JP3844633B2 - Pipe body, pipe body sheet metal, and pipe body molding method using pipe body sheet metal - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに交差する面を有する縁部同士で合わせ目を構成することによって閉断面を形成したパイプ体及びパイプ体用板金、並びにパイプ体用板金を用いたパイプ体の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、金属板を曲げ加工することによってパイプ体、例えば、角柱パイプ体の製造を行う技術として、特開平11−290940号公報に記載のものが知られている。
【0003】
この公報に開示のものは、矩形状の金属プレートを素材とし、複数工程のプレス加工によって角柱パイプ体の成形を行っている。
【0004】
即ち、この角柱パイプ体の加工方法は、金属プレートの幅方向両端部を長さ方向に沿って同方向に直角に析り曲げて、互いに対向するフランジ部と互いに対向するフランジ部を連結する底板部とを有する1次成形品を形成する第1曲げ工程と、その1次成形品の底板部に長さ方向に沿って所定幅の凹曲面を形成すると共に、この凹曲面の両端を内側に略直角に折り曲げて互いに対向する一対の側壁部を有しかつ断面が略U字状の2次成形品を形成する第2曲げ工程と、その2次成形品の一対の側壁部を互いに内側に向けて押圧して一対のフランジ部の端面同士を突き合わせるリストライク工程とからなっている。
【0005】
そして、この角柱パイプ体の加工方法によれば、2次成形品を形成する際にその2次成形品の底板部に形成された凹曲面が一対の側壁部を互いに内側に向けて押圧することによって生じるスプリングバック力を抑制する機能を果たすため、フランジ部の端面同士を溶接することなくフランジ部の端面同士が密着した断面角形の角柱パイプ体をプレス成形のみによって製造している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の角柱パイプ体の加工方法では、2次成形品を形成する際、その2次成形品の底板部に形成された凹曲面が一対の側壁部を互いに内側に向けて押圧することによって生じるスプリングバック力を抑制する機能を果たすとはいっても、一対の側壁部には外側に向かって開こうとするスプリングバック力が残存しており、量産時にフランジ部の端面同士が密着した角柱パイプ体をばらつきなく安定して製造することが困難であった。
【0007】
すなわち、この加工方法によって製造された角柱パイプ体のフランジ部の端面同士が密着しているか否かの検査を行ってみると、確かに端面同士が略密着しているものもある一方、スプリングバックによって端面同士に隙間が発生してしまうものもかなりあり、しかも、この隙間にもばらつきが発生している。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、量産時に溶接を行うことなくプレス成形によってのみ成形したものでありながら合わせ目が安定して密着したパイプ体及びそのためのパイプ体用板金、並びにパイプ体用板金を用いたパイプ体の成形方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、板金に曲げ加工を施すことにより互いに交差する面の一方の縁部の端面と他方の縁部の裏面とで合せ目を構成することによって閉断面を形成したパイプ体において、
前記一方の縁部の端面には、該端面から突出する雄側係合部が形成されており、前記他方の縁部には、前記雄側係合部が係合された雌側係合部が形成されており、該雌側係合部は、前記他方の縁部を前記板金の板厚方向に貫通し且つ前記他方の縁部の端面に開放する凹部であり、該凹部の幅方向で互いに対向する両側面にはそれぞれ嵌合凹部が形成されており、前記雄側係合部は、その変形によって前記雌側係合部に対して抜け止めされ且つ前記各縁部同士が密着した状態で前記雌側係合部に嵌め合っており、前記雄側係合部の変形により該雄側係合部の一部が前記各嵌合凹部内に入り込んでいることを要旨とする。
【0010】
このような請求項1に記載の構成によれば、雄側係合部の変形に伴う抜け止めされた嵌め合いによってプレス成形時のスプリングバックが吸収され、各縁部同士が密着したパイプ体となっている。
【0011】
請求項2に記載の発明は、矩形状の板金の一つの縁部の端面に変形可能な雄側係合部が突出され、前記一つの縁部と平行な縁部に前記雄側係合部と係合可能な雌側係合部が設けられており、前記両縁部が互いに交差するように対向した状態で前記雄側係合部を前記雌側係合部に係合することによりパイプ体を形成するためのパイプ体用板金であって、前記雌側係合部は前記他方の縁部を貫通し且つ該他方の縁部の端面に開放する凹部であり、該凹部の幅方向で互いに対向する両側面にはそれぞれ嵌合凹部が形成されており、前記雄側係合部は、その変形によって前記雌側係合部に嵌合し、前記雄側係合部の一部は、その変形時に前記各嵌合凹部内に入り込むことを要旨とするパイプ体用板金。
【0012】
