JP3850214B2

JP3850214B2 - Facsimile machine

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Publication number: JP3850214B2
Application number: JP2000372386A
Authority: JP
Inventors: 浩幸島田
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2000-12-07
Filing date: 2000-12-07
Publication date: 2006-11-29
Anticipated expiration: 2020-12-07
Also published as: JP2002176520A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、電力消費をより削減する省エネルギーモード処理を行うとともに、回線からのリンギング信号で省エネルギーモードから適切に復帰するファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の通信機能を備えた機器、特に、ファクシミリ装置においては、一般に、カードモデムに対応した小型化された通信チップとして、半導体ＤＡＡ（通信制御回路）が用いられており、この半導体ＤＡＡは、デジタル化された信号をシリアルデータとしてモデムとやりとりを行うようになっている。
【０００３】
したがって、パーソナルコンピュータ等の通信機能を備えた機器は、通常の動作待機状態においても、半導体ＤＡＡ及びモデムを起動待機状態とするために、電源の供給を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のファクシミリ装置は、通信チップとして半導体ＤＡＡを備えているときには、動作待機状態においても、半導体ＤＡＡ及びモデムを起動待機状態とするために、半導体ＤＡＡ及びモデムに対しても電源の供給を行っているため、待機時においても、常に電力を消費するという無駄が発生していた。
【０００５】
そこで、この発明は、省エネルギーモード時に、通信制御回路の二次側回路、モデム及び主制御手段に対しても、電力の供給を停止し、通信制御回路の一次側の電圧変動検出回路が回線の電圧変動を検出すると、省エネ制御手段が解除信号を主制御手段に出力して、省エネルギーモードを解除させることにより、回線からのリンギングを検出して省エネモードから復帰するために従来省エネルギーモード時に電源の供給を行っていた通信制御回路の二次側回路及びモデムに対しても電源の供給を停止して、より一層消費電力を削減するとともに、リンギング信号により適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことのできるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【０００７】
また、通信制御回路の一次側に、電圧変動検出回路の検出する電圧変動レベルを周波数に変換して、当該変換した電圧周波数変換信号を出力する電圧周波数変換回路を設け、省エネ制御手段が、電圧周波数変換回路から電圧周波数変換信号が入力されると、当該電圧周波数変換信号の周波数を予めリンギング信号の電圧レベルを周波数変換したリンギング周波数と比較して、当該電圧周波数変換信号の周波数がリンギング周波数と同じであると、主制御手段に省エネ解除信号を出力することにより、より一層消費電力を削減するとともに、回線からのリンギング信号をより一層適切に検出して、リンギング信号によりより一層適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことのできるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この発明のファクシミリ装置は、回線に接続され一次側に電圧変動検出回路を有する通信制御回路と、前記通信制御回路の二次側回路に接続され通信データの変復調を行うモデムと、装置各部を制御するとともに省エネルギーモードを解除する主制御手段及び所定の待機時に省エネルギーモードに移行させ、省エネルギーモード解除要因が発生すると省エネルギーモードの解除信号を出力する省エネ制御手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記通信制御回路は、前記一次側に前記電圧変動検出回路の検出する電圧変動レベルを周波数に変換して、当該変換した電圧周波数変換信号を出力する電圧周波数変換回路を有し、前記省エネ制御手段は、前記省エネルギーモード時に、前記通信制御回路の二次側回路、前記モデム及び前記主制御手段に対して電力の供給を停止し、前記通信制御回路の電圧周波数変換回路から電圧周波数変換信号が入力されると、当該電圧周波数変換信号の周波数を予めリンギング信号の電圧レベルを周波数変換したリンギング周波数と比較して、当該電圧周波数変換信号の周波数がリンギング周波数と同じであると、前記主制御手段に前記省エネ解除信号を出力して、前記省エネルギーモードを解除させることを特徴とする。
【０００９】
上記構成によれば、省エネルギーモード時に、通信制御回路の二次側回路、モデム及び主制御手段に対しても、電力の供給を停止し、通信制御回路の一次側の電圧変動検出回路が回線の電圧変動を検出すると、省エネ制御手段が解除信号を主制御手段に出力して、省エネルギーモードを解除させるので、回線からのリンギングを検出して省エネモードから復帰するために従来省エネルギーモード時に電源の供給を行っていた通信制御回路の二次側回路及びモデムに対しても電源の供給を停止して、より一層消費電力を削減することができるとともに、リンギング信号により適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００１３】
また、通信制御回路の一次側に、電圧変動検出回路の検出する電圧変動レベルを周波数に変換して、当該変換した電圧周波数変換信号を出力する電圧周波数変換回路を設け、省エネ制御手段が、電圧周波数変換回路から電圧周波数変換信号が入力されると、当該電圧周波数変換信号の周波数を予めリンギング信号の電圧レベルを周波数変換したリンギング周波数と比較して、当該電圧周波数変換信号の周波数がリンギング周波数と同じであると、主制御手段に省エネ解除信号を出力するので、より一層消費電力を削減することができるとともに、回線からのリンギング信号をより一層適切に検出して、リンギング信号によりより一層適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【００１５】
