JP3851982B2

JP3851982B2 - Prefixed welding nut fixing jig

Info

Publication number: JP3851982B2
Application number: JP21819194A
Authority: JP
Inventors: 浩章國保
Original assignee: Daiwa House Industry Co Ltd
Current assignee: Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date: 1994-08-20
Filing date: 1994-08-20
Publication date: 2006-11-29
Anticipated expiration: 2021-11-29
Also published as: JPH0857772A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、鋼材２４に開けた孔３５に螺子孔１５を合わせてナット１３を溶接する場合、その溶接するナット１３を鋼材３４に仮止め固定する先付け溶接ナット固定治具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
鋼材３４に開けた孔３５に螺子孔１５を合わせてナット１３を溶接する場合、その孔３５に合わせて載せたナット１３と鋼材３４を、エビ万力、ミニシャコ万力、バイスプライヤー等の開閉してナット１３を把持する一対のアームと、それら一対のアームの間をナット１３を把持した閉止状態にセットするバネ機構、ネジ機構、カム機構、リンク機構等に成る固定手段を有する固定治具によって仮止めすることも考えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、エビ万力やミニシャコ万力は、アーム間をナット１３を把持した閉止状態にセットする固定手段がボルトとナットから成るネジ機構になっており、アーム間をセットするには逐一ボルトを回さなければならないので、セットに手間取る。
この点でバイスプライヤー（ハンドクランプ）では、その一対のハンドル桿を握り締めるだけアーム間をセットすることが出来るが、溶接しようとするナット１３が鋼材３４の上でズレ動くのでその位置決めに手間取る。
そして従来の固定治具を使用する場合には、鋼材３４の上に載せたナット１３の上に固定治具のアームが被さり、そのアームが邪魔になって溶接作業がし難くなる。
【０００４】
そこで、図１１に図示する如く、鋼材３４に開けた円形孔３５にボルト３６を差し込み、溶接しようとするナット１３をボルト３６に螺着して鋼材３４に固定し、その溶接後にボルト３６を取り外すことを試みた。
しかしその場合は、溶接しようとするナット毎にボルト３６を付け換えなければならないので、その溶接準備と後始末に手間取り、特に、最後にボルト３６を強く締めつけようとするするときボルト３６が円形孔３５内でズレ動き易いので、ナット１３の位置決めに細心の注意を要し作業効率が著しく低下してしまう。
【０００５】
勿論、ボルト３６が円形孔３５内でズレ動かないようにするために、図１２に図示する如く、その差し込むボルト３６のナット頭付近の軸径３７を孔３５に密着嵌合する太さにすることも試みられた。
しかし、いずれの場合も、ナットを１つ溶接するために、ボルトを１回入れて締め、それを緩めて再び取り外すい言う作業があり、それが手作業によるものであるから効率が悪い。
【０００６】
【発明の目的】
そこで本発明は、溶接しようとするナット１３を簡便且つ確実に鋼材３４の円形孔３５の中心に合わせて仮止め固定する治具を得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る先付け溶接ナット固定治具は、開閉してナット１３を把持する第１と第２の一対のアーム１１・１２と、ナット１３を把持したアーム間１１・１２を閉止状態にセットする固定手段１４を有し、第１アーム１１の先端３１に、ナット１３の螺子孔１５に嵌合する突起１６が、第２アーム１２の先端３２に向けて突き出ていることを特徴とするものである。
固定手段１４は、第１実施例に図示する如くバネ機構によって構成することも出来、また、第２実施例に図示する如くリンク機構によって構成することも出来、また、第３実施例に図示する如くカム機構によって構成することも出来、また、第４実施例に図示する如くネジ機構によって構成することも出来る。
【０００８】
【作用】
この先付け溶接ナット固定治具は、孔３５に合わせて鋼材３４に載せたナット１３の螺子孔１５に突起１６を当て、ナット１３と鋼材３４をアーム間１１・１２で挟んで使用され、その挟み込んだ状態において、突起１６が螺子孔１５に嵌合しているので、ナット１３とアーム１１・１２の間にズレは生じない。
そのナット１３とアーム１１・１２の間のズレを完全になくすには、第１アーム１１の先端３１の突起１６に、ナット１３の螺子孔１５の周縁１７に当接するテーパー１８を付けるとよい。
【０００９】
特に、第２アーム１２の先端３２には第１アーム１１の突起１６が嵌合する嵌合孔１９を付け、好ましくは、円形孔３５の周縁に密着嵌合する形状の突起２０を、第１アーム１１の突起１６に向けて、第２アーム１２の先端３２に突設する場合には、第１アーム１１と第２アーム１２によってナット１３と孔３５を挟み込むと、第２アーム１２の突起２０が鋼材３４の円形孔３５の周縁に密着嵌合して固定治具と円形孔３５との間の位置決めがなされ、同時に、第１アーム１１の突起１６がナット１３の螺子孔１５に嵌合して固定治具とナット１３との間の位置決めがなされる。
その結果、固定治具を介して鋼材３４とナット１３との位置決めがなされることになる。
【００１０】
そして更に、第２アーム１２の先端３２に突設された突起２０に、第１アームの突起１６が嵌合する嵌合孔１９を付設する場合には、鋼材３４とナット１３との位置決めは不動のものとなる。
このため、ナット１３の溶接精度が一層高まることになる。
突起１６はセラミック製にするとよい。
以下、図示する実施例により本発明を説明する。
【００１１】
【第１実施例】
