JP3841505B2

JP3841505B2 - Asphalt mat

Info

Publication number: JP3841505B2
Application number: JP02097197A
Authority: JP
Inventors: 多克和木; 充野々田; 隆彦伊藤; 勝夫松崎; 雄三鴻上; 浩中野
Original assignee: Nippon Road Co Ltd; Taisei Rotec Corp
Current assignee: Nippon Road Co Ltd; Taisei Rotec Corp
Priority date: 1997-01-20
Filing date: 1997-01-20
Publication date: 2006-11-01
Anticipated expiration: 2017-01-20
Also published as: JPH10204846A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海洋構造物等の基礎に使用するマット部材に関し、特に、マットを安定した状態で荷役可能にすること、および、マット製造時に厚さを規定する部材を設けて、品質の良いマット部材を作成可能にする手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】
防波堤や岸壁等のような海洋構造物を構築する際には、海底地盤上に捨石基礎を構築し、前記捨石基礎の上にアスファルトマットのようなマット部材を敷設して、その上にケーソン等を設置して海洋構造物を構成している。前記アスファルトマットのようなマット部材は、海洋構造物の捨石基礎上での摩擦増大部材として用いる他に、止水部材としての性能を持たせるものもあり、例えば、特開昭６２−２７１４１号公報等に示されるような構造のものが知られている。
【０００３】
図１０に示される一般的なマット部材としてのアスファルトマット１ａは、上下の２つの層に形成されるアスファルト層２、２ａの間に、内部補強層３としてのガラスクロスや金網等を挟むようにして配置し、前記内部補強層３の下面には、所定の間隔でワイヤロープ４を配置している。前記ワイヤロープ４は、マット部材の両端部にアイ部４ａを配置しており、前記アイ部４ａを吊具の係止部材に係止させて、アスファルトマットの荷役を行う際に使用する。また、前記ワイヤロープをマット本体に確実に固定するために、所定の間隔で係止補助部材４ｂ、４ｃを配置し、前記係止補助部材をマットのアスファルト層の中に埋設させることにより、ワイヤがマットから抜け出すことがないように保持する。
【０００４】
前記アスファルトマットは任意の大きさのものとして構成することができるものであり、例えば、海洋構造物等の大きさに対応させて構成する場合でも、最大サイズが１０ｍ×５０ｍで、厚さが１０cm程度のものとして構成することができる。したがって、任意のサイズのマット部材を構成することにより、広い面積を覆うことが可能であり、専用の吊り枠装置等を使用することによって、海洋構造物の基礎を覆うようにして敷設する場合でも、比較的容易に施工を行うことができる。
【０００５】
前述したようなアスファルトマットを海底地盤上に敷設する場合に、例えば、特開昭６２−１１１８９０号公報等に示されるような吊り枠装置を使用することができる。前記従来例に示される吊り枠は、図１１に示すように、クレーン等の吊り上げ装置９から吊り枠５を多数本のワイヤ８……により支持し、前記吊り枠５に設ける係止具を介して、アスファルトマット１ａのワイヤロープの端部のアイ部４ａを係止させるようにしている。そして、前記吊り枠５を用いて、アスファルトマット１ａの両端部を多数の係止具を介して支持することにより、マット部材を略水平状態で吊り上げ、施工現場に敷設する作業を容易に行うことが可能になる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
前記アスファルトマットにおいては、製造した後で一時保管のために搬送し、敷設の際には台船に移載し、台船から敷設現場に移動させる等、何回も吊り上げて搬送する作業を行う必要がある。ところが、前記マット部材は非常に重いものであり、１本のワイヤが支持する重量も非常に大きいものであるために、前記マット部材を吊り枠に支持させて移動させる都度、ワイヤに加えられる曲げ作用により、図１２に示されるように、マットの上層を持ち上げるような力が加えられる。そして、前記ワイヤ４が図の鎖線で示されるように、マットの上層２を下層２ａから引き剥がすような作用が加えられるために、図１３に示されるように、マットの上層２が内部補強層３とともに引き剥がされ、上層にクラック２Ａが生じたり、上下層の間に裂け目が形成されたりするという不都合が生じていた。
【０００７】
また、前記マット部材を製造する際には、マットのサイズに形成した型枠の内部に、最初に所定の厚さで下層のアスファルト層を打設してから、荷役用ワイヤを所定の間隔で平行に配置し、その上に内部補強部材を配置してから、上層のアスファルト層を打設し、上面を均して所定の厚さのマットを作成している。ところが、大サイズのマットにおいては、周辺部分は枠部材により規定されているために、厚さを一定に維持させることは容易であるものの、中央部分では、規定の厚さとならない場合が発生する。それは、アスファルトマスチックが高温の状態で打設して、厚さを均一にしたとしても、マットが冷却されると体積が減少するためであり、特にマット中央部では体積が減少したとしても、その状態を容易に確認できないという理由による。
