JP3845542B2 - Self-propelled crusher - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被破砕物を破砕する破砕装置を備えた自走式破砕機に関し、さらに詳しくは、被破砕物を噛み切るように細くせん断するせん断式破砕装置を備えた自走式破砕機及びこれに備えられる回転歯の取り替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
破砕機は、例えばビル解体時に搬出されるコンクリート塊や道路補修時に排出されるアスファルト塊などの建設現場で発生する大小さまざまな岩石・建設廃材、あるいは産業廃棄物、及び自然石等を、運搬する前にその作業現場で所定の大きさに破砕することにより、廃材の再利用、工事の円滑化、コスト削減等を図るものである。この破砕機に備えられる破砕装置としては、いくつかの種類が既に提唱されているが、建設廃材、家電品、プラスチック廃材、古タイヤなどを破砕するのに特に好適なものとして、略平行に配置された複数の回転軸のそれぞれに略円盤形状の複数の回転歯を固定し、被破砕物を噛み切るように細くせん断するせん断式破砕装置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん断機等)が提唱されている。
【0003】
また、前記回転歯としては、前記回転軸に取り付けられる略円盤状のディスク部と、このディスク部の外周側周方向複数箇所に着脱可能に取り付けられる部分歯(カッタピース)とからなるいわゆるピースカッタが提唱されている。これにより、破砕作業の進行と共に回転歯が摩耗(消耗)した場合でも、前記部分歯のみを前記ディスク部から取り外して交換すれば足りるので交換・メンテナンス作業の容易化を図れ、特に、設備の整った工場への搬入を必要とすることなく破砕機稼働現場での交換を可能としている。
【0004】
以上のような破砕機において、破砕プラントの用地確保の困難化あるいは用地の分散化等の背景に基づき、破砕機を自力走行可能として機動性を持たせた自走式破砕機が既に提唱されている。
【0005】
ここで、前記のピースカッタを備えたせん断式破砕装置を搭載した自走式破砕機として、例えば、実開平7−13442号公報に記載のものがある。この自走式破砕機は、略水平方向に配置された回転軸及びこの回転軸に固定された複数の回転歯をそれぞれ備えた複数の回転体と、これら回転体の外周側に設けられた複数の固定歯とを有するせん断式破砕装置をフレームの長手方向一の側に設け、ホッパで受け入れた被破砕物を前記せん断式破砕装置で破砕し、その破砕物をコンベアで前記長手方向の他の側に搬出するようになっている。このとき、前記破砕装置を駆動する駆動部としてモータと減速機構とが設けられており、前記モータからの駆動力を減速機構で減速して前記複数の回転軸へと伝達するようになっている(なお、上記実開平7−13442号公報中にピースカッタである旨の明確な記載はないが、「歯を交換するためにホッパ内に立ち入る」との記載によってピースカッタであることが明らかに示唆されているものである)。
しかしながら、前記ピースカッタは、前述したような部分着脱可能構造により製造コストが比較的高く、また部品点数が多くなるため交換時の交換部品コスト・作業コストも比較的高くなるという憾みがあった。その一方で、自走式破砕機の場合は自力走行により機動性が高く(トレーラ等での輸送が可能)、もともと工場へ搬入する手間はあまりかからないため、前述したピースカッタの有効性(交換作業の容易化、工場搬入不要)よりも、上記コスト増大の弊害のほうがより大きな問題となる場合もあった。
【0006】
そこで、上記コスト増大を回避するために、例えば、特開平10−137624号公報に記載のように、略水平方向に配置された回転軸及びこの回転軸に固定された複数の一体型の回転歯をそれぞれ備えた複数の回転体について、各回転体を両端部で回転可能に軸支する2つの軸受を上・下2分割可能な取付部材で挟みつけて取り付ける構造としたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平10−137624号公報の従来技術においては、回転歯の交換時には、前記取付部材を上・下に2分割することにより、各回転体を前記2つの軸受と一体のカートリッジ化された状態のまま、上方へ簡単に抜き出し可能となっている。これにより、回転軸自体を破砕機ケーシングから取り外す等、破砕装置全体の大がかりな解体作業が必要となっていた従来の一体型回転歯方式の破砕機に比べて、摩耗時の交換を容易化し、かつピースカッタでなく一体型回転歯とすることによって製造コストや交換コストを低減することができる。
【0008】
しかしながら、上記特開平10−137624号公報の従来技術においては、以下のような別の問題が存在する。すなわち、各回転体では、前記回転軸に軸方向に所定の等間隔にて前記複数の回転歯を配置固定し、隣接回転歯間には回転歯より小径円盤状のスペーサを1つずつ介在させて固定する。そして複数の回転体を破砕装置内に収納配置するときは、通常のこの種のせん断式破砕装置同様、隣接回転体の前記複数の回転歯どうしが径方向に若干重なり合うように配置される。このとき、その径方向に重なり合っている2つの回転歯どうしの軸方向間隙寸法は、せん断性能上、例えば1mm以下といった極めて小さな値に設定されるのが通常であり、そのため、極めて高い位置決め精度や寸法精度が要求される。