図１及び図２は、本発明のファクシミリ装置の第１の実施の形態を示す図である。
【００１６】
図１は、本発明のファクシミリ装置の第１の実施の形態を適用したファクシミリ装置１のブロック構成図であり、ＣＰＵ（Central Processing Unit ）２、省エネＣＰＵ３、ＤＡＡ（通信制御回路）４、モデム５、操作部６、排紙部７、プロッタ８及び給紙部９等を備えているとともに、図示しないが、ファクシミリ装置１として必要な各部、例えば、スキャナや符号化・復号化部等を備えている。
【００１７】
ＣＰＵ（主制御手段）２は、内部ＲＯＭに格納されているファクシミリ装置１としての基本処理プログラム及び後述する省エネ処理プログラム等の各種プログラムに基づいて、ファクシミリ装置１の各部を制御し、ファクシミリ装置１としての基本処理を実行するとともに、後述する省エネ制御処理を実行する。
【００１８】
省エネＣＰＵ（省エネ制御手段）３は、待機時等にファクシミリ装置１の各部の動作を監視し、また、操作部６による省エネモード（省エネルギーモード）への移行を指示する省エネキーの操作を監視して、所定時期に、ＣＰＵ２への５Ｖの電源の供給を停止させるとともに、ファクシミリ装置１の省エネＣＰＵ３にのみ電源を供給して、ＤＡＡ４の一次側回路１０を局給電で動作させて、その他の各部への電源の供給を停止させる省エネ処理を行い、また、後述するように、操作部６のキー操作が行われる等の省エネ解除要求及び通信回線Ｌからのリンギングがあると、ＣＰＵ２への５Ｖの電源の供給を再開するとともに、上記電源の供給を停止していた各部への電源の供給を再開する。すなわち、省エネモード時には、省エネＣＰＵ３にのみ電源が供給され、ＣＰＵ２、ＤＡＡ４の二次側回路１２、モデム５、操作部６、プロッタ８、スキャナ等のその他の各部には、電源の供給が停止されるとともに、ＤＡＡ４の一次側回路１０は、通信回線Ｌからの局給電で動作する。
【００１９】
ＤＡＡ４は、一次側回路１０、アイソレーション１１及び二次側回路１２等を備えており、一次側回路１０には、通信回線Ｌが接続されているとともに、リンギング信号検出回路１３を備えている。リンギング信号検出回路１３は、通信回線Ｌに接続され、通信回線Ｌ上のリンギング信号の有無を検出して、その検出信号をＣＰＵ２に出力するとともに、省エネモード時には、通信回線Ｌの電圧変動を検出して省エネＣＰＵ３に当該電圧変動を出力する電圧変動検出回路として機能する。
【００２０】
アイソレーション１１は、例えば、トランスが用いられており、通信回線Ｌと二次側回路１２との間でインピーダンス整合を取るとともに、一次側回路１０と二次側回路１２との間の絶縁を取りつつ、一次側回路１２と二次側回路１２との間で信号の授受を行う。
【００２１】
ＤＡＡ４の二次側回路１２には、モデム５が接続されており、モデム５は、スキャナで読み取られたデジタルの画像情報やＣＰＵ２から入力される各種プロトコル信号を通信回線Ｌ上に送信するために、アナログ信号に変調し、また、相手先から通信回線Ｌを介して送られてきたアナログ信号の画像情報や各種プロトコル信号を復調してデジタル信号に変換する。モデム５は、省エネＣＰＵ３に接続されている。
【００２２】
操作部６は、テンキー、スタートキー、ワンタッチキー及びファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ等を備えており、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力されて、ＣＰＵ２がこのキー操作内容を取得する。操作部６のディスプレイは、ＣＰＵ２の制御下で、操作キーから入力された各種命令内容やファクシミリ装置１からオペレータに通知する各種情報が表示する。
【００２３】
排紙部７は、排出ローラ対及び記録紙トレイ等を備えており、ＣＰＵ２の制御下で、プロッタ８で画像の記録された記録紙を排出ローラで記録紙トレイ上に排出する。
【００２４】
プロッタ８としては、例えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等が使用されており、プロッタ８は、受信画情報やスキャナで読み取られた画情報を記録紙に記録出力する。
【００２５】
給紙部９は、図示しないが、複数枚の記録紙を収納する給紙カセット、給紙ローラ、レジストローラ対及び搬送ローラ等を備えており、ＣＰＵ２の制御下で動作して、給紙カセット内の記録紙を給紙ローラにより１枚ずつ分離して、レジストローラ対に送り出す。レジストローラ対は、給紙ローラにより送り出されてきた記録紙を所定のタイミング調整を行った後、プロッタ８方向に送り出し、搬送ローラが、レジストローラ対で送り出された記録紙をプロッタ８に搬送する。
【００２６】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のファクシミリ装置１は、ＤＡＡ４を備えるとともに、省エネルギーを行う省エネモードを備えており、この省エネモード時に省エネＣＰＵ３にのみ電源を供して、ＣＰＵ２、ＤＡＡ４の二次側回路１２及びモデム５を含むその他の各部へのファクシミリ装置１本体からの電源の供給を停止し、通信回線Ｌからリンギングがあると、省エネモードを解除するところにその特徴がある。
【００２７】
すなわち、ファクシミリ装置１は、待機時等に、省エネＣＰＵ３が、ファクシミリ装置１の各部の動作を監視し、また、操作部６による省エネモード（省エネルギーモード）への移行を指示する省エネキーの操作を監視して、一定時間未動作状態が継続したり、省エネキーが操作されると、ＣＰＵ２への５Ｖの電源の供給を停止させるとともに、省エネＣＰＵ３にのみ電源を供給して、その他の各部への電源の供給を停止させる省エネ処理を行う。すなわち、省エネモード時には、ＣＰＵ２、ＤＡＡ４の二次側回路１２及びモデム５に対しても電源の供給を停止する。この省エネモードにおいては、ＤＡＡ４の一次側回路１０は、通信回線Ｌからの局給電のみで動作する。
【００２８】
