JP3848706B2

JP3848706B2 - Wiper control circuit

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Publication number: JP3848706B2
Application number: JP24352896A
Authority: JP
Inventors: 宏明谷川
Original assignee: Mitsuba Corp
Current assignee: Mitsuba Corp
Priority date: 1996-09-13
Filing date: 1996-09-13
Publication date: 2006-11-22
Anticipated expiration: 2016-09-13
Also published as: JPH1086797A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイパ制御回路に関し、たとえば自動車などのライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパにおいて、特にこのワイパのしまい込み動作中におけるモータの不具合動作の改善に好適なワイパ制御回路に適用して有効な技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
たとえば、本発明者が検討した技術として、自動車などのウインドシールドワイパは、動力を発生するモータ部、動力を伝達するリンク部、ウインドシールドガラスを拭うワイパブレード部からなる構造が一般的に採用されているものと考えられ、これらのワイパ機構においては直流電源によりモータが回転され、このモータの回転がリンクを介してワイパを駆動するための動力源として用いられている。
【０００３】
このようなウインドシールドワイパに関する技術としては、たとえば特公昭４９−３９４５６号公報に記載される「しまい込み装置付きワイパの間欠作動装置」などが挙げられ、この概要は、モータを正転制御および逆転制御するためのリレーと、間欠動作の休止時間を可変するための制御装置などから構成され、ライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパの制御回路技術として用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパの制御回路技術においては、たとえば図５のタイミングチャートに示すように、ワイパのライズアップ動作、払拭動作はモータの正転制御により行われ、またしまい込み動作はモータの逆転制御により行われ、特にこのしまい込み動作はワイパスイッチをＯＦＦ状態にした後、自動定位置停止機構により＋Ｂの位置まで払拭し、ここでモータを正転から逆転に切り換えることにより行うことができる。
【０００５】
このようなワイパ制御回路技術において、たとえば図６に示すように、モータの逆転によるしまい込み動作中にワイパスイッチをＯＮ状態にすると、その時点でモータは正転に切り換わり、ワイパの動作方向が反転し、さらにワイパスイッチのＯＮ状態、ＯＦＦ状態を繰り返すような操作をすると、モータの正転、逆転が繰り返され、ワイパがバタバタと左右に小刻みに反復動作する現象が発生する。
【０００６】
以上のようなワイパの不具合動作により、▲１▼モータ、リンクなどの構成部品の耐久性に悪影響を与えたり、▲２▼商品性が下がる、などのワイパに起因する直接的な影響や、さらにこのようなワイパを用いた商品の利用者にとっても、ワイパスイッチの操作が精神的に気になるなどの間接的な影響などの発生することも考えられる。
【０００７】
そこで、本発明の目的は、ライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパにおいて、特にワイパのしまい込み動作中における不具合動作を防止し、構成部品の耐久性の向上と商品性の向上を可能にするとともに、利用者にとっても、精神的な影響を受けることのないワイパの操作性を実現することができるワイパ制御回路を提供することにある。
【０００８】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【００１０】
すなわち、本発明のワイパ制御回路は、ワイパをライズアップ動作、払拭動作させるときにはワイパスイッチをＯＮ状態にし、リレー手段を第１の制御状態にしてモータを正転制御し、ワイパをしまい込み動作させるときにはワイパスイッチをＯＦＦ状態にし、リレー手段を第２の制御状態にしてモータを逆転制御する制御回路に適用されるものであり、モータの逆転制御によるワイパのしまい込み動作中は、ワイパスイッチの入力によるワイパの払拭動作を無効にするリレー手段を付加したものである。この付加されたリレー手段によって、ワイパのしまい込み動作中はワイパスイッチの入力によるワイパの払拭動作を無効にすることができる。
【００１１】
特に、ワイパスイッチをＯＦＦ状態にした際にモータを逆転させ、このモータの逆転によるワイパのしまい込み動作中は、ワイパが所定停止位置に到達するまでワイパスイッチのＯＮ状態への操作による動作を禁止する手段を設けることによって、ワイパのしまい込み動作中はワイパスイッチの入力を受けつけず、しまい込み動作終了後に入力を受けつけることで、ワイパの不具合動作が防止でき、モータ、リンクなどの構成部品の耐久性を向上させ、さらに商品性も向上させることができる。また、利用者にとっても、ワイパの操作において気になることなく、精神的な影響を受けることのないワイパの操作性を実現することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１３】
（実施の形態１）
図１は本発明の実施の形態１であるワイパ制御回路を示す回路図、図２は本実施の形態１のワイパ制御回路によるワイパの動作を示すタイミングチャートである。
【００１４】
まず、図１により本実施の形態１のワイパ制御回路の構成を説明する。
【００１５】
本実施の形態１のワイパ制御回路は、たとえば自動車などのライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパのワイパ制御回路とされ、電流経路を切り換えるためのリレーＲＬ１〜ＲＬ６、スイッチング制御用のＮＰＮ型のトランジスタＴＲ、整流用のダイオードＤ１，Ｄ２および電流制御用の抵抗Ｒ１，Ｒ２などからなる制御回路ＣＯＮＴＬと、この制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｄ〜Ｇに接続されるワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲと、接続端子Ａ〜Ｃに接続される駆動スイッチＳＷ１〜ＳＷ３と、ワイパを所定の時間周期で間欠動作させるための間欠タイマ回路Ｔと、接続端子Ｈ，Ｉに接続される直流電源ＢＡＴとから構成されている。なお、制御回路ＣＯＮＴＬ内の全てのリレーＲＬ１〜ＲＬ６のコイルの両端には逆起電力吸収用のダイオードがそれぞれ接続されている。
【００１６】
制御回路ＣＯＮＴＬにおいて、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈには、リレーＲＬ２の常開接点、リレーＲＬ３の可動接点、リレーＲＬ５，ＲＬ６のコイルの正極接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂに接続される接続端子Ｅがそれぞれ接続されている。ワイパスイッチＳＷ１の可動接点が接続される接続端子Ａには、リレーＲＬ１のコイルの負極接点、抵抗Ｒ２を介してトランジスタＴＲのベースがそれぞれ接続されている。また、ワイパスイッチＳＷ２の可動接点が接続される接続端子Ｂには、リレーＲＬ２のコイルの負極接点、リレーＲＬ６のコイルの負極接点と常開接点がそれぞれ接続されている。さらに、ワイパスイッチＳＷ３の可動接点が接続される接続端子Ｃには、間欠タイマ回路Ｔが接続され、この接続端子Ｃには間欠タイマ回路Ｔを介してリレーＲＬ４のコイルの負極接点が接続されている。
【００１７】
また、この制御回路ＣＯＮＴＬにおいて、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｌが接続される接続端子Ｄには、リレーＲＬ２の可動接点、逆方向接続されたダイオードＤ１を介してリレーＲＬ３のコイルの負極接点がそれぞれ接続されている。このワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｅが接続される接続端子Ｇには、リレーＲＬ１の可動接点、リレーＲＬ３のコイルの正極接点がそれぞれ接続されている。また、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂが接続される接続端子Ｅには、リレーＲＬ２の常開接点、リレーＲＬ３の可動接点、リレーＲＬ５，ＲＬ６のコイルの正極接点、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子に接続される接続端子Ｈがそれぞれ接続されている。さらに、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｓが接続される接続端子Ｆには、リレーＲＬ４の常閉接点、逆方向接続されたダイオードＤ２を介してリレーＲＬ６の可動接点がそれぞれ接続されている。
【００１８】
リレーＲＬ１は、コイルの正極接点がリレーＲＬ２，ＲＬ４のコイルの正極接点、リレーＲＬ３の常閉接点にそれぞれ接続され、コイルの負極接点が抵抗Ｒ２を介してトランジスタＴＲのベース、ワイパスイッチＳＷ１が接続される接続端子Ａにそれぞれ接続されて、ワイパスイッチＳＷ１がＯＮ状態で、かつリレーＲＬ３のコイルが非通電状態のとき、すなわちモータＭの正転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ１の可動接点はリレーＲＬ３のコイルの正極接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｅが接続される接続端子Ｇに、常閉接点がリレーＲＬ４の可動接点に、常開接点が接地電位にそれぞれ接続されている。