このような請求項2に記載の構成によれば、所定のプレス工程によって一対の縁部が密着したパイプ体を提供するためのパイプ体用板金とすることができ、しかも、流通時の搬送等も容易に行うことができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記雄側係合部の前記端面からの突出量は、前記矩形状の板金の肉厚よりも大きいことを要旨とする。
【0014】
請求項3に記載の構成によれば、雄側係合部の端面からの突出量が板金の肉厚よりも大きいことから、プレス機械による雄側係合部の変形を容易に行うことができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記雄側係合部の前記端面からの突出量は、前記矩形状の板金の肉厚と略同じであることを要旨とする。
【0016】
請求項4に記載の構成によれば、雄側係合部の端面からの突出量が板金の肉厚と略同じであることから、プレス機械による雄側係合部の変形後に雄側係合部の先端が面から突出し難く、面の平面度を容易に確保することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、前記雌側係合部は、前記雄側係合部の幅よりも幅広に設定されていることを要旨とする。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、雄側係合部の雌側係合部への係合を容易に行うことができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、前記凹部は、その開放端寄りの開口径を底縁部寄りの開口径よりも狭くしたことを要旨とする。
【0020】
請求項6に記載の構成によれば、雄側係合部を変形させた際の雌側係合部との嵌め合いを容易且つ確実に行うことができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至請求項6の何れかに記載のパイプ体用板金を平行な一対の縁部に沿って屈曲させて複数の面を形成すると共に該複数の面のうち前記平行な一対の縁部を有する面が交差し且つ前記一対の平行な縁部を離間状態で対向させ、前記平行な縁部の一方の端面から突出された雄側係合部を他方の縁部に形成された雌側係合部に係合して合わせ目を形成した後、前記雄側係合部を変形させて前記雌側係合部に嵌め合わせ、前記雄側係合部の変形により該雄側係合部の一部を前記各嵌合凹部内に入り込ませることを要旨とする。
【0022】
請求項8に記載の発明は、請求項2乃至請求項6の何れかに記載のパイプ体用板金を平行な一対の縁部に沿って屈曲させて複数の面を形成すると共に該複数の面のうち前記平行な一対の縁部を有する面が交差し且つ前記一対の平行な縁部を離間状態で対向させて第1加工品を得る第1ステップと、前記平行な縁部の一方の端面から突出された雄側係合部を他方の縁部に形成された雌側係合部に係合して合わせ目を形成した第2加工品を得る第2ステップと、前記雄側係合部を変形させて前記雌側係合部に嵌め合わせ、前記雄側係合部の変形により該雄側係合部の一部を前記各嵌合凹部内に入り込ませてパイプ体を得る第3ステップとを有することを要旨とする。
【0023】
このような請求項7及び請求項8の記載によれば、簡単なプレス工程のみで合わせ目が密着したパイプ体を形成することができ、しかも、雌側係合部の変形による嵌め合いをプレス過程で行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1(A)において、1は本発明のパイプ体である。このパイプ体1は四つの面11,12,13,14を有する四角柱に形成されており、互いに交差(この場合には直交)する面11と面14の各縁部11a,14aとが合わされ、これら縁部11aの裏面11bに縁部14aの端面14bが当接することで合わせ目15が構成されている。
【0026】
また、縁部11a,14aには、パイプ体1の形成完了前の要部拡大図である図1(B),(C)に示すように、互いに交差(直交)した方向で対向するように凹部11c(雌側係合部)と凸部14c(雄側係合部)とがそれぞれ形成されている。この凸部14cは、パイプ体1の形成完了状態の要部拡大図である図1(D),(E)に示すように、その変形によって凹部11cと嵌め合わされ、これにより面11の裏面11bと面14の端面14bとが密着した合わせ目15とすることができる。
【0027】
図2(A),(B)は、このようなパイプ体1を形成するための板金1Aを示す。この板金1Aは、原材料となる金属シート状物からの打ち抜き等によって形成されている。
【0028】
凹部11cは面11の端面11dに開放されている。また、凹部11cの底壁11e側の内幅W1は、図2(A)に示すように、端面11d側の開口幅W2よりも広く設定され、これにより底壁11eの両幅に互いに端面11d側に向かうほど接近する(幅狭となる)傾斜面11fを有する嵌合凹部11gが形成されている。
【0029】
凸部14cは、端面14bの長手方向に沿う幅W3は開口幅W2よりも小さくされている。また、凸部14cの長手方向両端部分は中央部分よりも突出されている。また、図2(B)に示すように、凸部14cの最大突出量H1は板金1Aの厚さH2よりも大きく、凹部11cの奥行きH3は板金1Aの厚さH2と同じとされている。