省エネモード時に、通信回線Ｌからリンギング信号が入ると、電圧変動が生じ、ファクシミリ装置１は、図２に示すように、省エネモード時に、ＤＡＡ４内部のリンギング信号検出回路１３が、この電圧変動を認識すると（ステップＳ１０１）、モデム５への経路とパラレルに接続されている省エネＣＰＵ３に信号を送出する（ステップＳ１０２）。そして、省エネＣＰＵ３は、このリンギング信号検出回路１３からの信号を検出したかチェックし（ステップＳ１０３）、信号を検出しないと、ステップＳ１０１に戻って上記同様の処理を行う。
【００２９】
省エネＣＰＵ３は、ステップＳ１０３で、リンギング信号検出回路１３からの信号を検出すると、ＣＰＵ２に省エネ解除信号を出力して、ＣＰＵ２を起動させるとともに、リンギング信号があったことを認識する（ステップＳ１０４）。
【００３０】
ＣＰＵ２は、起動すると、モデム５及びその他のファクシミリ装置１のシステム全体を省エネルギー状態から復帰させ、ＤＡＡ４内部のリンギング信号検出回路１３から送出されるパルス信号を検出して、通信回線Ｌからリンギング信号がきたことを認識する（ステップＳ１０５）。
【００３１】
ＣＰＵ２は、リンギング信号を確認すると、通信動作に移行して、通常の通信処理を開始する（ステップＳ１０６）。
【００３２】
このように、本実施の形態のファクシミリ装置１は、省エネルギーモード時に、ＤＡＡ４の二次側回路１２、モデム５及びＣＰＵ２に対しても、電力の供給を停止し、ＤＡＡ４の一次側のリンギング信号検出回路１３が通信回線Ｌの電圧変動を検出すると、省エネＣＰＵ３が解除信号をＣＰＵ２に出力して、省エネルギーモードを解除させている。
【００３３】
したがって、従来省エネルギーモード時に電源の供給を行っていたＤＡＡ４の二次側回路１２及びモデム５に対しても電源の供給を停止して、より一層消費電力を削減することができるとともに、リンギング信号により適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００３４】
図３は、本発明のファクシミリ装置の第２の実施の形態を適用したファクシミリ装置による省エネ解除処理を示すフローチャートである。
【００３５】
なお、本実施の形態は、上記第１の実施の形態のファクシミリ装置１と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、本実施の形態の説明においては、必要に応じて、上記第１の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【００３６】
本実施の形態のファクシミリ装置１は、通信回線Ｌからのリンギング信号以外の電圧変動で省エネＣＰＵ３が省エネ解除処理を行わないようにするところにその特徴がある。
【００３７】
そこで、本実施の形態のファクシミリ装置１は、そのＤＡＡ４の一次側回路１０にリンギング信号検出回路１３が設けられているが、このリンギング信号検出回路１３は、通信回線Ｌからの電圧変動を予め設定されたスレッシュレベルと比較して、当該スレッシュレベルを超える電圧変動があると、リンギング信号を検出したことを示すパルス信号（省エネ解除要請信号）を省エネＣＰＵ３に出力する電圧レベル検出回路（図示略）を内蔵している。
【００３８】
すなわち、図３に示すように、ファクシミリ装置１は、省エネモード時に、通信回線Ｌから電圧変動があると、リンギング信号検出回路１３が、当該電圧変動をリンギング信号検出用に予め設定された所定のスレッシュレベルと比較して、電圧変動が当該スレッシュレベルを超えているかチェックし（ステップＳ２０１）、電圧変動がスレッシュレベルを超えていないと、当該電圧変動はリンギング信号ではないとして、再度電圧変動の有無のチェックから同様に処理する。
【００３９】
ステップＳ２０１で、電圧変動がスレッシュレベルを超えていると、リンギング信号検出回路１３は、当該電圧変動はリンギング信号であるとして、パルス信号（省エネ解除要請信号）を省エネＣＰＵ３に送出する（ステップＳ２０２）。そして、省エネＣＰＵ３は、このリンギング信号検出回路１３からのパルス信号を検出したかチェックし（ステップＳ２０３）、信号を検出しないと、ステップＳ２０１に戻って上記同様の処理を行う。
【００４０】
省エネＣＰＵ３は、ステップＳ２０３で、リンギング信号検出回路１３からのパルス信号を検出すると、ＣＰＵ２に省エネ解除信号を出力して、ＣＰＵ２を起動させるとともに、リンギング信号があったことを認識する（ステップＳ２０４）。
【００４１】
ＣＰＵ２は、起動すると、モデム５及びその他のファクシミリ装置１のシステム全体を省エネルギー状態から復帰させ、ＤＡＡ４内部のリンギング信号検出回路１３から送出されるパルス信号を検出して、リンギング信号が通信回線Ｌからきたことを認識する（ステップＳ２０５）。
【００４２】
ＣＰＵ２は、リンギング信号を確認すると、通信動作に移行して、通常の通信処理を開始する（ステップＳ２０６）。
【００４３】
このように、本実施の形態のファクシミリ装置１は、ＤＡＡ４の一次側回路１０に、リンギング信号検出回路１３の検出する電圧変動レベルを検出して、当該検出した電圧変動レベルが予め設定された基準レベルを超えると、省エネＣＰＵ３に省エネ解除要請信号としてのパルス信号を出力する電圧レベル検出回路を設け、省エネＣＰＵ３が、当該電圧レベル検出回路からパルスが入力されると、ＣＰＵ２に省エネ解除信号を出力する。
【００４４】
したがって、より一層消費電力を削減することができるとともに、回線からのリンギング信号をより一層適切に検出して、リンギング信号によりより一層適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００４５】
図４は、本発明のファクシミリ装置の第３の実施の形態を適用したファクシミリ装置による省エネ解除処理を示すフローチャートである。
【００４６】
なお、本実施の形態は、上記第１の実施の形態のファクシミリ装置１と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、本実施の形態の説明においては、必要に応じて、上記第１の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【００４７】
本実施の形態のファクシミリ装置１は、通信回線Ｌからのリンギング信号以外の電圧変動で省エネＣＰＵ３が省エネ解除処理を行わないようにするところにその特徴がある。