図１は、先付け溶接ナット固定治具の基本構造を図示するものであり、開閉してナット１３を把持する第１アーム１１と第２アーム１２、および、ナット１３を把持したアーム間１１・１２を閉止状態にセットする固定手段１４を有する。
【００１２】
第１アーム１１の先端３１には、ナット１３の螺子孔１５に嵌合するセラミック製の突起１６が、第２アーム１２の先端３２に向けて突き出ている。
第２アーム１２の先端３２の第１アーム１１の先端３１に向き合う面は、平面３８になっており、鋼材３４に密着するようになっている。
【００１３】
第２アーム１２の中間部分からは、その先端３２の平面３８に対し直角方向に軸材２９が突き出ており、その軸材２９の根元部分にはハンドル桿２２がピン接合されている。
【００１４】
第１アーム１１の後端部分には、その突起１６の突き出し方向に平行に貫通したガイド孔３０が開けられており、そのガイド孔３０は軸材２９と嵌合し、第１アーム１１が軸材２９に沿って摺動自在になっている。
そのガイド孔３０から突き出た軸材２９の上端部分にはコイルバネ３９が取り付けられており、このコイルバネ３９は第１アーム１１の先端３１を第２アーム１２の先端３２に向けて弾性付勢している。
ガイド孔３０の下端部分は平板４０になっている。
一方、ハンドル桿２２の軸材２９との接合部分の先端はカム曲面４１になっている。
【００１５】
このため、第２アーム１２の端末４２とハンドル桿２２を握ると、カム曲面４１によって平板４０が押し上げられ、第１アーム１１の先端３１と第２アームの先端３２の間が開き、その間にナット１３と鋼材３４を挟み込めるようになり、それら第２アーム１２の端末４２とハンドル桿２２を放すと、第１アームがコイルバネ３９によって押し下げられ、第１アーム１１の先端３１と第２アームの先端３２の間が閉じられ、その間でナット１３と鋼材２９が挟持されることになる。
【００１６】
即ち、この第１実施例では、第２アーム１２から突き出た軸材２９と、第１アーム１１の後端部分のガイド孔３０と、コイルバネ３９とによってアーム間１１・１２を閉止状態にセットする固定手段１４が構成されている。
【００１７】
【第２実施例】
図２、図３、図４、図５および図６は、固定手段１４にリンク機構を採用して成る本発明の他の実施例を図示するものである。
先付け溶接ナット固定治具は、開閉してナット１３を把持する第１アーム１１と第２アーム１２、および、ナット１３を把持したアーム間１１・１２を閉止状態にセットする固定手段１４を有する。
【００１８】
第１アーム１１の先端３１には尖端形のセラミック製の突起１６が第２アーム１２の先端３２に向けて突設されている。
突起１６の根元部分にはテーパー１８が付けられていてナット１３の螺子孔１５の周縁１７に当接するようになっている。
【００１９】
第２アーム１２の先端３２には、第１アーム１１の突起１６が嵌合する嵌合孔１９が付けられている。
嵌合孔１９の周縁は、第１アーム１１の突起１６に向けて盛り上がっており、円形孔３５の周縁に密着嵌合する突起２０を構成している。
【００２０】
第２アーム１２には第１ハンドル桿２２と第２ハンドル桿２３との一対のハンドル桿がピン接合されている。
第１ハンドル桿２２は、その桿の長さ方向に移動するスライダー２４を具備し、そのスライダー２４と第２ハンドル桿２３は、連結桿２５にピン接合されて連結されている。
これらの第２アーム１２と、第１ハンドル桿２２と、第２ハンドル桿２３と、スライダー２４と、連結桿２５は、五節スライダーリンク機構を構成している。
【００２１】
スライダー２４からは、その移動方向に向けて螺子桿２６が突き出ている。
その螺子桿２６の先端は、第１ハンドル桿２２の先端２７から突き出ている。
その突き出た螺子桿２６の先端には、第１ハンドル桿２２の先端２７に突き当たって第１ハンドル桿２２の内部に入り込まない大きさのナット部材２８が螺着されている。
【００２２】
第２アーム１２には軸材２９が突設されており、第１アーム１１の後端には当該軸材２９が遊嵌するガイド孔３０が付設されている。
このため、軸材２９にガイド孔３０を嵌め込んだ第１アーム１１は、軸材２９の長さ方向に移動可能になっている。
【００２３】
第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２は、その軸材２９の軸芯を境にして、ハンドル桿２２・２３の先端２７・３３とは逆方向に突き出ている。
【００２４】
この第２実施例においてアーム間１１・１２を閉止状態にセットする固定手段１４は、螺子桿２６とナット部材２８と軸材２９とガイド孔３０、および、第２アーム２３と第１ハンドル桿２２と第２ハンドル桿２３とスライダー２４と連結桿２５とから成る五節スライダーリンク機構によって構成されることになる。
【００２５】
即ち、図２において、連結桿２５とスライダー２４とのピン接合点Ａ、第１ハンドル桿２２と第２アーム１２とのピン接合点Ｂ、および、第２ハンドル桿２３と第２アーム１２とのピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）は鋭角になっており、ハンドル桿２２・２３を握り締めると、その角度（∠ＡＢＣ）は押し広げられることになり、スライダー２４が第１ハンドル桿２２の先端２７側へと押し遣られることになる。
【００２６】
図３は、第２アーム２３と第１ハンドル桿２２と第２ハンドル桿２３とスライダー２４と連結桿２５とから成る五節スライダーリンク機構のスケルトン（機構図）である。
この図３において、連結桿２５とスライダー２４とのピン接合点Ａ、第１ハンドル桿２２と第２アーム１２とのピン接合点Ｂ、および、第２ハンドル桿２３と第２アーム１２とのピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）は、図２に図示する場合と異なり、鈍角になっている。
【００２７】
しかし、この図３に図示する場合も図２に図示する場合と同様に、連結桿２５と第２ハンドル桿２３とのピン接合点Ｄとピン接合点Ｃの間の長さ（ＤＣ）と連結桿２５の長さ（ＡＤ）との和は、ピン接合点Ｂとピン接合点Ｃの間の長さ（ＢＣ）よりも長い。
