JP3830887B2 - 指令システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)により構成された網にて、第3者からの受付業務及び情報配信業務を行う指令システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
消防署や警察署等では、消防本部や警察本部等の受付センタに設けられた指令台が第3者から119番や110番の通報を受け付け、指令台が火事や事件等が発生した現場近くの受付端末に指示することにより、現場近くの消防部隊や警察が現場に直行するようになされている。これからの通信システムにおいてIP化は必至であり、防災指令システムや警察・消防指令システムにおいては、危険分散を図るとともにコスト削減が要求されている。
【0003】
従来、PBX、コールマネージャ(CM)、複数の指令台及び複数の受令端末により構成される指令システムにより以下のように行われる。PBXは、第3者からの着信を受けると、PBXに接続された複数の指令台にリンガを鳴動することにより着信を通知する。空きの指令台の受付ボタンが操作者により押下されると、指令台からPBXに受け付けを通知する。PBXは、応答指令台と公衆網とを接続する。応答指令台のオペレータは応答して、第3者に現場の住所等を聞き出す。CMは受令端末との間の1対1通信により、受令端末の状態を管理している。CMは、応答指令台から現場近くの空きの受令端末について問い合わせを受けると、空きの受令端末を指令台に通知する。指令台はCMの通知を受けて、該当の受令端末を、1対1通信により呼び出す。受令端末は指令台からの呼び出しに応答する。指令台と受令端末間で音声パケットを送受信することにより指令台と受令端末間での1対1通信が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の指令システムにおいては、以下のような問題点があった。上述したように、IP網での1対N同時同報通報や1対1個別通信においては、コールマネージャ(CM)と呼ばれるサーバを設置している。指令台や受令端末はCMとユニキャスト通信を行うことにより、CMにより状態管理が行われている。このような方式では、サーバのメンテナンス等でサーバを停止した場合、全てのサービスが停止してしまうという問題点があった。
【0005】
また、CMを設置しない場合は、指令台は受令端末の状態を管理していないために、全受令端末にブロードキャスト方式やマルチキャスト方式を用いて通信を行う必要がある。このような場合、音声パケットの送信は、受信先の状態に関わらず送信元が一方的に行うことになるため、受信先の受令端末が別の処理を行っていること等が原因で音声パケットの処理ができない場合があり、話頭欠けが発生する場合がある。また、受信先であらかじめVOIPマルチキャストグループに接続しておく場合、任意の受信先に対してのみ音声パケットを送信することはできず、全受信先に対して送信されてしまう。このため、確実な音声パケットの受信が求められる高信頼性システムは適用が困難である。以上をまとめると、従来では以下の問題点があった。
【0006】
▲1▼ マルチキャスト方式を用いた1対N同時同報通信において、コールマネージャを設置しない場合には、受信側の状態(受信可・不可)を管理しつつ、受信側で確実に音声パケットを受信できるよう送信する方法がなく、話頭欠けや音声パケットの不達が発生しても管理できない。
【0007】
▲2▼ マルチキャスト方式を用いた1対N同時同報通信において、マルチキャストグルーブ内の任意の受信端末グループを指定する方法がなく、必要な受信先にのみ音声パケットを配信することができないという問題点がある。また、受信端末グループの組み合わせ毎にマルチキャストグループを構成する方法を考えられるが、受信端末の数が増えると組み合わせの数が多くなり現実的ではないという問題点がある。
【0008】
▲3▼ ネットワークの管理者が通話内容をモニタする手段がないという問題点があった。
【0009】
▲4▼ 重要度の高い通信を24時間保障するためには、メンテナンス時に代替するために、コールマネージャを複数台設置し、N重化運用を実施する必要があり、コストがかかるという問題点がある。
【0010】
▲5▼ 指令台や受令端末等の装置の正常性を確認するためには、コールマネージャにおいて、各装置と定期的なヘルスチェック及び指令台と受令端末間の通信NG時のリトライ制御等、サーバ及びネットワークの負荷が大きいという問題点がある。
【0011】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、IP網での高性能、高品質、高信頼を実現できる同時同報指令システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理図である。図1に示すように、指令システムは、公衆網2とIP網4をインタフェースするGW6と、IP網4に接続された複数の指令台8#i(i=1〜n)を含む受付センタ9と、ルータ10#i(i=1〜m)を通してIP網4に接続される複数の受令端末12#i(i=1〜m)とを有している。GW6は第1プロトコル処理部20を具備する。指令台8#iは第2プロトコル処理部22#iを具備する。第1プロトコル処理部20は、公衆網2より着信があると、着信呼出中を示す第1状態通知パケットを複数の指令台8#i(=1,2,…,n)を含む第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信するよう制御する。
【0013】
指令台8#i(i=1,2,…)中の第2プロトコル処理部22#iは、自装置が空き状態であるとき、第1状態通知パケットに対して第2状態通知パケットを送信するよう制御する。第1プロトコル処理部20は、着信呼出中に対する応答接続中を示す第1状態通知用マルチキャストグループ宛ての第2状態通知パケットを受信したとき、第2状態通知パケットを送信した応答指令台に通話を許可する旨の第3状態通知パケットを第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信するよう制御する。
【0014】
第2プロトコル処理部22#iは、自装置宛ての第3状態通知パケットを受信すると、通話中を示す第4状態通知パケットを送信し、第2状態通知パケットを送信し且つ他装置宛ての第3状態通知パケットを受信すると、自装置が空き状態となるよう制御する。第1プロトコル処理部20は、応答指令台8#iが送信した第1音声パケットに含まれる音声を公衆網2に接続するよう制御する。第2プロトコル処理部22#iは、自装置宛ての第2音声パケットを外部出力するよう制御する。このように、コールマネージャが無くても、GW6と指令台8#iとの間でIP網4を通して1対1個別通話を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施形態を示す指令システムの構成図である。図2に示すように、指令システムは、ゲートウェイ(GW)50、指令台52#i(i=1,2,…)、共通音源サーバ54、障害監視装置56及びルータ58がLAN60により接続された受付センタ62及びルータ70#i(i=1,2,…,m)に接続された複数の受令端末72#i(i=1,2,…,m)から構成されている。GW50は公衆網80に接続されている。GW50,指令台52#i,ルータ50,70#i及び受令端末72#i間は、IPプロトコルに従って通信が行われる。
【0016】
