JP3837082B2 - Receptoscope device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡下で体組織の切開、切除、蒸散等を電気切除で行うレゼクトスコープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、レゼクトスコープは、経尿道的切除術(Transurethral resection:TUR)や経頚管的切除術(Transcervical resection:TCR)に用いられ、体腔内に挿入される細長で中空のシース内に、観察用の内視鏡である光学視管(スコープとも記載する)及び生体組織切除用の電極ユニットとを主に備えたものである。
【0003】
レゼクトスコープ装置には、非導電性溶液中で処置が行なえるタイプと、導電性溶液中で処理が行なえるタイプの2つのタイプがある。
【0004】
非導電性溶液中で処理が行えるタイプのレゼクトスコープ装置を用いて、前立腺切除等の処置を行う場合、狭い腔内を拡張する灌流液として絶縁性を有する透明な液体であるD−ソルビトール等を供給して腔を拡張させ、レゼクトスコープのシースを腔内に挿入する。そして、このシース内に配置されているスコープで病変部表面の観察を行いながらシースの先端部開口に配置されている電極ユニットの処置電極に高周波電流を通電していた。高周波電流は、処置電極から体内組織を通り、体外に配置された外部電極としての対極板に電流が流れる。術者は、操作部の操作で処置電極を進退操作して病変部の処置を行う。
【0005】
導電性溶液中で処理が行えるタイプのレゼクトスコープ装置を用いて、前立腺切除等の処置を行う場合、灌流液に導電性液体である生理食塩水等を用いる。そして、例えば特開2000−201946号公報に開示の技術では、導電性を有する液体が充満された体腔内に挿入される細長で中空のシース先端部近傍内に、リターン電極が配置され、処置電極からの高周波電流はそのリターン電極を介して回収される構造が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の導電性液体下でのリターン電極による処置では、リターン電極に通電を行うことにより、リターン電極の周りに導電性液体の気泡を発生させる。そして、気泡により電極全周を覆われた時点で、電極と生理的食塩水及び生体組織間の電気抵抗が急激に上昇し、高い電圧がかかるため、放電が発生する。この放電で発生した熱により、組織の切除・蒸散・放電凝固が可能になる。
【0007】
生理的食塩水を温め、気泡を発生させるには、リターン電極の全長に応じて大きい電力が必要となる。そこで、リターン電極の処置部の径を小さくして必要な電力の低減を図ることが考えられるが、例えば従来の径のリターン電極の処置部であれば5回の切除等ので済んだ処置が、径を小さくすることで10回の処置が必要となるといったように、単にリターン電極の処置部の径を小さくすると、1回の処置で切除等ができる面積が小さくなり処置能力が低下するといった問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、より小さな電力で放電させて、効率的に処置を行うことのできるレゼクトスコープ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のレゼクトスコープ装置は、生体組織を処置可能な高周波電力を発生する高周波電力発生手段と、前記高周波電力発生手段で発生した高周波電力を前記生体組織に付与可能な第1の電極と、前記電極の周囲に導電性溶液を送液する送液手段と、前記送液手段で送液された導電性溶液中に配置され前記第1の電極から前記生体組織に付与された高周波電力を帰還するための第2の電極とを有し、前記第1の電極は、2本の平行な平行リード部材と、前記平行リード部材の先端に接続された処置電極とを備え、前記平行リード部材の存在する面に平行で前記処置電極の最大幅となる第1の線分と、前記第1の線分に垂直で前記第1の線分の交点と前記処置電極の交点までの距離が最大となる第2の線分において、前記第1の線分の長さaと前記第2の線分の長さbとがa>2・bなる関係を満たすと共に、前記処置電極の径が、前記第2の線分の前記処置電極の交点部分で最大となるように形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0011】
図1ないし図15は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はレゼクトスコープ装置の構成を示す構成図、図2は図1のレゼクトスコープの構成を示す側面図、図3は図2のレゼクトスコープ1の構成を説明するための組み立て図、図4は図3のインナーシース内に挿通配置される電極ユニットの構成を説明するための斜視図、図5は図1の高周波電源装置の構成を示すブロック図、図6は図4の処置電極の作用を説明する第1の図、図7は図4の処置電極の作用を説明する第2の図、図8は図4の処置電極の作用を説明する第3の図、図9は図4の処置電極の作用を説明する第4の図、図10は図4の処置電極の作用を説明する第5の図、図11は図4の処置電極の先端形状を説明する図、図12は図4の処置電極の第1の変形例の先端形状を説明する図、図13は図4の処置電極の第2の変形例の先端形状を説明する図、図14は図4の処置電極の第3の変形例の先端形状を説明する図、図15は図4の処置電極の第4の変形例の先端形状を説明する図である。
