JP3836783B2 - Accidental communication method, system, server, communication terminal, random communication program, and recording medium recording the program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続された複数の通信端末のクライアントとサーバからなるクライアント/サーバ・システムにおいて通信端末間における偶発性通信を可能とする偶発性通信方法、システム、サーバ、通信端末、偶発性通信プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
人同志の通信において、電話は相手の活動に侵入するという意味で敷居が高いものである。そのため、電話で会話を開始し維持するためには、それに相応する要件が必要である。一方、電子メールは、非同期通信であるので、相手の邪魔をしないという点では電話よりも敷居の低いものであるが、それでも少なからず要件がなければメールでの会話を開始できない。
【0003】
しかしながら、実際の世界では、例えば道端で出会うなどによって引き起こされる偶発的な会話というものがある。このような偶発的な会話では、本当に要件がなければ挨拶程度で終わるが、わざわざ電話やメールでは伝えるまでもないような会話がなされる場合もある。このような自然に引き起こされるコミュニケーションは現在の電子的なコミュニケーションにはなじまない。
【0004】
従来、電子的なコミュニケーションを行うものとして、例えばインスタントメッセージがある(例えば、非特許文献1参照)。このインスタントメッセージは、友達リストに登録されている相手の現在の状況を知ることができ、相手とメッセージをリアルタイムに交換できるものであるが、これは会話を開始しようとする要件がある場合に、会話を開始しやすくすることが目的であり、偶発性を生むものではない。
【0005】
【非特許文献1】
http://www.cytechsystem.com/journalol/20001119/
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、偶発的なコミュニケーションは、生活圏が一致する人の間でしか成立していなかったが、これを生活圏が異なる人同志でも、ネットワークを介して同じ生活圏に住んでいるかのような偶発的なコミュニケーション、すなわち偶発的な通信を行いたいという要望がある。特に、電子的コミュニケーションを開始する敷居を低くし、例えば道端で知人に偶然出会って開始されるような偶発的な通信をネットワークを介して実現したいという要望がある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ユーザの状況や親密度に基づきネットワークを介した偶発性通信を自然に可能とする偶発性通信方法、システム、サーバ、通信端末、偶発性通信プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、ネットワークを介して接続された複数の通信端末のクライアントとサーバからなるクライアント/サーバ・システムにおいて通信端末間における偶発性通信を可能とする偶発性通信方法であって、サーバが、各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を親密度データベースに記憶し、各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として偶発性通信割込可能度合データベースに記憶し、各通信端末における各ユーザの現在の状況をユーザ状況記憶手段に記憶し、前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得し、この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させることを要旨とする。
【0009】
請求項1記載の本発明にあっては、サーバはユーザ状況記憶手段に記憶されているユーザの現在の状況で偶発性通信割込可能度合データベースを検索して、各ユーザの現在の状況に対応する現在の偶発性通信割込可能度合を取得し、この現在の偶発性通信割込可能度合と親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、この一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させるため、各通信端末のユーザは例えば道端で偶然に知人に出会って偶発的な会話を行うような偶発性通信を生活圏が異なってもネットワークを介して極めて自然に開始することができ、例えばそれほど親しくない知人で、とりたてて要件もないけれど、懐かしさのために会話したいというような要求に応えることができる。
【0010】
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記偶発性通信開始可能端末の識別ステップが、各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出し、前記現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別することを要旨とする。
【0011】
請求項2記載の本発明にあっては、偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、各ユーザ間の現在の状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別するため、偶発性通信を更に自然に開始することができる。
【0012】
更に、請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載の発明において、通信端末が、自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知し、自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知し、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知し、サーバが、通信端末から通知された親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、それぞれ親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新することを要旨とする。
【0013】
請求項3記載の本発明にあっては、通信端末は親密度をサーバに通知し、偶発性通信割込可能度合をサーバに通知し、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知し、またサーバは親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するため、常に最新の情報に基づき偶発性通信を行うことができる。
【0014】
請求項4記載の本発明は、ネットワークを介して接続された複数の通信端末のクライアントとサーバからなるクライアント/サーバ・システムにおいて通信端末間における偶発性通信を可能とする偶発性通信システムであって、サーバが、各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を記憶する親密度データベースと、各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として記憶する偶発性通信割込可能度合データベースと、各通信端末における各ユーザの現在の状況を記憶するユーザ状況記憶手段と、前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得する現在の偶発性通信割込可能度合取得手段と、この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する偶発性通信開始可能端末識別手段と、この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させる偶発性通信開始手段とを有することを要旨とする。
【0015】
請求項4記載の本発明にあっては、サーバはユーザ状況記憶手段に記憶されているユーザの現在の状況で偶発性通信割込可能度合データベースを検索して、各ユーザの現在の状況に対応する現在の偶発性通信割込可能度合を取得し、この現在の偶発性通信割込可能度合と親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、この一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させるため、各通信端末のユーザは例えば道端で偶然に知人に出会って偶発的な会話を行うような偶発性通信を生活圏が異なってもネットワークを介して極めて自然に開始することができ、例えばそれほど親しくない知人で、とりたてて要件もないけれど、懐かしさのために会話したいというような要求に応えることができる。
【0016】
また、請求項5記載の本発明は、請求項4記載の発明において、前記偶発性通信開始可能端末識別手段が、各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出する状況の一致度算出手段と、前記取得した現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する一致度考慮手段とを有することを要旨とする。
【0017】
請求項5記載の本発明にあっては、偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、各ユーザ間の現在の状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別するため、偶発性通信を更に自然に開始することができる。