【００４８】
そこで、本実施の形態のファクシミリ装置１は、そのＤＡＡ４の一次側回路１０にリンギング信号検出回路１３が設けられているが、このリンギング信号検出回路１３は、電圧周波数変換回路を内蔵しており、通信回線Ｌからの電圧変動を当該電圧周波数変換回路で当該電圧変動レベルを周波数変換したパルス信号（電圧周波数変換信号）を省エネＣＰＵ３に出力する。省エネＣＰＵ３は、予めリンギング信号の電圧変動レベルを周波数変換した際のパルス信号の周波数（リンギング信号周波数）を記憶しており、リンギング信号検出回路１３から入力されるパルス信号の周波数をこのリンギング信号周波数と比較して、発生した電圧変動がリンギング信号であるか否かを判定して、省エネの解除処理を行うか否か制御する。
【００４９】
すなわち、図４に示すように、ファクシミリ装置１は、省エネモード時に、通信回線Ｌから電圧変動があるかチェックし（ステップＳ３０１）、ステップＳ３０１で、電圧変動があると、リンギング信号検出回路１３が、当該電圧変動レベルを電圧周波数変換回路で周波数変換したパルス信号（電圧周波数変換信号）を省エネＣＰＵ３に出力する（ステップＳ３０２）。
【００５０】
省エネＣＰＵ３は、このリンギング信号検出回路１３からパルス信号が送られてくると、当該パルス信号の周波数を予め記憶しているリンギング信号周波数と比較して一致するかチェックし（ステップＳ３０３）、一致しないと、当該電圧変動はリンギング信号ではないと判断して、ステップＳ３０１に戻って上記同様の処理を行う。
【００５１】
省エネＣＰＵ３は、ステップＳ３０３で、入力されたパルス信号の周波数とリンギング信号周波数が一致すると、当該電圧変動はリンギング信号であると判断して、ＣＰＵ２に省エネ解除信号を出力する等により、ＣＰＵ２を起動させるとともに、リンギング信号があったことを認識する（ステップＳ３０４）。
【００５２】
ＣＰＵ２は、起動すると、モデム５及びその他のファクシミリ装置１のシステム全体を省エネルギー状態から復帰させ、リンギング信号検出回路１３からのリンギング信号の確認を再度行うことなく、通信動作に移行して、通常の通信処理を開始する（ステップＳ３０５）。
【００５３】
このように、本実施の形態のファクシミリ装置１は、ＤＡＡ４の一次側回路１０に、リンギング信号検出回路１３の検出する電圧変動レベルを周波数に変換して、当該変換した電圧周波数変換信号であるパルス信号を出力する電圧周波数変換回路を設け、省エネＣＰＵ３が、電圧周波数変換回路からパルス信号が入力されると、当該パルス信号の周波数を予めリンギング信号の電圧レベルを周波数変換したリンギング周波数（リンギング信号周波数）と比較して、当該電圧周波数変換信号の周波数がリンギング周波数と同じであると、ＣＰＵ２に省エネ解除信号を出力する。
【００５４】
したがって、より一層消費電力を削減することができるとともに、回線からのリンギング信号をより一層適切に検出して、リンギング信号によりより一層適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００５５】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【００５６】
【発明の効果】
この発明のファクシミリ装置によれば、省エネルギーモード時に、通信制御回路の二次側回路、モデム及び主制御手段に対しても、電力の供給を停止し、通信制御回路の一次側の電圧変動検出回路が回線の電圧変動を検出すると、省エネ制御手段が解除信号を主制御手段に出力して、省エネルギーモードを解除させるので、回線からのリンギングを検出して省エネモードから復帰するために従来省エネルギーモード時に電源の供給を行っていた通信制御回路の二次側回路及びモデムに対しても電源の供給を停止して、より一層消費電力を削減することができるとともに、リンギング信号により適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【００５８】
また、通信制御回路の一次側に、電圧変動検出回路の検出する電圧変動レベルを周波数に変換して、当該変換した電圧周波数変換信号を出力する電圧周波数変換回路を設け、省エネ制御手段が、電圧周波数変換回路から電圧周波数変換信号が入力されると、当該電圧周波数変換信号の周波数を予めリンギング信号の電圧レベルを周波数変換したリンギング周波数と比較して、当該電圧周波数変換信号の周波数がリンギング周波数と同じであると、主制御手段に省エネ解除信号を出力するので、より一層消費電力を削減することができるとともに、回線からのリンギング信号をより一層適切に検出して、リンギング信号によりより一層適切に省エネルギーモードから復帰して通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のファクシミリ装置の第１の実施の形態を適用したファクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図２】図１のファクシミリ装置による省エネ解除処理を示すフローチャート。
【図３】本発明のファクシミリ装置の第２の実施の形態を適用したファクシミリ装置による省エネ解除処理を示すフローチャート。
【図４】本発明のファクシミリ装置の第３の実施の形態を適用したファクシミリ装置による省エネ解除処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
１ファクシミリ装置
２ＣＰＵ
３省エネＣＰＵ
４ＤＡＡ
５モデム
６操作部
７排紙部
８プロッタ
９給紙部
１０一次側回路
１１アイソレーション
１２二次側回路
１３リンギング信号検出回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a facsimile apparatus, and more particularly, to a facsimile apparatus that performs an energy saving mode process for further reducing power consumption and appropriately returns from an energy saving mode with a ringing signal from a line.
