JP3848482B2 - 眼科手術用スリーブ及びこれを備える眼科手術装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術用ハンドピースの先端に取り付けられた眼内挿入用のチップを被覆する眼科手術用スリーブ及びこれを備える眼科手術装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の白内障手術では、水晶体嚢を残して白濁した水晶体核を除去し、代わりにPMMA(ポリメチルメタクリレート)等の生体適合材料で形成された眼内レンズを挿入していた。近年では、これらの眼内レンズの代わりに、シリコン、コラーゲン、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)、PVA(ポリビニルアルコール)等のゲル状注入物質を水晶体嚢に充填することで、患者眼の調節機能の復元を図るレンズ・リフィリング(LENS REFILLING)という白内障手術手法が試みられている。
【0003】
白内障手術の水晶体核除去は、先端部に破砕用チップを備える手術用ハンドピースを眼球に施した切開創から挿入し、破砕用チップに超音波振動を与えて破砕乳化した水晶体核を、破砕用チップ先端の吸引孔から体外に吸引排出することにより行う。破砕乳化の際には、灌流ビンからの灌流液を眼内に供給するために、破砕用チップの外径より大きな径の内壁を持ち、シリコン樹脂等の柔軟で変形しやすい可撓性軟性体で形成されたスリーブを、破砕用チップに被覆させてハンドピースに取り付ける。スリーブは灌流液の導入管としての役割を備え、灌流ビンから灌流チューブを介してハンドピース内に導かれた灌流液は、破砕用チップとスリーブの間に確保された隙間を通り、先端付近に設けられた流出孔から眼内に供給される。
【0004】
眼内レンズ挿入による白内障手術の場合には、水晶体前嚢部に直径6mm程度の開口を設け、この開口部からスリーブが被覆された破砕用チップを挿入して水晶体核を乳化吸引した後、眼内レンズを水晶体嚢内に挿入する。このとき、スリーブ先端の流出孔から供給される灌流液は水晶体嚢内だけでなく、前房にも開口部を介して供給される。
【0005】
レンズ・リフィリングによる水晶体嚢充填では、注入物質の漏出を防止するために、水晶体前嚢部には直径1mm程度までの小さな円形開口(CCC:Continuous Curvilinear Capsulorhexis又は Continuous Circular Capsulorhexis)を設け、この開口部から破砕用チップを嚢内に挿入して水晶体核の除去を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように眼内レンズ挿入の場合も、レンズ・リフィリングの場合も、水晶体核の乳化吸引のためには、ハンドピースに取り付けられた破砕チップ及びスリーブを水晶体嚢内に挿入して手術を行う。しかし、レンズ・リフィリングではCCCが直径約1mm程度と小さいため、そのCCCがスリーブ外縁で塞がれてしまい、スリーブ先端の流出孔から供給される灌流液は水晶体嚢内のみに限定され、前房側には供給され難い。このため眼球に設けられた切開創から流出する房水を補う灌流液が補充されず、前房が潰れる前房虚脱が生じる可能性がある。
【0007】
また、従来のスリーブ直径では小切開のCCCから水晶体嚢内にスリーブを挿入すること事体が困難なことがあった。嚢内にスリーブが挿入できないまま手術を行うと、水晶体嚢内では吸引のみが行われることになり、水晶体嚢が潰れる水晶体嚢虚脱が生じる可能性がある。スリーブ直径に合わせたCCCを形成すると、水晶体核除去後に嚢内に充填した注入物質が漏出する可能性が高くなり、大きな封入用栓を用いて漏出を防止した場合には、水晶体の有効光学領域が減少する。
【0008】
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、レンズ・リフィリングのように水晶体前嚢部に施す開口が小径であっても、前房虚脱や水晶体嚢虚脱を防止して適切に手術が行える眼科手術用スリーブ及びこれを備える眼科手術装置を提供することを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0010】
