JP3833673B2 - 複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム - Google Patents

複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム Download PDF

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Description

本発明は、互いに関連する情報を提供する複数の関連サイトの連係によってユーザーに情報提供サービスを行うインターネット情報サービスシステムに関する。
特に、本発明は、同一グループ内の関連サイトの連係関係を強め、単一の関連サイトへの割り込み的アクセスを防止するインターネット情報サービスに関する。
インターネット上にWebページを開き、アクセスしたユーザーに種々の情報提供サービスを行うことは広く行われている。提供する情報が価値ある情報の場合に、Webページへのアクセスを有料とし、登録したユーザーだけがアクセスできるようにした情報提供サービスも広く見られるようになった。
さらに最近はインターネット上で提供する情報がより複雑化、高度化したため、単一のサイトによる情報提供に代わり、情報提供サービスのアウトソーシングを行い、関連情報を複数の関連サイトによって提供するインターネット情報サービスシステムが見られるようになった。
これらの複数の関連サイトを有するインターネット情報サービスシステムでは、通常はユーザーが最初にアクセスするWebページ(このWebページを有するサイトを本明細書では主サイトという)を有し、そのWebページから他の関連サイト(この関連サイトを本明細書では副サイトという)に接続するようにしている。
主サイトのWebページには副サイトのWebページにアクセスするためのボタンやフレームURLが設けられており、これらのボタンやフレームURLをクリックすることにより、そのボタンやフレームURLに埋め込まれたアドレス(URL)が示す副サイトにアクセスするのである。
この場合、ユーザー側から見れば、主サイトから副サイトに接続したように見えるが、アクセスを受けた副サイト側から見れば、主サイトを介して接続された場合もそうでない場合(主サイトと関係なく接続された場合)も区別されない。
したがって、副サイトでも有料の情報提供サービスを行う場合は、正規のユーザーであることを確認するために新たにユーザー認証を行う必要がある。
このため、従来の有料のインターネット情報提供サービスでは、最初のWebページにアクセスする際に正規ユーザーか否かの認証を行い、副サイトに接続する際は、フリーパスのアクセスを認めたり、あるいは新たにユーザーにパスワードを入力させるなどしてユーザー認証を行っている。
今後、ますますインターネットによる情報提供サービスの必要性が増大し、その提供する情報(コンテンツ)は、ますます複雑化・高度化することが予想される。
単一のサイトで提供できる情報は限度があるため、複数のサイトの連係による有料のインターネット情報提供サービスの必要性がますます大きくなっている。
しかし、上述した従来の複数サイトの連係によるインターネット情報サービスのように、副サイトの方でユーザーのアクセスがある度にユーザー認証を行うようにすると、関連サイト間の一体性が失われて好ましくない。また、ユーザーはサイトが変更するたびにパスワード等を入力するように求められ、不便である。
一方、副サイトでユーザー認証を行わないことにすれば、一度副サイトにアクセスしたことがあれば、その副サイトのURLが流出し、以降当該副サイトへ直接アクセスされた場合には、無料のコンテンツ閲覧を防止することができなくなる。
そこで、本発明が解決しようとする一つの課題は、主サイトで一度アクセスを許可されたユーザーであるならば、関連サイトへのアクセスを自由に認める一方、主サイトを介さずに関連サイトへ直接アクセスすることを防止できる「複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム」を提供することにある。
「複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム」におけるもう一つの問題は、その課金にある。
