JP3847588B2

JP3847588B2 - Method and apparatus for spreading food dough

Info

Publication number: JP3847588B2
Application number: JP2001254687A
Authority: JP
Inventors: 道男森川
Original assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Current assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority date: 2001-08-24
Filing date: 2001-08-24
Publication date: 2006-11-22
Anticipated expiration: 2021-08-24
Also published as: JP2003061561A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパン生地等のごとき適宜の食品生地を薄く延展するための食品生地の延展方法及び装置に係り、さらに詳細には、比較的簡単な構成でもって食品生地の延展を行うことのできる食品生地の延展方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本発明に係る先行例として、例えば特公昭５４−９９１号公報や特許第２８６０９３８号公報等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記各先行例においては、環状に配置した多数のローラを、コンベアベルトによって搬送される食品生地の上面に順次作用させて食品生地を薄く延展する構成であって、延展作用は良好に行われ得るものの、多数のローラを環状に配置する構成であることにより、構成が複雑である。したがって、延展装置のより簡素化、小型化などの改良が望まれている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項１に係る発明は、上下に対向した複数の延展ローラ間に食品生地を水平に通過させることによって上記食品生地の延展を行う食品生地の延展方法において、上流側のコンベア装置と当該コンベア装置より低く配置した下流側のコンベア装置との間に前記複数の延展ローラを配置し、対向した少なくとも一方の延展ローラを、他方の延展ローラに対して接近離反する方向へ振動することによって前記食品生地の延展作用を行うに際し、対向した複数の延展ローラは各モータによって食品生地の搬送方向へ個別に駆動回転する食品生地の延展方法である。
【０００６】
請求項２に係る発明は、上下に対向した複数の延展ローラ間に食品生地を水平に通過させることによって上記食品生地の延展を行うための食品生地延展装置において、上流側のコンベア装置と当該コンベア装置より低く配置した下流側のコンベア装置との間に前記複数の延展ローラを配置し、対向した少なくとも一方の延展ローラを、他方の延展ローラに対し接近離反する方向へ振動するための振動発生手段を備え備え、対向した複数の延展ローラを食品生地の搬送方向へ個別に回転駆動するための延展ローラ回転手段を備えた構成である。
【０００８】
請求項３に係る発明は、請求項２に記載の食品生地の延展装置において、対向した延展ローラにおいて少なくとも一方の延展ローラを他方の延展ローラに対して接近離反する方向へ位置調節自在に設けた構成である。
【０００９】
請求項４に係る発明は、請求項２又は３に記載の食品生地の延展装置において、振動発生手段によって振動される延展ローラの振幅を変更可能に設けた構成である。
【００１０】
請求項５に係る発明は、請求項２又は３に記載の食品生地の延展装置において、振動発生手段は、延展ローラを指示する回転軸を前記延展ローラとの間に、延展ローラを回転自在に支持する偏心部を備えた構成よりなるものである。
【００１１】
請求項６に係る発明は、請求項５に記載の食品生地の延展装置において、延展ローラを回転するためのモータと偏心部を回転するためのモータとを別個に又は共通に設け、かつ延展ローラの回転数よりも偏心部の回転数を大きく設定してあるものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１を参照すると、本発明の実施の形態に係る食品生地の延展装置１は、ベース３上に立設した左右のサイドフレーム５，７を備えており、この左右のサイドフレーム５，７の間には、予め帯状に成形された、例えばパン生地等の食品生地９を薄く延展するための複数の延展ローラ１１，１３が上下に対向して配置してある。
【００１３】
