JP3833280B2 - 光学部品 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、光ファイバ増幅器等の光回路に用いられ、光ファイバ内を伝搬する光を低損失・高信頼性で分岐・合波でき、しかもその小型化が図れる光学部品に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、光ファイバ通信システムにおいては、光ファイバの損失による光信号の減衰を補償するために、一定距離毎に中継器を設けて光信号を増幅している。そして光信号を増幅する方法として、光信号を直接増幅する光増幅器が開発されている。
【0003】
この種の光信号増幅器の1つとして、希土類元素(Er,Nd,Yb等)をドープした光ファイバと励起光を組み合わせたものがある。即ち、例えばErドープ光ファイバに、波長1.55μmの信号光と、波長0.98μm又は1.48μmの励起光を導入すると、光の誘導放出が生じ、信号光のパワーが光ファイバに沿って次第に大きくなり信号光の増幅が行われるのである。
【0004】
なおErドープ光ファイバの入力側から励起光を合波させることを前方励起といい、またErドープ光ファイバの出力側から励起光を逆方向に合波させることを後方励起といい、いずれの方法によっても信号光の増幅ができる。
【0005】
図9はErドープ光ファイバに入力する信号光に励起光を合波させる従来の前方励起用の光回路の構造を示す図である。
【0006】
同図に示す光回路構造において、光ファイバ81内を伝搬してきた信号光λ1はモニター光分岐用の分岐器83に入力される。そしてその光の多くは光ファイバ85に出力されて接続補強部材91,光ファイバ92を通ってインライン型の光アイソレータ87に入力されるが、その光の一部は光ファイバ89に分岐されて接続補強部材93を通って光ファイバ95から図示しないモニター用の受光素子に導かれ、信号光λ1の強度が測定される。
【0007】
光アイソレータ87は、代表的には、2枚の複屈折素子,ファラデー回転子,半波長板,円筒磁石で構成され、入射部の複屈折素子で入射光を常光と異常光に分離して異なる光路を通過させ、出射部の複屈折素子で異なる光路の常光と異状光を合成して出射し、これとは反対側からの戻り光は前記入射部の複屈折素子で分離、放射するタイプのものである。
【0008】
一方インライン型光アイソレータ87を通過した信号光λ1は光ファイバ97,接続補強部105,光ファイバ106を通って合波器99に導入される。一方光ファイバ101からは励起光λ2が入力され、接続補強部材103と光ファイバ104を通って合波器99に導入され、前記信号光λ1と合波されて光ファイバ107に出力される。光ファイバ107は図示しないErドープ光ファイバに接続されており、前記信号光λ1は該Erドープ光ファイバ内において増幅される。
【0009】
なお前記モニター用の受光素子によって測定された信号光λ1の強度に応じて、前記励起光λ2の強度が増減され、信号光λ1の増幅度が調整される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記構造の光回路においては、分岐器83で分岐された光ファイバ85,89の他の光ファイバ92,95への接続には、融着スプライス接続が用いられるが、融着スプライス接続による接続部は強度が弱く、その信頼性確保のためには、該接続部は接続補強部材91,93によって補強しておかなければならない。
【0011】
しかしながら接続補強部材91,93によって補強すると、その分製造工程が多くなってしまい製造コストの低減化が図れないばかりか、この接続補強部材91,93を設置するためのスペース(具体的には長さ30〜40mm程度)も必要となってしまいその小型化が図れない。
【0012】
また該接続補強部材91,93に過重がかからないようにするために、光ファイバ89,92を曲げてループを形成しているが、ファイバ曲げ半径は30mm以上としておく必要があり、その分のスペースが必要となり、この点からも小型化が図れない。
【0013】
また接続補強部材91,93においては、光ファイバ間を接続することによって光の結合損失が生じてしまう。
【0014】
これらの問題点は、合波器99に接続した光ファイバ97,104,106においても同様に生じる。
【0015】
