JP3832723B2 - Fire hydrant equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネルなどに設置されて車両火災の消火に使用される消火栓装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネルに設置された消火栓装置としては、例えば図10のようなものが知られている(特開2001−95940等)。
【0003】
この消火栓装置100は、ノズル102の付いたホース103が筐体内に内巻きに収容されており、火災時に扉101を開きノズル102を持ってホース103を引き出して消火する。このホース引出しの際に、ホース103が必要以上に出てくるのを防ぐため、扉101の内側にホースガイド104を設け、ホースガイド104を通してホース103を引き出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年にあっては、トンネル内に設置する消火栓装置についても、デザインの重視などから小型化の要求が高まってきている。またトンネルにおいては走行の快適性を追求するため、消火栓装置の設置位置をドライバーの目線近くまで下げるようなケースも今後出てくることが予想される。
【0005】
しかしながら、このように消火栓装置が道路面近くの高さに設置される場合、特に図10のようなホースを筐体内に内巻きした構造の消火栓装置にあっては、ホースを引き出すとき、ホースの収納高さに対し人がホースを持つ高さの方が高いため、ホースガイドにホースが強く擦れ、引出し力が大きくなるという問題がある。
【0006】
本発明は、設置位置が低くなってもホースの引き出しが適切にできるようにした消火栓装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するため手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、筐体内にノズル付きホースを内巻きにして収容し、消火時に筐体の扉を開いて前記ノズル付きホースを引き出して消火する消火栓装置において、扉内側に設けられ前記ホースを挿通するホースガイドと、扉を、下側を回転軸に90度開く前の斜め上向きの第1位置と、90度開いた第2位置の2段階の開放位置を有する扉開閉機構と、を備え、ホースを引き出す際に、扉が前記第1位置で停止し、ホースガイドを床面より所定高さの位置とすることを特徴とする。
このように伸縮可能なホースガイドとすることによって、人がホースを持つときの高さとホースガイドとの高さの差を狭め、摩擦抵抗を低減することによって、引き出し力の増加を防止し、このように通常は90度開く扉を、途中まで開いた位置でとまるように開放位置を決めることによって、人がホースを持つときの高さとホースガイドとの高さの差を最小にし、摩擦の低減して引き出し力の増加を防止し、人がホースを持つときの高さとホースガイドとの高さの差を最小とし、摩擦抵抗を低減することによって,引き出し力の増加を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による消火栓装置の正面図である。図1において、本発明の消火栓装置1は架台3の上に筐体2を乗せており、筐体2のサイズは、高さ方向の小型化を図るため、例えば架台3を含む高さが約70cmで、横幅が例えば2.26m程度とし、従来の消火栓装置に比べると、横長の形状を持っている。
【0012】
消火栓装置1の筐体2の前面には、下部を軸として下開きする消火栓扉4と、同じく下部を軸として手前に開く消火器扉5が設けられている。また消火器扉5に対しては、筐体2の上面に消火器上扉6が設けられており、連動して上開きに開くようにしている。
【0013】
消火栓扉4の内部には後の説明で明らかにするように、先端にノズルを装着したホースを筐体内に内巻き状態で収納しており、消火栓扉4を開いてノズルを引き出し、扉内に設けている消火栓弁開閉レバーを操作することで消火ポンプ設備を起動して放水を行うことができる。
【0014】
消火栓扉4には開閉ハンドル4aが設けられ、開閉ハンドル4aを引くことで消火栓扉4を下側を回転軸に前方に開放することができる。この消火栓扉4の開放位置は、本発明の実施形態にあっては、後の説明で明らかにするように90°より手前の所定位置となる第1位置と、90°開いた第2位置との2段階の開放位置を持っている。
【0015】
また消火器扉5には開閉ハンドル5aが設けられ、開閉ハンドル5aを引くことで、消火器扉5は下側を回転軸に前方に斜め上向きの状態に開放することができる。この消火器扉5の開放に伴い、消火器上扉6が連動して斜め上方に開放し、消火器上扉6と消火器扉5の上向きの開口部から内部の消火器を取り出すことができる。