この実施の形態においては、前記延展ローラ１１，１３の前後に、図１（Ｂ）に示すように、上流側に対して下流側を低く配置した第１、第２のコンベア装置１５，１７によって前記食品生地９を水平に搬送しつつ薄く延展する場合について説明するので、前記複数の延展ローラ１１，１３を上下に対向して配置した場合について例示する。
【００１４】
食品生地９を上下方向から水平方向に搬送する場合には、上下方向から、水平方向に変化する位置に、斜め方向に対向するローラーを設けても良いものである。
【００１５】
さらに、複数の延展ローラ１１，１３としては一対の場合にて例示するが、例えば２〜３対のごとく複数対の延展ローラとすること、又は対向した延展ローラ１１，１３の一方を１個、他方を２個とするごとく、数を異にすることも可能である。さらに前記第１、第２のコンベア装置１５，１７の間に位置する一方の延展ローラ１３に対して他方の延展ローラ１１の径を大きく又は小さくすることも可能である。この場合、延展ローラ１１の径を大きくすることにより食品生地９の延展作用領域が前後方向（搬送方向）に大きくなり、小径の場合に比較して食品生地９を徐々に薄く延展する効果が良好なものである。
【００１６】
なお、延展ローラ１１の径を小径とした場合には複数の延展ローラ１１を前後方向に並列した構成とすることにより、同様の効果を奏し得るものである。この場合、後側の延展ローラを前側（食品生地９の入側）の延展ローラよりも少し低くなるように、傾斜した配置とすることが望ましい。
【００１７】
前記一方の延展ローラ１１は、前記サイドフレーム５，７に軸受１９，２１を介して回転自在に支持された回転軸２３に設けられており、この回転軸２３は、ブラケット２４を介して前記サイドフレームに支持されたサーボモータ等のごとき適宜のモータＭ１と適宜に連動連結してある。
【００１８】
したがって、上記モータＭ１を適宜に回転することにより、前記延展ローラ１１は前記食品生地９の搬送方向と同方向へ回転駆動される。この際、延展ローラ１１の回転を制御して、延展ローラ１１の周速と食品生地９の搬送速度とをほぼ等しくすることにより、食品生地９を延展する際に、食品生地９にしわや破れ等が生じる悪影響を抑制できるものである。
【００１９】
前記他方の延展ローラ１３は、前記一方の延展ローラ１１と協働して食品生地９を薄く延展すべく、前記延展ローラ１１に対して接近離反する方向へ振動可能、かつ食品生地９の搬送方向へ回転駆動可能に設けてある。
【００２０】
前記一方の延展ローラ１１に対して他方の延展ローラ１３を接近離反する方向へ振動するための振動発生手段としては、種々のアクチュエータ、機構を採用することが可能であるが、本例においては次のごとき手段を採用している。
【００２１】
すなわち、延展ローラ１３を延展ローラ１１に対して接近離反する方向へ振動するための振動発生手段の１例として、前記サイドフレーム５，７に軸受２５，２７を介して両端側を回転自在に支持された回転軸２９に偏心ブッシュのごとき偏心部３１を一体に設け、この偏心部３１に軸受３３を介して前記延展ローラ１３を回転自在に支持した構成である。なお、上記回転軸２９の適宜位置には回転軸２９の回転の安定化を図るためのバランサー３０が取付けてある。このバランサー３０は、回転軸２９に設けた上記偏心部３１によって延展ローラ１３が振動する際、その振動イナーシャを打消すべく作用するものであって、前記偏心部３１と逆位相となるように、前記回転軸２９に設けてある。
【００２２】
そして、前記回転軸２９の一端側に設けた従動プーリ３５とベース３に装着したモータＭ２の出力軸に備えた駆動プーリ３７とにはベルト３９が掛回してある。すなわち回転軸２９とモータＭ２は適宜に連動連結してある。さらに、前記延展ローラ１３とベース３上に装着したモータＭ３に備えた駆動プーリ４１とにベルト４３を掛回して連動連結してある。
【００２３】
前記延展ローラ１３は、モータＭ３によって前記食品生地９の搬送方向に回転してある。そして、前記回転軸２９はモータＭ２によって延展ローラ１３の回転に比較して極めて高速で適宜方向に回転してある。したがって、延展ローラ１３は１回転する間に延展ローラ１１に対して接近する方向に多数回振動するものである。
【００２４】
以上のごとき構成において、例えばコンピュータのごとき適宜制御装置（図示省略）によって前記各モータＭ１、Ｍ２、Ｍ３を制御し、上側の延展ローラ１１がモータＭ１の回転の下にＲｒ．ｐ．ｍ．で回転し、回転軸２９及び下側の延展ローラ１３がモータＭ２，Ｍ３の回転の下にＲ１．ｒ．ｐ．ｍ．，Ｒ２ｒ．ｐ．ｍ．で回転した状態にあるとき、上流側のコンベア装置１５によって予め成形した帯状の食品生地９を前記一対の延展ローラ１１，１３の間に搬入すると、一方の延展ローラ１１に対して他方の延展ローラ１３が接近離反する方向へ振動していることにより、食品生地９は薄く延展されて下流側のコンベア装置１７へ搬出され、さらに下流側へ搬送される。
【００２５】
この際、延展ローラ１３の振動に伴い回転軸２９が振動する傾向にあるが、バランサー３０の作用によって回転軸２９の振動は抑制されており、大きく振動するようなことはないものである。