【0009】
このような回転体の配置構造において、例えば、1つの回転体を上方へ抜き出して摩耗回転歯の交換を行う場合に、重量物である回転体を、前述のような極めて高い位置決め精度で他の回転体の回転歯に干渉することなく上方へ抜き出すのは極めて困難である。また仮に抜き出すことができたとしても、回転歯交換終了後に他の回転体の回転歯に干渉することなく再びもとの位置に戻すことは、現実的には不可能に近い。
また例えば、すべての回転体を同時に上方へ抜き出す場合には、上記と異なり比較的簡単に上方へと抜き出すことができるが、もとに戻す際、各回転体の回転歯を干渉させることなく、隣接回転体の前記複数の回転歯どうしが径方向に若干重なり合うように位置決めしたり、上方から下降させてもとの配置位置にそれぞれ収納したりするのは、実際にはまず不可能である。
【0010】
すなわち、上記特開平10−137624号公報においては、一体型回転歯としてコスト低減を図りつつ、摩耗時の交換を容易化することは困難であった。
【0011】
本発明の目的は、一体型の回転歯としてコスト低減を図りつつ、回転歯摩耗時の交換を容易化できる自走式破砕機を提供することにある。
【0012】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、略水平方向に配置された2つの回転軸とこの回転軸にそれぞれ固定される複数の回転歯と前記回転歯間に設けられる複数のスペーサとこのスペーサに対向するように前記回転歯の外周側に設けられた複数の固定歯とを有するせん断式破砕装置を、フレームの長手方向一方側に設け、ホッパで受け入れた被破砕物を前記せん断式破砕装置で破砕し、その破砕物をコンベアで搬出する自走式破砕機において、前記せん断式破砕装置の反駆動部側端部が前記フレームの長手方向一方側の側外方に臨むように前記フレーム上に配設し、前記せん断式破砕装置の反駆動部側端部を、前記せん断式破砕装置のハウジングに着脱可能に設け、前記回転歯及びスペーサを、角断面形状の前記回転軸に前記せん断式破砕装置の反駆動部側端部側から抜き出し可能に設け、前記複数の固定歯を、前記スペーサに対向し、前記回転歯の外周側にそれぞれ位置するように、前記ハウジング側部から一括して抜き出し可能に前記ハウジングに着脱可能に設けたことを特徴とする。
【0013】
また、第2の発明は、第1の発明において、前記複数の固定歯は、その基部を支持する溝を有し、前記ハウジングに着脱可能に設けられる固定歯支持部に設けたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態の自走式破砕機の全体構造を表す側面図であり、図2は、図1に示した自走式破砕機の上面図である。
【0021】
これら図1及び図2において、自走式破砕機1は、例えば油圧ショベルのバケット等の作業具により被破砕物(例えば建設廃材、家電品、プラスチック廃材、古タイヤ等、以下適宜、建設廃材等という)が投入され、その建設廃材等を受け入れるホッパ2、及びホッパ2に受け入れた建設廃材等を所定の大きさに破砕し下方へ排出する破砕装置(この例では2軸シュレッダ)3を搭載した破砕機本体4と、この破砕機本体4の下方に設けられた走行体5と、前記の破砕装置3で破砕され下方へ排出された破砕物を受け入れて自走式破砕機1の後方側(図1及び図2中右側)に運搬し搬出するコンベア6とを有する。
【0022】
前記の走行体5は、トラックフレーム7と、走行手段としての左・右無限軌道履帯8とを備えている。トラックフレーム7は、例えば略長方形の枠体によって形成され、前記破砕装置3、前記ホッパ2、及びパワーユニット15(後述)等を載置する破砕機取付け部7Aと、この破砕機取付け部7Aの下部に設けられた脚部7Bとから構成される。また無限軌道履帯8は、前記脚部7Bにそれぞれ回動自在に支持された駆動輪9a及び従動輪(アイドラ)9bの間に掛け渡されており、駆動輪9a側に設けられた左・右走行用油圧モータ10によって駆動力が与えられることにより自走式破砕機1を走行させるようになっている。
【0023】
前記のホッパ2は、図1及び図2に示すように、4つの側壁2a,2b,2c,2dを備えている。これら側壁2a〜dのうち、側壁2a,2cがトラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向(図1及び図2中左右方向)前方側・後方側に配置されるものであり、側壁2b,2dがトラックフレーム破砕機取付け部7Aの短手方向(図2中上下方向)両側に配置されるものである。そして、側壁2a,2cについてみると、図1に示すように、自走式破砕機1前方側の側壁2aの傾斜角度θ1(図1参照)は、自走式破砕機1後方側の側壁2cの傾斜角度θ2(同)よりも小さく(すなわち傾斜がきつく)なっており、これによって、ホッパ2の前方側突出寸法L(図1参照)がなるべく小さくなるように図られている。
【0024】
前記の破砕装置3は、図1及び図2に示すように、トラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向前方側(図1及び図2中左側)端部に搭載されており、前記ホッパ2は、破砕装置3のさらに上部に配置されている。
【0025】
