JP3850939B2

JP3850939B2 - Composite nonwoven fabric and interlining using the same

Info

Publication number: JP3850939B2
Application number: JP35665796A
Authority: JP
Inventors: 真究山内
Original assignee: Japan Vilene Co Ltd
Current assignee: Japan Vilene Co Ltd
Priority date: 1996-12-27
Filing date: 1996-12-27
Publication date: 2006-11-29
Anticipated expiration: 2016-12-27
Also published as: JPH10195745A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この出願発明は、衣服の芯地、医療用パップ剤、包帯等の基材として有用な複合不織布に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来使用されている表素材の適度な伸びに追随できる衣服の芯地や、腕や足の曲げ伸ばしに追随できるパップ剤等の材料としては、種々のものがあるが、例えばスパンデックス糸等伸縮性糸を使用した織編物では、大きな伸びは得られるが、比較的低伸度で伸びを止めて形態を安定化させることは難しく、価格も高い。また、潜在捲縮性等の繊維を使用した不織布では、伸縮性は高いが、強度が十分でない欠点があった。とくに、衣服の芯地では、低い伸度では小さな力でよく伸び、適度な伸度では伸びにくくなって保形性を持つことが望まれる場合があるが、従来のスパンデックス糸等伸縮性糸を使用した織編物や潜在捲縮性等の繊維を使用した不織布では、大きな伸びのものしか得にくく、このような物性の基材を得ることは困難であった。
そこで、不織布に伸縮性のある潜在捲縮糸をたて編みした複合不織布を検討したが、この複合不織布は工程中にかかるテンションなどにより、潜在捲縮糸が引張られた状態で固定されるため、潜在捲縮糸の伸縮性が損われて身体や表地の動きに十分追従できないという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
この出願発明は、低い伸度では小さな力で伸びるが、高い伸度では伸びにくく形態安定性に優れ、適度の強度を付与できる複合不織布および芯地を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この出願発明の複合不織布は、不織布に捲縮が発現しない糸がチェーンステッチによってたて編みされており、たて編みの編み目にゆるみを持たせた不織布と糸とからなる複合不織布であって、複合不織布の１０％モジュラス／５％モジュラス比が３以上である複合不織布であって、オーバーフィードをかけ、且つ拡幅した状態で熱セットすることにより、たて編みの編み目にゆるみを持たせている複合不織布である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
この出願発明の複合不織布は、１０％モジュラス／５％モジュラス比が３以上であることが必要である。また、オーバーフィードをかけ、且つ拡幅した状態で熱セットすることにより、たて編みの編み目にゆるみを持たせている複合不織布であることが好ましい。この出願発明の複合不織布の製造法は、不織布に捲縮が発現しない糸を、チェーンステッチ編みでたて編みした後に、たて方向（生産方向）に５〜３０％、好ましくは５〜２０％のオーバーフィードをかけ、且つよこ方向に５〜４０％、好ましくは、５〜３０％拡幅しながら、熱セットを行うものである。
【０００６】
この複合不織布は芯地に用いるとよく、さらに、染色加工、接着樹脂のドツト加工、スリット加工等の後加工を行ってもよい。
【０００７】
この出願発明で用いる不織布１は、公知の乾式法、湿式法、溶融紡糸法等のいずれのウェブ形成法で製造してもよく、ウェブの結合法も熱融着法、浸漬接着法、水流絡合法等のいずれの方法でもよいが、衣服の芯地等に適する風合いの点から乾式法のウェブを点状の熱融着法によって結合した熱融着不織布あるいは水流で絡合した不織布がとくに好ましい。
【０００８】
この出願発明のたて編糸として用いる捲縮を発現しない糸２は、オーバーフィードをかけて熱セットする時の熱セットの温度で捲縮（クリンプ）を発生しない糸であって、具体的には、捲縮発現のための特別な加工が行われた加工糸でない糸を意味し、通常のマルチフィラメント糸、モノフィラメント糸などが好ましい。