【００２６】
前記上流側のコンベア装置１５の搬送速度Ｖ１に対して下流側のコンベア装置１７の搬送速度Ｖ２の方が大であり、上下の延展ローラ１１，１３の回転速度Ｒ，Ｒ２は、前記食品生地９が延展されて移送速度Ｖ１からＶ２に変化する際の速度変化に対応する速度であって、食品生地９と各延展ローラ１１，１３との間に滑りのないように制御されている。
【００２７】
すなわち、上流側のコンベア装置１５の搬送速度Ｖ１と下流側のコンベア装置１７の搬送速度Ｖ２の関係は任意に設定し制御することができる。また、上下の延展ローラ１１、１３の回転速度Ｒ、Ｒ２を下流側のコンベア装置１７の搬送速度Ｖ２に一致させるか、また、上流側のコンベア装置１５の搬送速度Ｖ１と下流側の搬送コンベア装置１７の搬送速度Ｖ２の中間の速度にするかは、食品生地の性状あるいは、食品生地の薄く延展する比率に応じて任意に設定し制御することができる。
【００２８】
したがって、一対の延展ローラ１１，１３によって食品生地９に擦り等によってしわや破れ等を生じることなく薄く延展することができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
【００２９】
前述したように一方の延展ローラ１１に対して他方の延展ローラ１３が接近離反する方向へ振動していることにより、食品生地９に対して挟圧と解放が繰り返される。このとき、食品生地は一時的に流動性を増し延展ローラーによる均らしが容易となり、過大な圧力を必要とすることなく薄く延展される。したがって、例えばパン生地等においてもグルテンの網目組織が壊れることなく所望の厚みに延展可能となる。
【００３０】
図２は本発明の第２の実施の形態を示すもので、この実施の形態においては、モータＭ２に備えた駆動プーリ３７を大径として回転軸２９に備えた従働プーリ３５との間に変速機構（増速機構）４５を構成し、かつ上記モータＭ２の出力軸４０と前記駆動プーリ４１とを適宜に連結してモータＭ３を省略した構成であって、その他の構成は前述した構成と同一であるから、同一機能を奏する構成部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
【００３１】
上記構成においては、１個のモータＭ２でもって回転軸２９を高速回転し、かつ延展ローラ１３をも回転することができるので、構成がより簡単になるものである。なお、前記変速機構４５としては、Ｖプーリを使用した無段変速機構とすることが望ましく、このように構成することにより、延展ローラ１３の回転と回転軸２９の回転との比率を無段階的に変更できるものである。
【００３２】
既に理解されるように、第２の実施の形態においては、モータを１個省略することによって構成の簡素化を図ったものであるから、モータを２個省略する構成とすることも可能である。すなわち、一対の延展ローラ１１，１３を適宜の伝動機構４７を介して互いに連動する構成とすることによりモータＭ１を省略することができる。
【００３３】
前記モータＭ１を省略するための構成の１例としては、例えば図２（Ｂ）に示すような伝動機構４７とすることができる。すなわち、上下の延展ローラ１１，１３にそれぞれギア１１Ｇ，１３Ｇを一体的に設け、上記ギア１１Ｇに噛合した第１中間ギア４９と前記ギア１３Ｇに噛合した第２中間ギア５１とを噛合し、かつギア１１Ｇの軸心に設けた枢軸５３Ａと第１中間ギア４９の軸心に設けた枢軸５３Ｂとを第１リンク５５の両端側で枢支する。またギア１３Ｇの枢軸５３Ｃと第２中間ギア５１の枢軸５３Ｄとを第２リンク５７の両端側で枢支し、さらに前記枢軸５３Ｂ，５３Ｄを第３リンク５９の両端側で枢支した構成として、ギア１１Ｇと第１中間ギア４９と第２中間ギア５１とギア１３Ｇとを常に噛合した状態に保持する。
【００３４】
上記構成とすることにより、下側の延展ローラ１３の回転は、ギア１３Ｇ、第２、第１の中間ギア５１，４９及びギア１１Ｇを介して上側の延展ローラ１１に伝達される。よってモータＭ１を省略した構成とすることができるものである。
【００３５】
なお、ギア１１Ｇと１３Ｇとを同径とし、また第１、第２の中間ギア４９，５１を同径とすることにより上下の延展ローラ１１，１３の回転速度を同一とすることができ、適宜ギアの径を異にすることにより、上下の延展ローラ１１，１３の回転速度を異にすることができ、任意に設計することができる。さらに、伝動機構４７としては上下の延展ローラ１１，１３にベルトを「８」字形に掛回する構成とすることが可能である。
【００３６】
図３は第３の実施の形態を示すもので、この実施の形態においては、対向した延展ローラ１１，１３の適宜一方の延展ローラを他方の延展ローラに対して接近離反する方向へ位置調節自在に設けて、食品生地９の延展厚さを調節可能に構成したものである。
【００３７】
