JP3828285B2 - 顔立ち認識システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は顔立ち認識システムに係り、人の顔の画像から特徴点を抽出し、その特徴点に基づいて顔立ちを認識する顔立ち認識システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
顔のメーキャップは、通常、各自の経験や感覚に基づいて行われる場合が多いが、自らの顔のメーキャップを行うことは別として他人の顔のメーキャップを演出する場合には、対象となる顔は千差万別であり、また、個々の顔立ちに応じたメーキャップを施すことはかなりの経験と、特殊な感覚を必要とするもので、一定のレベルに達するまでにはかなりの経験を要している。従来は顔立ちを経験により認識しており、顔立ちを自動で認識して系統的に示すシステムは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
メーキャップによるイメージの演出法は、理論的に説明する試みもなされているが、従来のメーキャップによるイメージ演出は、造形理論を応用したもので、形の特徴や目に映ったときどのようにどの様な印象を受けるかを把握してメーキャップに応用するものである。例えば、直線はシャープあるいは静的なイメージを演出させ、曲線はソフトあるいは動的なイメージを演出する。したがって、眉や口の輪郭、あるいは髪の状態を直線的又は曲線的にメーキャップすることにより、それぞれ、シャープなイメージを演出したりソフトなイメージを演出したりすることができる。同様に、下降線を使用して落ちついたイメージを出したり、太い線を使用してたくましいイメージを演出することができる。
【0004】
しかしながら、従来は人の顔を総合的にとらえて分類し、顔立ちを認識していないために、個々の顔にはそれぞれ独自の特徴があるにも拘わらず、造形理論の応用だけでは、個々の顔に不釣合いなメーキャップの仕上がりになってしまうおそれががある。また、個々の顔だちに用いるメーキャップテクニックは本来異なるものであるが個々の顔だちを系統的に示すことができず、メーキャップによるイメージ演出に用いることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、人の顔の画像から抽出した特徴点に基づいて顔立ちを的確に認識することのできる顔立ち認識システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
抽出された前記特徴点の座標から目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを算出する第1の演算手段と、
前記目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定する大人/子供タイプ判定手段とを有する。
【0007】
このように、顔画像から抽出した特徴点の座標から顔の長さと顔の各部の配置状態を表す値を求め、所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定することにより、被験者の顔が大人タイプか子供タイプかを経験によらず自動で認識することができる。
請求項2に記載の発明は、被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを有する。
【0008】
このように、顔画像から抽出した特徴点の座標から顔の各部の形状が曲線的か直線的かの形状特性を表す値を求め、所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定することにより、被験者の顔が直線タイプか曲線タイプかを経験によらず自動で認識することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の顔立ち認識システムにおいて、
抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを有する。
【0009】
これにより、被験者の顔が大人タイプか子供タイプか、及び被験者の顔が直線タイプか曲線タイプかを経験によらず自動で認識することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の顔立ち認識システムの一実施例のブロック図を示す。同図中、中央処理装置(CPU)10には、バス15を介して入力装置20、記憶装置30、表示装置40、印刷装置50、通信装置60それぞれが接続されている。入力装置20としてはキーボード21,マウス22,デジタルカメラ(またはCCDカメラ)23等が設けられており、記憶装置30としてはRAM31、ROM32、ハードディスク装置33、フレキシブルディスク装置34等が設けられている。CPU10は記憶装置30に記憶されている各種処理プログラムを実行し、その結果を記憶装置30に記憶すると共に、表示装置40に表示し、印刷装置50で印刷して出力する。記憶装置30には各種処理プログラムの他に、各種ライブラリも記憶されている。
【0013】
図2は本発明の顔立ち認識システムの一実施例のメインフローチャートを示す。同図中、ステップS10で入力装置20のデジタルカメラ23で被験者の顔を撮像し、得られた顔画像を記憶装置30のハードディスク装置33に記憶する。次に、ステップS12で上記の顔画像に対し顔位置認識処理を行う。この顔位置認識処理によって顔領域のラベリングが行われると共に、顔の輪郭の特徴点が抽出される。なお、顔画像は左上隅を原点として、横方向をX軸、縦方向をY軸とするXY座標で位置を表す。