【0030】
これにより、図1(B)に示すように、凹部11cと凸部14cとが係合している状態では、面11の表面11hから凸部14cの両端部分が突出することとなる。なお、この図2において、成形後のパイプ体1の構成部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、図2の符号P1,P2,P3はプレス機械による折り曲げ位置を示す説明線である。尚、この説明線P1,P2,P3で示す折り曲げ位置はプレス成形時の板金1Aの延び量を考慮して設計される。さらに、板金1Aには、その面13に後述するプレス加工時における機械(金型)への固定用の穴11iが複数形成されたり、他の面11,12,14を含めて複写機の本体パネル固定用或いは部品固定用のネジ穴11jが形成されるなど、その応用範囲はパイプ体1の使用目的に応じて加工される。この際、ネジ穴11jは所謂バカ穴でも良いし、穴11iをネジ穴にして金型固定用の穴と兼用としても良い。さらに、これらの穴11i,11jは、その位置や個数は限定されるものではないことは勿論、パイプ体成形後に形成しても良いことは勿論である。
【0031】
このような板金1Aを用いて四角柱のパイプ体1を成形する場合を図3に基づいて説明する。
【0032】
先ず、公知のプレス機械によって、板金1Aの説明線P1〜P3を折り曲げて(四角柱の場合、面11と面12及び面12と面13とのなす角度は90°、面13と面14とのなす角度は鈍角)、図3(A)に示すように、1次加工品1Bを形成する。
【0033】
次に、1次加工品1Bをプレス機械20の下型21にセットする。この際、1次加工品1Bは下型21に設けた押え機構22によって面13が下型21に固定される。
【0034】
この状態から、図3(B)に示すように、上型23を下降してこの上型23により下型21のプレス部24を互いに接近させつつ縁部11a,14a同士を接近させ、凹部11cと凸部14cとを係合させて2次加工品1Cを得る。
【0035】
さらに、図3(C)に示すように、この状態からさらに上型23を下降することにより下型21のプレス部24の接近位置を固定したまま上型23のプレス部25がプレス部24によるプレス方向と直交する方向から2次加工品1Cを加圧しつつ凸部14cの両端を変形させる。この変形は、凸部14cの潰された一部が凹部11cの嵌合凹部11gに入り込むため、結果的に、図1(E)に示すように、凹部11cと凸部14cとが嵌め合う。
【0036】
この際、プレス部25による加圧は、プレス部24によるプレス方向と直交する方向であることから、面11〜14の整形効果を得ることができる。また、凹部11cと凸部14cとの嵌め合いにより、面11の裏面11bと面14の端面14bが略完全に密着した状態のパイプ体1を得ることができる。
【0037】
ところで、2次加工品1Cは、1次加工品1Bからパイプ体1に加工されるプレス工程の途中経過であることから、実質的な加工品となるものではない。尚、プレス部24による加圧は、上述した効果を得るために、パイプ体1の変形(潰れ)を起こさない程度とされることは勿論であり、その程度は、板金1Aの厚さH2や材質等の条件に応じて設定される。
【0038】
(実施の形態2)
図4(A)において、3は本発明のパイプ体である。このパイプ体3は四つの面31,32,33,34を有する四角柱に形成されており、互いに交差(この場合には直交)する面31と面34の各縁部31a,34aとが合わされ、これら縁部31aの裏面31bに縁部34aの端面34bが当接されることで合わせ目35が構成されている。
【0039】
また、縁部31a,34aには、パイプ体3の形成完了前の要部拡大図である図4(B),(C)に示すように、互いに交差(直交)した方向で対向するように凹部31c(雌側係合部)と凸部34c(雄側係合部)とがそれぞれ形成されている。この凸部34cは、パイプ体3の形成完了状態の要部拡大図である図4(D),(E)に示すように、その変形によって凹部31cと嵌め合わされ、これにより面31の裏面31bと面34の端面34bとが密着した合わせ目35とすることができる。
【0040】
図5(A),(B)は、このようなパイプ体3を形成するための板金3Aを示す。この板金3Aは、原材料となる金属シート状物からの打ち抜き等によって形成されている。
【0041】
凹部31cは面31の端面31dに開放されている。また、凹部31cの底壁31e側の内幅W4は、図5(A)に示すように、端面31d側の開口幅W5よりも広く設定され、これにより底壁31eの両幅に互いに端面31d側に向かうほど接近する(幅狭となる)傾斜面31fを有する嵌合凹部31gが形成されている。
【0042】
凸部34cは、端面34bの長手方向に沿う幅W6は開口幅W5よりも小さくされている。また、図5(B)に示すように、凸部34cの最大突出量H4は板金3Aの厚さH5と、凹部31cの奥行きH6は板金3Aの厚さH5と、それぞれ略同じとされている。
【0043】
