JP3850196B2 - Pipe body manufacturing method, manufacturing apparatus, pipe body manufactured by these, and image forming apparatus using this pipe body - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属プレートを曲げ加工することによって断面が多角形状のパイプ体を製造するパイプ体の製造方法、製造装置、製造されたパイプ体及びこのパイプ体を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、断面が多角形状のパイプ体を製造する技術として、特公平7−34936号公報、特開平11−290940号公報に記載のものが知られている。
【0003】
その特公平7−34936号公報においては、金属プレートをロール成形して角パイプ状とした後に、金属プレートの合わせ目(すなわち、金属プレートの幅方向両端縁をなす一対の辺同士)を溶接してパイプ体を製造している。
【0004】
また、特開平11−290940号公報においては、矩形状の金属プレートを素材として、プレス加工(曲げ加工)により断面が長方形状のパイプ体を製造している。この製造方法は、金属プレートの幅方向両端部(一対の辺部)を長さ方向に沿って折り曲げ略直角に起立させることにより一次成形品を成形する第1曲げ工程と(図4参照)、その一次成形品の未折曲げ部(図4における符号9)の中央部分を上方に凸となるように湾曲させ、かつ、この中央部分に対して両側部分を略直角に折り曲げ起立させることにより二次成形品を成形する第2曲げ工程と(図6参照)、その二次成形品の一対の側壁部(図6における符号3,4)を互いに内側に向けて押圧することにより、金属プレートの一対の辺同士(図6においては符号5c,5dで表される端面同士)を突き合わせるリストライク工程とからなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特公平7−34936号公報に記載のパイプ体の製造方法では、ロール成形後に金属プレートの一対の辺同士を溶接する必要があるが、一般にロール成形及び溶接にはコストがかかるほか、溶接時に生じる金属の熱ひずみにより製品の精度が劣化するという問題がある。
【0006】
一方、特開平11−290940号公報に記載のパイプ体の製造方法では、溶接を伴わずプレス成形のみによってパイプ体を製造することができるが、このように製造されたパイプ体については金属プレートの一対の辺同士の接合部に隙間が目立つことが多く、その一対の辺同士が密着したパイプ体を量産時にばらつきなく安定して製造することは難しい。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、金属プレートをプレス成形により加工して溶接することなくパイプ体を製造する場合であっても、量産時にばらつきなく安定して隙間の目立たないパイプ体を製造することのできるパイプ体の製造技術を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより断面が四角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造方法であって、
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造方法。
請求項2の発明は、請求項1に記載のパイプ体の製造方法において、前記凸部を前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面の近くに設けることを特徴とするパイプ体の製造方法。
請求項3の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより断面が四角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造方法であって、前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とする。
請求項4の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより断面が三角、五角形、六角形、八角形のうちのいずれかの角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造方法であって、
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパイプ体の製造方法において、前記金属プレートを前記直線に沿って前記多角形の各頂点の角度に合わせて折り曲げるとともに、前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面を前記多角形の内側に向かって凸となるように湾曲させて中間成形品を成形し、
該中間成形品の湾曲した面以外の面であって前記接合部が形成される辺以外の辺に対応する面に外力を加えることにより、前記湾曲した面の湾曲を取り除きつつ前記一対の辺同士を接合させるとともに前記凸部を形成することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のパイプ体の製造方法において、
前記金属プレートを前記多角形のいくつかの頂点の角度に合わせて折り曲げ断面凹状とし、前記金属プレートを加圧する内部加圧パンチ部材をその凹状の内部に進入させ、該内部加圧パンチ部材により前記湾曲した面を形成するとともに前記金属プレートを前記多角形の残余の頂点の角度に合わせて折り曲げ、前記一対の辺同士の間を通して前記内部加圧パンチ部材を引き抜くことにより前記中間成形品を成形することを特徴とする。
請求項7の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより、断面が四角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造装置であって、
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に該多角形の内側に向かって凸となるように凸部を形成する凸部形成手段を備え、前記凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載のパイプ体の製造装置において、前記凸部形成手段は前記凸部を前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面の近くに形成することを特徴とする。
請求項9の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより、断面が四角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造装置であって、
前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に該多角形の内側に向かって凸となるように凸部を形成する凸部形成手段を備え、前記凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とする。
請求項10の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより断面が三角形、五角形、六角形、八角形のうちのいずれかの角形の一辺が形成されるパイプ体を製造するパイプ体の製造装置であって、
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設ける凸部形成手段を備え、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載のパイプ体の製造装置において、
前記金属プレートを前記直線に沿って前記多角形の各頂点の角度に合わせて折り曲げるとともに前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面を前記多角形の内側に向かって凸となるように湾曲させてなる中間成形品がセットされる加工装置本体と、該加工装置本体にセットされた前記中間成形品の湾曲した面以外の面であって前記接合部が形成される辺以外の辺に対応する面に外力を加えるパンチ部材とを備え、前記凸部形成手段は前記パンチ部材に設けられ、該パンチ部材は前記湾曲した面の湾曲を取り除きつつ前記一対の辺同士を接合させるとともに、前記凸部形成手段により前記外力を加える面に前記凸部を形成することを特徴とする。