【０００８】
前述したような問題に加えて、アスファルトマットは海底地盤上に敷設して、その上にケーソン等のような構造物を載置する方法を用いる場合の他に、特公平４−５１００号公報等に示されるように、ケーソンの下面に一体に取り付けて用いる場合がある。例えば、工場でケーソンを作成する際に、マットを敷き込んだ上にケーソンを構築する場合もあるが、そのためには、図１４に示すように、マットの内部補強層３に対して針金６を接続して、前記針金６の上端部をマット表面に露出させ、針金をケーソンの底の鉄筋等に接続して、マットとケーソンとを一体化させるような手段を用いている。しかしながら、前記針金等のような部材を使用する場合には、マットの上層を打設する際に、針金を倒して層の内部に埋没させたりすることがあり、マット作成後に針金を層の内部から引き出す等の余分な手間をかける必要が生じる。また、前記針金のような接続部材は、マットの厚さを規定する部材としては使用できないものであり、ケーソン等の構造物との接続部材をマットの厚さの規定手段として使用可能であれば、その部材を有効に利用可能とも考えられる。
【０００９】
本発明は、前述したような従来のアスファルトマットの問題を解消するもので、マットの荷役を繰り返してもマットの端部を損傷することがない構造を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アスファルトマスチックを積層して分割打設し、前記分割打設した層の間に内部補強部材と荷役用のワイヤを挟むように設けたマット部材に関する。
請求項１の発明は、前記マット部材の端部に端部保護部材を配置し、
前記端部保護部材により、前記荷役用ワイヤのマット端部での露出部を保護することを特徴とする。
請求項２の発明は、前記端部保護部材を、マット部材の端部側面と上下面の一定の範囲を覆うコの字状の断面を有するものとして構成し、
前記端部保護部材のマット端面に対応する縦板部材に、ワイヤを通す孔を設けることを特徴とする。
【００１１】
請求項３の発明は、前記マット端部保護部材を、マットの端部の上下に配置する板状部材と、前記板状部材をマットの上下面に押圧する押圧部材と、前記押圧部材を締め付ける部材とを用いて構成することを特徴とする。
【００１２】
本発明のアスファルトマットは、前述したように構成しているものであるから、マット部材の端部に端部保護部材を配置する場合には、略コの字状の部材をマットと一体に配置することや、マットの上下面に２枚の板状部材を固定させて配置ることができる。
そして、前記端部保護部材を配置することにより、荷役用ワイヤを用いてマット部材の荷役を行う際に、ワイヤがマット端部のアスファルト層を破損したりすることがなく、マットの吊り上げによる荷役作業を繰り返して行っても、マットを安定して保持させることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明のアスファルトマットの構成を説明する。図１ないし図４に示す例は、マットの荷役に際して、マット端部を保護する手段の構成を示している。図１、２に示す例では、アスファルトマット１の端部に端部保護部材１０を取付けて設けることにより、ワイヤ４を吊具に支持させて荷役する際に、マット端部が損傷されることを防止できるようにしている。前記端部保護部材１０としては、図２に示すように、溝型鋼を所定の長さに切断したものを用いることが可能で、縦板１１に上下の板１２、１３を所定の長さで突出させた略コの字状断面のものを用い、前記縦板１１にはワイヤを貫通させる孔１４を貫通させて設けている。
【００１４】
本発明においては、前記端部保護部材１０を荷役用ワイヤ４に対応させてマット端部に配置し、前記端部保護部材１０により規定される高さで、アスファルトマスチックを打設することにより、図１のような端部を補強したアスファルトマット１を作成する。そして、ワイヤの端部のアイ部４ａに吊具の係止部材を係止して、吊具により荷役を行う場合にも、前記ワイヤに加えられる張力が、端部保護部材１０を介してマットの下層に対して下面から持ち上げるように作用するのであるから、ワイヤに加えられる張力により、マットの上下層が分離するような力が作用されることはない。また、前記図１に示す例において、前記図１０に示されたように、マットの端部に埋め込む状態で配置する係止補助部材４ｃを囲むようにして、端部保護部材の上下板１２、１３を位置させる場合には、端部保護部材によるワイヤの端部の保持作用をより良好に発揮することが可能となる。
【００１５】
図３、４に示す例は、マットに対してマット端部保護部材を、着脱可能なものとして構成する場合を示している。図３に示す例においては、マット１の端部の上下面に長い板部材２５、２６を配置しておき、前記板部材をクランプ部材２０により押圧するようにして固定する手段を用いている。前記クランプ部材２０は、上下の押圧部材２１、２２をネジ部材２３を介して締付けるような機構を用いることが可能であり、マット端部に一体化させるように板部材２５、２６を固定することによって、ワイヤによりマット端部に局部的な力が加えられた場合にも、マットの端部が損傷を受けたりすることがない。また、前記クランプ部材としては、万力のような作用を発揮する任意の構成の部材を使用することができるもので、前記板部材をマットのワイヤが突出している端部に配置し、前記板部材に対して所定の間隔でクランプ部材２０を配置して締付けるようにする。そして、マットを敷設する直前に前記クランプ部材と板部材とを取り外すことにより、マット部材の荷役の途中でワイヤに加えられる張力によりマット端部が破損したりすることを防止できる。