従来の技術では、副サイトがフリーのアクセスを認める場合はもちろん、副サイトでその都度ユーザー認証をする場合でも、直接副サイトへアクセスした場合には主サイト側でそれを把握することができなかった。
したがって、副サイトが主サイトによってユーザーを得て、以降独自にアクセスしたユーザーに対して課金し、利益を上げることが考えられる。
このことは、主サイトの情報提供事業者に、情報提供サービスを関連サイトにアウトソーシングすることを躊躇させることとなり、全体として情報提供サービスのアウトソーシングを抑止し、複数関連サイトによる情報提供サービスの発展を阻害することになっていた。
また、従来の複数の関連サイトによるインターネット情報サービスシステムでは、関連サイト個々に異なる課金レートを設定して、ユーザーがアクセスした関連サイトに応じて課金することができなかった。
複数の関連サイトの連係によって情報を提供しようとする場合には、関連サイトの全てが同一の価値のコンテンツを提供するとは限らないのが実状である。その場合に、提供する情報の価値に応じて個別のレートで課金するのが真の意味で公平であり、このことが情報提供業者のインセンティブにつながり、より価値の高いコンテンツの提供につながる。
このように複数の関連サイトで情報提供を行う場合には、不正なユーザーアクセスを防止すると共に、主サイトと副サイトの双方にとって公平であるシステムが要求される。
そこで、本願発明が解決しようとするもう一つの課題は、副サイトへのアクセスを把握し、ユーザーがアクセスした副サイトの種類や時間に応じて個別の課金レートで課金を行うことができる「複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム」を提供することにある。
本発明に係るインターネット情報サービスシステムは、
ユーザーが最初にアクセスするWebページを有し、インターネットを介してユーザーに情報提供サービスを行う主サイトと、前記主サイトのWebページにリンクされ、主サイトの情報提供サービスに関連する情報提供サービスを行う副サイトとからなる複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステムであって、
前記主サイトは、ユーザー認証手段と、所定期間ごとに一定のアルゴリズムによって生成したデータを各副サイトのURLの一部に組み込む主サイトURL変更手段とを有し、
前記副サイトは、前記主サイトと同一の期間と同一のアルゴリズムとによって自らのURLを書き換える副サイトURL変更手段を有することを特徴とするものである。
本発明に係るインターネット情報サービスシステムは、
ユーザーが最初にアクセスするWebページを有し、インターネットを介してユーザーに情報提供サービスを行う主サイトと、前記主サイトのWebページにリンクされ、主サイトの情報提供サービスに関連する情報提供サービスを行う副サイトとからなる複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステムであって、
前記主サイトは、ユーザー認証手段と、所定期間ごとに一定のアルゴリズムによって生成したデータを各副サイトのURLの一部に組み込む主サイトURL変更手段と、前記主サイトURL変更手段によって変更した各副サイトのURLをそれぞれの副サイトに通知するURL通知手段を有し、
前記副サイトは、前記主サイトのURL通知手段によって通知されたURLにしたがって自らのURLを変更する副サイトURL変更手段を有することを特徴とするものである。
本発明に係るインターネット情報サービスシステムは、
ユーザーが最初にアクセスするWebページを有し、インターネットを介してユーザーに情報提供サービスを行う主サイトと、前記主サイトのWebページにリンクされ、主サイトの情報提供サービスに関連する情報提供サービスを行う副サイトとからなる複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステムであって、
前記主サイトは、ユーザー認証手段と、ログオンしたユーザーの一連の処理を識別するセッション情報を記憶管理するセッション情報データベースと、ユーザー識別情報とセッション情報とリンク元サイト情報とを含む連係情報を暗号化してユーザーのコンピューターに送ってユーザーのコンピューター上にそのブラウザと連動する連係情報ファイルを形成する主サイト連係情報付加手段と、ユーザーから再アクセスがあった時に連係情報を復号化し、前記セッション情報データベースを参照して当該ユーザーの再アクセスを許否する主サイト連係情報処理手段と、を有し、
