JP3831302B2 - 双方向パス設定方法およびノード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、双方向パスを設定するネットワークに利用する。本発明は、MPLS(Multi Protocol Label Switching)あるいはRSVP(Resource Reservation Protocol)に利用するに適する。
【0002】
【従来の技術】
従来の双方向パス設定方法の動作を図7に示す。従来の双方向パス設定方法の動作は以下のとおりである。なお、発ノードとは、パス設定リクエストを送出するノードであり、着ノードとは、当該パス設定リクエストの宛先となるノードである。双方向パス設定後においては、いずれのノードもデータ送出元あるいはデータ受信先のノードとなることができる。
【0003】
Step1:双方向パスを設定するために、発ノードAから、パス設定リクエストを経路上のノードをホップ毎に転送して、着ノードDに到着する。パス設定リクエストの中に、ダウンストリームラベルセットとアップストリームラベルを転送する。
【0004】
ダウンストリームラベルセットは、ダウンストリームパスに対して、各リンクで使用できるダウンストリームラベルのセットである(参考文献[1]、[2])。例えば、ノードAとノードBとの間のリンクABの使用可能なダウンストリームラベルのセットをノードAがパス設定リクエストに搭載する。パス設定リクエストを受信したノードBは、自スイッチ内のスイッチング能力と、リンクABが使用可能なダウンストリームラベルとリンクBCが使用可能なラベルを考慮して、リンクBCの使用可能なダウンストリームラベルセットをノードBがパス設定リクエストに搭載する。
【0005】
ここで、自スイッチ内のスイッチング能力を考慮するとは、光波長パスを設定する場合に、波長変換機能を使用しないならば、リンクABとリンクBCとを接続する場合に、両リンクの同一波長を使用するように、ダウンストリームラベルを制限するということである。したがって、もし、ノードBとノードCに波長変換機能がない場合には、ダウンストリームラベルセットの中のダウンストリームラベルの数は、同じ数か減少していくことになる。
【0006】
ダウンストリームラベルセットの中には、1つ以上の使用可能なダウンストリームラベルが含まれている。もし、パス設定リクエストを受信したノードは、ダウンストリームラベルセットの中で1つもダウンストリームラベルを許容できないとき、または、パス設定リクエストに、ダウンストリームラベルセットとして1つもダウンストリームラベルを搭載できないとき、当該ノードは、パス設定エラー情報をパス設定リクエストが転送されてきた経路上の逆方向に向かって転送する。後述するStep3において、パス予約リクエストを受信した際に、上流側のリンクでどのダウンストリームラベルを使用するかを各ノードは決定する。
【0007】
アップストリームラベルは、アップストリームパスで使用するラベルである(参考文献[1]、[2])。リンクABのラベルは、ノードAで1つのアップストリームラベルが予約される。パス設定リクエストをノードAからノードBに転送する前に、その予約にしたがって、アップストリームパスに対してノードAのスイッチを設定する。パス設定リクエストを受信したノードBは、自スイッチ内のスイッチング能力と、リンクABのアップストリームラベルとリンクBCが使用可能なアップストリームラベルを考慮して、リンクBCの使用可能な1つのアップストリームラベルをノードBがパス設定リクエストに搭載する。
【0008】
ここで、自スイッチ内のスイッチング能力を考慮するとは、上記の説明と同じである。ノードBは、ノードAの動作と同様に、ノードCへパス設定リクエストを送出する前に、アップストリームパスに対してノードBのスイッチを設定する。もし、アップストリームラベルを受信ノードで許容できないとき、当該ノードは、パス設定エラー情報をパス設定リクエストが転送されてきた経路上の逆方向に向かって転送する。
【0009】
Step2:着ノードDは、パス設定リクエストを受信する。当該パス設定リクエストにアップストリームラベルが搭載されているときは、着ノードDで当該アップストリームラベルを許容できるかどうかチェックし、OKならば、着ノードDのアップストリームパスのためにスイッチを設定する。これで、アップストリームパスがD−C−B−Aに向けて設定されることになるので、着ノードDは、アップストリームパスに対して、データを送出する。
【0010】
Step3:ダウンストリームパスのために、パス予約リクエストを、パス設定リクエストが転送されてきた逆方向に向かって、ホップバイホップで転送する。まず、ノードDにおいて、リンクCD間のダウンストリームラベルをノードDで保持しているラベルセットの中から1つ選択し、ノードDのスイッチを設定し、ノードCへパス予約リクエストを転送する。その際、ノードDで選択したリンクCDのダウンストリームラベルをパス予約リクエストに搭載する。
【0011】
同様に、各経由ノードで、受信したパス予約リクエストに搭載されている出力リンクのダウンストリームラベルを考慮して、入力リンクのダウンストリームラベルを1つ選択し、当該ノードのスイッチを設定し、発ノード方向の次ホップへパス予約リクエストを転送する。その際、入力リンクのダウンストリームラベルをパス予約リクエストに搭載する。
【0012】
Step4:発ノードAは、パス予約リクエストを受信する。発ノードAは、受信したパス予約リクエストに搭載されている出力リンク(ここではリンクAB)のダウンストリームラベルにしたがって、ノードAのスイッチを設定する。ダウンストリームパスがA−B−C−Dに向けて設定されていることになるので、発ノードAは、ダウンストリームパスに対してデータを送出する。
【0013】
このように、ダウンストリームパスに関しては、経路上のノードに波長変換機能がない場合における波長制約の問題を解決するために、リンク毎に使用可能な複数のダウンストリームラベルをダウンストリームラベルセットを用いて定義することにより、使用可能なダウンストリームラベルを着ノードまで伝える可能性を大きくしている。
【0014】
