heated to a higher temperature.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Here, an embodiment of a rotary melt kiln according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
In this molten kiln, as shown in FIG. 4, a cylindrical furnace body 11 is disposed on a gantry 2 installed on a floor surface 1, and the furnace body 11 is heated at a small inclination angle θ via a rotation support device 3. It is supported so as to be rotatable about a rotation axis O (horizontal direction is also possible) inclined downward on the body outlet 11b side. The furnace body 11 is rotationally driven at a constant speed by a rotational drive device 4 via a known rotational mechanism 5 having a ring gear and a pinion. Further, the waste supplied from the waste charging chute 7 provided in the combustion hood 6 on the furnace body inlet 11a side is heated and burned in the combustion zone C on the inlet side. The incineration residue (incineration ash) is sent to the melting zone M and heated and melted, and the generated molten slag is discharged from the furnace body outlet 11b to the slag cooling device 8 to generate granulated slag. Further, the combustion exhaust gas discharged from the outlet 11b of the furnace body 11 is introduced into the secondary combustion chamber 9, and the unburned matter is subjected to secondary combustion by the secondary air. The exhaust gas discharged from the secondary combustion chamber 9 is heat-recovered, and then the harmful substances are removed by the detoxification processing device and discharged into the atmosphere.
[0012]
As shown in FIG. 1, a chute mounting portion 6a is formed through the combustion hood 6 installed on the gantry 2 at the furnace body inlet 11a, and a charging chute 7 is mounted on the chute mounting portion 6a.
[0013]
The charging chute 7 includes an inlet-side vertical portion 7a and an outlet-side inclined portion 7b attached to the chute mounting portion 6a. The inclined portion 7b that receives radiant heat has the water tube groups 25 to 28 fixed to the outer surface of the steel plate. Formed in a rectangular tube shape comprising a bottom water pipe wall (bottom water pipe wall) 21, left and right side water pipe walls (left and right side water pipe walls) 22, 23, and a ceiling water pipe wall (ceiling water pipe wall) 24, respectively. Has been.
[0014]
Further, the upper surface hood portion 6b facing the furnace body inlet 11a on the chute mounting portion 6a of the combustion hood 6 is from the outlet opening surface 7c of the charging chute 7 and the lower surface hood portion 6c facing the furnace body inlet 11a below the chute mounting portion 6a. It is configured such that a melt projecting from the upper surface hood portion 6b does not adhere to the lower surface hood portion 6c.
[0015]
As shown in FIG. 3, the cooling unit for supplying cooling water to the water pipe walls 21 to 24 has a bottom water pipe wall whose temperature is increased by receiving the most radiant heat from the cooling water supplied from the cooling water pump. From 21, the left side water pipe wall 22, the right side water pipe wall 23, and the ceiling water pipe wall 24 are sequentially sent in order of decreasing temperature. The cooling water used is pressurized and circulated so as not to evaporate at 100 ° C., and corrosion is prevented by heating the water pipe wall above the dew point.
[0016]
That is, the water pipe group 25 of the bottom water pipe wall 21 to which the cooling water is supplied first is arranged at the inlet header pipe 25a arranged outside the lower surface hood part 6c and the front side part of the inclined part 7b of the charging chute 7. And a plurality of cooling water pipes 25b connected to the inlet header pipe 25a through the combustion hood 6 to the lower surface hood portion 6c, and further, a rising portion 25d along the lower surface hood portion 6c. Is extended obliquely upward along the bottom wall and connected to the outlet header pipe 25c.
[0017]
Further, the water pipe group 26 of the left side water pipe wall 22 to which the cooling water is supplied from the outlet header pipe 25c of the bottom water pipe wall 21 has an inlet header pipe 26a disposed along the vertical left side portion of the outlet opening face 7c. An outlet header pipe 26c arranged along the horizontal left side of the inlet of the inclined portion 7b, and a plurality of cooling water pipes 26b connected to the inlet header pipe 26a are arranged in parallel along the left side surface of the inclined portion 7b. And connected to the outlet header pipe 26c.
[0018]
Further, the water pipe group 27 of the right side water pipe wall 23 to which the cooling water is supplied from the outlet header pipe 26c of the left side water pipe wall 22 is an inlet header pipe 27a arranged along the vertical right side portion of the outlet opening face 7c. And an outlet header pipe 27c arranged along the horizontal right side of the inclined portion 7b inlet, and a plurality of cooling water pipes 27b connected to the inlet header pipe 27a are arranged in parallel along the right side surface of the inclined portion 7b. It is arranged and connected to the outlet header pipe 27c.