【００１６】
図４に示す例は、前記図１、３に各々示した部材を組み合わせた状態で、マット端部の保護手段を構成する場合を示しているもので、端部保護部材１０ａの縦板１１には、横長の開口１５を形成しておくことにより、ワイヤを端部保護部材に組み合わせる作業を容易に行い得るように構成している。また、前記端部保護部材１０ａは、マット端部の上下面に長い板部材２５、２６を配置してから、その板部材の間にマットを保持させる状態で端部保護部材１０ａを装着する。なお、前記端部保護部材１０ａをマット端部に装着する際には、マットの横の位置から、板部材を挟む状態で打ち込むことにより装着可能であり、マットの厚さが十分でない場合には、マット本体と板部材との間に任意の板状部材を挟み込むことによって、端部保護部材をマット端部に保持させることができる。
【００１７】
前記図４に示すようなマット端部保護部材を使用する場合でも、マットの荷役に際して、ワイヤの張力がマット端部に加えられる力は、端部保護部材を上に持ち上げるような作用が加えられるものであり、マットから端部保護部材がマット端部から外れるような力は加えられない。また、ワイヤがマットの上下層を引き剥がそうとする力は、端部保護部材１０ａの下板１３を介して下層の下面に作用することになるので、マット下面に配置されている長い板２６を介して、マット端部の巾方向に分散されて作用するので、ワイヤのある部分のみでなしに、広い範囲に均一に分散される状態で作用する。したがって、前述したような保護手段を配置することにより、マットの荷役作業に際して、マット端部の保護の作用を良好に行うことが可能である。
【００１８】
【実施例】
前記マット端部の保護手段を用いることの他に、本発明においては、図５〜９にそれぞれ示すように、マットの厚さの規定手段を配置して、マットの厚さを規定しながら製造することができる。図５に示す埋設部材３０の例は、リング状部材３１をマットの上層に埋設して設ける場合を示しているもので、前記リング状部材の上部にはネジ孔３２を設けておき、係止具３３を接続可能にしている。前記リング状部材３１はマット内部に配置する内部補強部材、または鉄筋７等の信頼性の大きい埋設部材の下部に、下部材を位置させるようにして配置するもので、図示される例では、内部補強部材３の下部に鉄筋７を配置し、その鉄筋７に対してリング状部材を位置決めできるようにする。また、前記リング状部材３１の下部に脚部材３４を一体に設けておく場合には、前記脚部材３４により下層のマット層２ａの厚さを規定できるようにしている。
【００１９】
前述したようなリング状部材を配置する場合には、マットの下層を所定の厚さに打設してから、鉄筋や内部補強部材を配置するとともに、リング状部材３１を所定の間隔に配置して、マット製造ヤードの表面からの高さを脚部材３４により設定し、前記リング状部材３１に設けるマーカーを用いて、下層のマット装置の厚さを規定させるようにする。そして、前記リング状部材３１の上面をマットの厚さに対応させて位置決めできるので、ネジ孔３２を設けたリング状部材の上面がマット上面に位置する状態で、上層のアスファルトを打設することにより一定の厚さのマットを作成できるようになる。また、前述したような厚さの規制手段を用いることにより、マット作成後にアスファルトマットが冷却されて、体積が縮小すること等の理由によって、マットの厚さが減少した場合には、アスファルトマスチックを追加して打設することにより、マットの厚さを一定に保持させることもできる。
【００２０】
前記図５に示す例および以下に説明する埋設部材においては、マットの表面に係止具を取付けて、ケーソン等の鉄筋や、底部分の構造物に対して前記係止具を係止することにより、マットと構造物を一体化させるためにも使用することができる。例えば、図５の係止具３３は、リング状部材のネジ孔３２に係合するネジ部を設けて、リング状部材に対しネジ係合させることにより、係止具３３をマットと一体化させることができるので、構造物に対して係止具の上部材を埋設したり、溶接等により接続することが可能になる。そして、前述したような係止具を用いることにより、構造物に対するマットの取付け作用を容易に行うことが可能になるとともに、マット製造時の厚さ規制部材としても有効に使用することができる。
【００２１】
図６に示す埋設部材３５の例では、マット内部に埋設して配置する鉄筋７に対して、下部にアイ部を設けた基部材３６を配置し、前記基部材３６の上部にナット部材３７を設けて構成している。そして、前記ナット部材３７の上面が、マットの厚さの設定基礎として利用するとともに、前記ナット部材３７に対して係止具３９を接続して、構造物に対する取付け手段としても利用できるようにしている。
【００２２】
図７に示す埋設部材４０の例では、略Ｌ字状の基部材４１を鉄筋に対して位置決めして配置し、前記基部材４１の上部にナット部材４２を設けて、マットの厚さの規制手段を構成している。そして、前記ナット部材４２のネジ孔４３に対してＬ字状の係止具４４を装着して、構造物に対する接続手段を構成している。
【００２３】
さらに、図８に示す埋設部材４５の例では、マットの内部補強部材７に対して略Ｕ字状の埋設部材４６を配置して、前記Ｕ字状部材４６の上部に設けたネジに対して、板部材４７を配置してナット部材４８を装着している。前記Ｕ字状部材４６においては、先端部の任意の位置にマーク等を設定しておくことにより、マットの厚さの規定を容易に行うことができるもので、前記板部材４７やナット部材に対して、ケーソン等の底部材を溶接して取付けること、または、任意の接続手段を用いることにより、マットを構造物に対して容易に一体化させることが可能になる。