【００１９】
リレーＲＬ２は、コイルの正極接点がリレーＲＬ１，ＲＬ４のコイルの正極接点、リレーＲＬ３の常閉接点にそれぞれ接続され、コイルの負極接点がリレーＲＬ６のコイルの負極接点と常開接点、ワイパスイッチＳＷ２が接続される接続端子Ｂにそれぞれ接続されて、ワイパスイッチＳＷ２がＯＮ状態で、かつリレーＲＬ３のコイルが非通電状態のとき、すなわちモータＭの正転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ２の可動接点はワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｌが接続される接続端子Ｄに、常閉接点がリレーＲＬ５の可動接点に、常開接点がリレーＲＬ３の可動接点、リレーＲＬ５，ＲＬ６のコイルの正極接点、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂが接続される接続端子Ｅにそれぞれ接続されている。
【００２０】
リレーＲＬ３は、コイルの正極接点がリレーＲＬ１の可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｅが接続される接続端子Ｇにそれぞれ接続され、コイルの負極接点が順方向接続されたダイオードＤ１を介してリレーＲＬ２の可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｌが接続される接続端子Ｄにそれぞれ接続されて、モータＭの逆転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ３の可動接点はリレーＲＬ５，ＲＬ６のコイルの正極接点、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂが接続される接続端子Ｅに、常閉接点がリレーＲＬ１，ＲＬ２，ＲＬ４のコイルの正極接点に、常開接点が抵抗Ｒ１を介してエミッタ接地されたトランジスタのベース、抵抗Ｒ１，Ｒ２を介してワイパスイッチＳＷ１が接続される接続端子Ａにそれぞれ接続されている。
【００２１】
リレーＲＬ４は、コイルの正極接点がリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルの正極接点、リレーＲＬ３の常閉接点にそれぞれ接続され、コイルの負極接点が間欠タイマ回路Ｔを介してワイパスイッチＳＷ３が接続される接続端子Ｃに接続されて、ワイパスイッチＳＷ３がＯＮ状態で、間欠タイマ回路ＴがＯＮ状態のとき、かつリレーＲＬ３のコイルが非通電状態のとき、すなわちモータＭの間欠的な正転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ４の可動接点はリレーＲＬ１の常閉接点に、常閉接点が逆方向接続されたダイオードＤ２を介してリレーＲＬ６の可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｓが接続される接続端子Ｆに、常開接点が接地電位にそれぞれ接続されている。
【００２２】
リレーＲＬ５は、コイルの正極接点がリレーＲＬ２の常開接点、リレーＲＬ３の可動接点、リレーＲＬ６のコイルの正極接点、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂが接続される接続端子Ｅにそれぞれ接続され、コイルの負極接点がエミッタ接地されベースが抵抗Ｒ２を介してワイパスイッチＳＷ１が接続される接続端子Ａに接続されたトランジスタＴＲのコレクタに接続されて、ワイパスイッチＳＷ２がＯＦＦ状態のとき、すなわちモータＭの逆転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ５の可動接点はリレーＲＬ２の常閉接点に、常開接点が接地電位にそれぞれ接続され、常閉接点は開放状態となっている。
【００２３】
リレーＲＬ６は、コイルの正極接点がリレーＲＬ２の常開接点、リレーＲＬ３の可動接点、リレーＲＬ５のコイルの正極接点、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｂが接続される接続端子Ｅにそれぞれ接続され、コイルの負極接点がリレーＲＬ２のコイルの負極接点、リレーＲＬ６の常開接点、ワイパスイッチＳＷ２が接続される接続端子Ｂにそれぞれ接続されて、ワイパスイッチＳＷ２がＯＮ状態のとき、すなわちモータＭの正転制御時に通電状態となる。また、リレーＲＬ６の可動接点は順方向接続されたダイオードＤ２を介してリレーＲＬ４の常閉接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの接続端子Ｓが接続される接続端子Ｆに、常開接点がリレーＲＬ２のコイルの負極接点、リレーＲＬ６のコイルの負極接点、ワイパスイッチＳＷ２が接続される接続端子Ｂにそれぞれ接続され、常閉接点は開放状態となっている。
【００２４】
トランジスタＴＲは、コレクタがリレーＲＬ５のコイルの負極接点に、ベースが抵抗Ｒ１を介してリレーＲＬ３の常開接点、抵抗Ｒ２を介してリレーＲＬ１のコイルの負極接点、抵抗Ｒ２を介してワイパスイッチＳＷ１が接続される接続端子Ａに、エミッタが接地電位にそれぞれ接続されている。
【００２５】
ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲは、モータＭと、このモータＭに直列に接続される過電流回路遮断器ＣＢと、ワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３をＯＦＦ状態にした場合に常にワイパをガラス下端にきてから停止させる自動定位置停止機構ＡＳとから構成され、モータＭから接続端子Ｌ、過電流回路遮断器ＣＢから接続端子Ｅ、自動定位置停止機構ＡＳから接続端子Ｂ，Ｓにそれぞれ接続され、これらの接続端子Ｌ，Ｅ，Ｂ，Ｓを介して制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｄ〜Ｇにそれぞれ接続されている。
【００２６】
このワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲにおいて、自動定位置停止機構ＡＳは、たとえばモータＭの回転を減速するギアケースの内部に組み込まれ、ドライブギアに導電性のカムプレートが取り付けられ、このプレートに２つの接点が接触し、自動定位置停止の電気回路を含む制御回路ＣＯＮＴＬに接続されている。また、カムプレートには一部に切欠部があり、この切欠部に２つの接点のうちの１つが接触すると、電気回路が開かれてモータＭは停止するようになっており、従ってこの位置でワイパがガラス下端にくるようにモータＭのクランクアームとリンクが連結されている。
【００２７】
ワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３は、ＯＮ状態またはＯＦＦ状態とすることにより、制御回路ＣＯＮＴＬを介してワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲを制御するものであり、ワイパをライズアップ動作、払拭動作させるときにはワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にすることによりモータＭは正転制御され、ワイパをしまい込み動作させるときにはワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＦＦ状態にすることによりモータＭが逆転制御されるようになっている。また、ワイパスイッチＳＷ３は、ワイパを間欠動作させるときにＯＮ状態にし、間欠タイマ回路ＴによりＯＮ状態とＯＦＦ状態とが所定の時間で周期的に繰り返されるようになっている。なお、このワイパの間欠動作時には、ワイパスイッチＳＷ２がＯＮ状態となっている。
【００２８】
直流電源ＢＡＴには、たとえば１２Ｖのバッテリが用いられ、この１２Ｖの直流電圧に対応して、制御回路ＣＯＮＴＬ内のリレーＲＬ１〜ＲＬ６、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲ内のモータＭなどの駆動電圧の特性仕様などが１２Ｖに統一されている。
【００２９】
次に、本実施の形態１の作用について、ワイパの制御動作について図１の回路図と図２のワイパ動作のタイミングチャートとに基づいて説明する。
【００３０】
まず、ワイパの停止状態においては、全てのワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３はＯＦＦ状態となっている。この状態から、たとえばワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にすると、ワイパをライズアップ動作させ、さらに払拭動作させることができ、またワイパスイッチＳＷ２をＯＮ状態にし、かつワイパスイッチＳＷ３をＯＮ状態にして間欠タイマ回路ＴによりＯＮ状態とＯＦＦ状態を周期的に繰り返すと、間欠的に払拭動作させることができる。また、払拭動作から、たとえばＯＮ状態の全てのワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３をＯＦＦ状態にすると、ワイパをしまい込み動作させることができる。
【００３１】
たとえば、ワイパの払拭動作においては、ワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２のＯＮ状態によりリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルがともに通電状態となり、電流が、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子から、制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ２の常開接点とこれに接触される可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲのモータＭ、過電流回路遮断器ＣＢを介し、さらに制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ１の可動接点とこれが接触される常開接点を介して接地電位に流れる。これにより、図２の左側に示すようにモータＭを正転制御させることができる。