一方の延展ローラを位置調節可能に支持する位置調節手段の構成としては、ねじ機構、楔機構、リンク機構など種々の構成を採用可能であるが、この実施の形態においては、位置調節手段の１例として回転軸２３の両端部を支持した軸受１９，２１を軸受ブロック５９Ａ，５９Ｂによって支持して設け、この軸受ブロック５９Ａ，５９Ｂの上部に回転自在に備えたナット部材６１Ａ，６１Ｂを、左右のサイドフレーム４５，７に垂直に設けたネジ部材６３Ａ，６３Ｂに上下動可能に螺合してある。そして、左右の位置調節手段を同時に調節するための同期調整手段の１例として、左右のナット部材６１Ａ，６１Ｂを同時に回転するために、各ナット部材６１Ａ，６１Ｂに一体に設けたスプロケット６５Ａ，６５Ｂにエンドレスチェン６７が掛回してある。
【００３８】
したがって、左右の複数のナット部材６１Ａ，６１Ｂはエンドレスチェン６７を介して同一方向へ同時に回転され、左右の軸受ブロック５９Ａ，５９Ｂが同時に上下に位置調節される。よって、上下の延展ローラ１１，１３の間隔寸法が調節でき、食品生地９の延展厚さを調節できるものである。
【００３９】
なお、同様の構成により下側の回転軸２９を上下に位置調節可能に構成することも可能であり、上下の延展ローラ１１，１３を共に上下に位置調節可能にしても良いものである。
【００４０】
図４は、他方の延展ローラに対して一方の延展ローラを接近離反する方向へ振動するための振動発生手段の第２例を示すものである。
【００４１】
この例においては、モータ（図示省略）によって回転駆動される一方の延展ローラ１３Ａを回転自在に支持したローラ支持ブラケット６９を、フレーム等の固定部７１に固定したガイド部材７３にボールブッシュ等のごとき移動体７５を介して往復動自在に支持してある。そして、上記ローラ支持ブラケット６９には延展ローラ１３Ａの軸心と平行な長孔７７が設けてあり、この長孔７７には、モータ(図示省略）によって回転される回転部材７９の一端側に径方向へ位置調節可能に設けた駆動ピン８１が係合してある。なお、この回転部材７９の他端側には延展ローラ１３Ａ、ローラ支持ブラケット６９等とバランスするバランスウェイト７９Ｗが設けられている。
【００４２】
前記駆動ピン８１は、回転部材７９に設けた径方向のネジ部材８３に移動可能に螺合したナット部材８５に一体に設けてある。したがって、ネジ部材８３を適宜に回転することによりナット部材８５が径方向に移動し、回転部材７９の回転中心Ｐから駆動ピン８１までの寸法が調節されることになる。よって、回転部材７９を回転することによって延展ローラ１３Ａを振動する際の振幅を調節できるものである。
【００４３】
このように、振動発生手段の振幅を調節可能に構成することにより、食品生地９の特性等に対応して延展率を調節できることとなり、種々の特性の食品生地に対して容易に対応し得るものであり、食品生地の延展作用を能率よく行い得るものである。
【００４４】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、本発明によれば、従来のごとく多数のローラを環状に配置することなく延展ローラ数を少なくして食品生地の延展作用を行うことができ、構成の簡素化を図ることができると共に小型化を図ることができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る延展装置の説明図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態に係る延展装置の説明図である。
【図３】本発明の第３の実施の形態に係る延展装置の説明図である。
【図４】振動発生手段の第２の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
１…延展装置
３…ベース
５…サイドフレーム
７…サイドフレーム
９…食品生地
１１…延展ローラ
１３…延展ローラ
２３…回転軸
２９…回転軸
３１…偏心部
３５…従動プーリ
３７…駆動プーリ
３９…ベルト
４１…駆動プーリ
４３…ベルト
４５…変速機構
４７…伝動機構
６１…Ａ，Ｂナット部材
６３…Ａ，Ｂナット部材
６７…エンドレスチェン
６９…ローラ支持ブロケット
７７…長孔
７９…回転部材
８１…駆動ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and apparatus for extending a food dough for thinly spreading an appropriate food dough such as bread dough, and more specifically, the food dough can be extended with a relatively simple configuration. The present invention relates to a method and apparatus for spreading food dough.