【００２４】
前記図６〜８にそれぞれ示された埋設部材の例において、マットの下層の厚さが一定に設定されないと、埋設部材の高さが一定とならずに、埋設部材の上部分の高さも正確に設定されない場合が考えられる。そこで、前記埋設部材の高さを一定に設定するためには、マット製造ヤードの上面に対する埋設部材の高さとの間隔を、マットの下層の厚さに応じて一定に維持させる必要がある。そのためには、例えば、前記各埋設部材の下部に脚部材を一体に設けておき、前記埋設部材に設けたマーカーを利用して、定規となるものをマットに対して一定の間隔で配置し、マット下層の厚さを均一に設定することができる。つまり、下層の厚さが設定値に対して異なる場合には、埋設部材を配置することによりその状況が直ちに判明する。そして、脚部材と一体に形成した埋設部材を用いる場合には、前記埋設部材に形成している下層の厚さの基準となるマーカーにもとづいて下層の厚さを調整し、次いで、前記埋設部材が隠れる厚さに上層のアスファルト層を打設することにより、マット全体の厚さが正確に設定されることにる。
【００２５】
図９に示す例では、針金のような加工の容易な部材を略Ｕ字状に折り曲げて埋設部材５０を構成する場合を示しているもので、下層のマット層２ａの厚さに対応する第１の規定部材５１と、上層のマット層２の厚さを規定する第２の規定部材５２とから構成される。この実施例では、第２の規定部材５２に鉄筋７に対する保持部５３を設けておき、上端部には構造物に接続する番線５４等を取付け可能に構成する。そして、前述したような埋設部材を針金のようなもので構成する場合には、２つの規定部材を一体のものとして構成することや、鉄筋の配置位置に対応させて各規定部材を配置することもできる。さらに、前記埋設部材と鉄筋との取付け関係は、図示された例の他に、任意の接続手段を用いることも可能であり、マットの内部補強部材としての鉄筋等と構造物の間での取付け関係を確実に設定できる。
【００２６】
【発明の効果】
本発明のアスファルトマットは、前述したように構成しているものであるから、マット部材の端部に端部保護部材を配置する場合には、略コの字状の部材をマットと一体に配置することや、マットの上下面に２枚の板状部材を固定させて構成することができる。そして、前述したような端部保護部材を配置することにより、荷役用ワイヤを用いてマット部材の荷役を行う際に、ワイヤがマット端部のアスファルト層を破損したりすることがなく、マットの吊り上げによる荷役作業を繰り返して行っても、マットを安定して保持させることができる。
【００２７】
本発明において、マットの厚さを規制する部材を、マットに組み合わせて設ける場合には、マットの中央部に対しても、厚さ規制部材を標準にして上下の層の成形を行うことが可能であり、マット製造作業を容易に行うことができる。そして、アスファルトマスチックが冷却されて厚さに変化が生じた場合でも、直ちに補修を行うことが可能となり、アスファルトマットの品質を良好に維持させることができる。また、本発明において、前記実施例に説明したように、上層に対する厚さ規制部材に対して、構造物との接続手段を設ける場合には、ケーソン等の構造物の底部に対するマットの接続作業を容易に行うことが可能となり、工場等での構造物製作作業を容易に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のマット端部保護手段の構成を示す説明図である。
【図２】図１に用いる部材の斜視図である。
【図３】マット端部保護手段の別の実施例の構成を示す説明図である。
【図４】マット端部保護手段の他の実施例の構成を示す説明図である。
【図５】本発明の埋設部材の第１の実施例の構成の説明図である。
【図６】前記埋設部材の第２の実施例の構成の説明図である。
【図７】前記埋設部材の第３の実施例の構成の説明図である。
【図８】前記埋設部材の第４の実施例の構成の説明図である。
【図９】前記埋設部材の第５の実施例の構成の説明図である。
【図１０】一般的なアスファルトマットの構成を示す説明図である。
【図１１】従来のアスファルトマットの荷役の説明図である。
【図１２】マット荷役に際してのワイヤの状態の説明図である。
【図１３】ワイヤによるマット端部の損傷状態の説明図である。
【図１４】マットを構造物に接続する手段の説明図である。
【符号の説明】
１アスファルトマット、２アスファルト層、
３内部補強部材、４ワイヤ、５吊り枠、７鉄筋、
１０端部保護部材、１４孔、１５長孔、
２０クランプ部材、２５・２６板部材、
３０・３５・４０・４５・５０埋設部材、３１リング状部材、
３３・３９・４４係止具、３６・４１基部材、
４７板部材、５１・５２規定部材。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mat member used for a foundation of an offshore structure or the like, and in particular, a mat having a high quality by providing a member that can handle a mat in a stable state and that defines a thickness when the mat is manufactured. The present invention relates to a means for making a member.