このため、一対のハンドル桿２２・２３を握り締めると、ピン接合点Ａとピン接合点Ｂとピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）は一層鈍角になり、スライダー２４が第１ハンドル桿２２の先端側２７へと押し遣られることになる。
【００２８】
このようにして一対のハンドル桿２２・２３を握り締めると、ピン接合点Ａとピン接合点Ｂとピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）が押し広げられ、その分だけ第２アーム１２の先端３２は第１アーム１１の先端側３１へと押し遣られることになる。
【００２９】
そのようにして第１アーム１１と第２アーム１２の間でナット１３と鋼材２９を挟持すると、第１アーム１１の先端３１に第２アーム１２の先端３２からの応力による回転モーメントが作用し、遊嵌していたガイド孔３０と軸材２９との隙間分だけ第１アーム１１が軸材２９に対して傾くことになる。
そうすると、ガイド孔３０のアーム先端側（３１・３２）の上端４３とハンドル桿先端側（２７・３３）の下端４４が、それぞれ軸材２９に食い込むように点接触することになり、その結果、第１アーム１１は軸材上２９を摺動し得なくなる。
【００３０】
その状態において、スライダー２４と共に移動して第１ハンドル桿２２の先端２７から押し遣られたナット部材２８を再び第１ハンドル桿２２の先端２７に接するまで回すと、スライダー２４は元の位置に戻り得なくなり、ピン接合点Ａとピン接合点Ｂとピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）が固定される。
その結果、第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２の間は、ナット１３と鋼材２９を挟持した閉止状態に固定セットされることになる。
【００３１】
かくして、向き合う一対のハンドル桿２２・２３を握り締めると、第２アーム１２の突起２０が鋼材３４の円形孔３５の周縁に密着嵌合して固定治具と円形孔３５との間の位置決めがなされる。
同時に、第１アーム１１の突起１６がナット１３の螺子孔１５と第２アーム１２の嵌合孔１９に嵌合して固定治具とナット１３との間の位置決めがなされる。
その結果、鋼材３４とナット１３との位置決めは不動のものとなり、溶接作業中ナット１３のズレ移動はなく、鋼材３４の所定の位置に確実にナット１３が溶接されることになる。
図中、５３は、鋼材３４とナット１３との溶接箇所を示す。
【００３２】
溶接後、ナット部材２８を緩めるとスライダー２４がフリーの状態になって再び第１ハンドル桿２２内で移動可能になり、ピン接合点Ａとピン接合点Ｂとピン接合点Ｃのなす角度（∠ＡＢＣ）の固定が解かれ、第２アーム１２の先端３２から第１アーム１１の先端３１への応力もなくなって第１アーム１１が軸材上２９を摺動自在になる。
このため、第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２の間からナット１３と鋼材２９を取り外せるようになる。
【００３３】
【第３実施例】
図７と図８は、固定手段１４がカム機構によって構成される本発明の第３実施例を図示するものであり、第１アーム１１からはボルト桿４３が突き出ている。
第２アーム１２には、そのボルト桿４３が差し込まれる孔が開けられている。
その孔に差し込まれたボルト桿４３は、ナット４４・４５によって第２アーム１２に締め付けて固定する。
【００３４】
第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２は向き合っており、その間に鋼材３４を挿入し得るようになっている。
この第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２の間の隙間は、ナット４４・４５を緩めて位置を変え、再び締め直して広狭調整することが出来る。
第２アーム１２の先端３２の第１アーム１１の先端３１に向き合う面は平面３８になっている。
第１アーム１１の先端３１には、第２アーム１２の平面３８の垂直方向に向けて貫通孔４２が開けられており、その貫通孔４２にピストン４６が挿入されている。
【００３５】
このピストン４６の第２アーム側（１２）の先端は、尖端形の突起１６になっており、鋼材３４に重ねたナット１３の螺子孔１５に嵌合し、螺子孔１５の周縁１７に密着するようになっている。
ピストン４６の先端（１６）から離れた部分には、ハンドル桿４７がピン接合されている。
【００３６】
ハンドル桿４７のピストン４６とのピン接合箇所はカム曲面４８になっており、ハンギル桿４７を回すとピン４９と第１アーム１１との間と広がってピストン４６が第２アーム側（１２）へと押し出されるようになっている。
このため、ハンドル桿４７を回すと、第１アーム１１と第２アーム１２の間でナット１３と鋼材３４が挟持され、そのままセットされることになる。
【００３７】
溶接するナット１３や鋼材３４の規格が変わり、それらの厚みが変わった場合には、ナット４４・４５を緩めて位置を変え、再び締め直して、第１アーム１１から突き出ている突起１６と第２アーム１２の平面３８との間隔を調整する。
【００３８】
【第４実施例】
図９と図１０は、固定手段１４がネジ機構によって構成される本発明の第４実施例を図示するものであり、第１アーム１１からはボルト桿４３が突き出ている。
第２アーム１２には、そのボルト桿４３が差し込まれる孔が開けられている。
その孔に差し込まれたボルト桿４３は、ナット４４・４５によって第２アーム１２に締め付けて固定する。
【００３９】
第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２は向き合っており、その間に鋼材３４を挿入し得るようになっている。
この第１アーム１１の先端３１と第２アーム１２の先端３２の間の隙間は、ナット４４・４５を緩めて位置を変え、再び締め直して広狭調整することが出来る。
【００４０】
第２アーム１２の先端３２の第１アーム１１の先端３１に向き合う面は平面３８になっている。
第１アーム１１の先端３１には第２アーム１２の平面３８の垂直方向に向けて螺子孔５０が開けられており、その螺子孔５０にボルト桿５１が螺着されている。