【0012】
図1は、レゼクトスコープ装置を用いて、経尿道的切除術を行う様子を示す。レゼクトスコープ装置は、レゼクトスコープ1と高周波電源装置2とからなる。レゼクトスコープ1には、後述する電極ユニットの処置電極への高周波焼灼電流(以下、アクティブ電流という)の供給と、帰還電流(以下、リターン電流という)の回収を行うための高周波電源装置2が接続されている。レゼクトスコープ1の先端部が、経尿道的に患者3に挿入される。高周波電源装置2から処置電極への電力供給の制御は、高周波電源装置2に接続されたフットスイッチ4のオン、オフによって行われる。フットスイッチ4がオンされると、ケーブル5を介して高周波電源装置2からの高周波電流がレゼクトスコープ1の処置電極へ供給され、リターン電流が高周波電源装置2に回収される。
【0013】
また、図1では、レゼクトスコープ1には、膀胱等の体腔内へ灌流液として導電性を有する生理食塩水が、生理食塩水パック7から滅菌チューブ8を通して供給される。術者は、生理食塩水を体腔内に充満させた後、レゼクトスコープ1を体腔内に挿入し、観察用の内視鏡の画像を見ながら、切開、切除等を行う体組織表面へ処置電極を移動し、フットスイッチ4のスイッチをオンさせて切開等を行う。
【0014】
次に、レゼクトスコープ1の構成を、図2、図3及び図4を用いて説明する。図2は、レゼクトスコープ1の構成を示す側面図である。図3は、レゼクトスコープ1の構成を説明するための組み立て図である。図4は、処置電極の構成を説明するための斜視図である。
【0015】
レゼクトスコープ1は、外套管である貫通孔を有する中空のアウターシース11と、同様にアウターシース11の貫通孔内に配置されるスコープ12と、操作部であるハンドル部13と、アウターシース11の貫通孔内に配置された電極ユニット14(図4参照)とを有する。
【0016】
アウターシース11は、例えば尿道を介して体腔内に挿入される中空の挿入部21と、この挿入部21の後端に設けられた手元本体部22とで構成され、挿入部21の先端は開口部23を有している。手元本体部22の側周部には、2つの流体管路22a、22bが設けられている。具体的には、流体管路22aは、処置部に灌流液として導電性を有する生理食塩水等を送液するための、コック28と送液口金24とを有する。流体管路22bは、生理食塩水等を排出するための、コック25と排液口金26とを有する。
【0017】
チューブ接続手段である送液口金24には、送液のためのチューブが接続され、同様にチューブ接続手段である排液口金26には、排液のためのチューブが接続される。コック28、25を動かすことによって、送液及び排液の制御をすることができる。
【0018】
インナーシース31は、図3の点線27で示すように、手元本体部22の後側の開口部から挿通され、挿入部21内に配置される。インナーシース31は、アウターシース11内に挿入される中空の挿入部32と、挿入部32の後端に設けられた手元本体部33と、挿入部32の先端に設けられた、絶縁部材である例えば硬質な樹脂部材などで形成された先端部材34とで構成される。先端部材34の先端は開口部35を有している。スコープ12が、図3の点線36で示すように、手元本体部33の後側の開口部から電極ユニット14と共に挿通され、インナーシース31内に配置される。
【0019】
なお、アウターシース11を使用しないで、インナーシース31のみが取り付けらた状態で使用される場合もある。
【0020】
スコープ12は、観察光学系を内蔵した細長でインナーシース31内に挿通され配置される硬質な挿入管41と、その挿入管41を挿通する案内管42と、この案内管42の基端に配設された手元部43とで構成されている。この手元部43の基端には術者が目視観察を行う接眼部44が設けられている。手元部43の側部には観察部位に対して観察用の照明光を供給するライトガイド(図示せず)が接続されるライトガイド接続部45が設けられている。
【0021】
図4に示すように、インナーシース31内に挿通配置される電極ユニット14は、先端側に位置して硬質な金属部材である処置電極61と、処置電極61を先端に接続した平行リード部材62と、この平行リード部材62の基端部を先端部に配設した細長な金属パイプ63とで主に構成されている。処置電極61は、細長なワイヤ形状の電極である。平行リード部材62は、スコープ12の挿入軸方向に略平行な部分を有する二股部材である。処置電極61の両端部は、それぞれ平行リード部材62の先端部と繋がっている。処置電極61は、例えば円弧形状をしている。さらに、処置電極61と平行リード部材62は、アクティブ電極としての電極ユニット14の先端において、フック形状をしており、円弧形状の処置電極61を含む平面とスコープ12の挿入軸とは、予め決められた角度を有している。