これにより、図4(B)に示すように、凹部31cと凸部34cとが係合している状態では、面31の表面31hと凸部34cとが略面一となる。この図5において、成形後のパイプ体3の構成部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、図5の符号P1,P2,P3はプレス機械による折り曲げ位置を示す説明線である。尚、この説明線P1,P2,P3で示す折り曲げ位置はプレス成形時の板金1Aの延び量を考慮して設計される。また、板金3Aには、その面33に後述するプレス加工時における機械(金型)への固定用の穴31iが複数形成されたり、他の面31,32,34を含めて複写機の本体パネル固定用或いは部品固定用のネジ穴31jが形成されるなど、その応用範囲はパイプ体3の使用目的に応じて加工される。この際、ネジ穴31jは所謂バカ穴でも良いし、穴31iをネジ穴にして金型固定用の穴と兼用としても良い。さらに、これらの穴31i,31jは、その位置や個数は限定されるものではないことは勿論、パイプ体成形後に形成しても良いことは勿論である。
【0044】
このような板金3Aを用いて四角柱のパイプ体3を成形する場合を図6に基づいて説明する。
【0045】
先ず、公知のプレス機械によって、板金3Aの説明線P1〜P3を折り曲げて(四角柱の場合、面31と面32及び面32と面33とのなす角度は90°、面33と面34とのなす角度は鈍角)、図6(A)に示すように、1次加工品3Bを形成する。
【0046】
次に、1次加工品3Bをプレス機械40の下型41にセットする。この際、1次加工品3Bは下型41に設けた押え機構42によって面33が下型41に固定される。
【0047】
この状態から、図6(B)に示すように、上型43を下降してこの上型43により下型41のプレス部44を互いに接近させつつ縁部31a,34a同士を接近させ、凹部31cと凸部34cとを係合させて2次加工品3Cを得る。
【0048】
さらに、図6(C)に示すように、この状態からさらに上型43を下降することにより下型41のプレス部44の接近位置を固定したまま上型43のプレス部45がプレス部44によるプレス方向と直交する方向から2次加工品3Cを加圧する。
【0049】
この際、プレス部45には、図7に示すように、凸部34cと対向する位置にパンチ部46が突出されており、このパンチ部46によって凸部34cが変形され、この変形に伴って凸部34cの一部が凹部31cの嵌合凹部31gに入り込むため、結果的に、図4(E)に示すように、凹部31cと凸部34cとが嵌め合う。
【0050】
この際、プレス部45による加圧は、プレス部44によるプレス方向と直交する方向であることから、面31〜34の整形効果を得ることができる。また、凹部31cと凸部34cとの嵌め合いにより、面31の裏面31bと面34の端面34bが略完全に密着した状態のパイプ体3を得ることができる。
【0051】
ところで、2次加工品3Cは、1次加工品3Bからパイプ体3に加工されるプレス工程の途中経過であることから、実質的な加工品となるものではない。尚、プレス部44による加圧は、上述した効果を得るために、パイプ体3の変形(潰れ)を起こさない程度とされることは勿論であり、その程度は、板金3Aの厚さH5や材質等の条件に応じて設定される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の構成によれば、雄側係合部の変形に伴う抜け止めされた嵌め合いによってプレス成形時のスプリングバックが吸収されて各縁部同士が密着しているため、量産時に溶接を行うことなくプレス成形によってのみ成形したものでありながら、合わせ目を安定して密着させることができる。
【0053】
請求項2に記載の構成によれば、所定のプレス工程によって一対の縁部が密着したパイプ体を提供するためのパイプ体用板金とすることができ、しかも、流通時の搬送等も容易に行うことができる。
【0054】
請求項3に記載の構成によれば、雄側係合部の端面からの突出量が板金の肉厚よりも大きいことから、プレス機械による雄側係合部の変形を容易に行うことができる。
【0055】
請求項4に記載の構成によれば、雄側係合部の端面からの突出量が板金の肉厚と略同じであることから、プレス機械による雄側係合部の変形後に雄側係合部の先端が面から突出し難く、面の平面度を容易に確保することができる。
【0056】
請求項5に記載の発明によれば、雄側係合部の雌側係合部への係合を容易に行うことができる。
【0057】
請求項6の記載によれば、雄側係合部を変形させた際の雌側係合部との嵌め合いを容易且つ確実に行うことができる。
【0058】