この破砕装置3は、せん断式の破砕装置(いわゆる2軸せん断機若しくは2軸シュレッダ)であり、スペーサ22A,22B(詳細構造は後述)を介し回転歯(カッタ)21A,21B(詳細構造は後述)を櫛歯状に所定間隔で取り付けた複数本(この場合2つ)の回転軸20A,20B(図示せず、詳細構造は後述の図3及び図4参照)を、互いに略平行でかつ前記固定歯21A,21Bが交互に噛み合うように略水平に配置している。そして、それら回転軸20A,20Bを互いに逆方向へ回転させる(後述の図4参照)ことにより、ホッパ2より供給された建設廃材等を前記固定歯21A,21Bの間に噛み込んで細片状にせん断し、所定の大きさに破砕するようになっている。またこのとき、前記回転軸20A,20Bへの駆動力は、トラックフレーム破砕機取付け部7A上の破砕装置3より後方側(すなわちトラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向中間部)に設けた駆動装置11内の油圧モータ12から与えられる。
前記のコンベア6は、搬送側(自走式破砕機後方側、図1及び図2中右側)部分が支持部材(図示せず)を介し後述のパワーユニット15に吊り下げ支持されている。また、反搬送側(自走式破砕機前方側、図1及び図2中左側)部分は、トラックフレーム破砕機取付け部7Aよりも下方に位置し、支持部材(図示せず)を介し、トラックフレーム破砕機取付け部7Aから吊り下げられるように支持されている。このコンベア6は、コンベア用油圧モータ13(図2参照)によってベルト6a(同)を駆動し、これによって破砕装置3からベルト6a上に落下してきた破砕物を運搬するようになっている。
前記のトラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向後方側(図1、図2中右側)端部の上部には、重量バランス等の観点から、パワーユニット積載部材14を介しパワーユニット15が搭載されている(図1参照)。
【0026】
このパワーユニット15は、前記の左・右走行用油圧モータ10、破砕用油圧モータ12、及びコンベア用油圧モータ13等の油圧アクチュエータへ圧油を吐出する油圧ポンプ(図示せず)と、この油圧ポンプを駆動する原動機としてのエンジン(同)と、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへ供給される圧油の流れをそれぞれ制御する複数のコントロールバルブを備えた制御弁装置(同)とを内蔵している。また、パワーユニット15の前方側(図1及び図2中左側)には、操作者が搭乗する運転席16が設けられている。
以上のような基本構成の自走式破砕機において、本実施の形態の最も大きな特徴は、前記破砕装置3の構造にある。図3は、この破砕装置3の詳細構造を表す一部分解上面図であり、図4は、図3中IV−IV断面による横断面図である。
【0027】
これら図3及び図4において、前記の破砕装置3は、その前記駆動装置11と反対側(すなわち図3中では左側)の端部が、破砕機取り付けフレーム7Aの前記長手方向前方側端部と略同一位置にあって(図1参照)自走式破砕機1の前方側外方に臨むように配設されている。この破砕装置3は、略水平方向に配置された横断面形状略六角形の前記回転軸20A,20B、これら回転軸20A,20Bにそれぞれ固定された複数の一体型の前記回転歯21A,21B、及び隣接回転歯21A,21A(又は21B,21B)間に1つずつ介在配置された前記回転歯21A,21Bより小径の円盤状の前記スペーサ22A,22B等からそれぞれ構成される複数(この場合2つ)の回転体23A,23Bと、これら回転体23A,23Bの外周側にそれぞれ設けられた複数の固定歯24A,24Bと、これら回転体23A,23B及び固定歯24A,24Bを内包するハウジング25とを有している。
前記の回転体23A,23Bは、図3及び図4に示すように、それぞれ前記回転軸20A,20Bが前記破砕機取り付けフレーム7Aの長手方向(言い換えれば自走式破砕機1の前後方向)に略沿うように配設されており、また、隣接回転体23A,23Bの前記複数の回転歯21A,21Bどうしが径方向に一部重なり合うように配置されている。
【0028】
またこのとき、前記回転体23A,23Bのうち、図3中下方に示す回転体23Aは、前記回転軸(以下適宜、駆動軸という)20Aの前記駆動装置11側(図3中右側)の端部に駆動歯車27を固定しており、この駆動歯車27よりさらに前記駆動装置11側(図3中右側)は入力軸26と連結されており、この入力軸26が前記駆動装置11の前記油圧モータ12に接続されてその駆動力が入力されるようになっている。一方、回転体23Bの前記回転軸(以下適宜、従動軸という)20Bの前記駆動装置11側の端部には前記駆動歯車27と噛合する従動歯車28が固定されている。なお、回転体23A,23Bの回転軸20A,20Bは軸受部材29を介しハウジング25内に設けた回転軸支持部30,30に回転自在に支持されている。
このような構造により、前記油圧モータ12から入力軸26に入力された駆動力(トルク)は、回転体23Aの駆動軸20Aに伝達されて回転体23Aを図4中矢印方向へ回転させる一方、駆動歯車27及び従動歯車28を介して所定の歯数比で増速(又は減速)して回転体23Bの従動軸20Bにも伝えられ、回転体23Bを図4中矢印方向(すなわち回転体23Aとは逆方向)へ回転させる。このとき、回転体23Bの回転速度は回転体23Aと異なる速度となるように前記歯数比が設定されており、これによって回転体23Aの回転歯21Aの回転数と回転体23Bの回転歯21Bの回転数とが異なるようにし、建設廃材等をそれら回転歯21A,21Bの側面で押し切りせん断破砕するようになっている。