図3は図2中のGW50の構成図である。図3に示すように、GW50は、公衆網ポート100、入出力ポート102、回線制御部104、プロトコル処理部106、状態通知パケット送信部108、状態通知パケット受信/分析部110、音声パケット送信部112及び音声パケット受信部114を有する。公衆網ポート100は公衆網80にアクセスするためのポートである。入出力ポート102は、LAN60にアクセスするためのポートである。
【0017】
回線制御部104は、以下の機能を有する。▲1▼公衆網104から着信を受信すると、プロトコル処理部106に着信があった旨を通知する。▲2▼プロトコル処理部106より回線接続を指示されると公衆網80と回線接続する。▲3▼公衆網80より音声信号を受信すると、音声信号をディジタル信号に変換をして、プロトコル処理部106に出力する。
【0018】
プロトコル処理部106は、次の機能を有する。▲1▼GW50の状態を管理しており、一定の周期で、装置状態を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部108に指示する。状態通知用マルチキャストグループ1とは、図3に示すように、GW50、指令台52#i(i=1,2,…,n)、共通音源サーバ54及び障害監視装置56をいう。▲2▼回線制御部104より着信を通知されると、「状態:着信呼出中」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部108に指示し、呼出音用グループに参加することをルータ58に通知すると共に呼出音を公衆網80に接続する。▲3▼「状態:応答接続中、通信相手GW50、指令台の音声配信用グルーブのアドレス」を示す状態通知パケットが状態通知パケット受信/分析部110より通知されると、「状態:通話中、通信相手:最初の受信に係わる状態通知パケットの送信装置である指令台、GW50の音声配信用グループのアドレス」を含む状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部108に指示し、公衆網80に応答台からの音声を接続すると共に公衆網80からの音声をGW50の音声配信用グループへ配信するよう音声パケット送信部112を制御する。GW50の音声配信用グループとは、指令台52#iが、GW50が送出した音声パケットを受信するために、GW50に割り振られたマルチキャストグループのアドレスである。▲4▼「状態:通話中」の状態が状態通知パケット受信/分析部110より通知されると、呼出音用グループからの撤退をルータ56に通知し、指令台の音声配信用グループへの参加を通知すると共に当該指令台の音声配信用グーループ宛ての音声パケットを公衆網ポート100を通して公衆網80に出力するよう音声パケット受信部114を制御する。▲5▼応答台が送信した「状態:空き」を示す状態通知パケットが状態通知パケット受信/分析部110より通知された場合及び一定時間通話相手から状態通知パケットが受信できない場合、「状態:切断監視中」を示す状態通知パケットを状態通知パケット送信部108に送信するよう指示すると共に話中音グループに参加することをルータ58に通知する。▲6▼回線制御部104より公衆網70の切断処理が通知されると、「状態:空き」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に状態通知パケット送信部108に配信するよう指示すると共に話中音グループから撤退をルータ58に通知する。▲8▼自装置宛ての初期設定要求パケットを受信すると、初期設定を行う。
【0019】
状態通知パケット送信部108は、プロトコル処理部106の指示に従って、装置状態を状態通知用マルチキャストグループ1に配信する。状態通知パケット受信/分析部110は、入出力ポート102より状態通知用マルチキャストグループ1宛ての状態通知パケットを受信すると、当該パケットに収容されている装置の状態と受信電文保存エリア116に保存されている当該装置の状態が異なるとき、当該パケットに収容されている装置状態を受信電文保存エリア116に保存すると共に変化した状態及び該当装置をプロトコル処理部106に通知する。
【0020】
音声パケット送信部112は、プロトコル処理部106より、ディジタル音声信号を受信すると、IPヘッダに音声マルチキャストグループのアドレスを設定し、音声パケットに音声データを収容して入出力ポート102を通して、LAN60に出力する。音声パケット受信部114は、入出力ポート102よりVOIP音声パケットを受信すると、音声パケットに収容された音声データを取り出して、アナログ音声信号に変換して、公衆網ポート100より音声信号を送信する。受信電文保存エリア116は、各状態の状態を保存する記録媒体である。
【0021】
図4は図2中の指令台52#iの構成図である。図4に示すように、指令台52#iは、サウンドデバイス150#i、入出力ポート152#i、プロトコル処理部154#i、操作部156#i、表示部158#i、状態通知パケット送信部160#i、状態通知パケット受信/分析部162#i、音声パケット送信部164#i、音声パケット受信部166#i及び受信電文保存エリア168#iを有する。
【0022】
サウンドデバイス150#iは、音声パケット受信部166#iより出力される音声信号を増幅して、ヘッドセット等に出力する。入出力ポート152#iは、LAN60に接続するためのポートである。
【0023】
プロトコル処理部154#iは、次の機能を有する。▲1▼定期的に自装置状態を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部108に指示する。▲2▼GW50が送信した「状態:着信呼出中」を状態通知パケット受信/分析部162#iより受信すると、表示部158#iに着信中表示を行う。▲3▼操作部158#iからのオペレータによる応答操作に従って、「状態:応答接続中、通信相手:GW50、指令台52#iの音声配信用グループのアドレス」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部160#iに指示する。指令台52#iの音声配信用グループとは、自装置に割り振られた、GW50が自音声パケットを受信するためのマルチキャストグループをいう。▲4▼GW50が送信した「状態;通話中、通信相手、音声マルチキャストアドレス」を示す状態通知パケットに設定された通信相手が自指令台(応答台)であるかを判断する。(i)自指令台であるとき、GW50の音声配信用グループへの参加をルータ58に通知すると共に音声パケット受信部166#iを制御してGW50の音声配信用グループ宛ての音声パケットをサウンドデバイス150#iに出力し、「状態:通話中、通信相手:GW50、指令台52#iの音声配信用グループのアドレス」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部108に指示すると共に音声パケット送信部164#iを制御して、音声マルチキャストグループ宛てに音声配信を開始する。(ii)自指令台でなければ、「状態:空き」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部160#iに指示すると共に着信中表示を停止する。▲5▼操作部158#iからのオペレータによる接続操作により、音声パケットの配信を停止し、「状態:空き」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ1に配信するよう状態通知パケット送信部160#iに指示する。▲6▼操作部158#iからのオペレータによる指令起動操作により、「状態:指令起動中、相手受令端末、指令台52#iの音声配信用グループのアドレス」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ2に配信するよう状態通知パケット送信部160#iに指示する。▲7▼「状態:指令中」を示すマルチキャストグループ2宛ての状態通知パケットより音声送信開始条件(全て指令応答中又はタイムアウト)場合、音声パケット送信部164#iを制御して、自指令台用マルチキャストグループへ音声パケットの配信を開始する。