【0018】
更に、請求項6記載の本発明は、請求項4または5記載の発明において、通信端末が、自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知する親密度通知手段と、自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知する偶発性通信割込可能度合通知手段と、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知する状況検知通知手段とを有し、サーバが、通信端末から通知された親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、それぞれ親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するように制御する記憶更新制御手段を有することを要旨とする。
【0019】
請求項6記載の本発明にあっては、通信端末は親密度をサーバに通知し、偶発性通信割込可能度合をサーバに通知し、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知し、またサーバは親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するため、常に最新の情報に基づき偶発性通信を行うことができる。
【0020】
請求項7記載の本発明は、ネットワークを介して接続された複数の通信端末間における偶発性通信を可能とするクライアント/サーバ・システムにおいてサーバであって、各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を記憶する親密度データベースと、各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として記憶する偶発性通信割込可能度合データベースと、各通信端末における各ユーザの現在の状況を記憶するユーザ状況記憶手段と、前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得する現在の偶発性通信割込可能度合取得手段と、この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する偶発性通信開始可能端末識別手段と、この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させる偶発性通信開始手段とを有することを要旨とする。
【0021】
請求項7記載の本発明にあっては、サーバはユーザ状況記憶手段に記憶されているユーザの現在の状況で偶発性通信割込可能度合データベースを検索して、各ユーザの現在の状況に対応する現在の偶発性通信割込可能度合を取得し、この現在の偶発性通信割込可能度合と親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、この一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させるため、各通信端末のユーザは例えば道端で偶然に知人に出会って偶発的に会話を行うような偶発性通信を生活圏が異なってもネットワークを介して極めて自然に開始することができ、例えばそれほど親しくない知人で、とりたてて要件もないけれど、懐かしさのために会話したいというような要求に応えることができる。
【0022】
また、請求項8記載の本発明は、請求項7記載の本発明において、前記偶発性通信開始可能端末識別手段が、各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出する状況の一致度算出手段と、前記取得した現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する一致度考慮手段とを有することを要旨とする。
【0023】
請求項8記載の本発明にあっては、偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、各ユーザ間の現在の状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別するため、偶発性通信を更に自然に開始することができる。
【0024】
更に、請求項9記載の本発明は、請求項7または8記載の本発明にあって、通信端末から通知された親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取り、それぞれ親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するように制御する記憶更新制御手段を有することを要旨とする。
【0025】
請求項10記載の本発明は、クライアント/サーバ・システムのクライアントを構成する通信端末であって、自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知する親密度通信手段と、自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合である偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知する偶発性通信割込可能度合通知手段と、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知する状況検知通知手段とを有することを要旨とする。
【0026】
請求項10記載の本発明にあっては、通信端末は親密度をサーバに通知し、偶発性通信割込可能度合をサーバに通知し、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知するため、常に最新の情報に基づき偶発性通信を行うことができる。
【0027】
請求項11記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の偶発性通信方法を実行する偶発性通信プログラムであることを要旨とする。
【0028】
また、請求項12記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の偶発性通信方法を実行する偶発性通信プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したことを要旨とし、偶発性通信プログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る偶発性通信方法を実施する偶発性通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示す偶発性通信システムは、複数の通信端末1a〜1nがインターネット3を介してサーバ5に接続されてなるクライアント/サーバ・システムにおいて各通信端末1間における偶発性通信を可能とするシステムである。
【0030】
サーバ5は、インターネット3を介して各通信端末1とデータ通信するためのデータ通信手段21、このデータ通信手段21に接続され、全体の動作を制御する制御部23、各通信端末1のユーザ間において各ユーザ(U1)から見た他のユーザ(U2)に対する親密度F(U1,U2)を記憶する親密度データベース(DB)25、各通信端末1における各ユーザ(U)の状況(S)に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合K(U,S)として記憶する偶発性通信割込可能度合データベース(DB)27、各通信端末1における各ユーザ(U)の現在の状況S(U)を記憶するユーザ状況記憶手段29、偶発性通信割込可能度合データベース27を検索し、各ユーザ(U)の現在の状況S(U)に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合K(U,S)として偶発性通信割込可能度合データベース27から取得する現在の偶発性通信割込可能度合取得手段31、各ユーザの現在の状況S(U)に基づき各ユーザ(U1,U2)間の状況の一致度M(S1,S2)を算出する状況の一致度算出手段33、前記取得した現在の偶発性通信割込可能度合K(U,S)、親密度データベース25に記憶した親密度F(U1,U2)および必要により現在の状況の一致度M(S1,S2)に基づき偶発性通信を開始してもよい一対のユーザ(U1,U2)の通信端末1を識別する偶発性通信開始可能端末識別手段35、およびこの識別した一対の通信端末1(U1,U2)間に対して偶発性通信を開始させる偶発性通信開始手段39から構成されている。
【0031】
なお、偶発性通信開始可能端末識別手段35は、現在の偶発性通信割込可能度合K(U,S)と親密度F(U1,U2)のみに基づき偶発性通信を開始してもよい一対のユーザ(U1,U2)の通信端末1を識別してもよいが、必要により現在の偶発性通信割込可能度合K(U,S)と親密度F(U1,U2)に加えて、一致度算出手段33での現在の状況の一致度M(S1,S2)も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別してもよいものであり、偶発性通信開始可能端末識別手段35はこのための一致度考慮手段も備えているものである。
【0032】
また、通信端末1は、図1においては通信端末1aにのみ代表して図示されているように、自ユーザ(U1)から見た他のユーザ(U2)に対する親密度F(U1,U2)を設定してサーバ5に通知する親密度通知手段11、自ユーザ(U1)における各状況(S)に対して偶発性通信割込可能度合K(U1,S)を設定してサーバ5に通知する偶発性通信割込可能度合通知手段13、自ユーザ(U1)の現在の状況S(U1)を検知し、状況が変化する度にサーバ5に通知する状況検知通知手段15を有する。
【0033】