【0029】
前記のハウジング25は略箱型形状となっているが、そのうち前記駆動装置11と反対側(言い換えれば自走式破砕機1の前方側)端部領域25Aが残りの部分に対して例えばボルトを用いた着脱自在構造(あるいはヒンジ等を用いた開閉構造でもよい)となっている(図3は取り外した状態を示している、破線矢印参照)。これによって、前記端部領域25Aを取り外し(又は開く)と、ハウジング25内にある回転軸20A,20Bの駆動装置11と反対側の端部が破砕装置3の外に露出し、自走式破砕機1の前方外方に臨むようになっている。
【0030】
前記の固定歯24A,24Bは、図3及び図4に示すように前記スペーサ22A,22Bの径方向外周側に対向しそれらに対しほぼ同数が設けられている。このとき、回転体23Aの多数のスペーサ22Aに対向して多数設けられる固定歯24Aは、その基底部24Aaが、略薄箱形状の固定歯支持部32Aの溝32Aa内に挿入配置されている。この固定歯支持部32Aは、ハウジング25の一方側(図3中下側、図4中右側)側部25Bに、例えばボルト31(図4参照)を介し着脱自在に取り付けられており、ボルト31を取り外すことによって、固定歯支持部32A及び多数の固定歯24Aを一括して前記ハウジング側部25Bから外側に抜き出せるようになっている。なお、回転体23Bに係わる多数の固定歯24Bも、上記同様、基底部24Baが固定歯支持部32Bの溝32Ba内に挿入配置されており、ボルト31を取り外すことによって、固定歯支持部32B及び多数の固定歯24Bを一括してハウジング他方側(図3中上側、図4中左側)側部25Cから外側に抜き出せるようになっている。
【0031】
なお、上記において、トラックフレーム7が特許請求範囲各項記載のフレームを構成し、トラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向がフレームの長手方向に相当し、トラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向一方側(=自走式破砕機1の前方側、図1及び図2中左側)がフレームの長手方向一の側に相当し、トラックフレーム破砕機取付け部7Aの長手方向他方側(自走式破砕機1の後方側、図1及び図2中右側)がフレームの長手方向他の側に相当する。
また、駆動装置11が、せん断式破砕装置を駆動する駆動部を構成し、スペーサ22A,22Bが、隣接回転歯間に1つずつ介在させられるスペーサ部材を構成する。
【0032】
次に、本実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。
【0033】
上記構成の自走式破砕機1において、破砕作業時には、例えば油圧ショベルのバケット等の作業具でホッパ2に被破砕物である建設廃材等を投入すると、ホッパ2で受け入れられた建設廃材等が破砕装置3へと導かれ、破砕装置3で噛み切るように所定の大きさに細くせん断破砕される。破砕された破砕物は、破砕装置3下部の空間からコンベア6上に落下して運搬され、大きさがほぼ揃えられて、最終的に自走式破砕機1の後部(図1及び図2中右端部)から搬出される。
【0034】
このような破砕作業を行っていくと、破砕作業の進行と共に回転体23A,23Bの回転歯21A,21Bが摩耗(消耗)していくため、所定期間ごとに交換を行う。その交換手順は以下のようである。
【0035】
すなわちまず、自走式破砕機1の破砕装置3その他の動作を停止した後、ハウジング25の駆動装置11と反対側(自走式破砕機1前方側)の前記端部領域25Aを取り外し(又は開いて)、回転軸20A,20Bの自走式破砕機前方側端部を外部に露出させる(図3の状態に相当)。
【0036】
次に、前記ボルト31を取り外し、ハウジング25の前記側部25B,25Cから、前記固定歯支持部32A,32B及びこれに取り付けられている前記固定歯24A,24Bを一括して外側に取り出す。その後、その露出した回転軸20A,20Bの端部側から前記回転歯21A,21B及びスペーサ22A,22Bを順次取り外して軸方向手前側に引き抜く。このとき、図4を用いて説明したように、隣接する回転体23A,23Bに関し、一方の回転体23A(又は23B)のスペーサ22A(又は22B)と他方の回転体23B(又は23A)の回転歯21B(又は21A)との軸方向の位置がほぼ同じになるので、それらを1組として順次軸方向へ抜き出すようにする。例えば、回転歯21A及びスペーサ22B抜き出し→回転歯21B及びスペーサ22A抜き出し→再び回転歯21A及びスペーサ22B抜き出し…のように交互に繰り返していけばよい。
以上のようにして順次破砕装置3外に取り出すことで、回転歯21A,21Bを容易に取り出すことができる。
【0037】
なお、一括して外側に取り出した前記固定歯支持部32A,32B及び前記固定歯24A,24Bは、各固定歯24A,24Bを前記固定歯支持部32A,32Bの溝32Aa,32Baの長手方向にスライドさせて、各固定歯24A,24Bを溝32Aa,32Baの長手方向端部から溝32Aa,32Ba外へ離脱させ、バラバラにする。
【0038】