【0024】
操作部156#iは、オペレータによる釦操作等により、「接続」、「切断」及び「該当受令端末への指令起動」等の操作を実行する。表示部158#iは、プロトコル処理部154#iにより「着信中」表示のオン/オフを行う。状態通知パケット送信部160#iは、プロトコル処理部154#iの指示に従って、装置状態を状態通知用マルチキャストグループ1又は2に配信する。状態通知パケット受信/分析部162#iは、入出力ポート152#iより状態通知用マルチキャストグループ1又は2宛ての状態通知パケットを受信すると、当該パケットに収容されている装置の状態と受信電文保存エリア168#iに保存されている当該装置の状態が異なるとき、当該パケットに収容されている装置状態を受信電文保存エリア168#iに保存すると共に変化した状態及び該当装置をプロトコル処理部154#iに通知する。
【0025】
音声パケット送信部164#iは、プロトコル処理部154#iよりディジタル音声信号を受信すると、IPヘッダに音声マルチキャストグループのアドレスを設定し、音声パケットに音声データを収容して入出力ポート152#iを通して、LAN60に出力する。音声パケット受信部166#iは、入出力ポート152#iより音声パケットを受信すると、音声パケットに収容された音声データを取り出して、アナログ音声信号に変換して、サウンドデバイス150#iに出力する。受信電文保存エリア168#iは、各装置の状態を保存する記憶媒体である。
【0026】
図5は、図2中の共通音源サーバ54の構成図である。図5に示すように、共通音源サーバ54は、入出力ポート200、プロトコル処理部202、状態通知パケット送信部204、状態通知パケット受信/分析部206、音声パケット送信部208、音源ファイル210及び受信電文保存エリア212を有する。入出力ポート200は、LAN60に接続するためのポートである。
【0027】
プロトコル処理部202は、次の機能を有する。▲1▼GW50の状態が「着信呼出中」であれば、呼出音用マルチキャストグループに呼出音を配信するよう音声パケット送信部208に指示する。呼出音マルチキャストグループとは、呼出音を受信する、GW50及び指令台52#i(i=1,2,…)からなるグループである。▲2▼GW50の状態が「着信呼出中」でなくなったとき、呼出音の配信を停止するよう音声パケット送信部208に指示する。▲3▼GW50の状態が「切断監視中」となったとき、話中音用マルチキャストグループに話中音を配信するよう音声パケット送信部208に指示する。▲3▼GW50の状態が「切断監視中」から「空き」となったとき、「話中音」の配信を停止するよう音声パケット送信部208に指示する。
【0028】
状態通知パケット送信部204は、プロトコル処理部202の指示に従って、装置状態を状態通知用マルチキャストグループ1に配信する。状態通知パケット受信/分析部206は、入出力ポート200より状態通知用マルチキャストグループ1又は2宛ての状態通知パケットを受信すると、当該パケットに収容されている装置の状態と受信電文保存エリア212に保存されている当該装置の状態が異なるとき、当該パケットに収容されている装置状態を受信電文保存エリア212に保存すると共に変化した状態及び該当装置をプロトコル処理部202に通知する。
【0029】
音声パケット送信部206は、プロトコル処理部202の指示に従って、音源ファイル210より「呼出音」/「話中音」を読み出して、呼出音/話中音マルチキャストグループに入出力ポート208を通して配信/配信停止する。音源ファイル210は、「呼出音」、「話中音」等の音源を記憶する記憶媒体である。受信電文保存エリア212は、各装置の状態を保存する記憶媒体である。
【0030】
図6は、図2中の障害監視装置56の構成図である。図6に示すように、障害監視装置56は、入出力ポート250、プロトコル処理部252、表示部254、初期設定要求パケット送信部256、状態通知パケット受信/分析部258及び受信電文保存エリア260を有する。入出力ポート250は、LAN60に接続するためのポートである。
【0031】
プロトコル処理部252は、次の機能を有する。▲1▼状態通知パケットの状態を監視し、非許容状態の装置があれば、障害と認識し、表示部254に当該装置が障害である旨を表示する。▲2▼各装置から状態通知パケット及び音声パケットを抽出し、装置毎にパケット量の集計を行い、規定値以上の帯域を使用している装置の有無を表示部254に表示する。▲3▼異常状態、異常電文長、許容帯域以上の使用など、異常検出した装置に対して初期設定要求パケットを送信するよう、初期設定要求パケット送信部256に指示する。
【0032】
表示部254は、装置の異常の有無を表示する表示装置である。初期設定要求パケット送信部256は、プロトコル処理部252の指示に従って、装置故障の該当装置宛てに初期設定要求パケットを送信する。状態通知パケット受信/分析部258は、入出力ポート250より状態通知用マルチキャストグループ1,2宛ての状態通知パケット及び音声パケットを受信すると、装置毎に設けられた当該パケットの送信元装置に該当するエリアに装置状態や音声パケット数を受信電文保存エリア260に保存する。受信電文保存エリア260は、各装置の状態並びに音声パケットや状態パケットのパケット数(トラヒック数)を保存する記憶媒体である。
【0033】
図7は、図2中の受令端末72#iの構成図である。受令端末72#iは、サウンドデバイス300#i、入出力ポート302#i、プロトコル処理部304#i、306#i、表示部308#i、状態通知パケット送信部310#i、状態通知パケット受信/分析部312#i、音声パケット送信部314#i、音声パケット受信部316#i及び受信電文保存エリア318#iを有する。
【0034】
サウンドデバイス300#iは、音声パケット受信部316#iより出力される音声信号を増幅して、ヘッドセット等に出力する。入出力ポート302#iは、LAN60に接続するためのポートである。
【0035】
プロトコル処理部304#iは次の機能を有する。▲1▼定期的に自装置状態を状態通知用マルチキャストグループ2に配信するよう状態通知パケット送信部310#iに指示する。▲2▼「状態:指令起動中」を示す状態通知用マルチキャストグループ2宛ての状態通知パケットを状態通知パケット受信/分析部162#iより受信すると、宛先情報を解析し、自分が対象であれば、表示部308#iにその旨を表示する。オペレータにより操作部306#iの操作により指令応答が指示されたとき、「状態:指令中、通信相手:指令台」を示す状態通知パケットを状態通知用マルチキャストグループ2の配信するよう状態通知パケット送信部310#iに指示し、指令台の音声配信用グループに参加することをルータ70#iに通知するよう指示すると共に音声パケット受信部316#iを制御して、指令台の音声配信用グループ宛ての音声パケットに収容された音声データをサウンドデバイス300#iに出力する。▲4▼指令が終了すると、指令台用音声マルチキャストグループからの撤退をルータ70#iに通知する。