参考文献[1]L.Berger et al.,"Generalized MPLS-Signaling Function Description",draft-ietf-mpls-generalized-signaling-08.txt(work in progress)http://search.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mpls-generalized-signaling-08.txt
参考文献[2]L.Berger et al.,"Generalized MPLS-Signaling -RSVP-TE Extensions",draft-ietf-mpls-generalized-rsvp-te-07.txt(work in progress)http://search.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mpls-generalized-rsvp-te-07.txt
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アップストリームラベルは、パス設定リクエストが通過する際に、1つのラベルを選択して、スイッチを設定する必要があるので、ダウンストリームラベルセットのように、複数のアップストリームラベルの候補を保持することができない。このため、途中の経由ノードで、波長変換機能を有さない場合には、入力リンクのアップストリームラベルに対応する波長と出力リンクの同一の波長(それに対応するアップストリームラベル)が必ずしも使用可能であるとは限らない。したがって、アップストリームパスに対して、パス設定リクエストが失敗する可能性が大きくなるという問題が生じる。
【0015】
本発明は、このような背景に行われたものであって、アップストリームパスに対して、パス設定リクエストが失敗する可能性が大きくなるという問題を解決する双方向パス設定方法およびノードを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アップストリームパスおよびダウンストリームパスの双方共にダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットを用いて設定を行うことを特徴とする。これにより、従来は、アップストリームパスの設定において、複数のラベルセットから一つを選択することが許されなかったところを、本発明では、これを可能にし、アップストリームパスに対して、パス設定リクエストが失敗する可能性を従来と比較して少なくすることができる。
【0017】
すなわち、本発明の第一の観点は、発ノードと着ノードとの間に1以上の中継ノードが設置され、当該発ノードと着ノードとの間には、前記発ノードから前記着ノードへ向かう下流方向のダウンストリームパスおよび前記着ノードから前記発ノードへ向かう上流方向のアップストリームパスがそれぞれ設定され、このダウンストリームパスおよびアップストリームパスは、各ノード間のリンクでそれぞれ使用するアップストリームラベルおよびダウンストリームラベルをそれぞれ指定することにより設定される双方向パス設定方法である。
【0018】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記発ノードは、下流方向の次段の中継ノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルの1つ以上の候補の集合であるダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットを当該次段の中継ノードに向けて送出し、前記中継ノードは、自ノードと下流方向の次段のノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを上流方向の前段のノードから到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中から1つ以上選択してこれを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットとして下流方向の次段のノードに向けて送出するところにある。
【0019】
前記着ノードは、到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中からそれぞれ一つのダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを選択して当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを使用するダウンストリームパスおよびアップストリームパスのパス予約リクエストを上流方向の中継ノードに送出することが望ましい。
【0020】
前記中継ノードは、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該パス予約リクエストを上流方向のノードに送出することが望ましい。
【0021】
前記発ノードは、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともにダウンストリームパスの設定完了を認識して当該ダウンストリームパスにデータを送出するとともに、前記着ノードにアップストリーム設定通知を転送し、前記着ノードは、当該アップストリーム設定通知を受信することによりアップストリームパスの設定完了を認識して当該アップストリームパスにデータを送出することが望ましい。
【0022】
また、従来は、発ノードからのパス設定リクエストが着ノードに到着した時点で、アップストリームパスの設定が完了しているので、パス設定リクエストの送出からアップストリームパスの設定までの時間が短い利点がある。この従来の利点を活かして本発明を実現することもできる。
【0023】