【0016】
消火器扉5と消火栓扉4の間には、手動発信機7a、赤色表示灯7b及び応答ランプ7cが設けられている。トンネル内での火災事故の際には、手動発信機7aのボタン操作により監視室などに非常通報ができ、非常通報の確認が行われると応答ランプ7cが点滅する。赤色表示灯7bは、消火栓装置1の設置位置を示している。この火災灯7bについても、非常通報に対し通常の点灯状態から点滅状態に切り替えるようにしても良い。
【0017】
図2は図1に示した本発明の消火栓装置1のトンネル内における設置状態の例である。この設置例にあっては、トンネル側壁8に沿った通路9aに対し、20〜30cm程度の段差をもって路面9bが施工されている。この通路9a上には本発明の消火栓装置1が設置されている。
【0018】
車両火災の際には通路9aに上って消火栓装置1の扉を開いてノズル付きホースを引き出すこととなり、消火栓装置1は約70cmであることから、扉を開いたときのホースの引出し位置は、もし扉が90°開いた場合には通路9aに近くなるが、本発明にあっては後の説明で明らかにするように、扉の開放位置を可能な限り人の持つホースの高さの位置に近づけるように構成している。
【0019】
図3は図1の消火栓扉を外して内部構造を示した説明図である。消火栓扉の内部には支持パイプ10とホース収納枠11により形成されたホース収容部が設けられており、このホース収容部の中に保形タイプのホース12を内巻き状態で収納している。
【0020】
図4は図3のホース収容部を取り出している。このホース収容部はU字型の支持パイプ10の上部を筐体2内に固定しており、支持パイプ10の側部から上部に開放した箱型にホース収納枠11を取り付けており、このホース収納枠11の中に、図3のように保形タイプのホース12を内巻き状態で収納している。
【0021】
再び図3を参照するに、ホース収容部の右側には給水栓13aを備えた給水弁13が設けられ、給水栓13aにホースを接続して給水弁13のハンドルを回すことで給水ができる。この給水弁13の背後には、後の説明で明らかにするように給水接続口が設けられ、下部から立ち上げられた給水配管が接続され、消火ポンプ設備からの加圧消火用水を供給することができる。
【0022】
給水弁13に続いては消火栓弁14が設けられる。消火栓弁14は後の説明で明らかにする扉内側の消火栓開放レバーとワイヤー接続されており、レバー操作に伴って消火栓弁14を開き、ホース12側に加圧消火用水を供給できる。消火栓弁14に続いては自動調圧弁15が設けられる。自動調圧弁15の出口側には安全弁16が設けられ、所定圧を超えた場合に安全弁16が作動して排水するようにしている。
【0023】
安全弁16に続く配管路は、左側のホース収納枠11に内巻き状態で収納したホース12の端部が接続される。またホース収納枠11の右側には、後の説明で明らかにする消火栓扉を開いた際の衝撃吸収のための緩衝用ダンパー18が設けられている。緩衝ダンパー18の右側の筐体内にはポンプ起動スイッチ17が設けられており、手動操作によってポンプ起動を可能としている。筐体2の左側に配置した消火器扉の内側には2本の消火器19が収納されている。
【0024】
図5は図1の消火栓装置1の消火栓扉4を開いた状態の内部構造の平面図である。消火栓扉4と筐体2との間には緩衝用ダンパー18が設けられ、消火栓扉4を滑らかに開放できるようにしている。消火栓扉4は下部を中心とした回転軸を備えたラッチ付きヒンジ22で支持されている。
【0025】
このラッチ付きヒンジ22は、消火栓扉をハンドル操作で最初に開いた際には、図6の側面図に示すように、90°開放した消火栓扉4aの位置に対し、それより手前の斜め上向きの第1位置に開放するラッチ機能を備えている。また図6の90°手前の最初の開放位置でラッチ付きヒンジ22のラッチを解除すると、90°開いた消火栓扉4aの第2位置に開くことができる。
【0026】
消火栓扉4の内側の右側部分には消火栓弁開閉レバー23が設けられている。消火栓弁開閉レバー23を手前に操作すると、ワイヤー連結された図3の消火栓弁14が開放位置に切り替わる。このときレバー下部に設けているポンプ起動用連動スイッチ(図示せず)がオンし、消火ポンプ設備のポンプ起動を行うことができる。
【0027】
ノズル21からの放水を停止したい場合には、消火栓弁開閉レバー23を図示の初期位置に戻せば良く、これによりワイヤー連結されている消火栓弁14が閉鎖位置に切り替えられる。同時に、レバーを初期位置に戻すと、レバー下部に設けているポンプ起動用連動スイッチがオフする。消火ポンプの停止は消火ポンプ設備に設けているポンプ制御盤のスイッチ操作で行う。
【0028】