【００３２】
また、ワイパの払拭動作は、前記のような通常動作の他に所定の時間周期で間欠動作させることもでき、この間欠的な払拭動作においては、ワイパスイッチＳＷ２のＯＮ状態によりリレーＲＬ２のコイルが通電状態となり、かつワイパスイッチＳＷ３のＯＮ状態により、間欠タイマ回路ＴのＯＮ状態とＯＦＦ状態の周期的な繰り返しによりリレーＲＬ４のコイルは周期的に通電状態と非通電状態を繰り返し、リレーＲＬ４のコイルの通電状態のときに、電流が、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子から、制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ２の常開接点とこれに接触される可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲのモータＭ、過電流回路遮断器ＣＢを介し、さらに制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ１の可動接点とこれが接触される常閉接点、リレーＲＬ４の可動接点とこれが接触される常開接点を介して接地電位に流れる。これにより、モータＭを間欠的に正転制御させることができる。そして、自動定位置停止機構ＡＳが接地電位側に切り換わり、間欠タイマ回路ＴがＯＦＦ状態に切り換わると、リレーＲＬ４の可動接点は常閉接点に切り換わり、モータＭの駆動電流は自動定位置停止機構ＡＳの接地電位側へ流れ続ける。ワイパが所定位置に戻って自動定位置停止機構ＡＳが電源電位側に切り換わるとモータＭは停止し、次にまた間欠タイマ回路ＴがＯＮ状態となるまでワイパは停止する。
【００３３】
さらに、ワイパのしまい込み動作においては、全てのワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３をＯＦＦ状態とすると、リレーＲＬ６の可動接点が常開接点を通して自動定位置停止機構ＡＳの接地電位側に電流が流れることでリレーＲＬ２の可動接点は常開接点との接触を保つためにモータＭは正転状態を保ち、ワイパが所定位置に戻って自動定位置停止機構ＡＳが電源電位側に切り換わると、リレーＲＬ６やリレーＲＬ２の可動接点は常閉接点と接触するため、電流が図１の実線矢印で示すように、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子から、制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｅを通じて、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの自動定位置停止機構ＡＳ、制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ４の常閉接点とこれに接触される可動接点、リレーＲＬ１の常閉接点とこれに接触される可動接点を介し、さらにワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの過電流回路遮断器ＣＢ、モータＭ、制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ２の可動接点とこれが接触される常閉接点、リレーＲＬ５の可動接点とこれが接触される常開接点を介して接地電位に流れる。このとき、リレーＲＬ３の可動接点は常開接点と接触するので、リレーＲＬ３の常開接点を通してトランジスタＴＲのベースに電流が流れ、トランジスタＴＲのＯＮ状態によりリレーＲＬ５の可動接点が常開接点に接触する。これにより、図２の中央部に示すようにモータＭを逆転制御させることができる。
【００３４】
このワイパのしまい込み動作中においては、たとえば従来は利用者がワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にすると、その時点でモータＭは正転に切り換わり、ワイパの動作方向が反転し、さらにワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２のＯＮ状態、ＯＦＦ状態を繰り返すような操作をすると、モータＭの正転、逆転が繰り返され、ワイパがバタバタと左右に小刻みに反復動作する現象が発生していた。
【００３５】
ところが、本実施の形態１においては、特にワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲを構成するモータＭ、過電流回路遮断器ＣＢが接続された接続端子Ｌ，Ｅに接続される、制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｄ，Ｇの両端に接続端子Ｇから接続端子Ｄへ順方向接続されたダイオードＤ１を介してリレーＲＬ３のコイルを接続し、かつこのリレーＲＬ３の可動接点を直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、常閉接点をリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルの正極接点にそれぞれ接続し、常開接点を抵抗Ｒ１を介してトランジスタＴＲのベースに接続することで、モータＭの逆転中のリレーＲＬ５の可動接点は常開接点への接触状態を保持するとともに、このしまい込み動作中の不具合動作を防止することができる。
【００３６】
すなわち、モータＭの逆転制御によるワイパのしまい込み動作中は、制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｇから、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲの過電流回路遮断器ＣＢ、モータＭを介して、制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｄへ電流が流れることよりリレーＲＬ３のコイルが通電状態になり、これによりリレーＲＬ３の可動接点が常開接点に接触され、このリレーＲＬ３の常閉接点に接続されたリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルを非通電状態に保持することができるので、図２の中央部に示す入力無効範囲においてはワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２の入力を受けつけないようにすることができる。
【００３７】
これにより、たとえワイパのしまい込み動作中にワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にしても、リレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルは非通電状態のままなのでモータＭは正転に切り換わることなく、ワイパはしまい込み動作を継続し、さらにワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２のＯＮ状態、ＯＦＦ状態を繰り返すような操作をしても、モータＭの正転、逆転が繰り返されることがないので、ワイパがバタバタと左右に小刻みに反復動作するような現象を発生することもない。ワイパのモータＭが逆転作動を続けてワイパが停止位置に到達し、自動定位置停止機構ＡＳが接地電位側に切り換わると、モータＭへの給電が断たれるとともに、リレーＲＬ３のコイルへの給電も断たれて、リレーＲＬ３の可動接点が常閉接点側に切り換わり、直流電源ＢＡＴからリレーＲＬ３の常閉接点、リレーＲＬ１のコイル、抵抗Ｒ２を通ってトランジスタＴＲのベースに電流が流れて、トランジスタＴＲはＯＮ状態となり、リレーＲＬ５のコイルは通電状態となる。このとき、リレーＲＬ１は抵抗Ｒ２があるためにＯＮ状態にはならない。従って、自動定位置停止機構ＡＳが接地電位側に切り換わったときにモータＭは制動状態となり、ワイパは所定位置に停止する。
【００３８】
さらに、このしまい込み動作終了後には、再び、ワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２の入力を受けつけ、たとえばワイパのライズアップ動作において、ワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にすることによりリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルをともに通電状態にし、電流が、直流電源ＢＡＴの正極電圧端子から、制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ２の常開接点とこれに接触される可動接点、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲのモータＭ、過電流回路遮断器ＣＢを介し、さらに制御回路ＣＯＮＴＬのリレーＲＬ１の可動接点とこれが接触される常開接点を介して接地電位に流れることにより、図２の右側に示すようにモータＭを正転制御させることができる。なお、しまい込み動作の入力無効範囲を超えた時点では、ワイパスイッチＳＷ１〜ＳＷ３の入力に対応した動作を行う。
【００３９】
従って、本実施の形態１のワイパ制御回路によれば、ワイパモータＷ・ＭＯＴＯＲに接続される制御回路ＣＯＮＴＬの接続端子Ｄ，Ｇの両端に接続端子Ｇから接続端子Ｄへ順方向接続されたダイオードＤ１を介してリレーＲＬ３のコイルが接続され、かつこのリレーＲＬ３の可動接点が直流電源ＢＡＴの正極電圧端子が接続される接続端子Ｈ、常閉接点がリレーＲＬ１，ＲＬ２のコイルの正極接点にそれぞれ接続されることにより、モータＭの逆転制御によるワイパのしまい込み動作中はワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２の入力を受けつけないようにすることができるので、ワイパスイッチＳＷ１，ＳＷ２をＯＮ状態にしたり、ＯＮ状態とＯＦＦ状態とを繰り返すような操作をしても、ワイパが不具合動作することなく、ワイパのしまい込み動作を正常に継続させることができる。
【００４０】