【0036】
状態通知パケット送信部310#iは、プロトコル処理部304#iの指示に従って、装置状態を状態通知用マルチキャストグループ2に配信する。状態通知パケット受信/分析部312#iは、入出力ポート302#iより状態通知用マルチキャストグループ2宛ての状態通知パケットを受信すると、当該パケットに収容されている装置の状態と受信電文保存エリア318#iに保存されている当該装置の状態が異なるとき、当該パケットに収容されている装置状態を受信電文保存エリア318#iに保存すると共に変化した状態及び該当装置をプロトコル処理部304#iに通知する。
【0037】
音声パケット送信部314#iは、プロトコル処理部304#iよりディジタル音声信号を受信すると、IPヘッダに音声配信用マルチキャストグループを設定したパケットに音声データを収容し、入出力ポート302#iを通して、ルータ70#iに出力する。音声パケット受信部316#iは、入出力ポート302#iより「状態:指令起動中、通信相手:自端末」を示す状態通知パケットに含まれる音声マルチキャストアドレスが設定された音声パケットを受信すると、音声データを取り出して、アナログ音声信号に変換し、サウンドデバイス300#iに出力する。受信電文保存エリア318#iは、各装置の状態を保存する記憶媒体である。
【0038】
図2中のルータ58,70#i(i=1,2,…,m)は、IPパケットに設定された、ユニキャストアドレス又はマルチキャストアドレスに従ってルーティングする。本実施形態では、音声パケットはマルチキャスト配信されるが、上述したように状態通知パケットによりマルチキャストアドレスが音声パケットの送信側から受信側へマルチキャストグループのアドレスが通知され、音声パケットを受信する装置がマルチキャストグループに参加することをルータ58、70#i(i=1,2,…)に通知することから、ルータ58,70#i(i=1,2,…)がマルチキャストグループに参加した装置へ当該マルチキャストグループのアドレスが設定された音声パケットをルーティングする。また、通話が終了すると、装置がマルチキャストグループからの撤退を通知するので、当該装置へ当該撤退に係わる音声パケットの配信を停止する。
【0039】
図8は、状態通知パケットの構成例を示す図である。図8に示すように、状態通知パケットは、IPヘッダ、UDPヘッダに後続する領域に、パケット長、送信元識別子、状態番号、自音声マルチキャストポート番号、自音声マルチキャストアドレス、通話相手識別子1,2,…から構成される。IPヘッダは、TCP/IPプロトコルに基づくIPヘッダであり、状態をマルチキャスト配信するマルチキャストアドレスが設定される。UDPヘッダは、UDPプロトコルに基づくUDPヘッダである。パケット長はバケットの長さを示す。送信元識別子は、送信元装置の識別子である。状態番号とは、「空き」等の状態に該当する番号である。自音声マルチキャストポート番号とは、音声を入力するためのポート番号である。自音声マルチキャストアドレスとは、当該状態通知パケットに基づいて通話される音声を受信するための当該状態通知パケットを送信した装置に割り振られた音声配信用マルチキャストグループのアドレスである。通話相手識別子1,2,…は、当該状態通知パケットを受信する相手識別子であり、複数ある場合は複数個設定される。
【0040】
図9は、音声パケットの構成例を示す図である。図9に示すように、音声パケットは、IPヘッダ、UDPヘッダに後続する領域に、パケット長、送信元識別子及び音声データが収容される。IPヘッダは、TCP/IPプロトコルに基づくIPヘッダであり、状態通知パケットに設定された自音声マルチキャストアドレス等が設定される。UDPヘッダは、UDPプロトコルに基づくUDPヘッダであり、ポート番号には、状態通知パケットに設定された自音声マルチキャストポート番号が設定される。パケット長はバケットの長さを示す。送信元識別子は、送信元装置の識別子である。
【0041】
以下、図2の動作説明をする。
【0042】
(a) 状態通知パケットの流れ
図10は、空き状態での状態通知パケットの流れを示す図である。図10に示すように、GW50、各指令台52#i(i=1,2,…)及び受令端末72#i(i=1,2,…,m)は、自装置の状態、例えば、「空き」を状態通知パケットに設定して、状態通知用マルチキャストグルーブ1(GW50や指令台52#i(i=1,2,…))や状態通知用マルチキャストグループ2(受令端末72#i(i=1,2,…))宛てに配信する。これらの状態通知用パケットは、宛先として指定された状態通知用マルキャストグループ1,2に属する指令台52#i(i=1,2,…,n)や受令端末72#i(i=1,2,…,m)は、送信元装置の状態を保存する。
【0043】
(b) 1対1個別通話
図11は、1対1個別通話時を示す図である。図12は、1対1個別通話時のシーケンスチャートである。ここでは、1対1個別通話とは、公衆網50から着信があったとき、発呼者と指令台のオペレータとの間で1対1個別通話を行うことをいう。
【0044】
図12中の(2)に示すように、GW50は、公衆網80より着信があると、(4)に示すように、GW50は、「状態:着信呼出中、宛先:全指令台、状態通知用マルチキャストグループ1(例えば、図12に示すように、IPアドレス:224.1.1.1)」を設定した状態通知パケットをマルチキャスト配信開始すると共に規定の呼出音配信用マルチキャストグループに参加・受信開始し、公衆網80に接続する。(6),(8)に示すように、指令台52#1,52#2は、GW50より送信された状態通知パケットの宛先が状態通知用マルチキャストグループ1であり、「着信呼出中」が設定されているので、「着信中」を表示する。
【0045】
共通音源サーバ54は、図12中の(10)に示すように、GW50より送信された状態通知パケットの宛先が状態通知用マルチキャストグルーブ1であり、「着信呼呼出中」が設定されているので、図11中の(10)に示すように、呼出音配信用マルチキャストグループ宛てに呼出音を含む音声パケットをマルチキャスト配信する。指令台52#1,52#2は、呼出音配信用マルチキャストグループ宛ての「呼出音」を受信すると、サウンドデバイスに出力する。指令台52#1,52#2のオペレータは、(12),(14)に示すように、「呼出音」により応答操作を行ったものとする。この時、指令台52#1の方が指令台52#2よりも早く応答操作がなされたものとする。
【0046】
指令台52#1,52#2は、(16),(18)に示すように、オペレータにより応答操作がなされたので、「状態:応答接続中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:GW50の識別子、指令台i用音声マルチキャストアドレス」を設定して、状態通知パケットを送信する。この時、指令台52#1の方が指令台52#2よりも早く状態通知パケットを送信したものとする。
【0047】
GW50は、図12中の(20)に示すように、最も早く応答接続中を送信した指令台52#1より「応答接続中」の状態を受け取ると、指令台52#1を応答台として確定し、図11中の(20)に示すように、「状態:通話中、宛先:着信中状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子を該当指令台52#1、GW用音声マルチキャストアドレス」を設定して、状態通知パケットを送信すると共に、(22)に示すように、GW音声用グループに対して音声パケットの配信を開始する。GW50は、(26)に示すように、呼出音グループから撤退し、指令台52#1用音声グループに参加・受信開始し、応答台の音声を公衆網80に接続する。
