JP3827032B2 - 自転車用部品取付装置および自転車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートポストの上端にほぼ水平状のステムパイプが車体前後方向に設置され、該ステムパイプにサドルが取り付けられた自転車に係るもので、更に詳しく言えば、前記ステムパイプに種々の部品を支持する支持パイプを取り付けるための自転車用部品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自転車における荷台等の自転車用部品取付装置として、図示は省略するが、特開平7−10058号公報に開示されているもののように、立パイプの上端部近傍に荷台部の前端部が固定される通常の形式のものの他、実公昭63−30629号公報として図8に示した自転車用部品取付装置が採用されている例がある。このものは、シートポスト32の上部にクランプ33によってサドル31の下部のベースロッド(舟線)34が取り付けられ、ベースロッド34の後端部34Bとシートポスト32に装着されたクランプバンド35にわたって荷台部36が設置されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自転車用部品取付装置にあって、前者の例では自転車用部品はサドルと別体の立パイプの上端部近傍に取り付けられているために、サドルと密接な部品についてはサドルとの位置関係が保たれずに不都合が生じることがあった。
また、後者の例では自転車用部品がサドルとその挙動を共にすることができて好都合となったものであるが、その下部をシートポスト32に装着されたクランプバンド35に固定せねばならず、その装着がきわめて面倒である他、体裁が悪く見栄えも良くないものであった。
【0004】
そこで本発明は、従来の自転車用部品取付装置および自転車における上記のような諸課題を解決して、簡素な部品取付構造を有して機能美に優れる自転車用部品取付装置および自転車を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、シートポストの上端にほぼ水平状のステムパイプが車体前後方向に設置され、該ステムパイプにサドルが取り付けられた自転車において、前記ステムパイプに該ステムパイプと同軸状に回動自在にうす引上ボルトを内装させると共に該うす引上ボルトの後端部にテーパ部材を螺合させ、該テーパ部材に対するうす引上ボルトの螺合によってステムパイプを拡開させて、該ステムパイプに外嵌させた支持パイプを固定するように構成したことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプに腰当てを取り付けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプにキャリヤを取り付けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプにバスケットを取り付けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプに支持枠を介してバッグを取り付けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプにフェンダを取り付けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記自転車用部品取付装置における支持パイプに同乗者用ハンドルバーを取り付けたことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、2は本発明の第1実施の形態を示すもので、図1は部品取付装置を構成する支持パイプによって腰当てが取り付けられたサドル部の側面図および支持パイプの固定状態を示した一部断面拡大図であり、図2はサドル部の前面図およびやぐら部の拡大図である。
本発明の自転車における部品取付装置は、図示外の立パイプの上部から挿入して適宜高さにて緊締されるシートポスト2の上端にほぼ水平状のステムパイプ3が車体前後方向に設置され、該ステムパイプ3にサドル1が取り付けられた形式の自転車に採用されるものである。
サドル1の下部には平面視門形の舟線4が装着され、ステムパイプ3の周囲には断面馬蹄形状のやぐら5が緊締バンドによって緊締される。図2(B)にて明確なように、やぐら5は、その両側に配置されて前記舟線4を挟持する一対の菊座5Bと、これら一対の菊座5Bとそれぞれ対向して内側に配置されてステムパイプ3に装着される鞍形のリンフ5Aとによって構成される。
これらのやぐら5における菊座5Bおよびリンフ5Aにわたって車体の横断方向に貫通する緊締ボルト14と該緊締ボルト14に螺合されるナット13との緊締により、前記一対の菊座5Bとそれぞれ対向して内側に配置された鞍形のリンフ5Aとによって舟線4における各側枠部を挟持することでサドル1をシートポスト2のステムパイプ3に取り付けるものである。