[0002]
[Prior art]
In a device having a communication function such as a personal computer, in particular, a facsimile apparatus, a semiconductor DAA (communication control circuit) is generally used as a miniaturized communication chip corresponding to a card modem. The digitized signal is exchanged with the modem as serial data.
[0003]
Therefore, a device equipped with a communication function such as a personal computer supplies power in order to place the semiconductor DAA and the modem in a start standby state even in a normal operation standby state.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the conventional facsimile apparatus includes the semiconductor DAA as a communication chip, the semiconductor DAA and the modem are also supplied with power in order to place the semiconductor DAA and the modem in the start standby state even in the operation standby state. As a result, wasteful consumption of power is always generated even during standby.
[0005]
Therefore, the present invention stops the power supply to the secondary side circuit of the communication control circuit, the modem and the main control means in the energy saving mode, and the voltage fluctuation detection circuit on the primary side of the communication control circuit is connected to the line. When the voltage fluctuation is detected, the energy saving control means outputs a release signal to the main control means to release the energy saving mode, thereby detecting the ringing from the line and returning from the energy saving mode. Power supply is also stopped for the secondary circuit and modem of the communication control circuit that has been supplying power, and power consumption is further reduced, and communication is performed by appropriately returning from the energy saving mode using a ringing signal. An object of the present invention is to provide a facsimile machine that can handle such a situation.
[0007]
In addition, a voltage frequency conversion circuit that converts the voltage fluctuation level detected by the voltage fluctuation detection circuit into a frequency and outputs the converted voltage frequency conversion signal is provided on the primary side of the communication control circuit. When a voltage frequency conversion signal is input from the frequency conversion circuit, the frequency of the voltage frequency conversion signal is compared with a ringing frequency obtained by frequency conversion of the voltage level of the ringing signal in advance. If they are the same, the power consumption can be further reduced by outputting an energy saving cancellation signal to the main control means, and the ringing signal from the line can be detected more appropriately, and the energy saving mode can be further appropriately detected by the ringing signal. The purpose is to provide a facsimile machine capable of communication after returning from communication
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The facsimile apparatus according to the present invention controls a communication control circuit having a voltage fluctuation detection circuit on the primary side connected to a line, a modem connected to a secondary side circuit of the communication control circuit and modulating / demodulating communication data, and each part of the apparatus And a main control means for releasing the energy saving mode and an energy saving control means for shifting to the energy saving mode at a predetermined standby time and outputting an energy saving mode release signal when an energy saving mode release factor is generated, The communication control circuit has a voltage frequency conversion circuit that converts the voltage fluctuation level detected by the voltage fluctuation detection circuit into a frequency on the primary side and outputs the converted voltage frequency conversion signal. A secondary circuit of the communication control circuit, the modem, and the main control in the energy saving mode. When the supply of power to the means is stopped and a voltage frequency conversion signal is input from the voltage frequency conversion circuit of the communication control circuit, the ringing is obtained by converting the frequency of the voltage frequency conversion signal in advance to the voltage level of the ringing signal. When the frequency of the voltage frequency conversion signal is the same as the ringing frequency compared to the frequency, the energy saving cancellation signal is output to the main control means to cancel the energy saving mode.
[0009]
According to the above configuration, in the energy saving mode, the power supply is also stopped to the secondary side circuit, the modem and the main control means of the communication control circuit, and the voltage fluctuation detection circuit on the primary side of the communication control circuit is connected to the line. When voltage fluctuation is detected, the energy-saving control means outputs a release signal to the main control means to release the energy-saving mode. Therefore, in order to detect ringing from the line and return from the energy-saving mode, power is supplied in the conventional energy-saving mode. The power supply to the secondary circuit and modem of the communication control circuit that used to be stopped can be stopped to further reduce power consumption, and communication is resumed appropriately from the energy saving mode using the ringing signal. It can be performed.
[0013]
In addition, a voltage frequency conversion circuit that converts the voltage fluctuation level detected by the voltage fluctuation detection circuit into a frequency and outputs the converted voltage frequency conversion signal is provided on the primary side of the communication control circuit. When a voltage frequency conversion signal is input from the frequency conversion circuit, the frequency of the voltage frequency conversion signal is compared with a ringing frequency obtained by frequency conversion of the voltage level of the ringing signal in advance. If they are the same, an energy saving cancellation signal is output to the main control means, so that the power consumption can be further reduced and the ringing signal from the line can be detected more appropriately and more appropriately by the ringing signal. Communication can be performed after returning from the energy saving mode.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below are preferred embodiments of the present invention, and thus various technically preferable limitations are given. However, the scope of the present invention is particularly limited in the following description. As long as there is no description which limits, it is not restricted to these aspects.
[0015]
1 and 2 are diagrams showing a first embodiment of a facsimile apparatus of the present invention .
[0016]
FIG. 1 is a block diagram of a facsimile apparatus 1 to which a first embodiment of the facsimile apparatus of the present invention is applied. A CPU (Central Processing Unit) 2, an energy saving CPU 3, a DAA (communication control circuit) 4, and a modem 5 are shown. , An operation unit 6, a paper discharge unit 7, a plotter 8, a paper feed unit 9, and the like, and each unit necessary for the facsimile apparatus 1, for example, a scanner, an encoding / decoding unit, and the like (not shown). Yes.
[0017]
The CPU (main control means) 2 controls each part of the facsimile apparatus 1 based on various programs such as a basic processing program as the facsimile apparatus 1 stored in the internal ROM and an energy saving processing program to be described later. The basic process is executed, and the energy saving control process to be described later is executed.