【0048】
応答指令台52#1は、(20)に示すように、GW50より自装置宛ての「通話中」の状態を受信すると、GW音声用グループに参加し、GW音声用グループ宛ての音声パケットを外部に出力すると共に、図11及び図12中の(24)に示すように、「状態:通話中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW、指令台52#i音声用グループ」を設定した状態通知パケットを送信する。
【0049】
一方、応答に失敗した指令台52#2は、GW50からの「通話中」を示す状態通知パケットの宛先が自分ではないので、(28)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW」を設定した状態通知パケットを配信すると共に着信中表示を停止する。共通音源サーバ54は、GW50より「通話中」の状態を受信すると、(30)に示すように、呼出音の配信を停止する。
【0050】
以降、公衆網80からの音声は、GW50より音声パケットに収容されて、GW音声用グループ宛てに送信される。この音声パケットが応答台52#1で受信されて、応答台52#1のサウンドデバイス150#1より送出される。一方、応答台52#1に入力された音声は音声パケットに収容されて、応答台52#1用音声グループ宛てに送信される。この音声パケットがGW50で受信されて、公衆網80に送出される。
【0051】
通話が終了した場合、応答台52#1にて以下の切断操作を行う。応答台52#1は、音声パケットの配信を停止し、(30)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW」を設定した状態通知パケットを配信する。GW50は、応答台52#1より「空き」の状態を受信すると、応答台52#1用音声グループから撤退し、(34)に示すように、「状態:切断開始中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:指令台全台」を設定した状態通知パケットを配信する。GW50及び応答台52#1は、(35)に示すように、既定の話中音配信用グループに参加・受信開始し、話中音を公衆網80に接続する。
【0052】
共通音源サーバ54は、図12中の(36)に示すように、GW50より「切断開始中」の状態通知パケットを受信すると、図11中の(36)に示すように、既定の話中音用グループ宛てに「話中音」を配信する。応答台52#1は、共通音源サーバ54より「話中音」を受信すると、サウンドデバイス150#1に出力する。GW50は、(38)に示すように、公衆網80の回線解放を検出すると、(40)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:指令台全台」を設定した状態通知パケットを配信する。共通音源サーバ54は、(42)に示すように、GW50より「空き」の状態通知パケットを受信すると、「話中音」の配信を停止する。
【0053】
(c) 1対N同時同報通話
図13は、1対N同時同報通話時のマルチキャストグループの配置を示す図である。図14は、1対N同時同報通話時の状態通知パケット及び音声パケットの流れを示すシーケンスチャートである。ここでは、1対N同時同報通話とは、応答指令台と複数の受令端末間で同時同報通話を行うことをいう。
【0054】
指令発令台52#1は、公衆網80からの通報内容に従って、オペレータの指示やオペレータの指示等により指令同報宛先を決定する。指令発令台2#1は、(100)に示すように、「状態:指令起動中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、例えば、224.1.1.2,通話相手識別子:該当指令同報宛先、指令台52#1音声用グループアドレス」を設定した状態通知パケットを配信する。状態通知パケットは、状態通知用マルチキャストグルーブ2に従ってルータ58でルーティングされて、ルータ70#i(i=1,2,…)を経由して、受令端末72#i(i=1,2,…)で受信される。
【0055】
受令端末72#i(i=1,2,…,m)は、指令台52#1からの状態通知パケットの宛先情報を解析し、自分が対象であれば、(101),(103)に示すように、オペレータにより応答される。受令端末72#1,72#2は、(102),(104)に示すように、「状態:指令中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:指令台52#1」を設定した状態通知パケットを配信すると共に指令発令台52#1の音声配信用グループに参加・受信開始し、音声パケットをサウンドデバイス300#1,300#2に接続する。ルータ54は、音声用グループへの参加が通知された該当受令端末72#1,72#2が接続されるポート(LAN60が接続されるポート)にのみ音声パケットの配信を行う。
【0056】
指令台52#1は、図14中の(106)に示すように、各受令端末72#i(i=1,2)からの状態通知パケットを解析し、音声送出開始条件を満足した(指令宛先全てより「指令応答中」を受信、又はタイムアウト)場合、図13及び図14中の(108)に示すように、指令台52#1の音声用グループ宛てに音声パケットを送信する。タイムアウトで音声パケットを送信するのは、指令宛先の受令端末の故障等により応答がなかった場合は、指令宛先全てからの応答を待っていたのでは、指令ができないという問題があるからである。指令台52#1からの音声パケットはルータ54,72#1,72#2でルーティングされて、受令端末72#1,72#2で受信される。このようにして、指令台52#1から音声は、複数の受令端末72#1,72#2で受信される。
【0057】
ここで、指令台52#1⇔受令端末72#1,72#2間で同時同報通話中に指令台52#2から受令端末72#3へ指令があったものとする。指令台52#2は、(110)に示すように、(100)と同様に、「状態:指令起動中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:受令端末72#1,72#2,72#3、指令台52#2の音声配信用グループのアドレス」を設定した状態通知パケットを配信する。
【0058】
受令端末72#1,72#2は指令中なので応答をすることはできない。一方、受令端末72#3は、状態が「空き」であり、指令台52#2からの状態通知パケットの宛先情報を解析すると、自分が対象であるので、(112)に示すように、「状態:指令応答中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:指令台52#2」を設定した状態通知パケットを配信すると共に指令発令台52#2の音声配信用グループに参加・受信開始し、音声パケットをサウンドデバイス300#3に接続する。指令台52#2は、(114)に示すように、各受令端末72#3からの状態通知パケットを解析し、音声送出開始条件を満足した(指令宛先全てより「指令応答中」を受信又はタイムアウト)場合、図13及び図14中の(116)に示すように、指令台52#2の音声配信用グループ宛てに音声パケットを送信する。
【0059】