よって、ワイパの不具合動作が防止できることにより、モータＭ、リンクなどの構成部品の耐久性を向上させ、さらに商品性も向上させることができるとともに、利用者にとっても、ワイパの操作において気になることなく、精神的な影響を受けることのないワイパの操作性を実現することができる。
【００４１】
（実施の形態２）
図３は本発明の実施の形態２であるワイパ制御回路を示す機能ブロック図、図４は本実施の形態２のワイパ制御回路によるワイパのしまい込み動作を示すフローチャートである。
【００４２】
本実施の形態２のワイパ制御回路は、前記実施の形態１と同様に自動車などのライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパのワイパ制御回路とされ、前記実施の形態１との相違点は、プロセッサによりワイパの動作を制御するようにした点であり、このプロセッサは、たとえばワイパのライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作のそれぞれの動作手順を示したプログラム制御により動作されるようになっている。
【００４３】
すなわち、本実施の形態２においては、たとえば図３に示すように、プログラム制御により動作するプロセッサＣＰＵと、このプロセッサＣＰＵの入力ポートＰ１に接続されるワイパスイッチＳＷと、入力ポートＰ２に接続されるワイパ位置検出手段ＳＮと、出力ポートＯ１と出力ポートＯ２との間に接続される正逆転駆動手段ＤＲと、この正逆転駆動手段ＤＲに接続されるモータＭとから構成されている。
【００４４】
次に、ワイパの制御動作について、特にしまい込み動作については図４のフローチャートに基づいて説明する。
【００４５】
(1).まず、ワイパスイッチＳＷをＯＮ状態にすると、プロセッサＣＰＵがワイパスイッチＳＷのＯＮ状態を認識して出力ポートＯ１から正逆転駆動手段ＤＲに正転信号を出力し、モータＭを正転してワイパのライズアップ動作を行う。
【００４６】
(2).このライズアップ動作後もモータＭは正転を続けて払拭動作を行い、ワイパが上反転位置に到達したことをワイパ位置検出手段ＳＮが検出すると、プロセッサＣＰＵは入力ポートＰ２で認識し、出力ポートＯ１からの正転信号の出力を停止してモータＭを発電制動した後、今度は出力ポートＯ２から正逆転駆動手段ＤＲに逆転信号を出力し、モータＭを逆転させてワイパの払拭動作を行う。
【００４７】
(3).さらに、モータＭが逆転して下反転位置に到達したことをワイパ位置検出手段ＳＮが検出すると、プロセッサＣＰＵが認識して、出力ポートＯ２からの逆転信号の出力を停止してモータＭを発電制動した後、また出力ポートＯ１から正逆転駆動手段ＤＲに正転信号を出力し、モータＭを正転してワイパの払拭動作を行い、以降(2) ，(3) の動作を繰り返す。
【００４８】
(4).続いて、ワイパスイッチＳＷをＯＦＦ状態にすると、プロセッサＣＰＵはそれを認識し、ワイパが上反転位置から下反転位置に向かう動作になったときに、図４に示すしまい込み動作に入る。
【００４９】
このしまい込み動作は、まず出力ポートＯ２から逆転信号を出力してモータＭを逆転させる（ステップ４０１）。そして、ステップ４０２において、ワイパスイッチＳＷの再度のＯＮ状態がなければ、ワイパが下反転位置を過ぎてしまい込みの停止位置に到達したかを判断し（ステップ４０３）、到達していなければステップ４０１からのモータＭの逆転動作を継続し、またワイパが停止位置に到達したらモータＭへの逆転出力を停止してしまい込み動作を終了する（ステップ４０４）。
【００５０】
(5).一方、ステップ４０２において、しまい込み動作中にワイパスイッチＳＷが再度、ＯＮ状態にされたことが認識され、さらにステップ４０５の結果においてワイパが停止位置になければ、ワイパスイッチＳＷのＯＮ状態を無視してステップ４０１からのモータＭの逆転動作を継続し、またワイパスイッチＳＷのＯＮ状態が認識され、ステップ４０５の結果においてワイパが停止位置であれば、再び(1) ，(2) ，(3) のワイパの払拭動作となる。
【００５１】
従って、本実施の形態２のワイパ制御回路によれば、プログラム制御に基づいて動作するプロセッサＣＰＵにより、しまい込み動作中にワイパスイッチＳＷが再度、ＯＮ状態にされたことが認識されても、ワイパが停止位置になければワイパスイッチＳＷのＯＮ状態を無視することができるので、前記実施の形態１と同様に、ワイパスイッチＳＷをＯＮ状態にしたり、ＯＮ状態とＯＦＦ状態とを繰り返すような操作をしても、ワイパが不具合動作することなく、ワイパのしまい込み動作を正常に継続させることができ、よってモータＭ、リンクなどの構成部品の耐久性を向上させ、さらに商品性も向上させることができるとともに、利用者にとっても、ワイパの操作において気になることなく、精神的な影響を受けることのないワイパの操作性を実現することができる。
【００５２】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【００５３】
以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその属する技術分野である自動車のライズアップ動作、払拭動作、しまい込み動作機能を有するウインドシールドワイパに用いられるワイパ制御回路に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、特にしまい込み動作機能が必要とされる他の車両などの窓ガラスなどを有するウインドシールドワイパなどについても広く適用可能である。
【００５４】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【００５５】
すなわち、本発明のよれば、ワイパをライズアップ動作、払拭動作させるときにはモータを正転制御し、ワイパをしまい込み動作させるときにはモータを逆転制御するワイパ制御回路において、モータの逆転制御によるワイパのしまい込み動作中は、ワイパスイッチの入力によるワイパの払拭動作を無効にするリレー手段を付加することで、このリレー手段によってワイパのしまい込み動作中はワイパスイッチの入力によるワイパの払拭動作を無効にすることができるので、ワイパのしまい込み動作中における不具合動作を防止することが可能となる。
【００５６】
特に、ワイパスイッチをＯＦＦ状態にした際にモータを逆転させてワイパをしまい込み動作するワイパ制御回路においては、ワイパのしまい込み動作中はワイパが所定停止位置に到達するまでワイパスイッチのＯＮ状態への操作による動作を禁止する手段を設けることで、ワイパのしまい込み動作中はワイパスイッチの入力を受けつけず、しまい込み動作終了後に入力を受けつけることで、ワイパの不具合動作が防止することが可能となる。
【００５７】
この結果、ワイパの不具合動作の防止によってモータ、リンクなどの構成部品の耐久性を向上させ、さらに商品性も向上させることができるとともに、利用者にとっても、ワイパの操作において気になることなく、精神的な影響を受けることのないワイパの操作性を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１であるワイパ制御回路を示す回路図である。
【図２】本発明の実施の形態１のワイパ制御回路によるワイパの動作を示すタイミングチャートである。
【図３】本発明の実施の形態２であるワイパ制御回路を示す機能ブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態２のワイパ制御回路によるワイパのしまい込み動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明において、基本的なワイパ制御回路によるワイパの動作を示すタイミングチャートである。
【図６】本発明において、基本的なワイパ制御回路によるワイパの不具合動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
ＲＬ１〜ＲＬ６リレー
ＴＲトランジスタ
Ｄ１，Ｄ２ダイオード
Ｒ１，Ｒ２抵抗
ＣＯＮＴＬ制御回路
Ｗ・ＭＯＴＯＲワイパモータ
ＳＷ１〜ＳＷ３ワイパスイッチ
ＢＡＴ直流電源
Ｍモータ
ＣＢ過電流回路遮断器
ＡＳ自動定位置停止機構
Ａ〜Ｉ、Ｌ，Ｓ接続端子
ＣＰＵプロセッサ
ＳＷワイパスイッチ
ＳＮワイパ位置検出手段
ＤＲ正逆転駆動手段
Ｐ１，Ｐ２入力ポート
Ｏ１，Ｏ２出力ポート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper control circuit, for example, a windshield wiper having functions of a rise-up operation, a wiping operation, and a stowage operation for an automobile, etc., and particularly a wiper suitable for improving a malfunctioning operation of a motor during the wiper stowage operation. The present invention relates to a technique effective when applied to a control circuit.
[0002]
[Prior art]
For example, as a technique studied by the present inventor, a windshield wiper such as an automobile generally employs a structure including a motor part that generates power, a link part that transmits power, and a wiper blade part that wipes windshield glass. In these wiper mechanisms, a motor is rotated by a DC power supply, and the rotation of the motor is used as a power source for driving the wiper via a link.