[0018]
The energy saving CPU (energy saving control means) 3 monitors the operation of each part of the facsimile apparatus 1 during standby and monitors the operation of the energy saving key for instructing the operation unit 6 to shift to the energy saving mode (energy saving mode). Then, at a predetermined time, the supply of 5V power to the CPU 2 is stopped, the power is supplied only to the energy saving CPU 3 of the facsimile machine 1, and the primary side circuit 10 of the DAA 4 is operated by local power supply. If there is an energy saving cancellation request such as a key operation of the operation unit 6 and ringing from the communication line L, as will be described later, 5V to the CPU 2 is stopped. The supply of power is resumed, and the supply of power to each unit that has stopped the supply of power is resumed. That is, in the energy saving mode, power is supplied only to the energy saving CPU 3, and supply of power to the CPU 2, the secondary circuit 12 of the DAA 4 , the modem 5, the operation unit 6, the plotter 8, the scanner, etc. is stopped. At the same time, the primary side circuit 10 of the DAA 4 operates by local power supply from the communication line L.
[0019]
The DAA 4 includes a primary side circuit 10, an isolation 11, a secondary side circuit 12, and the like. The primary side circuit 10 includes a communication line L and a ringing signal detection circuit 13. The ringing signal detection circuit 13 is connected to the communication line L, detects the presence or absence of a ringing signal on the communication line L, outputs the detection signal to the CPU 2, and detects voltage fluctuations in the communication line L in the energy saving mode. Thus, it functions as a voltage fluctuation detection circuit that outputs the voltage fluctuation to the energy saving CPU 3.
[0020]
For example, a transformer is used for the isolation 11, and impedance matching is performed between the communication line L and the secondary circuit 12, and insulation between the primary circuit 10 and the secondary circuit 12 is taken. Meanwhile, signals are exchanged between the primary side circuit 12 and the secondary side circuit 12.
[0021]
A modem 5 is connected to the secondary side circuit 12 of the DAA 4. The modem 5 transmits digital image information read by the scanner and various protocol signals input from the CPU 2 to the communication line L. The analog signal is modulated into an analog signal, and the image information and various protocol signals of the analog signal sent from the other party via the communication line L are demodulated and converted into a digital signal. The modem 5 is connected to the energy saving CPU 3.
[0022]
The operation unit 6 includes various operation keys such as a numeric keypad, a start key, a one-touch key, and a function key, and also includes a display such as a liquid crystal display. Various commands such as a transmission operation are input from the operation keys. Then, the CPU 2 acquires this key operation content. On the display of the operation unit 6, under the control of the CPU 2, various command contents input from the operation keys and various information notified from the facsimile apparatus 1 to the operator are displayed.
[0023]
The paper discharge unit 7 includes a discharge roller pair, a recording paper tray, and the like. Under the control of the CPU 2, the recording paper on which an image is recorded by the plotter 8 is discharged onto the recording paper tray by the discharge roller.
[0024]
As the plotter 8, for example, a thermal recording device or an electrophotographic recording device using a thermal element is used, and the plotter 8 records and outputs received image information and image information read by a scanner on recording paper. .
[0025]
Although not shown, the paper feed unit 9 includes a paper feed cassette that stores a plurality of recording papers, a paper feed roller, a pair of registration rollers, a transport roller, and the like, and operates under the control of the CPU 2 to feed the paper feed cassette. The recording paper inside is separated one by one by a paper feed roller and sent to a pair of registration rollers. The registration roller pair performs a predetermined timing adjustment on the recording paper sent out by the paper feed roller, and then sends it out in the direction of the plotter 8, and the transport roller transports the recording paper sent out by the registration roller pair to the plotter 8. .
[0026]
Next, the operation of the present embodiment will be described. The facsimile apparatus 1 of the present embodiment includes a DAA 4 and an energy saving mode for saving energy. In this energy saving mode, the power is supplied only to the energy saving CPU 3, and the CPU 2, the secondary circuit 12 of the DAA 4, and the modem 5. When the supply of power from the main body of the facsimile apparatus 1 to other parts including the terminal is stopped and ringing occurs from the communication line L, the energy saving mode is canceled.
[0027]
That is, in the facsimile apparatus 1, the energy saving CPU 3 monitors the operation of each part of the facsimile apparatus 1 during standby or the like, and operates the energy saving key for instructing the operation unit 6 to shift to the energy saving mode (energy saving mode). If the non-operating state continues for a certain period of time or the energy saving key is operated, the supply of 5V power to the CPU 2 is stopped, and the power is supplied only to the energy saving CPU 3 to the other parts. Perform energy-saving processing to stop power supply. That is, in the energy saving mode, the supply of power to the CPU 2, the secondary circuit 12 of the DAA 4 and the modem 5 is also stopped. In this energy saving mode, the primary side circuit 10 of the DAA 4 operates only by local power supply from the communication line L.
[0028]
When a ringing signal is input from the communication line L in the energy saving mode, a voltage fluctuation occurs, and the facsimile apparatus 1 recognizes this voltage fluctuation in the DAA 4 in the energy saving mode as shown in FIG. Then (step S101), a signal is sent to the energy saving CPU 3 connected in parallel with the path to the modem 5 (step S102). Then, the energy saving CPU 3 checks whether or not the signal from the ringing signal detection circuit 13 has been detected (step S103), and if no signal is detected, returns to step S101 and performs the same processing as described above.
[0029]
When the energy saving CPU 3 detects a signal from the ringing signal detection circuit 13 in step S103, the energy saving CPU 3 outputs an energy saving cancellation signal to the CPU 2, activates the CPU 2, and recognizes that there is a ringing signal (step S104).
[0030]
When activated, the CPU 2 restores the entire system of the modem 5 and other facsimile apparatuses 1 from the energy saving state, detects a pulse signal sent from the ringing signal detection circuit 13 in the DAA 4, and generates a ringing signal from the communication line L. It is recognized that it has come (step S105).