そして、サーバ5は、通信端末1から通知された親密度F(U1,U2)、偶発性通信割込可能度合K(U,S)および現在の状況S(U)を例えばインターネット3を介してデータ通信手段21で受信し、それぞれ親密度データベース25、偶発性通信割込可能度合データベース27、およびユーザ状況記憶手段29に記憶更新するように制御する記憶更新制御手段を制御部23に含んでいるものである。
【0034】
親密度F(U1,U2)、すなわちユーザ(U1)から見た他のユーザ(U2)に対する親密度F(U1,U2)は、例えば図2に表として示すように親密度データベース25に記憶されている。この図2では、例えばユーザU1の「吉田」から見た他のユーザU2の「佐藤」に対する親密度F(U1,U2)は「5」、ユーザU1の「吉田」から見た他のユーザU2の「五十嵐」に対する親密度F(U1,U2)は「2」などというように定義されているが、この親密度F(U1,U2)の値が大きい程、親密度が高い、すなわち親しい関係であるということになる。全くの他人同志では親密度F(U1,U2)は、0となる。
【0035】
なお、親密度F(U1,U2)は、両ユーザU1とU2の間で対称である必要はなく、ユーザU1から見たユーザU2への親密度F(U1,U2)と逆にユーザU2から見たユーザU1への親密度F(U2,U1)は異なっていてもよいものである。
【0036】
親密度F(U1,U2)は、通信端末1において親密度通知手段11を用いて、ユーザ自身が自分(U1)から見た他のユーザ(U2)の親密度を設定し、この親密度F(U1,U2)をインターネット3を介してサーバ5に通知し、サーバ5において親密度データベース25に記憶されているものである。
【0037】
偶発性通信割込可能度合K(U,S)、すなわちユーザ(U)の状況(S)に対して偶発性通信が割り込まれてもよい偶発性通信割込可能度合K(U,S)は、例えば図3に表として示すように偶発性通信割込可能度合データベース27に記憶されている。この図3では、例えばユーザUの「吉田」の状況が「ナイター観戦」「ドラマの視聴」「夕食」などである場合には、それぞれに対応して偶発性通信割込可能度合K(U,S)として「10」「5」「7」などが設定されているが、この偶発性通信割込可能度合K(U,S)が大きい程、当該ユーザに対して偶発性通信を割り込んでもよいことを示している。
【0038】
偶発性通信割込可能度合K(U,S)は、通信端末1において偶発性通信割込可能度合通知手段13を用いて、ユーザ自身が自身の各状況Sに対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を設定し、この偶発性通信割込可能度合K(U,S)をインターネット3を介してサーバ5に通知し、サーバ5において偶発性通信割込可能度合データベース27に記憶されているものである。なお、この偶発性通信割込可能度合K(U,S)は、同じ状況などでも、ユーザによって異なることは当然であり、図3において別のユーザUの「佐藤」の場合には、状況「ナイター観戦」「ドラマの視聴」「夕食」に対して「15」「3」「1」のように異なる値の偶発性通信割込可能度合K(U,S)が設定されている。
【0039】
ユーザ(U)の現在の状況S(U)は、例えば図4に表として示すようにユーザ状況記憶手段29に記憶されている。この図4では、例えばユーザUの「吉田」の現在の状況S(U)は、外出であり、「佐藤」の現在の状況S(U)は夕食であり、「五十嵐」の現在の状況S(U)はナイター観戦である。
【0040】
上述したように、サーバ5において親密度データベース25、偶発性通信割込可能度合データベース27、ユーザ状況記憶手段29などに記憶されている情報は、他からはアクセスできないようにサーバ5において管理されている。なお、従来技術で説明したインスタントメッセージでは、相手の状況(電話中、退席中など)を常に知ることができ、これを踏まえて相手にメッセージを送信するようになっているが、本実施形態では、相手が今どのような状況にあるかは全くわからないようになっている。
【0041】
ユーザの現在の状況S(U)は、通信端末1において状況検知通知手段15を用いて検知され、この検知した現在の状況S(U)が前の状況と異なって変化する度にインターネット3を介してサーバ5に通知される。そして、サーバ5は、この現在の状況S(U)を通信端末1から通知されると、データ通信手段21で受信し、この受信した最新の現在の状況S(U)でユーザ状況記憶手段29を更新し、ユーザの現在の状況S(U)が常に最新のものであるようにしている。
【0042】
この状況検知通知手段15は、ユーザの状況を検知するが、これは、例えばテレビのスイッチ、チャンネルの情報などを取得するなどの方法で検知されたり、更には部屋や人体に設置した超音波センサ、赤外線センサ、ビデオカメラなどからの情報を組み合わせて、より詳しく状況S(U)として検知することができる。
【0043】
更に、簡単に実現可能な状況としては、例えば「ある番組を見ている」、「ビデオを見ている」、「レンタルビデオを見ている」などのようなテレビの状態や、「ワープロを使用している」、「特定のWebページを見ている」などのようなパソコンの状態のようなものが考えられる。また更に、洋食や和食などの夕食のメニュー、ご飯をおかわりしたか、材料に豆を使用しているかなどといったものも状況として考えることができる。これらの状況は、簡単に捉えることはできないが、情報家電、ユビキタス社会などのインフラが整ってくると、それほど難しいことではなくなる。また、家庭の中から出て、コンビニエンスストアに入ったということなども状況として使用することができ、他のコンビニエンスストアに入った知人と偶発的にモバイル環境での偶発性通信を開始することも可能である。
【0044】
一致度算出手段33で算出する各ユーザ間の状況の一致度M(S1,S2)は、例えば図5に表として示すように定義される。この図5において、状況の一致度M(S1,S2)は、例えば一方の状況S1が「ナイター観戦」であり、他方の状況S2も「ナイター観戦」である場合には、「1」となり、また他方の状況S2が「夕食」である場合には、「0.5」となり、更に他方の状況S2が「外出」である場合には、「0」となるように設定されている。
【0045】
以上のように構成される本実施形態の偶発性通信システムにおいて、サーバ5は、ユーザ状況記憶手段29に記憶されているユーザU1の現在の状況S(U1)で偶発性通信割込可能度合データベース27を検索し、各ユーザの現在の状況S(U1)に対応する現在の偶発性通信割込可能度合K(U1,S1)を偶発性通信割込可能度合データベース27から取得し、この取得した現在の偶発性通信割込可能度合K(U1,S1)、親密度データベース25に記憶されている親密度F(U1,U2)、およびユーザ状況記憶手段29に記憶されている各ユーザ(U1,U2)の現在の状況S1(U1),S2(U2)から一致度算出手段33で計算した状況の一致度M(S1,S2)に基づき偶発性通信を開始してもよい一対のユーザ(U1,U2)の通信端末1,1を偶発性通信開始可能端末識別手段35で識別し、この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を偶発性通信開始手段39からデータベース通信手段21を介して開始させることができる。
【0046】
次に、図6に示すフローチャートを参照して、図1に示す本実施形態の偶発性通信システムの偶発性通信開始処理について更に詳しく説明する。
【0047】
図6に示す偶発性通信開始処理では、まず2人のユーザU1,U2をランダムに選択する(ステップS11)。そして、この選択した2人のユーザU1,U2の現在の偶発性通信割込可能度合K(U1,S(U1))、K(U2,S(U2))、ユーザ間の親密度F(U1,U2)、F(U2,U1)、状況の一致度M(S(U1)、S(U2))の積Aを算出する(ステップS13)。
【0048】
それから、閾値Tをランダムに設定し、前記積Aが閾値Tよりも大きいか否かを判定する(ステップS15)。積Aが閾値Tよりも小さい場合には、ステップS11に戻って、同じ動作を繰り返し行うが、積Aが閾値Tよりも大きい場合には、ステップS11で選択した2人のユーザ、ユーザU1,U2に対して偶発性通信の開始命令を送信し、偶発性通信を開始させる(ステップS17)。
【0049】
なお、上述したように偶発性通信を開始して接続を行う頻度は、閾値Tや偶発性通信割込可能度合K(U,S)、親密度F(U1,U2)の絶対的な大きさによって決められる。そして、偶発性通信割込可能度合K(U,S)や親密度F(U1,U2)は、上述したように各ユーザによって設定されるが、これらの値を設定するわかりやすい目安として、例えば偶発性通信割込可能度合K(U,S)の場合には、(a)いつ割り込まれてもよい、(b)今の状況を2時間続けたとき、1度くらい割り込まれてもよい、(c)今の状況を4時間続けたとき、1度くらい割り込まれてもよい、(d)今の状況を1日続けたとき、1度くらい割り込まれてもよいなどを参照して設定することができる。例えば、ナイター観戦の場合、上記項目の(c)に基づいて設定されているときには、ナイター観戦を2時間見ていると、2回に1度は割り込まれる可能性があるということになる。
【0050】
また、親密度F(U1,U2)の場合には、(1)毎日出会う仲、(2)1週間に1度くらい出会う仲、(3)1月に1度くらい出会う仲、(4)1年に2〜3度くらい出会う仲、(5)数年に1度くらい出会う仲などを参照し、具体的な期間で設定できるようにする。そして、サーバ5では、これらの情報から閾値Tおよび偶発性通信割込可能度合K(U,S)、親密度F(U1,U2)の具体的な数値を決定する。
【0051】
次に、図7に示すフローチャートを参照して、偶発性通信を開始する一対のユーザ(U1,U2)を探し出す偶発性通信の相手の探索処理について説明する。上述した図6に示す処理では、ランダムに2人のユーザを選択して、偶発性通信の可能性の有無を判定しているが、サーバ5に登録されているユーザの大多数が他人であることから、本処理では親密度を利用して効率よく偶発性通信の接続相手を探すことを可能としている。
【0052】