【0014】
次に、ステップS14で顔領域のエッジ画像作成処理が行われ、顔のエッジ画像(2値画像)が作成され、ステップS16で上記エッジ画像をY軸に投影してエッジのヒストグラムを作成するY投影が行われる。この後、ステップS18でY投影によるヒストグラムから顔の各部位、つまり、眉、目、鼻、口それぞれのY座標を検索する。
【0015】
ステップS20では顔のエッジ画像における目及び鼻を含むY座標位置で、目及び鼻の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出する。また、ステップS22で顔のエッジ画像における口を含むY座標位置で、口の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出する。また、ステップS24で顔のエッジ画像における眉を含むY座標位置で、眉の特徴点及びこれに付随する特徴点を抽出する。
【0016】
この後、ステップS26では、抽出した全ての特徴点から被験者の顔が大人タイプまたは子供タイプであるか、直線タイプまたは曲線タイプであるかを判定し、そこ判定結果を表示装置40にディスプレイ表示し、また印刷装置50でプリントアウトして、処理を終了する。
図3はステップS12で実行する顔位置認識処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、ステップS30で顔画像の全画素で使用されている色を例えば144色の色空間に分割する色空間分割処理を行う。そして、ステップS32で分割された色空間単位で、図4に示すような顔画像のヒストグラムを作成する。次に、ステップS34でヒストグラムにおける頻度の高い色空間から順に色空間を並べ換えるソートを行う。
【0017】
ステップS36では頻度の高い色空間から順にラベリングを行い、各色空間に値の異なるラベルを添付する。次に、ステップS38で各ラベルについてループ処理を行い、ループ内のステップS40でラベリングされた領域が顔領域か否かを判別する。ここでは、ラベリングされた領域が縦長の楕円で、面積が所定範囲内であり(カメラと被験者の距離は一定)、ラベリングされた領域内の肌色画素の割合が基準値以上である等の条件により、顔領域か否かを判別している。
【0018】
ここで、顔領域と判別されるとステップS42で顔の特徴点抽出を行う。ステップS42では図5に示す顔画像の顔領域がラベリングされ、顔領域の中でY軸座標が最大の点C3と、Y軸座標が最小の点C2と、点C2,C3を通る直線と髪の生え際との交点F1とが顔の特徴点として抽出される。
図6はステップS20で実行する目及び鼻の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、ステップS46では目及び鼻を含むY座標領域の顔画像を取得する。次のステップS47のループ処理で閾値THを最低値から順次増加させ、ループ内のステップS48で閾値THを用いて顔画像の2値化を行う。このように閾値THを可変して2値化を行うのは、瞳を正確に検出するためである。
【0019】
次のステップS49では2値化で得たエッジ画像において、連続するエッジで囲まれる領域をラベリングする。そして、ステップS50のループ処理内のステップS51でラベリングされた各領域について瞳か否かを判別する。ここでは、その領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持つか、そして、その領域に対となる同様の領域があるか、等の条件で瞳か否かを判別する。
【0020】
次に、ステップS52で2つの瞳を検出できたか否かを判別し、瞳を検出できた場合にはステップS54で固定値の閾値を用いて顔画像の2値化(エッジ画像)を行う。この後、ステップS56でエッジ画像での左の瞳を中心とする左目の領域で左目の特徴点を抽出し、ステップS58でエッジ画像での右の瞳を中心とする右目の領域で右目の特徴点を抽出する。なお、左右の目の特徴点として図5に示す瞳PL,PRと、目尻EL1,ER1と、目頭EL4,ER4と、瞳の上下の目の輪郭EL5,ER5,EL3,ER3であり、これらの特徴点が記憶される。
【0021】
この後、ステップS60に進む。ここでは、2つの瞳を2点とし、口の方向に1点を設けた正三角形を設定する。そして、ステップS62でエッジ画像での上記正三角形内において、最もY座標が大きい点を特徴点N2として抽出して記憶する。次に、ステップS64でY座標が特徴点EL3,ER3と特徴点N2との間で、最もX座標が小さい点を特徴点N1として抽出して記憶し、最もX座標が大きい点を特徴点N3として抽出して記憶する。上記の目及び鼻の特徴点を全て抽出して、この処理を終了する。
【0022】
図7及び図8はステップS22で実行する口の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートを示す。図7中、ステップS70では顔のエッジ画像における口を含むY座標位置が鼻の特徴点N2のY座標より下方であるかどうかを判別し、口を含むY座標位置が鼻の特徴点N2のY座標より下方でなければステップS72で鼻の特徴点N2のY座標より下方に修正する。また、ステップS74で鼻の特徴点N1からN3より大きめの範囲を口の範囲として仮設定し、この範囲の口のY座標領域の顔画像及び顔のエッジ画像を取得する。
【0023】