筐体2のホース収納枠11の中に内巻き状態で収納した保形タイプのホース12は、U字型に形成した支持パイプ10の間を通って扉側に引き出されており、更に消火栓扉4の内側に設けた逆U字型のホースガイド20を通してノズルへの接続が行われている。
【0029】
消火栓扉4の内側に設けたホースガイド20は、図6の側面図に示すように、ハンドルにより消火栓扉4を開くと、90°開いた消火栓扉4aの第2位置に対し手前の斜め上向きの第1位置に開き、これによって消火栓扉4の内側に設けているホースガイド20の床面からの高さHを、人がノズル付きホースを消火栓装置1から引き出す際のホースを持っている高さとの差を最小限に抑えるようにしている。
【0030】
更に本発明のホースガイド20は、図7に示す伸縮機構を備えている。図7において、ホースガイド20はパイプ部材で作られた逆U字型のガイドアーム24の両端に、伸縮取付部25を介して消火栓扉4に装着している。伸縮取付部25は消火栓扉4側に固定する固定金具25aと、固定金具25aに対し軸方向に進退自在な抜け止めされた伸縮ポール25b、同様に伸縮ポール25bに対し軸方向に伸縮自在に抜け止めされた伸縮ポール25cを備えている。
【0031】
このため、ホースガイド20を通して引き出しているホースが上側に引かれると、このホースの動きに伴い、図8のように伸縮取付部25の固定金具25aに対し伸縮ポール25b,25cが上方に伸び、ホースガイド20の高さをホースの人が持っている高さに合わせ、これによってホースガイド20を通るホースの摩擦を減少させる。
【0032】
図9は消火栓扉4に設けた伸縮自在なホースガイド20と、その内側に位置している筐体内のホース収納枠11を取り付けている支持パイプ10との相互作用によるホース12の引出しに伴う動きを表わしている。
【0033】
ホース収納枠11の中に内巻き状態で挿入されたホースを支持パイプ10の間から取り出し、更に消火栓扉4の内側のホースガイド20を通して例えば矢印のように斜め上方に引き出すと、この引出しに伴い、ホースガイド20と支持パイプ10との正面から見た閉ループ空間の中でホース12が回転しながら引き出される。
【0034】
またホースが上方に引き出されるような場合には、図7,図8に示したホースガイド20の伸縮機能により、ホースガイド20aのようにホースの移動方向に伸び、これによってホースガイド20に擦れるホースの抵抗を減少させることができ、容易にホースを引き出すことができる。
【0035】
このような本発明の消火栓装置を用いたトンネル内での火災事故に対する消火活動を説明すると、次のようになる。
【0036】
トンネル内には例えば50mおきに本発明の消火栓装置1が設置されており、トンネル内での火災事故が発生した際には、近くに設置されている消火栓装置1に行き、図1に示したように消火栓扉4に設けている開閉ハンドル4aを持って手前に扉を開く。
【0037】
このとき必要があれば手動発信機7aの押しボタンを押し、火災事故の発生を防災センターに通報する。防災センター側で確認が行われると応答ランプ7cが点滅状態となり、通報が確認できる。
【0038】
開閉ハンドル4aを持って消火栓扉4を開くと、消火栓扉は図6のように、90°開いた消火栓扉4aの位置より手前の第1位置に停止し、ホースガイド20の高さを人が引き出すホースを持つ高さに合わせる。この状態で図2のように消火栓扉4の内側に装着されているノズル21を取り出し、ホース12を火災現場に向けて引き出す。
【0039】
このとき勢いよくホース12を引き出しても、消火栓扉4の内側に設けたホースガイド20を通してホースを引き出しているため、必要以上にホースが内巻き状態から引き出されてしまうことが防止できる。
【0040】
またホースの引出しの際に上向きに引き出されると、図8のようにホースの引出し方向に応じてホースガイド20が上方に伸び、これによって人の持つホースの高さにホースの引出し位置を合わせ、ホースガイド20とホース12との摩擦を下げ、軽い力でホースを引き出すことができる。
【0041】
またノズル21を持ってホースを引き出す際には、図5,図6のように消火栓扉4の内側に設けている消火栓弁開閉レバー23を手前に操作する。これによって消火ポンプ連動スイッチ(図示せず)がオンし、消火ポンプ設備におけるポンプ起動により加圧消火用水の供給が開始される。
【0042】
同時に、ワイヤーにより消火栓弁14が開き、これによって取扱者は、手に持ったノズル21から放水しながら火災現場に向けてホースを引き出して消火を行う。
【0043】
消火が完了して鎮火したならば、扉内に設けている消火栓弁開閉レバー23を元に戻し、ポンプ室のポンプ制御盤の停止スイッチを押すことにより消火ポンプを停止して放水を停止できる。
【0044】