【００４１】
このボルト桿５１の先端は、尖端形の突起１６になっており、鋼材３４に重ねたナット１３の螺子孔１５に嵌合し、螺子孔１５の周縁１７に密着するようになっている。
【００４２】
ボルト桿５１の後端にはハンドル５２が取り付けられており、ハンドル５２を回すとボルト桿５１が第２アーム側１２へと押し出されるようになっている。
このため、ハンドル５２を回すと、第１アーム１１と第２アーム１２の間でナット１３と鋼材３４が挟持され、そのままセットされることになる。
【００４３】
溶接するナット１３や鋼材３４の規格が変わり、それらの厚みが変わった場合には、第３実施例の場合と同様に、ナット４４・４５を緩めて位置を変え、再び締め直して、第１アーム１１から突き出ている突起１６と第２アーム１２の平面３８との間隔を調整することになる。
【００４４】
【発明の効果】
上記の通り本発明によると、溶接しようとするナット１３を簡便且つ確実に鋼材３４に仮止め固定する治具が得られる。
特に第２実施例に係る仮止め固定する治具では、一対のハンドル桿２２・２３を握り締めるだけでナット１３の位置決めが出来、且つ、確実に鋼材３４に仮止め固定される。
このため、ナット１３の鋼材３４への溶接作業が効率化され、ナット１３と鋼材３４との溶接精度も著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図２】本発明の第２実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図３】本発明の第２実施例に係る先付け溶接ナット固定治具のアーム間を閉止状態にセットする固定手段の機構図である。
【図４】本発明の第２実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の要部断面側面図である。
【図５】本発明の第２実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の第１アームの側面図である。
【図６】本発明の第２実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の第１アームの側面図である。
【図７】本発明の第３実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図８】本発明の第３実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図９】本発明の第４実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図１０】本発明の第４実施例に係る先付け溶接ナット固定治具の側面図である。
【図１１】従来の先付け溶接ナット固定治具の断面側面図である。
【図１２】従来の先付け溶接ナット固定治具の断面側面図である。
【符号の説明】
１１第１アーム
１２第２アーム
１３ナット
１４固定手段
１５螺子孔
１６突起
１７周縁
１８テーパー
１９嵌合孔
２０突起
２２第１ハンドル桿
２３第２ハンドル桿
２４スライダー
２５連結桿
２６螺子桿
２７第１ハンドル桿の先端
２８ナット部材
２９軸材
３０ガイド孔
３１第１アームの先端
３２第２アームの先端
３３第２ハンドル桿の先端
３４鋼材
３５円形孔
３６ボルト
３７ボルト頭付近
３８平面
３９コイルバネ
４０平板
４１カム曲面
４２貫通孔
４３ボルト桿
４４ナット
４５ナット
４６ピストン
４７ハンドル桿
４８カム曲面
４９ピン
５０螺子孔
５１ボルト桿
５２ハンドル
５３鋼材とナットとの溶接箇所 [0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a pre-installed welding nut fixing jig for temporarily fixing and fixing a nut 13 to be welded to a steel material 34 when the nut 13 is welded by aligning the screw hole 15 with a hole 35 formed in the steel material 24.
[0002]
[Prior art]
When the nut 13 is welded by aligning the screw hole 15 with the hole 35 opened in the steel material 34, the nut 13 and the steel material 34 placed in accordance with the hole 35 are opened and closed such as a shrimp vise, a mini-shako vise, and a vice pliers. A fixing jig having a pair of arms for gripping the nut 13 and a fixing mechanism including a spring mechanism, a screw mechanism, a cam mechanism, a link mechanism and the like for setting the closed state in which the nut 13 is gripped between the pair of arms. Temporary fastening is also conceivable.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the shrimp vise and the mini shrimp vise have a screw mechanism consisting of bolts and nuts as the fixing means for setting the arm 13 in a closed state where the nut 13 is gripped. It takes time to set.