[0003]
As a technique related to such a windshield wiper, for example, an “intermittent operation device of a wiper with a stowage device” described in Japanese Patent Publication No. 49-39456 is cited. It is composed of a relay for control and a control device for varying the pause time of intermittent operation, and is used as a control circuit technology for a windshield wiper having a rise-up operation, a wiping operation, and a stowage operation function.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the windshield wiper control circuit technology having the above-described rise-up operation, wiping operation, and stowage operation function, for example, as shown in the timing chart of FIG. In addition, the retracting operation is performed by the reverse rotation control of the motor. In particular, this retracting operation is performed by wiping the wiper switch to the OFF position and then wiping up to the + B position by the automatic fixed position stop mechanism. This can be done by switching the motor from forward rotation to reverse rotation.
[0005]
In such a wiper control circuit technology, for example, as shown in FIG. 6, when the wiper switch is turned ON during the stowage operation due to the reverse rotation of the motor, the motor is switched to the normal rotation at that time, and the operation direction of the wiper is changed. When the operation is reversed and the wiper switch is repeatedly turned on and off repeatedly, the forward and reverse rotations of the motor are repeated, and a phenomenon occurs in which the wiper repeatedly moves from side to side in small increments.
[0006]
Due to the malfunction of the wiper as described above, (1) direct effects caused by the wiper, such as adversely affecting the durability of components such as motors and links, and (2) reducing the merchantability, Even for users of products using such a wiper, indirect influences such as mentally worried about the operation of the wiper switch may occur.
[0007]
Accordingly, an object of the present invention is to prevent a malfunctioning operation during a wiper retracting operation, particularly in a windshield wiper having a rise-up operation, a wiping operation, and a retracting operation function, and improve the durability of the component parts and the merchantability. It is an object of the present invention to provide a wiper control circuit that can improve operability of the wiper and realize operability of the wiper that is not mentally affected by the user.
[0008]
The above and other objects and novel features of the present invention will be apparent from the description of this specification and the accompanying drawings.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Of the inventions disclosed in this application, the outline of typical ones will be briefly described as follows.
[0010]
That is, the wiper control circuit of the present invention turns on the wiper switch when the wiper is raised and wiped, sets the relay means in the first control state, controls the motor in the normal direction, and retracts the wiper. Sometimes applied to a control circuit that controls the motor in reverse by setting the wiper switch in the OFF state and the relay means in the second control state. A relay means for invalidating the wiper wiping operation is added. With this added relay means, the wiper wiping operation by the input of the wiper switch can be invalidated during the wiper stowing operation.
[0011]
In particular, when the wiper switch is turned off, the motor is reversely rotated. When the wiper is retracted due to the reverse rotation of the motor, operation by turning the wiper switch on is prohibited until the wiper reaches a predetermined stop position. By providing a means to prevent the wiper switch from receiving input during the wiper retracting operation and receiving the input after the retracting operation is completed, the malfunction of the wiper can be prevented, and durability of components such as motors and links can be prevented. The productability can be improved. In addition, the operability of the wiper can be realized for the user without worrying about the operation of the wiper and without being affected mentally.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0013]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a circuit diagram showing a wiper control circuit according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a timing chart showing the operation of the wiper by the wiper control circuit according to the first embodiment.
[0014]
First, the configuration of the wiper control circuit according to the first embodiment will be described with reference to FIG.
[0015]
The wiper control circuit according to the first embodiment is a windshield wiper wiper control circuit having functions of, for example, a rise-up operation, a wiping operation, and a stowage operation for an automobile. Relays RL1 to RL6 for switching current paths, switching A control circuit CONTL composed of an NPN transistor TR for control, diodes D1 and D2 for rectification, resistors R1 and R2 for current control, and a wiper motor W connected to connection terminals D to G of the control circuit CONTL MOTOR, drive switches SW1 to SW3 connected to the connection terminals A to C, an intermittent timer circuit T for intermittently operating the wiper at a predetermined time period, and a DC power source BAT connected to the connection terminals H and I It is composed of Note that back electromotive force absorbing diodes are connected to both ends of the coils of all the relays RL1 to RL6 in the control circuit CONTL.
[0016]
In the control circuit CONTL, the connection terminal H to which the positive voltage terminal of the DC power source BAT is connected includes a normally open contact of the relay RL2, a movable contact of the relay RL3, a positive contact of the coils of the relays RL5 and RL6, and the wiper motor W · MOTOR. Connection terminals E connected to the connection terminals B are connected to each other. The connection terminal A to which the movable contact of the wiper switch SW1 is connected is connected to the negative contact of the coil of the relay RL1 and the base of the transistor TR via the resistor R2. Further, the negative terminal of the coil of the relay RL2, the negative terminal of the coil of the relay RL6, and the normally open contact are connected to the connection terminal B to which the movable contact of the wiper switch SW2 is connected. Further, the intermittent timer circuit T is connected to the connection terminal C to which the movable contact of the wiper switch SW3 is connected, and the negative contact of the coil of the relay RL4 is connected to the connection terminal C via the intermittent timer circuit T. Yes.
[0017]
In this control circuit CONTL, the connection terminal D to which the connection terminal L of the wiper motor W / MOTOR is connected has a movable contact of the relay RL2 and a negative contact of the coil of the relay RL3 via the diode D1 connected in the reverse direction. Each is connected. The movable contact of the relay RL1 and the positive contact of the coil of the relay RL3 are connected to the connection terminal G to which the connection terminal E of the wiper motor W · MOTOR is connected. The connection terminal E to which the connection terminal B of the wiper motor W / MOTOR is connected includes a normally open contact of the relay RL2, a movable contact of the relay RL3, a positive contact of the coils of the relays RL5 and RL6, and a positive voltage terminal of the DC power supply BAT. Connection terminals H connected to are respectively connected. Further, the connection terminal F to which the connection terminal S of the wiper motor W · MOTOR is connected is connected to the normally closed contact of the relay RL4 and the movable contact of the relay RL6 via the diode D2 connected in the reverse direction.
[0018]
In the relay RL1, the positive contact of the coil is connected to the positive contact of the coils of the relays RL2 and RL4 and the normally closed contact of the relay RL3, and the negative contact of the coil is connected to the base of the transistor TR and the wiper switch SW1 via the resistor R2. When the wiper switch SW1 is in the ON state and the coil of the relay RL3 is in the non-energized state, that is, during the forward rotation control of the motor M, each is connected to the connection terminal A. The movable contact of the relay RL1 is the positive contact of the coil of the relay RL3, the connection terminal G to which the connection terminal E of the wiper motor W / MOTOR is connected, the normally closed contact is the movable contact of the relay RL4, and the normally open contact is the ground potential. Are connected to each.
[0019]
In the relay RL2, the positive contact of the coil is connected to the positive contact of the coils of the relays RL1 and RL4 and the normally closed contact of the relay RL3, the negative contact of the coil is connected to the negative contact and the normally open contact of the coil of the relay RL6, and the wiper switch SW2. Are connected to the connection terminals B to be connected to each other, and the wiper switch SW2 is in the ON state and the coil of the relay RL3 is in the non-energized state, that is, in the forward rotation control of the motor M. The movable contact of the relay RL2 is connected to the connection terminal D to which the connection terminal L of the wiper motor W / MOTOR is connected, the normally closed contact is the movable contact of the relay RL5, the normally open contact is the movable contact of the relay RL3, and the relays RL5, RL6 Are connected to a connection terminal H to which the positive electrode contact of the coil, a positive voltage terminal of the DC power source BAT is connected, and a connection terminal E to which the connection terminal B of the wiper motor W • MOTOR is connected.
[0020]
In the relay RL3, the positive contact of the coil is connected to the movable contact of the relay RL1, and the connection terminal G to which the connection terminal E of the wiper motor W / MOTOR is connected, and the negative contact of the coil is connected through the diode D1 connected in the forward direction. The movable contact of the relay RL2 and the connection terminal D to which the connection terminal L of the wiper motor W / MOTOR is connected are respectively connected, and the motor M is energized during reverse rotation control. Further, the movable contact of the relay RL3 is connected to the positive contact of the coils of the relays RL5 and RL6, the connection terminal H to which the positive voltage terminal of the DC power supply BAT is connected, and the connection terminal E to which the connection terminal B of the wiper motor W / MOTOR is connected. Connection terminal to which the normally closed contact is connected to the positive contact of the coils of the relays RL1, RL2 and RL4, the base of the transistor whose normally open contact is grounded via the resistor R1, and the wiper switch SW1 is connected to the resistor R1 and R2. Each is connected to A.
