JP3830425B2 - 袋状容器開口部の同時開口方法 - Google Patents

袋状容器開口部の同時開口方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、区画シール部により2や3つ以上に仕切られた液室の開口部にポートを装着したり、液体を同時充填するための複数連袋状容器の開口部の開口方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、輸液バッグなどの袋状容器には、中間部に区画シール部を形成して2種類の液体を充填するものがある。このような2連輸液バッグに液体を供給する場合、各液室について開口・充填・シール工程を順次行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、直列的に配置された装置により開口・充填・シール工程が繰り返されるため、製造ラインが長くなり、かつ製造コストが高くなるという問題がある。
【0004】
本発明者は、液室に連通する2つの開口部を並列に形成しておき、一度に2つの液室に同時に充填することを考えたが、2枚の樹脂シートが密接された2つの開口部を、それぞれ高精度で安定して開放することが難しく、充填ノズルと開口部の樹脂シートとが干渉してスムーズに充填作業ができないという問題に行き当たった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決して、ポートの装着や充填を行うに際して、並設された2つの開口部を精度良く安定して開放することができ、ポートや充填ノズルに開口部の樹脂シートが干渉せず、スムーズに作業を行うことができる袋状容器開口部の開放方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、樹脂シートにより液室が形成された袋状容器の周辺部に、2枚の樹脂シートが互いに密着されるとともに前記液室に連通する複数の開口部を並列して形成し、前記各開口部を同時に開放するに際して、前記開口部間の周辺シール部を所定量弛ませた状態で各開口部の両側を開口保持部材によりそれぞれ保持させ、強制開放手段により各開口部の2枚の樹脂シートを互いに離間させると同時に、各開口部両側の開口保持部材を開口部側にそれぞれ同期して接近させ各開口部をそれぞれ開放するものである。
【0007】
上記構成によれば、予め各開口部間を弛ませておき、複数の開口部を強制開放手段により樹脂シートを互いに離間させると同時に、開口保持部材を両側から同期して接近させることにより、各開口部を整然と精度良く安定して開口させることができ、樹脂シートが変形して開口部に弛み出すことがない。したがって、これら開口部への、たとえばポート部材や充填ノズルの同時挿入と装着や充填作業をスムーズに行うことができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、区画シール部により2つの液室が形成された2連袋状容器であるとともに、各開口部がそれぞれ液室に連通され、開口保持部材を、同期して開口部側に均等量接近移動させて各開口部をそれぞれ開放するものである。
【0009】
上記構成によれば、2つの開口部の間を弛ませておき、複数の開口部を強制開放手段により樹脂シートを互いに離間させると同時に、開口保持部材を両側から同期して均等量接近させることにより、2つの開口部を精度良く安定して開口することができ、開口部を均一に精度良く開口させることができる。これにより各開口部への、ポート部材や充填ノズルの同時挿入と、ポート装着作業や充填作業をスムーズに行うことができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、開口部間を弛ませた状態で開口部の両側の周辺シール部を開口保持部材に保持させるものである。
上記構成によれば、予め開口部間を弛ませて開口保持部材に受け渡すことにより、開口保持部材の動作は、開口部側に接近させる動作のみでよく、受渡し後の動作を簡略化することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、開口部の両側の一対の開口保持部材により開口部両側の周辺シール部を保持させ、隣接する前記一対の開口保持部材を互いに接近させて開口部間の周辺シール部を弛ませるものである。