[0002]
[Prior art]
When constructing offshore structures such as breakwaters and quay walls, a rubble foundation is constructed on the seabed ground, and a mat member such as an asphalt mat is laid on the rubble foundation, and a caisson or the like is placed thereon. To construct an offshore structure. A mat member such as the asphalt mat may be used as a friction increasing member on a rubble foundation of an offshore structure, or may have a performance as a water stop member. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 62-27141 A structure having a structure as shown in FIG.
[0003]
An asphalt mat 1a as a general mat member shown in FIG. 10 is arranged so that a glass cloth or a wire mesh as an internal reinforcing layer 3 is sandwiched between asphalt layers 2 and 2a formed in two upper and lower layers. The wire rope 4 is disposed on the lower surface of the inner reinforcing layer 3 at a predetermined interval. The wire rope 4 has eye portions 4a disposed at both ends of the mat member. The wire rope 4 is used when the asphalt mat is loaded by locking the eye portion 4a with a locking member of a hanging tool. Further, in order to securely fix the wire rope to the mat body, the lock assisting members 4b and 4c are arranged at a predetermined interval, and the lock assisting member is embedded in the asphalt layer of the mat. Hold so that does not come out of the mat.
[0004]
The asphalt mat can be configured as an arbitrary size. For example, even when configured to correspond to the size of an offshore structure, the maximum size is 10 m × 50 m and the thickness is 10 cm. It can be configured as a matter of degree. Therefore, it is possible to cover a wide area by configuring a mat member of an arbitrary size, and even when laying so as to cover the foundation of an offshore structure by using a dedicated hanging frame device or the like. Construction can be performed relatively easily.
[0005]
When the asphalt mat as described above is laid on the seabed ground, for example, a suspension frame device as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-111890 can be used. As shown in FIG. 11, the suspension frame shown in the conventional example supports the suspension frame 5 from a lifting device 9 such as a crane with a large number of wires 8. Thus, the eye 4a at the end of the wire rope of the asphalt mat 1a is locked. Then, by using the suspension frame 5 to support both ends of the asphalt mat 1a via a number of locking tools, the mat member can be lifted in a substantially horizontal state and laid on the construction site easily. Is possible.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the asphalt mat, it is transported for temporary storage after it is manufactured, transferred to a trolley when laying, moved to the laying site from the trolley, etc. There is a need. However, since the mat member is very heavy and the weight supported by one wire is very large, the bending applied to the wire every time the mat member is supported by the suspension frame and moved. By the action, as shown in FIG. 12, a force that lifts the upper layer of the mat is applied. Then, as the wire 4 is shown by a chain line in the figure, an action of peeling off the upper layer 2 of the mat from the lower layer 2a is applied, so that the upper layer 2 of the mat is an internal reinforcing layer as shown in FIG. 3 is peeled off together with the cracks 3 and cracks 2 </ b> A are formed in the upper layer, or a tear is formed between the upper and lower layers.
[0007]
Further, when the mat member is manufactured, a lower asphalt layer having a predetermined thickness is first placed in a mold formed in the size of the mat, and then a cargo handling wire is disposed at a predetermined interval. Arranged in parallel, an internal reinforcing member is disposed thereon, and then an upper asphalt layer is placed thereon, and the upper surface is leveled to form a mat having a predetermined thickness. However, in a large-size mat, the peripheral portion is defined by the frame member, so that it is easy to maintain the thickness constant, but the central portion may not have the prescribed thickness. This is because even if the asphalt mastic is cast at a high temperature and the thickness is made uniform, the volume decreases when the mat is cooled. This is because the condition cannot be easily confirmed.
[0008]
In addition to the above-described problems, the asphalt mat is laid on the seabed ground and a method of placing a structure such as a caisson on the ground is used. As shown in FIG. 1, there is a case where it is attached to the lower surface of the caisson. For example, when a caisson is created in a factory, the caisson may be constructed on a laid mat. For this purpose, as shown in FIG. 14, a wire 6 is attached to the inner reinforcing layer 3 of the mat. By connecting, the upper end portion of the wire 6 is exposed on the surface of the mat, and the wire is connected to a reinforcing bar or the like at the bottom of the caisson so that the mat and the caisson are integrated. However, when a member such as the wire is used, when the upper layer of the mat is placed, the wire may be tilted and buried in the layer. It will be necessary to take extra time, such as pulling it out of it. In addition, the connecting member such as the wire cannot be used as a member that defines the thickness of the mat, and the connecting member with a structure such as a caisson can be used as a means for defining the thickness of the mat. It is considered that the member can be used effectively.