一方、新しい回転歯21A,21B及び固定歯24A,24Bを組み入れるときは、上記と逆の手順で、露出している前記回転軸20A,20Bの端部側から回転歯21A,21B及びスペーサ22A,22Bを順次軸方向内側に差し入れて回転軸20A,20B上に配置していく。その後、予め各固定歯24A,24Bを溝32Aa,32Baに挿入配置して取り付けた状態の固定歯支持部32A,32Bを、ハウジング25の前記側部25B,25Cに取り付け、前記ボルト31を締結する。そして最後にハウジング25の前記端部領域25Aを取り付ける(又は閉じる)ことで、もとの状態に復帰できる。
【0039】
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような効果を得る。
【0040】
(1)回転歯交換作業の容易化
上述したように、一体型の回転歯21A,21Bであっても容易に交換作業を行える。このとき、軸方向から取り出し・組み入れを行うので、カートリッジ式に上方へ抜き出す従来構造(特開平10−137624号公報)のように隣接回転体の回転歯どうしの干渉が起こることはない。
(2)コスト低減
回転体23A,23Bの回転歯21A,21Bを一体型としているので、いわゆるピースカッタ方式のような部分着脱構造の回転歯に比べ製造コスト低減が図れる。したがって、自走式破砕機1全体のコスト低減も図れる。また、部品点数が少なくなる分、交換時の交換部品コスト・作業コストも低減できる。
【0041】
(3)その他
▲1▼コンベア6の設置位置及び搬送方向による効果
本実施の形態では、コンベア6は、自走式破砕機1の後方側(図1及び図2中右側)に設けられ破砕物をその後方側へ運搬し搬出するようになっている。これにより、回転歯21A,21Bの交換作業時に、天井クレーン等の無い場所であってもユニック等の簡易クレーンを用いて前記ケーシング端部領域25B取り外し部分(前記の露出部分)にアプローチしやすくなり、かつ、交換作業時に回転歯21A,21B等を誤って落下させたとしてもコンベア6が破損するのを確実に防止できる。
▲2▼ホッパ2の形状による効果
本実施の形態では、ホッパ2の側壁2a〜dのうち、自走式破砕機1前方側の側壁2aの傾斜角度θ1は、自走式破砕機1後方側の側壁2cの傾斜角度θ2よりも小さく、ホッパ2の前方側突出寸法L(図1参照)がなるべく小さくなるように図られている。
これにより、上記▲1▼でも述べた簡易クレーンを用いた作業(前記ケーシング端部領域25B取り外し作業、及び取り外した後の回転歯21A,21B等の吊り下げ運搬作業)を容易とし、ホッパ2への干渉を確実に防止できる。
【0042】
この観点から、さらに進めてホッパ2の前記側壁2aを他の部分から着脱可能な構造とし、回転歯21A,21Bの交換作業時には取り外しておくようにしてもよい。
【0043】
▲3▼回転軸20A,20B及び駆動装置11の配置方向・位置による効果
本実施の形態では、破砕装置3の回転体23A,23Bの回転軸20A,20Bを破砕機取り付けフレーム7Aの長手方向と一致させて搭載しているため、特開平10−137624号公報のように回転軸をフレーム短手方向(自走式破砕機幅方向)に配置する場合に比べて、コンベア6の幅方向寸法を狭くすることができる。したがってその分、自走式破砕機1の全体重量を低減でき、輸送性を向上できる。また駆動装置11は破砕装置3よりも自走式破砕機1の後方側に引っ込んで配置されているので、特開平10−137624号公報のように油圧モータ等が破砕装置の自走式破砕機幅方向に突出して配置される場合に比べて、輸送時に他部材に衝突され破損する可能性が少ない。
【0044】
なお、上記本発明の一実施の形態の自走式破砕機1においては、せん断式破砕装置3の回転体23A,23B外周側に固定歯24A,24Bを設けたが、これに限られず、固定歯は必ずしも設けなくても良い。この場合、略薄箱形状の固定歯支持部32A,32Bを省略し、単なる固定式のハウジング側壁としてもよい。
【0045】
また、上記本発明の一実施の形態においては、破砕装置として2軸せん断機を備えた自走式破砕機を例にとって説明したが、これに限られず、もっと多数の軸を備えたせん断機を備えた自走式破砕機にも適用できることは言うまでもない。要は、略平行かつ水平に配置された複数の回転軸のそれぞれに回転歯を固定し、被破砕物を噛み込んでせん断するせん断式破砕装置を備えた自走式破砕機であれば足りる。
【0046】
さらに、上記本発明の一実施の形態においては、破砕装置による破砕作業に関連する作業を行う補助機械としてコンベア6のみを備えた自走式破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、作業事情に応じホッパ2に受け入れた建設廃材等を破砕装置3へと搬送し導くフィーダを備えているものや、コンベア6の上方に設けられコンベア6上を運搬中の破砕物に含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁選機を備えているものに対し適用しても良い。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、回転軸が長手方向に略沿うように配設しかつせん断式破砕装置の反駆動部側端部が長手方向一の側外方に臨むように配設したので、一体型回転歯であっても、軸方向から取り出し・組み入れを行って容易に交換作業を行える。したがって、カートリッジ式に上方へ抜き出す従来構造のように隣接回転体の回転歯どうしの干渉が起こることはない。すなわち、回転体の回転歯を一体型の回転歯としてコスト低減を図りつつ、回転歯摩耗時の交換を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の自走式破砕機の全体構造を表す側面図である。