次のステップS76では鼻の下から口の領域の上端までY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS78で口の範囲の向かって左端から右端までX座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS80で顔のエッジ画像からエッジの画素であるか否かを判別し、エッジの画素でなければ肌部分であるためステップS82で顔画像から肌色情報を蓄積する。また、エッジの画素が最初に検出されたときステップS84で検出した画素のY座標を口の上端として記憶する。
【0024】
次に、ステップS86で蓄積している肌色情報の平均値を求める。この後、図8のステップS88で口の領域の上端から下端までY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS90で口の範囲の向かって左端から右端までX座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS92でこのY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出する。そして、ステップS94でエッジの画素のX座標の最小値と最大値をそのラインのY座標と共に更新して記憶する。ステップS96では口の下端か否かを判別する。ここでは、そのラインでエッジの画素が検出されなかった、かつ、そのラインの肌色の画素の比率が所定値以上であるという条件を満足したとき、口の下端と判別する。
【0025】
口の下端が検出されると、ステップS98で直前のラインにおけるエッジの画素のX座標とそのラインのY座標を口の下端として記憶し、X座標の最小値と最大値とそのラインのY座標を口の左右端として記憶する。これにより、口の特徴点として図5に示す口の上端M2,M4と、左右端M1,M5と、下端M6が抽出される。
【0026】
図9及び図10はステップS24で実行する眉の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートを示す。図9中、ステップS100では眉のY座標が適正か否かを判別する。ここでは、例えば眉のY座標が、顔の特徴点F1,C2のY座標の平均値より小さいとき適正と判別する。ここで眉のY座標が適正でなければ、ステップS102でこれを適正な値とする。
【0027】
次のステップS102では顔領域における向かって左の眉の内側から外側までX座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS104で眉の領域の上端から下端方向にY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS106で顔のエッジ画像からエッジであり、かつ、顔画像から肌色ではない画素が最初に検出されたときステップS108に進む。ステップS108では検出した画素のY座標をこのときのX座標における左眉の上端として記憶する。更に、ステップS102のループ内のステップS110で眉の領域の下端から上端方向にY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS112で顔のエッジ画像からエッジであり、かつ、顔画像から肌色ではない画素が最初に検出されたときステップS114で検出した画素のY座標をこのときのX座標における左眉の下端として記憶する。
【0028】
次の図10のステップS122では顔領域における向かって右の眉の内側から外側までX座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS124で眉の領域の上端から下端方向にY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS126で顔のエッジ画像からエッジであり、かつ、顔画像から肌色ではない画素が最初に検出されたときステップS128に進む。ステップS128では検出した画素のY座標をこのときのX座標における右眉の上端として記憶する。更に、ステップS122のループ内のステップS130で眉の領域の下端から上端方向にY座標を変位させてループ処理を行い、このループ内のステップS132で顔のエッジ画像からエッジであり、かつ、顔画像から肌色ではない画素が最初に検出されたときステップS134で検出した画素のY座標をこのときのX座標における右眉の下端として記憶する。
【0029】
この後、ステップS144で左右の眉それぞれの上端で最も高い位置(Y座標最小)を、眉山の特徴点(図5に示す点BL2,BR2)として抽出する。また、ステップS146で左右の眉それぞれの上端及び下端で最も顔の内側(中心側)の位置を眉頭の特徴点(図5に示す点BL3,BR3)として抽出する。また、ステップS148で左右の眉それぞれの上端及び下端で最も顔の外側の位置を眉尻の特徴点(図5に示す点BL1,BR1)として抽出する。また、ステップS149で左右の眉それぞれの下端で最も低い位置(Y座標最大)を、眉底の特徴点(図5に示す点BL4,BR4)として抽出する。そして、この処理を終了する。
【0030】
ところで、本出願人は、特願平8−235528号等により、顔立ち分類方法を提案している。この提案では、図11に示すように、縦軸に「顔の長さと顔の各部(眉、目、鼻、口)の配置状態」を、横軸に「顔の各部(眉、目、鼻、口)の形状」を座標軸を取る。この縦軸は、顔の長さが「短い」から「長い」、顔の各部が「左右中心から離れている」から「左右中心に中心に寄っている」、あるいは「パーツが上下中心に寄っている」から「上下中心から離れている」への変化を示すものでる。これは、子供から大人への成長に伴う変化と一致するものであり、下方に向かって「子供っぽさ」を、上方に向かって「大人っぽさ」の度合い、換言すれば、子供から大人への成長時のバランスの変化を示しているものとみることができ、ここでは、「バランス軸」と名付けている。また、横軸は顔の各部の形状が曲線的か直線的かの形状特性を表しているものであり、「フォルム軸」と名付けている。