[0021]
In the relay RL4, the positive contact of the coil is connected to the positive contact of the coils of the relays RL1 and RL2, and the normally closed contact of the relay RL3, and the negative contact of the coil is connected to the wiper switch SW3 via the intermittent timer circuit T. When the wiper switch SW3 is ON, the intermittent timer circuit T is ON, and the coil of the relay RL3 is not energized, that is, when the motor M is intermittently forward controlled It becomes. Further, the movable contact of the relay RL4 is connected to the normally closed contact of the relay RL1, the movable contact of the relay RL6, and the connection terminal S of the wiper motor W / MOTOR via the diode D2 in which the normally closed contact is connected in the reverse direction. The normally open contacts are respectively connected to the ground potential.
[0022]
In the relay RL5, the positive contact of the coil is the normally open contact of the relay RL2, the movable contact of the relay RL3, the positive contact of the coil of the relay RL6, the connection terminal H to which the positive voltage terminal of the DC power supply BAT is connected, and the wiper motor W / MOTOR. Connected to the connection terminal E to which the connection terminal B is connected, respectively, the negative electrode contact of the coil is grounded at the emitter, and the base is connected to the collector of the transistor TR connected to the connection terminal A to which the wiper switch SW1 is connected via the resistor R2. Thus, when the wiper switch SW2 is in the OFF state, that is, during the reverse rotation control of the motor M, the energization state is established. The movable contact of the relay RL5 is connected to the normally closed contact of the relay RL2, the normally open contact is connected to the ground potential, and the normally closed contact is open.
[0023]
In the relay RL6, the positive contact of the coil is the normally open contact of the relay RL2, the movable contact of the relay RL3, the positive contact of the coil of the relay RL5, the connection terminal H to which the positive voltage terminal of the DC power supply BAT is connected, the wiper motor W / MOTOR The connection terminal B is connected to the connection terminal E to be connected, and the negative contact of the coil is connected to the negative contact of the coil of the relay RL2, the normally open contact of the relay RL6, and the connection terminal B to which the wiper switch SW2 is connected. When the wiper switch SW2 is in the ON state, that is, during the forward rotation control of the motor M, the energization state is established. The movable contact of the relay RL6 is connected to the normally closed contact of the relay RL4 via the diode D2 connected in the forward direction, the connection terminal F to which the connection terminal S of the wiper motor W / MOTOR is connected, and the normally open contact is the coil of the relay RL2. Are connected to the connection terminal B to which the wiper switch SW2 is connected, and the normally closed contact is in an open state.
[0024]
The transistor TR has a collector connected to the negative contact of the coil of the relay RL5, a base connected to the normally open contact of the relay RL3 via the resistor R1, a negative contact of the coil of the relay RL1 via the resistor R2, and a wiper switch SW1 via the resistor R2. Are connected to the ground potential.
[0025]
The wiper motor W / MOTOR always stops after the wiper is brought to the lower end of the glass when the motor M, the overcurrent circuit breaker CB connected in series to the motor M, and the wiper switches SW1 to SW3 are turned off. It consists of an automatic fixed position stop mechanism AS, connected from the motor M to the connection terminal L, from the overcurrent circuit breaker CB to the connection terminal E, and from the automatic fixed position stop mechanism AS to the connection terminals B and S, respectively. The control circuit CONTL is connected to connection terminals D to G via L, E, B, and S, respectively.
[0026]
In the wiper motor W / MOTOR, the automatic fixed position stop mechanism AS is incorporated in, for example, a gear case that decelerates the rotation of the motor M, and a conductive cam plate is attached to the drive gear. It contacts and is connected to a control circuit CONTL including an electric circuit for automatic fixed position stop. In addition, the cam plate has a notch part, and when one of the two contacts contacts the notch part, the electric circuit is opened and the motor M is stopped. The crank arm and link of the motor M are connected so that the wiper is at the lower end of the glass.
[0027]
The wiper switches SW1 to SW3 control the wiper motor W / MOTOR via the control circuit CONTL by turning them on or off. When the wiper is to be raised or wiped, the wiper switches SW1 and SW2 are turned on. The motor M is controlled to rotate forward by turning it on. When the wiper is stowed and operated, the motor M is controlled to rotate backward by turning the wiper switches SW1 and SW2 to the OFF state. The wiper switch SW3 is turned on when the wiper is intermittently operated, and the intermittent timer circuit T periodically repeats the ON state and the OFF state at a predetermined time. During the intermittent operation of the wiper, the wiper switch SW2 is in the ON state.
[0028]
For example, a 12V battery is used as the DC power supply BAT, and drive voltage characteristic specifications of the relays RL1 to RL6 in the control circuit CONTL, the motor M in the wiper motor W / MOTOR, etc., corresponding to the 12V DC voltage, etc. Is unified to 12V.
[0029]
Next, regarding the operation of the first embodiment, the wiper control operation will be described based on the circuit diagram of FIG. 1 and the timing chart of the wiper operation of FIG.
[0030]
First, in the wiper stop state, all wiper switches SW1 to SW3 are in an OFF state. From this state, for example, when the wiper switches SW1 and SW2 are turned on, the wiper can be raised and further wiped, and the wiper switch SW2 is turned on and the wiper switch SW3 is turned on and intermittently. If the timer circuit T periodically repeats the ON state and the OFF state, the wiping operation can be intermittently performed. Further, when all the wiper switches SW1 to SW3 in the ON state are turned off from the wiping operation, for example, the wiper can be stowed in and operated.
[0031]
For example, in the wiper wiping operation, the coils of the relays RL1 and RL2 are both energized by the ON state of the wiper switches SW1 and SW2, and the current is constantly supplied from the positive voltage terminal of the DC power supply BAT to the relay RL2 of the control circuit CONTL. Grounded via an open contact and a movable contact that contacts this, via the motor M of the wiper motor W / MOTOR, the overcurrent circuit breaker CB, and further via a normally open contact that contacts the movable contact of the relay RL1 of the control circuit CONTL Flows to potential. Thereby, the motor M can be controlled to rotate forward as shown on the left side of FIG.
[0032]
In addition to the normal operation as described above, the wiper wiping operation can be intermittently performed at a predetermined time period. In this intermittent wiping operation, the coil of the relay RL2 is turned on by the ON state of the wiper switch SW2. When the wiper switch SW3 is turned on and the intermittent timer circuit T is turned on and off periodically, the coil of the relay RL4 is periodically turned on and off, and the coil of the relay RL4 is turned on. In the energized state, the current flows from the positive voltage terminal of the DC power source BAT to the normally open contact of the relay RL2 of the control circuit CONTL and the movable contact to be in contact with it, the motor M of the wiper motor W / MOTOR, and the overcurrent circuit interruption. Further, a normally closed contact and a relay that are in contact with the movable contact of the relay RL1 of the control circuit CONTL via the device CB L4 via the movable contact and the normally open contact which is contacted in flows to the ground potential. Thereby, the motor M can be intermittently controlled to rotate forward. When the automatic fixed position stop mechanism AS is switched to the ground potential side and the intermittent timer circuit T is switched to the OFF state, the movable contact of the relay RL4 is switched to the normally closed contact, and the drive current of the motor M is automatically fixed. The flow continues to the ground potential side of the stop mechanism AS. When the wiper returns to the predetermined position and the automatic fixed position stop mechanism AS switches to the power supply potential side, the motor M stops, and then the wiper stops until the intermittent timer circuit T is turned on again.