一方分岐器83と光アイソレータ87と合波器99はそれぞれ独立しており、その接続は光ファイバ85,92,97,106によって行われるので、各光学部品83,87,99の長さ寸法の他に、光ファイバ85,92,97,106の長さ寸法だけのスペースが必要となり、この点からも回路の小型化が図れなかった。なお具体的に言えば、分岐器83と合波器99の長さは40〜60mm程度である。
【0016】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、光アイソレータ等の光機能部品に取り付けられ、光を分岐する機能や合波する機能を有する光学部品の構造の簡素化,小型化,低損失化を図ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明は、光ファイバの一端がフェルールの細孔に挿入保持されるとともに、このフェルール保持部の近傍に他の光ファイバと融着延伸接続せしめて両光ファイバ間で光の合波または分岐をさせるファイバ融着部が形成され、これらフェルールとファイバ融着部とがケース内に収納固定され、該ケースを光アイソレータ機能を有する非相反光学素子に機械的に接続するとともに前記フェルールに保持する光ファイバと前記非相反光学素子とを光学的に接続せしめることとした。
【0018】
【作用】
この光学部品を非相反光学素子等の光機能部品に取り付けて構成される光複合モジュールの小型化が図れる。
【0019】
具体的に図9に示す従来例と比較すれば、従来例に示す30〜40mmの接続補強部材91,105が不要となり、また直径60mm以上のループを形成する光ファイバ85,92と光ファイバ97,106(全光ファイバ長約500mm)が不要となり、さらに40〜60mmの分岐器83や合波器99が光アイソレータ87と一体化されてそれら自身が短くなる。
【0020】
またファイバ融着部によって分岐器又は合波器が構成されるため、光回路内の接続部端面反射が少なく、減衰,損失を低減化できる。これによってこの光学部品を使用する光学機器の信号光の雑音特性の向上、利得特性の向上が図れる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の1実施例にかかる光学部品を示す図であり、同図(a)は概略縦断面図、同図(b)は同図(a)のA−A横断面図、同図(c)は外観図である。
【0022】
同図に示すようにこの実施例にかかる光学部品は、光ファイバ増幅器の前方励起用の光学部品であり、光分岐器10と、インライン型光アイソレータ機能を有する非相反光学素子40と、光合波器50とを一体に複合化することによって構成された光複合モジュールである。そして光分岐器10には信号光λ1を入力する光ファイバ71と、励起光λ2を入力する光ファイバ73とが導入され、また光合波器50からは信号光λ1と励起光λ2の合波光を出力する光ファイバ75と、モニター光を出力する光ファイバ77とが導出されている。以下各構成部品について説明する。
【0023】
ここで図2は前記光分岐器10の部分を拡大して詳細に示す図であり、同図(a)は縦断面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は同図(a)のB−B横断面図である。
【0024】
同図に示す光分岐器10において、入力信号用の光ファイバ71の一端は円柱状のフェルール11内に保持されている。このとき光ファイバ71の端面はフェルール11の右側端面と同一面となっている。またフェルール11近傍の光ファイバ71中には、モニター用の光ファイバ77の端部近傍が融着延伸接続されたファイバ融着部78が設けられている。このファイバ融着部78は半円柱状の基板13上に接着剤15によって固定されており、また該基板13上には半円筒状のカバー17(同図(c)参照)が取り付けられている。
【0025】
そしてこれらフェルール11と基板13及びカバー17は、円筒状のスリーブ19内に収納されており、さらに該スリーブ19は収納ケース21内に収納固定されている。ここでフェルール11と基板13とスリーブ19と収納ケース21全体を補強部材と呼ぶ。
【0026】