【０００９】
上記の捲縮を発現しない糸２は不織布１に、例えばラッセル編機、環縫ミシンなどによりタテ編み構造で縫込まれる。図１は、この出願発明の複合不織布の平面図で、チェーンステッチ編みによる直線状のタテ編みが平行に数本施された例が示されている。また、図２は、チェーンステッチ編みの構造を複合不織布のタテ断面方向から見た拡大図で、図３は不織布にチェーンステッチによるタテ編み構造を施す状態を示す説明図である。
【００１０】
この後、たて編みが施された不織布を、オーバーフィードをかけ、且つ拡幅した状態で熱セットすることなどにより、たて編みの編み目にゆるみを持たせた状態（編み目の開いた状態）にする。このようにすることで、編み目のゆるみの分の自由度が与えられ、小さな伸度の範囲ではごくわずかな力で伸び、編み目のゆるみがなくなる程度の伸度まで伸すと伸びにくくなって形態の保持性が高くなる複合不織布が得られる。
この結果、この出願発明の複合不織布は、低伸度である５％伸ばすのに必要な応力を示す５％モジュラスと、１０％伸すのに必要な応力を示す１０％モジュラスとの、１０％モジュラス／５％モジュラスの比が３以上もある、従来にない物性を有するものとなる。
【００１１】
熱セットは、オーバーフィードをかけ、且つ拡幅した状態で行われるが、その方法としてはテンター方式、シリンダー方式等がある。とくに、複合不織布の両端を保持した状態でオーバーフィードをかけることができるテンター方式は、オーバーフィード量を正確にコントロールできるので好ましい。
【００１２】
オーバーフィードは、５〜３０％が好ましく、５〜２０％であるのがより好ましい。オーバーフィードが５％未満の場合、糸のたて編みの編み目にゆるみを持たせることができず、低伸度でも伸びにくいものとなり、オーバーフィードが３０％を越えると、高伸度の範囲まで簡単に伸び、保形性が得られなくなる。
拡幅は、５〜４０％が好ましく、５〜３０％であることがより好ましい。拡幅が５％未満の場合、糸の経編みの編み目を効率よくゆるみを持たせることができず、伸びのないものとなることがあり、拡幅が４０％を越えると基布が破れて生産トラブルの原因となることがある。
【００１３】
また、熱セットの温度は、１１０〜２６０℃、より好ましくは、１４０〜２００℃がよい。
【００１４】
更に、複合不織布には熱セット処理の前後にシリコン等の柔軟剤、フッ素樹脂等の撥水剤で処理してもよい。また、熱セットされた複合不織布には、必要に応じて、ポリアミド、ポリエステル等の熱可塑性接着剤を３〜２５ｇ／ｍ²、とくに好ましくは、５〜１５ｇ／ｍ²の割合で例えばドット加工することなどにより付着させてもよい。
【００１５】
この出願発明の複合不織布は、従来のたて編糸を有し、オーバーフィードをかけ、且つ拡幅しない不織布に比べて、伸縮性、柔軟な風合、融通性等に優れている。また、低い伸度では小さな力で伸びるが、高い伸度では伸びにくく形態安定性に優れ、適度の強度を有することから、芯地に用いた場合に、生地への追随性がよく、しかも保形性にも優れたものとなる。
【００１６】
【実施例】
以下、この出願発明を実施例により具体的に説明するが、これに限定されるものではない。
実施例１
繊度１．５デニール、繊維長４４ｍｍの６ナイロン繊維（融点２１５℃）６５重量％と、繊度１．５デニール、繊維長４４ｍｍのポリエステル繊維（融点２６５℃）３５重量％とからなる繊維ウェブを、温度２２０℃のエンボスロールにより点状に部分熱融着して、面密度２５ｇ／ｍ²の熱融着不織布を作製した。
この不織布に、１５本のポリエステルモノフィラメントからなる３０デニールのマルチフィラメント糸をラッセル編機（カールマイヤー社のＲＳ３ＭＳＵ−Ｖ）を使用して、４コース／ｃｍ、１８ゲージのチェーンステッチ編みを行い、複合不織布を作製した。
この後、複合不織布をテンターを用いて、約１５％のオーバーフィードをかけ、幅方向に１０％拡幅しながら、温度１７０℃で熱セットして、マルチフィラメント糸によるチェーンステッチ編みの編み目の緩んだ（開いた）面密度３３ｇ／ｍ²の複合不織布（サンプルＮｏ１）を得た。
以下、同様にして、拡幅を２０％にしたもの（サンプルＮｏ２）、拡幅を３０％にしたもの（サンプルＮｏ３）、拡幅しなかったもの（サンプルＮｏ４：比較例）、拡幅、オーバーフィードしなかったもの（サンプルＮｏ５：比較例）を作製し、各サンプルの５％モジュラスと１０％モジュラスを調べた。
作製条件は表１のとおりであり、各製品の特性は表２のとおりである。
【００１７】
【表１】