【0012】
上記構成によれば、袋状容器が開口保持部材に受け渡されてから、開口部間を弛まし、開口動作を行うことにより、両側の開口保持部材を均等に接近させて開口部を良好に開放することができる。
【0013】
請求項5記載の発明は、開口部の両側の開口保持部材のうち、他方に開口部に隣接する内開口保持部材により周辺シール部を保持させ、2つの開口部の前記内開口保持部材を互いに接近させて開口部間の周辺シール部を弛ませた後、開口部外側の外開口部保持部材により周辺シール部を保持するものである。
【0014】
上記構成によれば、袋状容器が開口保持部材に受け渡されてから、内開口保持部材のみを移動して開口部間を弛まし、両開口保持部材により開口動作を行うことにより、両側の開口保持部材を均等に接近させて開口部を良好に開放させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る輸液バッグの製造工程における開口部の同時開放方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
輸液バッグ1は、図2に示すように、2枚の樹脂シート(樹脂フィルム)の外周の周辺シール部2が溶着されるとともに、内部が区画シール部3により2つに分離されて上液室4Aと下液室4Bが形成されたもので、上辺シール部2uおよび下辺シール部2dにポート5A,5Bがそれぞれ装着されている。
【0017】
この輸液バッグ1を生産する製造工程は、図1に示すように、分離原反ロールから繰出されたたとえば2枚の樹脂シート(樹脂フィルム)を洗浄した後、重ね合わして周辺シール部2と区画シール部3とを順次を溶着する溶着工程Aと、輸液バッグ1を原反樹脂シートから切り離すトリミング工程Bと、上辺部および下辺部の周辺シール部2に形成された上下ポート装着口を順次開口してそれぞれポート5A,5Bを挿入し溶着した後、ポートシールを行うポート装着工程Cと、輸液バッグ1の一方の側縁部2rに形成されて上下液室4A,4Bにそれぞれ連通する開口部6A,6Bを開放する同時開放工程Dと、充填ノズル7を開口部6A,6Bに挿入して上液室4Aと下液室4Bとに異なる種類の液体を同時に充填する2室同時充填工程Eと、充填終了後に開口部6A,6Bをヒートシールする開口部シール工程Fとを有している。
【0018】
本発明に係る開口部6A,6Bを同時に開放する同時開放工程Dは、図3,図4に示す弛み受け渡し装置11において、2個の弛み用クランパ(移載保持部材)12R,12Lにより輸液バッグ1の開口部6A,6Bまたはその近傍を保持させ、弛み用クランパ12R,12Lを互いに接近させて開口部6A,6B間の周辺シール部2を所定量弛ませるとともに、変形ガイド部材13により一定方向に弛ませ輸液バッグ1を、図5,図6に示す受渡しする弛み受渡し工程部Daと、周辺シール部2が弛ませた状態のままで輸液バッグ1を開放保持装置14の4個の開口用クランパ(開口保持部材)15L,15Rにより2つの開口部6A,6Bの両側をそれぞれ保持させる弛み保持工程部Dbと、強制開放装置(強制開放手段)16の把持爪61A,61Bにより開口部6A,6Bの2枚の樹脂シートS1,S2を強制的に離間させて開放すると同時に、開放保持装置14により開口部6A,6Bの両側の開放用クランパ15L,15Rを同期して均等量互いに接近させることにより、開口部6A,6Bの開放状態を維持する同時開放工程部Dcとで構成されている。
【0019】
弛み受渡し装置11は、ポート装着装置(図示せず)から搬出された複数の輸液バッグ1を傾転移載台21上に水平姿勢でかつ横向きに搬入され載置される。この傾転移載台21には、弛み用クランパ12R,12Lにより開口部6A,6Bまたはその近傍を保持させる左右一対の移載用クランプ装置22A,22Bと、移載用クランプ装置22A,22Bを介して弛み用クランパ12R,12Lを互いに接近させる弛み作動機構23とが配設され、また変形ガイド部材13を出退させて一定方向に弛ませる弛みガイド機構20が設けられている。なお、これら移載用クランプ装置22A,22Bは同一構造であるため一方のみを説明する。
【0020】