【0022】
なお、金属パイプ63の外周には図示しない絶縁チューブが被覆されており、この絶縁チューブの後端部に金属パイプ63の基端部が電極接続部として露出している。
【0023】
アクティブ電極である電極ユニット14は、処置電極61がインナーシース31の先端部材35の開口部35において、インナーシース31の挿入方向に進退自在になるように、インナーシース31内に配置される。
【0024】
処置電極61及び平行リード部材62を先端側に設けた金属パイプ63の基端部は、インナーシース31の挿入部32及び手元本体部33内を挿通して手元本体部33の基端面から延出して後述するスライダ46に固定される。
【0025】
図3に戻り、ハンドル部13は、インナーシース31の手元本体部33に対して着脱自在に接続されるシース接続部47と、このシース接続部47の後端面から後方に突設して前記挿入管41が挿通される案内管48と、この案内管48が摺動自在に保持される略パイプ形状のスライダ46とで主に形成されている。
【0026】
スライダ46には、電極ユニット14の後端部の電極接続部との電気的接続部になる電極固定部(図示せず)と、高周波電源装置2から延出する電源用ケーブル5が着脱自在に接続される高周波電源用コネクタ49と、術者の親指を掛けるリング形状の親指掛けリング50とが設けられている。
【0027】
そして、スライダ46とシース接続部47とは、ばね等の弾性部材(図示せず)によって、互いに離れるように力が加えられた状態で、連結されている。すなわち、スライダ46は、弾性部材によって常に接眼部44側へ付勢されている。
【0028】
したがって、術者が、シース接続部47の指掛け部51と、スライダ46に設けられている親指掛けリング50とを手で把持しながら、指掛け部51とリング50の間の距離を縮めるように適宜操作することによって、案内管48に対してスライダ46がスコープ12の先端方向に移動し、電極ユニット14の処置電極61が、挿入管41に対して先端方向に突出するように移動する。指掛け部51とリング50に何も力を加えない状態では、処置電極61と挿入管41の先端部は、スコープ12の挿入方向において、ほぼ同じ位置にある。しかし、図3の矢印aで示す方向に、すなわち指掛け部51とリング50に力を加えて距離が縮まるように操作すると、挿入管41は移動しないが、矢印bで示す方向に処理電極61が、スコープ12の先端方向に突出するように移動する。
【0029】
一方、高周波電源用コネクタ49と上述した電極固定部とは例えばリード線等によって電気的に接続されている。このため、高周波電源装置2からのケーブル5を高周波電源用コネクタ49に接続することによって、電極ユニット14の処置電極61と通電状態になって、病変部の処置を行える。
【0030】
なお、レゼクトスコープ装置は、処置電極61に供給される電流値とリターン電流の電流値との差を求めることによって、漏れ電流を測定することができるようになっている。
【0031】
図5に示すように、高周波電源装置2は、フットスイッチ4からの信号を受けて電力供給の制御を行う制御回路101と、制御回路101に制御され直流電力を発生する電源回路102と、電源回路102からの直流電力をスイッチングして高周波電力を発生する高周波発生回路103と、制御回路101に制御され高周波発生回路103が発生する高周波電力の波形信号を高周波発生回路103に供給する波形回路104と、高周波発生回路103が発生した高周波電力の高周波電圧を増幅して処置電極61用の端子とリターン電流用の端子間に印加し高周波電流を処置電極61に供給する出力トランス回路105と、出力トランス回路105より出力される高周波出力の電圧を検出する電圧センサ110と、出力トランス回路105より出力される高周波電流を検出する電流センサ106a,106bと、電圧センサ110により検出された電流値及び電流センサ106a,106bにより検出された電流値をA/D変換するセンサ信号処理回路107とを備え、制御回路101は、センサ信号処理回路107からのデジタル化された電圧データ及び電流データに基づいて生体組織のインピーダンスを算出し、電源回路102及び波形回路104を制御するようになっている。
【0032】
図6に示すように、レゼクトスコープ1の先端から処置電極61を突出させ、処置電極61から出力された高周波電流を生体組織及び生理的食塩水を経てアウターシース11にて回収する。
【0033】
図7ないし図10に、この時のレゼクトスコープ1の先端に配置された処置電極61近傍の様子を示す。処置電極61への高周波電流の通電が開始される(図7)と、そのエネルギにより処置電極61近傍の生理的食塩水が温められ、気泡の発生が始まる(図8)。更に、エネルギを投入し続けると、気泡の量が増え、処置電極61全周を覆うようになる(図9)。気泡により処置電極61全周を覆われた時点(図10)で、処置電極61と生理的食塩水及び生体組織間の電気抵抗が急激に上昇し、高い電圧がかかるため、放電が発生する。この放電で発生した熱により、生体組織の切除・蒸散・放電凝固が可能になる。