前記副サイトは、ユーザーからアクセスがあった時に連係情報を復号化し、アクセスを許否する副サイト連係情報処理手段と、ユーザーが他の関連サイトにアクセスしようとする時にそれまでの連係情報にリンク元サイト情報を付加する副サイト連係情報付加手段と、を有することを特徴とするものである。
本発明に係るインターネット情報サービスシステムは、
前記副サイトはそのサイトでの処理の終了後、ユーザーに前記主サイトに再接続させ、前記主サイトはユーザーがアクセスした副サイトの履歴を前記セッション情報データベースに記録し、ユーザーがアクセスした副サイトの種類と時間に応じて個別のレートの課金を行うことを特徴とするものである。
本発明の「複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム」によれば、各副サイトでユーザーにパスワードの入力を求めることなく、本サイトを経由した正規のユーザーであることを確認することができる。
これにより、複数の関連サイトによる情報提供サービスの一体性・連続性を維持できるとともに、サイトを変更する度にユーザー認証を行う煩雑さを解決することができる。
また、本発明のインターネット情報サービスシステムによれば、関連の副サイトのURLが不断に変更されているので、本サイトを経由しない不正なユーザーアクセスを排除できるとともに、各関連サイトが独自にアクセスしたユーザーによって利益を上げることも防止することができる。
本発明のインターネット情報サービスシステム21によれば、ユーザーが閲覧したすべての関連サイト、および、それらの接続時間等、閲覧の履歴を主サイトで集中的に把握することができるので、各関連サイトの個別の課金レートによって課金できる。
その上、上記課金は、主サイトによって集中的に管理できるので、各副サイトで個別に課金の管理を行ったり、ユーザーのアクセス実績を主サイトに報告する必要がなくなる。これにより、膨大な課金管理のためのデータ処理を省くことができる。
次に、本発明による「複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステム」の実施形態について図面を用いて以下に説明する。
図1に、複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステムの構成を簡単に示す。
図1に示すように、インターネット情報サービスシステム1は、主サイト2と、副サイト3と、ユーザーのコンピューター4と、それらの間に介在するインターネット5とを含む。
図1においては、簡単に示すために副サイト3とユーザーのコンピューター4はともに1つずつのみ示しているが、実際にはこれらは多数存在する。主サイト2は、通常1つである。
また、本願明細書において「サイト」というのは、情報提供サービスを行うサーバー等の情報処理装置とインターネット上に掲示するWebページ群を総称するものとする。
主サイト2と副サイト3は、互いに関連する分野の情報提供サービスを行う。主サイト2と副サイト3は、本明細書ではこれらをまとめて「関連サイト」という。
このようなインターネット情報サービスシステム1では、ユーザー(ユーザーのコンピューター4)は、最初に主サイト2にアクセスする。
主サイト2は、特定の関連情報についてさらに詳細な情報提供を行う副サイト3がある場合には、そのWebページ上に設けられたボタンやフレームによって当該副サイト3にリンクしている。
ユーザーは、主サイト2を閲覧し、さらに詳細な情報を提供する副サイト3にアクセスしたい場合には、上記ボタンやフレームURLをクリックすることによって直ちに目的の副サイト3にアクセスすることができる。
このように、主サイト2のWebページから他のサイトのWebページにアクセスする場合、ユーザーのコンピューター4上では異なるサイトのWebページが継ぎ目なく表示されるが、インターネット5上では、一回一回新たに異なるURLのサイトにアクセスすることになる(図1のアクセス(1),(2))。
「URL」とは、Uniform Resource Locatorの略であり、インターネット上のリソースのロケーション、すなわち目的とするファイルの場所を示すものをいう。