指令台52#1は、(118)に示すように、受令端末72#1,72#2に対して指令が終了すると、(119)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:GW50」を設定した状態通知パケットを送信する。受令端末72#1,72#2は、(120),(122)に示すように、指令台52#1より「空き」を受信すると、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:全指令台」を設定した状態通知パケットを送信すると共に指令台52#1の音声用グループから撤退する。
【0060】
指令台52#2は、(123)に示すように、受令端末72#3に対して指令が終了すると、(124)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:GW50」を設定した状態通知パケットを送信する。受令端末72#3は、(126)に示すように、指令台52#2より「空き」を受信すると、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:全指令台」を設定した状態通知パケットを送信すると共に指令台52#2の音声配信用グループから撤退する。
【0061】
(d) 通話モニタ
図15は、通話モニタ時のマルチキャストグループの配置を示す図である。図16は、通話モニタ時の状態通知パケット及び音声パケットの流れを示すシーケンスチャートである。ここでは、通話モニタとは、他台の通話(公衆網80からの発呼者と指令台扱い者との間の通話)や指令状況をモニタすることをいう。ここでは、指令台52#1がGW50と通話中に指令台52#2で通話モニタを行う例を説明する。
【0062】
GW50及び応答指令台52#1は、図12中の(4)〜(18)と同様の処理を行う。GW50は、(200)に示すように、最も早く応答接続中を送信した指令台52#1より「応答接続中」の状態を受け取ると、指令台52#1を応答台として確定し、「状態:通話中、宛先:着信中状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子を該当指令台52#1、GW50の音声グループアドレス」を設定して、状態通知パケットを配信すると共にGW50の音声用グループ宛てに音声パケットの配信を開始する。また、応答台52#1の音声用グループに参加・受信開始し、(202)に示すように、応答台52#1の音声を公衆網80に接続する。
【0063】
応答指令台52#1は、(204)に示すように、GW50より「通話中」の状態を受信すると、「状態:通話中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW、指令答52#1の音声用グループアドレス」を設定した状態通知パケットを配信する。そして、応答台52#1に入力された音声は音声パケットに収容されて、(206)に示すように、応答台52#1の音声用グループ宛てに配信される。音声パケットがGW50で受信されて、公衆網80に送出される。
【0064】
指令台52#2は、以下のようにして、指令台52#1や公衆網80からの音声のモニタを開始する。指令台52#2の指令者は、操作部156#2の操作により、モニタを開始する。指令台52#2は、モニタの開始を指示されると、受信電文保存エリア168#2に保存されている状態が「通話中」である指令台/GW/受令端末、例えば、GW50,指令台52#1を表示部158#2に表示し、指令者の操作によりモニタするものが選択される。例えば、指令台52#1,GW50が選択されたものとする。指令台52#2はモニタする指令台52#1の音声配信用マルチキャストグループを状態通知パケットより抽出を行い、図15及び図16中の(208)に示すようにサウンドデバイス150#2に接続して、指令台52#1が出力した音声をモニタする。また、指令台52#1の通話相手識別子(GW)を取得し、該当装置(GW50)の状態通知パケットから音声配信用マルチキャストアドレスの抽出を行い、図15及び図16中の(210)に示すように、サウンドデバイス150#2に接続して、GW50が出力した音声をモニタする。
【0065】
(e) パケットの欠落が発生した場合のリカバリ処理
図17は、パケットの欠落が発生した場合のリカバリ処理を示すシーケンスチャートである。ここでは、指令起動時、受令端末72#1からの状態通知(指令応答)パケットが欠落した場合を例として説明を行う。
【0066】
指令発令台2#1は、(302)に示すように、「状態:指令起動中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:該当指令同報宛先、自音声アドレス」を設定した状態通知パケットを配信する。
【0067】
受令端末72#i(i=1,2,…,m)は、指令台52#1からの状態通知パケットの宛先情報を解析し、自分が対象であれば、(303),(306)に示すように、「状態:指令応答中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:指令台52#1、自音声配信用マルチキャストアドレス」を設定した状態通知パケットを配信するが、(304)に示すように、受令端末72#1からの「指令中」の状態通知パケットがGW50に届かなかったものとする。しかし、受令端末72#1,72#2は、(308),(310),(316),(318)に示すように、一定周期で状態通知パケットを送信していることから、(312)に示すように、GW50でタイムアウトする前に状態通知パケットが受令端末72#1よりGW50に届くことがある。GW50は、(312)に示すように、受令端末72#1から状態通知パケットを受信すると、音声送信開始条件(指令宛先全てより「指令応答中」を受信)を満足するので、音声の送信を開始する。このように、タイムアウトする前にリカバリ処理により状態通知パケットを受け取った場合には、音声の送出をより早くでき、迅速に処理を行うことが可能となる。
【0068】
指令台52#1は、(320)に示すように、受令端末72#1,72#2に対して指令が終了すると、(322)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:GW50」を設定した状態通知パケットを送信する。受令端末72#1,72#2は、(324),(326)に示すように、状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ2、通話相手識別子:全指令台」を設定した状態通知パケットを送信する。
【0069】
(g) 障害検出による解放処理
図18は、障害検出による解放処理を示すシーケンスチャートである。障害とは、一定時間以上状態通知パケットが受信できなかったことをいう。ここでは、通話中に障害検出した場合を例として説明を行う。
【0070】
図12中の(2)〜(18)と同様の処理が行われてから、GW50は、(400)に示すように、指令台52#1より「応答接続中」の状態を受け取ると、「状態:通話中、宛先:着信中状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子を該当指令台52#1、自音声マルチキャストアドレス」を設定して、状態通知パケットを送信すると共に、(402)に示すように、応答台52#1の自音声配信用マルチキャストグループに対して音声パケットの配信を開始する。
【0071】
応答指令台52#1は、(404)に示すように、GW50より「通話中」の状態を受信すると、「状態:通話中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW、自音声マルチキャストグループ」を設定した状態通知パケットを送信する。応答台52#1は、(406)に示すように、自音声配信用マルチキャストグループに対して音声パケットの配信を開始する。