[0002]
[Prior art]
As prior examples according to the present invention, there are, for example, Japanese Patent Publication No. 54-991 and Japanese Patent No. 2860938.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In each of the preceding examples, the food dough is thinly extended by sequentially operating a large number of rollers arranged in a ring on the upper surface of the food dough conveyed by the conveyor belt, and the spreading action can be performed well. However, the configuration is complicated due to the configuration in which a large number of rollers are annularly arranged. Therefore, improvements such as further simplification and downsizing of the spreader are desired.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the conventional problems as described above. The invention according to claim 1 is directed to extending the food dough by passing the food dough horizontally between a plurality of vertically extending extension rollers. In the method for extending a food dough, the plurality of extending rollers are disposed between an upstream conveyor device and a downstream conveyor device disposed lower than the conveyor device, and at least one of the opposing extending rollers is disposed on the other side. When the food dough is spread by oscillating in the direction of approaching and moving away from the spreader roller , the opposing spreader rollers are individually driven and rotated in the food dough conveying direction by each motor. Is the method.
[0006]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a food dough spreading apparatus for extending the food dough by horizontally passing the food dough between a plurality of vertically extending spreading rollers. An upstream conveyor device and the conveyor A vibration generating means for arranging the plurality of extending rollers between a downstream conveyor device arranged lower than the apparatus and vibrating at least one facing extending roller toward and away from the other extending roller. And a plurality of facing extension rollers for individually rotating and driving in the conveying direction of the food dough.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the food dough spreading apparatus according to the second aspect , at least one of the extending rollers is provided so as to be adjustable in a direction approaching and separating from the other extending roller. It is a configuration.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in the food dough spreading apparatus according to the second or third aspect , the amplitude of the spreading roller vibrated by the vibration generating means is provided to be changeable.
[0010]
According to a fifth aspect of the present invention, in the food dough extending apparatus according to the second or third aspect , the vibration generating means can rotate the extending roller between a rotating shaft indicating the extending roller and the extending roller. It consists of a structure provided with the eccentric part to support.
[0011]
According to a sixth aspect of the present invention, in the food dough spreading apparatus according to the fifth aspect , a motor for rotating the spreading roller and a motor for rotating the eccentric portion are provided separately or in common, and the spreading roller The rotational speed of the eccentric portion is set to be larger than the rotational speed.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring to FIG. 1, a food dough spreading apparatus 1 according to an embodiment of the present invention includes left and right side frames 5 and 7 erected on a base 3. In between, a plurality of extending rollers 11 and 13 for extending thinly the food dough 9 such as bread dough, which is formed in a band shape in advance, are arranged facing each other vertically.
[0013]
In this embodiment , as shown in FIG. 1 (B), before and after the extension rollers 11 and 13, the first and second conveyor devices 15 and 17 are arranged with the downstream side lower than the upstream side. Since the case where the food dough 9 is thinly extended while being conveyed horizontally will be described, the case where the plurality of extending rollers 11 and 13 are arranged to face each other vertically will be exemplified .
[0014]
When conveyed in a horizontal direction food dough 9 in the vertical direction, the vertical direction, a position which varies in the horizontal direction, but may be provided a roller that faces in an oblique direction.
[0015]
Furthermore, although it illustrates in the case of a pair as the plurality of extension rollers 11 and 13, for example, a plurality of pairs of extension rollers such as two to three pairs, or one of the opposite extension rollers 11 and 13, It is also possible to make the number different as if the other is two. Furthermore, it is possible to make the diameter of the other extending roller 11 larger or smaller than one extending roller 13 located between the first and second conveyor devices 15 and 17. In this case, by increasing the diameter of the extension roller 11, the extension region of the food dough 9 is increased in the front-rear direction (conveying direction), and the effect of extending the food dough 9 gradually and thinly as compared with the case of the small diameter is good. It is a thing.
[0016]
In addition, when the diameter of the extending roller 11 is made small, the same effect can be produced by adopting a configuration in which a plurality of extending rollers 11 are arranged in parallel in the front-rear direction. In this case, it is desirable that the rear spreading roller is inclined so that it is slightly lower than the front spreading roller (the entrance side of the food dough 9).
[0017]
The one extending roller 11 is provided on a rotating shaft 23 rotatably supported on the side frames 5 and 7 via bearings 19 and 21, and the rotating shaft 23 is connected to the side frame via a bracket 24. An appropriate motor M1 such as a servo motor supported by a frame is appropriately interlocked and connected.