In this respect, the vice pliers (hand clamps) can be set between the arms only by grasping and tightening the pair of handle rods. However, since the nut 13 to be welded moves on the steel material 34, it takes time for positioning.
When a conventional fixing jig is used, the arm of the fixing jig covers the nut 13 placed on the steel material 34, and the arm becomes an obstacle to make the welding work difficult.
[0004]
Therefore, as shown in FIG. 11, a bolt 36 is inserted into a circular hole 35 formed in the steel material 34, the nut 13 to be welded is screwed to the bolt 36 and fixed to the steel material 34, and the bolt 36 is removed after the welding. I tried to do that.
In this case, however, the bolts 36 must be replaced for each nut to be welded. Therefore, it takes time to prepare for welding and clean up the bolts. Since it is easy to shift within 35, it is necessary to pay close attention to the positioning of the nut 13 and the work efficiency is significantly reduced.
[0005]
Of course, in order to prevent the bolt 36 from shifting in the circular hole 35, as shown in FIG. 12, the shaft diameter 37 near the nut head of the bolt 36 to be inserted is set to a thickness that fits closely into the hole 35. It was also attempted.
However, in either case, in order to weld one nut, there is an operation of inserting and tightening a bolt once, loosening it, and removing it again. This is manual operation, which is inefficient.
[0006]
OBJECT OF THE INVENTION
Accordingly, an object of the present invention is to obtain a jig that temporarily and securely fixes the nut 13 to be welded to the center of the circular hole 35 of the steel material 34.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The pre-welded weld nut fixing jig according to the present invention sets the first and second pair of arms 11 and 12 holding the nut 13 by opening and closing, and the arms 11 and 12 holding the nut 13 in a closed state. It has fixing means 14, and a protrusion 16 that fits into the screw hole 15 of the nut 13 protrudes toward the tip 32 of the second arm 12 at the tip 31 of the first arm 11. is there.
The fixing means 14 can be constituted by a spring mechanism as shown in the first embodiment, can be constituted by a link mechanism as shown in the second embodiment, and is shown in the third embodiment. It can also be constituted by a cam mechanism as described above, or can be constituted by a screw mechanism as shown in the fourth embodiment.
[0008]
[Action]
This pre-welded nut fixing jig is used in such a manner that the protrusion 16 is applied to the screw hole 15 of the nut 13 placed on the steel material 34 in alignment with the hole 35, and the nut 13 and the steel material 34 are sandwiched between the arms 11 and 12. In this state, since the protrusion 16 is fitted in the screw hole 15, no deviation occurs between the nut 13 and the arms 11 and 12.
In order to completely eliminate the deviation between the nut 13 and the arms 11, 12, a taper 18 that abuts the peripheral edge 17 of the screw hole 15 of the nut 13 may be attached to the protrusion 16 at the tip 31 of the first arm 11.
[0009]
In particular, the end 32 of the second arm 12 is provided with a fitting hole 19 into which the protrusion 16 of the first arm 11 is fitted. When projecting from the tip 32 of the second arm 12 toward the projection 16 of the arm 11, if the nut 13 and the hole 35 are sandwiched between the first arm 11 and the second arm 12, the projection 20 of the second arm 12. Is closely fitted to the peripheral edge of the circular hole 35 of the steel material 34 and positioning between the fixing jig and the circular hole 35 is performed. At the same time, the projection 16 of the first arm 11 is fitted into the screw hole 15 of the nut 13. Thus, positioning between the fixing jig and the nut 13 is performed.
As a result, the steel material 34 and the nut 13 are positioned via the fixing jig.
[0010]
Further, when the fitting hole 19 into which the projection 16 of the first arm is fitted is attached to the projection 20 projecting from the tip 32 of the second arm 12, the positioning of the steel material 34 and the nut 13 does not move. Will be.
For this reason, the welding accuracy of the nut 13 is further increased.
The protrusion 16 is preferably made of ceramic.
The present invention will be described below with reference to the illustrated embodiments.
[0011]
[First embodiment]
FIG. 1 illustrates the basic structure of a tip welding nut fixing jig. First arm 11 and second arm 12 that open and close to grip nut 13, and between arms 11 and 12 that grip nut 13. There is a fixing means 14 for setting the valve in a closed state.
[0012]
A ceramic projection 16 that fits into the screw hole 15 of the nut 13 protrudes toward the tip 32 of the second arm 12 at the tip 31 of the first arm 11.
The surface of the tip 32 of the second arm 12 that faces the tip 31 of the first arm 11 is a flat surface 38, and is in close contact with the steel material 34.
[0013]
A shaft member 29 protrudes from the intermediate portion of the second arm 12 in a direction perpendicular to the flat surface 38 of the tip 32, and a handle rod 22 is pin-connected to the root portion of the shaft member 29.
[0014]
A guide hole 30 is formed in the rear end portion of the first arm 11 so as to pass through in parallel with the protruding direction of the protrusion 16. The guide hole 30 is fitted with a shaft member 29, and the first arm 11 is pivoted. It is slidable along the material 29.