【0031】
図12に図11の座標空間の各象限に位置する形態と印象を示す。例えば、顔が長くて、顔の各部が曲線的だと、やさしい女らしい印象を強くする、あるいは、顔が短くて形状が直線的であればフレッシュで活発的な印象を与える等、形態と印象との関連が明らかとしている。
このように、顔の長さと目、眉、口、鼻の顔の各部(パーツ)の配置状態と、顔の各部(パーツ)の形状を指標として顔を分類することにより、顔を形態から特徴別に分類することができ、また顔の形状から受ける印象別に分類することが可能となる。そして、このように分類することにより、例えばメーキャップを行う際に的確にイメージの演出が可能となる。また、美容院等の顧客リストに分類を付与しておくことにより、顧客に合ったイメージをつくる際のガイドラインとすることができる。
【0032】
本実施例では、上記の顔立ち分類方法に基づいて顔立ち判定を行う。図13はステップS26で実行するタイプ判定処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、ステップS150では先行ステップで検出された図5に示す瞳PL,PRを通る直線と髪の生え際との交点F6,F7と、口の左右端M1,M5を通る直線と顔の輪郭との交点F10,F11とを特徴点として抽出する。そして、ステップS152で各特徴点の座標から、目と顎の特徴点EL1,C2,ER1のなす角度θ1、顔の縦横比(F6−F7)/(F1−C2)、眉幅と顔の縦幅比(BR3−ER4)/(F1−C2)それぞれを算出する。また、ステップS153で各特徴点の座標から、目の縦横比(ER5−ER3)/(ER1−ER4)、顎幅と顔の縦幅比(F10−F11)/(F1−C2)、顔の輪郭の特徴点F10,C2,F11のなす顎の角度θ2、目と口の距離と顔の縦幅比(F7−F11)/(F1−C2)それぞれを算出する。
【0033】
ステップS154では、目と顎の特徴点EL1,C2,ER1のなす角度θ1が第1の基準値を超えると1.5ポイントで、未満ならば−1.5ポイントとし、顔の縦横比(F6−F7)/(F1−C2)が第2の基準値を超えると1.0ポイントで、未満ならば−1.0ポイントとし、眉幅と顔の縦幅比(BR3−ER4)/(F1−C2)が第3の基準値を超えると1.0ポイントで、未満ならば−1.0ポイントとし、3つのポイントの合計値が正であれば子供タイプ、負であれば大人タイプと判定する。
【0034】
次に、ステップS156で、目の縦横比(ER5−ER3)/(ER1−ER4)が第4の基準値を超えると1.5ポイントで、未満ならば−1.5ポイントとし、顎幅と顔の縦幅比(F10−F11)/(F1−C2)が第5の基準値を超えると1.0ポイントで、未満ならば−1.0ポイントとし、顔の輪郭の特徴点F10,C2,F11のなす顎の角度θ2が第6の基準値を超えると1.0ポイントで、未満ならば−1.0ポイントとし、目と口の距離と顔の縦幅比(F7−F11)/(F1−C2)が第7の基準値未満ならば1.0ポイントで、基準値を超えると−1.0ポイントとし、4つのポイントの合計値が正であれば曲線タイプ、負であれば直線タイプと判定する。なお、上記の第1〜第7の基準値は、多数の日本人女性の顔からコンピュータでモーフィング(画像の変形)して作成した平均的な顔(平均顔)の値を用いている。
【0035】
この判定結果に基づいて、被験者の顔立ちのタイプを図14に示す大人タイプ、子供タイプ、直線タイプ、曲線タイプ、子供・直線タイプ、子供・曲線タイプ、大人・直線タイプ、大人・曲線タイプ、平均顔タイプ、それと4つ軸(矢印)上の14タイプに分類してディスプレイ表示する。
このように、顔画像から抽出した特徴点の座標から顔の長さと顔の各部の配置状態を表す値を求め、所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定することにより、被験者の顔が大人タイプか子供タイプかを経験によらず自動で認識することができ、また、顔画像から抽出した特徴点の座標から顔の各部の形状が曲線的か直線的かの形状特性を表す値を求め、所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定することにより、被験者の顔が直線タイプか曲線タイプかを経験によらず自動で認識することができる。従って、メーキャップに用いる化粧用のツールとして使用することができ、これをガイドラインとすることにより、目的とするイメージを演出するためにはどのような方向でメーキャップを施せばよいか、格別の熟練を要することなく知ることができる。
【0036】
なお、ステップS12〜S26が特徴点抽出手段に対応し、ステップS152が第1の演算手段に対応し、ステップS154が大人/子供タイプ判定手段に対応し、ステップS153が第2の演算手段に対応し、ステップS156が直線/曲線タイプ判定手段に対応する。
【0037】
【発明の効果】
上述のように、請求項1に記載の発明は、被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
抽出された前記特徴点の座標から目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを算出する第1の演算手段と、
