JP3842358B2 - Lock bolt cap - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロックボルト用キャップに係わり、特に、予め穿孔したボアホールに定着材を注入し、しかる後、ボルト打設を行う全面接着式ロックボルト工法に用いるロックボルトのキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ナトム工法(NATM工法)によるトンネルや法面保護工事で使用される全面接着型のロックボルトの施工方法は注入形式によって、先注入式全面接着式と後注入式全面接着式に大別される。このうち、先注入式全面接着式は、地山に穿孔したボアホールにセメントミルクやモルタルを充填し、しかる後、中実型のロックボルトを挿入する方法である。先注入式全面接着式のロックボルトは定着材の種類に応じて、図6に示すようにボルト1の先端1aを斜め切り加工したもの、あるいは、図7に示すようにボルト1の先端1bを鉛筆状に尖らせた剣先加工したものが用いられている。
【0003】
図8は先注入式全面接着式のロックボルト施工方法説明図であり、1はロックボルト、2は地山、3はトンネル、4はトンネルの内壁、5はボアホール、6は定着材である。まず、地山2に掘削したトンネル3の内壁4から岩盤内部へ所定深さのボアホール(円柱状の空隙)5を穿孔する。ついで、ボアホール5内に注入ホース等を用いてモルタル、樹脂等の定着材を注入或いは装填し、その後、先端を斜め切り加工又は剣先加工(図8では剣先加工)したロックボルト1を挿入打設する。かかる状態で、定着材6が硬化すれば、ロックボルト1とボアホール5の孔壁周辺が一体的に固着し、ロックボルト先端部が打ち込まれた固い内部岩盤に支えられることで、坑壁周辺の崩落が防止される。
尚、ロックボルト1の後端部を予めネジ切りしておき、適宜、必要に応じてナット、ワッシャーをかける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の先注入式全面接着式のロックボルトには以下の問題点がある。第1の問題点は、予め所定長さに切断したボルト鋼材を工場で先端斜め加工あるいは先端剣先加工することによりロックボルトとして仕上げなければならず、ロックボルトの加工に時間を要する点である。第2の問題点は、ボルト長の変更要求に対して現場で対応することが出来ない点である。
このため、ボルト鋼材を所定長さに切断しただけで、すなわち、先端斜め加工や先端剣先加工をしなくても該鋼材をロックボルトとして使用できるようにし、しかも、ボルト長の変更要求に容易に対応できるようにする何らかの手段が求められている。
【0005】
以上から、本発明の目的は、単に所定長さに切断したボルト鋼材を優れたロックボルトとして使用することが出来るロックボルト用キャップを提供することである。
本発明の別の目的は、1つのキャップを径が異なる複数のボルト鋼材に用いることができるロックボルト用キャップを提供することである。
本発明の他の目的は、ロックボルトを上向きに打設してもロックボルトの落下を防止できるロックボルト用キャップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明によれば、尖端部を有するキャップ本体の内部に中空のボルト受容部を備え、かつ、径の異なるロックボルトを受容するために前記ボルト受容部に段差を形成して第1、第2の受容部を設け、更に、尖端部表面からボルト受容部に貫通する定着材導入孔を備えたロックボルト用キャップにより達成される。かかるキャップによれば、該キャップに所定長さに切断したボルト鋼材を取り付けるだけで該ボルト鋼材をロックボルトとして使用することができ、従って、工場で先端斜め加工や先端剣先加工する必要がなくなる。また、要求されるボルト長に合わせて現場で鋼材切断を行い、これにキャップを取り付ける形でロックボルトを準備することも可能となる為、ボルト長の変更要求等に対して容易に現場で対応することができる。
【0007】
また、本発明によれば、ボルト受容部に1以上の段差を形成して第1、第2の受容部を設けたから、ボルト鋼材の径に応じたボルト受容部に該ボルト鋼材を挿入することによりキャップとボルト鋼材を一体化でき、1つのキャップを径が異なる複数のボルト鋼材に用いることができる。
さらに、本発明によれば、キャップ本体の後端部に中がくりぬかれた円錐台形状の張り出し部を設けるようにしたから、ロックボルトを上向きに打設しても張り出し部分がボアホール孔壁に引掛かる形となって、ロックボルトの落下を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(A)第1実施例
図1は本発明の第1実施例に係わるロックボルト用キャップの説明図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のb矢視図である。