【図2】図1に示した自走式破砕機の上面図である。
【図3】図1に示した破砕装置の詳細構造を表す一部分解上面図である。
【図4】図3中IV−IV断面による横断面図である。
【符号の説明】
1 自走式破砕機
2 ホッパ
3 破砕装置
6 コンベア
7 トラックフレーム(フレーム)
11 駆動装置(駆動部)
20A,B 回転軸
21A,B 回転歯
22A,B スペーサ(スペーサ部材)
23A,B 回転体
24A,B 固定歯
25 ハウジング
25A 端部領域(反駆動部側端部領域)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-propelled crusher provided with a crushing device that crushes the object to be crushed, and more specifically, a self-propelled crusher provided with a shearing crusher that shears thinly so as to bite the object to be crushed, and The present invention relates to a rotating tooth replacement method provided for this.
[0002]
[Prior art]
The crusher transports various types of rocks, construction waste materials, industrial waste, natural stones, etc. generated at construction sites, such as concrete lumps delivered at the time of building demolition and asphalt lumps discharged at road repair By crushing to a predetermined size at the work site before, reuse of waste materials, smooth construction, cost reduction, etc. are intended. Several types of crushing devices equipped in this crusher have already been proposed, but they are arranged almost in parallel as being particularly suitable for crushing construction waste materials, household electrical appliances, plastic waste materials, old tires, etc. A shearing crushing device (such as a biaxial shearing machine including a so-called shredder) has been proposed in which a plurality of substantially disk-shaped rotating teeth are fixed to each of a plurality of rotating shafts, and thinly sheared so as to bite the object to be crushed. ing.
[0003]
Further, as the rotating tooth, a so-called piece cutter comprising a substantially disk-shaped disk portion attached to the rotating shaft and partial teeth (cutter pieces) removably attached to a plurality of locations on the outer circumferential side of the disk portion. Has been proposed. As a result, even if the rotating teeth are worn (consumed) as the crushing operation progresses, it is sufficient to remove and replace only the partial teeth from the disk portion, so that replacement and maintenance work can be facilitated. It is possible to replace at the crusher operation site without the need to carry it to the factory.