A coil spring 39 is attached to the upper end portion of the shaft member 29 protruding from the guide hole 30, and this coil spring 39 elastically biases the tip 31 of the first arm 11 toward the tip 32 of the second arm 12. Yes.
The lower end portion of the guide hole 30 is a flat plate 40.
On the other hand, the tip of the joint portion of the handle bar 22 with the shaft member 29 is a cam curved surface 41.
[0015]
For this reason, when the terminal 42 of the second arm 12 and the handle bar 22 are gripped, the flat plate 40 is pushed up by the cam curved surface 41, the gap between the tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm is opened, and a nut is placed between them. 13 and the steel material 34, and when the terminal 42 of the second arm 12 and the handle bar 22 are released, the first arm is pushed down by the coil spring 39, and the tip 31 of the first arm 11 and the tip of the second arm 32 is closed, and the nut 13 and the steel material 29 are sandwiched between them.
[0016]
In other words, in this first embodiment, the arms 11 and 12 are set in a closed state by the shaft member 29 protruding from the second arm 12, the guide hole 30 in the rear end portion of the first arm 11, and the coil spring 39. A fixing means 14 is configured.
[0017]
[Second embodiment]
2, FIG. 3, FIG. 4, FIG. 5 and FIG. 6 illustrate another embodiment of the present invention in which a link mechanism is employed for the fixing means.
The tip welding nut fixing jig includes a first arm 11 and a second arm 12 that open and close to grip the nut 13, and a fixing means 14 that sets between the arms 11 and 12 that grip the nut 13 in a closed state.
[0018]
The tip 31 of the first arm 11 has a tip-shaped ceramic protrusion 16 projecting toward the tip 32 of the second arm 12.
A taper 18 is attached to the base portion of the protrusion 16 so as to contact the peripheral edge 17 of the screw hole 15 of the nut 13.
[0019]
A fitting hole 19 into which the protrusion 16 of the first arm 11 is fitted is attached to the tip 32 of the second arm 12.
The peripheral edge of the fitting hole 19 rises toward the protrusion 16 of the first arm 11, and constitutes a protrusion 20 that fits closely to the peripheral edge of the circular hole 35.
[0020]
A pair of handle rods of a first handle rod 22 and a second handle rod 23 are pin-bonded to the second arm 12.
The first handle bar 22 includes a slider 24 that moves in the length direction of the bar, and the slider 24 and the second handle bar 23 are connected to a connecting bar 25 by being pinned.
The second arm 12 , the first handle bar 22, the second handle bar 23, the slider 24, and the connecting bar 25 constitute a five-bar slider link mechanism.
[0021]
A screw rod 26 protrudes from the slider 24 in the moving direction.
The tip of the screw rod 26 protrudes from the tip 27 of the first handle rod 22.
A nut member 28 of a size that does not enter the inside of the first handle bar 22 by hitting the front end 27 of the first handle bar 22 is screwed to the front end of the protruding screw bar 26.
[0022]
A shaft member 29 protrudes from the second arm 12, and a guide hole 30 in which the shaft member 29 is loosely fitted is attached to the rear end of the first arm 11.
Therefore, the first arm 11 in which the guide hole 30 is fitted in the shaft member 29 is movable in the length direction of the shaft member 29.
[0023]
The distal end 31 of the first arm 11 and the distal end 32 of the second arm 12 protrude in the opposite direction to the distal ends 27 and 33 of the handle rods 22 and 23 with the shaft core of the shaft member 29 as a boundary.
[0024]
In the second embodiment, the fixing means 14 for setting the arms 11 and 12 in the closed state includes the screw rod 26, the nut member 28, the shaft member 29, the guide hole 30, and the second arm 23 and the first handle rod 22. And a five-bar slider link mechanism comprising a second handle bar 23, a slider 24, and a connecting bar 25.
[0025]
That is, in FIG. 2, the pin joint point A between the connecting rod 25 and the slider 24, the pin joint point B between the first handle rod 22 and the second arm 12, and the second handle rod 23 and the second arm 12 The angle (∠ABC) formed by the pin joint point C is an acute angle. When the handle 桿 22/23 is squeezed, the angle (は ABC) is expanded and the slider 24 is attached to the first handle 桿 22. It will be pushed to the tip 27 side.
[0026]
FIG. 3 is a skeleton (mechanism diagram) of a five-bar slider link mechanism including a second arm 23, a first handle bar 22, a second handle bar 23, a slider 24, and a connecting bar 25.
In FIG. 3, a pin joint point A between the connecting rod 25 and the slider 24, a pin joint point B between the first handle rod 22 and the second arm 12, and a pin between the second handle rod 23 and the second arm 12. Unlike the case illustrated in FIG. 2, the angle (∠ABC) formed by the junction point C is an obtuse angle.
[0027]
However, in the case shown in FIG. 3 as well, in the same way as in the case shown in FIG. 2, the length (DC) between the pin joint point D and the pin joint point C between the connection rod 25 and the second handle rod 23 is connected. The sum with the length (AD) of the flange 25 is longer than the length (BC) between the pin junction point B and the pin junction point C.
For this reason, when the pair of handle rods 22 and 23 are clamped, the angle (∠ABC) formed by the pin joint point A, the pin joint point B, and the pin joint point C becomes a more obtuse angle, and the slider 24 is attached to the first handle rod 22. It will be pushed to the tip side 27.