[0019]
Furthermore, the water pipe group 28 of the ceiling surface water pipe wall 24 to which the cooling water is supplied from the outlet header pipe 27c of the right side water pipe wall 23 is an inlet header pipe 28a arranged along the upper side of the outlet opening face 7c. And a plurality of cooling water pipes 28b connected to the inlet header pipe 28a in parallel along the ceiling surface of the inclined section 7b. It is arranged and connected to the outlet header pipe 28c, and the cooling water is drained from the outlet header pipe 28c.
[0020]
According to the above embodiment, the outlet side inclined portion 7b of the charging chute 7 is constituted by the bottom surface water tube wall 21, the left and right side surface water tube walls 22, 23, and the ceiling surface water tube wall 24, and the top surface hood portion 6b has a ceiling. Since the inlet header pipe 28a and the cooling water pipe 28b of the partial water pipe wall 24 are disposed and cooled, the radiant heat from the inside of the furnace body 1 can be effectively absorbed and the thermal deformation of the charging chute 7 is prevented. be able to.
[0021]
Further, in the lower surface hood portion 6c, the melt adhering to the upper surface hood portion 6b drips downward, which adheres to the lower surface hood portion 6c and solidifies to cause the clinker to grow. However, in the above embodiment, since the upper surface hood portion 6b protrudes into the furnace body 11 from the lower surface hood portion 6c, the melt dripping from the upper surface hood portion 6b falls into the furnace body 11 to cause the lower surface hood portion. It does not adhere to 6c. Therefore, it is possible to prevent the occurrence of clinker that tends to occur in the lower surface hood portion 6c.
[0022]
Furthermore, since the rising portion 25d of the cooling water pipe 25b of the bottom surface water pipe wall 21 is provided in the lower surface hood part 6c of the combustion hood 6, piping can be carried out easily and at a lower cost compared to separately incorporating a water pipe, Further, by cooling the lower surface hood portion 6c, the adhesion of the melt can be reduced, and the growth of the clinker can be prevented.
[0023]
Furthermore, the cooling unit of the charging chute 7 is configured to circulate the cooling water in the order of the bottom water pipe wall 21, the left and right side water pipe walls 22 and 23, and the ceiling surface water pipe wall 24. It can be made to flow in the order heated to high temperature, and compared with sending cooling water to each surface water pipe wall 21-24 respectively, it can cool effectively with a cooling water amount of about 1/4.
[0024]
In the above embodiment, the molten kiln that continuously incinerates and melts the waste is used. However, a rotary kiln that performs only incineration may be used.
Moreover, although the waste input chute 7 is formed in a cylindrical shape with a square cross section, it may be a circular shape or a cylindrical shape with a polygonal cross section.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the bottom portion, the left and right side portions and the ceiling portion of the charging chute are constituted by the water pipe wall, and the upper surface hood portion is extended from the ceiling water pipe wall. Since it cools, the radiant heat from a furnace body can be absorbed effectively and a thermal deformation can be prevented. In addition, in the lower surface hood part, the melt adhering to the upper surface hood drips downward, which adheres to the lower surface hood part and solidifies to cause the clinker to grow, but the upper surface hood part protrudes from the lower surface hood part. Therefore, the melt dripping from the upper surface hood portion does not fall into the furnace and adhere to the lower hood. Therefore, it is possible to prevent the clinker from growing on the lower surface hood portion.
[0026]
According to the invention described in claim 2, since the water pipe extending from the bottom water pipe wall is built in the lower surface hood part, the piping is easier and less expensive than the separate water pipe built-in. Can do. Further, by cooling the lower surface hood portion, the adhesion of the melt can be reduced, and the growth of the clinker can be prevented.
[0027]
Furthermore, according to the invention described in claim 3, the charging chute can be effectively cooled with a small amount of cooling water by flowing the cooling water in order from the bottom heated to a higher temperature.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view illustrating a waste charging chute according to an embodiment of a rotary melt kiln according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view for explaining the throwing chute.
FIG. 3 is an explanatory view showing a cooling unit of the charging chute.
FIG. 4 is a side view showing the overall configuration of the rotary melt kiln.
