JP3829058B2 - 移動通信交換局再起動の復帰手順 - Google Patents
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Description
(発明の属する技術分野)
本発明は、電気通信システムに関し、特に無線電気通信網において移動通信交換局(MSC)の再起動から復帰するための手順に関する。
【0002】
(関連する技術の説明)
ローミングしている全ての加入者は、その加入者の移動局に現在サービスしているMSCに一時加入者記録(temporary subscriber record)を有している。この一時加入者記録は、加入者のサービス、プロファイル及び移動性に関する情報を含む。これらの記録は、HLR内の加入者データ・ベースからダウンロードされる。加入者がサービスしているMSCに登録されると、サービスしているMSCは、その加入者に関する一時ローミング記録を作成する。サービスしているMSCからHLRに、登録通知メッセージが送出され、またHLRは、MSC内の一時記録に加入者プロファイルをダウンロードする。加入者プロファイル情報は、その加入者がそこでローミングしている限りその一時記録に保持される。現在、MSCは、120,000記録を保持することが可能であるが、しかしこの数は増加するように計画されている。
【0003】
MSCは、ときどきクラッシュ(crash)することがある。これは、重度のサービス中断結果を伴うソフトウェア・アプリケーション・エラー又はデータ・コラプション(誤り)の場合による可能性がある。MSCメモリをリフレシュするために手動の介入を必要とすることがある。そこで、MSCは、PCのリブート処理に類似した再起動ルーチンを実行する。これには2形式の再起動、即ちスモール(小)再起動及びラージ(大)再起動が存在する。スモール再起動では、進行中の呼が維持される。進行中の呼に関連した一時加入者記録は、削除のためにマークが付けられ、また進行中の呼が完了したときは、この記録が削除される。MSC内の他の全ての一時加入者記録は、直ちに消去される。ラージ再起動では、進行中の呼に関連した加入者記録を含め、MSC内の他の全ての一時加入者記録が直ちに消去される。
【0004】
従って、MSCがスモール再起動か又はラージ再起動を実行するときは、全ての一時加入者記録が消去される。MSCがダウンした後に続く1〜1.5分間の記録は、誤っている恐れがあるので、再起動手順中に消去される。再起動中にMSCがカテゴリの更新と共に位置取り消しメッセージを見逃している可能性がある。システム・オペレータは、HLR内の加入者のカテゴリに対して変更を行った恐れがある。このような場合に、加入者が活性であり、かつローミングしているときは、HLRは、通常、サービス中のMSCに対して、一時記録を更新する確認指令(Qualification Directive:QUALDIR)メッセージを送出する。しかしながら、MSCが再起動を実行している間は、一時記録を更新することはできず、従ってHLR内の加入者プロファイルとMSC内の一時加入者記録との間で不一致が発生する。これは、部分的なサービスの損失に至る可能性がある。
【0005】
移動局は、更に、MSCのサービス・エリアに進行したか、又はこれから離れた可能性もある。従って、HLR内の加入者位置と移動局の実際位置との間に不一致が存在し得る。その結果、例えば、長引いた期間のために境界のMSCにローミングした加入者を見失う恐れがある。これら潜在的な問題をなくすために、再起動に続き、一時記録を消去しシステムに対する加入者の最初のアクセス時に、新しい記録を作成するので、不一致は存在しない。このように全ての記録を消去してスタートする簡単な解決方法は、比較的に少数の記録が含まれているのであれば、うまく機能するが、しかし、現在、MSCに120,000以上の記録を保持する可能性があるときは、大きな問題となる。
【0006】
以上で述べたように、システムの事象が指令するのであれば、システム・オペレータにより手動的に、又は自動的に再起動を開始することができる。再起動には、交換の規模によるが、完了するまで約1〜1.5分掛かる。再起動中は、加入者が新しい呼を作成又は受信できない。MSCがトラヒックに応答するときに、登録のフラッド(flood)、及びMSC上の通常負荷を800パーセントにまで増加する恐れのある呼トラヒック(call traffic)がしばしば存在する。このような増加した負荷は、未登録移動局の増大、及び反復する呼の試行のために長期間続く可能性がある。これは、プロセッサ能力かなりの部分が複数の呼を捨てる(shed)ことに使用された状態となるので、サービスの低下及び処理の低効率に帰結する。