舟線4の後部とサドル1の後方下部との間には緩衝用の圧縮ばね6が弾設される。そして、緊締ボルト14が貫通される前記リンフ5Aの外側には、前記菊座5Bの内側に刻設された放射状の溝に対応して同様の放射状の溝が刻設され、両者における放射状の溝の選択的係合によってやぐら5に対する菊座5Bひいてはサドル1の傾斜位置が調整自在に取り付けられるように構成されている。
【0007】
本発明では、このようなサドル取付部を構成するステムパイプ3を利用して機能美に優れる部品取付装置を構成するものである。
図1(B)に拡大して一部断面にて示すように、車体前後方向に設置されたほぼ水平状のステムパイプ3に、該ステムパイプ3と同軸状に回動自在にうす引上ボルト8を内装させると共に該うす引上ボルト8の後端部の螺子部8Bにテーパ部材としてのうす部材7を螺合させたものである。該テーパ部材としてのうす部材7はステムパイプ3の後端部開口に楔状に嵌合されており、前記うす引上ボルト8の前端部の頭部8Aにおける6角凹部に工具を挿入して回転させることによってうす部材7はステムパイプ3内に進入してステムパイプ3を拡開させて、該ステムパイプ3に外嵌した支持パイプ12をステムパイプ3に対して固定するように構成されている。
図1(C)に示すように、ステムパイプ3の後端部開口近傍には軸方向のスリット3Aが設けられ、ステムパイプ3の拡開を容易にすると共に、前記うす部材7に突設された軸方向の回止め7Aを受け入れるように構成されている。また、ステムパイプ3の後端部開口近傍の外周にローレット加工が施されて外周に固定された支持パイプ12が妄りに回動しないようにされる。
また、前記うす引上ボルト8の回転螺合に伴ってステムパイプ3を拡開させる機構であるテーパ部材として前記うす部材7に代えて、図1(D)に示すように、互いにテーパ係合する一対のウェッジ部材9A、9Bの近接時の半径方向への突出動作を利用するように構成してもよい。
【0008】
本実施の形態では、図1(A)に示すように、ステムパイプ3に外嵌されて固定された支持パイプ12に、腰当て固定板11を介して腰当て10を取り付けたものである。
このように構成したことにより、ステムパイプ3に固定された腰当て10はシートポスト2共々サドル1とその挙動を共にするので、立パイプに対するサドル1の高さを調整した際には、腰当て10もサドル1に追随するので腰当て10の位置調整は不要となる。しかも、図8の従来のもののようにシートポストにクランプバンドのような部材を設置する必要もなく、シートポスト2を立パイプの中に充分挿入することができるので、サドル1の高さ調整の自由度が向上する。
また、搭乗者の体格に合わせて腰当て10の前後位置を調整するには、ステムパイプ3の前方に収納された形態のうす引上ボルト8の頭部8Aにおける6角凹部に工具を挿入してこれを弛め、テーパ部材としてのうす部材7を軸方向外方へ僅か後退させることで支持パイプ12をステムパイプ3に対して軸方向に移動させた後、再度うす引上ボルト8を回転させてうす部材7を軸方向内方へ進入させて支持パイプ12をステムパイプ3に強固に固定させればよい。
さらに、腰当て10が不要な場合には、うす引上ボルト8の頭部8Aの6角凹部に工具を挿入してこれを弛めることにより、うす部材7を軸方向外方へ後退させてきわめて容易に支持パイプ12をステムパイプ3から取り外すことができる。
このようにして支持パイプ12を取り外しても、取付具としてのうす引上ボルト8はそのままステムパイプ3内に収納されたままであり、ステムパイプ3の両端の開口部はうす部材7とうす引上ボルト8の頭部8Aによって体裁良く閉塞されていて、塵埃の侵入する虞れもない。
【0009】
図3は本発明の自転車用部品取付装置の第2実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってキャリヤが取り付けられたサドル部の平面図、側面図および後面図である。
本実施の形態では、図3(B)に示すように、前述の図1(B)にて説明した機構によって、ステムパイプ3に外嵌されて固定されたキャリヤ支持パイプ15にキャリヤ16を取付ボルト17、17によって取り付けたものである。
このように構成したことによって、デイバッグ等を背負ったまま走行する際には、該デイバッグ等をサドル1に近接する位置に取り付けられたキャリヤ16に容易に載せることができるので、軽快な走行が可能となる。
このように、必要なときに簡単にサドル部に取り付けられ、部品取付装置として機能的にもデザイン的にも優れて軽量であり、従来のもののようにキャリヤをフレーム部に溶接あるいは格別な露出された取付具等を用いて取り付けることもないので、フレームの強度低下を招くこともなく、部品取付装置に衣類が引っ掛かり損傷することもないので安全性にも優れる。
【0010】
図4は本発明の自転車用部品取付装置の第3実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってバスケットが取り付けられたサドル部の平面図、側面図および後面図である。
本実施の形態では、図4(B)に示すように、前述の図1(B)にて説明した機構によって、ステムパイプ3に外嵌されて固定されたバスケット支持パイプ18にバスケット19を取付金具20によって取り付けたものである。