[0028]
When the pair of handle rods 22 and 23 are clamped in this way, the angle (∠ABC) formed by the pin joint point A, the pin joint point B, and the pin joint point C is expanded, and the tip of the second arm 12 is correspondingly extended. 32 is pushed to the distal end side 31 of the first arm 11.
[0029]
Thus, when the nut 13 and the steel material 29 are sandwiched between the first arm 11 and the second arm 12, a rotational moment due to stress from the tip 32 of the second arm 12 acts on the tip 31 of the first arm 11, The first arm 11 is inclined with respect to the shaft member 29 by the gap between the guide hole 30 and the shaft member 29 that have been loosely fitted.
Then, the upper end 43 on the arm tip side (31, 32) of the guide hole 30 and the lower end 44 on the handle rod tip side (27, 33) are brought into point contact so as to bite into the shaft member 29, respectively. The first arm 11 cannot slide on the shaft member 29.
[0030]
In this state, when the nut member 28 moved together with the slider 24 and pushed from the tip 27 of the first handle bar 22 is turned again until it contacts the tip 27 of the first handle bar 22, the slider 24 returns to its original position. The angle (∠ABC) formed by the pin joint point A, the pin joint point B, and the pin joint point C is fixed.
As a result, the distal end 31 of the first arm 11 and the distal end 32 of the second arm 12 are fixedly set in a closed state in which the nut 13 and the steel material 29 are sandwiched.
[0031]
Thus, when the pair of facing handle rods 22 and 23 are clamped, the projection 20 of the second arm 12 is closely fitted to the peripheral edge of the circular hole 35 of the steel material 34 and positioning between the fixing jig and the circular hole 35 is performed. The
At the same time, the protrusion 16 of the first arm 11 is fitted into the screw hole 15 of the nut 13 and the fitting hole 19 of the second arm 12 so that the fixing jig and the nut 13 are positioned.
As a result, the positioning of the steel material 34 and the nut 13 is stationary, the nut 13 is not displaced during the welding operation, and the nut 13 is reliably welded to a predetermined position of the steel material 34.
In the figure, reference numeral 53 denotes a welded portion between the steel material 34 and the nut 13.
[0032]
After welding, when the nut member 28 is loosened, the slider 24 becomes free and can be moved again within the first handle rod 22, and the angle formed by the pin joint point A, the pin joint point B, and the pin joint point C (∠ (ABC) is released, the stress from the tip 32 of the second arm 12 to the tip 31 of the first arm 11 is eliminated, and the first arm 11 can slide on the shaft 29.
For this reason, the nut 13 and the steel material 29 can be removed from between the tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm 12.
[0033]
[Third embodiment]
7 and 8 illustrate a third embodiment of the present invention in which the fixing means 14 is constituted by a cam mechanism, and a bolt rod 43 protrudes from the first arm 11.
The second arm 12 has a hole into which the bolt rod 43 is inserted.
The bolt rod 43 inserted into the hole is fastened and fixed to the second arm 12 by nuts 44 and 45.
[0034]
The tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm 12 face each other, and a steel material 34 can be inserted between them.
The gap between the tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm 12 can be adjusted by loosening the nuts 44 and 45, changing the position, and retightening to adjust the gap.
The surface of the tip 32 of the second arm 12 that faces the tip 31 of the first arm 11 is a flat surface 38.
A through hole 42 is formed in the tip 31 of the first arm 11 in a direction perpendicular to the plane 38 of the second arm 12, and a piston 46 is inserted into the through hole 42.
[0035]
The tip of the piston 46 on the second arm side (12) is a pointed protrusion 16, which fits into the screw hole 15 of the nut 13 overlaid on the steel material 34 and closely contacts the peripheral edge 17 of the screw hole 15. It is like that.
A handle rod 47 is pin-joined at a portion away from the tip (16) of the piston 46.
[0036]
The pin joint portion of the handle rod 47 with the piston 46 is a cam curved surface 48. When the Hangil rod 47 is rotated, the pin 46 extends between the first arm 11 and the piston 46 moves to the second arm side (12). It comes to be pushed out.
For this reason, when the handle rod 47 is turned, the nut 13 and the steel material 34 are sandwiched between the first arm 11 and the second arm 12 and set as they are.
[0037]
When the standards of the nut 13 and the steel material 34 to be welded are changed and the thicknesses thereof are changed, the nuts 44 and 45 are loosened, repositioned, retightened, and the protrusions 16 protruding from the first arm 11 and the first The distance between the two arms 12 and the plane 38 is adjusted.
[0038]
[Fourth embodiment]
9 and 10 illustrate a fourth embodiment of the present invention in which the fixing means 14 is constituted by a screw mechanism, and a bolt rod 43 protrudes from the first arm 11.
The second arm 12 has a hole into which the bolt rod 43 is inserted.
The bolt rod 43 inserted into the hole is fastened and fixed to the second arm 12 by nuts 44 and 45.
[0039]
The tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm 12 face each other, and a steel material 34 can be inserted between them.
The gap between the tip 31 of the first arm 11 and the tip 32 of the second arm 12 can be adjusted by loosening the nuts 44 and 45, changing the position, and retightening to adjust the gap.
[0040]
The surface of the tip 32 of the second arm 12 that faces the tip 31 of the first arm 11 is a flat surface 38.