すなわち、前記発ノードは、ダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて1つのアップストリームラベルを下流方向の次段の中継ノードに向けて送出するとともに当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定し、前記中継ノードは、到着したアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチが設定できる場合には設定を行い、当該アップストリームラベルを前記新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて下流方向の次段のノードに向けて送出することもできる。
【0024】
さらに、前記着ノードは、アップストリームラベルが到着した場合には当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定してアップストリームパスにデータを送出するとともに到着したダウンストリームラベルセットの中から使用するダウンストリームラベルを選択し当該ダウンストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルを使用するダウンストリームパスのパス予約リクエストを上流方向のノードに向けて送出することもできる。
【0025】
このように、従来どおりの方法でアップストリームパスの設定が行える場合は従来どおりの方法でアップストリームパスの設定を行い、従来どおりの方法ではアップストリームパスの設定が行えない場合に本発明の方法でアップストリームパスの設定を行うことにより、前述した従来の方法の利点を本発明に採り入れることができる。
【0026】
本発明の第二の観点は、発ノードと着ノードとの間に1以上の中継ノードが設置され、当該発ノードと着ノードとの間には、前記発ノードから前記着ノードへ向かう下流方向のダウンストリームパスおよび前記着ノードから前記発ノードへ向かう上流方向のアップストリームパスがそれぞれ設定され、このダウンストリームパスおよびアップストリームパスは、各ノード間のリンクでそれぞれ使用するアップストリームラベルおよびダウンストリームラベルをそれぞれ指定することにより設定されるネットワークに適用される前記ノードである。
【0027】
ここで、本発明の特徴とするところは、自ノードが前記発ノードであるときには、下流方向の次段の中継ノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルの1つ以上の候補の集合であるダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットを当該次段の中継ノードに向けて送出する手段を備え、自ノードが前記中継ノードであるときには、自ノードと下流方向の次段のノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを上流方向の前段のノードから到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中から1つ以上選択してこれを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットとして下流方向の次段のノードに向けて送出する手段を備えたところにある。
【0028】
自ノードが前記着ノードであるときには、到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中からそれぞれ一つのダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを選択して当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを使用するダウンストリームパスおよびアップストリームパスのパス予約リクエストを上流方向の中継ノードに送出する手段を備えることが望ましい。
【0029】
自ノードが前記中継ノードであるときには、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該パス予約リクエストを上流方向のノードに送出する手段を備えることが望ましい。
【0030】
自ノードが前記発ノードであるときには、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともにダウンストリームパスの設定完了を認識して当該ダウンストリームパスにデータを送出するとともに、前記着ノードにアップストリーム設定通知を転送する手段を備え、自ノードが前記着ノードであるときには、当該アップストリーム設定通知を受信することによりアップストリームパスの設定完了を認識して当該アップストリームパスにデータを送出する手段を備えたることが望ましい。
【0031】
あるいは、自ノードが前記発ノードであるときには、ダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて1つのアップストリームラベルを下流方向の次段の中継ノードに向けて送出するとともに当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定する手段を備え、自ノードが前記中継ノードであるときには、到着したアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチが設定できる場合には設定を行い、当該アップストリームラベルを前記新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて下流方向の次段のノードに向けて送出する手段を備えることもできる。
【0032】
また、自ノードが前記着ノードであるときには、アップストリームラベルが到着した場合には当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定してアップストリームパスにデータを送出するとともに到着したダウンストリームラベルセットの中から使用するダウンストリームラベルを選択し当該ダウンストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルを使用するダウンストリームパスのパス予約リクエストを上流方向のノードに向けて送出する手段を備えることもできる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