【００１８】
【表２】

５％モジュラスは、縦１５ｃｍ×横５ｃｍに裁断したサンプルを、引張試験機（（株）オリエンテック製商品名テンシロンＲＴＭ−１００）により、引張速度１００ｍｍ／分で引張り、サンプルを５％伸ばすのに要した荷重（応力）を測定することにより求めた。また、同様にして１０％モジュラスは、サンプルを１０％伸ばすのに要した荷重（応力）を測定することにより求めた。
次に、上記各サンプルの複合不織布に、低融点ポリアミド樹脂によるドット加工を、ドット数３７個／ｃｍ²、付着量１２ｇ／ｍ²で行い、目付４５ｇ／ｍ²の接着芯地を得た。各接着芯地のＥＭＴ、Ｂ値、Ｇ値をＫＥＳ試験法によって評価し、表３に示した。表３の接着芯地のサンプル番号は、元の複合不織布のサンプル番号に対応している。
【００１９】
【表３】

ＥＭＴは定荷重における引張り伸度（単位：％）、Ｂは単位長さ当たりの曲げ剛性（単位：ｇｆ・ｃｍ2／ｃｍ）、Ｇは単位幅当たりのせん断剛性（単位：ｇｆ／ｃｍ・ｄｅｇｒｅｅ）をそれぞれ示す。
なお、ＥＭＴ１では、芯地単体で評価し、そのＥＭＴは５０ｇ荷重時の伸びであり、ＥＭＴ２では、芯地と表地（ウールトロピカル）とを貼り合せたもので評価し、そのＥＭＴは５００ｇ荷重時の伸びである。
【００２０】
【発明の効果】
この出願発明の複合不織布は、不織布に捲縮が発現しない糸がチェーンステッチによってたて編みされており、このたて編みの編み目にゆるみを持たせていることを特徴とするものであって、糸のたて編みの目にゆるみを持たせることにより、捲縮が発現しない糸でたて編みされているにもかかわらず、低モジュラスの領域で小さな力で伸すことができ、身体や表地の動きに追従できる。一方、高モジュラスの領域では伸すのに大きな力が必要となるので、形態を安定化することができる。とくに、この出願発明の複合不織布は、チェーンステッチによるたて編みの目のゆるみの持たせ方により、生地への追従性に優れ、保型性にも優れた従来にない伸度特性を持たせることができる。また、この出願発明により、風合い、表面平滑性及び伸縮性の優れた複合不織布が得られ、とくに伸縮性効果が大きいので成型性、保型性に優れている。また、本発明の複合不織布は、熱セット時のオーバーフィードおよび拡幅等の条件を適宜設計することにより伸縮性の制御が自由にできるので目的に合わせたものを容易に作製することができ、メーカー段階だけではなく、ユーザーの加工段階においてもユーザーの希望する特性を持つ複合不織布とすることができる。さらに、この出願発明の複合不織布は芯地として好適であり、ドレープ性が高く、低伸度領域での追従性の高い芯地とすることができ、しかも、保型性に優れると共に、編糸により強度が高くなりおよび表面摩耗性に優れるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この出願発明の複合不織布の平面図
【図２】チェーンステッチ編みの構造を複合不織布のタテ断面方向から見た拡大図
【図３】不織布にチェーンステッチによるタテ編み構造を施す状態を示す説明図
【符号の説明】
１不織布
２糸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a composite nonwoven fabric useful as a base material for clothing interlining, medical poultices, bandages and the like.
[0002]
[Prior art]
There are various materials such as clothes interlining that can follow the appropriate stretch of the surface material used in the past, and poultices that can follow the bending and stretching of the arms and legs, but for example, elasticity such as spandex yarn In the woven or knitted fabric using yarn, large elongation can be obtained, but it is difficult to stabilize the form by stopping elongation at a relatively low elongation, and the price is high. Moreover, the nonwoven fabric using fibers such as latent crimps has a drawback that the stretchability is high but the strength is not sufficient. In particular, it may be desirable for clothing interlinings to stretch well with low force at low elongation and to retain shape retention at moderate elongation, but it is desirable to have stretchable yarn such as conventional spandex yarn. The nonwoven fabric using fibers such as woven or knitted fabric or latent crimpability is difficult to obtain only those having a large elongation, and it is difficult to obtain a substrate having such physical properties.
Therefore, we examined a composite nonwoven fabric in which a non-woven stretched latent crimped yarn was knitted, but this composite nonwoven fabric is fixed in a state in which the latent crimped yarn is stretched by tension applied during the process. There was a problem that the stretchability of the latent crimped yarn was impaired and could not sufficiently follow the movement of the body and the outer material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to provide a composite nonwoven fabric and an interlining which can be stretched with a small force at a low elongation but are not easily stretched at a high elongation, have excellent shape stability, and can impart an appropriate strength.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The composite nonwoven fabric of the invention of this application is a composite nonwoven fabric composed of a nonwoven fabric and a yarn in which a yarn that does not develop crimps is warp knitted by chain stitching, and loosened in a warp knitting stitch, A composite nonwoven fabric in which the composite nonwoven fabric has a 10% modulus / 5% modulus ratio of 3 or more, and is subjected to overfeeding and heat-set in a widened state, thereby loosening the warp knitting stitches. It is a composite nonwoven fabric .