URLは、たとえば、http://www.aaa.co.jp:80/bbbxxx.htmlというように記述され、スキーム名(http)://サーバー名(aaa.co.jp):ポート番号(80)/パス名(bbbxxx.html)からなる。なお、パス名(bbbxxx.html)は、サーバー中の目的とする文書を指す。
リンク用のボタンには、URLが埋め込まれており、リンク用のボタンをクリックする動作は、そのURLのサイトにアクセスする操作となる。
本実施形態の主サイト2は、不変の固定的なURLを有している。
これに対して副サイト3は、一定期間ごとに可変のURLを有している。
ここで、URL変更のための構成を説明する。
図2に、主サイト2と副サイト3の構成を示す。
主サイト2は、認証手段6と、主サイトURL変更手段7と、副サイトURLデータベース8とを有している。
副サイト3は、副サイトURL変更手段9を有している。また、主サイト2と副サイト3は、同一のURL変更アルゴリズム10とその元データ11とを有している。
主サイトURL変更手段7は、所定期間ごとに一定のアルゴリズム(URL変更アルゴリズム10)によって生成したデータを各副サイトのURLの一部に組み込む手段である。元データ11は、上記URL変更アルゴリズム10が使用する元データである。
URL変更アルゴリズム10は、任意のアルゴリズムでもよいが、例えばダイジェスト関数のように、複数の元データから同一の結果を得られる関数とするのが好ましい。
元データ11は、例えば日付や時間、あるいは日付や時間とともに変更されるデータとする。元データ11は、主サイト2と副サイト3の双方で予め定めておく。
主サイトURL変更手段7は、一定時間ごとに元データ11を使用して、URL変更アルゴリズム10から所定のデータを生成し、これを各副サイトのURLのパス名(bbbxxx.html)の一部に組み込むことによってそれらのURLを変更する。
変更された副サイトのURLは、主サイト2のWebページのリンク先に反映される。
副サイトURLデータベース8は、各副サイトのURLを記憶管理するデータベースであるが、単なるファイル形式でもよいし、各副サイトのURLを書き換えるだけの場合は省略することができる。
副サイトURL変更手段9は、主サイト2と同一のURL変更アルゴリズム10と元データ11によって、自らのURLを書き換える手段である。
以上の構成により、主サイト2と副サイト3は以下の処理を行う。
ユーザーは、最初に不変のURLを有する主サイト2のWebページにアクセスする。
ユーザーのアクセスに対して主サイト2の認証手段6は、正規のユーザーであるか否かを認証する。ユーザー認証は、パスワードの入力等によって行うことができる。
ユーザーが主サイト2から所定の副サイト3に接続しようとする場合は、主サイト2のWebページ上のリンク用ボタンをクリックするが、そのリンク用ボタンに埋め込まれたURLは、一定時間ごとに変更されたURLとなっている。
一方、副サイト3側でも主サイト2に対応して一定時間ごとに変更した同一のURLを使用している。
このような構成により、主サイト2からのリンクであれば、ユーザーは問題なく副サイト3にアクセスすることができるが、主サイト2を介さずに以前にアクセスしたURL等によって副サイト3に直接アクセスしようとしても、目的の副サイト3にアクセスすることができない。
また、以前にアクセスした副サイト3のURLからは、ダイジェスト関数の働きによって元データ11が多重に求められるので、元データ11を知らない限り副サイト3のURLを得ることができない。
これにより、主サイト2にとってみれば、ユーザーによる関連サイトの無料の閲覧を防止できる。主サイト2から副サイト3に接続を変更するときに、ユーザーの識別情報を副サイト3に渡さないようにすれば、副サイト3が主サイト2から一旦顧客を獲得した後に独自に情報提供サービスを行うことを防止することもできる。
また、副サイト3は、主サイト2を介してアクセスするユーザーは主サイト2の認証手段6によって認証済みのユーザーであることが保証されているので、再度ユーザー認証を行うことなく、不正なユーザーによるアクセスを防止することができる。
さらに、ユーザーにとってみれば、関連サイトにアクセスする度にパスワードの入力を求められる煩雑を避けることができるのである。