第一実施例の双方向パス設定方法の動作を図1に示す。従来の方法との差異は、以下のとおりである。アップストリームラベルの代わりに、アップストリームラベルセットをパス設定リクエストに搭載する。パス予約リクエストで、アップストリームラベルとスイッチを設定する。アップストリームパス設定通知を発ノードから着ノードへ送出し、着ノードがアップストリームパス設定通知を受信したら、アップストリームパスに着ノードがデータを送出する。
【0034】
第一実施例の双方向パス設定方法の動作は以下のとおりである。
【0035】
Step1:双方向パスを設定するために、発ノードAから、パス設定リクエストを経路上のノードをホップ毎に転送して、着ノードDに到着する。パス設定リクエストの中に、ダウンストリームラベルセットとアップストリームラベルセットを転送する。
【0036】
ダウンストリームラベルセットは、従来の方法と同一である。
【0037】
アップストリームラベルセットは、ダウンストリームラベルセットと同様に、1つ以上のアップストリームラベルを含み、アップストリームパスに対して、各リンクで使用できるアップストリームラベルのセットである。例えば、ノードAとノードBとの間のリンクABの使用可能なアップストリームラベルのセットをノードAがパス設定リクエストに搭載する。パス設定リクエストを受信したノードBは、自スイッチ内のスイッチング能力と、リンクABが使用可能なアップストリームラベルとリンクBCが使用可能なラベルを考慮して、リンクBCの使用可能なアップストリームラベルセットをノードBがパス設定リクエストに搭載する。
【0038】
ここで、自スイッチ内のスイッチング能力を考慮するとは、光波長パスを設定する場合に、波長変換機能を使用しないならば、リンクABとリンクBCとを接続する場合に、両リンクの同一波長を使用するように、アップストリームラベルを制限するということである。したがって、もし、ノードBとノードCに波長変換機能がない場合には、アップストリームラベルセットの中のアップストリームラベルの数は、同じ数か減少していくことになる。アップストリームラベルセットの中には、1つ以上の使用可能なアップストリームラベルが含まれている。もし、パス設定リクエストを受信したノードは、アップストリームラベルセットの中で1つもアップストリームを許容できないとき、または、パス設定リクエストに、アップストリームラベルセットとして1つもアップストリームラベルを搭載できないとき、当該ノードは、パス設定エラー情報をパス設定リクエストが転送されてきた経路上の逆方向に向かって転送する。Step2において、パス予約リクエストを受信した際に、上流側のリンクでどのアップストリームラベルを使用するかを各ノードは決定する。
【0039】
Step2:ダウンストリームパスのために、パス予約リクエストを、パス設定リクエストが転送されてきた逆方向に向かって、ホップバイホップで転送する。まず、ノードDにおいて、リンクCD間のダウンストリームラベルをノードDで保持しているラベルセットの中から1つ選択し、ノードDのスイッチを設定し、ノードCへパス予約リクエストを転送する。その際、ノードDで選択したリンクCDのダウンストリームラベルをパス予約リクエストに搭載する。同様に、各経由ノードで、受信したパス予約リクエストに搭載されている出力リンクのダウンストリームラベルを考慮して、入力リンクのダウンストリームラベルを1つ選択し、当該ノードのスイッチを設定し、発ノード方向の次ホップへパス予約リクエストを転送する。その際、入力リンクのダウンストリームラベルをパス予約リクエストに搭載する。
【0040】
アップストリームパスに対しても、上記のダウンストリームパスと同様の動作を行う。
【0041】
Step3:発ノードAは、パス予約リクエストを受信する。発ノードAは、受信したパス予約リクエストに搭載されている出力リンク(ここではリンクAB)のダウンストリームラベルにしたがって、ノードAのスイッチを設定する。ダウンストリームパスがA−B−C−Dに向けて設定されていることになるので、発ノードAは、ダウンストリームパスに対してデータを送出する。
【0042】
Step4:アップストリームパス設定通知を発ノードAから着ノードDへ送出する。この場合には、アップストリームパス設定通知は、ノードBやノードCを経由する必要はない。
【0043】
Step5:着ノードDがアップストリームパス設定通知を受信したら、アップストリームパスに着ノードDがデータを送出する。
【0044】
このように、アップストリームラベルセットをパス設定要求に搭載して、アップストリームラベルの選択は、パス予約リクエストの際に行うことにより、従来の方式より、パス設定の失敗する確率を低減することができる。
【0045】
(第二実施例)
第二実施例の双方向パス設定方法の動作を図2および図3を参照して説明する。従来の方法との差異は、以下のとおりである。従来どおり、アップストリームラベルをパス設定リクエストに搭載しておき、さらに、アップストリームラベルセットをパス設定リクエストに搭載する。
【0046】
パス設定リクエストでアップストリームラベルが、使用可能である限り、中継ノードは、アップストリームラベルを設定およびスイッチを設定しながら、アップストリームラベルを送出していく。アップストリームラベルを着ノードまで転送できた場合は、従来技術のとおり、着ノードがアップストリームパスに対してデータを送出する。図2は、アップストリームラベルが着ノードまで、使用可能であるため、従来技術のとおり、着ノードがアップストリームパスに対してデータを送出している。
【0047】
アップストリームラベルが途中ノードで、使用可能でない場合に備えて、アップストリームラベルセットをパス設定リクエストに搭載する。
【0048】
ここで、アップストリームラベルが途中で、使用可能でなくなった場合でも、アップストリームラベルセットのアップストリームラベルが1つでも使用可能な場合は、パス設定エラー情報を送出しないで、パス設定リクエストを継続する。アップストリームラベルとアップストリームラベルセットの中のアップストリームラベルが1つでも使用可能でない場合には、パス設定エラー情報を送出する。