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The composite nonwoven fabric of this invention is required to have a 10% modulus / 5% modulus ratio of 3 or more . Moreover, it is preferable that it is a composite nonwoven fabric which is loosened in the warp knitting by over-feeding and heat setting in the widened state. The manufacturing method of the composite nonwoven fabric of the present invention is such that after the yarn that does not cause crimping in the nonwoven fabric is knitted by chain stitch knitting , the warp direction (production direction) is 5 to 30%, preferably 5 to 20%. The heat setting is performed while widening 5 to 40%, preferably 5 to 30% in the transverse direction.
[0006]
This composite non-woven fabric is preferably used for the interlining, and may be further subjected to post-processing such as dyeing, adhesive resin dotting, and slit processing.
[0007]
The nonwoven fabric 1 used in the invention of this application may be manufactured by any web forming method such as a known dry method, wet method, melt spinning method, etc., and the web bonding method may be a heat fusion method, a dipping adhesion method, a water current interface. Any method such as a legal method may be used, but a heat-sealed non-woven fabric in which a dry method web is bonded by a point-like heat-sealing method or a non-woven fabric entangled with a water stream is particularly preferable from the viewpoint of a texture suitable for clothing interlining. .
[0008]
The yarn 2 that does not develop crimp used as the warp knitting yarn of the present invention is a yarn that does not cause crimping at the temperature of the heat set when overheated and heat set, and specifically, Means a yarn that is not a processed yarn that has been specially processed for the expression of crimps, and ordinary multifilament yarns, monofilament yarns, and the like are preferred.
[0009]
The yarn 2 that does not express the above-described crimps is sewn into the nonwoven fabric 1 with a warp knitting structure using, for example, a Russell knitting machine or a chain stitch sewing machine. FIG. 1 is a plan view of the composite nonwoven fabric of the present invention, and shows an example in which several straight warp knittings by chain stitch knitting are applied in parallel. FIG. 2 is an enlarged view of the structure of chain stitch knitting viewed from the vertical cross-sectional direction of the composite nonwoven fabric, and FIG.
[0010]
After that, the warp-knitted nonwoven fabric is overheated and heat-set in a widened state, etc., so that the warp knitting is loosened (opened). To do. In this way, the degree of freedom of the looseness of the stitches is given, and it grows with very little force in the range of small elongation, and it becomes difficult to stretch when it is stretched to such an extent that the looseness of the stitches is eliminated A composite non-woven fabric having a high retentivity is obtained.
As a result, the composite nonwoven fabric of the present invention has a low elongation of 5%, which shows a stress necessary for stretching 5%, and a 10% modulus, which shows a stress necessary for stretching 10%. The ratio of modulus / 5% modulus is 3 or more, and it has unprecedented physical properties.