[0031]
When the CPU 2 confirms the ringing signal, the CPU 2 shifts to a communication operation and starts normal communication processing (step S106).
[0032]
As described above, in the energy saving mode, the facsimile apparatus 1 according to the present embodiment stops supplying power to the secondary circuit 12 of the DAA 4, the modem 5 and the CPU 2 and detects the ringing signal on the primary side of the DAA 4. When the circuit 13 detects the voltage fluctuation of the communication line L, the energy saving CPU 3 outputs a release signal to the CPU 2 to release the energy saving mode.
[0033]
Therefore, the power supply can be stopped also for the secondary side circuit 12 of the DAA 4 and the modem 5 which have been supplying power in the energy saving mode in the past, and the power consumption can be further reduced, and the ringing signal Communication can be performed after properly returning from the energy saving mode.
[0034]
FIG. 3 is a flowchart showing the energy saving cancellation process by the facsimile apparatus to which the second embodiment of the facsimile apparatus of the present invention is applied .
[0035]
The present embodiment is applied to a facsimile apparatus similar to the facsimile apparatus 1 of the first embodiment. In the description of the present embodiment, the first embodiment will be described as necessary. The description will be made by using the reference numerals used in the above form as they are.
[0036]
The facsimile apparatus 1 of the present embodiment is characterized in that the energy saving CPU 3 does not perform the energy saving cancellation process due to voltage fluctuations other than the ringing signal from the communication line L.
[0037]
Therefore, in the facsimile apparatus 1 of the present embodiment, the ringing signal detection circuit 13 is provided in the primary side circuit 10 of the DAA 4. The ringing signal detection circuit 13 presets voltage fluctuations from the communication line L. A voltage level detection circuit (not shown) that outputs a pulse signal (energy saving cancellation request signal) indicating that a ringing signal has been detected to the energy saving CPU 3 when there is a voltage fluctuation exceeding the threshold level compared to the threshold level. Built in.
[0038]
That is, as shown in FIG. 3, when there is a voltage fluctuation from the communication line L in the energy saving mode, the facsimile apparatus 1 causes the ringing signal detection circuit 13 to detect the voltage fluctuation in a predetermined preset for ringing signal detection. Compared with the threshold level, it is checked whether or not the voltage fluctuation exceeds the threshold level (step S201). If the voltage fluctuation does not exceed the threshold level, it is determined that the voltage fluctuation is not a ringing signal. The same processing is performed from the check.
[0039]
If the voltage fluctuation exceeds the threshold level in step S201, the ringing signal detection circuit 13 sends a pulse signal (energy saving cancellation request signal) to the energy saving CPU 3 assuming that the voltage fluctuation is a ringing signal (step S202). . Then, the energy saving CPU 3 checks whether or not the pulse signal from the ringing signal detection circuit 13 has been detected (step S203), and if no signal is detected, returns to step S201 and performs the same processing as described above.
[0040]
When the energy saving CPU 3 detects the pulse signal from the ringing signal detection circuit 13 in step S203, the energy saving CPU 3 outputs an energy saving cancellation signal to the CPU 2, activates the CPU 2, and recognizes that there is a ringing signal (step S204). .
[0041]
When activated, the CPU 2 restores the entire system of the modem 5 and other facsimile apparatuses 1 from the energy saving state, detects a pulse signal sent from the ringing signal detection circuit 13 inside the DAA 4, and the ringing signal is sent from the communication line L. It is recognized that it has come (step S205).
[0042]
When confirming the ringing signal, the CPU 2 shifts to a communication operation and starts a normal communication process (step S206).
[0043]
As described above, the facsimile apparatus 1 according to the present embodiment detects the voltage fluctuation level detected by the ringing signal detection circuit 13 in the primary circuit 10 of the DAA 4, and the detected voltage fluctuation level is a preset reference. When the level is exceeded, the energy saving CPU 3 is provided with a voltage level detection circuit that outputs a pulse signal as an energy saving cancellation request signal. When the pulse is input from the voltage level detection circuit, the energy saving CPU 3 outputs an energy saving cancellation signal to the CPU 2 To do.
[0044]
Therefore, power consumption can be further reduced, and a ringing signal from the line can be detected more appropriately, and communication can be performed by returning from the energy saving mode more appropriately by the ringing signal.
[0045]
FIG. 4 is a flowchart showing energy saving cancellation processing by the facsimile apparatus to which the third embodiment of the facsimile apparatus of the present invention is applied .
[0046]
The present embodiment is applied to a facsimile apparatus similar to the facsimile apparatus 1 of the first embodiment. In the description of the present embodiment, the first embodiment will be described as necessary. The description will be made by using the reference numerals used in the above form as they are.
[0047]
The facsimile apparatus 1 of the present embodiment is characterized in that the energy saving CPU 3 does not perform the energy saving cancellation process due to voltage fluctuations other than the ringing signal from the communication line L.
[0048]
Therefore, in the facsimile apparatus 1 of the present embodiment, the ringing signal detection circuit 13 is provided in the primary side circuit 10 of the DAA 4, and this ringing signal detection circuit 13 has a built-in voltage frequency conversion circuit. A pulse signal (voltage frequency conversion signal) obtained by frequency-converting the voltage fluctuation level from the communication line L by the voltage frequency conversion circuit is output to the energy saving CPU 3. The energy saving CPU 3 stores in advance the frequency (ringing signal frequency) of the pulse signal when the voltage fluctuation level of the ringing signal is frequency-converted. The frequency of the pulse signal input from the ringing signal detection circuit 13 is stored in the ringing signal frequency. Compared with, it is determined whether or not the generated voltage fluctuation is a ringing signal, and control is performed as to whether or not to perform the energy saving cancellation process.
