JP3840495B2 - 滑材用焼結合金およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、石英超微粒子の利用に係り、特に各種の滑材として広範囲に応用可能な石英超微粒子を利用した滑材用焼結合金およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、軸受材等に使用される焼結合金として、種々のものが知られている。主要なものとしては、銅系と鉄系とがある。例えば、銅系としてはCu−Sn、Cu−Sn−C、Cu−Sn−Pb−C合金があり、また鉄系としてはFe−C、Fe−Pb−C、Fe−Cu−C合金等が提案され、実用化されている。
【0003】
しかるに、前記従来のものにおいて、鉄系のものは、銅系のものに比較して低コストであって、機械的強度は高いが、硬度が高いので軸受材等に対する馴染みが好ましくなく、耐蝕性に劣る難点がある。これに対し、銅系のものでは、それらの特性が対照的な関係を有している。
【0004】
このような観点から、前記鉄系と銅系のものの中間的特性を目的とした鉄−銅系のものも提案されている。この場合、鉄系のものの特性と銅系のものの特性との中間的特性のものとして得られ、鉄系と銅系のものの不利な点がそれぞれカバーされるが、馴染み性において満足し得るものではない。
【0005】
そこで、前述した難点を解決するため、例えば焼結合金体に好ましい機械的強度を与えると共に低コスト性を得るためにFeを20〜80wt%含有し、耐蝕性を付与すると共に焼結合金体の安定化とZn、SnおよびPb等の好ましい添加分布状態を得るためにCuを15〜77wt%含有し、Fe粉末による骨格的作用を確保した焼結合金体において好ましい耐蝕性を得るためにZnを1〜26wt%含有し、Fe粉末の骨格的機能を採用した焼結合金体において目的とする馴染み性を得るために主要な作用をなすPbを0.5〜7wt%含有し、さらに前記Pb添加による強度劣化を回避するための主要な成分としてSnを0.5〜7wt%含有してなる焼結組成とした焼結合金が提案されている(特開平3−199348号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の軸受等の滑材として使用する焼結合金は、含油させて用いるために、含油量が適切に得られるように所定の気孔率を保持するようにして焼結を行う必要がある。従って、この気孔率の設定は焼結合金の製造に際して、極めて面倒であり、適正な気孔率が得られない場合には、焼結合金体としての強度が得られなくなる難点がある。
【0007】
そこで、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、硬度が高く、熱的安定性に優れている石英を素材とし、この石英の微粒子を滑材として使用する焼結合金の組成として含有させることにより、気孔率を考慮することなく焼結合金体を得ることにより、高い強度を有すると共に、滑材として有効であり、しかも容易に製造することができる滑材用焼結合金を得ることができることを突き止めた。
【0008】
すなわち、石英は、一般的に水晶またはクォーツとして知られており、その組成は二酸化硅素SiO2 からなる。また、石英は、その物理的性質として、硬度7、比重2.650で圧電気特性を有し、また化学的性質として、フッ化水素酸以外の酸には溶けず、装飾品、耐熱製品、電子デバイス、光学部品の素材として各種の用途を有している。
【0009】
また、従来より、金属系およびセラミック系の超微粒子の製造方法としては、▲1▼物理的粉砕法、▲2▼液相法および▲3▼気相法が知られ、特にシリカ系の超微粒子の生成にはプラズマ反応器やレーザービームを使用した気相法を適用し得ることが知られている。例えば、市販のSiC粉末(α−SiC)をArガス雰囲気でCO2 レーザービームを照射して蒸発を行うことができ、これによりSiCの超微粒子が得られることが発表されている。この場合、雰囲気ガスの上昇と共に、粒径は大きくなるが、Ar ガス10トール中でのSiC超微粒子の粒径は、約0.02μmとなり、またSiC超微粒子中のSiの割合は、雰囲気ガス圧が高くなるほど多くなることが確認されている。
【0010】
今日、相対的に動作する物体あるいは部品間ににおける摩擦抵抗や摩耗を減少させたり、消費エネルギーの節約のために、多種多様な潤滑剤が使用されている。このような潤滑剤としては、液状の潤滑油、常温で半固体状あるいは粘稠なペースト状のグリースおよび粉末状の固体潤滑材があるが、いずれもいかなる使用条件にも適合し得るような潤滑剤はなく、その用途や目的に応じて潤滑剤の性質を向上すべく改良して実用に供されている。そして、このような観点から、非常に大きな荷重が作用するような軸および軸受、歯車等の種々の機械要素や塑性加工等において使用される潤滑油やグリースにおいては、従来よりその極圧性や潤滑性能等の性質向上を目的として、添加剤として固体潤滑材(グラファイト、二硫化モリブデン、窒化ホウ素、二硫化タングステン、フッ化黒鉛、ポリテトラフルオロエチレン粉末、雲母、滑石等)を配合することも行われている(特開平1−92296号公報)。
【0011】
しかるに、このような添加剤としての固体潤滑材は、一般に潤滑油やグリースに対して親和性が悪く、しかも比重に大きな差があること等から、潤滑油やグリース中での分散安定性が悪く、このため潤滑油やグリース中に固体潤滑材を添加剤として配合する場合に、無機物あるいは有機物からなる分散剤を多量に必要とし、また分散剤の添加があまり好ましくないような場合には、潤滑油やグリース中に固体潤滑材を使用することができなかったり、あるいは添加しても分離が起きて均一な混合が困難になり、十分な極圧性や潤滑性能を発揮し得ない場合があった。このため、例えば粉末状固体潤滑材の表面を改質すること等が提案されているが(特開昭56−112995号公報)、その製造工程が複雑となる等の問題がある。