このように構成したことによって、身の周りの小物類を持ったまま走行する際には、これらの小物類をサドル1に近接する位置に取り付けられたバスケット19に容易に載せることができる。特にスポーツ車等において必要に応じて簡単に軽便なバスケット19をサドル部に取り付けて両手を自転車の操縦に専念させることが可能で安全である。
【0011】
図5は本発明の自転車用部品取付装置の第4実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによって支持枠を介してバッグが取り付けられたサドル部の平面図、側面図および後面図である。
本実施の形態では、図5(B)に示すように、前述の図1(B)にて説明した機構によって、ステムパイプ3に外嵌されて固定されたバッグ支持パイプ21に支持枠23を介してバッグ22を取り付けたものである。
このように構成したことによって、身の周りの小物類を持ったまま走行する際には、これらの小物類をサドル1に近接する位置に取り付けられたバッグ22の中に容易に収納することができる。かくして、通常は荷物台を持たないスポーツ車等に必要に応じて簡単に軽便なバッグ22をサドル部に取り付けて両手を自転車の操縦に専念させることが可能で安全であり、バッグ22によればファスナー等により内容物の遺失が防止される。
【0012】
図6は本発明の自転車用部品取付装置の第5実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってフェンダが取り付けられたサドル部の平面図、側面図および後面図である。
本実施の形態では、図6(B)に示すように、前述の図1(B)にて説明した機構によって、ステムパイプ3に外嵌されて固定されたフェンダ支持パイプ24に取付金具26によってフェンダ25を取り付けたものである。
このように構成したことによって、泥濘地走行や雨天走行時において、通常はフェンダを持たないスポーツ車等に、必要に応じて簡単にフェンダ25をサドル部に取り付けて、後車輪からの泥の飛沫が搭乗者にかかるのを効果的に防止することができる。そして、乾燥路走行時には簡単にフェンダ25をステムパイプ3から取り外すことができる。
【0013】
図7は本発明の自転車用部品取付装置の第6実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによって同乗者用ハンドルバーが取り付けられたサドル部の平面図、側面図および後面図である。
本実施の形態では、図7(B)に示すように、前述の図1(B)にて説明した機構によって、ステムパイプ3に外嵌されて固定されたハンドルバー支持パイプ27に同乗者用ハンドルバー28を取り付けたものである。
このように構成したことによって、後車輪上に設けられた荷台に同乗者が搭乗する際には、必要に応じて簡単に同乗者用ハンドルバー28をサドル部に取り付けることができるので、同乗者はサドル部に取り付けられた臨時の同乗者用ハンドルバー28を把持して安全に搭乗することが可能となる。
また、本実施の形態のものは、サドルが車体の前後方向に複数個併設されたいわゆるタンデム型自転車において、順次、後側の搭乗者用のハンドルバーとしても利用できるものである。
【0014】
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内で、フレームの形状等により分類される自転車形式のみならず、シティサイクル、マウンテンバイク、スポーツ車等各種自転車種、ステムパイプの形式、やぐらの形状、やぐらのシートポストへの締結形態、菊座の形状、リンフの形状、サドルおよび舟線の形状、うす部材やウェッジ部材等のテーパ部材およびうす引上げボルトの形状、それらの間の関連構成、各支持パイプとこれに取り付けられるべき部品の取付け形態、各部品の形状、材質等については適宜採用できることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】
以上詳細に説明してきたように、本発明によれば、ステムパイプに固定された腰当て等の部品はシートポスト共々サドルとその挙動を共にするので、立パイプに対するサドルの高さを調整した際には、腰当て等の部品もサドルに追随するので腰当て等部品の位置調整は不要となる。しかも、従来のもののようにシートポストにクランプバンドのような部材を設置する必要もなく、シートポストを立パイプの中に充分挿入することができるので、サドルの高さ調整の自由度が向上する。
また、ステムパイプの前方に収納された形態のうす引上ボルトの回転によって搭乗者の体格に合わせて腰当て等部品の前後位置を容易に調整することが可能であり、さらに、腰当て等の部品が不要な場合には、うす引上ボルトを弛めることにより、容易に支持パイプをステムパイプから取り外すことができる。
このようにして支持パイプを取り外しても、取付具としてのうす引上ボルトはそのままステムパイプ内に収納されたままであり、ステムパイプの両端の開口部はテーパ部材とうす引上ボルトの頭部によって体裁良く閉塞されていて、塵埃の侵入する虞れもない。