また収納ケース21の非相反光学素子40側端部近傍内には結合レンズ27が取り付けられている。この結合レンズ27の光軸と前記光ファイバ71の光軸とは貫通孔29を介して一致せしめられており、該結合レンズ27によって光ファイバ71と図1に示す非相反光学素子40とは光学的に接続されている。なおこの結合レンズ27としては、非球面レンズ、ロッドレンズ等が用いられる。
【0027】
ところで収納ケース21の下面側にはスリット31が設けられ、また前記スリーブ19の下面側には前記モニター用の光ファイバ77を挿通するための長孔33が設けられ、さらに前記フェルール11の下側にも前記光ファイバ77を挿通するための凹部35が設けられている。
【0028】
そしてモニター用の光ファイバ77は、フェルール11の凹部35とスリーブ19の長孔33と収納ケース21のスリット31を通って非相反光学素子40方向に導出されている。
【0029】
また収納ケース21の入力側端面からはそのスリット31内に励起光λ2を入力する光ファイバ73が導入され、光ファイバ77と平行になってそのまま非相反光学素子40方向に導出されている。なお2本の光ファイバ73,77の間には何ら光の干渉はなく、光ファイバ73は単に収納ケース21を通過するだけである。
【0030】
次に図1に示す光合波器50もこの光分岐器10と全く同一(対称)の構造を有している。具体的には、図1に示すように、信号光λ1と励起光λ2の合波光を出力する光ファイバ75の一端をフェルール51内に保持し、またフェルール51近傍の光ファイバ75中には光ファイバ73の端部近傍が融着延伸接続されてファイバ融着部79が設けられている。このファイバ融着部79は基板53上に固定されている。
【0031】
そしてフェルール51と基板53は、円筒状のスリーブ(図示せず)内に収納され、さらに該スリーブは収納ケース55内に収納固定されている。また収納ケース55の非相反光学素子40側端部近傍には結合レンズ57が取り付けられている。結合レンズ57の光軸と前記フェルール51に固定された光ファイバ75の光軸とは一致せしめられており、該結合レンズ57によって光ファイバ75と非相反光学素子40とは光学的に接続されている。
【0032】
なお前記光ファイバ73は、収納ケース55の下側に設けたスリット59を通して光ファイバ75に接続されており、また光ファイバ77も該スリット59を通して外部に導出されている。
【0033】
次に非相反光学素子40は、図1に示すようにインライン型であり、一方の光は透過し、反対側からの光は分離,放射させるものである。そしてその両端には前記光分岐器10の収納ケース21と光合波器50の収納ケース55をそれぞれ挿入するための筒状部41,43が設けられている。また非相反光学素子40のケース44内には、図1(b)に示すように、例えば複数の複屈折板,ファラデー回転子,1/2波長板からなる光学素子45と該光学素子45を励磁するための磁石47が収納されており、またその下側には前記2本の光ファイバ73,77を通過させるためのスリット49が設けられている。
【0034】
以上のようにこの光学部品は、光分岐器10と光合波器50をプリズム類でなく、ファイバ融着延伸型によって構成し、しかもファイバ融着部78,79を取り付ける基板13,53の固定と、非相反光学素子40の結合レンズ27,57の固定とを1つの収納ケース21,55で共用している。
【0035】
つまり非相反光学素子40両側の結合レンズ27,57の固定部に光分岐器10と光合波器50とを直接形成しているので、これら各光学部品を従来例のように個別に接続実装する必要がなく、その分小型化が可能になる。簡単に言うならば、ほぼ通常のインライン型光アイソレータの大きさで、光アイソレータ機能と、分岐,合波機能の複合機能を持った光複合モジュールが構成できるのである。
【0036】
また上記実施例においては、非相反光学素子40のケース44の下側にスリット49を設けるとともに、収納ケース21,55の下側にそれぞれスリット31,59を設けたので、4本の光ファイバ71,73,75,77はいずれもこの光学部品内に収納でき、その両端面から引き出すことができる。
【0037】
ここで図3は図1に示す光学部品の光回路構成図である。同図に示すようにこの光学部品から導出された光ファイバ75は、Erドープ光ファイバ100に接続される。
【0038】
以下図1〜図3を用いてこの光学部品の作用を説明する。