図7に示す偶発性通信の接続相手の探索処理では、まず閾値T1をランダムに選択し、ユーザU1の偶発性通信割込可能度合K(U1,S(U1))と比較する(ステップS31)。この比較の結果、偶発性通信割込可能度合K(U1,S(U1))が閾値T1よりも大きい場合には、最初に戻って、次のユーザを選択し、ステップS31を繰り返すが、偶発性通信割込可能度合K(U1,S(U1))が閾値T1よりも大きい場合には、閾値T2をランダムに選択し、ユーザU1の知人の中で閾値T2よりも高い親密度F(U1,U2)を持つユーザU2の集合{U|F(U1,U2)>T2}を選ぶ(ステップS33)。
【0053】
次に、閾値T3をランダムに選択し、上述したように選んだ集合{U|F(U1,U2)>T2}の各要素U2である各ユーザU2とユーザU1との状況の一致度M(S(U1),S(U2))を閾値T3と比較する(ステップS35)。そして、状況の一致度M(S(U1),S(U2))が閾値T3よりも小さい場合には、戻って、集合から次のユーザU2を選択して、ステップS35を繰り返すが、状況の一致度M(S(U1),S(U2))が閾値T3よりも大きい場合には、ステップS37に進む。
【0054】
ステップS37では、閾値T4をランダムに選択し、ユーザU2の現在の偶発性通信割込可能度合K(U2,S2)と比較する。この比較の結果、ユーザU2の現在の偶発性通信割込可能度合K(U2,S2)が閾値T4よりも小さい場合には、ステップS35に戻り、集合から次のユーザU2を選択し、同じ処理を繰り返し行う。なお、この場合、集合に次のユーザU2がいない場合には、ステップS31に戻り、別のユーザU1について同じ処理を繰り返し行う。
【0055】
また、ステップS37の比較において、ユーザU2の現在の偶発性通信割込可能度合K(U2,S2)が閾値T5よりも大きい場合には、ステップS39に進み、閾値T5をランダムに選択し、両ユーザU1,U2の親密度F(U1,U2)と比較する。この比較の結果、両ユーザU1,U2の親密度F(U1,U2)が閾値T5よりも小さい場合には、ステップS35に戻り、集合から次のユーザU2を選択し、同じ処理を繰り返し行う。なお、この場合、集合に次のユーザU2がいない場合には、ステップS31に戻り、別のユーザU1について同じ処理を繰り返し行う。
【0056】
また、ステップS39の比較において、両ユーザU1,U2の親密度F(U1,U2)が閾値T5よりも大きい場合には、両ユーザU1,U2間で偶発性通信を開始させる(ステップS41)。
【0057】
なお、図7に示す偶発性通信の接続相手の探索処理は、図6に示した処理と同じ働きをするが、偶発性通信を開始する一対のユーザU1,U2を効率よく探索することができ、サーバ5の負荷を軽減することができる。
【0058】
次に、状況S(U)に対する偶発性通信割込可能度合K(U,S)および親密度F(U1,U2)の再設定について説明する。ある偶発性通信割込可能度合K(U,S)および親密度F(U1,U2)は、各ユーザが通信端末1によりいつでも設定できるが、特に実際の偶発性通信が行われた後に、より簡便に再設定できるようなインタフェースを通信端末1のクライアントプログラムに設けることができる。
【0059】
更に詳しくは、各ユーザにおいて他のユーザとの偶発性通信による会話が終了した後に、この他のユーザとの会話内容などから他のユーザとの親密度を「高める」、「このまま」、「下げる」というようなダイアログおよび偶発性通信割込可能度合を「高める」、「このまま」、「下げる」というようなダイアログを通信端末1からユーザに提示し、これに対してユーザに答えさせて、親密度および偶発性通信割込可能度合の再設定を行うものである。これは、例えば今会話した他のユーザとまた近いうちに話をしたいと思ったとか、やっぱり夕食時に割り込まれては困ると考えたようなことを素直に反映するものである。
【0060】
ここで、上述した偶発性通信の効果について説明する。偶発性通信においては、明示的に特定の相手を指定する代わりに、Aさんに会いたいけれども、彼は阪神ファンで、今日のナイターを見ているに違いないから、こちらもナイターを見て待っていようとか、逆にBさんに会うと、仕事の催促をされそうであるので、今日はBさんの好きなことはやらないでおこうというような間接的な使い方をすることができるようになる。これは、実世界で、この時間に書店に行くと、Cさんに会いそうだというのと似ているものである。
【0061】
偶発性通信における具体的な通信の方法について考えると、偶発性通信は、それぞれの状況に割り込む形式であるので、各状況にあった割り込み方を用意するのが自然である。例えば、ナイターを見ているときには、テレビ画面の一部を偶発性通信の割り込み用に使用することができ、そこで偶発性通信の形態としてはテレビ電話をするという方法が考えられる。また、夕食時の割り込みは、一家団らんに割り込まれて欲しくないけれども、1人暮らしであるとか、夜遅い1人の夕食などでは、同じ状況の人と会話をしたくなるだろうから、そこでは、画面を使用するよりも、ハンズフリーな音声電話が妥当な通信方法であると考えられる。
【0062】
なお、上記実施形態の偶発性通信方法の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロードしたり、または記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータシステムを作動させることにより、偶発性通信方法を実施する偶発性通信システムとして機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サーバはユーザ状況記憶手段に記憶されているユーザの現在の状況で偶発性通信割込可能度合データベースを検索して、各ユーザの現在の状況に対応する現在の偶発性通信割込可能度合を取得し、この現在の偶発性通信割込可能度合と親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、この一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させるので、各通信端末のユーザは例えば道端で偶然に知人に出会って偶発的な会話を行うような偶発性通信を生活圏が異なってもネットワークを介して極めて自然に開始することができ、例えばそれほど親しくない知人で、とりたてて要件もないけれど、懐かしさのために会話したいというような要求に応えることができる。
【0064】
また、本発明によれば、偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、各ユーザ間の現在の状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別するので、偶発性通信を更に自然に開始することができる。
【0065】
更に、本発明によれば、通信端末は親密度をサーバに通知し、偶発性通信割込可能度合をサーバに通知し、自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知し、またサーバは親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するので、常に最新の情報に基づき偶発性通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る偶発性通信方法を実施する偶発性通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態の偶発性通信システムに使用されている親密度データベースに記憶されるユーザ名、他のユーザ名と親密度の構成を示す表である。
【図3】図1に示す実施形態の偶発性通信システムに使用されている偶発性通信割込可能度合データベースに記憶されるユーザ名、状況と偶発性通信割込可能度合の構成を示す表である。
【図4】図1に示す実施形態の偶発性通信システムに使用されているユーザ状況記憶手段に記憶されるユーザ名と現在の状況の構成を示す表である。
【図5】図1に示す実施形態の偶発性通信システムに使用されている一致度算出手段による状況の一致度を示す表である。
【図6】図1に示す実施形態の偶発性通信システムの偶発性通信開始処理を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す実施形態の偶発性通信システムの偶発性通信を開始する一対のユーザを探し出す偶発性通信の相手の探索処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信端末
3 インターネット
5 サーバ
11 親密度通知手段
13 偶発性通信割込可能度合通知手段
15 状況検知通知手段
21 データ通信手段
23 制御部
25 親密度データベース
27 偶発性通信割込可能度合データベース
29 ユーザ状況記憶手段
31 現在の偶発性通信割込可能度合取得手段
33 一致度算出手段
35 偶発性通信開始可能端末識別手段
39 偶発性通信開始手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a random communication method, a system, a server, a communication terminal, and a random communication method that enable random communication between communication terminals in a client / server system including a client and a server of a plurality of communication terminals connected via a network. The present invention relates to an accidental communication program and a recording medium on which the program is recorded.