[0018]
Therefore, by appropriately rotating the motor M1, the extension roller 11 is rotationally driven in the same direction as the conveying direction of the food dough 9. At this time, the rotation of the extending roller 11 is controlled so that the peripheral speed of the extending roller 11 and the conveying speed of the food dough 9 are substantially equal, so that the food dough 9 is wrinkled or broken when the food dough 9 is extended. It is possible to suppress adverse effects that occur.
[0019]
The other extending roller 13 can vibrate in a direction approaching and moving away from the extending roller 11 so as to extend the food dough 9 thinly in cooperation with the one extending roller 11, and the conveying direction of the food dough 9. It is provided so that it can be rotated.
[0020]
Various actuators and mechanisms can be employed as the vibration generating means for vibrating the other extending roller 13 toward and away from the one extending roller 11. The method like this is adopted.
[0021]
That is, as an example of a vibration generating means for vibrating the extending roller 13 in a direction approaching and moving away from the extending roller 11, both end sides are rotatably supported by the side frames 5, 7 via bearings 25, 27. An eccentric portion 31 such as an eccentric bush is integrally provided on the rotating shaft 29, and the extending roller 13 is rotatably supported by the eccentric portion 31 via a bearing 33. A balancer 30 for stabilizing the rotation of the rotating shaft 29 is attached to an appropriate position of the rotating shaft 29. The balancer 30 acts to cancel the vibration inertia when the extension roller 13 vibrates by the eccentric portion 31 provided on the rotating shaft 29, and has a phase opposite to that of the eccentric portion 31. The rotary shaft 29 is provided.
[0022]
A belt 39 is wound around a driven pulley 35 provided at one end of the rotary shaft 29 and a drive pulley 37 provided on the output shaft of the motor M2 attached to the base 3. That is, the rotary shaft 29 and the motor M2 are interlocked and connected as appropriate. Further, a belt 43 is wound around and linked to the extending roller 13 and a drive pulley 41 provided on the motor M3 mounted on the base 3.
[0023]
The extension roller 13 is rotated in the conveying direction of the food dough 9 by a motor M3. The rotating shaft 29 is rotated in an appropriate direction at a very high speed as compared with the rotation of the extension roller 13 by the motor M2. Therefore, the extending roller 13 vibrates many times in a direction approaching the extending roller 11 during one rotation.
[0024]
In the configuration as described above, each of the motors M1, M2, M3 is controlled by a control device (not shown) such as a computer, for example, and the upper extension roller 11 is moved under the rotation of the motor M1. p. m. , The rotating shaft 29 and the lower extension roller 13 are moved under the rotation of the motors M2 and M3 to R1. r. p. m. , R2r. p. m. When the belt-shaped food dough 9 formed in advance by the upstream conveyor device 15 is carried between the pair of extending rollers 11, 13, the other extending roller 11 with respect to the other extending roller 11. The food dough 9 is thinly extended by being vibrated in the direction in which the 13 approaches and separates, is carried out to the downstream conveyor device 17, and further conveyed downstream.
[0025]
At this time, the rotating shaft 29 tends to vibrate with the vibration of the extending roller 13, but the vibration of the rotating shaft 29 is suppressed by the action of the balancer 30, so that it does not vibrate greatly.
[0026]
The transport speed V2 of the downstream conveyor device 17 is greater than the transport speed V1 of the upstream conveyor device 15, and the rotational speeds R and R2 of the upper and lower extending rollers 11 and 13 are the same as the food dough 9 Is a speed corresponding to a change in speed when the transfer speed is changed from the transfer speed V1 to V2, and is controlled so as not to slip between the food dough 9 and the extension rollers 11 and 13.
[0027]
That is, the relationship between the transport speed V1 of the upstream conveyor device 15 and the transport speed V2 of the downstream conveyor device 17 can be arbitrarily set and controlled. Further, the rotational speeds R and R2 of the upper and lower extension rollers 11 and 13 are made to coincide with the transport speed V2 of the downstream conveyor device 17, or the transport speed V1 of the upstream conveyor device 15 and the downstream transport conveyor device. The intermediate speed of the conveyance speed V2 of 17 can be arbitrarily set and controlled according to the properties of the food dough or the ratio of the food dough being spread thinly.
[0028]
Therefore, the food dough 9 can be thinly spread without being wrinkled or broken by rubbing or the like by the pair of extending rollers 11 and 13, and the conventional problems as described above can be solved.