請求項12の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに、該一対の辺同士を接合させることにより製造された断面が四角形の一辺が形成されたパイプ体であって、
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部が設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12に記載のパイプ体であって、前記凸部が前記接合部が形成された辺と対向する辺に対応する面の近くに設けられていることを特徴とする。
請求項14の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに、該一対の辺同士を接合させることにより製造された断面が四角形の一辺が形成されたパイプ体であって、
前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部が設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とする。
請求項15の発明は、互いに平行な一対の辺を有する金属プレートを該一対の辺と平行な直線に沿って複数箇所で折り曲げるとともに該一対の辺同士を接合させることにより断面が三角、五角形、六角形、八角形のうちのいずれかの角形の一辺が形成されたパイプ体であって、
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項12ないし請求項15のいずれか1項に記載のパイプ体を有する画像形成装置である。
【0029】
上記請求項1、請求項3、請求項4、請求項7、請求項9、請求項10、請求項12、請求項14、請求項15の発明によれば、凸部の変形が弾性的に回復する際に生じるスプリングバック力によって金属プレートの一対の辺同士を密着させることになるので、金属プレートをプレス成形により加工して溶接することなくパイプ体を製造する場合であっても、量産時にばらつきなく安定して隙間の目立たないパイプ体を製造することができる。
【0030】
また、請求項1乃至請求項4、請求項7乃至請求項10、請求項12乃至請求項15のいずれかの発明によれば、金属プレートの一対の辺の接合部が多角形の一辺上に形成される際に、この接合部が形成される辺と異なる辺に対応する面に凸部を設けることになるので、例えば凸部を多角形の外側から加圧して形成する場合に、その加圧力の影響により一対の辺同士がずれて接合に支障をきたす等の事態を防止することができる。とりわけ請求項2、請求項8又は請求項13の発明によれば、断面が四角形のパイプ体について、接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面上であって、その接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面の近くに凸部を設けることになるので、凸部に生じるスプリングバック力により金属プレートの一対の辺同士を効率的に密着させることができるという効果も得られる。
【0031】
さらに、請求項5、請求項6又は請求項11の発明によれば、多角形の内側に向かって凸となるように湾曲した面を有して一対の辺同士が離間した状態にある中間成形品を成形し、その湾曲した面の湾曲を取り除きつつ一対の辺同士を接合させるように外力を加えてパイプ体を製造することになるので、製造されたパイプ体の各面の平坦性を、事後的に大幅な修正加工を施すことなく容易に確保することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0035】
[断面が四角形状のパイプ体の製造]
図1は断面が長方形状のパイプ体の概略構成を示す斜視図であり、図2はそのパイプ体の断面形状を示す正面図である。このパイプ体1は、図2に示す長方形の各辺に対応する四つの面(構成壁部)として、底壁部2、底壁部2に隣接する一対の側壁部3,4、及び底壁部2に対向する上壁部5を有している。
【0036】
側壁部3,4にはそれぞれパイプ体1の内側に向かって凸となるように凸部3a,4aが複数形成されている。上壁部5は一対の合わせ目構成壁部5a,5bがそれぞれの端面5c,5dで互いに密着してなり、上壁部5の中央には合わせ目(接合部)5eが形成されている。側壁部3,4に形成された凸部3a,4aは、その合わせ目5e及びパイプ体1の軸線を通る中心線O1に対して左右対称をなしている。
【0037】
このパイプ体1は、図3に示す互いに平行な一対の辺6e,6eを有する矩形状の金属プレート6を素材として、プレス加工により成形される。金属プレート6にはあらかじめネジ穴6a,6aが適宜箇所に形成され、このネジ穴6a,6aは、パイプ体1を後述のフレームとして用いる際に取付用の係合部(パイプ体1に他のパイプ体等を取り付ける場合に、又はパイプ体1を他の部材に取り付ける場合に用いられる係合部)として使用される。なお、このような係合部としてネジ穴6a,6aの代わりに切欠き等が形成されていてもよい。
【0038】
そのプレス加工においては、まず、第1加工ステップとして、一対の辺6e,6eと同方向に延びる折曲げ線6c,6cに沿って、金属プレート6の辺部6b,6bを直角(90°)に折り曲げ起立させる。これにより、その辺部6b,6bが一対の合わせ目構成壁部5a,5bをなし、図4に示す断面凹状の一次中間成形品8が成形される。なお、図4において符号9は未折曲げ部、符号6d,6dは後に未折曲げ部9を折り曲げる際の基準となる折曲げ線であり、金属プレート6の寸法、折曲げ線6c及び折曲げ線6dの位置は、プレス加工による金属の伸び量を考慮して決定されている。
【0039】
この一次中間成形品8のプレス加工には、例えば図5に示すプレス装置10を使用する。プレス装置10は第一固定プレート11と第一加圧パンチ部材12と可動プレート12’とから概略構成され、第一固定プレート11には一次中間成形品8の外形状(合わせ目構成壁部5a,5bの外形状)に対応する形状の周壁11aに囲まれてなる凹所13が設けられている。また、第一加圧パンチ部材12は一次中間成形品8の内形状に対応する形状を有し、凹所13に対して図示を略す油圧シリンダ装置により上下動するようになっている。可動プレート12’は第一加圧パンチ部材12の上下動に伴い第一固定プレート11の周壁11aに対して摺動するように、図示を略す他の油圧シリンダ装置に接続されている。
【0040】
その第一加圧パンチ部材12及び可動プレート12’が上方に位置する状態で固定プレート11よりもHだけ高い位置にある可動プレート12’上に金属プレート6を載置し(図5(a))、第一加圧パンチ部材12を下降させてこれと可動プレート12’とで金属プレート6を挟持し加圧することにより、一次中間成形品8が成形される(図5(b))。
【0041】
次いで、第2加工ステップとして、一対の辺6e,6eと同方向に延びる折曲げ線6d,6dに沿って一次中間成形品8の未折曲げ部9を直角に折り曲げるとともに、その折曲げ線6d,6dに挟まれる部分を上方に向かって凸となるように湾曲させ、合わせ目構成壁部5a,5b以外の残余の構成壁部である底壁部2と側壁部3,4とを形成する。これにより、図6、図7に示すように、中間成形品としての二次中間成形品14が成形される。
【0042】
この二次中間成形品14のプレス加工には、例えば図8に示すプレス装置17を使用する。プレス装置17は、凹所18を有する第二固定プレート19と、内部加圧パンチ部材としての第二加圧パンチ部材20と、可動プレート20’とから概略構成されている。凹所18は二次中間成形品14の外形状(側壁部3,4の外形状)に対応する形状の周壁19aに囲まれてなる。第二加圧パンチ部材20は凹所18に対して図示を略す油圧シリンダ装置により上下動し、その下部には二次中間成形品14の底壁部2の内形状と側壁部3,4の下部内形状とに対応する形状のパンチ部20aが設けられている。可動プレート20’は第二加圧パンチ部材20の上下動に伴い第二固定プレート19に対して摺動するように、図示を略す他の油圧シリンダ装置に接続されている。この可動プレート20’の上面20a’は、二次中間成形品14の底壁部2の外形状と対応する形状に仕上げられている。
【0043】