[0004]
In the above crusher, a self-propelled crusher has already been proposed that makes it possible to run the crusher on its own based on the difficulty of securing the site for the crushing plant or the decentralization of the site. Yes.
[0005]
Here, as a self-propelled crusher equipped with a shearing crusher equipped with the piece cutter, for example, there is one described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-13442. The self-propelled crusher includes a plurality of rotating bodies each provided with a rotating shaft arranged in a substantially horizontal direction and a plurality of rotating teeth fixed to the rotating shaft, and a plurality of rotating bodies provided on the outer peripheral side of these rotating bodies. A shearing crushing device having a fixed tooth is provided on one side in the longitudinal direction of the frame, a material to be crushed received by a hopper is crushed by the shearing crushing device, and the crushed material is further conveyed by the conveyor in the other longitudinal direction. It is designed to be carried out to the side. At this time, a motor and a speed reduction mechanism are provided as drive units for driving the crushing device, and the driving force from the motor is decelerated by the speed reduction mechanism and transmitted to the plurality of rotating shafts. (In addition, there is no clear description in the above Japanese Utility Model Publication No. 7-13442 that it is a piece cutter, but it is clear that it is a piece cutter by the description that “enters the hopper to replace teeth”. Is suggested).
However, the above-mentioned piece cutter has a relatively high manufacturing cost due to the partially detachable structure as described above, and the number of parts is increased, so that replacement parts cost and work cost at the time of replacement are also relatively high. On the other hand, in the case of a self-propelled crusher, its mobility is high due to self-running (it can be transported by trailer) and it does not take much time to carry it into the factory originally. In some cases, the adverse effect of the above cost increase becomes a greater problem than the ease of delivery to the factory and the need to carry in the factory.
[0006]
Therefore, in order to avoid the above cost increase, for example, as described in JP-A-10-137624, a rotating shaft arranged in a substantially horizontal direction and a plurality of integral rotating teeth fixed to the rotating shaft. There is a structure in which two bearings that rotatably support each rotating body at both ends are sandwiched and attached by mounting members that can be divided into upper and lower parts.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-137624, when replacing the rotating teeth, the mounting member is divided into two parts, upper and lower, so that each rotating body is integrated into a cartridge integrated with the two bearings. It can be easily extracted upward. This makes it easier to replace at the time of wear compared to the conventional integrated rotating tooth type crusher, which required a large dismantling work of the entire crushing device, such as removing the rotating shaft itself from the crusher casing, In addition, manufacturing costs and replacement costs can be reduced by using integral rotating teeth instead of piece cutters.
[0008]
However, the conventional technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-137624 has another problem as follows. That is, in each rotating body, the plurality of rotating teeth are arranged and fixed on the rotating shaft at predetermined equal intervals in the axial direction, and a disk-shaped spacer smaller than the rotating teeth is interposed between adjacent rotating teeth one by one. And fix. When the plurality of rotating bodies are accommodated in the crushing apparatus, the plurality of rotating teeth of the adjacent rotating bodies are arranged so as to slightly overlap each other in the radial direction, as in a normal shearing crushing apparatus of this type. At this time, the axial gap dimension between the two rotating teeth overlapping in the radial direction is usually set to an extremely small value such as 1 mm or less in terms of shearing performance. Dimensional accuracy is required.
[0009]
In such a rotating body arrangement structure, for example, when exchanging one rotating body upward and exchanging worn rotating teeth, the rotating body that is a heavy object is replaced with another with extremely high positioning accuracy as described above. It is extremely difficult to extract upward without interfering with the rotating teeth of the rotating body. Even if it can be extracted, it is practically impossible to return it to the original position without interfering with the rotating teeth of the other rotating bodies after completion of the replacement of the rotating teeth.
In addition, for example, when all the rotating bodies are extracted upward at the same time, unlike the above, it can be extracted relatively easily, but when returning to the original state, without interfering with the rotating teeth of each rotating body, It is actually impossible to position the plurality of rotating teeth of the adjacent rotating bodies so as to overlap each other slightly in the radial direction or to store them in their original positions even when they are lowered from above.
[0010]
That is, in the above Japanese Patent Laid-Open No. 10-137624, it is difficult to facilitate replacement at the time of wear while reducing the cost as an integral rotating tooth.
[0011]
The object of the present invention is to provide a self-propelled crushing that facilitates replacement at the time of rotating tooth wear while reducing costs as an integrated rotating toothMachineIt is to provide.