[Explanation of symbols]
6 Combustion hood 6b Upper surface hood portion 6c Lower surface hood portion 7 Waste charging chute 7b Inclined portion 11 Furnace 11a Furnace inlet 21 Bottom water tube wall 22 Left side water tube wall 23 Right side surface water tube wall 24 Ceiling surface water tube wall 25 ~ 28 Water tube group

Claims (3)

円筒形炉体を水平方向または出口側下方となる傾斜方向の回転軸心周りに回転自在に配置したロータリーキルンの廃棄物投入装置であって、
炉体入口で固定して配置された燃焼フッドのシュート装着部に廃棄物の投入シュートを装着し、
前記投入シュートの底部および左右側部ならびに天井部を、冷却用の水管を有する水管壁により構成し、
前記燃焼フッドのシュート装着部上の炉体入口に臨む上面フッド部を、シュート装着部下の炉体入口に臨む下面フッド部より炉体内側に所定量突出させ、
前記上面フッド部内に、前記天井部水管壁の水管を延長して内蔵した
ことを特徴とするロータリーキルンの廃棄物投入装置。
A rotary kiln waste throwing device in which a cylindrical furnace body is rotatably arranged around a rotation axis center in an inclined direction which is a horizontal direction or an outlet side lower side,
Attach the waste input chute to the chute mounting part of the combustion hood fixedly arranged at the furnace body inlet,
The bottom and left and right sides of the charging chute and the ceiling are constituted by a water pipe wall having a cooling water pipe,
The upper surface hood portion facing the furnace body inlet on the chute mounting portion of the combustion hood protrudes a predetermined amount from the lower surface hood portion facing the furnace body inlet below the chute mounting portion to the inside of the furnace body,
A rotary kiln waste charging apparatus, wherein a water pipe of the ceiling water pipe wall is extended and built in the upper surface hood part.
燃焼フッドの下面フッド部に、底部水管壁の水管を延長して内蔵した
ことを特徴とする請求項1記載のロータリーキルンの廃棄物投入装置。
The rotary kiln waste charging apparatus according to claim 1, wherein a water pipe of a bottom water pipe wall is extended and incorporated in a lower face hood portion of the combustion hood.
水管壁の冷却水を、輻射熱を多く受ける底部水管壁から少なくなる順に、左右の側部水管壁、天井部水管壁に循環させるように構成した
ことを特徴とする請求項1または2記載のロータリーキルンの廃棄物投入装置。
The cooling water of the water pipe wall is configured to circulate to the left and right side water pipe walls and the ceiling water pipe wall in order of decreasing from the bottom water pipe wall receiving a large amount of radiant heat. 2. A rotary kiln waste charging apparatus according to 2.
JP2000036002A 2000-02-15 2000-02-15 Rotary kiln waste input device Expired - Fee Related JP3853128B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036002A JP3853128B2 (en) 2000-02-15 2000-02-15 Rotary kiln waste input device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036002A JP3853128B2 (en) 2000-02-15 2000-02-15 Rotary kiln waste input device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001227721A JP2001227721A (en) 2001-08-24
JP3853128B2 true JP3853128B2 (en) 2006-12-06

Family

ID=18560103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036002A Expired - Fee Related JP3853128B2 (en) 2000-02-15 2000-02-15 Rotary kiln waste input device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3853128B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5071052B2 (en) * 2006-11-06 2012-11-14 三菱マテリアル株式会社 Waste treatment equipment
KR101669464B1 (en) * 2016-03-28 2016-10-26 (주)조선내화이엔지 Incinerator input shoot device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001227721A (en) 2001-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109469910A (en) A kind of continuous overflow deslagging plasma melting furnace and application
EP0526172B1 (en) Heat recovery type combustion apparatus
RU2688067C1 (en) Rotary melting furnace for processing non-ferrous metal wastes
JPH01201428A (en) Method and apparatus for melting metal scrap
JP3853128B2 (en) Rotary kiln waste input device
RU2717752C1 (en) Gas crucible furnace
US6221123B1 (en) Process and apparatus for melting metal
RU2557187C2 (en) Gas crucible furnace
JP2000097567A (en) Waste drying system
JP3746896B2 (en) Method and apparatus for processing molten blast furnace slag
RU2754257C1 (en) Gas crucible furnace
RU2606349C1 (en) Rotary inclined furnace
RU2489659C1 (en) Rotary inclined furnace
JP3750881B2 (en) Ash melting furnace
JPH11201650A (en) Furnace wall structure of electric melting furnace and cooling method for furnace body
ES2371561T3 (en) METHOD OF OPERATION OF REDUCING ROTATING CHIMNEY OVENS.
JP4165984B2 (en) Rotary melt kiln outlet structure
JPH05141633A (en) Rotary kiln type waste incineration device
RU2617082C1 (en) Rotating melting furnace for nonferrous waste processing
WO2015038027A1 (en) Melting unit
JPH01234712A (en) Processing unit for incineration and coal ashes
RU2732257C1 (en) Rotary inclined furnace
JP2006023000A (en) Combustion chamber
JP2002122319A (en) Equipment for treatment of granulated slag
JPH0129232Y2 (en)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees