JP3847610B2

JP3847610B2 - Passenger type lawn surface cleaner

Info

Publication number: JP3847610B2
Application number: JP2001352498A
Authority: JP
Inventors: 隆安井
Original assignee: 株式会社共栄社
Priority date: 2001-11-19
Filing date: 2001-11-19
Publication date: 2006-11-22
Anticipated expiration: 2021-11-19
Also published as: JP2003143954A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーシング内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の回転ブラシユニットを備えた乗用型芝生面清掃機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
乗用型の機体と、該機体に装着されて、芝生面に残存している枯草、塵等を掬い上げて吸引回収するための回転ブラシユニットと、該回転ブラシユニットの後方に着脱可能に装着されて、該回転ブラシユニットにより吸引回収された枯草、塵等を収容させるための集塵バケットとを備え、前記回転ブラシユニットは、ケーシング内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の乗用型の芝生面清掃機は、枯草、塵等の回収能力の大きな大型の芝生面清掃機として使用されている。
【０００３】
この芝生面清掃機においては、回転ブラシのみならず、そのほぼ直上に配設された送風羽根が該回転ブラシと同方向に高速回転して吸引気流を生じさせているので、枯草等の回収能力が高く、清掃効果に優れている。しかも、送風羽根の作用により内部に送り込まれた枯草等を収容するための集塵バケットは、昇降リンク装置によって、その排出口が下方を向くように反転させられながら、斜後上方に持ち上げられて、収容した枯草等を排出させられて、その排出も容易であるために、多用されている。
【０００４】
ところで、ケーシングの内側面には、回転ブラシによって、枯草類と共にケーシング内に掬い上げられた土粉が付着し、その量が多くなると、枯草等の吸引回収に支障をきたす。このため、ケーシングの内側面（特に付着量の多いのは、前板部の内側面である）に堆積した土を高圧蒸気等によって、定期的に洗い落とす必要がある。この場合、前記ケーシングの背面部を覆っている背面カバーを取り外し、前記背面部を開口させる必要がある。しかし、従来の芝生面清掃機（例えば、特開2000−139216号公報）では、前記背面カバーを、ケーシングから分離させることによって、ケーシングの背面部を開口させるという形態である。
【０００５】
当然のことながら、この背面カバーを取り外す作業は、作業者によって行われている。しかし、芝生面清掃機が大型のものになると、この背面カバーも大きく、かつ、重くなる。しかも、この背面カバーは、回転ブラシユニットと集塵バケットとの間に配設されているため、その取外し作業も不安定な姿勢で行わざるをえず、的確な作業を行うことが困難である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した不具合に鑑み、ケーシング内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の回転ブラシユニットを備えた乗用型芝生面清掃機において、前記ケーシングの背面を開口させるための操作が容易にできるようにすることを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項１に記載の発明は、乗用型の機体と、該機体に装着されて、芝生面に残存している枯草類を掬い上げて吸引回収するための回転ブラシユニットと、該回転ブラシユニットの後方に着脱可能に装着されて、該回転ブラシユニットにより吸引回収された枯草類を収容させるための集塵バケットとを備え、前記回転ブラシユニットは、ケーシング内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の乗用型芝生面清掃機であって、前記機体の後部には、前記集塵バケットを載置させるためのバケット載置台が、前記機体の後方に回動可能なようにピン連結され、前記ケーシングの背面を覆う背面カバーの下端部は、該ケーシングに対して回動可能にピン連結されていて、前記集塵バケットを持ち上げた状態で、前記背面カバーを後方に回動させることによって、前記ケーシングの背面のほぼ全面が開口する構成であり、前記背面カバーは、後下方に倒した状態で、前記バケット載置台又は一対の後輪のいずれかに載置されることを特徴としている。
【０００８】
請求項１の発明によれば、回転ブラシユニットを構成するケーシングの内側面を洗浄する場合、次のようにして行う。前記ケーシングの背面を覆う背面カバーの下端部は、該ケーシングの下端部に対して回動可能にピン連結されている。集塵バケットを持ち上げた状態で、前記背面カバーを、回動支点ピンを中心に後下方に回動させると、前記背面カバーは、バケット載置台又は一対の後輪のいずれかに載置される。これにより、前記ケーシングの背面部のほぼ全面が開口され、この状態でケーシングの内側面、特に前板部の内側面に高圧蒸気を吹き付けて、付着した堆積物を洗い落とす。このとき、前記背面カバーは、前記回動支点ピンにより、前記ケーシングの下端部に一体に取付けられたままであるため、作業者は、該背面カバーを、ケーシングから分離させる必要がない。また、背面カバーの内側面の洗浄も容易にできる。また、前記機体の後部には、前記集塵バケットが機体に装着された状態で載置されるバケット載置台が設けられていて、該バケット載置台は、前記機体の後部にピン連結されていて、後方に回動可能であるため、機体の後部にバケット載置台が設けられていても、該バケット載置台を、後方に回動させて退避させることにより、背面カバーが倒された状態で支持される位置を低くすることができ、ケーシングの背面のほぼ全面を開口させることができる。
【０００９】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明を前提として、前記背面カバーの内側面には、回転ブラシ及び送風羽根の双方の外周軌跡に沿うようにして、２種類の凹円弧面が相上下して形成されていることを特徴としている。このため、ケーシング内において、回転ブラシと送風羽根との各配設空間の後半部が上下に分離される結果、ケーシング内における送風羽根が配設されている空間部には、送風羽根の回転による吸引力のみが及ぶ構成となって、回転ブラシによって掬い上げられた枯草類の吸引回収力が高まる利点がある。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は２に記載の発明を前提として、前記回転ブラシユニットは、１基の回転ブラシと、その上方に配設された２基の送風羽根とから構成されていて、前記背面カバーは、その先端部が、前記２基の送風羽根の間に入り込んだ状態で取付けられていることを特徴としている。このため、芝生面清掃機が大型のものであり、枯草類の吸引回収力を大きくするために、複数基の送風羽根を配設しなければならない場合であっても対応可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図１は本発明に係る乗用型芝生面清掃機Ａの全体側面図、図２は同じく平面図、図３は集塵バケットＢを持ち上げて、その枯草類排出口５３を開口させた状態の芝生面清掃機Ａの全体側面図、図４は回転ブラシユニットＵの側面断面図、図５は集塵バケットＢの断面図、図６は背面カバーＣの背面図である。図１ないし図３に示されるように、乗用型の芝生面清掃機Ａは、型鋼から成る方形枠状の機体１の前部に配設された一対の前輪２と、前記機体１の後部に、該機体１の幅よりも少し短くなった状態で延設された後輪支持部１ａに配設された一対の後輪３とから成る四輪構造のものである。そして、前記機体１の前部に設けられた運転席４の側方には、油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動するためのエンジン（いずれも図示せず）が搭載されている。この芝生面清掃機Ａは、前記一対の前輪２が油圧モータ（図示せず）により駆動回転されることによって、自走する。前記運転席４の後方には、枯草、塵等（以降、総称して「枯草類」と記載する）を吸引するための回転ブラシユニットＵが、平行リンク装置Ｌ₁によって昇降可能に配設されている。更に、その後方には、前記回転ブラシユニットＵによって吸引された枯草類を収容するための集塵バケットＢが、昇降リンク装置Ｌ₃によって斜後上方に昇降可能に配設されている。なお、図１において、５は、運転ハンドルである。
【００１４】
最初に、回転ブラシユニットＵについて説明する。図１及び図２に示されるように、運転席４の後方で、機体１における幅方向の両端部には、前後方向に所定の間隔をおいて二対の第１支柱６，７が立設されていて、両第１支柱６，７は、それらの上部に設けられた側板部８によって連結されている。一対の側板部８は、１本の横梁９と、２本の連結バー１１，１２によって互いに連結されていて、それらの起立姿勢が保持される構成になっている。また、機体１における運転席４の側方部分には、一対の第２支柱１３が立設されている。これらの第２支柱１３は、機体１に対して回転ブラシユニットＵを支持するための平行リンク装置Ｌ₁（後述）を構成する２本のリンク１４の前端部を、回動可能に連結するための部材である。この回転ブラシユニットＵは、ケーシング１５の内側で、その下端部に配設された１基の回転ブラシ１６と、その上方に２段に配設された２基の送風羽根１７a,１７b とから構成されている。前記回転ブラシ１６と、前記各送風羽根１７a,１７b は、ケーシング１５の一対の側板部１５ａに支持されている。この回転ブラシユニットＵは、前記平行リンク装置Ｌ₁を介して機体１に昇降可能に支持されている。また、ケーシング１５の背面側には、背面カバーＣ（後述）が取付けられている。
【００１５】
平行リンク装置Ｌ₁について説明する。図１に示されるように、回転ブラシユニットＵを構成するケーシング１５の両側板部１５ａには、上下２本の各リンク１４の後端部が回動可能にして支承されている。また、図４に示されるように、ケーシング１５の前板部１５ｂの下部で、幅方向のほぼ中央部には、第１ブラケット１８が突設されていると共に、横梁９において、前記第１ブラケット１８と対応する位置には、第２ブラケット１９が固着されている。そして、前記第１ブラケット１８には、回転ブラシユニットＵ全体を昇降させるためのユニット昇降シリンダＳ₁のロッド２１の先端部（下端部）が回動可能に取付けられていると共に、前記第２ブラケット１９には、前記ユニット昇降シリンダＳ₁の後端部（上端部）が回動可能に取付けられている。
【００１６】
図３に示されるように、回転ブラシユニットＵが芝生面に近接した状態で、前記ユニット昇降シリンダＳ₁のロッド２１を引っ込めると、一対の平行リンク装置Ｌ₁の作用により、回転ブラシユニットＵは、その水平姿勢が維持された状態でもって僅かに前後動しながら上昇され、非作業位置に配置される。逆に、回転ブラシユニットＵが非作業位置に配置されている状態で、ユニット昇降シリンダＳ₁のロッド２１を突出させると、該回転ブラシユニットＵは、自重により、上記と同一状態で下降して芝生面に近接され、作業位置に配置される。
【００１７】
図１及び図４に示されるように、前記ケーシング１５を構成する前板部１５ｂの下端部の直前方には、接地ローラ２２が配設されている。即ち、ケーシング１５の一対の側板部１５ａの下端部には、一対の略三角形状のローラ支持ブラケット２３の後端部が、各支点ピン２４により、垂直面内で回動可能にして取付けられている。そして、各ローラ支持ブラケット２３の前側の下端部には、機体１の全幅に亘って配設された１本の接地ローラ２２が、回転可能にして取付けられている。また、その直上には、前記接地ローラ２２の長手方向に沿ってパイプ材２５が配設されている。このパイプ材２５における長手方向のほぼ中央部には、雌ねじ部が設けられていると共に、前記ケーシング１５の前板部１５ｂにおける幅方向のほぼ中央部には、支持ブラケット２６が突設されていて、該支持ブラケット２６にねじ軸２７が回転可能で、しかも、上下移動不能に取付けられている。このねじ軸２７の先端部（下端部）に設けられた雄ねじ部２７ａは、前記パイプ材２５の雌ねじ部と螺合されている。前記ねじ軸２７の上端部には、操作ハンドル２７ｂが取付けられている。作業者が、この操作ハンドル２７ｂを操作して、前記ねじ軸２７を右回転させると、その雄ねじ部２７ａがパイプ材２５の雌ねじ部に締め込まれる。ところが、該ねじ軸２７は、支持ブラケット２６の部分で上下移動不能であるため、ローラ支持ブラケット２３が支点ピン２４を中心に回動して持ち上げられる。また、前記ねじ軸２７を逆方向に回転させると、ローラ支持ブラケット２３が支点ピン２４を中心に回動して降ろされる。このようにして、回転ブラシユニットＵに対する接地ローラ２２の位置が定められる。
【００１８】
次に、回転ブラシ１６と各送風羽根１７a,１７b について説明する。各送風羽根１７a,１７b の構成は全く同一であるため、下側の送風羽根１７ａを構成する部材には、添字「ａ」を付し、上側の送風羽根１７ｂを構成する部材には、添字「ｂ」を付して区別する。図４及び図５に示されるように、この回転ブラシ１６は、ケーシング１５の両側板部１５ａに軸受（図示せず）を介して回転可能に支持されたブラシ軸２８に取付板２９を介して複数個（実施例では６個）のブラシ毛３１が軸方向のほぼ全長に亘り、しかも周方向に等間隔をおいて放射状に取付けられた構成である。一方、２基の送風羽根１７a,１７b は、各羽根軸３２a,３２b に複数枚（実施例では３枚）の羽根板３３a,３３b が軸方向のほぼ全長に亘り、しかも周方向に等間隔をおいて放射状に取付けられた構成である。前記ブラシ軸２８と各羽根軸３２a,３２b の一端部は、ケーシング１５の側板部１５ａから外側に突出されていて、それぞれプーリー３４，３５a,３５b が装着されている。各プーリー３４，３５a,３５b には、第１ベルト３６が掛装されている。また、該第１ベルト３６における各プーリー３４，３５a,３５b どうしの間には、各テンションプーリー３７が取付けられていて、その張力の調整が行われている。そして、ケーシング１５の前板部１５ｂの上部には、油圧モータ（図示せず）が配設されていて、該油圧モータのモータ軸には、モータプーリー３８が装着されている。このモータプーリー３８と、上側の送風羽根１７ｂの羽根軸３２ｂに装着されたプーリー３５ｂとの間に、第２ベルト３９が掛装されている。前記油圧モータを作動させると、第１及び第２の各ベルト３６，３９を介して、回転ブラシ１６のブラシ毛３１と２基の送風羽根１７a,１７b の各羽根板３３a,３３b が同方向に高速回転される。このため、回転ブラシ１６によって掬い上げられた枯草類は、各送風羽根１７a,１７b の作用によって上方に吸引され、集塵バケットＢ内に入り込む。
【００１９】
図３ないし図５に示されるように、ケーシング１５の背面は、背面カバーＣ（後述）を回動させた状態で、ほぼ全面開口される形状を成していると共に、その前板部１５ｂの上下端部は、回転ブラシ１６、及び上側の送風羽根１７ｂの直径に対応した円弧状にわん曲されていて、それらの外周との間に僅かの隙間が形成されるようになっている。本実施例では、ケーシング１５の前板部１５ｂの内側に、その内側面との間に僅かの隙間を有して掬上案内板４１が全高に亘って配設されていて、該掬上案内板４１の内側面と回転ブラシ１６、及び各送風羽根１７a,１７b との間に僅かな隙間が形成されている。また、図５に示されるように、ケーシング１５の背面側の上半部には、集塵バケットＢの前端面が当てがわれるために、当板１５ｃが取付けられている。
【００２０】
次に、背面カバーＣについて説明する。前記回転ブラシユニットＵの背面部には、背面カバーＣが取付けられている。この背面カバーＣは、図４ないし図６に示されるように、背面が全面開口されたケーシング１５の背面開口の上端部のケーシング側接続口４２となる部分を除いた全範囲を覆うためのものである。この背面カバーＣは、図５に示されるように、各送風羽根１７a,１７b の羽根板３３a,３３b の外周軌跡に対応し、かつ、それらの長さが、ケーシング１５の背面開口の幅に対応する２枚の円弧状の気流規制板４３a,４３b の先端部が、相上下して接合されていると共に、前記気流規制板４３a,４３b の幅方向の両端部が、一対の側板４４によって一体に取付けられた構成である。このため、該背面カバーＣは、先端に向けて急激に先細りとなった形状を呈していて、相上下して配設された２基の送風羽根１７a,１７b の間に入り込んでいる。これらの気流規制板４３a,４３b は、各送風羽根１７a,１７b の羽根板３３a,３３b の回転による回転気流の発生を阻止して、上昇気流を発生し易くするための部材であって、前記羽根板３３a,３３b と対向する向きに、凹円弧状になっている。そして、下側の気流規制板４３ａは、下側の送風羽根１７ａの後方右上部分に、その羽根板３３a,３３b の外周軌跡から僅かな距離をおいて配置されている。同様にして、上側の気流規制板４３ｂは、上側の送風羽根１７ｂの後方右下部分に配置されている。更に、上側の気流規制板４３ｂの背面側には、ほぼ平板状のバケット当板４５が、該気流規制板４３ｂの上端よりも上方に突出した状態で一体に取付けられている。このバケット当板４５は、機体１に集塵バケットＢが装着されたとき、バケット本体５４の前端面に当接して、ケーシング側接続口４２とバケット側接続口５２とを合致させるためのものである。
【００２１】
図４及び図５に示されるように、回転ブラシユニットＵを作動させると、回転ブラシ１６と各送風羽根１７a,１７b が同方向に高速回転する。そして、前記回転ブラシ１６によって芝生面から掬い上げられた枯草類が、上方に舞い上げられる。これらの枯草類は、各送風羽根１７a,１７b によって発生する上昇気流により、更に、上昇され、集塵バケットＢ内に送り込まれる。このとき、下側の送風羽根１７ａの後方右上部分と、上側送風羽根１７ｂの後方右下部分は、各送風羽根１７a,１７b によって発生した気流が、枯草類を上昇させるために寄与しない部分（即ち、逆方向の気流を生じさせる部分）となっている。ところが、本実施例の回転ブラシユニットＵでは、当該部分に背面カバーＣの各気流規制板４３a,４３b が配置されていて、逆方向の気流が発生することを規制している。このため、各送風羽根１７a,１７b によって発生する気流の殆どが、枯草類を上昇させるために使用され、その効率が良好である。なお、上記と同じ理由により、回転ブラシ１６と下側の送風羽根１７ａとの間にも、ほぼ同一形態の背面カバー４０が取付けられている。
【００２２】
この背面カバーＣは、一対の側板４４の下端部が、ケーシング１５の内側に入り込んでいて、その側板部１５ａと支点ピン４６によりピン連結されている。このため、前記背面カバーＣは、前記支点ピン４６を中心に、後方に回動可能である。更に、図６及び図７に示されるように、背面カバーＣにおける下側の気流規制板４３ａの背面部で、幅方向の両端部には、一対のラッチキー４７が固着されている。そして、ケーシング１５における一対の側板部１５ａの後端部で、高さ方向のほぼ中央部には、一対のラッチキー４７を構成する各ロックピン４８と相対向する一対のロックピン孔４９が設けられている。これらのラッチキー４７は、前記背面カバーＣがケーシング１５の背面開口の部分に装着されたときに、各ロックピン４８を突出させて、対応する各ロックピン孔４９に嵌め込まれることによってロックされる。しかも、各ロックピン４８の把手部４８ａが、ガイド体５１の部分に嵌装されることによって、前記各ロックピン４８の抜け止めが図られている。このため、背面カバーＣをケーシング１５の背面開口の部分に装着させて、ロックさせた状態で保持することができる。この結果、集塵バケットＢを持ち上げたときに、背面カバーＣが、ケーシング１５から外れて回動することはない。この操作は、前記ロックピン４８を対応する各ロックピン孔４９に抜き差しするだけで済むため、極めて容易である。なお、図７において、ロックピン４８が、ケーシング１５の側板部１５ａから抜かれた状態を、二点鎖線で示す。
【００２３】
次に、集塵バケットＢについて説明する。図３ないし図５に示されるように、この集塵バケットＢは、その前端面に設けられたバケット側接続口５２が、前記ケーシング１５の背面側の上端部に設けられたケーシング側接続口４２に接続されて、回転ブラシユニットＵから送り込まれる枯草類を収容すると同時に、その背面側に設けられた枯草類排出口５３が下方又は斜下方を向くように反転させることにより、内部に収容されている枯草類を排出可能にするためのものである。この集塵バケットＢは、バケット本体５４と、その背面側の枯草類排出口５３を開閉可能に閉塞するための背面盤５５とから成る。そして、前記バケット本体５４の両側板部に、開閉リンク装置Ｌ₂が配設されている。即ち、バケット本体５４と背面盤５５は、バケット本体５４の両側にそれぞれ配設された長さの異なる２本のリンク５６a,５６b で連結されていて、下側のリンク５６ａの長手方向のほぼ中央部とバケット本体５４の側板部が、排出口開閉シリンダＳ₂により連結されている。そして、該シリンダＳ₂のロッド５７を出入りさせ、前記背面盤５５をバケット本体５４に対して前傾させながら上方に持ち上げることにより、バケット本体５４の枯草類排出口５３を開くことができる。
【００２４】
また、図５に示されるように、集塵バケットＢのバケット本体５４の内側の上部には、２枚の隔壁板５８が設けられていると共に、前記背面盤５５の内部は中空構造になっていて、その下端面は開放されて空気排出口５５ａとなっている。回転ブラシユニットＵにより、バケット本体５４内に気流と共に流入した枯草類は、前記隔壁板５８に衝突して落下し、そのままバケット本体５４内に蓄積される。そして、気流のみが、前記隔壁板５８により分離形成された気流通路、及び背面盤５５の内部を通って、その下端部に設けられた空気排出口５５ａから排出される。なお、図３において、５９は、バケット本体５４との気密を保持するために、前記背面盤５５の周縁部に取付けられたゴムパッキンである。
【００２５】
次に、前記集塵バケットＢを持ち上げるための構成について説明する。図１に示されるように、バケット本体５４の両側面における枯草類排出口５３に近接した部分と、一対の側板部８とは、長さの異なる２本のリンク６１a,６１b で構成される昇降リンク装置Ｌ₃を介して連結されている。そして、２本のリンク６１a,６１b のうち、下側のリンク６１ａにおける後側の第１支柱７に近い部分と機体１とは、バケット昇降シリンダＳ₃を介して連結されており、該シリンダＳ₃のロッド６２の出入りによって、集塵バケットＢは、その枯草類排出口５３が下方、或いは斜下方を向くように反転されながら、斜後上方、或いは斜前下方に向けて昇降するようになっている。
【００２６】
図１及び図３に示されるように、本実施例の芝生面清掃機Ａは、大型のものであるため、機体１の後輪支持部１ａには、該機体１に装着された集塵バケットＢを載置するためのバケット載置台６３が設けられている。このバケット載置台６３は、前記後輪支持部１ａと同一の平面形状を有していると共に、所定の高さを有している。そして、前記後輪支持部１ａの後端部に、幅方向に所定の間隔をおいて取付けられた２個の蝶番６４によって連結されている。このため、前記バケット載置台６３は、各蝶番６４の作用により、後方にのみ回動可能である。
【００２７】
更に、図１及び図８に示されるように、ケーシング１５の背面側の上半部には、前記集塵バケットＢが、機体１に装着されるときの衝撃を吸収するための一対の衝撃吸収板６５が取付けられている。図８に示されるように、各衝撃吸収板６５は、横断面が略Ｌ字状の型鋼から成り、その高さ方向に所定の間隔をおいて３本の長孔６５ａが、水平方向に沿って設けられている。各長孔６５ａには、それぞれ固定ボルト６６が挿通されている。このため、各衝撃吸収板６５は、各長孔６５ａの範囲内で、水平移動可能である。また、衝撃吸収板６５と中央部の固定ボルト６６との間には、ばね部材６７が弾装されている。このため、集塵バケットＢが持ち上げられているとき、一対の衝撃吸収板６５は、前記ばね部材６７の弾性復元力により、ケーシング１５の背面から突出されている。
【００２８】
持上げ状態の集塵バケットＢが降ろされて、ケーシング１５に接続されるとき、最初に、集塵バケットＢの前端面の両側板部が一対の衝撃吸収板６５に当接される。そして、各ばね部材６７の弾性復元力に抗しながら、徐々に各衝撃吸収板６５を押し込み、ケーシング１５のケーシング側接続口４２と、集塵バケットＢの前端面のバケット側接続口５２とを合致させた状態で、相互に接続される。このようにして、集塵バケットＢがケーシング１５に接続される際の衝撃が吸収されるため、衝撃音が発生することはない。
【００２９】
次に、本発明に係る芝生面清掃機Ａの作用について説明する。図１に示されるように、回転ブラシユニットＵを下降させて、その接地ローラ２２を芝生面に接地させた状態で、機体１を走行させる。すると、回転ブラシユニットＵのケーシング１５内に配設された１基の回転ブラシ１６、及び２基の送風羽根１７a,１７b が同方向に回転することにより、前記回転ブラシ１６によって、芝生面に残存している枯草類がケーシング１５内に掬い上げられる。そして、図５に示されるように、各送風羽根１７a,１７b の羽根板３３a,３３b の回転により、その下方に及んでいる吸引力と、各羽根板３３a,３３b の回転作用とによって、ケーシング１５内に掬い上げられた枯草類は、ケーシング１５の上端部に設けられたケーシング側接続口４２、及びバケット側接続口５２を通って、集塵バケットＢ内に入り込む。このようにして吸引された枯草類は、集塵バケットＢ内においては、バケット本体５４の天板部に設けられた隔壁板５８に衝突して、そのまま落下し、空気のみが背面盤５５から大気中に放出される。
【００３０】
前記集塵バケットＢ内に収容された枯草類を排出する場合、図３に示されるように、バケット昇降シリンダＳ₃のロッド６２を突出させる。すると、昇降リンク装置Ｌ₃の作用により、集塵バケットＢが、後方に移動しながら持ち上げられると共に、背面盤５５の後端面が斜下方に向けられる。この状態で、排出口開閉シリンダＳ₂のロッド５７を突出させる。すると、開閉リンク装置Ｌ₂の作用により、前記背面盤５５が持ち上げられて、バケット本体５４の枯草類排出口５３が開放され、枯草類が排出される。
【００３１】
上記したようにして、芝生面から枯草類が掬い上げられる。ここで、前記枯草類が芝生面から掬い上げられるとき、同時に土粉も掬い上げられ、該土粉は、ケーシング１５の内側面、特にその前板部１５ｂの内側面に付着して堆積する。次に、この堆積した土を洗い落とす場合の作用について説明する。図３及び図９に示されるように、昇降リンク装置Ｌ₃を作動させて、集塵バケットＢを持ち上げると共に、バケット載置台６３を後方に回動させて、回転ブラシユニットＵの後方部分を開放させる。続いて、ケーシング１５の両側板部１５ａと、背面カバーＣとを連結している各ラッチキー４７を操作して、それらのロックピン４８を引き抜いて、前記背面カバーＣを後方に引き寄せる。背面カバーＣの下端部は、ケーシング１５の両側板部１５ａと、各支点ピン４６により、回動可能に取付けられているため、前記背面カバーＣは、そのまま後方に倒される（図１０参照）。図１１に示されるように、背面カバーＣの幅Ｖは、一対の後輪３の外幅Ｗ₁よりも短く、内幅Ｗ₂よりも長い。このため、各ラッチキー４７のロックピン４８が抜かれて、前記背面カバーＣが一対の支点ピン４６を中心にして後方に倒されたとき、該背面カバーＣは一対の後輪３に載置される。このため、前記背面カバーＣを損傷するおそれはない。しかも、該背面カバーＣは、ほぼ水平状態で載置されるため、清掃作業終了後、作業者が該背面カバーＣを持ち上げてケーシング１５に装着するときも回動角度が小さく、その労力が少なくて済む。
【００３２】
このようにして、ケーシング１５の背面のほぼ全面が開口される。この状態で、前記開口から高圧蒸気等をケーシング１５の内側面、特に前板部１５ｂの内側面に吹き付けて、当該部分に付着している土等の堆積物を取り除く。ケーシング１５の背面が、ほぼ全面開口されているために、高圧蒸気等の噴射作業にも全く支障はなく、しかもケーシング１５の内側面の望む部位に高圧蒸気等を吹き付けられるために、ケーシング１５の内側面の洗浄効果が高められる。また、背面カバーＣの内側面である各気流規制板４３a,４３b に付着した堆積物の洗浄除去も容易である。
【００３３】
前述したように、本実施例の芝生面清掃機Ａは、大型のものであるため、機体１の後輪支持部１ａの上面に集塵バケットＢを載置するためのバケット載置台６３が設けられている。このバケット載置台６３における上面位置（集塵バケットＢが載置される位置）が、一対の後輪３の上端面よりも高い場合、背面カバーＣの回動角度が小さくなって、ケーシング１５の背面の開口が不十分になる。また、後方に倒された背面カバーＣは、前記バケット載置台６３に載置されるため、そのコーナー部と衝突して損傷するおそれがある。ところが、本実施例の芝生面清掃機Ａでは、図３及び図９に示されるように、前記バケット載置台６３が、２個の蝶番６４により、後方に回動可能である。このため、本実施例の芝生面清掃機Ａのように、バケット載置台６３の上面が、一対の後輪３の上端面よりも上方に配置されている場合であっても、該バケット載置台６３を後方に回動させることにより、前記背面カバーＣを、一対の後輪３に載置させることができる。こうすることにより、背面カバーＣに損傷を与えることなく、ケーシング１５の背面のほぼ全面を開口することができる。しかも、この状態で、バケット載置台６３は各蝶番６４によって後輪支持部１ａに連結されたままであるため、回動させた後のバケット載置台６３を紛失するおそれはない。
【００３４】
また、本実施例の芝生面清掃機Ａの回転ブラシユニットＵは、枯草類の吸引回収力を大きくするために、１基の回転ブラシ１６と、その上方に２段になって設けられた２基の送風羽根１７a,１７b とから構成されている。そして、背面カバーＣの先端部が、前記２基の送風羽根１７a,１７b の間に入り込んでいる形態である。しかし、この構成以外の回転ブラシユニット、例えば、１基の回転ブラシと、その上方に設けられた１基の送風羽根とから構成されていて、背面カバーの先端部が、前記回転ブラシと前記送風羽根との間に入り込んでいるもの、或いは、複数基の送風羽根が設けられているものであっても構わない。
【００３５】
【発明の効果】
本発明に係る芝生面清掃機は、枯草類、塵類を吸引回収するための回転ブラシユニットが、ケーシング内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の乗用型芝生面清掃機であって、前記機体の後部には、前記集塵バケットを載置させるためのバケット載置台が、前記機体の後方に回動可能なようにピン連結され、前記ケーシングの背面を覆う背面カバーの下端部は、該ケーシングに対して回動可能にピン連結されていて、前記集塵バケットを持ち上げた状態で、前記背面カバーを後下方に回動させることによって、前記バケット載置台又は一対の後輪のいずれかに背面カバーが載置されて、前記ケーシングの背面のほぼ全面が開口する構成であることを特徴としている。このため、ケーシングの内側面に付着した堆積物に、高圧蒸気を吹き付けて洗い落とす場合に、前記背面カバーを回動させて後方に倒して、前記バケット載置台又は一対の後輪のいずれかに載置させるだけで、前記ケーシングの背面のほぼ全面を開口することができる。この結果、ケーシングの内側面の洗浄が容易である。また、背面カバーの内側面も、容易に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る乗用型芝生面清掃機Ａの全体側面図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】集塵バケットＢを持ち上げて、その枯草類排出口５３を開口させた状態の芝生面清掃機Ａの全体側面図である。
【図４】回転ブラシユニットＵの側面断面図である。
【図５】集塵バケットＢの断面図である。
【図６】背面カバーＣの背面図である。
【図７】ラッチキー４７の作用説明図である。
【図８】衝撃吸収板６５の作用説明図である。
【図９】集塵バケットＢのバケット載置台６３を後方に回動させた状態の作用説明図である。
【図１０】背面カバーＣを後方に回動させて、一対の後輪３に載置させた状態の作用説明図である。
【図１１】図１０の状態の平面図である。
【符号の説明】
Ａ：乗用型芝生面清掃機
Ｂ：集塵バケット
Ｃ：背面カバー
Ｕ：回転ブラシユニット
１：機体
１ａ：後輪支持部（機体の後部）
３：後輪
１５：ケーシング
１６：回転ブラシ
１７a,１７b ：送風羽根
４３a,４３b ：気流規制板（凹円弧面）
４６：支点ピン（ピン連結）
６３：バケット載置台
６４：蝶番（ピン連結）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a riding-type lawn surface cleaner provided with a rotating brush unit having a configuration in which a rotating brush and a blower blade are arranged one above the other in a casing.
[0002]
[Prior art]
A riding-type airframe, a rotating brush unit that is attached to the airframe to scoop up and collect hay, dust, etc. remaining on the lawn surface, and is detachably attached to the rear of the rotating brush unit And a dust collection bucket for accommodating hay, dust, and the like sucked and collected by the rotating brush unit, and the rotating brush unit is disposed in the casing with the rotating brush and the blowing blades arranged one above the other. The riding-type lawn surface cleaning machine having the above-described configuration is used as a large lawn surface cleaning machine having a large ability to collect hay, dust, and the like.
[0003]
In this lawn surface cleaner, not only the rotating brush, but also the blower blades arranged almost immediately above it rotate at high speed in the same direction as the rotating brush to generate a suction airflow. High and excellent cleaning effect. In addition, the dust collection bucket for storing hay and the like sent into the inside by the action of the air blowing blades is lifted upward after the slant while being inverted so that the discharge port faces downward by the lifting link device. Since the housed hay and the like are discharged and the discharge is easy, it is frequently used.
[0004]
By the way, when the amount of the soil powder scooped up in the casing together with the hay by the rotating brush adheres to the inner side surface of the casing, the suction and recovery of the hay will be hindered. For this reason, it is necessary to periodically wash away the soil deposited on the inner surface of the casing (particularly, the inner surface of the front plate portion having a large amount of adhesion) with high-pressure steam or the like. In this case, it is necessary to remove the back cover that covers the back part of the casing and to open the back part. However, in a conventional lawn surface cleaner (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-139216), the back cover is separated from the casing to open the back of the casing.
[0005]
As a matter of course, the work for removing the back cover is performed by an operator. However, when the lawn surface cleaner becomes large, the back cover also becomes large and heavy. In addition, since the back cover is disposed between the rotating brush unit and the dust collecting bucket, the removal work must be performed in an unstable posture, and it is difficult to perform the accurate work. .
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above-described problems, the present invention provides a riding lawn surface cleaner having a rotating brush unit having a configuration in which a rotating brush and a blower blade are arranged in a row in a casing. It is an object of the present invention to make it easy to perform an operation for making it happen.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 for solving the above-mentioned problems is a riding-type airframe, and a rotary brush unit that is attached to the airframe and that scoops up and collects hay that remains on the lawn surface. And a dust collection bucket that is detachably attached to the rear of the rotating brush unit and accommodates hay and grass sucked and collected by the rotating brush unit, and the rotating brush unit has a rotating brush in the casing. And a blade-type lawn surface cleaner having a configuration in which the air blowing blades are arranged one above the other, and at the rear part of the machine body, a bucket mounting table for mounting the dust collecting bucket is provided on the machine body. pivotable by a pin connected to the rear lower end portion of the rear cover for covering the rear surface of the casing, it has been rotatably pin coupled to said casing, in a state of lifting the dust collecting bucket By rotating the back cover backward, almost the entire back surface of the casing is configured to open, and the back cover is tilted rearward and downward, and either the bucket mounting table or the pair of rear wheels. It is characterized by being mounted on the crab.
[0008]
According to invention of Claim 1, when wash | cleaning the inner surface of the casing which comprises a rotating brush unit, it carries out as follows. A lower end portion of a back cover that covers the back surface of the casing is pin-connected to be rotatable with respect to the lower end portion of the casing. When the back cover is rotated rearward and downward about the rotation fulcrum pin in a state where the dust collection bucket is lifted, the back cover is mounted on either the bucket mounting table or the pair of rear wheels. . As a result, almost the entire rear surface of the casing is opened, and in this state, high pressure steam is sprayed onto the inner surface of the casing, particularly the inner surface of the front plate portion, to wash off the deposited deposits. At this time, since the back cover remains integrally attached to the lower end portion of the casing by the rotation fulcrum pin, the operator does not need to separate the back cover from the casing. In addition, the inner surface of the back cover can be easily cleaned. The rear part of the machine body is provided with a bucket mounting table on which the dust collecting bucket is mounted on the machine body, and the bucket mounting table is pin-connected to the rear part of the machine body. Because it can be rotated rearward, even if a bucket mounting table is provided at the rear of the machine, it can be supported in a state where the back cover is tilted by rotating the bucket mounting table backward and retracting it. The position to be made can be lowered, and almost the entire back surface of the casing can be opened.
[0009]
According to the second aspect of the invention, on the premise of the first aspect of the invention, the inner surface of the back cover is provided with two types of concave arcs along the outer peripheral locus of both the rotating brush and the blower blade. It is characterized in that the surfaces are formed one above the other. For this reason, in the casing, as a result of separating the rear half of each arrangement space of the rotating brush and the blower blades vertically, the space part in which the blower blades are arranged in the casing is caused by the rotation of the blower blades. Only the suction force is applied, and there is an advantage that the suction recovery force of the hay that has been scooped up by the rotating brush is increased.
[0010]
[0011]
[0012]
According to a third aspect of the present invention, on the premise of the first or second aspect of the present invention, the rotating brush unit is composed of one rotating brush and two air blowing blades disposed above the rotating brush unit. The back cover is attached in a state in which a front end portion thereof is inserted between the two air blowing blades. For this reason, even if the lawn surface cleaning machine is large-sized and a plurality of blower blades must be provided in order to increase the suction and recovery force of hay, it is possible to cope.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to embodiments. FIG. 1 is an overall side view of a riding lawn surface cleaner A according to the present invention, FIG. 2 is a plan view of the same, and FIG. 3 is a lawn in a state where a dust collection bucket B is lifted and its hay discharge port 53 is opened. FIG. 4 is a side sectional view of the rotary brush unit U, FIG. 5 is a sectional view of the dust collecting bucket B, and FIG. 6 is a rear view of the back cover C. As shown in FIG. 1 to FIG. 3, a riding type lawn surface cleaning machine A includes a pair of front wheels 2 disposed at a front portion of a rectangular frame-shaped airframe 1 made of steel, and a rear portion of the airframe 1. The four-wheel structure is composed of a pair of rear wheels 3 disposed on a rear wheel support portion 1a extended in a state of being slightly shorter than the width of the airframe 1. A hydraulic pump and an engine for driving the hydraulic pump (both not shown) are mounted on the side of the driver's seat 4 provided at the front of the machine body 1. This lawn surface cleaner A is self-propelled by the pair of front wheels 2 being driven and rotated by a hydraulic motor (not shown). A rotating brush unit U for sucking hay, dust and the like (hereinafter collectively referred to as “hay”) is disposed behind the driver seat 4 so as to be movable up and down by a parallel link device L ₁ . ing. Further, a dust collection bucket B for accommodating the hay that has been sucked by the rotating brush unit U is disposed behind it so that it can be lifted up and down obliquely by a lifting link device L ₃ . In FIG. 1, 5 is a driving handle.
[0014]
First, the rotating brush unit U will be described. As shown in FIG. 1 and FIG. 2, two pairs of first support columns 6 and 7 are erected at a predetermined interval in the front-rear direction at both ends in the width direction of the fuselage 1 behind the driver's seat 4. Moreover, both the 1st support | pillars 6 and 7 are connected by the side-plate part 8 provided in those upper parts. The pair of side plate portions 8 are connected to each other by one horizontal beam 9 and two connecting bars 11 and 12 so that their standing postures are maintained. In addition, a pair of second struts 13 are erected on the side portion of the driver's seat 4 in the fuselage 1. These second struts 13 rotatably connect the front end portions of two links 14 constituting a parallel link device L ₁ (described later) for supporting the rotating brush unit U with respect to the body 1. It is a member. The rotary brush unit U is composed of one rotary brush 16 disposed at the lower end portion inside the casing 15 and two blower blades 17a and 17b disposed in two stages above the rotary brush unit U. Has been. The rotating brush 16 and the air blowing blades 17 a and 17 b are supported by a pair of side plate portions 15 a of the casing 15. The rotation brush unit U is vertically movably supported on the machine body 1 through the parallel linkage L _1. A back cover C (described later) is attached to the back side of the casing 15.
[0015]
The parallel link device L ₁ will be described. As shown in FIG. 1, the rear end portions of the two upper and lower links 14 are rotatably supported on both side plate portions 15 a of the casing 15 constituting the rotating brush unit U. Further, as shown in FIG. 4, a first bracket 18 protrudes from a lower portion of the front plate portion 15 b of the casing 15 at a substantially central portion in the width direction. A second bracket 19 is fixed to a position corresponding to 18. The first bracket 18 is rotatably attached to the tip (lower end) of the rod 21 of the unit lifting cylinder S ₁ for lifting and lowering the entire rotary brush unit U, and the second bracket. the 19, the rear end portion of said unit elevating cylinder S ₁ (the upper end) is rotatably mounted.
[0016]
As shown in FIG. 3, when the rod 21 of the unit lifting cylinder S ₁ is retracted in a state where the rotating brush unit U is close to the grass surface, the rotating brush unit U is moved by the action of the pair of parallel link devices L _1. In the state where the horizontal posture is maintained, it is lifted while slightly moving back and forth, and is placed in the non-working position. Conversely, in a state where the rotation brush unit U is placed in the non-working position, when projecting the rod 21 of the unit lifting cylinder S _1, the rotary brush unit U, by its own weight, decreasing at the same conditions as above Close to the lawn surface and placed at the work position.
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 4, a grounding roller 22 is disposed immediately before the lower end portion of the front plate portion 15 b constituting the casing 15. That is, the rear end portions of the pair of substantially triangular roller support brackets 23 are attached to the lower end portions of the pair of side plate portions 15 a of the casing 15 so as to be rotatable in the vertical plane by the respective fulcrum pins 24. Yes. A single ground roller 22 disposed over the entire width of the machine body 1 is rotatably attached to the lower end portion on the front side of each roller support bracket 23. Further, a pipe member 25 is disposed immediately above the ground roller 22 along the longitudinal direction of the ground roller 22. The pipe member 25 is provided with a female thread portion at a substantially central portion in the longitudinal direction, and a support bracket 26 is projected at a substantially central portion in the width direction of the front plate portion 15b of the casing 15. The screw bracket 27 is attached to the support bracket 26 so as to be rotatable and not movable up and down. A male screw portion 27 a provided at the tip (lower end) of the screw shaft 27 is screwed with the female screw portion of the pipe member 25. An operation handle 27 b is attached to the upper end portion of the screw shaft 27. When the operator operates the operation handle 27 b to rotate the screw shaft 27 to the right, the male screw portion 27 a is fastened to the female screw portion of the pipe member 25. However, since the screw shaft 27 cannot move up and down at the support bracket 26, the roller support bracket 23 rotates around the fulcrum pin 24 and is lifted. When the screw shaft 27 is rotated in the reverse direction, the roller support bracket 23 is rotated about the fulcrum pin 24 and lowered. In this way, the position of the ground roller 22 with respect to the rotating brush unit U is determined.
[0018]
Next, the rotating brush 16 and the air blowing blades 17a and 17b will be described. Since the configuration of each of the blower blades 17a and 17b is exactly the same, the member constituting the lower blower blade 17a is given a suffix “a”, and the member constituting the upper blower blade 17b is attached with the suffix “ “b” is used for distinction. As shown in FIGS. 4 and 5, the rotary brush 16 is attached to a brush shaft 28 rotatably supported on both side plate portions 15 a of the casing 15 via bearings (not shown) via an attachment plate 29. A plurality of (six in the embodiment) brush bristles 31 are configured to extend radially over the substantially entire length in the axial direction and at equal intervals in the circumferential direction. On the other hand, in the two blower blades 17a and 17b, a plurality of (three in the embodiment) blade plates 33a and 33b are disposed on the blade shafts 32a and 32b over almost the entire length in the axial direction and at equal intervals in the circumferential direction. It is the structure attached radially. One end of the brush shaft 28 and each of the blade shafts 32a and 32b protrudes outward from the side plate portion 15a of the casing 15, and pulleys 34, 35a and 35b are mounted thereon. A first belt 36 is hooked on each pulley 34, 35a, 35b. Further, tension pulleys 37 are attached between the pulleys 34, 35a, 35b in the first belt 36, and the tension is adjusted. A hydraulic motor (not shown) is disposed on the upper portion of the front plate portion 15b of the casing 15, and a motor pulley 38 is attached to the motor shaft of the hydraulic motor. A second belt 39 is hung between the motor pulley 38 and a pulley 35b attached to the blade shaft 32b of the upper blowing blade 17b. When the hydraulic motor is operated, the bristles 31 of the rotary brush 16 and the blade plates 33a and 33b of the two blower blades 17a and 17b are arranged in the same direction via the first and second belts 36 and 39, respectively. It is rotated at high speed. For this reason, the hay that has been scooped up by the rotary brush 16 is sucked upward by the action of the air blowing blades 17a, 17b and enters the dust collection bucket B.
[0019]
As shown in FIGS. 3 to 5, the back surface of the casing 15 has a shape that is almost fully opened in a state in which the back cover C (described later) is rotated, and the front plate portion 15 b of the front plate portion 15 b. The upper and lower ends are bent in an arc shape corresponding to the diameters of the rotating brush 16 and the upper blower blade 17b, and a slight gap is formed between the upper and lower ends. In the present embodiment, on the inner side of the front plate portion 15b of the casing 15, the upper guide plate 41 is disposed over the entire height with a slight gap between the inner surface and the upper guide. A slight gap is formed between the inner surface of the plate 41 and the rotary brush 16 and the air blowing blades 17a and 17b. Further, as shown in FIG. 5, a contact plate 15 c is attached to the upper half of the back side of the casing 15 so that the front end face of the dust collection bucket B is applied.
[0020]
Next, the back cover C will be described. A back cover C is attached to the back surface of the rotating brush unit U. As shown in FIGS. 4 to 6, the back cover C is for covering the entire range excluding a portion that becomes the casing side connection port 42 at the upper end of the back opening of the casing 15 whose back is fully opened. It is. As shown in FIG. 5, the back cover C corresponds to the outer peripheral locus of the blades 33 a and 33 b of the blower blades 17 a and 17 b, and their length corresponds to the width of the back opening of the casing 15. The two arc-shaped air flow restricting plates 43a and 43b are joined to each other at the leading ends thereof, and both end portions in the width direction of the air flow restricting plates 43a and 43b are integrally formed by a pair of side plates 44. It is an installed configuration. For this reason, the back cover C has a shape that tapers sharply toward the tip, and enters between the two blower blades 17a and 17b arranged one above the other. These air flow restricting plates 43a and 43b are members for preventing the generation of a rotating air flow due to the rotation of the blade plates 33a and 33b of the blower blades 17a and 17b, so that an upward air flow is easily generated. A concave arc is formed in the direction facing the plates 33a and 33b. The lower air flow restriction plate 43a is disposed at a slight distance from the outer peripheral locus of the blade plates 33a and 33b in the upper right part of the rear side of the lower blowing blade 17a. Similarly, the upper air flow restricting plate 43b is disposed at the lower right rear portion of the upper blower blade 17b. Further, a substantially flat bucket contact plate 45 is integrally attached to the back side of the upper air flow restricting plate 43b so as to protrude upward from the upper end of the air flow restricting plate 43b. This bucket abutment plate 45 is for abutting the front end surface of the bucket body 54 when the dust collection bucket B is mounted on the machine body 1 so that the casing side connection port 42 and the bucket side connection port 52 are matched. is there.
[0021]
As shown in FIGS. 4 and 5, when the rotating brush unit U is operated, the rotating brush 16 and the air blowing blades 17a and 17b rotate at high speed in the same direction. Then, the hay that has been scooped up from the lawn surface by the rotating brush 16 is lifted up. These hay are further lifted by the rising airflow generated by the blower blades 17a and 17b and are sent into the dust collection bucket B. At this time, the rear upper right portion of the lower blower blade 17a and the rear lower right portion of the upper blower blade 17b are portions where the air flow generated by the blower blades 17a, 17b does not contribute to raising the hay. , The part that generates airflow in the opposite direction). However, in the rotating brush unit U of the present embodiment, the airflow restriction plates 43a and 43b of the back cover C are arranged in the portion, and the occurrence of airflow in the reverse direction is restricted. For this reason, most of the airflow generated by each of the blower blades 17a and 17b is used for raising the hay, and its efficiency is good. For the same reason as described above, a substantially identical back cover 40 is also attached between the rotary brush 16 and the lower air blowing blade 17a.
[0022]
In the back cover C, the lower end portions of the pair of side plates 44 enter the inside of the casing 15 and are pin-connected by the side plate portions 15 a and the fulcrum pins 46. For this reason, the back cover C can be rotated backward about the fulcrum pin 46. Further, as shown in FIGS. 6 and 7, a pair of latch keys 47 are fixed to both end portions in the width direction on the back surface portion of the lower air flow restriction plate 43 a in the back cover C. A pair of lock pin holes 49 that are opposed to the lock pins 48 constituting the pair of latch keys 47 are provided at substantially the center in the height direction at the rear ends of the pair of side plate portions 15 a in the casing 15. ing. When the back cover C is attached to the back opening portion of the casing 15, these latch keys 47 are locked by protruding the lock pins 48 and fitting them into the corresponding lock pin holes 49. In addition, the lock portions 48 a of the lock pins 48 are fitted into the guide body 51, thereby preventing the lock pins 48 from coming off. For this reason, the back cover C can be attached to the portion of the back opening of the casing 15 and held in a locked state. As a result, when the dust collection bucket B is lifted, the back cover C is not removed from the casing 15 and rotated. This operation is extremely easy because it is only necessary to insert / remove the lock pins 48 into the corresponding lock pin holes 49. In FIG. 7, a state in which the lock pin 48 is removed from the side plate portion 15 a of the casing 15 is indicated by a two-dot chain line.
[0023]
Next, the dust collection bucket B will be described. As shown in FIGS. 3 to 5, the dust collection bucket B has a casing side connection port 42 provided at the upper end portion on the back side of the casing 15 with a bucket side connection port 52 provided on the front end surface thereof. Is connected to the rotary brush unit U and accommodates the hay that are fed from the rotary brush unit U. At the same time, the hay discharge outlet 53 provided on the back side of the rotary brush unit U is inverted so that it faces downward or obliquely downward. It is for making it possible to discharge the hay. The dust collection bucket B is composed of a bucket body 54 and a back panel 55 for closing the hay discharge outlet 53 on the back side so as to be openable and closable. An opening / closing link device L ₂ is disposed on both side plate portions of the bucket body 54. That is, the bucket main body 54 and the back panel 55 are connected by two links 56a and 56b having different lengths disposed on both sides of the bucket main body 54, respectively, and the lower link 56a is substantially at the center in the longitudinal direction. side plate parts and the bucket body 54, are connected by the outlet opening and closing cylinder S _2. Then, the rod 57 of the cylinder S ₂ is moved in and out, and the back board 55 is lifted upward while tilting forward with respect to the bucket body 54, whereby the hay discharge port 53 of the bucket body 54 can be opened.
[0024]
As shown in FIG. 5, two partition plates 58 are provided at the upper part inside the bucket body 54 of the dust collection bucket B, and the inside of the back panel 55 has a hollow structure. And the lower end surface is open | released and becomes the air discharge port 55a. Due to the rotating brush unit U, the hay that has flowed into the bucket body 54 together with the airflow collides with the partition plate 58 and falls, and is accumulated in the bucket body 54 as it is. Then, only the airflow passes through the airflow passage formed separately by the partition plate 58 and the inside of the back panel 55 and is discharged from the air discharge port 55a provided at the lower end thereof. In FIG. 3, reference numeral 59 denotes a rubber packing attached to the peripheral edge of the back panel 55 in order to maintain airtightness with the bucket body 54.
[0025]
Next, a configuration for lifting the dust collection bucket B will be described. As shown in FIG. 1, a portion of the both sides of the bucket main body 54 adjacent to the hay discharge port 53 and the pair of side plate portions 8 are lifted and formed by two links 61 a and 61 b having different lengths. It is connected via a linkage L _3. The two links 61a, among 61b, and the part and the machine body 1 close to the first support column 7 of the rear side of the lower link 61a, is connected via a bucket elevator cylinder S _3, the cylinder S _As the rod 62 is moved in and out, the dust collection bucket B is moved up and down in the oblique direction or in the obliquely downward direction while the hay discharge outlet 53 is inverted so as to face downward or obliquely downward. ing.
[0026]
As shown in FIGS. 1 and 3, the lawn surface cleaner A of the present embodiment is a large-sized one, and therefore, a dust collection bucket mounted on the airframe 1 is mounted on the rear wheel support portion 1 a of the airframe 1. A bucket mounting table 63 for mounting B is provided. The bucket mounting table 63 has the same planar shape as the rear wheel support portion 1a and has a predetermined height. And it connects with the rear-end part of the said rear-wheel support part 1a with the two hinges 64 attached with the predetermined space | interval in the width direction. For this reason, the bucket mounting table 63 can be rotated only backward by the action of each hinge 64.
[0027]
Further, as shown in FIGS. 1 and 8, a pair of shock absorbers for absorbing the shock when the dust collecting bucket B is attached to the airframe 1 are disposed in the upper half of the back side of the casing 15. A plate 65 is attached. As shown in FIG. 8, each shock absorbing plate 65 is made of a steel plate having a substantially L-shaped cross section, and three elongated holes 65a are provided along the horizontal direction at a predetermined interval in the height direction. Is provided. A fixing bolt 66 is inserted through each elongated hole 65a. For this reason, each shock absorbing plate 65 can move horizontally within the range of each long hole 65a. A spring member 67 is elastically mounted between the shock absorbing plate 65 and the central fixing bolt 66. For this reason, when the dust collection bucket B is lifted, the pair of impact absorbing plates 65 are projected from the back surface of the casing 15 by the elastic restoring force of the spring member 67.
[0028]
When the dust collection bucket B in the lifted state is lowered and connected to the casing 15, first, both side plate portions of the front end face of the dust collection bucket B are brought into contact with the pair of shock absorbing plates 65. Then, while resisting the elastic restoring force of each spring member 67, each impact absorbing plate 65 is gradually pushed in, and the casing side connection port 42 of the casing 15 and the bucket side connection port 52 on the front end surface of the dust collection bucket B are connected. Connected to each other in a matched state. Thus, since the impact when the dust collection bucket B is connected to the casing 15 is absorbed, no impact sound is generated.
[0029]
Next, the operation of the lawn surface cleaner A according to the present invention will be described. As shown in FIG. 1, the body 1 is caused to travel in a state where the rotating brush unit U is lowered and the ground roller 22 is grounded on the grass surface. Then, one rotating brush 16 disposed in the casing 15 of the rotating brush unit U and two air blowing blades 17a and 17b rotate in the same direction, so that the rotating brush 16 remains on the lawn surface. The dry hay is scooped up into the casing 15. Then, as shown in FIG. 5, the casing 15 is caused by the suction force extending downward by the rotation of the blade plates 33a, 33b of the blower blades 17a, 17b and the rotating action of the blade plates 33a, 33b. The hay that have been scooped up inside enters the dust collection bucket B through the casing side connection port 42 and the bucket side connection port 52 provided at the upper end of the casing 15. In the dust collection bucket B, the hay that have been sucked in this way collides with the partition plate 58 provided on the top plate portion of the bucket body 54 and falls as it is. Released into.
[0030]
When discharging the hay such accommodated in the dust collecting bucket B, as shown in FIG. 3, to project the rod 62 of the bucket lifting cylinder S _3. Then, the dust collecting bucket B is lifted while moving backward by the action of the lifting link device L ₃ , and the rear end face of the back panel 55 is directed obliquely downward. In this state, to project the rod 57 of the discharge opening and closing cylinder S _2. Then, by the action of opening and closing linkage L _2, the rear plate 55 is lifted, Bacillus such outlet 53 of the bucket body 54 is opened, Bacillus such is discharged.
[0031]
As described above, hay and grass are picked up from the lawn surface. Here, when the hay is scooped up from the lawn surface, the soil powder is also scooped up at the same time, and the soil powder adheres to and accumulates on the inner surface of the casing 15, particularly the inner surface of the front plate portion 15 b. Next, the operation when the accumulated soil is washed away will be described. As shown in FIGS. 3 and 9, the lifting link device L ₃ is operated to lift the dust collection bucket B, and the bucket mounting table 63 is rotated rearward to open the rear portion of the rotating brush unit U. Let Subsequently, each of the latch keys 47 connecting the both side plates 15a of the casing 15 and the back cover C is operated, the lock pins 48 are pulled out, and the back cover C is pulled backward. Since the lower end portion of the back cover C is rotatably attached by both side plate portions 15a of the casing 15 and the respective fulcrum pins 46, the back cover C is tilted backward as it is (see FIG. 10). As shown in FIG. 11, the width V of the back cover C is shorter than the outer width W ₁ of the pair of rear wheels 3 and longer than the inner width W ₂ . For this reason, when the lock pin 48 of each latch key 47 is pulled out and the back cover C is tilted backward about the pair of fulcrum pins 46, the back cover C is placed on the pair of rear wheels 3. . For this reason, there is no possibility of damaging the back cover C. Moreover, since the back cover C is placed in a substantially horizontal state, even when the operator lifts the back cover C and attaches it to the casing 15 after the cleaning operation is completed, the rotation angle is small and the labor is small. I'll do it.
[0032]
In this way, almost the entire back surface of the casing 15 is opened. In this state, high-pressure steam or the like is blown from the opening to the inner surface of the casing 15, particularly the inner surface of the front plate portion 15 b, to remove deposits such as soil adhering to the portion. Since the back surface of the casing 15 is almost entirely open, there is no hindrance to the injection work of high-pressure steam or the like, and the high-pressure steam or the like is sprayed on a desired portion of the inner surface of the casing 15. The cleaning effect on the inner surface is enhanced. Moreover, it is easy to clean and remove the deposits adhering to the air flow restriction plates 43a and 43b, which are the inner surfaces of the back cover C.
[0033]
As described above, since the lawn surface cleaning machine A of this embodiment is large-sized, the bucket mounting table 63 for mounting the dust collection bucket B is provided on the upper surface of the rear wheel support portion 1a of the machine body 1. It has been. When the upper surface position (position where the dust collection bucket B is mounted) of the bucket mounting table 63 is higher than the upper end surfaces of the pair of rear wheels 3, the rotation angle of the back cover C becomes small, and the casing 15 The back opening is insufficient. Further, since the back cover C that has been tilted rearward is placed on the bucket mounting table 63, it may collide with the corner portion and be damaged. However, in the lawn surface cleaner A of the present embodiment, as shown in FIGS. 3 and 9, the bucket mounting table 63 can be rotated backward by two hinges 64. Therefore, even if the upper surface of the bucket mounting table 63 is disposed above the upper end surfaces of the pair of rear wheels 3 as in the lawn surface cleaner A of the present embodiment, the bucket mounting table The rear cover C can be placed on the pair of rear wheels 3 by rotating the 63 rearward. By doing so, almost the entire back surface of the casing 15 can be opened without damaging the back cover C. In addition, in this state, since the bucket mounting table 63 remains connected to the rear wheel support portion 1a by the hinges 64, there is no possibility of losing the bucket mounting table 63 after being rotated.
[0034]
Further, the rotating brush unit U of the lawn surface cleaning machine A of the present embodiment is provided with one rotating brush 16 and two stages above the rotating brush 16 in order to increase the suction recovery force of hay. It is composed of basic blower blades 17a and 17b. And the front-end | tip part of the back cover C is the form which has entered between the two said ventilation blades 17a and 17b. However, a rotary brush unit other than this configuration, for example, a single rotary brush and a single blower blade provided above the rotary brush unit, the tip of the back cover is connected to the rotary brush and the blower. It may be one that enters between the blades or one provided with a plurality of air blowing blades.
[0035]
【The invention's effect】
The lawn surface cleaning machine according to the present invention is a riding type lawn surface having a configuration in which a rotating brush unit for sucking and collecting hay and dust is arranged in a casing with a rotating brush and a blower blade arranged one above the other. A rear surface of the cleaning device, wherein a bucket mounting table for mounting the dust collecting bucket is pin-coupled to the rear of the machine body so as to be rotatable rearward of the machine body and covers the rear surface of the casing A lower end portion of the cover is pivotally connected to the casing so as to be pivotable, and the bucket mounting table or the pair of pairs is rotated by rotating the back cover rearward and downward in a state where the dust collection bucket is lifted. A rear cover is placed on any one of the rear wheels, and substantially the entire rear surface of the casing is open. Therefore, the deposit adhered to the inner surface of the casing, when the wash by spraying high-pressure steam, and losses to the rear by rotating the back cover, in any of the bucket mounting table or a pair of rear wheels It is possible to open almost the entire rear surface of the casing simply by placing the casing. As a result, the inner surface of the casing can be easily cleaned. Further, the inner surface of the back cover can be easily cleaned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a riding lawn surface cleaner A according to the present invention.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is an overall side view of the lawn surface cleaning machine A in a state where the dust collection bucket B is lifted and the hay discharge outlet 53 is opened.
4 is a side cross-sectional view of a rotating brush unit U. FIG.
5 is a cross-sectional view of the dust collection bucket B. FIG.
6 is a rear view of the back cover C. FIG.
FIG. 7 is an operation explanatory view of a latch key 47.
FIG. 8 is an operation explanatory view of the shock absorbing plate 65.
FIG. 9 is an operation explanatory diagram of a state in which the bucket mounting base 63 of the dust collection bucket B is rotated backward.
FIG. 10 is an operation explanatory view in a state where the back cover C is rotated rearward and placed on a pair of rear wheels 3;
FIG. 11 is a plan view of the state of FIG.
[Explanation of symbols]
A: Ride type lawn cleaner
B: Dust collection bucket
C: Back cover
U: Rotating brush unit
1: Airframe
1a: Rear wheel support part (rear part of the aircraft)
3: Rear wheel
15: Casing
16: Rotating brushes 17a, 17b: Blower blades 43a, 43b: Air flow regulating plate (concave arc surface)
46: fulcrum pin (pin connection)
63: Bucket mounting table
64: Hinge (pin connection)

Claims

A riding-type aircraft, a rotating brush unit that is attached to the aircraft, for scooping and collecting the hay that remains on the lawn surface, and detachably attached to the rear of the rotating brush unit; A dust collection bucket for accommodating hay and grass sucked and collected by the rotating brush unit;
The rotating brush unit is a riding-type lawn surface cleaner having a configuration in which a rotating brush and a blower blade are arranged one above the other in a casing,
A bucket mounting table for mounting the dust collection bucket is pin-connected to the rear part of the machine body so as to be rotatable to the rear of the machine body,
The lower end portion of the back cover that covers the back surface of the casing is pin-connected to the casing so as to be rotatable, and in the state where the dust collection bucket is lifted, by rotating the back cover backward, The configuration is such that almost the entire back surface of the casing is open,
The riding-type lawn surface cleaning machine according to claim 1, wherein the back cover is placed on either the bucket mounting table or the pair of rear wheels in a state of being tilted rearward and downward.

The inner surface of the back cover is formed with two types of concave circular arc surfaces that are aligned with each other so as to follow the outer peripheral locus of both the rotating brush and the blower blade. Riding lawn surface cleaner.

The rotating brush unit is composed of one rotating brush and two air blowing blades disposed above the rotating brush unit, and the back cover has a tip between the two air blowing blades. The riding-type lawn surface cleaning machine according to claim 1 or 2 , wherein the riding-type lawn surface cleaning machine is attached in a state of entering.