キャップ11はキャップ本体部12と尖端部13を備えている。キャップ本体部12の内部には一端が開放された円筒状のボルト受容部14が形成されている。ボルト受容部14は段差形状を有し、小径の第1ボルト受容部14aと大径の第2ボルト受容部14bを備えている。第1ボルト受容部14aは小径のボルト鋼材を受容する部分、第2ボルト受容部14bは大径のボルト鋼材を受容する部分である。
尖端部13は山形に尖った形状を有している。この尖端部13には、尖端部表面からボルト受容部14に貫通する4個の定着材導入孔15a,15b,15c,15dが900の間隔で形成されている。
キャップ11はモールド成形により高剛性の材料、例えばプラスチック等により一体に形成されている。
【0009】
図2はキャップ使用例の説明図であり、キャップは断面図を示している。図中、11はロックボルト用キャップ、21は表面全体に一定パターンの凹凸が形成された小径のボルト鋼材である。キャップ11の第1ボルト受容部14aの径はボルト鋼材21の径より僅かに大きく形成されている。
使用に際して、表面全体に一定パターンの凹凸が形成された異形棒鋼を直状に切断加工したボルト鋼材21を用意し、該ボルト鋼材21をキャップ11の第1ボルト受容部14aに差し込む(図2の一点鎖線参照)。これにより、ボルト鋼材21のセットが完了してロックボルトが形成される。この過程において、適当な位置でボルト鋼材21の差し込みを停止すれば、ボルト鋼材21の先端部に若干の空間SPが形成される。ロックボルトをボアホールに挿入した時、空間SPにボアホール内の定着材が定着材導入孔15a〜15dを介して自ずと進入して該空間を充填し、キャップ11とボルト鋼材21間を強固に一体化する。また、空間SPが定着材で満たされることによってボルト鋼材21の端部及びその周囲の空隙がなくなり、単に切断しただけの鋼材21端部に防錆処理が施された形となる。この防錆処理は、ロックボルトをボアホールに挿入する動作に伴って定着材導入孔15a、15b、15c、15dから定着材が空間SPに導入されるのを利用して、その他の手間無く完了する。なお、第1受容部14a内の差し込み完了位置にストッパを設けて該ストッパに突き当たったとき差し込みを停止するようにもできる。
以上は小径のボルト鋼材21をキャップ11に取り付けた場合であるが、大径のボルト鋼材をキャップ11に取り付ける場合には、該ボルト鋼材を第2ボルト受容部14bに差し込む。
【0010】
図3は本発明のロックボルトの施工方法説明図であり、11はキャップ、21はボルト鋼材、51は地山、52はボアホール、53は定着材である。
まず、地山51に所定深さのボアホール52を穿孔する。ついで、ボアホール52内に注入ホース等を用いてモルタル、セメントミルク、樹脂等の定着材を注入或いは装填する。しかる後、ボルト鋼材21にキャップ11を取り付けたロックボルトをボアホール内に挿入打設する。ボルト挿入に伴って、キャップ尖端部に設けられた定着材導入孔15a〜15dより矢印で示すように定着材53が空間SPに入り込んで充填してボルト鋼材21とキャップ11間を堅固に定着一体化すると共に、キャップ内の空隙が定着材53で埋まり、隙間のない定着材充填状態が得られる。以上により、ボルト鋼材21とキャップ11間の結合度を強固にでき、しかも、ボアホール内に空隙が残る事態を防止でき、更に、防錆効果を得ることができる。
【0011】
以上のように、第1実施例によれば、キャップ11に所定長さに切断したボルト鋼材を取り付けるだけで該ボルト鋼材をロックボルトとして使用することができ、従って、工場で先端斜め加工や先端剣先加工をする必要がない。また、要求されるボルト長に合わせて現場で鋼材切断を行い、これにキャップを取り付ける形でロックボルトを準備することも可能となる為、ボルト長の変更要求に対して容易に現場で対応することができる。また、複数のボルト受容部を設けることにより、1つのキャップを径が異なる複数のボルト鋼材に用いることができる。
【0012】
(b)変形例
以上ではボルト受容部14に第1、第2のボルト受容部14a,14bを設けた場合であるが、段差を設けず、1種類の径の棒鋼のみを受容するようにキャップを形成することもできる。逆に、2以上の段差を設けることにより3種類以上の径の棒鋼を受容できるようにキャップを形成することもできる。
また、以上では、ボルト鋼材として異形棒鋼を直状に切断加工したものを用いた場合について説明したが、全面ねじが切られた棒鋼やツイスト棒鋼等を切断加工したものをボルト鋼材として用いることができ、棒鋼の種類は問わない。
【0013】
(B)第2実施例
図4は本発明の第2実施例に係わるロックボルト用キャップの説明図であり、図1の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。図4(a)は平面図、図4(b)は図4(a)のb矢視図、図4(c)は断面図である。