光ファイバ71から入射された信号光λ1は、先ずファイバ融着部78に入り、その一部の光がモニター用の光ファイバ77に分岐される。モニター光と信号光の分岐比としては、通常、1:99〜10:90の間とされる。本発明のようにファイバ融着型で光分岐器10を構成した場合は、その分岐比の波長依存性は小さく、安定した特性が得られる。
【0039】
モニター用の光ファイバ77内に一部分岐された光(モニター光)は、該光ファイバ77によって収納ケース55のスリット59から外部に導出されて図示しない信号光モニター用の受光素子に導かれる。
【0040】
一方分岐されずに光ファイバ71の一端に到った信号光λ1は、該一端面から出射され、結合レンズ27に入射し、非相反光学素子40内に導入される。
【0041】
非相反光学素子40内に導入された信号光λ1は、該非相反光学素子40内で直交した偏光(常光,異状光)に分離され、出力側の複屈折板によって合成された後、出射され、出力側の結合レンズ57に入射され、光ファイバ75に結合される。
【0042】
光ファイバ75に入射した信号光λ1は、ファイバ融着部79において、光ファイバ73から入力された励起光λ2と合波され、その後この光学部品から外部に出力される。
【0043】
本発明においては信号光λ1と励起光λ2の合波にファイバ融着部79を用いたので、例えば信号光λ1の波長が1.55μmで、励起光λ2の波長が0.98μmで離れている場合、該ファイバ融着部79の結合長を短くすることができ、また波長変動に対しても合波特性の変化しないものが構成できる。
【0044】
そして信号光λ1と励起光λ2が合波された光は、図3に示すように、Erドープ光ファイバ100内に入射される。そして前述のように光の誘導放出が生じて、信号光λ1のパワーがErドープ光ファイバ100に沿って次第に大きくなり増幅されるのである。
【0045】
上記実施例は、本発明にかかる光学部品を光ファイバ増幅器の前方励起に応用した例として、入力側に光分岐器10を、出力側に光合波器50を実装して構成したものを示したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば以下のように構成することもできる。
【0046】
(1)前方励起方式
(a) 非相反光学素子40+光合波器50
図4に示すように、信号光λ1を入力する光ファイバ71と、励起光λ2を入力する光ファイバ73と、非相反光学素子40と、光合波器50と、信号光λ1と励起光λ2の合波光を出力する光ファイバ75とを具備する光学部品である。即ち上記図1〜図3に示す光学部品から光分岐器10とモニター光を出力する光ファイバ77を除いた構造である。
【0047】
(b) 光分岐器10+非相反光学素子40
図5に示すように、信号光λ1を入力する光ファイバ71と、モニター光を出力する光ファイバ77と、光分岐器10と、非相反光学素子40と、光ファイバ75とを具備する光学部品である。即ち上記図1〜図3に示す光学部品から光合波器50と、励起光λ2を入力する光ファイバ73を除いた構造である。この場合、光ファイバ75中に励起光λ2を合波する合波機構200を設ける。
【0048】
(2)後方励起方式
(a) 光合波器201+非相反光学素子207+双方向分岐器213
図6に示すように、Erドープ光ファイバ100に接続された光ファイバ203内を伝搬されてきた信号光λ1(下記する励起光λ2によって増幅されている)と光ファイバ205内を伝搬する励起光λ2とをファイバ融着部によって合波せしめる光合波器201と、非相反光学素子207と、信号光λ1を出力する光ファイバ209に光ファイバ211をファイバ融着部によって接続して出力モニター光と反射モニター光を分岐する双方向分岐器213とを具備する光学部品である。
【0049】
(b) 光合波器201+非相反光学素子207+分岐器215
図7に示すように、Erドープ光ファイバ100に接続された光ファイバ203内を伝搬されてきた信号光λ1(下記する励起光λ2によって増幅されている)と光ファイバ205内を伝搬する励起光λ2とをファイバ融着部によって合波せしめる光合波器201と、非相反光学素子207と、信号光λ1を出力する光ファイバ209に光ファイバ211をファイバ融着部によって接続して出力モニター光を分岐する分岐器215とを具備する光学部品である。
【0050】
(c) 光合波器201+非相反光学素子207