[0002]
[Prior art]
In communication between people, the telephone is a threshold in the sense that it invades the activities of the other party. Therefore, in order to start and maintain a conversation over the phone, there is a corresponding requirement. On the other hand, since e-mail is asynchronous communication, it has a lower threshold than a telephone in that it does not interfere with the other party. However, even if there are not a few requirements, an e-mail conversation cannot be started.
[0003]
However, in the real world, there are accidental conversations caused by, for example, meeting on the roadside. In such an accidental conversation, if there is no real requirement, it ends with a greeting. However, there is a case where a conversation that does not need to be communicated by telephone or e-mail may be made. Such naturally induced communication is not compatible with current electronic communication.
[0004]
Conventionally, for example, there is an instant message as an electronic communication (see, for example, Non-Patent Document 1). This instant message lets you know the current status of the person on your friends list and exchange messages with the person in real time, but if you have a requirement to start a conversation, The purpose is to make it easier to start a conversation, and it does not give rise to randomness.
[0005]
[Non-Patent Document 1]
http://www.cytechsystem.com/journalol/20001119/
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Traditionally, accidental communication has been established only among people who have the same living sphere, but even if people in different living spheres are involved in accidents as if they are living in the same living sphere via a network There is a desire to perform basic communication, that is, accidental communication. In particular, there is a demand to lower the threshold for starting electronic communication, and to realize accidental communication via a network, for example, which is started by accidentally meeting an acquaintance on the roadside.
[0007]
The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is an accidental communication method, system, server, and the like that naturally enable accidental communication via a network based on a user's situation and familiarity. The object is to provide a communication terminal, an accidental communication program, and a recording medium on which the program is recorded.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the present invention according to
[0009]
In the present invention described in
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the identifying step of the terminal capable of starting accidental communication calculates a degree of coincidence of situations between users based on the current situation of each user. The gist of the present invention is to identify a pair of communication terminals that may start an accidental communication in consideration of the degree of coincidence of the situation in addition to the current incidental communication interruptability and intimacy.
[0011]
In the present invention according to claim 2, a pair that may start the random communication in consideration of the coincidence degree of the current situation between each user in addition to the random communication interrupt possibility degree and closeness Therefore, the accidental communication can be started more naturally.
[0012]
Further, the present invention according to
[0013]
In this invention of
[0014]
The present invention according to claim 4 is an accidental communication system that enables accidental communication between communication terminals in a client / server system comprising a client and a server of a plurality of communication terminals connected via a network. The server may be an intimate database for storing intimacy with respect to other users viewed from each user among users of each communication terminal, and incidental communication may be interrupted for each user's situation in each communication terminal Accidental communication interruptability degree database for storing the degree as an incidental communication interruptability degree, user situation storage means for storing the current situation of each user in each communication terminal, and the incidental communication interruption possibility degree database And the incidental communication interrupt possibility corresponding to the current situation of each user is defined as the current incidental communication interrupt possibility Based on the current contingency communication interruptability degree acquisition means acquired from the incidental communication interruptability degree database, the current contingency communication interruptability degree acquired and the intimacy stored in the intimacy database Random communication startable terminal identifying means for identifying a pair of communication terminals that may start random communication, and random communication start means for starting random communication between the identified pair of communication terminals It is summarized as having.
[0015]
In the present invention described in claim 4, the server searches the accidental communication interruption possibility database in the current situation of the user stored in the user situation storage means, and responds to the current situation of each user. Identifying a pair of communication terminals that may start an accidental communication based on the current incidental communication interruptability and the intimacy stored in the intimacy database. However, in order to start accidental communication between the pair of communication terminals, the users of each communication terminal have different life spheres such as accidental communication such as accidentally meeting an acquaintance on the roadside and having an accidental conversation. But you can start very naturally over the network, for example, to meet a request that you are an intimate acquaintance and have no requirements but want to talk for nostalgia. That.
[0016]
Further, the present invention according to
[0017]
In the present invention described in
[0018]
Further, according to the present invention described in claim 6, in the invention described in
[0019]
In the present invention according to claim 6, the communication terminal notifies the server of the intimacy, notifies the server of the possibility of accidental communication interruption, detects the current situation of the own user, and the situation changes. Whenever the server receives the familiarity, the incidental communication interruption possibility degree and the situation, the server updates the familiarity database, the incidental communication interruption possibility degree database and the user situation storage means. Accidental communication can be performed based on the latest information.
[0020]
The present invention according to
[0021]
In the present invention described in
[0022]
In addition, according to the present invention described in claim 8, in the present invention described in
[0023]
In the present invention according to claim 8, a pair that may start the random communication in consideration of the coincidence of the current situation between the users in addition to the random communication interruption possibility and the intimacy. Therefore, the accidental communication can be started more naturally.