その第二加圧パンチ部材20及び可動プレート20’が上方に位置する状態で固定プレート19よりもH’だけ高い位置にある可動プレート20’上に一次中間成形品8を載置し(図8(a))、第二加圧パンチ部材20を下降させて一次中間成形品8の凹状内部に進入させ、第二加圧パンチ部材20のパンチ部20a及び可動プレート20’の上面20a’により未折曲げ部9を挟持し加圧することによって、二次中間成形品14が成形される(図8(b))。この二次中間成形品14のプレス装置17からの取外しは、第二加圧パンチ部材20を上昇させて加圧状態を解除した後に、二次中間成形品14を長手方向(図8における紙面垂直方向)に引き抜くことによって行う。但し、例えば図9に示すように底壁部2の湾曲を大きくした場合や、図10に示すように底壁部2に対する側壁部3,4の長さの割合が大きい場合には、第二加圧パンチ部材20を上昇させるだけでこれを一対の辺6e,6eの間を通して引き抜くことができる。これにより、二次中間成形品14を長手方向に引き抜くという作業工程を省くことができ、成形作業の効率化、作業スペースの狭小化を図ることができる。
【0044】
なお、図11に示すプレス装置を使用することによって、図12に示す底壁部2が平坦な(湾曲していない)二次中間成形品を成形してもよいが、このとき底壁部2と側壁部3,4とのなす角度θ1は鈍角となり、これは後述の第三加圧パンチ部材により直角とする必要がある。また、パイプ体1が完成したときの底壁部2の平坦性を考慮すると、あるいは、二次中間成形品14のプレス装置17からの取外しが第二加圧パンチ部材20を上昇させるだけで済むことを考慮すると、底壁部2は図6、図7に示すように湾曲していることが好ましい。但し、図6、図7では湾曲状態にある底壁部2は中央の平坦部2bとその両側の湾曲部2c,2cと平坦部2a,2aとからなっているが(図6(b)参照)、湾曲の態様はこれに限られるものではない。
【0045】
次に、その二次中間成形品14を完成品としてのパイプ体1に成形するために、図13に示すプレス成形装置(加工装置本体)21を使用する。このプレス成形装置21は下型(固定型)22と上型(可動型)23とから概略構成され、下型22は第三固定プレート24を有し、上型23は図示を略すシリンダ装置により上下動する可動プレート25を有している。
【0046】
第三固定プレート24には一対のストッパー部材26,26と、パンチ部材としての第三加圧パンチ部材27,27とが設けられている。この一対の第三加圧パンチ部材27,27は図13中左右方向に延びる図示を略す摺動レール上にスライド可能に設けられ、図示を略すカム機構により互いに接近する方向又は離反する方向に連動して移動するようになっている。また、同図に示すように下型22と上型23とが分離している状態では、第三加圧パンチ部材27,27は図示を略すスプリング部材によって互いに離反する方向に付勢されている。
【0047】
第三加圧パンチ部材27,27の互いに相対向する面には、二次中間成形品14の側壁部3,4を加圧するパンチ面27b,27bがそれぞれ形成されている。各パンチ面27bには、凸部形成手段としての突起部27cが長手方向(図13における紙面垂直方向)に複数並んで設けられている。
【0048】
可動プレート25には、第三加圧パンチ部材27,27を駆動するための駆動部材29,29が設けられるとともに、一対の合わせ目構成壁部5a,5bを加圧するための第四加圧パンチ部材30が設けられている。駆動部材29,29の下部内側にはテーパー部29a,29aが形成され、第三加圧パンチ部材27,27の上部外側にはテーパー部29a,29aと係合するテーパー部27a,27aが形成されている。
【0049】
二次中間成形品14は、第3加工ステップとして、まず、底壁部2が下向きとなるように第三加圧パンチ部材27,27の対向空間28にセットされる(図13)。この状態から矢印A1で示すように上型23を下降させると、駆動部材29,29のテーパー部29a,29aが第三加圧パンチ部材27,27のテーパー部27a,27aに係合し、第三加圧パンチ部材27,27が上記スプリング部材の付勢力に抗して互いに接近する方向に駆動される(図14)。これにより、第三加圧パンチ部材27,27のパンチ面27b,27bが側壁部3,4と合わせ目構成壁部5a,5bとの境をなす屈曲部31a,31bに当接し、側壁部3,4がそのパンチ面27b,27bにより加えられる外力によって互いに接近する方向に加圧される。
【0050】
第三加圧パンチ部材27,27が互いに接近する方向にさらに駆動されると、底壁部2の湾曲が取り除かれつつ端面5c,5dが接近して最終的には密着し、上壁部5が形成される(図15)。また、このとき、突起部27cにより側壁部3,4の底壁部2に近い場所(少なくとも、側壁部3,4の高さ方向中央よりも下側の箇所)には凸部3a,4aが形成される。
【0051】
続いて、第4加工ステップとして上型23をさらに下降させると、第三加圧パンチ部材27,27のテーパー部27a,27aと駆動部材29,29のテーパー部29a,29aとの係合が解除され、第三加圧パンチ部材27,27がその位置に停止する。この状態で(すなわち、側壁部3,4に対する加圧力を維持した状態で)上型23を下降させると、第四加圧パンチ部材30が上壁部5に当接して上壁部5が加圧される(図16)。この第四加圧パンチ部材30の加圧によって、上壁部5及び底壁部2をより確実に平坦化することができるが、この第4加工ステップは必ずしも必須ではない。
【0052】
そして、上型23を上昇させて下型22と分離させると、第三加圧パンチ部材27,27が再度互いに離反する方向に移動して、完成したパイプ体1を得る。
【0053】
図17はこのようにして製造されたパイプ体の説明図、図18は比較のために示す凸部を有しないパイプ体の説明図である。この図18に示すパイプ体1’は、第3加工ステップにおいて凸部を形成しなかった点以外は図17に示すパイプ体1と同様に製造され、そのパイプ体1’のパイプ体1と対応する部分にはパイプ体1と同じ符号を付している。
【0054】
一般に、プレス加工(曲げ加工)により工作物に変形を与えるとスプリングバック(その加工力を除去した後に工作物の有する弾性によって変形が多少元に戻る現象)が生じるため、パイプ体1及びパイプ体1’の各底壁部2はそのスプリングバックに伴い発生する応力(スプリングバック力)によって図18に鎖線で示すように湾曲面に戻ろうとする傾向がある。すなわち、第三加圧パンチ部材27,27による外力が取り除かれた後、合わせ目構成壁部5a,5bの端面5c,5dは互いに離れる傾向にあるため、同図に示すパイプ体1’において溶接等を行うことなくその端面5c,5d間の隙間を確実に防止することは困難である。
【0055】
一方、本実施の形態に係る方法により製造された図17に示すパイプ体1には凸部3a,4aが形成され、この凸部3a,4aの箇所には同図に示すようにスプリングバック力f1が生じるため、このスプリングバック力f1が底壁部2に生じるスプリングバック力を相殺し、あるいはそれ以上の大きさをもって合わせ目5eを閉じるように作用することにより、溶接等を行うことなく端面5c,5dを密着させて隙間を防止することができる。具体的には、底壁部2に生じるスプリングバック力のみによって端面5c,5d間が開く量をδ1とし(図19(a)参照)、スプリングバック力f1のみによって端面5c,5d間が閉じる量をδ2とすると(但し、端面5c,5dは互いに干渉せずに自由に移動し得るものとする。図19(b)参照)、δ1≦δ2となるときに端面5c,5dは密着する。
【0056】
また、その凸部3a,4aを底壁部2の近く、つまり合わせ目5eから遠い側に設けているので、図20に示すように合わせ目構成壁部5の近く、つまり合わせ目5eから近い側に設けるよりも効率的に端面5c,5d間が閉じる方向の力を作用させることができる。さらに、凸部3a,4aは合わせ目5eに対して左右対称位置にあるので、その端面5c,5d間が閉じる方向の力をバランスよく作用させることができる。
【0057】
この実施の形態に係るパイプ体の製造装置は、従来から使用されている汎用のプレス機に突出部27c,27cを設けるだけで構成することができるので、既存の設備を有効に利用し設備投資を抑制しつつ製品の精度向上を図ることができる。なお、そのパイプ体の製造装置のプレス成形装置21では、合わせ目構成壁部5a,5bからなる上壁部5とは異なる面(側壁部3,4)に凸部を形成するので、この凸部形成のための加圧力の影響により合わせ目構成壁部5a,5bがずれて上壁部5がうまく形成されない等の事態は防止される。