[0029]
As described above, the other extending roller 13 vibrates in the direction in which the other extending roller 13 approaches and separates from one extending roller 11, whereby the food dough 9 is repeatedly pressed and released. At this time, the food dough is temporarily fluidized and easily leveled by the spreader roller, and is thinly spread without requiring excessive pressure. Therefore, for example, bread dough can be spread to a desired thickness without breaking the gluten network.
[0030]
FIG. 2 shows a second embodiment of the present invention. In this embodiment, a drive pulley 37 provided in the motor M2 has a large diameter and a driven pulley 35 provided in the rotary shaft 29. The speed change mechanism (speed increasing mechanism) 45 is configured, and the output shaft 40 of the motor M2 and the drive pulley 41 are appropriately connected to omit the motor M3. The other configurations are the same as those described above. Since they are the same, components having the same functions are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0031]
In the above configuration, the rotation shaft 29 can be rotated at a high speed by the single motor M2, and the extending roller 13 can also be rotated, so that the configuration becomes simpler. The speed change mechanism 45 is preferably a continuously variable speed change mechanism using a V pulley. With this configuration, the ratio between the rotation of the extension roller 13 and the rotation of the rotary shaft 29 is stepless. It can be changed to.
[0032]
As already understood, in the second embodiment, since the configuration is simplified by omitting one motor, it is possible to adopt a configuration in which two motors are omitted. . That is, the motor M <b> 1 can be omitted by configuring the pair of extension rollers 11 and 13 to interlock with each other via an appropriate transmission mechanism 47.
[0033]
As an example of a configuration for omitting the motor M1, for example, a transmission mechanism 47 as shown in FIG. That is, gears 11G and 13G are integrally provided on the upper and lower extension rollers 11 and 13, respectively, and the first intermediate gear 49 meshed with the gear 11G and the second intermediate gear 51 meshed with the gear 13G are meshed, and A pivot 53A provided at the shaft center of the gear 11G and a pivot 53B provided at the shaft center of the first intermediate gear 49 are pivotally supported at both ends of the first link 55. Further, the pivot 53C of the gear 13G and the pivot 53D of the second intermediate gear 51 are pivotally supported at both ends of the second link 57, and the pivots 53B and 53D are pivotally supported at both ends of the third link 59. The gear 11G, the first intermediate gear 49, the second intermediate gear 51, and the gear 13G are always held in mesh.
[0034]
With the above configuration, the rotation of the lower extension roller 13 is transmitted to the upper extension roller 11 via the gear 13G, the second and first intermediate gears 51 and 49, and the gear 11G. Accordingly, the motor M1 can be omitted.
[0035]
The rotation speeds of the upper and lower extension rollers 11 and 13 can be made the same by making the gears 11G and 13G have the same diameter and the first and second intermediate gears 49 and 51 have the same diameter. By making the diameters of the gears different, the rotational speeds of the upper and lower extension rollers 11 and 13 can be made different and can be arbitrarily designed. Further, the transmission mechanism 47 may be configured such that the belt is looped around the upper and lower extension rollers 11 and 13 in an “8” shape.
[0036]
FIG. 3 shows a third embodiment. In this embodiment, the position of one of the facing extension rollers 11 and 13 can be adjusted so that the extension roller approaches and moves away from the other extension roller. Provided so that the extended thickness of the food dough 9 can be adjusted.
[0037]
Various configurations such as a screw mechanism, a wedge mechanism, and a link mechanism can be adopted as the configuration of the position adjusting means for supporting one of the extending rollers so that the position of the extending roller can be adjusted. As an example, bearings 19 and 21 that support both ends of the rotary shaft 23 are provided by bearing blocks 59A and 59B, and nut members 61A and 61B that are rotatably provided above the bearing blocks 59A and 59B are provided on the left and right sides. The screw members 63A and 63B provided perpendicularly to the side frames 45 and 7 are screwed so as to be movable up and down. As an example of the synchronization adjusting means for simultaneously adjusting the left and right position adjusting means, the sprockets 65A and 65B provided integrally with the nut members 61A and 61B to rotate the left and right nut members 61A and 61B simultaneously. An endless chain 67 is hung around.
[0038]
Therefore, the left and right nut members 61A and 61B are simultaneously rotated in the same direction via the endless chain 67, and the left and right bearing blocks 59A and 59B are simultaneously adjusted in the vertical direction. Therefore, the distance between the upper and lower extension rollers 11 and 13 can be adjusted, and the extension thickness of the food dough 9 can be adjusted.