[0024]
Further, the present invention according to claim 9 is the present invention according to
[0025]
The present invention according to
[0026]
In the present invention described in
[0027]
The gist of the present invention described in
[0028]
The gist of the present invention described in claim 12 is that a random communication program for executing the random communication method according to any one of
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an accidental communication system that implements an accidental communication method according to an embodiment of the present invention. The random communication system shown in FIG. 1 is a system that enables random communication between
[0030]
The
[0031]
It should be noted that the accidental communication startable
[0032]
In addition, the
[0033]
Then, the
[0034]
The intimacy F (U1, U2), that is, the intimacy F (U1, U2) with respect to the other user (U2) viewed from the user (U1) is stored in the
[0035]
The intimacy F (U1, U2) does not need to be symmetric between both users U1 and U2, and from the user U2 contrary to the intimacy F (U1, U2) to the user U2 as viewed from the user U1. The familiarity F (U2, U1) to the user U1 as viewed may be different.
[0036]
The intimacy F (U1, U2) uses the intimacy notification means 11 in the
[0037]
Accidental communication interruption possibility degree K (U, S), that is, a random communication interruption possibility degree K (U, S) that may cause an accidental communication to be interrupted with respect to the situation (S) of the user (U) is For example, as shown in the table of FIG. 3, it is stored in the accidental communication interruption
[0038]
The incidental communication interruption possibility degree K (U, S) is determined by the user using the incidental communication interruption possibility degree notification means 13 in the
[0039]
The current status S (U) of the user (U) is stored in the user status storage means 29 as shown in the table of FIG. In FIG. 4, for example, the current situation S (U) of the user U “Yoshida” is outing, the current situation S (U) of “Sato” is dinner, and the current situation S of “Igarashi”. (U) is a night game.
[0040]
As described above, the information stored in the
[0041]
The user's current situation S (U) is detected using the situation detection notification means 15 in the
[0042]
This situation
[0043]
Furthermore, situations that can be easily realized include TV status such as “watching a certain program”, “watching a video”, “watching a rental video”, or “using a word processor” The state of a personal computer such as “I am watching” or “I am viewing a specific Web page” can be considered. In addition, the menus for dinner such as Western and Japanese foods, whether you have changed rice or are using beans as ingredients, can also be considered as situations. These situations cannot be easily grasped, but once infrastructures such as information appliances and ubiquitous society are in place, they will not be so difficult. Also, you can use it as a situation that you leave the home and enter a convenience store, etc., and you may accidentally start an accidental communication in a mobile environment with an acquaintance who entered another convenience store Is possible.
[0044]
The coincidence degree M (S1, S2) of the situation between the users calculated by the coincidence degree calculating means 33 is defined as shown in a table in FIG. In FIG. 5, the situation matching degree M (S1, S2) is “1” when one situation S1 is “watching night game” and the other situation S2 is also “watching night game”. When the other situation S2 is “dinner”, the setting is “0.5”, and when the other situation S2 is “going out”, the setting is set to “0”.
[0045]
In the contingent communication system according to the present embodiment configured as described above, the
[0046]
Next, the random communication start process of the random communication system of the present embodiment shown in FIG. 1 will be described in more detail with reference to the flowchart shown in FIG.
[0047]
In the random communication start process shown in FIG. 6, first, two users U1 and U2 are randomly selected (step S11). Then, the current incidental communication interrupt possibility degrees K (U1, S (U1)) and K (U2, S (U2)) of the two selected users U1, U2 and the closeness F (U1) between the users. , U2), F (U2, U1), and the situation coincidence M (S (U1), S (U2)) are calculated (step S13).
[0048]
Then, a threshold value T is set at random, and it is determined whether or not the product A is larger than the threshold value T (step S15). If the product A is smaller than the threshold value T, the process returns to step S11 and the same operation is repeated, but if the product A is larger than the threshold value T, the two users selected in step S11, the user U1, An accidental communication start command is transmitted to U2, and the accidental communication is started (step S17).
[0049]
Note that, as described above, the frequency of starting the accidental communication and establishing the connection is the absolute size of the threshold T, the incidental communication interrupt possibility degree K (U, S), and the familiarity F (U1, U2). It is decided by. The random communication interrupt possibility degree K (U, S) and the familiarity F (U1, U2) are set by each user as described above. As an easy-to-understand guideline for setting these values, for example, random In the case of the sex communication interruption possibility degree K (U, S), (a) may be interrupted at any time, (b) when the current situation is continued for 2 hours, it may be interrupted about once ( c) Set this with reference to, for example, that you may be interrupted once when you continue the current situation for 4 hours, or (d) you may be interrupted once when you continue the current situation for one day. Can do. For example, in the case of watching a night game, if it is set based on (c) of the above item, if watching a night game for 2 hours, there is a possibility that it will be interrupted once every two times.
[0050]
In addition, in the case of familiarity F (U1, U2), (1) a relationship that meets every day, (2) a relationship that meets about once a week, (3) a relationship that meets about once a month, (4) 1 Refer to the relationship you meet 2-3 times a year, (5) the relationship you meet about once a few years, and so on, so that you can set it in a specific period. Then, the
[0051]
Next, with reference to the flowchart shown in FIG. 7, a process for searching for a partner of the accidental communication for searching for a pair of users (U1, U2) that starts the accidental communication will be described. In the process shown in FIG. 6 described above, two users are selected at random and the possibility of accidental communication is determined, but the majority of users registered in the
[0052]
In the process of searching for the connection partner of the random communication shown in FIG. 7, first, the threshold T1 is randomly selected and compared with the random communication interrupt possibility degree K (U1, S (U1)) of the user U1 (step S31). . As a result of this comparison, if the random communication interrupt possibility degree K (U1, S (U1)) is larger than the threshold value T1, the process returns to the beginning, selects the next user, and repeats step S31. When the sex communication interruption possibility degree K (U1, S (U1)) is larger than the threshold T1, the threshold T2 is selected at random, and the familiarity F (U1) that is higher than the threshold T2 among the acquaintances of the user U1. , U2) is selected {U | F (U1, U2)> T2} as a set of users U2 (step S33).
[0053]
Next, the threshold value T3 is selected at random, and the degree of coincidence M () between each user U2 and each user U1 that is each element U2 of the set {U | F (U1, U2)> T2} selected as described above. S (U1), S (U2)) is compared with a threshold value T3 (step S35). Then, when the situation matching degree M (S (U1), S (U2)) is smaller than the threshold T3, the process returns to select the next user U2 from the set and repeat step S35. When the degree of coincidence M (S (U1), S (U2)) is larger than the threshold value T3, the process proceeds to step S37.
[0054]
In step S37, the threshold value T4 is selected at random, and compared with the current accidental communication interrupt possibility degree K (U2, S2) of the user U2. As a result of the comparison, when the current random communication interruption possibility degree K (U2, S2) of the user U2 is smaller than the threshold value T4, the process returns to step S35, the next user U2 is selected from the set, and the same processing is performed. Repeat. In this case, if there is no next user U2 in the set, the process returns to step S31, and the same processing is repeated for another user U1.