[0033]
Further, in the wiper stowing operation, when all the wiper switches SW1 to SW3 are turned off, the relay contacts the movable contact of the relay RL6 through the normally open contact and the current flows to the ground potential side of the automatic fixed position stop mechanism AS. When the movable contact of RL2 keeps the contact with the normally open contact, the motor M keeps the normal rotation state, and when the wiper returns to a predetermined position and the automatic fixed position stop mechanism AS switches to the power supply potential side, the relay RL6 and the relay Since the movable contact of RL2 is in contact with the normally closed contact, the current is automatically determined from the positive voltage terminal of the DC power source BAT through the connection terminal E of the control circuit CONTL as shown by the solid arrow in FIG. Position stop mechanism AS, normally closed contact of relay RL4 of control circuit CONTL and movable contact in contact with it, normally closed contact of relay RL1 and Via the movable contact to be touched, the overcurrent circuit breaker CB of the wiper motor W / MOTOR, the movable contact of the relay RL2 of the motor M and the control circuit CONTL and the normally closed contact of the contact, and the movable contact of the relay RL5 are in contact with each other Flows to the ground potential via the normally open contact. At this time, since the movable contact of the relay RL3 comes into contact with the normally open contact, current flows to the base of the transistor TR through the normally open contact of the relay RL3, and the movable contact of the relay RL5 contacts the normally open contact by the ON state of the transistor TR. To do. Thereby, the motor M can be reversely controlled as shown in the center of FIG.
[0034]
During the wiper stowing operation, for example, conventionally, when the user turns on the wiper switches SW1 and SW2, the motor M is switched to the normal rotation at that time, the operation direction of the wiper is reversed, and the wiper switch When the operation of repeating the ON and OFF states of SW1 and SW2 is repeated, the forward and reverse rotations of the motor M are repeated, and a phenomenon occurs in which the wiper repeatedly operates in the right and left directions.
[0035]
However, in the first embodiment, the connection terminals D and G of the control circuit CONTL, which are connected to the connection terminals L and E to which the motor M and the overcurrent circuit breaker CB that constitute the wiper motor W · MOTOR are connected. Is connected to the coil of the relay RL3 via a diode D1 forward-connected from the connection terminal G to the connection terminal D at both ends, and the movable contact of the relay RL3 is connected to the positive voltage terminal of the DC power supply BAT. H, the normally closed contact is connected to the positive contact of the coils of the relays RL1 and RL2, respectively, and the normally open contact is connected to the base of the transistor TR via the resistor R1, so that the movable contact of the relay RL5 during reverse rotation of the motor M While maintaining the contact state with the normally open contact, it is possible to prevent a malfunctioning operation during the stowage operation.
[0036]
That is, during the wiper stowing operation by the reverse rotation control of the motor M, the connection terminal D of the control circuit CONTL is connected from the connection terminal G of the control circuit CONTL via the overcurrent circuit breaker CB of the wiper motor W / MOTOR and the motor M. When the current flows through the relay RL3, the coil of the relay RL3 is energized, whereby the movable contact of the relay RL3 is brought into contact with the normally open contact, and the coils of the relays RL1 and RL2 connected to the normally closed contact of the relay RL3 are turned off. Since the energized state can be maintained, the input of the wiper switches SW1 and SW2 can be prevented from being received in the input invalid range shown in the center of FIG.
[0037]
As a result, even if the wiper switches SW1 and SW2 are turned on during the wiper stowing operation, the coils of the relays RL1 and RL2 remain in a non-energized state, so that the motor M does not switch forward and the wiper is lost. Even if the wiper switches SW1 and SW2 are repeatedly turned on and off, the motor M will not repeat forward and reverse rotations. In such a case, the phenomenon of repetitive operation does not occur. When the wiper motor M continues to rotate in the reverse direction and the wiper reaches the stop position, and the automatic fixed position stop mechanism AS switches to the ground potential side, the power supply to the motor M is cut off and the coil of the relay RL3 is turned off. When the power supply is cut off, the movable contact of the relay RL3 is switched to the normally closed contact side, and a current flows from the DC power source BAT to the base of the transistor TR through the normally closed contact of the relay RL3, the coil of the relay RL1, and the resistor R2. The transistor TR is turned on, and the coil of the relay RL5 is energized. At this time, the relay RL1 is not turned on because of the resistor R2. Accordingly, when the automatic fixed position stop mechanism AS is switched to the ground potential side, the motor M enters a braking state, and the wiper stops at a predetermined position.
[0038]
Further, after the stowage operation is completed, the input of the wiper switches SW1 and SW2 is received again. For example, in the wiper rise-up operation, the wiper switches SW1 and SW2 are turned on to turn on the coils of the relays RL1 and RL2. The energized state, the current from the positive voltage terminal of the DC power supply BAT, the normally open contact of the relay RL2 of the control circuit CONTL and the movable contact to be contacted, the motor M of the wiper motor W / MOTOR, the overcurrent circuit breaker CB Further, the motor M can be controlled to rotate forward as shown on the right side of FIG. 2 by flowing to the ground potential through the movable contact of the relay RL1 of the control circuit CONTL and the normally open contact with which the contact is made. Note that, when the input invalid range of the stowage operation is exceeded, an operation corresponding to the input of the wiper switches SW1 to SW3 is performed.
[0039]
Therefore, according to the wiper control circuit of the first embodiment, the diode D1 forward-connected from the connection terminal G to the connection terminal D at both ends of the connection terminals D and G of the control circuit CONTL connected to the wiper motor W · MOTOR. Is connected to the coil of relay RL3, the movable contact of relay RL3 is connected to the connection terminal H to which the positive voltage terminal of DC power supply BAT is connected, and the normally closed contact is connected to the positive electrode contact of the coils of relays RL1 and RL2. By doing so, it is possible to prevent the wiper switches SW1 and SW2 from receiving the input during the wiper retracting operation by the reverse rotation control of the motor M, so that the wiper switches SW1 and SW2 can be turned on, Even if the operation to repeat the OFF state is repeated, the wiper will move in without causing the wiper to malfunction. It is possible to continue normally a.
[0040]
Therefore, the malfunction of the wiper can be prevented, thereby improving the durability of the components such as the motor M and the link, and further improving the merchantability. Also, the user is concerned about the wiper operation. In addition, it is possible to realize the wiper operability without mental influence.
[0041]
(Embodiment 2)
FIG. 3 is a functional block diagram showing a wiper control circuit according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a flowchart showing a wiper stowing operation by the wiper control circuit according to the second embodiment.
[0042]
The wiper control circuit of the second embodiment is a windshield wiper wiper control circuit having functions of a rise-up operation, a wiping operation, and a stowage operation for an automobile as in the first embodiment. The difference is that the operation of the wiper is controlled by the processor, and this processor is operated by program control showing the operation procedure of the wiper rise-up operation, the wiping operation, and the stowage operation, for example. It has come to be.
[0043]
That is, in the second embodiment, for example, as shown in FIG. 3, the processor CPU that operates by program control, the wiper switch SW connected to the input port P1 of the processor CPU, and the input port P2 are connected. The wiper position detection means SN, forward / reverse drive means DR connected between the output port O1 and the output port O2, and a motor M connected to the forward / reverse drive means DR.
[0044]
Next, the wiper control operation, particularly the stowage operation, will be described based on the flowchart of FIG.
[0045]
(1) First, when the wiper switch SW is turned on, the processor CPU recognizes the ON state of the wiper switch SW, outputs a forward rotation signal from the output port O1 to the forward / reverse driving means DR, and rotates the motor M forward. Then, the wiper rise-up operation is performed.
[0046]
(2). After this rise-up operation, the motor M continues to rotate forward and performs the wiping operation. When the wiper position detecting means SN detects that the wiper has reached the upper reverse position, the processor CPU recognizes at the input port P2. Then, after stopping the output of the forward rotation signal from the output port O1 and generating and braking the motor M, this time, the reverse rotation signal is output from the output port O2 to the forward / reverse driving means DR, and the motor M is reversely rotated to Perform wiping operation.
[0047]
(3) Further, when the wiper position detecting means SN detects that the motor M has rotated backward and reached the lower reverse position, the processor CPU recognizes it and stops outputting the reverse rotation signal from the output port O2. After M is braked by power generation, a forward rotation signal is output from the output port O1 to the forward / reverse driving means DR, and the motor M is rotated forward to perform the wiper wiping operation. Thereafter, the operations (2) and (3) repeat.
[0048]
(4) Subsequently, when the wiper switch SW is turned OFF, the processor CPU recognizes this, and when the wiper moves from the upper reverse position to the lower reverse position, the stowage operation shown in FIG. enter.