次に、上記実施形態の変形例を示す。
図3に、この変形例による主サイト2と副サイト3の構成を示す。
この変形例では、主サイト2がURL変更手段12を有し、副サイト3はURL変更アルゴリズム10と元データ11を有していない点で図2の主サイト2と副サイト3と異なる。他の構成は図2の実施形態と全く同様である。
この変形例では、副サイト3が主サイト2と同期的に自らのURLを変更する代わりに、主サイト2側で各副サイト3のURLを変更し、変更したURLをURL変更手段12によって各副サイト3に通知する。
副サイト3では、副サイトURL変更手段9が通知されたURLに従って自らのURLを書き換えるようにする。
この変形例によれば、主サイト2が一義的に副サイト3のURLを変更するので、通知が確かに行われれば、主サイト2と副サイト3のURLの不一致を防止することができる。
また、この変形例によれば、主サイト2側で不定期に副サイト3のURLを変更することも可能であり、より柔軟で不正アクセスに対して強固なシステムを構築することができる。
次に本発明の第二の実施形態について以下に説明する。
図4にこの実施形態の構成を示す。
図4に示すように、本実施形態は物理的な構成という意味では図1と変わらない。ただし、本実施形態では、主サイト22から副サイト23へ接続するとき、あるいは副サイト23から主サイト22へ再接続するときに、連係情報を受け渡していくようにしている。
連係情報というのは、一つのサイトから別の関連サイトに接続を変えるときに、同一のインターネット情報サービスシステム21のグループ内から受け渡されたユーザーであることを確認するための情報である。
連係情報は、ユーザー識別情報とセッション情報とリンク元サイト情報とを含む。ユーザーがあるサイトから関連サイトに接続を変える場合には、リンク元のサイトはそれまでの連係情報の末尾に自らのサイトの識別情報を追加して連係情報として次に関連サイトに送信させる。これにより、連係情報を受け取ったサイトは、最初に付された本サイトのユーザー認証(セッション情報に含まれている)とそのユーザーが経由したサイトから、そのアクセスが正規のユーザーによるアクセスであることを確認することができる。
連係情報に含まれるセッション情報というのは、ログオンしたユーザーの一連の処理を特定する情報であって、インターネット情報サービスシステム21にログオンしてから当該システムの関連サイト群からログオフするまでの一連の処理を識別する識別情報である。
セッション情報は、同一のユーザーであっても、ログオンする度に異なるセッション情報が付与される。
次に本実施形態の各サイトの内部構成とそれらの処理の流れについて以下に説明する。
図5に本実施形態のインターネット情報サービスシステム21における主サイト22と副サイト23とユーザーコンピューター24の構成とそれらの処理の流れを示す。
図5に示すように、主サイト22はユーザー認証手段25と、主サイト連係情報付加手段26と、主サイト連係情報処理手段27と、セッション情報データベース28と、課金レートデータベース29とを有している。
ユーザー認証手段25は、最初に主サイト22にアクセスしたユーザーに対してユーザー認証を行う手段である。
セッション情報データベース28は、セッション情報を記憶管理するデータベースである。
主サイト連係情報付加手段26は、ユーザーが主サイト22から副サイト23に接続を変更する場合に、ユーザー識別情報とセッション情報とリンク元サイト情報(本サイト22の識別情報)とを含む連係情報を生成し、暗号化してユーザーコンピューター24に送ってユーザーコンピュータ24上にそのブラウザ34と連動する連係情報ファイル35を形成する手段である。
主サイト連係情報処理手段27は、ユーザーから再アクセスがあった時に連係情報を復号化し、セッション情報データベース28を参照して当該ユーザーの再アクセスを許否する手段である。
課金レートデータベース29は、各副サイト23の個別の課金レートを記憶管理するデータベースである。課金レートを別途用意したテーブル等によって管理する場合には、課金レートデータベース29を省略することができる。
副サイト23は、副サイト連係情報付加手段30と、副サイト連係情報処理手段31と、コンテンツ32と、関連サイトデータベース33とを有している。