[0012]
UpTo achieve the purpose ofThe first invention isTwo rotating shafts arranged in a substantially horizontal direction, a plurality of rotating teeth fixed to the rotating shaft, a plurality of spacers provided between the rotating teeth, and an outer peripheral side of the rotating teeth so as to face the spacers A shear-type crushing device having a plurality of fixed teeth provided is provided on one side in the longitudinal direction of the frame, a material to be crushed received by a hopper is crushed by the shear-type crushing device, and the crushed material is carried out by a conveyor. In self-propelled crusher,The counter-driving unit side end of the shearing crushing device is disposed on the frame so as to face the outer side on one side in the longitudinal direction of the frame, and the counter-driving unit side end of the shearing crushing device is Removably provided on the housing of the shearing crushing device, the rotating teeth and the spacer are provided on the rotary shaft having a square cross-sectional shape so as to be extractable from the end of the shearing crushing device on the side opposite to the driving unit, The fixing teeth are detachably provided on the housing so as to be able to be extracted from the side of the housing in a lump so as to face the spacer and to be positioned on the outer peripheral side of the rotating teeth, respectively.
[0013]
The second invention is characterized in that, in the first invention, the plurality of fixed teeth are provided in a fixed tooth support portion that has a groove for supporting a base portion thereof and is detachably provided in the housing. To do.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 is a side view showing the entire structure of the self-propelled crusher of the present embodiment, and FIG. 2 is a top view of the self-propelled crusher shown in FIG.
[0021]
1 and 2, the self-propelled
[0022]
The traveling
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0024]
As shown in FIGS. 1 and 2, the crushing
[0025]
This crushing
The
A
[0026]
The
In the self-propelled crusher having the basic configuration as described above, the greatest feature of the present embodiment is the structure of the crushing
[0027]
3 and 4, the crushing
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0028]
At this time, of the
With such a structure, the driving force (torque) input from the
[0029]
The
[0030]
As shown in FIGS. 3 and 4, the fixed
[0031]
In the above, the track frame 7 constitutes the frame described in each claim, the longitudinal direction of the track frame
Moreover, the drive device 11 constitutes a drive unit that drives the shearing crushing device, and the
[0032]
Next, the operation and action of the present embodiment will be described below.
[0033]
In the self-propelled
[0034]
When such a crushing operation is performed, the rotating
[0035]
That is, first, after stopping the crushing
[0036]
next,The
By sequentially taking out from the crushing
[0037]
The fixed
[0038]
On the other hand, when incorporating new
[0039]
According to the present embodiment described above, the following effects are obtained.
[0040]
(1) Easy rotation tooth replacement work
As described above, the replacement work can be easily performed even with the integrated
(2) Cost reduction
Since the
[0041]
(3) Other
(1) Effect of
In this Embodiment, the
(2) Effect of the shape of the
In the present embodiment, among the side walls 2a to 2d of the
This facilitates the work using the simple crane described in the above (1) (the work for removing the
[0042]
From this point of view, the side wall 2a of the
[0043]
(3) Effects due to the direction and position of the
In the present embodiment, since the
[0044]
In the self-propelled
[0045]
In the above-described embodiment of the present invention, the self-propelled crusher having a biaxial shearing machine as an example of the crushing apparatus has been described as an example. However, the invention is not limited to this, and a shearing machine having a larger number of axes is used. Needless to say, it can be applied to the self-propelled crusher provided. The point is that a self-propelled crusher provided with a shearing crushing device that fixes rotating teeth to each of a plurality of rotating shafts arranged substantially parallel and horizontally and bites and crushes the object to be crushed is sufficient.
[0046]
Furthermore, in the above-described embodiment of the present invention, the case where the present invention is applied to a self-propelled crusher having only the
[0047]
【The invention's effect】
According to the present invention, the rotary shaft is arranged so as to be substantially along the longitudinal direction, and the counter driving part side end of the shearing crushing device is arranged so as to face one side in the longitudinal direction. Even rotating teeth can be easily replaced and removed from the axial direction. Therefore, interference between the rotating teeth of adjacent rotating bodies does not occur unlike the conventional structure in which the cartridge type is drawn upward. That is, it is possible to facilitate replacement at the time of rotating tooth wear while reducing the cost by using the rotating teeth of the rotating body as an integrated rotating tooth.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing the overall structure of a self-propelled crusher according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a top view of the self-propelled crusher shown in FIG.
FIG. 3 is a partially exploded top view showing a detailed structure of the crushing apparatus shown in FIG. 1;
4 is a transverse sectional view taken along the line IV-IV in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Self-propelled crusher
2 Hoppers
3 crusher
6 Conveyor
7 Track frame (frame)
11 Drive unit (drive unit)
20A, B Rotating shaft
21A, B Rotating teeth
22A, B Spacer (Spacer member)
23A, B Rotating body
24A, B fixed teeth
25 Housing
25A end region (counter region on the side opposite to the drive unit)
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