消火が済んだホース12は、監視員が筐体2内のホース収納枠11の中に内巻き状態で巻き戻す。このとき図6の第1位置に開いている消火栓扉4に対し、そのラッチ付きヒンジ22のラッチを解除することで、消火栓扉4を消火栓扉4aに示す90°開いた第2位置に開くことができる。
【0045】
このように消火栓扉4を90°開いた位置に開くことで、途中の第1位置に扉がある場合に比べ容易に筐体2内のホース収納枠11の中に支持パイプ10による開口部を通してホース12を内巻き状態に収納する巻戻し作業ができる。
【0046】
一方、図6のように図1の筐体2の左側に設けている開閉ハンドル5aを引いて消火器扉5を開くと、これに連動して消火器上扉6が所定の上向き角度θにバネの力で開き、内部の消火器を低い位置にあっても容易に取り出すことができる。
【0047】
ここで図6のように、消火栓扉4を90°手前の第1位置と90°開いた第2位置(ホース収納位置)の2段階に開く開閉機構としては、上記の実施形態に示したラッチ付きヒンジ以外に、例えば緩衝ダンパー18のリンクアームを扉内側に係止して第1位置に止め、90°開く場合には、このリンクを外すことで第2位置に開くようにしても良く、適宜の2段階の扉開放構造及び機構を適用することができる。
【0048】
なお上記の実施形態は、高さ方向に小型化され横長の構造を持つ消火栓装置を例にとるものであったが、本発明はこれに限定されず、ホースを内巻き状態に収納しており、ノズル付きホースを扉内側のホースガイドを通して引き出す構造の消火栓装置であって、ホース引出し位置が比較的低い位置にあるものにつき、そのまま適用することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、ホースの動きに応じて上下に伸縮自在な機構を備えたホースガイドとすることによって、ホース引出し位置が比較的低い位置にあってもホースの引出しが行い易くなり、確実に消火活動を行うことができる。またホースガイドの伸縮構造によりホース収納時にホースガイドを伸ばしてホースの内巻き状態への戻し作業ができ、ホースの戻し作業が容易にできる。
【0050】
また本発明の消火栓装置にあっては、開放した消火栓扉を90°開く手前の位置で止めることによって、扉内側に設けているホースガイドの高さが人の持つホースの高さに近づき、ホースガイドを通るホースの高さと人の持つホースの高さの差が少なくなり、これによってホースガイドを通るホースの摩擦を小さくし、引出し力を低減して確実な消火活動を行うことができる。
【0051】
更に、ホース収納時には消火栓扉を90°開いた全開位置とできるため、ホースの収納作業が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による消火栓装置の正面図
【図2】本発明による消火栓装置のトンネル内の設置例の説明図
【図3】図1の消火栓装置の扉を外した状態での内部構造の説明図
【図4】筐体内のホース収容部を取出した説明図
【図5】図1の消火栓装置の扉を開いた状態での内部構造の平面図
【図6】図5の側面図
【図7】扉内側に設けたホースガイドの説明図
【図8】ホースガイドが伸びた状態の説明図
【図9】本発明によるホースガイドのホース引出し時の作用の説明図
【図10】従来の消火栓装置の説明図
【符号の説明】
1:消火栓装置
2:筐体
3:架台
4:消火栓扉
4a,5a:開閉ハンドル
5:消火器扉
6:消火器上扉
7a:手動発信機
7b:赤色表示灯
7c:応答ランプ
8:トンネル側壁
9a:通路
9b:路面
10:支持パイプ
11:ホース収納枠
12:ホース
13:給水弁
14:消火栓弁
15:自動調圧弁
16:安全弁
17:ポンプ起動スイッチ
18:緩衝ダンパー
19:消火器
20:ホースガイド
21:ノズル
22:ラッチ付ヒンジ
23:消火栓弁開閉レバー
24:ガイドアーム
25:伸縮取付部
25a:固定金具
25b,25c:伸縮ポール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fire hydrant device that is installed in a tunnel or the like and used to extinguish a vehicle fire.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a fire hydrant device installed in a tunnel such as an expressway or an automobile exclusive road, for example, a device as shown in FIG. 10 is known (Japanese Patent Laid-Open No. 2001-95940, etc.).