【0072】
GW50は、(408),(412),(414)に示すように、周期的に、「状態:通話中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW、自音声マルチキャストグループ」を設定した状態通知パケットを送信している。また、応答台52#1は、(410)に示すように、周期的に、「状態:通話中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:該当GW、応答台52#1の音声グループアドレス」を設定した状態通知パケットを送信することになっている。ここで、指令台52#1の故障等により状態通知が来なかったものとする。
【0073】
GW50は、(416)に示すように、一定時間、通話相手の応答台52#1より状態通知が来ない場合、障害と認識し、(418)に示すように、「状態:切断開始中、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:指令台全台」を設定した状態通知パケットを配信し、(420)に示すように、既定の話中音配信用グループに参加・受信開始し、話中音を公衆網80に接続する。
【0074】
共通音源サーバ54は、(419)に示すように、GW50より「切断開始中」の状態通知パケットを受信すると、既定の話中音配信用マルチキャストグループを使用して「話中音」を配信する。GW50は、(422)に示すように、公衆網80の切断処理を検出すると、(424)に示すように、「状態:空き、宛先:状態通知用マルチキャストグループ1、通話相手識別子:指令台全台」を設定した状態通知パケットを配信する。共通音源サーバ54は、(430)に示すように、GW50より「空き」の状態通知パケットを受信すると、「話中音」の配信を停止する。
【0075】
(h) 異常パケット受信時の初期設定
図19は、異常パケット受信時の初期設定を示すシーケンスチャートである。図19に示すように、受令端末72#1は、(500),(514),(524)に示すように、受令端末72#2は、(502),(516),(526)に示すように、指令台52#2は、(504),(518),(528)に示すように、指令台52#1は、(506),(520),(530)に示すように、一定周期で、現在の状態(例えば、空き)を状態通知用パケットにより状態通知用マルチキャストグルーブ1,2宛てに送信する。また、GW50は、(508)に示すように、一定周期で、現在の状態を状態通知用パケットにより状態通知用マルチキャストグルーブ1,2宛てに送信しようとしている。
【0076】
障害監視装置56は、状態通知用パケットを受信すると、当該パケットの送出元装置についての受信電文保存エリア260に状態通知パケットを保存すると共に、(510)に示すように異常状態の発生を検出する。異常状態とは、状態通知パケットが異常パケットである場合と、各送信元装置について、状態通知パケットや音声パケットのトラヒックが規定値を越えており、許容帯域以上の使用をして場合をいう。異常パケットとは、パケットに未定義の状態等が設定されているもの、異常電文長がパケットに設定されているものをいう。障害監視装置56は、装置の異常状態が検出されると、異常検出した装置に対して、ユニキャスト通信により初期設定要求を行う。例えば、GW50は、(507)に示すように、装置異常により、異常パケットを送出したものとする。障害監視装置56は、GW50からの異常パケットを検出すると、(512)に示すように、初期設定要求を行う。
【0077】
GW50は、障害監視装置56より初期設定要求を受け取ると、(513)に示すように、初期設定を行う。初期設定とは、例えば、ソフトウェア等の再インストールによる初期化等をいう。GW50は、(521)に示すように、初期設定が完了すると、(522)に示すように、一定周期で、現在の状態(例えば、空き)を状態通知用パケットにより状態通知用マルチキャストグルーブ1,2宛てへの送信を開始する。このように、障害監視装置5による異常検出と初期設定要求により、異常装置を迅速に正常に復旧させることができる。
【0078】
本発明は以下の付記を含むものである。
【0079】
(付記1) 公衆網とLAN間をインタフェースするゲートウェイと、前記LANに接続された複数の指令台を含む受付センタと、ルータを通して前記LANに接続される複数の受令端末とを有する指令システムにおいて、
前記ゲートウェイは、
前記公衆網より着信があると、着信呼出中を示す第1状態通知パケットを前記複数の指令台を含む第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信し、前記着信呼出中に対する応答接続中を示す前記第1状態通知用マルチキャストグループ宛ての第2状態通知パケットを受信したとき、前記第2状態通知パケットを送信した応答指令台に通話を許可する旨の第3状態通知パケットを前記第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信し、前記応答指令台が送信した第1音声パケットに含まれる音声を前記公衆網に接続するよう制御する第1プロトコル処理部を具備し、
前記各指令台は、
自装置が空き状態であるとき、前記第1状態通知パケットに対して前記第2状態通知パケットを送信し、自装置宛ての前記第3状態通知パケットを受信すると、通話中を示す第4状態通知パケットを送信して自装置宛ての第2音声パケットを外部出力し、前記第2状態通知パケットを送信し且つ他装置宛ての前記第3状態通知パケットを受信すると、自装置が空き状態となるよう制御する第2プロトコル処理部を、
具備したことを特徴とする指令システム。
【0080】
(付記2) 前記第2プロトコル処理部は、第2状態通知用マルチキャストグループに属する受令端末宛てに指令起動中を示す第5状態通知パケットを送信し、前記受令端末から指令中を示す第6状態通知パケットに基づいて、音声送出開始条件が満足されたとき、第3音声パケットを送信するよう制御し、
前記各受令端末は、
自装置宛ての前記第5状態通知パケットを受信すると、前記第6状態通知パケットを送信して自装置宛ての前記第3音声パケットを外部出力するよう制御する第3プロトコル処理部を具備したことを特徴とする付記1記載の指令システム。
【0081】
(付記3) 前記第1、2及び第3プロトコル処理部は、自装置の状態を示す状態通知パケットを定期的に送出するよう制御することを特徴とする付記2記載の指令システム。
【0082】
(付記4) 前記第3状態通知パケットは相手応答指令台及び当該通話に係わる音声を当該相手応答指令台が受信する音声マルチキャストグループのアドレスを含み、前記第2音声パケットは当該音声マルチキャストグループのアドレスを含むことを特徴とする付記3記載の指令システム。
【0083】
(付記5) 前記第2状態通知パケットは通信相手のゲートウェイ及び自装置が送信する音声を受信する音声マルチキャストグループのアドレスを含み、前記第1音声パケットは当該音声マルチキャストグループのアドレスを含むことを特徴とする付記3記載の指令システム。
【0084】