[0039]
It is also possible to configure the lower rotary shaft 29 so that the position of the lower rotary shaft 29 can be adjusted up and down with the same configuration, and the position of the upper and lower extension rollers 11 and 13 can be adjusted up and down.
[0040]
FIG. 4 shows a second example of vibration generating means for vibrating one extending roller toward and away from the other extending roller.
[0041]
In this example, a roller support bracket 69 that rotatably supports one extending roller 13A that is rotationally driven by a motor (not shown) is fixed to a guide member 73 that is fixed to a fixing portion 71 such as a frame, such as a ball bush. The movable body 75 is supported so as to be able to reciprocate. The roller support bracket 69 is provided with a long hole 77 parallel to the axis of the extending roller 13A. The long hole 77 has a diameter on one end side of a rotating member 79 rotated by a motor (not shown). A drive pin 81 provided so as to be positionally adjustable in the direction is engaged. A balance weight 79W is provided on the other end side of the rotating member 79 to balance the extending roller 13A, the roller support bracket 69, and the like.
[0042]
The drive pin 81 is provided integrally with a nut member 85 that is movably screwed to a radial screw member 83 provided on the rotating member 79. Therefore, by appropriately rotating the screw member 83, the nut member 85 moves in the radial direction, and the dimension from the rotation center P of the rotating member 79 to the drive pin 81 is adjusted. Therefore, by rotating the rotating member 79, the amplitude when the extending roller 13A is vibrated can be adjusted.
[0043]
Thus, by configuring the amplitude of the vibration generating means to be adjustable, the spreading rate can be adjusted in accordance with the characteristics of the food dough 9, etc., and can easily cope with food dough having various characteristics. Thus, the spreading action of the food dough can be efficiently performed.
[0044]
【The invention's effect】
As can be understood from the above description, according to the present invention, it is possible to perform the spreading action of the food dough by reducing the number of spreading rollers without arranging a large number of rollers as in the conventional case. Simplification and miniaturization can be achieved, and the conventional problems as described above can be solved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a spreader according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a spreader according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a spreader according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a second embodiment of vibration generating means.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Extension apparatus 3 ... Base 5 ... Side frame 7 ... Side frame 9 ... Food dough 11 ... Extension roller 13 ... Extension roller 23 ... Rotating shaft 29 ... Rotating shaft 31 ... Eccentric part 35 ... Drive pulley 37 ... Drive pulley 39 ... Belt 41 ... Drive pulley 43 ... Belt 45 ... Transmission mechanism 47 ... Transmission mechanism 61 ... A, B nut member 63 ... A, B nut member 67 ... Endless chain 69 ... Roller support rocket 77 ... Long hole 79 ... Rotating member 81 ... Drive pin

Claims

In the method for extending a food dough, wherein the food dough is extended by passing the food dough horizontally between a plurality of vertically extending rollers, the upstream conveyor device and the downstream conveyor disposed lower than the conveyor device. said plurality of rolling rollers between the device is disposed, at least one of the extending roller facing, in performing the extending operation of the food dough by the vibration direction toward and away from the other of the extending rollers, counter The method for extending a food dough, wherein the plurality of extending rollers are individually driven and rotated in the conveying direction of the food dough by each motor .

In the food dough spreading apparatus for extending the food dough by horizontally passing the food dough between a plurality of vertically extending spreading rollers, the upstream conveyor device and the downstream conveyor device arranged lower than the conveyor device The plurality of extending rollers are arranged between the conveyor device and provided with vibration generating means for vibrating at least one of the facing extending rollers in a direction approaching and separating from the other extending roller. A food dough spreading apparatus, comprising: an extending roller rotating means for individually rotating and driving the rollers in the food dough conveying direction.

3. The food dough extending apparatus according to claim 2 , wherein at least one of the extending rollers is arranged so as to be movable toward and away from the other extending roller. Extension device.

4. The food dough extending apparatus according to claim 2, wherein the amplitude of the extending roller vibrated by the vibration generating means is changeable.

4. The food dough extending apparatus according to claim 2 or 3 , wherein the vibration generating means includes an eccentric portion that rotatably supports the extending roller between the rotating shaft that supports the extending roller and the extending roller. A food dough spreading apparatus characterized by comprising:

6. The food dough spreading apparatus according to claim 5 , wherein a motor for rotating the spreading roller and a motor for rotating the eccentric portion are provided separately or in common, and the eccentric portion has a higher number of rotations than the number of rotations of the spreading roller. A food dough spreading apparatus characterized by having a large rotational speed.