請求項7及び請求項8の記載によれば、簡単なプレス工程のみで合わせ目が密着したパイプ体を形成することができ、しかも、雌側係合部の変形による嵌め合いをプレス過程で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わるパイプ体を示し、(A)はパイプ体の外観斜視図、(B)パイプ体の形成完了前の要部の拡大図、(C)はパイプ体の形成完了状態の要部の拡大図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係わる板金の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係わる時系列の説明図で、(A)は1次加工品をセットした状態のプレス機械の断面図、(B)は2次加工品成形状態のプレス機械の断面図、(C)はパイプ体成形完了状態のプレス機械の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係わるパイプ体を示し、(A)はパイプ体の外観斜視図、(B)パイプ体の形成完了前の要部の拡大図、(C)はパイプ体の形成完了状態の要部の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係わる板金の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係わる時系列の説明図で、(A)は1次加工品をセットした状態のプレス機械の断面図、(B)は2次加工品成形状態のプレス機械の断面図、(C)はパイプ体成形完了状態のプレス機械の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係わるパイプ体を形成する際に使用される金型の部分拡大図ある。
【符号の説明】
1…パイプ体
11…面
11a…縁部
11b…裏面
11c…凹部(雌側係合部)
11d…端面
11e…底壁
11f…傾斜面
11g…嵌合凹部
12…面
13…面
14…面
14a…縁部
14b…端面
14c…凸部(雄側係合部)
15…合わせ目
1A…板金
1B…1次加工品
1C…2次加工品[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe body and a pipe body sheet metal having a closed cross-section formed by forming seams between edges having mutually intersecting surfaces, and a pipe body molding method using the pipe body sheet metal.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-290940 has been known as a technique for manufacturing a pipe body, for example, a prismatic pipe body by bending a metal plate.
[0003]
The one disclosed in this publication uses a rectangular metal plate as a raw material, and a prismatic pipe body is formed by press working in a plurality of steps.
[0004]
That is, this prismatic pipe body processing method includes a bottom plate that connects both ends of the metal plate facing each other and the flange portions facing each other by bending both ends in the width direction of the metal plate at right angles in the same direction along the length direction. And forming a concave curved surface having a predetermined width along the length direction on the bottom plate portion of the primary molded product, and both ends of the concave curved surface on the inside. A second bending step of forming a secondary molded product having a pair of side walls opposed to each other by bending substantially at a right angle and having a substantially U-shaped cross section; and the pair of side walls of the secondary molded product inside each other It comprises a wrist-like process in which the end faces of the pair of flange portions are pressed against each other and pressed.