[0011]
The heat setting is performed in an overfeed and widened state, and there are a tenter method, a cylinder method, and the like. In particular, a tenter method in which overfeed can be applied while holding both ends of the composite nonwoven fabric is preferable because the amount of overfeed can be accurately controlled.
[0012]
The overfeed is preferably 5 to 30%, and more preferably 5 to 20%. If the overfeed is less than 5%, the warp knitting of the yarn cannot be loosened, making it difficult to stretch even at low elongation. If the overfeed exceeds 30%, the range will be high. Elongates easily and shape retention cannot be obtained.
The widening is preferably 5 to 40%, and more preferably 5 to 30%. If the widening is less than 5%, the warp knitting of the yarn cannot be loosened efficiently and may not be stretched. If the widening exceeds 40%, the base fabric will be torn and production trouble will occur. It may cause.
[0013]
Moreover, the temperature of heat setting is 110-260 degreeC, More preferably, 140-200 degreeC is good.
[0014]
Further, the composite nonwoven fabric may be treated with a softening agent such as silicon and a water repellent such as fluororesin before and after the heat setting treatment. The heat-set composite nonwoven fabric is subjected to, for example, dot processing with a thermoplastic adhesive such as polyamide or polyester at a rate of 3 to 25 g / m ² , particularly preferably 5 to 15 g / m ² , if necessary. You may make it adhere by things.
[0015]
The composite nonwoven fabric of the present invention is superior in stretchability, flexible texture, flexibility, and the like as compared with a nonwoven fabric having warp knitting yarn, overfeeding and not widening. In addition, it stretches with a small force at low elongation, but it is difficult to stretch at high elongation, has excellent shape stability, and has an appropriate strength. It also has excellent shape.
[0016]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited thereto.
Example 1
A fiber web comprising 65% by weight of 6 nylon fibers (melting point 215 ° C.) having a fineness of 1.5 denier and a fiber length of 44 mm, and 35% by weight of polyester fibers having a fineness of 1.5 denier and a fiber length of 44 mm (melting point of 265 ° C.), Partially heat-sealed in a spot shape with an embossing roll at a temperature of 220 ° C. to prepare a heat-sealed nonwoven fabric having an area density of 25 g / m ² .
Using this nonwoven fabric, a 30-denier multifilament yarn made of 15 polyester monofilaments was knitted on a 4-course / cm, 18 gauge chain stitch using a Russell knitting machine (RS3 MSU-V from KARL MAYER). A nonwoven fabric was prepared.
After that, the composite nonwoven fabric was subjected to overfeed of about 15% using a tenter, and was heat-set at a temperature of 170 ° C. while being widened by 10% in the width direction, and the stitches of the chain stitch knitting by the multifilament yarn were loosened. A composite nonwoven fabric (sample No. 1) having an (open) surface density of 33 g / m ² was obtained.
Hereinafter, in the same manner, a widening of 20% (sample No. 2), a widening of 30% (sample No. 3), a non-widening (sample No. 4: comparative example), widening, and no overfeed. A sample (sample No. 5: comparative example) was prepared, and the 5% modulus and 10% modulus of each sample were examined.
The production conditions are as shown in Table 1, and the characteristics of each product are as shown in Table 2.
[0017]
[Table 1]