[0003]
In this
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, there is an increasing demand for miniaturization of fire hydrant devices installed in tunnels because of the importance of design. Also, in the tunnel, in order to pursue driving comfort, it is expected that there will be cases where the installation position of the fire hydrant device is lowered to near the driver's eyes.
[0005]
However, when the fire hydrant device is installed at a height near the road surface in this way, particularly in a fire hydrant device having a structure in which a hose as shown in FIG. Since the height of the person holding the hose is higher than the storage height, there is a problem that the hose is strongly rubbed against the hose guide and the pulling force is increased.
[0006]
An object of this invention is to provide the fire hydrant apparatus which enabled the hose pull-out appropriately even if the installation position became low.
[0007]
[Means for solving the problems]
In order to achieve this object, the present invention is configured as follows. The present invention relates to a fire hydrant device that accommodates a hose with a nozzle in a casing and houses the hose with a nozzle, opens the door of the casing and pulls out the hose with the nozzle and extinguishes the fire when the fire is extinguished. A hose guide, and a door opening / closing mechanism having a two-stage open position, a first position obliquely upward before the door is opened 90 degrees with the lower side as the rotation axis, and a second position opened 90 degrees, When the door is pulled out, the door stops at the first position, and the hose guide is set at a predetermined height from the floor surface.
By making the hose guide extendable in this way, the difference between the height of the person holding the hose and the height of the hose guide is narrowed, and the frictional resistance is reduced, thereby preventing an increase in the pulling force. Thus, the opening position is determined so that the door that normally opens 90 degrees stops at the halfway position, thereby minimizing the difference between the height when the person holds the hose and the height of the hose guide and reducing friction Thus, the increase of the pulling force is prevented, the difference between the height of the person holding the hose and the height of the hose guide is minimized, and the frictional resistance is reduced to prevent the pulling force from increasing.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a front view of a fire hydrant apparatus according to the present invention. In FIG. 1, the fire hydrant device 1 of the present invention has a casing 2 placed on a gantry 3, and the size of the casing 2 is approximately the height including the gantry 3, for example, in order to reduce the size in the height direction. The width is 70 cm and the width is, for example, about 2.26 m, and it has a horizontally long shape as compared to a conventional fire hydrant device.
[0012]
On the front surface of the housing 2 of the fire hydrant apparatus 1, there are provided a
[0013]
Inside the
[0014]
The
[0015]
The fire extinguisher door 5 is provided with an opening /
[0016]
Between the fire extinguisher door 5 and the
[0017]
FIG. 2 is an example of an installation state in the tunnel of the fire hydrant device 1 of the present invention shown in FIG. In this installation example, the road surface 9 b is constructed with a step of about 20 to 30 cm with respect to the
[0018]
In the event of a vehicle fire, go up the
[0019]
FIG. 3 is an explanatory view showing the internal structure with the fire hydrant door of FIG. 1 removed. Inside the fire hydrant door, a hose accommodating portion formed by a
[0020]
FIG. 4 shows the hose housing part shown in FIG. This hose accommodating part fixes the upper part of the U-shaped
[0021]
Referring to FIG. 3 again, a
[0022]
A fire hydrant valve 14 is provided following the
[0023]
The pipe line following the safety valve 16 is connected to the end portion of the
[0024]
FIG. 5 is a plan view of the internal structure of the fire hydrant device 1 of FIG. 1 with the
[0025]
When the fire hydrant door is first opened by a handle operation, the latched
[0026]
A fire hydrant valve opening / closing
[0027]
In order to stop water discharge from the nozzle 21, the fire hydrant valve opening / closing
[0028]
A shape-retaining
[0029]
As shown in the side view of FIG. 6, the
[0030]
Furthermore, the
[0031]
For this reason, when the hose drawn through the
[0032]
FIG. 9 shows the movement of the
[0033]
When the hose inserted in the
[0034]
Further, when the hose is drawn upward, the
[0035]
The fire extinguishing activity for a fire accident in the tunnel using the fire hydrant device of the present invention will be described as follows.