(付記6) 前記第2プロトコル処理部は、前記第3音声パケットを送信する前に前記第3音声パケットを配信するための自装置に割り当てられた音声配信用マルチキャストグループのアドレスを含むパケットを前記受令端末宛てに送信するよう制御し、前記第3プロトコル処理部は、自装置宛ての当該パケットを受信すると、前記音声配信用マルチキャストグループへの参加を前記ルータに通知し、当該音声配信用マルチキャストグループのアドレスが設定された前記第3音声パケットを受信して外部に出力するよう制御することを特徴とする付記2記載の指令システム。
【0085】
(付記7) 前記第5状態通知パケットは通信相手の受令端末及び自装置が送信する音声を受信する自装置毎に割り当てられた音声マルチキャストグループのアドレスを含み、前記第3音声パケットは当該音声マルチキャストグループのアドレスを含むことを特徴とする付記3記載の指令システム。
【0086】
(付記8) 前記受付センタは、前記第1状態通知パケットを受信すると、呼出音用マルチキャストグループ宛てに呼出音を収容した音声パケットを送信し、前記第3状態通知パケットを受信すると、前記呼出音を停止する共通音源サーバを更に具備したことを特徴とする付記1記載の指令システム。
【0087】
(付記9) 前記受付センタは、異常状態、異常電文長を含む異常パケットを監視して、異常パケットを検出すると、当該異常パケットの発信元に対して初期設定を要求する障害監視装置を更に具備したことを特徴とする付記1記載の指令システム。
【0088】
(付記10) 前記障害監視装置は、状態通知パケット及び音声パケットを、各送信元毎にパケット量の集計を行い、規定値以上の帯域を使用している送信元装置に初期設定要求を行うことを特徴とする付記9記載の指令システム。
【0089】
(付記11) 前記各指令台は、他の指令台、受令端末又はゲートウェイが送信した他の装置宛ての音声パケットを受信して、当該音声パケットに含まれる音声を外部にに出力することを特徴とする付記1記載の指令システム。
【0090】
(付記12) 前記ゲートウェイは通話相手から一定時間状態通知パケットが来ない場合、前記公衆網の回線を解放することを特徴とする付記3記載の指令システム。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コールマネージャ無しでの1対N同時同報通信における確実な音声パケット通信、参加型によるマルチキャスト送信を脳とすることから、IP網での高性能、高品質、高信頼性が要求される同時同報指令システムを実現できる。更に、IPによる音声指令システムが実現でき、品質の向上及び距離延長による遅延発生の防止を図ることができ、社会システムとしての更なる信頼性の確保による市民サービスの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態による指令システムの構成図である。
【図3】図2中のGWの構成図である。
【図4】図2中の指令台の構成図である。
【図5】図2中の共通音源サーバの構成図である。
【図6】図2中の障害監視装置の構成図である。
【図7】図2中の受令端末の構成図である。
【図8】状態通知パケットの構成図である。
【図9】音声パケットの構成図である。
【図10】状態通知パケットの流れを示すシーケンスチャートである。
【図11】1対1個別通話時のマルチキャストグループの配置を示す図である。
【図12】1対1個別通話の状態通知パケット及び音声パケットの流れを示すシーケンスチャートである。
【図13】1対N同時同報通話時のマルチキャストグループの配置を示す図である。
【図14】1対N同時同報通話の状態通知パケット及び音声パケットの流れを示すシーケンスチャートである。
【図15】通話モニタ時のマルチキャストグループの配置を示す図である。
【図16】通話モニタの例を示すシーケンスチャートである。
【図17】パケットに欠落が発生した場合のリカバリ処理の例を示すシーケンスチャートである。
【図18】障害検出による解放処理の例を示すシーケンスチャートである。
【図19】異常パケット受信時の初期設定動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
2 公衆網
4 IP網
6 GW
8#i(i=1,2,…) 指令台
9 受付センタ
10#i(i=1,2,…) ルータ
12#i(i=1,2,…) 受令端末
20 第1プロトコル処理部
22#i(i=1,2,…) 第2プロトコル処理部

Claims (5)

  1. 公衆網とIP網間をインタフェースするゲートウェイと、前記IP網に接続された複数の指令台を含む受付センタと、ルータを通して前記IP網に接続される複数の受令端末とを有する指令システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、
    前記公衆網より着信があると、着信呼出中を示す第1状態通知パケットを前記複数の指令台を含む第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信し、前記着信呼出中に対する応答接続中を示す前記第1状態通知用マルチキャストグループ宛ての第2状態通知パケットを受信したとき、前記第2状態通知パケットを送信した応答指令台に通話を許可する旨の第3状態通知パケットを前記第1状態通知用マルチキャストグループ宛てに送信し、前記応答指令台が送信した第1音声パケットに含まれる音声を前記公衆網に接続するよう制御する第1プロトコル処理部を具備し、
    前記各指令台は、
    自装置が空き状態であるとき、前記第1状態通知パケットに対して前記第2状態通知パケットを送信し、自装置宛ての前記第3状態通知パケットを受信すると、通話中を示す第4状態通知パケットを送信して自装置宛ての第2音声パケットを外部出力し、前記第2状態通知パケットを送信し且つ他装置宛ての前記第3状態通知パケットを受信すると、自装置が空き状態となるよう制御する第2プロトコル処理部を、
    具備したことを特徴とする指令システム。
  2. 前記第2プロトコル処理部は、第2状態通知用マルチキャストグループに属する受令端末宛てに指令起動中を示す第5状態通知パケットを送信し、前記受令端末から指令中を示す第6状態通知パケットに基づいて、音声送出開始条件が満足されたとき、第3音声パケットを送信するよう制御し、
    前記各受令端末は、
    自装置宛ての前記第5状態通知パケットを受信すると、前記第6状態通知パケットを送信して自装置宛ての前記第3音声パケットを外部に出力するよう制御する第3プロトコル処理部を具備したことを特徴とする請求項1記載の指令システム。
  3. 前記第2プロトコル処理部は、前記第3音声パケットを送信する前に前記第3音声パケットを配信するための自装置に割り当てられた音声配信用マルチキャストグループのアドレスを含むパケットを前記受令端末宛てに送信するよう制御し、前記第3プロトコル処理部は、自装置宛ての当該パケットを受信すると、前記音声配信用マルチキャストグループへの参加を前記ルータに通知し、当該音声配信用マルチキャストグループのアドレスが設定された前記第3音声パケットを受信して外部に出力するよう制御することを特徴とする請求項2記載の指令システム。
  4. 前記受付センタは、異常状態、異常電文長を含む異常パケットを監視して、異常パケットを検出すると、当該異常パケットの発信元に対して初期設定を要求する障害監視装置を更に具備したことを特徴とする請求項1記載の指令システム。
  5. 前記各指令台は、他の指令台、受令端末又はゲートウェイが送信した他の装置宛ての音声パケットを受信して、当該音声パケットに含まれる音声を外部に出力することを特徴とする請求項1記載の指令システム。
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