[0005]
Then, according to this method of processing a prismatic pipe body, when forming a secondary molded product, the concave curved surface formed on the bottom plate portion of the secondary molded product presses the pair of side wall portions toward each other inward. In order to fulfill the function of suppressing the springback force generated by the above, a prismatic pipe body having a square cross section in which the end surfaces of the flange portions are in close contact with each other without welding the end surfaces of the flange portions is manufactured only by press molding.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this conventional method of processing a prismatic pipe body, when forming a secondary molded product, the concave curved surface formed on the bottom plate portion of the secondary molded product presses the pair of side wall portions toward each other inward. Although it functions to suppress the springback force generated by the prism, the springback force that tries to open outwards remains on the pair of side walls, and the prisms in which the end faces of the flanges are in close contact during mass production It was difficult to produce a pipe body stably without variation.
[0007]
That is, when examining whether or not the end faces of the flange portions of the prismatic pipe body manufactured by this processing method are in close contact with each other, there are some that the end faces are almost in close contact with each other. As a result, there are quite a few gaps between the end faces, and the gaps also vary.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and the object of the present invention is a pipe body in which the seam is stably adhered while being molded only by press molding without welding during mass production. Another object of the present invention is to provide a pipe body sheet metal and a pipe body molding method using the pipe body sheet metal.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object, the invention according to
A male side engaging portion protruding from the end surface is formed on an end surface of the one edge portion, and a female side engaging portion in which the male side engaging portion is engaged with the other edge portion. The female side engaging portion is a recess that penetrates the other edge in the sheet thickness direction of the sheet metal and opens to the end surface of the other edge, and in the width direction of the recess. are formed respectively fitting recess on both side surfaces facing each other, the male-side engaging portion is fastened by and the respective edge portions missing to the female-side engaging portion are in close contact by deformation of its In this state, it is fitted to the female side engaging portion, and a part of the male side engaging portion is inserted into each fitting recess due to deformation of the male side engaging portion .
[0010]
According to such a configuration of
[0011]
According to a second aspect of the present invention, a deformable male engagement portion projects from an end face of one edge of a rectangular sheet metal, and the male engagement portion is formed at an edge parallel to the one edge. A female engagement portion that can be engaged with the pipe, by engaging the male engagement portion with the female engagement portion in a state in which the two edge portions face each other so as to cross each other. A pipe body sheet metal for forming a body, wherein the female side engaging portion is a recess that penetrates the other edge and opens to an end surface of the other edge, and in the width direction of the recess. Fitting recesses are formed on both side surfaces facing each other, the male side engaging portion is fitted into the female side engaging portion by deformation thereof, and a part of the male side engaging portion is A pipe body sheet metal whose gist is to enter each of the fitting recesses during deformation .
[0012]
According to such a configuration of
[0013]
The gist of the invention described in
[0014]
According to the structure of
[0015]
The gist of the invention described in
[0016]
According to the configuration of the fourth aspect, since the protruding amount from the end face of the male side engaging portion is substantially the same as the thickness of the sheet metal, the male side engaging portion is deformed after the male side engaging portion is deformed by the press machine. The tip of the part hardly protrudes from the surface, and the flatness of the surface can be easily secured.
[0017]
The invention according to
[0018]
According to the fifth aspect of the present invention, the male side engaging portion can be easily engaged with the female side engaging portion.
[0019]
The gist of the invention described in
[0020]
According to the structure of
[0021]
According to a seventh aspect of the present invention, the pipe body sheet metal according to any one of the second to sixth aspects is bent along a pair of parallel edges to form a plurality of surfaces and the plurality of surfaces. The surfaces having the pair of parallel edges intersect each other and the pair of parallel edges are opposed to each other in a separated state, and the male engagement portion protruding from one end surface of the parallel edges is the other. After engaging the female side engaging portion formed at the edge of the mating portion to form a seam, the male side engaging portion is deformed and fitted into the female side engaging portion, and the male side engaging portion the variation allowed to enter a part of the male-side engaging portion on each of the fitting in the recess and gist of Rukoto.