[0049]
In this stowage operation, first, a reverse rotation signal is output from the output port O2 to reverse the motor M (step 401). In step 402, if the wiper switch SW is not turned on again, it is determined whether the wiper has passed the lower reversal position and has reached the stop position (step 403). The reverse operation of the motor M is continued, and when the wiper reaches the stop position, the reverse output to the motor M is stopped and the operation is terminated (step 404).
[0050]
(5) On the other hand, if it is recognized in step 402 that the wiper switch SW is turned on again during the stowage operation, and if the wiper is not in the stop position as a result of step 405, the wiper switch SW is turned on. If the state is ignored and the reverse rotation operation of the motor M from step 401 is continued, and the ON state of the wiper switch SW is recognized, and the wiper is in the stop position as a result of step 405, again (1), (2) (3) Wiper wipe operation.
[0051]
Therefore, according to the wiper control circuit of the second embodiment, even if it is recognized by the processor CPU that operates based on program control that the wiper switch SW is turned on again during the stowage operation, Since the ON state of the wiper switch SW can be ignored if is not at the stop position, an operation that turns the wiper switch SW ON or repeats the ON state and the OFF state as in the first embodiment. Even if the wiper does not malfunction, the wiper retracting operation can be continued normally, thereby improving the durability of the components such as the motor M and the link, and further improving the merchantability. Wiper operation that can be performed and is not bothered by the user and is not mentally affected. It can be realized.
[0052]
As mentioned above, the invention made by the present inventor has been specifically described based on the embodiments of the invention. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. Needless to say, there is.
[0053]
In the above description, the case where the invention made mainly by the present inventor is applied to a wiper control circuit used for a windshield wiper having a function of raising, wiping and stowing an automobile, which are technical fields to which the invention belongs, is described. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can be widely applied to a windshield wiper having a window glass of other vehicles or the like particularly requiring a stowage operation function.
[0054]
【The invention's effect】
Of the inventions disclosed in the present application, effects obtained by typical ones will be briefly described as follows.
[0055]
That is, according to the present invention, the wiper control circuit that controls the forward rotation of the motor when the wiper performs the rise-up operation and the wiping operation, and the reverse rotation control of the motor when the wiper is retracted, causes the wiper to be lost due to the reverse rotation control of the motor. During the swaging operation, a relay means for invalidating the wiper wiping operation by the wiper switch input is added. By this relay means, the wiper wiping operation by the wiper switch input is invalidated during the wiper swaging operation. Therefore, it is possible to prevent a malfunctioning operation during the wiper stowing operation.
[0056]
In particular, in a wiper control circuit that retracts the wiper by reversing the motor when the wiper switch is in the OFF state, the wiper switch remains in the ON state until the wiper reaches a predetermined stop position during the wiper retracting operation. By providing a means to prohibit the operation due to the operation of the wiper, it is possible to prevent the wiper from malfunctioning by accepting the input of the wiper switch without receiving the wiper switch input during the wiper stowing operation Become.
[0057]
As a result, it is possible to improve the durability of components such as motors and links by preventing defective operation of the wiper, and further improve the merchantability, and also for the user without worrying about the operation of the wiper, It becomes possible to realize the operability of the wiper without mental influence.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram showing a wiper control circuit according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a timing chart showing the operation of the wiper by the wiper control circuit according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a functional block diagram showing a wiper control circuit according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a wiper stowing operation by a wiper control circuit according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a timing chart showing the operation of the wiper by the basic wiper control circuit in the present invention.
FIG. 6 is a timing chart showing a defective operation of a wiper by a basic wiper control circuit in the present invention.
[Explanation of symbols]
RL1-RL6 relay
TR transistor
D1, D2 diode
R1, R2 resistance
CONTL control circuit
W / MOTOR wiper motor
SW1-SW3 Wiper switch
BAT DC power supply
M motor
CB overcurrent circuit breaker
AS automatic fixed position stop mechanism
A to I, L, S connection terminals
CPU processor
SW wiper switch
SN wiper position detection means
DR Forward / reverse drive means
P1, P2 input port
O1, O2 output port

Claims

A wiper motor that can selectively rotate forward or reverse and has an automatic fixed position stop mechanism;
Driven by the wiper motor, when the wiper motor rotates forward, it moves between a lower reverse position and an upper reverse position. When the wiper motor reverses, it moves from the lower reverse position to the upper reverse position, and further moves to the stowed position. With wiper,
A first relay having a movable contact connected to one terminal of the wiper motor, a normally open contact grounded, and a normally closed contact connected to the automatic home position stop mechanism;
A second relay having a movable contact connected to the other terminal of the wiper motor, a normally open contact connected to a power source, and a normally closed contact grounded;
Connected to the relay coil of the first relay and the relay coil of the second relay, and when turned on, the relay coil of the first relay and the relay coil of the second relay are energized, and the wiper motor A forward wiper switch,
The automatic fixed position stop mechanism is grounded when the wiper motor rotates forward and the wiper moves away from the lower reverse position, and is connected to a power source when the wiper reaches the lower reverse position, and the wiper reaches the lower reverse position. When the automatic fixed position stop mechanism is connected to a power source, the wiper motor is reversely rotated to move the wiper to the upper reverse position, and further to the stowed position,
Third and relays coils of which are connected in parallel to the wiper motor, the first normally open contact and is connected to the relay coil and the second relay of the relay coil of the relay, the movable contact connected to a power source A third relay comprising a switch contact having
When prior Symbol wiper motor is reversed, the third relay coil of the relay is energized to open the switch contacts of the third relay, said first relay of the relay coil and the relay of the second relay A wiper control circuit comprising prohibiting means for prohibiting energization of a coil.

A wiper motor that can selectively rotate forward or reverse and has an automatic fixed position stop mechanism;
A wiper that is driven by the wiper motor and moves between a lower reverse position and an upper reverse position when the wiper motor rotates in the forward direction, and moves from a lower reverse position to an upper reverse position when the wiper motor reverses, and further moves to a stowed position. When,
A first relay having a movable contact connected to one terminal of the wiper motor, a normally open contact grounded, and a normally closed contact connected to the automatic home position stop mechanism;
A second relay having a movable contact connected to the other terminal of the wiper motor, a normally open contact connected to a power source, and a normally closed contact grounded;
Connected to the relay coil of the first relay and the relay coil of the second relay, and when turned on, the relay coil of the first relay and the relay coil of the second relay are energized, and the wiper motor A wiper switch for normal rotation, and
When the wiper motor rotates forward and the wiper moves away from the lower reverse position, it is grounded. When the wiper reaches the lower reverse position, it is connected to the power source. When the wiper motor reverses and the wiper reaches the retracted position, it is grounded. The automatic fixed position stop mechanism;
A third relay coil connected in parallel to the wiper motor, the first normally open contact and is connected to the relay coil and the second relay of the relay coil of the relay, the movable contact connected to a power source A third relay comprising a third switch contact having ;
A fourth relay coil connected in series to the wiper switch and a power source; a normally open contact connected to the wiper switch; and a fourth switch contact having a movable contact connected to the automatic home position stop mechanism; A fourth relay configured by:
When the switch contacts before Symbol wiper switch current to the fourth relay of the relay coil and turned on is supplied to the fourth relay is turned on, the automatic fixed-position stop mechanism is grounded When the wiper switch is turned off, the energized state of the relay coil of the fourth relay is maintained via the switch contact of the fourth relay, and the relay coil of the second relay is maintained in the energized state; Self-holding means for maintaining the wiper motor in a normal rotation until the wiper reaches a lower reverse position;
With
When the wiper reaches the lower reverse position and the automatic fixed position stop mechanism is connected to the power source, the wiper motor rotates in the reverse direction to move the wiper to the upper reverse position, and further drives to the stowed position. ,
When prior Symbol wiper motor is reversed, the third relay coil of the relay is energized to open the switch contacts of the third relay, said first relay of the relay coil and the relay of the second relay A wiper control circuit comprising: a prohibiting unit that prohibits the coil from being energized.