(1) 手術用ハンドピースの先端に取り付けられた眼内挿入用のチップを被覆する眼科手術用スリーブにおいて、前記手術用ハンドピースを介して導かれる灌流液を眼内に供給するための流出孔を、先端からの距離が異なる位置に複数個設け、該複数個からなる流出孔は、先端側に形成され水晶体嚢内に挿入される流出孔と、後方側に形成され前房内に残る流出孔と、を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関して白内障手術に使用する超音波白内障手術装置を一実施形態として挙げ、図面に基づいて説明する。図1は実施形態である超音波白内障手術装置の概略構成図、図2は超音波破砕用ハンドピース(USハンドピース)の要部概略図である。
【0018】
図1において、1は灌流液が満たされた灌流ビンであり、灌流ポール2に吊り下げられて使用される。灌流ポール2は入力部11で設定されるポール高さに従って上下駆動装置12によって上下動される。灌流ビン1は、灌流ポール2の上下動によりその高さが変更され、灌流圧が調節される。
【0019】
灌流ビン1からの灌流液は灌流チューブ3を通過し、術者に把持される手術用ハンドピースを介して患者眼Eに灌注される。灌流チューブ3の途中には制御弁4が設けられており、制御弁4の開閉により灌流液の流出制御が行われる。なお、手術用ハンドピースは手術の進行に伴って種々のものに取り換えるが、本実施形態では水晶体核を破砕乳化するためのUSハンドピースについて説明する。
【0020】
ハンドピース5は、図2に示すように、その内部に超音波振動を発生する振動子20を持ち、振動子20は電力ケーブル13を介して供給されるエネルギーにより駆動される。振動子20によって発生した超音波振動を増幅するホーン21は、振動子20とボルト、ナット等により一体的に固定されており、その先端には破砕用チップ26がネジ止め固定される。
【0021】
破砕用チップ26に設けられた吸引通路はホーン21及び振動子20等に形成された吸引通路22と連通しており、吸引通路22の後端は吸引チューブ6に接続される。吸引チューブ6には吸引ポンプ7により吸引圧が付与され、破砕乳化された水晶体核は灌流液と共に廃液袋8に吸引排出される。
【0022】
破砕用チップ26には灌流液を眼球内に供給するためのスリーブ23が被覆される。スリーブ23は金属で形成されており、後述するようにその先端部は細く形成されている。スリーブ23が取付けられたハンドピース5には、灌流液をスリーブ23と破砕用チップ26との間隙に導く灌流通路25が設けられており、灌流通路25の後端は灌流チューブ3に接続される。灌流液は灌流ビン1から送出され、灌流チューブ3及び灌流通路25を介してスリーブ23内に導かれ、図3に示す流出孔24から眼内に供給される。
【0023】
ハンドピース5には可撓性を持つ吸引チューブ6が接続され、その途中には圧力センサ15に繋がる接続部16、蠕動型吸引ポンプ7が設けられている。また、吸引チューブ6はバイパスチューブ17を介して灌流チューブ3と連通しており、バイパスチューブ17の流出制御は制御弁18により行われる。圧力センサ15は吸引圧を常時検出しており、吸引圧が設定値より上昇したときは必要に応じて制御部10の制御により制御弁18が開き、灌流液を灌流チューブ3からバイパスチューブ17を介して吸引チューブ6内に流入させて吸引圧を下げる。吸引圧の上限は入力部11のスイッチ操作で設定される。
【0024】
制御部10は入力部11の設定値及びケーブル9を介して送信されるフットスイッチ14から動作信号に基づいて、制御弁4、吸引ポンプ7の駆動制御、及び破砕用チップ26の超音波振動の駆動制御を行なう。
【0025】
図3はスリーブ23の軸方向の断面を示す図である。図3において、通常の手術時(嚢内中央の水晶体核を破砕乳化する際)には主にL1で示す先端側の長さ分が嚢内に位置し、L2で示す後方側が前房内に位置する。スリーブ23の管状部分の内、水晶体嚢内及び前房内の一部に挿入される前方部分23aは、従来のスリーブ径である1.8mmよりも細く、小切開のCCCから挿入できるように直径1mmの大きさであり、かつチップ26との間の間隙を確保するように薄肉に形成されている。一方、嚢内に挿入されない後方部分23bは前方部分23aよりも太い径(従来と同じ直径1.8mm)で形成されており、眼球内に供給する灌流液の量を多く確保できるようになっている。流出孔24は前方部分23aの軸方向の異なる距離位置に複数個設けられており、本形態では先端側のL1のところに2個の流出孔24a,24b、L2に掛かるところに2個の流出孔24c,24dからなる計4個が、1つの側面に形成されている(図示した紙面の反対側の側面にも同じように4個の流出孔24が形成されている)。なお、最後方の流出孔24dは水晶体嚢内にチップ26が深く挿入された際にも、少なくともが前房内に残る位置に形成されている。