[0049]
That is, as shown in FIG. 4, the facsimile apparatus 1 checks whether there is a voltage fluctuation from the communication line L in the energy saving mode (step S301). If there is a voltage fluctuation in step S301, the ringing signal detection circuit 13 Then, a pulse signal (voltage frequency conversion signal) obtained by frequency-converting the voltage fluctuation level by the voltage frequency conversion circuit is output to the energy saving CPU 3 (step S302).
[0050]
When a pulse signal is sent from the ringing signal detection circuit 13, the energy saving CPU 3 compares the frequency of the pulse signal with a ringing signal frequency stored in advance and checks whether or not they match (step S303). Then, it is determined that the voltage fluctuation is not a ringing signal, and the process returns to step S301 to perform the same processing as described above.
[0051]
When the frequency of the input pulse signal matches the ringing signal frequency in step S303, the energy saving CPU 3 determines that the voltage fluctuation is a ringing signal and starts the CPU 2 by outputting an energy saving release signal to the CPU 2. And recognizing that there was a ringing signal (step S304).
[0052]
When the CPU 2 is activated, the CPU 5 restores the entire system of the modem 5 and the other facsimile apparatus 1 from the energy saving state, shifts to a communication operation without reconfirming the ringing signal from the ringing signal detection circuit 13, and performs a normal operation. Communication processing is started (step S305).
[0053]
As described above, the facsimile apparatus 1 according to the present embodiment converts the voltage fluctuation level detected by the ringing signal detection circuit 13 into a frequency in the primary circuit 10 of the DAA 4 and converts the pulse that is the converted voltage frequency conversion signal. A voltage frequency conversion circuit for outputting a signal is provided, and when the energy saving CPU 3 receives a pulse signal from the voltage frequency conversion circuit, a ringing frequency (ringing signal frequency) obtained by converting the frequency of the pulse signal into the voltage level of the ringing signal in advance. If the frequency of the voltage frequency conversion signal is the same as the ringing frequency, an energy saving cancellation signal is output to the CPU 2.
[0054]
Therefore, power consumption can be further reduced, and a ringing signal from the line can be detected more appropriately, and communication can be performed by returning from the energy saving mode more appropriately by the ringing signal.
[0055]
The invention made by the present inventor has been specifically described based on the preferred embodiments. However, the present invention is not limited to the above, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. Needless to say.
[0056]
【The invention's effect】
According to the facsimile apparatus of the present invention , in the energy saving mode, the supply of power to the secondary side circuit, the modem and the main control means of the communication control circuit is also stopped, and the voltage fluctuation detection circuit on the primary side of the communication control circuit When detecting a voltage fluctuation on the line, the energy saving control means outputs a release signal to the main control means to release the energy saving mode. Therefore, in order to return from the energy saving mode by detecting ringing from the line, the energy saving control means Power supply can also be stopped for the secondary side circuit and modem of the communication control circuit that was supplying power, and power consumption can be further reduced. And can communicate.
[0058]
In addition, a voltage frequency conversion circuit that converts the voltage fluctuation level detected by the voltage fluctuation detection circuit into a frequency and outputs the converted voltage frequency conversion signal is provided on the primary side of the communication control circuit. When a voltage frequency conversion signal is input from the frequency conversion circuit, the frequency of the voltage frequency conversion signal is compared with a ringing frequency obtained by frequency conversion of the voltage level of the ringing signal in advance. If they are the same, an energy saving cancellation signal is output to the main control means, so that the power consumption can be further reduced and the ringing signal from the line can be detected more appropriately and more appropriately by the ringing signal. Communication can be performed after returning from the energy saving mode.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit block diagram of a main part of a facsimile apparatus to which a first embodiment of a facsimile apparatus of the present invention is applied.
FIG. 2 is a flowchart showing energy saving cancellation processing by the facsimile apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart showing energy saving cancellation processing by the facsimile apparatus to which the second embodiment of the facsimile apparatus of the present invention is applied;
FIG. 4 is a flowchart showing energy saving cancellation processing by a facsimile apparatus to which a third embodiment of the facsimile apparatus of the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
1 Facsimile device 2 CPU
3 Energy saving CPU
4 DAA
DESCRIPTION OF SYMBOLS 5 Modem 6 Operation part 7 Paper discharge part 8 Plotter 9 Paper feed part 10 Primary side circuit 11 Isolation 12 Secondary side circuit 13 Ringing signal detection circuit

Claims

A communication control circuit having a voltage fluctuation detection circuit on the primary side connected to the line, a modem connected to the secondary side circuit of the communication control circuit for modulating / demodulating communication data, and controlling each part of the apparatus and canceling the energy saving mode A facsimile apparatus comprising main control means and energy saving control means for shifting to an energy saving mode at a predetermined standby time and outputting an energy saving mode release signal when an energy saving mode release factor occurs;
The communication control circuit has a voltage frequency conversion circuit that converts a voltage fluctuation level detected by the voltage fluctuation detection circuit into a frequency on the primary side and outputs the converted voltage frequency conversion signal.
The energy saving control means stops power supply to the secondary side circuit of the communication control circuit, the modem and the main control means in the energy saving mode, and the voltage frequency from the voltage frequency conversion circuit of the communication control circuit When the conversion signal is input, the frequency of the voltage frequency conversion signal is compared with the ringing frequency obtained by frequency conversion of the voltage level of the ringing signal in advance, and when the frequency of the voltage frequency conversion signal is the same as the ringing frequency, A facsimile apparatus, wherein the energy saving cancel signal is output to a main control means to cancel the energy saving mode.