【0049】
図3の例では、ノードBにおいて、リンクABのアップストリームラベルを受信し、ノードBのスイッチング能力とリンクABとリンクBCのアップストリームラベルの使用状況により、リンクBCのアップストリームラベルが選択できない。この場合には、従来技術では、パス設定エラーになるが、アップストリームラベルセットの中に使用可能なアップストリームラベルがあるので、パス設定リクエストを継続している。
【0050】
着ノードで、アップパス予約リクエストで、アップストリームラベルとスイッチングを設定する。アップストリームパス設定通知を発ノードから着ノードへ送出し、着ノードがアップストリームパス設定通知を受信したら、アップストリームパスに着ノードがデータを送出する。
【0051】
このように、図2の例のように、アップストリームラベルが着ノードまで使用可能な場合は、パス設定リクエストが着ノードに到着した後に、アップストリームパス設定通知を用いずに、アップストリームパスにデータを送出できるので、双方向パス設定時間は、従来技術の設定時間と同一である。また、図3の例のように、アップストリームラベルが途中のノードで設定できない場合は、アップストリームラベルセットを用いて、第一実施例のように、アップストリームラベルの選択は、パス予約リクエストの際に行うことにより、従来の方式より、パス設定の失敗する確率を低減することができる。
【0052】
(第三実施例)
第三実施例では、本実施例のノードの構成について図4ないし図6を参照して説明する。本実施例のノードは、図4に示すように、自ノードが発ノードであるときには、下流方向の次段の中継ノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルの1つ以上の候補の集合であるダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットをラベルセット生成部2により生成し、パス設定リクエスト送出部1により当該次段の中継ノードに向けて送出する。なお、使用可能ラベル情報データベース3には、各リンクの使用可能ラベルに関する情報が収集されて記録されている。ラベルセット生成部2では、自ノードがパス設定を行なおうとするリンクについての使用可能ラベルの情報を使用可能ラベル情報データベース3から取得してダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットをそれぞれ生成する。
【0053】
自ノードが中継ノードであるときには、図5に示すように、パス設定リクエスト処理部4は使用可能ラベル情報データベース3を参照し、自ノードと下流方向の次段のノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを上流方向の前段のノードから到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中から1つ以上選択してこれを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットとして下流方向の次段のノードに向けて送出する。
【0054】
本実施例のノードは、図6に示すように、自ノードが着ノードであるときには、パス設定部5は使用可能ラベル情報データベース3を参照し、到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中からそれぞれ一つのダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを選択して当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチ(図示せず)を設定する。
【0055】
また、パス予約リクエスト送出部6は、当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを使用するダウンストリームパスおよびアップストリームパスのパス予約リクエストを上流方向の中継ノードに送出する。
【0056】
本実施例のノードは、図5に示すように、自ノードが中継ノードであるときには、パス設定部7は、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該パス予約リクエストを上流方向のノードに送出する。
【0057】
また、本実施例のノードは、図4に示すように、自ノードが発ノードであるときには、パス設定部8は、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともにダウンストリームパスの設定完了を認識し、データ送出部9に指示を出して当該ダウンストリームパスにデータを送出する。また、パス設定部8は、着ノードにアップストリーム設定通知を転送する。
【0058】
また、本実施例のノードは、図6に示すように、自ノードが着ノードであるときには、データ送出部10は、当該アップストリーム設定通知を受信することによりアップストリームパスの設定完了を認識して当該アップストリームパスにデータを送出する。
【0059】
あるいは、本実施例のノードは、図4に示すように、自ノードが発ノードであるときには、パス設定リクエスト部1は、ダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて1つのアップストリームラベルを下流方向の次段の中継ノードに向けて送出する。このとき、パス設定リクエスト送出部1から破線で示すように、パス設定部8にアップストリームラベルが通知され、パス設定部8は、当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定する。
【0060】
この場合には、図5に示すように、自ノードが中継ノードであるときには、パス設定リクエスト処理部4は、到着したアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチが設定できる場合には設定を行い、当該アップストリームラベルを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて下流方向の次段のノードに向けて送出する。