【0058】
以上の例では、上壁部5の中央に合わせ目5eを形成することとしたが、図21に示すように、断面の一頂点近傍である上壁部5と側壁部3との境界付近に合わせ目5eを形成してもよい。また、凸部を側壁部3,4に設けるのではなく、底壁部2に設けることとしてもよい。このような場合には、例えば図22に示すように、第三加圧パンチ部材27,27ではなく固定プレート22に突起部を設け(突起部22a)、第四加圧パンチ部材30で上方から加圧する際に底壁部2の中央に凸部2aを形成すればよい。さらに、複数の凸部3a,4aを図1に示すように点状に設けるのではなく、より少ない数(一つでもよい。)の線状の凸部をパイプ体1の長手方向に沿って設けてもかまわない。
【0059】
[断面が他の多角形状のパイプ体の製造]
図23は断面が三角形状のパイプ体の製造方法を、図24は断面が五角形状のパイプ体の製造方法を、図25は断面が六角形状のパイプ体の製造方法を、図26は断面が八角形状のパイプ体の製造方法をそれぞれ示す。これら各図において、(a)は二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を、(b)は第三加圧パンチ部材により加圧して凸部を形成している状態を、(c)は完成した多角形状のパイプ体を示し、図中の各符号は上記断面四角形(長方形)状のパイプ体の製造における各要素と対応している。すなわち、1はパイプ体、2は二次中間成形品14の段階で湾曲している面、3,4は凸部3a,4aが形成される面、5a,5bは合わせ目構成壁部、5c,5dは端面、5は合わせ目5eを有する面、24は第三固定プレート、27は第三加圧パンチ部材、27cは突起部をそれぞれ示し、また、5’はパイプ体の2,3,4,5で表される面以外の他の面を示している。各パイプ体1は凸部3a,4a、合わせ目5eを含めて左右対称であり、その凸部3a,4aに生じるスプリングバック力によって端面5c,5dが密着している。
【0060】
[製造されたパイプ体の使用例]
上記のように製造されたパイプ体1は、例えば図27(a)、(b)に示すように、画像形成装置としてのファックス兼用複写機のフレーム(支持部材)に用いられる。すなわち、パイプ体1には載置フレーム39が取り付けられてフレームとしての片持ち式フレーム体38が構成され、その載置フレーム39には図示を略すスキャナーユニット等が載置される。このように片持ち式フレーム体38にパイプ体1を用いることにより、複写機のフレームを低コストかつ高品質、高精度に製造することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、請求項3、請求項4、請求項9、請求項10、請求項12、請求項14、請求項15の発明によれば、凸部の変形が弾性的に回復する際に生じるスプリングバック力によって金属プレートの一対の辺同士を密着させることになるので、金属プレートをプレス成形により加工して溶接することなくパイプ体を製造する場合であっても、量産時にばらつきなく安定して隙間の目立たないパイプ体を製造することができる。
【0062】
また、請求項1乃至請求項4、請求項7乃至請求項10、請求項12乃至請求項15のいずれかの発明によれば、金属プレートの一対の辺の接合部が多角形の一辺上に形成される際に、この接合部が形成される辺と異なる辺に対応する面に凸部を設けることになるので、例えば凸部を多角形の外側から加圧して形成する場合に、その加圧力の影響により一対の辺同士がずれて接合に支障をきたす等の事態を防止することができる。とりわけ請求項2、請求項8又は請求項13の発明によれば、断面が四角形のパイプ体について、接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面上であって、その接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面の近くに凸部を設けることになるので、凸部に生じるスプリングバック力により金属プレートの一対の辺同士を効率的に密着させることができるという効果も得られる。
【0063】
さらに、請求項5、請求項6又は請求項11の発明によれば、多角形の内側に向かって凸となるように湾曲した面を有して一対の辺同士が離間した状態にある中間成形品を成形し、その湾曲した面の湾曲を取り除きつつ一対の辺同士を接合させるように外力を加えてパイプ体を製造することになるので、製造されたパイプ体の各面の平坦性を、事後的に大幅な修正加工を施すことなく容易に確保することができる。
また、請求項16に記載の発明によれば、低コストかつ高品質、高精度のフレームを有する画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプ体を示す斜視図である。
【図2】図1のパイプ体を示す正面図である。
【図3】図1、図2のパイプ体の製造に用いる金属プレートを示す平面図である。
【図4】一次中間成形品を示す正面図である。
【図5】図4の一次中間成形品の成形に用いるプレス装置を示し、(a)は金属プレートを可動プレートに載置した状態の説明図、(b)はその金属プレートを加圧した状態の説明図である。
【図6】二次中間成形品を示す正面図であり、(a)はその全体図、(b)は部分拡大図である。
【図7】図6の二次中間成形品を示す斜視図である。
【図8】図6、図7の二次中間成形品の成形に用いるプレス装置を示し、(a)は一次中間成形品を可動プレートに載置した状態の説明図、(b)はその一次中間成形品を加圧した状態の説明図である。
【図9】二次中間成形品及びその成形に用いるプレス装置の他の例を示す説明図である。
【図10】本発明に係るパイプ体の他の例を示す正面図である。
【図11】二次中間成形品の成形に用いるプレス装置のさらに他の例を示す説明図である。
【図12】図11のプレス装置により成形された二次中間成形品を示す正面図である。
【図13】図6、図7の二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を示す説明図である。
【図14】プレス成形装置にセットした二次中間成形品の屈曲部に第三加圧パンチ部材が当接した状態を示す説明図である。
【図15】プレス成形装置において第三加圧パンチ部材の駆動が完了した状態を示す説明図である。
【図16】プレス成形装置において第四加圧パンチ部材が上壁部を加圧した状態を示す説明図である。
【図17】図1、図2のパイプ体に生じるスプリングバックを説明するための模式図である。
【図18】凸部を有しないパイプ体に生じるスプリングバックを説明するための模式図である。
【図19】図17のパイプ体についてスプリングバック力の影響を分離して、かつ、強調して示し、(a)は底壁部に生じるスプリングバック力の影響を示す模式図、(b)は凸部に生じるスプリングバック力の影響を示す模式図である。
【図20】上壁部の近くに凸部を有するパイプ体に生じるスプリングバックを説明するための模式図である。
【図21】本発明に係るパイプ体のさらに他の例を示す正面図である。
【図22】凸部を底壁部に形成する場合のパイプ体の製造例を示す説明図である。
【図23】断面が三角形のパイプ体の製造方法を示し、(a)は二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を、(b)は第三加圧パンチ部材により加圧して凸部を形成している状態を、(c)は完成したパイプ体を示す説明図である。
【図24】断面が五角形のパイプ体の製造方法を示し、(a)は二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を、(b)は第三加圧パンチ部材により加圧して凸部を形成している状態を、(c)は完成したパイプ体を示す説明図である。
【図25】断面が六角形のパイプ体の製造方法を示し、(a)は二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を、(b)は第三加圧パンチ部材により加圧して凸部を形成している状態を、(c)は完成したパイプ体を示す説明図である。
【図26】断面が八角形のパイプ体の製造方法を示し、(a)は二次中間成形品をプレス成形装置にセットした状態を、(b)は第三加圧パンチ部材により加圧して凸部を形成している状態を、(c)は完成したパイプ体を示す説明図である。
【図27】本発明に係る複写機のフレームを示し、(a)はその斜視図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 パイプ体