副サイト連係情報処理手段31は、ユーザーからアクセスがあった時に連係情報を復号化し、アクセスを許否する手段である。
副サイト連係情報付加手段30は、ユーザーが他の関連サイト(この場合は主サイト22)にアクセスしようとする時に、それまでの連係情報にリンク元サイト情報(副サイト23の識別情報)を付加する手段である。
関連サイトデータベース33は、同一のインターネット情報サービスシステム21に含まれる関連サイトの識別情報を記憶管理するデータベースである。
関連サイトデータベース33は、セッション途中で外部のサイトにアクセスしたユーザーのアクセスを排除するために特に厳重に設けたものであるので、セキュリティの程度によりこれを省略することができる。
ユーザーコンピューター24は、コンテンツ閲覧のためのブラウザー34と、連係情報ファイル35とを有している。
連係情報ファイル35は、上記主サイト連係情報付加手段26や副サイト連係情報付加手段30によって生成され、ブラウザー34と連動する送信される連係情報を記録したファイルである。
上記構成に基づいて次にこのインターネット情報サービスシステム21の処理の流れについて説明する(図5参照)。
ユーザーは最初に主サイト22にアクセスする。
主サイト22のユーザー認証手段25は、ユーザーにパスワード等を入力させ、正規のユーザーであるか否かを判断する。
ユーザー認証手段25が正規のユーザーであると判断した場合にのみ、セッション情報が生成され、セッション情報データベース28に書き込まれる。
セッション情報には、好ましくはユーザーがログオンした時間を含むようにする。
ユーザーが主サイト22から所定の副サイト23に接続を変更しようとする場合、ユーザーによるリンク用ボタンのクリックを主サイト連係情報付加手段26が検知する。主サイト連係情報付加手段26は、連係情報を生成して、これを暗号化して当該ユーザーコンピューター24に送信し、ユーザーコンピューター24上にブラウザー34と連動する連係情報ファイル35を生成する(図5における矢印(a))。
連係情報は、上述したように、ユーザー識別情報とセッション情報と主サイト22の識別情報とを含むようにする。
ユーザーコンピューター24が新たにリンク先の副サイト23に接続を試みるときは、当該副サイト23のへのアクセス要求とともに連係情報が副サイト23に送信される(図5における矢印(b))。
副サイト23では、副サイト連係情報処理手段31が、連係情報を復号化し、連係情報に正しいセッション情報が含まれかつ経由したサイトの識別情報がすべて正規の関連サイトの識別情報のみである場合にのみアクセスを許可する。
なお、セッション情報の正しさは、正しいユーザーを示す特定のデータや、セッション情報に含まれている時間によって、チェックする。
最初のユーザー認証時間からあまりにも長く時間が経過したユーザーのアクセスは、不正なアクセスと判断して排除するようにする。
副サイト連係情報処理手段31によってアクセスを許可されたユーザーは、コンテンツ32を閲覧した後、他の副サイトに接続を望む場合、及び、セッションを終了しようとする場合は、主サイト22に接続を変更させられる。
主サイト22への接続変更が要求された場合は、副サイト連係情報付加手段30がその要求を検知し、それまでの連係情報に自分の識別情報(副サイト23の識別情報)を追加し、暗号化してユーザーコンピューター24に送信し、ユーザーコンピューター24上の連係情報ファイル35を書き換える(図5における矢印(c))。
この書き換えられた連係情報、ユーザーによる主サイト22への再アクセス要求とともに主サイト22に送信される(図5における矢印(d))。
主サイト22では、主サイト連係情報処理手段27が、連係情報を復号化し、セッション情報データベース28を参照して当該ユーザーの再アクセスを許否する。
連係情報のチェックは、すでに説明したように、最初のユーザー認証から経過時間や、当該ユーザーが経由した関連サイト等による。
ユーザーがセッションの終了を要求している場合は、セッション情報に当該ユーザーが閲覧したすべての関連サイトとそれらの接続時間をセッション情報データベース28に書き込んで、当該セッションが正常に終了した識別情報を記録する。
このセッション情報は、後に課金の計算に使用される。ユーザーが閲覧した関連サイト、その接続した時間等により、課金レートデータベース29を参照して個別の課金レートで金額を計算し、別途課金するようにする。