移載用クランプ装置22Aは、傾転移載台21に回転自在に支持された揺動軸24を介して支持された弛み揺動台25と、弛み揺動台25の端部に揺動軸24と垂直なクランプ軸26を介して回動自在に支持された移載用クランパ12Rと、移載用クランパ12Rのクランプ部との間で輸液バッグ1をクランプするクランプ受台27と、クランプ軸26に取り付けられた開閉レバー28およびリンク29aを介して移載用クランパ12Rを実線位置と仮想線位置との間で開閉駆動される弛みクランプシリンダ29とで構成されている。
【0021】
また弛み駆動機構23は、弛み揺動台25で左右の揺動軸24の間に回転自在に支持されたカム軸31に固定された弛み用カム32と、前記カム軸31に取り付けられて図示しない駆動部材(カム部材や出退装置)によりカムホロワ33aを介して回動されるカム駆動レバー33と、前記揺動軸24に取り付けられて拘束用コイルばね36により弛み用カム32に当接される従動カムレバー34とで構成されている。
【0022】
弛みガイド機構20には、変形ガイド部材13を出退させる弛みガイドシリンダ35が設けられている。
したがって、輸液バッグ1が搬入されると、弛みクランプ用シリンダ29がそれぞれ収縮されて移載用クランパ12Rが閉動され、クランプ受台27との間で輸液バッグ1の開口部6A,6Bまたはその近傍がクランプされる。そしてカム駆動レバー33が回動されて弛み用カム32が所定角度回動され、従動カムレバー34を介して移載用クランプ装置22A,22Bが相対方向に揺動され、移載用クランパ12R,12Lが互いに接近される。それと同時に、弛みガイドシリンダ35が進展されて変形ガイド部材13が輸液バッグ1の開口部間の弛み部分を押して一定方向に弛ませる。
【0023】
そして、図示しない傾転装置により、傾転移載台が水平姿勢から垂直姿勢に傾転されて、図5に示すように、左右一対で2組の開放用クランプ部40A〜40Dを有する開放保持装置14に移載される。
【0024】
開放保持装置14は、図5,図6に示すように、輸液バッグ1を複数枚ずつ保持して移動自在な移動架台41を有し、各移動架台41には、回転自在に支持された4本の水平支軸42にそれぞれ揺動台43が支持されている。これら揺動台43には、周辺シール部2の側辺部2rを受ける受け台44と、水平支軸42と直交する水平回動軸45を介して受け台44に当接する閉止位置とその上方の開放位置の間で開閉自在に支持されたL形状の開放用クランパ(開口保持部材)15L,15Rと、前記水平回動軸45に受動レバー46とリンク47を介してピストンロッドに連結され開放用クランパ15L,15Rをそれぞれ開閉駆動するクランプシリンダ48とがそれぞれ具備されている。
【0025】
左右一対の開放用クランパ15L,15Rを接近移動させる開口部開放機構50R,50Lは、左右の揺動台43を水平支軸42を介して相対方向に揺動させるカム機構により構成されている。すなわち、左右の水平支軸42間の上部に回転自在に支持されたカム軸51に開放用カム52が取り付けられ、開放用カム52はカムホロワ53aを有するカム回動レバー53によりカム軸51を介して回動可能に連結されている。左右の水平支軸42には、開放用カム52に当接するカム従動レバー54が取り付けられ、カム従動レバー54は互いに連結された拘束用コイルばね55により開放用カム52に押し付けられている。
【0026】
したがって、カム板や駆動装置などの図示しない駆動手段により、カム回動レバー53を介して開放用カム52が所定範囲で回転されることにより、カム従動レバー54を介して水平支軸42を所定範囲で揺動させ、揺動台43上部に設けられた開放用クランパ15L,15Rによる保持部を互いに接近移動させて開口部6A,6Bを開放することができる。
【0027】
強制開放装置16は、図7,図8に示すように、前後対称構造に構成され、開口部6A,6Bごとに開閉自在な左右一対の把持爪61A,61Bが前後2組互いに対向して配置されている。すなわち、架台62上にスラストベアリング67を介して互いに接近離間自在な一対の可動台63が配置され、各可動台63はそれぞれ開放シリンダ66により互いに接近離間移動される。両可動台63上には、固定把持爪61Aと、開閉方向に沿うなスラストガイド64を介して固定把持爪61Aに対して接近離間し開閉自在な可動把持爪61Bと、この可動把持爪61Bをトグルリンク65を介して開閉駆動する把持シリンダ68とで構成されている。