図8に示すように、Erドープ光ファイバ100に接続された光ファイバ203内を伝搬されてきた信号光λ1(下記する励起光λ2によって増幅されている)と光ファイバ205内を伝搬する励起光λ2とをファイバ融着部によって合波せしめる光合波器201と、非相反光学素子207と、信号光λ1を出力する光ファイバ209とを具備する光学部品である。
【0052】
また上記実施例においては、光ファイバの一端及びファイバ融着部を保持する補強部材として、フェルール,基板,スリーブ,収納ケースを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構造のものであっても良い、即ち要は光ファイバの一端及びこれに形成したファイバ融着部を一体に固定できる構造の補強部材であれば、どのような構造の補強部材でも良い。
【0053】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかる光学部品によれば、以下のような優れた効果を有する。
(1)この光学部品を非相反光学素子に取り付けて構成される光複合モジュールの小型化が図れる。
【0054】
▲2▼分岐器又は合波器がファイバ融着型で構成されているため、光回路内の接続部端面反射が少なく、減衰,損失を低減化できる。これによってこの光学部品を使用する光学機器の信号光の雑音特性の向上、利得特性の向上が図れる。
【0055】
▲3▼必要とする分岐や合波の機能は、光機能部品に取り付けるこの光学部品の機能の選択によって任意に設定可能であり、従って必要とされる複合機能の組合せが容易に行える。
【0056】
▲4▼光学調整は、通常のインライン型光アイソレータと同様、一対の結合レンズ系のみで済み、その組立て,調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる光学部品を示す図であり、同図(a)は概略縦断面図、同図(b)は同図(a)のA−A横断面図、同図(c)は外観図である。
【図2】光分岐器10の部分を拡大して詳細に示す図であり、同図(a)は縦断面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は同図(a)のB−B横断面図である。
【図3】図1に示す光学部品の光回路構成図である。
【図4】本発明の他の実施例を用いた光回路構成図である。
【図5】本発明の他の実施例を用いた光回路構成図である。
【図6】本発明の他の実施例を用いた光回路構成図である。
【図7】本発明の他の実施例を用いた光回路構成図である。
【図8】本発明の他の実施例を用いた光回路構成図である。
【図9】従来の前方励起用の光回路の構造を示す図である。
【符号の説明】
10 光分岐器
11,51 フェルール(補強部材)
13,53 基板(補強部材)
19 スリーブ(補強部材)
21,55 収納ケース21(補強部材)
27,57 結合レンズ
40 非相反光学素子(光機能部品)
50 光合波器
71,73,75,77 光ファイバ
78,79 ファイバ融着部
100 Erドープ光ファイバ
Claims (4)
- 光ファイバの一端がフェルールの細孔に挿入保持されるとともに、このフェルール保持部の近傍に他の光ファイバと融着延伸接続せしめて両光ファイバ間で光の合波または分岐をさせるファイバ融着部が形成され、これらフェルールとファイバ融着部とがケース内に収納固定され、該ケースを光アイソレータ機能を有する非相反光学素子に機械的に接続するとともに前記フェルールに保持する光ファイバと前記非相反光学素子とを光学的に接続したことを特徴とする光学部品。
- 前記ケースには、前記他の光ファイバを外部の、非相反光学素子方向に導出せしめる開口部が具備されていることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
- 前記光ファイバ融着部が基板に固定され、この基板と前記フェルールとがケース内に収納固定されていることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
- 前記ケース内において、前記フェルールの先端部近傍の光軸上にレンズが配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
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