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the problems of the conventional asphalt mat as described above, and to provide a structure that does not damage the end of the mat even when the mat is repeatedly handled.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a mat member in which asphalt mastics are stacked and dividedly placed, and an internal reinforcing member and a cargo handling wire are sandwiched between the dividedly placed layers.
The invention of claim 1 arranges an end protection member at an end of the mat member,
The exposed portion at the mat end of the cargo handling wire is protected by the end protection member.
Invention of Claim 2 comprises the said edge part protection member as what has a U-shaped cross section which covers the fixed range of the edge part side surface and upper and lower surfaces of a mat member,
The vertical plate member corresponding to the mat end surface of the end protection member is provided with a hole through which a wire passes.
[0011]
The invention according to claim 3 is a plate-like member in which the mat end protection member is arranged above and below the end of the mat, a pressing member that presses the plate-like member against the upper and lower surfaces of the mat, and the pressing member is tightened. It is characterized by comprising using a member.
[0012]
Since the asphalt mat of the present invention is configured as described above, when the end protection member is disposed at the end of the mat member, the substantially U-shaped member is disposed integrally with the mat. The two plate-like members can be fixed and arranged on the upper and lower surfaces of the mat.
By arranging the end protection member, when the mat member is loaded using the loading wire, the wire does not damage the asphalt layer at the end of the mat, and the loading by the lifting of the mat is possible. Even if the operation is repeated, the mat can be stably held.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The construction of the asphalt mat of the present invention will be described according to the illustrated example. The example shown in FIGS. 1 to 4 shows a configuration of a means for protecting the end of the mat when handling the mat. In the example shown in FIGS. 1 and 2, the end portion of the asphalt mat 1 is attached to the end protection member 10, so that the end portion of the mat is damaged when the wire 4 is supported by the suspension and is handled. It is possible to prevent. As the end protection member 10, as shown in FIG. 2, it is possible to use a material obtained by cutting groove steel into a predetermined length, and upper and lower plates 12, 13 with a predetermined length on a vertical plate 11. A protruding substantially U-shaped cross section is used, and the vertical plate 11 is provided with a hole 14 through which a wire passes.
[0014]
In the present invention, the end protection member 10 is arranged at the mat end corresponding to the cargo handling wire 4, and by placing the asphalt mastic at a height defined by the end protection member 10, An asphalt mat 1 with reinforced ends as shown in FIG. 1 is prepared. Even when the hanging member is locked to the eye portion 4a at the end of the wire and the cargo is handled by the hanging device, the tension applied to the wire is matt through the end protection member 10. Therefore, a force that separates the upper and lower layers of the mat is not applied by the tension applied to the wire. Further, in the example shown in FIG. 1, as shown in FIG. 10, the upper and lower plates 12, 13 of the end protection member are disposed so as to surround the locking auxiliary member 4c arranged in a state of being embedded in the end of the mat. In the case of positioning, the holding action of the end portion of the wire by the end portion protection member can be more satisfactorily exhibited.
[0015]
The example shown in FIGS. 3 and 4 shows a case where the mat end protection member is configured to be removable with respect to the mat. In the example shown in FIG. 3, long plate members 25, 26 are arranged on the upper and lower surfaces of the end portion of the mat 1, and means for fixing the plate member so as to be pressed by the clamp member 20 is used. The clamp member 20 can use a mechanism that fastens the upper and lower pressing members 21 and 22 via the screw member 23, and fixes the plate members 25 and 26 so as to be integrated with the mat end. Therefore, even when a local force is applied to the end portion of the mat by the wire, the end portion of the mat is not damaged. In addition, as the clamp member, a member having an arbitrary configuration that exerts an action such as a vise can be used. The plate member is disposed at an end portion where the wire of the mat protrudes, and the plate The clamp member 20 is arranged and tightened at a predetermined interval with respect to the member. Then, by removing the clamp member and the plate member immediately before laying the mat, it is possible to prevent the end of the mat from being damaged by the tension applied to the wire during the handling of the mat member.
[0016]
The example shown in FIG. 4 shows a case where the mat end protection means is configured in a state where the members shown in FIGS. 1 and 3 are combined, and the vertical protection plate 11 of the end protection member 10a Is configured so that the work of combining the wire with the end protection member can be easily performed by forming the horizontally long opening 15. The end protection member 10a is mounted with the end protection member 10a in such a state that the long plate members 25 and 26 are arranged on the upper and lower surfaces of the mat end and the mat is held between the plate members. When the end protection member 10a is mounted on the end of the mat, it can be mounted by driving it in a state of sandwiching the plate member from the side of the mat, and when the thickness of the mat is not sufficient By sandwiching an arbitrary plate-like member between the mat body and the plate member, the end protection member can be held at the end of the mat.