[0022]
According to an eighth aspect of the present invention, the pipe body sheet metal according to any one of the second to sixth aspects is bent along a pair of parallel edges to form a plurality of surfaces and the plurality of surfaces. A first step of obtaining a first workpiece by crossing the surfaces having the pair of parallel edges and opposing the pair of parallel edges in a separated state; and one end face of the parallel edges a second step of obtaining a projecting the second workpiece to form seams engages the female-side engaging portion formed on the other edge of the male side engaging portion from the male-side engaging portion A third step of obtaining a pipe body by deforming and fitting into the female side engaging portion, and by deforming the male side engaging portion, causing a part of the male side engaging portion to enter the respective fitting recesses It is summarized as having.
[0023]
According to such a description of claim 7 and claim 8, it is possible to form a pipe body in which the joints are in close contact with each other only by a simple pressing process, and press fitting is achieved by deformation of the female side engaging portion. Can be done in the process.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
(Embodiment 1)
In FIG. 1 (A), 1 is the pipe body of this invention. The
[0026]
Further, as shown in FIGS. 1B and 1C, which are enlarged views of the main parts before the formation of the
[0027]
2A and 2B show a sheet metal 1A for forming such a
[0028]
The recess 11 c is open to the end surface 11 d of the
[0029]
In the convex portion 14c, the width W3 along the longitudinal direction of the end face 14b is smaller than the opening width W2. Moreover, the longitudinal direction both ends of the convex part 14c protrude from the center part. Further, as shown in FIG. 2B, the maximum protrusion amount H1 of the convex portion 14c is larger than the thickness H2 of the sheet metal 1A, and the depth H3 of the concave portion 11c is the same as the thickness H2 of the sheet metal 1A.
[0030]
As a result, as shown in FIG. 1B, both end portions of the convex portion 14c protrude from the surface 11h of the
[0031]
The case where the square
[0032]
First, the explanatory lines P1 to P3 of the sheet metal 1A are bent by a known press machine (in the case of a quadrangular prism, the angles formed by the
[0033]
Next, the primary processed
[0034]
From this state, as shown in FIG. 3 (B), the upper die 23 is lowered and the upper die 23 brings the
[0035]
Further, as shown in FIG. 3C, the upper die 23 is further lowered from this state, so that the
[0036]
Under the present circumstances, since pressurization by the
[0037]
By the way, the secondary processed product 1C is not a substantially processed product because it is in the middle of a pressing process in which the primary processed product 1B is processed into the
[0038]
(Embodiment 2)
In FIG. 4 (A), 3 is the pipe body of this invention. The
[0039]
Moreover, as shown to FIG. 4 (B) and (C) which are the principal part enlarged views before the completion of formation of the
[0040]
5A and 5B show a sheet metal 3A for forming such a
[0041]
The recess 31 c is open to the end surface 31 d of the
[0042]
The protrusion 34c has a width W6 along the longitudinal direction of the end face 34b that is smaller than the opening width W5. Further, as shown in FIG. 5B, the maximum protrusion amount H4 of the protrusion 34c is substantially the same as the thickness H5 of the sheet metal 3A, and the depth H6 of the recess 31c is substantially the same as the thickness H5 of the sheet metal 3A. .
[0043]
As a result, as shown in FIG. 4B, the surface 31h of the
[0044]
The case where the square
[0045]
First, the explanatory lines P1 to P3 of the sheet metal 3A are bent by a known press machine (in the case of a quadrangular prism, the angles formed by the
[0046]
Next, the primary processed
[0047]
From this state, as shown in FIG. 6 (B), the upper die 43 is lowered and the upper die 43 brings the press portions 44 of the lower die 41 closer to each other while bringing the edges 31a and 34a closer to each other, thereby forming the recess 31c. And the convex portion 34c are engaged with each other to obtain a secondary processed product 3C.
[0048]
Further, as shown in FIG. 6C, the upper die 43 is further lowered from this state, so that the pressing portion 45 of the upper die 43 is fixed by the pressing portion 44 while the approach position of the pressing portion 44 of the lower die 41 is fixed. The secondary processed product 3C is pressurized from the direction orthogonal to the pressing direction.