【0034】
次に、図11を用いて電極ユニット14の先端の処置電極61について説明する。
【0035】
図11に示すように、処置電極61は、例えば略半円形状をなしており、平行リード部材62の存在する面に平行で処置電極61の最大幅となる線分151と、該線分151に垂直で線分151の交点と処置電極61の交点までの距離が最大となる線分152において、線分151の長さaと線分152の長さbとがa>2・bなる関係を満たしている。
【0036】
すなわち、例えば図12に示すような従来と同様な半円形状の処置電極161においては、線分151の長さaと線分152の長さbとの関係はa=2・bであるが、本実施の形態ではa>2・bとしているので、該処置電極161と比較して、本実施の形態の処置電極61では、処置電極61の全長を短くし、より小さな電力で放電を起こさせても、処置電極61を掃引して処置できる面積を大きくすることができ、効率的な処置を行うことが可能となる。
【0037】
なお、処置電極61の形状は、図11に限らず、線分151の長さaと線分152の長さbとがa>2・bなる関係を満たしていればよいので、例えば図13に示すような形状でもよい。
【0038】
また、処置電極61は略半円形状としたが、これに限らず、線分151の長さaと線分152の長さbとがa>2・bなる関係を満たしていればよいので、例えば図14または図15に示すような形状でもよい。
【0039】
また、図11ないし図15の処置電極61を有する電極ユニット14はそれぞれ交換可能にインナーシース31内に配置することが可能となっており、処置部に対して適切な形状の処置電極61を有する電極ユニット14を選択的にインナーシース31内に配置することができる。
【0040】
図16は本発明の第2の実施の形態に係る処置電極の先端形状を説明する図である。
【0041】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0042】
図16に示すように、本実施の形態の処置電極61は、略半円形状の下端部分の径φBが他の部分の径φAより大きく、下端部分が太く形成されている。
【0043】
従って、本実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加え、処置電極61の略半円形状の下端部分の径φBを他の部分の径φAより大きくしているので、処置電極61より高周波電流を流し患部の切除等を行っても、処置電極61の下端部分の切除の可能性を他の部分の切除の可能性と同等とすることができる。
【0044】
処置電極61の下端部分での切除による摩耗により、この部分の径が細くなり断線しやすくなり、処置電極61の寿命が処置電極61の下端部分の径に依存することになるが、本実施の形態では、径φBを他の部分の径φAより大きくしているので、処置電極61の長寿命化を図ることができる。
【0045】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、より小さな電力で放電させて、効率的に処置を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るレゼクトスコープ装置の構成を示す構成図
【図2】 図1のレゼクトスコープの構成を示す側面図
【図3】 図2のレゼクトスコープ1の構成を説明するための組み立て図
【図4】 図3のインナーシース内に挿通配置される電極ユニットの構成を説明するための斜視図
【図5】 図1の高周波電源装置の構成を示すブロック図
【図6】 図4の処置電極の作用を説明する第1の図
【図7】 図4の処置電極の作用を説明する第2の図
【図8】 図4の処置電極の作用を説明する第3の図
【図9】 図4の処置電極の作用を説明する第4の図
【図10】 図4の処置電極の作用を説明する第5の図
【図11】 図4の処置電極の先端形状を説明する図
【図12】 図4の処置電極の第1の変形例の先端形状を説明する図
【図13】 図4の処置電極の第2の変形例の先端形状を説明する図
【図14】 図4の処置電極の第3の変形例の先端形状を説明する図
【図15】 図4の処置電極の第4の変形例の先端形状を説明する図
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係る処置電極の先端形状を説明する図
【符号の説明】
1…レゼクトスコープ
2…高周波電源装置
3…患者
4…フットスイッチ
5…ケーブル
7…生理食塩水パック
8…滅菌チューブ
11…アウターシース
12…スコープ
13…ハンドル部
14…電極ユニット
31…インナーシース
61…処置電極
151、152…線分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a reject scope device that performs incision, excision, transpiration, and the like of body tissue by electroablation under an endoscope.