【0007】
再起動後に増加する負荷は、いくつかの理由により発生し得る。第1に、移動局の登録数は、再起動直後のタイム・フレームにおいて、通常、登録することになる移動局数の25倍にまで増加し得る。通常の動作中に、MSCは周期的な登録のために4.83秒毎に登録IDを同報通信する。登録IDは、時間値を含み、移動局はID信号を受信してこの時間値を内部の値と比較してこれが登録すべき時間か否かを判断する。再起動中に、周期的な登録IDが約1.5分間同報通信されることはない。その時間中に登録されるはずであった複数の移動局は、その登録を延期する。交換器がトラヒックに対して開き、登録IDが再び同報通信されると、登録のフラッドとなる。
【0008】
再起動後にMSC上の負荷に影響する第2の要素は、呼の試行数が大幅に増加することである。多くの呼は、再起動中に試行された可能性があり、MSCがトラヒックに再開始するときは、MSCサービス・エリア内の移動局に対する呼、及びこれらからの呼のフラッドとなり得る。試行された各呼及び各登録に対して、MSCは、HLRに登録通知(Registration Notification:REGNOT)メッセージを送出し、関連する加入者プロファイルをフェッチし、かつ新しい一時記録を作成する必要がある。これは、削除した一時加入者記録が置換されるので、MSC上の負荷、及びMSCとHLRとの間の信号トラヒックを大幅に増加させるに至る。
【0009】
以上で述べた不完全さ、及びここで述べているような欠点に対する解決方法を教える既知の従来技術は、存在しないが、アンティク(Antic)ほかの米国特許第5、561、854号は、ここで述べているものにある程度関係する要旨を述べている。アンティクは、HLR内の全ての加入者記録を失ってしまったHLRクラッシュ後に、ホーム・ロケーション・レジスタを復帰させる方法を開示している。アンティクは、予めセーブしたバックアップ記録をHLRユニット内のレジスタにロードしている。このバックアップ記録は、訪問したMSC内のビジター・ロケーション・レジスタ(VLR)にある一時加入者記録から取り出すことができる。しかしながら、アンティクは、MSCにおける処理負荷をかなり軽減させ、かつMSCとHLRとの間の信号及びデータ転送の必要条件を軽減させる無線電気通信網において、MSCの再起動から復帰する方法を教えていない、又は示唆していない。
【0010】
以上の引用文献を再検討すると、ここで説明し、かつ請求の範囲に記載したようなシステム又は方法の開示又は示唆がないことは、明らかである。
【0011】
既存の解決方法の欠点を克服するために、MSCにおける処理負荷を大幅に軽減し、またMSCとHLRとの間の信号及びデータ転送の必要条件を軽減する、無線電気通信網におけるMSCの再起動から復帰するための方法を有することは、都合がよいことになる。本発明はこのような方法を提供する。
【0012】
(発明の概要)
第1の特徴において、本発明は、無線電気通信網内の移動通信交換局(MSC)における再起動手順から復帰するための方法である。この電気通信網は、加入者プロファイルを保持するホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)と、MSCのサービス・エリア内でローミングする加入者のための一時加入者記録を保持するMSCとを含む。これらの一時加入者記録は、HLR内の加入者プロファイルと関連される。この方法は、再起動手順中にMSC内の一時加入者記録を保持するステップと、前記再起動手順を経た一時加入者記録を識別するステップと、前記再起動手順中にMSC内の関連した一時加入者記録を更新する試行に失敗した、前記HLR内の加入者プロファイルを識別するステップと、MSC内のアクセス試行を受信して前記再起動手順を完了した後に、識別した加入者プロファイルに対応する前記識別した一時加入者記録のみを更新するステップとを含む。この方法は、更に、前記HLR内で前記関連した加入者プロファイルが識別されたプロファイルでないことを判断した時、MSC内の識別した一時加入者記録に変更のない事をMSCに通知するステップとを含む。
【0013】