第2実施例において、第1実施例と異なる点は、▲1▼キャップ11の後端部に張り出し部31を設けた点、▲2▼キャップ本体部12の内部に段差を形成せず、所定径のボルト鋼材のみを受容するボルト受容部14を設けた点、▲3▼尖端部13を肉薄にした点である。尖端部13や定着材導入孔15a〜15dを設けた点は第1実施例と同じである。張り出し部31は、中がくりぬかれた円錐台形状を有し、キャップ本体部12の端部から張り出す形で大径に形成されている。
キャップ使用時には、第1実施例と同様に(図2参照)、棒鋼を直状に切断加工したボルト鋼材をボルト受容部14に差し込んでキャップ11に組み付け、ロックボルトを形成する。
【0014】
図5は第2実施例のロックボルトの施工方法説明図であり、11はキャップ、21はボルト鋼材、51は地山、52はボアホール、53は定着材である。
まず、地山51に所定深さのボアホール52を穿孔する。ついで、ボアホール52内にモルタル、セメントミルク、樹脂等の定着材を注入或いは装填する。しかる後、ボルト鋼材21にキャップ11を取り付けたロックボルトをボアホール内に挿入打設する。ボルト挿入に伴って、キャップ尖端部に設けられた定着材導入孔15a〜15dより定着材53が空間SPに入り込んで充填してボルト鋼材21とキャップ11間を堅固に定着一体化すると共に、キャップ内の空隙が定着材53で埋まり、隙間のない定着材充填状態が得られる。以上により、第1実施例と同等の効果が得られる。
【0015】
以上の効果に加えて、第2実施例のキャップ11によれば図5に示すように上向きにロックボルトを打設しても、キャップ後端の張り出し部31がボアホール52の孔壁に引掛かるため、ロックボルトの落下を防止することができる。即ち、従来、ロックボルトの上向きの施工では、ロックボルトに落下防止金具を別途取り付けていたが、第2実施例のキャップは落下防止機能を備えるため落下防止金具を不要にできる効果がある。
なお、張り出し部31は、図4に示す形状の他、キャップ本体部12の後端部に設けた何枚かの拡開羽状を呈していても良い。
図4の第2実施例では、キャップ本体部12に段差を形成しなかったが、段差を形成して複数の径を有するボルト鋼材を受容できるように構成することもできる、
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0016】
【発明の効果】
以上本発明によれば、尖端部を有するキャップ本体の内部に中空のボルト受容部を設け、かつ、尖端部表面からボルト受容部に貫通する定着材導入孔を設けてロックボルト用キャップを構成したから、該キャップに所定長さに切断したボルト鋼材を取り付けるだけで該鋼材をロックボルトとして使用することができ、工場での先端斜め加工や先端剣先加工を省略することができる。
また、本発明のロックボルト用キャップによれば、要求されるボルト長に合わせて現場で鋼材切断を行い、これにキャップを取り付ける形でロックボルトを準備することも可能となる為、ボルト長の変更要求等に対して容易に現場で対応することができる。
【0017】
また、本発明によれば、ボルト受容部に1以上の段差を形成するようにしたから、ボルト鋼材の径に応じたボルト受容部の段差部に該ボルト鋼材を挿入することによりキャップとボルト鋼材を一体化できるため、1つのキャップを径が異なる複数のボルト鋼材に用いることができる。
また、本発明によれば、キャップ本体の後端部に張り出し部を設けるようにしたから、ロックボルトを上向きに打設しても張り出し部分がボアホール孔壁に引掛かる形となって、ロックボルトの落下を防止でき、従来必要とされた落下防止金具を不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロックボルト用キャップの構成図である。
【図2】キャップ使用例説明図である。
【図3】本発明の第1実施例のロックボルトの施工方法説明図である。
【図4】第2実施例のロックボルト用キャップの構成図である。
【図5】本発明の第2実施例のロックボルトの施工方法説明図である。
【図6】先端斜め切り加工タイプの従来のロックボルト説明図である。
【図7】先端剣先加工タイプの従来のロックボルト説明図である。
【図8】従来の先注入式全面接着型ロックボルトの施工方法説明図である。
【符号の説明】
11・・キャップ
12・・キャップ本体部
13・・尖端部
14・・ボルト受容部
14a・・第1ボルト受容部
14b・・第2ボルト受容部
15a,15b,15c,15d・・定着材導入孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lock bolt cap, and more particularly, to a lock bolt cap used in a full-adhesion lock bolt method in which a fixing material is injected into a pre-drilled borehole and then a bolt is driven.