しかも、これらの部品は必要なときに簡単にサドル部に取り付けられ、部品取付装置として機能的にもデザイン的にも優れて軽量であり、従来のもののようにキャリヤをフレーム部に溶接あるいは格別な露出された取付具等を用いて取り付けることもないので、フレームの強度低下を招くこともなく、部品取付装置に衣類が引っ掛かり損傷することもないので安全性にも優れる。
【0016】
また、支持パイプにキャリヤやバスケットを取り付けた場合には、デイバッグ等を背負ったまま走行する際に、該デイバッグ等をサドルに近接する位置に取り付けられたキャリヤに容易に載せて軽快な走行が可能となる他、身の周りの小物類を持ったまま走行する際には、これらの小物類をサドルに近接する位置に取り付けられたバスケットに容易に載せることができる。特に通常は荷物台を持たないスポーツ車等において必要に応じて簡単に軽便なバスケットをサドル部に取り付けて両手を自転車の操縦に専念させることが可能で安全である。
さらに、通常はフェンダを持たないスポーツ車等に、必要に応じて簡単にフェンダをサドル部に取り付けるならば、泥濘地走行や雨天走行時において、後車輪からの泥の飛沫が搭乗者にかかるのを効果的に防止することができ、乾燥路走行時には簡単にフェンダをステムパイプから取り外すことができる。
さらにまた、必要に応じて簡単に同乗者用ハンドルバーをサドル部に取り付けるならば、後車輪上に設けられた荷台に同乗者が搭乗する際に、同乗者はサドル部に取り付けられた臨時の同乗者用ハンドルバーを把持して安全に搭乗することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによって腰当てが取り付けられたサドル部の側面図および支持パイプの固定状態を示した一部断面拡大図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示すもので、サドル部の前面図およびやぐら部の拡大図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってキャリヤが取り付けられた図である。
【図4】本発明の第3実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってバスケットが取り付けられた図である。
【図5】本発明の第4実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってバッグが取り付けられた図である。
【図6】本発明の第5実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによってフェンダが取り付けられた図である。
【図7】本発明の第6実施の形態を示すもので、部品取付装置を構成する支持パイプによって同乗者用ハンドルバーが取り付けられた図である。
【図8】従来の自転車用部品取付装置の図である。
【符号の説明】
1 サドル
2 シートポスト
3 ステムパイプ
4 舟線
5 やぐら
6 圧縮ばね
7 うす部材(テーパ部材)
8 うす引上げボルト
8A 頭部
8B 螺子部
9 ウェッジ部材(テーパ部材)
10 腰当て
12 支持パイプ
16 キャリヤ
19 バスケット
22 バッグ
25 フェンダ
28 同乗者用ハンドルバー
Claims (7)
- シートポストの上端にほぼ水平状のステムパイプが車体前後方向に設置され、該ステムパイプにサドルが取り付けられた自転車において、前記ステムパイプに該ステムパイプと同軸状に回動自在にうす引上ボルトを内装させると共に該うす引上ボルトの後端部にテーパ部材を螺合させ、該テーパ部材に対するうす引上ボルトの螺合によってステムパイプを拡開させて、該ステムパイプに外嵌させた支持パイプを固定するように構成したことを特徴とする自転車用部品取付装置。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプに腰当てを取り付けたことを特徴とする自転車。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプにキャリヤを取り付けたことを特徴とする自転車。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプにバスケットを取り付けたことを特徴とする自転車。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプに支持枠を介してバッグを取り付けたことを特徴とする自転車。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプにフェンダを取り付けたことを特徴とする自転車。
- 前記請求項1に記載の自転車用部品取付装置における支持パイプに同乗者用ハンドルバーを取り付けたことを特徴とする自転車。
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