【0012】
そして、このような粉末固体潤滑材を基油に対し、長期間安定に分散できるように、前記基油の一部または全部として、特定のナフテン系油を使用することが提案されている(特開平1−92296号公報)。しかしながら、この場合、使用する基油に制限されるため、その用途の範囲も制限される難点がある。
【0013】
そこで、本発明の目的は、高純度の石英ガラスより、球形でしかも高強度であり、耐熱性および耐薬品性を有し、高分散性、無害性、無菌性である石英超微粒子を製造し、そしてこの石英超微粒子を鉄系ないし銅系の焼結合金の組成として含有させることにより、製造が容易にして最も効果的な滑り作用を発揮することができる滑材用焼結合金およびその製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る滑材用焼結合金は、Feを20〜80wt%、Cuを15〜77wt%、Znを1〜26wt%、Pbを0.5〜7wt%、Snを0.5〜7wt%を含有し、残部が不可避的不純物よりなり、これに高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子を0.05〜0.5wt%含有した焼結組成としたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る滑材用焼結合金の製造方法は、Fe;20〜80wt%、Cu;15〜77wt%、Zn;1〜26wt%、Pb;0.5〜7wt%、Sn;0.5〜7wt%、高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子;0.05〜0.5wt%の割合で混合した原料粉を圧粉成形してから830〜1,000℃で焼結することを特徴とする。
【0017】
【作用】
本発明に係る滑材用焼結合金によれば、それぞれ所定量のFe、Cu、Zn、Pb、Snの粉末と共に、高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子を所定量混合して、焼結合金体を得ることにより、石英超微粒子による滑り作用が有効に機能して、摩擦係数を低くしかつ安定にして、耐摩耗性および耐焼付性を向上することができる。
【0018】
しかも、本発明に係る滑材用焼結合金は、その製造に際して、通常の焼結合金と同様に、前記各粉末をそれぞれ所定量づつ混合し、この場合に適宜公知の結合剤ないしは滑剤の添加は許容しても、気孔率は考慮することなく焼結を行うことができるので、工程が簡略にして常に品質の安定した焼結合金体を低コストに製造することができる。
【0019】
従って、本発明に係る滑材用焼結合金は、各種の軸受材料としては勿論のこと、耐摩耗性および耐焼付性の要求される各種摺動部材ないし潤滑部材として広範囲に利用することができる。
【0020】
しかるに、本発明において、Feは本発明焼結合金の主体をなすものであり、Feは適当な強度を得るとともに低コスト性を保持するために、20〜80wt%添加する。
【0021】
また、本発明焼結合金に耐蝕性を付与すると共に、焼結合金体の安定化とZn、SnおよびPb等の好ましい添加分布状態を得るために、Cuを15〜77wt%添加する。
【0022】
さらに、Feの主体的作用を確保した焼結合金体において、好ましい耐蝕性を得るためにZnを1〜26wt%添加する。また、Feの主体的機能を有する焼結合金体において、目的とする馴染み性を得るために主要な作用をなすPbを0.5〜7wt%含有する。そして、前記Pb添加による強度劣化を回避するための主要な成分として、Snを0.5〜7wt%添加する。
【0023】
さらにまた、石英超微粒子としては、例えば高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として製造することができ、その滑り性を適切に確保するために0.05〜0.5wt%、好適には0.1wt%添加する。
【0024】
本発明に係る焼結合金の製造において、焼結組成をなす各種粉末の混合を円滑に達成するため、結合剤として、樟脳、パラフィン、レジン、塩化アンモニウム、鉱油等を使用することができる。また、滑剤として、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸リチウム、パラフィン、レジン等を使用することができる。
【0025】
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
【0026】
【実施例】
前述した本発明に従い、Fe、Cu、Zn、Pb、Snおよび石英超微粒子の含有量を種々に変えた焼結合金の粉末組成を使用して滑材用焼結合金を調製した。
【0027】
実施例1
Fe;80部、Cu;15部、Zn;2.5部、Pb;1部、Sn;1部、石英超微粒子;0.5部からなる焼結組成粉末を混合し、900℃で焼結して、直径10mm、長さ20mmの軸部材を製造した。
【0028】
実施例2
Fe;20部、Cu;77部、Zn;0.5部、Pb;1.1部、Sn;1.1部、石英超微粒子;0.3部からなる焼結組成粉末を混合し、980℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0029】
実施例3
Fe;32部、Cu;39部、Zn;25.5部、Pb;2.6部、Sn;0.7部、石英超微粒子;0.2部からなる焼結組成粉末を混合し、850℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0030】
実施例4