他の特徴において、本発明は、無線電気通信網内の移動通信交換局(MSC)における再起動手順から復帰するための方法である。前記電気通信網は、加入者プロファイルを保持するホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)と、MSCのサービス・エリア内をローミングしている加入者のための一時加入者記録を保持するMSCとを含む。これらの一時加入者記録は、前記HLR内の前記加入者プロファイルと関連される。この方法は、前記再起動手順中にMSC内の関連した一時加入者記録を更新する試行に失敗する、前記HLR内の各加入者プロファイルにフラグ付けするステップと、前記再起動手順中に前記MSCに前記一時加入者記録を保持するステップと、前記再起動手順を経た前記MSC内の各一時加入者記録にフラグ付けするステップとを含む。この方法は、更に、前記MSC内のフラグ付けした一時加入者記録の使用を要求する前記MSC内のアクセス試行を受信するステップと、前記MSCにおいて前記フラグ付けした一時加入者記録にどのような変更も要求するメッセージを前記MSCから前記HLRに送出するステップと、前記MSC内の前記フラグ付けした一時加入者記録に関連した加入者プロファイルが前記HLR内でフラグ付けされたか否かを前記HLR内で判断するステップとを含む。前記HLR内の前記関連した加入者プロファイルがフラグ付けされていないのであれば、前記HLRは、前記MSC内の前記フラグ付けした一時加入者記録に変化がないことを表すメッセージをMSCに送出する。しかしながら、前記HLR内の前記関連した加入者プロファイルがフラグ付けされているのであれば、前記HLRは、前記MSCに前記MSC内の前記フラグ付けした一時加入者記録に対する変更を送出する。従って、前記MSCは、前記一時加入者記録を更新する。次いで、前記MSC及び前記HLRは、前記加入者記録及びプロファイルから前記フラグを取り外す。
【0014】
本発明は、よりよく理解され、またその多数の目的及び効果は、添付する明細書に関連して、以下の図面を参照することにより、当該技術分野において習熟する者により明確となる。
【0015】
(実施例の詳細な説明)
本発明は、HLRとMSCとの間で転送されるデータを最小化することにより再起動後のMSC上の負荷を軽減し、かつMSCにおける一時加入者記録を削除して置換する必要条件を大幅に軽減させる。本発明は、MSC上の、及びMSCとHLRとの間の信号リンク上での負荷を軽減すると同時に、MSC内の一時記録とHLR内の加入者プロファイルとの間に不一致が存在しないことを保証する。
【0016】
本発明において、再起動中に前記HLRが一時加入者記録を更新しようとしたが、MSCがQUALDIRメッセージに応答しないときは、HLRは、HLR内の加入者プロファイルに対する変更をフラグ付けをする。加えて、本発明は、前記MSCにおける一時加入者記録を削除することなく、逆に再起動中に一時記録を保持し、かつ再起動を経た記録として各一時記録にフラグ付けをしてこれを識別する。MSC内のフラグ付けした一時記録を有したあらゆる加入者に対する次のアクセス時に、MSCは、前記MSCからHLRに送出される登録通知(Registration Notification:REGNOT)メッセージに新しいビットを付加する。この新しいビットは、認定情報コード(Qualification Information Code:QIC)パラメータを「有効」にセットし、再起動中に、前記HLRに対し、加入者プロファイルに発生したあらゆる変更をMSCに送出するように要求する。HLRは、HLR内の加入者プロファイルを調べて、HLR内のプロファイルがフラグ付けされていなかったときは、HLRは、MSCに対して、単に変更がなかったという応答をする。この場合に、MSCは、既存の一時記録を使用して呼にサービスをする。
【0017】
しかしながら、更新試行失敗のためにプロファイルがフラグ付されたときは、HLRからMSCに加入者プロファイルを送出して、正しくない一時記録を置き換えることができる。しかしながら、好ましくは、加入者プロファイルの変更部分のみをMSCに送出して、正しくない一時記録のみを更新する。これは、複数の加入者カテゴリを処理するために必要とされる時間及びプロセッサの負荷を節減して、これらを一時加入者記録にコピーする。全ての加入者記録及び加入者に対する呼の試行は、通常的に取り扱われる。
【0018】
図1はMSCにおける再起動を実行して復帰する既存の方法のフロー・チャートである。ステップ10において、アプリケーション・エラーがMSCにクラッシュを発生させる可能性、又はシステム・オペレータが再起動手順を開始する可能性がある。ステップ11において、再起動手順を開始する。この再起動がラージ再起動のときは、処理はステップ12に移行して、MSCにおける全ての一時加入者記録が直ちに消去される。再起動が完了すると、処理はステップ13に移行して、再起動手順が終了し、MSCがトラヒックを再開する。次いで、ステップ17に移行する。再起動がスモール再起動のときは、代わって、処理がステップ11からステップ14に移行して、MSCは、安定している進行中の呼に関連しない一時加入者記録のみを直ちに消去する。ステップ15において、進行中の呼は継続し、またMSCはこれらの呼に係わった加入者に関連する一時記録にフラグ付けをする。ステップ16において、MSC再起動が完了して、MSCがトラヒックに再び開放される。進行中のいずれの呼も完了すれば、これらの加入者に関連したフラグ付きの記録を消去する。