[0017]
Even when the mat end protection member as shown in FIG. 4 is used, the force that the wire tension is applied to the mat end during the handling of the mat has the effect of lifting the end protection member upward. Therefore, no force is applied to the mat so that the end protection member is detached from the mat end. Further, the force that the wire tries to peel off the upper and lower layers of the mat acts on the lower surface of the lower layer via the lower plate 13 of the end protection member 10a, so that the long plate 26 arranged on the lower surface of the mat. Since it acts by being dispersed in the width direction of the mat end portion, it acts in a state where it is uniformly dispersed over a wide range, not only at a certain portion of the wire. Therefore, by arranging the protective means as described above, it is possible to satisfactorily protect the mat end during the mat handling operation.
[0018]
【Example】
In addition to using the mat end protection means, in the present invention, as shown in FIGS. 5 to 9, the mat thickness defining means is arranged to manufacture the mat thickness. can do. The example of the embedded member 30 shown in FIG. 5 shows a case where the ring-shaped member 31 is embedded in the upper layer of the mat, and a screw hole 32 is provided in the upper portion of the ring-shaped member, The tool 33 can be connected. The ring-shaped member 31 is disposed so that the lower member is positioned below the internal reinforcing member disposed inside the mat or a highly reliable embedded member such as the reinforcing bar 7. A reinforcing bar 7 is disposed below the reinforcing member 3 so that the ring-shaped member can be positioned with respect to the reinforcing bar 7. Further, when the leg member 34 is integrally provided at the lower part of the ring-shaped member 31, the thickness of the lower mat layer 2 a can be defined by the leg member 34.
[0019]
When arranging the ring-shaped member as described above, after placing the lower layer of the mat to a predetermined thickness, the reinforcing bar and the internal reinforcing member are disposed, and the ring-shaped member 31 is disposed at a predetermined interval. Thus, the height from the surface of the mat manufacturing yard is set by the leg member 34, and the thickness of the lower mat apparatus is defined by using the marker provided on the ring-shaped member 31. Since the upper surface of the ring-shaped member 31 can be positioned corresponding to the thickness of the mat, the upper asphalt is placed in a state where the upper surface of the ring-shaped member provided with the screw holes 32 is positioned on the upper surface of the mat. This makes it possible to create a mat with a certain thickness. In addition, when the thickness of the mat is reduced due to the fact that the asphalt mat is cooled after the mat is made and the volume is reduced by using the thickness regulating means as described above, the asphalt mastic is removed. By additionally placing it, the thickness of the mat can be kept constant.
[0020]
In the example shown in FIG. 5 and the embedded member described below, a locking tool is attached to the surface of the mat, and the locking tool is locked to a reinforcing bar such as a caisson or a bottom structure. Thus, the mat and the structure can be integrated. For example, the locking tool 33 in FIG. 5 is provided with a screw portion that engages with the screw hole 32 of the ring-shaped member, and is screw-engaged with the ring-shaped member, thereby integrating the locking tool 33 with the mat. Therefore, it becomes possible to embed the upper member of the locking tool in the structure or to connect it by welding or the like. By using the locking tool as described above, the mat can be easily attached to the structure, and can also be used effectively as a thickness regulating member when the mat is manufactured.
[0021]
In the example of the embedded member 35 shown in FIG. 6, a base member 36 provided with an eye part at the lower portion is disposed with respect to the reinforcing bar 7 embedded and disposed inside the mat, and a nut member 37 is disposed above the base member 36. It is provided and configured. The upper surface of the nut member 37 is used as a mat thickness setting base, and a locking tool 39 is connected to the nut member 37 so that the nut member 37 can be used as a mounting means for a structure. Yes.
[0022]
In the example of the embedded member 40 shown in FIG. 7, a substantially L-shaped base member 41 is positioned with respect to the reinforcing bar, and a nut member 42 is provided on the base member 41 to regulate the thickness of the mat. Means. And the L-shaped locking tool 44 is mounted | worn with respect to the screw hole 43 of the said nut member 42, and the connection means with respect to a structure is comprised.
[0023]
Further, in the example of the embedded member 45 shown in FIG. 8, a substantially U-shaped embedded member 46 is arranged on the inner reinforcing member 7 of the mat, and the screw provided on the upper portion of the U-shaped member 46 is arranged. The plate member 47 is disposed and the nut member 48 is mounted. In the U-shaped member 46, the thickness of the mat can be easily defined by setting a mark or the like at an arbitrary position of the tip portion. On the other hand, the mat can be easily integrated with the structure by welding and attaching a bottom member such as a caisson or using any connecting means.