[0002]
[Prior art]
In general, a resectoscope is used for transurethral resection (TUR) and transcervical resection (TCR), and is observed in an elongated hollow sheath inserted into a body cavity. An optical endoscope (also referred to as a scope), which is an endoscope for medical use, and an electrode unit for excising a living tissue are mainly provided.
[0003]
There are two types of rejectscope devices: a type capable of performing treatment in a non-conductive solution and a type capable of performing treatment in a conductive solution.
[0004]
When performing a procedure such as prostatectomy using a type of resectoscope device that can be processed in a non-conductive solution, D-sorbitol, which is a transparent liquid having an insulating property as a perfusate for expanding in a narrow cavity, etc. To expand the cavity and insert the sheath of the rejectscope into the cavity. Then, a high-frequency current was applied to the treatment electrode of the electrode unit arranged at the distal end opening of the sheath while observing the surface of the lesioned part with a scope arranged in the sheath. The high-frequency current flows from the treatment electrode through the body tissue to a counter electrode plate as an external electrode arranged outside the body. The surgeon performs the treatment of the lesioned part by moving the treatment electrode back and forth by operating the operation part.
[0005]
When a treatment such as prostatectomy is performed using a type of resectoscope apparatus that can be processed in a conductive solution, a physiological saline that is a conductive liquid is used as the perfusate. For example, in the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-201946, a return electrode is disposed in the vicinity of a slender and hollow sheath tip that is inserted into a body cavity filled with a conductive liquid. The structure in which the high-frequency current from is recovered through its return electrode is shown.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional treatment with the return electrode under the conductive liquid, the return electrode is energized to generate bubbles of the conductive liquid around the return electrode. When the entire circumference of the electrode is covered with bubbles, the electrical resistance between the electrode, the physiological saline solution, and the living tissue rapidly increases and a high voltage is applied, so that discharge occurs. The heat generated by this discharge enables tissue excision, transpiration, and discharge coagulation.
[0007]
In order to warm the physiological saline and generate bubbles, a large amount of electric power is required according to the entire length of the return electrode. Therefore, it is conceivable to reduce the required power by reducing the diameter of the treatment portion of the return electrode. For example, in the case of the treatment portion of the return electrode having a conventional diameter, the treatment that has been completed, such as five resections, If the diameter of the treatment portion of the return electrode is simply reduced, such as requiring 10 treatments by reducing the diameter, the area that can be removed by one treatment is reduced and the treatment capability is reduced. There is.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a reject scope device that can be discharged with a smaller electric power and can perform treatment efficiently.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The reject scope device of the present invention includes a high-frequency power generating means for generating high-frequency power capable of treating a biological tissue, a first electrode capable of applying the high-frequency power generated by the high-frequency power generating means to the biological tissue, A liquid feeding means for feeding a conductive solution around the electrode, and a high-frequency power applied to the living tissue from the first electrode disposed in the conductive solution fed by the liquid feeding means is fed back. The first electrode comprises two parallel parallel lead members, and a treatment electrode connected to a tip of the parallel lead member, and A first line segment parallel to the existing plane and having the maximum width of the treatment electrode; and a distance between the intersection of the first line segment perpendicular to the first line segment and the treatment electrode is maximum And the length a of the first line segment and Serial and length b of the second line segment with satisfying the a> 2 · b becomes relevant, as the diameter of the treatment electrode is maximized at the intersection part of the treatment electrode of the second segment It is formed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0011]
1 to 15 relate to a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a configuration diagram showing a configuration of a reject scope device, FIG. 2 is a side view showing a configuration of the reject scope of FIG. Is an assembly view for explaining the structure of the