以上の処理から明らかなように、本実施形態のインターネット情報サービスシステム21によれば、主サイト22からのリンクであれば、ユーザーは問題なく副サイト23にアクセスすることができるが、主サイト22を介さずに副サイト23にアクセスしようとすれば、副サイト連係情報処理手段31が正規のユーザーによるアクセスと認めず、アクセスが許可されない。
副サイト23は、主サイト22を介してアクセスするユーザーは主サイト22の認証手段25によって認証済みのユーザーであることが保証され、再度ユーザー認証を行うことなく、ユーザーのアクセスを許可あるいは許否することができる。
ユーザーにとってみれば、関連サイトにアクセスする度にパスワードの入力を求められる煩雑を避けることができるのである。
また、本実施形態によれば、主サイト22で、ユーザーがアクセスした関連サイトの履歴を把握できるので、各関連サイト(副サイト23)ごとに異なる課金レートを適用することができる。
したがって副サイト23にとってみれば、より付加価値の高い情報提供へのインセンティブが与えられ、全体として質の高い情報提供サービスを行うインターネット情報サービスシステム21を実現することができる。
本発明の第一実施態様によるインターネット情報サービスシステムの構成を示した図。 本発明の第一実施態様によるURL変更をするための主サイトおよび副サイトの構成を示したブロック図。 本発明の第一実施形態の変形例によるURL変更をするための主サイトおよび副サイトの構成を示したブロック図。 本発明の第二実施形態によるインターネット情報サービスシステムの構成を示した図。 本発明の第二実施形態による主サイトと副サイトの構成とその処理の流れを示したブロック図。
符号の説明
1 インターネット情報サービスシステム
2 主サイト
3 副サイト
4 ユーザーのコンピューター
5 インターネット
6 認証手段
7 主サイトURL変更手段
8 副サイトURLデータベース
9 副サイトURL変更手段
10 URL変更アルゴリズム
11 元データ
12 URL変更手段
21 インターネット情報サービスシステム
22 主サイト
23 副サイト
24 ユーザーのコンピューター
25 ユーザー認証手段
26 主サイト連係情報付加手段
27 主サイト連係情報処理手段
28 セッション情報データベース
29 課金レートデータベース
30 副サイト連係情報付加手段
31 副サイト連係情報処理手段
32 コンテンツ
33 関連サイトデータベース

Claims (2)

  1. ユーザーが最初にアクセスするWebページを有し、インターネットを介してユーザーに情報提供サービスを行う主サイトと、前記主サイトのWebページにリンクされ、主サイトの情報提供サービスに関連する情報提供サービスを行う副サイトとからなる複数の関連サイトで情報提供を行うインターネット情報サービスシステムであって、
    前記主サイトは、ユーザー認証手段と、ログオンしたユーザーの一連の処理を識別するセッション情報を記憶管理するセッション情報データベースと、ユーザー識別情報とセッション情報とリンク元サイト情報とを含む連係情報を暗号化してユーザーのコンピューターに送ってユーザーのコンピューター上にそのブラウザと連動する連係情報ファイルを形成する主サイト連係情報付加手段と、ユーザーから再アクセスがあった時に連係情報を復号化し、前記セッション情報データベースを参照して当該ユーザーの再アクセスを許否する主サイト連係情報処理手段と、を有し、
    前記副サイトは、ユーザーからアクセスがあった時に連係情報を復号化し、アクセスを許否する副サイト連係情報処理手段と、ユーザーが他の関連サイトにアクセスしようとする時にそれまでの連係情報にリンク元サイト情報を付加する副サイト連係情報付加手段と、を有することを特徴とするインターネット情報サービスシステム。
  2. 前記副サイトはそのサイトでの処理の終了後、ユーザーに前記主サイトに再接続させ、前記主サイトはユーザーがアクセスした副サイトの履歴を前記セッション情報データベースに記録し、ユーザーがアクセスした副サイトの種類と時間に応じて個別のレートの課金を行うことを特徴とする請求項1に記載のインターネット情報サービスシステム。
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