[0002]
[Prior art]
Construction methods for full-adhesion lock bolts used in tunnels and slope protection works by the NATOM method (NATM construction method) are broadly divided into a pre-injection type full-adhesion type and a post-injection type full-adhesion type depending on the injection type. Of these, the pre-injection type full-surface adhesion type is a method in which cemented milk or mortar is filled into a bore hole drilled in a natural ground, and then a solid-type rock bolt is inserted. Depending on the type of fixing material, the pre-injection type full-adhesion type lock bolt is obtained by obliquely cutting the tip 1a of the bolt 1 as shown in FIG. 6, or the tip 1b of the bolt 1 as a pencil as shown in FIG. A sharpened sword tip is used.
[0003]
FIG. 8 is an explanatory diagram of a pre-injection-type full-adhesion-type lock bolt construction method, wherein 1 is a lock bolt, 2 is a natural ground, 3 is a tunnel, 4 is an inner wall of the tunnel, 5 is a bore hole, and 6 is a fixing material. First, a bore hole (cylindrical void) 5 having a predetermined depth is drilled from the
The rear end portion of the lock bolt 1 is threaded in advance, and a nut and a washer are applied as necessary.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional pre-injection type full adhesion type lock bolt has the following problems. The first problem is that a bolt steel material that has been cut to a predetermined length in advance must be finished as a lock bolt by subjecting the tip steel to oblique tip processing or tip tip processing at the factory, and it takes time to process the lock bolt. The second problem is that the bolt length change request cannot be handled on site.
Therefore, it is possible to use the steel material as a lock bolt only by cutting the bolt steel material to a predetermined length, that is, without performing oblique tip machining or tip machining, and easily change the bolt length. There is a need for some means to make this possible.
[0005]
In view of the above, an object of the present invention is to provide a lock bolt cap that can use a bolt steel material simply cut to a predetermined length as an excellent lock bolt.
Another object of the present invention is to provide a cap for a lock bolt in which one cap can be used for a plurality of bolt steel materials having different diameters.
Another object of the present invention is to provide a lock bolt cap that can prevent the lock bolt from falling even if the lock bolt is driven upward.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a hollow bolt receiving portion inside a cap body having a pointed portion, and a step is formed in the bolt receiving portion to receive a lock bolt having a different diameter. This is achieved by a lock bolt cap provided with a first receiving portion and a fixing material introducing hole penetrating from the tip end surface to the bolt receiving portion . According to such a cap, it is possible to use the bolt steel material as a lock bolt simply by attaching a bolt steel material cut to a predetermined length to the cap, and therefore it is not necessary to carry out a tip oblique machining or a tip sword machining at a factory. In addition, it is possible to prepare a lock bolt by cutting steel on site according to the required bolt length and attaching a cap to this, so it is easy to respond to bolt length change requests etc. can do.
[0007]
Moreover, according to the present invention, since the first and second receiving portions are provided by forming one or more steps in the bolt receiving portion, the bolt steel material is inserted into the bolt receiving portion corresponding to the diameter of the bolt steel material. Thus, the cap and the bolt steel material can be integrated, and one cap can be used for a plurality of bolt steel materials having different diameters.
Furthermore, according to the present invention, since the frustoconical overhanging portion is hollowed out in the rear end portion of the cap body, the overhanging portion remains in the borehole hole wall even if the lock bolt is driven upward. It can be hooked to prevent the lock bolt from falling.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(A) First Embodiment FIG. 1 is an explanatory view of a lock bolt cap according to a first embodiment of the present invention, FIG. 1 (a) is a plan view, and FIG. 1 (b) is FIG. 1 (a). It is b arrow line view.