[0055]
Further, in the comparison in step S37, when the current accidental communication interruption possibility degree K (U2, S2) of the user U2 is larger than the threshold value T5, the process proceeds to step S39, and the threshold value T5 is selected at random. Compare with the intimacy F (U1, U2) of the users U1, U2. As a result of the comparison, if the closeness F (U1, U2) of both users U1, U2 is smaller than the threshold value T5, the process returns to step S35, the next user U2 is selected from the set, and the same processing is repeated. In this case, if there is no next user U2 in the set, the process returns to step S31, and the same processing is repeated for another user U1.
[0056]
Moreover, in the comparison of step S39, when the closeness F (U1, U2) of both users U1, U2 is larger than the threshold value T5, random communication is started between both users U1, U2 (step S41).
[0057]
7 is the same as the process shown in FIG. 6, but can efficiently search for a pair of users U1 and U2 that start the accidental communication. The load on the
[0058]
Next, the resetting of the random communication interrupt possibility degree K (U, S) and the closeness F (U1, U2) for the situation S (U) will be described. A certain random communication interruption possibility degree K (U, S) and familiarity F (U1, U2) can be set by each user at any time by the
[0059]
More specifically, after the conversation by accidental communication with another user ends in each user, the degree of closeness with the other user is “increased”, “as it is”, or “decreased” based on the conversation content with the other user. ”And dialogs such as“ increased ”,“ as it is ”, and“ decrease ”are presented from the
[0060]
Here, the effect of the accidental communication described above will be described. In accidental communication, instead of explicitly specifying a specific partner, I would like to meet Mr. A, but he must be a Hanshin fan and watching today's night game. If you meet Mr. B, or conversely, you will be prompted to work, so today you will be able to use it indirectly, such as not doing what B likes . This is similar to the fact that in the real world, if you go to a bookstore at this time, you will see Mr. C.
[0061]
Considering a specific communication method in the accidental communication, since the accidental communication is a form that interrupts each situation, it is natural to prepare an interrupt method suitable for each situation. For example, when watching a night game, a part of the TV screen can be used for interruption of accidental communication, and as a form of accidental communication, a method of making a videophone can be considered. Also, if you don't want interruptions at dinner to be interrupted by the family, you might want to talk to someone in the same situation if you live alone or have dinner late at night. Instead of using a screen, a hands-free voice call is considered an appropriate communication method.
[0062]
The processing procedure of the random communication method of the above embodiment is recorded as a program on a recording medium such as a CD or FD, and the recording medium is incorporated into a computer system or the program recorded on the recording medium is connected to a communication line. Of course, it is possible to function as an accidental communication system that implements an accidental communication method by downloading to a computer system via a computer or installing from a recording medium and operating the computer system with the program, By using such a recording medium, it is possible to improve the circulation.
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the server searches the accidental communication interruption possibility database in the current situation of the user stored in the user situation storage means, and responds to the current situation of each user. Identifying a pair of communication terminals that may start an accidental communication based on the current incidental communication interruptability and the intimacy stored in the intimacy database. In addition, since the accidental communication is started between the pair of communication terminals, the users of each communication terminal have different life spheres such as accidental communication such as meeting an acquaintance accidentally on the roadside and having an accidental conversation. But you can start very naturally over the network, for example, to meet a request that you are a not-so-friendly acquaintance and have no requirements but want to talk for nostalgia. It can be.
[0064]
In addition, according to the present invention, a pair of communication terminals that may start random communication in consideration of the degree of coincidence of accidental communication interruption and intimacy, and the degree of coincidence of current situations between users As a result, accidental communication can be started more naturally.
[0065]
Furthermore, according to the present invention, the communication terminal notifies the server of the intimacy, notifies the server of the possibility of accidental communication interruption, detects the current situation of the own user, and notifies the server whenever the situation changes. When the server receives the familiarity, the incidental communication interruption possibility degree and the situation, the server updates the familiarity database, the incidental communication interruption possibility degree database and the user situation storage means, so that the latest information is always updated. Based on this, accidental communication can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an accidental communication system that implements an accidental communication method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a table showing a configuration of user names and other user names and intimacy stored in an intimacy database used in the random communication system of the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a table showing a configuration of a user name, a situation, and an accidental communication interrupt possibility degree stored in the accidental communication interrupt possibility degree database used in the accidental communication system of the embodiment shown in FIG. 1; is there.
4 is a table showing a user name and a current situation configuration stored in a user situation storage unit used in the random communication system of the embodiment shown in FIG. 1;
5 is a table showing the degree of coincidence of situations by the coincidence degree calculating means used in the random communication system of the embodiment shown in FIG.
6 is a flowchart showing random communication start processing of the random communication system of the embodiment shown in FIG. 1. FIG.
7 is a flowchart showing a process for searching for a partner of an accidental communication for searching for a pair of users who start an accidental communication of the random communication system of the embodiment shown in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1 Communication terminal
3 Internet
5 servers
11 Intimacy notification means
13 Accidental communication interruption possibility notification means
15 Situation detection notification means
21 Data communication means
23 Control unit
25 Intimacy database
27 Accidental communication interruption possibility degree database
29 User status storage means
31 Current incidental communication interrupt possibility acquisition means
33 Matching degree calculation means
35 Terminal identification means capable of starting accidental communication
39 Accidental communication start means
Claims (12)
サーバは、
各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を親密度データベースに記憶し、
各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として偶発性通信割込可能度合データベースに記憶し、
各通信端末における各ユーザの現在の状況をユーザ状況記憶手段に記憶し、
前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得し、
この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別し、
この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させること
を特徴とする偶発性通信方法。A random communication method that enables random communication between communication terminals in a client / server system including a client and a server of a plurality of communication terminals connected via a network,
The server
Store the intimacy with respect to other users viewed from each user among the users of each communication terminal in the intimacy database,
Store the degree to which incidental communication may be interrupted for each user's situation at each communication terminal in the incidental communication interruption possibility database as the incidental communication interruption possibility degree,
Store the current status of each user in each communication terminal in the user status storage means,
The accidental communication interruption possibility degree database is searched, and the incidental communication interruption possibility degree corresponding to each user's current situation is set as the current incidental communication interruption possibility degree from the incidental communication interruption possibility degree database. Acquired,
Identifying a pair of communication terminals that may start contingent communication based on the acquired current incidental communication interrupt possibility degree and the intimacy stored in the intimacy database,
A random communication method characterized by starting random communication between the identified pair of communication terminals.
各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出し、
前記現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別することを特徴とする請求項1記載の偶発性通信方法。 In identifying a pair of communication terminals may be initiated the contingency communication,
Based on each user's current situation, calculate the degree of agreement between the users,
2. A pair of communication terminals that may start an accidental communication is identified in consideration of the degree of coincidence of the situation in addition to the current incidental communication interrupt possibility and intimacy. The accidental communication method described.