Fe;30部、Cu;51部、Zn;4.85部、Pb;7部、Sn;7部、石英超微粒子;0.15部からなる焼結組成粉末を混合し、850℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0031】
実施例5
Fe;50部、Cu;30部、Zn;14.5部、Pb;3.2部、Sn;2.2部、石英超微粒子;0.1部からなる焼結組成粉末を混合し、830℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0032】
実施例6
Fe;52部、Cu;30部、Zn;14.5部、Pb;2.2部、Sn;1.2部、石英超微粒子;0.1部からなる焼結組成粉末を混合し、830℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0033】
実施例7
Fe;60部、Cu;26部、Zn;10部、Pb;1.72部、Sn;2.2部、石英超微粒子;0.08部からなる焼結組成粉末を混合し、830℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0034】
実施例8
Fe;44部、Cu;40部、Zn;7.5部、Pb;5.23部、Sn;3.2部、石英超微粒子;0.07部からなる焼結組成粉末を混合し、830℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0035】
実施例9
Fe;26部、Cu;45部、Zn;19部、Pb;4.55部、Sn;5.4部、石英超微粒子;0.05部からなる焼結組成粉末を混合し、860℃で焼結して、実施例1と同様の軸部材を製造した。
【0036】
なお、前記各実施例において、焼結組成粉末には、Feとして80メッシュ以下の鉄粉、CuおよびZnとして80メッシュ以下の黄銅粉、あるいはCuおよびSnとして80メッシュ以下の青銅粉、Pbとして60メッシュ以下の鉛粉を使用した。
【0037】
次いで、前記実施例1〜9により得られた焼結製品について、それぞれ摩擦係数の測定と、耐摩耗試験および耐焼付試験と行ったところ、第1表に示すような結果が得られた。
【0038】
【表1】
【0039】
以上の測定結果から明らかなように、本発明の滑材用焼結合金によれば、従来の焼結合金に比べて、摩擦抵抗を著しく低減できることが確認された。また、同様に耐摩耗性および耐焼付性についても、優れていることが確認された。
【0040】
従って、前記構成からなる本発明の滑材用焼結合金は、焼結合金に含有される石英超微粒子による摺動面等に対し、高い硬度を有し、しかも球形であることから優れた滑り作用を有すると共に耐熱性、耐薬品性、無害性を有して、優れた耐摩耗製品を得ることができる。
【0041】
また、本発明の滑材用焼結合金は、公知の潤滑油を併用することにより、さらに潤滑部材としての用途も大幅に拡大することができる。
【0042】
【発明の効果】
前述した実施例から明らかなように、本発明に係る滑材用焼結合金は、Feを20〜80wt%、Cuを15〜77wt%、Znを1〜26wt%、Pbを0.5〜7wt%、Snを0.5〜7wt%を含有し、残部が不可避的不純物よりなり、これに高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子を0.05〜0.5wt%含有した焼結組成としたことにより、前記石英超微粒子による滑り作用が有効に機能して、摩擦係数を低くしかつ安定にして、耐摩耗性および耐焼付性を向上することができる。
【0043】
従って、本発明により得られる滑材用焼結合金は、各種の軸受材料としては勿論のこと、耐摩耗性および耐焼付性の要求される各種摺動部材ないし潤滑部材として広範囲に利用することができる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
Claims (2)
- Feを20〜80wt%、Cuを15〜77wt%、Znを1〜26wt%、Pbを0.5〜7wt%、Snを0.5〜7wt%を含有し、残部が不可避的不純物よりなり、これに高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子を0.05〜0.5wt%含有した焼結組成としたことを特徴とする滑材用焼結合金。
- Fe;20〜80wt%、Cu;15〜77wt%、Zn;1〜26wt%、Pb;0.5〜7wt%、Sn;0.5〜7wt%、高純度の石英ガラスに対し、約3,500〜4,000℃の高温レーザー光線を照射し、これにより発生する蒸発気体を回収し、冷却して得られた球形でしかも約0.2〜0.4μmを中心とする不均一な粒径を有する混合粒子として得られる石英超微粒子;0.05〜0.5wt%の割合で混合した原料粉を圧粉成形してから830〜1,000℃で焼結することを特徴とする滑材用焼結合金の製造方法。
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JP25357894A JP3840495B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 滑材用焼結合金およびその製造方法 |
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JPH08120422A JPH08120422A (ja) | 1996-05-14 |
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1994
- 1994-10-19 JP JP25357894A patent/JP3840495B2/ja not_active Expired - Lifetime
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