The
The
The
[0009]
FIG. 2 is an explanatory view of an example of using the cap, and the cap shows a cross-sectional view. In the figure, 11 is a lock bolt cap, and 21 is a small-diameter bolt steel material having a certain pattern of irregularities formed on the entire surface. The diameter of the first bolt receiving portion 14 a of the
In use, a
The above is the case where the small-diameter
[0010]
FIG. 3 is an explanatory diagram of a method for installing a rock bolt according to the present invention, wherein 11 is a cap, 21 is a bolt steel material, 51 is a natural ground, 52 is a borehole, and 53 is a fixing material.
First, a
[0011]
As described above, according to the first embodiment, the bolt steel material can be used as a lock bolt only by attaching the bolt steel material cut to a predetermined length to the
[0012]
(B) In the above modification, the
In the above description, the case where a deformed steel bar cut into a straight shape is used as the bolt steel material is described. Yes, the type of steel bar is not specified.
[0013]
(B) Second Embodiment FIG. 4 is an explanatory view of a lock bolt cap according to a second embodiment of the present invention. The same reference numerals are given to the same parts as those in the first embodiment of FIG. 4A is a plan view, FIG. 4B is a view taken in the direction of arrow b in FIG. 4A, and FIG. 4C is a cross-sectional view.
The second embodiment is different from the first embodiment in that (1) a protruding
When the cap is used, as in the first embodiment (see FIG. 2), a bolt steel material obtained by cutting a steel bar into a straight shape is inserted into the
[0014]
FIG. 5 is an explanatory diagram of a construction method of the lock bolt according to the second embodiment, in which 11 is a cap, 21 is a bolt steel material, 51 is a natural ground, 52 is a bore hole, and 53 is a fixing material.
First, a
[0015]
In addition to the above effects, according to the
In addition to the shape shown in FIG. 4, the overhanging
In the second embodiment of FIG. 4, no step is formed in the cap
The present invention has been described with reference to the embodiments. However, the present invention can be variously modified in accordance with the gist of the present invention described in the claims, and the present invention does not exclude these.
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the cap body for the lock bolt is configured by providing the hollow bolt receiving portion inside the cap body having the pointed portion and providing the fixing material introduction hole penetrating from the surface of the pointed portion to the bolt receiving portion. Therefore, it is possible to use the steel material as a lock bolt simply by attaching a bolt steel material cut to a predetermined length to the cap, and it is possible to omit the tip oblique machining and the tip blade machining at the factory.
In addition, according to the lock bolt cap of the present invention, it is possible to prepare a lock bolt by cutting a steel material on site in accordance with the required bolt length and attaching the cap to this. It is possible to easily respond to change requests etc. on site.
[0017]
Further, according to the present invention, since one or more steps are formed in the bolt receiving portion, the cap and bolt steel material are inserted by inserting the bolt steel material into the stepped portion of the bolt receiving portion corresponding to the diameter of the bolt steel material. Therefore, one cap can be used for a plurality of bolt steel materials having different diameters.
Further, according to the present invention, since the projecting portion is provided at the rear end portion of the cap body, the projecting portion is hooked on the borehole hole wall even if the lock bolt is driven upward, and the lock bolt Can be prevented, and the conventionally required fall-preventing bracket can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a lock bolt cap according to a first embodiment;
FIG. 2 is an explanatory diagram of an example of using a cap.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a construction method of a lock bolt according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of a lock bolt cap according to a second embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a construction method of a lock bolt according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view of a conventional lock bolt of the tip oblique cutting type.
FIG. 7 is an explanatory view of a conventional lock bolt of a tip sword tip machining type.
FIG. 8 is a diagram for explaining a conventional method of applying a pre-injection type full-surface adhesive lock bolt.
[Explanation of symbols]
11 ..
Claims (2)
尖端部を有するキャップ本体の内部に中空のボルト受容部を備え、かつ、径の異なるロックボルトを受容するために前記ボルト受容部に段差を形成して第1、第2の受容部を設け、更に、尖端部表面からボルト受容部に貫通する定着材導入孔を備えたことを特徴とするロックボルト用キャップ。In the cap of the lock bolt that is inserted into the bore hole filled with the fixing material and supports the natural ground,
A hollow bolt receiving portion is provided inside the cap body having a pointed end portion, and a step is formed in the bolt receiving portion to receive a lock bolt having a different diameter , and first and second receiving portions are provided. Furthermore, a cap for a lock bolt, comprising a fixing material introduction hole penetrating from the tip end surface to the bolt receiving portion.
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- 1997-01-09 JP JP00177497A patent/JP3842358B2/en not_active Expired - Lifetime
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