2 底壁部(接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面)
3,4 側壁部(接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面)
3a,4a 凸部
5 上壁部(接合部が形成される辺に対応する面)
5e 合わせ目(接合部)
6 金属プレート
6c,6d 折曲げ線(直線)
6e,6e 一対の辺
8 一次中間成形品
14 二次中間成形品(中間成形品)
21 プレス成形装置(加工装置本体)
27 第三加圧パンチ部材(パンチ部材)
27c 突起部(凸部形成手段)
30 第四加圧パンチ部材(内部加圧パンチ部材)
38 片持ち式フレーム体(フレーム)
f1 スプリングバック力[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe body manufacturing method, a manufacturing apparatus, a manufactured pipe body, and an image forming apparatus using the pipe body, which manufacture a pipe body having a polygonal cross section by bending a metal plate.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a technique for manufacturing a pipe body having a polygonal cross section, those described in Japanese Patent Publication No. 7-34936 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-290940 are known.
[0003]
In Japanese Patent Publication No. 7-34936, a metal plate is roll-formed into a square pipe shape, and then the joint of the metal plate (that is, a pair of sides forming both edges in the width direction of the metal plate) is welded. The pipe body is manufactured.
[0004]
In Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-290940, a rectangular metal plate is used as a raw material to manufacture a pipe body having a rectangular cross section by pressing (bending). This manufacturing method includes a first bending step of forming a primary molded product by bending both ends (a pair of sides) in the width direction of the metal plate along the length direction and standing up at a substantially right angle (see FIG. 4). The center part of the unfolded part (
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the method for manufacturing a pipe body described in the above Japanese Patent Publication No. 7-34936, it is necessary to weld a pair of sides of a metal plate after roll forming, but generally roll forming and welding are costly, There is a problem that the accuracy of the product deteriorates due to the thermal strain of the metal generated during welding.
[0006]
On the other hand, in the pipe body manufacturing method described in JP-A-11-290940, the pipe body can be manufactured only by press molding without welding. In many cases, a gap is conspicuous at the joint between a pair of sides, and it is difficult to stably manufacture a pipe body in which the pair of sides are in close contact with each other during mass production.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and even in the case of manufacturing a pipe body without processing and welding a metal plate by press molding, the gap is stably noticeable without variation during mass production. It is an object of the present invention to provide a manufacturing technique of a pipe body that can manufacture a pipe body that does not exist.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention of
On the surface corresponding to the side adjacent to the side where the joint is formedA manufacturing method of a pipe body, wherein a convex portion is provided so as to be convex toward the inside, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion.
According to a second aspect of the present invention, in the pipe body manufacturing method according to the first aspect, the convex portion is provided in the vicinity of a surface corresponding to a side facing the side where the joint portion is formed. Body manufacturing method.
In the invention of
In the invention of
A convex portion is provided on the surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed so as to be convex toward the inside, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. It is characterized by that.