[0018]
[Table 2]

5% modulus is obtained by stretching a sample cut to 15 cm in length × 5 cm in width with a tensile tester (trade name: Tensilon RTM-100, manufactured by Orientec Co., Ltd.) at a pulling speed of 100 mm / min, and extending the sample by 5%. It calculated | required by measuring the required load (stress). Similarly, the 10% modulus was obtained by measuring the load (stress) required to stretch the sample by 10%.
Next, the composite nonwoven fabric of each sample was subjected to dot processing with a low melting point polyamide resin at a dot number of 37 / cm ² and an adhesion amount of 12 g / m ² to obtain an adhesive interlining with a basis weight of 45 g / m ² . The EMT, B value, and G value of each adhesive interlining were evaluated by the KES test method and shown in Table 3. The sample number of the adhesive interlining in Table 3 corresponds to the sample number of the original composite nonwoven fabric.
[0019]
[Table 3]

EMT is tensile elongation at constant load (unit:%), B is bending stiffness per unit length (unit: gf · cm 2 / cm), G is shear stiffness per unit width (unit: gf / cm · degree) Respectively.
In addition, in EMT1, it evaluates with the interlining body single-piece | unit, The EMT is the elongation at the time of 50g load, EMT2 evaluates with what bonded the interlining and a surface material (wool tropical), and the EMT is at the time of 500g load Growth.
[0020]
【The invention's effect】
Composite nonwoven fabric of this application invention, yarn crimp is not expressed in the nonwoven fabric are knitted vertical by chain stitch, a characterized in that it to have a loose stitches of the warp knit, By giving looseness to the warp of the warp of the yarn, it can be stretched with a small force in the low modulus area, even though it is warped with a yarn that does not produce crimps, and the body and outer surface Can follow the movement of On the other hand, since a large force is required to stretch in the high modulus region, the form can be stabilized. In particular, the composite nonwoven fabric of the present invention has an unprecedented elongation characteristic that is excellent in followability to fabrics and excellent in shape retention due to the looseness of warp knitting by chain stitching . be able to. In addition, according to the invention of the present application, a composite nonwoven fabric excellent in texture, surface smoothness and stretchability is obtained. In particular, since the stretch effect is large, the moldability and shape retention are excellent. In addition, the composite nonwoven fabric of the present invention can be easily manufactured according to the purpose because the stretchability can be freely controlled by appropriately designing the conditions such as overfeed and widening during heat setting. The composite nonwoven fabric having the characteristics desired by the user can be obtained not only at the stage but also at the user's processing stage. Furthermore, the composite nonwoven fabric of the present invention is suitable as an interlining, can be made into an interlining having a high drape and a high followability in a low elongation region, and excellent in shape retention, and a knitting yarn As a result, an excellent effect of increasing strength and excellent surface wear is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a composite nonwoven fabric according to the present invention. FIG. 2 is an enlarged view of a chain stitch knitting structure as viewed from the vertical cross-sectional direction of the composite nonwoven fabric. Explanatory drawing showing 【Explanation of symbols】
1 Nonwoven fabric 2 Yarn

Claims

A non-crimped yarn is knitted by chain stitch, and is a composite non-woven fabric composed of a non-woven fabric and yarn with looseness in the warp knitting, and 10% modulus / 5 of the composite non-woven fabric A composite non-woven fabric having a% modulus ratio of 3 or more, wherein the composite non-woven fabric is loosened in a warp knitting by applying heat to the over-feed and widened state .

A method for producing a stretchable composite nonwoven fabric, characterized in that a yarn that does not develop crimps is knitted by chain stitching, overfeed, and heat-set in a widened state.

An interlining comprising the composite nonwoven fabric according to claim 1 .