【0019】
再起動は完了するまで約1.5分を要し、かつ再起動中は登録及び新しい呼を許容しないので、MSCがトラヒックに対して再び開いたときに、しばしば登録及び呼トラヒックのフラッドが存在している。ステップ17において、MSCはHLRに登録通知(REGNOT)メッセージを送出して再起動後の呼又は登録を試行する各加入者のための加入者プロファイルをフェッチする。ステップ18において、MSCは、HLRから取り出した加入者プロファイル情報を使用して新しい一時加入者記録を作成しなければならない。これは、削除した一時加入者記録を置換えるので、MSC上の負荷を大幅に増加させること、及びMSCとHLRとの間の信号トラヒックを重くすることになる。この負荷の増加は、未登録移動局及び反復される呼の試行の増大によってその長期間続く可能性がある。これは、プロセッサ能力のかなりの部分が呼を捨てるために使用される状態となるので、サービスの低下及び処理の非効率に帰結する。以上で述べたように、この負荷の増加がその期間を長引かせれば、エンド・ユーザに対するサービスが逆に影響され続ける恐れがある。
【0020】
図2A及び2Bは、本発明の教えにより移動通信交換局(MSC)において再起動を実行して復帰するための方法のフロー・チャートである。ステップ20において、アプリケーション・エラーは、MSCにクラッシュを発生させる、又はシステム・オペレータが再起動手順を開始しても良い。ステップ21において、再起動手順が開始する。ステップ22において、再起動手順の全般で、HLRは、一時加入者記録を更新する試行をするMSCにQUALDIRメッセージを送出することに注意すべきである。しかしながら、MSCが再起動を実行しているので、これらの更新試行は失敗する。更新試行が失敗すれば、HLRは、HLR内の関連した加入者プロファイル及びプロファイルに対する変更にフラグ付けをして、この記録に対する更新試行が失敗したことを表す。
【0021】
ステップ23において、再起動中に、MSCにおける一時加入者記録が消去されることなく、逆にMSCが一時加入者記録を保持することに注意すべきである。ステップ24において、MSC再起動は完了しているので、MSCは、各一時加入者記録にフラグ付けをし、再起動を経た記録としてこれを識別する。ステップ25において、MSCの再起動を完了し、MSCがトラヒックに対して再び開放される。ステップ26において、登録、呼の生起、又は呼の終端がMSCに受信される。処理は、次に図2Bに移行する。
【0022】
図2Bのステップ31において、アクセスしている加入者に関連した一時加入者記録があるか否かを判断する。ノーのときは、加入者は再起動後の新しい加入者であり、ステップ32において、MSCは、通常、HLRから加入者プロファイルを受信する。MSCに一時記録が存在するときは、処理がステップ33に移行して、一時記録は、再起動を経た記録としてフラグ付けされているか否かを判断する。ノーのときは、一時記録は、再起動以後に設定されたものであり、ステップ34において、MSCは、記録を使用して呼を処理する。しかしながら、再起動を経た記録として、関連した一時記録がフラグ付けされているときは、処理がステップ33からステップ35に移行して、MSCは、HLR向けREGNOTメッセージにおいてQICパラメータを「有効」にセットする。HLR内でREGNOTメッセージ及びQICパラメータを受信すると、ステップ36において、HLRは、再起動中に更新試行が失敗した記録として、HLR内の関連した加入者プロファイルがフラグ付けされているか否かを判断する。ノーのときは、ステップ37において、HLRは、MSCに対して、更新がなかったことを単に応答する。この場合は、ステップ38において、MSCにおける既存の一時記録が使用され、次いでMSCはその記録に関するフラグをリセットする。
【0023】
しかしながら、更新試行の失敗のために、記録がフラグ付けされていたときは、処理がステップ39に移行して、HLRは、MSCに加入者プロファイルの変更部分のみを送出するようにプログラムされてもよい。更に、他の実施例では、ステップ40において、HLRは、全ての加入者プロファイルをMSCに送出して、これが正しくない一時記録を置換える。失敗した記録のみがMSCに送出されているので、プロファイルの全てが送出されたとしても、従来技術によるプロセッサ負荷、及び信号負荷がかなり軽減される。一時記録が更新又は置換されたならば、処理はステップ41に移行して、MSCにおいて一時記録用のフラグ及びHLRにおいて関連した加入者プロファイルがリセットされる。