[0012]
FIG. 1 shows a state in which transurethral resection is performed using a rejectoscope device. The reject scope device includes a
[0013]
In FIG. 1, a physiological saline having conductivity as a perfusate is supplied from a physiological saline pack 7 through a sterilization tube 8 to a body cavity such as a bladder. After filling the body cavity with physiological saline, the surgeon inserts the
[0014]
Next, the configuration of the
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
A tube for liquid feeding is connected to the
[0018]
As shown by a dotted
[0019]
In some cases, the
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 4, the
[0022]
The outer periphery of the
[0023]
The
[0024]
The proximal end portion of the
[0025]
Returning to FIG. 3, the
[0026]
An electrode fixing portion (not shown) that becomes an electrical connection portion with the electrode connection portion at the rear end portion of the
[0027]
The slider 46 and the
[0028]
Accordingly, the surgeon appropriately grasps the distance between the
[0029]
On the other hand, the high frequency power connector 49 and the above-described electrode fixing portion are electrically connected by, for example, a lead wire. For this reason, by connecting the cable 5 from the high frequency power supply device 2 to the high frequency power supply connector 49, the
[0030]
The rejectscope device can measure the leakage current by obtaining the difference between the current value supplied to the
[0031]
As shown in FIG. 5, the high-frequency power supply device 2 includes a
[0032]
As shown in FIG. 6, the
[0033]
7 to 10 show a state in the vicinity of the
[0034]
Next, the
[0035]
As shown in FIG. 11, the
[0036]
That is, for example, in a treatment electrode 161 having a semicircular shape similar to the conventional one as shown in FIG. 12, the relationship between the length a of the line segment 151 and the length b of the line segment 152 is a = 2 · b. In this embodiment, since a> 2 · b, the
[0037]
Note that the shape of the
[0038]
In addition, the
[0039]
Moreover, the
[0040]
FIG. 16 is a view for explaining the tip shape of the treatment electrode according to the second embodiment of the present invention.
[0041]
Since the second embodiment is almost the same as the first embodiment, only different points will be described, and the same components are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0042]
As shown in FIG. 16 , the
[0043]
Therefore, in the present embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the diameter φB of the lower end portion of the substantially semicircular shape of the
[0044]
Wear due to excision at the lower end portion of the
[0045]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various changes and modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, there is an effect that it is possible to perform treatment efficiently by discharging with smaller electric power.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a reject scope according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view showing the configuration of the reject scope shown in FIG. 1. FIG. FIG. 4 is an assembly diagram for explaining the configuration of the
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記高周波電力発生手段で発生した高周波電力を前記生体組織に付与可能な第1の電極と、
前記電極の周囲に導電性溶液を送液する送液手段と、
前記送液手段で送液された導電性溶液中に配置され、前記第1の電極から前記生体組織に付与された高周波電力を帰還するための第2の電極と
を有し、
前記第1の電極は、2本の平行な平行リード部材と、前記平行リード部材の先端に接続された処置電極とを備え、
前記平行リード部材の存在する面に平行で前記処置電極の最大幅となる第1の線分と、前記第1の線分に垂直で前記第1の線分の交点と前記処置電極の交点までの距離が最大となる第2の線分において、前記第1の線分の長さaと前記第2の線分の長さbとがa>2・bなる関係を満たすと共に、前記処置電極の径が、前記第2の線分の前記処置電極の交点部分で最大となるように形成されていることを特徴とするレゼクトスコープ装置。High-frequency power generating means for generating high-frequency power capable of treating living tissue;
A first electrode capable of applying high-frequency power generated by the high-frequency power generating means to the living tissue;
A liquid feeding means for feeding a conductive solution around the electrode;
A second electrode disposed in the conductive solution fed by the liquid feeding means and for returning high-frequency power applied to the living tissue from the first electrode;
The first electrode includes two parallel parallel lead members and a treatment electrode connected to a tip of the parallel lead member,
A first line segment that is parallel to the surface on which the parallel lead member exists and has the maximum width of the treatment electrode, and an intersection of the first line segment perpendicular to the first line segment and the intersection of the treatment electrode in the second line segment distance is maximum, with satisfying the first segment of length a and length b of the second line segment a> 2 · b becomes relation, said treatment A rejectscope device characterized in that the diameter of the electrode is maximized at the intersection of the treatment electrodes of the second line segment .
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