【0061】
さらに、この場合には、図6に示すように、自ノードが着ノードであるときには、パス設定部5は、アップストリームラベルが到着した場合には当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定し、続いて、パス設定部5は、破線で示すように、データ送出部10にアップストリームパス設定通知を行う。データ送出部10は、アップストリームパス設定通知を受けてアップストリームパスにデータを送出する。また、パス設定部5は、使用可能ラベル情報データベース3を参照して到着したダウンストリームラベルセットの中から使用するダウンストリームラベルを選択し当該ダウンストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定する。また、パス予約リクエスト送出部6は、当該ダウンストリームラベルを使用するダウンストリームパスのパス予約リクエストを上流方向のノードに向けて送出する。
【0062】
なお、第三実施例では、説明をわかりやすくするために、発ノード、中継ノード、着ノードがそれぞれ異なる構成であるとして説明したが、実際には、各ノードの構成は共通であり、自ノードに割当てられた役割に応じて発ノード、中継ノード、着ノードの機能をそれぞれ発揮することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、アップストリームラベルセットをパス設定要求に搭載して、アップストリームラベルの選択は、パス予約リクエストの際に行うことにより、従来の方式より、パス設定の失敗する確率を低減することができる。また、アップストリームラベルをアップストリームラベルセットと併用することにより、パス設定リクエストで、アップストリームラベルが着ノードまで使用可能である場合は、従来技術と同様に、パス予約リクエストとアップストリームパス設定通知を用いないで、パス設定リクエストのみでアップストリームラベルを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の双方向パス設定方法を説明するための図。
【図2】第二実施例の双方向パス設定方法を説明するための図。
【図3】第二実施例の双方向パス設定方法を説明するための図。
【図4】第三実施例の発ノードの構成を示すブロック図。
【図5】第三実施例の中継ノードの構成を示すブロック図。
【図6】第三実施例の着ノードの構成を示すブロック図。
【図7】従来の双方向パス設定方法を説明するための図。
【符号の説明】
1 パス設定リクエスト送出部
2 ラベルセット生成部
3 使用可能ラベル情報データベース
4 パス設定リクエスト処理部
5、7 パス設定部
6 パス予約リクエスト送出部
8 パス設定部
9、10 データ送出部
A〜D ノード

Claims (12)

  1. 発ノードと着ノードとの間に1以上の中継ノードが設置され、
    当該発ノードと着ノードとの間には、前記発ノードから前記着ノードへ向かう下流方向のダウンストリームパスおよび前記着ノードから前記発ノードへ向かう上流方向のアップストリームパスがそれぞれ設定され、
    このダウンストリームパスおよびアップストリームパスは、各ノード間のリンクでそれぞれ使用するアップストリームラベルおよびダウンストリームラベルをそれぞれ指定することにより設定される双方向パス設定方法において、
    前記発ノードは、下流方向の次段の中継ノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルの1つ以上の候補の集合であるダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットを当該次段の中継ノードに向けて送出し、
    前記中継ノードは、自ノードと下流方向の次段のノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを上流方向の前段のノードから到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中から1つ以上選択してこれを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットとして下流方向の次段のノードに向けて送出する
    ことを特徴とする双方向パス設定方法。
  2. 前記着ノードは、到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中からそれぞれ一つのダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを選択して当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを使用するダウンストリームパスおよびアップストリームパスのパス予約リクエストを上流方向の中継ノードに送出する
    請求項1記載の双方向パス設定方法。
  3. 前記中継ノードは、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該パス予約リクエストを上流方向のノードに送出する
    請求項1または2記載の双方向パス設定方法。
  4. 前記発ノードは、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともにダウンストリームパスの設定完了を認識して当該ダウンストリームパスにデータを送出するとともに、前記着ノードにアップストリーム設定通知を転送し、前記着ノードは、当該アップストリーム設定通知を受信することによりアップストリームパスの設定完了を認識して当該アップストリームパスにデータを送出する
    請求項1ないし3のいずれかに記載の双方向パス設定方法。
  5. 前記発ノードは、ダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて1つのアップストリームラベルを下流方向の次段の中継ノードに向けて送出するとともに当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定し、