自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知し、
自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知し、
自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知し、
サーバは、
通信端末から通知された親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、それぞれ親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新することを特徴とする請求項1または2記載の偶発性通信方法。Communication terminal
Set the intimacy for other users as seen by the user and notify the server
Set the degree of accidental communication interruption for each situation of the user and notify the server,
Detects the current status of the user and notifies the server whenever the status changes.
The server
When receiving the intimacy, the accidental communication interruption possibility degree, and the situation notified from the communication terminal, they are stored and updated in the familiarity database, the accidental communication interruption possibility degree database, and the user situation storage unit, respectively. Item 3. The random communication method according to item 1 or 2.
サーバは、
各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を記憶する親密度データベースと、
各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として記憶する偶発性通信割込可能度合データベースと、
各通信端末における各ユーザの現在の状況を記憶するユーザ状況記憶手段と、 前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得する現在の偶発性通信割込可能度合取得手段と、
この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する偶発性通信開始可能端末識別手段と、
この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させる偶発性通信開始手段と
を有することを特徴とする偶発性通信システム。A random communication system that enables random communication between communication terminals in a client / server system including a client and a server of a plurality of communication terminals connected via a network,
The server
A closeness database for storing closeness to other users viewed from each user between users of each communication terminal;
An accidental communication interruptability degree database that stores the degree to which the accidental communication may be interrupted for each user's situation in each communication terminal;
User status storage means for storing the current status of each user in each communication terminal; searching the accidental communication interruptability degree database; and determining the incidental communication interruptability level corresponding to each user's current status at present Current incidental communication interrupt possibility degree acquisition means for acquiring from the incidental communication interrupt possibility degree database as the incidental communication interrupt possibility degree;
A contingent communication startable terminal identifying means for identifying a pair of communication terminals that may start the contingent communication based on the acquired current accidental communication interruptability degree and the intimacy stored in the intimacy database,
A random communication starting means for starting a random communication between the identified pair of communication terminals.
各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出する状況の一致度算出手段と、
前記取得した現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する一致度考慮手段と
を有することを特徴とする請求項4記載の偶発性通信システム。The accidental communication startable terminal identification means,
A situation coincidence calculating means for calculating a situation coincidence between users based on the current situation of each user;
In addition to the acquired current incidental communication interrupt possibility and intimacy, the degree of coincidence consideration means for identifying a pair of communication terminals that may start the accidental communication in consideration of the degree of coincidence of the situation 5. The random communication system according to claim 4, further comprising:
自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知する親密度通知手段と、
自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知する偶発性通信割込可能度合通知手段と、
自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知する状況検知通知手段とを有し、
サーバは、
通信端末から通知された親密度、偶発性通信割込可能度合および状況を受け取ると、それぞれ親密度データベース、偶発性通信割込可能度合データベースおよびユーザ状況記憶手段に記憶更新するように制御する記憶更新制御手段
を有することを特徴とする請求項4または5記載の偶発性通信システム。Communication terminal
A closeness notification means for setting the closeness to other users viewed from the user and notifying the server;
Accidental communication interruptability degree notification means for setting the incidental communication interruptability degree for each situation in the own user and notifying the server,
A status detection notification means for detecting the current status of the user and notifying the server whenever the status changes;
The server
Storage update that controls to update the familiarity database, the incidental communication interruptability degree database, and the user situation storage means when receiving the familiarity, incidental communication interruption possibility degree, and status notified from the communication terminal 6. The random communication system according to claim 4, further comprising a control unit.
各通信端末のユーザ間において各ユーザから見た他のユーザに対する親密度を記憶する親密度データベースと、
各通信端末における各ユーザの状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合を偶発性通信割込可能度合として記憶する偶発性通信割込可能度合データベースと、
各通信端末における各ユーザの現在の状況を記憶するユーザ状況記憶手段と、 前記偶発性通信割込可能度合データベースを検索し、各ユーザの現在の状況に対応する偶発性通信割込可能度合を現在の偶発性通信割込可能度合として前記偶発性通信割込可能度合データベースから取得する現在の偶発性通信割込可能度合取得手段と、
この取得した現在の偶発性通信割込可能度合と前記親密度データベースに記憶した親密度に基づき偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する偶発性通信開始可能端末識別手段と、
この識別した一対の通信端末間に対して偶発性通信を開始させる偶発性通信開始手段と
を有することを特徴とするサーバ。A server in a client / server system that enables accidental communication between a plurality of communication terminals connected via a network,
A closeness database for storing closeness to other users viewed from each user between users of each communication terminal;
An accidental communication interruptability degree database that stores the degree to which the accidental communication may be interrupted for each user's situation in each communication terminal;
User status storage means for storing the current status of each user in each communication terminal; searching the accidental communication interruptability degree database; and determining the incidental communication interruptability level corresponding to each user's current status at present Current incidental communication interrupt possibility degree acquisition means for acquiring from the incidental communication interrupt possibility degree database as the incidental communication interrupt possibility degree;
A contingent communication startable terminal identifying means for identifying a pair of communication terminals that may start the contingent communication based on the acquired current accidental communication interruptability degree and the intimacy stored in the intimacy database,
A random communication start means for starting random communication between the identified pair of communication terminals.
各ユーザの現在の状況に基づき各ユーザ間の状況の一致度を算出する状況の一致度算出手段と、
前記取得した現在の偶発性通信割込可能度合と親密度に加えて、前記状況の一致度も考慮して偶発性通信を開始してもよい一対の通信端末を識別する一致度考慮手段と
を有することを特徴とする請求項7記載のサーバ。The accidental communication startable terminal identification means,
A situation coincidence calculating means for calculating a situation coincidence between users based on the current situation of each user;
In addition to the acquired current incidental communication interrupt possibility and intimacy, the degree of coincidence consideration means for identifying a pair of communication terminals that may start the accidental communication in consideration of the degree of coincidence of the situation 8. The server according to claim 7, further comprising:
ことを特徴とする請求項7または8記載のサーバ。Storage update control for receiving intimacy, accidental communication interruptability degree and status notified from the communication terminal, and controlling to update the intimacy database, incidental communication interruptability degree database and user status storage means, respectively 9. The server according to claim 7, further comprising means.
自ユーザから見た他のユーザに対する親密度を設定してサーバに通知する親密度通信手段と、
自ユーザにおける各状況に対して偶発性通信が割り込まれてもよい度合である偶発性通信割込可能度合を設定してサーバに通知する偶発性通信割込可能度合通知手段と、
自ユーザの現在の状況を検知し、状況が変化する度にサーバに通知する状況検知通知手段とを有することを特徴とする通信端末。A communication terminal constituting a client of a client / server system,
A closeness communication means for setting a closeness to other users viewed from the user and notifying the server;
A contingent communication interruptability degree notifying means for setting a contingent communication interruptability degree that is a degree that the accidental communication may be interrupted for each situation in the own user and notifying the server;
A communication terminal, comprising: a status detection notifying unit that detects a current status of the user and notifies the server whenever the status changes.
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