[0036]
The fire hydrant apparatus 1 of the present invention is installed in the tunnel every 50 m, for example. When a fire accident occurs in the tunnel, the fire hydrant apparatus 1 installed nearby is shown in FIG. As shown, hold the open /
[0037]
At this time, if necessary, the push button of the manual transmitter 7a is pushed to notify the disaster prevention center of the occurrence of a fire accident. When confirmation is made on the disaster prevention center side, the
[0038]
When the
[0039]
Even if the
[0040]
When the hose is pulled out, the
[0041]
Further, when pulling out the hose with the nozzle 21, the fire hydrant valve opening / closing
[0042]
At the same time, the fire hydrant valve 14 is opened by the wire, and the operator performs fire extinguishing by pulling out the hose toward the fire site while discharging water from the nozzle 21 held in the hand.
[0043]
When the fire is extinguished and the fire is extinguished, the fire hydrant valve opening / closing
[0044]
After the extinguishment of the
[0045]
Thus, by opening the
[0046]
On the other hand, when the fire extinguisher door 5 is opened by pulling the opening /
[0047]
Here, as shown in FIG. 6, the open / close mechanism that opens the
[0048]
The above embodiment is an example of a fire hydrant device that is downsized in the height direction and has a horizontally long structure. However, the present invention is not limited to this, and the hose is housed in an internally wound state. A fire hydrant device having a structure in which a hose with a nozzle is pulled out through a hose guide inside the door, where the hose pull-out position is at a relatively low position, can be applied as it is.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the hose guide is provided with a mechanism that can be vertically expanded and contracted according to the movement of the hose, so that the hose can be pulled out even if the hose pullout position is relatively low. It becomes easy to do and can perform fire extinguishing activity surely. In addition, the hose guide can be easily retracted by retracting the hose guide by retracting the hose guide by retracting the hose guide so as to return the hose to the inner winding state.
[0050]
Moreover, in the fire hydrant device of the present invention, the height of the hose guide provided inside the door approaches the height of the hose held by the person by stopping the opened fire hydrant door at a position just before opening 90 °. The difference between the height of the hose that passes through the guide and the height of the hose that the person has is reduced, thereby reducing the friction of the hose that passes through the hose guide and reducing the pull-out force and performing a reliable fire fighting operation.
[0051]
Furthermore, when the hose is stored, the fire hydrant door can be set to the fully open position with the opening opened by 90 °, which makes it easy to store the hose.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a fire hydrant device according to the present invention. FIG. 2 is an explanatory view of an installation example of a fire hydrant device according to the present invention in a tunnel. Explanatory diagram [Fig. 4] Explanatory diagram showing the hose housing part taken out from the housing [Fig. 5] Plan view of the internal structure of the fire hydrant device of Fig. 1 with the door open [Fig. 6] Fig. 5 Side view of Fig. 5 7] Illustration of the hose guide provided inside the door [Fig. 8] Illustration of the hose guide extended [Fig. 9] Illustration of the action of the hose guide according to the present invention when the hose is pulled out [Fig. 10] Conventional fire hydrant Device description [Explanation of symbols]
1: Fire hydrant device 2: Case 3: Stand 4:
Claims (1)
前記扉内側に設けられ前記ホースを挿通するホースガイドと、
前記扉を、下側を回転軸に90度開く前の斜め上向きの第1位置と、90度開いた第2位置の2段階の開放位置を有する扉開閉機構と、を備え、
前記ホースを引き出す際に、前記扉が前記第1位置で停止し、前記ホースガイドを床面より所定高さの位置とすることを特徴とする消火栓装置。In a fire hydrant device that houses a hose with a nozzle inside the housing, and opens the door of the housing at the time of fire extinguishing and pulls out the hose with nozzle to extinguish the fire,
A hose guide provided inside the door and inserted through the hose;
A door opening and closing mechanism having a two-stage opening position, a first position obliquely upward before opening the door 90 degrees around the rotation axis on the lower side, and a second position opened 90 degrees;
The fire hydrant device, wherein when pulling out the hose, the door stops at the first position, and the hose guide is positioned at a predetermined height from the floor surface.
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