[0049]
At this time, as shown in FIG. 7, the punch portion 46 projects from the press portion 45 at a position facing the convex portion 34 c, and the convex portion 34 c is deformed by the punch portion 46. Since a part of the convex portion 34c enters the fitting concave portion 31g of the concave portion 31c, as a result, the concave portion 31c and the convex portion 34c are fitted as shown in FIG.
[0050]
Under the present circumstances, since pressurization by press part 45 is a direction orthogonal to a press direction by press part 44, the shaping effect of surfaces 31-34 can be acquired. Moreover, the
[0051]
By the way, the secondary processed product 3C is not a substantially processed product because it is in the middle of a pressing process in which the primary processed product 3B is processed into the
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the configuration of the first aspect, the springback at the time of press molding is absorbed and the edges are brought into close contact with each other by the fitting that is prevented from coming off due to the deformation of the male side engaging portion. Therefore, the seam can be stably adhered while being molded only by press molding without welding during mass production.
[0053]
According to the structure of
[0054]
According to the structure of
[0055]
According to the configuration of the fourth aspect, since the protruding amount from the end face of the male side engaging portion is substantially the same as the thickness of the sheet metal, the male side engaging portion is deformed after the male side engaging portion is deformed by the press machine. The tip of the part hardly protrudes from the surface, and the flatness of the surface can be easily secured.
[0056]
According to the fifth aspect of the present invention, the male side engaging portion can be easily engaged with the female side engaging portion.
[0057]
According to the sixth aspect, the fitting with the female side engaging portion when the male side engaging portion is deformed can be easily and reliably performed.
[0058]
According to the seventh and eighth aspects of the present invention, it is possible to form a pipe body in which the seams are in close contact with each other only by a simple pressing process, and the fitting by the deformation of the female side engaging portion is performed in the pressing process. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B show a pipe body according to
FIG. 2 is a plan view of a sheet metal according to the first embodiment of the present invention.
FIGS. 3A and 3B are time-series explanatory views according to the first embodiment of the present invention, in which FIG. 3A is a sectional view of a press machine with a primary processed product set, and FIG. 3B is a secondary processed product molded state; Sectional drawing of a press machine, (C) is sectional drawing of the press machine of a pipe body shaping | molding completion state.
FIGS. 4A and 4B show a pipe body according to
FIG. 5 is a plan view of a sheet metal according to
6A and 6B are time-series explanatory views according to
FIG. 7 is a partially enlarged view of a mold used when forming a pipe body according to
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
11d ... End surface 11e ... Bottom wall 11f ... Inclined surface 11g ... Fitting recess 12 ... Surface 13 ...
15 ... Joint 1A ... Sheet metal 1B ... Primary processed product 1C ... Secondary processed product
Claims (8)
前記一方の縁部の端面には、該端面から突出する雄側係合部が形成されており、前記他方の縁部には、前記雄側係合部が係合された雌側係合部が形成されており、該雌側係合部は、前記他方の縁部を前記板金の板厚方向に貫通し且つ前記他方の縁部の端面に開放する凹部であり、該凹部の幅方向で互いに対向する両側面にはそれぞれ嵌合凹部が形成されており、前記雄側係合部は、その変形によって前記雌側係合部に対して抜け止めされ且つ前記各縁部同士が密着した状態で前記雌側係合部に嵌め合っており、前記雄側係合部の変形により該雄側係合部の一部が前記各嵌合凹部内に入り込んでいることを特徴とするパイプ体。 In the pipe body in which a closed cross section is formed by forming a seam between the end surface of one edge portion of the surfaces intersecting each other and the back surface of the other edge portion by bending the sheet metal ,
A male side engaging portion protruding from the end surface is formed on an end surface of the one edge portion, and a female side engaging portion in which the male side engaging portion is engaged with the other edge portion. The female side engaging portion is a recess that penetrates the other edge in the sheet thickness direction of the sheet metal and opens to the end surface of the other edge, and in the width direction of the recess. are formed respectively fitting recess on both side surfaces facing each other, the male-side engaging portion is fastened by and the respective edge portions missing to the female-side engaging portion are in close contact by deformation of its The pipe body is fitted in the female engagement portion in a state, and a part of the male engagement portion is inserted into each of the fitting recesses by deformation of the male engagement portion. .
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