【0024】
従って、本発明の動作及び構成は、以上の説明から明らかになると信じられる。示し、かつ説明した方法、装置及びシステムは、好ましいとして特徴付けられたが、以下の請求の範囲に定義した本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更及び変形を作成できることは、容易に明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動通信交換局(MSC)における再起動を実行して復帰する既存の方法(従来技術)のフロー・チャートである。
【図2A】 本発明の教えに従って移動通信交換局(MSC)における再起動を実行して復帰するための方法のフロー・チャートである。
【図2B】 本発明の教えに従って移動通信交換局(MSC)における再起動を実行して復帰するための方法のフロー・チャートである。
Claims (6)
- 移動通信交換局(以下、MSCと表記する)内の再起動手順から復帰するための方法であって、通信網の複数の加入者のための複数の加入者プロファイルを保持するホーム・ロケーション・レジスタ(以下、HLRと表記する)と、前記MSCのサービス・エリア内をローミングしている複数の加入者に関連した複数の一時加入者記録を保持する前記MSCとを有する無線電気通信網における前記方法において、
前記再起動中に前記MSCのすべての前記一時加入者記録を保持するステップと、
前記再起動手順を経た前記すべての一時加入者記録を識別するステップと、
前記再起動手順中に前記MSC内の関連した一時加入者記録を更新する試行に失敗した前記HLR内の加入者プロファイルのそれぞれを識別するステップと、
前記再起動手順が完了した後に、前記識別した加入者プロファイルに関連した前記識別した一時加入者記録のみを更新するステップと、
を備えた前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。 - 前記再起動手順中に前記MSC内の関連した一時加入者記録を更新する試行に失敗した前記HLR内の加入者プロファイルのそれぞれを識別する前記ステップは、
前記HLR内の加入者プロファイルに対する更新を受信するステップと、
前記MSC内の関連した一時加入者記録を更新するために試行するステップと、
前記MSCから応答を得ない事によって前記更新試行の失敗を認識するステップと、
前記更新試行に失敗した一時加入者記録に関連する前記HLR内の加入者プロファイルのフラグをたてるステップと
を含む請求項1記載の前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。 - 前記再起動手順を経た前記すべての一時加入者記録を識別する前記ステップは、前記再起動手順を経た前記すべての前記一時加入者記録にフラグをたてることを含む請求項2記載の前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。
- 前記識別した一時加入者記録のみを更新する前記ステップは、
前記再起動中に前記加入者プロファイルに対して行った変更を前記HLRから前記MSCに送出するステップと、
前記MSCにおいて、前記HLRから変更を受信した前記識別した一時加入者記録の識別を解除するステップと、
前記HLRにおいて、前記MSCに変更を送出した前記識別した加入者プロファイルの識別を解除するステップと、
を備えた請求項1記載の前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。 - 前記識別した一時加入者記録のみを更新する前記ステップは、
前記再起動中に前記加入者プロファイルに対して行った変更を前記HLRから前記MSCに送出するステップと
前記HLR内の加入者プロファイルが識別した加入者プロファイルでないと判断したときに、前記MSC内の関連する識別した一時加入者記録に対して何も変更していないことを前記HLRから前記MSCに通知するステップと、
を備えた請求項1記載の前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。 - 前記MSC内の前記識別した一時加入者記録に対して何も変更していないことを前記MSCに通知する前記ステップの後に、更に、前記MSC内の通知された前記識別した一時加入者記録の識別を解除するステップを備えた請求項5記載の前記MSC内の再起動手順から復帰するための方法。
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