前記目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定する大人/子供タイプ判定手段とを有する。
【0038】
このように、顔画像から抽出した特徴点の座標から顔の長さと顔の各部の配置状態を表す値を求め、所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定することにより、被験者の顔が大人タイプか子供タイプかを経験によらず自動で認識することができる。
請求項2に記載の発明は、被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを有する。
【0039】
請求項3に記載の発明は、抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを有する。
【0040】
これにより、被験者の顔が大人タイプか子供タイプか、及び被験者の顔が直線タイプか曲線タイプかを経験によらず自動で認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顔立ち認識システムの一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の顔立ち認識システムの一実施例のメインフローチャートである。
【図3】ステップS12で実行する顔位置認識処理の一実施例のフローチャートである。
【図4】顔画像のヒストグラムを示す図である。
【図5】顔画像の特徴点を示す図である。
【図6】ステップS20で実行する目及び鼻の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートである。
【図7】ステップS22で実行する口の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートである。
【図8】ステップS22で実行する口の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートである。
【図9】ステップS24で実行する眉の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートである。
【図10】ステップS24で実行する眉の特徴点抽出処理の一実施例のフローチャートである。
【図11】顔立ち分類を説明するための図である。
【図12】顔立ち分類を説明するための図である。
【図13】ステップS26で実行するタイプ判定処理の一実施例のフローチャートである。
【図14】被験者の顔立ちのタイプを示す図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU)
20 入力装置
21 キーボード
22 マウス
23 デジタルカメラ
30 記憶装置
31 RAM
32 ROM
33 ハードディスク装置
34 フレキシブルディスク装置
40 表示装置
50 印刷装置

Claims (3)

  1. 被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
    抽出された前記特徴点の座標から目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを算出する第1の演算手段と、
    前記目と顎のなす角度、顔の縦横比、眉幅と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して大人/子供タイプを判定する大人/子供タイプ判定手段とを
    有することを特徴とする顔立ち認識システム。
  2. 被験者の顔画像を色空間分割してラベリングを行い、顔領域を判別して顎を含む顔の輪郭の特徴点を抽出すると共に、閾値を最低値から順次増加させるループ処理で前記閾値により顔画像の2値化を行って得たエッジ画像から、連続するエッジで囲まれる領域がほぼ円形で所定範囲の面積を持ち、その領域に対となる同様の領域があるかにより瞳を判別して、左右の目の瞳と目尻と目頭と瞳の上下の目の輪郭の特徴点を抽出し、2つの瞳を2点として口の方向に1点を設けた正三角形内のエッジ画像から鼻の特徴点を抽出し、ループ処理を行って顔画像から肌色情報を蓄積して肌色情報の平均値を求め、ループ処理を行ってY座標位置の1ラインでの肌色の画素の比率を算出して口の上端と左右端と下端の口の特徴点を抽出し、左右の眉それぞれの眉山と眉頭と眉尻と眉底の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
    抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
    前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを
    有することを特徴とする顔立ち認識システム。
  3. 請求項1記載の顔立ち認識システムにおいて、
    抽出された前記特徴点の座標から目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを算出する第2の演算手段と、
    前記目の縦横比、顎幅と顔の縦幅比、顔の輪郭の特徴点のなす顎の角度、目と口の距離と顔の縦幅比それぞれを所定の基準値と比較して直線/曲線タイプを判定する直線/曲線タイプ判定手段とを
    有することを特徴とする顔立ち認識システム。
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