According to a fifth aspect of the present invention, in the pipe body manufacturing method according to any one of the first to fourth aspects, the metal plate is bent along the straight line in accordance with an angle of each vertex of the polygon. And forming an intermediate molded product by curving the surface corresponding to any side other than the side where the joint is formed to be convex toward the inside of the polygon,
By applying an external force to a surface other than the curved surface of the intermediate molded product and corresponding to a side other than the side on which the joint is formed, the pair of sides is removed while removing the curvature of the curved surface. And the convex part is formed.
The invention of
The metal plate is bent in accordance with the angles of some vertices of the polygon to have a concave cross section, and an internal pressure punch member that pressurizes the metal plate enters the concave shape, and the internal pressure punch member The intermediate molded product is formed by forming a curved surface, bending the metal plate according to the angle of the remaining vertex of the polygon, and pulling out the internal pressure punch member through the pair of sides. It is characterized by that.
The invention according to claim 7 is a method in which a metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides and the pair of sides are joined to each other so that the cross section is one side of a quadrangle. A pipe body manufacturing apparatus for manufacturing a pipe body in which is formed,
A spring back force generated in the convex portion, comprising convex portion forming means for forming a convex portion on the surface corresponding to the side adjacent to the side on which the joint portion is formed to be convex toward the inside of the polygon. The pair of sides are brought into close contact with each other.
The invention of claim 8 is the pipe body manufacturing apparatus according to claim 7, wherein the convex portion forming means forms the convex portion in the vicinity of a surface corresponding to a side opposite to the side where the joint portion is formed. It is characterized by doing.
According to the ninth aspect of the present invention, a metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides, and the pair of sides are joined to each other so that the cross section has one side of a quadrangle. A pipe body manufacturing apparatus for manufacturing a pipe body in which is formed,
A spring back force generated in the convex portion, comprising convex portion forming means for forming a convex portion on the surface corresponding to the side opposite to the side where the joint portion is formed so as to be convex toward the inside of the polygon. The pair of sides are brought into close contact with each other.
In the invention of
Protruding portion forming means for providing a protruding portion so as to protrude inward on a surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed, and the pair of springs by the springback force generated in the protruding portion. The sides are closely attached to each other.
The invention of claim 11 is the pipe body manufacturing apparatus according to any one of claims 7 to 10,
The metal plate is bent along the straight line according to the angle of each vertex of the polygon, and a surface corresponding to any side other than the side where the joint is formed protrudes toward the inside of the polygon. A processing apparatus main body on which an intermediate molded product that is curved to be set is set, and a side other than the curved surface of the intermediate molded product set on the processing apparatus main body, on which the joint portion is formed A punch member that applies an external force to a surface corresponding to the other side, and the convex portion forming means is provided on the punch member, and the punch member joins the pair of sides while removing the curvature of the curved surface. The convex portion is formed on the surface to which the external force is applied by the convex portion forming means.
According to the invention of
A convex portion is provided so as to be convex inward on a surface corresponding to a side adjacent to the side where the joint portion is formed, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. It is characterized by being.
A thirteenth aspect of the present invention is the pipe body according to the twelfth aspect, wherein the convex portion is provided in the vicinity of a surface corresponding to a side facing the side on which the joint portion is formed. To do.
According to the invention of
A convex portion is provided so as to be convex toward the inside on a surface corresponding to the side opposite to the side on which the joint portion is formed, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. It is characterized by being.
In the invention of
A convex portion is provided on the surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed so as to be convex inward, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. It is characterized by.
The invention of claim 16An image forming apparatus having the pipe body according to any one of
[0029]
According to the first, third, fourth, seventh, ninth, tenth, tenth, twelfth, fourteenth, fifteenth, and fifteenth inventions, the deformation of the convex portionIn this case, a pair of sides of the metal plate is brought into close contact with each other by the springback force generated when the metal plate elastically recovers. However, it is possible to manufacture a pipe body that is stable and not conspicuous in gaps during mass production.
[0030]
Also,According to any one of
[0031]
further,According to the invention of
[0034]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0035]
[Manufacture of a pipe body with a square cross section]
FIG. 1 is a perspective view showing a schematic configuration of a pipe body having a rectangular cross section, and FIG. 2 is a front view showing a cross sectional shape of the pipe body. The
[0036]
A plurality of
[0037]
The
[0038]
In the press working, first, as the first working step, the
[0039]
For the press working of the primary intermediate molded product 8, for example, a
[0040]
The
[0041]
Next, as a second processing step, the unfolded
[0042]
For example, a
[0043]
The primary intermediate molded product 8 is placed on the
[0044]
In addition, by using the press apparatus shown in FIG. 11, the
[0045]
Next, in order to form the secondary intermediate molded
[0046]
The third
[0047]
Punch surfaces 27b and 27b for pressing the
[0048]
The
[0049]
As a third processing step, the secondary intermediate molded
[0050]
When the third
[0051]
Subsequently, when the
[0052]
Then, when the
[0053]
FIG. 17 is an explanatory view of the pipe body manufactured as described above, and FIG. 18 is an explanatory view of a pipe body having no convex portion shown for comparison. The
[0054]
In general, when a workpiece is deformed by pressing (bending), a springback (a phenomenon in which the deformation is slightly restored by the elasticity of the workpiece after the machining force is removed) occurs. Each
[0055]
On the other hand, the
[0056]
Further, since the
[0057]
Since the pipe body manufacturing apparatus according to this embodiment can be configured only by providing the
[0058]
In the above example, the
[0059]
[Manufacture of pipes with other polygonal cross sections]
23 shows a method of manufacturing a pipe body having a triangular cross section, FIG. 24 shows a method of manufacturing a pipe body having a pentagonal cross section, FIG. 25 shows a method of manufacturing a pipe body having a hexagonal cross section, and FIG. The manufacturing method of an octagon-shaped pipe body is shown, respectively. In each of these drawings, (a) shows a state in which a secondary intermediate molded product is set in a press molding apparatus, (b) shows a state in which a convex portion is formed by pressing with a third pressure punch member, (c) ) Indicates a completed polygonal pipe body, and each symbol in the drawing corresponds to each element in the production of the pipe body having the above-mentioned quadrilateral (rectangular) cross section. That is, 1 is a pipe body, 2 is a surface that is curved at the stage of the secondary intermediate molded
[0060]
[Usage example of manufactured pipe body]
For example, as shown in FIGS. 27A and 27B, the
[0061]
【The invention's effect】
As explained above,According to the invention of
[0062]
Also,According to any one of
[0063]
further,According to the invention of
According to the sixteenth aspect of the present invention, an image forming apparatus having a low-cost, high-quality, and high-accuracy frame can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a pipe body according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the pipe body of FIG. 1;
3 is a plan view showing a metal plate used for manufacturing the pipe body of FIGS. 1 and 2. FIG.