【0028】
したがって、図9(a)に示すように、開放シリンダ66により可動台63を介して開放状態の把持爪61A,61Bを互いに接近させ、2枚の樹脂シートS1,S2を少し押し出して波形状にする。次いで図9(b)に示すように、把持シリンダ68により把持爪61A,61Bをそれぞれ閉動するとともに閉止位置手前で僅かに後退させることにより、前後の把持爪61A,61Bにより互いに密着した2枚の樹脂シートS1,S2をそれぞれ把持させる。次いで開放シリンダ66により可動台63を介して把持爪61A,61Bを互い離間することにより、開口部6A,6Bを強制的に開放することができる。
【0029】
なお、この把持爪61A,61Bを具備した強制開放装置16に代えて、粘着テープを開口部の2枚の樹脂シートS1,S2の外面に押付けて接着した後、離間移動させることにより、開口部6A,6Bを強制的に開放させる粘着テープを使用した強制開放装置であってもよい。
【0030】
上記構成において、並設された開口部の両側を開放用クランパにより保持し、強制開放装置16で樹脂シートを離間させると共に、外側の開放用クランパのみを内側に接近させた場合、開口部中心線両側で樹脂シートの弛み量が不均等となり、また開放された開口部の中心が変位するため、両側の開口部の形状が変形しやすく不均一となるが、上記実施の形態によれば、開口部6A,6B間の周辺シール部2rを所定量(左右の開放用クランパの移動量の和以上)を弛ませた状態で開放用クランパ15R,15Lにより保持させるので、左右の開放用クランパ15R,15Lを均等量接近させて開口部6A,6Bを開放することができる。これにより、2つの開口部6A,6Bを中心が移動することなく、中心線の両側の樹脂シートを均等量ずつ接近させることができ、これにより樹脂シートの一部が開口部内にはみ出すようなことがなく、均一で整然とした開口部6A,6Bをそれぞれ形成することができる。したがって2室同時充填工程Eにおいて、充填ノズル7をスムーズに挿入することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態では、撓み受渡し装置11により開口部6A,6B間を弛ませた状態で開放保持装置14に受渡しするように構成したが、開放保持装置14の開放用クランパ15L,15Rに受け取った後、左右の組の開放用クランパ15L,15Rを互いに接近させて開口部6A,6B間を弛ませ、開口動作をおこなってもよい。
【0032】
また、左右の組の開放用クランパ15L,15Rを接近させる以外に、2組の開放用クランパ15L,15Rのうち、隣接する側と反対側の開放用クランパ(外開口保持部材)15Lおよび15Rを開放状態で、隣接する側(開口部間)の開放用クランパ(内開口保持部材)15Rおよび15Lにより輸液バッグ1を保持させ、互いに接近させることにより、開口部A,6B間の周辺シール部2を弛ませてもよい。
【0033】
また、弛みガイドシリンダ35により、開口部A,6B間の周辺シール部2を一定方向に弛ませる変形ガイド部材13を設けてもよい。
さらに上記実施の形態では、2室同時充填のために、2個の開口部を開放したが、ポートの挿入溶着のために2個の開口部を開放してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、予め各開口部間を弛ませておき、複数の開口部を強制開放手段により樹脂シートを互いに離間させると同時に、開口保持部材を両側から同期して接近させることにより、各開口部を整然と精度良く安定して開口させることができ、樹脂シートが変形して開口部に弛み出すことがない。したがって、これら開口部への、たとえばポート部材や充填ノズルの同時挿入と装着や充填作業をスムーズに行うことができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、2つの開口部の間を弛ませておき、複数の開口部を強制開放手段により樹脂シートを互いに離間させると同時に、開口保持部材を両側から同期して均等量接近させることにより、2つの開口部を精度良く安定して開口することができ、開口部を均一に精度良く開口させることができる。これにより各開口部への、ポート部材や充填ノズルの同時挿入と、ポート装着作業や充填作業をスムーズに行うことができる。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、予め開口部間を弛ませて開口保持部材に受け渡すことにより、開口保持部材の動作は、開口部側に接近させる動作のみでよく、受渡し後の動作を簡略化することができる。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、袋状容器が開口保持部材に受け渡されてから、開口部間を弛まし、開口動作を行うことにより、両側の開口保持部材を均等に接近させて開口部を良好に開放することができる。