A screw hole 50 is formed in the distal end 31 of the first arm 11 in a direction perpendicular to the plane 38 of the second arm 12, and a bolt rod 51 is screwed into the screw hole 50.
[0041]
The tip of the bolt rod 51 is a pointed protrusion 16, which fits into the screw hole 15 of the nut 13 overlapped with the steel material 34 and is in close contact with the peripheral edge 17 of the screw hole 15.
[0042]
A handle 52 is attached to the rear end of the bolt rod 51, and when the handle 52 is turned, the bolt rod 51 is pushed out to the second arm side 12.
For this reason, when the handle 52 is turned, the nut 13 and the steel material 34 are sandwiched between the first arm 11 and the second arm 12 and set as they are.
[0043]
When the standards of the nut 13 and the steel material 34 to be welded are changed and the thicknesses thereof are changed, as in the case of the third embodiment, the nuts 44 and 45 are loosened to change the position, and then retightened. The distance between the protrusion 16 protruding from the arm 11 and the plane 38 of the second arm 12 is adjusted.
[0044]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a jig for temporarily and securely fixing the nut 13 to be welded to the steel material 34 can be obtained.
In particular, in the jig for temporarily fixing and fixing according to the second embodiment, the nut 13 can be positioned by simply grasping and tightening the pair of handle bars 22 and 23 and securely fixed to the steel material 34.
For this reason, the welding operation of the nut 13 to the steel material 34 is made efficient, and the welding accuracy between the nut 13 and the steel material 34 is remarkably improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a mechanism diagram of fixing means for setting a space between arms of a pre-installed welding nut fixing jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional side view of a main part of a tip welding nut fixing jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view of a first arm of a tip welding nut fixing jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of a first arm of a tip welding nut fixing jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a side view of a tip welding nut fixing jig according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional side view of a conventional tip welding nut fixing jig.
FIG. 12 is a cross-sectional side view of a conventional tip welding nut fixing jig.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 1st arm 12 2nd arm 13 Nut 14 Fixing means 15 Screw hole 16 Protrusion 17 Perimeter 18 Taper 19 Fitting hole 20 Protrusion 22 First handle rod 23 Second handle rod 24 Slider 25 Connection rod 26 Screw rod 27 First handle Rod end 28 Nut member 29 Shaft member 30 Guide hole 31 First arm tip 32 Second arm tip 33 Second handle rod tip 34 Steel material 35 Circular hole 36 Bolt 37 Near bolt head 38 Plane 39 Coil spring 40 Flat plate 41 Cam Curved surface 42 Through hole 43 Bolt rod 44 Nut 45 Nut 46 Piston 47 Handle rod 48 Cam curved surface 49 Pin 50 Screw hole 51 Bolt rod 52 Handle
53 Welding points between steel and nuts

Claims

A pair of first and second arms that open and close to grip a nut, and a spring mechanism, a screw mechanism, a cam mechanism, and a link mechanism that set the arm in a closed state that grips the nut are configured. In a pre-installed welding nut fixing jig having a fixing means,
A tip welding nut fixing jig characterized in that a protrusion that fits into a screw hole of a nut protrudes toward the tip of the second arm at the tip of the first arm.

The tip welded nut fixing jig according to claim 1, wherein the protrusion at the tip of the first arm according to claim 1 has a taper that abuts the periphery of the screw hole of the nut.

The tip welded nut fixing jig according to claim 1, wherein a fitting hole into which the projection of the first arm is fitted is provided at the tip of the second arm according to claim 1.

The protrusion of the shape which closely fits the periphery of the screw hole of the nut which comprises the circular hole at the front-end | tip of the 2nd arm of above-mentioned Claim 1 is provided toward the protrusion of the 1st arm . The tip welding nut fixing jig according to claim 1, characterized in that:

The tip according to claim 1, wherein a fitting hole for fitting the protrusion of the first arm is attached to the protrusion protruding from the tip of the second arm according to claim 1. Welding nut fixing jig.

A first and second pair of handle bars are rotatably pin-coupled to the second arm according to claim 1, and the first handle bar includes a slider that moves in the length direction of the bar. The slider and the second handle rod are respectively pin-coupled to the connecting rod so as to be rotatable, and are connected via the connecting rod, and the second arm, the first handle rod, the second handle rod, the slider, and the connecting rod. Constitutes a five-bar slider link mechanism, and a screw rod protrudes from the slider in the moving direction, and the tip of the screw rod protrudes from the tip of the first handle rod, and the protruding screw rod A nut member of a size that does not enter the inside of the first handle bar while being abutted with the front end of the first handle bar is screwed to the front end of the first handle bar, and a shaft member is protruded and fixed to the second arm. , First A guide hole for loosely fitting the shaft member is attached to the rear end of the arm, and the shaft member is fitted into the guide hole so that the first arm can move in the length direction of the shaft member. The tip of the first arm and the tip of the second arm protrude in a direction opposite to the tip of the pair of handle rods with the shaft core of the shaft as a boundary, and the five-bar slider link mechanism and the screw 2. A pre-welded weld nut fixing jig according to claim 1, wherein fixing means for setting the arms in a closed state is constituted by a flange, a nut member, a shaft member, and a guide hole.