    前記中継ノードは、到着したアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチが設定できる場合には設定を行い、当該アップストリームラベルを前記新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて下流方向の次段のノードに向けて送出する
    請求項1記載の双方向パス設定方法。
  6. 前記着ノードは、アップストリームラベルが到着した場合には当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定してアップストリームパスにデータを送出するとともに到着したダウンストリームラベルセットの中から使用するダウンストリームラベルを選択し当該ダウンストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルを使用するダウンストリームパスのパス予約リクエストを上流方向のノードに向けて送出する
    請求項2記載の双方向パス設定方法。
  7. 発ノードと着ノードとの間に1以上の中継ノードが設置され、
    当該発ノードと着ノードとの間には、前記発ノードから前記着ノードへ向かう下流方向のダウンストリームパスおよび前記着ノードから前記発ノードへ向かう上流方向のアップストリームパスがそれぞれ設定され、
    このダウンストリームパスおよびアップストリームパスは、各ノード間のリンクでそれぞれ使用するアップストリームラベルおよびダウンストリームラベルをそれぞれ指定することにより設定されるネットワークに適用される前記ノードにおいて、
    自ノードが前記発ノードであるときには、下流方向の次段の中継ノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルの1つ以上の候補の集合であるダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットを当該次段の中継ノードに向けて送出する手段を備え、
    自ノードが前記中継ノードであるときには、自ノードと下流方向の次段のノードとの間のリンクで使用可能なダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを上流方向の前段のノードから到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中から1つ以上選択してこれを新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットとして下流方向の次段のノードに向けて送出する手段を備えた
    ことを特徴とするノード。
  8. 自ノードが前記着ノードであるときには、到着したダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットの中からそれぞれ一つのダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを選択して当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルを使用するダウンストリームパスおよびアップストリームパスのパス予約リクエストを上流方向の中継ノードに送出する手段を備えた
    請求項7記載のノード。
  9. 自ノードが前記中継ノードであるときには、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該パス予約リクエストを上流方向のノードに送出する手段を備えた
    請求項7または8記載のノード。
  10. 自ノードが前記発ノードであるときには、下流方向のノードから到着したパス予約リクエストに搭載されたダウンストリームラベルおよびアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともにダウンストリームパスの設定完了を認識して当該ダウンストリームパスにデータを送出するとともに、前記着ノードにアップストリーム設定通知を転送する手段を備え、自ノードが前記着ノードであるときには、当該アップストリーム設定通知を受信することによりアップストリームパスの設定完了を認識して当該アップストリームパスにデータを送出する手段を備えた
    請求項7ないし9のいずれかに記載のノード。
  11. 自ノードが前記発ノードであるときには、
    ダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて1つのアップストリームラベルを下流方向の次段の中継ノードに向けて送出するとともに当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定する手段を備え、
    自ノードが前記中継ノードであるときには、到着したアップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチが設定できる場合には設定を行い、当該アップストリームラベルを前記新たなダウンストリームラベルセットおよびアップストリームラベルセットに加えて下流方向の次段のノードに向けて送出する手段を備えた
    請求項7記載のノード。
  12. 自ノードが前記着ノードであるときには、アップストリームラベルが到着した場合には当該アップストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定してアップストリームパスにデータを送出するとともに到着したダウンストリームラベルセットの中から使用するダウンストリームラベルを選択し当該ダウンストリームラベルに基づき自ノードのスイッチを設定するとともに当該ダウンストリームラベルを使用するダウンストリームパスのパス予約リクエストを上流方向のノードに向けて送出する手段を備えた 請求項8記載のノード。
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