【0038】
請求項5記載の発明によれば、袋状容器が開口保持部材に受け渡されてから、内開口保持部材のみを移動して開口部間を弛まし、両開口保持部材により開口動作を行うことにより、両側の開口保持部材を均等に接近させて開口部を良好に開放させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輸液バッグの同時開口方法の実施の形態を示し、輸液バッグの製造手順を示す説明図である。
【図2】同輸液バッグを示す正面図である。
【図3】同弛み受渡し装置を示す正面図である。
【図4】同弛み受渡し装置を示す側面断面図である。
【図5】同開放保持装置を示す正面図である。
【図6】同開放保持装置および弛み受渡し装置の受渡し状態を示す側面断面図である。
【図7】同強制開放装置を示す平面図である。
【図8】同強制開放装置を示す側面断面図である。
【図9】(a)(b)は同強制開放装置の把持爪による開放動作を示す説明図である。
【符号の説明】
D 同時開放工程
Da 弛み受渡し工程部
Db 開口開放工程部
E 2室同時充填工程
1 輸液バッグ
2 周辺シール部
3 区画シール部
4A 上液室
4B 下液室
5A,5B ポート
6A,6B 開口部
7 充填ノズル
11 弛み受渡し装置
12L,12R 弛み用クランパ
13 変形ガイド部材
14 開放保持装置
15L,15R 開放用クランパ
16 強制開放装置
22A,22B 移載用クランプ装置
23A,23B 弛み作動機構
40A,40D 開放クランプ部
50R,50L 開口部開放機構
61A 固定把持爪
61B 可動把持爪
64 開放シリンダ
65 トグルリンク

Claims (5)

  1. 樹脂シートにより液室が形成された袋状容器の周辺部に、2枚の樹脂シートが互いに密着されるとともに前記液室に連通する複数の開口部を並列して形成し、前記各開口部を同時に開放するに際して、
    前記開口部間の周辺シール部を所定量弛ませた状態で各開口部の両側を開口保持部材によりそれぞれ保持させ、
    強制開放手段により各開口部の2枚の樹脂シートを互いに離間させると同時に、各開口部両側の開口保持部材を開口部側にそれぞれ同期して接近させ各開口部をそれぞれ開放する
    ことを特徴とする袋状容器開口部の同時開口方法。
  2. 区画シール部により2つの液室が形成された2連袋状容器であるとともに、各開口部がそれぞれ液室に連通され、
    開口保持部材を、同期して開口部側に均等量接近移動させて各開口部をそれぞれ開放する
    ことを特徴とする請求項1記載の袋状容器開口部の同時開口方法。
  3. 開口部間の周辺シール部を弛ませた状態で開口部の両側の周辺シール部を開口保持部材に保持させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の袋状容器開口部の同時開口方法。
  4. 開口部の両側の一対の開口保持部材により開口部両側の周辺シール部を保持させ、
    隣接する前記一対の開口保持部材を互いに接近させて開口部間の周辺シール部を弛ませる
    ことを特徴とする請求項2記載の袋状容器開口部の同時開口方法。
  5. 開口部の両側の開口保持部材のうち、他方に開口部に隣接する内開口保持部材により周辺シール部を保持させ、
    2つの開口部の前記内開口保持部材を互いに接近させて開口部間の周辺シール部を弛ませ、
    開口部外側の外開口部保持部材により周辺シール部を保持される
    ことを特徴とする請求項2記載の袋状容器開口部の同時開口方法。
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