FIG. 4 is a front view showing a primary intermediate molded product.
5A and 5B show a pressing device used for forming the primary intermediate molded product of FIG. 4, in which FIG. 5A is an explanatory view showing a state where a metal plate is placed on a movable plate, and FIG. 5B is a state where the metal plate is pressurized. It is explanatory drawing of.
FIG. 6 is a front view showing a secondary intermediate molded product, (a) is an overall view thereof, and (b) is a partially enlarged view.
7 is a perspective view showing the secondary intermediate molded product of FIG. 6. FIG.
FIGS. 8A and 8B show a pressing device used for forming the secondary intermediate molded product of FIGS. 6 and 7, wherein FIG. 8A is an explanatory view showing a state in which the primary intermediate molded product is placed on a movable plate, and FIG. It is explanatory drawing of the state which pressurized the intermediate molded product.
FIG. 9 is an explanatory view showing another example of a secondary intermediate molded product and a press device used for the molding.
FIG. 10 is a front view showing another example of a pipe body according to the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view showing still another example of a press device used for forming a secondary intermediate molded product.
12 is a front view showing a secondary intermediate molded product formed by the pressing device of FIG. 11. FIG.
FIG. 13 is an explanatory view showing a state in which the secondary intermediate molded product of FIGS. 6 and 7 is set in a press molding apparatus.
FIG. 14 is an explanatory view showing a state in which a third pressure punch member is in contact with a bent portion of a secondary intermediate molded product set in a press molding apparatus.
FIG. 15 is an explanatory view showing a state where driving of the third pressure punch member is completed in the press molding apparatus.
FIG. 16 is an explanatory view showing a state where a fourth pressure punch member presses the upper wall portion in the press molding apparatus.
17 is a schematic diagram for explaining a spring back generated in the pipe body of FIGS. 1 and 2. FIG.
FIG. 18 is a schematic diagram for explaining a spring back generated in a pipe body having no convex portion.
FIG. 19 shows the effect of springback force separated and emphasized for the pipe body of FIG. 17, (a) is a schematic diagram showing the effect of springback force generated on the bottom wall, and (b) is It is a schematic diagram which shows the influence of the springback force which arises in a convex part.
FIG. 20 is a schematic diagram for explaining a spring back generated in a pipe body having a convex portion near an upper wall portion.
FIG. 21 is a front view showing still another example of the pipe body according to the present invention.
FIG. 22 is an explanatory view showing a manufacturing example of a pipe body when a convex portion is formed on a bottom wall portion.
FIGS. 23A and 23B show a method for manufacturing a pipe body having a triangular cross section, wherein FIG. 23A shows a state in which a secondary intermediate molded product is set in a press molding apparatus, and FIG. (C) is explanatory drawing which shows the completed pipe body in the state which forms the part.
24A and 24B show a method for manufacturing a pentagonal pipe body, where FIG. 24A shows a state where a secondary intermediate molded product is set in a press molding apparatus, and FIG. (C) is explanatory drawing which shows the completed pipe body in the state which forms the part.
FIG. 25 shows a method for manufacturing a pipe body having a hexagonal cross section, in which (a) shows a state where a secondary intermediate molded product is set in a press molding apparatus, and (b) shows a state where pressure is applied by a third pressure punch member. (C) is explanatory drawing which shows the completed pipe body in the state which forms the convex part.
FIG. 26 shows a manufacturing method of a pipe body having an octagonal cross section, where (a) shows a state where a secondary intermediate molded product is set in a press molding apparatus, and (b) shows a state where pressure is applied by a third pressure punch member. (C) is explanatory drawing which shows the completed pipe body in the state which forms the convex part.
FIG. 27 shows a frame of a copying machine according to the present invention, in which (a) is a perspective view thereof and (b) is a side view thereof.
[Explanation of symbols]
1 Pipe body
2 Bottom wall (surface corresponding to the side opposite to the side where the joint is formed)
3, 4 Side wall (surface corresponding to the side adjacent to the side where the joint is formed)
3a, 4a Convex part
5 Upper wall (surface corresponding to the side where the joint is formed)
5e seam (joint)
6 Metal plate
6c, 6d Bending line (straight line)
6e, 6e A pair of sides
8 Primary intermediate product
14 Secondary intermediate product (intermediate product)
21 Press molding equipment (working equipment body)
27 Third pressure punch member (punch member)
27c Projection (projection forming means)
30 Fourth pressure punch member (internal pressure punch member)
38 Cantilever frame (frame)
f1 Springback force
Claims (16)
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造方法。Manufactures a pipe body in which a metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides and the pair of sides are joined to form one side having a square cross section A pipe body manufacturing method,
Providing a convex portion inwardly on a surface corresponding to a side adjacent to the side where the joint portion is formed, and bringing the pair of sides into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion A manufacturing method of a pipe body.
前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造方法。 Manufactures a pipe body in which a metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides and the pair of sides are joined to form one side having a square cross section A pipe body manufacturing method,
Providing a convex portion so as to be convex inward on a surface corresponding to a side opposite to the side where the joint portion is formed, and bringing the pair of sides into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion A manufacturing method of a pipe body.
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設け、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造方法。 A metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides, and the pair of sides is joined to each other so that the cross section is triangular, pentagonal, hexagonal, octagonal A pipe body manufacturing method for manufacturing a pipe body in which one side of any of the squares is formed,
A convex portion is provided on the surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed so as to be convex toward the inside, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. A manufacturing method of a pipe body characterized by the above .