[0024]
In the examples of the embedded members shown in FIGS. 6 to 8, if the thickness of the lower layer of the mat is not set to be constant, the height of the embedded member is not constant and the height of the upper portion of the embedded member is also accurate. The case where it is not set to is considered. Therefore, in order to set the height of the buried member constant, it is necessary to keep the distance from the height of the buried member to the upper surface of the mat manufacturing yard constant according to the thickness of the lower layer of the mat. For that purpose, for example, leg members are integrally provided at the lower part of each of the embedded members, and a marker provided on the embedded member is placed at a constant interval with respect to the mat, The thickness of the mat lower layer can be set uniformly. That is, when the thickness of the lower layer is different from the set value, the situation is immediately determined by arranging the embedded member. And when using the embedded member formed integrally with the leg member, the thickness of the lower layer is adjusted based on a marker serving as a reference for the thickness of the lower layer formed on the embedded member, and then the embedded member By placing an upper asphalt layer to a thickness that hides the mat, the thickness of the entire mat is set accurately.
[0025]
The example shown in FIG. 9 shows a case where an embedded member 50 is formed by bending an easily processable member such as a wire into a substantially U shape, and corresponds to the thickness of the lower mat layer 2a. 1 defining member 51 and a second defining member 52 for defining the thickness of the upper mat layer 2. In this embodiment, a holding portion 53 for the reinforcing bar 7 is provided in the second defining member 52, and a number line 54 or the like connected to the structure is attachable to the upper end portion. And, when the embedded member as described above is constituted by a wire or the like, the two defining members are configured as one body, or the respective defining members are arranged corresponding to the positions of the reinforcing bars. You can also. Furthermore, as for the mounting relationship between the embedded member and the reinforcing bar, any connecting means can be used in addition to the illustrated example, and the mounting between the reinforcing bar or the like as the internal reinforcing member of the mat and the structure is possible. The relationship can be set reliably.
[0026]
【The invention's effect】
Since the asphalt mat of the present invention is configured as described above, when the end protection member is disposed at the end of the mat member, the substantially U-shaped member is disposed integrally with the mat. The two plate-like members can be fixed to the upper and lower surfaces of the mat. Then, by arranging the end protection member as described above, when the mat member is handled using the cargo handling wire, the wire does not damage the asphalt layer at the end of the mat, and the mat The mat can be stably held even when the cargo handling work by lifting is repeated.
[0027]
In the present invention, when a member for regulating the thickness of the mat is provided in combination with the mat, it is possible to mold the upper and lower layers with the thickness regulating member as a standard even at the center of the mat. Thus, the mat manufacturing operation can be easily performed. Even when the asphalt mastic is cooled and changes in thickness, it is possible to immediately repair the asphalt mastic and maintain the quality of the asphalt mat favorably. Further, in the present invention, as described in the above embodiment, when providing a connection means with a structure for the thickness regulating member for the upper layer, the mat is connected to the bottom of the structure such as a caisson. It is possible to easily perform the structure manufacturing work in a factory or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing a configuration of a mat end portion protection means of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a member used in FIG.
FIG. 3 is an explanatory view showing a configuration of another embodiment of the mat end protection means.
FIG. 4 is an explanatory view showing a configuration of another embodiment of the mat end protection means.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a configuration of a first example of an embedded member of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a configuration of a second embodiment of the embedded member.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a configuration of a third example of the embedded member.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a configuration of a fourth example of the embedded member.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a configuration of a fifth example of the embedded member.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a configuration of a general asphalt mat.
FIG. 11 is an explanatory diagram of cargo handling of a conventional asphalt mat.
FIG. 12 is an explanatory diagram of the state of wires during mat handling.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a damaged state of a mat end portion by a wire.
FIG. 14 is an explanatory diagram of means for connecting the mat to the structure.
[Explanation of symbols]
1 asphalt mat, 2 asphalt layer,
3 internal reinforcement members, 4 wires, 5 suspension frames, 7 reinforcing bars,
10 end protection member, 14 holes, 15 long holes,
20 Clamp member, 25/26 Plate member,
30, 35, 40, 45, 50 buried member, 31 ring-shaped member,
33, 39, 44 Locking tool, 36, 41 Base member,
47 plate member, 51/52 regulating member.

Claims

In the mat member provided by stacking asphalt mastic and dividing and placing the inner reinforcing member and the wire for cargo handling between the divided and placed layers,
An end protection member is disposed at the end of the mat member,
An asphalt mat characterized in that the end protection member protects an exposed portion at the mat end of the cargo handling wire.

The end protection member is configured to have a U-shaped cross section covering a certain range of the end side surface and the upper and lower surfaces of the mat member,
The asphalt mat according to claim 1, wherein a hole for passing a wire is provided in a vertical plate member corresponding to a mat end surface of the end protection member.

A plate-like member arranged above and below the end of the mat, the mat end protection member;
2. The asphalt mat according to claim 1, wherein the asphalt mat is configured by using a pressing member that presses the plate-like member against the upper and lower surfaces of the mat and a member that tightens the pressing member.