【0026】
このようにスリーブ23の管状部分の内、前方部分23aは小切開のCCCから挿入できる形状となっているため、水晶体嚢内への灌流液の供給を可能にし、水晶体嚢虚脱を防止することができる。また、前房に掛かる位置にも流出孔24が設けられているため、前房への灌流液の供給が可能になる。
【0027】
以上のような構成を備える装置において、レンズ・リフィリングを行うための水晶体核除去手術時の動作を説明する。なお、図4はこの手術中における眼球内の様子を模式的に示した図である。
【0028】
術者は強角膜切開により切開創を形成した後、チストトームや灌流針等を用いて水晶体嚢にレンズ・リフィリングを行うための直径1mmほどの小さなCCCを形成しておく。切開創及びCCCの形成終了後、切開創からハンドピース5の先端を眼球内に挿入し、さらにCCCから破砕用チップ26及びスリーブ23の先端を水晶体嚢内に挿入する。
【0029】
術者はフットスイッチ14により各装置を作動させるための信号を入力する。フットスイッチ14からの信号は制御部10に入力され、制御部10は信号の種類に応じて制御弁4による灌流液の供給、吸引ポンプ7による吸引、及び振動子20の駆動による超音波振動の各制御を行うことで、水晶体核の乳化吸引が徐々に行われる。
【0030】
制御部10により灌流液の供給制御が行われると、灌流液は灌流チューブ3、灌流流路25を介してスリーブ23と破砕用チップ26の隙間を通って各流出孔24から眼内に供給される。この際、図4に示すように、先端側の2個の流出孔24a、24bは水晶体嚢内に位置しており、後方側の流出孔24c、24dは前房内に位置している。水晶体嚢内に位置する流出孔24a、24bから供給された灌流液は、破砕用チップ26の吸引孔から吸引され、水晶体嚢内はほぼ一定量の灌流液で満たされるため、水晶体嚢内の圧力は保持される。また、後方側の流出孔24c、24dから前房内に供給された灌流液は、切開創から流出する房水を補い、前房体積を維持するため、前房圧力を保持し、前房虚脱を防止することができる。
【0031】
以上説明した実施形態では、複数個設ける流出孔24の大きさを同一のものとしたが、これは先端部に向かって順じ大きくなるようにしても良い。こうするとCCC近傍の水晶体核を乳化吸引する際に水晶体嚢内に位置する流出孔24の数が減っても、水晶体嚢内への灌流液の供給不足を抑えることができる。
【0032】
また、スリーブの材質を金属として説明したが、水晶体嚢内に挿入する先端の最細部のみを金属で形成し、それ以外の部分をシリコン等の可撓性軟性体にすることもできる。さらに、先端最細部も含めたスリーブ全体を可撓性軟性体のみで形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、水晶体前嚢部に形成された小径の開口からハンドピースに取り付けられたスリーブを挿入し、水晶体嚢及び前房内に共に灌流液を十分に供給して手術を行えるので、前房虚脱及び水晶体嚢虚脱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態である超音波白内障手術装置の概略構成図である。
【図2】USハンドピースの要部概略図である。
【図3】スリーブ断面図である。
【図4】手術中におけるハンドピースと患者眼の概略関係図である。
【符号の説明】
1 灌流ビン
3 灌流チューブ
5 ハンドピース
7 吸引ポンプ
23 スリーブ
24 流出孔
25 灌流流路
26 破砕用チップ
Claims (1)
- 手術用ハンドピースの先端に取り付けられた眼内挿入用のチップを被覆する眼科手術用スリーブにおいて、前記手術用ハンドピースを介して導かれる灌流液を眼内に供給するための流出孔を、先端からの距離が異なる位置に複数個設け、該複数個からなる流出孔は、先端側に形成され水晶体嚢内に挿入される流出孔と、後方側に形成され前房内に残る流出孔と、を有することを特徴とする眼科手術用スリーブ。
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