前記金属プレートを前記直線に沿って前記多角形の各頂点の角度に合わせて折り曲げるとともに、前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面を前記多角形の内側に向かって凸となるように湾曲させて中間成形品を成形し、
該中間成形品の湾曲した面以外の面であって前記接合部が形成される辺以外の辺に対応する面に外力を加えることにより、前記湾曲した面の湾曲を取り除きつつ前記一対の辺同士を接合させるとともに前記凸部を形成することを特徴とするパイプ体の製造方法。 In the manufacturing method of the pipe body according to any one of claims 1 to 4 ,
The metal plate is bent along the straight line according to the angle of each vertex of the polygon, and a surface corresponding to any side other than the side where the joint is formed is directed toward the inside of the polygon. Form an intermediate molded product by curving it to be convex,
By applying an external force to a surface other than the curved surface of the intermediate molded product and corresponding to a side other than the side on which the joint portion is formed, the pair of sides is removed while removing the curvature of the curved surface. And manufacturing the pipe body characterized by forming the convex portion.
前記金属プレートを前記多角形のいくつかの頂点の角度に合わせて折り曲げ断面凹状とし、前記金属プレートを加圧する内部加圧パンチ部材をその凹状の内部に進入させ、該内部加圧パンチ部材により前記湾曲した面を形成するとともに前記金属プレートを前記多角形の残余の頂点の角度に合わせて折り曲げ、前記一対の辺同士の間を通して前記内部加圧パンチ部材を引き抜くことにより前記中間成形品を成形することを特徴とするパイプ体の製造方法。 In the manufacturing method of the pipe body according to claim 5 ,
The metal plate is bent in accordance with the angles of some vertices of the polygon to have a concave cross section, and an internal pressure punch member that pressurizes the metal plate is inserted into the concave shape, and the internal pressure punch member The intermediate molded product is formed by forming a curved surface, bending the metal plate in accordance with the angle of the remaining vertex of the polygon, and pulling out the internal pressure punch member through the pair of sides. A manufacturing method of a pipe body characterized by the above.
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に該多角形の内側に向かって凸となるように凸部を形成する凸部形成手段を備え、前記凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造装置。By bending a metal plate having a pair of sides parallel to each other at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides and joining the pair of sides, a pipe body in which one side of a square is formed is formed. An apparatus for manufacturing a pipe body to be manufactured,
A spring back force generated in the convex portion, comprising convex portion forming means for forming a convex portion on the surface corresponding to the side adjacent to the side on which the joint portion is formed to be convex toward the inside of the polygon. The pipe body manufacturing apparatus, wherein the pair of sides are brought into close contact with each other.
前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に該多角形の内側に向かって凸となるように凸部を形成する凸部形成手段を備え、前記凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造装置。 By bending a metal plate having a pair of sides parallel to each other at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides and joining the pair of sides, a pipe body in which one side of a square is formed is formed. An apparatus for manufacturing a pipe body to be manufactured,
A spring back force generated in the convex portion, comprising convex portion forming means for forming a convex portion on the surface corresponding to the side opposite to the side where the joint portion is formed so as to be convex toward the inside of the polygon. The pipe body manufacturing apparatus , wherein the pair of sides are brought into close contact with each other .
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部を設ける凸部形成手段を備え、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士を密着させることを特徴とするパイプ体の製造装置。 A metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides, and the pair of sides are joined together to form a triangle, pentagon, hexagon, or octagon. A pipe body manufacturing apparatus for manufacturing a pipe body in which one side of any of the squares is formed,
Protruding portion forming means for providing a protruding portion so as to protrude inward on a surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed, and the pair of springs by the springback force generated in the protruding portion. An apparatus for manufacturing a pipe body, wherein the sides of the pipes are brought into close contact with each other .
前記金属プレートを前記直線に沿って前記多角形の各頂点の角度に合わせて折り曲げるとともに前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面を前記多角形の内側に向かって凸となるように湾曲させてなる中間成形品がセットされる加工装置本体と、該加工装置本体にセットされた前記中間成形品の湾曲した面以外の面であって前記接合部が形成される辺以外の辺に対応する面に外力を加えるパンチ部材とを備え、前記凸部形成手段は前記パンチ部材に設けられ、該パンチ部材は前記湾曲した面の湾曲を取り除きつつ前記一対の辺同士を接合させるとともに、前記凸部形成手段により前記外力を加える面に前記凸部を形成することを特徴とするパイプ体の製造装置。 In the pipe body manufacturing apparatus according to any one of claims 7 to 10 ,
The metal plate is bent along the straight line according to the angle of each vertex of the polygon, and a surface corresponding to any side other than the side where the joint is formed protrudes toward the inside of the polygon. A processing apparatus main body on which an intermediate molded product that is curved to be set is set, and a side other than the curved surface of the intermediate molded product set on the processing apparatus main body, on which the joint portion is formed A punch member that applies an external force to a surface corresponding to the other side, and the convex portion forming means is provided on the punch member, and the punch member joins the pair of sides while removing the curvature of the curved surface. And forming the convex portion on the surface to which the external force is applied by the convex portion forming means.
前記接合部が形成される辺と隣接する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部が設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とするパイプ体。A metal plate having a pair of sides parallel to each other was bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides, and a pair of sides were joined to form a square side. A pipe body,
A convex portion is provided so as to be convex inward on a surface corresponding to a side adjacent to the side where the joint portion is formed, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. A pipe body characterized by being.
前記接合部が形成される辺と対向する辺に対応する面に内側に向かって凸となるように凸部が設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とするパイプ体。 A convex portion is provided so as to be convex toward the inside on a surface corresponding to the side opposite to the side on which the joint portion is formed, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. A pipe body characterized by being.
前記接合部が形成される辺以外のいずれかの辺に対応する面に内側に向かって凸となる ように凸部を設けられ、該凸部に生じるスプリングバック力によって前記一対の辺同士が密着していることを特徴とするパイプ体。 A metal plate having a pair of sides parallel to each other is bent at a plurality of locations along a straight line parallel to the pair of sides, and the pair of sides is joined to each other so that the cross section is triangular, pentagonal, hexagonal, octagonal A pipe body in which one side of the square is formed,
A convex portion is provided on the surface corresponding to any side other than the side where the joint portion is formed so as to be convex inward, and the pair of sides are brought into close contact with each other by a springback force generated in the convex portion. A pipe body characterized by being .
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